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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

TORICO

TORICO Co.,Ltd.7138 · Growth · 小売業

マンガを軸足にECとイベントを展開するユニークな事業体。全巻セット販売でファンを掴み、体験消費に広げる。

概要

TORICOは、2005年に東京都中野区で設立された小売業者である。当初はオリジナルスニーカーの製造販売を手掛けたが、2006年8月に開始したコミック全巻セットEC「漫画全巻ドットコム」を機に漫画関連事業へ軸足を移した。現在はECサービスとイベントサービスからなるマンガ事業が主力で、2025年11月からは暗号資産事業も開始している。2022年3月に東京証券取引所グロース市場に上場。2026年3月期の売上高は3,187,521千円(約32億円)、営業損失は67,788千円、親会社株主に帰属する当期純損失は364,998千円。従業員数は60名。

「漫画全巻ドットコム」を核とするECサービスと差別化要因

当社のECサービスは、コミック全巻セットに特化した「漫画全巻ドットコム」、女性向け「ホーリンラブブックス」、男性向け「まんが王」の3サイトを運営する。独自のデータベースで蓄積した販売データと全巻セット専用の倉庫運営により、ニッチな作品を含むロングテール戦略を実現。出版社との強固なネットワークと低返本率が安定的な仕入れを支える。楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモールにも出店し、越境EC「World Manga10」や東南アジアの「shopee」を通じた海外販売も行う。2024年8月にはトレーディングカード専門EC「トレオタ」を開始し、ラインアップを拡充している。

「モノからコトへ」の需要に対応するイベントサービス

イベントサービス「マンガ展」は、東京・渋谷、大阪・天王寺などの自社運営店舗で、原画展示、グッズ販売、コラボフード・ドリンク、サイン会、トークイベント、ポップアップイベントなどを複合的に企画開催する。2025年7月には株式会社テイツーとの共同運営店舗「ふるいち×マンガ展」を台湾台北に出店。タイ、マレーシア、中国・上海などでもイベントを展開し、インバウンド需要を取り込む。店舗に来店できない顧客向けにECサイトでも限定オリジナルグッズを販売し、オンラインとオフラインの相乗効果を図る。

2025年11月に開始した暗号資産事業の仕組みと現状

2025年11月、新たな収益の柱として暗号資産事業を開始。子会社の株式会社TORICO Ethereumが運営を担い、イーサリアム(ETH)の戦略的な取得・運用を推進する。単純保有に加え、ステーキング、レンディング、DeFi等の機動的な運用手法を組み合わせ、継続的なインカムゲインを生み出す「稼ぐトレジャリー(PER型金融モデル)」の確立を目指す。2026年3月末時点の総保有数量は2,474.8649 ETH(総取得価格1,080,303千円)。ただし、期末時価評価により254,105千円の評価損を計上し、経常損失の拡大要因となった。

業界の中での役割はマンガコンテンツの販売・体験提供を行う小売・イベント事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
32億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-3.1%
純利益
-4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01マンガEC主力

「漫画全巻ドットコム」などコンセプトの異なるネット書店を運営し、コミック全巻セットやグッズを販売。国内直営サイトに加え、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモール、海外向け越境ECも展開する。

主な製品・サービス4
漫画全巻ドットコム
コミック全巻セットに特化したネット書店。まとめ買い需要に応える。
ホーリンラブブックス
女性向け作品に特化したネット書店。
まんが王
男性向け作品に特化したネット書店。
World Manga10
海外居住ユーザー向けの直営越境ECサイト。

02マンガイベント主力

自社運営店舗(渋谷・天王寺)やECサイトで「マンガ展」を企画開催。原画展示、グッズ販売、フード提供、サイン会などを複合的に実施。海外ではコラボカフェや物販を展開し、インバウンド需要も取り込む。

主な製品・サービス1
マンガ展
作品の世界観を体験できるイベント。グッズ販売や飲食、原画展示などを通じてファンに新たな楽しみを提供。

03暗号資産準主力

2025年11月より開始。イーサリアム(ETH)の取得・運用を行い、ステーキングやレンディングを組み合わせて安定的な収益を目指す。調査・研究・コンサルティング業務も実施。

製品と技術

コミック全巻セットに特化した「漫画全巻ドットコム」

「漫画全巻ドットコム」は、コミック全巻セットを一つの商品として販売するネット書店である。別途発売の単巻をまとめ買いする形態とは異なり、全巻セット専用の在庫管理と倉庫運営を強みとする。独自のデータベースで過去の販売実績を蓄積し、需要予測に活用。出版社との長年のネットワークにより低返本率を実現し、安定的な仕入れを可能にしている。楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモールにも出店し、2021年には専用ECアプリもリリースした。越境ECサイト「World Manga10」やshopeeを通じて海外販売も行う。

女性・男性向けECとトレーディングカード専門EC

「ホーリンラブブックス」は女性向けコミックEC、「まんが王」は男性向けコミックECとして、2015年・2016年に事業譲受で立ち上げた。いずれも漫画全巻ドットコムと物流・システムを共有し、効率的に運営する。2024年8月にはトレーディングカード専門EC「トレオタ」を開始。これら3サイトは、ターゲット層に応じた品揃えとプロモーションで、全巻セットEC全体の集客と売上に寄与している。

デジタルコミック配信「スキマ」と海外向け「MANGA.CLUB」

2016年7月開始の「スキマ」は国内向けデジタルコミック配信サービス。2017年10月開始の「MANGA.CLUB」は海外向けで、英語など多言語に対応する。それぞれアプリ運営会社登録が必要であり、株式会社ROLL(スキマ)と株式会社漫画全巻ドットコム(ビューワーアプリ)が登録会社となっている。電子コミック市場の伸び鈍化の中、紙の全巻セットECとの相互送客を狙うが、収益規模はECやイベントに比べて小さい。

体験型イベント「マンガ展」と店舗運営の仕組み

「マンガ展」は、東京・渋谷、大阪・天王寺の自社運営店舗を中心に、原画展示、グッズ販売、コラボフード、サイン会、トークイベントなどを複合的に開催するイベントサービスである。作品の世界観を体感できる企画が特徴で、実写ドラマ連動のポップアップイベントも手掛ける。限定オリジナルグッズはECサイトでも販売し、来店客とオンライン顧客の双方にリーチする。海外では台湾の共同運営店舗「ふるいち×マンガ展」やタイ・マレーシアでのイベント開催により、日本発コンテンツの収益機会を拡大している。

暗号資産事業におけるイーサリアムの戦略的運用

2025年11月に開始した暗号資産事業では、イーサリアム(ETH)の取得と運用を中核とする。単なる保有ではなく、ステーキング、レンディング、DeFi等の手法を組み合わせ、継続的なインカムゲインを生み出す「稼ぐトレジャリー(PER型金融モデル)」を標榜する。子会社の株式会社TORICO Ethereumが運営を担い、2026年3月末時点で2,474.8649 ETH(取得価格合計1,080,303千円)を保有。ただし、期末時価評価により254,105千円の評価損が発生し、収益の不安定要因となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小売業、赤字継続で事業再建急ぐ

TORICOは、小売業に属し、売上高は40億円前後で推移していますが、2025年3月期に営業損失率8.11%の赤字、2026年3月期も赤字見通しです。同業のトライアルホールディングスや光フードサービスと比較すると、業績は著しく低迷しており、競争力の低下が懸念されます。まんだらけのようなユニークなビジネスモデルを持たず、収益改善のための抜本的な対策が必要です。

強み

  • 一定数の実店舗を有し、地域密着型のサービスを提供。
  • 小規模ながら、特定地域で一定のブランド認知がある可能性。
  • 赤字ながら売上高は維持しており、コスト削減等で再建の余地あり。
  • 小規模企業のため、事業戦略の変更や新業態への転換が容易。

課題

  • 営業損失が続き、財務状況が悪化、早急な収益改善が必要。
  • 同業他社と比べて業績が劣り、競争優位性が不明確。
  • 既存の小売モデルが時代に合わず、集客力が低下している可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がTORICO

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12683魚喜26億円82.0倍
28166タカキュー26億円6.4倍
33185夢展望26億円
43375ZOA26億円6.9倍
57138TORICO25億円
68181東天紅25億円4.1倍
73557ユナイテッド&コレクティブ25億円
82762SANKO MARKETING FOODS24億円
97601ポプラ23億円19.8倍
109812テーオーホールディングス22億円
117615京都きもの友禅ホールディングス22億円7.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

オリジナルスニーカーから漫画ECへの180度転換

2005年7月、東京都中野区に資本金501万円で設立。当初はオリジナルスニーカーの製造販売を目的としたが、2006年8月にコミック全巻セットEC「漫画全巻ドットコム」を開始し、漫画関連事業へ本格参入。設立から1年で主力事業を転換した。その後、本社を杉並区、中野区、八王子市、台東区と移転し、2014年には千代田区に倉庫兼オフィスを構えた。

女性・男性向けECとデジタル配信への多角化

2015年4月、女性向けコミックEC「ホーリンラブブックス」を事業譲受。2016年5月には男性向け「まんが王」を譲受し、ECラインアップを拡充した。同年7月にはデジタルコミック配信サービス「スキマ」を開始。さらにイベントサービス「マンガ展」もスタートし、この2年間でEC・デジタル・リアルの3方向に事業を広げた。

海外配信・情報サービス・リアル店舗の開設

2017年5月、デジタルコミック配信アプリ運営会社として株式会社ROLLを設立。同年10月には海外向けデジタル配信「MANGA.CLUB」を開始。2018年3月にコミック紹介サービス「マンガのとりこ」をリリース。2019年3月にはイベントスペース「池袋虜(マンガ展 池袋)」、同年9月には「大阪谷六虜(マンガ展 大阪)」を開店し、リアル店舗展開を本格化させた。

リアル店舗拡大とECアプリリリース

2020年7月、福岡県行橋市にリアル書店「リブリオShop」を開店。同年10月、第2倉庫(舎人DC)を東京都足立区に開設するとともに、電子コミックビューワーアプリ運営会社として株式会社漫画全巻ドットコムを設立。2021年4月、渋谷に「渋谷虜(現マンガ展 渋谷)」を開店し、同年9月には漫画全巻ドットコムのECアプリをリリース、第3倉庫(川口DC)も開設した。

グロース市場上場で資金調達力を獲得

2022年3月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。翌4月の市場区分見直しによりマザーズからグロース市場に移行した。同じ2022年3月には愛知県名古屋市に「マンガ展 名古屋」を開店。同年7月に台湾支社、11月にシンガポール子会社を設立し、海外展開を加速した。上場により知名度向上と資金調達の選択肢を得た。

赤字拡大を受け、資本業務提携で財務基盤強化

2023年9月に本社倉庫を千代田区へ移転、10月に倉庫を足立区へ移転(新田DC)するなど体制整備を進めたが、2024年3月期は純損失3億円を計上。2024年3月、株式会社テイツーと資本業務提携及び第三者割当増資契約を締結。同年8月にはトレーディングカード専門EC「トレオタ」を開始するなど、既存事業の収益性改善と新規領域の模索を並行した。

新たな収益の柱として暗号資産事業を開始

2025年11月、暗号資産事業を開始。株式会社Mint Town等との資本業務提携により資金調達を実施し、イーサリアム(ETH)の取得を推進した。2026年1月、事業運営子会社「株式会社TORICO Ethereum」を設立。2026年3月末時点で2,474.8649 ETH(総取得価格1,080,303千円)を保有するに至ったが、期末時価評価により254,105千円の評価損を計上した。

台湾共同運営店舗と国内外イベントの拡大

2025年7月、台湾台北に株式会社テイツーとの共同運営店舗「ふるいち×マンガ展」を開店。2026年2月には中国・上海でドラマ『修学旅行で仲良くないグループに入りました』のポップアップストアを開催、同年4月には台湾でファンミーティングを決定。イベント事業は好調だが、2026年3月期はマンガ事業で営業損失65,406千円、暗号資産事業で営業損失2,381千円を計上。継続企業の前提に関する重要な疑義が生じており、早期解消が課題である。

年表39件を開く

2000年代

  • 2005年7月創業東京都中野区に当社を設立。オリジナルスニーカーの製造販売事業を目的として東京都中野区に当社を設立(資本金 501万円)
  • 2006年1月本社を東京都杉並区に移転
  • 2006年8月本社を東京都中野区に移転。コミック全巻セットECサービス「漫画全巻ドットコム」を開始
  • 2007年1月本社を東京都八王子市に移転
  • 2007年10月本社を東京都台東区に移転
  • 2009年4月本社倉庫を千葉県市川市に開設

2010年代

  • 2010年12月本社倉庫を東京都文京区に移転
  • 2014年5月本社倉庫を東京都千代田区に移転(オフィス/倉庫)
  • 2015年4月女性向けコミックECサービス「ホーリンラブブックス」を事業譲受により開始
  • 2016年5月男性向けコミックECサービス「まんが王」を事業譲受により開始
  • 2016年7月イベントサービス「マンガ展」を開始
  • 2016年7月デジタルコミック配信サービス「スキマ」を開始
  • 2017年5月創業デジタルコミック配信サービスのアプリ運営会社登録を目的とした株式会社ROLLを設立(資本金 999万円)
  • 2017年10月海外向けデジタルコミック配信サービス「MANGA.CLUB」を開始
  • 2018年3月コミック紹介の情報サービス「マンガのとりこ」を開始
  • 2019年3月イベントスペース「池袋虜(マンガ展 池袋)」を東京都豊島区に開店
  • 2019年9月イベントスペース「大阪谷六虜(マンガ展 大阪)」を大阪府大阪市中央区に開店

2020年代

  • 2020年7月リアル書店「リブリオShop」を福岡県行橋市に開店
  • 2020年10月第2倉庫(舎人DC)を東京都足立区に開設
  • 2020年10月創業漫画全巻ドットコム(電子)のビューワーアプリの運営会社登録を目的とした株式会社漫画全巻ドットコムを設立(資本金 100万円)
  • 2020年11月創業デジタルコミック配信サービスのアプリ運営会社登録を目的とした株式会社スキマを設立
  • 2021年4月イベント(物販)スペース「渋谷虜(現マンガ展 渋谷)」を東京都渋谷区に開店
  • 2021年9月「漫画全巻ドットコム」ECアプリリリース
  • 2021年9月第3倉庫(川口DC)を埼玉県川口市に開設
  • 2022年3月イベントスペース「マンガ展 名古屋」を愛知県名古屋市東区に開店
  • 2022年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、マザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2022年7月創業台湾に支社を設立
  • 2022年11月シンガポールに子会社を設立
  • 2023年9月本社倉庫を東京都千代田区に移転(現本社オフィス)
  • 2023年10月倉庫を東京都足立区に移転(現新田DC)
  • 2024年3月株式会社テイツーと資本業務提携及び第三者割当増資契約を締結
  • 2024年8月トレーディングカード専門ECサービス「トレオタ」を開始
  • 2025年2月イベントスペース「マンガ展 天王寺」を大阪府大阪市天王寺区に開店
  • 2025年4月グロースパートナーズ株式会社と資本業務提携に関する契約を締結(あわせて第三者割当増資等を実施)
  • 2025年7月株式会社テイツーとの共同運営店舗「ふるいち×マンガ展」を台湾台北市に開店
  • 2025年11月暗号資産事業を開始
  • 2025年12月株式会社Mint Townと資本業務提携に関する契約を締結(あわせて第三者割当増資等を実施)
  • 2026年1月創業暗号資産投資・コンサルティング業務を目的として、株式会社TORICO Ethereumを設立(資本金 100万円)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    利益重視への経営転換と収益構造改革

    売上規模の追求から確実な利益体質の構築へと方針転換し、既存事業の収益構造を抜本的に見直す。

  2. 02

    EC事業の強みを活かした差別化

    独自のデータベースと倉庫運営によるロングテール戦略、出版社との強固なネットワークで安定仕入と販売の好循環を継続する。

  3. 03

    イベント事業への経営資源集中と海外展開

    高収益なイベントサービスに注力し、自社店舗や海外でのポップアップ催事等を展開、インバウンド需要も取り込む。

  4. 04

    暗号資産事業の育成

    イーサリアムの戦略的取得とステーキング・レンディング等の運用手法を組み合わせ、「稼ぐトレジャリー」モデルを確立し新たな収益基盤とする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で60人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は426万円で、4期前と比べて+20.0%平均年齢は35.0歳、平均勤続年数は4.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年3月35532.42.767
2023年3月38533.73.670
2024年3月41134.03.966
2025年3月42134.54.464−469
2026年3月42635.04.460−167

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)66.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都千代田区0百万円
新田DC — 東京都足立区0百万円
マンガ 事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ROLL
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社漫画全巻ドットコム
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社スキマ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TORICO SINGAPORE PTE.LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社TORICO Ethereum
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は32億円営業利益-1億円前期と比べると減収で、売上が-13.5%。

売上高
-13.5%
32億円
営業利益
-1億円
純利益
-4億円
営業利益率
-3.1%
前期比 +5.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高29億円32億円
営業利益0億円-1億円
純利益-4億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−30.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q130
2024年1Q1000.00
2024年2Q9−1−11.1−1
2024年3Q10−1−10.0−1
2024年4Q10−1
2025年2Q19−1−5.3−1
2025年4Q18−2−11.1−3
2026年2Q14−1−7.1−1
2026年4Q1800.0−3
2027年1Q700.0−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2018年3月期からの9期で、売上は19億円から32億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は-3.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2018年3月1900
2019年3月2800
漫画全巻ドットコム(電子)のビューワーアプリの運営会社登録を目的とした株式会社漫画全巻ドットコムを設立(資本金 100万円)
2020年3月3200
第3倉庫(川口DC)を埼玉県川口市に開設
2021年3月5033
台湾に支社を設立
2022年3月5422
2023年3月5011
2024年3月39−2−3
2025年3月37−3−3−8.1−4
暗号資産投資・コンサルティング業務を目的として、株式会社TORICO Ethereumを設立(資本金 100万円)
2026年3月32−1−3−3.1−4

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高32億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金59.4%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.6%13億円
  • その他の費用持分法損益などの調整3.1%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-3.1%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
40.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.8pt
-3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比15.0pt
-12.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-18.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは−11億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は7億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年3月−101−13
2021年3月30035
2022年3月0−12−17
2023年3月0−14−111
2024年3月−2−1−1−36
2025年3月−102−16
2026年3月0−1111−117

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2026年3月期の総資産は22億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は72.3%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年3月85357.9
2019年3月84456.4
2020年3月104641.6
2021年3月157845.8
2022年3月1911855.4
2023年3月22121051.7
2024年3月1991048.2
2025年3月158754.6
2026年3月2216672.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-6億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中35位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中310位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-3.1%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-13.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥156で、1年前と比べて-62.2%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥156-10.3%1ヶ月+23.8%1年-62.2%時価総額25億円
過去52週の値幅
安値¥119高値¥567

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR1.68倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月21日に193円まで急伸し、前日比+34.97%と大幅高。1ヶ月で+36.88%上昇する一方、52週高値630円からはなお-69.4%の水準。出来高は8月20日471万株、21日には1017万株と急増し、投機的な買いが集中。25日線134.2円を約44%上回り、RSIは88.76と短期過熱感が強い。週足では7月13日に大量の出来高を伴って上昇した後、調整を経て再び上昇基調にあるが、高値圏からの下落トレンドからの反発局面と見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PBR 1.18倍は業界平均2.95倍を大幅に下回るが、ROE 6.7%と低く、PERは赤字のため算出不能。配当利回りは無配で0%。直近3期連続の最終赤字で、売上高も減少傾向。割安指標はあるものの、収益力の著しい低下と無配当を考慮すると、株価は割高圏にあると判断した。

指標この会社業種平均
PBR1.68倍2.44倍
ROE6.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上減少と赤字継続が続いており、業績回復の可能性が投資論点です。強気派は低いPBRや資産価値に着目し、再生の可能性を探る一方、弱気派は事業の競争力低下や構造的な需要減を懸念します。収益改善の具体的な施策が打ち出せるかが焦点です。

プラスに働く材料7
  • 資産価値の割安性

    PBRが1.17倍で、純資産に対して割安な可能性があります。

  • 配当の可能性

    現在無配ですが、将来の復配期待があります。

  • ニッチな市場

    専門性の高い商品構成で一定の需要を確保している可能性があります。

  • 営業赤字が3億円から1億円に縮小2026年3月期影響

    営業利益は-3億円→-1億円と2億円改善。売上高は32億円へ減収も損益分岐点が低下。

  • PBR1.17倍、1倍割れ回避で下値は限定的継続影響

    株価122円、時価総額19億円。PBRは1.17倍と解散価値を上回る。

  • 外国人保有比率4.45%と低く、買い増し余地継続影響

    外国法人持ち株比率は4.45%に留まり、増加余地がある。需給改善で株価反発の可能性。

  • 1年で株価42.78%下落、売られすぎの反発期待不定影響

    株価は1年で42.78%下落。売られすぎで自律反発が期待される。

マイナスに働く材料7
  • 売上の減少

    売上が減少傾向にあり、需要が縮小しています。

  • 赤字の継続

    営業赤字が続き、財務体質が悪化しています。

  • 競争の激化

    大手やEC参入により競争が激化しています。

  • 売上高が3期連続減収、39億→37億→32億円2026年3月期影響

    売上高は2024年3月期39億円から2026年3月期32億円へ2年で7億円減少。

  • 最終損益が3期連続赤字で黒字転換のめど立たず通年影響

    2024年3月期-3億円、2025年3月期-4億円、2026年3月期-4億円と黒字転換のめどがない。

  • 営業利益率は-3.13%と赤字が継続2026年3月期影響

    2026年3月期の営業利益率は-3.13%。営業赤字は1億円に縮小するが黒字転換には至らない。

  • 配当非開示で株主還元が不透明継続影響

    配当利回りはデータ上非開示。インカムゲインを期待する投資家の選好から外れる。

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
店舗の競争力を測る重要な指標です。
営業利益率
収益改善の度合いを確認するため。
在庫回転率
在庫管理の効率性を見るため。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,513人。区分でいちばん多いのは個人・その他76.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.1%を占め、残る91.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他83.881.261.852.176.1
証券会社5.24.96.42.611.3
事業法人9.57.08.425.08.1
外国法人0.75.523.219.74.2
自己株式1.92.72.51.4
外国人個人0.00.10.10.50.3
金融機関0.81.40.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ShootingStar1号投資事業有限責任組合21.75
02安藤 拓郎12.01
03石井 昭6.43
04株式会社テイツー4.42
05株式会社SBI証券3.45
06鯉沼 充2.50
07モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社2.46
08楽天証券株式会社共有口2.08
09野村證券株式会社1.60
10株式会社A1.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-09-01
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    34.35%
    -1.43pt
  • 2026-08-31
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    35.78%
    -2.27pt
  • 2026-05-14
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    38.05%
    -0.27pt
  • 2026-04-27
    株式会社テイツー
    新規の大量保有報告
    4.30%
    -1.22pt
  • 2026-04-24
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    38.32%
    -0.92pt
  • 2026-04-08
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    39.24%
    +1.42pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で+94%、1株純資産は5期で−41%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2018年3月−586
2019年3月−3,739
2020年3月−7
2021年3月62945.2
2022年3月4817717.48.1
2023年3月121916.721.9
2024年3月−45146
2025年3月−59102
2026年3月−34104

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額46百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安藤拓郎代表取締役社長532,100,200
鯉沼充専務取締役 管理本部長53508,000
濱田潤取締役 メディア本部長44
尾下順治取締役51
國光宏尚取締役52
大和政之常勤監査役74
金子正一監査役55
白川繁監査役46

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)33223411
社外監査役4992
社外取締役4331

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,533字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 「世界を虜にする」をビジョンに掲げ「世界に”楽しみ”を増やす」というミッションを実現するために、日本が世界に誇るカルチャーであるマンガを軸足として多角的な事業展開を行っております。 休日に自宅でマンガを一気読みする楽しさ、ちょっとしたスキマ時間に読むデジタルコミックの楽しさ、マンガの世界観を凝縮したスペースに浸る楽しさなど、あらゆる生活シーンに楽しみを増やすことで社会に貢献したいと考えています。 当社グループは、従来、マンガ関連事業の単一セグメントでありましたが、当連結会計年度より暗号資産事業を開始し、同事業の資産金額の重要性が増したため、当連結会計年度から「マンガ事業」及び「暗号資産事業」の2つのセグメントに区分を変更しております。 「マンガ事業」においては、コミック全巻セットに特化したネット書店「漫画全巻ドットコム」を中心のサービスとしたECサービス、並びにリアルスペース及びECサイトでのマンガイベントサービスの2つを並行して展開することで、サービス間の垣根を越えたシナジーを生み出しており当社グループの強みとなっております。 「暗号資産事業」においては、暗号資産(仮想通貨)、ブロックチェーン技術及び金融リテラシーに関する調査、研究及びコンサルティング、市場調査、宣伝及び広告に関する業務を行っております。 当社グループは当社及び連結子会社5社で構成されております。マンガ事業において、シンガポールでのサービス運営を行うシンガポール子会社以外の連結子会社3社はECサービス及びイベントサービスのアプリ提供事業者等として設立しておりますが、各種サービスの主体的な運営は全て当社で行っております。暗号資産事業においては、当連結会計年度に新たに設立した連結子会社の株式会社TORICO Ethereumが事業の運営を行っております。 マンガ事業|ECサービス 「漫画全巻ドットコム」(コミック全巻セットに特化したネット書店)、「ホーリンラブブックス」(女性向け作品ネット書店)、「まんが王」(男性向け作品ネット書店)のユーザー層/コンセプトの異なる種類のECサービスを運営しています。コミックの他作品関連グッズの取扱販売を行っており、仕入商品以外に自社イベント事業での限定オリジナルグッズの販売先としても展開することで、楽天市場やYahooショッピングなどのショッピングECモール利用者への販売提供機会を増加しています。 また、国内直営サイトならびにショッピングECモール運営ノウハウを活用し、海外居住ユーザー向けの直営越境ECサイト「World Manga10」の運営に加え、東南アジアユーザーが多く利用する「shopee」を介した商品販売を行っています。連結子会社の株式会社漫画全巻ドットコムはECサービス「漫画全巻ドットコム」の電子コミック配信サービスにて顧客がダウンロードして使用するビューワーアプリの登録会社となっております。 (事業系統図:ECサービス) マンガ事業|イベントサービス 消費者のニーズが「モノ」から「コト」へと変化する中で、当社グループは自社運営店舗ならびにECサイトで企画開催されるイベント「マンガ展」を通じて、国内外問わず全てのマンガファンにマンガを読むだけで収まらない新たな体験・楽しみの機会を提供しています。具体的には東京・渋谷、大阪・天王寺における自社運営店舗にて、コミックの他、マンガ・アニメ・ドラマ等のグッズ販売を行うとともに、原画の展示、作品の世界観をより深く楽しめるフード・ドリンクの販売提供、限定オリジナルグッズの販売や漫画家や演者キャストのサイン会やトークイベント、さらに実写ドラマと連動したポップアップイベントなどを複合的に企画開催しております。 また、日本国内で企画開催したオリジナルグッズ販売やサイン会企画などの催事を海外展開することを目的に、海外有力パートナーとの連携や協業先との共同運営店舗等を通じて、アジア主要都市でのコラボカフェ・物販事業を展開しております。これにより、これまで日本国内でのみ購入することが可能な公式ライセンスグッズを海外店舗で入手することが可能となった他、日本国内展開イベントや商品を現地からSNS等を介し継続的な情報発信を行うことでインバウンド時のイベント参加、店舗来訪客の増加にも寄与させる取り組みを行っております。「マンガ展」サイト内のECサービスにより、店舗に来店することなくオリジナルグッズの購入が可能であるほか、一部オンライン限定商品の販売企画を開催しています。連結子会社の株式会社ROLLはイベントサービスのECならびに店舗来場予約機能を兼ねたマンガ展アプリの運営登録会社となっております。 (事業系統図:イベントサービス) 当社グループはこれらのマンガを軸とした複数サービスを並行して提供することで、様々な嗜好を持つマンガファンがそれぞれのサービスを入り口として、別のサービスへと回遊/利用してもらうことによる相乗効果を狙っております。 暗号資産事業 当社グループは、新たな収益の柱として2025年11月より暗号資産事業を開始いたしました。本事業においては、暗号資産(仮想通貨)、ブロックチェーン技術及び金融リテラシーに関する調査、研究及びコンサルティング、市場調査、宣伝及び広告に関する業務を行っております。具体的には、強固な資金基盤のもと、イーサリアム(ETH)の戦略的な取得・運用を推進しております。イーサリアムを単純に保有するだけでなく、ステーキング、レンディング等の機動的な運用手法を組み合わせることで、継続的かつ安定的なインカムゲイン(運用益)を生み出す「稼ぐトレジャリー(PER型金融モデル)」の確立を目指し、中長期的な企業価値の向上を図っております。また、情報発信の取り組みとして、他社との共催によるオンラインイベントの開催等を通じた市場調査や宣伝活動も積極的に実施しております。当連結会計年度に新たに設立した連結子会社の株式会社TORICO Ethereumが、本事業における中核的な運営を担っております。
経営方針・対処すべき課題2,459字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは「世界を虜にする」をビジョンに掲げ「世界に“楽しみ”を増やす」というミッションを実現するために、「漫画全巻ドットコム」をはじめとするマンガビジネスを展開しております。 また、上記理念のもと、当社グループの役員及び従業員全員の共通価値観として以下5つを定め日々の活動を行っております。 1.「遊び」にマジメに、2.とにかく速い、3.自分ゴト化する、4.日々挑戦、日々進化、5.隣人を饗す (2) 経営環境及び中期経営戦略 当社グループは、当連結会計年度より「マンガ事業」及び「暗号資産事業」の2つのセグメントに区分を変更しておりますが、主要事業ごとの経営環境及び中期経営戦略は以下のとおりであります。 「マンガ事業」(ECサービス) 当社のECサービスが属する出版業界におきましては、コミック市場がマイナス成長に転じ、電子コミックの伸びの鈍化や、アニメ化が大ヒットに直結しにくくなるなど、市場環境は以前にも増して厳しさを増しております。このような環境を背景に、当社グループは売上規模の追求から確実な利益体質の構築へと舵を切り、既存事業の収益構造の抜本的な見直しを進めております。 一方で、当社グループにはこうした厳しい市場環境下においても他社との差別化を図り、安定した収益基盤を支える重要な強みがあります。当社は「コミックのまとめ買い」サービス事業者のパイオニアとして長年にわたりデータを蓄積し、独自のデータベースと全巻セットに特化した倉庫運営によるロングテール戦略で、競合他社を引き離す優位なポジションを築いております。また、長年にわたる出版社との強いネットワークと、独自データベースがもたらす低返本率により、他社がすぐに到達し得ない安定的な仕入力を確保しております。この仕入力に既存データの活用による販売力が加わることで、「返本することなく大量に販売する」ことが「在庫を切らさない安定的な仕入れ」につながるという好循環を生み出しており、今後もこれらの強みを最大限に活かして市場における優位性を保ち続けます。 「マンガ事業」(イベントサービス) 当社グループが持続的成長を見込み、経営資源を戦略的に集中させているイベントサービスについては、訪日外客数の過去最高更新などインバウンド需要の拡大が事業を大きく後押ししております。国内においては、「BL映像化作品」や「配信者・ゲーム実況者企画」「アニメ・キャラクター」等で複数のヒットイベントが継続して多くの集客を実現し、好調に推移しております。具体的には東京・渋谷、大阪・天王寺などの自社運営店舗にて、当社独自の世界観を体感できる企画や、コミック原作の実写ドラマ化作品にあわせたポップアップ催事等を複合的に展開し、ブランドロイヤリティの向上に寄与しております。 また、国内にとどまらず、日本発コンテンツの海外現地での高い人気を背景に、アジア圏を中心とした事業展開を積極的に推進しております。協業先である株式会社テイツーとの台湾・台北市での共同運営店舗「ふるいち×マンガ展」の展開や、現地有力パートナーとの連携によるタイ、マレーシア等での新たなイベント開催、さらに中国・上海や台湾での大人気ドラマのポップアップストア及びファンミーティングの開催など、海外展開の本格化と収益基盤の拡充を加速させております。 今後も成長余地の大きいイベントサービスにおける高収益な店舗モデルの展開や海外事業へ注力し、持続的な成長と企業価値の最大化を追求してまいります。 「暗号資産事業」 当社グループは、新たな収益の柱として2025年11月より暗号資産事業を開始いたしました。本事業においては、株式会社Mint Town等の外部パートナーとの緊密な連携のもと、事業投資及び暗号資産取得に向けた強固な資金基盤を構築し、イーサリアム(ETH)の戦略的な取得・運用を強力に推進しております。具体的には、イーサリアムを単純に保有するだけでなく、ステーキング、レンディング等の機動的な運用手法を組み合わせることで、継続的かつ安定的なインカムゲイン(運用益)を生み出す「稼ぐトレジャリー(PER型金融モデル)」の確立を目指しております。これにより、新たな収益基盤を構築し、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と企業価値の拡大を図るために、従来は事業規模の拡大を重視し「売上高」を重要な指標としておりましたが、当連結会計年度より「売上規模の追求から確実な利益体質の構築」へと方針を転換しております。そのため、現在の当社グループにおける最も重要な経営指標は、本業の収益力を示す「営業利益」と位置づけております。 また、当社グループの連結経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、新たに開始した暗号資産事業において保有する暗号資産の期末時価評価による影響が大きく反映される特性があるため、事業活動の成果を適正に評価する観点からも「営業利益」を重視しております。 なお、当社の取締役会等でサービスの月次推移を報告するにあたっては、引き続き販売者数や月間アクティブユーザー数、コンバージョンレート、顧客単価等をKPIとして使用しており、計画達成に必要な目安と定めその推移を確認しております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が続いております 「3.事業等のリスク (6) 継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載している対応策を迅速かつ着実に行い、早期に継続企業の前提の疑義を解消することが最重要課題であると認識しております。
事業等のリスク8,983字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性がある主要なリスクは以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に最大限の努力をしてまいります。また、当社グループとして必ずしも重要な事業上のリスクに該当しないと考える事項につきましても、投資者の判断上、あるいは当社グループの事業活動を理解するうえで重要であると考えられるものについては、投資者に対する積極開示の観点から記載しております。当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。また当社グループのリスク管理に関する規程及びその他体制については、4 コーポレート・ガバナンスの状況等、(1) コーポレート・ガバナンスの概要、③ 企業統治に関するその他の事項、イ.内部統制システムの整備の状況、(3) 損失の危険の管理に関する規程及びその他体制、に記載しております。 (1) 事業環境に関するリスクについて ① 紙コミック市場について 当社グループの主力ビジネスが属する最近5年間における国内コミック市場(紙コミック(コミックス+コミック誌)+電子コミック)の売上高は以下のとおりであります。 (単位:億円) 合計   前年度比   紙コミック   前年度比   電子コミック   前年度比 2025年度   6,925   98.3%   1,652   14.0%   5,273   102.9% 2024年度   7,043   101.5%   1,921   91.2%   5,122   106.0% 2023年度   6,937   102.4%   2,107   91.9%   4,830   107.8% 2022年度   6,770   100.2%   2,291   86.6%   4,479   108.9% 2021年度   6,759   110.3%   2,645   97.7%   4,114   120.3% (注) 出典:公益社団法人全国出版協会 出版科学研究所『出版指標 2026年 春号』 出版業界の紙コミック市場は年々縮小傾向にあり、電子コミック市場の伸びも鈍化しつつあります。このような市場環境において、当社グループの主力サービスである紙コミックの「マンガ全巻売りビジネス」は、今後さらに厳しい環境に置かれる可能性があります。このような傾向がさらに強まった場合や長引いた場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 電子コミック市場について 当社グループのデジタルコミック配信サービスの背景となる電子書籍市場は、スマートフォン・タブレット端末が普及したことにより、大きく成長しております。一方で、競合他社の参入により競争は激化してきております。当社グループはこうした電子書籍市場の拡大や幅広い表示端末に対応し、各種サービス内容の拡充と整備を進めていく所存でありますが、万が一、電子書籍市場の拡大が想定どおりに進まなかった場合、法制度の改定等により当社グループが行うサービスが規制対象となった場合、その他予測し得ない不測の事象が発生した場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ Apple、Googleの動向について 当社グループは事業展開において、Apple Inc.及びGoogle Inc.などのプラットフォーム上でアプリ等を提供しております。現状の影響は軽微ではありますが、これらプラットフォーム運営事業者の事業戦略の転換並びに動向によっては、何らかの要因により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、プラットフォーム運営事業者の方針変更などにより、当社グループの提供するアプリやアカウントが停止又は削除された場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関するリスクについて ① 商品ニーズ、ユーザー嗜好の変化 当社グループのビジネス商材であるコミック市場やイベント市場においては、ユーザーの嗜好の移り変わりが激しく、特にマンガ全巻売りビジネスや実写ドラマと連動したポップアップイベント等のビジネスにおいては、コンテンツのメディア化やヒットの発生を的確に捉えた需要予測を行い、ユーザー嗜好の変化に機敏に対応する必要があります。当社グループはヒットを生み出す側としての企画力強化等に努めておりますが、需要の的確な予測ができず十分な商品の確保と供給が行えない場合等には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定事業への依存について 当社グループは、主力サービスであるコミック全巻売りを中心としたECサービスの売上規模(2026年3月期売上高2,364百万円)及び全体売上に占める比率(同74.2%)が大きく、仕入、販売、出荷配送の商流運営において、多くの経営資源を集中させております。一方で付帯する様々なマンガビジネスを展開しており、現在はイベントビジネス等、新たな柱となるサービスを育成し、収益構造の多様化を図って参りますが、事業環境の変化等により、主力のECサービスが停滞又は縮小した場合、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競合他社の影響について 当社グループが行うマンガビジネスは、ECサービス、コミック配信サービス、イベントサービス等全般について、特許等による特別な参入障壁が存在しない業界であります。そのため、特に電子コミックを用いたサービスにおいては近年多数の企業が参入し、競争が激化しております。このような環境の下、当社グループは、紙コミックの全巻売りを主とするネット書店運営をコアビジネスとし、競合他社とは違う戦略路線で積極的にサービスの拡充及びサービスの差別化を図り、当社グループならではの付加価値を増やしてきました。ただし、今後の当社グループの戦略が模倣され、紙コミックの全巻売りビジネスにおいても、競争が激化した場合は、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 特定取引先への依存について 地政学リスク等により各業界で値上げが発生する中、当社グループにおいても既存の主要取引先との継続交渉や代替取引先の選定等の対応が必要となっております。重要な取引先との取引関係に変更や悪化が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ システム障害について 当社グループの事業は通信ネットワークに依存しており、自然災害や事故等によって通信ネットワークが切断された場合には深刻な影響を受けます。また、当社グループのコンピュータ・システムは適切なセキュリティ手段を講じて外部からの不正アクセス回避に努めておりますが、アクセスの急激な増加や予測不可能な要因によってシステムダウンした場合や、コンピュータ・ウイルス等の侵入によりシステム障害が生じた場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 当社グループ物流機能の運営及び在庫管理について 紙コミックのECサービスにおいて、当社グループは自社倉庫を持ち、商品の仕入れ納品から受注後の出荷配送までの物流機能を有しております。業務効率化等により安定稼働を図っておりますが、在庫水準のバランスが崩れた場合には資金コントロールに影響を及ぼす可能性があります。また、適切な在庫保管業務や物流機能の提供のため、売上の拡大に応じた十分な人員の確保や設備のメンテナンスを実施しておりますが、将来的に十分な人員・人材が確保できない事等が発生した場合は、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑦ 再販売価格維持制度に関するリスク 当社グループの主力ビジネスである紙コミックのECサービスは出版業界に属し、同業界の再販売価格維持制度と委託(販売)制度下にあります。当社グループのサービスは一般的な書店と比較して返品率の低い運営を行っているためマイナスの影響は小さいと考えておりますが、今後、再販売価格維持制度の改正又は廃止等が行われた場合は、委託販売制度への影響も含めて当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 著作物の利用許諾契約について 当社グループは、ECの特典やイベント事業におけるグッズ企画・販売等にあたり、著作権者等の取引先との間で著作物利用許諾契約を締結し、良好な信頼関係を築いております。サービスの拡大はこれら契約の継続を前提としておりますが、何らかの事情により版権元から使用許諾が得られなかった場合や契約更新ができなかった場合、利用料が変動した場合等には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 海外展開について 当社グループは、国内で培ったマンガ関連イベント等のノウハウを用いて、現地企業との提携等を通じて東アジア・東南アジアを中心とした海外展開を推進しております。しかし、海外においてはユーザーの嗜好や法規制等が日本国内と異なることがあり、海外子会社の適切な統制を含め、想定どおりに事業展開できない場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの事業展開及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 新規事業・新技術に関するリスクについて ① 暗号資産事業に関連するリスク 当社グループは、新たな収益基盤として暗号資産投資事業を開始しております。暗号資産の価格は、各国の規制動向、市場における需給バランス、マクロ経済の動向、サイバー攻撃による流出事件など様々な要因により短期間で大きく変動する可能性があります。当社グループは、内部規程に基づく厳格なリスク管理や市場モニタリングを実施し、信頼性の高いカストディサービスを利用する等の対策を講じておりますが、価格の急激な下落や法規制の大幅な変更等が発生した場合には、評価損の計上等により、当社グループの業績及び財務状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② AIエージェント等の利用による情報流出リスク 当社グループの業務において、生成AIやAIエージェント等の新技術の活用を進める可能性がありますが、これらを利用する過程で、従業員の予期せぬ操作やシステムの脆弱性等により、当社の機密情報や顧客の個人情報等が外部に流出するリスクがあります。当社グループでは情報管理の徹底を図りますが、情報流出が現実となった場合には、社会的信用の失墜等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 組織体制に関するリスクについて ① 組織規模が小さいことについて 当社グループ組織は、従業員数が2026年3月末現在で60名(臨時従業員を除く)と小規模であり、現在の社内管理体制もこの規模に応じたものとなっております。当社グループでは今後の事業推進等に対応して人材の育成と管理体制の強化を進めて参りますが、管理職の不足等も含め、必要な人材の確保や社内教育等が順調に進まなかった場合には、当社グループの事業拡大に影響を与え、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の採用育成について 当社グループは、事業の展開や企業規模の拡大に伴い、一定以上の水準を満たす優秀な人材を継続的に採用するとともに、既存の人材の育成・維持に積極的に努めていく必要性を強く認識しております。しかしながら、当社グループの採用基準を満たす優秀な人材の確保や人材育成が計画どおりに進まなかった場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 内部管理体制の整備状況にかかるリスクについて 当社グループは、企業価値を高めていくためには適切な内部管理体制の整備が必要不可欠であると認識しております。業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保等に努めておりますが、事業の急速な拡大や海外子会社の展開、新規事業である暗号資産投資事業の開始に伴い、十分な内部管理体制の整備・統制が追いつかない状況が生じる場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 特定人物(創業者)への依存に係るリスクについて 当社代表取締役である安藤拓郎は、当社の設立者であるとともに、大株主であり、経営方針や事業戦略の決定において、重要な役割を果たしております。このため当社グループでは安藤拓郎に依存しない体制を作るために、経営体制の強化を図っております。しかし、現状において、何らかの理由により安藤拓郎が当社グループの業務を継続することが困難になった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 法的規制に関するリスクについて ① コンプライアンス体制について 当社グループでは、コンプライアンスに関する社内規程を策定し、周知徹底や社内研修の実施によるコンプライアンス意識の強化に取り組んでおります。しかしながら、これらの取組みにも関わらずコンプライアンス上のリスクを完全に解消することは困難であり、今後の事業運営に関して法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの企業価値及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 知的財産権について 当社グループは、ECの特典やイベント関連グッズの企画・販売等にあたり、取引先との間で締結する著作物の利用許諾契約を遵守し、著作権等の知的財産権を侵害しないよう事業を展開しております。しかしながら、今後の法改正や解釈の変更、海外展開による権利処理の複雑化等により、第三者から知的財産権に関する侵害を主張される可能性があります。このような場合、解決までに多くの時間と費用が発生する等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 「個人情報の保護に関する法律」について 当社グループは、サービス提供にあたり顧客等の個人情報を取得する場合があります。Pマークを取得し運用体制の維持に努めておりますが、外部からの不正アクセスや過失等による情報漏洩のリスクは完全には排除できないことから、個人情報が流出する可能性があります。このような場合、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、損害賠償の請求や信用低下等によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 「特定商取引に関する法律」について 当社グループは、「特定商取引に関する法律」の定義する販売事業者に該当するため、サイト上で同法に基づく表示を行っております。今後、同法令の改正等により規制の範囲が拡張した場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 「製造物責任法(PL法)」について 当社グループは、イベントサービスにおいて関連グッズの企画から一部製造を行っており、商品の欠陥に起因する事故が生じた場合には、「製造物責任法(PL法)」により損害賠償問題が発生する可能性があります。当社グループでは品質管理・生産管理体制を整備し、万が一の事故に備えPL保険に加入しておりますが、問題が生じた場合、損害賠償や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 「資金決済に関する法律」について 当社グループは、「資金決済に関する法律」の定義する事業者に該当するため、同法に基づく表示を行っております。同法令の改正等により規制範囲が拡張した場合や、各種決済代行サービス等の利用における規制・方針変更への対応が必要となった場合には、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 青少年保護に関連する法令について 当社グループは、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」等の法令等の遵守に努めております。イベント事業やEC事業でのコンテンツ取扱いにあたり、表現の健全性を確保するように努めておりますが、これらの法令が改正・解釈の変更または新たな法令の制定により何らかの制約を受けることとなった場合、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 継続企業の前提に関する重要事象等について 当社グループでは、2024年3月期から3期連続での営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。これらのことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象及び状況が存在していると認識しております。2026年3月期においては「選択と集中」による構造転換の推進や資金調達の実施等により一定の改善は見られたものの、通期黒字化の計画達成には至っておりません。引き続き利益が出やすい体質への構造改革を図るとともに、成長余地の大きいイベントサービスや海外事業への集中、さらには暗号資産投資事業でのインカムゲイン等を通じた新たな収益基盤の確立を目指し、業績回復と持続可能な成長を実現してまいります。当面の事業活動の継続性に懸念はなく、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。 (7) その他のリスクについて ① 自然災害、事故等について 当社グループではデータの定期的なバックアップ等の事前防止に努めておりますが、当社グループ所在地周辺において大地震等の自然災害が発生した場合、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、設備の損壊や物流網のストップ等の事業継続に支障をきたす事象が発生し、当社グループの事業展開及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ② 風評被害に係るリスク 当社グループの風評や評判は、ステークホルダーとの信頼関係を築くために非常に重要です。また、新たに開始した暗号資産投資事業等に関連して、SNS等のメディアにおける当社グループの露出が増加している側面もあります。当社グループは適切な対応と情報開示を行っていく方針ですが、予期せぬ事態が発生した際に適切な対処が行えなかった場合は信頼を損なうことになり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 訴訟等に係るリスク 当社グループは、本書提出日現在において、損害賠償を請求されている事実や訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、事業活動を行う中で提供するサービスの不備や個人情報等の漏洩等により訴訟を受けた場合には、社会的信用が毀損され、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 会計上の見積りに関するリスク 当社グループは、連結財務諸表の作成にあたり会計上の見積りが必要な事項については、合理的な基準に基づき見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、金額の見直しや実際の結果と異なる場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社は、役員等に対するインセンティブ目的や資金調達目的として、新株予約権を発行しております。これらの新株予約権が権利行使された場合、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。なお、提出日現在における発行済株式総数は16,201,892株となっております。 ⑥ 配当政策について 当社グループは現在、成長過程にあると考えており、更なる財務体質の強化や事業拡大及び競争力の確保を経営の重要課題として位置づけております。当社の配当に関する基本方針は、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しつつ、現時点においては、内部留保の充実を図り、事業拡大を目指すことが株主に対する最大の利益還元につながると考えており、設立以来、配当は実施しておりません。将来的には、その時点における経営成績及び財務状態を勘案しつつ株主に対し利益還元を実施していく方針ではありますが、今後の配当実施の可能性及び実施時期等につきましては未定であります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復等を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇による節約志向の高まりや、欧米の金融引き締め政策の継続、中国経済の減速など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、先行き不透明感が依然として残る状況にあります。 このような環境のもと、当社の各ビジネスの主なトピックスは以下のとおりであります。 当社のECサービスが属する出版業界におきましては、公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所『出版指標 2026年 春号』によると、2025年のコミック市場(紙と電子の合計)は前年比1.7%減となり、7年連続のプラス成長から一転してマイナスに転じました。これまで市場の成長を牽引してきた電子コミックが前年比2.9%増と伸び率が急激に鈍化し、紙コミックス(単行本)の前年比14.4%減という大幅な縮小をカバーしきれない状況となっております。電子コミックの伸び鈍化の背景には、市場の本格的な成熟に加えて、ショート動画など他の娯楽との競争激化や新規読者の獲得が困難になっていることなどが挙げられます。また、紙コミックスにおいてもアニメ化作品が売れ筋の中心ではあるものの、アニメ化が大ヒットに直結しにくくなっており、ヒット作品の規模の縮小傾向が見られます。 このようなこれまで以上に厳しい市場環境下において、当社グループは収益構造の抜本的な見直しを行い、採算性を最優先とした事業運営を行ってまいりました。各ECモールの営業利益の最大化を目的にポイント・広告宣伝費を一定水準まで抑制したため、売上高は減少傾向にありますが、オンラインショップ運営費や荷造運賃の大幅な削減を進めた結果、利益構造の改善が進んでおります。さらに、第3四半期以降の年末商戦などの繁忙期においてECサービスが購買率を維持し堅調に推移した結果、事前の想定を上回る売上高を確保し、営業損失は前回発表予想に比べ縮小となりました。 当社のイベントサービスとしましては、日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2025年の年間訪日外客数は4,268万人に達して過去最高を更新するなど、海外から日本へのインバウンド需要の拡大が事業を大きく後押ししております。国内においては、当社催事主力IPとなっている「BL映像化作品」に加え、「配信者・ゲーム実況者企画」や「アニメ・キャラクター」等で複数のヒットイベントが継続して多くの集客を実現し、店舗事業が好調に推移いたしました。 日本発コンテンツの海外現地での人気が継続していることを背景に、海外展開におきましては、アジア圏を中心とした事業展開を積極的に推進し、現地協業企業との連携により新たにタイやマレーシア等でイベント開催を実現しております。また、2026年2月13日から3月8日にかけて中国・上海にて大人気ドラマ『修学旅行で仲良くないグループに入りました』のポップアップストアをリバイバル開催したほか、同作品につき2026年4月18日に台湾・台北でのファンミーティング開催を決定・発表するなど、日本発コンテンツの海外展開と収益基盤の拡充をさらに加速させております。 2025年11月に開始した新たな収益の柱である暗号資産事業においては、強固な資金基盤の構築とイーサリアム(ETH)の取得・運用を強力に推進いたしました。資金調達面では、EVO FUNDを割当先とする第11回新株予約権を発行するなど継続的な調達を行い、これらを充当してイーサリアムの追加取得を計画的に進めております。その結果、2026年3月末時点での総保有数量は2,474.8649 ETH(総取得価格  1,080,303,281円)に到達いたしました。また、情報発信の取り組みとして、2026年2月12日には株式会社CoinPostとの共催でオンラインイベント「Ethereum Shift 2026」を開催いたしました。 一方で、当社の財務状態をより適正に反映させる観点から、期末における時価評価を実施した結果、当期の暗号資産価格の下落に伴い、2026年3月期において営業外費用として暗号資産評価損254,105千円を計上することとなりました。当社は引き続き、ステーキング、レンディング、DeFi 等の機動的な運用手法を組み合わせる「稼ぐトレジャリー(PER型金融モデル)」の確立を推進し、中長期的な企業価値向上を目指してまいります。 上記の施策の結果、当連結会計年度における売上高は3,187,521千円(前年同期間売上高3,677,329千円、前年同期比 13.3%減)、営業損失は67,788千円(前年同期間営業損失260,185千円)、経常損失は340,151千円(前年同期間経常損失264,558千円)、当期純損失及び親会社株主に帰属する当期純損失は364,998千円(前年同期間当期純損失及び親会社株主に帰属する当期純損失445,558千円)となりました。 セグメントごとの業績は以下のとおりであります。 ① マンガ事業 売上高は3,185,898千円、営業損失は65,406千円となりました。 ② 暗号資産事業 売上高は1,623千円、営業損失は2,381千円となりました。 注.当社グループは、従来、単一セグメントでありましたが、当連結会計年度より暗号資産事業を開始し、同事業の資産金額の重要性が増したため、当連結会計年度から「マンガ事業」及び「暗号資産事業」の各セグメント別に区分して業績を記載しております。なお、前連結会計年度については単一セグメントであったため、セグメント別の前期比較は行っておりません。 ② 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産は2,239,977千円(前連結会計年度末比766,551千円増)となりました。総資産の内訳は、流動資産が1,358,563千円(前連結会計年度末比49,970千円減)、固定資産が881,414千円(前連結会計年度末比816,522千円増)であります。主な変動要因は、前連結会計年度末に比べ流動資産は、商品が76,873千円減少し、現金及び預金が25,772千円増加、売掛金が8,626千円増加したこと等によるものであります。また固定資産は、暗号資産が826,198千円増加及び差入保証金(投資その他の資産「その他」に含む)が9,510千円減少したこと等によるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債合計は605,010千円(前連結会計年度末比62,492千円減)となりました。負債の内訳は、流動負債が535,182千円(前連結会計年度比33,364千円増)、固定負債は69,828千円(前連結会計年度末比95,856千円減)であります。主な変動要因は、前連結会計年度末に比べ流動負債は未払金が58,192千円増加し、買掛金13,375千円減少、契約負債が10,226千円減少したこと等によるものであります。 固定負債は、長期借入金が92,855千円減少したこと等によるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は1,634,967千円(前連結会計年度末比829,043千円増)となりました。主な変動要因は、第三者割り当てによる新株の発行及び新株予約権(ストック・オプション)の行使により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ590,280千円増加したこと及び親会社株主に帰属する当期純損失364,998千円の計上により利益剰余金が減少したこと等によるものであります。 以上の結果、財務指標としては、流動比率が253.9%、自己資本比率が72.3%になっております ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、25,722千円増加し、660,604千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、49,866千円(前年同期は140,017千円の支出)となりました。これは、暗号資産評価損254,105千円、棚卸資産の減少77,237千円、未払金の増加49,823千円、減損損失10,367千円等による資金の増加と税金等調整前当期純損失359,357千円、仕入債務の減少13,375千円等による資金の減少等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、1,089,163千円(前年同期は26,884千円の支出)となりました。これは、暗号資産の取得による支出1,079,680千円、無形固定資産の取得による支出7,703千円等による資金の減少等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は、1,063,914千円(前年同期は195,235千円の収入)となりました。 これは、第三者割り当てによる新株発行及びストックオプションの行使による新株式の発行による収入844,386千円、転換社債型新株予約権付社債の発行による収入300,000千円等による資金の増加等と、長期借入金の返済による支出97,000千円等による資金の減少等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当社で行う事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載がなじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社で行う事業は、提供するサービスの性質上、受注実績の記載がなじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 事業の名称   金額(千円)   前年比(%) マンガ事業(注)   3,185,898   86.6 暗号資産事業   1,623   ― 合計   3,187,521   86.7 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。なお、楽天グループ株式会社、アマゾンジャパン合同会社、LINEヤフー株式会社、に対する販売実績は、当社が同社等の運営するショッピングモールを介して、当社運営店舗が一般消費者へ販売した商品売上の総額であります。 相手先   第20期連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   第21期連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 楽天グループ株式会社   837,750   22.8   808,012   25.3 アマゾンジャパン合同会社   667,237   18.1   341,463   10.7 LINEヤフー株式会社   422,808   11.5   271,102   8.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で、かつ合理的と考えられる見積りが行われている部分があり、資産・負債及び収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。なお、重要な会計上の見積りはありません。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は1,929,047千円となり、前連結会計年度に比べ414,966千円減少いたしました。主に主力ECサービスの売上減収に伴うコミックの仕入が減少したことによります。結果として売上総利益は1,258,474千円となり、前連結会計年度に比べ74,840千円減少いたしました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費につきましては、収益構造の抜本的な見直しにより、オンラインショップ運営費175,451千円(前連結会計年度に比べ116,628千円の減少)、荷造運賃154,431千円(27,976千円の減少)及び支払手数料108,406千円(前連結会計年度に比べ7,249千円の減少)を計上した一方で、イベント事業の売上が好調に推移したことに伴い、販売手数料35,783千円(前連結会計年度に比べ16,857千円の増加)等を計上いたしました。この結果、販売費及び一般管理費合計で1,326,263千円(前連結会計年度に比べ267,237千円の減少)となりました。 以上の結果、営業損失は67,788千円(前連結会計年度は営業損失260,185千円)となりました。 (営業外損益、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益につきましては、受取手数料10,755千円(前連結会計年度に比べ3,614千円の増加)及び為替差益4,537千円(前連結会計年度に比べ4,537千円の増加)を計上いたしました。この結果、営業外収益で23,873千円(前連結会計年度に比べ11,309千円の増加)を計上しました。 営業外費用につきましては、暗号資産評価損254,105千円(前連結会計年度に比べ254,105千円の増加)及び新株予約権発行費32,989千円(前連結会計年度に比べ32,989千円の増加)を計上いたしました。この結果、営業外費用で296,236千円(前連結会計年度に比べ279,299千円の増加)を計上しました。 以上の結果、経常損失は340,151千円(前連結会計年度は経常損失264,558千円)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は364,998千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失は445,558千円)となりました。 b.財政状態 主な増減内容については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の分析」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループにおいては、事業継続に必要な運転資金に加え、暗号資産の取得等に伴う資金需要が発生しております。当連結会計年度においては、販売費及び一般管理費の削減等により営業活動によるキャッシュ・フローは改善したものの、営業損失の計上が継続していることから、引き続き安定的な資金確保が重要な経営課題であると認識しております。このため、当社グループは、第三者割当増資、新株予約権の行使及び転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行等を通じて必要資金を調達いたしました。 当社グループでは、引き続き資金繰りの状況に留意しつつ、資金需要に応じた柔軟な調達手段を講じてまいります。今後も、営業活動によるキャッシュ・フローの改善を図るとともに、資金の流動性確保と財務の安定性の維持に努めてまいります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの事業に重要な影響を与える要因の詳細につきましては、「3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。

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出典

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