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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

北陸電気工業

HOKURIKU ELECTRIC INDUSTRY CO., LTD.6989 · Standard · 電気機器

抵抗器・モジュール製品・電子デバイスを手掛ける電子部品メーカー。特に抵抗器で世界市場に供給。

概要

北陸電気工業は、抵抗器で国内トップクラスのシェアを持つ電子部品メーカーである。1943年創業、1962年東証上場。自動車、産業機器、家電向けに抵抗器、センサ、モジュール製品を供給し、連結売上高約431億円、従業員約1,800人。本社は富山県富山市。

電子部品、金型・機械設備、その他の三つの事業セグメント

当社グループは、電子部品、金型・機械設備、その他の三つのセグメントで構成される。電子部品が売上高の大半を占め、2025年度実績で42,275百万円(全体の98.0%)、営業利益3,467百万円を計上した。内訳は抵抗器、モジュール製品(混成集積回路、ユニット製品)、電子デバイス(センサ、圧電部品)、その他電子部品(回路基板)である。金型・機械設備は売上高765百万円、営業利益110百万円と規模は小さい。その他は商品仕入(株式会社大泉製作所製品)および不動産・保険代理業からなり、売上高536百万円、営業利益57百万円である。

アジアを中心に広がるグローバルな生産・販売網

1979年のシンガポール進出を皮切りに、マレーシア(1990年、1994年)、中国(1995年、2002年、2004年、2011年)、タイ(2007年、2011年)などアジア各地に生産・販売子会社を設立した。米国(1996年)、香港(1997年)にも販売拠点を持つ。連結子会社は17社で、製造拠点は日本、中国、マレーシア、タイ、フィリピンに分散する。主要な販売子会社として北陸シンガポール、HDKチャイナ、HDKアメリカ、北陸インターナショナルタイランドがあり、グローバルな顧客対応を可能にしている。

連結子会社17社によるグループ経営の体制

当社グループは、当社と17の連結子会社で構成される。電子部品分野では、製造子会社として朝日電子、天津北陸電気、北陸アイシー、北陸電気(広東)、および北電マレーシア、上海北陸微電子、HDKタイランド、野村エンジニアリングが製造・販売を担う。販売専門子会社として北陸シンガポール、HDKチャイナ、HDKアメリカ、北陸(上海)国際貿易、北陸インターナショナルタイランドが存在する。金型・機械設備はダイワ電機精工と北陸精機が製造・販売を行う。その他部門では、北陸興産が不動産・保険代理業を営む。

業界の中での役割は電子部品のサプライヤー。抵抗器、モジュール製品、電子デバイスなどを幅広い産業に供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
431億円
営業利益
23億円
営業利益率
5.3%
純利益
20億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
電子部品423億円98.1%
金型・機械設備4億円0.9%
その他4億円0.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子部品主力

抵抗器(皮膜抵抗器、可変抵抗器)、モジュール製品(混成集積回路、ユニット製品)、電子デバイス(センサ、圧電部品)、回路基板などを製造・販売。自動車、家電、産業機器など多様な顧客に供給。

主な製品・サービス4
抵抗器
電流を制限・調整する電子部品。皮膜抵抗器は回路の安定動作に、可変抵抗器は音量調整などに使用される。
モジュール製品
複数の電子部品を組み合わせた機能ブロック。混成集積回路は小型・高信頼性が求められる産業機器に、ユニット製品は特定機能を実現するために供給。
電子デバイス
センサは物理量を電気信号に変換し、圧電部品は圧力を利用した発振子やアクチュエータなどに使用される。
回路基板
電子部品を実装するための基盤。プリント配線板などがあり、電子機器の小型化・高密度化に寄与。

02金型・機械設備準主力

金型および機械設備の製造・販売。主に社内の電子部品生産用やグループ外への販売を行い、ものづくり基盤を支える。

主な製品・サービス2
金型
製品形状を成形するための型。精密な寸法が要求され、電子部品の量産に不可欠。
機械設備
生産ライン向けの専用設備。自動化・省力化に貢献。

03その他副次

商品仕入(大泉製作所製品)および不動産・保険代理業。電子部品事業を補完する事業。

製品と技術

国内トップシェアを誇る抵抗器事業

抵抗器は当社の祖業であり、皮膜抵抗器と可変抵抗器を中心に国内トップクラスのシェアを持つ。自動車、産業機器、家電など幅広い用途に供給される。高付加価値製品として小型高電力チップ抵抗器の開発を進め、市場ニーズにマッチした製品を提供している。抵抗器は電子部品セグメントの中核をなし、顧客の多様な要求に応える品揃えを強みとする。貴金属相場の高騰が材料コストに影響を与えるが、生産効率の改善で収益性の維持に努めている。

MEMS・有機材料技術を活かしたセンサ群

センサ事業は、MEMS(微小電気機械システム)技術と有機材料技術を応用した製品群を展開する。環境センサ、安心・安全センサなど、社会課題の解決に貢献する製品を開発している。具体例として超音波ソナーシステムや広帯域ピエゾブザーがあり、自動車の電動化・自動運転や産業機器のスマート化に向けた需要を取り込む。圧電部品(水晶関連製品)も手掛け、かつては株式会社光陽精密と資本提携していた。これらの製品は「モビリティ」や「産業・インフラ」の重点領域で成長を目指す。

グローバル拠点で展開するモジュール製品

モジュール製品は、混成集積回路(ハイブリッドIC)やユニット製品を中心に、HDKマイクロデバイスの買収により強化された。主にディスプレイパネル向けや電動化部品に使用され、中国やタイの子会社で生産される。売上高は電子部品の約4割を占めるが、2025年度はディスプレイパネル向け減少の影響を受けた。しかし、モビリティ分野の電動化ニーズを捉えたソリューション展開により成長を目指す。MEMS技術や実装技術との融合により、高付加価値モジュールの開発を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

電子部品で中堅、収益力は業界平均並み

電子部品・半導体部品メーカー。2025/3期売上432億円、営業利益率6.0%と、同業のイビデン(4062)や日清紡HD(3105)と比較して中程度の収益性。2026/3期は売上431億円(前期比-0.2%)、営業利益率5.3%と微減見込み。電子部品業界はキオクシア(285A)などの大手が存在し、競争は激しい。北陸電気工業は特定のニッチ部品に強みを持つ可能性があるが、データからは不明。国内生産中心で、円安効果は限定的か。

強み

  • 400億円超の売上を維持し、一定の事業基盤がある。
  • 営業利益率6%程度と、業界平均並みの利益を確保。
  • 電子機器メーカーとの安定した取引関係が強み。
  • 電子部品製造における長年の技術と品質ノウハウ。

課題

  • 売上高が横ばいで、大きな成長が見込めない。
  • 2026/3期営業利益率5.3%と、前期から低下予想。
  • 大手半導体メーカーとの競争や価格圧力が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が北陸電気工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16927ヘリオス テクノ ホールディング226億円11.0倍
26918アバールデータ222億円36.7倍
36912菊水ホールディングス218億円12.8倍
46616トレックス・セミコンダクター216億円17.1倍
56629テクノホライゾン206億円5.3倍
66989北陸電気工業204億円9.5倍
76853共和電業199億円19.8倍
86928エノモト198億円15.1倍
96998日本タングステン183億円63.5倍
106743大同信号182億円9.0倍
116678テクノメディカ177億円13.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 53件

富山県で創業し東証上場を果たした1943〜1962年

1943年4月、富山県大沢野町(現・富山市)に資本金15万円で北陸電気科学工業株式会社を設立した。翌1944年4月に北陸電気工業株式会社へ商号変更。戦後間もない1961年12月には北陸精機株式会社を設立し、グループの礎を築いた。1962年8月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。上場後も積極的に事業を拡大し、1969年7月に北日本電子株式会社を設立した。

アジアへの生産移転と資本提携を進めた1979〜1990年代

1979年11月、シンガポールに北陸シンガポール株式会社を設立し、初の海外生産拠点を構えた。1980年代には株式会社大泉製作所やダイワ電機精工との資本提携を通じて非直線素子(センサ)や金型・機械設備の事業を強化。1986年10月には台湾に台湾北陸電子を設立。1990年代に入り、マレーシアに北陸マレーシア(1990年)と北電マレーシア(1994年)を設立し、生産の現地化を加速した。1995年には中国・蘇州に進出、1996年には米国HDKアメリカを設立し、グローバル展開を本格化した。

構造改革と財務リストラを断行した1998〜2003年

1998年9月、経営改善3ヶ年計画による構造改革を開始。2001年3月には北日本電子の製造・販売部門を譲渡し、第三者割当増資で財務基盤を強化。2002年12月には「HDK再生プログラム」を公表し、財務リストラの総仕上げに着手。保有していた株式会社光陽精密や株式会社大泉製作所の株式を譲渡し、資本提携を解消した。2003年2月に北陸興産と北日本電子が合併、カナダのレキシカンサーキットは破産申立となる。同年8月には資本金を96億円から30億円に大幅減資し、財務体質を改善した。

モジュール事業を拡充した2009〜2010年の逆取得

2009年9月、電子モジュール分野で株式会社住友金属マイクロデバイスとの資本・業務提携を公表。2010年8月、同社(後にHDKマイクロデバイスに商号変更)の株式を取得し子会社化するとともに、当社の電子モジュール事業を吸収分割で承継する逆取得を実施した。これにより、中国・上海北陸微電子とフィリピン・HDKフィリピンがグループに加わった。買収によりモジュール製品の製造能力と顧客基盤を一挙に拡大し、同事業を成長の柱に位置づけた。

プライム市場からスタンダード市場への移行を経た近年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い市場第一部からプライム市場に移行した。2023年10月には子会社のHDKマイクロデバイスを吸収合併し、経営の効率化を図った。しかし、同年10月にはプライム市場からスタンダード市場へ自ら移行した。2025年度の売上高は431億円、営業利益23億円と安定した収益を維持している。中期経営計画では2027年度に売上高480億円、営業利益率7%以上を目標に掲げる。

年表53件を開く

1940年代

  • 1943年4月創業富山県大沢野町(現・富山市)に資本金15万円をもって北陸電気科学工業株式会社を設立
  • 1944年4月商号変更社名を北陸電気工業株式会社に変更

1960年代

  • 1961年12月北陸精機株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1962年8月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1969年7月創業北日本電子株式会社を設立

1970年代

  • 1979年11月シンガポールに北陸シンガポール株式会社(現・連結子会社)を設立

1980年代

  • 1980年7月創業北陸興産株式会社を設立
  • 1982年1月株式会社大泉製作所と資本提携を行い、非直線素子(センサなど)を当社にて販売
  • 1982年4月北陸アイシー株式会社(現・連結子会社)及び黒瀬電子株式会社(現・連結子会社 朝日電子株式会社)を設立
  • 1984年4月一般募集による新株式発行(発行株式数4,000千株、払込金の総額4,992百万円)
  • 1986年9月上場株式を東京証券取引所市場第一部に指定替え上場
  • 1986年10月創業中華民国に台湾北陸電子株式会社を設立
  • 1987年9月ダイワ電機精工株式会社(現・連結子会社)と資本提携

1990年代

  • 1990年2月カナダのレキシカンサーキット株式会社と資本提携
  • 1990年4月創業マレーシアに北陸マレーシア株式会社を設立
  • 1994年7月マレーシアに北電マレーシア株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1994年7月株式会社光陽精密と資本提携を行い、水晶関連製品を当社にて販売
  • 1995年2月創業中華人民共和国に蘇州大和精密模具有限公司を設立
  • 1996年9月米国にHDKアメリカ株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1997年2月香港にHDKチャイナ株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1997年3月創業シンガポールに北陸アジアホールディング株式会社を設立
  • 1998年9月経営改善3ヶ年計画による構造改革開始

2000年代

  • 2001年3月北日本電子株式会社がその製造・販売部門を株式会社北陸フロリストに譲渡
  • 2001年3月第三者割当による新株式発行(発行株式数5,553千株、発行価額の総額1,082百万円)
  • 2002年10月中華人民共和国に北陸(上海)国際貿易有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2002年12月「HDK再生プログラム」による財務リストラの総仕上げと早期復配のための諸施策を公表
  • 2002年12月当社保有の株式会社光陽精密の株式を譲渡
  • 2003年1月当社保有の株式会社大泉製作所の株式を譲渡
  • 2003年2月M&A北陸興産株式会社と北日本電子株式会社は合併し、北陸興産株式会社(現・連結子会社)が存続会社となる
  • 2003年2月カナダのレキシカンサーキット株式会社がカナダ・オンタリオ州破産裁判所に破産の申立
  • 2003年8月形式的資本減少(第69回定時株主総会決議)の効力が発生し資本金が9,669百万円減少し3,000百万円となる
  • 2003年10月第1回無担保社債発行(発行総額20億円、償還方法 2008年10月17日満期一括償還)
  • 2004年9月当社保有の北陸マレーシア株式会社の株式を譲渡
  • 2004年9月中華人民共和国に天津北陸電気有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2004年12月中期経営計画「V-PLAN 07」による価値創造型企業への変身を図るための諸施策を公表
  • 2005年10月第2回無担保社債発行(発行総額10億円、償還方法 2009年10月30日満期一括償還)
  • 2006年3月一般募集による新株式発行(発行株式数8,000千株、発行価額の総額2,373百万円)
  • 2006年3月第三者割当による新株式発行(発行株式数800千株、発行価額の総額237百万円)
  • 2007年10月タイにHDKタイランド株式会社(現・連結子会社、モジュール製品の製造子会社)を設立
  • 2008年2月中期経営計画「G-PLAN 10」による成長への再チャレンジを目指すための諸施策を公表
  • 2008年3月北陸アジアホールディング株式会社は解散し清算結了
  • 2008年10月第1回無担保社債満期一括償還(償還額20億円)
  • 2009年9月電子モジュール製品分野における株式会社住友金属マイクロデバイスとの資本・業務提携公表
  • 2009年10月第2回無担保社債満期一括償還(償還額10億円)

2010年代

  • 2010年8月M&A株式会社住友金属マイクロデバイス(2010年8月2日にHDKマイクロデバイス株式会社(現・連結子会社)に商号変更。)株式を取得し同社を子会社化するとともに当社電子モジュール事業を吸収分割し同社に承継(逆取得)し、これにより、中華人民共和国の上海北陸微電子有限公司(現・連結子会社)及びフィリピンのHDKフィリピン株式会社が子会社となる
  • 2010年8月台湾北陸電子株式会社は2008年3月解散し清算結了
  • 2011年10月中華人民共和国に北陸電気(広東)有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2011年11月タイに北陸インターナショナルタイランド株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2017年6月HDKマイクロデバイス株式会社保有のHDKフィリピン株式会社の株式を譲渡
  • 2018年10月M&A野村エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し、子会社化

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年10月M&AHDKマイクロデバイス株式会社を吸収合併
  • 2023年10月プライム市場からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで480億円
  • 営業利益率2027年度まで7%以上
  • ROE2027年度まで10%以上
  • PBR1倍以上
  • PER10倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業の進化と高付加価値化

    抵抗器・センサ・モジュールの各事業で市場ニーズに合った高付加価値製品を開発し、ASEANでの生産強化やインドでの販売体制強化、DXによる生産性向上を進める。

  2. 02

    新製品・新規事業の推進

    IoTフォークリフトサービス、超音波ソナーシステム、広帯域ピエゾブザー、小型高電力チップ抵抗器などの事業化を進め、新たな収益源を創出する。

  3. 03

    経営基盤の強化

    CO2排出量削減や環境配慮型製品の拡大、人的資本経営の推進、リスクマネジメントの継続的改善に取り組む。

  4. 04

    キャピタルアロケーションの最適化

    営業キャッシュ・フローを安定創出し、新製品やコア事業への成長投資を推進するとともに、株主還元を充実させ持続的な企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,833人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は574万円で、9期前と比べて+15.0%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は20.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,429
2018年3月2,162
2019年3月49946.123.52,169
2020年3月50146.123.32,040
2021年3月49546.023.41,973
2022年3月50346.223.71,888
2023年3月59546.123.51,907
2024年3月51244.222.61,877
2025年3月53544.822.01,801144
2026年3月57444.020.51,833125

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 11 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社他(富山県富山市他)(注)51,551百万円
その他
本社 — 富山県富山市1,213百万円
電子部品 及び全社
本社工場 — 富山県富山市1,204百万円
電子部品
本社工場 — タイ1,087百万円
電子部品
朝日電子㈱(富山県朝日町)(注)4941百万円
電子部品
その他 — 富山県富山市他792百万円
電子部品 及び全社
本社工場 — マレーシア698百万円
電子部品
本社工場 — 中華人民共和国651百万円
電子部品
楡原工場 — 富山県富山市410百万円
電子部品
モジュール工場 — 富山県富山市372百万円
電子部品
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    北陸興産㈱
    富山県 富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    朝日電子㈱
    富山県 朝日町
    議決権100.0%
  • 国内
    北陸アイシー㈱
    富山県 富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイワ電機精工㈱
    滋賀県 長浜市
    議決権94.9%
  • 国内
    北陸精機㈱
    富山県 富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    野村エンジニアリング㈱
    神奈川県 大和市
    議決権100.0%
  • 海外
    北陸シンガポール㈱(注)2
    シンガポール ジュロン
    議決権100.0%
  • 海外
    北電マレーシア㈱(注)2
    マレーシア ジョホール州
    議決権100.0%
  • 国内
    HDKアメリカ㈱
    アメリカ アラバマ州
    議決権100.0%
  • 海外
    HDKチャイナ㈱
    中華人民共和国 香港特別行政区
    議決権100.0%
  • 国内
    北陸(上海)国際貿易㈲(注)2、6
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 国内
    天津北陸電気㈲(注)2
    中華人民共和国 天津市
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • HDKタイランド㈱(注)2タイ アユタヤ県100%
  • 上海北陸微電子㈲(注)2中華人民共和国 上海市100%
  • 北陸電気(広東)㈲(注)2中華人民共和国 広東省100%
  • 北陸インターナショナルタイランド㈱タイ バンコク市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は431億円営業利益23億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.2%、利益が-11.5%。

売上高
-0.2%
431億円
営業利益
-11.5%
23億円
純利益
-9.1%
20億円
営業利益率
5.3%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高470億円431億円
営業利益18億円23億円
純利益12億円20億円
1株あたり配当¥95¥95

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は115億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q111−17
2024年1Q10343.97
2024年2Q10676.68
2024年3Q10476.77
2024年4Q953
2025年2Q214125.68
2025年4Q218146.414
2026年2Q206136.311
2026年4Q225104.49
2027年1Q11543.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は451億円から431億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は5.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月45165
2014年3月42852
2015年3月4782115
2016年3月40962
2017年3月36521
野村エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し、子会社化
2018年3月438911
2019年3月450168
2020年3月38797
2021年3月32874
2022年3月4042519
HDKマイクロデバイス株式会社を吸収合併
2023年3月455366
2024年3月4083125
2025年3月43226286.022
2026年3月43123275.320

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高431億円のうち、営業利益として残るのは23億円5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.3%346億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.4%62億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.5pt
5.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.3pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.2pt
8.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は102億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月52−29−172350
2014年3月−8−5−10−1334
2015年3月7−11−1−435
2016年3月48−17−63157
2017年3月−2−92−1146
2018年3月11−328878
2019年3月−12−14−13−2640
2020年3月69−13−365660
2021年3月20−6−61468
2022年3月−9−110−2054
2023年3月6−108−463
2024年3月45−7−253880
2025年3月41−15−192693
2026年3月14−1−613102

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は462億円。このうち返さなくてよい自己資本が258億円で、自己資本比率は55.9%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月36111224929.2
2014年3月35212322932.7
2015年3月40814726133.7
2016年3月35812323534.4
2017年3月35611524132.2
2018年3月40612628031.0
2019年3月40512627931.2
2020年3月34912722236.2
2021年3月35713322437.2
2022年3月41016025038.9
2023年3月43017125939.8
2024年3月41620121548.3
2025年3月43222720552.6
2026年3月46225820455.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
131億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
110億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
204億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中32位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中169位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.3%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.9%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.2%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,417で、1年前と比べて+22.7%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥2,417-2.0%1ヶ月+1.3%1年+22.7%時価総額204億円
過去52週の値幅
安値¥2,013高値¥3,070

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)15.8倍
PBR0.73倍
配当利回り3.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1週間で株価は2312円から2507円まで約8.4%上昇し、8月13日には+6.27%の急伸となった。ただし、1か月では-3.02%と軟調で、25日線(2461.88円)を上回る程度。52週高値3070円に対し約18%下の水準で、戻り待ちの売り圧力がかかりやすい。出来高は8月13日に20500株と直近で最大となっており、仕込みの動きも見られる。中期的には75日線(2479.29円)と25日線が接近しており、方向感を探る展開が続きそうだ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは9.32倍と業界平均29.87倍を大きく下回り、PBRも0.7122倍と同業平均2.11倍を下回る。配当利回り4.03%は平均2.28%を大きく上回り、株主還元は手厚い。ROEは8.2%で収益性は中位。売上高は安定しているが、2026年3月期は減収減益の見込み。割安だが、今後の成長性にはやや懸念がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍30.8倍
PER (予想)15.8倍
PBR0.73倍2.58倍
ROE8.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車のEV化や省エネ需要が追い風となる一方、電子部品業界の価格競争や需要変動が収益を圧迫する可能性がある。強気派は、電装化の進展や省エネ規制の強化で高付加価値品の需要が拡大し、業績が伸びると見る。弱気派は、競争激化による価格低下や、主要顧客の生産調整による需要減少を懸念する。投資論点は、こうした需要構造の変化を同社がどの程度取り込めるか、また海外生産によるコスト競争力の維持が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • EV化で需要拡大

    電装化の進展で高付加価値の抵抗器やセンサー需要が増加する見込み。

  • 省エネ規制の追い風

    省エネ需要で高効率部品への置き換えが進む可能性。

  • コスト競争力向上

    海外生産の拡大により価格競争力を維持・強化。

  • 配当利回り4.11%の株主還元通年影響

    株価2312円で配当利回り4.11%。PBR0.70倍と合わせて下値支援材料。

  • PER9.1倍の割安水準継続影響

    時価総額195億円、純利益20億円でPER9.13倍。減益が続く中でも割安感がある。

  • 売上高431億円とほぼ横ばい決算発表後影響

    売上高432億円→431億円と微減。急減しないため固定費負担は安定。

  • 外国人持ち分14.1%の選別買い継続影響

    外国人持ち分14.1%と高く、日本株見直し局面では選別買いの対象になりやすい。

マイナスに働く材料7
  • 価格競争の激化

    電子部品市場は競争が激しく、価格低下が収益を圧迫する。

  • 需要変動リスク

    自動車生産の変動や在庫調整で受注が減少する可能性。

  • 成長鈍化

    売上高が横ばい傾向で、成長市場でのシェア拡大が限定的。

  • 純利益25→22→20億円と3期連続減益決算発表後影響

    純利益が減少基調で、営業利益率も6.02%→5.34%と低下。収益悪化トレンド。

  • 来期予想PER15.1倍は純利益半減示唆通年影響

    予想PER15.1倍は実績9.1倍から悪化。市場は純利益約13億円以下への減少を織り込む。

  • 売上高横ばいで成長性の欠如継続影響

    売上高が432億円から431億円とほぼ横ばい。増収材料が無く、利益成長はコスト削減頼み。

  • PBR0.70倍でも株価は上がらない継続影響

    ROE8.2%と資本コスト以下のため、割安修正にはROE改善が必須。

次の決算で確かめる点
自動車向け売上比率
EV化や電装化の需要動向を把握するため。
海外生産比率
コスト競争力と為替影響を確認するため。
受注動向
需要の先行指標として業績を予測するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり95で、前期から+5.6%いまの株価に対する利回りは3.93%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥95
1株あたり
配当利回り
3.93%
いまの株価に対して
配当性向
39.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月30212.8
2018年3月300.038.8
2019年3月300.039.1
2020年3月300.052.6
2021年3月300.053.4
2022年3月4550.034.0
2023年3月5522.2
2024年3月609.121.0
2025年3月9050.039.5
2026年3月955.639.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥95

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,345人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.8%を占め、残る69.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他63.562.063.664.464.953.0
事業法人7.07.07.410.912.319.1
外国法人2.22.95.05.18.213.9
金融機関25.325.821.617.411.811.7
自己株式9.59.59.511.86.17.2
証券会社2.02.32.21.92.62.1
外国人個人0.00.00.20.30.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社フェローテック12.15
02北電工取引先持株会5.59
03NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社)4.52
04北電工従業員持株会4.14
05株式会社北陸銀行3.56
06株式会社北國銀行1.87
07前田建設工業株式会社1.76
08株式会社富山銀行1.64
09コーセル株式会社1.33
10DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4494%、1株純資産は14期で+2521%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月61264.621.1
2014年3月201,3731.668.634.6
2015年3月1811,63912.010.821.0
2016年3月221,4691.461.0412.4
2017年3月131,3710.9103.0212.8
2018年3月1311,5069.111.538.8
2019年3月931,5086.211.439.1
2020年3月791,5125.211.352.6
2021年3月531,5883.517.953.4
2022年3月2331,90613.35.134.0
2023年3月772,0443.917.6
2024年3月3072,46313.64.621.0
2025年3月2712,86310.35.539.5
2026年3月2533,2918.210.539.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額109百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
下坂立正代表取締役 社長66
西村裕司取締役 経営改革本部長61
村上吉憲取締役 モジュールシステム 事業本部長60
安藤正人取締役 品質保証担当62
福澤義司取締役 コンポーネント 事業本部長62
坪川貞子取締役64
杉本学取締役(常勤監査等委員)64
北之園雅章取締役(監査等委員)67
菊島聡史取締役(監査等委員)68
井村一明取締役(監査等委員)69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6541297713
社外取締役417174
取締役(社内)1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容674字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(北陸電気工業株式会社)、子会社17社(2026年3月31日現在)により構成されており、主として電子部品(抵抗器、モジュール製品、電子デバイス及びその他の電子部品)の製造・販売を事業としております。 当社グループの事業内容および当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2部門は、「第5 経理の状況1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1) 電子部品 当部門においては、抵抗器(皮膜抵抗器及び可変抵抗器等)、モジュール製品(混成集積回路及びユニット製品等)、電子デバイス(センサ及び圧電部品等)およびその他電子部品(回路基板等)を製造・販売しております。 〔主な関係会社〕 (製造・販売)北電マレーシア㈱、上海北陸微電子㈲、HDKタイランド㈱、野村エンジニアリング㈱ (製 造)朝日電子㈱、天津北陸電気㈲、北陸アイシー㈱、北陸電気(広東)㈲ (販 売)北陸シンガポール㈱、HDKチャイナ㈱、HDKアメリカ㈱、北陸(上海)国際貿易㈲、北陸インターナショナルタイランド㈱ (2) 金型・機械設備 当部門においては、金型及び機械設備の製造・販売に携わっております。 〔主な関係会社〕 (製造・販売)ダイワ電機精工㈱、北陸精機㈱ (3) その他 商品仕入(㈱大泉製作所製品)および不動産・保険代理業(北陸興産㈱)に係る事業であります。 〔事業系統図〕 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,127字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境および対応すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「Creating for the Future」をスローガンに掲げ、以下の企業理念、価値観、ビジョン、行動指針を経営方針としております。 〈企業理念〉 社是、社訓に謳っております“明日をつくろう”“誠実をもって仕事に励もう”“責任を自覚しお互いに協力しよう”“良い製品をつくり社会の発展に尽くそう”という創業以来のモノ造りへの精神は不変です。 〈価値観〉 “「環境」「安心・安全」「幸福」「共感」をキーワードに、豊かな社会に寄与する価値および従業員のウェルネスにつながる価値を創造し実現していきます”と定め、価値創造を目指しております。 〈ビジョン〉 モノ造りを通じて未来を開くイノベーションに挑戦し心豊かな社会の発展に貢献します。 〈行動指針〉 「挑戦と創造」「誠実な行動」「共栄と調和」を指針としております。 (2)事業環境 以下のとおり、各国政策動向の変化などによる地政学的リスクの高まりに加え、GX/DXの潮流やAIの本格普及など、取り巻く事業環境は大きく変化しております。 事業環境の変化に対し、リスクと機会を的確に捉えて戦略を策定・実行します。 事業環境   エレクトロニクス業界 地政学リスクの高まり   ・貿易摩擦による需要の変化 ・サプライチェーンの分散化 脱炭素社会の進展   ・電動化、自動運転の進展 ・再生可能エネルギー利用の加速 社会・産業のデジタル変革   ・AI、IT関連需要の増大 ・ソリューションサービスの拡大 労働人口の減少   ・スマートファクトリー化の進展 ・ロボティクスの活用 (3)事業戦略等 当社グループは以下のとおり3つのコア事業へ展開しております。 ・多種多様なコンポーネント電子部品 ・MEMS・有機材料技術を活かしたセンサ群 ・グローバル拠点による実装モジュール 社会課題を認識したうえで、これら事業におけるコア技術の進化により新製品を創造し、価値を提供するといった価値創造プロセスをビジネスモデルの基本として、電子部品デバイス、実装、ソフト設計といったコア技術の融合によるソリューション製品の提供を事業戦略の柱としております。 また、「モビリティ」「GX/DX」「産業・インフラ」「スマート家電・医療」といった4つのドメインおよびネクストフロンティア(次世代成長市場)において、コア事業の進化と新製品創出に向け経営資源を集中させ、事業領域の拡大を目指してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2025年5月公表の「中期経営計画2027」におきまして、これからの3年間を成長軌道へ舵を切る期間と位置づけ、以下の基本方針で取り組んでおります。 (コア事業の進化) ・抵抗器等  : 市場ニーズにマッチした高付加価値製品の開発、提供による収益拡大 ・センサ等  : 環境や安心・安全に貢献する製品の需要を取り込み、着実に成長 ・モジュール: モビリティ分野の電動化ニーズを捉え、ソリューションビジネス展開で成長軌道を確立 ・ASEAN地域の生産体制およびインドでの販売体制を強化 ・DXによる生産性の向上 (新製品、新規事業の推進) ・IoTフォークリフトサービス、超音波ソナーシステム、広帯域ピエゾブザー、小型高電力チップ抵抗器などの事業化 (経営基盤のさらなる強化) ・CO2排出量削減および環境配慮型製品の拡大 ・人的資本経営および事業戦略と連動した人材戦略の推進 ・リスクマネジメントの継続的改善 (キャピタルアロケーション) ・安定的な営業キャッシュ・フローの創出による新製品およびコア事業への成長投資の推進 ・充実した株主還元の実施による持続的な企業価値の向上 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 中期経営計画2027において、2027年度の目標として掲げた指標は以下のとおりです。 経済価値   社会価値 売上高   480億円   環境   ・CO2排出量 ・環境配慮型製品の売上比率   2017年度比40%削減 30% 営業利益率   7%以上   社会   人的資本経営の推進 ・従業員エンゲージメントスコア ・女性管理職比率     70%以上 8% ROE   10%以上   ガバナンス   コーポレートガバナンス体制の強化 ・リスクマネジメントの継続的改善 ・情報セキュリティの強化       重大事故0件 また、資本の効率化を図るため、2024年11月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応状況について」を公表し、PBR1倍以上に向けた取り組みおよび剰余金の配当基準引上げを明示しており、それらの指標は以下のとおりです。 PBR1倍以上   ROE10%以上 PER10倍以上 剰余金の配当基準   純資産配当率(DOE)3%以上 配当性向35%目処
事業等のリスク7,502字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済情勢の急激な変動によるリスク 当社グループは世界の電子機器メーカー等に抵抗器、モジュール製品等の電子部品を製造販売しておりますが、電子機器の需要動向は、日本、欧米、アジアの各市場における経済情勢に大きく左右されます。そのため、各市場における景気後退のほか、関税引き上げや輸出入制限といった法規則の変更など経済情勢の急激な変動は、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 当社グループは、安定的な受注の確保を図るため、ライフサイクルの長い自動車向けの拡販を進めるとともに、幅広い分野で使用されるよう製品開発および拡販を進めております。また、急激な受注の減少に伴い発生する余剰コストを抑制するため、製販拠点の綿密な連携により市場および顧客の生産動向を迅速に把握するとともに、生産拠点の分散化や稼働日数の柔軟な調整等により機動的に対応しております。 (2) 原材料等の調達におけるリスク 原材料等の調達におけるリスクとしては、各国の輸出入規制や治安悪化、感染症の蔓延、戦争や災害などによる原材料等の供給中断、資源の枯渇による供給停止や、市況の変化等による価格の高騰が生じる可能性があります。これらの場合、製造原価の上昇、生産調整さらには生産停止を招く等、業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、技術革新のスピードが速く、価格競争が激しい電子部品業界に属しており、想定外の市場環境の変化などにより過剰在庫が生じる可能性があります。当該過剰在庫に係る評価損の計上により業績および財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 原材料の調達状況については随時モニタリングを行い、適正在庫の確保、複数のサプライヤーからの調達、複数国からの調達を進めております。また、過剰在庫が生じないよう、顧客からの発注及び発注見通しならびに市場動向の分析に基づき生産計画を決定しています。 (3) 新技術・製品開発に関するリスク 当社グループが扱う電子部品事業は、技術革新のスピードが速く、顧客要求の変化も激しくなっており、将来にわたって当社グループの企業価値や企業収益を維持・拡大していくためには市場の需要に応え適切なタイミングで価値ある新製品の開発を進めていくことが、益々重要になっております。しかし、変化の激しいエレクトロニクス業界の将来の需要を的確に予測し、技術革新による魅力的な新製品をタイムリーに開発・供給し続けることができるとは限りません。市場の急激な変化や急速な技術革新に当社が遅れを取った場合には、当社グループの事業・業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 新製品開発にあたっては開発活動の各段階で、マーケティング部門が新製品の市場性の分析や技術動向の予測をフィードバックし、市場変化への対応を進めております。また、新規事業を推進するための機能を強化し、開発成果の評価・検証を行い開発の実効性と効率性を高めております。さらに、現有技術分野における新商品開発に加え、これらを活用したソフトウエア技術を含むサービス分野にまで幅を広げた商品の開発を進めております。 (4) 為替相場および株価の急激な変動に伴うリスク 当社グループの連結ベースでの海外売上高比率は、当期45.6%(前期は49.6%)と高水準にあり、生産拠点も海外に展開していることから、為替変動は当社グループの外貨建取引から発生する収益・費用や資産・負債の評価額を変動させ、業績および財務状況に影響を及ぼします。また、当社グループでは時価のある有価証券を保有しており、株価の下落や低迷により、有価証券の減損が必要となるリスクがあります。これらのリスクにより、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 米ドル建ての製品販売が多いこと、また、米ドルおよびアジア通貨に対する円との為替相場の変動が大きいことを踏まえ、当社と海外子会社との取引(部材の支給、製品の仕入、製品の販売)は原則米ドル建てとし、海外子会社の為替変動リスク低減を図っております。一方、日本サイドは資材調達において米ドル建てを活用することで、米ドル建て収益との相殺を図るとともに、米ドル円相場の変動に伴うリスクに対し、為替予約等を行い低減に努めております。また、有価証券のうち政策保有株式については、リターンを踏まえた中長期的な観点から、毎期、保有継続の是非を判断しており、保有意義が希薄化した株式は順次売却・縮減していく方針としております。 (5) 固定資産の減損リスク 当社グループは主として電子部品の製造のために固定資産を保有しておりますが、減損の兆候を把握し、将来のキャッシュ・フローにより固定資産の簿価を回収できないと判断される場合には、減損損失の計上により、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 当社グループは、従来の家電や情報通信機器向けから、今後成長および安定した収益が見込める自動車向けに事業の主体を移しており、現時点では、事業収益の構造的な悪化は見込んでおりません。また、設備投資に当たっては、複数の生産拠点および多品種で使用できるよう汎用性を高めるなど、回収不能リスクも踏まえて開発・検討を行うことで、将来の減損回避に努めております。 (6) 税務に関するリスク 当社グループは、国内外に製造拠点、販売拠点を有しており、グループ会社間の取引も多く発生しております。グループ会社間の国際的な取引価格に関しては、適用される各国の移転価格税制等の観点からも適切な取引価格となるよう留意しております。しかしながら、税務当局との見解の相違等により、取引価額が不適切であるとの指摘を受け追加の税負担が生じる可能性があり、このような事態が生じた場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、繰延税金資産について、業績の悪化等により評価性引当額の積み増しが必要となった場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 毎期、同期文書の作成を通してリスク分析を行うとともに、商流の変更時や新規取引開始時には、外部専門家への相談を行うなど、リスクの回避に努めております。また、繰延税金資産の回収可能額算定に使用する将来の課税所得については、事業計画だけではなく、過年度の業績を加味し、未達成リスクも織り込むことで、評価性引当額積み増しリスクの低減を図っております。 (7) 特定の取引先、製品、技術等への依存度が高いモジュール製品の動向 モジュール製品の販売は、回路設計技術、高密度実装技術を背景として顧客の開発段階から参入し、資材調達、製造も含めた総合的な製品力をもって拡販するため、経営資源(人、物、金)投入の観点から、特定顧客への依存度が高くなっております。また、モジュール製品の販売は、特に自動車市場向けの売上比率が高く、その市場動向によって当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 当社グループの製品を幅広い用途、顧客に販売するなど、特定の顧客への依存度を下げる取組みを実施しております。また、サステナビリティ関連やDX関連のニーズが高まることにより、当社の技術を活かした製品の開発・販売を進め、特定の製品への依存度を下げる取組みを進めております。 (8) 新製品の拡販 当社グループは、成長分野であるカーエレクトロニクス、IT関連をターゲットにMEMSセンサ、小型湿度センサ、超薄型圧電積層素子、極小チップ部品、無線モジュールなどの新製品の拡販を図っております。また、今後成長が見込まれているIoT関連向けでは無線システムの引き合いが多くなっております。こうした成長分野においては、グローバルな競争がより激化し、過度な価格競争に巻き込まれる可能性があります。また、同業他社が当社より優位な製品を先駆けて販売する可能性もあります。 上記リスクをはじめとして、将来、当社グループが予測していない状況変化が生じ、新製品の拡販が未達となった場合、業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 海外(中国)依存による事業展開リスク 当社グループは、中国及び東南アジアに生産拠点を展開しており、それぞれの地域・国における経済動向および政治・社会情勢に変化が起こった場合あるいは予期せぬ災害等が発生した場合、事業の遂行に問題が生じ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。近年は中東やウクライナ情勢、感染症の拡大など、国際情勢の変化が大きくなっていると認識しております。 (主な対応策) 当社はグローバルな地政学リスクの影響を勘案し、多方面から情報を収集し有事に対応できる体制を整えるとともに、東南アジアでの生産体制を増強するとともに安定生産を図り、リスクの分散を進めております。 (10)法規制等のリスク 当社グループが事業を展開する国内外において、商取引、反トラスト、知的財産権、製造物責任、環境、労務、税制、事業投資の認可、輸出入規制等の様々な規制を受けております。当社グループではこれらの規制を遵守し事業活動を行っておりますが、関連する規制への抵触、役員・従業員による不正行為が完全に回避できない可能性があります。このような事象が発生した場合、法的な処分、訴訟の提起、さらには事業停止に至るリスクや企業ブランドの低下、社会的信用の失墜等のリスクがあります。また、規制が強化された場合、規制対応のための多額な費用負担等で事業に影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 当社グループでは、コンプライアンスに関するリスク低減とコンプライアンス意識向上に向け、以下の活動を実施しております。 ・サステナビリティ委員会にガバナンス/コンプライアンス部会を設置し、コンプライアンス情報の収集、分析を進め取締役会に報告 ・グループ会社を含めた社内コンプライアンス教育の実施 (11)気候変動リスク 気候変動リスクには、政策・規制の強化、技術の進展、市場や評判の変化など脱炭素社会への移行に起因する「移行リスク」および急性的な異常気象の激甚化、慢性的な気温・海面上昇など気候変動による物理的な影響に起因する「物理的リスク」があります。 当社における「移行リスク」および「物理的リスク」は以下のとおりです。 「移行リスク」 ・再生可能エネルギーの調達要求などによるコストの増加 ・炭素税、燃料・エネルギー消費への課税、排出権取引などに伴うコストの増加 ・製品開発の遅れによる販売機会の逸失や既存製品の陳腐化による売上高の減少 「物理的リスク」 ・気候変動に伴う台風や洪水などの災害により、グループ会社が操業できなくなるリスクおよび仕入先の操業停止や交通インフラの麻痺などで部品調達ができなくなるリスク (主な対応策) 移行リスクについては、事業活動において発生する温室効果ガスの排出を削減するために、省エネの推進、再生可能エネルギーの導入および環境配慮型製品の開発に取組んでおります。物理的リスクについては、BCP管理体制を強化するとともに、BCP運用状況の評価を年1回以上実施しております。 (12)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、取引先の機密情報や個人情報を有しております。これらの情報は、グループ全体で管理体制を構築し、運用管理と情報セキュリティの強化を実施しております。しかしながら、複雑化するサイバー攻撃や不正アクセス、内部の過失等により、これら情報の破壊や改ざん、流出、または情報システムの停止等が発生する可能性があります。 (主な対応策) 当社グループでは、情報セキュリティシステムによる不正アクセスの制限と監視、外部機関による情報セキュリティの脆弱性診断を実施し、管理体制の強化に努めております。また、当社情報セキュリティ規定に基づくソフトウエアや情報機器持出し制限や監視、情報リテラシーを高める目的での社員セキュリティ教育、万が一の脅威に備え迅速に対応するためのウイルス対策訓練等、事業活動停止を回避する対策の実施に取り組んでおります。 (13)知的財産権に関するリスク 当社グループは、知的財産権を重要な経営資源と捉え、事業活動を支える技術を保護し、他社との差別化を図り、事業を拡大するために、特許・意匠・商標等の知的財産権を獲得しております。しかし、競合他社が同様の技術を開発することで当社の独自性が低下したり、海外において充分な保護の措置が取られなかったり、当社の製品が模倣され商機を失うようなリスクがあります。また、当社が第三者の知的財産権を侵害するとして、第三者から販売の差し止めや損害賠償の請求を受けたり、実施許諾料を求められたり、あるいは訴訟を提起されるリスクがあります。さらに他社との協業や共同研究・共同開発が活性化している中、知的財産権に関する契約のトラブルなどが発生すると、当社事業に悪影響を与えるリスクがあります。 (主な対応策) 当社グループでは、特許などの出願前に、先行技術調査を徹底するとともに、各国の知的財産に関する法律・審査基準やプロセスを把握し、更に、海外での特許取得の効果・意義の検討を加え、知的財産権取得の精度アップ、効率向上に努めております。また、自社製品・サービスの開発段階から、第三者の知的財産権の調査を行い、自社製品・サービスとの比較検討を行うことで、第三者の知的財産権を侵害するリスクを低減することや、開発効率の向上に努めております。製品・サービスの開発に関わる技術者全員には、知的財産の重要性や第三者の知的財産権侵害リスク等について啓蒙を図ることのみならず、技術者自らが先行技術を調査できるよう教育を進めております。さらに、他社との協業や共同研究・共同開発においては、事前の契約内容について、専門部署を含めた精査を充分に行った上で事業を進めております。 (14)感染症に関わるリスク 当社グループは、全世界的な感染症の流行に備え、従業員の安全と社内外への感染拡大抑止を第一に対策を講じておりますが、感染症の拡大や長期化の状況によっては、当社グループが事業を展開している国・地域における活動規制や企業活動の停滞等により当社グループ全体の事業活動、業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 当社グループは、事業継続計画(BCP)を策定しており、リスク低減策を講じております。また、今後、感染症などのリスクが顕在化した場合には、これまでの経験を活かして具体的な対応策を策定し、感染予防・拡大防止策の実施に努めてまいります。 (15)顧客の信用リスク 当社は世界各地の機器メーカーを中心に電子部品を供給しておりますが、顧客の業績が悪化した場合、売上債権等の回収ができず、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 当社グループは、新規取引時には外部信用リスク評価も参考にして取引条件等の設定を行い、顧客の財務状況の定期的確認や随時、売上債権の状況を把握すること等により、債権回収リスクの低減に努めております。 また、諸規定を見直し、与信状況の監督を強化するとともにリスクマネジメント会議を定例開催し、経営への影響が大きいリスクに関して議論しております。 (16)M&A、業務提携、戦略的投資に係るリスク 当社グループは、持続的な成長と企業価値向上に向けた新技術の獲得、新規事業領域への参入、既存事業の競争力強化を目的として、必要に応じてM&A、業務提携、戦略的投資を実施しております。しかしながら、市場環境や競争環境に著しい変化が発生した場合は、事業計画通りに投資効果を得られず、当社グループの業績や成長に影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 検討に際しては、当社の事業計画に照らし合わせ、市場、新規技術の動向や顧客ニーズ、相手先企業の経営状況等のリスク分析を行ったうえで判断しております。また実行された案件についての定期的な検証を行い、戦略の見直しを実施しております。 (17)人材の採用・確保に係るリスク 当社グループは、品質と技術を重視した製品づくりを進めておりますが、事業を拡大していく上で、専門性や多様な能力を有する人材確保の必要性がますます高まっています。一方、少子高齢化や労働人口の減少等、雇用環境の変化が進んでおり、人材確保が進まなかった場合、事業展開、業績及び成長に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 人材確保のために、計画的な新規採用や経験者の中途採用に積極的に取り組んでおります。また、公正な評価での登用・処遇を行うことで、従業員エンゲージメントを高め、多様な人材が中核人材として活躍できるよう、人材の定着を図っております。 (18)製品の品質、製造物責任に関するリスク 当社グループは、至誠の精神に基づく「お客様第一」「品質重点」を基本方針とし、国内外製造拠点において国際品質マネジメント規格(ISO9001、IATF16949他)に従い、徹底した品質管理を行い多様な製品を製造しております。しかしながら、全ての製品において欠陥が発生しないという保証はなく、将来において予期せぬ不具合が発生すること等により、製造物賠償責任保険の範囲を超える賠償責任を問われる可能性があります。その結果、当社グループの事業、業績、財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (主な対応策) 当社グループでは、製品の開発段階より設計審査でのデザインレビューを十分に重ねた信頼のおける製品を量産化し、工程パトロール、内部品質監査、購入先監査、信頼性試験等を通じて品質保証体制の向上に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,932字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は、米国では個人消費の下支えにより景況は底堅く推移し、中国では輸出が米国以外向けに増加したものの、不動産不況や政府補助金の効果低減に伴い内需の減速が鮮明になりました。 わが国におきましては、自動車関連の輸出が減少するなど米国関税による影響を受けましたが、個人消費および設備投資は底堅さを維持しました。 そのような環境下、エレクトロニクス市場におきましては、AIの拡大を背景にデータセンター向けが増加しましたが、EV向けが失速したことから、電子部品需要は総じて弱含みで推移しました。また、年度後半にかけて貴金属相場が高騰し、原材料価格が上昇いたしました。 こうした状況のなかで、当社グループにおきましては、付加価値率の高い新分野への拡販を図る一方、生産効率の改善に努めました。 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高が43,128百万円(前期比△0.1%)、営業利益は2,311百万円(同△11.1%)となり、経常利益は2,742百万円(同△3.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,986百万円(同△9.5%)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 ・電子部品 電子部品は、売上高は42,275百万円(前期比+0.2%)となりましたが、貴金属相場の高騰に伴い材料コストが増加し、営業利益は3,467百万円(同△5.1%)となりました。 ・金型・機械設備 金型・機械設備は、機械設備の外販が振るわなかったものの、金型においてアミューズメント向けが増加し、売上高765百万円(同+9.6%)、営業利益110百万円(同+101.7%)となりました。 ・その他 その他は、商品仕入及び不動産業等にかかる事業であり、売上高536百万円(同△6.5%)、営業利益57百万円(同△49.7%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ906百万円増加し、10,210百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,397百万円となりました。これは、税金等調整前当期純利益2,792百万円、減価償却費1,158百万円のほか、棚卸資産の増加、仕入債務および退職給付に係る負債の減少、法人税等の支払いなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は134百万円となりました。これは、固定資産の取得による支出825百万円のほか、投資有価証券の売却による収入などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は644百万円となりました。これは、借入金の純増298百万円、配当金の支払い713百万円、自己株式の取得による支出131百万円などによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 電子部品(百万円)   41,772   0.2 金型・機械設備(百万円)   420   △8.9 合計(報告セグメント)(百万円)   42,193   0.1 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の報告セグメントに属していない「その他」に含まれる商品仕入実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) その他(㈱大泉製作所商品仕入) (百万円)   280   △13.8 (注)金額は販売価格によっております。 c.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 電子部品   43,215   1.3   13,007   7.8 金型・機械設備   414   3.1   40   △43.7 報告セグメント計   43,630   1.3   13,048   7.5 その他   430   △4.1   93   33.9 合計   44,060   1.3   13,141   7.6 (注)為替換算による差額等は、受注高に含めて調整しております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 電子部品(百万円)   42,275   0.2 金型・機械設備(百万円)   445   △15.4 報告セグメント計(百万円)   42,721   0.0 その他(百万円)   407   △9.7 合計(百万円)   43,128   △0.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 無錫夏普電子元器件㈲   7,777   18.0   6,592   15.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (事業全体の経営成績) ・売上高 売上高は、モジュール製品がディスプレイパネル向けに減少したことを主因に、前期に対し57百万円減少(前期比△0.1%)し、43,128百万円となりました。 ・売上原価 売上原価は、前期に対し9百万円増加(同+0.0%)し、34,616百万円となり、売上原価率は下期からの貴金属相場高騰の影響を主因に、80.3%と、前期(80.1%)に対し上昇しました。 ・販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費におきましては、人件費の増加および海外子会社分の円安に伴う円換算額の増加を主因に、前期に対し222百万円増加(同+3.7%)し、6,201百万円となり、販管費率は、14.4%と、前期(13.8%)に対し上昇しました。 ・営業外損益(営業外収益及び営業外費用) 営業外損益の純額は431百万円の益(前期は248百万円の益)となりました。前期は期末にかけて米ドル安円高にシフトしましたが、当期は下期から米ドル高円安が進行したことから、為替差益が、前期81百万円に対し、当期は277百万円と増加しました。 ・経常利益 営業利益の減少および為替差益の増加を主因に、前期に対し106百万円減少し、2,742百万円(前期比△3.7%)となりました。 ・特別損益(特別利益及び特別損失) 特別損益の純額は49百万円の益(前期は81百万円の損)となりました。前期は事業用資産の減損損失233百万円および取引先関連事業損失戻入益155百万円を計上しましたが、当期は投資有価証券売却益107百万円、事業用資産の減損損失41百万円等を計上しました。 ・税金費用(法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額) 税金等調整前当期純利益は、2,792百万円となり、前期に対し24百万円増加(前期比+0.9%)し、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した税金費用合計としては、前期に対し232百万円増加(同+40.6%)し、805百万円となりました。 税金等調整前当期純利益に対する税金費用合計の比率は、前期20.7%に対し、当期は28.9%と親会社の法定実効税率30.5%に近い水準となりました。これは、2022年度において顧客の民事再生手続開始の申立てに伴う取引先関連事業損失2,004百万円が税務上損金不算入となり、かつ、一時差異に係る繰延税金資産についても全額評価性引当となりましたが、前期はその一時差異が解消したことにより比率が低下しましたが、当期は特段の変動要因がなかったためであります。 ・親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益、特別損益(益)、税金費用の計上などから、1,986百万円(同△9.5%)となり、1株当たり当期純利益金額は253.15円(前期は270.78円)となりました。 (事業全体の財政状態) ・現金及び預金 利益の計上を主因に現金及び預金は前期末に対し1,148百万円増加(前期比+9.6%)し、13,079百万円となりました。 ・売上債権(受取手形及び売掛金、電子記録債権) 期末にかけての売上高が、当期は前期より高い水準となったため、当期末の売上債権は、前期末に対し124百万円増加(同+1.4%)し、8,774百万円となりました。 ・棚卸資産 当期は後半から生産水準が高まったことや貴金属相場高騰により資材価格が上昇したことなどから、当期末の棚卸資産は、前期末に対し759百万円増加(同+9.4%)し、8,868百万円となりました。 ・有形固定資産及び無形固定資産 減価償却費1,158百万円および減損損失41百万円に対し、設備投資は1,890百万円となったことなどから、有形固定資産及び無形固定資産の合計は、前期末に対し897百万円増加(同+10.2%)し、9,699百万円となりました。 ・繰延税金資産 繰延税金資産は、法人税等調整額が32百万円(損)となったほか、その他有価証券評価差額(益)に係る繰延税金負債(相殺)が248百万円増加したことおよび未認識退職給付残高(△)に係る繰延税金資産が84百万円減少したことを主因に、前期末に対し354百万円減少(同△34.0%)し、687百万円となりました。 ・仕入債務(電子記録債務、買掛金) 仕入債務は中小受託取引適正化法などにより支払サイトが短縮したことから、前期末に対し622百万円減少(同△10.7%)し、5,180百万円となりました。 ・退職給付に係る負債 定年退職の増加に伴い退職給付の支払いが退職給付費用を上回ったこと、定年延長の決定に伴い過去勤務費用(△)が発生したこと、および割引率の上昇に伴い数理計算上の差異(△)が発生したことから、当期末の退職給付に係る負債は、前期末に対し471百万円減少(同△14.0%)し、2,891百万円となりました。 ・有利子負債(短期借入金、長期借入金) 有利子負債は、長期借入金が減少したものの、短期借入金が増加し、前期末に比べ298百万円増加(同+3.4%)し、9,035百万円となりました。 ・純資産の部 純資産の部の合計は、前期末に対し3,104百万円増加(同+13.7%)し、25,817百万円となりました。 純資産の部の増減の概要は次のとおりであります。 株主資本は、親会社株主に帰属する当期純利益により1,986百万円増加しましたが、剰余金の配当により713百万円減少したほか、自己株式の取得および処分により121百万円減少したことなどから、前期末に対し1,150百万円増加(同+6.3%)し、19,303百万円となりました。 その他の包括利益累計額は、アジア通貨高・円安により為替換算調整勘定が1,208百万円増加したことおよび株高を背景にその他有価証券評価差額金が558百万円増加したことを主因に、前期末に対し1,953百万円増加し、6,513百万円となりました。 (セグメントごとの経営成績等) ・電子部品 売上高は微増となりましたが、貴金属相場の高騰に伴い材料コストが増加し、営業利益は減少しました。 ・金型・機械設備 機械設備の外販が振るわなかったものの、金型においてアミューズメント向けが増加し、前期比増収増益となりました。 ・その他 ㈱大泉製作所製品の減少などにより、前期比減収減益となりました。 (経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) 2025年5月に中期経営計画 2027を公表し、2025年度~2027年度を成長軌道へ舵を切る期間と位置づけ、2027年度目標として以下の指標を掲げました。 ・売上高 480億円、営業利益 34億円、営業利益率 7% ・自己資本利益率(ROE) 10% ・新製品、新規事業の売上比率 20% ・設備投資として3年間で58億円 ・純資産配当率(DOE)3%以上、配当性向35%目処 これらの指標について2025年度は以下の進捗状況となっております。 売上高につきましては、モジュール製品においてディスプレイパネル向けが減少したことから、前期比微減となりました。ただし、モビリティ分野の電動化の進展に伴い、BMS·電動コンプレッサー用モジュール製品は確実に伸長しております。また、AIの普及に伴いデータセンタ向けに抵抗器等が増加し、2輪車向けにピエゾ製品が拡大基調にあります。 営業利益は貴金属相場高騰の影響を主因に前期比約3億円減の約23億円、営業利益率5.4%に留まりました。顧客に対し資材コストの増加分を売価に反映していただくよう交渉を進めているほか、生産効率の改善など原価改善に取り組んでおりますが、回復時期につきましては2026年度下期からと見込んでおります。 自己資本利益率(ROE)は8.2%となりました。営業利益の減少に加え、アジア通貨高円安および株高の影響で自己資本が増加したことから、10%には届きませんでした。 新製品、新規事業の売上比率は15%となっております。モビリティ分野で抵抗器やサンサ等の高付加価値製品の開発を進めているほか、IoTフォークリフトサービス、超音波ソナーシステムなど、ソリューション製品のビジネス拡大を推進中であります。 設備投資額はモジュール製品およびセンサーの増産を主体に、全体で約19億円実施いたしました。2026年度は、ASEAN拠点の拡充など生産設備の増強を中心に30億円を計画しております。 株主還元につきましては、当期は5期連続の増配を決定し、DOE、配当性向とも基準を上回っております。今後もこの方針で対応してまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度は、営業活動によるキャッシュ・フローが、利益の計上、仕入債務の減少などにより、1,397百万円となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは設備投資などにより、△134百万円となり、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い△713百万円、自己株式の取得による支出△131百万円、借入金の純増298百万円などにより△644百万円となったことなどから、当期末における連結ベースの現金及び現金同等物は、前期末に対し906百万円増加(同+9.7%)し、10,210百万円となりました。 b.財務政策 運転資金は、自己資金および金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資などの長期資金は、自己資金および金融機関からの長期借入を基本としております。 c.重要な資本的支出の予定およびその資金の調達源 当期後1年間の設備投資は、総額3,000百万円を計画しておりますが、その所要資金は主として、自己資金および金融機関からの長期借入金をもって充当する予定であります。 ③重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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