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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

梅の花グループ

UMENOHANA GROUP CO.,LTD.7604 · Standard · 小売業

食と文化の融合をテーマに、和食中心の外食チェーンとテイクアウト・外販まで展開する食の総合企業。

概要

梅の花グループは、福岡県久留米市に本社を置く外食・テイクアウト企業である。1979年に佐賀県で創業し、「湯葉と豆腐の店 梅の花」を核に、和食鍋処「すし半」、海鮮処「さくら水産」など多業態を展開する。2026年4月期の連結売上高は298億円、営業利益6億円。東証スタンダード市場に上場し、タイ・ベトナムに海外拠点を持つ。グループ全体の従業員数は607人。

外食・テイクアウト・外販で構成される収益構造

グループの収益は外食、テイクアウト、外販の三事業セグメントから成る。2026年4月期の連結売上高298億24百万円の内訳は、外食事業が170億52百万円(構成比57%)、テイクアウト事業が106億33百万円(同36%)、外販事業が20億90百万円(同7%)であり、外食が最大の柱である。外食事業では「湯葉と豆腐の店 梅の花」を主力に、株式会社すし半が運営する「和食鍋処 すし半」、株式会社テラケンが運営する「海鮮処 さくら水産」、株式会社三協梅の花が運営する「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅」などの業態を展開する。テイクアウト事業は株式会社古市庵プラスが担い、「古市庵」ブランドの巻寿司・いなり寿司と「梅の花」ブランドの弁当・和惣菜を販売する。外販事業ではセントラルキッチン製品や水産加工品を外部企業や通信販売で展開する。この三事業体制により、外食需要の変動や季節イベントに対応する収益基盤を築いている。

子会社ごとに異なる業態を担うグループ体制

グループは持株会社の株式会社梅の花グループの下に7つの連結子会社と2つの持分法適用非連結子会社を擁する。店舗運営は業態ごとに子会社に分割されている。株式会社梅の花サービスは「梅の花」業態を中心に全国の店舗を運営し、株式会社すし半は「和食鍋処 すし半」、株式会社テラケンは「海鮮処 さくら水産」、株式会社三協梅の花は「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅」を担当する。テイクアウト事業は株式会社古市庵プラスが一括して行う。海外ではUMENOHANA (THAILAND) CO., LTD.がタイ・バンコク、UMENOHANA VIETNAM CO., LTD.がベトナム・ハノイで飲食店舗を運営する。また、Plum協同組合(持分法非適用関連会社)が外国人技能実習生の受入・支援事業を行う。持株会社は子会社への食材・備品供給、経営指導、経理事務サービスを提供し、グループ全体の管理体制を統括する。

下期偏重型の収益構造と有利子負債の課題

財務面では、有利子負債の圧縮が経営上の最重要課題として掲げられている。2026年4月期の営業利益6億48百万円、経常利益3億69百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2億53百万円と、売上高298億円に対して利益率は低い。経営者は支払利息の負担が収益改善を妨げていると認識し、有利子負債の削減とキャッシュ・フロー改善を推進している。業績は下期偏重型の季節パターンを持ち、忘新年会や節分、花見、歓送迎会などの需要が第3四半期・第4四半期に集中する。原材料価格やエネルギー価格の高騰、人件費上昇への対応として、メニュー改定や価格改定、セントラルキッチンでの生産効率化を継続的に実施している。グループ全体の収益力向上と財務健全性の両立が経営の焦点である。

タイとベトナムに拠点を置く海外事業

海外事業はタイ王国とベトナム社会主義共和国で展開されている。2003年9月にタイ・バンコクにUMENOHANA (THAILAND) CO., LTD.を設立し、日本食レストラン運営を開始した。2025年8月にはベトナム・ハノイにUMENOHANA VIETNAM CO., LTD.を設立し、同年中に店舗運営を開始している。両社とも持分法適用非連結子会社であり、現在は事業基盤の構築途上にある。タイでは2号店として「銀座しゃぶしゃぶ 甲梅」を出店し、店舗網を拡充している。経営課題として、現地市場への適応と安定的な収益化が挙げられており、国内ブランドの海外展開とインバウンド需要の取り込みが期待される。海外事業の収益貢献はまだ限定的だが、中長期的な成長の柱と位置づけられている。

三つのセントラルキッチンと食材調達網

グループ内には久留米、京都、佐野の三カ所にセントラルキッチンが設置されている。久留米セントラルキッチンは1992年に新設され、その後2018年に京都セントラルキッチンが新設された。これらの施設では外食・テイクアウト各店舗向けの食材一括生産と、外販用の製品製造を行っている。生産品目の集約・見直しやOEM化を推進することで原価改善に取り組み、食品残渣を活用した循環型リサイクルシステムも導入している。原材料調達では、大豆「ゆきぴりか」の契約栽培を通じて安定供給を図っている。特に主力商品の湯葉・豆腐に必要な大豆の調達網を自前で構築している点が特徴である。セントラルキッチンはグループの収益基盤を支えるバックヤードとして機能し、店舗運営の効率化と商品開発の拠点となっている。

業界の中での役割は外食産業および食品製造・販売事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
298億円
営業利益
6億円
営業利益率
2.0%
純利益
3億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/4
事業売上構成比利益利益率
外食事業170億円57.0%9億円5.3%
テイクア ウト事業105億円35.2%8億円7.6%
外販事業23億円7.7%-1億円-4.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01外食事業主力

「湯葉と豆腐の店 梅の花」、「和食鍋処 すし半」、「海鮮処 さくら水産」、「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅」等の和食中心の外食店舗を運営。子会社が各ブランドを運営し、当社は食材供給・経営指導等を提供する。

主な製品・サービス3
湯葉と豆腐懐石料理
湯葉と豆腐を中心とした懐石料理コース。
鍋料理
「すし半」で提供される和食鍋(寿司、丼物も含む)。
魚料理
「さくら水産」で提供される鮮魚を使った料理。

02テイクアウト事業主力

「古市庵」及び「梅の花」ブランドで、巻寿司・いなり寿司、和総菜・弁当等を販売するテイクアウト店舗を展開。

主な製品・サービス2
巻寿司・いなり寿司
「古市庵」で販売される寿司類。
弁当・和惣菜
「梅の花」ブランドで販売される弁当や和惣菜。

03外販事業(食品製造卸・通信販売)準主力

セントラルキッチンで製造した製品やブランド商品、牡蠣などの水産加工品を外部企業や通信販売で販売する。

主な製品・サービス3
梅の花ブランド商品
豆腐や大豆加工品、冷凍惣菜等。
古市庵ブランド商品
寿司、惣菜等。
水産加工品
牡蠣を主とする加工品。

04不動産賃貸副次

所有する土地・建物の有効活用として、大阪セントラルキッチン跡地に賃貸物件を建設し賃貸事業を行う。

05海外事業その他

タイ・バンコク、ベトナム・ハノイで飲食店舗を運営。持分法適用非連結子会社が運営する。

主な製品・サービス1
日本食レストラン
現地で日本食を提供する飲食店舗。

06人材斡旋事業その他

持分法非適用関連会社が外国人技能実習生の共同受入事業や特定技能外国人支援事業、職業紹介事業を行う。

製品と技術

「湯葉と豆腐の店 梅の花」:湯葉と豆腐懐石の深化

グループの原点であり中核ブランドである「湯葉と豆腐の店 梅の花」は、湯葉と豆腐を使った懐石料理を提供する和食店である。主力商品は湯葉と豆腐を中心とした懐石コースで、一品料理やドリンク、弁当も扱う。久留米セントラルキッチンなどで自社製造された豆腐や湯葉を使用し、品質の均一化を図っている。近年はインバウンド需要に対応した口コミカードの配布や、訪日外国人向けのメニュー開発も進める。店舗数はグループ内で最も多く、デジタル販促としてInstagramのフォロワーは1万人を超え、グループ公式アプリ「うめのあぷり」の会員数は30万人を突破している。特別な日のお祝い需要を取り込むため、公式サイトに「お祝い・行事の席について」を掲載するなど、高付加価値化を推進している。

「すし半」と「さくら水産」:鍋料理と海鮮の業態

「和食鍋処 すし半」は鍋料理、寿司、丼物、お膳物を主力とする業態であり、株式会社すし半が運営する。鍋料理は季節ごとにメニューを変え、歓送迎会などの需要に応じている。「海鮮処 さくら水産」は魚料理、焼き鳥、一品料理を中心とした海鮮居酒屋であり、株式会社テラケンが運営する。両業態とも外食事業の収益の一部を担い、グループの業態多様化に貢献している。また、株式会社三協梅の花が運営する「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅」は、熊本県産あか牛を使用したしゃぶしゃぶ専門店である。これらの業態はグループ内でのクロスセルや食材調達の共通化によるコストメリットを享受しており、セントラルキッチンからの供給も行われている。

テイクアウトブランド「古市庵」と「梅の花」

テイクアウト事業は株式会社古市庵プラスが統括し、「古市庵」と「梅の花」の2ブランドを展開する。「古市庵」は巻寿司、いなり寿司、押寿司、詰合せ寿司、おむすび、おこわなどを主力とし、百貨店や駅ビルに店舗を持つ。「梅の花」は弁当、和惣菜、おせち、豆腐他大豆加工品、冷凍惣菜を販売する。2025年4月期には節分、ひな祭り、花見シーズンなどのイベント需要を取り込み、売上高は106億33百万円と前期比102.7%に増加した。しかし、米価をはじめとする原材料費・資材費の上昇により、セグメント利益は5億20百万円と前期比88.2%に減少した。現在は梅の花業態と古市庵業態を組み合わせた店舗の試験出店(熊本アミュプラザ店など)を進め、販路の拡大を図っている。

セントラルキッチン製品と外販事業

外販事業は、セントラルキッチンで製造された製品や、梅の花・古市庵ブランドを付した商品、牡蠣商品を主とする水産加工品をグループ外の企業や通信販売で販売する。主力は久留米、京都、佐野の各セントラルキッチンで生産される湯葉や豆腐、冷凍惣菜である。2026年4月期の外販事業売上高は20億90百万円とグループ全体の7%を占める。課題として既存取引先への依存度が高く、小口直販やEC販売の拡大が進められている。また、原材料価格高騰に対応するため生産品目の集約やOEM化を推進している。セントラルキッチンでは食品残渣のリサイクルシステムや大豆「ゆきぴりか」の契約栽培など、持続可能な調達にも取り組んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

梅の花ブランドの中堅和食チェーン

和食ファミリーレストラン「梅の花」を運営する中堅外食企業。売上高300億円弱で、同業のトライアルHDは食品スーパー・ディスカウントストアが主力、光フードサービスは居酒屋・ラーメン店等を展開し、業態が異なる。売上は横ばい傾向で、営業利益率も2%前後と低水準。原材料高や人件費上昇が収益を圧迫し、既存店の客数伸び悩みが課題。和食の専門性やブランド認知はあるが、競合の多い外食市場で差別化が難しく、内需依存度が高い。

強み

  • 「梅の花」の名称で和食イメージを定着、中高年層を中心に根強い支持。
  • 全国に100店舗以上の直営・FC店を持ち、一定の規模感を維持。
  • 売上高300億円前後で推移し、大きな変動が少ない成熟したビジネス。
  • 健康志向やインバウンド需要で、和食の根強い人気が追い風。

課題

  • 営業利益率2%前後と低く、コスト削減や高付加価値化による改善が必要。
  • 売上横ばいの中、客数伸び悩みが続き、新規顧客獲得が課題。
  • 外食業界全体の課題で、価格転嫁が難しく利益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が梅の花グループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13184ICDAホールディングス88億円6.9倍
27494コナカ87億円4.1倍
33077ホリイフードサービス87億円24.9倍
47682浜木綿85億円103.4倍
53396フェリシモ83億円17.2倍
67604梅の花グループ81億円31.4倍
75888DAIWA CYCLE80億円8.6倍
83566ユニフォームネクスト77億円14.9倍
97509アイエーグループ77億円4.9倍
109262シルバーライフ74億円9.4倍
112769ヴィレッジヴァンガードコーポレーション73億円12.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

かにしげ有限会社の創業からセントラルキッチン建設まで

1979年10月、料理店経営を目的として佐賀県佐賀市に「かにしげ有限会社」が設立された。これが現在の梅の花グループの原点である。1986年4月、福岡県久留米市に「湯葉と豆腐の店 梅の花」1号店を開店。湯葉と豆腐に特化した懐石料理という差別化されたコンセプトが支持を集め、店舗展開の基盤となった。1990年1月、株式会社ウメコーポレーション(後の株式会社梅の花グループ)を設立し、同年7月にかにしげ有限会社を吸収合併して事業を一本化した。1992年12月には久留米セントラルキッチンを新設。チェーン展開に必要な食材の一貫生産体制を整え、店舗間の品質均一化とコスト削減を図った。この期間で、個人商店から組織的な外食企業への基盤が固まった。

株式公開から東証上場、海外進出と組織再編

1999年4月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、公的な市場での資金調達の道を開いた。2002年6月には東京証券取引所市場第二部に上場。上場により企業としての信用力が向上し、その後の拡大の原資を得た。2003年9月、タイ王国バンコク市にUMENOHANA (THAILAND) CO., LTD.を設立し、初の海外進出を果たした。2004年9月には新設分割により株式会社西日本梅の花と株式会社東日本梅の花を設立し、店舗運営を承継した。これにより持株会社が経営管理と食材供給に専念し、運営子会社が店舗実務を担うグループ体制が形成された。この時期、国内での事業基盤の強化と国際展開の第一歩が同時に進められた。

M&Aによる事業多角化の推進

2007年10月、株式会社古市庵を株式取得により子会社化した。同社は巻寿司・いなり寿司の販売店「古市庵」を運営しており、これによりテイクアウト事業に本格参入した(2014年に完全子会社化)。2016年10月には水産加工品の製造販売を行う株式会社丸平商店を完全子会社化(2025年8月に吸収合併で消滅)。2017年4月には鍋料理の「すし半」を運営する株式会社すし半を完全子会社化した。2019年2月には農事組合法人甲誠牧場との合弁で株式会社三協梅の花を設立し、「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅」業態を開始。同年5月には海鮮居酒屋「さくら水産」を運営する株式会社テラケンを子会社化した。これらのM&Aにより、グループの業態は豆腐懐石から和食鍋、海鮮、テイクアウト寿司、水産加工品へと拡大した。

グループ再編、決算期変更、商号変更とベトナム進出

2016年10月、株式会社梅の花Serviceを分割し、株式会社梅の花サービス東日本を設立。西日本と東日本で運営子会社を分化していたが、2023年5月に西日本を存続会社として東日本と九州(2021年設立)を吸収合併し、再び株式会社梅の花サービスに統合した。2018年12月には決算月を9月から4月に変更し、会計年度を統一した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2023年8月、株式会社丸平商店を吸収合併。2025年5月、商号を株式会社梅の花から株式会社梅の花グループに変更し、グループ経営体制を明確化した。同年8月、ベトナム社会主義共和国ハノイ市にUMENOHANA VIETNAM CO., LTD.を設立し、海外事業の第二拠点を開設した。これにより、タイとベトナムの2カ国体制での海外展開が本格化した。

年表27件を開く

1970年代

  • 1979年10月創業料理店の経営を目的として、佐賀県佐賀市にかにしげ有限会社を設立。

1980年代

  • 1986年4月「湯葉と豆腐の店 梅の花」1号店を福岡県久留米市に開店(久留米店)。

1990年代

  • 1990年1月創業福岡県久留米市に株式会社ウメコーポレーション(現 株式会社梅の花グループ)を設立。
  • 1990年7月M&A株式会社ウメコーポレーションが、かにしげ有限会社を吸収合併。
  • 1992年12月福岡県久留米市に久留米セントラルキッチンを新設。
  • 1999年4月日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年代

  • 2002年6月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2003年9月創業タイ王国バンコク市にUMENOHANA(THAILAND)CO.,LTD.を設立。
  • 2004年9月創業新設分割により株式会社西日本梅の花及び株式会社東日本梅の花を設立し、店舗運営を承継。(2008年10月の組織再編により統合、商号を株式会社梅の花Serviceに変更)
  • 2004年11月創業福岡県久留米市に有限会社梅の花plus(2008年10月に株式会社梅の花plusに変更)を設立。
  • 2007年10月M&A株式会社古市庵を株式取得により子会社化。(2014年10月に完全子会社)

2010年代

  • 2016年10月創業株式会社梅の花Serviceを分割会社とする新設分割により株式会社梅の花サービス東日本を設立し、株式会社梅の花Serviceを株式会社梅の花サービス西日本へ商号変更。
  • 2016年10月M&A株式会社丸平商店を株式取得により完全子会社化。
  • 2016年11月株式会社フジオフードシステム(現 株式会社フジオフードグループ本社)と資本業務提携に関する覚書を締結。
  • 2017年4月M&A株式会社すし半を株式取得により完全子会社化。
  • 2018年8月京都府綴喜郡井手町に京都セントラルキッチンを新設。
  • 2018年12月商号変更2019年4月期(第40期)より、決算月を9月から4月に変更。
  • 2019年2月M&A農事組合法人甲誠牧場(本社 熊本県阿蘇市)と合弁で株式会社三協梅の花(子会社化)を設立。
  • 2019年5月M&A株式会社テラケンを株式取得により子会社化。

2020年代

  • 2021年1月創業Plum協同組合を設立。
  • 2021年5月創業株式会社梅の花サービス西日本を分割会社とする新設分割により、株式会社梅の花サービス九州を設立。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2022年5月M&A株式会社古市庵を存続会社、株式会社梅の花plusを消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社古市庵プラスに変更。
  • 2023年5月M&A株式会社梅の花サービス西日本を存続会社、株式会社梅の花サービス東日本及び株式会社梅の花サービス九州を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社梅の花サービスに変更。
  • 2023年8月M&A株式会社梅の花を存続会社、株式会社丸平商店を消滅会社とする吸収合併を実施。
  • 2025年5月商号変更株式会社梅の花から株式会社梅の花グループへ商号変更。
  • 2025年8月創業ベトナム社会主義共和国ハノイ市にUMENOHANA VIETNAM CO.,LTD.を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    厳しい環境への対応と収益構造改革

    原材料・エネルギー価格高騰や人件費上昇に対応するため、コスト構造の見直しを進めつつ、収益力の向上と事業拡大を両立させる。具体的には、製造部門で生産品目の集約やOEM化、機械化・自動化を推進し、物流部門では配送ルートの見直しや拠点運営の効率化を図る。

  2. 02

    外食事業の競争力強化と新業態開発

    インバウンド需要やデジタル化の進展に対応するため、高付加価値商品の開発・販売強化に加え、投資負担を抑えた新業態の開発・出店を進める。既存店舗については改装や業態転換を通じて収益力と競争力を向上させる。

  3. 03

    テイクアウト事業の販路多様化

    百貨店依存の販路構造を改め、駅ビルや商業施設への出店を拡大し、複合型店舗の展開など新たな販売モデルを構築する。同時に、商品構成の見直しや廃棄ロス削減による店舗運営の効率化を進める。

  4. 04

    外販事業の拡大と収益性向上

    既存取引先への依存度を下げ、新規取引先の開拓や小口直販・EC販売の拡大を図る。顧客ニーズに応じた付加価値の高い商品開発を推進し、収益性の高い販売構成への転換を進める。

  5. 05

    人的資本とDXの推進

    セントラルキッチンや店舗の人材不足に対応するため、外国人材の受け入れや職場環境の整備を進めつつ、店舗責任者や経営幹部候補の育成に取り組む。また、AI・RPAを活用した業務効率化やDXを推進し、生産性を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で607人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は467万円で、10期前と比べて+11.0%平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月656
2017年9月715
2018年9月696
2019年4月42039.311.6681
2020年4月42040.812.4761
2021年4月42642.213.5703
2022年4月43543.413.8673
2023年4月45942.113.4659
2024年4月46243.013.2657122
2025年4月49844.614.262696
2026年4月46744.515.160799

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.6%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)51.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
梅の花 千里中央店他 — 大阪府豊中市他2,741百万円
外食事業
不動産管理部門(注)32,418百万円
外食事業 その他
すし半布施店他 — 大阪府東大阪市他2,160百万円
外食事業
京都セントラルキッチン — 京都府綴喜郡井手町1,888百万円
外食事業 テイクアウト事業 外販事業
久留米セントラルキッチン他 — 福岡県久留米市他1,349百万円
外食事業 テイクアウト事業 外販事業
本社その他設備 — 福岡県久留米市他552百万円
全社
おしとり神埼店他(佐賀県神埼市他)(注)4434百万円
外食事業 テイクアウト事業
関西事務所(大阪市旭区) (注)3390百万円
テイクアウト事業
古市庵難波髙島屋店他 — 大阪市中央区他288百万円
テイクアウト事業
しゃぶしゃぶ甲梅GINZASIX店他 — 東京都中央区他161百万円
外食事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社梅の花サービス(注)3、4、5
    福岡県久留米市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社古市庵プラス(注)3、5
    福岡県久留米市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社すし半(注)3
    福岡県久留米市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社テラケン(注)3、4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権60.4%
  • 国内
    株式会社三協梅の花(注)3
    福岡県久留米市 · 連結子会社
    議決権70.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は298億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.4%、利益が+0.0%。

売上高
+1.4%
298億円
営業利益
+0.0%
6億円
純利益
3億円
営業利益率
2.0%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高300億円298億円
営業利益6億円6億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は157億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+1.3%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q7745.22
2023年4Q71−4
2024年1Q6911.42
2024年2Q72−1−1.41
2024年3Q8378.44
2024年4Q7411.43
2025年2Q139−1−0.7−2
2025年4Q15574.5−2
2026年2Q141−1−0.7−2
2026年4Q15774.55

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年9月期からの15期で、売上は300億円から298億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月30063
2013年9月29820
2014年9月29762
2015年9月2942−1
株式会社梅の花Serviceを分割会社とする新設分割により株式会社梅の花サービス東日本を設立し、株式会社梅の花Serviceを株式会社梅の花サービス西日本へ商号変更。
2016年9月2941−1
株式会社すし半を株式取得により完全子会社化。
2017年9月3144−5
2019年4月期(第40期)より、決算月を9月から4月に変更。
2018年9月32640
農事組合法人甲誠牧場(本社 熊本県阿蘇市)と合弁で株式会社三協梅の花(子会社化)を設立。
2019年4月1954−10
2020年4月305−14−44
Plum協同組合を設立。
2021年4月216−24−19
株式会社古市庵を存続会社、株式会社梅の花plusを消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社古市庵プラスに変更。
2022年4月226−182
株式会社梅の花サービス西日本を存続会社、株式会社梅の花サービス東日本及び株式会社梅の花サービス九州を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社梅の花サービスに変更。
2023年4月2750−4
2024年4月298872.710
ベトナム社会主義共和国ハノイ市にUMENOHANA VIETNAM CO.,LTD.を設立。
2025年4月294642.0−4
2026年4月298642.03

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高298億円のうち、営業利益として残るのは6億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金35.2%105億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金62.8%187億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
64.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.7pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.5pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.3pt
12.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年4月期は営業CFが21億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は22億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月14−3−121114
2013年9月10−1811−817
2014年9月19−203−119
2015年9月8−2313−1517
2016年9月13−1358074
2017年9月14−47−6−3336
2018年9月13−3423−2138
2019年4月15−12−12329
2020年4月−8−1718−2522
2021年4月−1228152
2022年4月4−28262
2023年4月10−8−29233
2024年4月7−1−9629
2025年4月7−7−10020
2026年4月21−6−131522

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は224億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は9.4%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月1826012233.0
2013年9月1906612435.0
2014年9月1996913034.5
2015年9月2076514231.5
2016年9月2625221019.6
2017年9月2774822917.4
2018年9月3008022026.8
2019年4月2877421325.7
2020年4月2603422611.0
2021年4月282122703.6
2022年4月2873125610.4
2023年4月253252289.9
2024年4月2503321813.0
2025年4月230182118.0
2026年4月224212039.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-3億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
203億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率6 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中84位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中311位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
9.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥895で、1年前と比べて+10.1%過去52週の値幅のなかでは76%の位置にある。

¥895-0.7%1ヶ月-0.2%1年+10.1%時価総額81億円
過去52週の値幅
安値¥801高値¥924

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)31.4倍
PER (会社予想)28.4倍
PBR3.79倍
配当利回り1.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

899円と25日線(874.16円)を上回り、上昇トレンド。週足では75日線(873円)も突破し、52週高値924円に接近。出来高は増加傾向で、買い意欲強い。RSI61.3とやや強気。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PER 33.6倍は業界平均41.3倍を下回るが、PBR 3.8倍は平均2.9倍を上回り、配当利回り1.12%は平均1.50%を下回る。ROEは35.4%と高いものの、直近の業績が減収減益で純利益が赤字転落しており、バリュエーションの高さに見合った成長が懸念される。割高感があるが配当の伸びは限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)31.4倍39.6倍
PER (予想)28.4倍
PBR3.79倍2.44倍
ROE12.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

和食業態としてのブランド力とヘルシー志向の追い風がある一方、原材料高と人件費増が収益を圧迫している。強気派は、「梅の花」のブランド認知度と、外食需要の回復による既存店売上の改善を期待。また、コスト削減施策やメニュー価格改定により収益改善が進むと見る。弱気派は、競合の和食チェーンや低価格帯の外食との差別化が難しく、インフレ下での客離れリスクを指摘。赤字転落した2025年4月期の業績を重視し、回復の見通しが不透明と判断する。

プラスに働く材料7
  • ブランド力と需要回復

    「梅の花」の認知度は高く、外食需要回復で既存店売上改善の余地。

  • コスト改善余地

    価格改定やメニュー見直しにより、マージン改善が期待される。

  • 新業態・M&Aの可能性

    グループ外食事業以外に新規事業展開の可能性。

  • 収益改善・黒字転換2026年4月期影響

    純損失4億円→純利益3億円、収益改善で株価再評価

  • 売上高横ばいからの反転2026年4月期影響

    売上高294→298億円、微増ながら底打ち確認

  • 外食需要の回復基調2025年下期影響

    インバウンド・個人消費回復で既存店売上増加

  • 店舗再編効果通年影響

    不採算店閉鎖で固定費削減、営業利益率改善

マイナスに働く材料7
  • 業績不安定

    2025年4月期は営業赤字。回復の確証が乏しい。

  • 競争激化

    低価格和食チェーンや他業態との競合が激しく、客数確保が困難。

  • コスト上昇圧力

    食材・人件費の上昇が続き、価格転嫁も限定的。

  • 高PERの修正リスク継続影響

    予想PER28.6倍は業種平均超、業績未達で急落

  • 原材料・人件費高騰通年影響

    食材高騰と最低賃金上昇で営業利益6億円を圧迫

  • 競合との価格競争激化継続影響

    低価格外食チェーンの攻勢で客数減少リスク

  • 時価総額小さく流動性リスク継続影響

    時価総額81億円と小型、大口売りで株価下落圧力

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
客数と客単価の動向を把握し、回復度合いを測る。
営業利益率
コスト管理と価格転嫁の成否を示す。黒字化が焦点。
店舗数(純増減)
店舗網拡大(縮小)の方向性を確認。出退店が業績に影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.12%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.12%
いまの株価に対して
配当性向
13.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月5
2017年9月50.0
2018年9月50.036.2
2023年4月20300.0
2024年4月10−50.013.8
2025年4月100.0
2026年4月100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ36,476人。区分でいちばん多いのは個人・その他89.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.7%を占め、残る90.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
個人・その他77.980.585.787.388.989.9
事業法人16.414.29.47.28.17.3
金融機関3.53.93.74.72.52.4
自己株式2.42.42.42.01.81.6
証券会社0.60.80.80.50.20.2
外国法人1.60.60.40.30.20.1
外国人個人0.10.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01梅野 久美恵7.89
02麒麟麦酒株式会社2.23
03株式会社梅野企画2.02
04株式会社フジオフードグループ本社1.50
05株式会社西日本シティ銀行1.07
06梅の花従業員持株会1.01
07株式会社三菱UFJ銀行0.51
08鳥越製粉株式会社0.40
09株式会社福岡銀行0.27
10株式会社りそな銀行0.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−22%、1株純資産は15期で−83%。直近期のROEは12.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月378584.348.5305.7
2013年9月69040.7347.3
2014年9月319323.473.288.8
2015年9月−12885
2016年9月−11751
2017年9月−73705
2018年9月61,0050.7440.136.2
2019年4月−123923
2020年4月−548358
2021年4月−240125
2022年4月2011610.951.7
2023年4月−5553
2024年4月11714735.48.913.8
2025年4月−44114
2026年4月2914512.930.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/4期の役員報酬は総額106百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
本多裕二代表取締役会長CEO7413,300
鬼塚崇裕代表取締役社長COO613,500
村山芳勝常務取締役654,200
吉田訓取締役52900
増村政信取締役606,500
野田安秀取締役521,501
岡田由佳取締役50
宮崎秀之取締役(常勤監査等委員)681,100
井上二郎取締役(監査等委員)59
南昌作取締役(監査等委員)54
白土成孝取締役(監査等委員)57

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6909015
社外取締役510102
取締役(社内)1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,482字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社梅の花グループ)、子会社7社及び関連会社1社により構成され、食と文化の融合をテーマに、外食事業として「湯葉と豆腐の店 梅の花」、「和食鍋処 すし半」、「海鮮処 さくら水産」、「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅(こうばい)」等の店舗展開を行い、テイクアウト事業として、巻寿司・いなり寿司等の販売店「古市庵」及び和総菜・弁当の販売店「梅の花」の店舗展開を行い、外販事業として、水産加工品の製造販売、梅の花及び古市庵ブランド商品の販売を行っております。 各事業における当社及び関係会社の位置付けは事業の系統図のとおりであります。 なお、次の外食事業・テイクアウト事業・外販事業・その他は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (外食事業) 株式会社梅の花サービス(連結子会社)は「湯葉と豆腐の店 梅の花」を中心とした店舗、株式会社すし半(連結子会社)は「和食鍋処 すし半」の店舗、株式会社テラケン(連結子会社)は「海鮮処 さくら水産」を中心とした店舗、株式会社三協梅の花(連結子会社)は「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅(こうばい)」の店舗を運営しております。当社は、上記子会社に対し、食材及び備品等の供給、経営指導、経理事務等の請負サービス等を提供しております。 外食事業における当社グループの業態別の主要販売品目は、次のとおりであります。 業態   主要販売品目 湯葉と豆腐の店 梅の花   湯葉と豆腐懐石料理、和食一品料理、ドリンク、弁当 和食鍋処 すし半   鍋料理、寿司、丼物、お膳物、ドリンク、弁当 海鮮処 さくら水産   魚料理、焼き鳥、一品料理、ドリンク その他   その他飲食 (テイクアウト事業) 株式会社古市庵プラス(連結子会社)は、「古市庵」と「梅の花」ブランドを中心とした店舗を展開しております。当社は、食材及び備品等の供給、経営指導、経理事務等の請負サービス等を提供しております。 テイクアウト事業における当社グループの業態別の主要販売品目は、次のとおりであります。 業態   主要販売品目 古市庵   巻寿司、いなり寿司、押寿司、詰合せ寿司、おむすび、おこわ等 梅の花   弁当、和惣菜、おせち、豆腐他大豆加工品、冷凍惣菜 その他   弁当、和惣菜、おせち、豆腐他大豆加工品、冷凍惣菜、生鮮品等 (外販事業) 当社外販部門は、当社セントラルキッチンの製品や梅の花及び古市庵ブランドを付した商品並びに牡蠣商品を主とする水産加工品を当社グループ外の企業等に販売及び通信販売を行っております。 (その他) 当社グループが所有する土地・建物等、有効活用を目的としたストック事業を進めており、大阪セントラルキッチン跡地に賃貸物件を建設し、賃貸事業を行っております。 当社は、株式会社古市庵プラスより不動産の賃借を行っております。 (海外事業) UMENOHANA(THAILAND)CO.,LTD.(持分法適用非連結子会社)はタイ王国バンコク市、UMENOHANA VIETNAM CO.,LTD.(持分法適用非連結子会社)はベトナム社会主義共和国ハノイ市において飲食店舗の運営を行っております。 (人材斡旋事業) Plum協同組合(持分法非適用関連会社)は、外国人技能実習生共同受入事業、特定技能外国人支援事業並びにそれらの職業紹介事業を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,466字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、企業理念である「人に感謝、物に感謝」の精神を根幹に据え、変化する経営環境(自然災害の多発、物価の高騰、少子高齢化の進行等)に的確に対応してまいります。 「花咲く、食のひとときを。」を存在意義として、食を通じたホスピタリティの提供を追求するとともに、次世代への食文化の継承、日本の食文化の魅力を国内外へ発信することで、持続可能な成長と社会への貢献を図ってまいります。 (2)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、日本国内における少子高齢化及び人口減少の進行に加え、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、人件費の上昇、消費者ニーズの多様化等により、引き続き厳しい状況が続いております。また、米国の通商政策を巡る動向や中東情勢等の地政学的リスクにより、景気や物流、エネルギー価格への影響が懸念される等、先行き不透明な状況が続いております。さらに、インバウンド需要の回復やデジタル化の進展等、市場環境は大きく変化しております。 このような市場環境の中で、当社グループはエネルギー価格の上昇に伴うナフサ価格の高騰や人件費の増加による収益への影響を受けており、コスト構造の見直しが重要な課題となっております。加えて、市場環境の変化に応じた既存店舗の改装・業態転換及び新業態の開発や商品開発、販路の拡大及び新規顧客の獲得等を通じて、変化への適応力を高めていく必要があります。 また、財務面においては、有利子負債による支払利息の負担が収益改善を妨げている状況にあり、財務健全性の向上及びキャッシュ・フローの改善による資本効率の向上が重要な経営課題であると認識しております。そのため、有利子負債の圧縮に取り組むとともに、収益力向上及び新規出店等による事業拡大を推進してまいります。 ①事業展開 (外食事業) 外食事業においては、上記のような厳しい経営環境の中で、インバウンド需要の回復やデジタル化の進展等により顧客ニーズが一層多様化しており、変化する市場環境への対応が急務となっております。 ・課題の認識 a.変化する市場環境に対応しながら持続的な成長機会を確保することが不十分な状況にあること b.既存店舗において収益力及び競争力が十分に発揮されていない店舗が存在すること c.インバウンド需要の拡大や高付加価値化への対応が急務であること d.新業態の開発及び出店において投資負担の抑制と収益性の両立が求められること ・対処する取り組み これらの課題に対処するため、インバウンド需要への対応や高付加価値商品の開発及び販売強化を推進するとともに、投資負担を抑えた新業態の開発及び出店を進めてまいります。また、既存店舗の改装や業態転換を通じて収益力及び競争力の向上を図ってまいります。 (テイクアウト事業) ・課題の認識 a.主要百貨店への出店に依存した販路構造となっており、収益基盤が限定的であること b.商品構成の非効率性や廃棄ロスの発生が店舗運営コストを押し上げていること ・対処する取り組み これらの課題に対処するため、主要百貨店への出店に加え、駅ビルや商業施設等への出店を進めることで販路拡大を図るとともに、梅の花業態と古市庵業態を組み合わせた店舗展開等、新たな販売モデルの構築に取り組み、収益基盤の強化を進めてまいります。また、価格改定や商品構成の見直し、廃棄ロスの削減等を通じた店舗運営の効率化に努めてまいります。 (外販事業) ・課題の認識 a.既存取引先への依存度が高く、販路の多様化及び新規取引先の開拓が十分でないこと b.小口直販やEC販売の拡大が課題となっており、収益性の高い販売構成への転換が急務であること c.顧客ニーズに対応した付加価値の高い商品開発が不十分であること ・対処する取り組み これらの課題に対処するため、新規取引先の開拓及び既存取引先への提案強化を進めるとともに、小口直販やEC販売の拡大に取り組み、販路拡大を図ってまいります。また、顧客ニーズに対応した付加価値の高い商品の開発を推進するとともに、収益性の高い販売構成への転換を進めることで、収益力向上及び事業基盤の強化に努めてまいります。 (その他事業) ・課題の認識 a.当社グループが所有する土地・建物等の遊休資産について、有効活用が十分に進んでおらず、資産効率の向上が課題であること ・対処する取り組み この課題に対処するため、不動産賃貸への取り組みを通じて安定的な収益の確保及び資産の有効活用を図ってまいります。 (海外展開) ・課題の認識 a.タイ王国及びベトナムにおける海外事業は事業基盤の構築が途上であり、現地の市場環境や消費者ニーズへの適応と安定的な収益化が課題であること ・対処する取り組み この課題に対処するため、タイ王国における店舗展開に加え、ベトナムにおいて現地法人を設立し店舗運営を開始しております。今後も現地の市場環境や消費者ニーズに適切に対応しながら、安定的な事業基盤の構築及び収益拡大を図ってまいります。 (顧客接点の強化) ・課題の認識 a.グループ全体において既存顧客の来店頻度や回遊性が十分でなく、顧客との接点が限られていること b.新規顧客の獲得及び来店動機の創出がグループ全体の共通課題となっていること ・対処する取り組み これらの課題に対処するため、グループ公式アプリ「うめのあぷり」を活用した既存会員の回遊性及び来店頻度の向上を図るとともに、SNS等を活用した情報発信を強化し、外食・テイクアウト・外販の各事業における新規顧客の獲得及び来店動機の創出に取り組んでまいります。 (人的資本) ・課題の認識 a.セントラルキッチン及び店舗において人材不足が生じており、安定的な事業運営体制の維持が困難な状況にあること b.店舗責任者及び経営幹部候補となる人材の育成が急務であること c.DX推進を担う専門人材が不足しており、業務効率化・デジタル化の推進が課題であること d.多様な人材が継続的に活躍できる職場環境の整備が不十分であること ・対処する取り組み これらの課題に対処するため、Plum協同組合を活用した外国人技能実習生及び特定技能外国人の受入れを推進するとともに、多様な人材が活躍できる職場環境の整備に取り組んでまいります。また、店舗責任者及び経営幹部候補の育成に加え、DX推進人材の育成や業務効率化による生産性向上を進め、持続可能な事業運営体制の構築を図ってまいります。 ②収益改善策 ・課題の認識 a.セントラルキッチンにおける生産品目の過多や生産工程の非効率性が原価を押し上げており、生産性及びコスト競争力の向上が課題であること b.物流部門においては、配送体制の非効率性やコスト負担が収益を圧迫しており、抜本的な見直しが求められること c.全社的な業務効率化及びデジタル化への対応が遅れており、コスト構造の改善と競争力強化が急務であること ・対処する取り組み これらの課題に対処するため、製造部門においては、セントラルキッチンにおける生産品目の集約・見直し及びOEM化を推進するプロジェクトを通じて、生産性向上及び原価改善に取り組んでまいります。また、機械化・自動化の推進、急速冷凍機の活用、商品数の適正化等を進めることで、効率的な生産体制の構築を図ってまいります。 物流部門においては、配送ルート及び配送体制の見直しを進めるとともに、拠点運営の効率化や配送便の最適化を通じて物流コスト削減及び安定的な物流体制の構築に取り組んでまいります。 また、全社的な生産性向上と業務効率化を実現するため、AI及びRPAを活用した業務効率化並びにDXを推進し、コスト構造の見直しと競争力強化に取り組んでまいります。 (3)経営上の目標を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営指標として売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、営業キャッシュ・フロー、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高当期純利益率、ROE、自己資本比率、PBR、株価を重視しております。
事業等のリスク5,351字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業運営上のリスク ① 原材料価格等の高騰 当社グループでは、自然災害や異常気象の発生による農作物の収穫量及び水産物の漁獲量の減少、世界的な需給環境の変化、為替相場の変動等により、主要原材料である米をはじめとする食材の調達価格が上昇することを、事業運営上の重要なリスクとして認識しております。特に、米価の高騰は当社グループのコスト構造に大きな影響を及ぼす要因の一つであります。また、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの高まりによるエネルギー価格や物流コストの上昇、円安の進行に伴う輸入原材料価格の上昇等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、米をはじめとする原材料について複数の仕入先及び産地からの調達を行うことで安定供給の確保と調達リスクの分散を図るとともに、レシピや商品構成の見直し、販売価格の適正化、付加価値商品の販売強化等により収益性の維持・向上に努めております。また、継続的な原価管理及び調達先との連携強化を通じて、原材料価格高騰による影響の最小化に取り組んでおります。 ② 出店 当社グループでは、事業拡大及び収益基盤の強化を目的として、新規出店及び業態開発を推進しております。出店にあたっては、立地条件、賃借条件、投資採算性、人材確保の見通し等を総合的に勘案したうえで意思決定を行っております。しかしながら、希望条件に合致する物件の確保が困難となった場合や、店舗運営に必要な人材の確保が進まない場合には、計画どおりの出店が実施できず、成長戦略の遂行に影響を及ぼす可能性があります。 また、建築資材価格や建設人件費の上昇等により出店コストが増加した場合や、出店後において商業施設の閉鎖、集客力の低下、周辺環境の変化、競合店舗の出店等により当初想定した収益を確保できない場合には、投資回収期間の長期化や減損損失の計上等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、店舗開発部門を中心に開発事業者や不動産会社等との連携を強化し、物件情報及び商圏情報の収集に努めるとともに、出店候補地の収益性や市場環境を慎重に検討しております。また、出店後においても継続的な店舗評価を実施し、収益改善施策の推進や適切な店舗ポートフォリオの構築に取り組んでおります。 ③ 新業態開発 当社グループでは、外食事業及びテイクアウト事業において、顧客ニーズや市場環境の変化に対応した新業態の開発を推進し、事業領域の拡大及び収益機会の創出を図っております。しかしながら、新業態の開発や事業化が計画どおりに進まない場合や、市場ニーズとの乖離により想定した集客や収益を確保できない場合には、投資回収の遅延や追加投資の発生等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、新業態開発担当者が市場調査や顧客分析を踏まえた商品・業態開発を行うとともに、テスト運営等を通じて事業性及び収益性の検証を実施しております。また、開発段階から各事業部門との連携を図り、開発及び事業化の円滑な推進に努めております。 ④ 店舗の賃借物件への依存 当社グループでは、店舗展開にあたり、店舗の賃貸人と定期建物賃貸借契約等を締結し、その契約内容に基づき敷金・保証金及び建設協力金を差し入れております。しかしながら、賃貸人の経営状況の悪化や破産等が発生した場合には、これらの資金の全部又は一部を回収できなくなる可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、賃貸借契約については、賃貸人との合意により契約更新を行っておりますが、賃貸人側の事情により契約を更新できない場合や、更新時に賃料の増額等が発生した場合には、計画外の退店や収益性の低下につながり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、店舗等に係る定期建物賃貸借契約等においては原状回復義務を負っております。建設資材価格や人件費の上昇等により原状回復工事費用が高騰した場合には、資産除去債務の見積額の見直しが必要となり、その結果、追加的な費用負担が発生することにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損会計を適用しており、キャッシュ・フローを生み出す最小の単位として主に店舗を資産グループとし、遊休資産については個別物件ごとに減損の兆候及び回収可能性の検討を行っております。 しかしながら、消費動向の変化、競争環境の激化、人件費や原材料価格の上昇等により店舗の収益性が低下し、将来キャッシュ・フローによる投資額の回収が見込めなくなった場合には、減損損失を計上する可能性があります。また、新規出店店舗において当初計画どおりの収益を確保できない場合にも、減損損失が発生する可能性があります。 さらに、当社グループにおいて一定規模の不動産をオペレーティング・リース取引により賃借して事業を展開しております。今後、新リース会計基準の適用により使用権資産及びリース負債が増加した場合には、財政状態や各種財務指標に影響を及ぼす可能性があります。 これらにより、多額の固定資産の減損損失の計上又は財政状態等への影響が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、定期的に各店舗の収益状況及び将来収益見通しを検証し、収益改善施策の実施や店舗ポートフォリオの見直しを行うことで、固定資産の収益性向上及び減損リスクの低減に努めております。 ⑥ 海外進出 当社グループでは、国内における人口減少や少子高齢化の進行を踏まえ、成長戦略の一環としてタイ王国やベトナム等の東南アジア地域における事業拡大を推進しており、海外子会社を通じて直営店の運営を行っております。 しかしながら、海外展開先においては、戦争やテロ、政情不安、経済情勢の変動、為替相場の変動、法令・規制の変更、感染症の流行、自然災害の発生、労務環境の変化及び各国特有の商慣習等、国内事業にはない様々なリスクが存在しております。これらの要因により、事業活動の停滞や追加的な費用負担が発生した場合、あるいは計画どおりの店舗展開や収益確保が困難となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、現地パートナーや専門家との連携を図りながら各国の法規制や市場環境に関する情報収集を継続的に行うとともに、事業環境の変化に応じた運営体制の見直しやリスク管理体制の強化に努めております。 ⑦ 有利子負債 当社グループの2026年4月期末における有利子負債残高は154億84百万円となっており、総資産に対する割合は69.0%と高い水準にあります。そのため、今後の金融政策の変化や市場金利の上昇により資金調達コストが増加した場合には、支払利息の増加等を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、金融機関の融資姿勢の変化や金融市場の環境悪化等により、必要な資金調達が計画どおりに実施できない場合には、設備投資や事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、営業キャッシュ・フローを重視した資金管理を行うとともに、投資計画の優先順位付けや設備投資額の適切なコントロールを実施しております。また、金融機関との良好な関係を維持しながら資金調達手段の多様化を図ることで、財務の健全性の維持及び向上に努めております。 (2)食の安全性 食中毒・健康被害等の重大事故の発生により、食品等の廃棄、営業許可の取消、営業停止、信用の低下等により、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、コンプライアンス・危機管理委員会の下に食の安全委員会を設置し、グループ各社が品質管理等に関する情報共有をするとともに、内部監査室による定期的なグループ内店舗の衛生状態の点検を実施し、食中毒や異物混入等の事故防止に努めております。さらに、製造拠点においてはISO22000に基づく食品安全マネジメントシステムを運用し、品質管理体制の強化を図っております。 (3)人的資本 当社グループの円滑な事業運営を継続するためには、パートタイマーを含めた人員の安定的な確保及び人材育成が不可欠であると認識しております。新入社員や中途社員の採用等、継続的な人材確保に注力しておりますが、計画どおりの採用が進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があることを、事業運営上の重要なリスクとして認識しております。また、店舗責任者や経営幹部等の人材育成をはじめとした育成対応が遅れた場合には、組織運営力の低下を招き、事業運営に影響を及ぼす恐れがあります。 (4)業績の季節偏重 当社グループの主力事業である「外食事業」及び「テイクアウト事業」の需要は、忘新年会や歓送迎会、おせち販売や節分等の季節イベントに合わせて高まることから、当社グループの売上高及び営業利益は下半期に偏重する傾向にあります。なお、2026年4月期における当社グループの四半期ごとの業績推移は下記のとおりであります。 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 売上高(百万円)   7,024   7,031   8,442   7,325   29,824 構成比(%)   23.6   23.6   28.3   24.5   100.0 営業損益(百万円)   △17   △108   642   133   648 構成比(%)   △2.8   △16.8   99.1   20.5   100.0 (5)顧客情報等のセキュリティ 当社グループの当該顧客情報につきましては、厳重に運用・管理しておりますが、不正及びハッキング等の発生等により顧客情報が漏洩した場合、損害賠償の発生や信用の失墜等により、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。当社はグループ全体のセキュリティ対策としてウイルス対策ソフトやソフトウエア更新による脆弱性解消に努めております。 (6)大規模災害、感染症等 気候変動に伴う異常気象の影響による地震、台風、集中豪雨等の大規模な自然災害や、感染症の発生、さらに事故等による交通遮断により、当社グループの製造、物流、販売及び情報管理関連施設等の拠点に甚大な被害が生じる可能性があります。これらの事態が発生した場合、製造活動の停止、店舗の休業、交通網の遮断に伴う商品供給の遅延などが生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす恐れがあることを、事業運営上の重要なリスクとして認識しております。 (7)法令諸規制について 当社グループは事業活動において、食品衛生法、食品表示法、環境・リサイクル関連法規、法人税等の事業運営に関わる各種法令・諸規制の適用を受けております。これらの法令・諸規制は将来的に新設、変更、または廃止される可能性があり、その内容によっては当社グループの業績に影響を及ぼす恐れがあることを認識しております。 (8)風評被害について 当社グループにおいて法令違反等の不適切な事象が発生した場合には、速やかに適切な措置を講じてまいります。しかしながら、当社グループに対する悪質な風評が、マスコミ報道やインターネット上の書き込み等を通じて発生し、または拡散した場合には、その内容が事実に基づくものであるか否かにかかわらず、当社グループの社会的信用を著しく毀損し、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす恐れがあることを認識しております。 (9)コンプライアンスについて 当社グループは、透明性の高い誠実な企業グループを目指し、コンプライアンス意識の浸透及び定着に継続的に取り組んでおります。管理すべきリスクを明確に定め、コンプライアンス管理体制の整備・充実を図り、コンプライアンス運営委員会を設置してグループ内の各種リスクを統括的に管理するとともに、適切な対応を行っております。しかしながら、従業員による法令違反や社内規定違反、または社会通念上不適切な行為等のコンプライアンス問題が発生した場合には、当社グループの社会的信用を毀損し、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼすリスクがあることを認識しております。
経営成績の分析 (MD&A)12,155字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、米国の通商政策の影響や中東情勢を巡る不確実性がみられるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、全体としては緩やかな回復基調が続きました。先行きにつきましては、景気の持ち直しが期待される一方で、金融資本市場の変動や通商政策の動向等には引き続き留意が必要な状況にあります。 外食業界におきましては、インバウンド需要の回復や各種季節需要の取り込みに加え、価格改定等による客単価の上昇も寄与し、売上高は堅調に推移いたしました。一方で、物価高による消費者の節約志向等を背景に客数が伸び悩む状況もみられるほか、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、最低賃金改定に伴う人件費の上昇等により、収益環境は引き続き厳しい状況が続いております。 百貨店業界におきましては、国内消費の回復を背景に全体として堅調に推移いたしました。高付加価値商材の販売や各社が実施した物産展、食料品催事及び外商催事等が売上高増加に寄与し、売上高は底堅く推移いたしました。食料品分野におきましては、各種催事や行楽需要等が寄与し、売上は堅調に推移いたしました。惣菜分野におきましても、価格改定による客単価の上昇に加え、弁当、惣菜等の販売が堅調な状況となりました。一方で、原材料価格や資材費の上昇が収益面に影響を及ぼしております。 このような環境下において、当社グループでは、食材・資材及びエネルギー価格の上昇に対応するとともに、賃上げを実施し、人材の確保及び定着に努めてまいりました。 国内におきましては7店舗を出店し、事業基盤の拡充を図りました。出店した店舗の売上高につきましては順調に推移しております。海外におきましては、タイ王国に2号店「銀座しゃぶしゃぶ 甲梅」を出店、2025年8月にはベトナムに現地法人を設立し、店舗運営を開始しております。 管理部門におきましては、属人的な作業や手作業をAI及びRPA(Robotic Process Automation:定型的な事務作業を自動化する仕組み)を活用して効率化・省人化による労働時間の削減を進めております。久留米、京都、佐野のセントラルキッチンでは、生産品目の集約・見直しによる効率化及びOEM化の推進に継続的に取り組み、原価が改善しております。また、Webメディアプロジェクトにおいては、全社でのSNSによる共同投稿等により「湯葉と豆腐の店 梅の花」のInstagramフォロワー数は1万人を超え、「うめのあぷり」の会員数は30万人を突破いたしました。さらに、公式ホームページに「お祝い・行事の席について」を掲載し、ハレの日の行事の来店促進を図ってまいりました。 サステナビリティ活動におきましては、持続可能な社会の実現及び企業価値の向上を目的として、サステナビリティ委員会を中心に環境・社会・企業統治に関する重要課題を策定し、各分会において当該課題への取り組みを推進しております。 セントラルキッチンでは、食品残渣を活用した循環型リサイクルシステムを継続するとともに、大豆「ゆきぴりか」の契約栽培を通じて原材料の安定調達に努めております。 また、当社グループの存在意義である「花咲く、食のひとときを。」を提供し続けることによるリブランディングに取り組んでおります。特に、料理や接客サービスの品質向上を通じて、お客様の特別な日を最高のおもてなしでお迎えできるよう努めております。また、株主様向けの試食会及び工場見学会を開催し、株主様から意見や感想をいただき、商品開発や企業運営に取り入れることを継続しております。 なお、当社グループの業績は下期偏重型であり、忘新年会やおせち、さらに第4四半期における節分、花見、歓送迎会等の季節需要が集中することから、下期に売上高及び営業利益が伸長する傾向にあります。当連結会計年度におきましても、これらの季節需要を着実に取り込んだことにより、通期業績の改善に寄与いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は298億24百万円(前期比101.3%)、営業利益は6億48百万円(前期比117.8%)、経常利益は3億69百万円(前期比94.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億53百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失3億83百万円)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 (外食事業) 外食事業におきましては、売上高170億52百万円(前期比100.9%)、セグメント利益12億2百万円(前期比128.9%)となりました。 原材料価格の高騰及び最低賃金改定の対応として、メニューの見直し及び価格改定を実施するとともに、季節メニューや歓送迎会メニュー等を企画し、売上高確保に努めました。併せて、SNSや「うめのあぷり」、ホームページ等を活用したデジタル販促を継続し、情報発信及び集客強化に努めました。また、訪日外国人用の口コミカード配布等を通じて口コミ評価の向上を図り、訪日外客数の増加につなげております。 「湯葉と豆腐の店 梅の花」におきましては、グランドメニュー及びドリンクメニューの価格改定を実施いたしました。また、創業祭メニューや歓送迎会メニューに加え、季節商品の売上高が堅調に推移し前年を上回る等、外食事業の増収増益に寄与しました。 出店につきましては、「中華料理 梅香 地蔵横丁店」「梅の花の定食や うめまめ くずはモール店」「魚がイチバン イオンモール津田沼South店」の3店舗であります。また、「食のつむぎ エビスタ西宮店」を「梅の花の定食や うめまめ エビスタ西宮店」へ業態変更し、変更後の売上高前年比が200%超えと好調に推移しております。 (テイクアウト事業) テイクアウト事業におきましては、売上高106億33百万円(前期比102.7%)、セグメント利益5億20百万円(前期比88.2%)となりました。 売上高につきましては、梅の花業態及び古市庵業態ともに、主力商品の販売が堅調に推移したことに加え、節分、ひな祭り、花見シーズン等のイベント需要を取り込んだことにより、前年を上回りました。一方、客数が前年を下回っておりますが、「うめのあぷり」やInstagramを活用した商品情報の発信に加え、デジタルスタンプカードによる特典付与等を通じて来店促進に取り組んでおります。 セグメント利益につきましては、人件費等の管理を徹底したものの、米価をはじめとする原材料費及び資材費の上昇が影響し、前年を下回りました。 出店につきましては、「梅の花 草津近鉄店」「梅の花 ~雫~ 梅田阪神店」「梅の花 大宮エキュート店」、梅の花業態と古市庵業態を組み合わせた「梅の花 熊本アミュプラザ店」の4店舗、また「梅の花 池袋西武店」及び「古市庵 池袋西武店」「古市庵 川崎ラゾーナ店」の3店舗を改装いたしました。 (外販事業) 外販事業におきましては、売上高20億90百万円(前期比97.3%)、セグメント損失1億89百万円(前期はセグメント損失1億26百万円)となりました。 梅の花の惣菜、古市庵の寿司等の外販については、展示会等への積極的な参加と来場者へのアプローチに取り組むとともに、飲食店や中小規模事業者を中心とした小口取引先への営業活動に努めてまいりました。通販につきましては、ECサイトにおけるお召し上がり方の動画やアレンジレシピの掲載等により販売強化を図りました。 しかしながら、牡蠣の販売における大口案件において価格面で競り負けたことに加え、市場で需要の少ない小サイズの牡蠣の値引き販売を余儀なくされたこと、さらに広島県産牡蠣の生育状況の悪化により牡蠣の仕入確保が困難な状態となったこと等の影響により、業績が大幅に悪化し、外販事業全体の業績にダメージを与えることとなり、セグメント損失となりました。この反省を踏まえ、小サイズの牡蠣を加工した新商品の開発に着手し、来期に備えております。 (その他) その他の売上高は47百万円(前期比119.9%)、セグメント利益2百万円(前期はセグメント損失3百万円)となりました。 その内容は、当社グループが所有する土地・建物等の有効活用であるストック(不動産賃貸)事業です。 (店舗数) 2026年4月30日現在 セグメント   ブランド   前期末   出店   退店   当期末 外食事業   湯葉と豆腐の店 梅の花   69   -   -   69 和食鍋処 すし半   8   -   1   7 海鮮処 さくら水産   11   -   1   10 その他   23   3   1   25 合計   111   3   3   111 テイクアウト事業   古市庵   102   -   2   100 梅の花   53   4   2   55 その他   6   -   -   6 合計   161   4   4   161 国内計   272   7   7   272 海外計   1   2   -   3 総合計   273   9   7   275 なお、財政状態につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 d.財政状態」をご参照ください。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して、2億円増加し、21億86百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は21億46百万円(前期は7億25百万円の収入)となりました。 前期に比べ14億21百万円収入が増加した主な要因は、税金等調整前当期純利益が5億17百万円増加し、棚卸資産の増減額が7億57百万円減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は6億49百万円(前期は6億76百万円の支出)となりました。 前期に比べ26百万円支出が減少した主な要因は、定期預金の払戻による収入が4億7百万円、有形固定資産の売却による収入が5億21百万円、有価証券の取得による支出が3億円、長期貸付けによる支出が1億6百万円増加し、投資有価証券の売却による収入が6億30百万円、無形固定資産の取得による支出が75百万円減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は12億96百万円(前期は10億2百万円の支出)となりました。 前期に比べ2億94百万円支出が増加した主な要因は、自己株式の取得による支出が12億30百万円減少したものの、株式の発行による収入が7億42百万円、長期借入れによる収入が6億49百万円減少したことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) 外食事業   1,658,601   93.18 テイクアウト事業   1,947,286   103.19 外販事業   1,711,361   99.15 その他(注1)   -   - 合計   5,317,250   98.59 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社グループが所有する土地・建物等有効活用を目的としたストック事業であります。 2.金額は、製造原価によっております。 b. 受注実績 当社グループは、店舗の販売予測に基づき見込み生産を行っておりますので、該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) 外食事業   17,052,980   100.9 テイクアウト事業   10,633,695   102.7 外販事業   2,090,219   97.3 その他(注1)   47,794   119.9 合計   29,824,690   101.3 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社グループが所有する土地・建物等有効活用を目的としたストック事業であります。 2. セグメント間取引については、相殺消去しております。 ④ 地域別販売実績 地域別   売上高(千円)   構成比(%)   前期比(%) 福岡県   5,350,866   17.9   106.1 佐賀県   613,297   2.1   99.2 長崎県   303,237   1.0   96.7 熊本県   263,418   0.9   107.1 大分県   295,738   1.0   106.0 鹿児島県   270,684   0.9   97.4 宮崎県   26,706   0.1   98.2 愛媛県   231,452   0.8   101.5 山口県   964,890   3.2   95.0 広島県   475,404   1.6   99.2 岡山県   316,313   1.1   101.6 兵庫県   1,338,270   4.5   102.6 大阪府   7,191,423   24.1   105.5 和歌山県   54,606   0.2   97.2 奈良県   264,391   0.9   98.6 京都府   617,527   2.1   93.9 滋賀県   257,949   0.9   129.2 三重県   89,868   0.3   101.9 岐阜県   98,246   0.3   82.8 愛知県   868,651   2.9   99.4 静岡県   291,362   1.0   97.4 石川県   285,284   1.0   96.4 富山県   252,851   0.8   98.4 新潟県   112,371   0.4   97.1 東京都   4,578,891   15.4   93.8 神奈川県   1,992,206   6.6   98.7 千葉県   942,475   3.1   106.3 埼玉県   778,599   2.6   101.0 群馬県   21,477   0.1   96.8 茨城県   169,082   0.5   101.6 福島県   124,864   0.4   99.6 宮城県   262,182   0.9   103.6 北海道   120,094   0.4   98.2 合計   29,824,690   100.0   101.3 (注)福岡県には、ギフト商品等の通信販売を含んでおります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 売上高 四半期会計期間別セグメント別売上高及び売上高前年比(売上高は外部顧客売上高) (単位:百万円、%) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 外食事業   売上高   3,950   4,051   4,910   4,140   17,052 前年比   99.9   101.7   101.2   100.7   100.9 テイクアウト事業   売上高   2,506   2,536   2,889   2,701   10,633 前年比   101.0   103.1   102.0   104.7   102.7 外販事業   売上高   555   431   630   472   2,090 前年比   126.6   83.1   88.9   98.6   97.3 その他   売上高   12   12   11   11   47 前年比   122.3   157.7   108.6   102.6   119.9 連結売上高   売上高   7,024   7,031   8,442   7,325   29,824 前年比   102.0   100.9   100.4   102.0   101.3 (外食事業) 第2四半期以降は、原材料価格の高騰及び最低賃金改定等によるコスト上昇への対応として実施したメニューの見直し及び価格改定に加え、季節メニューや各種販売企画が奏功したことから、第2四半期、第3四半期及び第4四半期は前年を上回る結果となりました。 (テイクアウト事業) 季節商品の販売強化や各種販促施策の実施に加え、価格改定の効果もあり、第1四半期から第4四半期まで全ての四半期において前年を上回る結果となりました。 (外販事業) 第1四半期は、売上高が好調だったため前年を上回る結果となりましたが、第2四半期以降は、牡蠣販売において大口案件を価格競争により失注したことに加え、市場で需要の少ない小サイズ牡蠣の値引販売を余儀なくされたこと等により、売上高は前年を下回る結果となりました。 (その他) 賃貸物件が堅調に推移したことから、第1四半期から第4四半期まで全ての四半期において前年を上回る結果となりました。 b.営業利益 四半期会計期間別セグメント別営業利益及び前年増減額 (単位:百万円) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 外食事業   セグメント利益   152   145   667   236   1,202 前年増減   +18   +92   +88   +70   +269 テイクアウト事業   セグメント利益   99   136   182   102   520 前年増減   △89   +31   △30   +18   △69 外販事業   セグメント利益   △23   △144   10   △32   △189 前年増減   +25   △52   △24   △11   △63 その他   セグメント利益   1   1   0   △0   2 前年増減   +0   +1   +5   △0   +6 連結営業利益   セグメント利益   △17   △108   642   133   648 前年増減   △64   +70   +4   +86   +97 (外食事業) 第1四半期から第4四半期まで全ての四半期において、販売価格改定の効果に加え、既存店売上高の伸長や各種販促施策の実施により、前年を上回る結果となりました。 (テイクアウト事業) セグメント利益の確保のため、適正なシフト管理、店舗内製造の強化と製造量の調整に伴うロスの削減により売上原価率を改善し、売上高に対する販売管理費比率の低減等に努めました。さらに価格改定を実施し、人件費上昇や原材料価格高騰の対応を行いましたが、米をはじめとする原材料価格の高騰や包装資材の値上げ等の影響を大きく受けたことにより、第1四半期、第3四半期では前年を下回る結果となりました。 (外販事業) 第2四半期以降は、見込んでいた大口案件を獲得できなかったことに加え、牡蠣販売において価格競争による失注や原価割れでの販売が発生したこと、さらに広島県産牡蠣の生育状況悪化に伴う仕入数量の減少等により、第2四半期以降の営業利益は前年を下回る結果となりました。 (その他) 安定的な稼働率を維持しているため収益を確保出来ております。 c.親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益3億69百万円に、固定資産売却益等の特別利益3億16百万円を加える一方、減損損失等の特別損失2億51百万円及び法人税等1億72百万円を減じ、非支配株主に帰属する当期純利益8百万円を控除した結果、2億53百万円となりました。 d.財政状態 (単位:百万円) 当期末   前期増減 資産合計   22,439   △512 負債合計   20,335   △789 純資産合計   2,103   277 (資産) 当連結会計年度末における資産は224億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億12百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が4億86百万円、有価証券が3億円増加したこと、商品及び製品が7億71百万円、有形固定資産が2億59百万円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は203億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億89百万円減少いたしました。これは主に、借入金の総額が11億36百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は21億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億77百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益2億53百万円を計上したこと、並びに普通株式及びA種優先株式の配当等により資本剰余金が1億47百万円減少したことによるものであります。 なお、経営成績及び財政状態の検討課題につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは以下のとおりであります。 2022年4月期   2023年4月期   2024年4月期   2025年4月期   2026年4月期 自己資本比率(%)   10.4   9.9   13.0   8.0   9.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   55.8   18.6   24.6   23.0   7.2 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   4.4   12.5   9.0   5.5   11.7 自己資本比率:自己資本/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い (注)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、資金運用を短期的な預金等に限定し、資金繰り計画に基づき、主に銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。借入金のうち短期借入金は、主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に係る資金調達であります。 また、営業債務や借入金等は、流動性のリスクに晒されておりますが、当社グループではグループ会社や各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。 ③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが経営上の目標を判断するための客観的な指標につきましては、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、営業キャッシュ・フロー、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高当期純利益率、ROE、自己資本比率、PBR、株価を重視しております。 また、当社グループは、経済状態や消費動向の変化に対応するために、迅速な意思決定を行うよう努めており、ROEの安定的向上を意識しながら、収益構造の構築に努め、堅実な財務体質を堅持する方針としております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 a. 有形固定資産、のれん及び無形資産の減損 当社グループは、有形固定資産、のれん及び無形資産について、資産又は資産グループの回収可能価額が帳簿価額を下回る兆候がある場合には、減損テストを実施しております。 減損テストを実施する契機となる重要な要素には、過去あるいは将来見込まれる経営成績に対する著しい実績の悪化等が含まれます。 減損テストは、資産又は資産グループの帳簿価額と回収可能価額を比較することにより実施し、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、その回収可能価額まで帳簿価額を減額し、減損損失を認識することとなります。回収可能価額は、不動産鑑定評価額等に基づく正味売却価額又は使用価値により測定しております。使用価値は、当社グループに要求される資本コストを考慮した割引率による割引後の将来キャッシュ・フローの合計額としております。 減損損失の算定にあたっては、資産の残存耐用年数や将来のキャッシュ・フロー、成長率等について一定の仮定を用いております。これらの仮定は、過去の実績や会社により承認された事業計画等、最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の事業戦略の変更や市場環境によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。 当社グループは、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結損益計算書関係) ※5.減損損失」に記載のとおり、当連結会計年度において減損損失2億13百万円を計上いたしました。 b. 資産除去債務 当社グループは、主に店舗用の不動産賃借に係る契約に規定された原状回復義務に基づく原状回復費用の見込額を使用見込期間で割り引いた金額を資産除去債務として計上しております。使用見込期間は該当資産の耐用年数を基準に決定しており、割引率は、当該期間における国債利回りを使用しております。 原状回復費用の見込額は、過年度の原状回復費用の実績から異常値を除いた平均値又は退店の意思決定を行った店舗については、個別の見積額を使用しております。 過年度の原状回復費用の平均値について、将来の実績値と大きく乖離する場合は、資産除去債務の履行差額の計上又は資産除去債務の追加計上により翌連結会計年度の損益に影響を与える可能性があります。 c. 繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の回収可能性は、税務上の繰越欠損金、税額控除及び将来減算一時差異のうち、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しております。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しております。回収可能性がない部分については評価性引当額を認識し、繰延税金資産の帳簿価額より減額しております。 収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性を判断するにあたっては、一時差異等の解消見込年度、繰り戻し及び繰り越し期間における課税所得を見積っております。当社及び一部の連結子会社はグループ通算制度を適用しており、法人税に係る部分についてはグループ通算制度を適用するグループ全体として見積りしております。 当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降において、繰延税金資産の回収可能性に変動が生じ、評価性引当額の追加認識又は取り崩しが生じ、当該期間の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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