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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

DAIWA CYCLE

DAIWA CYCLE CO.,LTD.5888 · Growth · 小売業

郊外ロードサイドを中心に大型店を展開する自転車専門小売チェーン。販売から修理・出張修理までワンストップで提供。

概要

DAIWA CYCLE株式会社は、大阪府吹田市に本社を置く自転車専門量販店チェーンである。2026年1月期末時点で直営店150店舗、FC店4店舗の計154店舗を関東・関西・中部の郊外ロードサイドを中心に展開し、自転車本体からパーツ・アクセサリー、整備修理まで一貫して提供する。2026年1月期の売上高は211億円、営業利益14億円、当期純利益9億円。2023年11月に東京証券取引所グロース市場へ上場した。

自転車販売を軸とした単一セグメントの収益構造

当社は「自転車関連販売事業」の単一セグメントで構成される。2026年1月期の売上高211億円のうち、自転車本体(一般車、幼児・子供車、スポーツ車、電動アシスト車)が74.1%を占める156億円。パーツ・アクセサリー(バスケット、タイヤ、ヘルメット等)が14.9%の31億円、整備修理・長期保証などのサービス収入が10.9%の23億円となっている。収益の大半を自転車販売が占めるが、修理・メンテナンスの継続収入も無視できない規模に育っている。

直営店を主力にFCとECを組み合わせた販売網

販売チャネルは直営店、FC店、ECサイトの三本柱。直営店は当社が直接運営する150店舗で、出張修理サービスを提供する主力店舗「ダイワサイクル」(132店舗)と、モール・駅近に立地する「ダイワサイクルSTYLE」(22店舗)に分かれる。FC店は4店舗で、当社から商品を仕入れ販売しロイヤリティ収入を得る。ECサイト「ダイワサイクルオンラインストア」では全国配送に加え、店舗受取りサービスも提供し、実店舗との連携を図っている。

関東・関西・中部に集中するドミナント出店戦略

出店地域は関東、関西、中部に集中し、郊外ロードサイドを中心にドミナント戦略を採る。2026年1月期末の店舗数は154店舗で、過去5年間で72店舗から倍増している。関西発祥ながら、2007年に東京本部を設立し関東への進出を本格化。2025年3月には滋賀県に初出店し、近畿圏の空白県を埋めつつある。立地は自動車での来店を想定した大型店が主体で、売場面積100~250坪の店舗が標準である。

プライベートブランドとナショナルブランドの併用

取扱商品は国内外メーカーのナショナルブランド(NB)に加え、当社が企画・開発し中国メーカーに生産委託したプライベートブランド(PB)も展開する。PBはNBに比べて価格を抑えつつ、顧客ニーズを反映した商品構成が特徴。2025年には子ども乗せタイプのPB電動アシスト車を発売し、主力カテゴリーでPB比率を高めている。NBとの共同開発によるオリジナル品もあり、品揃えの差別化を図っている。

上場から2年、増収増益を続ける成長軌道

2023年11月のグロース市場上場後も成長は加速。売上高は2021年1月期の106億円から2026年1月期には211億円へと倍増し、純利益も1億円から9億円へ拡大した。出店ペースは年間10~20店舗で、直営店中心に店舗網を拡大。2026年1月期の営業利益率は6.7%と安定しており、積極出店と収益性の両立を進めている。自己資本比率は65.8%と財務基盤も堅固である。

業界の中での役割は自転車専門小売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
211億円
営業利益
14億円
営業利益率
6.6%
純利益
9億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自転車小売主力

国内実店舗154店舗(直営150、FC4)とECサイトを運営し、一般車からスポーツ車、電動アシスト車まで幅広い自転車とパーツ・アクセサリーを販売。対面接客を重視し、購入後のアフターサービスとして点検・修理・出張修理を提供。

主な製品・サービス3
自転車本体
一般車、幼児・子供車、スポーツ車、電動アシスト車など。NB商品に加え、自社企画のPB商品も取り扱う。
パーツ・アクセサリー
バスケット、バッテリー、タイヤ、ヘルメットなど自転車関連用品。
整備・修理サービス
定期点検、修理、出張修理、長期保証サービスなどを提供。自転車をその場で修理するスピード対応が特徴。

製品と技術

電動アシスト車からスポーツ車まで網羅する自転車本体

主力の自転車販売では、一般車(シティサイクル)、幼児・子供車、電動アシスト車、スポーツ車(ロードバイク、マウンテンバイク等)を幅広く取り扱う。2026年1月期の自転車売上は156億円で全体の74.1%。NB商品に加え、PBの電動アシスト車は価格を抑えつつ快適性を追求し、子ども乗せタイプを2025年に発売した。スポーツ車はプロショップ「ダイワサイクルプロ」で全車試乗可能とし、バイクフィッティングサービスで体型や用途に合わせた提案を行う。

販売後の継続収入を生む修理と長期保証サービス

修理・メンテナンスサービスは売上の10.9%を占める23億円の収益源である。特徴的なのは「出張修理」サービスで、パンクや鍵紛失などのトラブルにバイクで駆けつけその場で修理する。自転車は購入後も定期的なメンテナンスが必要であり、定期点検・盗難補償付きの「ダイワサポートパック」も提供。修理スペースを店舗入口付近に配置し、気軽に持ち込みできるレイアウトを採用している。

PB商品の企画開発とNBメーカーとの共同開発

PB商品は中国メーカーへの委託生産で、NBより低価格ながら顧客ニーズを反映した品揃えが強み。子ども乗せ電動アシスト車や日常使いのバスケット・タイヤなど、実用性を重視したラインアップを展開。NBメーカーとの共同開発品もあり、オリジナルカラーやオプション装備の差異化を図る。PB比率は非開示だが、売れ筋カテゴリーで比率を高め粗利率の改善に貢献している。

ECサイトと実店舗を連携させた販売チャネル

オンライン販売は自社EC「ダイワサイクルオンラインストア」に加え、他社ECプラットフォームも活用。購入した自転車やパーツを店舗で受け取れるサービスを提供し、実店舗との送客相乗効果を狙う。ECのみで完結せず、修理・調整のため来店を促す仕組みが特徴。2026年1月期のEC売上比率は開示されていないが、全社の成長に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

中古自転車販売で首位級、海外展開待たれる

中古自転車の買取・販売チェーン。売上高183億円(前期)、今期211億円予想で成長中。営業利益率7.65%と収益性も良好。同業のまんだらけ(2652)は同様のビジネスモデルだが規模は小さい。トライアルHD(141A)は総合小売で規模が大きい。国内市場は成熟しつつあり、海外展開や新サービスが成長の鍵。

強み

  • 直近営業利益率7.65%。在庫回転率が高い。
  • 増収基調。今期も15%増収見込み。
  • 中古自転車市場で知名度高い。
  • 全国展開で買取力が強み。

課題

  • 自転車需要は頭打ち。新規成長には海外が必要。
  • 現状国内のみ。競合に比べ海外比率が低い。
  • 需要変動で在庫リスク。売れ筋の予測精度が重要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がDAIWA CYCLE

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17494コナカ87億円4.1倍
23077ホリイフードサービス87億円24.9倍
37682浜木綿85億円103.4倍
43396フェリシモ83億円17.2倍
57604梅の花グループ81億円31.4倍
65888DAIWA CYCLE80億円8.6倍
73566ユニフォームネクスト77億円14.9倍
87509アイエーグループ77億円4.9倍
99262シルバーライフ74億円9.4倍
102769ヴィレッジヴァンガードコーポレーション73億円12.7倍
119903カンセキ72億円21.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

駐輪場経営から自転車小売へ転換した創業期

1980年1月、大阪府八尾市で駐輪場経営を開始したのが始まり。1982年4月には駐輪場に自転車の販売・修理場を併設し、小売業に参入。1990年8月に有限会社大和を設立し、法人としての体制を整えた。当初は小規模な個人商店の形態だったが、この時期に自転車販売の基本である販売と修理の一体運営のノウハウを蓄積した。

量販チェーン化への転機となった1999年の1号店

1999年3月、大阪府八尾市に「だいわ自転車青山店」をオープン。自転車専門量販店のチェーン展開を本格化する第一歩となった。2001年8月には株式会社大和へ組織変更し、経営のスケールアップを図る。同年10月にはプライベートブランド商品の取扱を開始し、NB商品との差別化を進めた。2006年7月にはインターネット通販を開始し、実店舗とオンラインの両軸を構築し始めた。

関東進出と本部移転で広域展開を加速した2007年

2007年5月に東京都世田谷区に東京本部を設立し、翌6月には関東1号店「だいわ自転車世田谷烏山店」をオープン。同時に本社を大阪府吹田市に移転し、管理体制を強化した。2008年から2009年にかけて、インショップ業態「サイクルスタジオ・シルバーリング」を展開し、ショッピングモールへの出店も開始。さらに兵庫県、埼玉県、神奈川県へと出店エリアを拡大した。

ブランド統一と商号変更で組織を再編した2021年

2021年1月、商号をDAIWA CYCLE株式会社に変更し、屋号も「だいわ自転車」から「ダイワサイクル」に統一。同時に「サイクルスタジオ・シルバーリング」を「ダイワサイクルSTYLE」に、「サイクルスタジオ・シルバーリングプロ」を「ダイワサイクルプロ」に改称し、ブランド体系を整理した。これにより、店舗形態を明確に区別しつつ、統一ブランドとしての認知度向上を図った。

100店舗達成から上場へ急成長した2020年代

2022年6月に店舗数100店舗を達成。その後も年間10店舗以上のペースで出店を続け、2023年11月には東京証券取引所グロース市場に上場した。上場後も出店速度は衰えず、2025年3月には滋賀県守山市に初出店し、近畿全府県への展開を完了。2026年1月期末には154店舗に達し、売上高211億円、当期純利益9億円と過去最高を更新した。

フランチャイズの整理と直営化で自社運営を強化

FC店は2022年1月期に8店舗あったが、2026年1月期には4店舗まで減少。一方で直営店は同期間に72店舗から150店舗へ倍増した。2022年にはFC店5店舗を直営化するなど、自社運営比率を高める戦略を取っている。FC店のロイヤリティ収入は限定的だが、直営店の出店拡大によって売上全体を大きく伸ばしてきた。

年表27件を開く

1980年代

  • 1980年1月大阪府八尾市において駐輪場経営を開始
  • 1982年4月駐輪場に自転車の販売と修理場を併営し、小売業を開始

1990年代

  • 1990年8月創業有限会社大和を設立
  • 1999年3月自転車専門量販店のチェーン展開を目指し、大阪府八尾市高美町に「だいわ自転車青山店」をオープン

2000年代

  • 2001年8月株式会社大和に組織変更
  • 2001年10月プライベートブランド商品の取扱開始
  • 2006年7月インターネット通販を開始
  • 2007年5月創業東京都世田谷区に東京本部を設立
  • 2007年6月東京都に初出店 世田谷区に「だいわ自転車世田谷烏山店」をオープン
  • 2007年6月本社を大阪府吹田市に移転
  • 2008年3月大阪府堺市西区にインショップ展開1号店となる「サイクルスタジオ・シルバーリングアリオ鳳店」をオープン
  • 2008年12月兵庫県に初出店 兵庫県尼崎市に「サイクルスタジオ・シルバーリングつかしん店」をオープン
  • 2009年3月埼玉県に初出店 三郷市に「サイクルスタジオ・シルバーリング新三郷店」をオープン
  • 2009年3月「だいわ自転車世田谷烏山店」を「サイクルスタジオ・シルバーリングプロ世田谷烏山店」に業態変更
  • 2009年12月神奈川県に初出店 川崎市宮前区に「だいわ自転車宮前店」をオープン

2010年代

  • 2010年9月愛知県に初出店 名古屋市昭和区に「だいわ自転車滝子店」をオープン
  • 2011年7月東京本部を神奈川県川崎市宮前区に移転
  • 2014年3月千葉県に初出店 千葉県流山市に「サイクルスタジオ・シルバーリング流山おおたかの森店」をオープン
  • 2014年7月商号変更屋号「だいわ自転車」を「ダイワサイクル」に変更

2020年代

  • 2020年7月京都府に初出店 京都市上京区に「ダイワサイクル今出川店」をオープン
  • 2021年1月商号変更商号をDAIWA CYCLE株式会社に変更
  • 2021年1月商号変更屋号「サイクルスタジオ・シルバーリング」を「ダイワサイクルSTYLE」に変更
  • 2022年2月商号変更屋号「サイクルスタジオ・シルバーリングプロ」を「ダイワサイクルプロ」に変更
  • 2022年6月店舗数100店舗達成
  • 2022年11月奈良県に初出店 奈良県磯城郡に「ダイワサイクル田原本店」をオープン
  • 2023年11月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2025年3月滋賀県に初出店 滋賀県守山市に「ダイワサイクル守山店」をオープン

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 店舗数中期まで200店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ヒト・ハコ・モノの3面強化

    人材育成(商品知識・技術・接客の研修と資格試験)、店舗戦略(都市圏・駅近出店、ドミナント展開、レイアウト工夫)、商品・サービス開発(PB商品開発、電動アシスト注力、オムニチャネル強化)を推進する。

  2. 02

    都市圏中心の積極出店

    既存エリアでのドミナント出店に加え、首都圏郊外や都市部小型店舗も展開。中期的に200店舗を目指し、店舗受取サービス拠点を拡充する。

  3. 03

    PB商品開発の強化

    顧客の声を生かし、最短2か月で市場投入可能なPB商品を拡充。値ごろ感のある商品を提供し、利益率向上を図る。

  4. 04

    電動アシスト車への注力

    成長市場である電動アシスト車の販売に注力し、PBモデルを拡充して多様なニーズに対応する。

  5. 05

    オムニチャネル戦略の推進

    インターネット販売と実店舗を融合。店舗受取サービスやアプリ活用、他社店舗との連携により、利便性を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で758人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は434万円で、2期前と比べて+7.0%平均年齢は29.0歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2024年1月40529.05.0628
2025年1月42529.05.0698201
2026年1月43429.05.0758185

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率85.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
京橋店他56店舗 — 大阪府337百万円
葛飾店他27店舗 — 東京都313百万円
幸店他16店舗 — 神奈川県177百万円
杭瀬店他15店舗 — 兵庫県147百万円
東千葉店他10店舗 — 千葉県126百万円
今出川店他5店舗 — 京都府88百万円
本社 — 大阪府吹田市77百万円
新所沢店他7店舗 — 埼玉県40百万円
守山店1店舗 — 滋賀県27百万円
インターネット店 — 神奈川県川崎市高津区26百万円
ほか3件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は211億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.3%、利益が+0.0%。

売上高
+15.3%
211億円
営業利益
+0.0%
14億円
純利益
+0.0%
9億円
営業利益率
6.6%
前期比 -1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高243億円211億円
営業利益15億円14億円
純利益10億円9億円
1株あたり配当¥73¥73

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

8期分

直近は2027年1Qで、売上は70億円、営業利益は7億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+32.1%、営業利益は+16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年3Q11875.95
2024年4Q350
2025年1Q53611.34
2025年2Q4324.71
2025年4Q8766.94
2026年2Q11098.26
2026年4Q10155.03
2027年1Q70710.04

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2020年1月期からの7期で、売上は88億円から211億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.6%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2020年1月8821
商号をDAIWA CYCLE株式会社に変更
2021年1月10675
屋号「サイクルスタジオ・シルバーリングプロ」を「ダイワサイクルプロ」に変更
2022年1月11531
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年1月13164
2024年1月15385
2025年1月18314147.79
2026年1月21114146.69

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高211億円のうち、営業利益として残るのは14億円6.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.4%119億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.0%78億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.6%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
43.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.0pt
6.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.8pt
4.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.4pt
16.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年1月期は営業CFが7億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は15億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年1月−3−30−65
2023年1月4−405
2024年1月7−510217
2025年1月12−5−1722
2026年1月7−13−2−615

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2026年1月期の総資産は96億円。このうち返さなくてよい自己資本が63億円で、自己資本比率は65.8%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年1月36221461.9
2021年1月46271958.2
2022年1月48282058.7
2023年1月55322358.3
2024年1月74482664.5
2025年1月86553164.4
2026年1月96633365.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳単体ベース
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
52億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
33億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中49位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中103位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.6%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
15.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,906で、1年前と比べて-29.2%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥2,906-0.7%1ヶ月+7.6%1年-29.2%時価総額80億円
過去52週の値幅
安値¥2,644高値¥4,440

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.6倍
PER (会社予想)8.0倍
PBR1.22倍
配当利回り2.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に2,837円と上昇したが、1か月上昇率は-3.83%と軟調。52週高値4,440円からは36.1%下落し、52週安値2,644円からは7.3%戻した水準。25日線(2,794円)を上回ったものの、75日線(2,932円)や200日線(3,315円)は依然として下回る。RSIは58.78と中立。8月上旬には2,683円まで下落したが、現在は切り返しつつある。依然として上値の重い展開が続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER 8.42倍、PBR 1.19倍、配当利回り 2.57%を確認。同業界平均PER 39.85倍、平均PBR 2.97倍と比較して大幅に割安。ROE16%と高水準で、収益性が高い。配当性向20.3%と低いが、利益成長に伴い増配余地がある。売上高は成長傾向にあり、営業利益も安定。将来予想PER 7.8倍とさらに割安感。ただし、小売業界の競争激化や売上原価上昇リスクを考慮しても、現時点では割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.6倍39.6倍
PER (予想)8.0倍
PBR1.22倍2.44倍
ROE16.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

リユース市場の成長が続く中、同社は積極的な出店とM&Aで規模拡大を図る。強気派は売上高の増加と市場拡大を評価するが、弱気派は粗利率の低下と新規店舗の収益性を懸念。投資の成果と収益性改善がポイント。

プラスに働く材料7
  • 市場成長

    リユース市場は拡大傾向で、需要が底堅い。

  • 売上高増加

    売上高が毎年増加しており、成長軌道に。

  • 店舗展開

    出店とM&Aで市場シェアを拡大。

  • 3期連続増収で売上高211億円通年影響

    売上高は2024/1期の153億円から2026/1期に211億円へ約38%増加

  • 営業利益率が7.65%に回復する余地通年影響

    2026/1期の営業利益率6.64%が前々期の7.65%に戻れば営業利益は約2.1億円増

  • 低PER・高ROEで割安修正期待不定影響

    予想PER7.6倍・PBR1.17倍に対しROE16%と収益性が高く、見直し余地

  • 配当利回り2.63%の下支え継続影響

    配当利回り2.63%と小型株としては利回りが高く、株価下値の支えになる

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下

    販管費増加や仕入れ競争で営業利益率が低下。

  • 出店の飽和

    出店ペースが鈍化し、成長が減速する可能性。

  • 顧客離れ

    オンライン競合や他社との価格競争で集客力が低下。

  • 増収にもかかわらず営業利益が頭打ち通年影響

    売上高183→211億円と増える一方、営業利益は2期連続14億円

  • 営業利益率が2期連続で低下通年影響

    営業利益率は2025/1期の7.65%から2026/1期の6.64%へ1.01ポイント低下

  • 株価が1年で28.5%下落のトレンド継続影響

    1年で株価は28.5%下落し、時価総額76億円と小型のため戻り売りが出やすい

  • 外国人保有比率4.4%で需給が薄い継続影響

    外国人保有比率は4.4%と低く、大口売買で値動きが大きくなりやすい

次の決算で確かめる点
既存店売上高
店舗の健全な成長を確認するため。
営業利益率
コスト管理と収益性の維持を確認。
出店数
成長戦略の進捗度合いを測る。
客単価
消費者需要の変化を捉える。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり73で、前期から+6.1%いまの株価に対する利回りは2.51%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥73
1株あたり
配当利回り
2.51%
いまの株価に対して
配当性向
20.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年1月6620.1
2026年1月706.120.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥73

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ1,260人。区分でいちばん多いのは個人・その他87.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.7%を占め、残る95.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他82.288.287.6
外国法人5.55.04.4
金融機関5.70.53.7
証券会社5.94.93.3
事業法人0.71.31.0
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社WAKUMOTO50.76
02涌本 宜央14.50
03田中 幸夫2.15
04野村證券株式会社1.96
05ヨシダ トモヒロ1.82
06ダイワサイクル従業員持株会1.64
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.62
08門田 洋1.38
09日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.16
10THE NOMURA TRUST AND BANKING CO.,LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−100%、1株純資産は7期で−100%。直近期のROEは16.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2020年1月548,07411,048,1365.1
2021年1月22,645133,12618.6
2022年1月701,4015.1
2023年1月2071,60813.810.0
2024年1月2321,74012.610.021.1
2025年1月3292,01517.511.420.1
2026年1月3452,28816.010.620.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
涌本宜央代表取締役社長511,800,000
齋藤勇治取締役管理本部長477,500
金子陽一取締役商品・マーケティング本部長447,500
伊藤亮太取締役営業本部長394,600
大久保修三取締役68
永井康常勤監査役63
若山満教監査役54
山口雅之監査役54

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4909023
社外取締役422226

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,218字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、「自転車の〔新しいアタリマエ〕を創る」という経営理念のもと、自転車でより良い人々の暮らしに貢献するため、主に店舗において自転車及び自転車パーツ・アクセサリー等の商品販売、自転車の整備及び修理サービスの提供を行っております。 自転車は100年超にわたり利用されている歴史のある乗り物ですが、近年、地球温暖化が進む中において環境負荷の低い乗り物として再評価されるとともに、運動不足に起因する生活習慣病等の予防に向けた健康志向の高まりによるサイクリング利用等、自転車の価値が高まっております。また、2017年5月に自転車活用促進法が施行され、今後、自転車専用道路の整備等が進んでいくことから、今後も自転車市場が拡大していくと考えております。 一方、自転車販売店はこれまで個人経営店が多数を占めていたところ、これら事業主の高齢化等の理由により事業者数が減少し続けており、顧客が自転車を所有していても修理・メンテナンスの依頼先に困るという状況が発生しております。また、安価にインターネットで購入しても顧客へのアフターサービス力が弱い事業者も少なくはありません。これら顧客の不便を解消し、さらに利便性を高めるべく出店を拡大しております。 当社は、「自転車関連販売事業」を単一のセグメントとしており、自転車及び自転車パーツ・アクセサリー等の商品販売、自転車の整備及び修理サービスの提供を行っております。2026年1月末時点において、国内実店舗154店舗(直営店舗150店舗、FC(フランチャイズ)店舗4店舗)に加え、ECサイト(ダイワサイクルオンラインストア)を運営しております。ECサイトでは、直接顧客に商品を配送するサービスに加え、購入した自転車等を店舗で受取りができるサービスも提供しております。 (1)取扱品目について 商品については、国内外自転車メーカー等のNB(ナショナルブランド)商品(これらメーカーとの共同開発による当社オリジナル品を含む)に加え、当社が企画・開発した商品を主に中国メーカーへ生産委託したPB(プライベートブランド)商品も取り扱っております。 当社は「自転車関連販売事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりませんが、当社が販売する具体的な取扱品目は、次のとおりであります。 品目別   主な内容   2026年1月期 売上高/比率 自転車   一般車、幼児・子供車、スポーツ車、電動アシスト車等   15,643百万円/74.1% パーツ・アクセサリー   バスケット、バッテリー、タイヤ、ヘルメット等   3,155百万円/14.9% その他   各種整備、修理等の付帯サービス及び長期保証サービス等   2,308百万円/10.9% (2)販売経路について 当社の主な販売経路は、直営店に加え、FC店及びECサイトを通じた顧客(最終消費者)への直接販売であります。 直営店は当社が直接運営を行う店舗であり、FC店は当社とフランチャイズ契約を締結する法人が、商品を当社から仕入れ、販売を担う店舗であり、当社は当該フランチャイズ契約先である法人からロイヤリティ収入を得ております。ECサイトは当社が運営するオンライン販売サイトに加え、他社ECプラットフォームを通じて顧客へ販売を行うチャネルとなります。 (3)サービスの特徴について 当社は、関西・関東・中部の郊外ロードサイドを中心に大型の自転車専門店を展開しております。出店に際しては顧客が来店しやすい店舗立地となるよう、ドミナント戦略を意識しております。また、来店した顧客に対しては、研修を通じて接客スキルや商品知識、技術を身に付けた従業員が丁寧な商品提案等のサービス提供を行っていることに加え、NB商品だけでなく、顧客ニーズを取り込んだ自社開発のPB商品も加えた豊富なラインアップで顧客の快適な自転車生活に合致する商品を提案できるような店舗運営を行っております。 上記に記載した当社のサービスの主な特徴は、次のとおりであります。 ①自転車の「困った」を1秒でも、短く! 「出張修理」サービス パンクやカギの紛失など、思いがけないトラブルに見舞われた顧客を1秒でも早く助けるために、当社では「出張修理」サービスを行っております。自転車トラブルの際、自転車を店舗に持参いただき預かるのではなく「バイクで迅速に駆けつけてその場で修理」というスピード対応が当社の特徴です。自転車は生活に欠かせないものであるからこそ、「お客様に、いつでも安心して自転車に乗っていただきたい」との想いから生まれたサービスであります。 ②対面での丁寧な接客 インターネット上で何でも買える時代ですが、当社では対面での接客を重視しております。自転車は様々な種類があり、顧客ごとに利用頻度や利用目的も多様です。さらに「坂道が多い」「駐輪場所が少ない」等、地域の特性もあります。したがって、顧客一人一人の利用環境やニーズ等を詳しくヒアリングしたうえで、最適な自転車と快適な自転車生活を提案することで顧客満足度を高め、継続した関係構築に努めております。 ③購入いただいてからの付き合いを大事に 自転車は購入後も定期的なメンテナンスや修理が必要な商品です。また、当社には、購入後の「自転車生活」をより良いものとしていただきたいという想いがあります。そのため、定期点検や盗難補償等が付いた「ダイワサポートパック」や「出張修理サービス」の提供を行っております。また、修理スペースを店舗の入口付近という通行人の目に入る場所に置くことで、気軽に修理に来ていただける体制を整えております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 当社の店舗ブランドは、次の通りであります。 2026年1月31日現在 店舗ブランド(屋号)   特徴   店舗数 当社のメイン店舗。主に郊外ロードサイドに立地。売場面積100坪~250坪。地域特性に合わせた商品構成で生活必需品としての自転車を主に販売。出張修理サービスをはじめとした修理・メンテナンスを提供し、自転車で生活を支えることを重視。   132 ショッピングモール又は都心部の駅近くに立地。売場面積40坪~100坪。 出張修理サービスは対象外。実用性に「好き」「楽しい」をミックスした新しい価値観を提案し、いつもの暮らしの中にワクワクを取り入れることを目指す店舗。   22 スポーツバイク中心のプロショップ。初めてスポーツバイクに乗られる方をメインターゲットに、風を切って走る爽快感を体験していただくことを目指す。店舗にある自転車はすべて試乗可能。バイクフィッティングサービスを提供し、お客様の体型や用途に合わせた人輪一体となる最良の一台を提案。   -(注) 合  計   154 (注)ダイワサイクルプロは、ダイワサイクル川崎野川店内に併設されているため、合わせて1店舗としております。 当社グループの店舗数は、次の通りであります。 期初店舗数   出店数   退店数   直営化数   期末店舗数 2022年1月期   直営店   72   17   -   2   91 FC店   8   -   1   5 2023年1月期     直営店   91   10   -   -   101 FC店   5   1   -   6 2024年1月期   直営店   101   17   -   -   118 FC店   6   -   -   6 2025年1月期   直営店   118   10   -   -   128 FC店   6   -   -   6 2026年1月期   直営店   128   20   -   2   150 FC店   6   -   -   4
経営方針・対処すべき課題6,852字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項の記載については、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、経営理念「自転車の〔新しいアタリマエ〕を創る」の下に、自転車でより良い人々の暮らしに貢献することを目指しており、株主をはじめ、顧客、取引先、従業員等のステークホルダー、ひいては社会全体との共栄及び当社の持続的な成長と企業価値の最大化を目指して事業展開を行うことを経営の基本方針としております。 また、上記経営理念を実現するために、3つのビジョンと7つの行動指針を定め、組織への浸透を図っております。 ①3つのビジョン 私たちの想いは、自転車が宝物になること 私たちは、新しい自転車の関わり方をお客様に提案し、自転車とお客様の絆を深めて自転車の価値を向上させます。   私たちの誇りは、記憶に残る仕事の追求 私たちは、磨き上げられた技術を強みとして、ものづくりから販売、メンテナンスまで自転車のプロフェッショナルとして妥協せず、期待を超える仕事で応えます。   私たちの約束は、今までにない満足の提供 私たちは、お客様が思ってもみなかったモノやサービスを見出し、自転車ショップの運営を通じて最良の形で提供します。 ②7つの行動指針 チャレンジ 失敗を恐れて何もしないより、失敗をしても新しいことに挑戦し続けます。 思いやり お客様の立場になって感じ・考え・行動します。 地域密着 地域でお客様と接し、日々運営ができることに感謝します。 誠実 社会のルールにのっとり、フェアで誠実な活動を大切にします。 1%の努力 1%の努力を日々積み重ね自らの能力を高め続けます。 NHK いつもニコニコ(N)・ハキハキ(H)・キビキビ(K)行動します。 1人の100歩より100人の1歩 共に働く仲間1人ひとりの力を生かし、チーム一丸となることを大切にします。 (2)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境については、次のとおりです。 ①自転車の社会的価値の見直し 地球温暖化が進む中、エコロジーな乗り物の一つである自転車の価値が見直されております。また、恒常的な在宅ワーク等による運動不足に起因する生活習慣病等の予防に向けた健康志向の高まりによって、運動手段としてサイクリングに注目が集まっております。 ②自転車利用環境の整備 「自転車は、二酸化炭素等を発生せず、災害時において機動的」、「自動車依存の低減により、健康増進・交通混雑の緩和等、経済的・社会的な効果」、「交通体系における自転車による交通の役割の拡大」、「交通安全の確保」の4つの基本理念に基づき自転車の活用を総合的・計画的に推進すべく、2016年12月に自転車活用推進法が公布、2017年5月に施行されました。今後、当該法令に基づき、自転車専用道路等の整備や路外駐車場の整備等、自転車の利用環境が益々整備されていくと考えております。 ③自動車の代替移動手段としての自転車、集約型の都市構造(コンパクトシティ)の形成 我が国の少子高齢化は自転車利用人口の減少に繋がるおそれがあるものの、高齢者の自動車免許返納後の代替手段として自転車が利用されており、高齢者が運転免許証を自主返納した際、一部自治体では電動アシスト車購入費用の一部を補助しております。また、長期的には集約型の都市構造(コンパクトシティ)の形成が進み(注)、短距離の移動手段としての自転車の利用は、より一層促進されると考えております。 (注)集約都市形成支援事業制度要綱(平成25年5月 国土交通省 都市局長通知)、新たな「国土のグランドデザイン」(骨子)(平成26年3月 国土交通省) ④自転車販売事業者数の減少、大型自転車専門店への寡占化 自転車販売事業者は小規模な個人商店が多く、自転車販売事業者数は近年のPB車や電動アシスト車普及等の市場構造の変化に加え、経営者の高齢化及び承継者の不足により年々減少しております。近隣の自転車販売店の減少は自転車利用者にとってはメンテナンス場所がなくなることになるため、これらの小規模な個人商店に代わる自転車販売店・メンテナンスの場所が必要になってくると考えております。1999年に13,784店舗であった個人の自転車販売店は2021年には6,628店舗まで減少している一方で、法人による自転車販売店は同1,664店舗から、2,924店舗へと増加傾向にあります(注1)。また、顧客の自転車購入先の内訳は大型自転車専門店が30%(注2)と多くを占めており、大型自転車専門店への寡占化は今後も続いていくと考えられます。 (注)1.総務省・経済産業省「令和3年経済センサス-活動調査結果」 2.一般財団法人自転車産業振興協会「自転車購入動向調査 2022年7月~12月」 ホームセンター・スーパー・ショッピングセンター等28%、街の自転車店22%、インターネット販売8%、その他12% ⑤インターネットによる自転車販売の拡大 EC市場の成長に伴い、自転車の販売においてもオンラインチャネルの比重が増しており、販売形態の多様化が進行しています。しかし、自転車は定期的なメンテナンスが必要な商品であることから、当社のようなインターネット販売も行っている実店舗型の自転車販売店が引き続き顧客に求められると考えております。 (3)経営戦略等 このような経営環境の中、当社は経営理念の実現のため、「ヒト・ハコ・モノ」の3面においてそれぞれ強化してまいります。 ①ヒト(従業員) 自転車は一般車(シティサイクル等)から幼児・子供車、電動アシスト車、スポーツ車等、様々な種類があり、顧客の利用目的も通勤・通学・買い物などの日常の移動手段としての利用や、サイクリング、競技スポーツでの利用等、多種多様です。そのため、当社では店内に商品を置くだけのセルフ販売型の店づくりではなく、従業員が顧客一人一人のニーズを聞き取り、顧客の用途、頻度、周辺の生活環境、家族構成等の状況等を考慮したうえで、それぞれに合った最適な一台を提案できるような店舗運営を目指し、人材育成に注力してまいります。具体的には、商品知識・技術・接客に研修内容を分け、技術・接客は5段階、商品知識は4段階に分けて研修及び社内資格試験を実施しております。また、副店長以上を対象とした店舗運営研修、新任店長を対象とした新任店長研修等を実施しております。さらに月1回の店長会議の中で、コンプライアンス研修やその時々の店舗の発生課題に応じた研修を実施することによって接客サービスにおける高い顧客満足度を追求しております。 ②ハコ(店づくり) a. 都市圏中心の出店 物流効率や今後の人口動態を考え、まずは都市圏の自転車や歩行者の数が多く、地域住民の日常生活で使用されることが多い生活道路など立ち寄りやすいロードサイドを中心に出店を拡大いたします。都市圏を中心にドミナント展開することで知名度及び集客効果の向上、マーケティング及び物流の効率化を図るとともに、出張修理サービスエリアを切れ目なく拡大することができ、顧客の利便性が向上すると考えております。 b. 大都市圏・駅近への出店 当社はこれまで都市圏の中でも住宅地の多い郊外への出店が中心でありました。今後は、メンテナンスや修理需要に応えるため、またインターネット購入時の店舗受取サービス拠点の拡充に向け、従来の郊外型店舗に加え、大都市圏や駅の近くにも出店を進めていく予定です。 c. 店舗レイアウト・品揃え 店舗においては入口の外に空気入れ(エアーホース)を設置し、入口のすぐ側に修理スペースを設けることで、自転車を持ち込みやすい店舗レイアウトとなることを意識しております。また、平均的な広さの店舗においては、常時約500台の自転車を展示し、その全てにおいて試乗可能とすることで、顧客の利便性の向上に努めております。当社では、主要な顧客である30代から40代の子育て世代が、育児に使う電動アシスト車の購入をきっかけに当社のサービスを体験いただくことで、子どもや家族の自転車販売にもつながっていることから、子どもが乗る初めての自転車や、その後の通学・通勤用自転車、趣味や運動のためのスポーツ車などのラインアップを取り揃え、顧客ニーズに合致した自転車の販売を行ってまいります。 ③モノ(商品・サービス) a. PB商品の開発 当社では、店舗接客により得た顧客の声や当社公式アプリ「DAIWA PASSPORT」に寄せられた意見をダイレクトに商品開発に生かすことで、その時々の顧客のニーズに合致したPB商品の開発を進めております。また、PB商品はNB商品に比べて商社や卸を通さないため、値ごろ感のある商品開発が可能となります。当社では、スピーディーな商品改良が可能であり、最短2か月の開発期間で市場への投入が可能であるため、今後もPB商品数を増やし、より多くの商品の選択肢を顧客に提供するとともに、利益率の向上に努めてまいります。 b. 電動アシスト車への注力 自転車小売業界における自転車販売の車種別構成比(台数ベース)では2016年に8.1%であった電動アシスト車が2022年には13.1%まで上昇しており(注)、電動アシスト車の販売が増加傾向にあります。当社は2026年1月期の自転車販売の車種別売上構成比において電動アシスト車が約65%を占めており、2025年の業界全体の約48%(注)を上回っております。また、当社の2021年1月期から2026年1月期における電動アシスト車の売上高の年平均成長率は約19%となっております。今後も、成長市場である電動アシスト車の販売に注力することに加え、PB電動アシスト車のモデルを拡充し、多様化するニーズへの対応に努めてまいります。 (注)一般財団法人自転車産業振興協会「自転車国内販売動向調査」及び「国内向自転車生産・輸入統計データ(2021年~2025年)」 c. インターネット購入時の利便性強化 自転車自体はサイズが大きいため、顧客の自宅に直接配送するには多額の費用がかかります。そのため、当社では通常のインターネット販売・直接配送に加え、インターネットで注文し、近隣店舗で商品を受け取ることのできる「店舗受取サービス」を提供しております。今後は、「店舗受取サービス」を強化するため、更なる新規出店を進めることで購入しやすいECと手厚いサービスが受けられる実店舗を融合したオムニチャネル戦略を推進することに加えて、同業他社との業務提携等により他社店舗における受け取りも可能とすることで、インターネット購入時の利便性を強化していきたいと考えております。また、当社は、約60万件(2026年1月末現在)の登録者をかかえる当社公式アプリ「DAIWA PASSPORT」を通じて定期点検の時期やセール情報の通知、割引クーポン配布等を行っており、顧客のライフサイクルにあった販売促進活動を行うことで、自転車販売につなげてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (3)に記載の経営戦略等を実行していくうえで、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 ① 出店拡大 自転車業界は自転車販売事業者数が減少し続けており、寡占化が進みつつあります。このような環境下において出店拡大を続け、業界のキープレイヤーの1社になることが、その後の事業を安定的に営む上で重要であると認識しております。当社はこれまで創業の地である大阪府を中心に関西・関東・中部に出店してまいりました。今後、既存進出エリアにおいてはドミナント出店を進めることに加え、首都圏においてはファミリー層をターゲットとした大型ロードサイド店舗を郊外ベッドタウンに展開する等出店を強化し、中期的には200店舗を目指して出店を加速してまいります。また、インターネット購入時の店舗受取サービス拠点となる店舗を増やすべく、主軸となる大型ロードサイド店舗の出店に加えて、都市部に店舗面積30~40坪の小型店舗のドミナント出店も計画しており、小型電動アシスト車や時間効率の良い修理・点検サービスなど都市部ならではの商品ラインアップとすることを想定しております。 (地域別店舗数の推移) 2022年1月期   2023年1月期   2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 関西   57   64   75   79   86 関東   36   40   46   52   65 中部   3   3   3   3   3 (注)店舗数にはFC店を含めております。 ② 来客数・集客力の向上 当社は、持続的に成長するためには、当社及び当社商品の知名度を向上させ、新規顧客を継続的に獲得し、顧客数を拡大していくことが必要不可欠であると認識しております。そのため、利便性の高い立地での出店、店舗認知度を高めるためのチラシ・広告等、積極的な販売促進活動により、来客数・集客力を高めてまいります。 ③ 「ダイワサイクル」ブランドの認知度向上 少子高齢化・人口減少に伴い、我が国の自転車市場における競争激化が予想される中で、当社がより一層の競争力強化を推し進めていくためには、「ダイワサイクル」ブランドの認知度をより向上させることが重要であります。今後、ドミナント型での出店の拡大や積極的なPR活動、商品品質、サービス品質の向上を通じてさらなるブランドの認知度を向上してまいります。 ④ リピート顧客の獲得 自転車は、生活必需品であり、且つ人の成長や趣味・嗜好の変化に合わせて車種を変えて使い続けるものであることから、リピート顧客を獲得していくことが重要であると認識しております。リピート顧客を獲得するためには、自転車を販売するだけでなく、メンテナンスや修理等、販売した後についても責任をもって顧客の自転車生活をサポートすることが重要であると考えております。当社では出張修理サービスやダイワサポートパックの提供、自転車購入時や点検修理、買い替え時の丁寧な接客等を通じてより多くの顧客と良好かつ継続的な関係構築を目指しております。引き続きリピート顧客を獲得し、既存店舗の成長を継続させるため、出張修理サービスの利便性をさらに高めることや、従業員の接客技術と修理技術の向上に努めてまいります。 ⑤ 人材育成 出店拡大の中でサービス品質を維持・向上させるためには、早期の人材育成が不可欠であると認識しております。当社では、研修を「商品知識」「接客」「技術」の3つの分野に分け、定期的な研修及び試験を行っております。また、店長・副店長に対しては店舗運営研修等を行うことで人材の早期育成を図っております。 ⑥ PB比率の向上 商品戦略として、魅力あるラインアップとすることを考えており、価格、品質等で顧客ニーズを的確に捉えることが必要です。これらの実現には、PB商品の取り扱いをこれまで以上に拡充させることが必要であると考えております。一般的にPB商品はNB商品に比べ価格競争力のある商品の開発が可能です。当社では店舗で積極的に顧客ニーズを聞き取り、これを商品開発に生かすことで、顧客ニーズと合致した値ごろ感のある商品を開発、販売しております。今後も継続して顧客の声やニーズをヒアリングし、商品開発に生かしていくことに加えて、PB電動アシスト車のモデルを拡充することでPB比率を向上してまいります。 ⑦ 物流効率の向上 昨今の物流コストの上昇は、当社にとっては仕入コストの上昇となります。この点、運送会社との協力関係を強化することやドミナント型の出店を増やすことにより安定的かつ低コストのロジスティクス体制の構築を進めてまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、持続的な事業拡大及び利益成長の観点から、財務関連指標としては売上高成長率及び売上高営業利益率を特に重視しておりますが、重要な経営指標の目標達成状況を計るためのKPI(Key Performance Indicators)としては以下の2点を設定しております。 ①店舗出店数 ②自転車売上高に占めるPB商品の割合(直営店のみ、金額ベース) 今後も引き続き店舗数の増加や商品ラインアップの拡充による売上高の増加、売上原価の低減、店舗オペレーションの効率化に取り組むことにより、売上高成長率及び売上高営業利益率の上昇を目指してまいります。
事業等のリスク5,896字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。また、以下の記載は当社の事業もしくは当社株式への投資判断に関連するリスクを完全に網羅するものではなく、記載された事項以外の予見できないリスクも存在します。このようなリスクが現実化した場合には、当社の事業、経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があります。 (1) 新規出店について 当社は、今後も新規出店を進めていく予定ではありますが、出店候補地が確保できない場合、出店に必要な人材が確保できない場合、出店後近隣に競合他社が出店した場合、また、その他新規出店に際し当社に予期せぬ事由が発生した場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。この点、出店候補地を安定的に確保できるよう、社内店舗開発担当者の教育に加え、必要に応じ外部人材を活用しております。また、店舗を運営する人材を安定的に確保し、早期に育成できるよう、従来の大卒新卒採用に加え、高卒新卒採用及び中途採用にも注力しております。 (2) 業績の季節偏重について 当社の主要販売商品である自転車及び自転車関連商品(パーツ・アクセサリー)は、春の入学・入社シーズンが最需要期となるため、当社においては上期の売上高は下期と比べ多くなる傾向があります。また、固定費は売上高に比べて年度を通しての変動が小さいことから、営業利益の割合は上期に偏る傾向があります。 (3) 為替変動リスクについて 当社は、PB商品を主に中国から輸入しております。また、NB商品の多くが中国で組み立てられ、日本に輸入されております。 商品に関しましては、海外仕入先との仕入価格改定の交渉とともに国内仕入先との価格改定の交渉等を併せて行っており、決済においても複数通貨の選択肢を確保することで為替変動のリスクを一定程度ヘッジしておりますが、為替の変動幅が予想以上に大きくなった場合に、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (4) PB商品について 当社のPB商品は主に中国の委託生産工場から仕入れているため、現地の人件費や物価の高騰、コンテナ運賃の高騰、中国当局の環境規制や輸出政策により、仕入単価の上昇や仕入商品の不足等が起きる可能性があります。当社といたしましては複数の製造委託先工場を確保し、仕入価格の低減策及び仕入商品不足への対策を講じておりますが、これらの事象が発生した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (5) 原材料価格の高騰リスクについて 当社の主要な商品である自転車車体にはスチールやアルミ等の鉄鋼素材やカーボン樹脂が使われています。また、タイヤには主に合成ゴムが使われています。当該原材料の価格は自然災害、市場動向、経済情勢、燃料費、為替等の影響により高騰する場合があります。当該原材料の高騰に合わせて商品の仕入価格が高騰した場合、仕入先との交渉や代替可能な原材料等の採用によって仕入価格の抑制に努めますが、仕入価格の抑制に対応できない場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (6) 固定資産の減損について 当社は、店舗の内部造作等に係る固定資産等を保有しています。減損が発生することの無いよう、新規出店時には当該店舗の将来的な収益性を精緻に分析したうえで出店を行っており、出店後は取締役会において月次で業績を確認し必要に応じて対策を実施しておりますが、店舗等の収益性の低下により各店舗等に係る固定資産の簿価が回収できない場合、減損損失が発生し、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 人材の確保及び育成について 自転車は販売して終わる商品ではなく、修理や部品交換等、定期的にメンテナンスが必要な商品です。また、自転車の整備や修理ができる人材の育成には時間がかかります。したがって、新規出店等を見越した採用を今後も継続してまいりますが、人材の採用数の低下や離職率の上昇等により店舗数の拡大ペースに対応した人材の確保・育成に支障をきたすといった場合には、出店ペースの減速、顧客に対するサービスの質の低下等により、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (8) 法的規制等について 当社は、事業活動を行う上で、道路交通法、消防法、景品表示法、電気用品安全法、取適法(旧下請法)、独占禁止法、個人情報保護法等の様々な法規制の適用を受けております。当社では、これらの法令等を遵守し、許認可等の更新に支障が出ないようにする等、従業員に対するコンプライアンスの徹底を行っております。加えて、当社は、現時点の法規制に従って業務を遂行しており、また、弁護士や外部諸団体を通じて新たな法的規制の改正情報や公開された策定プロセス等を入手することにより、事前のリスク軽減対策を講じております。しかしながら、予測することができない規制の改廃や新たな法的規制が設けられ、従来どおりの事業活動が制限される場合等には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (9) 顧客情報の管理について 当社は、自転車を販売した顧客に対し、「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律(1980年11月25日法律第87号)」に基づく自転車防犯登録の勧奨や、ダイワサポートパック(当社会員サービス制度)への入会による盗難補償、無料点検、各種割引等のサービスを提供しています。また、インターネットによる通信販売も行なっております。 そのため、顧客情報を「個人情報保護規程」に基づき厳重に管理し、インターネットによる通信販売においても、外部から不正アクセスができないようにファイアウォール等のセキュリティ手段を講じております。 このように顧客情報の管理には万全を期していますが、不正アクセス等により顧客情報が外部に流出した場合には、当社における直接的損害や当社に対する信用の低下等により、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (10) 特定の人物への依存について 当社の代表取締役社長である涌本宜央は、当社のこれまでの成長における中心的人物であり、経営方針や事業戦略の決定及びその実行において重要な役割を果たしております。当社においては、特定の人物に依存しない体制を構築するべく、幹部社員への情報共有や権限の委譲、マネジメントを担い得る人材の採用・育成によって同氏に過度に依存しない組織体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社の業務を遂行することが困難になった場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (11) 自然災害等による影響について 当社の営業拠点は、その多くが首都圏及び近畿圏に集中しております。これらの地域において万一、大規模な地震・風水害等の自然災害やテロ行為が発生し、通常の営業活動が困難になった場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (12) 他社との競合について 当社の主力商品である自転車は、専門店やホームセンター、家電量販店等の既存チャネルの競合に加え、インターネット販売等のチャネルにおいても厳しい競争にさらされております。このような状況の下、当社では幅広い品揃えや居心地の良い店舗空間の演出、顧客に寄り添う接客等、他社との差別化に努めておりますが、十分に差別化できなかった場合等には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (13) 品質管理について 当社店舗においては、顧客より注文のあった自転車を組立・整備の上、引渡しを行っております。当該組立・整備上の瑕疵が原因で、販売した自転車による顧客の事故、負傷等が発生した場合、その損害の賠償又は補償を求められる可能性があり、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 またPB商品においては、当社仕様による商品をメーカーに製造委託し、当社オリジナルブランドとして販売しているため、製造物責任法(PL法)の適用を受けます。それらの企画発注に関しては、国内・海外のいずれにおいても日本工業規格(JIS規格)適合を最低条件とし、より厳しい当社独自の品質基準を設定して、部品調達、メーカーの選定を行なっております。また、製造委託先メーカーの工場へ当社従業員が定期的に巡回し、品質の向上に努めております。さらに、製造物責任賠償についてはPL保険に加入しております。しかしながら、PB商品に欠陥が見つかった場合等には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (14) 感染症拡大の影響について 今後、新型コロナウイルス感染症又はこれと同様に生命に重要な影響を与える新たな感染症の拡大が蔓延することで、各地方自治体からの外出自粛要請等による消費マインドの悪化や営業時間の短縮等の措置により、当社が運営する店舗の営業活動に影響が出る可能性があります。また、自転車の主要生産国である中国の委託生産工場の稼働停止により商品の調達が難しくなる可能性があり、その場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (15) 国内景気の動向・人口減少について 当社は国内に店舗を展開し、商品・サービスを提供しております。そのため、今後の国内景気の動向や日本国内での人口減少によって想定以上に国内での販売量が減少した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (16) 知的財産権に係るリスクについて 当社の主要なPB商品については商標権を取得するなどその知的財産権を保護する一方で、第三者の知的財産権を侵害しないよう当社内で確認したうえで、必要に応じて弁理士等の専門家に相談しております。しかし、当社が第三者から知的財産権侵害の訴訟、使用差止請求等を受けた場合、又は第三者が当社の知的財産権を侵害するような場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (17) システムトラブルについて 当社は、通信ネットワークやコンピューターシステムを利用し、商品の仕入や販売等多岐にわたる業務を実施しております。また、ECサイトを運営しております。当社は社内のコンピューターシステムに関してクラウドサービスの利用やバックアップ体制を確立すること等による災害対策を講じておりますが、想定外の自然災害及び外部からのサイバー攻撃等によるソフト及びハードウエア障害等のシステムトラブルが発生した場合、業務に支障をきたすこととなり、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (18) 配当政策について 当社は、将来の積極的な事業展開と経営環境の急激な変化に備えた経営体質の構築に必要な内部留保を確保するとともに、株主への安定的かつ継続的な利益還元を経営の重要施策として、業績を勘案しながら配当を行うことを基本方針としております。しかしながら、業績の低迷等により安定的な配当が維持できなくなる可能性があります。 (19) 訴訟・係争等について 当社は本書提出日現在において、重大な訴訟を提起されている事実はございません。当社が事業活動を行うにあたっては、各種法令を理解し、社内規程等とあわせて遵守することに最善の努力をしておりますが、顧客及び取引先等から当社商品についての不備等により、訴訟・係争等の対象となる可能性があります。これらの訴訟・係争等の発生は予測困難であり、またそのような訴訟・係争等が発生した場合において、その解決には相当の時間と費用を要することが多く、結果を予測することには不確実性が伴います。このような訴訟・係争等が発生し、予期せぬ結果となった場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (20) 資金使途について 株式上場時に行った公募による調達資金の使途については、出店にかかる設備投資に充当する予定です。しかしながら、事業環境が急激に変化することも考えられるため、当初の計画に沿って資金を使用した場合においても、想定通りの投資効果を得られない可能性があります。また、市場環境の変化により、当初の計画を変更し、調達資金を上記以外の目的で使用する可能性があり、その場合には、速やかに資金使途の変更について開示を行う予定であります。 (21) 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社では、当社の役員及び従業員に対しインセンティブとして新株予約権を付与しております。これらの新株予約権が行使された場合には、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。 (22) 大株主について 当社の代表取締役社長である涌本宜央及び同人の資産管理会社である株式会社WAKUMOTOの所有株式数は、当事業年度末時点において発行済株式総数の65.3%を所有し、当社の大株主となっております。涌本宜央及び同人の資産管理会社は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。涌本宜央は、当社の創業家出身であるとともに代表取締役社長であるため、当社といたしましても安定株主であると認識しておりますが、将来的に何らかの事情により当社株式が売却された場合には、当社株式の市場価格及び流通状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,454字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における資産合計は9,584,519千円となり、前事業年度末に比べ992,226千円増加いたしました。これは主に、有価証券が500,000千円、商品が431,532千円、有形固定資産が319,322千円及び投資その他の資産が240,595千円増加したことによるものです。 (負債) 当事業年度末における負債合計は3,273,261千円となり、前事業年度末に比べ211,620千円増加いたしました。これは主に、契約負債が173,799千円、未払費用が75,210千円及び預り金40,091千円が増加したことによるものです。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は6,311,257千円となり、前事業年度末に比べ780,606千円増加いたしました。これは主に、当期純利益948,553千円の計上により増加したものの、剰余金の配当により181,137千円減少したことによるものです。この結果、自己資本比率は65.8%(前事業年度末は64.4%)となりました。 ② 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、社会経済活動の活発化に伴う雇用情勢の改善などを受け、緩やかな回復基調が見られるものの、長期化する円安基調、物価上昇の継続や金利の上昇などによる個人消費の減速懸念、米国の通商政策の影響懸念などから依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社におきまして、商品面では、当社の主力商品である電動アシスト車において、NB商品に比べてお手頃価格であり快適さを追求した子ども乗せタイプのPB電動アシスト車を発売いたしました。販売面では、需要期にあわせて設立35周年感謝祭、W感謝祭、ブラックフライデー等のセールを行ったほか、売れ筋商品の欠品抑制につとめるとともに、自転車の修理需要の増加に対応するために整備及び修理の教育に注力いたしました。また、人材面では、店舗社員の年間休日数を増やすことで、ワークライフバランスの向上と人材の定着につとめました。 出退店の状況につきましては、直営店として関西に7店舗、関東に13店舗の計20店舗を出店いたしました。またフランチャイズ店舗(以下、「FC店」)であった関西2店舗を直営化いたしました。この結果、当事業年度末の店舗数は、直営店150店舗、FC店4店舗の154店舗となりました。 (第36期業績概況) このような活動の結果、当事業年度におきましては、以下のとおりとなりました。 売上高  21,106,860千円 (前年同期比  15.0%増) 営業利益 1,416,426千円 (前年同期比 3.0%増) 経常利益 1,434,991千円 (前年同期比 3.5%増) 当期純利益 948,553千円 (前年同期比 5.6%増) なお、当社の事業は「自転車関連販売事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載をしておりません。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ702,163千円減少し、当事業年度末には1,518,176千円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は732,262千円(前事業年度は1,153,266千円の増加)となりました。 主な増加要因は、税引前当期純利益1,434,991千円、減価償却費190,986千円及び契約負債の増加額173,799千円であり、主な減少要因は、法人税等の支払額592,069千円、棚卸資産の増加額465,742千円及び売上債権の増加額163,503千円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は、1,266,515千円(前事業年度は494,996千円の減少)となりました。 これは主に、有価証券の取得による支出500,000千円、有形固定資産の取得による支出477,294千円、差入保証金の差入による支出157,839千円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は167,898千円(前事業年度は122,154千円の減少)となりました。 増加要因は、株式の発行による収入13,529千円であり、主な減少要因は、配当金の支払額181,088千円によるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社の事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.仕入実績 当事業年度の仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   当事業年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) 仕入高(千円)   前年同期比(%) 自転車   10,622,398   117.0 パーツ・アクセサリー   1,387,329   115.0 その他   340,599   107.4 合計   12,350,328   116.5 (注)1.金額は、仕入価格によっております。 2.その他には、運賃、輸入諸掛等が含まれております。 c.受注実績 当社の事業は、提供する商品・サービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 d.販売実績 当社は、「自転車関連販売事業」の単一セグメントとして事業を行っておりますが、当事業年度の販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   当事業年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 自転車   15,643,490   115.5 パーツ・アクセサリー   3,155,275   113.5 その他   2,308,094   113.9 合計   21,106,860   115.0 (注)1.その他は、修理代、TSマーク(自転車向け保険)、ダイワサポートパック加入料等となっております。 2.主な相手別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りに関しては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる可能性があります。 重要な会計方針及び見積りに関しましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」及び「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当事業年度における売上高は、前事業年度と比べ2,757,535千円増加し、21,106,860千円(前年同期比15.0%増)となりました。これは主に、店舗数の増加や電動アシスト車の販売が好調だったことによるものです。なお、売上高の内訳の詳細については、「(1)経営成績等の状況の概要 ④ 生産、受注及び販売の実績 d.販売実績」をご参照ください。 (売上原価、売上総利益) 当事業年度における売上原価は、前事業年度と比べ1,698,248千円増加し、11,906,455千円(同16.6%増)となりました。これは主に売上高増加に伴う仕入れの増加によるものです。この結果、当事業年度における売上総利益は、前事業年度と比べ1,059,287千円増加し、9,200,404千円(同13.0%増)となりました。なお、仕入高の内訳の詳細については、「(1)経営成績等の状況の概要 ④ 生産、受注及び販売の実績 b.仕入実績」をご参照ください。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度と比べ1,018,672千円増加し、7,783,978千円(同15.1%増)となりました。これは主に、新規出店に伴い、減価償却費や賃借料等が増加したことや、人員増加に伴う人件費の増加などによるものです。この結果、当事業年度における営業利益は、前事業年度と比べ40,614千円増加し、1,416,426千円(同3.0%増)となりました。 (営業外損益、経常利益) 当事業年度における営業外収益は、26,678千円(同46.3%増)となりました。これは主に助成金収入や受取利息によるものです。営業外費用は、主に為替差損や固定資産除却損により8,112千円(同5.8%増)となりました。この結果、当事業年度における経常利益は、前事業年度と比べ48,610千円増加し、1,434,991千円(同3.5%増)となりました。 (特別損益、当期純利益) 当事業年度における特別損益はありませんでした。この結果、当事業年度における当期純利益は、948,553千円(同5.6%増)となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑤ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、主として内部資金を活用し、不足分は金融機関からの借入により資金調達を行うこととしております。設備投資をする場合等、必要に応じてエクイティファイナンスも検討する方針です。当社の資金需要のうち主なものは、新規出店に関連する費用です。この資金需要に対する財源は、株式上場時に行った公募による調達資金及び営業活動で得られる自己資金であります。また、当事業年度末におけるネットキャッシュは1,518,176千円であり、手許資金の流動性を確保しております。 ⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に対する経営者としての今後の方針・対策等 当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、財務関連指標としては売上高成長率及び売上高営業利益率を特に重視しておりますが、重要な経営指標の目標達成状況を計るためのKPIとして、店舗出店数、自転車売上高に占めるPB商品の割合(直営店のみ、金額ベース)を設定しております。 各指標の推移は以下のとおりです。当社は毎期10%以上の売上高成長率を目標としており、2026年1月期は目標を達成いたしました。売上高営業利益率は、出店を加速させたことによる出店関連費用の増加等が影響し前事業年度より下降しております。また、店舗出店数は毎期15店舗以上の新規出店を目標としており、2026年1月期は20店舗の出店(FC直営化2店舗除く)となりました。自転車売上高に占めるPB商品の割合は当事業年度末時点で33.7%であります。 財務関連指標   2025年1月期 (前事業年度)   2026年1月期 (当事業年度) (参考)売上高(百万円)   18,349   21,106 売上高成長率(%)   19.6   15.0 売上高営業利益率(%)   7.5   6.7 KPI   2025年1月期 (前事業年度)   2026年1月期 (当事業年度) 出店店舗数   期初店舗数   出店数   期末店舗数   期初店舗数   出店数   期末店舗数 124   10   134   134   20   154 自転車売上高に占めるPB商品の割合   34.6%   33.7% (注)出店店舗数にはFC店が含まれております。

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開示資料

出典

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