概要
名古屋市に本社を置く浜木綿は、中国料理専門店を東海地方中心に41店舗展開する企業である。1968年創業で、2019年に東証JASDAQと名古屋証券取引所に上場した。主力業態「浜木綿」のほか、個室型「四季亭」、少人数向け「桃李蹊」、低価格の「中国食堂はまゆう」の4業態を持つ。2025年7月期の売上高は61億円、従業員数は241名。
4つの業態で異なる客層を狙う
浜木綿は「浜木綿」「四季亭」「桃李蹊」「中国食堂はまゆう」の4業態を運営する。「浜木綿」は31店舗を擁する主力で、家族での利用を想定し個室や円卓を備える。客単価は1,500~3,000円と中価格帯。「四季亭」は全室個室タイプで3店舗、「桃李蹊」は少人数向けで3店舗、いずれも同程度の客単価である。一方、2022年に開始した「中国食堂はまゆう」は客単価1,000円前後の低価格帯で、日常使いを狙う「新町中華」を標榜する。4業態合計で41店舗(全て直営)となり、客層や利用シーンを棲み分けている。
セントラルキッチンが支える生産体制
浜木綿は1989年にセントラルキッチン島田工場を開設し、自社生産を開始した。その後、1998年に植田工場を増設、2024年には豊川工場を新設して植田工場を閉鎖した。セントラルキッチンでは点心や加工材料、主菜、スープ、調味料などを製造し、各店舗へ配送する。2025年7月期の生産高は5億2,577万円で、うち点心が2億2,327万円と最多である。この体制により店舗の仕込み作業を軽減し、少ない調理師でも本格的な料理を提供できるようになり、多店舗展開を支えている。
東海地方を基盤に関東・関西へ拡大
店舗は愛知県に29店(名古屋市内13店)と集中し、岐阜県4店、三重県4店が続く。静岡県、滋賀県、東京都、大阪府に各1店ずつと、関東・関西にも進出している。出店は広い駐車場を確保できる幹線道路沿いのロードサイドが基本である。東京都には2005年、大阪府には2019年に第1号店を開いたが、現在も各1店舗にとどまる。今後は「中国食堂はまゆう」業態を軸に、関東・関西への本格展開を検討している。
増収傾向にあるがコスト上昇が利益を圧迫
売上高は2015年7月期の40億円から2025年7月期の61億円へと年々増加し、4期連続の増収となった。一方、純利益は2億円を計上した2017年7月期以降、0~1億円の間で変動している。2025年7月期は営業利益1億89百万円(前期比13.7%減)、純利益81百万円(同30.4%減)と減益であった。食材価格や人件費の上昇が原因で、売上原価率は改善したが販売管理費率が増加した。経営指標として客数と生産性(人時売上高)を重視している。
業界の中での役割は中国料理レストラン運営会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01外食主力
東海地方を中心に、家族の集いに重きを置いた主力ブランド「浜木綿」をはじめ、個室志向の「四季亭」、少人数向け「桃李蹊」、新町中華の「中国食堂はまゆう」の4業態で店舗展開。手頃な価格でおいしい料理を提供するため、自社で調理師を育成し、セントラルキッチンで調理技術を共有することで少人数での運営を可能にし、多店舗展開を実現している。
- 浜木綿
- 家族の集いに重きを置いた中国料理専門店。2世代から4世代に対応した個室や座敷、円卓回転テーブルなど設備を備え、幅広い年齢層が楽しめるメニューを提供する。
- 四季亭
- 全室個室(一部半個室)の中国料理専門店。四季の食材を使った料理をリーズナブルな価格で提供し、晴れの日やイベント利用に適した空間を演出する。
- 桃李蹊
- 地域密着型の小型中国料理専門店。少人数利用を意識し、野菜を多用したヘルシーなメニューとカフェのような空間が特徴。
- 中国食堂はまゆう
- 本格的な料理を低価格で提供する新町中華専門店。日常使いできるカジュアルな食堂スタイルで、ランチからちょい飲みまで幅広いシーンに対応する。
製品と技術
家族向け中価格帯の「浜木綿」業態
「浜木綿」は同社の主力業態で、31店舗を運営する。客単価1,500~3,000円の「ちょっと晴れの日マーケット」をターゲットとし、家族や親族での利用を想定する。店内には個室や座敷、円卓回転テーブルを備え、子どもから高齢者まで幅広い年齢層に対応する。メニューは豊富で、月に1回程度の利用頻度を見込む。土日祝日は家族連れ、平日昼は主婦層、平日夜は宴会需要と、時間帯ごとに異なる客層を取り込む。
低価格で日常使いの「中国食堂はまゆう」
2022年に始まった「中国食堂はまゆう」は、客単価1,000円前後の低価格帯で「日常の食事マーケット」を狙う。いわゆる「町中華」をチェーン店化した「新町中華」をコンセプトとし、個人店が減少する市場に参入した。セントラルキッチンで仕込みを集中し、店舗では定型的な作業をパート・アルバイトが担うことで、低価格でも本格的な料理を提供する。2025年7月時点で4店舗を展開し、今後の成長の柱と位置づけている。
セントラルキッチンとオーダーシステムの連携
浜木綿のビジネスモデルの中核は、セントラルキッチンでの集中生産と、店舗のオーダーシステムの組み合わせにある。セントラルキッチンでは点心、加工材料、主菜、スープ、調味料などを製造し、各店舗へ配送する。店舗では調理師が味の仕上げに専念し、定型的作業は非正社員が行う。独自のオーダーシステムにより、調理場とホールのディスプレイで注文状況を共有し、料理の提供タイミングを最適化する。これらにより、通常より少ない調理師で安定した品質とスピードを実現し、多店舗展開を可能にしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字が浜木綿
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7133HYUGA PRIMARY CARE | 94億円 | 18.5倍 |
| 2 | 2735ワッツ | 92億円 | 10.9倍 |
| 3 | 3184ICDAホールディングス | 88億円 | 6.9倍 |
| 4 | 7494コナカ | 87億円 | 4.1倍 |
| 5 | 3077ホリイフードサービス | 87億円 | 24.9倍 |
| 6 | 7682浜木綿 | 85億円 | 103.4倍 |
| 7 | 3396フェリシモ | 83億円 | 17.2倍 |
| 8 | 7604梅の花グループ | 81億円 | 31.4倍 |
| 9 | 5888DAIWA CYCLE | 80億円 | 8.6倍 |
| 10 | 3566ユニフォームネクスト | 77億円 | 14.9倍 |
| 11 | 7509アイエーグループ | 77億円 | 4.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 20件
中国料理店の多店舗化を目指した創業期
1968年2月、名古屋市昭和区に「株式会社浜木綿」を設立した。資本金は5,000千円。目的は中国料理店の多店舗展開であった。1973年1月には、本店が入居するビルの所有者「森田興産株式会社」を買収し子会社化。同年7月に同社の商号を「日南商事株式会社」へ変更した。この買収により、不動産を含めた店舗運営の基盤を固めた。
セントラルキッチン開設で自社生産に踏み切る
1989年4月、名古屋市天白区に「セントラルキッチン島田工場」を開設し、自社生産と各店舗への配送体制を整備した。1998年8月には子会社の日南商事を吸収合併し、同年11月には同じ天白区に「セントラルキッチン植田工場」を増設した。これにより調理の標準化が進み、少ない人員で安定した品質の料理を提供できるようになり、多店舗化の原動力となった。
新業態「四季亭」「桃李蹊」で客層を拡大
1997年4月、名古屋市緑区に新業態第1号店として「四季亭滝の水店」を開店した。全室個室タイプで、宴席や法事など晴れの日の需要を取り込む狙いである。2008年8月には愛知県長久手町に少人数向け業態「桃李蹊長久手店」を開店。カフェのような空間で野菜中心の健康志向メニューを提供し、夫婦や少人数客を獲得した。これにより主力の「浜木綿」とは異なる客層への対応が可能となった。
東海から関東・関西へと広がる店舗網
2001年4月、岐阜県庁前店で岐阜県に進出。2004年10月にはFC1号店となる半田店を開いた(2017年閉店)。2005年10月に東京都国分寺市、2006年2月に三重県鈴鹿市、2007年9月に滋賀県草津市、2008年10月に静岡県浜松市、2014年7月に神奈川県横浜市、2019年4月に大阪府枚方市と、東海地方から徐々にエリアを拡大した。FC店も活用しつつ、直営化する店舗もあった。
株式上場と市場再編を経て
2019年10月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場した。2022年4月の市場再編に伴い、東証JASDAQから東証スタンダード市場、名証第二部から名証メイン市場に移行した。上場後は財務基盤を強化し、新業態や新工場への投資を加速する契機となった。
「中国食堂はまゆう」の投入と新工場建設
2022年7月、名古屋市千種区に新業態「中国食堂はまゆう」の第1号店を開店した。これは「桃李蹊茶屋ヶ坂店」を業態変更したもので、低価格の「新町中華」をコンセプトとする。2024年2月には愛知県豊川市に3つ目のセントラルキッチンを開設し、同時に植田工場を閉鎖した。製造能力を増強し、今後の低価格帯市場への展開と店舗内生産性向上を図っている。
年表20件を開く
1960年代
- 1968年2月創業名古屋市昭和区に中国料理店の多店舗展開を目的として「株式会社浜木綿」を設立(資本金5,000千円)
1970年代
- 1973年1月M&A名古屋市昭和区の「浜木綿山手通本店」入居のビル所有者「森田興産株式会社」を買収
- 1973年7月子会社「森田興産株式会社」の商号を「日南商事株式会社」へ変更
1980年代
- 1989年4月名古屋市天白区に「セントラルキッチン島田工場」を開設。自社生産を開始し、各店舗への配送体制を整備
1990年代
- 1997年4月名古屋市緑区に新業態第1号店として「四季亭滝の水店」を開店
- 1998年8月M&A子会社「日南商事株式会社」を吸収合併
- 1998年11月名古屋市天白区に「セントラルキッチン植田工場」を開設し、生産体制を強化
2000年代
- 2001年4月岐阜県岐阜市に岐阜県進出第1号店として「浜木綿岐阜県庁前店」を開店
- 2004年10月愛知県半田市にFC1号店として「浜木綿半田店」を開店(2017年10月閉店)
- 2005年10月東京都国分寺市に東京都進出第1号店として「浜木綿国分寺北町店」を開店
- 2006年2月商号変更三重県鈴鹿市に三重県進出第1号店、FC2号店として「浜木綿鈴鹿店」を開店(2018年7月直営店に変更)
- 2007年9月滋賀県草津市に滋賀県進出第1号店として「浜木綿草津店」を開店
- 2008年8月愛知県愛知郡長久手町(現 長久手市)に新業態第1号店として「桃李蹊長久手店」(現 桃李蹊竹の山店)を開店
- 2008年10月浜松市西区(現 浜松市中央区)に静岡県進出第1号店として「浜木綿浜松西インター店」を開店
2010年代
- 2014年7月横浜市青葉区に神奈川県進出第1号店として「浜木綿青葉台南店」を開店(2023年8月閉店)
- 2019年4月大阪府枚方市に大阪府進出第1号店として「浜木綿枚方田口店」を開店
- 2019年10月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
2020年代
- 2022年4月市場の再編により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所市場第二部から名古屋証券取引所メイン市場に移行
- 2022年7月名古屋市千種区に新業態第1号店として「中国食堂はまゆう茶屋ヶ坂店」を開店(桃李蹊茶屋ヶ坂店を業態変更)
- 2024年2月愛知県豊川市に「セントラルキッチン豊川工場」を開設 名古屋市天白区の「セントラルキッチン植田工場」を閉鎖
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
日常マーケット業態「中国食堂はまゆう」の強化
客単価1,000円前後の低価格帯「日常の食事マーケット」での「新町中華」コンセプトを進化させ、サービスや料理をニーズに合わせて改善し、巨大な日常マーケットへの進出を固める。
- 02
セントラルキッチンの稼働強化と生産性向上
バックヤード機能を強化し、新セントラルキッチン(2024年2月開設)の製造能力増強と店舗内生産性向上を図る。お土産やECサイト販売も視野に入れ、技術と稼働率を充実させる。
- 03
DX化・省人化の促進
店舗内DX化やロボット導入による省人化を進め、人手不足や人件費上昇に対応し、店舗内の生産性向上に取り組む。
- 04
人材の採用と育成
基本理念に賛同する優秀な人材を国籍・性別問わず新卒・中途・パート・アルバイトで積極採用し、教育研修強化により確保・育成に取り組む。
- 05
商品・サービスの強化とリニューアル
変化するライフスタイルに合わせた料理企画やサービスを強化し、集い需要を掘り起こす。経年店舗は改装リニューアルにより需要に応える店舗づくりを行い、営業強化とビジネスモデル再構築を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で241人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は465万円で、6期前と比べて+3.3%。平均年齢は38.2歳、平均勤続年数は9.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 450 | 36.5 | 8.0 | 232 | — |
| 2020年7月 | 414 | 36.5 | 8.0 | 240 | — |
| 2021年7月 | 387 | 36.6 | 8.3 | 242 | — |
| 2022年7月 | 385 | 37.1 | 8.9 | 232 | — |
| 2023年7月 | 451 | 38.2 | 10.0 | 214 | — |
| 2024年7月 | 491 | 38.1 | 10.0 | 228 | 88 |
| 2025年7月 | 465 | 38.2 | 9.9 | 241 | 83 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は61億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.2%、利益が+0.0%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は33億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+6.5%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 13 | 1 | 7.7 | 0 |
| 2023年4Q | 14 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 16 | 2 | 12.5 | 1 |
| 2024年3Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 31 | 1 | 3.2 | 1 |
| 2025年4Q | 30 | 1 | 3.3 | 0 |
| 2026年2Q | 33 | 2 | 6.1 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年7月期からの11期で、売上は40億円から61億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 40 | — | 1 | — | −1 |
| 2016年7月 | 44 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年7月 | 47 | — | 2 | — | 2 |
| 2018年7月 | 49 | — | 2 | — | 0 |
| 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場 | |||||
| 2019年7月 | 52 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年7月 | 47 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年7月 | 42 | — | 1 | — | −2 |
| 2022年7月 | 45 | — | 2 | — | 0 |
| 2023年7月 | 53 | — | 1 | — | −1 |
| 愛知県豊川市に「セントラルキッチン豊川工場」を開設 名古屋市天白区の「セントラルキッチン植田工場」を閉鎖 | |||||
| 2024年7月 | 58 | 2 | 2 | 3.4 | 1 |
| 2025年7月 | 61 | 2 | 2 | 3.3 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高61億円のうち、営業利益として残るのは2億円で3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金26.2%16億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金70.5%43億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年7月期は営業CFが3億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は12億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年7月 | 3 | −2 | 0 | 1 | 6 |
| 2018年7月 | 4 | 0 | 1 | 4 | 10 |
| 2019年7月 | 4 | −4 | −4 | 0 | 6 |
| 2020年7月 | 1 | −4 | 15 | −3 | 19 |
| 2021年7月 | 2 | −3 | −6 | −1 | 11 |
| 2022年7月 | 4 | −6 | 2 | −2 | 11 |
| 2023年7月 | 4 | 1 | −7 | 5 | 9 |
| 2024年7月 | 4 | −4 | 2 | 0 | 11 |
| 2025年7月 | 3 | −5 | 2 | −2 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年7月期の総資産は47億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は34.0%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 27 | 5 | 22 | 19.3 |
| 2016年7月 | 31 | 7 | 24 | 21.8 |
| 2017年7月 | 33 | 8 | 25 | 24.4 |
| 2018年7月 | 35 | 8 | 27 | 23.4 |
| 2019年7月 | 34 | 10 | 24 | 28.8 |
| 2020年7月 | 49 | 17 | 32 | 34.2 |
| 2021年7月 | 42 | 15 | 27 | 35.0 |
| 2022年7月 | 45 | 15 | 30 | 33.3 |
| 2023年7月 | 39 | 14 | 25 | 36.7 |
| 2024年7月 | 43 | 15 | 27 | 35.7 |
| 2025年7月 | 47 | 16 | 31 | 34.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中151位あたり、逆に低いのは配当利回りで322社中305位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,915で、1年前と比べて-0.9%。過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 103.4倍 |
| PBR | 4.98倍 |
| 配当利回り | 0.38% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7/17に-0.12%の4070円とほぼ横ばい。25日線4051円を+0.47%上回るも、75日線4062.53円を下回るもみ合い。52週高値4185円に接近しているが、上値は重い。出来高3000株と低調で方向感なく、レンジ相場継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PERが107.5倍と業界平均の41.2倍の約2.6倍、PBRも5.18倍と平均の2.92倍を大きく上回り、収益力(ROE5.2%)に見合わない水準。無配当で株主還元が乏しく、赤字から小幅黒字転換したばかりで、割高感が強い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 103.4倍 | 39.6倍 |
| PBR | 4.98倍 | 2.44倍 |
| ROE | 5.2% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から+50.0%。いまの株価に対する利回りは0.38%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年7月 | 8 | — | — |
| 2022年7月 | 10 | 33.3 | 110.5 |
| 2023年7月 | 10 | 0.0 | — |
| 2024年7月 | 10 | 0.0 | 18.5 |
| 2025年7月 | 15 | 50.0 | 39.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ3,258人。区分でいちばん多いのは個人・その他で59.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.1%を占め、残る70.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 62.3 | 58.3 | 57.8 | 57.8 | 59.4 | 59.9 |
| 事業法人 | 25.7 | 29.3 | 29.3 | 29.4 | 29.2 | 29.1 |
| 証券会社 | 10.7 | 10.7 | 11.1 | 11.1 | 8.1 | 9.8 |
| 外国法人 | 0.5 | 0.7 | 0.8 | 1.4 | 3.3 | 1.2 |
| 自己株式 | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | — | 0.0 | 0.0 |
| 金融機関 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.3 | 0.0 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 有限会社AMcosmos | 19.41 |
| 02 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 9.07 |
| 03 | サッポロビール株式会社 | 3.70 |
| 04 | 浜木綿従業員持株会 | 3.30 |
| 05 | 武藤 まなみ | 2.77 |
| 06 | 林 あづみ | 2.77 |
| 07 | 株式会社昭和 | 2.22 |
| 08 | 株式会社マルト水谷 | 2.22 |
| 09 | 林 礼子 | 2.00 |
| 10 | 内藤 蔵之 | 0.93 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+123%、1株純資産は11期で−2%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | −164 | 759 | — | — | — |
| 2016年7月 | 236 | 965 | 27.4 | — | 14.8 |
| 2017年7月 | 220 | 1,150 | 20.8 | — | 15.9 |
| 2018年7月 | 62 | 1,174 | 5.3 | — | 56.9 |
| 2019年7月 | 133 | 702 | 20.6 | — | 13.2 |
| 2020年7月 | −5 | 783 | −0.7 | — | — |
| 2021年7月 | −75 | 691 | −10.1 | — | — |
| 2022年7月 | 9 | 694 | 1.3 | 246.8 | 110.5 |
| 2023年7月 | −29 | 657 | −4.3 | — | — |
| 2024年7月 | 54 | 706 | 7.9 | 71.4 | 18.5 |
| 2025年7月 | 38 | 743 | 5.2 | 104.4 | 39.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/7期の役員報酬は総額133百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 林永芳 | 代表取締役 社長 | 78 | 426,930 |
| 嶋津義隆 | 専務取締役 兼 店舗運営部長 | 60 | 7,320 |
| 山本美穂 | 取締役 営業企画部長 | 58 | 5,170 |
| 三浦祐明 | 取締役 業務部長 | 60 | 4,370 |
| 生田彰則 | 取締役 店舗開発部長 | 57 | 17,570 |
| 大島敏幸 | 取締役 調理開発部長 | 68 | 4,370 |
| 細川英一 | 取締役(監査等委員) | 76 | 2,000 |
| 野口葉子 | 取締役(監査等委員) | 51 | — |
| 岩田国良 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 94 | 24 | 118 | 20 |
| 社外取締役 | 2 | 9 | — | 9 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 6 | — | 6 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,698字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,910字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,318字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,336字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第59期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第58期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-30
- 半期報告書半期報告書-第58期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第57期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-30
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-30
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-31
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