概要
シルバーライフは、高齢者向け配食サービスを主力とする企業である。2007年の設立以来、「まごころ弁当」「配食のふれ愛」「宅食ライフ」の3ブランドでフランチャイズチェーンを展開し、自社工場で製造した調理済み食材をFC加盟店や高齢者施設に販売する。2025年7月期の売上高は149億円、経常利益10億円、従業員336名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
3つの配食ブランドと931店のフランチャイズ網
シルバーライフの主力事業は、高齢者宅へ弁当を配達するフランチャイズチェーンの運営である。2025年7月末時点で、「まごころ弁当」497店、「配食のふれ愛」286店、「宅食ライフ」148店の計931店舗が加盟する。FC加盟店は当社から調理済みの食材を仕入れ、自店舗で炊飯・盛り付けを行い、注文者に届ける。当社は食材代金とロイヤリティを得る仕組みであり、通常プラン・ゼロプラン・特例プランの3種類の契約方式を用意している。
高齢者施設と冷凍弁当直販が成長を牽引
FC加盟店向け以外に、高齢者施設等向け食材販売と、EC主体の冷凍弁当直接販売(BtoC)の2つの販路を持つ。2025年7月期の売上構成は、FC加盟店が9,361百万円(構成比62.7%)、高齢者施設等が1,888百万円(同12.7%)、直販・その他が3,668百万円(同24.6%)である。高齢者施設等向けは前年比22.1%増、直販は同16.7%増と、FC加盟店(同5.6%増)を上回る伸びを示している。
自社工場と品質認証で内製化を推進
食材の製造は、群馬県邑楽町の自社工場(群馬工場)と栃木県足利市の栃木工場(2021年稼働)で行う。群馬工場は2016年にISO9001、2020年にFSSC22000を取得。栃木工場も2024年にFSSC22000を取得した。2024年4月には外部委託食材の内製化比率を引き上げ、製造費増加と外部仕入れ減少により売上総利益が改善した。また埼玉県加須市に加須センターを設け、冷凍商材の保管・ピッキング業務も手掛ける。
創業以来の増収基盤と中長期目標
財務数値を見ると、2013年7月期の売上高20億円から2025年7月期の149億円へと12期連続で増収を続けている。当期純利益は2013年7月期の1億円から2025年7月期の7億円へ拡大した。2028年7月期には売上高180億円、営業利益12億円を目標に掲げ、配当性向30%を目途とした株主還元方針を打ち出している。2023年10月にはプライム市場からスタンダード市場へ移行した。
業界の中での役割は高齢者向け配食サービス事業のフランチャイザーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01高齢者向け配食主力
配食サービス事業のFC本部として、FC加盟店に調理済み食材を販売。高齢者の在宅での食事ニーズに応える。
- 調理済み食材
- おかず等を調理済みで提供。FC加盟店が弁当に盛り付け配達する。
02高齢者施設準主力
高齢者施設や障がい者施設向けに食材を販売。
- 食材
- 自社製造・仕入食材を施設向けに販売。
03一般消費者向けEC・OEM副次
ECによる冷凍弁当の直接販売やOEM受託製造、倉庫業を展開。
- 冷凍弁当
- ECで販売する冷凍弁当。
- OEM製品
- 他社ブランド向けの食品製造。
製品と技術
「まごころ弁当」「配食のふれ愛」「宅食ライフ」の3ブランド
FC加盟店向けに提供する配食弁当ブランドは3つある。2009年開始の「まごころ弁当」は最も店舗数が多く497店。2014年開始の「配食のふれ愛」は286店、2021年開始の「宅食ライフ」は148店を数える。いずれも高齢者が食べやすいよう、食材を細かく刻むなどの個別対応が可能である。弁当の主菜・副菜は自社工場または仕入先工場で調理された調理済み食材で、加盟店が自店で炊飯した米と組み合わせて提供する。
冷凍弁当「まごころケア食」と「ライフミール」の直販
BtoC向け冷凍弁当の直接販売として、2019年6月に「まごころケア食」、2023年3月に「ライフミール」を発売した。いずれもECサイトを通じて個人消費者に販売され、簡便性と健康志向に対応する。2023年7月期の直販売上は31.4億円、2025年7月期は36.7億円と、全体の約25%を占めるまでに成長した。原材料価格高騰に対応するため、2025年1月と6月に値上げを実施している。
高齢者施設向け「まごころ食材サービス」と「こだわりシェフ」
2012年開始の「まごころ食材サービス」は冷蔵・冷凍の調理済み食材を高齢者施設や障がい者施設に販売する。2020年4月からは冷凍食材に特化した「こだわりシェフ」も開始し、冷凍需要の高まりに対応している。2024年10月には一部値上げと同時に、ご飯付き冷凍弁当の取り扱いを開始した。高齢者施設向け売上は2025年7月期に18.9億円と前年比22%増加し、施設倒産増加に伴う外注化ニーズを取り込んでいる。
OEM受託製造と倉庫業による多角化
2014年4月から開始したOEM販売では、他社ブランドの冷凍・冷蔵食品を自社工場で製造し供給する。また、2021年に取得した加須センター(埼玉県加須市)では、2022年3月より冷凍商材のピッキング及び保管業務を内容とする倉庫業を運営している。これらの事業は「直販・その他」区分に含まれ、売上拡大に寄与している。加須センターの稼働により、自社発送の割合が増加し運賃等のコストも増加した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
健康食品宅配で国内大手、小規模
健康食品・宅配事業を主力とする小売企業。売上高は年100億円超で成長中だが、小売業の同業にはトライアルHD(大型ディスカウントストア)や光フードサービス(外食)など規模の大きな企業が並び、業界内でのプレゼンスは限定的。営業利益率6%前後と収益性は安定しているが、小売業平均と比較して突出した水準ではない。内需依存度が高く、成長の加速には販路拡大や新規顧客獲得が課題。
強み
- 高まる健康意識を背景に、定期宅配サービスが安定需要を獲得
- 直近3期連続で増収を達成、年平均約10%の成長率
- 定期購入モデルによりリピート率が高く、収益の安定性に寄与
- 実店舗を持たず、物流網への投資が比較的少ないビジネスモデル
課題
- 売上高がまだ小さく、競合の大規模店に対する価格競争力が弱い
- 競合の増加で広告宣伝費が上昇、顧客獲得単価が悪化傾向
- 健康食品に特化しており、顧客の多様なニーズに応えきれていない
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がシルバーライフ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3396フェリシモ | 83億円 | 17.2倍 |
| 2 | 7604梅の花グループ | 81億円 | 31.4倍 |
| 3 | 5888DAIWA CYCLE | 80億円 | 8.6倍 |
| 4 | 3566ユニフォームネクスト | 77億円 | 14.9倍 |
| 5 | 7509アイエーグループ | 77億円 | 4.9倍 |
| 6 | 9262シルバーライフ | 74億円 | 9.4倍 |
| 7 | 2769ヴィレッジヴァンガードコーポレーション | 73億円 | 12.7倍 |
| 8 | 9903カンセキ | 72億円 | 21.9倍 |
| 9 | 9904ベリテ | 68億円 | 20.9倍 |
| 10 | 3187ミラタップ | 68億円 | — |
| 11 | 5884クラダシ | 67億円 | 110.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 30件
東京都世田谷区で創業、直営第1号店を開業
2007年10月、東京都世田谷区に株式会社シルバーライフを設立。翌月には直営第1号店を世田谷区に開業した。当初は直営店舗による配食サービスを展開していたが、2009年4月に「まごころ弁当」のフランチャイズチェーンを開始し、事業モデルを転換する。2010年6月には本店を新宿区に移転するなど、拠点整備を進めた。
FC事業の拡大と「配食のふれ愛」の開始
2012年6月、高齢者施設等向け食材販売「まごころ食材サービス」を開始。同年11月に本店を小平市に移転し、2013年2月には群馬県邑楽町に自社工場を取得した。2013年8月には株式会社ネクストコミュニティを吸収合併。2014年2月に新ブランド「配食のふれ愛」のフランチャイズチェーンを開始、同年4月にはOEM販売にも参入した。2014年10月には全直営店をフランチャイズ化し、直営からFC本部への完全移行を果たした。
上場と製造体制の強化に着手した2017年
2016年2月に群馬工場でISO9001認証を取得。2017年10月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場し、同時に群馬県千代田町に赤岩物流センターを新設した。上場資金を活用し、2018年3月には寄宿舎を新設して従業員の居住環境を整備。2019年6月には冷凍弁当直接販売「まごころケア食」の販売を開始し、BtoC事業に参入した。
東証一部昇格と冷凍食材サービスの立ち上げ
2020年1月、東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更。同年4月には高齢者施設向け冷凍食材販売「こだわりシェフ」を開始し、2020年7月には群馬工場でFSSC22000認証を取得した。2021年3月には栃木県足利市に栃木工場を新設し、生産能力を拡充。同年8月に埼玉県加須市の加須センターを取得、2022年3月に稼働させた。2021年9月には3つ目のFCブランド「宅食ライフ」を開始した。
プライム市場への移行と再びスタンダードへ
2022年4月の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行。2023年3月には冷凍弁当「ライフミール」の販売を開始した。しかし2023年10月、プライム市場からスタンダード市場へ移行した。2024年12月には栃木工場でFSSC22000認証を取得し、品質管理体制を強化している。2025年7月期の売上高は149億円、営業利益8.5億円と過去最高を更新した。
年表30件を開く
2000年代
- 2007年10月創業東京都世田谷区に株式会社シルバーライフ設立
- 2007年11月直営第1号店を東京都世田谷区に開業
- 2009年4月「まごころ弁当」フランチャイズチェーンを開始
2010年代
- 2010年6月東京都新宿区に本店移転
- 2011年5月東京都世田谷区に本店移転
- 2012年6月高齢者施設等向け食材販売「まごころ食材サービス」を開始
- 2012年11月東京都小平市に本店移転
- 2013年2月群馬県邑楽郡邑楽町に自社工場を取得
- 2013年8月M&A株式会社ネクストコミュニティを吸収合併
- 2014年2月「配食のふれ愛」フランチャイズチェーンを開始
- 2014年4月東京都新宿区西新宿六丁目に本店移転
- 2014年4月OEM販売を開始
- 2014年10月全直営店をフランチャイズ化
- 2016年2月群馬工場で ISO9001 の認証を取得
- 2016年3月東京都新宿区西新宿四丁目に本店移転
- 2017年10月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
- 2017年10月群馬県邑楽郡千代田町に赤岩物流センター新設
- 2018年3月群馬県邑楽郡邑楽町に寄宿舎の新設
- 2019年6月冷凍弁当直接販売「まごころケア食」販売開始
2020年代
- 2020年1月上場東京証券取引所市場第一部への上場市場変更
- 2020年4月高齢者施設向け冷凍食材販売「こだわりシェフ」を開始
- 2020年7月群馬工場で FSSC22000 の認証を取得
- 2021年3月栃木県足利市にて栃木工場の稼働を開始
- 2021年8月埼玉県加須市に加須センターを取得
- 2021年9月「宅食ライフ」フランチャイズチェーンを開始
- 2022年3月埼玉県加須市にて加須センターの稼働を開始
- 2022年4月市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2023年3月冷凍弁当直接販売「ライフミール」販売開始
- 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行
- 2024年12月栃木工場で FSSC22000 の認証を取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2028年7月期まで180億円
- 営業利益2028年7月期まで12億円
- 配当性向30%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存FC店支援と新規開拓強化
既存FC加盟店への支援を強化し店舗売上増加を図る。同時に広告宣伝や説明会を通じて新規加盟店の獲得を推進する。
- 02
高齢者施設・直販チャネル拡販
高齢者施設への営業活動強化と要望に応える商品開発で冷蔵・冷凍食材の拡販を目指す。直販では冷凍弁当の新商品開発と広告宣伝により新規顧客獲得と定期顧客増加を図る。
- 03
製造・保管の内製化によるコスト競争力強化
外部委託している食材製造や保管・発送の内製化を進め、スケールメリットを追求しコスト面での競争優位性を高める。
- 04
サステナビリティ・ESGへの取り組み
気候変動対応、人的資本への投資、ガバナンス強化、リスクマネジメント向上など持続可能な社会実現に向けた活動を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 9期分
グループ全体で336人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は530万円で、8期前と比べて+23.2%。平均年齢は34.8歳、平均勤続年数は2.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年7月 | — | — | — | 71 | — |
| 2018年7月 | — | — | — | 84 | — |
| 2019年7月 | 430 | 34.0 | 2.9 | 100 | — |
| 2020年7月 | 439 | 35.4 | 3.5 | 101 | — |
| 2021年7月 | 461 | 34.2 | 3.4 | 128 | — |
| 2022年7月 | 380 | 33.7 | 3.2 | 173 | — |
| 2023年7月 | 461 | 32.9 | 2.8 | 232 | — |
| 2024年7月 | 477 | 33.9 | 2.8 | 305 | 262 |
| 2025年7月 | 530 | 34.8 | 2.7 | 336 | 268 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は149億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.6%、利益が+12.5%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 155億円 | 149億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 9億円 |
| 純利益 | 8億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥18 | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は40億円、営業利益は2億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+17.6%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 30 | 2 | 6.7 | 1 |
| 2023年4Q | 33 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 34 | 2 | 5.9 | 2 |
| 2024年2Q | 33 | 3 | 9.1 | 2 |
| 2024年3Q | 34 | 2 | 5.9 | 1 |
| 2024年4Q | 35 | 1 | 2.9 | 2 |
| 2025年2Q | 72 | 4 | 5.6 | 3 |
| 2025年4Q | 77 | 5 | 6.5 | 4 |
| 2026年2Q | 81 | 6 | 7.4 | 4 |
| 2026年3Q | 40 | 2 | 5.0 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 13期分
2013年7月期からの13期で、売上は20億円から149億円へ7.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.0%。売上は12期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ネクストコミュニティを吸収合併 | |||||
| 2013年7月 | 20 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年7月 | 27 | — | 1 | — | 1 |
| 2015年7月 | 35 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年7月 | 42 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2017年7月 | 52 | — | 5 | — | 4 |
| 2018年7月 | 65 | — | 7 | — | 4 |
| 2019年7月 | 78 | — | 10 | — | 6 |
| 東京証券取引所市場第一部への上場市場変更 | |||||
| 2020年7月 | 88 | — | 11 | — | 7 |
| 2021年7月 | 101 | — | 10 | — | 5 |
| 2022年7月 | 112 | — | 7 | — | 4 |
| 2023年7月 | 123 | — | 9 | — | 6 |
| 2024年7月 | 136 | 8 | 10 | 5.9 | 7 |
| 2025年7月 | 149 | 9 | 10 | 6.0 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高149億円のうち、営業利益として残るのは9億円で6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.4%99億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.2%42億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2025年7月期は営業CFが15億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は16億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 5 |
| 2016年7月 | 3 | −2 | −1 | 1 | 5 |
| 2017年7月 | 4 | −2 | 0 | 2 | 7 |
| 2018年7月 | 5 | −7 | 12 | −2 | 17 |
| 2019年7月 | 9 | −3 | 0 | 6 | 23 |
| 2020年7月 | 7 | −11 | 0 | −4 | 18 |
| 2021年7月 | 4 | −27 | 19 | −23 | 15 |
| 2022年7月 | 12 | −15 | 3 | −3 | 15 |
| 2023年7月 | 12 | −9 | −2 | 3 | 15 |
| 2024年7月 | 13 | −12 | −4 | 1 | 13 |
| 2025年7月 | 15 | −10 | −2 | 5 | 16 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2025年7月期の総資産は105億円。このうち返さなくてよい自己資本が70億円で、自己資本比率は66.7%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年7月 | 10 | 2 | 8 | 21.1 |
| 2014年7月 | 11 | 3 | 8 | 28.3 |
| 2015年7月 | 15 | 5 | 10 | 36.0 |
| 2016年7月 | 17 | 8 | 9 | 49.8 |
| 2017年7月 | 22 | 12 | 10 | 55.8 |
| 2018年7月 | 39 | 30 | 9 | 76.7 |
| 2019年7月 | 49 | 37 | 12 | 75.7 |
| 2020年7月 | 56 | 44 | 12 | 77.7 |
| 2021年7月 | 83 | 49 | 34 | 59.6 |
| 2022年7月 | 89 | 53 | 36 | 59.9 |
| 2023年7月 | 96 | 59 | 37 | 61.9 |
| 2024年7月 | 99 | 64 | 35 | 65.0 |
| 2025年7月 | 105 | 70 | 35 | 66.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で322社中59位あたり、逆に低いのはROEで322社中125位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥683で、1年前と比べて-9.5%。過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.4倍 |
| PER (会社予想) | 9.2倍 |
| PBR | 1.01倍 |
| 配当利回り | 2.64% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は672円で、25日線(652.81円)を上回り、上昇基調が続く。8月に入り、一旦上昇したが、直近では小幅に下落。52週高値927円からは27%下落しているが、52週安値635円からは6%上昇。75日線(674.72円)が上値抵抗となっており、突破できるかが焦点。RSIは65.51とやや強気圏。出来高は増加傾向で、買い意欲は維持されている。業績面での材料が乏しく、テクニカル要因で動く展開が続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)。
PER9.2倍は同業界平均40.1倍を大幅に下回り、予想PER9倍も低水準。PBR0.997倍と1倍を下回り、ROE10.5%を考慮すると資産価値に対して割安といえる。配当利回り2.68%は平均12.7%を下回るものの、配当性向24.8%と余裕があり増配余地がある。売上高・利益は堅調に増加しており、総合的に割安と判断。ただし、業界平均の配当利回りが異常に高い点には留意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.4倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 9.2倍 | — |
| PBR | 1.01倍 | 2.44倍 |
| ROE | 10.5% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この銘柄の争点は、成長の持続性と収益性のバランスである。売上高は順調に増加しており、営業利益率も6%前後で安定している。しかし、市場の成熟や競争激化により、今後も成長が続くかが焦点。強気派は、シニア市場の拡大やブランド力による顧客ロイヤルティの高さを強調する。弱気派は、他社との価格競争や、人口動態の変化による市場縮小のリスクを指摘する。
- 安定成長
売上高が112億円から149億円へと3期連続で増加し、成長が続いている。
- 高齢者市場
日本の高齢化進行に伴い、シニア向け健康食品の需要は今後も拡大が見込まれる。
- ブランド力
「シルバーライフ」ブランドは高齢者に認知され、リピート購入につながっている。
- 売上高149億円と前期比9.6%増収通年影響中
売上高149億円、前期136億円から+9.6%
- 営業利益9億円と前期比12.5%増益通年影響中
営業利益9億円、前期8億円から+12.5%
- PER9.34倍と割安水準継続影響中
予想PER9.2倍、実績PER9.34倍
- 配当利回り2.64%と株主還元通年影響弱
配当利回り2.64%
- 競争激化
健康食品市場は参入が容易で、競合他社との価格競争が激しくなっている。
- 市場成熟
シニア向け健康食品市場が飽和しつつあり、今後の成長鈍化が懸念される。
- 顧客依存
特定セグメント(高齢者)に依存しており、人口動態の変化で市場が縮小するリスクがある。
- 純利益7億円と前期横ばい通年影響中
純利益7億円、前期7億円と増益無し
- 株価が1年間で11.0%下落継続影響弱
1年リターン-10.97%と下落基調
- 外国人保有率0.9%と低水準継続影響弱
外国人保有率0.90%と海外需要乏しい
- 時価総額74億円と小型株継続影響弱
時価総額74億円と流動性リスク
- 顧客数
- リピート購入が収益の柱であり、顧客数の増減は売上に直結する。
- 顧客単価
- 購買頻度や1回あたりの購入額が売上と利益率に影響するため。
- 通販と店舗の売上比率
- チャネルごとの収益性や顧客特性の違いを把握するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から+6.7%。いまの株価に対する利回りは2.64%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年7月 | 15 | — | 26.9 |
| 2024年7月 | 15 | 0.0 | 24.4 |
| 2025年7月 | 16 | 6.7 | 24.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ7,235人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.6%を占め、残る53.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 35.1 | 33.8 | 39.6 | 49.1 | 50.1 | 50.9 |
| 事業法人 | 37.6 | 37.3 | 37.4 | 37.2 | 37.7 | 37.8 |
| 金融機関 | 20.8 | 21.9 | 18.7 | 12.2 | 8.3 | 8.8 |
| 証券会社 | 1.1 | 1.3 | 1.1 | 0.5 | 2.3 | 1.6 |
| 外国法人 | 5.2 | 5.4 | 3.0 | 1.0 | 1.5 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社近江屋 | 36.67 |
| 02 | 清水 貴久 | 18.12 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.38 |
| 04 | 中村 剛 | 2.51 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.13 |
| 06 | 上田八木短資株式会社 | 0.70 |
| 07 | JPモルガン証券株式会社 | 0.67 |
| 08 | 楽天証券株式会社 | 0.35 |
| 09 | 山本 治之 | 0.35 |
| 10 | 藪下 力哉 | 0.33 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 13期分
1株利益は13期で−100%、1株純資産は13期で−100%。直近期のROEは10.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年7月 | 93,877 | 215,926 | 55.5 | — | — |
| 2014年7月 | 101,886 | 318,461 | 38.1 | — | — |
| 2015年7月 | 26 | 66 | 49.5 | — | — |
| 2016年7月 | 38 | 104 | 44.3 | — | — |
| 2017年7月 | 47 | 151 | 37.1 | — | — |
| 2018年7月 | 44 | 287 | 20.4 | 56.8 | — |
| 2019年7月 | 60 | 346 | 19.0 | 43.9 | — |
| 2020年7月 | 64 | 408 | 16.9 | 29.4 | — |
| 2021年7月 | 51 | 457 | 11.8 | 36.9 | — |
| 2022年7月 | 37 | 492 | 7.9 | 36.0 | — |
| 2023年7月 | 56 | 546 | 10.7 | 22.7 | 26.9 |
| 2024年7月 | 62 | 592 | 10.8 | 15.4 | 24.4 |
| 2025年7月 | 65 | 639 | 10.5 | 11.3 | 24.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/7期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 清水貴久 | 代表取締役社長 | 52 | 5,976,800 |
| 横田啓 | 取締役副社長兼 生産部長 | 40 | 6,400 |
| 戸井丈嗣 | 取締役 営業部長 | 49 | 31,200 |
| 増山弘和 | 取締役 管理部長 | 57 | 800 |
| 齋藤玲子 | 取締役(監査等委員) | 56 | 1,000 |
| 橋元秀行 | 取締役(監査等委員) | 62 | — |
| 長谷川直哉 | 取締役(監査等委員) | 67 | — |
| 清水光 | 取締役(監査等委員) | 49 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 59 | 59 | 15 |
| 社外取締役 | 4 | 10 | 10 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 4 | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,310字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,583字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,166字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,269字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-24
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-30
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-10
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2023/08/01-2024/01/31)2024-03-11
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-30
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第3四半期(2022/08/01-2023/04/30)2023-06-08
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(2022/08/01-2023/01/31)2023-03-10
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-27
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業