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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

TSIホールディングス

TSI HOLDINGS CO., LTD.3608 · Prime · 繊維製品

アパレル製造販売を中核とし、販売代行・人材派遣・店舗設計・飲食・化粧品などの周辺事業を擁する。

概要

TSIホールディングスは、2011年6月に東京スタイルとサンエー・インターナショナルの共同株式移転により設立された持株会社である。傘下に「TSI」「ナノ・ユニバース」「アヴィレックス」「ショット」など約20のアパレルブランドを持ち、百貨店向けと自社ECサイト「mix.tokyo」を中心に販売する。2026年2月期の連結売上高は1671億円、営業利益43億円、営業利益率は約2.6%と低水準だが、収益構造改革を推進中。連結子会社21社、持分法適用会社1社で構成される。

アパレル関連事業とその他事業の二本柱

当社グループは、アパレル関連事業とその他事業の2セグメントで構成される。アパレル関連事業は14の連結子会社が担当し、メンズ・レディース・ゴルフ・アウトドアなど多岐にわたるブランドを百貨店やECで展開する。2026年2月期のアパレル関連事業売上高は1622億円で全体の97%を占める。その他事業は7子会社が担い、傘の製造販売(ウォーターフロント)、販売代行・人材派遣(エス・グルーヴ)、アパレル特化SaaS型求人サービス(READY TO FASHION)、店舗設計監理・飲食(プラックス)、化粧品販売(Laline JAPAN)などを含む。同事業の売上高は56億円と小規模だが、グループ全体の収益基盤を多様化している。

売上高1500億円超だが利益率は低位

連結売上高は2013年2月期の1855億円をピークに減少傾向にあったが、2023年2月期以降は1545億円、1554億円、1566億円と横ばいで推移し、2026年2月期には1671億円へ回復した。一方、営業利益は長らく非開示だったが、2025年2月期に16億円、2026年2月期に43億円と改善した。営業利益率は約2.6%で依然低い。純利益は2025年2月期に152億円(特別利益の計上による)と大きく跳ねたが、2026年2月期は38億円へ減少した。収益構造改革により原価率低減や在庫圧縮を進めており、売上総利益率は前期比1.1ポイント改善した。

百貨店とECが主軸、海外展開も

販売チャネルは百貨店向けと自社ECサイトが主体である。自社ECとして「mix.tokyo」と「Daytona Park」を運営し、会員基盤を活用したパーソナライズ提案や店舗・EC間の相互送客を強化している。海外事業では、米国子会社HUF Holdings, LLCを通じて現地市場に参入しているが、消費者の価格感応度が高く厳しい環境が続いている。2026年2月期のMD&Aでは、米国市場は回復傾向にあるものの引き続き難しいと述べられている。国内ではインバウンド需要の取り込みも一部ブランド(アンドワンダー)で売上を下支えした。

持株会社の下に21の連結子会社

当社は純粋持株会社であり、傘下に21の連結子会社と1社の持分法適用会社を持つ。主要な連結子会社には、㈱TSI(旧上野商会)、㈱デイトナ・インターナショナル(2025年子会社化)、㈱ウォーターフロント(2025年子会社化)、㈱アルページュ、㈱エス・グルーヴ、㈱READY TO FASHION、㈱プラックス、Laline JAPAN㈱などがある。2021年3月の組織再編では、サンエー・ビーディーを存続会社としてナノ・ユニバースなど7社を吸収合併し、同社の商号を㈱TSIに変更した。これによりグループ内の運営会社を統合し、経営効率の向上を図っている。

業界の中での役割はアパレル業界の製造・販売・サービス提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,671億円
営業利益
43億円
営業利益率
2.6%
純利益
38億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
アパレル 関連事業1,621億円97.0%69億円4.3%
その他50億円3.0%3億円6.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01アパレル(一般消費者向け)主力

婦人服・紳士服などアパレル商品の企画・製造・販売を展開。自社ブランドを百貨店や専門店、ECで販売する。

主な製品・サービス1
アパレル商品
婦人服、紳士服、雑貨など。シーズンごとに企画・生産し、小売店舗やECで販売する。

02アパレル周辺サービス(B2B)準主力

アパレル事業に附帯するサービスを提供。販売代行・人材派遣、店舗設計監理、飲食事業、化粧品・香水・石鹸の仕入販売など。アパレルメーカーや小売業のサプライチェーンを支援する。

主な製品・サービス2
販売代行
他社アパレル商品の販売を代行するサービス。
人材派遣
店舗スタッフなどの人材を派遣するサービス。

製品と技術

メンズブランド:アヴィレックスとショットが牽引

メンズブランドはグループ内で好調なセグメントである。アヴィレックスは米空軍のフライトジャケットをルーツとするブランドで、50周年企画や定番商品の販売が堅調に推移した。ショットはアウターに強みを持ち、シャツやカットソー、ボトムスも伸長している。両ブランドとも百貨店や専門店を中心に販売されており、2026年2月期のMD&Aではメンズブランド全体が好調だったと報告されている。また、アウトドアブランドのアンドワンダーもインバウンド需要を取り込み、売上を伸ばした。

レディースとゴルフ・アウトドアの多様なラインアップ

レディースブランドは全体として苦戦傾向にあるが、一部で好調な動きが見られる。フリーズマートはSNSマーケティングの強化によりリアル店舗の客数増加につなげた。アルページュストーリーやリランドチュールはコラボレーションやイベント施策が奏功した。ゴルフブランドでは、ニューバランスゴルフの卸売が前年同期比で伸長している。アウトドアブランドのアンドワンダーも好調であり、これらのブランドはグループの収益を多様化する役割を果たしている。

セレクト業態とECプラットフォーム

セレクト業態では、エルエイチピーが人気ブランドの別注商品やオリジナル商品を強化し好調に推移した。また、2025年に子会社化したデイトナ・インターナショナルが運営する「フリークス ストア」ではアウターを中心とした冬物が堅調だった。ECプラットフォームとしては、自社サイト「mix.tokyo」とグループ最大の自社EC「Daytona Park」を運営している。mix.tokyoは新規顧客獲得に苦戦したが、会員基盤を活用したパーソナライズ施策や店舗との相互送客を強化し、顧客生涯価値の向上を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

アパレル製造小売で中位、内需型で安定

繊維業界では大手総合繊維メーカーが上場再編を進める中、当社はアパレル製造小売(SPA)に特化し、独自のポジションを築く。片倉工業やグンゼが素材・産業資材中心なのに対し、当社は女性向けブランドを軸に消費者直結型の事業を展開する。売上高は1,500億円超で一定規模を持ち、直近の営業利益率は2.6%まで改善し、収益力向上が進む。国内市場が中心で海外比率は低く、内需依存の強さが特徴。同業他社との差別化として、ブランドポートフォリオの多様性とマーケティング力を強みとするが、市場縮小への対応が課題となる。

強み

  • 複数の女性向けブランドを展開し、異なる顧客層に対応するポートフォリオを持つ。
  • 営業利益率が直近で1.0%から2.6%へ上昇し、収益構造の改善が進む。
  • 国内市場中心で海外依存が低く、為替変動などの外部リスクに影響されにくい。
  • 百貨店やECなど多様な販路を保有し、顧客接点を広く確保している。

課題

  • 少子高齢化でアパレル市場は縮小傾向にあり、成長のためには新規需要の開拓が必要。
  • 海外比率が低く、成長市場であるアジアでのプレゼンス拡大が課題となっている。
  • 同業の大手やEC専業との競争が激しく、差別化戦略の継続的強化が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がTSIホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13002グンゼ1,303億円257.8倍
23001片倉工業1,065億円12.6倍
38016オンワードホールディングス1,050億円10.0倍
43302帝国繊維840億円16.5倍
53103ユニチカ830億円4.6倍
63608TSIホールディングス793億円20.7倍
73612ワールド590億円9.3倍
83104富士紡ホールディングス376億円19.9倍
93580小松マテーレ297億円19.7倍
108118キング295億円30.4倍
113597自重堂261億円18.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 11件

東京スタイルとサンエー・インターナショナルの共同株式移転

2010年10月、㈱東京スタイルと㈱サンエー・インターナショナルの取締役会は、共同株式移転による持株会社設立を決議した。両社は2011年1月の臨時株主総会で承認を得て、2011年6月に当社を設立。同日、当社の普通株式を東京証券取引所に上場した。これにより、それまで別々の企業だった東京スタイルとサンエー・インターナショナルが同一グループ傘下に入り、経営統合が実現した。設立時の本店は東京都港区に置かれた。

アルページュの子会社化と最初の組織再編

2011年9月、当社は㈱アルページュを子会社化した。アルページュはレディースブランドを展開する企業である。その後、2014年3月に大規模な組織再編を実施。㈱東京スタイルと㈱サンエー・インターナショナルが新設分割により5社の子会社を新設し、それぞれの事業を移管した。同時に、両社は資産管理会社に商号変更(㈱東京スタイル資産管理、㈱サンエー・インターナショナル資産管理)。2014年9月には当社がこれらの資産管理会社と㈱ティエスプラザを吸収合併し、グループの統合を進めた。

HUF Holdingsと上野商会の買収

2017年12月、当社は米国のHUF Holdings, LLCを子会社化した。HUFはスケートボードやストリートウェアを中心としたアパレルブランドを展開しており、これにより海外事業への足がかりを得た。続いて2018年10月、㈱上野商会(現㈱TSI)を子会社化。上野商会は百貨店向けを中心に「TSI」ブランドを展開する企業であり、グループの中核事業の一つとなった。この買収により、当社のアパレル事業の規模とブランドポートフォリオが拡大した。

ナノ・ユニバースなどを吸収合併しTSIに統一

2021年3月、当社グループは再び組織再編を実施した。吸収合併存続会社を㈱サンエー・ビーディーとし、消滅会社として㈱ナノ・ユニバース、㈱ローズバッド、㈱TSIグルーヴアンドスポーツ、㈱サンエー・インターナショナル、㈱アングローバル、㈱アイソラー、㈱TSI ECストラテジーの7社を吸収した。同時に存続会社の商号を㈱TSIに変更。これにより、グループ内に散在していた複数の運営会社を一社に統合し、ブランド運営の効率化を図った。その後、当社は持株会社としての機能に特化している。

年表11件を開く

2010年代

  • 2010年10月㈱東京スタイル(現 当社、以下同じ。)及び㈱サンエー・インターナショナル(現 当社、以下同じ。)は、臨時株主総会の承認を前提として、共同株式移転の方法により共同で当社を設立することについて合意に達し、両社の取締役会において当該株式移転に関する「株式移転契約書」の締結及び「株式移転計画書」の共同作成を決議。
  • 2011年1月M&A㈱東京スタイル及び㈱サンエー・インターナショナルの臨時株主総会において、両社が共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社がその完全子会社となることについて決議。
  • 2011年6月上場㈱東京スタイル及び㈱サンエー・インターナショナルが株式移転の方法により当社を設立。当社の普通株式を東京証券取引所に上場。
  • 2011年9月M&A㈱アルページュを子会社化。
  • 2014年3月商号変更当社グループの組織再編に伴い、㈱東京スタイル及び㈱サンエー・インターナショナルが新設分割により5社の子会社を新設し、それぞれの事業を移管。同時に、㈱東京スタイルは㈱東京スタイル資産管理に、㈱サンエー・インターナショナルは㈱サンエー・インターナショナル資産管理にそれぞれ商号変更。
  • 2014年7月本店所在地を東京都港区南青山へ移転。
  • 2014年9月M&A当社を吸収合併存続会社、連結子会社である㈱東京スタイル資産管理、㈱サンエー・インターナショナル資産管理及び㈱ティエスプラザの各社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施。
  • 2017年11月本店所在地を東京都港区北青山へ移転。
  • 2017年12月M&AHUF Holdings,LLCを子会社化。
  • 2018年10月M&A㈱上野商会(現㈱TSI)を子会社化。

2020年代

  • 2021年3月M&A当社グループの組織再編に伴い、㈱サンエー・ビーディーを吸収合併存続会社、㈱ナノ・ユニバース、㈱ローズバッド、㈱TSIグルーヴアンドスポーツ、㈱サンエー・インターナショナル、㈱アングローバル、㈱アイソラー及び㈱TSI ECストラテジーを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うとともに、商号を㈱TSIへ変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2027年2月期まで75億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益構造改革の完遂と利益率最大化

    原価低減と需給管理の高度化により主要仕入先集約でスケールメリットを最大化し、新たなプライシングルールに基づく適正価格販売を徹底、過度な値引きを抑制して売上総利益率を向上。店舗運営では繁閑に応じた動的な人員配置や店舗間連携を深化させ、システム刷新によるコスト効率改善も進める。

  2. 02

    ブランドポートフォリオ最適化と成長投資加速

    収益改善を踏まえ、経営資源を成長領域へ重点配分。子会社化したデイトナ・インターナショナルやウォーターフロントとのシナジー創出、既存ブランドでは成長ポテンシャルに応じたマーケティング・出店投資、デジタル領域ではmix.tokyoの会員基盤活用によるLTV向上、さらに新市場進出やM&A・新規事業開発を推進。

  3. 03

    ガバナンス・組織力の強化

    自律的PDCAサイクルと経営管理プロセスの統一により各事業部門が早期課題解決できる体制を構築。適材適所の人員配置、次世代リーダー育成、多様な人材が挑戦できる風土を醸成。サステナビリティ指標の達成管理を通じて非財務価値を向上し、ステークホルダーの信頼に応える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,108人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,496万円で、9期前と比べて+149.8%平均年齢は56.7歳、平均勤続年数は18.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月5,839
2018年2月5,531
2019年2月5,884
2020年2月59943.14.35,501
2021年2月57243.15.05,172
2022年2月1,06855.916.34,521
2023年2月1,44858.816.14,206
2024年2月1,35360.016.54,102
2025年2月1,49756.619.63,83742
2026年2月1,49656.718.74,108105

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 12 / 海外 4、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
㈱デイトナ・インターナショナル — 東京都渋谷区3,729百万円
アパレル関連事業
㈱TSI — 東京都港区3,693百万円
アパレル関連事業
本社 — 東京都港区2,248百万円
全社
㈱ジャック — 静岡県牧之原市768百万円
アパレル関連事業
㈱アルページュ — 東京都港区280百万円
アパレル関連事業
㈱アンドワンダー — 東京都世田谷区244百万円
アパレル関連事業
Laline Japan㈱ — 東京都港区128百万円
その他の事業
㈱HYBES — 東京都港区115百万円
アパレル関連事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱TSI(注)3、5
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デイトナ・インターナショナル(注)5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アルページュ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジャック
    静岡県牧之原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱HYBES
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アンドワンダー
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MARGARET HOWELL LTD.
    London,UK · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MARGARET HOWELL(FRANCE) S.A.R.L.
    Paris,France · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エス・グルーヴ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プラックス
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ウォーターフロント
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Laline JAPAN㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権70.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • ㈱TSIソーシャルワークス東京都港区100%
  • SANEI INTERNATIONAL USA LLCNew York, U.S.A.100%
  • ㈱サンエー・アセット東京都港区100%
  • HUF Worldwide,LLC (注)4California, U.S.A.90%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1,671億円営業利益43億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.7%、利益が+168.8%。

売上高
+6.7%
1,671億円
営業利益
+168.8%
43億円
純利益
-75.0%
38億円
営業利益率
2.6%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高2,000億円1,671億円
営業利益75億円43億円
純利益77億円38億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は463億円、営業利益は25億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+17.8%、営業利益は+150.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q394184.620
2024年2Q339−13−3.8−5
2024年3Q416174.118
2024年4Q40515
2025年1Q393102.55
2025年2Q359−12−3.3−13
2025年4Q814182.2160
2026年2Q66260.913
2026年4Q1,009373.725
2027年1Q463255.421

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は1,855億円から1,671億円へ90%に減った。直近期の営業利益率は2.6%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月1,85510−18
当社を吸収合併存続会社、連結子会社である㈱東京スタイル資産管理、㈱サンエー・インターナショナル資産管理及び㈱ティエスプラザの各社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施。
2014年2月1,8201411
2015年2月1,8082623
2016年2月1,6722614
HUF Holdings,LLCを子会社化。
2017年2月1,5914037
㈱上野商会(現㈱TSI)を子会社化。
2018年2月1,5553832
2019年2月1,65039−2
2020年2月1,7011922
当社グループの組織再編に伴い、㈱サンエー・ビーディーを吸収合併存続会社、㈱ナノ・ユニバース、㈱ローズバッド、㈱TSIグルーヴアンドスポーツ、㈱サンエー・インターナショナル、㈱アングローバル、㈱アイソラー及び㈱TSI ECストラテジーを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うとともに、商号を㈱TSIへ変更。
2021年2月1,341−10439
2022年2月1,4045810
2023年2月1,5453931
2024年2月1,5543848
2025年2月1,56616211.0152
2026年2月1,67143542.638

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1,671億円のうち、営業利益として残るのは43億円2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は38億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.2%756億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.1%871億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.6%43億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
54.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
2.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.8pt
3.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが−77億円、投資CFが−274億円で、差し引きのフリーCFは−351億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は280億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月5198−109203373
2014年2月591−9296381
2015年2月42−92−30−50304
2016年2月3123−3054328
2017年2月38−3−11935242
2018年2月60−9946−39249
2019年2月63−113114−50312
2020年2月47112−168159302
2021年2月−53360−112307498
2022年2月14−40−90−26385
2023年2月13−1−9612307
2024年2月−535−7330268
2025年2月57283−151340458
2026年2月−77−274170−351280

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,742億円。このうち返さなくてよい自己資本が993億円で、自己資本比率は57.0%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月1,8391,20363664.3
2014年2月1,7851,16761864.3
2015年2月1,8781,21965964.3
2016年2月1,6641,17049469.8
2017年2月1,5621,13642672.5
2018年2月1,7091,10260764.2
2019年2月1,8261,03978755.0
2020年2月1,60395564859.2
2021年2月1,55097457662.6
2022年2月1,40497742769.2
2023年2月1,35498936572.7
2024年2月1,33597436172.7
2025年2月1,4121,08232976.4
2026年2月1,74299374957.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
285億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
734億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
297億円
在庫として抱えている分
負債合計
749億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り48社中5位あたり、逆に低いのは営業利益率48社中32位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.7%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.6%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.0%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
6.7%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.6%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,250で、1年前と比べて+19.2%過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。

¥1,250-2.0%1ヶ月+4.2%1年+19.2%時価総額793億円
過去52週の値幅
安値¥939高値¥1,539

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.7倍
PER (会社予想)9.5倍
PBR0.76倍
配当利回り5.60%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で株価は+0.66%とほぼ横ばいだが、7月6日に1231円へ急伸後は1200〜1280円のレンジで推移。25日線(1225円)をわずかに下回り、75日線(1214円)との接近が意識される。52週高値1539円からは約21%下方に位置し、52週安値939円からは約30%上方。出来高は7月15日に72万株超と突出したが、8月に入り20万株前後へ縮小。週足では緩やかな上昇基調を維持しつつ、上値抵抗線を試す場面が続く。RSIは50.8と中立圏で方向感は乏しい。200日線(1103円)を上回っており、中期的なサポートは堅牢。材料待ちの状態で、決算や業績見通しの発表が次のトレンド転換点となりそうだ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは20.12倍と業界平均の24.4倍を下回るが、予想PERは9.2倍に急低下し、将来の利益増加を織り込むと割安感が出る。PBRは0.74倍と1倍を下回り割安。しかし、ROEは3.7%と低く、収益性の改善が急務。配当利回りは5.75%と高いが、配当性向は187.8%と超え、減配リスクがある。売上高は増加するが営業利益率は2.6%と低い。業界平均の配当利回り2.77%を大きく上回るが、持続可能性に疑問。総合的に既存指標ではやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.7倍26.6倍
PER (予想)9.5倍
PBR0.76倍1.01倍
ROE3.7%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収益は回復傾向にあるが、業績変動が激しい。強気派は営業利益率の改善傾向を評価し、収益構造改革の成果を期待する。弱気派は純利益の大幅な変動や業界全体の需要低迷を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 営業利益率の改善

    営業利益率は1.02%から2.57%へ改善、収益構造改革の奏功が期待される。

  • 高配当利回り

    配当利回り5.75%と高く、投資家を引きつける可能性がある。

  • PBRの割安感

    PBR0.74倍と1倍割れで、株価は純資産に比べ割安。

  • 営業利益43億円で2.7倍に急回復通年影響

    売上高1671億円、営業利益43億円。前期16億円から27億円増益し、営業利益率も2.57%に改善

  • 予想PER9.2倍と実績PER20.12倍の改善決算発表後影響

    予想PER9.2倍は実績PER20.12倍の半分以下。時価総額772億円÷9.2倍で約84億円の純利益が前提

  • PBR0.74倍の解散価値割れ継続影響

    PBR0.74倍と純資産に対して株価が低迷。ROE3.7%向上策で是正余地

  • 配当利回り5.75%と高水準継続影響

    配当利回り5.75%は相対的な株価下支え要因。無配企業に比べ売られにくい

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定さ

    純利益は31億円から152億円、38億円と年度による振れが大きい。

  • アパレル需要の低迷

    長期的な人口減やカジュアル化で婦人服市場は縮小傾向。

  • 高ROEではない

    ROE3.7%と資本効率は高くなく、成長性に疑問。

  • 営業利益率2.57%の低収益構造継続影響

    売上高1671億円に対し営業利益43億円、利益率2.57%。収益改善が続かなければ株価評価は据え置き

  • 純利益が152億円→38億円へ大幅減通年影響

    前期純利益152億円から今期38億円へ75%減。前期比▲114億円と営業外損益の変動が重し

  • 天候不順による在庫リスク不定影響

    アパレルは天候影響が大きく、気温不順で在庫過多となれば値引き販売が利益率を下押し

  • 外国人保有13.87%の売り圧力不定影響

    外国人保有比率13.87%と高く、グローバルなリスクオフ時は売りが膨らみやすい

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
ブランドの需要動向を測る主要指標。
粗利益率
値引きの増加や原価管理の状況を確認するため。
販売管理費率
リストラ策の効果を検証するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から38.5%いまの株価に対する利回りは5.60%。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
5.60%
いまの株価に対して
配当性向
187.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1840.1
2018年2月180.047.7
2019年2月180.01080.2
2020年2月180.026.3
2022年2月5−71.438.5
2023年2月10100.0
2024年2月1550.0103.7
2025年2月65333.334.1
2026年2月40−38.5187.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ17,530人。区分でいちばん多いのは金融機関32.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.7%を占め、残る47.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
金融機関40.936.828.326.528.232.6
個人・その他25.027.526.433.130.529.8
事業法人16.916.925.719.417.920.1
外国法人13.614.417.718.921.913.3
自己株式4.54.55.512.58.86.9
証券会社3.54.31.71.81.13.6
外国人個人0.10.20.20.30.40.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)12.76
02㈱アルペン5.67
03日本生命保険(相)5.48
04㈱みずほ銀行4.64
05住友不動産㈱4.02
06㈱三井住友銀行3.45
07㈱日本カストディ銀行(信託口)3.26
08㈲理貴2.86
09長谷川文彦2.58
10三宅正彦1.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-05
    株式会社 三井住友銀行
    新規の大量保有報告
    3.45%
  • 2026-05-12
    株式会社 三井住友銀行
    新規の大量保有報告
    3.45%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+493%、1株純資産は14期で+67%。直近期のROEは3.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−151,022−1.551.2
2014年2月101,0651.059.695.4
2015年2月211,1261.936.0
2016年2月131,0431.258.0146.6
2017年2月341,0703.223.040.1
2018年2月321,1022.924.547.7
2019年2月−21,0611080.2
2020年2月231,0222.217.826.3
2021年2月431,0754.06.1
2022年2月111,0751.129.538.5
2023年2月351,1693.117.6
2024年2月601,2875.010.9103.7
2025年2月2101,55414.95.734.1
2026年2月601,7053.719.0187.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額151百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
下地毅代表取締役社長CEO6147,431
前川正典取締役COO624,698
内藤満取締役CFO644,188
市川奈緒子取締役681,961
田邊るみ子取締役562,140
百々和宏常勤監査役6414,419
岡田不二郎監査役73
澤田静華監査役552,140

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)470259524
社外取締役4220226
監査役11801818
社外監査役3160165

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容454字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 「TSIホールディングスグループ」は、当社を持株会社として、ファッション・アパレル商品の製造販売に直接関係する事業であるアパレル関連事業と、これに附帯する販売代行及び人材派遣事業、店舗設計監理事業、飲食事業並びに化粧品、香水、石鹸等の仕入及び販売事業などのその他の事業から構成され、当社、連結子会社21社及び持分法適用会社1社によりこれらの事業を展開しております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 事業の系統図は概ね以下のとおりです。 アパレル関連事業連結子会社…………………………………………………………………………………… 14社 その他の事業連結子会社………………………………………………………………………………………… 7社 持分法適用会社…………………………………………………………………………………………………… 1社
経営方針・対処すべき課題1,544字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」というパーパスの実現に向けてサステナビリティ経営をすべて事業活動の礎としています。財務価値と非財務価値の両輪をもって、持続可能な事業成長を推進すべく2027年に向けた中期経営計画「TSI Innovation Program 2027(TIP27)」を策定し、前年度までは構造改革による「筋肉質な収益体質への転換」と「経営基盤の再整備」に注力してまいりました。最終年度となる本年度は、これまでの施策を確実に成果へと結びつけるべく営業利益75億円の目標を設定いたしました。この達成に向け、改革の定着化を図るとともに、次なる成長フェーズへの軌道を確固たるものにすべく、以下の課題に取り組んでまいります。 (1) 収益構造改革の完遂と利益率の最大化 前年度までに構築した収益構造改革の仕組みをグループ全体へ完全に定着させ、外部環境の変化に左右されない高収益体質を確立します。 原価低減と需給管理の高度化という改革テーマにおいては、主要仕入先集約によるスケールメリットの最大化を図るとともに、新たなプライシングルールに基づいた適正価格販売を徹底・拡大しながら、過度な値引きを抑制し、売上総利益率の着実な向上を図ります。 販管費改善の改革テーマにおいては、前年度までで一通りの施策を実施しております。今年度は、店舗運営の効率性追求において、繁閑に応じた動的な人員配置や店舗間連携を深化させ、店舗一人当たりの生産性を高める運営モデルを確立します。また、システム刷新による効率化として、自社EC「mix.tokyo」および基幹システムのリニューアルを実現しており、これによるコスト効率改善を一段と進めてまいります。 (2) ブランドポートフォリオの最適化と成長投資の加速 収益性の改善が軌道に乗ってきたことにより、今後は経営資源を成長領域へ重点配分し、売上高の再成長を加速させてまいります。特に、当事業年度に子会社化した㈱デイトナ・インターナショナルや㈱ウォーターフロントにつきましては、シナジーの創出に取り組みます。 既存ブランドにおいては、成長ポテンシャルや収益性を評価した上で重点領域を特定し、マーケティングや出店といった成長投資を集中投下し、効果的な拡大を図ります。 デジタルビジネスの領域では、「mix.tokyo」の会員基盤を最大限に活用し、パーソナライズされた提案や店舗・ECの相互送客を強化することで、LTV(顧客生涯価値)の向上を図ります。また、「Daytona Park」は当社グループ最大の自社ECであり、さらなる成長の仕掛けと、グループシナジーの最大化に取り組んでまいります。 これらに加え、既存事業の枠を超えた成長機会を確保するため、新たな市場セグメントへの進出や、グループシナジーが見込めるM&A、新規事業の開発を積極的に進めてまいります。 (3) 持続的な成長を支えるガバナンスと組織力の強化 構造改革の成果を一時的なものに終わらせず、持続的な企業価値向上を支える経営基盤を盤石にいたします。自律的なPDCAサイクルを確立し、整理・統一された経営管理プロセスの運用により、各事業部門が自律的に課題を早期発見・解決できる体制を目指します。 人的資本経営の推進として、適材適所の人員配置を継続するとともに、次代を担うリーダーの育成や、多様な人材がパーパスのもとに挑戦できる組織風土の醸成に取り組みます。 また、サステナビリティ指標の達成状況を管理し、非財務価値の向上を通じて、ステークホルダーからの信頼と期待に応えてまいります。
事業等のリスク3,107字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 1.当社グループにおけるリスクマネジメントの概要 当社グループにおいては、サプライチェーンや事業のグローバル化、デジタル技術・AIの急速な進化、企業の社会的責任に対する意識の高まりなど、経営環境の変化に伴い日々多様化、増大するリスクに対応し、より健全性の高い、持続可能な経営を実践するため、ERM(Enterprise Risk Management:全社的リスク管理)を推進し、特定されたリスクを適正にコントロールすることで、これを競争優位の機会へと転換することを目指しております。 当社グループにおけるERM及びコンプライアンス全般を管理する機関として、代表取締役社長の諮問機関として位置づけられるリスク・コンプライアンス委員会を設置するとともに、同委員会の事務局を当社法務コンプライアンス部に置いています。 ERMの具体的な活動としては、当社グループ最大の事業子会社である㈱TSIを中心とした各部門において、それぞれ事業リスクの特定を行い、各リスクに対して影響度と発生確率の二軸で評価したうえで、特に当社グループの経営上重大な影響を与える可能性が高いリスクを選定することとしております。また、選定されたかかる重要リスクに対しては、モニタリングを行うとともに、リスク低減のための具体的な活動に取り組んでまいります。 2.個別リスクについて 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、記載内容のうち将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日(2026年5月20日)現在において当社グループが判断したものです。 (1) ファッション・アパレル商品の特性について 当社グループの主力商品であるファッション・アパレル商品は、その性格上、流行に左右されやすい傾向があります。消費者ニーズに柔軟に対応すべくマーケット情報の収集に努め、商品企画力の向上・差別化に努めていますが、急激な流行の変化によっては、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 経済状況や気象状況について ファッション・アパレル商品の売れ行きは、景気の変動、特に個人可処分所得の変動等による個人の購買意欲等に左右される傾向があり、経済状況の変化によっては、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。長梅雨、冷夏、暖冬、台風等の予測不能な気象状況の変化は、売上の低迷や在庫の処分等を通じて、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、気象の激甚化に伴い、集中豪雨・台風による店舗・各拠点の浸水被害・休業などを通じた経営成績への影響の可能性もあります。 (3) 品質管理について 当社グループは、商品の品質管理には万全の体制を敷いていますが、予測しえない品質上のトラブルや製造物責任に起因する事故が生じた場合は、企業イメージが損なわれ、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 出店政策について 当社グループでは、出店候補地周辺の商圏環境や立地条件、店舗損益予測等の分析を行いながら店舗の出店を進めていますが、計画通りに出店が行えなかった場合や、ブランド閉鎖、不採算店舗整理等により多数の退店が発生する場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 知的財産権の使用について 当社グループは、現在海外提携先と契約し、提携先所有の知的財産権を使用した商品を販売しています。これら海外提携先とは現時点では概ね良好な取引関係を維持していますが、今後、事由の如何にかかわらず契約の終了、解除または条件変更がなされた場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、新たに企画開発する商品について、万一第三者から損害賠償および使用差止め請求等が申立てられ、金銭の支払いが発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 個人情報管理及び情報セキュリティについて 当社グループは、店頭販売、WEB販売等での顧客管理上、多くの個人情報を保有しており、その管理には万全を期していますが、今後、万一お客様の情報が外部に漏洩する事態となった場合には、信用の低下等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、ECの拡大やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、個人情報保護のみならず、サイバー攻撃によるシステム停止やデータ毀損のリスクが高まっております。当社グループは、情報セキュリティ管理体制を強化し、万全を期していますが、不測の事態により信用の低下や事業活動の停滞を招く可能性があります。 (7) クレジットリスクについて 保有債券の発行体、あるいは取引先の財務破綻に起因するデフォルトリスクについては、その回避・軽減のため管理体制を強化していますが、今後、万一そのリスクが現実化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害・人的災害について 当社グループは、国内外の取引先から資材・商品の供給を受けており、また、国内外の物流網を通じて各店舗やお客様に商品を供給しております。従いまして、国内外において自然災害や戦争等の人的災害(イラン情勢やウクライナとロシアにおける紛争およびこれらに伴う景気変動を含む。)が発生した場合、当社グループのサプライチェーンが影響を受け、事業や商品供給の停滞、原価上昇につながる可能性があります。 (9) パンデミックに関するリスクについて 新型インフルエンザや未知の感染症が世界的に拡大し、国内外の拠点における操業制限や従業員の罹患による労働力不足等が生じる場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外諸国における上記感染症の感染拡大動向により、当社グループのサプライチェーンが影響を受け、事業や商品供給を停滞させる可能性があります。当社は当該リスクに対応するため、お客様が自宅で商品を購入できるECの強化や特定の地域、サプライヤーに依存しない供給網の多角化を進めるとともに、需要予測の精度向上による在庫の適正管理を図っております。 (10) 気候変動リスク 当社グループは、気候変動をはじめとする地球環境の変化が、人々の日常生活や経済活動に対して大きな変化を強いることにより、当社の事業運営、経営戦略や財務計画についても重大な影響を及ぼす可能性があるものと認識しております。かかるリスクに対応するためにも、当社は取締役社長の諮問機関としてサステナビリティ委員会を設置して気候変動対策を含むサステナビリティ全般の取り組みを進める一方で、2022年10月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に対する賛同を表明しました。気候変動に伴う事業へのリスクと機会につきましては、4度上昇の場合と1.5度上昇の場合の2パターンでシナリオ分析を行うとともに、温室効果ガスの排出量についての削減目標を設定しており、これらを開示しております。 (詳細はhttps://www.tsi-holdings.com/pdf/221012_TCFD.pdfをご参照下さい。) (11) その他 以上のほか、公的規制適用、各種事故、AI利用に伴う倫理性、訴訟等、様々なリスク要因が考えられます。
経営成績の分析 (MD&A)5,480字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月1日から2026年2月28日まで)における当アパレル業界は、日本国内における賃上げ、高市新政権の経済政策への期待などのポジティブな材料があった一方で、継続的な物価上昇や記録的猛暑、日中関係の冷え込みによるインバウンド需要の減速等、ネガティブな材料もありました。その結果として、年度を通じて個人消費マインドは不安定要素がありながらも底堅く、マーケット状況は堅調に推移しました。 このような経営環境のもと当社グループは、2024年4月に公表した中期経営計画「TSI Innovation Program 2027 (TIP27)」に基づき、前期より引き続き抜本的な収益構造改革及び成長戦略を推進しております。 売上高においては、「アヴィレックス」「ショット」を中心としたメンズブランドが好調に推移したこと、買収した(株)デイトナ・インターナショナルの売上高が下期より寄与したことなどのプラス影響がありました。一方で、前期に撤退または売却した事業の分の減収、自社ECサイト「mix.tokyo」において新規顧客獲得に苦戦したこと等について、年度を通じてマイナスの影響がありました。 収益面においては、前期より取り組んでいる収益構造改革の成果として、仕入原価率の低減、過年度在庫の整理が一巡したことによる在庫の圧縮などにより、売上総利益率が前期比で1.1ポイント改善しました。また、販管費は前期より引き続きコントロールを徹底しており、既存事業の売上高が苦戦した中でも前期比0.5ポイントの改善となりました。 その結果、売上高については、1,670億85百万円(前期比6.7%増)、営業利益は43億25百万円(前期比164.4%増)、経常利益は54億40百万円(前期比162.0%増)となりました。また、当社グループの親会社株主に帰属する当期純利益は37億93百万円(前期比75.1%減)となりました。 セグメント別の売上の概況は次のとおりです。 (アパレル関連事業) 当社グループのアパレル関連事業においては、上記の外部環境の影響により、主力ブランドの一部において販売が伸び悩んだことなどから、全体としては厳しい状況で推移しました。 その中でメンズブランドは好調であり、「アヴィレックス」において50周年企画や定番商品の販売が堅調に推移したほか、「ショット」はアウターに加えてシャツやカットソー、ボトムスも伸長しました。 アウトドアブランドの「アンドワンダー」も好調に推移し、インバウンド需要の取り込みが売上を下支えしました。 レディースブランドは全体として苦戦傾向であったものの、「フリーズマート」においてSNSの強化によりリアル店舗の客数増・売上伸長につながったほか、「アルページュストーリー」や「リランドチュール」において、コラボレーションやイベント施策による集客が奏功し堅調に推移するなど、好調なブランドも見られました。 ゴルフブランドにおいては、「ニューバランスゴルフ」の卸売が前年同期比で伸長しております。 セレクト業態では、「エルエイチピー」において人気ブランドの別注商品やオリジナル商品が好調に推移しました。また、第3四半期連結会計期間より連結対象となった(株)デイトナ・インターナショナルの主力業態である「フリークス ストア」でアウターを中心とした冬物衣料の販売が好調に推移したほか、梅春商材も堅調でした。 海外事業においては、米国市場は回復傾向にあるものの、消費者の価格感応度が高い状況が続いており、引き続き厳しい事業環境となっています。 この結果、アパレル関連事業の売上高は、1,622億12百万円(前期比7.6%増)となりました。 (その他の事業) その他の事業につきましては、主に傘の企画・製造・販売を行う㈱ウォーターフロントが、2025年12月に当社の完全子会社としてグループ入りしました。 また、販売代行や人材派遣事業を営む㈱エス・グルーヴや、アパレル特化SaaS型求人サービス及び求人SNSプラットフォームの企画・運営を行う㈱READY TO FASHION、店舗設計監理や飲食事業を営む㈱プラックス、化粧品、香水、石鹸等の仕入及び販売を行うLaline JAPAN㈱などの事業により、売上高は56億2百万円(前期比16.1%減)となりました。 (2) 財政状態の状況 総資産は、現金及び預金の減少(前期末比178億46百万円減)等があったものの、売掛金の増加(前期末比24億92百万円増)、棚卸資産の増加(前期末比49億31百万円増)、流動資産「その他」の増加(前期末比38億98百万円増)、のれんの増加(前期末比306億12百万円増)、無形固定資産「その他」の増加(前期末比28億36百万円増)、投資有価証券の増加(前期末比51億38百万円増)等により、330億45百万円の増加となりました。 負債は、未払法人税等の減少(前期末比59億34百万円減)等があったものの、支払手形及び買掛金の増加(前期末比25億61百万円増)、短期借入金の増加(前期末比75億29百万円増)、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加(前期末比356億26百万円増)、繰延税金負債の増加(前期末比19億53百万円増)等より、419億55百万円の増加となりました。 純資産は、その他有価証券評価差額金の増加(前期末比50億8百万円増)等があったものの、純資産の控除項目である自己株式の取得等により、89億9百万円の減少となりました。 以上の結果、1株当たり純資産は、151.09円の増加となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を61億20百万円計上、非資金費用である減価償却費を38億83百万円及び減損損失を18億78百万円計上したものの、投資活動への調整項目である投資有価証券売却益を33億62百万円計上、仕入債務が12億93百万円減少、法人税等の支払額を118億13百万円計上、その他の支払額を32億89百万円計上したこと等により、77億17百万円の支出(前期は57億17百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却が116億58百万円生じたものの、有形固定資産(店舗内装資産等)の取得が24億70百万円、投資有価証券の取得が55億96百万円、無形固定資産の取得が24億37百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得が290億82百万円生じたこと等により、273億53百万円の支出(前期は283億28百万円の収入)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済が92億42百万円、自己株式の取得が128億74百万円、配当金の支払が45億59百万円生じたものの、短期借入金の純増が75億41百万円、長期借入れが360億円生じたこと等により、169億95百万円の収入(前期は151億35百万円の支出)となりました。 この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末より178億67百万円減少して279億55百万円となりました。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) アパレル関連事業   40,880   △8.7 その他事業   233   △71.7 合計   41,113   △9.8 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 2 金額は、製造原価によっております。 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) アパレル関連事業   32,077   +42.1 その他事業   1,191   +101.7 合計   33,269   +43.6 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 2 金額は、仕入価格によっております。 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (3) 受注実績 当社グループは、受注生産を行っておりません。 (4) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) アパレル関連事業   162,075   +7.6 その他事業   5,009   △16.8 合計   167,085   +6.7 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) (1)経営成績の分析 売上高についての当連結会計年度の概要は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績等の状況の概要) (1)経営成績の状況」をご参照ください。 (営業利益) 営業利益は、43億25百万円となりました。これは、主として前期より取り組んでいる仕入原価率の低減や在庫圧縮により収益率が向上したこと、適正な販管費コントロール徹底などの収益構造改革施策の効果によるものです。 (経常利益) 経常利益は、54億40百万円となりました。これは、主に受取配当金、為替差益の計上によるものです。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は37億93百万円となりました。これは、主として投資有価証券売却益を含む特別利益34億70百万円、のれん等の減損損失を含む特別損失27億90百万円を計上したことによるものです。 (2)財政状態の分析 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績等の状況の概要) (2)財政状態の状況」をご参照下さい。 (3)キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績等の状況の概要) (3)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 (4)資本の財源及び資金の流動性 (資金需要) 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金と設備投資資金です。 運転資金は、商品仕入費用、製品製造費用と人件費、賃借料、減価償却費等の販売費及び一般管理費によるものです。 また、設備投資資金は、店舗の新設、改装及びITシステムの開発並びに保証金の差入などによるものです。 (財政政策) 当社グループの運転資金と設備投資資金につきましては、フリー・キャッシュ・フローで充当するとともに、69,658百万円の当座貸越契約を結ぶなど、必要に応じて金融機関からの借入により資金調達を実施しております。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」の1「連結財務諸表等」の(1)「連結財務諸表」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりです。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得が十分確保でき、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りと異なり将来の課税所得が減少した場合には、繰延税金資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (6)中長期的な会社の経営戦略 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載したTSI Innovation Program 2027 (TIP27)の達成並びにこれに向けた主要施策の実現が当社グループの中長期的な会社の経営戦略であります。 (7)目標とする経営指標 当社グループは、営業利益率及び株主資本に対する収益性を示すROEを特に重視しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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