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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

GMOペパボ

GMO Pepabo, Inc.3633 · Standard · 情報・通信業

個人の表現活動を支えるネットサービスを手掛け、レンタルサーバー、EC構築、ハンドメイド市場の3本柱で展開する。

概要

GMOペパボは、GMOインターネットグループの連結子会社として、個人や小規模事業者向けのインターネットサービスを提供する。主力はレンタルサーバー「ロリポップ!」、ドメイン取得代行「ムームードメイン」、EC構築サービス「カラーミーショップ」、ハンドメイドマーケット「minne」など。2003年に福岡で創業、2004年にGMOグループ入りし、2008年にジャスダック上場。2025年12月期の売上高は110億円、営業利益9億円、従業員307人。本社は東京都渋谷区。

ドメイン・レンタルサーバー事業が売上の過半を占めるストック型収益

当社グループの売上は、ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業が2025年12月期に62億円(全体の57%)を占める最大セグメントである。同事業には、レンタルサーバー「ロリポップ!」、ドメイン取得代行「ムームードメイン」、クリエイター向け「ヘテムル」、ホームページ作成「グーペ」が含まれる。「ロリポップ!」の契約件数は39.2万件、顧客単価543円。価格改定により単価は上昇したが、契約件数は微減。「ムームードメイン」の登録ドメイン数は102万件。ストック型ビジネスモデルにより安定した収益を生み出している。

EC支援事業は高単価プランとAI効率化で利益を拡大

EC支援事業は、月額制ECサイト構築サービス「カラーミーショップ」とオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」から成る。2025年12月期のセグメント売上高は30.8億円(前期比1.1%増)、セグメント利益は9.6億円(同21.0%増)と大幅な増益。カラーミーショップの契約件数は4.8万件と減少したが、高単価プレミアムプランの比率上昇により顧客単価は6,901円(同18.1%増)に上昇。SUZURIではAI活用による業務効率化が利益を押し上げ、登録会員数は233万人に達した。

ハンドメイド事業はminneを軸に作家支援を強化

ハンドメイド事業は、国内最大級のハンドメイドマーケット「minne」を中核とする。2025年12月期のセグメント売上高は12.9億円(前期比7.7%減)だが、セグメント利益は0.9億円(同46.1%増)と改善。作家・ブランド数は97万人(前期比3.9%増)に拡大し、サブスクリプションサービス「minne PLUS」が堅調。一方、流通金額は104億円(同9.6%減)と減少した。2025年7月から「応援機能」を導入し、広告閲覧に応じたチャージで作家支援の新たなモデルを模索している。

グループ内でインターネットインフラ事業を担う位置づけ

当社グループはGMOインターネントグループの一員として、グループ全体のインターネットインフラ事業の一部を構成する。GMOインターネットグループは、インターネットインフラ、広告・メディア、金融、暗号資産、インキュベーションの各事業を展開。当社の3事業(ドメイン・レンタルサーバー、EC支援、ハンドメイド)はすべてインフラ事業に区分される。また、連結子会社にCN株式会社(売掛債権保証・買取)を持ち、関連会社に福岡市スタートアップ支援施設運営委員会がある。2025年9月には金融支援子会社GMOクリエイターズネットワークを譲渡し、事業ポートフォリオを再編した。

業界の中での役割は個人クリエイターや小規模事業者向けのインターネットインフラ・プラットフォーム提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
110億円
営業利益
9億円
営業利益率
8.2%
純利益
9億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01個人クリエイター・小規模事業者(ドメイン・ホスティング)主力

ウェブサイト開設やブログ運営を志す個人や小規模事業者向けに、ドメイン取得代行、レンタルサーバー、ホームページ作成ツールを低価格で提供。GMOインターネットグループの一員として、初心者でも簡単に始められるサービスを揃えている。

主な製品・サービス4
ロリポップ!
初心者向けのレンタルサーバーサービス。簡単な操作でWebサイトを公開でき、ASPサービスも利用可能。
ムームードメイン
ドメイン取得代行サービス。豊富な種類のドメインを低価格で提供し、登録手続きを代行する。
ヘテムル
クリエイター向けのレンタルサーバー。高性能でカスタマイズ性が高く、プロフェッショナルな表現活動を支援する。
グーペ
ホームページ作成サービス。専門知識がなくても簡単に魅力的なWebサイトを作成できる。

02ネットショップ運営事業者(EC支援)主力

ネットショップの開設・運営を支援するサービスを提供。カラーミーショップでECサイト構築を、SUZURIでオリジナルグッズの作成・販売プラットフォームを提供し、個人から中小企業まで多様な事業者のEC展開を後押ししている。

主な製品・サービス2
カラーミーショップ
ECサイト構築サービス。豊富なデザインテンプレートと決済機能を備え、ネットショップ開設を支援する。
SUZURI
オリジナルグッズ作成・販売サービス。デザインをアップロードするだけでTシャツなどを作成・販売できる。

03ハンドメイド作家・購入者(ハンドメイドマーケット)準主力

ハンドメイド作品の売買プラットフォーム「minne」を運営。作家が作品を出品し、購入者と直接取引できる場を提供。表現活動の一つであるハンドメイドを支援している。

主な製品・サービス1
minne
ハンドメイドマーケットサービス。作家が作品を出品し、購入者と直接取引できる場を提供。

製品と技術

個人から法人までカバーするレンタルサーバー群

「ロリポップ!」は初心者向けの簡単・多機能・高速レンタルサーバーで、月額制のストック型収益の柱。契約件数39.2万件、顧客単価543円。「ヘテムル」はクリエイター向けで、より高度なカスタマイズが可能。「グーペ」はホームページ作成ASPサービスで、専門知識がなくてもサイトを構築できる。2025年3月には「ロリポップ!固定IPアクセス」をリリースし、VPN機能を追加。これらのサービスはGMOインターネットグループのインフラを活用し、低価格で提供されている。

EC支援の両輪「カラーミーショップ」と「SUZURI」

「カラーミーショップ」は月額制のECサイト構築サービスで、国内店舗数No.1を標榜。プレミアムプランなどの高単価プランが契約比率を高め、顧客単価は6,901円に上昇。個人から中小企業まで幅広く利用される。「SUZURI」はオリジナルグッズの作成・販売サービスで、ラジオ番組とのコラボや自分用グッズの拡充により登録会員数233万人に成長。AIによる業務効率化で利益率が改善し、2025年12月期にはEC支援事業全体のセグメント利益が9.6億円に達した。両サービスでEC分野をカバーする。

ハンドメイドマーケット「minne」のプラットフォーム機能

「minne」は国内最大級のハンドメイドマーケットで、作家と購入者を直接つなぐCtoCプラットフォーム。2025年12月期の作家・ブランド数は97万人、流通金額は104億円。サブスクリプション「minne PLUS」で作家に追加機能を提供し、2025年7月には「応援機能」を導入。これは作家のショップページ内の広告閲覧に応じて利用費がチャージされる仕組みで、新たな収益源を創出。人のリソース最適化によりセグメント利益は前期比46%増の0.9億円と改善した。

新たな表現支援ツール「GMO即レスAI」と「Alive Studio」

2024年以降、AIやVTuber向けの新サービスを投入。お問い合わせ対応AI導入支援「GMO即レスAI」は、会話型AIの導入から運用までをワンストップで提供。業務効率化ニーズを取り込む。配信画面作成サービス「Alive Studio」は、VTuberや配信者が専門知識や高額機材なしで動画・ライブ配信を行えるようにするツール。これらのサービスは「その他」セグメントに区分され、2025年12月期の売上高は2.4億円と前期比317%増加したが、先行投資によりセグメント損失1.9億円を計上している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ネットショップ構築で中堅、伸び悩み

GMOペパボはECサイト構築・運営支援を主力とし、売上高110億円(2025/12期予想)と市場では中規模。同業のソラコム(IoTプラットフォーム)やVRAIN(ソリューション)とは異なるポジション。営業利益率は8.2%と前期7.3%から改善したが、売上高はほぼ横ばいで成長鈍化。競合のL is BやCocoliveも類似サービスを提供しており、差別化が難しい。

強み

  • GMOグループの一員として認知度が高く、信頼を得やすい。
  • 営業利益率が前期比で上昇、コスト効率化が進んでいる。
  • EC構築・ドメイン・レンタルサーバーなど、クロスセルが可能。
  • リピート率の高い月額課金モデルで安定収益を確保。

課題

  • 3期連続ほぼ横ばいで、市場の成熟化が示唆される。
  • 類似サービスを提供する同業が多く、価格・機能で差別化が必要。
  • AIやノーコード化など技術変化に追従しなければ競争力低下のリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がGMOペパボ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

福岡で個人向けホスティングからスタートした2003年

2003年1月、福岡県福岡市中央区に有限会社paperboy&co.として創業。個人向けホスティング事業を目的とし、同年中にレンタルサーバー「ロリポップ!」の提供を開始する。2004年1月にはオンラインショッピングカート機能「Color Me Shop!mini」をロリポップ!に追加し、EC支援事業に参入。同時にドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」の提供も始めた。同年2月にはレンタルブログサービス「JUGEM」を開始し、コミュニティ事業にも進出。短期間で複数のサービスを立ち上げ、事業基盤を構築した。

GMOグループ入りと東京移転で経営基盤を強化した2004年

2004年3月、有限会社から株式会社へ組織変更すると同時に、グローバルメディアオンライン株式会社(現GMOインターネットグループ)を割当先とする第三者割当増資を実施。これによりGMOグループの連結子会社となる。同年5月には本社を東京都渋谷区に移転し、首都圏での事業展開を本格化。グループのリソースを活用し、サーバーやドメイン関連のサービスを拡充した。この時期に個人・小規模事業者向けの低価格・高機能なウェブサービスという現在の事業ドメインが確立された。

ジャスダック上場とサービス拡充が進んだ2008年

2008年12月、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQスタンダード)に上場。同時にホームページ構築ASPサービス「グーペ」の提供を開始した。上場資金を元にマーケティングやシステム投資を加速。2005年に開始していたクリエイター向けサーバー「ヘテムル」も含め、レンタルサーバー分野のラインアップを充実させた。この時期のストック型収益の積み上げが、その後の安定した財務基盤につながっている。

商号変更とハンドメイド市場への本格参入2014~2015年

2014年4月、株式会社paperboy&co.からGMOペパボ株式会社へ商号変更。グループブランドとの一体感を強めた。同年にはハンドメイド作品のオンラインマーケット「minne」を提供開始。2015年6月にはCtoCハンドメイドマーケット「tetote」などを展開するGMOペパボオーシー株式会社(旧OCアイランド)を連結子会社化し、ハンドメイド事業を拡大。2017年1月には両社を吸収合併し、事業を一本化した。これによりハンドメイド分野での国内トップクラスのシェアを獲得した。

新規事業の取得と市場変更を進めた2018~2019年

2018年4月、株式会社ベーシックからオンデマンドオリジナルグッズ作成サービス「Canvath」事業を譲受。同年9月には情報セキュリティ関連事業を目的としたGMOペパボガーディアン株式会社を設立。2019年2月にはフリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE」を展開するGMOクリエイターズネットワーク株式会社を連結子会社化し、金融事業に進出。同年12月には東京証券取引所市場第二部へ市場変更、2020年12月には第一部に指定され、成長企業としての評価を高めた。

収益力の維持とポートフォリオ再編が進んだ2021~2023年

2021年4月、ブログメディアサービス「JUGEM」を事業譲渡し、非中核事業の整理を開始。2022年4月には東証プライム市場へ移行したが、市場区分見直しの影響を受け、2023年10月にスタンダード市場へ移行。この間、売上高は110億円前後で推移する一方、2023年12月期には親会社株主に帰属する当期純利益が▲6億円と赤字に転落。しかし2024年12月期には黒字回復し、新たな成長策としてAIサービスへの投資を本格化させた。

AIサービス投入と金融事業撤退で事業構造を変えた2024~2025年

2024年3月、お問い合わせ対応AI導入支援サービス「GMO即レスAI」を開始。同年10月にはVTuber向け配信画面作成サービス「Alive Studio」を投入し、クリエイター支援の領域を広げた。2025年3月には「ロリポップ!固定IPアクセス」を発表。一方、2025年9月にはフリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE」を展開するGMOクリエイターズネットワークの全株式を譲渡し、金融事業から撤退。これにより事業はドメイン・ホスティング、EC支援、ハンドメイドの3本柱に集約された。

年表24件を開く

2000年代

  • 2003年1月創業福岡県福岡市中央区に、個人向けホスティング事業を事業目的とした有限会社paperboy&co.を設立
  • 2004年1月「ロリポップ!」においてオンラインショッピングカート機能「Color Me Shop!mini」の提供を開始し、EC支援事業へ参入。ドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」提供開始
  • 2004年2月レンタルブログサービス「JUGEM」の提供を開始し、コミュニティ事業に参入
  • 2004年3月有限会社より株式会社へ組織変更 グローバルメディアオンライン株式会社(現 GMOインターネットグループ株式会社)を割当先とした第三者割当増資を実施し、同社の連結子会社となる
  • 2004年5月本社を東京都渋谷区に移転
  • 2005年2月ネットショップ構築ASPサービス「Color Me Shop!pro(現 カラーミーショップ)」提供開始
  • 2005年11月クリエイター向けレンタルサーバー「ヘテムル」提供開始
  • 2008年12月上場ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード))に株式を上場 ホームページ構築ASPサービス「グーペ」提供開始

2010年代

  • 2012年1月ハンドメイド作品のオンラインマーケットサービス「minne」提供開始
  • 2014年4月商号変更株式会社paperboy&co.よりGMOペパボ株式会社へ商号変更
  • 2015年6月M&ACtoCハンドメイドマーケット「tetote」などを展開するGMOペパボオーシー株式会社(旧OCアイランド株式会社)を連結子会社化
  • 2017年1月M&Aハンドメイド事業の成長をさらに加速させるため、当社を存続会社としてGMOペパボオーシー株式会社を吸収合併
  • 2018年4月株式会社ベーシックが運営するオンデマンドオリジナルグッズ作成サービス「Canvath」事業を譲受
  • 2018年9月創業情報セキュリティ関連事業を目的としたGMOペパボガーディアン株式会社を設立
  • 2019年2月M&Aフリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE」などを展開するGMOクリエイターズネットワーク株式会社を連結子会社化
  • 2019年12月東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2020年代

  • 2020年12月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2021年4月ブログメディアサービス「JUGEM」を事業譲渡
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場へ移行
  • 2024年3月お問い合わせ対応AI導入支援サービス「GMO即レスAI」提供開始
  • 2024年10月配信者やVTuber向けの配信画面作成サービス「Alive Studio」提供開始
  • 2025年3月固定IPアドレスが利用できるVPNサービス「ロリポップ!固定IPアクセス」提供開始
  • 2025年9月フリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE」を展開するGMOクリエイターズネットワーク株式会社の株式を譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    成長事業への投資と新サービス投入

    ストック型ビジネスから得られる安定収益を活かし、高単価・高付加価値のストック型サービスやAI活用ビジネスに投資する。また、ブランド力・顧客基盤を活かした新サービスやシナジー効果の高い関連企業への資金投入で事業領域を拡大する。

  2. 02

    優秀な人材の確保と育成

    エンジニア・デザイナーなど優秀な人材を集めるため、給与水準の引き上げや福利厚生の充実、社内教育・人事制度の整備に取り組む。AI活用による業務効率化で生産性を向上させ、生まれた利益を専門性の高い人材確保に投資し、企業価値向上につなげる。

  3. 03

    コーポレート・ガバナンスの強化

    事業成長スピードに応じたリスク管理体制・法令遵守体制の整備など、コーポレート・ガバナンスを強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で307人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は700万円で、9期前と比べて+28.5%平均年齢は36.9歳、平均勤続年数は7.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月240
2017年12月257
2018年12月278
2019年12月54533.25.0327
2020年12月60934.15.4355
2021年12月61134.75.9367
2022年12月61835.06.0372
2023年12月65135.46.5359
2024年12月68536.27.0338237
2025年12月70036.97.7307293

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率70.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
支社 — 福岡市中央区539百万円
ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業
本社 — 東京都渋谷区369百万円
ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業
支社 — 鹿児島市15百万円
会社統括業務
ほか1件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は110億円営業利益9億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.9%、利益が+12.5%。

売上高
+0.9%
110億円
営業利益
+12.5%
9億円
純利益
+50.0%
9億円
営業利益率
8.2%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高110億円110億円
営業利益11億円9億円
純利益13億円9億円
1株あたり配当¥167¥167

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は53億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−3.6%、営業利益は−16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2700.00
2023年2Q28−8−28.6−9
2023年3Q2727.42
2023年4Q271
2024年1Q2627.72
2024年2Q28310.71
2024年4Q5535.53
2025年2Q55610.94
2025年4Q5535.55
2026年2Q5359.411

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は38億円から110億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は8.2%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月3874
2013年12月4274
株式会社paperboy&co.よりGMOペパボ株式会社へ商号変更
2014年12月4574
CtoCハンドメイドマーケット「tetote」などを展開するGMOペパボオーシー株式会社(旧OCアイランド株式会社)を連結子会社化
2015年12月57−6−8
2016年12月6912
ハンドメイド事業の成長をさらに加速させるため、当社を存続会社としてGMOペパボオーシー株式会社を吸収合併
2017年12月7421
情報セキュリティ関連事業を目的としたGMOペパボガーディアン株式会社を設立
2018年12月8255
フリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE」などを展開するGMOクリエイターズネットワーク株式会社を連結子会社化
2019年12月8985
2020年12月110108
2021年12月119107
2022年12月10585
2023年12月109−2−6
2024年12月109897.36
2025年12月1109128.29

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高110億円のうち、営業利益として残るのは9億円8.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.5%50億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金45.5%50億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.9%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.2%9億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
54.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.2pt
8.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.5pt
8.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+20.8pt
33.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが14億円、投資CFが3億円で、差し引きのフリーCFは17億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は58億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月6−3−2319
2013年12月7−9−1−215
2014年12月10−2−3821
2015年12月−53−3−216
2016年12月7−10621
2017年12月6−3−1324
2018年12月7−3−1427
2019年12月7−5−5225
2020年12月130−11336
2021年12月7−3−4436
2022年12月−2−57−736
2023年12月18−3−71544
2024年12月12−3−4949
2025年12月143−91758

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は113億円。このうち返さなくてよい自己資本が28億円で、自己資本比率は24.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月34161847.9
2013年12月38191950.0
2014年12月44212347.8
2015年12月41103124.2
2016年12月48123623.5
2017年12月54124221.6
2018年12月60174327.3
2019年12月64184627.0
2020年12月82255730.6
2021年12月89305932.9
2022年12月114278723.5
2023年12月109189116.7
2024年12月114249020.9
2025年12月113288524.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
22億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
28億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
85億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中4位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中570位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
33.9%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
24.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.9%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
6.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,645で、1年前と比べて+51.1%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥2,645-0.4%1ヶ月+54.1%1年+51.1%時価総額145億円
過去52週の値幅
安値¥1,556高値¥2,749

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.8倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR4.13倍
配当利回り6.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月17日に+8.59%と急伸し、株価は2,389円となった。7月下旬から上昇基調が続き、8月14日には2,200円を突破、8月17日には2,389円と52週高値圏に接近している。25日線(1,793.48円)を大きく上回り、75日線(1,734.53円)も上回っており、上昇トレンドが明確。年初来では+53.7%と堅調で、情報・通信業セクター全体の成長期待が背景にある。RSIは90.76と極端な過熱状態にあり、短期的な調整リスクが高まっている。出来高は8月17日に20万株超と急増しており、売買が盛ん。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER10.2倍は業界平均29.7倍を大幅に下回り割安。PBR3.66倍は業界平均3.44倍とほぼ同水準だが、ROE33.9%と非常に高く収益力が優れる。配当利回り3.84%は業界平均1.25%を大幅に上回り、株主還元も充実。割安かつ高収益・高配当の好バランス。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.8倍47.9倍
PER (予想)10.3倍
PBR4.13倍2.96倍
ROE33.9%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

市場は成熟しつつあるが、個人のネットショップ開設需要やAI関連のサーバー需要を捉えられるかが焦点。強気派は、低価格で使いやすいサービスによる安定したリカーリング収入と、GMOグループとの連携によるクロスセル成長を評価。弱気派は、競合との価格競争激化や新規顧客獲得の鈍化が収益を圧迫するリスクを指摘。

プラスに働く材料7
  • 安定したリカーリング収益

    サーバー・ドメインの契約更新率が高く、収益ベースが堅固。

  • グループシナジー

    GMOグループの決済・セキュリティサービスとのクロスセルが成長余地。

  • AI需要の追い風

    AI関連のサーバー需要増加がレンタルサーバー事業に寄与。

  • 2025年度営業利益9億円への増益予想2025/12影響

    2024年度8億円から9億円に12.5%増益、営業利益率7.3%→8.2%に上昇

  • 高ROE33.9%を背景とした資本政策の期待不定影響

    ROE33.9%と高く、PBR1倍超。自己株式取得や増配などの株主還元余地あり

  • 安定した配当利回り3.8%が下支え継続影響

    配当利回り3.84%と業界平均比高く、インカムゲイン需要を喚起

  • 時価総額100億円未満の小型株買い需要不定影響

    時価総額94億円、流動性低いが個人投資家のテーマ買い対象に

マイナスに働く材料7
  • 価格競争激化

    同業他社の低価格攻勢でARPU伸び悩みのリスク。

  • 新規獲得頭打ち

    個人ユーザー開拓が一巡し、成長鈍化の可能性。

  • 利益率の低さ

    営業利益率8%前後とITサービスとしては高くない。

  • 売上高伸び率鈍化によるバリュエーション低下通年影響

    売上高110億円(前年比+0.9%)と低成長、PER10倍が割安に映らず

  • 競合大手の低価格攻勢によるシェア低下不定影響

    ホスティング・EC支援事業で大手各社が価格競争激化、収益率低下リスク

  • 外国人保有率3.2%と低く需給面で上値重い継続影響

    外国人株主比率が低く、海外投資家の新規買いが限定的

  • 過去の黒字化からの利益率の不安定性不定影響

    2023年度は純損失、2024年度に黒字化したばかりで収益安定性に疑問

次の決算で確かめる点
売上高成長率
リカーリング収入の増減を確認。
ARPU
価格競争の影響を測る。
解約率
顧客定着度と競合の影響を把握。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり167で、前期から+94.7%いまの株価に対する利回りは6.31%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥167
1株あたり
配当利回り
6.31%
いまの株価に対して
配当性向
66.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年12月1355.0
2018年12月53320.059.2
2019年12月6523.858.5
2020年12月53−19.253.2
2021年12月6829.549.0
2022年12月50−26.541.7
2024年12月5714.050.8
2025年12月11194.766.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥167

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,618人。区分でいちばん多いのは事業法人58.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.5%を占め、残る37.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人58.057.958.058.258.558.2
個人・その他24.123.728.632.532.231.5
自己株式3.53.03.53.53.55.7
金融機関7.24.97.05.96.04.4
外国法人9.311.34.51.81.33.0
証券会社1.32.11.91.51.92.8
外国人個人0.00.00.00.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01GMOインターネットグループ株式会社55.43
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.80
03GMOインターネット株式会社1.97
04佐藤 健太郎0.87
05松尾 志郎0.77
06NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE STATE TEACHERS RETIREMENT SYSTEM OF OHIO(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.73
07モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.69
08楽天証券株式会社共有口0.60
09ペパボ社員持株会0.60
10五十島 啓人0.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+13%、1株純資産は14期で−11%。直近期のROEは33.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月15060926.411.142.5
2013年12月15470523.313.843.1
2014年12月15278920.514.044.1
2015年12月−300373
2016年12月5842514.656.793.0
2017年12月4544110.569.955.0
2018年12月8931233.321.859.2
2019年12月10433031.623.258.5
2020年12月15947739.236.353.2
2021年12月13554926.318.949.0
2022年12月9651018.219.441.7
2023年12月−119343
2024年12月11245328.213.450.8
2025年12月16954333.913.266.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額171百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤健太郎代表取締役 社長4547,800
熊谷正寿取締役会長63
星隼人取締役副社長 SUZURI・minne 事業部長4821,800
野上真穂取締役 経営管理 部長472,400
杉野由紀夫取締役 経営戦略 部長45900
藁科明日香取締役(監査等 委員)48
宍戸一樹取締役(監査等 委員)49
雨宮雄一取締役(監査等 委員)55
山内真理取締役(監査等 委員)46

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)514714729
社外取締役314145
取締役(社内)1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,279字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、表現活動を支援するための様々なインターネットサービスを展開しております。 また、当社グループが属しておりますGMOインターネットグループは、主にインターネットインフラ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業及びインキュベーション事業を展開しております。当社グループの事業のうち「ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業」、「EC支援事業」、「ハンドメイド事業」の3事業がインターネットインフラ事業にあたります。 区分   名称   事業内容   関連するセグメント 親会社   GMOインターネットグループ株式会社   インターネット総合事業   - 連結子会社   CN株式会社   売掛債権の保証及び買取   - 関連会社   有限責任事業組合福岡市スタートアップ支援施設運営委員会   スタートアップ運営支援施設   - (事業の内容について) 当社は「もっとおもしろくできる」という経営理念のもと、「人類のアウトプットを増やす」をミッションとし、インターネットで何かをはじめたい方のツールとして、インターネットサービスを利用しやすい価格で提供しております。 現在は、主にドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)、EC支援、ハンドメイドの3事業を展開しており、各々の事業において主に以下のサービスを提供しております。 なお、金融支援事業においては、連結子会社であったGMOクリエイターズネットワーク株式会社の全株式を2025年9月に譲渡いたしました。 区分   サービス名称   サービス内容 ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)   ロリポップ!   簡単、多機能、高速性能のレンタルサーバー及びASPサービス ムームードメイン   ドメイン取得代行サービス ヘテムル   クリエイター向けレンタルサーバー及びASPサービス グーペ   ホームページ作成サービス EC支援   カラーミーショップ   ECサイト構築サービス SUZURI   オリジナルグッズ作成・販売サービス ハンドメイド   minne   ハンドメイドマーケットサービス 上記に示す区分はセグメントと同一の区分であります。 なお、当連結会計年度より、写真共有サービス「SUZURIアルバム」をドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業からEC支援事業へ区分変更しました。 事業系統図は次のとおりです。 (注1)レジストリとはドメインの登録受付業務を行う組織で、一つのドメインの種類に対して 一つのレジストリが存在します。 また、レジストラとは、レジストリへの登録申請を代理仲介する組織のことです。 (注2)売上金は、手数料を除いた金額となります。 (注3)即日払いは、手数料を除いた金額となります。 (注4)フリーランス向けファクタリングサービス「FREENANCE」を運営する、 連結子会社であったGMOクリエイターズネットワーク株式会社の株式を2025年9月に譲渡しました。
経営方針・対処すべき課題1,299字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループはインターネットで何かを始めたい方のツールとして、様々なインターネットサービスを提供しております。企業理念である「もっとおもしろくできる」を通じ、個人の表現活動だけでなく、すべての企業活動において、もっとおもしろいものを自由に表現できる環境を目指します。「人類のアウトプットを増やす」というミッションのもと、ひとりひとりが持つ力や可能性をひろげるために、インターネットと表現の可能性を追求しながらサービスを運営していくこと、そして新しいものを生み出していくことで、誰もが活躍できる環境を創造してまいります。 (2)対処すべき課題 当社グループは以下を主な経営課題として認識しております。 ①成長性の高い事業への投資や新サービス投入による戦略的な事業成長 ストック型のビジネスモデルをもつドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業やEC支援事業の各サービスを通じ獲得できる安定的で高い収益力を活かし、高単価・高付加価値のストック型サービス提供やAIを活用したビジネスへの投資を行うほか、ブランド力、顧客基盤及び運営ノウハウを活かした新サービスやシナジー効果の高い関連企業などに資金を投入し、事業領域の拡大を図ります。 ②優秀な人財の確保 エンジニア、デザイナー、ディレクターなどサービスを創り出す優秀な人財を集める環境を整備するため、給与水準の引き上げや、福利厚生の充実を図るとともに、社内教育や人事制度の整備などにおいても積極的に取り組むほか、AIを活用した業務効率化で生産性の向上を図り、そこから生まれた利益をより専門性の高い人財の確保に投資することで、企業としてのブランド及び企業価値の向上に繋げるための環境構築を図ります。 当社グループは、ユーザーの多岐にわたる表現活動をサポートする企業として、有機的に事業成長し続けるために、これらの経営課題に対し、成長スピードに応じたリスク管理体制・法令遵守体制などコーポレート・ガバナンスの強化を図ってまいります。 (3)事業戦略 ①事業ポートフォリオの基本的方針 当社グループは、個人や企業向けにインターネットサービスを提供しており、事業環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めております。経営環境を取り巻く諸要素に鑑み、ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業、EC支援事業、ハンドメイド事業の3つの事業ポートフォリオを構築し、決算説明会資料等において業績の進捗や見通しを開示しております。 ②中長期の事業戦略 当社グループでは、ストック型のビジネスモデルであるドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業の「ロリポップ!」、「ムームードメイン」や、EC支援事業の「カラーミーショップ」の安定的で高い収益力を活かし、高単価・高付加価値の新サービス提供や新規事業など成長性の高い事業への投資を行い、中長期的な企業価値の向上を目指しております。
事業等のリスク7,136字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、本書提出日現在における当社の事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 (1)GMOインターネットグループとの関係について 当社グループは親会社であるGMOインターネットグループ株式会社を中心とした企業集団(以下、GMOインターネットグループ)に属しており、同社は当事業年度末現在における当社の議決権の60.9%(うち2.1%は間接保有)を保有しております。当社グループは独立性、自主性に基づき企業運営を行っておりますが、GMOインターネットグループの当社グループに対する基本方針等に変更が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (GMOインターネットグループとの取引) GMOインターネットグループとの取引については、取引条件の経済合理性を保つため定期的に契約の見直しを行っており、今後発生する取引等につきましても、市場原理に基づいて取引の是非を判断してまいります。しかしながら、GMOインターネットグループの当社グループに対する取引方針や条件等に大きな変更が生じた場合や、取引が困難となった際の代替事業者の確保に時間を要した場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (GMOインターネットグループとの人的関係について) 本書提出日現在における当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名のうち、取締役会長である熊谷正寿は、GMOインターネットグループ株式会社の代表取締役グループ代表 会長兼社長執行役員・CEOでありますが、その豊富な経験をもとに当社の事業に関する助言を得ることを目的として招聘しております。 (GMOインターネットグループとの事業の棲み分けについて) GMOインターネットグループの主な事業は、インターネットインフラ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業及びインキュベーション事業です。 その中で、グループ企業数社と当社グループにおきましては、サービス形態が一部類似しておりますが、当社グループは主に個人の創作活動や趣味を通じた自己表現やコミュニケーションツールとしての利用、また、個人事業主、小規模法人など低価格でのビジネスニーズに対して提供しているのに対し、当社グループ以外のGMOインターネットグループ企業は、法人をターゲットにインターネットを通じたビジネス展開や企業情報の発信のための高性能で多機能なサービスを提供しており、ターゲット・価格帯・基本性能が異なることから、事業の棲み分けがなされております。 (ブランドに対するリスク) GMOインターネットグループにおいて業務遂行上の第三者とのトラブル、役職員による不正行為の発覚、事実と異なる風評報道などがあった場合には、当社グループを含むGMOインターネットグループの信用が毀損され、企業イメージの悪化などにより、当社グループの業績や財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)事業内容、事業環境について (競合と市場状況について) ① ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業 ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業の事業領域であるレンタルサーバー、ドメインの分野においては、利用者ニーズの多様化、高度化も含めた市場規模の拡大が今後も進むと考えております。しかし、代替となるサービスの発生やレンタルサーバー以外の形態によるインターネット利用の拡大等が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 また、同事業領域は複数の同業他社が存在しております。そのような中において、「ロリポップ!」は個人向けのレンタルサーバーサービスで国内最大規模であると認識しておりますが、「ロリポップ!」と同価格帯のサービスも多数存在しており、競争状態にあります。 その対策として、当社グループは、ターゲットや価格帯を変えた複数のサービスブランドを展開しており、それらをあわせて総合的にシェアを拡大していく戦略をとっております。しかしながら、今後の技術開発競争、価格競争や新規参入により更なる競争の激化が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② EC支援事業 EC支援事業の事業領域である電子商取引(EC)の分野においては、市場規模の拡大が続いております。当社グループでは今後もEC市場が拡大することを想定しており、販売する側も大企業から中小企業、個人商店から個人へと裾野が広がると考えております。 しかしながら、電子商取引を取り巻く法規制や、トラブル等により、当社グループの期待どおりにEC市場が拡大しない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 EC市場が拡大した場合にも、競合他社及び新規参入業者に技術開発競争、価格競争、ブランディングにおいて優位性を保てない場合には、想定通りの成長が見込めない可能性があります。 ③ ハンドメイド事業 スマートフォンの普及などを背景に個人間の電子商取引(CtoC)の市場は年々拡大を続けております。それに伴い、手芸や趣味工芸を中心とするハンドメイドマーケットについても、引き続き市場が拡大するものと考えております。 しかしながら、作家と購入者間のトラブル等の発生により、取引方法やCtoCサービスの運営に対する新たな規制が導入された場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、競合他社及び新規参入業者に技術開発競争、価格競争、ブランディングにおいて優位性を保てない場合には、想定通りの成長が見込めない可能性があります。 (情報セキュリティについて) 当社グループは、第三者による当社グループのサーバー等への侵入に対して、ファイヤーウォールや対策機器などのシステム的な対策を施すほか、専門のチームを設置することにより組織的な情報セキュリティ対策強化を推進しております。 しかしながら、ハッカー等の悪意をもった第三者の攻撃等により顧客情報及び顧客の有する重要な情報を不正に入手されるといった機密性が脅かされる可能性、顧客サイトの改ざん等のデータの完全性が脅かされる可能性、及びいわゆるサービス不能攻撃によってサービス自体が提供できなくなる等のシステムの可用性が脅かされる可能性は否定できません。 このような事態が生じた場合には、当社グループに対する法的責任の追及、企業イメージの悪化等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (システムトラブルについて) 当社グループの事業においては、24時間365日安定したサービスを提供する必要がありますが、当社グループのサービスを構成しているプログラム及びシステムは、通信ネットワークに依存しております。 サービスのシステム監視体制やバックアップなどの対応策をとっておりますが、災害や事故等の発生により通信ネットワークが切断された場合、急激なアクセスの増大によりサービスの稼働するサーバーが一時的に作動不能となった場合、及びサーバーハードウェアに不具合が発生した場合には、安定したサービスが提供できなくなる可能性があります。 この場合、顧客への利用料金の返金等の直接的な損害が生じる可能性があるほか、信用低下やブランドイメージの毀損などにより、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (外注先について) 当社グループの運営するサービスは、サーバー及びサーバーを設置するラックの供給を外注先に依存しております。この外注先は、入退室時の情報管理等の管理体制が整備され防災措置・安全対策等を行っているデータセンターを運営する信頼性の高い業者に限定しております。 しかしながら、予期せぬ自然災害や不法行為などが生じ、当該外注先の役務提供の遅れや提供不能などの事態が生じた場合には、当社グループもまたサービス提供の遅れや提供不能などの事態が生じるおそれがあり、その場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 また、外注先の経営悪化等により予期せぬ取引の解消が生じた場合には、サーバーの撤去費用又は他のデータセンターへの移転費用が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 なお、主な外注先は、GMOインターネット株式会社、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社であります。 (インフラコスト、為替変動について) 当社グループの事業活動においてサービス提供に伴うサーバー及びサーバーを設置するラックの調達や、ドメインの仕入れ等を適宜実施しております。そのため、為替や資源・エネルギー価格の高騰に伴うインフラ価格の高騰や為替変動に伴う調達コストの増加など当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (3)法的規制等について (法的規制について) 当社グループでは、会社法等の一般法令のほか、「電気通信事業法」「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」「不当景品類及び不当表示防止法」といった各事業領域に関連する法令、監督官庁の指針及びガイドライン等による規制を受けております。 現在もインターネット及び電子商取引を取り巻く法的規制については、議論が続いている状態であり、今後、これらの法令等の改正又はインターネットの利用者や関連事業者を規制対象とする法令等の制定若しくは自主規制が求められる場合に備え、迅速な対応が行えるよう常に情報収集に努めております。 しかしながら、新たに制定された法令等に対応するためのコスト負担が重く、対応困難となるような場合には、当社グループの事業が制約を受ける可能性があり、この場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 (サービス利用者の違法行為について) 当社グループの運営するサービス上において、出店者や購入者などのサービス利用者が法禁物の取引を行うこと、詐欺などの違法行為を行うこと、他人の所有権、知的財産権、プライバシー権などの権利を侵害する行為を行うこと、法令や公序良俗に反するコンテンツの設置を行うことなどの危険性が存在しております。かかる事態が生じることを防止すべく、当社のカスタマーサポートが随時、利用状況の監視や、利用規約に基づく警告・違法情報の削除などを行っております。 しかしながら、万が一、かかる事態が生じることを事前に防止することができなかった場合には、問題となる行為を行った当事者だけでなく、当社グループについても取引・表現の場を提供する者として責任追及がなされるおそれがあり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 また、サービスの利用者が違法行為を行った場合において、警察や裁判所等の公的機関に対して、捜査協力としてサーバーに残されたデータやログ・ファイルを提出することがあります。現在では多くの場合、CD-R等の情報媒体にサーバーからデータを複写して提出しておりますが、サーバーやハードディスクそのものの提出が必要とされた場合や今後法的規制が強化され、該当する設備が全て差し押さえられるようなことになった場合には、サーバーの利用ができなくなり、サービスの提供が中断する可能性があります。 この場合には、当社グループの企業イメージが傷つく可能性や、他の顧客からの損害賠償請求が生じる可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (情報管理と情報漏洩について) 当社グループは「個人情報の保護に関する法律」において、個人情報取扱事業者としての義務を課されております。当社グループでは個人情報を取り扱う役職員を限定し、個人情報へのアクセスにあたってはパスワード管理を行い、個人情報へのアクセスをログ管理する等、プログラム、運用両面から厳格な情報管理を継続して行う社内体制を構築しており、今後もより一層の体制強化を図っていく予定です。 また、個人情報の格納されているサーバーについても24時間体制でセキュリティ管理が行われているデータセンターで厳重に管理されております。しかしながら、個人情報の流出等の重大なトラブルが発生した場合には、当社グループへの損害賠償請求や当社グループに対する信用の低下により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4)知的財産権について (当社グループ保有の知的財産権について) 当社グループでは「ペパボ」「ロリポップ!」「ムームードメイン」「minne」「SUZURI」等の社名及び各サービス名について商標登録を行っており、各サービスの商標出願を積極的に行っております。今後も知的財産権の保全に積極的に取り組む予定ですが、当社グループの知的財産権が第三者に侵害された場合には、解決のために要する時間や費用により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (当社グループによる第三者の知的財産権侵害について) 当社グループによる第三者の知的財産権の侵害については可能な範囲で調査を行い対応を行っておりますが、当社グループの事業領域における第三者の知的財産権を完全に把握することは困難であり、当社グループの事業領域において第三者の知的財産権が確立している可能性や第三者の特許が成立する可能性は否定できません。 この場合には、当社グループに対する損害賠償請求やロイヤリティの支払要求等が行われることにより、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (ドメイン紛争について) 当社グループではドメインサービスにおいて、Whois(注) 情報代理公開というサービスを行っております。これは顧客の個人情報をWhois情報としてインターネット上に公開する代わりに当社グループ情報をWhois情報として公開するものであり、これにより多くの個人顧客が個人情報開示の心配なくドメインを利用することが可能になっております。この場合にWhois情報代理公開を利用した特定ドメインに対し、第三者から商標権の侵害等の通知を当社グループが受けることがありますが、通常は本来の顧客に対して連絡を行い、Whois情報代理公開を中止し、当事者間で紛争の解決をはかることを想定しております。しかしながら、顧客に連絡がつかない場合等に、当社グループを当事者としてドメイン使用の差止請求、損害賠償請求等の要求が生じる可能性があります。 このような事態が生じた場合には、解決のために多くの時間や費用がかかる等、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (注)Whoisとは、IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービスです。 (5)当社グループの事業体制に関するリスク (人的資源について) 当社グループの中長期的な成長のためには、適切な時期に優秀な人材を確保し雇用を維持する必要があります。 また、当社グループでは継続的に人材の確保と育成に注力しておりますが、人材の確保が計画通り進まなかった場合や既存の多くの優秀な人材が社外に流出した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (新規サービスや新規事業について) 当社グループは、今後のさらなる事業拡大と収益源の多様化を図るため、引き続き、積極的に新サービスや新規事業に取り組んでいく考えであります。これにより人材、システム投資や広告宣伝費等の追加投資的な支出が発生し、利益が減少する可能性があります。 また、新サービスや新規事業を開始した際には、その新たなサービスや新規事業での固有のリスクが加わり、当初想定とは異なる状況が発生することにより収益計画どおりに進まない等、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (6)その他 (災害紛争リスク) 地震、台風、津波、長時間の停電、火災、疫病の蔓延、その他の予期せぬ災害又はテロリズム等の紛争等が発生した場合、当社グループの事業の運営または継続に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、あらゆる事態を想定して事業継続のための計画策定などを進めておりますが、これらのリスクの発現による人的、物的損害が甚大な場合は当社グループの事業の継続自体が不可能となる可能性があります。 (投資に係るリスク) 当社グループは、事業シナジー効果等を期待してインターネット関連の企業に対して投資を実施しておりますが、これらの投資について回収ができない可能性があります。 投資先企業の事業が計画どおり進捗しない場合、また、想定した事業シナジー効果が得られない場合等は、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,706字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社は「人類のアウトプットを増やす」というミッションのもと、表現活動を支援するためのさまざまなウェブサービス及びスマートフォンアプリを提供しています。 当連結会計年度は、GMOクリエイターズネットワーク株式会社の株式譲渡により同社が連結範囲から除外されたため、金融支援事業における2025年9月以降の売上が減収した一方、レンタルサーバーサービス「ロリポップ!」の価格改定効果及びムームーサーバーの契約件数増加によりストック売上が堅調に推移したため、前期比で増収となりました。 利益面では、ECサイト構築サービス「カラーミーショップ」における高単価プランの契約比率上昇及びオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」のAI活用に伴う業務効率化により、前期比で増益となりました。 その結果、当連結会計年度における業績は、売上高10,959,103千円(前期比0.3%増)、営業利益932,639千円(前期比12.5%増)、経常利益は受取配当金を計上したことにより1,229,308千円(前期比31.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は関係会社株式売却益を計上したことにより878,436千円(前期比48.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、写真共有サービス「SUZURIアルバム」をドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業からEC支援事業へ区分変更しました。当連結会計年度の比較・分析は前連結会計年度の数値を遡及修正した変更後の区分に基づいております。 (ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業) ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業には、個人からビジネスまで幅広い用途にご利用頂けるレンタルサーバーサービス「ロリポップ!」及びドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」等が属しております。 「ロリポップ!」におきましては、高単価プランの契約件数が増加しているものの、価格改定を実施した低単価プランの契約件数が減少し、契約件数は392,002件(前期末比3.3%減)となりました。一方、顧客単価は、2024年8月に実施した価格改定に伴い543円(前期比3.8%増)となりました。 「ムームードメイン」におきましては、登録ドメイン数は1,020,836件(前期末比3.3%減)となりました。価格改定に伴う顧客単価の上昇、またムームーサーバーの契約件数増により売上が増加しました。 利益面では、「ロリポップ!for Gamers」、「ロリポップ!固定IPアクセス」等の新サービスへの投資に伴う費用が増加しました。 以上の結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高6,205,519千円(前期比3.2%増)、セグメント利益は1,904,279千円(前期比0.2%増)となりました。 (EC支援事業) EC支援事業には、月額制ECサイト構築サービス国内店舗数No.1の「カラーミーショップ」及びオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」等が属しております。 「カラーミーショップ」におきましては、従来よりも大規模なECサイト運営を支援するプレミアムプランの契約件数が堅調に推移しました。全体の契約件数は、新規契約件数が伸び悩み、48,120件(前期末比3.8%減)となりました。また、月額有料プランの顧客単価は高単価プランの契約比率が高まり6,901円(前期比18.1%増)となりました。 「SUZURI」におきましては、ラジオ番組とのコラボレーション、また自分用グッズのアイテムを大幅に拡充した結果、登録会員数は233万人(前期末比16.2%増)となりました。当連結会計年度における流通金額は前年並みとなる19.9億円(前期比4.8%減)となったものの、生産体制の改善及び企業案件増加に伴い売上高が増加しました。 利益面においては、「カラーミーショップ」における上位プランの件数増加など利益率が高い売上が増加したこと、また「SUZURI」におけるプロモーションコストの抑制とAI活用に伴う業務効率化により利益が大幅に増加しました。 以上の結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は3,080,286千円(前期比1.1%増)、セグメント利益は962,847千円(前期比21.0%増)となりました。 (ハンドメイド事業) ハンドメイド事業には、国内最大級のハンドメイドマーケット「minne」が属しております。 「minne」は、2025年7月から作家・ブランドのショップページ内でユーザーが広告を閲覧すると作家・ブランドに「minne広告」の利用費がチャージされる「応援機能」を提供開始しました。それにより、作家・ブランド数は97万人(前期末比3.9%増)となりました。一方で、当連結会計年度における流通金額は104億円(前期比9.6%減)となりました。 利益面においては、作家・ブランド向けサブスクリプションサービス「minne PLUS」が堅調に進捗していること及び人財リソースの最適化により営業利益が増加しました。 以上の結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は1,294,335千円(前期比7.7%減)、セグメント利益は91,150千円(前期比46.1%増)となりました。 (金融支援事業) 金融支援事業においては、連結子会社であったGMOクリエイターズネットワーク株式会社の株式を2025年9月に譲渡いたしました。 この株式譲渡に伴い、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営する「FREENANCE」の売上が連結範囲から除外され、当連結会計年度の請求書買取額は36億円(前期比32.3%減)となりました。 利益面では、売上が減少したことに加え、株式譲渡に伴うコストが発生した一方、滞留債権の回収が進捗したことにより、若干の利益計上となりました。 以上の結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は355,409千円(前期比21.5%減)、セグメント利益は1,080千円(前期のセグメント損失は43,493千円)となりました。 (その他) その他には、習い事やチーム・教室運営における連絡や集金をクラウド上で一元管理できるサービス「GMOレンシュ」のほか、お問い合わせ対応のノウハウとAI導入の専門知識を組み合わせ、会話型AIの導入から運用までを支援する、お問い合わせ対応AIの導入支援サービス「GMO即レスAI」や、配信者やVTuberの配信ハードルを下げ、専門知識や技術、機材がなくても誰もが簡単に動画・ライブ配信といった表現活動を実現できる、配信者やVTuber向けの配信画面作成サービス「Alive Studio」が属しております。 当連結会計年度におけるセグメント売上高は23,552千円(前期比317.6%増)、セグメント損失は189,500千円(前期のセグメント損失は60,407千円)となりました。 当連結会計年度末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は9,447,029千円(前連結会計年度末比194,208千円増)となりました。これは、主にGMOクリエイターズネットワーク株式会社の株式譲渡に伴う連結除外等により未収入金が1,485,886千円、貸倒引当金が1,038,193千円、現金及び預金が614,502千円及び売掛金が168,641千円減少した一方で、関係会社預け金が1,450,000千円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は1,872,988千円(同293,057千円減)となりました。これは、主にソフトウェアが134,011千円、リース資産が120,001千円、上記の連結除外により貸倒引当金が101,250千円減少したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は8,000,682千円(同169,200千円減)となりました。これは、主に営業未払金が51,575千円増加した一方で、未払金が113,016千円、その他が61,633千円及び賞与引当金が34,170千円減少したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は520,680千円(同339,167千円減)となりました。これは、主に社債が200,000千円及びリース債務が121,940千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は2,798,654千円(同409,519千円増)となりました。これは、主に配当金の支払により利益剰余金が300,786千円減少及び自己株式の取得により自己株式が179,853千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益計上に伴い利益剰余金が878,436千円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ835,497千円増加し、5,752,557千円となりました。各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は1,442,741千円となりました。 これは、主に法人税等の支払額406,534千円による減少の一方で、税金等調整前当期純利益1,264,081千円及び減価償却費505,784千円による増加の結果であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果得られた資金は251,989千円となりました。 これは、主に無形固定資産の取得による支出90,495千円及び有形固定資産の取得による支出86,871千円による減少の一方で、連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入464,862千円による増加の結果であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は859,232千円となりました。 これは、主に配当金の支払額300,417千円、社債の償還による支出200,000千円及び自己株式の取得による支出179,853千円による減少の結果であります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当社グループは、インターネットを利用したドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業、EC支援事業、ハンドメイド事業、金融支援事業に加えて、その他の事業の提供を行っており、生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。 b. 受注実績 当社グループでは、概ね受注から役務提供開始までの期間が短いため、受注状況に関する記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日    至 2025年12月31日) 販売高(千円)   前期比(%) ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業   6,205,519   +3.2 EC支援事業   3,080,286   +1.1 ハンドメイド事業   1,294,335   △7.7 金融支援事業   355,409   △21.5 その他   23,552   +317.6 合計   10,959,103   +0.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 また、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財務状態の分析 当連結会計年度末の財政状態は、流動資産9,447,029千円、固定資産1,872,988千円、流動負債8,000,682千円、固定負債520,680千円、純資産2,798,654千円となりました。詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」において記載しております。 b. 経営成績の分析 当連結会計年度における売上高は、GMOクリエイターズネットワーク株式会社の株式譲渡により金融支援事業における2025年9月以降の売上が連結範囲から除外された一方、レンタルサーバーサービス「ロリポップ!」の価格改定効果及びムームーサーバーの契約件数増加によりストック売上が堅調に推移したことから、10,959,103千円となりました。 売上原価は、ムームードメインのドメイン登録手数料等の支払手数料が3,187,864千円になったこと、人件費(賃金・法定福利費・退職給付費用)が693,632千円となったこと等により、4,995,013千円となりました。 販売費及び一般管理費については、従業員の増加や待遇改善に伴う人件費(給料手当・賞与・賞与引当金繰入額・法定福利費・退職給付費用)が1,874,684千円、EC関連サービスを中心としたプロモーションコスト(広告宣伝費及び販売促進費)が1,120,359千円、サービス利用料金回収代行業者への支払手数料等が926,750千円になったこと等により、5,031,449千円となりました。 また、営業外収益は、受取配当金が304,911千円であったこと等により、354,705千円となりました。営業外費用は、投資事業組合運用損が36,411千円であったこと等により、58,037千円となりました。 そして、特別利益は、関係会社株式売却益34,773千円を計上しました。 これに法人税、住民税及び事業税384,937千円及び法人税等調整額707千円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は878,436千円となりました。 c. キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、5,752,557千円となりました。 詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」において記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループは、今後も更なる収益基盤の安定化及び持続的な成長を図るために、自社による新規事業の創出及び拡大のみならず、既存サービスのブランド力、顧客基盤や運営ノウハウとのシナジーが見込める業務提携、M&A等を積極的に取り組んでいく方針であります。 そのため、当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及びM&Aになります。また、当社グループの資金の源泉は、主として、営業活動によるキャッシュ・フローによるものです。なお、新規サービスの急拡大やM&Aなどにより、資金が必要となった場合には銀行借入に加え、親会社GMOインターネットグループ株式会社のCMS(キャッシュ・マネジメント・サービス)からの調達など、資金調達の多様化を図っております。 d. 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループ経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めております。 当社グループの経営環境をとりまく諸要素に鑑みますと、ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)、EC支援及びハンドメイドの事業領域における市場環境は消費動向の変化による影響を受けているものの、いまだ活況であり、今後も新規参入及び価格競争激化の可能性がございます。当社グループといたしましては、高付加価値のサービスを提供し続ける企業として、市場での確固たるポジションを確立するために、経営効率の向上と適切な経営判断に努めてまいります。 e. 事業等のリスクに記載した重要事項等の分析及び検討内容並びに対応策 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの業績は、今後起こりうる様々な要因により大きな影響を受ける可能性がありますが、当社グループは、当該状況を解消及び改善すべく、以下のとおり対応してまいります。 当社は、創業時よりドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業への依存度が高くなっておりますが、近年は、EC支援事業及びハンドメイド事業領域において、集客力の強化と流通額の拡大に注力しております。 技術革新の分野においては、AIの利活用にも積極的に取り組んでおり、新たな事業分野としてAIを活用した新サービスの提供も予定しております。WEBアプリケーションのみならず、モバイルアプリケーション分野の技術力を向上させるための活動への支援や、開発体制の強化による継続的な運用が可能な体制づくりを行っております。また、システムトラブルへの対策については、サーバー再構築や恒常的な構成改善によってシステムトラブル発生の軽減に努めており、引き続きサービスの安定的な提供のための対策を進めてまいります。

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開示資料

出典

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