本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

デジタル・インフォメーション・テクノロジー

Digital Information Technologies Corporation3916 · Prime · 情報・通信業

独立系情報サービス企業。金融・医薬・通信等向け業務システム開発、車載・モバイル等組込み開発、セキュリティ商品や業務効率化ツールの自社プロダクトも提供。

概要

デジタル・インフォメーション・テクノロジー(DIT)は、独立系情報サービス企業であり、ビジネスソリューション、エンベデッドソリューション、プロダクトソリューション、システム販売の4事業を展開する。2025年6月期の連結売上高は242億円、営業利益30億円、従業員数は1,532名。金融、医薬、車載など幅広い業界向けにシステム開発・運用サポートを提供し、自社製品としてセキュリティ商品や業務効率化ツールを持つ。

4つのセグメントで構成される事業構造

DITグループはソフトウエア開発事業とシステム販売事業を営む。ソフトウエア開発事業はビジネスソリューション事業、エンベデッドソリューション事業、プロダクトソリューション事業の3分野からなる。ビジネスソリューション事業では金融、医薬、通信、流通、運輸、製造、公共向けに業務システム開発と運用サポート(サポートデスク、インフラ構築・運用)を提供する。エンベデッドソリューション事業では車載、モバイル、情報家電、通信機器向けの組込みソフトウェア開発と検証サービス(ラボ試験、国内外フィールド試験)を手がけ、特に車載CASEのConnected・Autonomousに注力する。プロダクトソリューション事業は自社製品群を販売し、サイバーセキュリティ商品(WebARGUS、APMG)、業務効率化商品(xoBlos)、法人向け商材(Data Migration Box、DiskDeleter)、個人向け商材(PDF-Xchange Editor)を含む。システム販売事業は中小企業向け基幹システム「楽一」を販売する。

15期連続増収増益を達成した収益構造

2025年6月期の連結売上高は242億円(前期比21.5%増)、営業利益30億円(同24.3%増)、経常利益30億円(同25.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益22億円(同29.1%増)と過去最高を記録し、15期連続の増収増益を達成した。セグメント別ではビジネスソリューション事業が不採算案件の影響一巡やM&A効果で大幅増収増益、エンベデッドソリューション事業が車載研究開発案件や組込み検証の拡大で売上・利益を伸ばした。プロダクトソリューション事業はサブスクリプションライセンスの積み上げとM&A効果で順調に推移した。売上高は2012年6月期の59億円から2025年6月期の242億円へと約4倍に成長し、純利益は0億円から22億円へ拡大している。

海外子会社を含むグループ構成

DITグループは当社及び6社の連結子会社で構成される。海外子会社としてDIT America, LLCを保有し、北米でのフィールド試験などを委託することで迅速なサービス提供と現地スタッフの感性を踏まえたユーザビリティ検証を実現している。国内子会社にはDITマーケティングサービス株式会社(システム販売)、株式会社ジャングル(2024年2月M&Aで加入)、システム・プロダクト株式会社(同)などがあり、各社が専門性を持つ。地方拠点として松山市、仙台市、函館市、北斗市にオフィスを構え、地元志向の人材採用と育成によるIT多目的センターの構築を進めている。本社は東京都中央区八丁堀に所在する。

2030年ビジョン「50,50,50超え」への挑戦

DITは中期経営方針を「付加価値の追求と変化対応への取り組みから、経営の安定成長を目指す」と定め、5つの事業戦略(リノベーション、イノベーション、競合から協業へ、開発からサービスへ、人材調達・人材育成)を掲げる。2024年8月には新中期経営計画(2024~2026年度)を発表し、Purposeを「『進歩』を続けるデジタル社会をITの力で支え、人々の生活を豊かに」と規定。2030年ビジョンとして売上高500億円、営業利益50億円、配当性向50%以上を目指すスローガン「50,50,50超えへの挑戦!」を掲げる。2025年6月期は社員の平均9%昇給やM&Aに伴うコスト増を吸収し、成長軌道を実現する期間と位置づけている。

業界の中での役割は独立系情報サービス企業(ソフトウェア開発・システム販売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
255億円
営業利益
31億円
営業利益率
12.2%
純利益
21億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
ソフトウエア開発事業233億円96.3%29億円12.4%
システム販売 事業9億円3.7%1億円11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ビジネスソリューション事業(金融・医薬・通信・流通・運輸・製造・公共等)主力

金融、医薬、通信、流通、運輸、製造、公共等の幅広い業界のエンドユーザーや情報システム子会社から、Web系・基幹系・フロント・バックオフィスの業務システム開発・保守を請け負う。また、顧客システムの運用サポート(サポートデスク、インフラ構築・運用)も提供。

主な製品・サービス2
業務システム開発(受託)
金融・医薬等の業界向けに、新規システム開発、保守開発を提供。
運用サポート(サポートデスク、インフラ運用)
顧客の社内ユーザーからの問い合わせ対応、サーバ・ネットワークの構築・維持管理。

02エンベデッドソリューション事業(車載・モバイル・情報家電・通信機器等)主力

車載機器、モバイル機器、情報家電機器、通信機器向けの組込みソフトウェア開発(ファームウェア、制御、アプリケーション)と検証サービス(ラボ試験、国内外フィールド試験)を提供。特に車載CASEのConnected・Autonomousに注力。

主な製品・サービス2
組込みシステム開発(受託)
車載、モバイル、家電、通信機器向けのソフトウェア開発。
組込みシステム検証(ラボ試験、フィールド試験)
専門機器を用いた動作・性能検証、国内外での実環境フィールド試験、システム総合試験。

03プロダクトソリューション事業(全業界向け自社製品)準主力

サイバーセキュリティ商品(Web改ざん検知・復旧、フィッシングメール対策)、業務効率化商品(Excel自動化プラットフォーム)、法人向け商材(クラウド移行ツール、データ消去ソフト)、個人向け商材(PDF編集ソフト)を提供。

主な製品・サービス6
WebARGUS
ウェブサイト改ざんを瞬間検知・復旧するセキュリティソリューション。
APMG
フィッシングメール対策ソリューション。
xoBlos
Excel業務を自動化するプラットフォーム。各種RPAやERPと連携。
Data Migration Box
クラウドマイグレーションツール。独占販売権を有する。
DiskDeleter
USBメモリ型のデータ消去ソフト。自社著作権保有。
PDF-Xchange Editor
多機能型PDF編集ソフト。プラチナリセラーとして販売。

04システム販売事業(中小企業向け基幹システム)副次

中小企業向け経営支援基幹システム「楽一」の販売を主として行う。

主な製品・サービス1
楽一
中小企業向け経営支援基幹システム(ERP)。

製品と技術

サイバーセキュリティ商品:WebARGUSとAPMG

プロダクトソリューション事業の中核をなすサイバーセキュリティ商品として、Web改ざん検知・復旧ソリューション「WebARGUS」とフィッシングメール対策ソリューション「APMG」がある。WebARGUSはウェブサイトの改ざんを瞬間検知し自動復旧する機能を持ち、ランサムウェア対策版「WebARGUS for Ransomware」も提供する。APMGは組織のメールセキュリティを強化する。さらに、外部サイバーセキュリティ企業との協業により「DITセキュリティ」ブランドでトータルセキュリティサービスを展開。脆弱性診断サービスも開始している。これらの製品はサブスクリプションライセンスで提供され、安定した収益源となっている。

業務効率化とデータ管理:xoBlosとData Migration Box

業務効率化商品として、Excel業務自動化プラットフォーム「xoBlos」を提供する。xoBlosはExcelの自動化に加え、各種RPAやERP製品とシームレスに連携する機能を備え、企業の業務効率化ニーズに応える。また、クラウドマイグレーションツール「Data Migration Box」は独占販売権を有する法人向け商材であり、既存システムのクラウド移行を支援する。自社著作権を持つUSBメモリ型データ消去ソフト「DiskDeleter」も提供し、セキュアなデータ廃棄を実現する。これらの製品群は技術者数に依存しない高収益モデルの柱として位置づけられている。

個人向けPDF編集ソフトと中小企業向け基幹システム

個人向け商材では、多機能型PDF編集ソフト「PDF-Xchange Editor」をプラチナリセラーとして販売する。同ソフトはPDFの編集、変換、注釈追加などの機能を備え、高い市場評価を得ている。システム販売事業では、中小企業向け経営支援基幹システム「楽一」(ERP)を販売する。楽一は会計、販売、在庫などの業務を統合し、中小企業の業務効率化と経営の見える化を支援する。これらの製品は、法人向けソリューションと並んでDITグループの収益を多様化する役割を果たしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

IoTソリューションと生成AIで通信関連の技術を提供する専門性

デジタル・インフォメーション・テクノロジーは、IoTや組込ソフトウェア、情報通信技術の分野で事業を展開しています。同社は特に、生成AIや業務効率化ソリューションに強みを持ち、製造業や物流業界向けにサービスを提供しています。競合にはソラコムやVRAIN Solutionなどがありますが、同社は通信機器の販売と自社開発のソフトウェアを組み合わせたソリューション提供が特徴です。2025年6月期の営業利益率は12.4%と高水準で、安定した収益性を示しています。生成AIの業務活用が進む中で、同社の技術力は競争優位性の源泉となっています。

強み

  • 生成AIを活用したソリューションを提供し、顧客の業務効率化を支援しています。技術力が強みです。
  • IoTセンサーや通信技術を用いたソリューションで、製造・物流分野に導入実績があります。
  • 2025年6月期の営業利益率は12.4%と高く、収益性が安定しています。効率的なビジネスモデルです。
  • 組込ソフトウェアや通信技術に精通し、自社開発製品を持つ点で差別化しています。

課題

  • IoT市場の成長が鈍化すると、売上の拡大が難しくなります。市場動向に依存するリスクがあります。
  • AIやIoT技術は急速に進化しており、研究開発投資が不可欠です。技術革新に遅れると競争力を失います。
  • 高度な技術を持つ人材の確保が難しく、採用競争が激化しています。人材不足が成長の制約となる可能性があります。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がデジタル・インフォメーション・テクノロジー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12335キューブシステム175億円10.8倍
26572オープングループ172億円25.1倍
34813ACCESS170億円
42410キャリアデザインセンター157億円13.1倍
54433ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス155億円32.9倍
63916デジタル・インフォメーション・テクノロジー147億円13.4倍
74396システムサポートホールディングス146億円15.6倍
83657ポールトゥウィンホールディングス140億円
99658ビジネスブレイン太田昭和127億円11.9倍
102130メンバーズ122億円9.6倍
114446Link-Uグループ119億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 5件

1980年:日本オートマトンの設立

DITグループの起源は1980年4月に設立された日本オートマトン株式会社である。同社は後のグループ中核となる企業であり、情報サービス業界に参入する基盤を築いた。設立当時の詳細な事業内容は不明だが、その後グループは東洋コンピュータシステム、東洋テクノ、東洋インフォネット、東洋ユースウエアサービスといった子会社を相次いで設立し、事業領域を拡大していく。日本オートマトンはグループ全体の統括や営業機能を担う中で、現在のデジタル・インフォメーション・テクノロジーへと発展する原点となった。

1982年:東洋コンピュータシステムの設立

1982年7月、東洋コンピュータシステム株式会社が設立された。同社はグループ内でシステム開発や技術サービスを提供する役割を担い、後のビジネスソリューション事業やエンベデッドソリューション事業の礎を築いた。1996年2月には関西支社を開設し、地域拠点を拡大。東洋コンピュータシステムはその後、グループの主力事業会社として成長し、金融・医薬・通信など多様な業界向けの業務システム開発や組込みソフトウェア開発を手がけるようになる。

1993年:東洋テクノの設立

1993年10月、東洋テクノ株式会社が設立された。同社はグループの技術開発や高度な検証サービスを提供する専門会社として位置づけられる。設立後、車載機器や通信機器向けの組込みソフトウェア検証(ラボ試験、フィールド試験)に強みを発揮し、特に車載CASE分野におけるConnected・Autonomous関連の検証業務で成長を遂げる。現在のエンベデッドソリューション事業の中核子会社の一つであり、国内外のフィールド試験を担う。

1996年:東洋インフォネット設立と関西支社開設

1996年2月、東洋インフォネット株式会社が設立されると同時に、東洋コンピュータシステム株式会社が関西支社を開設した。東洋インフォネットはネットワーク関連や情報システムの構築・運用サポートを主な業務とし、グループのインフラ事業を強化した。関西支社開設は西日本における営業拠点として機能し、関西圏の顧客獲得に貢献。この時期、グループは事業多角化と地域展開を同時に進め、収益基盤の拡大を図った。

1998年:東洋ユースウエアサービスの設立

1998年8月、東洋ユースウエアサービス株式会社が設立された。同社はユーザー向けのソフトウェアサポートや保守サービスを提供する会社であり、グループのサービスラインアップを補完した。設立後、顧客の既存システムの保守・運用支援を担い、安定したリカーリング収益の獲得に寄与。これにより、グループは開発から運用・保守までの一貫サービスを提供できる体制を整え、1990年代末までに現在の事業基盤がほぼ完成した。

年表5件を開く

1980年代

  • 1980年4月創業日本オートマトン株式会社設立。(注1)
  • 1982年7月創業東洋コンピュータシステム株式会社設立。(注2)

1990年代

  • 1993年10月創業東洋テクノ株式会社設立。(注3)
  • 1996年2月創業東洋インフォネット株式会社設立。(注4)東洋コンピュータシステム株式会社関西支社開設。
  • 1998年8月創業東洋ユースウエアサービス株式会社設立。(注5)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    5つの基本事業戦略の推進

    既存事業改革による基盤強化、自社商品による新価値創造、協業による拡大、サービス視点での展開、人材の調達・育成を柱とする。

  2. 02

    分散と集中の組織戦略

    カンパニー制で部分最適(変化対応・専門特化・経営者育成)と、本部制・営業統括機能で全体最適(統制・統括・コラボレーション)を両立する。

  3. 03

    成長分野へのリソース傾斜と運用サポート事業拡充

    成長分野かつ得意領域に経営資源を集中配分し、安定収益基盤である運用サポート事業を拡充する。

  4. 04

    セキュリティ商品とxoBlosの販売促進

    システムレジリエンス思想に基づくセキュリティ商品のファミリー化・拡販、WebARGUSの機能向上・IoT版拡大、xoBlosやRPA連携商品の販促を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,532人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は567万円で、9期前と比べて+11.8%平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は9.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月864
2017年6月895
2018年6月921
2019年6月50738.08.6951
2020年6月52038.38.71,000
2021年6月53738.59.11,036
2022年6月54238.29.11,194
2023年6月53538.19.21,250
2024年6月53537.99.21,399172
2025年6月56737.59.01,532196

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率69.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
芦名荘 — 神奈川県横須賀市48百万円
全社(共通)
本社 — 東京都中央区46百万円
ソフトウエア開発事業
本社(東京都千代田区)他1箇所34百万円
ソフトウエア開発事業
愛媛事業所 — 愛媛県松山市26百万円
ソフトウエア開発事業
川崎事業所 — 川崎市川崎区20百万円
ソフトウエア開発事業
千葉南営業所 — 千葉県君津市20百万円
システム販売事業
大阪事業所 — 大阪市西区15百万円
ソフトウエア開発事業
本社・東京営業所 — 東京都文京区13百万円
システム販売事業
函館事業所 — 函館市桔梗町3百万円
ソフトウエア開発事業
横浜営業所 — 横浜市西区2百万円
システム販売事業
ほか21件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    DITマーケティングサービス株式会社
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DIT America, LLC.
    米国カンザス州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社シンプリズム
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジャングル
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    システム・プロダクト株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権80.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は255億円営業利益31億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.4%、利益が+3.3%。

売上高
+5.4%
255億円
営業利益
+3.3%
31億円
純利益
-4.5%
21億円
営業利益率
12.2%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高267億円255億円
営業利益32億円31億円
純利益22億円21億円
1株あたり配当¥42¥42

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は127億円、営業利益は15億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+2.4%、営業利益は+7.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q4436.82
2023年4Q463
2024年1Q47510.64
2024年2Q49714.34
2024年3Q51713.74
2024年4Q5259.65
2025年2Q1181613.611
2025年4Q1241411.311
2026年2Q1281612.511
2026年4Q1271511.810

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は59億円から255億円へ4.3倍に増えた。直近期の営業利益率は12.2%。売上は14期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月5920
2013年6月7431
2014年6月8132
2015年6月8543
2016年6月9364
2017年6月10365
2018年6月11185
2019年6月124117
2020年6月1351410
2021年6月1441712
2022年6月1622014
2023年6月1812114
2024年6月199242412.117
2025年6月242303012.422
2026年6月255313112.221

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高255億円のうち、営業利益として残るのは31億円12.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金87.8%224億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.2%31億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+3.8pt
12.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
8.2%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年6月期は営業CFが24億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは24億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は53億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年6月2−1−115
2014年6月2−1−115
2015年6月30039
2016年6月40−2411
2017年6月21−1313
2018年6月7−1−4616
2019年6月7−1−4618
2020年6月9−1−3824
2021年6月130−31333
2022年6月100−51038
2023年6月14−1−101342
2024年6月17−6−81145
2025年6月240−152453

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は113億円。このうち返さなくてよい自己資本が82億円で、自己資本比率は71.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月1961331.8
2013年6月2381532.5
2014年6月2491538.4
2015年6月30161453.5
2016年6月32201260.7
2017年6月37241365.0
2018年6月41261564.2
2019年6月47291863.3
2020年6月54371768.2
2021年6月64451970.9
2022年6月77562172.3
2023年6月82602273.5
2024年6月102713268.1
2025年6月113823171.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
82億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
31億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中84位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中394位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥950で、1年前と比べて-14.1%過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。

¥950-2.6%1ヶ月+2.5%1年-14.1%時価総額147億円
過去52週の値幅
安値¥791高値¥1,415

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.4倍
PER (会社予想)12.8倍
PBR3.09倍
配当利回り4.42%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に975円と反発し、直近1カ月ではほぼ横ばい(-0.4%)となった。25日移動平均線(947円)を上回って推移しており、RSIは63.9とやや過熱感がある。52週高値(1415円)からは約31%低い水準にあるものの、52週安値(791円)からは約23%高い。出来高は8月13日・14日に20万株を超えるなど増加傾向にあり、注目度が高まっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが13.2倍と業界平均の31.1倍を大きく下回り、予想PERも13.1倍と割安水準。配当利回りは4.31%と業界平均の2.68%を上回り、株主還元が手厚い。一方、PBRは3.34倍と同平均の3.64倍に近く、ROE 29%の高水準を考慮すれば割安感はあるが、配当性向52.1%と高く、今後の増配余地は限定的か。総合的に見て割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.4倍47.9倍
PER (予想)12.8倍
PBR3.09倍2.96倍
ROE29.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

金融業界ではデジタル化やシステム刷新の需要が根強く、同社はその恩恵を受ける立場にある。強気派は、安定した高い利益率と増収益基調が続き、配当利回りも高い点を評価する。一方、弱気派は、IT人材不足によるコスト増や、競争の激化で利益率が低下する懸念を指摘する。同社の株価はPERが13倍と割安に見えるが、市場は成長性に疑問を抱いている可能性がある。

プラスに働く材料7
  • 高収益と安定成長

    売上高・利益は堅調に増加し、営業利益率は12%台を維持する。

  • 強固な顧客基盤

    金融・公共向けは一度導入すると切替コストが高く、長期受注が期待できる。

  • 株主還元の充実

    配当利回りは4.38%と高く、安定した株主還元が魅力。

  • 増収増益予想で営業益31億円の過去最高2026年6月期決算発表後影響

    売上高255億円・営業益31億円は前期比5.4%・3.3%増。予想PER12.9倍と割安感

  • ROE29%を維持する高収益モデル継続影響

    ROE29%は自己資本利益率の高さを示し、PBR3.28倍の正当性を支える

  • 配当利回り4.38%と高水準の株主還元通年影響

    配当利回り4.38%は投資家に魅力で、株主還元策が株価下支え

  • 予想PER12.9倍と収益力に対して割安通年影響

    PERが12.96倍から12.9倍へ低下予想、利益成長によるバリュエーション改善

マイナスに働く材料7
  • 人材不足とコスト増

    ITエンジニアの不足で人件費が上昇し、利益率を圧迫する可能性。

  • 競争の激化

    SI業界は競合が多く、価格競争に陥るリスクがある。

  • 成長の限界

    国内市場は成熟しており、大幅な成長は期待しにくい。

  • 純利益は前期比1億円減の21億円予想2026年6月期決算発表後影響

    営業益は増えるが純利益は22→21億円、EPSの成長が止まる

  • 売上高の成長率が21.6%→5.4%へ減速2026年6月期影響

    前期売上高242億円は前年比21.6%増だったが、今期予想は255億円の5.4%増

  • PBR3.28倍はROE低下時調整リスク不定影響

    PBR3.28倍はROE29%を前提にした評価で、ROE低下時はPER・PBRとも修正

  • 営業利益率が12.4%→12.16%へ小幅低下2026年6月期影響

    営業利益率は12.4%から12.16%へ下がり、増収効果が利益率に反映しない

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上高の先行指標となる。受注残の増減が成長性を示す。
売上総利益率
人件費などコストの変動を反映し、収益性の変化を測る。
保有顧客数
長期継続的な受注が生命線であり、顧客の維持・獲得状況が重要。
従業員一人当たり売上高
人材生産性の指標。効率化の進捗を見る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+56.5%いまの株価に対する利回りは4.42%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
4.42%
いまの株価に対して
配当性向
52.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月425.5
2018年6月646.731.3
2019年6月845.534.8
2020年6月1025.033.5
2021年6月1110.032.2
2022年6月2081.843.3
2023年6月18−10.040.9
2024年6月2327.840.7
2025年6月3656.552.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ4,239人。区分でいちばん多いのは個人・その他38.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.7%を占め、残る57.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他53.950.842.642.839.538.0
事業法人14.213.826.726.626.526.5
外国法人4.515.010.811.014.717.1
金融機関24.316.916.218.017.216.2
自己株式0.90.90.92.32.84.4
証券会社3.23.53.71.52.12.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01NIインベストメント株式会社12.90
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.80
03市川 聡7.05
04YIインベストメント株式会社6.45
05FIインベストメント株式会社6.13
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.05
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.06
08DIT社員持株会3.04
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.18
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-09-02
    ジー・ダブル・アンド・ケー・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(GW&K INVESTMENT MANAGEMENT, LLC)
    新規の大量保有報告
    3.93%
    -1.67pt
  • 2026-08-04
    ジー・ダブル・アンド・ケー・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(GW&K INVESTMENT MANAGEMENT, LLC)
    新規の大量保有報告
    5.60%
    -1.43pt
  • 2026-07-23
    エフアイエーエム エルエルシー(FIAM LLC)
    新規の大量保有報告
    8.48%
    +1.55pt
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.93%
    +1.77pt
  • 2026-06-22
    エフアイエーエム エルエルシー(FIAM LLC)
    新規の大量保有報告
    6.93%
    +1.77pt
  • 2026-06-08
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.16%
  • 2026-06-08
    エフアイエーエム エルエルシー(FIAM LLC)
    新規の大量保有報告
    5.16%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+404%、1株純資産は14期で+188%。直近期のROEは29.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月141917.721.2
2013年6月1711815.413.8
2014年6月167224.812.9
2015年6月2311423.257.029.3
2016年6月2413019.645.430.0
2017年6月3015621.333.125.5
2018年6月3517121.131.731.3
2019年6月4819326.537.334.8
2020年6月6424029.622.133.5
2021年6月7829729.224.932.2
2022年6月9436428.614.543.3
2023年6月9540025.116.840.9
2024年6月11346626.016.540.7
2025年6月14754929.016.352.1
2026年6月71

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/6期の役員報酬は総額92百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
市川聡代表取締役社長執行役員 CS本部・TS本部・NB本部・企画営業部・内部監査室 管掌541,093,500
小松裕之取締役副社長執行役員 経営企画本部長 PS本部・経営企画本部 管掌5927,400
中川彰二取締役上席執行役員 企画営業部長4936,300
柴尾明子取締役上席執行役員 管理本部長兼管理本部経理部長5330,300
村山憲一郎取締役5840,300
西井正昭取締役(注)177
北之防敏弘取締役(注)173
小河原茂取締役(注)169
大熊厚志取締役(注)152
中島久幸常勤監査役7426,720
鈴木清明監査役(注)272
石塚健一郎監査役(注)257
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
森詩絵里取締役(注)137200
盛雅彦44

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4545336216
社外取締役624244
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,834字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、独立系の情報サービス企業として当社及び連結子会社6社により構成されており、ソフトウエア開発事業及びシステム販売事業を営んでおります。 (1)ソフトウエア開発事業 ①ビジネスソリューション事業 イ.業務システム開発事業 業務システム開発事業は、金融業、医薬業、通信業、流通業、運輸業、製造業、公共等の幅広い各分野において、エンドユーザーや情報システム子会社からの受託開発を中心に行っております。その他、大手SIベンダーからの受託開発も行っております。具体的には各分野で培った技術により、Web系や基幹系、フロント業務からバックオフィス業務、新規システム開発や保守開発を行い、各分野の大手企業との信頼関係を築き上げ、安定した受注を確保しております。 ロ.運用サポート事業 運用サポート事業は、顧客の業務システムの運用をサポートする事業であり、顧客の社内ユーザーからの問い合わせに対応するサポートデスク業務、インフラ(サーバ、ネットワーク等)の構築・維持管理運用を行っております。大手顧客の事業ドメインに沿った形での継続的なビジネスであるため、安定した収益を見込むことができております。 ②エンベデッドソリューション事業 イ.組込みシステム開発事業 組込みシステム開発事業は、車載機器、モバイル機器、情報家電機器及び通信機器のソフトウエア開発を行っております。この内、車載機器、モバイル機器、情報家電機器においては機器のファームウェア、デバイス機器の制御、アプリケーション等、システム全体にわたるソフトウエア受託開発を行っております。特に、今後成長が見込める車載関連のCASE(*)の中のConnected(通信機能)とAutonomous(自動運転)に注力しております。また、IoTによる家電機器等への新たなサービス提供にも注力しています。 (*)CASE:自動車産業の今後の動向を示す重要なキー C(Connected:コネクテッド)、A(Autonomous:自動運転)、S(Shared&Services), E(Electric:電気自動車) ロ.組込みシステム検証事業 組込みシステム検証事業は、製品に対する品質や性能の検証業務の受託及び検証業務を通じて機能や製品の改善について提案を行っております。 専門的な機器を使用し動作や性能を検証するラボ試験や、国内・海外(北米、アジア、ヨーロッパ等)の実際の環境で検証するフィールド試験から、最終的な品質検証として第三者の観点で実施するシステム総合試験まで、様々な検証業務を行っております。 海外で実施するフィールド試験については、必要に応じて子会社のDIT America,LLC.に委託する事により、迅速なサービス提供と現地スタッフの感性も踏まえたユーザビリティの検証を行っております。対象機器としては、車載機器、医療機器、通信機器、モバイル機器等であります。 ③プロダクトソリューション事業 イ.サイバーセキュリティ商品 ウェブサイト改ざんの瞬間検知・瞬間復旧ソリューション「WebARGUS」、フィッシングメール対策ソリューション「APMG」を主製品としています。更に、外部サイバーセキュリティ企業との協業により、DITセキュリティのブランド名でトータルセキュリティサービスを提供しております。 ロ.業務効率化商品 Excel業務イノベーションプラットフォームである「xoBlos」は、Excel業務を自動化することで劇的に業務の効率化を可能にするとともに、各種RPAやERP製品とシームレスに連携する機能を兼ね備えた商品など市場のニーズに応じたサービスを積極的に提供しております。 ハ.法人向け商材 独占販売権を有するクラウドマイグレーションツール「Data Migration Box」、自社で著作権を有するUSBメモリ型のデータ消去ソフト「DiskDeleter」等を販売しております。 ニ.個人向け商材 「プラチナリセラー」として販売しているPDFファイルを自由に編集できる多機能型PDF統合ソフト「PDF –Xchange Editor」等を販売しております。 (2)システム販売事業 システム販売事業は主として、当社及び子会社のDITマーケティングサービス株式会社が中小企業向け経営支援基幹システム「楽一」の販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,494字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「社員の生活を守り、且つ社会に貢献する」の経営理念のもと、「顧客起点」を企業理念の中核としてサービスを提供しております。変化の激しい経営環境にあって、中期経営方針を「付加価値の追求と変化対応への取り組みから、経営の安定成長を目指す」として、事業に取り組んでおります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、事業の発展を通じて、企業価値の継続的向上を目指しております。売上高成長率、営業利益率および経常利益率の向上、1株当たり当期純利益の向上、高水準でのROEの維持に努めてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 次の戦略で、中期経営方針の実現をめざします。 ①5つの基本的な事業戦略 ・リノベーション(既存事業の改革による事業基盤の強化・安定化) ・イノベーション(自社商品を軸とした新しい価値創造) ・競合から協業へ(協業による事業拡大) ・開発からサービスへ(サービス視点での事業拡大) ・人材調達・人材育成(採って育てる) ②「分散(部分最適)と集中(全体最適)」の組織戦略 ・カンパニー制による部分最適の推進(変化対応・専門特化・経営者育成) ・本部制/営業統括機能による全体最適の推進(統制・統括・コラボレーション) ③今後の具体的なビジネス展開 「事業基盤の安定化」と「成長要素の強化」の2軸に力を入れてまいります。 「事業基盤の安定化」 ・経営資源を成長分野で且つ得意領域の分野に傾斜配分 ・安定収益基盤で成長著しい運用サポート事業を拡充 「成長要素の強化」 ・システムレジリエンス思想によるセキュリティ商品のファミリー化と拡販、同思想に基づき、WebARGUSの機能向上並びにIoT版WebARGUSの適用領域の拡大、外部サイバーセキュリティ企業との協業によるトータルサイバーセキュリティサービスの提供 ・Excel業務イノベーションプラットフォームである「xoBlos」や各種RPAやERP製品とシームレスに連携する機能を備えた商品などの販売促進 ・新たな自社商品への開発投資 (4)経営環境 我が国経済全般については、2025年7月に内閣府より ―景気は、米国の通商政策等による影響が一部にみられるものの、緩やかに回復している。― 「先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要である。加えて、物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響なども、我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要がある。」という先行き見通しが出されています。 一方、国外では、米国の通商・経済政策の動向が世界経済に影響を及ぼしているほか、地政学リスクも継続しており、世界経済の先行きは依然として不透明な状況となっています。 当社が属する情報サービス産業では、AI、IoT、クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、量子コンピューティングなどの先端技術が引き続き発展しており、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)は今後も加速するものと見込まれています。特に、生成AI関連の技術革新が著しく、その活用が各業種・業務に広がりを見せており、新たなサービスの創出が進展することが予想されています。 このような環境のもと、当社は、不透明な経済情勢や技術革新の加速といった変化に対し、強みである変化対応力を活かし、果敢に挑戦してまいります。 (5)会社の対処すべき課題 当社グループは経営の安定化と成長性を目指すために、次の課題を継続的に対処してまいります。 ①収益力の強化について 付加価値の追求と変化対応への幅広い取り組みにより、現業の業容拡大を図ってまいります。また、市場ニーズに対応した商品を継続的に開発販売することにより、技術者数に依存しない新たな高収益モデルを確立してまいります。 ②人材の確保と育成について 当社の継続的な発展を実現するためには、優秀な人材の確保と社員一人ひとりの成長を支える育成の強化が必要であると認識しております。しかしながら少子化が進む中、新卒、即戦力である中途採用及び協力会社からの技術者確保が厳しくなっております。このような状況の中、以下の取り組みを推進してまいります。 ・社員の定着、社員満足度向上のための環境作り ・優秀な外注要員の安定的な調達を図るための協力会社との紐帯強化 ・地方拠点(松山市、仙台市、函館市、北斗市)を活かした地元志向の優秀な人材の採用・育成による、あらゆる仕事に対応するIT多目的センターの構築及びこの地方モデルの他の新たな地域への展開 ・相乗効果を発揮できると期待される会社との積極的なM&A ・専門性と実務力の向上を図るため、集合研修の充実やeラーニングの活用による継続的なスキルアップ支援 ③価格競争への対応について 顧客のコスト競争力の追求は依然として続いており、国内市場の競争は厳しさを増しております。当社は、顧客の求めるQCD(注1)を提供することで、顧客満足度を上げる取り組みを行っております。その中で、技術者の付加価値を向上させ、顧客にとって無くてはならない立ち位置を築き、価格競争に巻き込まれない対応を図ってまいります。 一方、地方拠点のIT多目的センターを活用した「高度ニアショア開発」(注2)により、低価格競争への対応も図ってまいります。 (*1)顧客の求めるQCDとは、高品質(Quality)、低価格(Cost)、短納期(Delivery)を意味します。 (*2)「高度ニアショア開発」とは、国内の地方拠点において、付加価値の高い技術者集団によって行うコストパフォーマンスの高い開発方式です。 ④内部管理体制の強化について 継続的な成長を続けることができる企業体質の確立に向けて、リスク管理や業務運営効率化のための内部管理体制の強化が重要な課題であると認識しております。業容の拡大に合わせ、内部統制システムの適切な運用と整備を推進し、経営の公正性・透明性を確保するため、継続的に体制強化に取り組んでまいります。 ⑤プロジェクトマネジメントの強化について 下記プロジェクトマネジメント強化の取り組みを通して、不採算案件の抑制に努め、収益性と顧客満足度の向上を図ってまいります。 ・一定規模以上の案件を対象に、開発プロセスの重要なフェーズごとにプロジェクトレビューを実施 ・品質管理部門にて、プロジェクト開発における実行可能性検証、進捗管理、品質管理、リスク管理等全般を統括 ・品質管理部門による受注段階からのレビュー強化によるリスクの早期発見と品質・プロジェクト管理の徹底 ・プロジェクトマネージャの育成 ・パートナー企業との関係強化 ・顧客折衝力の強化 ⑥景気動向に影響されない収益基盤の確立について ソフトウエア開発事業においては、主な顧客と定期的な情報交換を行うことで、安定的な仕事の確保を行い、景気動向に左右されにくい収益基盤の構築を図ってまいります。 また、景気の変動を受けにくい運用サポート事業や維持保守業務(注3)の領域に注力し、業務知識の深耕と顧客に寄り添った行動を進め、顧客の信頼を獲得することで事業の拡大を図ってまいります。 なお、当社は海外との直接取引は少ないものの、一部顧客である車載関連メーカーが、米国の関税政策等の国際的な経済政策の影響を受ける可能性があるため、今後の外部環境の変化に注視し、柔軟に対応してまいります。 (*3)維持保守業務とは、開発後にシステムを安定稼働させるため継続的に障害対応や機能改善を行う業務です。 ⑦技術革新への対応について 近年、生成AIをはじめとする先端技術の進展が著しく、その活用はさまざまな業種・業務に広がりを見せています。こうした技術の進化は、新たなサービスやビジネスモデルの創出を促進するとともに、産業構造の変革をもたらす可能性があり、当社においても、この流れを的確に捉え、新たな技術の研究開発を強化して取り組んでまいります。
事業等のリスク3,539字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもリスク要因に該当しないと考えられる事項についても、投資家の投資判断上、有用であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項も慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のあるリスクのすべてを網羅するものではありません。 (1)市場環境に関するリスクについて ①必要な技術の確保について 当業界においては、技術革新のスピードが速いため、先進のノウハウと開発環境を保有し、かつそれらを継続的に進化させていく必要があります。当社グループにおいては、常に新しい技術を利用したシステム構築に挑戦しており、迅速な環境変化に対応できるよう技術者の採用・教育、開発環境の整備等を進めておりますが、当社グループの想定を超える技術革新等による著しい環境変化等が生じた場合は、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ②価格競争激化の可能性について 当業界においては、技術者の不足や人件費の高騰に伴い、安価な労働力を大量に得られる等の理由から、“オフショア開発”を行う企業があります。“オフショア開発”とは、システム開発・運用管理などを海外の事業者や海外子会社に委託することです。現在、アジア諸国企業の日本進出も始まっており、今後価格競争が一層激化することが予測されます。当社グループはこうした状況に対し、営業力や技術力の強化、生産性向上等により対応する所存でありますが、予想以上に競争が激化した場合には当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ③国際的な経済政策等の影響について 国際的な経済政策や貿易摩擦、関税措置、地政学的リスク、資本市場の変動などの外部環境の変化は、顧客企業の投資判断や開発需要に影響を及ぼす可能性があります。特に、自動車業界に代表される輸出産業においては、関税政策の変更が事業環境に大きな影響を与えるおそれがあり、その結果として当社グループの受注動向や業績に波及する可能性があります。 (2)当社グループ事業に関するリスクについて ①人材の確保、育成について 当社グループのビジネスソリューション事業及びエンベデッドソリューション事業においては、人材、特に情報処理技術者の能力や資質に大きく依存しております。当業界においては、国内外の競合各社との厳しい競争に直面しており、当社グループは人材こそが他社との差別化戦略のキーであると位置付け、有能なプロ集団としての技術者、業務ノウハウの保有者、管理者等の確保・育成に努めております。しかし、そうした人材の確保・育成が計画通り行えなかった場合、当社グループが受注した案件に対応し得る十分な体制を確保できなくなり、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ②契約形態の変更について 当社グループのソフトウエア開発事業における顧客との契約形態には、請負契約と派遣契約とがあり、業務の実態に合わせて適切な契約形態を選択しておりますが、派遣契約の場合、顧客の事業場における外部委託の活用が出来ません。当社グループの契約全体に占める派遣契約の割合が増加した場合、技術者の確保に支障が生じ、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ③不採算プロジェクトについて 当社グループの受託ソフトウエア開発では、業務の性質により受注時に開発規模等を正確に見積もることが困難な場合や受注後の諸条件の変更により、プロジェクトの採算が悪化する場合があります。 また、当社グループの提供するソフトウエア製品・サービスにおいて、不具合(バグ)の発生やサービス不良等の品質上の問題により手直し等の追加コストの発生や損害賠償が発生する可能性があります。 これらは、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ④売上原価について 当社グループの売上原価の大部分は、技術者に係る人件費・外注費で構成されております。当社グループ社員の人件費は固定費であり、当社グループの受注量が急減して稼働率が低下した場合においても、それに応じて技術者に係る人件費が減少するわけではなく、当社グループの収益性が悪化する可能性があります。 また、業界全体で技術者不足が発生した場合、協力会社(外部委託先)から単価の値上げを求められる可能性があります。 当該値上げ分を顧客への販売単価に転嫁できなかった場合、当社グループの収益性に影響を与える可能性があります。 (3)その他のリスクについて ①知的財産権の保護に関するリスクについて 近年、当業界においては、自社技術保護のための特許申請が増加する傾向にあります。このような環境において、当社グループも自社技術保護、他社との差別化及び競争力のあるサービスを永続的に提供するために、知的財産権の取得・保護活動を行っていく所存であります。当社グループでは、第三者の知的財産権を侵害しないよう努めており、現時点において侵害はないものと認識しておりますが、将来において第三者の知的財産権への侵害が生じてしまう可能性は否定できません。当社グループがサービスを提供する上で第三者の知的財産権を侵害していることが発覚した場合、当社グループへの損害賠償請求、信用の低下により、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。また、当社グループの知的財産について第三者によって侵害される可能性もあります。このような場合には、かかる侵害者に対する訴訟及びその他防衛策を講じる為、経営資源を割くことを余儀なくされる事態が生じ、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ②個人情報・機密情報漏えいに関するリスクについて 当社グループは、業務に関連して顧客や取引先の個人情報及び機密情報を取り扱う場合があります。 情報管理に関する全社的な取り組みとして、情報管理規程をはじめとする諸規程を制定するとともに、社員及び協力会社社員に対しても年1回以上のセキュリティ教育による情報管理への意識向上等の施策を実施しております。また、個人情報につきましては、個人情報保護方針の公表、プライバシーマーク認証の取得等、個人情報漏えいの防止に努めております。 しかしながら、万が一、個人情報・機密情報が外部に漏えいするような事態となった場合には、当社グループの信用失墜による売上の減少又は損害賠償による費用の発生等により、当社グループの事業活動及び業績に影響をおよぼす可能性があります。なお、当社グループは業務の一部について外部委託の活用をしており、協力会社(外部委託先)に対しても一定水準の管理体制を求めております。しかしながら、協力会社(外部委託先)による情報漏えいが発生した場合、それが協力会社(外部委託先)に起因するものであっても、当社グループの信用の失墜、損害賠償の請求等が発生する可能性があり、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ③情報システムトラブルについて 当社グループは、社内のコンピュータシステムに関して、クラウドサービスの利用やバックアップ体制を確立することによる災害対策を講じておりますが、地震や火災などの災害、コンピュータ・ウィルス、電力供給の停止、通信障害、通信事業者に起因するサービスの中断や停止など、現段階では予測不可能な事由によりシステムトラブルが生じた場合、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。 ④投融資について 当社グループでは、将来的な事業との相乗効果や関係強化を期待して、顧客企業や協力会社(外部委託先)等に対し、投資や融資を実施する場合があります。投融資を実施するにあたっては、事前に調査・検討を行っておりますが、事前に期待した効果が得られない可能性があります。また、投融資先の業績が悪化した場合、減損処理が必要となる可能性があり、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,014字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)当期の経営成績の概況 当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)における経営環境は、政府による賃上げ促進策や投資減税などの経済政策もあり、緩やかな回復基調が続きましたが、エネルギーや食料品の価格上昇、人手不足に伴うコスト増などが続く中で、米国の不規則な通商政策が重なり、先行き不透明な状況が続きました。 当社が属する情報サービス産業においては、2025年7月1日に公表された日銀短観(6月調査)による2025年度ソフトウエア投資計画(全産業・全規模合計)が、2024年度と比較し、12.4%増であり、引き続き好調なソフトウエア投資が続いていることが示されています。 当社グループにとりましても、DXの実現を加速するAI(Artificial Intelligence:人工知能)、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、既存システムのクラウドシステムへの移行、システム開発のスピードアップを実現するローコード開発等の進展により、ビジネス参入機会の増加と事業領域の拡大につながりました。 また、深刻化するサイバーセキュリティ問題に対して、2025年3月5日には経済産業省より「サイバーセキュリティ産業振興戦略」が公表されるなど、社会全体でサイバーセキュリティ対策強化が求められています。さらに、物価高騰に伴う人件費の上昇により「業務効率化」へのニーズも一段と高まっており、これらの課題に対して有効なソリューションを提供する当社グループにとって追い風となる状況が続いております。 このような環境のもと、当社グループでは、「5つの事業戦略」を掲げ、積極的な取り組みを継続しております ・リノベーション(既存事業の改革による事業基盤の拡大・安定化) ・イノベーション(自社商品を軸とした新しい価値創造) ・競合から協業へ(協業による事業拡大) ・開発からサービスへ(サービス視点での事業拡大) ・人材調達・人材育成(採って育てる) なお、当社は2024年8月9日に新中期経営計画(2024年度~2026年度)を発表しました。 新中期経営計画では、当社の企業理念と存在意義の結びつきをPurposeとして『「進歩」を続けるデジタル社会(変化)をITの力(対応力)で支え、人々の生活を豊かに。』と表現し、全社一丸となって成長していくことを掲げました。 また、引き続き、2030年ビジョンとして「信頼され、選ばれるDITブランド」の構築を掲げると共に「売上高500億円(フィフティbillion)、営業利益50億円(フィフティhundred million)、配当性向50%(フィフティpercent)以上」を示す新たなスローガン「50(フィフティ)、50(フィフティ)、50(フィフティ)超えへの挑戦!」を掲げ、目標達成に向けて全力で挑戦してまいります。 この2030年ビジョンの実現ステップとして、当期2025年6月期から2027年6月期までの期間を、事業構造改革の推進時に新たに認識された課題に対応すると共に、Purpose経営を推進し、事業スタイルを確立させ、事業全般を成長軌道に乗せる「成長軌道の実現」の期間とし、また、2028年6月期から2030年6月期の期間を、Purposeを定着させ、全てのステークホルダーから信頼され、選ばれる「DITブランドの確立」の期間としています。 ■2025年6月期業績概要 当連結会計年度の売上・利益は、ともに旺盛な需要に対応し、過去最高の業績となりました。 当連結会計年度は、社員の処遇改善(平均9%の昇給)や、M&Aに伴うのれん償却額、パートナー単価の向上などによりコストが大幅に増加しました。しかしながら、旺盛な需要とM&Aの効果により、これらのコスト増を十分に吸収し、売上高・利益ともに大幅な増加を達成し、収益基盤を一層強化することができました。 以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高24,159,035千円(前期比21.5%増)、営業利益3,013,992千円(同24.3%増)、経常利益3,027,785千円(同25.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,178,368千円(同29.1%増)となり、15期連続の増収増益を達成しました。 セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。 なお、以下の事業別売上高、セグメント利益(営業利益)は、セグメント間の内部取引相殺前の数値であります。 ①ソフトウエア開発事業 ビジネスソリューション事業分野(業務システム開発、運用サポート)は、前々年度に発生した不採算案件に伴う引き継ぎ作業を前年度第1四半期に実施していた影響が一巡し、売上・利益ともに前年を大きく上回りました。 業務システム開発では、金融系案件への回帰戦略が成果を上げ、公共、通信、製造系案件も伸展し、更に2024年2月にM&Aにより当社グループに加入したシステム・プロダクト株式会社の売上も加わったことから、大幅な増収増益を達成しました。特に、利益面では、当第3四半期まで続いた公共系高単価案件が大きく貢献しました。 運用サポートでは、クラウド系インフラ構築領域が伸びるなど着実に業務領域を広げているものの、Salesforceなどの新サービス展開が遅れ気味であることから、売上は伸ばすことができたものの、利益面については微増にとどまりました。 エンベデッドソリューション事業分野(組込みシステム開発、組込みシステム検証)は、第4四半期に入ってからは、米国の通商政策の影響が一部顕在化し、事業環境にやや不確実性が生じる場面も見られましたが、売上・利益を大幅に伸ばすことができました。 組込みシステム開発では、半導体関連分野で一時的な調整局面により微増にとどまったものの、車載向けの研究開発案件や家電などIoT関連分野が堅調に推移し、売上・利益ともに前年を上回りました。 組込みシステム検証においては、大手部品メーカーから車載IVI(In-Vehicle Infotainment:車載インフォテインメント)案件を受注するとともに、大手製造会社とAIによるテストPoC(概念実証)を実施するなど、事業領域の拡大が進み、売上・利益ともに前年を大幅に上回りました。 プロダクトソリューション事業分野は、サブスクリプションライセンスの積上げ、電子契約サービス関連の周辺開発の売上増、更に2024年2月にM&Aにより当社グループに加入した株式会社ジャングルの連結により、売上・利益ともに順調に伸ばすことができました。 サイバーセキュリティビジネスについては、WebARGUS(*1)の既存顧客からのライセンス売上が着実に増加し、売上・利益ともに前年を上回りました。また、当社独自で脆弱性診断サービスを開始したほか、情報セキュリティで最大の脅威となっているランサムウェア攻撃等から重要データを確実に保護するセキュリティ製品「WebARGUS(ウェブアルゴス) for Ransomware(ランサムウェア)」に関しては、機能面を強化した新バージョン「Sentinel ARGUS(センチネルアルゴス)」をリリースしました。さらに、中規模企業向けのセキュリティ商材に追加料金なしでサイバーセキュリティ保険を自動付帯する新サービスの提供を開始するなど、商品ラインナップの充実も進みました。 業務効率化ビジネスについては、xoBlos(*2)の前期から積み上げていたリード顧客の取り込みが進展し、売上・利益ともに前年を上回りました。 アフターコロナの時代において、リモートワークの普及に伴いニーズが高まった電子契約のアウトソーシング型サービス「DD-CONNECT」(ディ・ディ・コネクト)は、住宅建設業界を中心にSI開発を含めて売上が伸長しました。 また、株式会社ジャングルは、市場ニーズの高い以下の製品を開拓して販売しており、特に「筆ぐるめ」については、年賀状離れが進む中でも、季節的な特需により大きく貢献しました。 ・「Data Migration Box」は、法人向けの商材として、オンプレミスからクラウド、クラウドから他のクラウドへの高速データ移行ツールで、ジャングルが独占販売権を所持しております。 ・「DiskDeleter」は、USBメモリ型のデータ消去ソフトで、ジャングルが著作権を所持しており、導入実績は10,000社超になります。 ・「PDF –Xchange Editor」は、PDFファイルを自由に編集できる多機能型PDF統合ソフトで、ジャングルが「プラチナリセラー」として販売しています。 ・「筆ぐるめ」は、富士ソフト株式会社が開発・販売する年賀状やハガキ作成ソフトで、購入は 全国の量販店やジャングルの運営する「筆ぐるめ公式ストア」からとなっています。 これらの結果、ソフトウエア開発事業の売上高は23,294,442千円(前期比21.6%増)、セグメント利益は2,934,416千円(同24.0%増)となりました。 (*1)Webセキュリティソリューション「WebARGUS(ウェブアルゴス)」は、ウェブサイ卜等の改ざんを発生と同時に検知し、瞬時に元の正常な状態に復元できる、新しい方式のセキュリティソリューションです。改ざんの瞬間検知・瞬間復旧により、悪質な未知のサイバー攻撃の被害から企業のウェブサイト等を守ると同時に、改ざんされたサイトを通じたウイルス感染などの被害拡大を防ぎます。 (*2)Excel業務イノベーションプラットフォーム「xoBlos(ゾブロス)」は、Excelベースの非効率な業務を自動化します。これにより短期間で劇的に業務を効率化することができます。(Excel®は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。) ②システム販売事業 カシオヒューマンシステムズ株式会社製の中小企業向け業務・経営支援システム「楽一」を主力とするシステム販売ビジネスにおいては、前年度の「インボイス制度」や「電子帳簿保存法改正に伴う電子データ取引データ保管の義務化」に伴う需要の反動減を見越し、第2四半期に北陸地方に拠点を持つ楽一販売代理店から事業を承継しました。この施策が功を奏し、売上高および利益は前年度を上回りました。 これらの結果、システム販売事業の売上高は909,474千円(前期比22.7%増)、セグメント利益は79,565千円(同36.1%増)となりました。 (2)当期の財政状態の概況 当連結会計年度における資産、負債及び純資産の状況は以下のとおりであります。 ①流動資産 前連結会計年度末に比べ937,616千円増加し、9,474,059千円となりました。これは、主に現金及び預金が738,364千円並びに受取手形及び売掛金が303,236千円それぞれ増加し、契約資産が146,854千円減少したことによるものです。 ②固定資産 前連結会計年度末に比べ116,219千円増加し、1,797,063千円となりました。これは、主に投資有価証券が365,687千円増加し、のれんが163,608千円、繰延税金資産が70,073千円それぞれ減少したことによるものです。 ③流動負債 前連結会計年度末に比べ117,569千円増加し、2,791,520千円となりました。これは、主に買掛金が123,798千円増加し、1年内返済予定の長期借入金が22,260千円減少したことによるものです。 ④固定負債 前連結会計年度末に比べ187,650千円減少し、297,375千円となりました。これは、主に長期借入金が179,580千円減少したことによるものです。 ⑤純資産 前連結会計年度末に比べ1,123,916千円増加し、8,182,226千円となりました。これは、主に利益剰余金が1,387,260千円、自己株式が484,126千円それぞれ増加したことによるものです。 (3)当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ830,808千円増加し、5,337,753千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は、次のとおりであります。 ①営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上(3,027,865千円)、法人税等の支払額による支出(842,512千円)などにより2,394,103千円の収入(前連結会計年度は1,741,683千円の収入)となりました。 ②投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻による収入(96,242千円)、投資有価証券の取得による支出(27,400千円)、事業譲受による支出(17,373千円)、などにより10,944千円の収入(前連結会計年度は595,613千円の支出)となりました。 ③財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額による支出(790,886千円)、自己株式の取得による支出(488,529千円)などにより1,546,191千円の支出(前連結会計年度は804,712千円の支出)となりました。 (4)生産、受注及び販売の実額 ①生産実績 当社グループの事業には生産に該当する事項がないため、記載を省略しております。 ②受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ソフトウエア開発事業   23,862,444   118.2   5,351,396   111.9 システム販売事業   928,492   130.6   150,505   170.3 合計   24,790,936   118.6   5,501,901   113.0 ③販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) ソフトウエア開発事業(千円)   23,292,677   121.6 システム販売事業(千円)   866,358   118.9 合計(千円)   24,159,035   121.5 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 [経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析] 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、財政状態及び経営成績に影響を与える会計上の見積りを行う必要があります。当社グループはこの見積りを行うに当たり、過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループが連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針につきましては、「第5経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。 (2)経営成績の分析 ①売上高、売上原価(売上総利益) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ4,270,791千円増加し、24,159,035千円となりました。また、売上総利益は、前連結会計年度に比べ1,200,755千円増加し、6,145,789千円となりました。 これは主に以下の理由によるものです。 イ.ビジネスソリューション事業(業務システム開発) 金融系案件への回帰戦略が成果を上げたほか、公共、通信、製造系案件も伸長しました。さらに、2024年2月にM&Aにより当社グループに加わったシステム・プロダクト株式会社の売上の寄与により、大幅な増収増益を達成しました。 ロ.ビジネスソリューション事業(運用サポート事業) クラウド系インフラ構築領域の拡大などにより、着実に業務領域を広げました。一方で、Salesforceなどの新サービス展開がやや遅れたため、売上の伸びは緩やかにとどまり、利益も微増にとどまりました。 ハ.エンベデッドソリューション事業(組込みシステム開発) 半導体関連分野では一時的な調整局面があったものの、車載向けの研究開発案件や家電などのIoT関連分野は堅調に推移し、売上・利益ともに前年を上回りました。 ニ.エンベデッドソリューション事業(組込みシステム検証) 大手部品メーカーから車載IVI(In-Vehicle Infotainment:車載インフォテインメント)案件を受注したほか、大手製造会社とAIによるテストPoC(概念実証)を実施するなど事業領域の拡大が進み、売上・利益ともに前年を大きく上回りました。 ホ.プロダクトソリューション事業 サブスクリプションライセンスの積み上げや電子契約サービス関連の開発が伸長したほか、2024年2月にM&Aにより当社グループに加わった株式会社ジャングルの連結効果も寄与し、売上・利益ともに順調に拡大しました。 ヘ.システム販売事業 前年度の制度改正需要の反動減を見越して第2四半期に北陸地方の楽一販売代理店から事業を承継した結果、売上・利益ともに前年を上回りました。 ②販売費及び一般管理費(営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ611,680千円増加し、3,131,797千円となりました。これは主に、M&Aにより当社グループに加わった2社に係るのれん償却費の増加などによるものです。 この結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ589,075千円増加し、3,013,992千円となりました。 ③営業外損益(経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は受取利息及び配当金、助成金収入等の計上により39,998千円となり、営業外費用は支払手数料、事務所移転費用等の計上により26,205千円となりました。この結果、当連結会計年度における経常利益は3,027,785千円となりました。 ④特別損益(税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度において、投資有価証券の売却による利益80千円があり、税金等調整前当期純利益は3,027,865千円となりました。 ⑤親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における税金費用は、法人税、住民税及び事業税に税効果会計適用に伴う法人税等調整額を併せ839,774千円となりました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ491,444千円増加し、2,178,368千円となりました。 (3)財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の状況につきましては、[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](2)当期の財政状態の概況に記載のとおりであります。 なお、利益剰余金の増加により純資産額は増加し、自己資本比率は71.6%となりました。 (4)資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](3)当期のキャッシュ・フローの概況に記載のとおりであります。 なお、当社は営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、運転資金は基本的には手元資金でまかなえると考えております。 また、投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、固定資産の取得等による支出があったものの、定期預金の払戻による収入があったため、全体として増加しました。 財務活動によるキャッシュ・フローの主な支出は、自己株式の取得による支出、配当金の支払額で、配当性向は50%以上を目標としております。 当座借越契約及びリボルビング・クレジット・ファシリティ契約により、急な運転資金増加にも対応できると考えておりますが、M&Aや大幅な人員増加、設備投資等が必要となった場合には、改めて借入実行等を適宜判断してまいります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2021年6月期   2022年6月期   2023年6月期   2024年6月期   2025年6月期 自己資本比率(%)   70.9   72.3   73.5   68.1   71.6 時価ベースの 自己資本比率(%)   465.4   271.2   293.6   272.4   313.2 キャッシュ・フロー対 有利子負債比率(年)   0.0   0.0   0.0   0.1   0.0 インタレスト・ カバレッジ・レシオ(倍)   3,081.9   3,124.9   2,322.0   1,300.9   1,574.7 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (5)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業の発展を通じて企業価値の継続的向上を目指しており、売上高成長率、営業利益率、経常利益率、1株当たりの当期純利益およびROE(自己資本利益率)を重要な経営指標と位置付け、その向上及び高水準での維持に努めてまいります。 2025年6月期につきましては、これら全ての経営指標において当初計画を上回りました。また、ROE(自己資本利益率)については、25%を大きく超過して達成することが出来ました。 指標(2025年6月期)   当初計画   実績   当初計画比 売上高     22,000百万円   24,159百万円   2,159百万円 (9.8%増) 営業利益 営業利益率   2,600百万円 11.8%   3,013百万円 12.5%   413百万円 (15.9%増) 0.7ポイント増 経常利益 経常利益率   2,600百万円 11.8%   3,027百万円 12.5%   427百万円 (16.5%増) 0.7ポイント増 1株当たり当期純利益     120.70円   147.38円   26.68円 (22.1%増) ROE(自己資本利益率)     25%以上   29.0%   4.0%増 (6)経営戦略の現状と見通し 当社の経営戦略につきましては、「第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等]」に記載のとおり、「5つの事業戦略」に基づいており、引き続き「事業基盤の安定化」と「成長要素の強化」の2軸の事業推進により経営の安定と成長に注力してまいります。 なお、当社は2024年8月9日に中期経営計画(2024年度~2026年度)を発表しました。 本中期経営計画では、当社の企業理念と存在意義の結びつきをPurposeとして『「進化」を続けるデジタル社会(変化)をITの力(対応力)で支え、人々の生活を豊かに。』と表現し、全社一丸となって成長していくことを掲げました。2030年に向けて「信頼され、選ばれるDITブランド」の構築とともに「売上高500億円、営業利益50億円、配当性向50%以上」の目標達成に向けて、本中期計画(2024年度~2026年度)においては、『成長軌道の実現』の期間として事業を推進してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。