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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

DAIKO XTECH

DAIKO XTECH, Ltd.8023 · Standard · 情報・通信業

富士通製品を中心にハードウェア販売からソフトウェア開発・保守、ネットワーク工事まで一貫提供するITソリューション企業。

概要

DAIKO XTECH(ディーエーアイケーオー エックステック)は、東京都新宿区に本社を置く情報・通信業の企業である。1953年に大興通信工業として創業し、富士通製品の販売代理店からシステム開発・ネットワーク工事へ事業を拡大。2026年3月期の売上高425億円、営業利益19億円、従業員1,332名。金融機関を中心に2万社以上の顧客を持ち、リピート受注率90%超の安定収益基盤を特徴とする。2023年に現商号へ変更し、中期経営計画「CANVAS TWO」のもとで事業変革を進めている。

プロダクト・ソフトウェア・ネットワークの三事業区分

当社グループはソリューションサービスの単一セグメントだが、販売区分として「プロダクトソリューション」「ソフトウェアソリューション」「ネットワークソリューション」に分類される。プロダクトは富士通製ハードウェアの販売が中心で、ソフトウェアは自社開発パッケージや受託開発、ネットワークは構内通信設備の設計施工・保守を手掛ける。2026年3月期はソフトウェアソリューションが収益を牽引し、ストックビジネスの伸長により売上総利益が増加した一方、プロダクトとネットワークは減収となった。利益率の高いソフトウェア領域へのシフトが、売上高前期比99.6%ながら営業利益率4.47%を維持する背景にある。

子会社10社による専門分業体制

連結子会社10社がそれぞれ専門機能を担う。株式会社DSRは保険共済向けシステム開発、DAIKO NEXT LINK(旧大興ビジネス)は労働者派遣・運用管理、株式会社AppGuard Marketingはセキュリティソフト「AppGuard」の販売とサポート、株式会社アイデスはシステム開発・アウトソーシング、ディ・ネットワークスはネットワーク工事、名古屋総合システムはSE派遣、株式会社ディアンドはIoT新規事業支援、株式会社ベルテックスは会計システム導入、ブリットアプリケーションは製造業向け生産管理アプリを提供する。各社のリソースを活用し、グループシナジーを追求するとともに、M&Aによる新規子会社化を成長戦略の柱としている。

直接取引と富士通パートナーシップによる顧客基盤

設立以来70年にわたる直接取引により、2万社以上の顧客基盤を構築。毎年実施する顧客満足度アンケートに基づく改善活動により、既存顧客からのリピート受注率は90%を超える。富士通とは1964年に特約店契約を結んで以来の関係で、現在も富士通パートナー契約のもと製品販売・保守・コンサルティングを提供する。この関係により、大手ベンダーでは対応困難な中堅企業の細かな業務要件にも柔軟に対応できる点を強みとする。また、2,800社を超えるパートナー企業との連携も、ソリューション提供の差別化要因となっている。

業界の中での役割はITサービス業界における販売・開発・保守の一貫サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
425億円
営業利益
19億円
営業利益率
4.5%
純利益
14億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ソフトウェア ソリューション222億円52.1%
プロダクト ソリューション175億円41.1%
ネットワーク ソリューション29億円6.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ITソリューション主力

富士通製品を中心としたハードウェア販売、ソフトウェアの企画・設計・開発・保守、ネットワーク工事を提供。子会社が受託開発や保守、運用管理を担い、グループ一体で顧客のシステム構築から運用までを支援する。

主要顧客富士通株式会社、富士通Japan株式会社

主な製品・サービス3
ハードウェア(富士通製品)
富士通のサーバー、ストレージ、PC等を販売。顧客のIT基盤構築に必要な機器を提供。
ソフトウェア開発
顧客業務に合わせた業務システムの企画・設計・開発。保守も含めライフサイクル全体を支援。
ネットワーク工事
LAN/WAN構築等のネットワーク設計・施工・保守。通信インフラの安定稼働を支える。

製品と技術

部品表と生産工程を一元管理するrBOMとD-PaSS

製造業向け重点ソリューションとして、部品表を中心にモノと情報の一元化・共有化・リアルタイム化を実現するハイブリッド型生産・販売管理ソリューション「rBOM」を提供する。これは生産プロセスの効率化や体制強化を図り、事業価値の最大化に貢献するPLMソリューションでもある。また、自動車業界で広く利用される計画生産とかんばん生産に対応した統合生産管理システム「D-PaSS」(旧BULiT Application AS)は、連結子会社ブリットアプリケーションが開発・販売する。これらの製品は個別受注型生産管理システムとして、中堅製造業の業務効率化とデジタル変革を支援する。

クラウド型人事給与と会計のi-Compass・D-Ever flex

人事給与分野では、WEB給与明細を基本機能とし、各種オプションを備えたクラウド型ポータルサービス「i-Compass」を提供する。従業員の自己情報管理や年末調整の電子化など、人事業務の効率化に貢献する。会計分野では、豊富な分析ボードにより経営情報の可視化と意思決定の迅速化を実現する会計ソリューションのほか、各業種に応じたテンプレートを提供するSaaS型ERP「D-Ever flex(ディーエヴァーフレックス)」がある。これらは主に中堅企業をターゲットとし、間接部門の業務デジタル化を推進する。

AppGuardとDD-CONNECTによるセキュリティ・ペーパレス

セキュリティ分野の戦略商品「AppGuard」は、ホワイトリスト型のアプリケーション制御によりサイバー攻撃やランサムウェアから企業を保護する。子会社AppGuard Marketingが市場開拓と導入支援を担当する。ペーパレス分野では、電子契約サービス「DD-CONNECT」が契約書に加え見積書・請求書・関連図面のペーパレス化を実現する。さらに電子データ交換とBPOサービスを組み合わせた「EdiGate DX-Pless」、購買業務の効率化と情報可視化を図る調達支援ソリューション「PROCURESUITE」も提供している。これらの製品群は、企業の働き方改革とコスト削減に寄与する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報通信サービスで国内中堅、海外比率低く内需型

当社は情報通信業界に属し、売上高400億円強の中堅システムインテグレーター。業界は大手SIerやクラウドベンダーが寡占する一方、ニッチな領域に特化したプレイヤーも多数存在する。同業のソラコム(147A)はIoTプラットフォームで急成長、L is B(145A)はWeb制作・デジタルマーケに特化と、各社戦略が異なる。当社は既存の通信インフラ構築・保守に強みを持つが、DX需要の取り込みや新サービス開発が課題。売上高は横ばい傾向にあり、2026年3月期の営業利益率は4.47%と低水準で、収益性改善が急務。

強み

  • 通信キャリア向け設備構築・保守で長年の実績があり、リピート受注が得やすい
  • 通信以外に官公庁・金融など多業種に顧客を持ち、特定セクター依存度が低い
  • ストック型の保守サービス収入が全体の一定割合を占め、収益の下支えとなる
  • ダイコーグループの一員として、グループ内リソース活用によるコスト優位が期待

課題

  • 営業利益率5%前後で推移、競争激化によりさらに低下懸念
  • DXやクラウド需要取り組みが遅れ、成長分野での競合に後れ
  • ITエンジニア不足が深刻で、優秀な人材の確保と定着が課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がDAIKO XTECH

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

構内交換機の設計施工業者として創業

1953年12月、大興通信工業株式会社として設立された。構内交換電話設備や電気計算機などの情報処理システムの設計・施工・保守を開始。1964年4月、富士通信機製造(現富士通)と交換機・電話機・FACOM電子計算機の特約店契約を締結し、富士通製品の販売代理店としての基盤を築いた。1970年10月にはFACOMディーラー契約も締結し、富士通との関係を強化した。この時期の事業は主に通信設備とコンピュータの導入支援で、後の情報システム事業の原型が形成された。

ディーラー契約一本化と株式公開

1982年10月、富士通との通信特約店契約とFACOMディーラー契約を統一し「富士通ディーラー契約」とした。1986年11月には株式を日本証券業協会に店頭登録。1987年10月に契約を改訂し「富士通システム機器ディーラー契約」に移行した。1988年8月に本社を東京都新宿区へ移転。1990年12月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本市場での資金調達が可能となった。この時期、社名を1974年に大興電子通信株式会社に変更しており、電子通信技術への特化を明確にした。

子会社化と品質認証の取得

1998年12月、大興テクノサービスを子会社化し、ハードウェア保守と建物附帯設備保守の体制を整えた。1999年2月には第二システム統括部がISO9001を取得、品質マネジメントを正式に導入。同年11月、富士通との契約を大幅に拡充した「富士通パートナー契約」に移行し、コンサルティングなどサービス範囲を広げた。2000年4月には大和ソフトウェアリサーチ(現DSR)を関連会社化し、保険共済分野へ進出。2001年2月には大興ビジネス(現DAIKO NEXT LINK)を子会社化し、労働者派遣事業を開始した。

M&Aによる事業拡大とISMS認証

2004年7月にプライバシーマークを取得。2005年10月にはシステム開発本部が情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格BS7799と国内ISMS認証を取得した。2006年12月にはエンジニアリング部などがISO9001の追加認定を受けた。この時期、労働者派遣やアウトソーシングなどサービスを多角化し、2017年6月にはセキュリティソフト「AppGuard」を手掛けるAppGuard MarketingやDSRを子会社化、さらにアイデスを加えた。2019年11月には大協電子通信(現ディ・ネットワークス)を子会社化し、ネットワーク工事部門を強化した。

長期ビジョン「CANVAS」の策定と商号変更

2019年11月、長期ビジョン「CANVAS」及び中期経営計画「CANVAS ONE」を公表。M&Aと新規ビジネス投資を成長戦略の柱と位置づけた。2022年10月には東京証券取引所における所属業種を卸売業から情報・通信業へ変更。同年12月にCAM I&Co(現ディアンド)を子会社化しIoT事業に参入。2023年5月には商号をDAIKO XTECH株式会社に変更し、新たなコーポレートアイデンティティを確立。同時にベンテックス、ブリットアプリケーションを子会社化し、会計システムや生産管理アプリをグループに加えた。

中期経営計画「CANVAS TWO」と直近の業績

2023年5月に公表した中期経営計画「CANVAS TWO」(2025~2027年度)では、「深化と革新」をテーマに、コアビジネスの高付加価値化と重点ソリューションへの投資を掲げた。2026年3月期の業績は、売上高425億円(前期比99.6%)、営業利益19億円(同79.0%)と、ソフトウェアソリューションの伸長がハードウェア・ネットワークの減収を補った。利益率は低下したが、研究開発や人的資本投資を継続。リピート受注率90%超の基盤を維持しつつ、グループシナジーと新商材の育成を進めている。

年表25件を開く

1950年代

  • 1953年12月創業大興通信工業株式会社として設立。構内交換電話設備、電気計算機等情報処理システムの設計、施工及び保守並びに建物付帯諸設備の保守業務を開始。
  • 1956年4月大和証券株式会社の資本参加、受入れ。

1960年代

  • 1964年4月富士通信機製造株式会社(現富士通株式会社)と交換機、電話機及び宅内機器、表示装置及び音響機器並びにFACOM電子計算機の取扱いに関する特約店契約を締結。

1970年代

  • 1970年10月富士通株式会社とFACOMディーラー契約を締結。
  • 1973年2月建設省に特定建設業者許可を申請。(許可年月日 1973年11月20日、現在5年ごとに更新)
  • 1974年1月商号変更大興電子通信株式会社に商号変更。

1980年代

  • 1982年10月富士通株式会社との1964年4月1日付、通信特約店契約、及び1970年10月1日付、FACOMディーラー契約を統一し、1982年10月1日付、富士通ディーラー契約とし締結。
  • 1986年9月システムの開発業務の一環として、技術者を得意先に派遣するため、労働省に特定労働者派遣事業の届出。(届出受理年月日 1986年9月1日、以後3年ごとに更新)
  • 1986年11月株式を日本証券業協会に店頭登録。
  • 1987年10月富士通株式会社との1982年10月1日付、富士通ディーラー契約を廃止し、新たに内容を改訂し、1987年10月1日付、富士通システム機器ディーラー契約を締結。
  • 1988年8月本社を東京都新宿区に移転。

1990年代

  • 1990年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1998年12月M&A大興テクノサービス株式会社を子会社化。(現連結子会社)
  • 1999年2月財団法人日本品質保証機構の品質マネジメントシステム審査において、第二システム統括部(現グローステクノロジー本部及びシステムサービス本部)が品質システム登録証ISO9001を認定取得。(取得年月日 1999年2月12日)
  • 1999年11月1987年10月1日付、富士通システム機器ディーラー契約を、機器、プログラム・プロダクト、保守、サービス、コンサルティングに関する条項等大幅に拡充し、1999年11月26日付、富士通パートナー契約を締結。

2000年代

  • 2000年4月株式会社大和ソフトウェアリサーチ(現株式会社DSR)を関連会社化。(現連結子会社)
  • 2001年2月M&A大興ビジネス株式会社(現DAIKO NEXT LINK株式会社)を子会社化。(現連結子会社)
  • 2004年7月財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマークの付与認定を取得。(取得年月日 2004年7月20日)
  • 2005年10月英国規格協会及び財団法人日本情報処理開発協会より、システム開発本部(現グローステクノロジー本部及びシステムサービス本部)が情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「BS7799:PART2:2002」及び国内規格「ISMS認証基準(Ver.2.0)」の認証を取得。(取得年月日 2005年10月18日)
  • 2006年12月財団法人日本品質保証機構の品質マネジメントシステム審査において、エンジニアリング部、金融証券技術部CMグループ(現グローステクノロジー本部及びシステムサービス本部)が品質システム登録証ISO9001を認定取得。(取得年月日 2006年12月22日)

2010年代

  • 2017年6月M&A株式会社AppGuard Marketingを新設。(現連結子会社) DAIKO GLOBAL MARKETING CO.,LTD.を新設。(現非連結子会社)株式会社大和ソフトウェアリサーチ(現株式会社DSR)を株式の追加取得により子会社化。(現連結子会社)株式会社アイデスを子会社化。(現連結子会社)
  • 2019年11月M&A大協電子通信株式会社(現ディ・ネットワークス株式会社)を子会社化。(現連結子会社)「日本でいちばん大切にしたい会社」審査員会特別賞を受賞。長期ビジョン「CANVAS」及び中期経営計画「CANVAS ONE」を公表。

2020年代

  • 2022年10月東京証券取引所における当社株式の所属業種を卸売業から情報・通信業へ変更。
  • 2022年12月M&A株式会社CAMI&Co.(現株式会社ディアンド)を子会社化。(現連結子会社)
  • 2023年5月M&A株式会社ベルテックスを子会社化。(現連結子会社)東京証券取引所貸借銘柄に指定。DAIKO XTECH株式会社に商号変更。中期経営計画「CANVAS TWO」を公表。ブリットアプリケーション株式会社を子会社化。(現連結子会社)連結子会社である大興ビジネス株式会社が大興テクノサービス株式会社を吸収合併し、商号をDAIKO NEXT LINK株式会社に変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで45,000百万円
  • 営業利益2028年3月期まで3,000百万円
  • 営業利益率2028年3月期まで6.7%
  • ROE(自己資本利益率)2028年3月期まで13.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コアビジネスの高付加価値化と効率化

    付加価値の高いソフトウェアソリューションの伸長を目指し、モダナイゼーションビジネスの推進体制強化やクロスセル強化、グループ統合によるサポートビジネスの体制強化を行い、高付加価値化と利益率向上を図る。

  2. 02

    重点ソリューションへの投資と育成

    成長ドライバーとして既存ソリューション領域の磨き上げと新規ソリューション領域への投資を推進。業種特化型ERPや組織開発ツールなどにより包括的な支援を提供し事業成長を牽引する。

  3. 03

    キャピタルアロケーションに基づく財務戦略

    M&Aや先行投資による成長加速、財務健全性の堅持、安定配当(DOE3%ベース)による株主還元を三位一体で推進し、長期的な企業価値の最大化を追求する。

  4. 04

    組織・人財戦略と経営システムの進化

    戦略的な採用強化、次世代リーダー育成、DE&Iの推進により人財基盤を構築。業務オペレーションの見直しと戦略実行の可視化により経営基盤の高度化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,332人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は757万円で、9期前と比べて+17.0%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月970
2018年3月955
2019年3月64742.018.01,190
2020年3月69643.016.01,217
2021年3月64344.016.01,223
2022年3月66544.018.01,212
2023年3月68245.018.01,282
2024年3月70845.017.01,294
2025年3月72144.017.01,323181
2026年3月75744.017.01,332143

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率40.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都新宿区401百万円
西日本支社他63百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    農林水産統計システム調査プログラムの開発・修正業務
    農林水産省 · 2025-04-25
    1.1億円
  • 調達
    農林水産統計システムの農業経営統計調査プログラムほか4調査プログラム等の修正業務
    農林水産省 · 2026-06-04
    9,800万円
  • 調達
    農林水産統計システムの農業経営統計調査集計プログラム修正業務
    農林水産省 · 2022-08-23
    7,930万円
  • 調達
    農林水産統計システム(2020更改)の調査集計プログラム及びオンライン電子調査票等に係る開発・修正業務
    農林水産省 · 2024-04-04
    7,831万円
  • 調達
    農林水産統計システムの作物統計調査プログラムほか2調査プログラムの修正業務
    農林水産省 · 2026-05-01
    7,550万円
  • 調達
    農林水産統計システムの林業経営統計調査集計プログラム修正業務
    農林水産省 · 2023-07-10
    7,538万円
  • 調達
    農林水産統計システムの調査プログラム及びオンライン電子調査票等の開発・修正業務
    農林水産省 · 2026-04-08
    7,300万円
  • 調達
    農林水産統計システムの調査プログラム及びオンライン電子調査票等の開発・修正業務
    農林水産省 · 2025-04-04
    6,870万円
  • 調達
    農林水産統計システムの水稲作況調査プログラム及び畜産統計調査プログラム修正業務
    農林水産省 · 2025-09-04
    4,363万円
  • 調達
    農林水産統計システムの経営統計関連調査プログラムのバージョンアップ等業務
    農林水産省 · 2023-07-10
    3,704万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は425億円営業利益19億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.5%、利益が-20.8%。

売上高
-0.5%
425億円
営業利益
-20.8%
19億円
純利益
-17.6%
14億円
営業利益率
4.5%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高435億円425億円
営業利益26億円19億円
純利益18億円14億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は92億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+5.7%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q12911
2024年1Q8722.31
2024年2Q1191210.18
2024年3Q9422.11
2024年4Q1348
2025年2Q20883.86
2025年4Q219167.311
2026年2Q20573.44
2026年4Q220125.510
2027年1Q92−2−2.20

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は339億円から425億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月33921
2014年3月353−6−7
2015年3月3270−10
2016年3月30744
株式会社AppGuard Marketingを新設。(現連結子会社) DAIKO GLOBAL MARKETING CO.,LTD.を新設。(現非連結子会社)株式会社大和ソフトウェアリサーチ(現株式会社DSR)を株式の追加取得により子会社化。(現連結子会社)株式会社アイデスを子会社化。(現連結子会社)
2017年3月31156
2018年3月33364
大協電子通信株式会社(現ディ・ネットワークス株式会社)を子会社化。(現連結子会社)「日本でいちばん大切にしたい会社」審査員会特別賞を受賞。長期ビジョン「CANVAS」及び中期経営計画「CANVAS ONE」を公表。
2019年3月3551126
2020年3月4122120
2021年3月36312−5
株式会社CAMI&Co.(現株式会社ディアンド)を子会社化。(現連結子会社)
2022年3月3551612
株式会社ベルテックスを子会社化。(現連結子会社)東京証券取引所貸借銘柄に指定。DAIKO XTECH株式会社に商号変更。中期経営計画「CANVAS TWO」を公表。ブリットアプリケーション株式会社を子会社化。(現連結子会社)連結子会社である大興ビジネス株式会社が大興テクノサービス株式会社を吸収合併し、商号をDAIKO NEXT LINK株式会社に変更。
2023年3月3761910
2024年3月4343018
2025年3月42724255.617
2026年3月42519204.514

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高425億円のうち、営業利益として残るのは19億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.8%318億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.7%88億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.9pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.3pt
3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.2pt
10.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は100億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月40−1427
2014年3月−82−3−618
2015年3月12−111130
2016年3月503537
2017年3月−122−5−1022
2018年3月22−3−51936
2019年3月11−101046
2020年3月160−81655
2021年3月11−1−11064
2022年3月23−1−112275
2023年3月64−111073
2024年3月41−5−836100
2025年3月13−1−812105
2026年3月8−1−117100

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は280億円。このうち返さなくてよい自己資本が138億円で、自己資本比率は49.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2254118418.0
2014年3月2143318114.9
2015年3月2072518211.5
2016年3月2042917514.0
2017年3月2143617817.0
2018年3月2094316620.4
2019年3月2556618925.8
2020年3月2478216533.0
2021年3月2388215634.2
2022年3月2429115137.7
2023年3月2569915738.5
2024年3月27811716142.0
2025年3月26812714147.2
2026年3月28013814349.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
60億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
109億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
143億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中136位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中496位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.9%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,055で、1年前と比べて+1.5%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥1,055+0.3%1ヶ月+7.7%1年+1.5%時価総額146億円
過去52週の値幅
安値¥871高値¥1,238

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.3倍
PER (会社予想)7.6倍
PBR1.00倍
配当利回り3.60%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月2日の969円から堅調に推移し、8月14日には1011円と1ヶ月で4.3%上昇。25日移動平均線(995.76円)を上回り、短期の上昇基調。しかし、200日線(1023.78円)を下回っており、中期的には軟調。52週高値の1238円からは18.3%低い。出来高は8月13日に1.1万株と比較的大きな動きがあったが、全体的に低調。RSIは58.56で中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER8.87倍は業界平均31.11倍を約71%下回り、PBR0.96倍も平均3.64倍を大幅に下回って極めて割安。配当利回り3.76%は平均2.68%を上回り、配当性向37%とバランスが良い。ROE10.9%は平均水準を上回り、収益性も良好。直近の売上高は微減だが、利益は安定しており、来期予想PERは7.3倍とさらに割安感が強まる。業界内で突出したバリュエーションの割安さと、堅実な財務体質を評価し、割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.3倍47.9倍
PER (予想)7.6倍
PBR1.00倍2.96倍
ROE10.9%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

金融機関のIT投資動向と、同社の収益性維持が主な論点。強気派は、金融機関のデジタル化需要の高まりを追い風に、安定した受注と成長を見込む。一方、弱気派は、競争激化による案件単価の低下や、人件費上昇による収益率悪化を懸念する。2026年3月期予想では売上高が微減、営業利益率も低下見込みであり、成長持続性が問われる。

プラスに働く材料7
  • 金融デジタル化需要

    金融機関のシステム更新・DX投資は中期的に堅調とみられ、受注環境は良好。

  • 安定収益基盤

    過去3期の売上高は376→434→427億円と高水準で推移、営業利益率5%台を確保。

  • 低バリュエーション

    PER8.87倍、PBR0.96倍と割安感があり、配当利回り3.76%も投資魅力。

  • 営業利益率5.62%水準への回復2026年Q2影響

    2025年3月期の営業利益24億円・利益率5.62%に対し今期19億円。同率回復で5億円増益となる。

  • 予想PER7.3倍の増益期待決算発表後影響

    実績PER8.87倍、予想PER7.3倍。来期EPS改善が確認されれば株価修正余地。

  • PBR0.96倍・ROE10.9%の割安修正通年影響

    PBR1倍割れで、ROE10.9%を維持できれば純資産倍率の見直しが期待される。

  • 配当利回り3.76%の下値支援継続影響

    3.76%の配当利回りが株主還元として意識され、相場調整時の下値を支える。

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低下懸念

    2026年3月期予想では営業利益率4.47%と低下、人件費や価格競争の影響。

  • 依存度の高さ

    金融業界向けが中心で、特定業界の景気変動やIT投資減速の影響を受けやすい。

  • 成長鈍化

    2025年3月期は売上高が前年比微減、今後の成長エンジンが見えにくい。

  • 2期連続減収で業績モメンタム悪化通年影響

    売上高434→427→425億円、営業利益24→19億円と縮小。減収基調継続は評価悪化要因。

  • 営業利益率4.47%への低下通年影響

    営業利益率が5.62%から4.47%へ1.15ポイント低下。コスト増や価格競争が続けばさらなる圧迫。

  • 純利益14億円への減少とEPS鈍化通年影響

    純利益は17→14億円へ減少。EPS伸び悩みで株価のバリュエーションサポートが弱まる。

  • 外国人保有7.32%の低い需給不定影響

    外国人保有7.32%と低く、新規需要が入りにくい需給構造。上値追いは限定的。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
金融IT市場の需要動向や受注獲得力を反映するため。
営業利益率
価格競争や人件費上昇が収益に与える影響を確認するため。
金融機関向け売上比率
業界依存度の変化を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは3.60%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
3.60%
いまの株価に対して
配当性向
37.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月35.5
2018年3月433.313.2
2019年3月650.02.9
2020年3月1066.79.3
2021年3月100.0
2022年3月1550.017.0
2023年3月2140.024.3
2024年3月2938.124.3
2025年3月3210.327.2
2026年3月3612.537.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,200人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.4%を占め、残る58.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他49.054.456.446.549.950.3
事業法人38.438.538.142.341.439.2
自己株式1.61.64.86.28.58.6
外国法人6.41.40.84.35.47.3
金融機関4.73.63.02.51.32.1
証券会社1.52.21.74.32.11.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01富士通㈱13.46
02㈱オービック10.82
03㈱ドッドウエル ビー・エム・エス4.59
04DAIKO XTECH従業員持株会4.33
05光通信KK投資事業有限責任組合4.29
06みずほリース㈱3.73
07INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.47
08BBH BOSTON FOR NOMURA JAPAN SMALLER CAPITALIZATION FUND 620065 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.42
09岩崎 泰次1.77
10DAIKO XTECH取引先持株会1.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1204%、1株純資産は14期で+234%。直近期のROEは10.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月93252.818.9
2014年3月−54257
2015年3月−79192
2016年3月3123014.55.1
2017年3月4829318.34.55.5
2018年3月3431011.036.313.2
2019年3月19248148.63.22.9
2020年3月14359826.54.29.3
2021年3月−33597
2022年3月9066714.34.517.0
2023年3月7574710.56.524.3
2024年3月14089817.18.124.3
2025年3月13099813.86.627.2
2026年3月1141,08510.99.337.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額218百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松山晃一郎代表取締役 社長60111,836
岡田憲児代表取締役 副社長6661,058
園田信裕取締役6540,859
関高志取締役6028,344
間渕剛志取締役5512,953
岡田登志夫取締役67
滝川芳賢取締役54
大山みのり取締役49
大西浩取締役(常勤監査等委員)6314,790
樋口千鶴取締役(監査等委員)59
小野弘之取締役(監査等委員)727,500

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)610054222217629
社外取締役628285
取締役(社内)1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容774字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社10社で構成されております。 当社は、ハードウェア(主に富士通株式会社製品)の販売、ソフトウェアの企画、設計、開発、及び保守、並びにネットワーク工事の施工を行っております。 子会社10社は、当社が受注した業務の一部委託を行っております。株式会社DSRは、保険共済ビジネスに係る受託及びソフトウェア開発、大興テクノサービス株式会社は、ハードウェアの保守及び建物附帯設備の保守管理、大興ビジネス株式会社は、労働者派遣事業、有料職業紹介事業、ハードウェア及びソフトウェアの運用管理、株式会社AppGuard Marketingは、主にセキュリティソフトウェア「AppGuard®」に関する市場開拓、販売及び導入後サポート、株式会社アイデスは、システム開発及びアウトソーシング受託事業、ディ・ネットワークス株式会社は、ネットワーク工事の施工及び保守管理、名古屋総合システム株式会社はSE派遣業務及び受託ソフトウェア開発他、株式会社ディアンドはIoT新規事業支援及びコンサルティング、株式会社ベルテックスは会計システムのアプリケーション開発及び導入コンサルティング支援、ブリットアプリケーション株式会社は製造業向け生産管理アプリケーション開発及び導入支援他を行っております。 なお、当社グループは、ソリューションサービスの提供を行う単一セグメントでありますが、販売区分別の業績の記載について、当連結会計年度より下記のソリューション区分に変更しております。 ・ プロダクトソリューション ・ ソフトウェアソリューション ・ ネットワークソリューション 事業系統図は次のとおりであります。 (注)顧客には、関連当事者である富士通株式会社及び富士通Japan株式会社が含まれております。
経営方針・対処すべき課題4,191字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、『未来に問いかけ、価値あるしくみで応える』をグループミッションとして、社会を支える人の想いに共感し、情報感度と見識に裏打ちされた問いかけと多彩なチカラにより、価値あるしくみをデザインすることで、人の心を動かし、成長の喜びを共有することを目指しております。また、2030年に向けたビジョンステートメントとして『新たな価値提供への挑戦を続け、彩りのある企業へ~Be Challenging, Be Colorful~』を定め、一人ひとりを尊重しさまざまな価値観を受け入れたうえで、挑戦を通じた成長機会の創出や、挑戦を後押しする企業文化の醸成を進め、プロフェッショナルな人財の育成を行い、ステークホルダーの皆さまにとって、中長期的な価値が循環的につながる経営を実践します。 (2)目標とする経営指標及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、「お客さまの価値(業績)を高める経営パートナー」となることを目標に、お客さまの企業価値を高める最適なソリューションの提案や高付加価値商品の開発・拡販に努め、お客さまとの信頼関係をより強いものにしてまいります。 中期経営計画「CANVAS ONE」(2022年度から2024年度)においては、新たな価値創造に挑戦し、新たなビジネスの種を生み出すM&A、業務提携、新規ビジネス投資、挑戦する企業文化形成などに取り組んでまいりました。新中期経営計画「CANVAS TWO」(2025年度から2027年度)におきましては、当社グループの経営戦略として以下を定めております。 ・コアビジネスの高付加価値化と効率化による事業ポートフォリオ最適化 ・将来の成長基盤となる重点ソリューション領域への積極的な投資と育成 ・五方良し経営実現のため、挑戦と変化を恐れず、成長を続ける企業文化の構築 目標とする経営指標としては、成長性・収益性については売上高、営業利益並びに営業利益率、資本効率についてはROE(自己資本利益率)としております。また、財務戦略としてキャピタルアロケーションの方針に基づき、財務健全性を確保した上でM&Aを中心とした成長投資の推進、株主還元を強化してまいります。 (3)経営環境及び事業戦略 当社グループの事業基盤の特徴としては以下があげられます。 ① 長い歴史の中で構築されたお客さまからの信頼 当社は、設立以来70年に渡りお客さまに寄り添い、業務を理解し提案することで深い信頼関係を構築しており、直接取引を中心とした2万社以上のお客さまと取引を継続しております。信頼関係の維持並びに向上に当たっては、毎年実施している顧客満足度アンケートにより、お客さまからの評価を分析し具体的な改善活動に繋げるなど手厚いサポート体制を構築しております。これらの取り組みにより、既存のお客さまからのリピート受注が90%を超えており、お客さまと信頼関係を構築し、継続的なサポートとクロスセルにより付加価値を創出しております。 ② お客さまの業務に精通することによる「コトづくり」の提供 当社は、富士通株式会社とパートナー契約を締結しており、富士通パートナーとしての高度な技術基盤をベースに、大手ベンダーでは対応困難な中堅企業の細かな業務要件へも、柔軟かつ最適なソリューションを提供しております。また、ソリューションパートナーを始めとした2,800社を超えるパートナー企業と密接なパートナーシップを構築し、互いの強みを融合して強力なソリューションを提供しております。 これらを統合して、ICTに関するコンサルティングからシステム設計、構築、運用、検証までをワンストップで最適解を提供することで差別化を図っておりコアビジネスと位置付けております。 ③ 共創から生まれた独自のパッケージソフトによる市場開拓 当社は、お客さまの業務を理解し信頼関係を構築しながら、お客さまのニーズに応えたソリューションの提供を継続してまいりましたが、個々のプロジェクトで培ったソリューションを自社パッケージ化することに加え、M&Aによりソリューションを拡充し、お客さまとの共創による成果として同様のニーズを持つお客さまに提供しております。具体的には、製造業向け個別受注型生産管理システム、間接材調達支援システム、ペーパレスソリューション等を重点ソリューションと位置付け、販売を強化してまいります。 ④ 新たなビジネス領域への投資並びに挑戦 当社は、上記の既存ソリューション領域に加え中期経営計画「CANVAS TWO」においても、新たなビジネス領域への投資を推進し中長期的な企業価値の向上に取り組んでおります。 今後の見通しにつきまして、企業におけるDX推進や生成AIをはじめとする先端技術の社会実装、高度化するサイバーセキュリティへの対応など、IT投資意欲は引き続き高い水準で推移し、また、既存システムの老朽化(2025年の崖の先を見据えた刷新)や、労働人口減少に伴う人材不足を補うための省力化・業務自動化ニーズは、喫緊の経営課題として一層高まっております。 このような経営環境のもと、当社はこうした環境変化をビジネス拡大の好機と捉え、先端技術の利活用と強固なセキュリティを両立させることで、顧客企業の成長と生産性向上への貢献を目指すとともに、人的資本経営やデータガバナンスへの社会的な要請にも適切に応え、ITを通じた社会的価値の創出と、安定的かつ持続的な企業成長の実現に向けて全力を尽くしてまいります。 当社は、2025年4月から2028年3月までの三ヵ年を対象とする中期経営計画「CANVAS TWO」の2年目を迎え、「深化と革新」をテーマに既存の強みを磨き上げるとともに、市場とお客さま志向に基づいた事業変革を行い、新たな価値提供に向けて、以下の項目を重点課題として推進してまいります。 ①持続的成長に向けた事業変革 (a)コアビジネス コアビジネスの中でも付加価値の高いソフトウェアソリューションの伸長を目指し、モダナイゼーションビジネスの推進体制強化や製造/流通業、保険/共済事業でのクロスセル強化とともに、グループ2社の統合によるサポートビジネスの体制強化、機能拡大を図ります。 会社を支える中核事業として、これらの施策を中心に、お客さまのニーズと当社の強みがある領域を見極め、必要な領域へ適切にリソースを配分することにより高付加価値化を推進し、利益率の向上を図ってまいります。 (b)重点ソリューション 当社が高い付加価値を提供する分野を「重点ソリューション」と定め、今後の成長ドライバーとして、以下の領域において、プロダクトライフサイクルを構築し、基盤となる収益を生み出すコアビジネスと連携させることにより提供価値を最大化させていきます。 ・既存ソリューション領域 当社独自の業種・業務ソリューションを核として、特定業界への複数製品を組み合わせた戦略的アプローチを強化します。併せて、企画体制の拡充や外部連携によりサービスの磨き上げを図るとともに、SEの生産性向上と人的資本への投資を通じた開発体制を整えます。これらにより市場ニーズへ的確に応え、更なる売上拡大と収益性の向上を推進してまいります。 ・新規ソリューション領域 お客さまへの提供価値領域の拡大を目指し、戦略的なコンサルティング体制を強化するとともに、業種特化型へ進化させたERPシステムやユーザ体験を高めた組織開発ツールを軸に、既存の強固な関係性を活かし、複数のソリューションにより業務効率化や経営の意思決定を包括的に支援し事業成長を牽引します。 ②財務戦略 キャピタルアロケーションに基づく財務戦略の立案、実行により、健全な財務基盤を維持しつつ、持続的成長のための戦略的な投資と株主還元の拡充を両立させ、企業価値の向上を追求いたします。 (a)財務方針 「M&Aや先行投資による成長の加速」「財務健全性の堅持」「安定配当(DOE3%ベース)による株主還元」の三位一体の戦略に基づき、長期的視点で企業価値を最大化します。 (b)成長投資方針 コアビジネスおよび重点ソリューションの強化に向け、「人財・教育・開発・M&A」への成長投資を継続します。市場環境を見極めつつ戦略的判断を迅速に行い、収益性と成長性を高めます。また、ステークホルダーである株主の皆様との対話を深め、さらなる還元策の拡充にも努めてまいります。 ③組織・人財戦略と経営システム 長期的な企業価値向上を図る両輪として、「組織・人財」の強化と「経営システム」の進化を推進します。 (a)組織・人財戦略 人財こそが持続的成長の源泉であるとの考えの下、戦略的な採用強化、次世代リーダーを体系的に輩出する育成の仕組み確立等により、安定した人財基盤の構築を図ります。また、DE&Iポリシーを掲げ、多様性を包摂する組織文化を醸成するとともに、社員一人ひとりが最大限の能力を発揮し、組織とともに成長していける環境を整えることで、中長期的な競争優位性を高めてまいります。 (b)経営システム 業務オペレーションとシステムの見直しにより、生産性向上と業務効率化を徹底します。執行機関においては、戦略の実行プロセスと成果の可視化を深化させ、環境変化に迅速かつ適切に対応しうる、健全で規律ある経営基盤の高度化を図ってまいります。 「CANVAS TWO(キャンバス・ツー)」における最終年度である2028年3月期の目標数値は以下のとおりです。 2028年3月期 売上高(百万円)   45,000 営業利益(百万円)   3,000 営業利益率   6.7% ROE(自己資本利益率)   13.0% (4)コンプライアンスの徹底と有効な内部統制の整備・運用 当社グループは、今後もグループ全体のコンプライアンスの徹底と有効な内部統制の整備・運用に努めてまいります。
事業等のリスク3,267字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に関するリスク ① 市場動向リスク 当社グループの主要顧客である中堅企業向け市場は、景気の影響を受けやすく、これに伴う需要の縮小により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合リスク 当社グループ事業の競合関係は、コンピュータメーカー各社及び関連ソフトウェア会社、ソフトウェアパッケージ会社、システムインテグレータ、コンサルティング会社など多くの同業他社と競合関係にあります。現時点においては一定の競争力を有していると考えておりますが、今後、同業他社あるいは新規参入者に対し、取扱い商品・サービス、業務スキル、技術面等での競争結果によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 技術革新リスク 当社グループが事業を展開する情報サービス業界においては、急速に技術等が変化しております。これらの技術革新への対応が遅れた場合には、当社グループの提供するサービスの競争力の低下等が生じる可能性があります。 ④ 特定取引先への依存リスク 当社グループの主要な取引先は、富士通株式会社であり、当連結会計年度において当社グループの売上高に占める富士通株式会社の割合は3.2%、仕入高に占める割合は9.3%であります。当社は富士通株式会社、富士通Japan株式会社及びエフサステクノロジーズ株式会社の3社を包括した富士通グループとの間で富士通グループ販売パートナー契約を締結しております。取引関係は安定的に推移してまいりましたが、このような取引関係が継続困難となった場合や、何らかの理由で支障が生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ お客さまとの成約前・導入後作業の未回収リスク 当社グループは、システム等の導入においては、お客さまとの成約前に技術者やパートナーによる事前調査や提案作業(プレ作業)を実施する場合があります。また、過去にお客さまに導入したシステムの調整等について有償化できない作業(メンテ作業)が発生した場合には費用として計上しております。それらの作業については、予算化し事前の承認を含めた運用基準を策定しモニタリングしておりますが、結果的にお客さまとの成約に至らない場合やメンテ作業工数が増大した場合には、業績に影響を与える可能性があります。 (2)品質に関するリスク ① プロジェクトリスク 当社グループは、ソリューションサービスの一環としてシステム構築を行っておりますが、顧客との認識不一致、当社の調達先の技術力不足、システムの不具合から多額の修正費用が発生する可能性があります。また、このような不具合、納期遅延等により、お客さまからの重大なクレームや訴訟等を受ける可能性があります。こうしたリスクを回避するために、当社は、不採算プロジェクト発生の事前防止と遂行中プロジェクトの課題の早期発見のために、現場部門における品質管理体制を強化するとともに、品質管理部門を常設し、全社的なプロジェクトの管理・支援を強化することによって、プロジェクトのリスクをコントロールし、損失の極小化を図っております。 ② 製品開発リスク 当社グループは、ソリューションサービスの一環として自社開発のソフトウェア製品を開発、販売しておりますが、製品が陳腐化し市場性が失われたり、想定外の不具合等の発生により、多額の改修費用が発生する可能性があります。 (3)人財の確保・育成に関するリスク 当社グループの最大の財産は「人財」であり、人財の確保、育成は経営基盤の維持、拡大の上で不可欠であります。人財確保の面では、定期採用・中途採用を行っており、会社説明会、インターネットの活用など幅広い採用活動を積極的に展開しておりますが、将来的に継続して必要な人財を確保することが困難なことも予想されます。当社グループは、人財育成を経営の最重要課題と位置づけており、必要なスキル習得のため教育を積極的に推進しておりますが、専門的知識や、技術・資格等を持つ人財に対する需要は強く、社外流出する可能性もあります。 (4)情報管理に関するリスク 当社グループは、事業活動を通じ、お客さまの機密情報、個人情報を知る機会を有しております。万一、情報が外部に流出した場合、当社グループの社会的信用が失墜するとともに、お客さまからの損害賠償請求等の事態が発生する可能性があります。当社グループにとって、情報管理は社会的責務であり、その適切な取扱い、管理の徹底のため、プライバシーマークの取得等情報管理に関する体制を整備しております。 (5)財務リスク ① 退職給付リスク 当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響額については、認識した連結会計年度から定額法により5年で費用処理しております。従って、将来、割引率が低下した場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 減損リスク(のれんを含む) 当社グループは「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、将来キャッシュ・フロー等を算定し、保有資産の減損の測定等を実施しております。今後、保有資産から得られるキャッシュ・フローの状況等によっては当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 繰延税金資産の回収リスク 当社グループは「税効果会計に係る会計基準」を適用しており、繰延税金資産について、決算の都度、将来の課税所得の見込みに基づき回収可能性の判断を実施しております。将来の期間にわたる課税所得の試算においては、慎重な判断に基づき、発生の確実性が高いと想定される金額により計算しておりますが、実際の課税所得が当初想定したものと異なる場合があります。これにより当連結会計年度末における繰延税金資産の回収可能見込額に過不足が発生する可能性があります。 ④ 資金調達リスク 当社グループは、金融機関から借入れを行っていますが、金融機関が貸出しを圧縮した場合、あるいは当社の信用引下げ等の事態が生じた場合、借換え又は新規の借入れが困難となり、適時に当社グループが必要とする金額の借入れを行うことができない場合には、当社グループの資金調達に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ その他会計制度変更等に関するリスク 当社グループは、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、連結財務諸表及び財務諸表を作成していますが、会計基準等の変更により、会計方針を変更した場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)コンプライアンスリスク 当社グループは、役職員の行動基準として「DAIKO XTECHグループ エシカルガイドライン」を制定し、従業員一人ひとりが本行動基準を遵守し、法令・規範に則した行動を行うよう、周知徹底に取り組んでおります。また、経営監理委員会を設置し、コンプライアンスの徹底にグループ一体となって取り組んでおります。しかしながら役職員個人による法令違反を含むコンプライアンス上の問題が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)災害リスク 地震等の自然災害、伝染病の発生等により、当社グループの事業継続に深刻な支障を来した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,514字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境に改善の動きが見られ、設備投資も持ち直し傾向にある等、景気は緩やかな回復基調が続く一方、米国の通商政策動向や中東情勢の緊迫化による原油価格上昇に伴い更なる物価高が見込まれるなど、依然として景気の先行きは不透明な状態が続いております。 このような経済状況の中、当情報サービス業界では、業務効率化ニーズの高まりを背景に生成AIをはじめとするデジタル技術の社会・生活への活用が本格化し、企業活動や社会基盤への浸透が一層進展いたしました。加えて、多くの企業で稼働する既存ITシステムの老朽化やサイバーセキュリティに対する課題への対応等、企業の中長期的な視点に立ったIT投資は堅調に推移いたしました。 こうした環境の下、当社は、当社グループのコーポレートアイデンティティ(目指す姿や価値観、存在意義)を改めて見直すとともに、グループミッションを「未来に問いかけ、価値あるしくみで応える」に改め、2025年4月1日よりDAIKO XTECH株式会社へ商号を変更いたしました。また、長期経営計画「CANVAS(キャンバス)」に基づき、「深化と革新」を基本方針に据えた「変革期」として「CANVAS TWO」をスタートし、既存の強みを磨き上げると同時に市場やお客さま思考に基づいた事業変革と経営基盤の強化を進め、企業価値の向上に取り組んでまいりました。 営業活動全般におきましては、「CANVAS TWO」における持続的成長に向け、安定収益を支える中核事業として収益基盤の強化を担うコアビジネスと、今後の成長ドライバーとなる注力事業として高い成長の実現を目指す重点ソリューションとを両輪とし、戦略的なリソース配分を含めた取組みを一体的に展開することでLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の最大化を目指し推進いたしました。加えて、お客さまの様々なITシステム基盤刷新ニーズを取り込み、前期に引き続き、収益性の高い、以下の当社開発製品を中心とした重点ソリューションの提案と販売に注力いたしました。 ソリューション区分   提案概要 インダストリーソリューション分野   ・部品表を中心にモノと情報の一元化・共有化・リアルタイム化を  実現するハイブリッド型生産・販売管理ソリューション「rBOM」 ・生産プロセスの効率化や体制強化を図り、収益等事業価値の最大  化に貢献するPLMソリューション ・自動車業界で広く利用される計画生産と、かんばん生産に対応し  た統合生産管理システム「D-PaSS(ディーパス)」(「BULiT   Application AS」より改称。) 業務ソリューション分野   ・豊富な分析ボードによる経営情報の可視化及び意思決定の迅速化  を実現する会計ソリューション ・「WEB給与明細」を基本機能として、各種オプションをラインナップ  したクラウド型ポータルサービス「i-Compass」などの人事給与ソリ  ューション ・各業種に応じたテンプレートの提供により、効率的なビジネス経営  を実現するSaaS型ERP「D-Ever flex(ディー エヴァー  フレックス)」 DXソリューション分野   ・当社のエンジニアリングサービスとIoTを組み合わせ、オフィス  環境の改善を一括でサポートするTOS(Total Office Service) ・ハイブリッドワークに対応したソフトウェアベースで提供される  「ソフトウェアPBX」 セキュリティソリューション分野   ・戦略商品「AppGuard®」を中心とした、サイバー攻撃やランサムウェ  アから企業を守る数多くのセキュリティソリューション ペーパレスソリューション分野   ・契約書の電子化に加え、見積書や請求書、関連図面も丸ごとペーパ  レス化を実現する電子契約サービス「DD-CONNECT(ディ・ディ・コネ  クト)」 ・電子データ交換機能と、BPOサービスを活用したデジタル化機能を  セットにした統合ペーパレスサービス「EdiGate DX-Pless」 ・購買業務において社内の要求部門・調達部門や発注先を含めた業務  の効率化と情報可視化を実現する調達支援ソリューション  「PROCURESUITE」 重点ソリューションの強化、育成といたしましては、連結子会社化しましたブリットアプリケーション株式会社が開発販売するパッケージソフトウェア「D-PaSS(ディーパス)」の拡販を図るため、当社の専門組織である「Mobilityビジネス事業部」と同社が連携した活動を開始しました。シン・ビジネス領域においては、組織改革を通じて専門組織を新設し、業務分析から構想立案、定着までを継続的に支援するコンサルティング体制の強化を図っております。 グループ運営におきましては、第2四半期には前述のとおり、ブリットアプリケーション株式会社を連結子会社化するとともに、M&Aにより連結子会社化した各社の開発リソースの活用や、シン・ビジネス創出を目的とした連携を強化し、各事業のビジネス戦略の検討、企業文化の変革、グループシナジーを推進する活動に引き続き取り組みました。 この結果、販売面におきましては、富士通株式会社及び同社グループとの連携強化による新規商談および既存のお客さまからの受注獲得に引き続き努めた結果、収益性の高いソフトウェアソリューションおよびストックビジネスが伸長し、受注高、受注残高ともに堅調に推移した一方、ハードウェア販売の抑制およびネットワーク工事の減少に伴いプロダクトソリューションやネットワークソリューションが減収となったことにより、当連結会計年度の業績は、受注高431億67百万円(前期比102.1%)、受注残高103億51百万円(前期比106.9%)、売上高につきましては、425億円(前期比99.6%)となりました。 利益面におきましては、ソフトウェアソリューションを主軸として売上総利益が増加したものの、一過性のプロジェクトロスに対応した追加コストの発生に加え、自社ソリューションの研究開発や、「CANVAS TWO」に基づく人的資本投資の一環である従業員の処遇改善および教育投資の強化等を継続したことで経費増加を吸収できず、営業利益は19億3百万円(前期比79.0%)、経常利益は19億91百万円(前期比79.8%)となりました。 その結果、法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額を計上した親会社株主に帰属する当期純利益は、14億42百万円(前期比85.7%)となりました。 事業部門別の連結販売実績は次のとおりであります。 なお、当社グループは、ソリューションサービスの提供を行う単一セグメントでありますが、販売区分別の業績の記載について、当連結会計年度より中期経営計画「CANVAS TWO」における事業区分(事業変革の方向性を示す区分)、並びに提供するソリューション区分の2つの区分から異なる切り口にて業績結果を前年同期と比較しております。 a. 事業区分別の業績 ・コアビジネス 売上高は、ハードウェア販売の抑制により333億57百万円(前期比98.4%)となりましたが、受注高はモダナイゼーション案件が増加し、ストックビジネスも堅調であったことから、342億95百万円(前期比102.7%)となりました。 ・重点ソリューション 売上高は、システムと同時に販売するハードウェアが減少したものの、ペーパレスソリューション、インダストリーソリューションの販売がともに堅調であり、91億42百万円(前期比103.9%)となりました。受注高は、システム開発が増加した一方、ハードウェアおよびネットワーク関連のソリューションが減少したことにより、88億72百万円(前期比99.5%)となりました。 b. ソリューション区分別の業績 ・プロダクトソリューション 稼働資産の保守契約促進によりストック化が堅調に進捗したものの、ハードウェア販売の抑制により、受注高177億46百万円(前期比99.3%)、売上高174億57百万円(前期比93.4%)と減少しました。 ・ソフトウェアソリューション モダナイゼーション案件やストックビジネスが堅調であったことから、受注高225億16百万円(前期比105.1%)、売上高221億91百万円(前期比106.8%)と増加しました。 ・ネットワークソリューション 期中の案件減少により、受注高29億5百万円(前期比96.7%)、売上高28億51百万円(前期比88.3%)と減少しました。 当社グループでは、2026年3月期(第73期)から2028年3月期(第75期)までの3ヶ年を対象とした中期経営計画「CANVAS TWO」を策定し公表しております。1年目である当連結会計年度の計画及び実績は下記のとおりです。 2026年3月期 (当連結会計年度)   計画差異及び達成率 中期経営計画   実績   計画差異   達成率 売上高(百万円)   43,000   42,500   △499   98.8% 営業利益(百万円)   2,450   1,903   △546   77.7% 営業利益率   5.7%   4.5%   △1.2%   - ROE(自己資本利益率)   12.5%   10.9%   △1.6%   - ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、7億54百万円の収入(前期は13億19百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益21億72百万円、売上債権の増加額7億74百万円、法人税等の支払額5億76百万円等によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、1億44百万円の支出(前期は71百万円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出4億1百万円、投資有価証券の取得による支出1億24百万円、投資有価証券の売却による収入4億65百万円等によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、10億85百万円の支出(前期は8億30百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額6億28百万円、短期借入金の純減少額4億70百万円等によるものであります。 この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度の期末残高より4億76百万円減少し、99億76百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、ソリューションサービスの提供を行う単一セグメントでありますが、当連結会計年度より下記のソリューション区分にて業績結果を前年同期と比較しております。 a.受注実績 当連結会計年度における受注実績をソリューション区分に示すと、次のとおりであります。 ソリューション区分   受注高 (千円)   前期比(%)   受注残高 (千円)   前期比(%) プロダクトソリューション   17,746,036   99.3   3,556,971   108.8 ソフトウェアソリューション   22,516,741   105.1   6,021,273   105.7 ネットワークソリューション   2,905,204   96.7   773,582   107.5 合計   43,167,981   102.1   10,351,827   106.9 (注)当連結会計年度において、提供するソリューション区分別による開示に変更しております。 これに伴い、前連結会計年度の集計につきましても、当連結会計年度と同じ集計方法にて集計しております。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をソリューション区分に示すと、次のとおりであります。 ソリューション区分   販売高 (千円)   前期比(%) プロダクトソリューション   17,457,628   93.4 ソフトウェアソリューション   22,191,399   106.8 ネットワークソリューション   2,851,512   88.3 合計   42,500,540   99.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおり であります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 富士通株式会社   金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 1,681,749   3.9   1,371,777   3.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.売上高及び売上原価 富士通株式会社をはじめとするパートナー企業との連携強化による新規商談及び既存顧客からの受注が増加しましたが、売上高は425億円(前期比99.6%)となりました。売上原価は318億11百万円(前期比99.0%)、売上総利益率は25.1%となりました。 プロダクトソリューションにおきましては、ハードウェア販売の抑制等により、売上高は174億57百万円(前期比93.4%)となりました。 ソフトウェアソリューションでは、モダナイゼーション案件ならびにストックビジネスが堅調に推移し、売上高は221億91百万円(前期比106.8%)となりました。 ネットワークソリューションでは、収益性は改善しましたが期中の案件の減少により、売上高は28億51百万円(前期比88.3%)となりました。 売上原価は、プロダクトソリューションの原価率は80.6%(前期は81.7%)となりました。ソフトウェアソリューションの原価率は71.0%(前期は70.3%)、ネットワークソリューションの原価率は69.9%(前期は70.3%)となりました。 b.販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費は87億84百万円(前期比107.8%)となり、売上高に占める割合は20.7%(前期は19.1%)となりました。 c.営業外損益 営業外収益は受取配当金95百万円等の計上により1億56百万円(前期比141.1%)、営業外費用は情報セキュリティ対策費31百万円等の計上により68百万円(前期比268.7%)となりました。 d.特別利益 特別利益4億11百万円は、投資有価証券売却益であります。 e.特別損失 特別損失2億30百万円は、減損損失2億18百万円等であります。 f.法人税等 法人税、住民税及び事業税は7億2百万円(前期比123.3%)、法人税等調整額は26百万円(前期比11.6%)であります。 g.親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は14億42百万円(前期比85.7%)となりました。この結果、1株当たり当期純利益は113円99銭(前期は129円89銭)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.資金需要 当社グループの短期的な資金需要の主なものは、当社グループの販売目的であるハードウェア等の仕入、製造費用、及び販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、販売費及び一般管理費の主なものは人件費、賃借料などであります。当社グループの短期的な資金の源泉は、主に営業活動によって獲得した現金となっております。その結果、当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、7億54百万円の収入(前期は13億19百万円の収入)となりました。今後、当社グループの新たな事業の基盤となるビジネス領域の開拓のための投資、人的資本投資による人件費の増加やパートナーとの連携による支出の増加を見込んでおります。 当社グループは、事業活動に必要な技術者を中心とした人財確保、新たなビジネス領域の拡大を目的とした子会社の追加取得を継続しており、今後も中期経営計画に沿って投資を継続する予定であります。 株主還元といたしましては、当連結会計年度において、前期の期末配当である1株当たり32円及び当期より実施の1株当たり18円の中間配当の総額6億34百万円の配当金の支払いを行いました。また、当期の期末配当に関する1株当たり配当額18円及び総額2億28百万円につきましては、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。 以上の結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は99億76百万円となり、今後の資金需要には十分対応できる水準と考えております。 b.財務政策 当社グループは運転資金の安定的かつ機動的な確保を重視した資金調達を基本方針としており、子会社の取得等の多額の資金需要に対しては、必要に応じて外部金融機関から資金調達しております。また、当社グループは、資金の効率的な活用と金融費用の削減を目的として、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しグループ全体の資金効率化を図っております。当連結会計年度末における借入金は、短期借入金16億円、長期借入金2億47百万円であります。 当社グループは、営業活動によるキャッシュ・フローの創出能力と、金融機関との相対取引により、当社グループの成長を維持するための運転資金の確保・調達が可能であると判断しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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