概要
三菱総合研究所は、1970年に三菱グループの中核シンクタンクとして設立された。官公庁向けの政策調査研究から民間企業向けの経営コンサルティング、ITソリューションまでを手がける総合情報サービス企業である。2025年9月期の連結売上高は1,214億円、営業利益80億円、経常利益97億円、親会社株主に帰属する当期純利益63億円。従業員数は連結で約4,695人。東京証券取引所に上場(2009年市場第二部、2010年市場第一部指定)。本社は東京都千代田区永田町。グループは連結子会社9社、持分法適用会社3社など計15社で構成される。
事業の二本柱:シンクタンク・コンサルティングとITサービス
当社グループは、大きく二つのセグメントで事業を展開している。一つは「シンクタンク・コンサルティングサービス」(TTC)であり、政策や一般事業に関する調査研究、コンサルティングを提供する。もう一つは「ITサービス」(ITS)であり、ソフトウェア開発・運用・保守、情報処理・アウトソーシングサービスを提供する。2025年9月期の連結売上高1,214億円のうち、TTCは470億円(構成比38.8%)、ITSは743億円(同61.2%)を占める。収益面では、TTCのセグメント経常利益は57億円(売上高経常利益率12.1%)、ITSは40億円(同5.4%)と、TTCの利益率が高い。両セグメントは相互に連携し、調査研究で培った政策・制度知見や先端技術の評価力をITソリューションに活かすシナジーを追求している。グループの中核となる連結子会社は、TTCではエム・アール・アイビジネス株式会社やMRIA International Inc.など、ITSでは三菱総研DCS株式会社やMRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ株式会社などがある。
官公庁・公共分野への強み
当社のシンクタンク部門は、設立以来官公庁を主要顧客としてきた。国土整備、交通運輸、情報通信、地域経営、医療介護福祉、教育といった社会公共分野と、環境・エネルギー・科学技術政策分野において、調査・分析、政策立案、コンサルティング、事業支援を提供する。2025年9月期のTTCセグメント売上高470億円の多くは官公庁向けであり、サイバーセキュリティやヘルスケア分野のDXなどICT関連案件が成長を牽引した。また、持分法適用会社である株式会社日本ケアコミュニケーションズや日本ビジネスシステムズ株式会社などとの連携も行っている。例えば、電力・エネルギー分野では再生可能エネルギー導入や電力システム改革に関する調査、医療・介護分野では地域包括ケアシステム構築支援を実施している。調査から実証実験、社会実装まで一貫したサービス提供を目指す。
民間企業向けコンサルティングとIT支援
民間企業向けには、経営戦略、マーケティング、人事制度、サステナビリティ経営等のコンサルティングを提供するほか、ITを活用した業務革新やビジネスモデル革新を支援するITコンサルティングも行っている。具体的には、経営戦略の策定、事業ポートフォリオの見直し、組織改革の助言、市場調査・ブランド戦略・顧客分析などのマーケティング戦略、さらにデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のためのIT戦略策定やシステム導入支援を手がける。2025年9月期には、エネルギー・運輸・IT関連の民間企業向けシステムや事業戦略支援業務が好調であった。また、三菱UFJ銀行との業務提携により、金融分野のコンサルティングも強化している。グループの持分法適用会社である株式会社アイネスとも協力し、幅広いソリューションを提供する。
グループ構成と財務の安定性
当社グループは、親会社である三菱総合研究所のほか、連結子会社9社、持分法適用会社3社、持分法非適用会社2社の計15社で構成される。主要な子会社として、ITサービスの中核である三菱総研DCS株式会社(連結子会社、議決権所有比率80%)、システム開発のMRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ株式会社、人材派遣の株式会社MDビジネスパートナーなどがある。財務面では、2025年9月期の自己資本比率は56.1%と高水準であり、有利子負債は少ない。売上高は過去10年で754億円から1,214億円へと成長し、営業利益率は約6.6%(2025年9月期)と安定的に推移している。安定した収益基盤と高い自己資本比率により、新規事業への投資やM&Aを進める余力を有している。
業界の中での役割はシンクタンク・コンサルティングファーム及びITサービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ITサービス | 744億円 | 61.2% | 40億円 | 5.4% |
| シンクタン ク・コンサル ティングサー ビス | 471億円 | 38.8% | 57億円 | 12.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01官公庁・公共分野主力
国土整備、交通運輸、情報通信、地域経営、医療介護福祉、教育等の社会公共分野と環境・エネルギー・科学技術政策分野において、調査・分析、政策立案、コンサルティング、事業支援を提供。
- 政策調査研究
- 官公庁向けの政策課題に関する調査・分析・提言。
- コンサルティング
- 公共分野の計画策定・事業評価・制度設計等のコンサルティング。
- 事業支援
- 公共事業の執行支援、システム導入支援等。
02民間企業(経営・IT)主力
民間企業向けに、経営戦略、マーケティング、人事制度、サステナビリティ経営等のコンサルティング、およびITを活用した業務革新・ビジネスモデル革新を支援。
- 経営コンサルティング
- 経営戦略、事業ポートフォリオ、組織改革等の助言。
- ITコンサルティング
- IT戦略策定、システム導入支援、デジタルトランスフォーメーション推進。
- マーケティング戦略
- 市場調査、ブランド戦略、顧客分析等。
03金融・製造・流通・サービス等(ITサービス)準主力
連結子会社三菱総研DCSが中核となり、金融、製造、流通、サービス、文教等向けにソフトウェア開発・運用・保守、情報処理、アウトソーシングサービスを提供。
- ソフトウェア開発
- 受託による業務システム・基幹系システムの開発。
- 運用・保守
- システムの運用監視、保守、ヘルプデスク等。
- 給与人事サービス「PROSRV」
- クラウド型の給与計算・人事業務処理サービス。
- BPOサービス
- 人事・経理・給与計算等の業務プロセスアウトソーシング。
製品と技術
政策調査研究と公共コンサルティング
官公庁向けの政策調査研究は、当社の創業以来の核となる事業である。国土整備、交通運輸、情報通信、地域経営、医療介護福祉、教育などの社会公共分野、および環境・エネルギー・科学技術政策分野において、調査・分析、政策立案、コンサルティング、事業支援を提供する。具体的には、政府や地方自治体からの委託を受け、制度設計のための基礎調査、事業評価、計画策定などを実施。近年は、サイバーセキュリティやヘルスケア分野のDX、行政DXなど、ICT関連の調査案件が増加している。また、科学技術分野では、定量分析評価技術や予測技術を活用した研究評価なども行う。これらの活動を通じて、社会課題の解決に貢献する。2025年9月期には、官公庁向けICT関連案件が好調であった。
民間企業向け経営・ITコンサルティング
民間企業向けには、経営戦略、マーケティング、人事制度、サステナビリティ経営等のコンサルティングサービスを提供する。経営戦略では、事業ポートフォリオの再構築や新規事業創出を支援。マーケティング戦略では、市場調査、ブランド戦略、顧客分析(ビジネスアナリティクス)を手がける。ITコンサルティングでは、DX推進のためのIT戦略策定、クラウド移行支援、システム導入支援を実施。これらのサービスは、シンクタンクとしての調査分析力とITサービス子会社の技術力を組み合わせた強みを持つ。また、三菱UFJ銀行との業務提携により、金融分野のコンサルティングも強化している。2025年9月期には、エネルギー・運輸・IT関連の民間企業向け案件が伸長した。
ITサービス:ソフトウェア開発と「PROSRV」
ITサービスセグメントの中核は連結子会社の三菱総研DCS株式会社である。同社は、金融、製造、流通、サービス、文教等の分野において、ソフトウェア開発・運用・保守、情報処理・アウトソーシングサービスを提供する。特に、大手メガバンクを中心とした金融向けシステム開発が主力であり、決済領域の案件が好調である。また、クラウド型の給与人事サービス「PROSRV」は主力のアウトソーシングサービスであり、多くの企業に利用されている。さらに、千葉情報センターを利用した基幹システムのアウトソーシングやBPO(人事・経理・給与計算等の業務プロセス委託)も提供。グループ全体で、上流のコンサルティングから下流の運用までトータルに支援する体制を持つ。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
シンクタンク系で国内首位
三菱総合研究所は、総合シンクタンクとして国内で確固たる地位を築いている。同業他社にはVR AIN SolutionやCocoliveなどがあるが、これらは特定分野に特化したベンチャーであり、総合力・規模で同社を凌駕するものではない。同社は幅広い業界向けにコンサルティング・調査・ITソリューションを提供し、官公庁や大企業との強固な関係を有する。しかし、売上高は2024年9月期に1154億円と前期比減少しており、成長が鈍化している。営業利益率は6%前後と高くない。国内需要に大きく依存しており、海外展開が限定的な点がリスク。
強み
- 三菱グループのネットワークを活かし、官公庁・大企業向けに幅広いコンサル・調査・ITを提供。
- 三菱ブランドと長年の実績により、顧客からの信頼が厚く、受注面で競争優位。
- 政策提言からシステム開発までワンストップで提供でき、顧客の複合的なニーズに対応。
- 官公庁案件が多く、景気変動の影響を受けにくい安定的な収益源を確保。
課題
- 2024年9月期売上高が前期比減収。新規事業の創出やM&Aによる成長が必要。
- 営業利益率6%程度と高水準ではなく、コスト削減や高付加価値化で改善余地あり。
- 国内依存度が高く、海外売上比率が低い。グローバル市場での競争力強化が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字が三菱総合研究所
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4071プラスアルファ・コンサルティング | 883億円 | 22.0倍 |
| 2 | 9692シーイーシー | 852億円 | 14.6倍 |
| 3 | 4480メドレー | 848億円 | 43.2倍 |
| 4 | 4828ビジネスエンジニアリング | 842億円 | 17.2倍 |
| 5 | 4674クレスコ | 821億円 | 15.1倍 |
| 6 | 3636三菱総合研究所 | 817億円 | 8.0倍 |
| 7 | 4326インテージホールディングス | 814億円 | 45.1倍 |
| 8 | 8157都築電気 | 788億円 | 11.7倍 |
| 9 | 5036日本ビジネスシステムズ | 782億円 | 11.2倍 |
| 10 | 3632グリーホールディングス | 750億円 | 17.6倍 |
| 11 | 3962チェンジホールディングス | 739億円 | 10.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
1970年設立:三菱グループのシンクタンクとしてスタート
1970年5月、東京都千代田区有楽町に資本金5億円で株式会社三菱総合研究所が設立された。事業目的は調査・分析業務、委託調査・コンサルティング業務、情報処理サービス等である。同年10月には子会社として株式会社技術経済情報センター(現エム・アール・アイビジネス株式会社)を設立し、情報処理サービス及び印刷業務を開始。三菱グループの総合シンクタンクとして、官公庁や民間企業向けの調査研究事業を本格化させた。1979年5月には本社を大手町に移転。1970年代の高度経済成長期、政策需要の高まりを背景に、国土整備や交通運輸、情報通信など公共分野の調査を積極的に受託した。
子会社設立による事業基盤の拡充(1980年代)
1984年5月、株式会社システム トウエンティ・ワン(現エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社)を設立し、ソフトウェア開発及びそれに関わる調査・分析事業を拡大。1987年8月にはエム・アール・アイ・キャリアスタッフ株式会社(現株式会社MDビジネスパートナー)を設立し、調査補助作業等の人材派遣事業を開始した。これにより、シンクタンク機能に加えて、ソフトウェア開発や人材派遣といった周辺サービスをグループ内で提供できる体制を整えた。1990年代はバブル崩壊後の厳しい経済環境の中でも、官公庁向けの安定した受注を背景に事業を継続。1990年代後半のIT化進展に伴い、情報処理サービスの需要増加に対応した。
ソリューション事業への転換とIT子会社化(2000年代半ば)
2000年10月、ビジネスソリューション事業本部を新設し、システム開発とコンサルティングを一体化したソリューション事業を本格化。2004年12月にはダイヤモンドコンピューターサービス株式会社(現三菱総研DCS株式会社)の株式を25%取得し、IT分野での連携を強化。2005年3月には追加取得により子会社化(議決権比率60%)し、ITサービス事業の基盤を大幅に拡充した。2005年4月にはコンサルティング事業本部を新設するとともに、株式会社東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)との業務提携により民間企業向け事業を強化。2008年12月には三菱総研DCSの株式をさらに追加取得し、議決権比率80%とした。
株式上場と市場一部指定(2009-2010)
2009年9月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。上場に先立つ2009年6月には、ERP事業強化のため三菱電機インフォメーションシステムズとの合弁でMRIバリューコンサルティング株式会社を設立(当社所有議決権比率36%、三菱総研DCS所有30%)。2010年9月には市場第一部銘柄に指定され、知名度と信用力を高めた。同年11月には本社を東京都千代田区永田町に移転。上場後は、M&Aや子会社再編を積極的に推進。2010年4月にはBPO事業強化のため三菱総研DCSが株式会社ユービーエスの株式を取得(2021年売却)し、同年6月にはダイヤモンド富士ソフト株式会社を再編するなど、グループの一体化を進めた。
グループ再編と経営体制の強化(2010年以降)
2010年10月、MRVソリューションズ株式会社(旧ダイヤモンド富士ソフト)がMRIバリューコンサルティング株式会社を吸収合併し、MRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ株式会社に商号変更。2011年6月にはシステム基盤構築技術強化のため、三菱総研DCSが株式会社アイ・ティー・ワンの株式を取得し子会社化(議決権比率51%)。同年12月には三菱総研DCSが株式会社ディーシーエスビジネスパートナーを吸収合併し、株式会社MDビジネスパートナーに商号変更。2012年4月にはMDビジネスパートナーがエム・アール・アイスタッフサービス株式会社を吸収合併。これらの再編により、ITサービスセグメントの効率化とグループ内シナジーの創出が図られた。
年表21件を開く
1970年代
- 1970年5月創業東京都千代田区有楽町に調査・分析業務及び委託調査・コンサルティング業務、情報処理サービス等を事業目的とし資本金5億円で(株)三菱総合研究所を設立。
- 1970年10月創業(株)技術経済情報センター(現 エム・アール・アイビジネス(株))を設立し、情報処理サービス及び印刷に関する業務を開始。
- 1979年5月本社を東京都千代田区大手町に移転。
1980年代
- 1984年5月創業(株)システム トウエンティ・ワン(現 エム・アール・アイリサーチアソシエイツ(株))を設立し、ソフトウェアの開発及びこれに関わる調査・分析事業を拡大。
- 1987年8月創業エム・アール・アイ・キャリアスタッフ(株)(現(株)MDビジネスパートナー)を設立し、調査補助作業等に関わる人材派遣事業を開始。
2000年代
- 2000年10月ビジネスソリューション事業本部を新設し、本格的にソリューション事業を開始。
- 2004年12月ダイヤモンドコンピューターサービス(株)(現 三菱総研DCS(株))の株式を取得(当社所有議決権比率25%)。
- 2005年3月M&Aダイヤモンドコンピューターサービス(株)(現 三菱総研DCS(株))の株式を追加取得し子会社化(当社所有議決権比率60%)。
- 2005年4月コンサルティング事業本部を新設するとともに、(株)東京三菱銀行(現(株)三菱UFJ銀行)との業務提携により、民間企業向け事業体制及び営業体制を強化。
- 2007年4月商号変更ダイヤモンドコンピューターサービス(株)を「三菱総研DCS(株)」に商号変更。
- 2008年12月三菱総研DCS(株)の株式を追加取得(当社所有議決権比率80%)。
- 2009年6月ERP(企業の基幹業務システム)事業の強化を目的に、三菱電機インフォメーションシステムズ(株)との合弁により、MRIバリューコンサルティング(株)を設立(当社所有議決権比率36%、三菱総研DCS(株)所有議決権比率30%)。
- 2009年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
2010年代
- 2010年4月M&ABPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業の強化を目的に、三菱総研DCS(株)が(株)ユービーエスの株式を取得し子会社化(2021年11月1日付で全株式売却し、資本関係を解消)。
- 2010年6月M&A連結子会社のダイヤモンド富士ソフト(株)を会社分割し、三菱総研DCS(株)の100%子会社化。MRVソリューションズ(株)に商号変更。
- 2010年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
- 2010年10月M&A連結子会社のMRVソリューションズ(株)は、MRIバリューコンサルティング(株)を吸収合併し、MRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ(株)に商号変更。
- 2010年11月本社を東京都千代田区永田町に移転。
- 2011年6月M&Aシステム基盤構築技術強化を目的に、三菱総研DCS(株)が(株)アイ・ティー・ワンの株式を取得し子会社化(三菱総研DCS(株)所有議決権比率51%)。
- 2011年12月M&A三菱総研DCS(株)が連結子会社の(株)ディーシーエスビジネスパートナーを吸収合併。連結子会社の(株)ディー・シー・オペレーションズは、(株)MDビジネスパートナーに商号変更。
- 2012年4月M&A連結子会社の(株)MDビジネスパートナーは、連結子会社のエム・アール・アイスタッフサービス(株)を吸収合併。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年9月期まで1,220億円
- 経常利益2026年9月期まで90億円
- ROE2026年9月期まで8%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
社会価値・非財務価値・財務価値の循環
豊かで持続可能な社会の実現へ、社会価値、非財務価値(人的・知的・社会信頼基盤)、財務価値の3つを循環・拡大させ、社会課題解決に取り組む。社会価値創出が競争力向上へつながり、継続的に投資する仕組みを構築する。
- 02
中期経営計画2026の見直し
中計2026の最終年度を迎え、市場環境の変化に適応するため、事業戦略と目標を一部修正し、事業再構築を含めた次期中計(2027年9月期開始)の策定を進める。成長戦略の深化と収益性の向上を図る。
- 03
セグメント別事業戦略の推進
TTCセグメントでは調査・コンサルティングの再強化と電力・エネルギー、医療・介護、BA・AI等の集中領域に注力。ITSセグメントではメガバンクを中心にDXパートナーとしての地位確立を目指す。
- 04
基盤戦略の強化
人的資本経営の徹底、グループ連携、先行投資、生成AIの全社展開による生産性向上を推進。ITSでは技術基盤・事業基盤・経営基盤を強化し、働き方改革と生産性向上を実現する。
- 05
ポートフォリオ改革と次世代事業育成
過度に人的リソースに依存しない社会実装型事業の拡大を図り、PROSRV等の既存サービスに続く新サービス開発や海外展開、多様なパートナーとの連携により事業ポートフォリオを転換する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で4,695人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,082万円で、9期前と比べて+8.9%。平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は11.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 3,741 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 3,842 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 3,918 | — |
| 2019年9月 | 993 | 42.7 | 15.0 | 4,011 | — |
| 2020年9月 | 1,010 | 42.0 | 14.0 | 4,133 | — |
| 2021年9月 | 1,111 | 42.5 | 14.0 | 4,231 | — |
| 2022年9月 | 1,025 | 42.3 | 14.0 | 4,235 | — |
| 2023年9月 | 1,104 | 41.7 | 13.0 | 4,428 | — |
| 2024年9月 | 1,080 | 41.1 | 12.0 | 4,573 | 155 |
| 2025年9月 | 1,082 | 40.4 | 11.0 | 4,695 | 170 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 5 / 海外 2、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 国内三菱総研DCS(株)(注)2.4.東京都 港区 · 連結子会社議決権80.0%
- 国内エム・アール・アイ ビジネス(株)東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ(株)東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MRIA International Inc.米国 カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MRIV International LLCベトナム ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内MRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ(株)東京都 港区 · 連結子会社議決権88.9%
- 国内日本ビジネスシステムズ(株)(注)5.6.東京都 港区議決権15.2%
- 調達94.7億円ポストコロナ時代の実現に向けた主要技術の実証・導入に向けた調査研究業務内閣官房 · 2021-03-31
- 調達63億円04-0049-0062課題解決型ローカル5G等の実現に向けたローカル5Gの電波伝搬特性やローカル5G等の活用に関する技術的検討及び調査検討の請負総務省 · 2022-05-13
- 調達60.8億円07-0049-0333 「オール光ネットワークの実証基盤環境の構築及び効果的運用方策の検討」の請負総務省 · 2026-03-06
- 調達45.4億円0300490087課題解決型ローカル5G等の実現に向けたローカル5Gの電波伝搬特性やローカル5G等の活用に関する技術的検討並びに調査検討の請負総務省 · 2021-05-21
- 調達34.5億円テクノロジーマップの整備に向けた調査研究(アナログ規制の見直しに向けた技術実証等)デジタル庁 · 2023-04-05
- 調達32.5億円ウィズコロナ時代の実現に向けた主要技術の実証・導入に向けた調査研究業務内閣官房 · 2022-03-23
- 調達31.8億円令和3年経済センサス‐活動調査に係る本社一括等直轄調査実施業務総務省 · 2020-07-30
- 調達29.5億円08-0049-0083 ワット・ビット連携関連実証に係る調査研究等の請負総務省 · 2026-05-11
- 調達28.2億円06-0049-0301 省人化・省力化による地域社会課題の解決に資する通信システムを用いたAI・自動運転等の検証に関する調査研究の請負総務省 · 2025-02-06
- 調達19.1億円05-0049-0308地域DXの推進体制構築及び安全な自動運転に資する通信システム等の検証に関する調査研究の請負総務省 · 2024-01-26
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は1,215億円、営業利益は80億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+12.7%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,250億円 | 1,215億円 |
| 営業利益 | 84億円 | 80億円 |
| 純利益 | 66億円 | 64億円 |
| 1株あたり配当 | ¥165 | ¥165 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は256億円、営業利益は−17億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+8.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 458 | 69 | 15.1 | 52 |
| 2023年3Q | 236 | −9 | −3.8 | −6 |
| 2023年4Q | 252 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 277 | 20 | 7.2 | 12 |
| 2024年2Q | 388 | 66 | 17.0 | 50 |
| 2024年4Q | 489 | −15 | −3.1 | −12 |
| 2025年2Q | 654 | 68 | 10.4 | 49 |
| 2025年4Q | 561 | 12 | 2.1 | 15 |
| 2026年2Q | 726 | 93 | 12.8 | 85 |
| 2026年3Q | 256 | −17 | −6.6 | −16 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年9月期からの14期で、売上は754億円から1,215億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は6.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連結子会社の(株)MDビジネスパートナーは、連結子会社のエム・アール・アイスタッフサービス(株)を吸収合併。 | |||||
| 2012年9月 | 754 | — | 33 | — | 11 |
| 2013年9月 | 811 | — | 56 | — | 29 |
| 2014年9月 | 874 | — | 64 | — | 34 |
| 2015年9月 | 854 | — | 58 | — | 37 |
| 2016年9月 | 869 | — | 59 | — | 34 |
| 2017年9月 | 895 | — | 63 | — | 38 |
| 2018年9月 | 903 | — | 54 | — | 34 |
| 2019年9月 | 900 | — | 57 | — | 36 |
| 2020年9月 | 920 | — | 84 | — | 71 |
| 2021年9月 | 1,030 | — | 76 | — | 50 |
| 2022年9月 | 1,166 | — | 105 | — | 77 |
| 2023年9月 | 1,221 | — | 100 | — | 63 |
| 2024年9月 | 1,154 | 71 | 81 | 6.2 | 50 |
| 2025年9月 | 1,215 | 80 | 97 | 6.6 | 64 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高1,215億円のうち、営業利益として残るのは80億円で6.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は64億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.4%928億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.0%207億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.6%80億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年9月期は営業CFが64億円、投資CFが−40億円で、差し引きのフリーCFは24億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は300億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 42 | −32 | −8 | 10 | 137 |
| 2013年9月 | 55 | −32 | −8 | 23 | 152 |
| 2014年9月 | 51 | −57 | −11 | −6 | 134 |
| 2015年9月 | 78 | −16 | −13 | 62 | 183 |
| 2016年9月 | 51 | −10 | −13 | 41 | 209 |
| 2017年9月 | 66 | −54 | −22 | 12 | 200 |
| 2018年9月 | 70 | −31 | −18 | 39 | 221 |
| 2019年9月 | 87 | −28 | −24 | 59 | 257 |
| 2020年9月 | 86 | −7 | −11 | 79 | 324 |
| 2021年9月 | 33 | −20 | −46 | 13 | 291 |
| 2022年9月 | 93 | −67 | −38 | 26 | 279 |
| 2023年9月 | 57 | −24 | −62 | 33 | 249 |
| 2024年9月 | 135 | −29 | −49 | 106 | 306 |
| 2025年9月 | 64 | −40 | −30 | 24 | 300 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年9月期の総資産は1,281億円。このうち返さなくてよい自己資本が813億円で、自己資本比率は56.1%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 561 | 365 | 196 | 55.1 |
| 2013年9月 | 610 | 401 | 209 | 55.7 |
| 2014年9月 | 654 | 422 | 232 | 55.9 |
| 2015年9月 | 671 | 441 | 230 | 57.3 |
| 2016年9月 | 718 | 469 | 249 | 56.9 |
| 2017年9月 | 757 | 504 | 253 | 57.8 |
| 2018年9月 | 786 | 533 | 253 | 59.1 |
| 2019年9月 | 846 | 548 | 298 | 56.7 |
| 2020年9月 | 963 | 615 | 348 | 56.0 |
| 2021年9月 | 997 | 638 | 359 | 56.4 |
| 2022年9月 | 1,147 | 712 | 435 | 55.0 |
| 2023年9月 | 1,180 | 744 | 436 | 55.8 |
| 2024年9月 | 1,197 | 764 | 434 | 56.5 |
| 2025年9月 | 1,281 | 813 | 468 | 56.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで605社中179位あたり、逆に低いのはROEで605社中401位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,090で、1年前と比べて+9.9%。過去52週の値幅のなかでは73%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.0倍 |
| PER (会社予想) | 12.2倍 |
| PBR | 1.04倍 |
| 配当利回り | 3.24% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は4975円で、前日比+1.84%。1カ月で+5.18%と上昇基調。25日線(4761.2円)を大きく上回り、75日線(4623.27円)も超えた。52週高値5360円に接近しており、RSIは59.6とまだ上昇余地がある。7月29日に5030円まで上昇した後、8月5日に4550円まで調整したが、そこからV字回復し、8月20日には4975円まで戻した。出来高は8月20日4.79万株と増加。週足では上昇トレンドが継続しており、高値更新も視野。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER7.86倍は業界平均30.57倍を大幅に下回り、予想PER11.9倍でも低水準。PBR1.02倍は平均2.94倍を下回り、ROE9.2%に対して割安。配当利回り3.32%は平均2.62%を上回り、配当性向73.3%と高い還元姿勢。直近の売上高は微減だが、営業利益は増加傾向で、収益性が改善。総合的に主要指標で割安であり、リスクは低いと判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.0倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 12.2倍 | — |
| PBR | 1.04倍 | 2.96倍 |
| ROE | 9.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は1200億円前後で推移し、営業利益率は6%前後と安定している。強気派は、政府のデジタル化や社会課題解決への需要が高まる中、シンクタンクの役割が拡大すると見る。また、PERが7.86倍と低く、配当利回り3.32%から割安感がある。一方、弱気派は、民間のコンサルティング会社との競争激化や、案件の大型化による採算変動を懸念する。さらに、ROEが9.2%と高いとは言えず、資本効率の改善余地を指摘する。投資論点は、安定した収益基盤を背景に、成長分野への投資で増益を実現できるかどうかである。
- シンクタンク需要の拡大
社会課題やデジタル化で政策提言や調査の需要が高まる。
- 割安な評価
PER7.86倍、PBR1.02倍で、同業他社より割安な水準。
- 安定配当
配当利回り3.32%で、株主還元が手厚い。
- PBR1.02倍と純資産近似の割安水準不定影響強
PBR1.02倍で株価は純資産近辺。PER7.86倍と併せ下値は限定的
- 2025年9月期は営業利益80億円で前期比12.7%増通年影響中
営業利益は71億円→80億円と増加し、売上高も1,215億円と前期比5.3%増
- 配当利回り3.32%で株主還元が厚い通年影響中
配当利回り3.32%と高く、PBR1.02倍と合わせ下値支援
- 外国人保有比率17.82%と需給の下支え継続影響弱
外国人保有比率17.82%と高く、マネー流入による需給改善期待
- 競争激化
外資系や独立系コンサルとの競争が激しく、受注単価が下落する恐れ。
- 利益率の低さ
営業利益率6%台で、高付加価値とは言えず、コスト増で圧迫される可能性。
- 業績の伸び悩み
売上高が横ばいで、成長性に乏しい。
- 予想PER11.9倍は実績7.86倍と乖離し減益示唆決算発表後影響強
予想PER11.9倍は実績PER7.86倍を大きく上回り、市場は今期減益を織り込む
- 営業利益率6.58%と低収益体質が続く通年影響中
2025年9月期営業利益率は6.58%と1桁台前半
- 純利益が50億円から64億円と変動大きく通年影響中
2024年9月期50億円→2025年9月期64億円と増減が大きく下振れリスク
- 株価1年で+3.92%と上昇率は限定的継続影響弱
1年リターン+3.92%と小幅
- 受注高
- 将来の売上を占う指標で、案件の獲得状況が分かる。
- コンサルティング部門の売上高
- 収益性の高い部門の成長が全体の利益を押し上げる。
- 稼働率
- 人件費が主なコストであり、稼働率が利益率に直結する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり165円で、前期から+3.1%。いまの株価に対する利回りは3.24%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 65 | — | 51.7 |
| 2017年9月 | 75 | 15.4 | 63.3 |
| 2018年9月 | 85 | 13.3 | 50.6 |
| 2019年9月 | 95 | 11.8 | 58.7 |
| 2020年9月 | 130 | 36.8 | 79.0 |
| 2021年9月 | 110 | −15.4 | 45.8 |
| 2022年9月 | 140 | 27.3 | 52.2 |
| 2023年9月 | 150 | 7.1 | 56.9 |
| 2024年9月 | 160 | 6.7 | 65.3 |
| 2025年9月 | 165 | 3.1 | 73.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥165
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ5,067人。区分でいちばん多いのは事業法人で37.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.2%を占め、残る38.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 48.9 | 37.3 | 37.1 | 37.0 | 37.6 | 37.4 |
| 金融機関 | 24.1 | 26.3 | 27.0 | 25.7 | 25.5 | 23.8 |
| 個人・その他 | 14.9 | 18.0 | 17.5 | 19.9 | 21.7 | 19.7 |
| 外国法人 | 11.7 | 16.3 | 16.8 | 16.1 | 13.6 | 17.8 |
| 証券会社 | 0.4 | 2.1 | 1.6 | 1.2 | 1.5 | 1.3 |
| 政府・自治体 | — | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.3 | 2.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8.65 |
| 02 | 三菱商事株式会社 | 6.08 |
| 03 | 三菱重工業株式会社 | 6.08 |
| 04 | 三菱電機株式会社 | 5.62 |
| 05 | 三菱総合研究所グループ従業員持株会 | 4.95 |
| 06 | 三菱ケミカル株式会社 | 3.89 |
| 07 | 三菱マテリアル株式会社 | 3.46 |
| 08 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.15 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.82 |
| 10 | AGC株式会社 | 2.79 |
| 11 | 三菱地所株式会社 | 2.79 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+484%、1株純資産は14期で+143%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 69 | 1,882 | 3.7 | 23.9 | 48.5 |
| 2013年9月 | 176 | 2,072 | 8.9 | 12.2 | 35.0 |
| 2014年9月 | 207 | 2,223 | 9.7 | 13.2 | 29.9 |
| 2015年9月 | 225 | 2,340 | 9.9 | 13.1 | 34.4 |
| 2016年9月 | 209 | 2,488 | 8.6 | 15.2 | 51.7 |
| 2017年9月 | 235 | 2,692 | 9.1 | 14.1 | 63.3 |
| 2018年9月 | 209 | 2,860 | 7.5 | 20.9 | 50.6 |
| 2019年9月 | 222 | 2,951 | 7.6 | 16.2 | 58.7 |
| 2020年9月 | 437 | 3,313 | 13.9 | 10.2 | 79.0 |
| 2021年9月 | 309 | 3,472 | 9.1 | 14.3 | 45.8 |
| 2022年9月 | 475 | 3,880 | 12.8 | 9.4 | 52.2 |
| 2023年9月 | 392 | 4,138 | 9.8 | 12.3 | 56.9 |
| 2024年9月 | 316 | 4,296 | 7.5 | 13.2 | 65.3 |
| 2025年9月 | 406 | 4,567 | 9.2 | 12.8 | 73.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
28名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は28名。2025/9期の役員報酬は総額431百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 森崎孝 | 取締役会長 | 71 |
| 籔田健二 | 代表取締役社長 内部監査部担当 | 66 |
| 平井康光 | 代表取締役副社長 シンクタンク・事業戦略管掌 | 64 |
| 伊藤芳彦 | 専務取締役 コンサルティング・サービス管掌(兼)VCP総括 | 61 |
| 坂東眞理子 | 取締役 | 80 |
| 小林健 | 取締役 | 77 |
| 平野信行 | 取締役 | 74 |
| 泉澤清次 | 取締役 | 69 |
| 志濟聡子 | 取締役 | 62 |
| 小川俊幸 | 監査役(常勤) | 65 |
| 伊藤一道 | 監査役(常勤) | 63 |
| 松尾憲治 | 監査役 | 77 |
残りの役員16名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 川上豊 | 監査役 | 74 |
| 越直美 | 監査役 | 51 |
| 秋田誠一郎 | 副社長執行役員 | — |
| 野邊潤 | 常務執行役員 | — |
| 鈴木啓史 | 執行役員 | — |
| 井上貴至 | 執行役員 | — |
| 仲伏達也 | 執行役員 | — |
| 高橋朋幸 | 執行役員 | — |
| 羽生哲也 | 執行役員 | — |
| 園山実 | 執行役員 | — |
| 前間孝久 | 執行役員 | — |
| 吉池由美子 | 執行役員 | — |
| 木本昌次 | 執行役員 | — |
| 田中啓太郎 | 執行役員 | — |
| 魚住剛一郎 | 執行役員 | — |
| 広瀬伸一 | 監査役 | 66 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 143 | 81 | 285 | 32 |
| 監査役 | 6 | 79 | — | 79 | 13 |
| 社外取締役 | 5 | 42 | — | 42 | 8 |
| 社外監査役 | 3 | 25 | — | 25 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,281字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,730字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,286字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,938字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第57期(2025/10/01-2026/09/30)2026-04-27
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-10
- 半期報告書半期報告書-第56期(2024/10/01-2025/09/30)2025-04-25
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-11
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-04-26
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-19
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-02
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-04-28
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-21
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-02
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