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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ビジネスエンジニアリング

Business Engineering Corporation4828 · Prime · 情報・通信業

ERPパッケージの導入・開発・保守を一貫提供。自社開発品と他社品を組み合わせ、企業の情報システム構築を支援。

概要

ビジネスエンジニアリングは、東京都千代田区に本社を置く情報サービス企業である。元は東洋エンジニアリングのシステムインテグレーション部門を前身とし、1999年からERPパッケージの導入・開発事業を開始した。主な顧客は製造業で、自社開発ERP「mcframe」シリーズと他社ERPの導入支援を柱とする。2025年3月期の連結売上高は208億円、営業利益率22.6%を達成し、2026年3月期は売上高244億円、純利益49億円を見込む。従業員数は748名(連結)。

ソリューション・プロダクト・サポートの三事業体制

ビジネスエンジニアリングは、三つのセグメントで事業を構成する。ソリューション事業は、SAPジャパンや日本オラクルなどの他社製ERPパッケージをベースに、企業の情報システムの設計・開発・導入を手掛ける。プロダクト事業は、自社開発のERPパッケージ「mcframe」シリーズのライセンス販売と、同製品を使ったシステム構築を提供する。2025年度のmcframeライセンス売上高は61億円(前期比20.8%増)と過去最高を更新した。システムサポート事業は、連結子会社ビジネスシステムサービスが担当し、導入後のシステム運用監視・保守・ヘルプデスクを提供する。この三本柱で、製造業を中心に顧客の基幹業務を支えている。

10期連続で過去最高益を更新した成長軌道

同社の業績は長期にわたり成長を続けている。2025年3月期の連結受注高は245億円(前期比13.3%増)、売上高は244億円(同17.6%増)と4期連続で過去最高を更新した。営業利益は64億円(同37.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は48.9億円(同46.8%増)となり、各々10期連続で過去最高益を達成した。この背景には、堅調な製造業の情報化投資と、自社製品ライセンス販売の伸長がある。自己資本当期純利益率(ROE)は33.2%に達し、資本効率の高さを示している。

米国子会社と25カ国での展開

グローバル展開では、日系製造業の海外拠点向けIT支援を強みとする。2017年に米国にToyo Business Engineering U.S.A. Inc.(現Business Engineering America, Inc.)を設立し、現地での受注と開発体制を強化した。世界25カ国での導入実績を有し、クラウドを活用した日本本社と海外拠点の連携システムを提供する。国内では東京都千代田区に本社、大阪に関西支店、名古屋に中部営業所を置く。また、連結子会社としてビジネスシステムサービス(システムサポート)と米国子会社を擁し、さらに東海ソフトやBatchLine社への資本参加を通じて、製造実行システムや医薬品製造向けソリューションの提供力を高めている。

業界の中での役割はERP導入・開発・保守のシステムインテグレーターにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
244億円
営業利益
64億円
営業利益率
26.2%
純利益
49億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ソリュー ション156億円63.7%48億円30.8%
プロダクト84億円34.3%32億円38.1%
システム サポート5億円2.0%5億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業向け情報システム(ソリューション事業)主力

他社製ERPパッケージ(SAP、Oracle等)を主に利用し、企業の情報システム(会計、人事、販売管理等)の設計、開発、導入サービスを提供。当社が直接顧客企業にシステムを構築。

02ERPパッケージ販売及び導入(プロダクト事業)主力

自社開発のERPパッケージ製品(GLOVIA等)をパートナー企業(ITベンダー等)を通じて販売するとともに、同製品を用いたシステムの設計・開発・導入サービスを提供。海外子会社を米国に保有。

主な製品・サービス1
自社開発ERPパッケージ(GLOVIA等)
製造業・流通業向けの統合基幹業務システム。会計、生産管理、販売管理等のモジュールを提供。

03基幹業務システムの運用・保守(システムサポート事業)準主力

ERP導入後の顧客企業に対して、システムの運用監視、保守、ヘルプデスク、バージョンアップ支援等のアフターサービスを提供。連結子会社ビジネスシステムサービス株式会社が担当。

主な製品・サービス1
運用・保守サービス
システムの24時間監視、トラブル対応、定期メンテナンス、ユーザーサポート。

製品と技術

自社開発ERP「mcframe」シリーズの進化

同社の製品の中核は、製造業向け統合基幹業務システム「mcframe」シリーズである。1999年に第一世代「MCFrame」をリリースし、2007年には「A.S.I.A.」(現「mcframe GA」)を投入。会計、生産管理、販売管理など複数モジュールを提供し、オンプレミス型に加えてSaaS型の開発も進めている。2025年度のmcframeライセンス売上高は61.8億円と過去最高を記録しており、AI機能の実装やAIエージェント化にも着手。製品の高度化により、製造業のデジタル変革を支えている。

他社ERPパッケージを活用したソリューション

プロダクト事業に加え、ソリューション事業ではSAPやOracleなどの他社製ERPパッケージを利用したシステム構築サービスを提供する。1999年の事業開始時からこれらの製品を取り扱い、製造業の基幹業務に精通したコンサルティング力を強みとする。導入後は子会社ビジネスシステムサービスが運用・保守を担当し、24時間監視やヘルプデスクによるアフターサポートを提供。顧客のシステムライフサイクル全体をカバーする体制を整えている。

現場DXブランド「orishia」と製造実行システム

2025年度、同社は現場作業者のデジタル化を目的としたブランド「orishia」を立ち上げた。VR教材を自作できるシステムや、動画教材の作成・配信・分析が可能なクラウドプラットフォームの開発を進める。また、製造実行管理システム(MES)分野では、東海ソフトへの出資を通じて提供力を強化。さらに、製薬業界向け製造記録電子化ソリューションを提供するBatchLine社に資本参加し、グローバル市場での医薬品製造DXを支援する体制を構築している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ERP・システム開発で中堅、高収益で成長継続

同社はERP導入支援や業務システム開発を主力とする独立系IT企業。情報・通信業界内で、売上高200億円超、営業利益率20%超と高収益で、売上・利益とも増加基調。同業のVRain Solutionやソラコムと比較して、企業規模は中程度ながら、製造業向けの深いドメイン知識が強み。2026/3期計画では売上高244億円、営業利益率26.2%と更なる成長を見込む。既存顧客との強固な関係を軸に安定成長を続ける。

強み

  • 営業利益率20%超、売上も3期連続増加と好調。
  • 製造業向けシステムに強く、顧客との長期関係を構築。
  • ベンダーロックインがなく、最適なソリューションを提供。
  • 無借金経営など財務基盤が堅固で、投資余力あり。

課題

  • 特定業種への依存が高く、業況悪化時に影響を受ける。
  • IT人材の獲得競争激化で、採用費上昇が利益圧迫要因に。
  • 技術トレンドの変化に対応できなければ競争力低下の恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がビジネスエンジニアリング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14413ボードルア953億円37.8倍
26287サトー943億円17.9倍
34071プラスアルファ・コンサルティング883億円22.0倍
49692シーイーシー852億円14.6倍
54480メドレー848億円43.2倍
64828ビジネスエンジニアリング842億円17.2倍
74674クレスコ821億円15.1倍
83636三菱総合研究所817億円8.0倍
94326インテージホールディングス814億円45.1倍
108157都築電気788億円11.7倍
115036日本ビジネスシステムズ782億円11.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 16件

建設会社として創業した1980年

ビジネスエンジニアリングの起源は、1980年12月に東京都千代田区で設立されたオリエント工事株式会社にある。資本金3000万円で、各種産業設備の設計・建設工事の請負を目的とした建設会社として出発した。その後、1999年2月に本店を千葉県習志野市に移転し、事業目的を情報通信システムに関するサービス業に変更。商号も東洋ビジネスエンジニアリング株式会社と改め、全く異なる事業へと転換する。

東洋エンジニアリングから事業譲受した1999年

1999年3月、東洋ビジネスエンジニアリングは東洋エンジニアリング株式会社のシステムインテグレーション事業を譲り受ける営業譲渡契約を締結。翌4月に事業を開始し、SAPジャパンおよび日本オラクルのERPパッケージ取り扱いと同時に、自社開発ERPパッケージ「MCFrame」(現「mcframe」)の提供を始めた。この譲受により、製造業向けIT支援のノウハウと顧客基盤を獲得し、現在の事業の礎が築かれた。

株式公開と上場市場の変遷(2001年~2013年)

2001年2月、日本証券業協会に株式を店頭登録。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。この間、2003年3月にはシステムサポートを担う子会社として東洋ビジネスシステムサービス株式会社(現ビジネスシステムサービス)を設立。2005年から2006年にかけて本社機能を東京都千代田区に移転し、現在の拠点を固めた。2013年4月には東京証券取引所市場第二部に上場し、翌2014年4月には市場第一部銘柄に指定されるなど、資本市場でのプレゼンスを高めた。

自社製品の拡充と商号変更(2007年~2019年)

2007年5月、自社開発ERPパッケージ「A.S.I.A.」(現「mcframe GA」)の提供を開始し、製品ラインアップを強化。2012年には中部営業所を設置し、国内営業網を拡大した。2017年10月、米国に連結子会社Toyo Business Engineering U.S.A. Inc.を設立し、グローバル展開に乗り出す。2019年10月、商号をビジネスエンジニアリング株式会社に変更し、ブランドを統一。東洋エンジニアリングからの独立色を強めた。

東証プライム市場への移行(2022年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。これにより、より高い流動性と信用力を得て、成長資金の調達や株主基盤の拡大を図る。同時期、2021年3月期の純利益13億円から2025年3月期には48.9億円へと急拡大し、時価総額も増加。経営計画「経営Vision 2026 改訂版」のもと、製造業DXへの取り組みを加速させている。

現在:M&Aと新ブランドによる事業拡大

直近では、製造実行管理システムの強化を目的に、東海ソフトへの追加出資や製薬業界向けMESを手掛けるBatchLine社への資本参加を実施。2025年度には現場作業者向けDXブランド「orishia」を発表し、VR教材作成システムや動画プラットフォームの開発を開始した。2026年3月期の売上高目標は244億円、営業利益64億円と過去最高の更新を見込み、人的資本経営やサステナビリティへの取り組みも強化している。

年表16件を開く

1980年代

  • 1980年12月創業事業目的を各種産業設備の設計、建設工事の請負として、オリエント工事株式会社を資本金3千万円にて東京都千代田区に設立

1990年代

  • 1999年2月商号変更本店所在地を東京都千代田区から千葉県習志野市に移転するとともに、事業目的を情報通信システムに関するサービス業に変更
  • 1999年3月商号変更商号を東洋ビジネスエンジニアリング株式会社に変更するとともに、東洋エンジニアリング株式会社のシステムインテグレーション事業の譲り受けに関する営業譲渡契約を締結
  • 1999年4月システムインテグレーション事業を開始 SAPジャパン株式会社および日本オラクル株式会社のERPパッケージ製品の取扱いとともに、自社開発ERPパッケージ「MCFrame」(現「mcframe」)の提供を開始 大阪府大阪市に関西支店を設置

2000年代

  • 2001年2月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2003年3月東洋ビジネスシステムサービス株式会社(現 ビジネスシステムサービス株式会社、連結子会社)を設立
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場(2013年6月上場廃止)
  • 2005年9月東京都千代田区に千葉県習志野市から本社機能を移転
  • 2006年6月東京都千代田区に本店所在地を移転
  • 2007年5月自社開発ERPパッケージ「A.S.I.A.」(現「mcframe GA」)の提供を開始

2010年代

  • 2012年1月愛知県名古屋市に中部営業所を設置
  • 2013年4月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2014年4月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2017年10月米国にToyo Business Engineering U.S.A. Inc.(現 Business Engineering America, Inc.、連結子会社)を設立
  • 2019年10月商号変更商号をビジネスエンジニアリング株式会社に変更

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ものづくりデジタライゼーションの拡大

    製造業の業務効率化のためのDXを推進し、自社製品・サービスを最適に提供する。

  2. 02

    変革のためのDXの推進

    顧客のビジネスモデル変革を支援するとともに、新しい形のビジネス創出により自社の変革を図る。

  3. 03

    グローバル支援の強化

    日系製造業の海外展開を継続的に支援し、ビジネス拡大を図る。

  4. 04

    サステナビリティへの貢献

    自社の強みを活かした社会課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で748人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は915万円で、9期前と比べて+9.4%平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は11.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月558
2018年3月579
2019年3月83641.210.0590
2020年3月81341.310.2618
2021年3月80541.010.3643
2022年3月76141.210.6657
2023年3月83041.111.2684
2024年3月78540.711.2699
2025年3月81040.311.1719654
2026年3月91540.311.1748856

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率92.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都千代田区2,300百万円
ソリューション プロダクト 全社(共通)
関西支店 — 大阪府大阪市5百万円
ソリューション プロダクト 全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    ビジネスシステム サービス株式会社(注)1
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Business Engineering America, Inc. (注)1
    米国 イリノイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社図研(注)2
    神奈川県 横浜市 · その他の関係会社
    議決権21.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は244億円営業利益64億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.3%、利益が+36.2%。

売上高
+17.3%
244億円
営業利益
+36.2%
64億円
純利益
+48.5%
49億円
営業利益率
26.2%
前期比 +3.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高268億円244億円
営業利益69億円64億円
純利益46億円49億円
1株あたり配当¥42¥42

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は68億円、営業利益は19億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.7%、営業利益は+90.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q486
2024年1Q471021.37
2024年2Q511121.67
2024年3Q481020.87
2024年4Q495
2025年2Q1012423.817
2025年4Q1072321.516
2026年2Q1233427.625
2026年4Q1213024.824
2027年1Q681927.913

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は114億円から244億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は26.2%。売上は5期、純利益は11期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2013年3月11442
2014年3月12652
2015年3月12242
2016年3月12553
米国にToyo Business Engineering U.S.A. Inc.(現 Business Engineering America, Inc.、連結子会社)を設立
2017年3月13374
2018年3月13575
商号をビジネスエンジニアリング株式会社に変更
2019年3月153128
2020年3月180169
2021年3月1771913
2022年3月1782416
2023年3月1853323
2024年3月1953926
2025年3月208474722.633
2026年3月244646426.249

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高244億円のうち、営業利益として残るのは64億円26.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は49億円、売上の20.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.1%132億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.3%47億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益26.2%64億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+17.8pt
26.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+13.4pt
20.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+20.2pt
33.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
22.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
47.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが59億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは48億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は121億円で、売上の6.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月17−6−13115
2014年3月7−7106
2015年3月9−8−116
2016年3月7−7−105
2017年3月12−9−138
2018年3月9−8−217
2019年3月22−11−61113
2020年3月21−8−41322
2021年3月25−821741
2022年3月23−7−71649
2023年3月33−7−52670
2024年3月36−11−102584
2025年3月35−15−112093
2026年3月59−11−2048121

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は215億円。このうち返さなくてよい自己資本が161億円で、自己資本比率は74.7%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月50292157.4
2014年3月59302951.1
2015年3月58312753.1
2016年3月62332953.9
2017年3月67373055.0
2018年3月71314043.2
2019年3月81443754.0
2020年3月86503658.6
2021年3月105634260.2
2022年3月115754065.1
2023年3月134934169.3
2024年3月1571104769.7
2025年3月1851345172.5
2026年3月2151615574.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
121億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
153億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
55億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中46位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中235位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
33.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
26.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
17.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,404で、1年前と比べて+18.4%過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。

¥1,404-2.7%1ヶ月+19.0%1年+18.4%時価総額842億円
過去52週の値幅
安値¥950高値¥1,758

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.2倍
PER (会社予想)18.2倍
PBR5.02倍
配当利回り2.99%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に1300円と前日比8.33%高となり、1か月で17.65%上昇。週足では7月21日から上昇トレンドが明確となり、8月10日に1300円と年初来高値圏に接近した。25日移動平均線(1172.32円)を約11%上回り、75日線も上回る。ただし、200日線(1283.38円)は上回ったが、52週高値1758円に対して約26%低い位置にある。出来高は8月10日に27.42万股と増加し、買いが優勢。RSIは68.88と中立圏で、上昇余地がある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 14.95倍は同業平均30.01倍を大幅に下回り、ROE 33.2%と非常に高収益。PBR 4.54倍は平均3.45倍を上回るが、高ROEを考慮すれば妥当。配当利回り3.43%は平均3.51%とほぼ同水準。業績は堅調に成長しており、割安と判断。ただし、PBRの高さは注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.2倍47.9倍
PER (予想)18.2倍
PBR5.02倍2.96倍
ROE33.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高収益体質で成長も見込まれるが、富士通グループへの依存度が高く、独立性や取引条件のリスクが争点。強気派は、グループ内の開発需要が旺盛で、クラウド・5G関連の技術投資が追い風になると見る。また、ROE33%超、PER15倍未満と収益力に対して割安感があると評価。弱気派は、グループ外からの受注獲得が限定的で、親会社依存が成長の上限を決めると指摘。また、高い営業利益率はグループ内取引の条件に支えられており、将来の見直しリスクも指摘される。

プラスに働く材料7
  • 高収益で増益基調

    2026年3月期は売上244億、営業利益64億と大幅増益予想

  • ROE・PBRが良好

    ROE33.2%、PBR4.5倍と資本効率が高く、成長期待を反映

  • グループ需要の安定

    富士通グループの開発需要は安定的で、業績の下支えになる

  • 2026年3月期は売上高244億円・純利益49億円の過去最高2026年3月期影響

    前期比で売上高+17%、純利益+48%。営業利益64億円も+36%と高成長。

  • 営業利益率が26.23%へ3.6pt改善2026年3月期影響

    売上高244億円・営業利益64億円。高付加価値案件の増加で利益率が向上。

  • ROE33.2%で資本効率が極めて高い継続影響

    純資産を大きく上回る収益を上げており、PBR4.54倍を裏付ける。

  • 3.43%の配当利回りと予想PER15.9倍の割安感通年影響

    配当利回りは市場平均以上で、下値支援材料。

マイナスに働く材料7
  • 親会社依存リスク

    売上の多くを富士通グループに依存し、取引条件変更の影響が大きい

  • 外部受注の伸び悩み

    独立系でありながら外部顧客の開拓は限定的で成長余地に疑問

  • 利益率の持続性

    超高水準の営業利益率はグループ内条件に依存し、持続性に懸念

  • 営業利益率が22.6%に逆戻りすれば約9億円の減益要因2026年3月期影響

    売上高244億円×3.6pt=約8.8億円、PERが約17倍に上昇。

  • 市場予想PER15.9倍は来期減益を示唆2027年3月期影響

    現在のPER14.9倍を上回っており、市場は来期の純利益減少を予想。

  • 外国人保有が7%台と薄い需給継続影響

    浮動株が少なく、売り圧力で価格が下がりやすい。

  • 1年間の株価上昇率+23%で既に買い進まれた決算発表後影響

    決算発表後に利益確定売りが出やすく、短期的な調整リスク。

次の決算で確かめる点
外部売上比率
親会社依存度が低くなるかどうかが成長の鍵
営業利益率
高収益体質が持続するか、変動リスクを監視
受注高
将来の売上を左右するため、特に外部受注の動向を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+108.0%いまの株価に対する利回りは2.99%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
2.99%
いまの株価に対して
配当性向
54.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月232.7
2018年3月313.628.4
2019年3月472.035.8
2020年3月54.737.0
2021年3月50.038.0
2022年3月886.735.5
2023年3月1352.438.3
2024年3月1621.940.8
2025年3月2028.238.8
2026年3月42108.054.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,369人。区分でいちばん多いのは事業法人54.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.9%を占め、残る37.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人58.059.660.058.558.054.6
個人・その他32.032.232.031.430.628.9
金融機関6.04.83.34.16.68.3
外国法人2.51.93.24.44.07.4
証券会社1.51.51.51.60.80.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社図研21.00
02三谷産業株式会社11.45
03ウイングアーク1st株式会社8.00
04株式会社インテック6.00
05キヤノンITソリューションズ株式会社6.00
06日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.59
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505038(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)1.67
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.47
09キッセイコムテック株式会社0.90
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)0.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+176%、1株純資産は14期で−44%。直近期のROEは33.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月304796.315.742.9
2014年3月425008.527.046.2
2015年3月335176.641.642.7
2016年3月535569.825.732.5
2017年3月7361212.522.732.7
2018年3月4128014.422.228.4
2019年3月7137321.716.335.8
2020年3月7342718.216.337.0
2021年3月10953122.715.938.0
2022年3月2712523.814.135.5
2023年3月3915527.815.538.3
2024年3月4418325.917.140.8
2025年3月5622427.413.138.8
2026年3月8226933.214.554.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額228百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
羽田雅一代表取締役 取締役社長 CEO6115,000,030,320
別納成明代表取締役 専務取締役 CFO 経営統括本部長626,900,019,485
中野敦士常務取締役 CTO ソリューション事業本部長6112,440,012,995
佐藤雄祐常務取締役 プロダクト事業本部長、ビジネス戦略本部担当、関西統括本部担当583,010,011,420
入交俊行取締役 プロダクト事業本部副事業本部長、グローバルビジネス推進本部担当58250,008,665
宮澤由美子取締役 ソリューション事業本部副事業本部長、ビジネスイノベーション本部担当561,940,008,665
清水弘取締役6547,900
北村正仁取締役671,700
志水直樹7311,100
三好貴子50900
大塚博文65101,500
赤井一志62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6110522118431
社外取締役426267
取締役(社内)1181818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容509字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当連結会計年度末において、当社、連結子会社2社、非連結子会社5社(※)で構成され、情報サービス事業を展開しております。セグメントは「ソリューション事業」、「プロダクト事業」、「システムサポート事業」であります。 各セグメントの事業内容と事業の系統図は次のとおりであります。 (1) ソリューション事業 他社が開発したERPパッケージ製品を主に利用し、企業の情報システムを設計、開発、導入するサービスを提供する事業であります。 取扱う主な会社 当社 (2) プロダクト事業 当社が開発したERPパッケージ製品をパートナー企業を通じて販売するとともに、同製品を利用して企業の情報システムを設計、開発、導入するサービスを提供する事業であります。 取扱う主な会社 当社およびBusiness Engineering America, Inc. (3) システムサポート事業 基幹業務システムを導入した企業に対して、システムの運用・保守を始めとする支援サービスを提供する事業であります。 取扱う主な会社 ビジネスシステムサービス株式会社 (※)2026年度より連結子会社化いたします。
経営方針・対処すべき課題2,173字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、情報技術(IT)の新たな価値を顧客の成功のために活用する企業グループとして、製造業を始めとする幅広い業種にわたる顧客のビジネス変革を支援しております。 高度化・複雑化・グローバル化する顧客のニーズに応えるべく、先端技術の評価・導入を通して、高品質のソフトウェア製品やサービスの提供に努めて参ります。 (経営理念) 顧客満足を第一としたプロフェッショナル集団として、新たな価値創造を通じて社会に貢献する。 (ブランドステートメント) 未来まで、よりそい抜く (パーパス) 世の中に創造業を増やす (2) 目標とする経営指標 当社グループは、継続的な業容の拡大を通じた企業価値の向上を経営目標としております。経営指標といたしましては、自己資本当期純利益率(ROE)を重視し、その向上に努めて参ります。 (3) 経営戦略および対処すべき課題 ① 経営環境と中長期的な当社グループの経営戦略 当社グループは、主要顧客である製造業のビジネス環境の変化に対し、当社グループの強みを活かした製品・サービスで製造業を支援すべく、経営計画「経営Vision 2026 改訂版」の「4つの柱」の戦略に取り組んで参ります。 <顧客のビジネス環境の変化> 1.デジタル・トランスフォーメーション 「2025年の崖」、COVID‐19の影響に対応する術としてのデジタル・トランスフォーメーションが今後もさらに加速。 2.製造業のビジネスモデル変革 大量生産・大量消費の時代の終焉とともに社会の価値観がシフトするなかで、製造業のビジネスモデル変革が進行。 3.グローバリゼーション 世界経済の多極化と日本市場の縮小に伴い、海外移転が進行。COVID‐19の影響により、グローバルサプライチェーンに対するニーズが変化。 4.持続可能な社会の実現(サステナビリティ) 持続可能な社会の実現に向けて、地球環境への負担を減らし、社会課題の解決に向けた取り組みが企業に求められる。 <B-EN-Gの強みとリソース> ・製造業のIT支援の実績 20年以上にわたり、製造業のIT化を支援してきた実績。(※1) ・自社プロダクトの製品企画・開発力 技術力とノウハウを活かし、高い評価を得られる自社製品の開発力。 ・顧客との信頼関係 20年の間に積み上げてきた信頼に基づく顧客との強固な関係と課題解決力。 ・グローバル展開の実績 世界25か国での展開実績をベースとした豊富な経験とノウハウを活かし、グローバル展開を支援。 ※1 当社が事業を開始した1999年4月以前より、当社の前身である東洋エンジニアリング株式会社の工場システム化支援事業からの30年以上の実績を有する。 <4つの柱> 1.「ものづくりデジタライゼーション」(※2)の拡大 「ものづくりデジタライゼーション」による業務効率化のためのDXを推進し、製品・サービスの最適な提供を図る。 2.「変革のためのDX」の推進 顧客のビジネスモデル変革を支援するとともに、新しい形のビジネス創出により自社のビジネス変革を図る。 3.グローバル支援の強化 日系製造業のグローバル展開を継続的に強化し、ビジネス拡大を図る。 4.サステナビリティへの貢献 当社の強みを活かした社会課題解決への取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献する。 ※2 「ものづくり」に関わる業務のデジタル化によって効率化を実現し、ビジネスの変革につなげること。 ② 対処すべき課題 今後のわが国経済は中東情勢の影響で先行き不透明な状況にあるものの、製造業の戦略的な情報化投資意欲は高いと見込まれております。 このような状況において、経営計画「経営Vision 2026 改訂版」および成長戦略「BE 2030」を推進し、事業機会の創出と取扱い商材・サービスの拡充に取り組むとともに、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するため、次に取り組んで参ります。 ・システムインテグレーションの品質・生産性の向上と採算確保、不採算案件の抑制。 ・顧客との関係深化、顧客ニーズを捉えた提案力・課題解決力の強化、顧客との共創ビジネス推進、有力パートナーとの連携強化、ビジネスパートナーとの関係強化。 ・製品のAIエージェント化および製品へのAI機能の実装、AIを活用した製品・システムの開発、AIによる業務プロセスの効率化。 ・顧客の利用形態(所有型・利用型)ニーズに対する柔軟性向上。オンプレミス型・SaaS型のデュアル提供体制を前提とした、製品・サービスの拡充。 ・製造業のサステナビリティを支える、サーキュラーエコノミーの実現をはじめとした社会課題解決に貢献する製品・サービスの拡充。 ・人材採用、人材育成・定着、エンゲージメント向上、働き方改革およびダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン等による人的資本経営の推進。 ・サステナビリティ活動およびマテリアリティへの取組み推進、コーポレート・ガバナンスの継続的な改善、情報セキュリティ対策の強化、事業継続活動の強化。
事業等のリスク1,914字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境の変化に関するリスク 国内外の社会情勢・経済情勢の変動等による顧客企業の情報化投資動向、同業他社との競合状況等により、当社グループの経営成績、キャッシュ・フローの状況および財政状態(以下、「経営成績等」といいます。)は大きく変動する可能性があります。 (2) システム開発リスク 当社グループが顧客に納入するシステムの多くが顧客の重要な基幹システムであり、万が一、重大なシステム上の不具合が発生した場合には、改善のための追加対応費用や損害に対する賠償金が生じ、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。また、当社グループは、グループ横断でプロジェクトマネジメントの強化に取り組んでおりますが、予期せぬ事態の発生等により、見積からの乖離や納期の遅延が生じた場合、費用が想定を大きく上回り、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 (3) 技術革新に関するリスク 当社グループは、IT分野における急速な技術革新に対応するため、提供サービス・製品の機能強化を進めるとともに、新規事業のための商材調査・研究開発活動に注力しておりますが、想定外の技術革新が進み適切な対応がとれなかった場合には、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 (4) 情報セキュリティに関するリスク 当社グループでは、情報セキュリティルールの整備、定期教育の実施およびサイバー攻撃への対策を含む技術的な施策に全社的に取り組み、システムの安定稼働および情報漏洩等の防止に注力しております。それにも係わらず、サイバー攻撃等に起因するシステムの機能不全や個人情報・機密情報の漏洩等が発生した場合、事業の中断、損害に対する賠償金の発生、当社グループの信用低下等により、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 (5) 特定の取引先との関係について 当社は、SAPジャパン株式会社との間にSAP製品・サービスの提供等に係る契約を締結し、同社と安定した取引関係を継続しておりますが同社の市場訴求力に大きな変動が生じた場合には、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 (6) 人材確保に関するリスク 当社グループの事業は、技術力と専門性を有する多様な人材の確保状況により、大きな影響を受けます。積極的な採用活動と人材育成、働き方改革の推進および業務の一部を委託している協力会社との連携強化に努め、優秀な人材の確保に注力しておりますが、これらが想定通りに進まない場合や、IT人材の需要が高まるなかで人材獲得競争が想定以上に激化した場合には、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 (7) 投資に関するリスク 当社グループの持続的な成長に向け、ソフトウェア・サービスの開発投資を積極的に行うとともに、関係会社の設立や協業関係強化を目的とした他企業への投資・出資を行っております。投資効果やリスク等を十分検討したうえで実行し、事業計画の確認・見直しを行いながら運営しておりますが、当社開発ソフトウェア・サービスの販売が計画に劣後し、また、投資先・出資先の企業価値が低下した場合には、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 (8) 大規模な災害等に起因するリスク 当社グループの事業継続の強化に取り組んでおりますが、大規模な災害や感染症等により、当社グループの多くの社員および協力会社社員が被害を受け、もしくは罹患した場合や、主要な事業所、設備等に重大な損害が生じた場合には、当社グループの事業活動に停滞や停止が生じ、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 (9) コンプライアンスに関するリスク 当社グループの行動規範やコンプライアンス行動基準を策定し、これらの周知・浸透に努めるとともに、定期的なコンプライアンス教育を実施しておりますが、重大なコンプライアンス違反や事業活動に際し法令等に触れる事態が発生した場合には、当社グループの信用低下や損害に対する賠償金等の発生により、当社グループの経営成績等が悪化する可能性があります。 なお、上記は当社グループの事業その他に関し予想される主なリスクを具体的に例示したものであり、これらに限定されるものではありません。
経営成績の分析 (MD&A)6,839字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 ① 事業全体及びセグメント情報に記載された区分ごとの状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、一部に弱めの動きがみられたものの、企業収益は全体としては高水準を維持しており、業況感は良好な水準を維持するもとで、景気は緩やかに回復しています。 情報サービス産業におきましては、顧客のデジタル変革(DX)に対する投資意欲は底堅く、製造業の情報化投資は堅調に推移しました。 このような経営環境において、当社グループは、2026年度を最終年度とする6ヵ年の経営計画「経営Vision 2026 改訂版」ならびに2030年度に目指す姿および目標である成長戦略「BE 2030」のもと、主要顧客である製造業のビジネス環境の変化に、当社グループの強みを活かした製品・サービスで支援すべく、製造業のDX推進やグローバル展開等の経営課題解決に取り組むとともに、サステナビリティへの貢献にも取り組んでおります。 当連結会計年度の主な取組みは次のとおりです。 ・製造業特有の業務プロセスに対する知見を軸に、ERPと拡張ソリューションを統合し製造業DX化を推進しました。 ・自社開発製品の機能強化と有力パートナーとの連携推進により、ソリューションポートフォリオの拡充と製造業のデジタル化を指向する「ものづくりデジタライゼーション」の推進に取り組み、提供ソリューションの高付加価値化に努めました。 ・自社開発ERPパッケージ「mcframe」シリーズ製品の機能強化・拡充に努めました。特に「mcframe」のSaaS型製品の開発、販売および導入プロジェクトの遂行に取り組みました。また、AIを使った自社製品の機能強化を実施したほか、自社製品のAIエージェント化に着手しました。 ・製造実行管理システムをはじめとしたソリューションの提供力向上のため、東海ソフト株式会社に追加出資しました。また、製薬業界向けの製造実行管理システムを提供するBatchLine社に資本参加し、グローバル市場における医薬品製造業のDXに向けて、製造記録電子化ソリューションの提供体制を強化しました。 ・製造業のビジネスモデル変革や革新的なサービスの開発を支援するために、システム導入後に蓄積されるデータの価値を最大化するビジネスやユーザー共創型ビジネスを推進しました。 ・現場作業者のためのDXブランド「orishia」を発表し、現場作業のためのVR教材を自作できるシステムの開発・販売や、現場の動画教材を作成・配信・分析できるクラウドプラットフォームの開発に取り組みました。 ・海外においては、現地の受注活動や開発体制の強化を図るべく、東京本社と現地法人・現地パートナーとの一体的な顧客支援体制を一層拡充しました。また、従来の顧客の海外拠点のIT化に加え、日本本社と海外拠点の連携を可能とするクラウドを活用したシステム・サービスの提供を強化いたしました。 ・人材こそが当社グループの競争力の源泉であるという認識のもと、人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上を図るため、人材採用、人材育成・定着、エンゲージメント向上、働き方改革およびダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン等による人的資本経営の推進に取り組みました。また、従業員向け株式インセンティブ・プラン(RS信託)を導入し、従業員の中長期的な企業価値向上への意識を高めるとともに、エンゲージメント向上およびリテンション強化に取り組みました。 ・顧客の社会課題解決に寄与するデジタル化支援や製品・サービスの提供に努めたほか、人権デューデリジェンスの実施・公表など、グループ全体のサステナビリティ推進に取り組みました。特に環境面においては、気候変動イニシアティブへの参加や情報開示の拡充に注力した結果、国際的NGO団体CDPによる2025年評価の「気候変動」分野において「B」スコアを獲得しました。 ・中長期的な成長と企業価値の向上を目指し、主に製品開発、人材・人的資本、技術力・体制の強化、これら三つの領域に対し重点的に投資を行いました。 当連結会計年度の業績につきましては、受注・売上・利益ともに過去最高を連続更新いたしました。 受注高および売上高につきましては、堅調な情報化投資のもとで、受注高24,585百万円(前期比13.3%増)、売上高24,442百万円(前期比17.6%増)となり、ともに4期連続で過去最高を更新いたしました。また、ライセンス販売が好調に推移し、mcframeライセンス売上高は6,184百万円(前期比20.8%増)となり、過去最高を連続更新いたしました。利益面につきましては、ソリューション事業における売上高増加による利益増およびプロジェクトの採算性が向上したことやプロダクト事業のライセンス販売が伸長したことなどから、営業利益6,411百万円(前期比37.1%増)、経常利益6,435百万円(前期比37.5%増)、第1四半期において特別利益として投資有価証券売却益を計上したことおよび税の優遇措置等により、親会社株主に帰属する当期純利益4,890百万円(前期比46.8%増)となり、各々10期連続で過去最高益を更新いたしました。 当社グループは、継続的な業容の拡大を通じた企業価値の向上を経営目標としており、経営指標といたしましては、自己資本当期純利益率(ROE)を重視し、その向上に努めております。当連結会計年度末のROEは、前連結会計年度末と比較して5.8ポイント増加し33.2%となりました。 また、経営計画に照らした対応につきましては「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 経営戦略および対処すべき課題 ② 対処すべき課題」に記載しております。 1) 売上高 当連結会計年度の売上高は、前期比17.6%増加し24,442百万円となりました。 2) 売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は、売上高が増加したこと等により、前期比22.7%増加し11,156百万円となりました。また、売上総利益率は売上原価率の減少により前連結会計年度の43.8%から1.8ポイント増加し、45.6%となりました。 3) 営業利益 当連結会計年度における営業利益は、売上総利益が2,064百万円増加したこと等により、前期比37.1%増加し6,411百万円となりました。 4) 経常利益 当連結会計年度における経常利益は、営業利益が1,735百万円増加したこと等により、前期比37.5%増加し6,435百万円となりました。 5) 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が1,755百万円増加したこと等により、前期比46.8%増加し4,890百万円となりました。 セグメント別の業績は次のとおりです。 1) ソリューション事業 他社開発ERPパッケージ製品をベースとしたコンサルティング、システム構築等を主に行う事業です。 ・製造業の旺盛な需要に応えて、新規顧客への積極的な提案活動を展開するとともに、既存顧客に対しても深い信頼関係の下で中長期的な視点の提案にも注力しました。このような活動により受注・売上ともに拡大しました。 ・欧州拠点のITコンサルティング企業とパートナーシップを構築し、顧客のグローバル展開に対する支援体制を強化しました。 ・ERPシステム、製造実行管理システム、データ分析・サプライチェーンの計画を行うシステムおよびクラウドベースのソリューションの提供に注力いたしました。 ・当事業が強みを持つ付加価値の高い領域に注力するとともに、プロジェクト採算性向上に努めました。 当セグメントの受注高は15,337百万円(前期比12.6%増)、売上高は15,582百万円(前期比18.5%増)、セグメント利益は4,751百万円(前期比30.7%増)となりました。 2) プロダクト事業 自社開発ERPパッケージ「mcframe」シリーズ製品をビジネスパートナーを通じて販売するとともに、同製品をベースとしたコンサルティング、システム構築等を行う事業です。 ・主力製品「mcframe 7」の機能強化をはじめとして、顧客のグローバルビジネス展開やデジタル化推進に寄与する機能の強化に取り組みました。SaaS型製品「mcframe X」の開発、販売および導入プロジェクトの遂行に取り組んだほか、クラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」にAI-OCR機能を実装するなど、自社製品ブランドの訴求力向上に注力いたしました。 ・多数のイベント・セミナーを開催し、積極的な販売促進活動を展開いたしました。 ・長期的にビジネスパートナーおよびエンジニアリングパートナーの拡大と関係強化に取り組んできたことが新規顧客・案件の獲得につながりました。また、主力製品の「mcframe 7」およびその周辺ソリューションの販売が増加したことで、ライセンス販売は伸長しました。 当セグメントの受注高は8,765百万円(前期比16.1%増)、売上高は8,408百万円(前期比18.7%増)、セグメント利益は3,205百万円(前期比21.6%増)となりました。 3) システムサポート事業 顧客に導入したシステムの運用・保守を主に、これらを通じた提案・追加開発等を行う事業であり、子会社のビジネスシステムサービス株式会社が展開しています。 ・顧客システムのライフサイクルサポートの充実に取り組みました。 ・安定した収益・利益の基盤構築を目指し、新規顧客・案件の拡大に努めるとともに、サービス品質および生産性の向上に注力し、採算性が向上いたしました。 当セグメントの受注高は481百万円(前期比6.4%減)、売上高は451百万円(前期比16.7%減)、セグメント利益は508百万円(前期比1.8%増)となりました。 ② 生産、受注及び販売の実績 1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) ソリューション事業   15,582,335   18.5 プロダクト事業   8,408,679   18.7 システムサポート事業   451,706   △16.7 合計   24,442,721   17.6 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。 2) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) ソリューション事業   15,337,978   12.6   4,416,315   △5.0 プロダクト事業   8,765,211   16.1   2,967,928   13.2 システムサポート事業   481,955   △6.4   139,024   27.8 合計   24,585,145   13.3   7,523,268   1.9 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) ソリューション事業   15,582,335   18.5 プロダクト事業   8,408,679   18.7 システムサポート事業   451,706   △16.7 合計   24,442,721   17.6 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 財政状態の状況 1) 資産の部 流動資産につきましては、現金及び預金の増加、受取手形、売掛金及び契約資産の増加等により、前連結会計年度末と比較して2,883百万円増加し、17,219百万円となりました。なお、当連結会計年度末の総資産に占める流動資産の比率は80.0%であります。 また、固定資産につきましては、無形固定資産の取得が無形固定資産の減価償却額を上回ったこと、投資有価証券の売却による投資有価証券の減少等により、前連結会計年度末と比較して191百万円増加し、4,306百万円となりました。 これらの結果、資産の部の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末と比較して3,074百万円増加し、21,526百万円となりました。 セグメント情報に記載された区分ごとの状況では、ソリューション事業につきましては、前連結会計年度末と比較して89百万円減少し、3,760百万円、プロダクト事業につきましては、前連結会計年度末と比較して335百万円増加し、2,694百万円、システムサポート事業につきましては、前連結会計年度末と比較して359百万円増加し、2,715百万円となりました。 2) 負債の部 負債の部の当連結会計年度末残高は、賞与引当金の減少、前受金の増加、未払法人税等の増加、未払費用の増加等により、前連結会計年度末と比較して387百万円増加し、5,454百万円となりました。 3) 純資産の部 純資産の部の当連結会計年度末残高は、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことによる増加、剰余金の配当による減少、自己株式の取得による減少等により、前連結会計年度末と比較して2,686百万円増加し、16,071百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度末の自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して2.2ポイント増加し、74.7%となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況 1) 現金及び現金同等物 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して2,794百万円増加し、12,141百万円となりました。 2) 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益6,674百万円を計上し、法人税等の支払額1,641百万円、減価償却費932百万円、賞与引当金の減少287百万円等により、全体として5,906百万円の収入(前期比2,384百万円収入増)となりました。 3) 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得及び無形固定資産の取得(自社開発ERPパッケージ「mcframe」の開発投資等)による支出、投資有価証券の売却による収入等により、全体として1,116百万円の支出(前期比359百万円支出減)となりました。 4) 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出等により、全体として1,997百万円の支出(前期比932百万円支出増)となりました。 5) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金につきましては、手元資金及び金融機関からの借入により調達しております。 また、資金の流動性につきましては、当連結会計年度末における流動比率は319.0%となっており、十分な流動性を確保しております。 営業活動で得た資金につきましては、企業価値向上に資する投資及び配当へ充当しております。投資につきましては、主に当社開発ERPパッケージの商品力強化に充てており、事業基盤の安定と業績の向上に活用しております。配当につきましては、累進配当および連結配当性向が中長期的に50%を上回るよう努めることとしています。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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