本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

インテージホールディングス

INTAGE HOLDINGS Inc.4326 · Prime · 情報・通信業

国内最大級のマーケティングリサーチ企業。消費財からヘルスケアまで、パネル調査とカスタムリサーチを強みに

概要

1960年に市場調査会社として創業し、全国小売店パネル調査(SRI)を強みに成長したマーケティングリサーチ大手。東京都千代田区に本社を置き、連結従業員数約3,300名。消費財・サービス、ヘルスケア、ビジネスインテリジェンスの3セグメントで事業を展開し、2025年6月期の売上高656億円、営業利益42億円(利益率6.4%)と過去最高益を計画する。持株会社体制のもと、国内外に29の連結子会社を持つ。

3セグメントで構成される事業ポートフォリオ

インテージホールディングスは、マーケティング支援(消費財・サービス)、マーケティング支援(ヘルスケア)、ビジネスインテリジェンスの3区分で事業を報告する。2025年6月期のセグメント別売上高は、消費財・サービスが453億44百万円(前年比10.1%増)、ヘルスケアが124億32百万円(同13.3%減)、ビジネスインテリジェンスが77億94百万円(同0.4%増)である。ヘルスケアの減収はCRO事業の譲渡によるもので、収益性は改善し営業利益は21億33百万円と前年比25.7%増となった。消費財・サービスとビジネスインテリジェンスも増益を達成し、グループ全体の営業利益は42億41百万円(同28.9%増)である。

国内パネル調査を核とする消費財・サービス事業

消費財・サービス事業は、全国の消費者や店舗から定期的にデータを収集するパネル調査を中核とする。代表的なサービスはSRI(全国小売店パネル調査)やSCI(全国消費者パネル調査)で、消費財メーカーの市場規模・シェア分析に活用される。カスタムリサーチでは個別課題に応じた定量・定性調査を、コミュニケーションサービスでは広告効果測定を提供する。同事業の売上高はグループ全体の約69%を占め、2025年6月期は営業利益14億35百万円(同23.7%増)と増益を確保した。連結子会社にはインテージ、インテージリサーチ、リサーチ・アンド・イノベーション、ドコモ・インサイトマーケティングなどが含まれる。

ヘルスケアとビジネスインテリジェンスの専門子会社群

ヘルスケア事業は、製薬企業向けに医療用医薬品の処方実態調査(Rxデータ)や一般用医薬品の小売販売データ分析を提供する。連結子会社のインテージヘルスケアが中核で、協和企画、インテージリアルワールド、プラメドなどを擁する。ビジネスインテリジェンス事業は、システム開発・運用、BPO、ソフトウェア販売、データセンター運用を手掛け、グループ内のデータ処理基盤を支える。主力子会社はインテージテクノスフィア、データエイジ、ビルドシステム、エヌ・エス・ケイである。両セグメントはそれぞれグループ売上高の約19%、約12%を構成し、専門性の高いサービスを提供している。

業界の中での役割はシンジケートデータとカスタムリサーチを提供する市場調査会社(マーケティングリサーチ大手)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
671億円
営業利益
58億円
営業利益率
8.6%
純利益
17億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
マーケティング支援(消費財・サービス)453億円69.2%14億円3.1%
マーケティング支援(ヘルスケア)124億円18.9%21億円16.9%
ビジネス インテリジェンス78億円11.9%7億円9.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01マーケティング支援(消費財・サービス)主力

消費財メーカーやサービス業向けに、パネル調査(全国の消費者や店舗から定期的にデータ収集)、カスタムリサーチ(課題に応じた分析・解析)、コミュニケーションサービスを提供。国内最大級のパネル規模とデータベースを活用。

主な製品・サービス3
パネル調査(SCI等)
全国の消費者パネルから購買データを継続収集し、市場規模・シェア・購買特性を分析するサービス。
カスタムリサーチ
顧客の個別課題に応じた定量・定性調査。新製品開発やブランド戦略のための調査を実施。
コミュニケーションサービス
広告効果測定やプロモーション評価など、マーケティングコミュニケーションに関する調査・分析。

02マーケティング支援(ヘルスケア)主力

製薬企業を主な顧客とし、医療用医薬品の処方実態調査、プロモーション評価、一般用医薬品の小売販売データ分析など、ヘルスケア領域に特化した市場調査・分析サービスを提供。処方情報分析(医師の処方データ)も手掛ける。

主な製品・サービス4
医療用医薬品市場調査
医師の処方実態や医療消費者の行動を調査し、製薬企業のマーケティング戦略を支援。
一般用医薬品パネル調査
小売店の販売データや購買履歴を活用したOTC医薬品の市場分析。
プロモーション評価
MR活動や学術集会などのプロモーション効果を測定・分析。
処方情報分析(Rxデータ)
医療用医薬品の処方データを収集・分析し、市場把握や販売戦略立案に活用。

03ビジネスインテリジェンス準主力

システム開発・運用、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、ソフトウェア開発・販売、データセンター運用を提供。マーケティングデータの処理・分析基盤を支えるほか、AI技術の研究開発も行う。

主な製品・サービス4
システム開発・運用
顧客の業務システムの設計・開発・保守運用。マーケティングデータベースの構築など。
BPOサービス
データ入力・処理、営業支援など、業務プロセスの一部を代行。
ソフトウェア開発・販売
データ分析ソフトウェアや業務アプリケーションの開発・販売。
データセンター運用
自社データセンターの運用・管理。顧客向けのハウジングやクラウドサービスも提供。

製品と技術

全国規模の小売・消費者パネル調査

同社の基盤製品は、全国の小売店の販売データを継続収集するSRI(全国小売店パネル調査)と、約5万人の消費者から購買データを得るSCI(全国消費者パネル調査)である。これらのパネル調査は1960年の創業時から続く伝統的サービスで、消費財メーカーの市場シェア把握や販売戦略立案に不可欠なデータを提供する。2025年6月期にはSCIの刷新(新SCI)への移行を完了し、オンラインと実店舗の購買データを統合した分析が可能となった。パネル調査は消費財・サービス事業の売上の約半分を占める安定的な収益源である。

ヘルスケア領域の処方情報分析と医療消費者調査

ヘルスケア事業では、医師の処方実態をデータベース化した「処方情報分析(Rxデータ)」を強みとする。このデータは製薬企業のマーケティングや営業活動(MR)の効果測定に利用される。さらに、一般用医薬品(OTC)の小売販売データを収集するパネル調査や、患者や医療消費者の意識・行動を調査するカスタムリサーチも提供する。2025年にはリアルワールドデータを統合したデータベース「CrossFact」のバージョンアップを進め、医療現場の実態に即した分析を強化している。これらのサービスは、ヘルスケア事業の営業利益率を約17%と高水準に支えている。

データ処理からAI研究まで手掛けるビジネスインテリジェンス

ビジネスインテリジェンス事業は、グループ内のデータ処理基盤を担うと同時に、外部顧客向けにシステム開発・運用、BPO、データセンター運用を提供する。子会社インテージテクノスフィアはデータ統合基盤の構築に強みを持ち、ローコード開発やAI技術の研究開発も行う。2025年6月期には価格設定の見直しや業務効率化により営業利益が55.8%増加した。同事業はグループ全体の売上に占める割合は小さいが、DX支援やデータ利活用ソリューションの需要増加を受けて成長が期待されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

データ活用で安定成長、営業利益率改善

当社は情報・通信業界に属し、データ関連サービスを提供する事業者である。同業他社としてVR AIN Solutionやソラコムが挙げられるが、当社は売上規模で633億円と業界内では中堅規模を誇る。近年の営業利益率は5%台から8%台へと改善しており、収益性の向上が顕著である。同業他社の成長が鈍い中、当社はデータ需要の高まりを追い風に安定した成長を遂げている。今後の課題は、技術革新への対応と新規市場の開拓である。

強み

  • 営業利益率が5%から8%へ上昇し、収益構造が強化。
  • データ活用の需要拡大が売上成長を支えている。
  • 売上規模が大きく、業界内で安定した地位を築く。
  • VR AIN Solution等と比べ、多様なデータサービスを提供。

課題

  • IT技術の進歩に合わせたサービス開発が必須。
  • 国内市場の成熟に伴い、海外展開や新分野への進出が必要。
  • 同業他社が増加し、サービス差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がインテージホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19692シーイーシー852億円14.6倍
24480メドレー848億円43.2倍
34828ビジネスエンジニアリング842億円17.2倍
44674クレスコ821億円15.1倍
53636三菱総合研究所817億円8.0倍
64326インテージホールディングス814億円45.1倍
78157都築電気788億円11.7倍
85036日本ビジネスシステムズ782億円11.2倍
93632グリーホールディングス750億円17.6倍
103962チェンジホールディングス739億円10.0倍
113817SRAホールディングス736億円10.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

カスタムリサーチとパネル調査で創業した1960年

1960年3月、東京都文京区に株式会社社会調査研究所を設立した。創業時の事業はカスタムリサーチと、調査対象を固定して継続的にデータを収集するパネル調査であり、これが後のSRIやSCIの基盤となる。1970年には本社を田無市(現西東京市)に移転し、1972年に長野センター(現インテージテクノスフィア)を設立して業務拠点を拡大した。この時期からデータ収集・処理の内製化を進め、調査会社としての地盤を固めた。

子会社化と商号変更を経た2000年代の拡大期

2000年、アイ・ビー・アール・ディー・ジャパン(後のアスクレップ)を子会社化しヘルスケア領域に本格参入。2001年4月には商号を株式会社インテージに変更し、同年11月にジャスダックへ上場した。同時期に子会社の商号もインテージリンクス(後のインテージ・アソシエイツ)、インテージ長野(後のテクノスフィア)と統一。2005年に本社を千代田区へ移転し、2007年にはティー・エムマーケティング(後のアンテリオ)を子会社化するなど、M&Aによる事業拡大を加速させた。

東証一部上場と持株会社制移行の2010年代

2008年1月に東京証券取引所市場第二部へ上場し、2009年3月には第一部銘柄に指定された。海外では2008年にタイ、2009年に中国(英徳知亞州控股)、2011年にベトナム(FTA Research)、2012年にインドと相次いで現地法人を設立し、アジア展開を本格化させる。国内では2012年に医療情報総合研究所とプラメドを子会社化。2013年10月、会社分割により事業を新設会社(インテージ)に承継し、持株会社のインテージホールディングスへ移行した。この再編により、グループ統治と事業運営の明確化を図った。

NTTドコモとの連携強化とCRO事業売却の2020年代

2024年7月、インテージホールディングスはNTTドコモとの合弁会社ドコモ・インサイトマーケティングを完全子会社化し、両社のシナジーを加速させた。一方、2024年9月には子会社インテージヘルスケアがCRO事業をアルフレッサホールディングスに譲渡し、リサーチ事業に集中する選択を行った。2025年6月期の売上高は656億円、営業利益42億円と過去最高を更新し、第14次中期経営計画「Data+Technology企業への変革」を推進している。

年表34件を開く

1960年代

  • 1960年3月創業東京都文京区にマーケティング・リサーチを目的として株式会社社会調査研究所を設立し、カスタムリサーチ事業とともに、調査対象を固定して継続的にデータ収集・分析を行うパネル調査事業をスタート。

1970年代

  • 1970年4月本社を東京都田無市(現東京都西東京市)に移転。
  • 1972年9月創業株式会社ミック長野センター設立。(長野県長野市)

1980年代

  • 1986年4月株式会社ミックビジネスサービス(連結子会社)設立。

1990年代

  • 1993年10月M&A株式会社ミック長野センターと合併。(注)
  • 1996年4月株式会社エム・アール・エス(連結子会社)の株式を取得。
  • 1996年4月株式会社ミック長野システムズ(連結子会社)設立。

2000年代

  • 2000年4月M&Aアイ・ビー・アール・ディー・ジャパン株式会社の株式を取得し、子会社化。
  • 2001年4月商号変更商号を株式会社インテージに変更。
  • 2001年4月商号変更株式会社ミックビジネスサービス(連結子会社)が商号を株式会社インテージリンクスに変更。
  • 2001年4月商号変更株式会社ミック長野システムズ(連結子会社)が商号を株式会社インテージ長野に変更。
  • 2001年11月上場ジャスダック市場へ上場。
  • 2002年1月商号変更株式会社エム・アール・エス(連結子会社)が商号を株式会社インテージリサーチに変更。
  • 2003年4月商号変更アイ・ビー・アール・ディー・ジャパン株式会社が商号を株式会社アスクレップに変更。
  • 2005年11月本社を東京都千代田区に移転。
  • 2007年3月M&Aティー・エムマーケティング株式会社(連結子会社)の株式を取得し、子会社化。
  • 2008年1月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2008年4月商号変更株式会社インテージリンクス(連結子会社)が商号を株式会社インテージ・アソシエイツに変更。
  • 2008年7月INTAGE(Thailand)Co., Ltd.(連結子会社)設立。
  • 2009年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2009年10月M&A英徳知亞州控股有限公司(連結子会社)の持分を取得し、同社及び上海聯恒市場研究有限公司(連結子会社)を子会社化。

2010年代

  • 2010年10月商号変更ティー・エムマーケティング株式会社(連結子会社)が商号を株式会社アンテリオに変更。
  • 2011年1月商号変更上海聯恒市場研究有限公司(連結子会社)が商号を英徳知聯恒市場諮詢(上海)有限公司に変更。
  • 2011年11月M&AFTA Research and Consultant, LLC(連結子会社)の持分を取得し、子会社化。
  • 2012年8月M&A株式会社医療情報総合研究所(連結子会社)の株式を取得し、子会社化。
  • 2012年8月INTAGE INDIA Private Limited(連結子会社)を設立。
  • 2012年12月M&A株式会社プラメド(連結子会社)の株式を取得し、子会社化。
  • 2013年4月株式会社インテージ分割準備会社(連結子会社)を設立。
  • 2013年6月INTAGE SINGAPORE Private Ltd.(連結子会社)設立。
  • 2013年10月商号変更会社分割によりすべての事業を株式会社インテージ分割準備会社(連結子会社)に承継し持株会社制に移行。商号を株式会社インテージホールディングスに変更。
  • 2013年10月商号変更株式会社インテージ分割準備会社(連結子会社)が商号を株式会社インテージに変更。
  • 2013年11月PT. INTAGE INDONESIA(連結子会社)設立。
  • 2014年3月M&A株式会社インテージ(連結子会社)が株式会社アクセス・ジェーピー(連結子会社)の株式を取得し、子会社化。
  • 2014年4月商号変更株式会社インテージ長野(連結子会社)が商号を株式会社インテージテクノスフィアに変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 配当性向50%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    基幹事業と成長事業へのシフト

    基幹事業と成長事業を明確化し、組織・機能の統廃合を含む最適フォーメーションへのシフトを推進。経営資源の最適配分と中長期的な成長事業への資源投入を進める。

  2. 02

    NTTドコモとのシナジー推進

    株式会社NTTドコモとのセールス連携・データ連携を強化。長年培ったデータ収集・価値化・活用のケイパビリティを高め、既存領域外への事業拡張を図る。

  3. 03

    マーケティング支援(消費財・サービス)の拡張

    国内既存事業の伸長とNTTドコモ連携によるドメイン拡張。海外では安定的な黒字化体制構築とオンラインシフト強化、アジアを拠点としたグローバル展開を推進。

  4. 04

    ヘルスケア事業の付加価値向上

    ヘルスケア分野で意思決定パートナー集団を目指し、顧客の業務支援から課題解決支援へ重点シフト。より付加価値の高い価値提供を推進。

  5. 05

    ビジネスインテリジェンス事業のDX推進

    10年先も選ばれ続けるDXパートナーを目指し、顧客のDX領域支援に重点。テクノロジーホルダーとの連携によりデータ統合基盤・利活用支援領域を拡大。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で3,309人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は897万円で、8期前と比べて+10.9%平均年齢は48.6歳、平均勤続年数は14.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,431
2018年3月2,527
2019年3月80945.716.42,829
2020年6月83347.116.33,076
2021年6月88946.515.63,080
2022年6月84246.815.53,135
2023年6月80746.715.43,186
2024年6月89147.815.53,33199
2025年6月89748.614.43,309127

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社33(国内 21 / 海外 12、うち連結子会社 29) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
ひばりヶ丘事業所 — 東京都西東京市2,450百万円
マーケティング支援(消費財・サービス)ビジネスインテリジェンス
ひばりヶ丘事業所 — 東京都西東京市583百万円
ビジネスインテリジェンス
長野センター — 長野県長野市466百万円
ビジネスインテリジェンス
長野センター — 長野県長野市26百万円
ビジネスインテリジェンス
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    NTT㈱(注)3
    東京都千代田区 · その他の関係会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱NTTドコモ
    東京都千代田区 · その他の関係会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱インテージ(注)4、5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱インテージリサーチ
    東京都東久留米市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱リサーチ・アンド・イノベーション
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権61.4%
  • 国内
    ㈱ドコモ・インサイトマーケティング(注)4
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱インテージヘルスケア(注)4、5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱協和企画
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱インテージリアルワールド
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プラメド
    京都府京都市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱インテージテクノスフィア(注)4
    長野県長野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱データエイジ
    東京都西東京市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社21社を開く
  • ㈱ビルドシステム東京都千代田区100%
  • エヌ・エス・ケイ㈱長野県長野市100%
  • ㈱データスプリング東京都千代田区100%
  • ㈱インテージ・アソシエイツ東京都千代田区100%
  • INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合(注)4東京都港区96%
  • 英徳知市場諮詢(上海)有限公司中国上海市90%
  • SHANGHAI HARVEST MARKET CONSULTING Co.,Ltd.中国上海市51%
  • INTAGE(Thailand) Co.,Ltd. (注)4タイバンコク市100%
  • INTAGE VIETNAM LIMITED LIABILITY COMPANYベトナム ホーチミン市100%
  • INTAGE INDIA Private Limited (注)4インド ニューデリー市99%
  • INTAGE SINGAPORE PTE. LTD. (注)4シンガポール シンガポール市100%
  • PT. INTAGE INDONESIAインドネシア ジャカルタ市60%
  • INTAGE USA Inc.アメリカ カリフォルニア州100%
  • dataSpring Korea Inc.韓国ソウル特別市98%
  • dataSpring Global Research USA, Inc.アメリカ カリフォルニア州100%
  • dataSpring Singapore PTE LTDシンガポール シンガポール市100%
  • dataSpring Philippines,Inc.フィリピン ケソン市100%
  • 上海道道永泉市場調査株式会社中国上海市75%
  • Plamed Korea Co., Ltd.韓国ソウル特別市51%
  • ㈱プログラミングファスト福井県福井市35%
  • ㈱高速屋神奈川県川崎市40%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は671億円営業利益58億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.3%、利益が+38.1%。

売上高
+2.3%
671億円
営業利益
+38.1%
58億円
純利益
-51.4%
17億円
営業利益率
8.6%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高710億円671億円
営業利益62億円58億円
純利益40億円17億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は354億円、営業利益は34億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+5.4%、営業利益は+41.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1792011.221
2023年4Q135−3
2024年1Q14321.42
2024年2Q164137.98
2024年3Q1761810.214
2024年4Q15000.01
2025年2Q320185.620
2025年4Q336247.115
2026年2Q317247.612
2026年4Q354349.65

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は399億円から671億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は8.6%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
会社分割によりすべての事業を株式会社インテージ分割準備会社(連結子会社)に承継し持株会社制に移行。商号を株式会社インテージホールディングスに変更。
2013年3月3993212
株式会社インテージ(連結子会社)が株式会社アクセス・ジェーピー(連結子会社)の株式を取得し、子会社化。
2014年3月4253416
2015年3月4393425
2016年3月4553923
2017年3月4804429
2018年3月5054331
2019年3月5404229
2020年6月6693717
2021年6月5765134
2022年6月6025034
2023年6月6144135
2024年6月63333355.225
2025年6月65642416.435
2026年6月67158588.617

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高671億円のうち、営業利益として残るのは58億円8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の2.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金91.4%613億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%58億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+0.3pt
8.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.1pt
2.5%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年6月期は営業CFが64億円、投資CFが9億円で、差し引きのフリーCFは73億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は165億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月34−13−102159
2014年3月36−12−62479
2015年3月2923−495284
2016年3月17−1816−198
2017年3月41−21−1320104
2018年3月32−2448116
2019年3月43−41−12117
2020年6月70−14−5556118
2021年6月48−12−1436141
2022年6月34−6−2928143
2023年6月27−6−4021125
2024年6月20−7−2213119
2025年6月649−2773165

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年6月期の総資産は469億円。このうち返さなくてよい自己資本が333億円で、自己資本比率は70.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月29415513952.5
2014年3月33717216550.5
2015年3月33319913459.3
2016年3月36821315557.5
2017年3月39123815360.3
2018年3月41527414165.5
2019年3月45529016563.3
2020年6月41528313267.8
2021年6月45830515365.6
2022年6月45630814866.8
2023年6月44431013469.3
2024年6月45332412971.1
2025年6月46933313670.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
153億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
320億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
136億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中299位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中450位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.6%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,014で、1年前と比べて+16.3%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥2,014-3.1%1ヶ月+4.6%1年+16.3%時価総額814億円
過去52週の値幅
安値¥1,598高値¥2,156

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)45.1倍
PER (会社予想)19.2倍
PBR2.26倍
配当利回り2.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月上旬に1,725円から上昇し、7月29日に2,080円まで上昇後、調整に転じ、8月12日時点で1,863円と25日移動平均線1909.2円を下回っています。年初来高値2,095円からは約11%下落し、52週安値1,598円からは約16.6%の水準です。出来高は直近で32,100株と比較的高水準で、売り圧力と買いが交錯しています。RSIは47.01と中立圏で、25日線を下回るが75日線は上回る状態です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PERが26.28倍と予想PER17.8倍を上回り、PBRも2.09倍でROE10.73%に対して割高感がある。配当利回り2.68%は業界平均3.22%を下回り、配当性向121.89%は高水準で持続性に懸念。直近の利益は減益傾向で、割高だが配当は高水準を維持。業界平均PER30.53倍と比較するとやや低いが、成長性を織り込むには割高。

指標この会社業種平均
PER (実績)45.1倍47.9倍
PER (予想)19.2倍
PBR2.26倍2.96倍
ROE10.7%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収益性の改善と市場シェアの維持が焦点。強気派は、売上高が着実に増加し、営業利益率が改善していることから、データ活用の需要拡大とコスト管理の効果が続くとみる。また、安定した配当と低いPERで割安感がある。弱気派は、競争激化による価格低下や、デジタル革新への対応遅れで成長が鈍化する可能性を指摘。さらに、最終利益が2026年6月期に減少予想で、収益の変動性もある。

プラスに働く材料7
  • 利益率の改善

    営業利益率が5.21%から6.4%、8.64%と段階的に向上。

  • 安定成長

    売上高が614億から671億円まで毎年増加し、安定した事業基盤を示す。

  • 割安感

    PER約26倍、配当利回り2.69%で、成長と安定のバランスが良い。

  • 営業利益が2期連続増益で58億円通年影響

    営業利益は2025/6期42億円→2026/6期58億円、前年比38%増

  • 営業利益率が5.21%から8.64%へ改善通年影響

    2024/6期5.21%→2026/6期8.64%と収益構造が強化

  • 予想PER17.8倍と実績PER26.25倍の乖離決算発表後影響

    予想PER17.8倍は実績PER26.25倍を下回り改善余地

  • 配当利回り2.69%の継続継続影響

    配当利回り2.69%が下値支援材料

マイナスに働く材料7
  • 最終利益の減少予想

    2026年6月期の最終利益は17億円と前期比で大幅減益の見通し。

  • 競争の激化

    リサーチ業界は競争が激しく、価格競争が収益を圧迫する。

  • 成長の限界

    成熟市場であり、成長率は緩やかで、株価の上昇余地が限定的。

  • 純利益が35億円から17億円へ半減通年影響

    2025/6期35億円→2026/6期17億円と大幅減益

  • 売上高伸び率が3.6%から2.3%へ鈍化通年影響

    売上高は+3.6%(2025/6期)→+2.3%(2026/6期)と減速

  • PBR2.09倍はROE10.73%に対して割高不定影響

    ROE10.73%ではPBR2.09倍維持に高い資本収益性が必要

  • 外国株主比率6%と低い継続影響

    外国持株比率6%と低く海外投資家の株価形成参加が限定的

次の決算で確かめる点
受注単価
価格競争の影響を受けるため、収益性の指標になる。
海外売上比率
海外展開の進捗と成長機会を確認する。
データ利活用サービス売上
高付加価値分野の成長が全体の収益性を左右する。
従業員一人当たり売上
業務効率の改善度を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+4.7%いまの株価に対する利回りは2.48%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
2.48%
いまの株価に対して
配当性向
121.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1840.9
2018年3月2014.336.4
2019年3月2210.054.8
2020年6月3036.455.9
2021年6月3516.7201.4
2022年6月388.687.4
2023年6月4210.552.0
2024年6月432.477.8
2025年6月454.7121.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ5,816人。区分でいちばん多いのは事業法人52.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.9%を占め、残る31.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
事業法人11.811.911.611.152.452.3
個人・その他27.324.525.929.025.024.5
金融機関34.234.135.134.219.016.6
外国法人24.328.425.524.22.86.0
自己株式0.00.01.84.84.74.7
証券会社2.41.12.01.60.90.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社NTTドコモ48.54
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.36
03インテージグループ従業員持株会4.03
04日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.77
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.19
06株式会社埼玉りそな銀行1.87
07エーザイ株式会社1.65
08豊栄実業株式会社1.49
09NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.18
10第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.05

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-31
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    変更報告
    5.00%
  • 2026-07-22
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    1.40%
  • 2026-07-17
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    1.40%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−28%、1株純資産は13期で+13%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月627678.318.763.6
2014年3月4142310.116.865.4
2015年3月6249513.416.8
2016年3月5853011.412.424.4
2017年3月7259012.813.940.9
2018年3月7666112.015.536.4
2019年3月6970010.212.454.8
2020年6月427055.921.055.9
2021年6月8475111.618.4201.4
2022年6月8677611.314.887.4
2023年6月9180811.417.952.0
2024年6月648457.823.377.8
2025年6月9286810.719.3121.9
2026年6月45

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/6期の役員報酬は総額211百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
仁司与志矢代表取締役 社長59
檜垣歩取締役 マーケティング支援(消費財・サービス)国内・海外事業担当、未来創造担当62
大竹口勝取締役 当社取締役経営企画担当、関係会社担当65
竹内透取締役 当社取締役 CFO、経営管理担当63
石橋英城取締役55
今井厚弘取締役65
渡邉温子取締役71
小田切俊夫取締役(常勤監査等委員)64
永井理取締役(監査等委員)54
中島肇取締役(監査等委員)70
三山裕三取締役(監査等委員)71
鹿島静夫取締役(監査等委員)67
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
原田典子取締役52

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)636410215626
社外取締役536367
取締役(社内)2191910

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,764字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社インテージホールディングス)、連結子会社29社及び持分法適用会社2社により構成されております。主要な事業は、「マーケティング支援(消費財・サービス)」、「マーケティング支援(ヘルスケア)」、「ビジネスインテリジェンス」からなります。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容及び関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) マーケティング支援(消費財・サービス) マーケティング支援(消費財・サービス)事業では、一定数の消費者や店舗などから定期的にデータを収集・加工しお客様に調査データを提供するパネル調査や、独自に収集した各種データをもとに分析や解析等を行いお客様のマーケティングの課題に応えるカスタムリサーチ、コミュニケーションサービス等を展開しています。 主要な事業内容   主要な会社 ①パネル調査 ②カスタムリサーチ ③コミュニケーションサービス    ㈱インテージ(連結子会社)㈱インテージリサーチ(連結子会社)㈱リサーチ・アンド・イノベーション(連結子会社)㈱ドコモ・インサイトマーケティング(連結子会社)英徳知市場諮詢(上海)有限公司(連結子会社)SHANGHAI HARVEST MARKET CONSULTING Co.,Ltd.(連結子会社)INTAGE(Thailand) Co.,Ltd.(連結子会社)INTAGE VIETNAM LIMITED LIABILITY COMPANY(連結子会社) INTAGE INDIA Private Limited(連結子会社) INTAGE SINGAPORE PTE. LTD.(連結子会社) PT. INTAGE INDONESIA(連結子会社)INTAGE USA Inc.(連結子会社)㈱データスプリング(連結子会社)dataSpring Korea Inc.(連結子会社)dataSpring Global Research USA, Inc.(連結子会社)dataSpring Singapore PTE LTD(連結子会社)dataSpring Philippines, Inc.(連結子会社)上海道道永泉市場調査株式会社(連結子会社) (2) マーケティング支援(ヘルスケア) マーケティング支援(ヘルスケア)事業では、主に製薬企業に対して、医療用医薬品に関する医師の処方実態や医療消費者の行動に関する調査、プロモーション活動の評価など、幅広い調査・分析サービス、及び、一般用医薬品に関する小売店の販売データや購買履歴を活用したパネル調査、カスタムリサーチ等を提供しています。 主要な事業内容   主要な会社 ①一般用医薬品・医療用医薬品等の市場調査 ②医療に係るプロモーション  ③処方情報分析   ㈱インテージヘルスケア(連結子会社) ㈱協和企画(連結子会社) ㈱インテージリアルワールド(連結子会社) ㈱プラメド(連結子会社) Plamed Korea Co., Ltd.(連結子会社) (3) ビジネスインテリジェンス ビジネスインテリジェンス事業では、システムの開発・運用、BPO、ソフトウェアの開発・販売、データセンター運用等を主たる業務としており、さらにシステムの構築・運用による業務プロセスの改善支援、データ評価、分析、コンサルテーション、人工知能(AI)情報処理技術の活用を見据えた研究開発も行っています。 主要な事業内容   主要な会社 ①システムの開発・運用 ②BPO ③ソフトウェアの開発・販売 ④データセンターの運用   ㈱インテージテクノスフィア(連結子会社)㈱データエイジ(連結子会社)㈱ビルドシステム(連結子会社)エヌ・エス・ケイ㈱(連結子会社) [事業系統図] 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,119字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 ① 経営の基本方針 当社グループでは、以下の「THE INTAGE GROUP WAY」を経営の拠り所としています。 <THE INTAGE GROUP WAY> [グループビジョン] 知る、つなぐ、未来を拓く Know today, Power tomorrow お客様と生活者をつなぐ架け橋として、豊かで可能性の広がる社会を創造する [行動指針] 1. 最適を探求せよ!  常に、相手にとっての最適を考え抜け。 2. 品質にこだわれ!  期待を超える品質を追求し、適切な利益を実現せよ。 3. 責任を全うせよ!   仕事に情熱を持ち、自分の責任としてやり遂げよ。 4. 変化に柔軟であれ! 多様な価値観を受け入れ、変化に対応せよ。 5. 挑戦を楽しめ!     前例にとらわれず、新たな挑戦をし続けよ。 ② 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは当連結会計年度である2024年6月期を初年度とする第14次中期経営計画(3か年)を策定いたしました。本計画のグループ基本方針を「Data+Technology企業としてのNewPortfolioへ-新たな価値発揮の創出-」としております。人口減少・高齢化社会、そして、デジタル社会の進展を機会ととらえ、社会的ロスをなくし、便利で豊かな社会の実現に向けてマーケティングインテリジェンス(以下MI)、ビジネスインテリジェンス(以下BI)の単体機能提供からMIとBIを融合させたサービスを提供する企業=Data+Technology企業として、新たな価値発揮を創出してまいります。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、第14次中期経営計画(3か年)の2年目となる当連結会計年度において、「Data+Technology企業としてのNewPortfolioへ-新たな価値発揮の創出-」をグループ基本方針として掲げ、人口減少・高齢化社会、そして、デジタル社会の進展を機会と捉え、社会的ロスをなくし、便利で豊かな社会の実現に向けてマーケティングインテリジェンス(以下「MI」といいます。)、ビジネスインテリジェンス(以下「BI」といいます。)の単体機能提供からMIとBIを融合させたサービスを提供する企業=Data+Technology企業として、新たな価値発揮を創出してまいりました。 当社グループのお客様にとっては、米国の通商政策の影響による景気下振れリスクの高まりや、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響などが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、お客様を取り巻く事業環境は注意が必要な状況にあります。 近年の社会情勢の大きな変化の影響により、生活者の意識、価値観、ライフスタイル、購買行動などが大きく変化するとともに、新しいテクノロジー活用による創造と破壊のサイクルがより短期化することで、社会や産業構造の変革が加速しており、様々な社会課題が浮き彫りになっております。また、国内における少子高齢化、人口減少、労働人口の減少など長期的な変化も顕在化しつつあります。 今後も社会情勢の大きな変化やテクノロジーの大きな進化は恒常的に起こり、お客様を取り巻く事業環境は絶え間なく変化し続けると当社グループは認識しております。そのような状況の中でも当社グループの持続的な成長を目指すため、2030年の展望を定め、長期的な視点を持って、社会的ロスがない便利で豊かな社会の実現に貢献できる企業として、社会に必要とされる企業を目指してまいります。 こうした状況の中、当社グループでは「基幹事業」と「成長事業」を明確にした事業運営にシフトするとともに、グループ総合力を高めるための組織・機能の統廃合を含めた最適フォーメーションへのシフトを推進することで、分散から統合を促し経営資源を最適配分しやすい組織構築と中長期的な成長が見込まれる事業への資源配分を進めてまいります。また、当社グループの中長期的な成長戦略の一環として、株式会社NTTドコモとのシナジーの実現及びセールス連携、データ連携を引き続き推進してまいります。この取り組みによって当社グループが長年培ってきた「データの収集」「データの価値化」「データ活用の仕組化」のケイパビリティを加速度的に高めるとともに、既存のマーケティング支援事業以外の領域への拡張を図り、2030年の展望を見据えた新しい価値発揮の創出を目指してまいります。 マーケティング支援(消費財・サービス)事業においては、国内は既存事業の伸長並びに株式会社NTTドコモ及び株式会社ドコモ・インサイトマーケティングとの取り組みによる事業ドメイン拡張を目指してまいります。海外は安定的な黒字化の体制構築、オンラインシフトの強化をするとともに、アジアを拠点としたグローバルビジネス展開を進捗してまいります。 マーケティング支援(ヘルスケア)事業においては、ヘルスケアにおける意思決定パートナーの集団を目指すべく、お客様の業務支援から課題解決支援を重点的に取り組むことで、より付加価値の高い価値提供を推進してまいります。 ビジネスインテリジェンス事業においては、10年先も選ばれ続けるDXパートナーになることを目指すべく、お客様のDX領域の支援を重点的に取り組むことで事業成長するとともに、テクノロジーホルダーなどとの連携によりデータ統合基盤、データ利活用の支援領域をひろげることを目指してまいります。 当社グループ全体としては、安定的な財務基盤に基づく資本政策の強化、グループ間連携のビジネス創出、人的資本を始めとした非財務資本の増加のための施策実施、及びサステナビリティの強化を図ってまいります。 資本の最適な分配については以下のように分類しております。成長戦略に基づく投資活動を「基盤投資」と「戦略投資」と定義し、新たな価値創出発揮の創出を推進いたします。 (ⅰ)株主還元 -配当性向50%以上、累進的配当政策、機動的な自己株式取得 (ⅱ)戦略投資 -ドメイン拡張、新事業と収益基盤の確立 (ⅲ)基盤投資 -国内No.1の堅持、生産性向上、顧客満足度向上など あわせて、資本市場との良好な関係を築くべくESG投資において重要視されるコーポレートガバナンス推進やセキュリティ遵守を徹底するとともに、SDGsへの取り組みとして、データ活用環境の保全に努め、お客様の視点と生活者の視点をつなぐデータ活用価値の不断の向上によって、健やかで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 引き続き、コーポレートアイデンティティ「THE INTAGE GROUP WAY」を経営のよりどころとし、グループのコアコンピタンスである「情報力」を武器に、お客様と生活者をつなぐ架け橋となり、豊かで可能性の広がる社会を創造する企業として、当社グループが持続的に成長・発展するために、更なる経営基盤の強化と企業価値の向上を目指しております。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、事業活動の持続的な成長・ビジネス価値の成果を示す売上高及び営業利益を重要な経営指標と位置付け、企業経営に取り組んでおります。また、人的価値向上の観点から一人当たり利益の成長率、加えて資本効率を意識した経営の観点からROEについても重要な指標としてとらえております。
事業等のリスク2,932字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 情報の管理について 当社グループが関連する情報サービス業界におきましては、事業特性上、多種多様かつ大量の企業情報及び個人情報を取り扱っております。そのため、個人情報保護法及びプライバシーマークによる個人情報の保護制度を適用することはもとより、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)やコンピュータセキュリティインシデントへの対応につきましても専任組織を設置して外部公開システムのセキュリティ対策を行う等、各種情報の管理につきましては十分留意しております。 また、当社グループのシステムが不正なアクセスにより、保有する各種情報を不正に取得・改ざんされる可能性があり、各システムのセキュリティは利用に際し十分な検証を行い、必要な保全措置を施しております。 しかしながら、各種情報の漏洩等が発生した場合には、当社グループの信用が損なわれることとなり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業投資について 当社グループは、既存事業の成長性確保や新規事業領域の開拓を目的とし必要な投資活動を積極的に行っております。 しかしながら上記の結果、マイナスの影響が生じたり想定した通りに投資効果が得られない場合には、当社グループの経営成績や事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、投資先が抱える問題の発見が遅れ早期に是正できない場合や、投資活動に人材等十分な経営資源を充てることができない場合には、当社グループの経営成績や事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 事業上のリスクについて ①  当社グループの消費財・サービス事業の中心サービスであるパネル調査分野において、さらなる成長性を確保するため、新商品の投入並びにデータ提供からソリューション提供への転換による付加価値向上に努めておりますが、これらの施策が想定どおりに進捗しない場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 カスタムリサーチ分野におきましては、インターネット調査専業会社の出現により業界内における競争が激化しております。よって、この競争を勝ち抜くために常に、調査データの収集加工・分析・提供の各段階におけるシステム投資が必要となっております。これらの競争の結果及びシステム投資の負担が過大になった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②  ヘルスケア事業におきましては、製薬業界の動向に大きな影響を受けることがあります。国内での新薬開発の減少等によりマーケットが縮小した場合、また薬機法をはじめとする法規制の改正等の動向次第では、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③  ビジネスインテリジェンス事業は、システムの運用維持管理等の顧客密着型サービスを担うことで培った業界精通力及び顧客基盤をベースに、業界別ソリューション機能の強化を図る方針でありますが、これらが想定どおりに進捗しない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 人材確保について 当社グループは、専門性の高い業務が多いため、人材の確保と育成を重要な課題としております。また、海外への積極展開を進めていることから、グローバル人材の確保が急務となっております。 そこで、当社グループは、人材の確保・育成・評価に関する制度運用につき、継続的に見直しを実施しております。さらに当社グループは、次世代の経営者育成も重要課題ととらえ、サクセッションを加速させ取り組んでおります。 しかしながら、これらの施策によっても人材の確保と育成が順調に進展しない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 海外情勢について 海外における当社グループの事業に係わる法規制等の成立・改正等が実施された場合、政治情勢により事業運営に支障をきたす事態が生じた場合、予期せぬ自然災害や感染症等が発生した場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) マネジメントの課題について 当社グループはマネジメントシステム委員会を設置し、マネジメントにおける諸課題に対応しております。さらに、内部統制推進委員会を設置し、特にコンプライアンス遵守につきましては体制を強化して取り組んでおります。また、サステナビリティ委員会を設置し、事業活動を通じて社会と企業の持続的な発展に貢献していくことを理念として、環境、社会、ガバナンスなどに関するテーマを検討し取り組んでいきます。 しかしながら、これらの体制が十分に機能せず、個々の従業員への浸透が不十分な場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 為替の変動について 当社グループでは、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載した海外の連結子会社の現地通貨建ての財務諸表を日本円に換算しております。したがって、為替相場の変動が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) システム障害について 当社グループのデータセンターは、24時間体制による有人管理に加え、監視カメラの設置、カードキーによる入退出時の情報管理等、その管理体制には万全を期しております。さらに耐震構造、消火設備、受電設備の二重化、自家発電設備等、常に安定した運営ができるように、最大限の措置を講じております。 しかしながら、システム、ハードウェア等の不具合、悪質なコンピュータウィルス及びハッカーからの攻撃、その他大規模停電、地震、火災、洪水、事故等の予期せぬ重大な事象の発生により、当社の設備やネットワークが利用できなくなった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 知的財産権について 当社グループが事業活動を行うにあたり、第三者が保有する特許権、商標権等の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っておりますが、万が一、第三者の知的財産権を侵害した場合、または今後当社グループの事業分野において第三者の特許権等が新たに成立した場合、当該分野の事業の停止及び第三者から損害賠償、使用差止等の請求を受けることにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 持株会社のリスクについて 当社グループを代表して上場している㈱インテージホールディングス(以下「当社」といいます。)は、当社が株式を直接保有している事業会社が当社に対して支払う経営管理料及び各事業会社が業績や財政状態に応じて支払う配当を収入源としております。このため、各事業会社の財政状態が悪化し、当社に対して配当を支払えない状況が生じた場合には、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,861字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年7月1日から2025年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって緩やかに回復しております。また、当社グループが事業を展開するアジア地域の景気は中国では足踏みが続きましたが、各国では回復の動きもみられました。 一方で、米国の通商政策の影響による景気下振れリスクの高まりや、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響などが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、当社グループのお客様を取り巻く環境は注意が必要な状況にあります。 当社グループは、第14次中期経営計画のグループ基本方針である「Data + Technology企業としてのNew Portfolioへ - 新たな価値発揮の創出 -」の実現に向けて、2年目となる当連結会計年度において『Synergy&Optimization』を経営方針として掲げ『Synergy』をキーワードとした事業領域の拡大と『Optimization』をキーワードとしたグループ経営資源の最適化を推進しております。 当社は、2024年4月22日付「株式会社ドコモ・インサイトマーケティングの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」に記載のとおり、2024年7月1日付で株式会社NTTドコモ及び当社の合弁会社である株式会社ドコモ・インサイトマーケティングを完全子会社といたしました。 当社の連結子会社である株式会社インテージヘルスケアは、2024年6月17日付「連結子会社による会社分割(新設分割)及び新設会社株式の譲渡ならびに特別利益の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、2024年9月2日付で同社が行うCRO事業をアルフレッサ ホールディングス株式会社に譲渡いたしました。 マーケティング支援(消費財・サービス)事業においては、国内では既存事業の伸長に加え、顧客への提供価値の向上、業務最適化の推進及びSCIの刷新等の投資を推進しております。また、株式会社NTTドコモと連携をした新規サービス・ソリューションの開発及び営業連携に注力してまいります。海外では国内・海外拠点間連携等による営業体制の強化を推進しております。 マーケティング支援(ヘルスケア)事業においては、ヘルスケアにおける意思決定パートナーの実現に向けて、リアルワールドデータなどを通じて得られる事実ベースのデータに医療消費者の意識や行動のデータを加えることで生活者の理解をより深めてまいります。また、医療消費者視点の重要性から統合データベース(CrossFact)のバージョンアップなど医療リアルワールドデータの強化も継続して推進しております。 ビジネスインテリジェンス事業においては、データ統合基盤・活用ビジネスの拡大、業界共通課題を解決するソリューションサービスの開発、ビジネス変革を支援する既存顧客システムの刷新を重点課題として掲げ、事業成長を加速しております。 なお、特別利益において、上記のCRO事業の譲渡による事業譲渡益の他、政策保有株式の売却等による投資有価証券売却益を計上しております。また、特別損失においては、当社の連結子会社(INTAGE Open Innovation 投資事業有限責任組合を含む)において発生した投資有価証券評価損等を計上しております。 この結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高65,571百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益4,241百万円(同28.9%増)、経常利益4,131百万円(同16.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,505百万円(同42.7%増)となりました。 事業分野別の状況は次のとおりであります。 マーケティング支援(消費財・サービス)事業 マーケティング支援(消費財・サービス)事業の連結業績は、売上高45,344百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益1,435百万円(同23.7%増)の増収増益となりました。 当事業では、パネル調査は前年水準で推移しました。カスタムリサーチ、株式会社インテージリサーチ及び株式会社リサーチ・アンド・イノベーションは着実な成長を遂げました。また、株式会社ドコモ・インサイトマーケティングは増収に大きく寄与しております。海外事業は株式会社データスプリング等が好調に推移しました。 投資活動は計画通り進捗し、新SCIへの移行が完了しました。 利益面については、投資費用、人件費及び株式会社NTTドコモとのシナジー事業立ち上げによる先行費用の影響はあったものの、増収効果により増益となりました。 マーケティング支援(ヘルスケア)事業 マーケティング支援(ヘルスケア)事業の連結業績は、売上高12,432百万円(前年同期比13.3%減)、営業利益2,133百万円(同25.7%増)の減収増益となりました。株式会社インテージヘルスケアにおけるCRO事業の売却の影響で減収となりましたが収益性は大幅に改善しています。 当事業においては、株式会社インテージヘルスケアの主力であるリサーチ事業において、医療領域のカスタムリサーチ・パネル調査ともに、売上が前年を上回る水準で推移し、利益の向上に貢献いたしました。 ビジネスインテリジェンス事業 ビジネスインテリジェンス事業の連結業績は、売上高7,794百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益672百万円(同55.8%増)となり、増収増益となりました。 当事業では、株式会社インテージテクノスフィアにおいて、重点投資分野としたデータ統合基盤・活用ビジネスが堅調に推移した事に加え、既存顧客業界向けソリューションの売上が前年を上回る水準で推移しました。株式会社ビルドシステムについても、ローコード開発案件が好調で、前年を上回る水準で推移しました。 利益面については、価格設定の見直し、委託費コントロールや業務効率化などによる収益性の改善に取り組んだ結果、増益となりました。 財政状態の状況は次のとおりであります。 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べ2,527百万円増加し、30,533百万円となりました。これは、受取手形が150百万円、売掛金が1,005百万円、契約資産が226百万円減少したものの、現金及び預金が3,223百万円増加したことなどによるものです。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ923百万円減少し、16,389百万円となりました。これは、のれんが1,857百万円、退職給付に係る資産が423百万円増加したものの、投資有価証券が3,358百万円減少したことなどによるものです。 この結果、総資産は1,604百万円増加し、46,922百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べ676百万円増加し、12,567百万円となりました。これは、買掛金が272百万円減少したものの、未払法人税等が943百万円増加したことなどによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ46百万円増加し、1,034百万円となりました。これは、長期借入金が100百万円、リース債務が114百万円減少したものの、資産除去債務が292百万円増加したことなどによるものです。 この結果、負債合計は722百万円増加し、13,601百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ881百万円増加し、33,321百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が137百万円減少したものの、利益剰余金が1,044百万円増加したことなどによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費、売上債権の減少額等の収入額が事業譲渡益、仕入債務の減少額等の支出額を上回ったことにより、6,429百万円の純収入となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入、事業譲渡による収入等の収入額が無形固定資産の取得による支出、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出等の支出額を上回ったことにより、910百万円の純収入となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済による支出、配当金の支払額等による支出により、2,734百万円の純支出となりました。 この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ4,551百万円増加し、16,492百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) マーケティング支援(消費財・サービス)   27,505,881   8.0 マーケティング支援(ヘルスケア)   7,767,293   △19.5 ビジネスインテリジェンス   5,789,502   △6.2 合計   41,062,677   △0.5 (注)  金額は、売上原価によっております。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) マーケティング支援(消費財・サービス)   45,287,398   7.4   16,884,722   3.3 マーケティング支援(ヘルスケア)   12,593,743   △16.4   4,263,325   △44.8 ビジネスインテリジェンス   7,409,761   △1.4   3,415,262   △10.1 合計   65,290,903   0.9   24,563,309   △11.8 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) マーケティング支援(消費財・サービス)   45,344,450   10.1 マーケティング支援(ヘルスケア)   12,432,050   △13.3 ビジネスインテリジェンス   7,794,586   0.4 合計   65,571,087   3.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等の分析については、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、「 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 資本の財源及び資金の流動性に係る情報については、次のとおりであります。 当社グループは、中長期的な成長による持続的かつ安定的な企業価値の向上を目指しており、それを支える財務戦略の基本方針は、最適資本構成の下、純利益から生じるキャッシュ・フローを成長投資と株主還元にバランス良く配分していくこととしております。 成長投資については、「Data + Technology企業としてのNew Portfolioへ」という2024年6月期を初年度とする第14次中期経営計画におけるグループ基本方針のもと、「基幹事業」と「成長事業」を明確にした事業運営にシフトし、中長期的な成長が見込まれる事業への事業投資やM&A等の実行をしてまいります。 株主還元については、経営における重要課題の一つと考えており、配当については、第14次中期経営計画期間(2024年6月期~2026年6月期)の配当は累進的とし、最終年度の2026年6月期の連結配当性向は50%を目指し、ROE(自己資本利益率)は12%を目標にしております。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。また、自己株式の取得につきましても、機動的に対応し、資本効率の向上を図ってまいります。 資金需要を満たすための資金は、原則として、営業活動によるキャッシュ・フローを財源としますが、財務の健全性・安定性を維持するため、銀行等から借入等を行う方針です。そのため、当社は主要取引銀行とコミットメントライン契約を締結しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。