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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

トーカイ

TOKAI Corp.9729 · Prime · サービス業

トーカイは、リネン・介護用品レンタル、病院向けサービス、調剤薬局など、健康と衛生を支えるB2B&B2Cサービスを展開。

概要

トーカイは岐阜県岐阜市に本社を置くサービス企業で、病院・ホテル向けリネンレンタル、介護用品レンタル、調剤薬局、環境美化用品レンタルなどを全国展開する。連結従業員数4,694名、2026年3月期の売上高は1,597億円、営業利益94億円。3つの報告セグメント(健康生活サービス、調剤サービス、環境サービス)で構成され、レンタルビジネスを軸に循環型社会の実現を掲げる。

3セグメントで支える事業基盤

トーカイは事業を「健康生活サービス」「調剤サービス」「環境サービス」の3区分で報告する。健康生活サービスが全売上の約51%(818億円)を占め、病院向けリネンレンタル・業務受託、ホテル向け寝具リネン、介護用品レンタル、給食、クリーニング設備製造、宅配水まで多岐にわたる。調剤サービスは約39%(629億円)で、東海・北陸・関西・四国に調剤薬局「たんぽぽ薬局」とドラッグストア「ドラッグミック」を展開。環境サービスは約9%(148億円)で、全国のフランチャイズ網による「リースキン」ブランドのマット・モップレンタル、ビル清掃、太陽光発電からなる。各セグメントは連結子会社26社と関連会社2社によって運営される。

健康生活サービスが稼ぐ医療・介護支援

健康生活サービスはトーカイの最大セグメントで、2026年3月期の営業利益は85億円と前年比19.9%増を達成した。病院関連事業では「入院・入居セット」の高付加価値化を推進し、寝具・リネン類のレンタルと院内物流・看護補助の受託を組み合わせる。寝具・リネンサプライ事業ではホテル需要の拡大を捉え、価格適正化と生産体制強化を進める。シルバー事業では介護用品レンタルが好調で、M&Aによる拠点拡大と調剤薬局店舗を活用した出店でシェアを伸ばす。給食事業(トーカイフーズ)、クリーニング設備製造(プレックス)、アクアクララ事業もセグメントに含まれ、それぞれが収益に貢献する。

調剤サービスと環境サービスが出す安定収益

調剤サービスは子会社たんぽぽ薬局が運営する調剤薬局を中核とし、2026年3月期の営業利益は24億円(前年比2.2%増)。東海・北陸・関西・四国の基幹病院門前を中心に店舗を構え、かかりつけ薬局機能を果たす。ドラッグミックは関西地区で展開する。環境サービスは営業利益12億円と横ばいだが、リースキン事業が全国のフランチャイズ網を活用したマット・モップのレンタル・洗浄循環モデルで安定した収益を生む。ビル清掃管理事業は医療・介護施設の感染防止需要に対応し、太陽光事業は自社保有地での売電収入を加える。いずれも低リスクで継続的なキャッシュフローを創出する。

収益構造と資本効率の改善動向

トーカイは2026年3月期、売上高1,597億円(前期比6.8%増)、営業利益94億円(同14.5%増)と過去最高を更新した。営業利益率は5.9%と前年から0.4ポイント改善。セグメント別では健康生活サービスの利益率が10.4%と高く、調剤サービスは3.9%、環境サービスは8.3%と事業特性に応じた水準にある。経常利益101億円、当期純利益61億円(同28.3%増)で、ROEは7.2%と自己資本利益率も上昇傾向にある。中期経営計画では最終年度2028年3月期に売上高1,700億円、営業利益95億円、ROE8%を目標とし、成長投資と株主還元のバランスを重視する。

業界の中での役割はリネン・介護・衛生サービスの総合提供事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,597億円
営業利益
94億円
営業利益率
5.9%
純利益
61億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
健康生活サービス818億円51.2%
調剤サービス629億円39.4%
環境サービス148億円9.3%
その他2億円0.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01健康生活サービス主力

医療機関・介護施設向け寝具リネン類のレンタルや業務受託、ホテル向けリネンサプライ、介護保険に基づく介護用品レンタル・販売、給食サービス、クリーニング設備製造、宅配水サービス等を提供。

主要顧客病院、介護施設、ホテル、一般家庭

主な製品・サービス6
病院関連事業(リネンレンタル・業務受託)
医療機関に寝具・リネン類(シーツ、衣類等)をレンタル。看護補助や院内物流管理も受託。
寝具・リネンサプライ事業
ホテル等宿泊施設向けに寝具・リネン類をレンタル・販売。
シルバー事業
介護用品(車椅子、ベッド等)のレンタル・販売、住宅改修サービス、リハビリ特化型デイサービス「ミック健康の森」の運営。
給食事業
医療機関・介護施設向け給食サービス(トーカイフーズ)。
クリーニング設備製造事業
クリーニング工場向けの仕上げ工程機器(プレス機等)を開発・製造。
アクアクララ事業
宅配水「アクアクララ」の提供。ボトルウォーターサーバーで家庭・オフィスに供給。

02調剤サービス主力

東海・北陸・関西・四国地区に調剤薬局「たんぽぽ薬局」を展開。病院門前を中心に処方箋調剤を提供。また、関西地区でドラッグストア「ドラッグミック」を運営。

主要顧客患者・一般消費者

主な製品・サービス2
調剤薬局「たんぽぽ薬局」
医師の処方箋に基づき医薬品を調剤・提供。地域に密着した薬局として、かかりつけ薬局機能を果たす。
ドラッグストア「ドラッグミック」
医薬品、化粧品、日用品等を販売。調剤薬局と併設する店舗もある。

03環境サービス準主力

「リースキン」ブランドのマット・モップ等の環境美化用品のレンタル・販売、ビル清掃管理サービス、自社保有地での太陽光発電事業。フランチャイズ網を活用したレンタルモデル。

主要顧客病院、介護施設、オフィスビル、商業施設

主な製品・サービス3
リースキン事業
マット・モップ等を加盟店経由で顧客にレンタル。使用済み品を回収・洗浄して再レンタルする循環型サービス。
ビル清掃管理事業
医療機関や介護施設を中心に、感染防止のための清掃・管理サービスを提供。
太陽光事業
自社所有地に太陽光パネルを設置し、売電収入を得る。

製品と技術

病院向け「入院・入居セット」とネクサージ事業

トーカイの病院関連事業の中心的な商品は「入院・入居セット」である。これはシーツや衣類、タオルなどのリネン類を一括でレンタルし、病院や介護施設に供給するもの。患者の入退院に合わせてセット内容を変更でき、効率的な在庫管理を可能にする。加えて、手術用リネンのリユースシステム「ネクサージ事業」を2005年から展開する。手術で使用するガウンやドレープを滅菌洗濯して再使用する仕組みで、医療現場の廃棄物削減とコスト低減に貢献する。羽島本部や横浜支店には専用の滅菌洗濯設備が導入され、関西メンテナンス工場などでも同様の処理を行っている。

リースキンが支える循環型マット・モップレンタル

「リースキン」ブランドはトーカイの環境サービスを象徴する製品群である。マット、モップ、トイレ周り用品などを加盟店経由で顧客にレンタルし、使用済み品を回収・洗浄・再製品化して再び貸し出す循環型モデルを採用する。このシステムは1968年にフランチャイズチェーンとして全国展開が始まり、現在も多くの加盟店を擁する。モップの製造は子会社のサカタが担い、洗浄加工はリースキンサポートが行う。病院や商業施設の玄関マットから厨房用マットまで幅広いラインアップを持ち、衛生管理のニーズに応える。

介護用品レンタルとリハビリデイサービス「ミック健康の森」

シルバー事業の柱は介護保険制度に基づく車椅子、介護ベッド、歩行器などのレンタル・販売と住宅改修サービスである。1996年に本格化し、M&Aを通じて全国に拠点を拡大してきた。2018年にはゆうえる、2024年には介護センター花岡、2025年にはエヴァを子会社化し、九州や東北にもネットワークを広げる。また、リハビリ特化型デイサービス「ミック健康の森」を運営する。これは高齢者の身体機能維持・向上を目的とした施設で、株式会社mik japanが担う。調剤薬局の既存店舗を活用した出店も進め、地域包括ケアシステムとの連携を強化している。

アクアクララとクリーニング設備製造技術

2003年に開始したアクアクララ事業は、宅配水サービスを家庭やオフィスに提供する。ボトルウォーターサーバーをレンタルし、定期的に水を配送するモデルで、健康志向の消費者や企業に支持される。一方、クリーニング設備製造事業は子会社プレックスが手がけ、クリーニング工場向けのプレス機や仕上げ工程機器を開発・製造する。省人化や効率化に寄与する機器で、国内のランドリー業界に供給される。これらの製品・サービスはトーカイの「清潔と健康」テーマを具現化し、レンタル・循環型ビジネスの技術基盤を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

サービス業、高成長と利益率改善

当社はサービス業で、2025年3月期売上高1,495億円と前期比8%増、2026年3月期予想1,597億円と高成長を持続。営業利益率は5.48%から5.89%へ改善。同業のジンジブやイシンと比較し規模は大きく、安定した収益基盤を確立。事業内容はリネンサプライやレンタル関連と推測され、病院やホテル向け需要が堅調。成長分野への投資も活発。

強み

  • 売上高1,500億円超、営業利益率5.5%超と同業他社を上回る収益力。
  • 毎年8%程度の増収を達成し、市場平均を上回る成長を実現。
  • リネンサプライなど定期契約型ビジネスで、安定した収益源を持つ。
  • 営業利益率が改善傾向にあり、効率的な運営ができている。

課題

  • サービス業全般で人手不足が進行し、人件費上昇やサービス提供に支障が出る恐れ。
  • リネン洗浄などにエネルギーを多用するため、光熱費高騰が利益を圧迫。
  • 同業他社や新規参入との競争が激しく、シェア維持に課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

医療機器・介護の時価総額近傍。太字がトーカイ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17575日本ライフライン1,137億円12.0倍
26197ソラスト1,059億円27.4倍
33151バイタルケーエスケー・ホールディングス864億円10.9倍
46454マックス839億円23.5倍
57979松風819億円16.7倍
69729トーカイ816億円13.3倍
77745A&Dホロンホールディングス760億円12.6倍
87366LITALICO643億円21.7倍
97915NISSHA596億円58.8倍
102749JPホールディングス581億円13.2倍
115821平河ヒューテック538億円28.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。

会社の歴史

沿革 52件

貸布団業から病院リネンへ進出した1955〜1960年代

1955年7月、岐阜市で寝具レンタルを目的とする東海綿業株式会社として創業。当初は一般家庭向けの布団レンタルが中心だったが、1962年に岐阜県羽島市に工場を建設し、病院用寝具のレンタル事業に本格参入する。1965年には大阪営業所を開設し関西へ進出、1967年には病院用ベッドやマット、医療消耗品の販売・レンタルを開始して医療関連領域を拡大。同年、関東営業所(横浜支店)を開設し、横浜工場の操業も開始した。この10年間で事業基盤を地元岐阜から関西・関東へ広げ、病院向けサービスの原型を築いた。

リースキン・フランチャイズで全国展開した1968年

1968年、トーカイは2つの重要な子会社を設立する。一つはダストコントロール事業(のちの環境サービス)を担う東海リース株式会社、もう一つは環境美化用品の販売を目的とする日本リースキン株式会社である。日本リースキンはフランチャイズシステム「リースキン・エンタープライズ・チェーン」を組織し、マット・モップのレンタル・洗浄・再レンタルという循環型モデルを全国に広げた。この仕組みは以後、トーカイの収益の一角を占めるに至る。1975年には商号を株式会社トーカイに変更し、本社機能を羽島へ移転した。

事業多角化と統合の1980〜1990年代

1985年、日本リースキンがビル清掃管理業を開始し、環境サービスを拡充。1986年には東海リースを含む4社を吸収合併し経営資源を集約した。1987年には病院給食事業に参入、1989年に岐阜市に新本社ビルを完成させ本店を移転する。1990年に給食子会社トーカイフーズを設立、1993年に寝具加工のサン・シング東海、1994年にトーカイ管財(現ティ・アシスト)を子会社化。1995年には調剤薬局事業に進出し、たんぽぽ薬局を設立。1996年には介護用品レンタル事業を本格化させ、高齢化社会を見据えた事業ポートフォリオを形成した。

アクアクララ参入とM&Aによる拡大(2000〜2010年代)

2002年、リースキンサポートを設立し環境サービスの物流体制を強化。2003年に宅配水「アクアクララ」事業を開始し、家庭・オフィス向けに新たな収益源を得た。2005年には大豊商事グループの買収により四国エリアのリネン事業と調剤薬局網を獲得。2006年にはたんぽぽ薬局を完全子会社化し、調剤サービスをグループの中核に据えた。2009年には羽島本部にネクサージ事業(手術用リネンのリユース)に対応する滅菌洗濯設備を導入した。2010年には東京証券取引所市場第二部へ上場、2011年には市場第一部に指定され、首都圏でのプレゼンスを高めた。

プライム市場移行と積極的なM&A(2020年代)

2021年、ニッショウホールディングスの株式を取得し、クリーニング関連の製造能力を強化。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。その後もM&Aを加速させ、日晴リネンサプライ(2022年)、ケアクレスト(2023年)、ウィズ(2023年)、新常磐寝具(2024年)、介護センター花岡(2024年)、エヴァ(2025年)などを子会社化。同時に埼玉工場(2023年)や九州メンテナンスセンター(2024年)を新設し、生産・物流拠点の拡充を進めている。これらにより売上高は2013年の869億円から2026年には1,597億円へと成長した。

年表52件を開く

1950年代

  • 1955年7月寝具のレンタルを目的とする東海綿業㈱(現・当社)を岐阜市に設立。

1960年代

  • 1962年9月岐阜県羽島市に羽島工場を建設し、寝具の作業設備を増強するとともに、病院用寝具のレンタル事業に進出。
  • 1965年11月大阪営業所(現・大阪支店)開設。関西に進出。
  • 1967年1月病院用ベッド、マット及び医療消耗品等の販売及びレンタルを開始。
  • 1967年5月関東営業所(現・横浜支店)開設。関東に進出、並びに工場を設置。
  • 1968年2月ダストコントロール事業を目的とする東海リース㈱を設立。
  • 1968年5月ダストコントロール商品の販売を目的とする日本リースキン㈱を設立するとともに、フランチャイズシステムに基づくリースキン・エンタープライズ・チェーンを組織し、全国展開を開始。
  • 1968年7月神奈川県横浜市で横浜工場の操業を開始。

1970年代

  • 1975年10月商号変更岐阜県羽島市に事務所を建設し、本社機能を移転。商号を㈱トーカイに変更。

1980年代

  • 1985年10月日本リースキン㈱が、建物の清掃管理業を開始。
  • 1986年4月M&A東海リース㈱、日本リースキン㈱を含む4社を吸収合併。
  • 1987年7月病院給食事業を開始。
  • 1988年12月上場名古屋証券取引所市場第二部へ上場。(2011年5月に上場廃止。)
  • 1989年2月岐阜市に新本社ビル完成、本社事務所として本社機能を移転。
  • 1989年4月本店登記を岐阜市金園町から同市若宮町へ移転。

1990年代

  • 1990年10月給食事業を目的とするトーカイフーズ㈱(現・連結子会社)を設立。
  • 1991年7月ビジネス情報の提供を目的とする㈱日本情報マート(現・連結子会社)を設立。
  • 1993年5月寝具類の製造、加工を目的とする㈱サン・シング東海(現・連結子会社)を設立。
  • 1994年4月M&A日本綜合化学㈱を完全子会社化し、商号をトーカイ管財㈱(現・㈱ティ・アシスト)(現・連結子会社)に変更。
  • 1995年10月調剤薬局事業を目的とするたんぽぽ薬局㈱(現・連結子会社)を設立。
  • 1996年4月介護用品レンタル事業を本格的に展開。

2000年代

  • 2002年10月ダストコントロール商品の交換、配送事業を目的とする㈱リースキンサポート(現・連結子会社)を設立。
  • 2003年11月飲用水の宅配を行うアクアクララ事業を開始。
  • 2005年6月横浜支店に病院リネン新工場が完成。
  • 2005年6月手術用リネンのリユースシステム、ネクサージ事業を開始。
  • 2005年6月大豊商事㈱の株式を取得し、その子会社4社(㈱トーカイ(四国)(現・連結子会社)、㈱プレックス(現・連結子会社)、西日本たんぽぽ薬局㈱、㈲玉藻リネンサービス)と共に当社グループ加入。
  • 2006年10月M&A当社を完全親会社とし、たんぽぽ薬局㈱を完全子会社とする株式交換を実施。
  • 2007年8月M&A㈱トーカイ(四国)が、大豊商事㈱を吸収合併。
  • 2009年3月羽島本部に病院リネン新工場が完成。ネクサージ事業に対応する滅菌洗濯設備を導入。

2010年代

  • 2010年3月上場東京証券取引所市場第二部へ上場。
  • 2010年6月M&Aたんぽぽ薬局㈱が、㈲レベルアップ(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2011年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2012年4月㈱トーカイ(四国)の介護用品レンタル事業を、会社分割により当社が承継。
  • 2013年4月M&A㈱ティ・アシストが、㈱ビルメンの株式を取得し子会社化。
  • 2013年4月M&A㈱サカタ(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2014年3月M&A九州メガソーラー㈱(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2016年3月京都府八幡市で関西メンテナンス工場の操業を開始。
  • 2017年8月岐阜県羽島市の羽島本部内でネクサージ専用工場の操業を開始。
  • 2017年12月M&A㈱同仁社(現・連結子会社)の株式を追加取得し連結子会社化。
  • 2018年6月M&Aゆうえる㈱(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。

2020年代

  • 2021年7月M&A㈱ニッショウホールディングスの株式を取得し、その子会社㈱ニッショウ(現・非連結子会社)と共に当社子会社化。(2022年2月に㈱ニッショウを存続会社とした吸収合併を実施。)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。
  • 2022年12月M&A㈱日晴リネンサプライ(現・非連結子会社)の株式を追加取得し子会社化。
  • 2023年9月M&A㈱ケアクレスト(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2023年10月埼玉県毛呂山町で埼玉工場の操業を開始。
  • 2023年12月M&A㈱ウィズ(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2024年7月M&Aたんぽぽ薬局㈱が、㈱mik japan(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2024年8月佐賀県鳥栖市で九州メンテナンスセンターの操業を開始。
  • 2024年11月M&A新常磐寝具㈱(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2024年12月M&A㈱介護センター花岡(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
  • 2025年4月M&A㈱ティ・アシストが、㈱ビルメンを吸収合併。
  • 2025年12月M&A㈱エヴァ(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで1,700億円
  • 営業利益2028年3月期まで95億円
  • ROE2028年3月期まで8%
  • 総還元性向(累計)2028年3月期まで70%超

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    各事業の構造改革による利益最大化

    高付加価値サービスへの特化とコスト構造見直しを進め、持続的な利益成長を実現する事業構造へ変革。事業ポートフォリオに応じた戦略でグループ全体の利益最大化を図る。

  2. 02

    在宅・予防分野での新規事業開発

    将来の需要拡大を見据え、「在宅」分野や「予防・未病」分野で保険外サービスを確立。既存主力事業を強化しつつ、ヘルスケア領域の経営資源を活かした新規事業に注力する。

  3. 03

    グループシナジーの創出と最大化

    現在の経営資源や顧客基盤を活用し、グループ各社間のシナジーを創出・最大化することで企業価値の向上を目指す。

  4. 04

    人的資本投資による成長好循環の確立

    成長を牽引する人材の育成強化、働きがいを高める人事制度・組織の見直し、DE&I推進など人的資本への投資を継続し、持続的成長を促進する。

  5. 05

    バランスの取れた成長投資と株主還元

    資本効率向上のため、成長投資と株主還元をバランスよく実施。新規投資枠100億円を想定し、シルバー事業のM&Aやシステム投資等を推進。株主還元は3カ年累計で総還元性向70%超を目安とする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,694人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は551万円で、9期前と比べて+9.9%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は10.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,884
2018年3月3,328
2019年3月50138.49.13,647
2020年3月51038.49.83,770
2021年3月53138.710.03,919
2022年3月54039.210.53,977
2023年3月52540.410.54,092
2024年3月51740.710.34,254
2025年3月53440.810.34,654176
2026年3月55141.310.74,694200

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率180.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 14 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
埼玉工場 — 埼玉県入間郡毛呂山町6,407百万円
健康生活サービス
本社 — 香川県高松市3,588百万円
健康生活 サービス
羽島本部 — 岐阜県羽島市3,448百万円
健康生活サービス 環境サービス
本社 — 岐阜県岐阜市2,661百万円
健康生活サービス 環境サービス 管理部門
東海エリア — 104店舗2,147百万円
調剤 サービス
関西メンテナンス工場 — 京都府八幡市1,412百万円
健康生活サービス
田川発電所 — 福岡県田川市883百万円
環境 サービス
主な関係会社
  • 国内
    ㈱トーカイ(四国) (注5)
    香川県高松市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プレックス
    香川県高松市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱同仁社
    福島県福島市
    議決権91.0%
  • 国内
    トーカイフーズ㈱
    岐阜県羽島市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サン・シング東海
    岐阜県岐阜市
    議決権51.0%
  • 国内
    ゆうえる㈱
    大阪府吹田市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱介護センター花岡
    長野県諏訪郡下諏訪町
    議決権100.0%
  • 国内
    たんぽぽ薬局㈱(注2、6)
    岐阜県岐阜市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱mik japan
    大阪府大阪市旭区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ティ・アシスト
    岐阜県岐阜市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱リースキンサポート
    岐阜県羽島市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サカタ
    岐阜県各務原市
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • 九州メガソーラー㈱岐阜県岐阜市100%
  • ㈱日本情報マート東京都中央区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,597億円営業利益94億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.8%、利益が+14.6%。

売上高
+6.8%
1,597億円
営業利益
+14.6%
94億円
純利益
+29.8%
61億円
営業利益率
5.9%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,654億円1,597億円
営業利益90億円94億円
純利益61億円61億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は406億円、営業利益は21億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.2%、営業利益は+31.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q32817
2024年1Q335164.812
2024年2Q344216.114
2024年3Q355226.215
2024年4Q34817
2025年2Q727375.130
2025年4Q768455.917
2026年2Q790445.630
2026年4Q807506.231
2027年1Q406215.214

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は869億円から1,597億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱ティ・アシストが、㈱ビルメンの株式を取得し子会社化。
2013年3月8697137
九州メガソーラー㈱(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
2014年3月9527236
2015年3月9827346
2016年3月1,0557752
㈱同仁社(現・連結子会社)の株式を追加取得し連結子会社化。
2017年3月1,0467753
ゆうえる㈱(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
2018年3月1,0947956
2019年3月1,1637950
2020年3月1,2088253
㈱ニッショウホールディングスの株式を取得し、その子会社㈱ニッショウ(現・非連結子会社)と共に当社子会社化。(2022年2月に㈱ニッショウを存続会社とした吸収合併を実施。)
2021年3月1,1808155
㈱日晴リネンサプライ(現・非連結子会社)の株式を追加取得し子会社化。
2022年3月1,2358958
㈱ケアクレスト(現・非連結子会社)の株式を取得し子会社化。
2023年3月1,3028161
たんぽぽ薬局㈱が、㈱mik japan(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。
2024年3月1,3828558
㈱ティ・アシストが、㈱ビルメンを吸収合併。
2025年3月1,49582885.547
2026年3月1,597941015.961

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,597億円のうち、営業利益として残るのは94億円5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は61億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.7%1,209億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.4%294億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%94億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.7pt
5.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.6pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが114億円、投資CFが−42億円で、差し引きのフリーCFは72億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は234億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月50−40−2510120
2014年3月85−31−2454150
2015年3月74−27−1147188
2016年3月82−68−714195
2017年3月95−50−2045220
2018年3月92−32−1560268
2019年3月83−26−2557301
2020年3月83−35−2948319
2021年3月92−42−2050350
2022年3月101−67−2934355
2023年3月86−62−2424355
2024年3月80−102−32−22304
2025年3月101−114−52−13239
2026年3月114−42−7872234

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,147億円。このうち返さなくてよい自己資本が844億円で、自己資本比率は73.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月63140023163.0
2014年3月70243127161.0
2015年3月73547925664.9
2016年3月79952327665.1
2017年3月84256927367.4
2018年3月92262629666.7
2019年3月95666129568.7
2020年3月97068828270.5
2021年3月1,02273928371.8
2022年3月1,05977528472.7
2023年3月1,10882228673.7
2024年3月1,14986828175.0
2025年3月1,14385828474.5
2026年3月1,14784430373.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
260億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
741億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
64億円
在庫として抱えている分
負債合計
303億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中107位あたり、逆に低いのはROE534社中374位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,465で、1年前と比べて+16.9%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥2,465-3.0%1ヶ月+3.7%1年+16.9%時価総額816億円
過去52週の値幅
安値¥2,080高値¥2,866

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PER (会社予想)12.4倍
PBR0.90倍
配当利回り3.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2431円は25日線(2370.4円)を上回るも、75日線(2460.81円)に近づき抵抗線が意識される。週足では7月初旬から2400円前後でのもみ合いが続く。52週高値2866円からは-15.2%と調整色が残るが、低値2075円からの回復は+17%。出来高は平均2万株前後で大きな変動なく推移。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが13.10倍と同業界平均の22.50倍を下回り、割安。PBRも0.90倍と平均3.10倍を大きく下回り、資産価値に対しても割安。配当利回りは2.59%と平均1.75%を上回り、株主還元は良好。ROEは7.2%とやや低いが、業績は拡大傾向。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍23.4倍
PER (予想)12.4倍
PBR0.90倍3.51倍
ROE7.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定的なリネンサプライ事業を背景に増収が続く一方、営業利益率は5%前後と低めで、人件費・エネルギーコスト上昇が利益を圧迫する懸念がある。強気派は医療・ホテル需要の回復と継続的な受注拡大を評価するが、弱気派は競争激化やコスト増による収益性低下を警戒する。

プラスに働く材料7
  • 需要回復と増収基調

    病院・ホテル稼働率回復でリネン需要拡大、2026/3期売上高1597億円見込み。

  • 安定した利益水準

    営業利益率5%超を維持、2026/3期は過去最高益61億円予想。

  • 配当利回り2.6%で魅力的

    PER13倍台、PBR0.9倍と割安感あり、安定配当を継続。

  • 営業利益2桁増益計画2026年3月期影響

    営業利益82→94億円、前年比+14.6%増益

  • 配当増額の余地次回決算影響

    増益基調で配当利回り2.59%から増配可能性

  • 外国人保有比率上昇継続影響

    外国人保有12.7%、増加基調で需給改善

  • PBR1倍接近によるバリュエーション修正不定影響

    PBR0.90倍、1倍超えで解散価値超え期待

マイナスに働く材料7
  • 低収益率の壁

    営業利益率5%台は他サービス業と比較して低く、コスト増に脆弱。

  • コスト増圧力

    人件費・燃料費上昇が利益率を圧迫、2025/3期は利益減。

  • 競争激化のリスク

    リネンサプライ業界は中小企業も多く、価格競争激化の可能性。

  • 前期純利益減少からの回復不確実2025年3月期実績影響

    純利益58→47億円と減少、2026年61億円計画も不透明

  • 営業利益率低水準通年影響

    営業利益率5.48%→5.89%と改善鈍く、コスト圧力

  • 売上高成長率鈍化2026年3月期影響

    売上高成長率8.2%→6.8%と減速傾向

  • 業績の季節変動リスク不定影響

    サービス業は四半期変動大きく、下振れリスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
増収基調の持続性を確認するため。
営業利益率
コスト管理の成否を示す重要指標。
リネン取扱高
病院・ホテルの稼働率を反映する事業指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+17.2%いまの株価に対する利回りは3.25%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
3.25%
いまの株価に対して
配当性向
39.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2322.9
2018年3月3030.434.8
2019年3月300.029.5
2020年3月300.035.5
2021年3月300.030.3
2022年3月4240.038.0
2023年3月6042.940.6
2024年3月58−3.339.2
2025年3月580.033.1
2026年3月6817.239.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,800人。区分でいちばん多いのは個人・その他32.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.7%を占め、残る45.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他21.422.923.123.226.932.0
事業法人27.927.527.527.328.128.4
金融機関37.837.337.136.132.826.3
外国法人12.411.711.812.811.712.7
自己株式1.42.32.32.36.26.7
証券会社0.50.70.50.60.50.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱小野木興産17.04
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)7.81
03トーカイ共友会4.44
04小野木 孝二3.42
05㈱日本カストディ銀行(信託口)2.65
06トーカイ従業員持株会2.60
07㈱大垣共立銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)2.15
08㈱十六銀行2.13
09光通信KK投資事業有限責任組合2.12
10岐阜信用金庫2.03

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-20
    シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.15%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−11%、1株純資産は14期で+22%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2072,2249.813.916.2
2014年3月991,1968.614.826.3
2015年3月1281,32810.116.023.9
2016年3月1451,44610.511.326.8
2017年3月1471,5759.813.822.9
2018年3月1551,7109.414.534.8
2019年3月1401,8247.919.329.5
2020年3月1471,9207.820.035.5
2021年3月1542,0657.715.730.3
2022年3月1642,1877.710.538.0
2023年3月1732,3187.711.440.6
2024年3月1652,4486.913.339.2
2025年3月1392,5195.515.033.1
2026年3月1862,7117.213.239.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額156百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
小野木孝二代表取締役 会長71
浅井利明代表取締役 社長62
松野英子取締役 たんぽぽ薬局㈱ 代表取締役社長63
堀弘和取締役 病院関連事業本部 統括本部長52
小里孝取締役77
川島健資取締役72
後藤智子取締役59
浅野智義取締役(監査等委員)64
川添衆取締役(監査等委員)71
深田修取締役(監査等委員)68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5672151511122
社外取締役636366
取締役(社内)2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,841字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、1955年の創業時から、人々の健康増進や福祉の向上、快適で衛生的な空間づくりに寄与することを目的に、社会に貢献できる企業を目指してさまざまな事業を展開してまいりました。2026年3月31日現在におきましては、当社及び子会社26社、関連会社2社で構成され、主に「健康生活サービス」「調剤サービス」「環境サービス」の3分野に関係する事業を行っております。各事業に携わる連結子会社数は、「健康生活サービス」が8社、「調剤サービス」が3社、「環境サービス」が5社、これらの報告セグメントに含まない「その他」が1社となっております。 各事業セグメントにおける事業の内容は次のとおりであります。 「健康生活サービス」 このセグメントでは、主に医療や介護の現場及び高齢者の自立した生活を支える事業を展開しております。具体的な事業の内容としましては、次に記載するとおりであります。 ① 病院関連事業   医療機関及び介護福祉施設に対する寝具・リネン類等のレンタル、看護補助や院内物流管理等の受託 ② 寝具・リネンサプライ事業   ホテル等宿泊施設に対する寝具・リネン類のレンタル及び販売等 ③ シルバー事業   介護保険制度に基づく介護用品のレンタル・販売及び住宅改修サービス、高齢者の身体機能維持・向上を目的としたリハビリ特化型デイサービス施設「ミック健康の森」の運営 ④ 給食事業   医療機関及び介護福祉施設等における給食サービス ⑤ クリーニング設備製造事業   クリーニング工場の省人化や効率化に寄与する仕上げ工程の機器設備の開発・製造 ⑥ アクアクララ事業   宅配水「アクアクララ」サービス (主要な連結子会社及び事業の内容) 株式会社トーカイ(四国)   病院関連事業、寝具・リネンサプライ事業 株式会社同仁社   病院関連事業(寝具・リネン類等のレンタル)、シルバー事業(介護用品レンタル等)、寝具・リネンサプライ事業 ゆうえる株式会社   シルバー事業(介護用品レンタル等) 株式会社介護センター花岡   シルバー事業(介護用品レンタル等) 株式会社mik japan   シルバー事業(リハビリ特化型デイサービス) トーカイフーズ株式会社   給食事業 株式会社サン・シング東海   寝具類の製造及び洗濯加工 株式会社プレックス   クリーニング設備製造事業 「調剤サービス」 このセグメントでは、地域の皆さまの健康を支える事業を展開しております。具体的な事業の内容としましては、次に記載するとおりであります。 ① 調剤薬局事業   東海、北陸、関西、四国地区の基幹病院の門前を中心とした調剤薬局「たんぽぽ薬局」の展開等 ② ドラッグストア関連事業   関西地区におけるドラッグストア「ドラッグミック」の展開等 (主要な連結子会社及び事業の内容) たんぽぽ薬局株式会社   調剤薬局事業 株式会社mik japan   ドラッグストア関連事業 「環境サービス」 このセグメントでは、主に日々の清潔な暮らしや、清潔な空間づくりを支える事業を展開しております。具体的な事業の内容としては、次に記載するとおりであります。 ① リースキン事業   「リースキン」ブランドのマット・モップをはじめとする環境美化用品やトイレ周り商品等のレンタル・販売 ② ビル清掃管理事業   医療機関や介護福祉施設を中心とした感染防止のための清掃・管理サービス等 ③ 太陽光事業   自社所有地での太陽光を活用した売電事業 なお、リースキン事業は、全国に広がるフランチャイズ網を活用して、当社L.E.C.事業本部が、環境美化用品等を加盟店にレンタル・販売しております。加盟店は、お客様に対して商品をレンタルし、回収した使用済みの商品を当社又は加盟店等が洗浄等の加工を施したうえで再製品化を行っております。 (主要な連結子会社及び事業の内容) 株式会社同仁社   リースキン事業 株式会社リースキンサポート   リースキンブランドの環境美化用品等のレンタル業務 株式会社ティ・アシスト   ビル清掃管理事業 株式会社サカタ   リースキンのモップの製造 九州メガソーラー株式会社   太陽光事業 「その他」 このセグメントでは、連結子会社である株式会社日本情報マートが経営情報の提供等を行っております。 顧客区分での事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,386字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針及び中長期的にありたい姿 当社グループは、1955年に岐阜県岐阜市で貸布団業から事業を開始し、その後、病院向けのリネンサプライやホテルリネンサプライ、マットやモップなどのレンタルを行うリースキン、介護ベッドや車いすといった介護用品レンタル事業など、廃棄物の抑制を図る「レンタル」というビジネスモデルを通じて、持続可能な社会の実現の一助となるべく事業活動を行ってまいりました。 また、「清潔と健康」をテーマに、事業の選択と集中を継続的に実施し、現在では「医療と介護の現場を支える」「高齢者の自立した生活を支える」「地域の皆さまの健康を支える」「日々の清潔な暮らしを支える」という4つの分野において、社会課題の解決に貢献する企業グループとしての成長を目指しております。 引き続き、お客様をはじめとするさまざまなステークホルダーから信頼され、必要とされる企業となるべく企業価値の向上に努めるとともに、事業活動を通じた持続的な社会の実現に貢献してまいります。 以上のような経営方針のもと、2024年に、グループ従業員が共有すべき考え方や価値観を「パーパス・ミッション・ビジョン」の形に改めて整理するとともに、当社グループが10年後にありたい姿として長期ビジョン「Vision2035」を策定いたしました。 <パーパス> 「人」と「地球」の「清潔と健康」を使命とし、縁ある全ての人々の幸せを実現する <ミッション> 1. 創業以来の基幹事業であるレンタルビジネスを通じて、廃棄物の削減、循環型社会の実現に貢献します 2. 超高齢社会における医療介護の健全な発展に貢献します 3. グループ全従業員が笑顔で、たくさんのありがとうに囲まれた会社を目指します <ビジョン> 「Vision2035」(2035年にありたい姿) 人々の「清潔」で「健康」な暮らしを支えるインフラ企業として、“健康長寿社会”の実現に貢献する (2) 中期経営計画 <中期経営計画の位置づけ> 「Vision2035」に掲げる10年後のありたい姿の実現に向けて、当社は2026年3月期から2028年3月期を計画期間とする中期経営計画を策定しております。当中期経営計画期間の3年間を「収益性向上と新たな価値創出に向けた種まき」のフェーズと位置付け、以下の基本方針に沿った取り組みを推進することで、さらなる企業価値向上を目指してまいります。 <基本方針> ①  利益最大化に向けた各事業における事業構造の改革 各事業において、よりニーズの高い高付加価値サービスに特化していくとともに、コスト構造の見直しを通じて持続的な利益成長を実現する事業構造へと変革していきます。また、事業ポートフォリオの認識を踏まえ、各事業が目指す方向性に合わせた戦略の実践により、トーカイグループとしての利益最大化につなげてまいります。 ②  10年先の成長をけん引する新規事業の開発 将来人口推計や社会保障制度維持の観点から、「在宅」分野及び「予防・未病」分野の需要拡大を見据え、保険制度に基づくサービスだけでなく「保険外」のサービスを新たに確立させていくことを目指します。当中期経営計画期間においては、既存の主力事業を引き続き強化・拡大していくとともに、これまでの事業展開を通じて豊富な経営資源を有するヘルスケア領域において、強みを生かした新規事業の開発に注力してまいります。 ③  グループシナジーの創出および最大化 現在の経営資源、顧客基盤に着目したグループシナジーの創出を図り、トーカイグループとしての価値の最大化を目指してまいります。 ④  人的資本への投資が成長につながる好循環の確立 成長をけん引する「人財」育成強化、従業員の働きがいを高める人事制度や組織の在り方の見直し、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進など、人的資本への積極的な投資を継続することで、企業の持続的な成長を促進してまいります。 ⑤  バランスの取れた成長投資と株主還元の実施 資本効率性を高めるため、バランスを考慮した成長投資と株主還元を積極的に行ってまいります。 成長投資については、新規事業の開発やシルバー事業におけるM&Aを中心に新規投資枠として100億円を想定するとともに、レンタル事業の基盤拡充のための投資を継続し、収益性向上に資するシステム投資や新規出店を積極的に推進していく方針です。 株主還元については、計画期間3カ年の累計で「総還元性向70%超」を目安に実施していく方針です。安定配当の継続を最優先に、機動的な自社株買いを含む還元施策の検討により、適切な資本構成の実現を目指してまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 (2)に記載の2026年3月期から3カ年の中期経営計画において、最終年度となる2028年3月期の連結数値目標として「売上高1,700億円」「営業利益95億円」「ROE8%」を掲げております。 なお、2年目となる2027年3月期につきましては、売上高165,400百万円、営業利益8,985百万円を見込んでおります。 (参考:連結数値目標) 2026年3月期 実績   (2026年5月12日公表)2027年3月期 計画   (2025年5月28日公表)中期経営計画2028年3月期 目標 売上高   159,664百万円   165,400百万円   1,700億円 営業利益   9,382百万円   8,985百万円   95億円 ROE   7.2%   -   8%
事業等のリスク2,458字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループは、当社グループに直接又は間接に経済的損失をもたらす可能性、当社グループの事業の継続を中断・停止させる可能性、当社グループの信用を毀損しブランドイメージを失墜させる可能性など、リスクを「企業活動を脅かす潜在的事象」と定義し、継続的な管理・実践を行うことにより、リスクの発生防止及び発生時の会社損失の最小化に努めております。 (1) リスク管理委員会の運用状況 当社グループでは、リスク管理にかかわる課題・対応策を協議する組織として、代表取締役社長を委員長とし、取締役(社外取締役を除く)、執行役員及び主要な子会社の役員で構成されるリスク管理委員会を設置しております。リスク管理委員会では、毎期、経営を取り巻く各種リスクの中から、特に重要性が高いリスクについて、「リスクの特定」(顕在化している、もしくは、潜在的なリスクの把握)、「リスクの評価」、「リスクの抑制」(受容・移転・低減・回避等)の観点から審議を行い、優先的に取り組むべきリスクを重点管理項目としております。これらリスク管理委員会で審議した重点管理項目は、取締役会において承認が行われ、各事業部門では、重点管理項目に基づき、リスクの抑制に取り組んでおります。 2027年3月期の重点管理項目に関する取締役会での審議におきましては、リスク管理委員会にて審議された内容及び各事業における中長期的なリスクの重要度を総合的に勘案し、重点管理項目を承認いたしました。 当該重点管理項目に対する、対策状況等については、リスク管理委員会及び取締役会において、定期的な評価・モニタリングを実施するとともに内部監査室においては重点管理項目を含めたリスク全般に関する内部監査を実施しております。 (2) 投資家の判断に重要な影響を及ぼす主要なリスク 当社グループの経営成績及び財政状態は、今後起こりうるさまざまな事象により影響を受ける可能性があります。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主要なリスクには、「社会保障制度の改定等によるリスク」、「人材確保に関するリスク」があり、以下にリスクの概要等について記載しております。 文中における将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであり、国内外の経済情勢等の影響を受ける可能性があり、将来に渡るリスクすべてを網羅したものではありません。また、リスクへの対応策につきましても、リスクの発生防止を確約するものではありません。 ① 社会保障制度の改定等によるリスク 我が国においては、他国に例を見ないスピードで進行する高齢化を背景として、医療・介護費の抑制が喫緊の課題となる中、法改正等により社会保障制度に大きな変更があった場合、ヘルスケア業界で主力事業を展開する当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 シルバー事業においては、3年に1度実施される介護保険法の改正等により、当社が提供する福祉用具貸与等のサービス内容や保険適用範囲の見直しが図られることで、当事業の収益に影響を及ぼす可能性があります。 調剤薬局事業においては、その収益のほとんどを保険調剤売上が占めております。そのため、2年に1度の診療報酬改定及び毎年の薬価改定等の内容によっては、当社調剤薬局事業の収益構造に大きな変化をもたらし、当社グループの経営状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、リネンサプライサービスの提供などを中心とする病院関連事業のほか、給食事業、清掃事業など、当社グループは医療機関や介護福祉施設等からさまざまな業務を受託しております。これら事業においては、社会保障制度の改定等により、当社グループの顧客である医療機関等の経営状況が変化することで、受託業務の内容や契約条件の見直しなど間接的な影響を受ける可能性があります。 これら社会保障制度の改定等については、関係省庁、各種業界団体等からの情報収集に努め、事業環境の変化に適切に対応していくとともに、「第2事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中期経営計画」に記載のとおり、事業戦略に定めた事項を実行していくことで、経営への影響の極小化に努めてまいります。 ② 人材確保に関するリスク 当社グループでは、医療機関や介護福祉施設等、高度な衛生管理が求められる場所を中心に各種事業を展開しており、衛生管理のプロとして、また、調剤薬局においては薬学の専門家として、その専門的な知識や経験を活かし、お客様にとって安心かつ安全なサービスの提供を心がけております。 当社グループの事業の多くは、「人を介したサービス・商品の提供」を通じて医療・介護の現場を支えております。これらのサービスが当社グループの強みである一方、医療・介護の現場を支える事業を維持・継続していくためには、労働力不足がますます深刻化していく状況下においても、人材を十分に確保していく必要があります。現業のサービス提供に必要な人材を確保できなかった場合、主要事業における機会損失が発生する恐れがあるほか、人材確保のための各種待遇改善等に伴う労務費が増加するなど、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 このような状況のなか、当社グループでは「第2事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中期経営計画」及び「第4提出会社の状況 5従業員の状況等」に基づき、多様な人材が活躍できる労働環境・働き方の整備、積極的な採用活動、専門性を高める人材育成・教育に注力することで、より高品質なサービス提供を可能にする「人的資本」の強化に努めてまいります。 また一方で、システム投資やDXの推進等により業務効率化や生産性向上を継続的に図ることで、労働力不足といわれる環境下にあっても、攻めの企業活動を推進できるように取り組んでまいります。
経営成績の分析 (MD&A)8,116字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度との比較分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかに回復しております。一方、人手不足を背景とした物流費や人件費などのコスト上昇、中東情勢などの地政学リスクに起因する物価高騰の懸念が残るなか、金融資本市場の影響や米国の通商政策にも引き続き注視が必要であり、依然として経営環境は先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主要な事業領域である医療・介護業界におきましては、超高齢社会を迎え、医療・介護サービスを必要とする高齢者が増加する一方で、サービス提供の担い手となる生産年齢人口の減少や、人件費をはじめとした各種コストの上昇等により、医療機関や介護サービス事業者を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。 このような環境のもと、当社グループにおいては、2026年3月期からの3ヵ年を計画期間とする中期経営計画を策定いたしました。Vision2035(2035年のありたい姿)として「人々の『清潔』で『健康』な暮らしを支えるインフラ企業として、“健康長寿社会”の実現に貢献する」ことを掲げ、その実現に向けて、当該計画期間を収益性向上と新たな価値創出に向けた種まきのフェーズと位置付けております。 本中期経営計画の1年目となる当連結会計年度の業績については、M&Aにより前期期中に連結化した子会社2社の売上が期初から寄与したことに加えて、成長けん引事業と位置付けるシルバー事業及び寝具・リネンサプライ事業の売上・利益がともに伸長しました。その他の各事業においても収益性向上に向けた取り組みを推進してまいりました。 成長投資については、シルバー事業を中心に、M&Aを重要な成長戦略の一つと位置付けております。2025年12月には、九州北部で介護用品レンタル事業を展開する株式会社エヴァ(福岡市、現・非連結)の全株式を取得したほか、事業承継にも積極的に取り組みました。さらに、グループ間・拠点間の連携を強化することにより、収益性の向上も図ってまいります。 また、グループシナジーの創出及び最大化に向けた施策の一環として、たんぽぽ薬局の既存店舗を活用したシルバー事業の新規出店の取り組みも開始いたしました。低コストでスピード感のある出店によりシルバー事業の地域シェア拡大を図るとともに、たんぽぽ薬局においても地域包括ケアシステムにおける役割の強化を図ることで、地域の医療・介護を包括的に支援する企業グループとしての価値の創出を目指してまいります。 ①  前期比分析 当連結会計年度におきましては、主力のレンタル売上が好調に推移したことに加え、調剤薬局事業の売上伸長、ならびに前期期中に連結子会社化した株式会社mik japan及び株式会社介護センター花岡の通期寄与により増収となりました。利益面につきましては、健康生活サービスの増収効果に加え、シルバー事業におけるレンタル資材の効率的な運用による原価低減等により、営業利益が増益となりました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの経営成績につきましては、売上高159,664百万円(前年同期比10,122百万円増、6.8%増)、営業利益9,382百万円(前年同期比1,189百万円増、14.5%増)、経常利益10,098百万円(前年同期比1,272百万円増、14.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,069百万円(前年同期比1,339百万円増、28.3%増)となり、売上高、営業利益、経常利益につきましては、過去最高を更新いたしました。 [セグメント別状況] (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減額   増減率 売上高   149,542   159,664   10,122   6.8% 健康生活サービス   76,935   81,799   4,863   6.3% 調剤サービス   58,049   62,870   4,821   8.3% 環境サービス   14,389   14,837   447   3.1% その他   168   157   △10   △6.4% 営業利益   8,193   9,382   1,189   14.5% 健康生活サービス   7,130   8,546   1,415   19.9% 調剤サービス   2,378   2,430   51   2.2% 環境サービス   1,230   1,232   2   0.2% その他   △11   △23   △11   - 調整額(注)   △2,534   △2,803   △268   - (注)  調整額は、主に事業セグメントに帰属しない一般管理費及びセグメント間取引消去であります。 a.健康生活サービス 病院関連事業では、戦略商品である「入院・入居セット」の高付加価値化を推進し、新規獲得に注力するとともに、サービス提供価格の適正化に取り組みました。寝具・リネンサプライ事業では、拡大するホテルリネン需要を着実に取り込みつつ、安定的な供給体制を維持するため、生産体制の強化およびサービス提供価格の適正化に取り組んでおります。また、シルバー事業においては、積極的なM&Aに加え、調剤薬局事業を展開するたんぽぽ薬局株式会社の既存店舗を活用した出店を行い、拠点展開の密度を高めることによるサービス向上、シェア拡大に努めております。 これらの結果、病院関連事業における「入院・入居セット」をはじめとするレンタル売上、シルバー事業の介護用品レンタル売上が好調に推移しました。加えて、寝具・リネンサプライ事業、クリーニング設備製造事業が前期に引き続き伸長したほか、前期期中に連結子会社化した株式会社mik japan及び株式会社介護センター花岡の売上が当期を通じて寄与したことから、当セグメントは前年同期比増収となりました。利益面につきましては、増収効果に加え、シルバー事業におけるレンタル資材回転率の向上、給食事業の収益改善、寝具・リネンサプライ事業を中心としたサービス提供価格の適正化により、前年同期比増益となりました。 売上高   81,799百万円   (前年同期比    4,863百万円増、   6.3%増) 営業利益   8,546百万円   (前年同期比    1,415百万円増、   19.9%増) (参考:主な指標等) 入院・入居セット売上   寝具・リネンサプライ事業レンタル売上 介護用品レンタルの直販売上及び前年成長率 b.調剤サービス 当期5店舗の出店、2店舗の閉店により店舗数が合計161店舗となった調剤薬局事業におきましては、かかりつけ薬局として、地域医療・福祉を担う多職種との連携を強化するとともに、継続的な薬学管理を通じた薬物療法の質と安全性の向上に努めております。また、患者さまの利便性向上のためのDX推進にも積極的に取り組んでおり、LINE公式アカウント等での処方箋送信、クラウド型薬歴を活用した服薬支援により、服薬継続率の向上を図るほか、緊急避妊薬(アフターピル)の販売、大学と連携したMCI予防の活動、認知症カフェ開催など、地域の方々の健康を意識した取り組みを行うことで、かかりつけ薬局としての機能発揮に努めております。さらに、「AI薬歴」の運用開始、医療事務業務のセンター化、薬剤師による遠隔からの服薬指導の実施などを通じ、生産性向上に向けた取り組みを推進しております。 これらの結果、調剤薬局事業において、高額医薬品の処方の増加などにより処方箋単価が上昇したことに加え、前期期中に連結子会社化した株式会社mik japanドラッグストア関連事業の売上が当期を通じて寄与したことにより、当セグメントは前年同期比増収となりました。利益面につきましては、薬価改定や医薬品の供給ひっ迫などを背景とした原価上昇の一方、かかりつけ機能や医療DX推進体制の強化による技術料売上の増加などにより、前年同期比増益となりました。 売上高   62,870百万円   (前年同期比    4,821百万円増、   8.3%増) 営業利益   2,430百万円   (前年同期比       51百万円増、   2.2%増) (参考:主な指標等) 処方箋売上と単価の推移 c.環境サービス リースキン事業では、サニタリーボックスと生理用品配布ボックスをセットにした「ルーナスサポートZERO」の普及を通じて、ブランド価値向上を図るとともに、便器のガラスコーティング施工と尿石付着防止装置「ステラバイス」を組み合わせた営業に取り組むなど、トイレ周り商品の拡販に注力しております。ビル清掃管理事業では、高度な殺菌サービスや手術室支援業務など、医療機関の人手不足により需要が高まる業務受託に注力するとともに、AI清掃ロボットの活用等により生産性向上を図っております。 これらの結果、リースキン事業において、ダストコントロール商品の売上については厳しい環境が続いた一方、トイレ周り商品の売上が堅調に推移しました。また、ビル清掃管理事業においても病院清掃売上が好調に推移したことから、当セグメントは前年同期比増収となりました。利益面につきましては、リースキン事業において一時的なレンタル資材費の増加があったものの、ビル清掃管理事業の増収効果が寄与し、前年同期比増益となりました。 売上高   14,837百万円   (前年同期比      447百万円増、   3.1%増) 営業利益   1,232百万円   (前年同期比        2百万円増、   0.2%増) (参考:主な指標等) トイレ周り商品の売上(直販・代理店部門)   病院清掃の売上 ②  数値目標(計画:2025年5月9日公表業績予想)比分析 当連結会計年度におきましては、売上高157,976百万円、営業利益8,216百万円を数値目標として掲げ、その達成に向けて各種施策に取り組んでまいりました。 売上高につきましては、環境サービスにおいて計画を下回ったものの、調剤薬局サービスの売上が伸長したこと等により、計画比1,687百万円増(1.1%増)の159,664百万円となりました。 営業利益につきましては、調剤サービスの増収効果に加え、レンタル資材の効率的な運用の推進や、サービス提供価格の見直しに取り組んだことなどにより、計画比1,165百万円増(14.2%増)の9,382百万円となりました。 [セグメント別状況] (単位:百万円) 2026年3月期   増減額   増減率 計画   実績 売上高   157,976   159,664   1,687   1.1% 健康生活サービス   81,678   81,799   120   0.1% 調剤サービス   61,206   62,870   1,663   2.7% 環境サービス   14,927   14,837   △90   △0.6% その他   162   157   △5   △3.1% 営業利益   8,216   9,382   1,165   14.2% 健康生活サービス   7,908   8,546   638   8.1% 調剤サービス   1,986   2,430   443   22.3% 環境サービス   1,239   1,232   △7   △0.6% その他   △7   △23   △16   - 調整額(注)   △2,911   △2,803   107   - (注)  調整額は、主に事業セグメントに帰属しない一般管理費及びセグメント間取引消去であります。 a.健康生活サービス 給食事業における不採算事業所撤退による減収はあったものの、寝具・リネンサプライ事業におけるレンタル売上が好調に推移したこと等により、当セグメントは計画比増収となりました。利益面につきましては、サービス提供価格の見直しを含めた増収効果に加え、レンタル資材の効率的な運用の推進等により計画比増益となりました。 売上高   81,799百万円   (計画比        120百万円増、   0.1%増) 営業利益   8,546百万円   (計画比        638百万円増、   8.1%増) b.調剤サービス 調剤薬局事業において処方箋単価が計画を上回って推移したこと等により、当セグメントは計画比増収となりました。利益面につきましては、増収効果に加え、調剤薬局事業における労務費及び店舗経費が計画を下回ったこと等により、計画比増益となりました。 売上高   62,870百万円   (計画比      1,663百万円増、   2.7%増) 営業利益   2,430百万円   (計画比        443百万円増、   22.3%増) c.環境サービス ビル清掃管理事業が順調に推移したものの、リースキン事業が売上計画未達となったことなどから、当セグメントは計画比減収となりました。利益面につきましては、ビル清掃管理事業の増収効果の一方、リースキン事業における減収及び一時的なレンタル資材費の増加、次世代エネルギー事業における売電収入の減少等により、計画を僅かに下回りました。 売上高   14,837百万円   (計画比         90百万円減、   0.6%減) 営業利益   1,232百万円   (計画比          7百万円減、   0.6%減) (2) 財政状態の状況 ①  資産 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末の114,289百万円から406百万円増加し、114,695百万円となりました。これは、有価証券が916百万円、のれんが699百万円、建物及び構築物が682百万円、土地が452百万円、機械装置及び運搬具が425百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が1,554百万円、投資有価証券が1,438百万円、現金及び預金が542百万円増加したことが主な要因となっております。 ②  負債 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末の28,447百万円から1,817百万円増加し、30,264百万円となりました。これは、未払消費税等(流動負債「その他」)が358百万円減少したものの、短期借入金が1,213百万円、支払手形及び買掛金が834百万円、繰延税金負債(長期)が253百万円増加したことが主な要因となっております。 ③  純資産 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末の85,841百万円から1,410百万円減少し、84,431百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益6,069百万円を計上し、その他有価証券評価差額金が761百万円、退職給付に係る調整累計額が123百万円増加したものの、自己株式の取得及び消却による減少が6,317百万円、配当金の支払いによる減少が2,131百万円あったことが主な要因となっております。 この結果、自己資本比率は73.0%(前連結会計年度末比1.5%減)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ468百万円(2.0%)減少し、当連結会計年度末には23,417百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により得られた資金は、11,442百万円(前年同期比1,345百万円増、13.3%増)となり、過去最高を更新いたしました。 この主な要因は、税金等調整前当期純利益9,408百万円、減価償却費4,782百万円、仕入債務の増加額830百万円による資金増加要因が、売上債権の増加1,559百万円、法人税等の支払3,249百万円による資金減少要因を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により支出した資金は、4,233百万円(前年同期比7,178百万円減、62.9%減)となりました。 この主な要因は、有形固定資産の取得3,285百万円、定期預金の預入支出2,886百万円による資金減少要因が、投資有価証券の売却による収入2,354百万円、定期預金の払戻による収入1,815百万円による資金増加要因を上回ったものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により支出した資金は、7,831百万円(前年同期比2,633百万円増、50.7%増)となりました。 この主な要因は、自己株式の取得6,317百万円、配当金の支払2,129百万円によるものであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性について ①  資本の財源 当社グループは、当連結会計年度末において3,481百万円の有利子負債残高があります。財政基盤の強化については収益力及び資産効率の向上によることを基本としております。 ②  資金の流動性管理 当社グループの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末の23,885百万円に比べて468百万円減少し、当連結会計年度末には23,417百万円となりました。 資金の流動性については、事業規模に応じた現金及び現金同等物の適正額を維持することとしております。また、グループ内の資金効率を高めるため、余資は当社に集中し、不足するグループ会社に配分する制度を運用しております。 なお、キャッシュ・フローの関連数値は以下のとおりであります。 2024年3月期末   2025年3月期末   2026年3月期末 現金及び現金同等物(百万円)   30,407   23,885   23,417 有利子負債(百万円)   2,352   2,652   3,481 自己資本比率(%)   75.0   74.5   73.0 (5) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されており、連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日における資産・負債及び当連結会計年度における収益・費用の数値に影響を与える事項について、過去の実績や現在の状況に応じ合理的と考えられるさまざまな要因に基づき見積りを行ったうえで、継続して評価を行っております。ただし、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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出典

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