概要
クレスコは、1988年4月にテクトロンとメディアリサーチの合併により設立されたITサービス企業である。エンタープライズシステム、金融システム、組込みシステム、AIシステム、モバイルシステムなど幅広いシステム開発・保守を提供し、近年はクラウドやRPA、AI&Data、セキュリティなどのデジタルソリューション事業にも注力している。東京証券取引所プライム市場に上場し、2026年3月期の連結従業員数は3,188名、連結売上高は588億円に達する。グループは13社の連結子会社で構成され、国内5拠点とベトナムに開発拠点を持つ。
ITサービスとデジタルソリューションの二本柱
クレスコの事業は、ITサービス事業とデジタルソリューション事業の二つのセグメントで構成される。ITサービス事業では、エンタープライズシステム(企業基幹系)、金融システム(銀行・証券・保険)、組込みシステム(家電・車載・産業機器)、AIシステム(機械学習・深層学習)、モバイルシステム(スマートフォンアプリ)、プラットフォーム(クラウド基盤・ミドルウェア)の開発・保守を総合的に提供する。デジタルソリューション事業では、クラウドソリューション、Robotics(RPA導入支援)、AI&Data(データ分析基盤・AIモデル開発)、セキュリティ(サイバーセキュリティ対策)、UX/UI(ユーザーエクスペリエンス設計)の各領域で顧客のDX実現を支援する。両セグメントは密接に連携し、特にデジタルソリューションの需要が拡大している。グループ全体では、クレスコ本体と13社の連結子会社がそれぞれの専門性を活かして事業を展開している。
売上高は13年間で3倍、ROE16%超に
クレスコの連結売上高は、2013年3月期の190億円から2025年3月期には588億円へと3倍以上に成長した。当期純利益も同期間で8億円から44億円へ拡大している。2025年度の営業利益は60億円、営業利益率10.2%、ROEは16.4%に達した。中期経営計画「中期経営計画2026」では、2026年度に売上高700億円、営業利益率11.5%、ROE15%以上を目標に掲げる。2025年度実績はこの計画に対して順調な進捗を見せている。また、株主還元として連結配当性向50%を目標に掲げ、2025年度から自己株式の取得も実施した。財務体質は健全で、安定した収益基盤を築いている。
M&Aによる子会社展開とグループ再編
クレスコは創業以来、戦略的なM&Aによって事業領域と顧客基盤を拡大してきた。2010年にアイオスとインフィニードを取得し、九州エリアへ進出。2012年には北陸のソラン北陸、制御系のシースリーを買収。2013年にはクリエイティブジャパンを完全子会社化した。2015年にはワイヤレステクノロジーとクレスコ・アイディーを合併しクレスコワイヤレスを設立する一方、エス・アイ・サービスを取得。2016年には旅行業向けシステムのエヌシステムを取得した。2018年にはアイオスがアプリケーションズを取得後合併、さらにアルスやイーテクノを買収。2021年には組込みのOECを取得。2022年にはアルス・エヌシステム・ネクサスを合併しクレスコ・ジェイキューブを設立。2023年には日本ソフトウェアデザインを取得。2024年にはジェット・テクノロジーズを取得する一方、クレスコワイヤレスを譲渡するなど、ポートフォリオの選択と集中を進めている。グループ各社は、クレスコ本体と連携しながら専門性を発揮している。
全国拠点とベトナム拠点による開発体制
クレスコの開発拠点は、東京本社のほか、札幌事業所(旧北海道開発センター、2001年設置)、福岡事業所(旧クレスコ九州、2019年合併)、大阪・名古屋など全国に広がる。また、2017年にはベトナム・ハノイに駐在員事務所を開設し、2019年には現地法人CRESCO VIETNAM CO., LTD.を設立してオフショア開発体制を強化した。2025年7月には東京の開発拠点を「Teq-C」に集約し、社員の働きやすさとコミュニケーション活性化を図った。ニアショア開発も積極的に推進しており、地方拠点での開発を活用することで、コスト競争力と開発リソースの確保を実現している。このように、国内と海外のリソースを組み合わせた柔軟な開発体制が同社の競争力の源泉である。
業界の中での役割はITサービス企業(システム開発・保守、DX支援)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01ITサービス事業主力
エンタープライズシステム、金融システム、組込みシステム、AIシステム、モバイルシステム等のコンサルティング、企画・開発・保守を総合的に提供。アジャイル開発・ニアショア開発・オフショア開発、RPA導入支援、データアナリティクス、UXデザイン等も含む。
- エンタープライズシステム
- 企業向け基幹系システムの企画・開発・保守。
- 金融システム
- 銀行・証券・保険等の金融機関向けシステム開発・保守。
- 組込みシステム
- 家電・車載・産業機器等の組込みソフトウェア開発。
- AIシステム
- 機械学習・深層学習を活用したシステムの企画・開発。
- モバイルシステム
- スマートフォンアプリ等のモバイル向けシステム開発。
- プラットフォーム
- クラウド基盤やミドルウェア等のプラットフォーム構築・運用。
02デジタルソリューション事業準主力
クラウド、Robotics、AI&Data、セキュリティ、UX/UIといった顧客のDX実現を支援する製品・サービス群を提供。
- クラウドソリューション
- クラウド移行・構築・運用サービスの提供。
- Robotics
- RPA等の業務自動化ソリューションの導入支援。
- AI&Data
- データ分析基盤構築、AIモデル開発等のデータ活用支援。
- セキュリティ
- サイバーセキュリティ対策のコンサルティング・導入支援。
- UX/UI
- ユーザーエクスペリエンス・ユーザーインターフェースの設計・改善。
製品と技術
エンタープライズ・金融向け基幹システム
クレスコの主力は、企業向け基幹系システム(エンタープライズシステム)と銀行・証券・保険等の金融システムの開発・保守である。これらのシステムは、高い信頼性とセキュリティが要求されるため、同社は長年の実績とノウハウを蓄積している。開発プロセスではアジャイル開発を取り入れ、ニアショア開発やオフショア開発も活用して効率化を図る。また、プラットフォーム分野ではクラウド基盤やミドルウェアの構築・運用も手がけ、システム全体のライフサイクルを支援する。2025年にはコード品質分析サービス「Trust Code Hub」を提供開始し、品質リーダーシップの発揮を目指している。
組込みシステムとモバイルシステム
組込みシステム分野では、家電、車載、産業機器などに組み込まれるソフトウェアを開発している。2021年に買収したOEC(現クレスコ・ネクシオ)の技術力を活かし、ファームウェア開発からアプリケーション開発まで対応する。モバイルシステムではスマートフォンアプリの開発を行い、UX/UIデザインにも強みを持つ。2025年にはモビリティDXビジネス本部を新設し、自動車・輸送機器分野での開発力を強化。また、産学連携プロジェクト「Open SDV Initiative」に参画し、SDV(Software Defined Vehicle)のデモを出展するなど、次世代技術の開拓にも積極的である。
クラウド、RPA、AI、セキュリティのデジタルソリューション
デジタルソリューション事業は、クラウド、Robotics、AI&Data、セキュリティ、UX/UIの5領域で構成される。クラウドソリューションでは、クラウド移行・構築・運用を提供し、2025年には「Creage SIEM+」でMicrosoft Sentinelの取り扱いを開始した。RPAではUiPathの最上位パートナー「Diamond」に認定され、導入支援から運用までをワンストップで提供する。AI&Dataでは、データ分析基盤の構築やAIモデル開発を支援し、生成AIの活用事例も増えている。セキュリティでは脆弱性診断サービスのメニューを拡充し、ASM診断やAWS設定診断を追加した。これらのソリューションは、顧客のDXをトータルで支援する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
中堅SIer、安定成長・高収益維持
クレスコは情報・通信業に属し、システム開発・保守を主力とする。同社の売上高は2024年3月期528億円から2026年3月期647億円へ拡大、営業利益率は10.2%と高水準を維持している。これは、ERP導入や業務システム開発の需要を捉え、提案型営業で顧客単価を引き上げているため。同業のVRaiN Solutionやソラコムのような成長企業と比較すると、売上規模は大きいが成長率は安定的。競合のハッチ・ワークなどがDX領域で急成長するなか、クレスコは堅実な受注拡大で差を保つ。
強み
- 営業利益率10.2%と業界平均を上回り、安定した収益基盤を構築。
- 売上高が3期連続増収。大手企業との長期取引で受注が安定。
- 顧客の業務課題に合わせたソリューション提供で、高単価案件を獲得。
- 長年のノウハウで品質・納期管理に強み、リピート受注につながっている。
課題
- 市場競争激化で成長率が低下する可能性。新分野開拓が必要。
- IT人材不足が深刻化し、優秀なエンジニアの採用・定着が課題。
- 大口顧客への依存度が高く、取引先の予算削減が業績に直結するリスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がクレスコ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6287サトー | 943億円 | 17.9倍 |
| 2 | 4071プラスアルファ・コンサルティング | 883億円 | 22.0倍 |
| 3 | 9692シーイーシー | 852億円 | 14.6倍 |
| 4 | 4480メドレー | 848億円 | 43.2倍 |
| 5 | 4828ビジネスエンジニアリング | 842億円 | 17.2倍 |
| 6 | 4674クレスコ | 821億円 | 15.1倍 |
| 7 | 3636三菱総合研究所 | 817億円 | 8.0倍 |
| 8 | 4326インテージホールディングス | 814億円 | 45.1倍 |
| 9 | 8157都築電気 | 788億円 | 11.7倍 |
| 10 | 5036日本ビジネスシステムズ | 782億円 | 11.2倍 |
| 11 | 3632グリーホールディングス | 750億円 | 17.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 42件
テクトロンとメディアリサーチの合併で創業
クレスコは1988年4月、テクトロンとメディアリサーチの合併により東京都港区西新橋に設立された。1990年2月には通商産業省のシステムインテグレータ登録企業となり、公的な信用を獲得。1992年4月には株式額面変更のため旧サガミ工業と合併し、形式上存続会社となった。1993年と1995年に本社を移転し、1997年7月には日本証券業協会の店頭登録企業となった。この時期、システム開発の受託を中心に事業基盤を固めた。
2000年東京証券取引所上場とその後の拡大
2000年9月、クレスコは東京証券取引所市場第二部に株式上場し、翌2001年9月には市場第一部に指定された。2001年3月には北海道開発センター(現札幌事業所)を設置し、開発拠点の分散化を開始。2004年5月には本社を現在の東京都港区港南へ移転した。同時期、子会社の設立も進み、1998年に芝ソフトウェア(現クレスコ・イー・ソリューション)を設立し、2005年にはワイヤレステクノロジーを設立して近距離無線通信分野に進出した。株式公開により資金調達力を高め、事業拡大の基盤を整えた。
2010年代M&Aによる事業領域の拡充
2010年4月、クレスコはアイオスとインフィニード(旧クレスコ九州)の全株式を取得し、九州の顧客基盤と開発リソースを取り込んだ。2012年には北陸のソラン北陸(現クレスコ北陸)と制御系のシースリーを取得。2013年にはクリエイティブジャパン(現クレスコ・デジタルテクノロジーズ)を完全子会社化し、開発力を強化した。2015年にはワイヤレステクノロジーとクレスコ・アイディーを合併しクレスコワイヤレスを設立、同年にはエス・アイ・サービスも取得。2016年には旅行業向けシステムのエヌシステムを取得した。このように、毎年のように子会社化を実行し、グループ規模を拡大した。
2017年ベトナム進出とグループ内統合の加速
2017年4月、クレスコはベトナム・ハノイに駐在員事務所を開設し、オフショア開発に本格参入。2019年9月には現地法人CRESCO VIETNAM CO., LTD.を設立した。国内では、2018年にアイオスがアプリケーションズを取得後合併、同年にはネクサス、アルス、イーテクノを買収。2019年4月にはクレスコ九州を吸収合併し福岡事業所とした。2019年10月にはアイオスとイーテクノを合併するなど、グループ内の再編を推進。ベトナム拠点の設立により、コスト競争力と開発リソースの多様化を図った。
2020年代のプライム移行と事業ポートフォリオの最適化
2020年4月、クレスコはクラウド・ネットワーク分野のエニシアスを取得。2021年7月には組込みソフトウェアのOEC(現クレスコ・ネクシオ)を完全子会社化した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。2022年7月にはアルス、エヌシステム、ネクサスを合併し、クレスコ・ジェイキューブを設立した。2023年2月には三大都市圏に拠点を持つ日本ソフトウェアデザインを取得。2024年4月にはITインフラのジェット・テクノロジーズを取得する一方、同年6月にはクレスコワイヤレスを譲渡。2024年7月にはメクゼスが日本ソフトウェアデザインを吸収合併し、2024年10月にはクレスコ・ジェイキューブが高木システムの株式を取得した。このように、不採算事業の切り離しと成長分野への集中を進めている。
年表42件を開く
1980年代
- 1988年4月M&Aソフトウェア開発、システム機器の開発及び販売を目的として、テクトロン㈱と㈱メディアリサーチが合併し、東京都港区西新橋に㈱クレスコを設立
1990年代
- 1990年2月通商産業省によるシステムインテグレータ登録企業となる
- 1992年4月M&A株式の額面金額を変更するため、㈱クレスコ(形式上の存続会社、旧サガミ工業㈱)と合併
- 1993年3月本社を東京都港区高輪へ移転
- 1995年4月本社を東京都港区三田へ移転
- 1997年7月日本証券業協会の店頭登録企業となる
- 1998年9月コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの商品販売、SI事業のシステム機器及びパッケージソフトウェアの販売等、当社グループ業容の拡大のため、芝ソフトウェア㈱(現商号 クレスコ・イー・ソリューション㈱)を設立
2000年代
- 2000年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場
- 2001年3月ソフトウェア開発事業の拡大のため、北海道札幌市に北海道開発センター(現 札幌事業所)を設置
- 2001年9月上場東京証券取引所市場第一部に株式上場
- 2004年5月本社を東京都港区港南へ移転
- 2005年10月近距離無線通信ソリューションに特化したワイヤレステクノロジー㈱を設立
2010年代
- 2010年4月ソフトウェア開発事業の拡大のため、㈱アイオス及び㈱インフィニード(旧クレスコ九州㈱)の全株式を取得
- 2011年4月近距離無線通信技術を用いた情報通信設備機器に関する設計・開発、製造・販売等を目的としたクレスコ・アイディー㈱を設立
- 2012年4月北陸を営業拠点とし、ネットワークソリューションに特化したソラン北陸㈱(現商号 クレスコ北陸㈱)の全株式を取得
- 2012年12月関東エリアの営業拠点の拡大を図るため制御系システムを手がける㈱シースリーの株式を取得
- 2013年4月開発力強化と顧客層の拡大を図るため㈱クリエイティブジャパン(現商号 ㈱クレスコ・デジタルテクノロジーズ)の全株式を取得
- 2015年4月M&Aワイヤレステクノロジー㈱とクレスコ・アイディー㈱を合併し、クレスコワイヤレス㈱に商号変更
- —ERP事業の更なる成長に寄与するため㈱エス・アイ・サービスの全株式を取得
- 2015年10月関西エリアの営業拠点の拡大を図るためメディア・マジック㈱(現商号 ㈱メクゼス)の株式を取得
- 2016年4月M&Aクレスコ・イー・ソリューション㈱と㈱エス・アイ・サービスを合併
- 2016年9月旅行業向けシステムを強みとする㈱エヌシステムの全株式を取得
- 2017年4月オフショア開発体制及びコスト競争力の更なる強化のため、ベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を開設
- 2017年10月受注力の向上等を目的として㈱アイオスが㈱アプリケーションズの全株式を取得
- 2018年1月システム開発の需要拡大に対応するため㈱ネクサスの株式を取得
- 2018年4月M&A㈱アイオスと㈱アプリケーションズを合併
- —M&A㈱アイオスの関西営業所を㈱メクゼスに統合
- 2018年10月人事・給与・ワークフロー関連のパッケージソフトウェアの設計・開発を得意とするアルス㈱の全株式を取得
- 2018年11月㈱アイオスがWeb技術や組込み技術を中心としたソフトウェアの設計・開発を得意とするイーテクノ㈱の全株式を取得
- 2019年4月M&A事業の拡大・成長、人材の活用及び企業グループ運営の効率化を目的として、クレスコ九州㈱を吸収合併(現 福岡事業所)
- 2019年9月創業オフショア開発体制の更なる強化を実現するため、ベトナム・ハノイ市にCRESCO VIETNAM CO., LTD.を設立
- 2019年10月M&A㈱アイオスとイーテクノ㈱を合併
2020年代
- 2020年4月クラウドやサーバー・ネットワーク分野を得意とする㈱エニシアスの全株式を取得
- 2021年7月組込型ソフトウェア、ファームウェア開発及び業務アプリケーションの受託開発を得意とする㈱OEC(現商号 ㈱クレスコ・ネクシオ)の全株式を取得
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2022年7月M&Aアルス㈱、㈱エヌシステム、㈱ネクサスを合併し、㈱クレスコ・ジェイキューブとして統合
- 2023年2月大阪・東京・名古屋の三大都市圏に拠点を持つ日本ソフトウェアデザイン㈱の全株式を取得
- 2024年4月ITインフラ分野におけるインフラ設計構築・運用を得意とするジェット・テクノロジーズ㈱の全株式を取得
- 2024年6月クレスコワイヤレス㈱の全株式を譲渡
- 2024年6月日本ソフトウェアデザイン㈱の事業の一部を譲受
- 2024年7月M&A㈱メクゼスを存続会社、日本ソフトウェアデザイン㈱を消滅会社とする吸収合併
- 2024年10月販路の拡大等を目的として㈱クレスコ・ジェイキューブが㈱高木システムの株式を取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2026年度まで700億円
- 連結営業利益率2026年度まで11.5%
- 連結ROE2026年度まで15%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
共創型モデルの確立
受託型からプロダクト型・課題解決型・未来創造型へ提案スタイルを拡大し、顧客の「戦略パートナー」として提供価値を高める。
- 02
品質リーダーシップの発揮
社員のITプロフェッショナル育成と全社的な品質管理強化により、安全・安心・感動の品質を顧客に提供する。
- 03
人的資本経営の推進
必要な人材ポートフォリオを策定し、採用・育成施策や多様な人材が躍動できる風土を醸成することで、個人と組織の力を最大化する。
- 04
技術・デジタルソリューションの拡張
AI・セキュリティ・データアナリティクス分野の技術強化と独自ソリューション開発・外部調達により、顧客課題解決に貢献する。
- 05
グループ一体経営の促進
グループ各社間の事業シナジー強化による顧客価値最大化と、業務集約による経営効率化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,188人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は671万円で、9期前と比べて+9.2%。平均年齢は37.2歳、平均勤続年数は11.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,807 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,959 | — |
| 2019年3月 | 615 | 37.2 | 10.5 | 2,061 | — |
| 2020年3月 | 621 | 37.6 | 10.5 | 2,111 | — |
| 2021年3月 | 622 | 37.6 | 10.6 | 2,301 | — |
| 2022年3月 | 654 | 38.0 | 11.0 | 2,450 | — |
| 2023年3月 | 644 | 37.9 | 11.1 | 2,657 | — |
| 2024年3月 | 639 | 38.3 | 11.3 | 2,742 | — |
| 2025年3月 | 662 | 37.6 | 11.1 | 2,999 | 200 |
| 2026年3月 | 671 | 37.2 | 11.9 | 3,188 | 207 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社14社(国内 13 / 海外 1、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。
- 国内クレスコ・イー・ソリューション㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱アイオス(注)1、4東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内クレスコ北陸㈱(注)7石川県金沢市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱シースリー茨城県日立市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クレスコ・デジタルテクノロジーズ東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱メクゼス大阪府大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クレスコ・ジェイキューブ(注)6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外CRESCO VIETNAM CO., LTD.ベトナム社会主義共和国 ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エニシアス東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クレスコ・ネクシオ(注)5東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ジェット・テクノロジーズ㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱アイエステクノポート(注)6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
- ㈱エイプス(注)7、8東京都板橋区100%
- ビュルガーコンサルティング㈱東京都中央区33%
- 調達8,240万円2025年農林業センサス審査集計プログラム作成業務農林水産省 · 2023-09-13
- 調達3,500万円2025年農林業センサス名簿作成プログラム作成業務農林水産省 · 2023-10-17
- 調達3,238万円令和6年度防災情報ネットワーク事業 防災情報ネットワークシステム設定業務農林水産省 · 2024-05-08
- 調達1,424万円わがマチ・わがムラ情報提供システムの次期システムへの移行及び移行後の運用・保守業務農林水産省 · 2023-10-10
- 調達540万円令和4年度森林吸収源インベントリ情報整備事業 国家森林資源データベースクラウド移行検討調査林野庁 · 2022-10-13
- 調達489万円RPAソフトウェア(UiPath)ライセンス 19ライセンスの購入特許庁 · 2026-03-06
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は647億円、営業利益は66億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.0%、利益が+10.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 715億円 | 647億円 |
| 営業利益 | 80億円 | 66億円 |
| 純利益 | 55億円 | 53億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は167億円、営業利益は11億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+40.3%、営業利益は+120.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 130 | — | — | 11 |
| 2024年1Q | 119 | 5 | 4.2 | 6 |
| 2024年2Q | 137 | 15 | 10.9 | 11 |
| 2024年3Q | 129 | 13 | 10.1 | 7 |
| 2024年4Q | 143 | — | — | 13 |
| 2025年2Q | 285 | 26 | 9.1 | 19 |
| 2025年4Q | 303 | 34 | 11.2 | 25 |
| 2026年2Q | 310 | 27 | 8.7 | 21 |
| 2026年4Q | 337 | 39 | 11.6 | 32 |
| 2027年1Q | 167 | 11 | 6.6 | 9 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は190億円から647億円へ3.4倍に増えた。直近期の営業利益率は10.2%。売上は13期、純利益は13期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 190 | — | 14 | — | 8 |
| 2014年3月 | 220 | — | 17 | — | 9 |
| ワイヤレステクノロジー㈱とクレスコ・アイディー㈱を合併し、クレスコワイヤレス㈱に商号変更 | |||||
| 2015年3月 | 251 | — | 22 | — | 14 |
| クレスコ・イー・ソリューション㈱と㈱エス・アイ・サービスを合併 | |||||
| 2016年3月 | 288 | — | 29 | — | 17 |
| オフショア開発体制及びコスト競争力の更なる強化のため、ベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を開設 | |||||
| 2017年3月 | 309 | — | 31 | — | 20 |
| ㈱アイオスと㈱アプリケーションズを合併 | |||||
| 2018年3月 | 333 | — | 35 | — | 22 |
| オフショア開発体制の更なる強化を実現するため、ベトナム・ハノイ市にCRESCO VIETNAM CO., LTD.を設立 | |||||
| 2019年3月 | 352 | — | 37 | — | 23 |
| 2020年3月 | 393 | — | 37 | — | 24 |
| 2021年3月 | 397 | — | 41 | — | 26 |
| アルス㈱、㈱エヌシステム、㈱ネクサスを合併し、㈱クレスコ・ジェイキューブとして統合 | |||||
| 2022年3月 | 445 | — | 48 | — | 32 |
| 2023年3月 | 484 | — | 51 | — | 33 |
| ㈱メクゼスを存続会社、日本ソフトウェアデザイン㈱を消滅会社とする吸収合併 | |||||
| 2024年3月 | 528 | — | 57 | — | 37 |
| 2025年3月 | 588 | 60 | 63 | 10.2 | 44 |
| 2026年3月 | 647 | 66 | 70 | 10.2 | 53 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高647億円のうち、営業利益として残るのは66億円で10.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は53億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.8%516億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.0%65億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.2%66億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが53億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは40億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は153億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5 | 5 | −1 | 10 | 39 |
| 2014年3月 | 10 | −5 | −8 | 5 | 36 |
| 2015年3月 | 17 | 2 | 0 | 19 | 55 |
| 2016年3月 | 15 | −13 | −3 | 2 | 55 |
| 2017年3月 | 11 | −5 | −6 | 6 | 55 |
| 2018年3月 | 22 | −2 | −6 | 20 | 69 |
| 2019年3月 | 18 | −12 | −13 | 6 | 62 |
| 2020年3月 | 37 | 0 | −5 | 37 | 94 |
| 2021年3月 | 32 | 0 | −15 | 32 | 110 |
| 2022年3月 | 32 | −12 | −14 | 20 | 117 |
| 2023年3月 | 17 | −9 | −16 | 8 | 109 |
| 2024年3月 | 32 | 15 | −7 | 47 | 149 |
| 2025年3月 | 48 | −23 | −21 | 25 | 152 |
| 2026年3月 | 53 | −13 | −40 | 40 | 153 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は479億円。このうち返さなくてよい自己資本が335億円で、自己資本比率は69.9%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 143 | 86 | 57 | 59.6 |
| 2014年3月 | 152 | 91 | 61 | 59.5 |
| 2015年3月 | 179 | 109 | 70 | 60.8 |
| 2016年3月 | 192 | 122 | 70 | 63.3 |
| 2017年3月 | 208 | 139 | 69 | 66.9 |
| 2018年3月 | 241 | 151 | 90 | 62.5 |
| 2019年3月 | 254 | 161 | 93 | 63.6 |
| 2020年3月 | 268 | 162 | 106 | 60.4 |
| 2021年3月 | 303 | 195 | 108 | 64.2 |
| 2022年3月 | 331 | 221 | 110 | 66.8 |
| 2023年3月 | 336 | 244 | 92 | 72.7 |
| 2024年3月 | 397 | 277 | 120 | 69.7 |
| 2025年3月 | 433 | 308 | 125 | 71.1 |
| 2026年3月 | 479 | 335 | 144 | 69.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで605社中142位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中282位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,955で、1年前と比べて+23.1%。過去52週の値幅のなかでは80%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 |
| PER (会社予想) | 14.2倍 |
| PBR | 2.35倍 |
| 配当利回り | 4.09% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+9.9%と上昇。7/2に1471円、7/3に1502円と上昇し、7/8には1554円。その後も1570円前後で推移し、7/30には1647円と高値。25日線(1535.52円)を上回り、75日線(1498.39円)も上回る。RSIは63.9と強気圏。52週高値1817円には及ばないが、上昇トレンド。出来高は7/30に183,100株と増加。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PERは12.45倍と業界平均30.01倍を大きく下回り、PBRも1.95倍と平均3.45倍を下回る。ROEは16.4%と高く、売上・利益とも増加基調で業績は堅調。配当利回り3.96%は業界平均3.51%を上回り、配当性向62%と株主還元も積極的。割安指標が揃っているが、情報・通信業界の成長性を考慮すると妥当とも言え、両面を踏まえると割安と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 14.2倍 | — |
| PBR | 2.35倍 | 2.96倍 |
| ROE | 16.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
IT需要の拡大を背景に、売上高は堅調に伸びており、2026年3月期も増収増益予想。強気派は、DX投資の継続と企業のシステム更改需要を追い風に、今後も安定成長が続くとみる。また、ROE16%超と資本効率が高く、株主還元も厚い。一方、弱気派は、IT人材不足によるコスト増や案件の採算悪化、競争激化による受注単価の低下を懸念する。利益率が10%程度で横ばいであり、成長の割に収益性が伸びていない点も指摘される。
- 堅調なIT需要
DX投資や老朽化システムの更改需要が継続し、受注が拡大している。
- 高収益体質
ROE16%超と高く、効率的な資本活用で株主価値を高めている。
- 増配・自社株買い
3.96%の配当利回りと自己株取得で株主還元を積極化。
- 純利益53億円、2期連続の2桁増益予想2026年3月期影響中
純利益は37億→44億(前期比+18.9%)、44億→53億(+20.5%)と連続増益。EPS成長が続く。
- 売上高647億円予想、過去最高を更新2026年3月期影響中
売上高は588億円(前期比+11.4%)に続き、647億円(+10.0%)と過去最高。IT投資需要が堅調。
- PER12.5倍とROE16.4%で割安・高効率通年影響弱
実績PER12.5倍、ROE16.4%は高い収益性を示す。成長率に対してバリュエーションが割安な水準。
- 配当利回り3.96%と高く、株主還元の魅力継続影響弱
配当利回り3.96%は高水準。ROE16.4%から増配余地もあり、インカム需要が見込まれる。
- 人材不足とコスト増
ITエンジニア不足で人件費が高騰し、利益率を圧迫する。
- 競争激化
同業他社との競争で受注単価が低下し、収益性が低下する恐れ。
- 成長鈍化懸念
2026年3月期の売上成長率は前期から減速。市場の成熟化が示唆される。
- 営業利益率10.2%が横ばい、改善の遅れ2026年3月期影響弱
営業利益は60億→66億でも利益率は10.2%のまま。売上高の伸びに対して収益性が向上せず。
- 売上高成長率が+11.4%→+10.0%に小幅減速2026年3月期影響弱
成長率は前年から1.4ポイント低下。IT需要の頭打ちが始まる可能性がある。
- 外国人保有22.5%が売り圧力に転じる懸念継続影響中
外国人保有比率22.52%と高い。海外投資家のリスク回避で売りが優勢となり得る。
- 株価は1年で-3.2%、ネガティブモメンタム不定影響弱
業績が拡大する一方、株価は1年で3.15%下落。需給面の弱さが継続する可能性。
- 売上高成長率
- IT需要の取り込みと市場での競争力を測る基本指標。
- 営業利益率
- 人件費や競争環境が収益性に与える影響を確認するため。
- 従業員数/一人当たり売上高
- 人材投資の成果と生産性改善の度合いを測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から+52.4%。いまの株価に対する利回りは4.09%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 14 | — | 36.8 |
| 2018年3月 | 18 | 30.9 | 44.9 |
| 2019年3月 | 17 | −8.3 | 38.9 |
| 2020年3月 | 18 | 9.1 | 42.0 |
| 2021年3月 | 18 | 0.0 | 37.2 |
| 2022年3月 | 22 | 22.2 | 37.5 |
| 2023年3月 | 25 | 13.6 | 47.6 |
| 2024年3月 | 26 | 4.0 | 38.7 |
| 2025年3月 | 42 | 61.5 | 52.3 |
| 2026年3月 | 64 | 52.4 | 62.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,654人。区分でいちばん多いのは個人・その他で39.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.4%を占め、残る63.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 42.2 | 40.1 | 40.1 | 38.4 | 35.6 | 39.6 |
| 外国法人 | 20.8 | 23.6 | 23.5 | 22.9 | 23.6 | 22.5 |
| 事業法人 | 21.0 | 20.8 | 19.5 | 20.4 | 19.1 | 19.5 |
| 金融機関 | 15.0 | 14.9 | 16.2 | 16.9 | 18.1 | 17.0 |
| 自己株式 | 8.6 | 8.5 | 8.4 | 6.4 | 1.8 | 3.8 |
| 証券会社 | 1.0 | 0.6 | 0.6 | 1.3 | 3.6 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 有限会社イワサキコーポレーション | 17.28 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.49 |
| 03 | 浦崎雅博 | 5.98 |
| 04 | クレスコ従業員持株会 | 3.25 |
| 05 | 岩﨑俊雄 | 2.91 |
| 06 | BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部) | 2.90 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.76 |
| 08 | BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.38 |
| 09 | 佐藤和弘 | 2.32 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.24 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-09-01有限会社イワサキコーポレーション変更報告17.28%
- 2026-09-01有限会社イワサキコーポレーション新規の大量保有報告17.28%
- 2026-08-31有限会社イワサキコーポレーション新規の大量保有報告17.28%
- 2026-06-25有限会社イワサキコーポレーション新規の大量保有報告17.28%
- 2026-06-18エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告10.00%+1.08pt
- 2026-06-18フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告6.27%+1.07pt
- 2026-06-11エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告7.89%+1.13pt
- 2026-06-11エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告8.92%+1.03pt
- 2026-06-11エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告6.76%+1.22pt
- 2026-06-11フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告3.84%+0.69pt
- 2026-06-11フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.54%+0.70pt
- 2026-06-11フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.20%+0.66pt
- 2026-06-10エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)新規の大量保有報告5.54%
- 2026-06-10フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告3.15%
- 2026-05-25浦崎 雅博新規の大量保有報告5.46%-0.30pt
- 2026-05-25浦崎 雅博新規の大量保有報告2.88%-2.58pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+83%、1株純資産は14期で+5%。直近期のROEは16.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 71 | 787 | 9.5 | 9.9 | 40.6 |
| 2014年3月 | 87 | 850 | 10.7 | 11.5 | 40.4 |
| 2015年3月 | 133 | 990 | 14.1 | 14.4 | 36.4 |
| 2016年3月 | 76 | 539 | 14.8 | 11.9 | 40.3 |
| 2017年3月 | 90 | 612 | 15.7 | 15.4 | 36.8 |
| 2018年3月 | 100 | 690 | 15.2 | 17.8 | 44.9 |
| 2019年3月 | 104 | 738 | 14.6 | 15.9 | 38.9 |
| 2020年3月 | 114 | 771 | 15.0 | 12.5 | 42.0 |
| 2021年3月 | 63 | 463 | 14.8 | 12.9 | 37.2 |
| 2022年3月 | 77 | 526 | 15.6 | 12.8 | 37.5 |
| 2023年3月 | 79 | 580 | 14.3 | 10.7 | 47.6 |
| 2024年3月 | 90 | 672 | 14.3 | 11.8 | 38.7 |
| 2025年3月 | 107 | 747 | 15.1 | 11.1 | 52.3 |
| 2026年3月 | 130 | 829 | 16.4 | 11.0 | 62.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額153百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 根元浩幸 | 代表取締役会長 | 66 | 2,311 |
| 冨永宏 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 59 | 524 |
| 寺村孝幸 | 取締役 常務執行役員 | 55 | 102 |
| 福井順一 | 取締役 | 72 | — |
| 佐藤幸恵 | 取締役 | 61 | — |
| 佐野みゆき | 取締役 | 64 | — |
| 髙石哲 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 242 |
| 佐藤治夫 | 取締役(監査等委員) | 69 | — |
| 前川昌之 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
| 舘充保 | — | 52 | — |
| 宮本大地 | 取締役 | 59 | 194 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 84 | 15 | 9 | 108 | 27 |
| 社外取締役 | 5 | 24 | — | — | 24 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 17 | 4 | — | 21 | 21 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容749字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,330字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,826字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,135字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第38期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第38期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第37期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-19
- 半期報告書半期報告書-第37期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第36期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第35期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-08
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