概要
VALUNENEX株式会社(以下、VALUNENEX)は、東京都文京区に本社を置く情報・通信業企業である。2006年創業、2018年に東証マザーズ(現グロース)に上場した。従業員は33名で、連結売上高は2025年7月期に約6.9億円。独自開発のアルゴリズムを基盤に、大量の文書情報を可視化・解析するクラウドサービス(ASP)とコンサルティングを提供し、主に大手企業の研究開発・知財部門を顧客とする。米国に100%子会社VALUENEX, Inc.を持ち、グローバル展開を進めている。
単一セグメントで展開するアルゴリズム事業
VALUNENEXは、創業者である中村達生が開発した独自のアルゴリズムを中核とし、アルゴリズム事業という単一セグメントで事業を展開する。同事業は、ビッグデータ解析ツールの提供(ASPサービス)、それを用いたコンサルティングサービス、レポート販売の三つから構成される。ASPサービスでは「VALUENEX Radar」というブランドで、最大10万件の文書を類似度に基づき2次元俯瞰図として可視化するツールを提供。コンサルティングサービスでは、顧客に代わって解析を実施する調査コンサルティングと、顧客社内の人材を育成するコーチングの二形態がある。いずれも同じアルゴリズムから派生しており、密接に関連している。
化学・電気・自動車などの幅広い業界に顧客基盤
主要顧客は化学、電気、自動車、機械、エネルギー等の業界に属する大手企業であり、経営企画、研究開発、知財部門が中心である。VALUNENEXのツールは、特許情報に限らず論文、新聞記事、SNS等のテキストデータ全般を解析対象とし、業界動向分析、自社・競合分析、新規事業探索など多様な用途に使われる。ASPサービスは日本語、英語、中国語に対応。海外では米国子会社VALUENEX, Inc.が販売活動を行い、グローバル企業への営業を強化している。2025年7月期のASPサービス売上高は約3.26億円(前期比1.4%増)、コンサルティングは約3.56億円(前期比21.9%減)と、コンサルティングが減少する一方でASPは微増となった。
創業以来赤字と黒字を繰り返す成長過程
VALUNEXの財務推移は、売上高が2014年7月期の2億円から2025年7月期の6.9億円へと増加傾向にあるが、営業利益は年度により大きく変動している。2018年7月期に営業利益1.3億円を計上した後、2019年から2022年までは営業損失が続き、2023年7月期に営業利益0.05億円と黒字化したが、2025年7月期は営業損失0.73億円となった。2025年7月期の損失の主因は、北米大手顧客の社内体制変更やトランプ関税の影響によるコンサルティング案件の遅延、人材採用や生成AI研究への投資増加である。総資産は約9.1億円、自己資本比率は約77.8%と財務基盤は安定している。
米国子会社を通じた海外展開の強化
VALUNENEXは2014年2月に米国子会社VALUENEX, Inc.(カリフォルニア州メンロパーク市)を設立し、2016年1月に全株式を取得して100%連結子会社化した。米国子会社はグローバルベースでの販売活動を担い、特に北米市場を重視している。2025年7月期の海外売上高は明記されていないが、同期の売上高減少の一因として北米顧客の変化が挙げられており、海外事業の比重が増している。同社は中長期的な成長には海外展開の強化が不可欠とし、営業・開発体制の強化を進める方針である。
業界の中での役割はビッグデータ解析ツールとコンサルティングを提供するアルゴリズム事業会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コンサルティング | 4億円 | 57.1% | — | — |
| ASP | 3億円 | 42.9% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01研究開発・知財・経営戦略主力
化学、電気、自動車、機械、エネルギーなどの業界を中心に、特許や論文の解析ツールを提供。顧客の研究開発部門や知財部門、経営企画部門が、技術動向分析や競合分析などに活用する。
- VALUENEX Radar Documents
- 最大10万件のテキストデータを類似度に基づいて俯瞰図として可視化する解析ツール。日本語、英語、中国語に対応し、あらゆる文書の解析に利用可能。
- VALUENEX Radar Patents DB
- 特許データベースを内蔵した解析ツール。特許情報の俯瞰解析に特化しており、技術動向や自社・競合分析などに活用できる。
- VALUENEX Radar Scope
- 特定の特許や技術に類似する特許を高速検索し、俯瞰図として可視化するツール。概念検索により最大1,000件の類似特許を収集できる。
- Radar QFDアプリ
- 特許情報を課題と技術の2軸で分類し、品質表を生成する解析ツール。研究開発の効率化や製品品質向上に貢献する。
02コンサルティング・レポート販売準主力
VALUENEX Radarを用いた受託調査や、顧客内の情報解析人材を育成するコーチング、解析レポートや書籍の執筆・販売を提供。ツールと合わせて利用されることが多く、顧客の意思決定を支援する。
- 調査コンサルティング
- 顧客に代わってVALUENEX Radarを用い、競合分析や技術トレンド分析などの調査・解析を実施するサービス。
- コーチング
- 顧客内部でデータ解析を担う人材を育成するためのサービス。ツールの活用方法や分析手法を指導する。
- レポート販売
- VALUENEX Radarを用いて作成した解析レポートや書籍を販売するサービス。
製品と技術
大規模文書解析を可能にするVALUENEX Radar Documents
「VALUENEX Radar Documents」は、最大10万件の文書情報を内容の類似度に基づき2次元俯瞰図として可視化するASPツールである。各点(クラスタ)は類似する文書の集合体で、密集領域は成熟分野、疎な領域は未開拓分野を示す。これにより、業界動向の把握、技術シナジー分析、買収先探索などが可能。日本語・英語・中国語に対応し、あらゆるテキストデータ(特許、論文、新聞、SNS)を解析対象とする。主に知財部門や研究企画部門が利用する。
特許解析に特化したVALUENEX Radar Patents DBとScope
「VALUENEX Radar Patents DB」は、Documentsの機能に加え自社特許データベースを搭載したパッケージ。日本、米国、欧州(一部)、WIPO(一部)をカバーし、特許文献の大規模解析に特化する。「VALUENEX Radar Scope」は、特定の技術アイデアや特許に類似する特許を概念検索で最大1,000件高速収集し可視化するツール。先行文献調査、無効資料調査、技術トレンド分析に用いられる。両製品とも日本語・英語での解析が可能で、特許に特化した機能を提供する。
ミクロ解析に適したRadar QFDアプリ
「Radar QFDアプリ」は2025年4月に提供開始された、最大1,000件の中規模特許解析ツール。課題と技術の二軸を用いて特許情報を詳細に分類し、品質表(図2)を生成する。VALUENEX Radarシリーズがマクロ解析を得意とするのに対し、Radar QFDは俯瞰図上の一部分を掘り下げるミクロ解析に適する。研究開発者や知財部門が、特定テーマの技術概要を手軽に把握し、研究開発の効率化や製品品質向上に活用する。
ワンストップで提供されるコンサルティングサービス
VALUNENEXのコンサルティングサービスは、自社ツールを用いて顧客の課題を解決する受託調査型である。調査コンサルティングは1か月から1年程度の期間で、競合分析、市場調査、新規事業探索などを実施。コーチングは顧客内部でデータ解析できる人材を育成するプログラムで、随時提供される。ASPサービスとコンサルティングを同時に利用する顧客も多く、両者は密接に関連している。2025年7月期のコンサルティング売上高は3.56億円と全体の約半分を占めるが、北米案件の遅延により前期比減少した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
AIソリューション提供、営業赤字で小規模
同社はAI・データ分析領域に特化したベンチャーで、売上高は10億円未満と業界内では極めて小規模。同業他社としてVRAIN Solution(コード135A)やCocolive(コード137A)が挙げられるが、それらと比較しても収益規模で劣る。直近の営業利益率は-14.3%と赤字が続いており、営業効率や収益性に課題を抱える。業界内での差別化要因は限定的で、特定の技術や顧客基盤に依存している可能性が高い。
強み
- AIソリューションに特化し、専門性の高いサービスを提供できる点が強み。
- 組織が小さく、顧客ニーズに迅速に対応できる機動性を有する。
- AI市場は拡大傾向にあり、需要取り込みの余地がある。
- 特定の業種や業務に特化したソリューションで差別化を図る可能性。
課題
- 売上8億円で営業利益ゼロ、翌年は-14.3%と収益性改善が急務。
- 同業他社との明確な差別化が難しく、価格競争に巻き込まれるリスク。
- 売上高が10億円未満で、営業資源やブランド力で大手に劣る。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がVALUENEX
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4422VALUENEX | 17億円 | 46.0倍 |
| 2 | 3908コラボス | 17億円 | 16.1倍 |
| 3 | 4166かっこ | 17億円 | — |
| 4 | 5131リンカーズ | 17億円 | — |
| 5 | 334Aビジュアル・プロセッシング・ジャパン | 17億円 | 15.7倍 |
| 6 | 198APostPrime | 17億円 | — |
| 7 | 5616雨風太陽 | 16億円 | — |
| 8 | 298AGVA TECH | 16億円 | — |
| 9 | 5025マーキュリー | 16億円 | 9.4倍 |
| 10 | 5247BTM | 16億円 | 24.6倍 |
| 11 | 3639ボルテージ | 15億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 17件
特許可視化ツールで創業した2006年
VALUNENEXは2006年8月、東京都港区赤坂に株式会社創知として設立された。創業者の中村達生が開発した独自のアルゴリズムを基に、2007年4月に特許可視化ツールのサービス提供を開始。このツールは、大量の特許文献を類似度で分類し2次元マップとして可視化するもので、後の主力製品「VALUENEX Radar」の原型となった。創業時から「大量の情報から知を創造する」というミッションを掲げ、データ可視化という独自の技術路線を明確にしていた。
クラウドサービスへの転換と製品群拡充(2012〜2013年)
2012年11月、VALUNENEXは「TechRadar」をクラウドサービス(ASP)として提供開始。従来のオンプレミス型からクラウド型へ移行し、ユーザーがブラウザ経由で利用できるようになった。翌2013年11月には「DocRadar」を同様にクラウドサービス化。これにより、特許に限らず論文や技術文書など幅広い文書の解析が可能となり、顧客層が拡大した。同年7月には本店を東京都文京区小日向へ移転し、現在の所在地となっている。
社名変更と米国子会社設立による国際化(2014〜2016年)
2014年1月、社名をVALUNENEXコンサルティング株式会社に変更。続いて2月には米国カリフォルニア州にVALUENEX, Inc.を設立し、海外市場への足掛かりを築いた。同年11月にはTechRadar / DocRadarにダッシュボード機能を追加し、ユーザビリティを向上。2015年7月には現社名のVALUNENEX株式会社に改称した。2016年1月には米国子会社の全株式を取得し完全子会社化。これにより、グローバルな販売体制が整い、日本国外での営業活動が本格化した。
UI刷新と東証マザーズ上場(2017〜2018年)
2017年7月、TechRadar / DocRadarのユーザーインターフェースを2.0バージョンに刷新。操作性と視認性を大幅に改善し、既存顧客の満足度向上と新規獲得を狙った。2018年10月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。時価総額は公表されていないが、上場により資金調達力と知名度が向上した。2022年4月の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場へ移行し、現在に至る。
新製品開発とAI時代への対応(2024〜2025年)
2024年1月、次世代ツール「VALUENEX Radar Fusion」のβ版テスター募集を開始。従来の俯瞰解析に加え、複数データソースの統合解析を目指す。2025年4月には「Radar QFD」をクラウドサービスとして提供開始。これは、特許情報を課題と技術の二軸で分類するミクロ解析ツールで、最大1,000件の中規模解析に対応。研究開発の効率化や品質向上を支援する。この間、生成AIを活用したサービスの研究開発にも投資しており、AI時代のデータ解析需要を取り込もうとしている。
年表17件を開く
2000年代
- 2006年8月創業株式会社創知(現当社)を設立(本店 東京都港区赤坂)
- 2007年4月特許可視化ツールサービス提供開始
- 2008年5月東京都港区六本木へ本店移転
- 2009年6月東京都文京区小石川へ本店移転
2010年代
- 2012年11月TechRadar ® (注1)をクラウドサービスにより提供開始
- 2013年7月東京都文京区小日向へ本店移転
- 2013年11月DocRadar ® (注2)をクラウドサービスにより提供開始
- 2014年1月商号変更社名をVALUENEXコンサルティング株式会社に変更
- 2014年2月創業VALUENEX, Inc.(米国)設立
- 2014年11月TechRadar ® /DocRadar ® にダッシュボード機能(注3)追加
- 2015年7月商号変更社名をVALUENEX株式会社に変更
- 2016年1月M&AVALUENEX, Inc.(米国)の全株式を取得し、100%連結子会社化
- 2017年7月TechRadar ® /DocRadar ® のユーザインターフェース2.0バージョン提供開始
- 2018年10月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、マザーズ市場からグロース市場へ移行
- 2024年1月VALUENEX Radar Fusion (注4)β版テスター募集開始
- 2025年4月Radar QFD (注5)をクラウドサービスにより提供開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
協業による新市場創出
自社の強みである独自アルゴリズムを活用し、ビッグデータを持つ企業など、リソースを補完し合える企業体とのコラボレーションを図り、新たな市場を創出する。
- 02
新規事業分野の開拓
現在主要な知的財産権分野に加え、マーケティング、投資、医療、法曹など、他分野への事業展開を推進する。
- 03
VALUENEXブランド強化と認知度向上
予測分析のリーディングカンパニーとしての地位を確立するため、社名をサービス名に昇華させブランド化し、インターネット等を活用した認知度向上を図る。
- 04
優秀な人材の確保と育成
最も重要な経営資源である人材の定着と能力向上のため、社内コミュニケーション活性化や人事評価制度整備を進め、企業理念に合致する人材を確保する。
- 05
海外展開の強化
中長期的な成長のため、子会社のある米国を中心に海外市場での事業展開を強化し、営業体制・開発体制を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で33人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は732万円で、7期前と比べて+6.9%。平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は5.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年7月 | — | — | — | 17 | — |
| 2019年7月 | 685 | 35.8 | 1.5 | 28 | — |
| 2020年7月 | 739 | 36.7 | 1.8 | 32 | — |
| 2021年7月 | 692 | 38.8 | 2.7 | 26 | — |
| 2022年7月 | 757 | 38.7 | 3.3 | 26 | — |
| 2023年7月 | 758 | 38.1 | 3.6 | 32 | — |
| 2024年7月 | 730 | 39.2 | 4.2 | 35 | 0 |
| 2025年7月 | 732 | 40.4 | 5.0 | 33 | −303 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 海外VALUENEX, Inc.(注)米国カリフォルニア州メンロパーク市 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達799万円2025年度産業の研究開発に関する基盤的なデータ整備文部科学省 · 2025-07-17
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は7億円、営業利益は-1億円。前期と比べると減収で、売上が-12.5%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は3億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+50.0%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 2 | 1 | 50.0 | 1 |
| 2023年4Q | 2 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 1 | −1 | −100.0 | −1 |
| 2024年2Q | 2 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 2 | 1 | 50.0 | 1 |
| 2024年4Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 3 | −1 | −33.3 | −1 |
| 2025年4Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 4 | 1 | 25.0 | 1 |
| 2026年3Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年7月期からの12期で、売上は2億円から7億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は-14.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| VALUENEX, Inc.(米国)設立 | |||||
| 2014年7月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 社名をVALUENEX株式会社に変更 | |||||
| 2015年7月 | 3 | — | 0 | — | 0 |
| VALUENEX, Inc.(米国)の全株式を取得し、100%連結子会社化 | |||||
| 2016年7月 | 3 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年7月 | 3 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2018年7月 | 5 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年7月 | 6 | — | −1 | — | −1 |
| 2020年7月 | 6 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年7月 | 5 | — | −2 | — | −2 |
| 2022年7月 | 7 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年7月 | 7 | — | 0 | — | 0 |
| 2024年7月 | 8 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年7月 | 7 | −1 | −1 | −14.3 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高7億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-14.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-14.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金28.6%2億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金85.7%6億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-14.3%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年7月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は7億円で、売上の12.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 2017年7月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 2018年7月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 |
| 2019年7月 | −1 | 0 | 7 | −1 | 10 |
| 2020年7月 | −1 | −1 | 0 | −2 | 8 |
| 2021年7月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 7 |
| 2022年7月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 8 |
| 2023年7月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
| 2024年7月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
| 2025年7月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 7 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年7月期の総資産は9億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は77.5%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年7月 | 2 | 2 | 0 | 69.5 |
| 2015年7月 | 3 | 2 | 1 | 69.2 |
| 2016年7月 | 3 | 2 | 1 | 68.3 |
| 2017年7月 | 3 | 1 | 2 | 43.6 |
| 2018年7月 | 4 | 2 | 2 | 47.8 |
| 2019年7月 | 11 | 9 | 2 | 86.9 |
| 2020年7月 | 10 | 9 | 1 | 85.3 |
| 2021年7月 | 8 | 7 | 1 | 81.4 |
| 2022年7月 | 10 | 7 | 3 | 75.8 |
| 2023年7月 | 9 | 8 | 1 | 82.6 |
| 2024年7月 | 10 | 8 | 2 | 78.1 |
| 2025年7月 | 9 | 7 | 2 | 77.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中116位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中572位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥570で、1年前と比べて+197.9%。過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 46.0倍 |
| PBR | 5.81倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で6.8%下落したが、直近は反発。52週高値1630円からは68%下落した水準にあり、下値では25日線(546.96円)を下回る展開。出来高は7/29に143,800株と活発だったが、その後は減少傾向。200日線(475.69円)を上回っており、中長期では上昇基調にある。しかし、RSIは38.46と中立圏で、トレンド転換には力強さが欠ける。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)。
PER 45.2倍は業界平均30.2倍を上回り割高。PBR 5.70倍も業界平均3.51倍より高く、ROE 0.4%と極めて低く収益性が悪い。直近の売上高は減少し、営業損益が赤字転落しており、ファンダメンタルズが悪化している。無配当で株主価値の向上も見込めず、割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 46.0倍 | 47.9倍 |
| PBR | 5.81倍 | 2.96倍 |
| ROE | 0.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は横ばいで成長停滞、2025年7月期は営業赤字転落予想と厳しい局面。強気派は株価が過去1年で約200%上昇しており、何らかの成長期待(M&Aや新サービスの可能性)が織り込まれていると見る。時価総額16億円と小型で、思惑買いが入りやすい。弱気派は業績悪化トレンドが明らかで、2025年7月期は営業利益率-14.29%と大幅赤字見通し。ROE0.4%と資本効率も悪く、PER45倍は業績不振を反映していないと警戒する。
- 株価急騰の勢い
1年で約200%上昇、市場の期待感。
- 小型株ゆえの変動性
材料次第で急騰余地。
- 新規事業の可能性
詳細不明だが変化の兆候か。
- 新製品発表による注目度向上不定影響強
独自AI技術の製品化で収益源獲得の可能性
- M&Aプレミアム不定影響中
時価総額16億円、買収提案で株価急騰の余地
- 株主優待導入次回株主総会影響弱
個人投資家の買い需要喚起で株価下支え
- 低位株のリバウンド期待短期影響弱
年初来高値から調整、割安感からの買い戻し
- 業績悪化鮮明
2025年7月期営業赤字予想。
- 割高なバリュエーション
PER45倍は赤字企業には過大。
- 成長力の欠如
売上高は7〜8億円で頭打ち。
- 赤字拡大による上場維持リスク2026年7月期影響強
営業利益▲1億円、純利益も赤字で財務悪化懸念
- 急騰後の利益確定売り短期影響中
1年間で197%上昇、過熱感から売り圧力強まる
- 低流動性による下落リスク継続影響中
出来高少なく、売り注文で急落しやすい
- 事業計画の不透明性継続影響中
売上7〜8億円の低成長、新規事業の成果見えず
- 売上高
- 成長の有無を確認。
- 営業損益
- 赤字幅の拡大・縮小を注視。
- 受注残高
- 将来収益の先行指標。
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ1,449人。区分でいちばん多いのは個人・その他で86.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が6.6%を占め、残る93.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 84.9 | 82.3 | 83.9 | 89.3 | 87.9 | 86.0 |
| 事業法人 | 4.7 | 4.8 | 4.8 | 4.8 | 4.7 | 6.2 |
| 証券会社 | 3.7 | 3.1 | 2.4 | 3.6 | 3.6 | 3.3 |
| 外国法人 | 0.5 | 4.0 | 3.0 | 1.1 | 3.0 | 3.2 |
| 自己株式 | 1.9 | 1.9 | 1.9 | 1.9 | 1.9 | 1.8 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.7 | 0.7 | 0.8 |
| 金融機関 | 5.8 | 5.6 | 5.4 | 0.5 | 0.2 | 0.5 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 早稲田1号投資事業有限責任組合 | 38.11 |
| 02 | 中村 達生 | 22.74 |
| 03 | ウエルインベストメント株式会社 | 4.31 |
| 04 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 2.76 |
| 05 | 吉田 憲司 | 1.72 |
| 06 | 株式会社八創 | 1.72 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 1.34 |
| 08 | 長谷川 智彦 | 1.03 |
| 09 | JPモルガン証券株式会社 | 0.65 |
| 10 | CHOI JIYOUNG | 0.62 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で−106%、1株純資産は12期で−99%。直近期のROEは0.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2014年7月 | 497 | 19,684 | 2.6 | — |
| 2015年7月 | 5,101 | 24,785 | 22.9 | — |
| 2016年7月 | 1 | 84 | 1.1 | — |
| 2017年7月 | −24 | 52 | — | — |
| 2018年7月 | 37 | 89 | 52.3 | — |
| 2019年7月 | −41 | 334 | — | — |
| 2020年7月 | −32 | 302 | — | — |
| 2021年7月 | −62 | 242 | — | — |
| 2022年7月 | 12 | 259 | 4.7 | 71.3 |
| 2023年7月 | 13 | 274 | 5.0 | 83.8 |
| 2024年7月 | 1 | 277 | 0.4 | 727.3 |
| 2025年7月 | −29 | 248 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/7期の役員報酬は総額82百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中村達生 | 代表取締役社長 CEO | 60 | 660,800 |
| 鮫島正明 | 専務取締役 CFO | 60 | 2,000 |
| Choi Jiyoung | 取締役 | 44 | 18,000 |
| 瀧口匡 | 取締役 | 64 | — |
| 鈴木理晶 | 取締役 | 51 | — |
| 松田均 | 常勤監査役 | 73 | 6,900 |
| 宮内宏 | 監査役 | 65 | — |
| 金子良太 | 監査役 | 49 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 64 | 64 | 11 |
| 社外取締役 | 4 | 18 | 18 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,956字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,679字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,156字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,924字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第20期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-30
- 半期報告書半期報告書-第19期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-29
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-26
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-17
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-27
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