概要
AGS株式会社(旧・あさひ銀情報システム)は、1971年に協和銀行の受託計算会社として創業した独立系ITサービス企業である。さいたま市に本社を置き、連結子会社2社を含むグループで情報処理、ソフトウェア開発、システム機器販売等を手がける。2026年3月期の連結売上高は286億円、従業員数は1,109人。
情報処理から機器販売までカバーする4つの事業セグメント
当社グループは情報処理サービス、ソフトウエア開発、その他情報サービス、システム機器販売の4セグメントで構成される。情報処理サービスではデータセンター「さいたまiDC」を基盤に受託計算やクラウドサービス、BPOを提供。ソフトウエア開発では金融や公共向けのシステム開発を手がけ、CMMIレベル3と自社開発標準「INDESTA」を活用する。その他情報サービスではITコンサルティングやセキュリティ対策、パブリッククラウド運用支援を行う。システム機器販売ではマルチベンダーとして最適な機器を選定販売する。
金融・公共・法人にまたがるバランスの取れた顧客基盤
当社は元々協和銀行の子会社だったことから金融分野に強みを持ち、現在はりそな銀行や全国生活協同組合連合会などが主要顧客である。同時に地方公共団体や一般法人向けも開拓し、売上高の割合はほぼ均等なポートフォリオを形成している。情報サービス市場ではDXやクラウドシフト、サイバー攻撃対策の需要が拡大する一方、人件費高騰などの課題もある。当社は都市型データセンターの立地や長年の業務ノウハウを強みに競争力を維持している。
3社体制から合併・分割へ進むグループ再編
当社グループはAGS株式会社を中心に、ソフトウエア開発・機器販売を担うAGSビジネスコンピューター株式会社と、運用・保守・人材派遣を担うAGSプロサービス株式会社の3社で構成される。2027年4月にはAGSビジネスコンピューターを吸収合併し、一部事業をAGSプロサービスに分割する計画を公表している。これにより経営資源を集中し、クラウド・セキュリティ分野への成長投資を加速する方針である。
業界の中での役割はエンタープライズIT市場向けのシステムインテグレーター兼データセンター事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 情報処理 サービス | 121億円 | 42.5% | 20億円 | 16.5% |
| ソフトウエ ア開発 | 101億円 | 35.4% | 18億円 | 17.8% |
| その他情報 サービス | 40億円 | 14.0% | 8億円 | 20.0% |
| システム 機器販売 | 23億円 | 8.1% | 1億円 | 4.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01企業・公共機関(情報処理サービス)主力
データセンターを基盤に、大型汎用機による受託計算、データ入力・印刷などの周辺業務、IDCサービス、クラウドサービス、BPOサービスを提供する。強固なセキュリティと24時間365日の運用体制が特徴。
ISMSクラウドセキュリティなど複数の国際規格を認証取得
- インターネットデータセンター(さいたまiDC)
- 強固なファシリティとセキュリティを備えたデータセンター。システムの監視・運用を24時間365日提供。
- プライベートクラウドサービス
- 企業システム向けのプライベートクラウド。セキュリティと信頼性を重視した運用を提供。
- 標的型攻撃メール訓練サービス「セキュリズム」
- サイバー攻撃対策として、標的型攻撃メールを疑似体験し、訓練するサービス。
02金融・公共・一般法人(ソフトウェア開発)主力
長年の実績とエンジニアリング経験を活かし、システムコンサルティングからアプリケーション開発、ネットワーク構築までをトータルに提供。CMMIレベル3認定と独自の開発標準で高品質を確保している。
「AGS統合開発標準(INDESTA)」による品質管理
- アプリケーション受託開発
- 金融機関・公共団体・一般法人向けにカスタムアプリケーションを開発する。
03企業全般(その他情報サービス)準主力
ITコンサルティング、パッケージ販売・導入支援、インフラ・セキュリティコンサルティング、パブリッククラウド運用支援、保守サービスなど、多様なITソリューションを提供する。
- ITコンサルティング
- 企業のIT戦略策定を支援するコンサルティングサービス。
- AWS運用支援サービス
- Amazon Web Servicesの運用を支援するクラウド運用サービス。
04企業全般(システム機器販売)副次
特定メーカーに依存しない独立系マルチベンダーとして、最適なコンピュータ機器や周辺機器、コンピュータ帳票の販売を行う。
- コンピュータ機器
- サーバー、PC、周辺機器など、顧客のニーズに合わせた最適なシステム機器を販売する。
製品と技術
さいたまiDCを核とした情報処理サービス
情報処理サービスの中核はデータセンター「さいたまiDC」である。東京都心から25kmの都市型立地で、免震構造と強固なセキュリティを備え、24時間365日の運用監視を実施している。同センターでは大型汎用機による受託計算に加え、プライベートクラウドサービスやBPOを提供。標的型攻撃メール訓練サービス「セキュリズム」もラインアップに含む。ISMSやプライバシーマークなど複数の国際認証を取得し、信頼性を担保している。
CMMIレベル3とINDESTAに支えられたソフトウエア開発
ソフトウエア開発では、長年にわたる金融・公共分野のシステム構築経験を活かし、アプリケーション開発からネットワーク設計・構築までを手がける。開発プロセスはCMMIレベル3の認定を維持しており、自社開発標準「AGS統合開発標準(INDESTA)」を全プロジェクトに適用。専任の品質管理部門がチェックを行うことで高品質を保証している。グループ会社のAGSビジネスコンピューターが開発の一部を担う。
コンサルティングから保守までを網羅するその他情報サービス
その他情報サービスは、ITコンサルティング、パッケージ販売・導入支援、インフラ・セキュリティコンサルティング、クラウド運用支援、各種保守サービスなど多岐にわたる。特にAWSをはじめとするパブリッククラウドの運用支援を強化しており、顧客のDX推進を支えている。システム機器販売では独立系マルチベンダーとして特定メーカーに偏らず、最適な機器を選定・販売。帳票や周辺機器も扱い、ワンストップでのIT調達を実現している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 企業・公共機関(情報処理サービス)ISMSクラウドセキュリティなど複数の国際規格を認証取得
- 金融・公共・一般法人(ソフトウェア開発)「AGS統合開発標準(INDESTA)」による品質管理
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がAGS
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3773アドバンスト・メディア | 193億円 | 9.4倍 |
| 2 | 3992ニーズウェル | 191億円 | 22.1倍 |
| 3 | 3850エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート | 190億円 | 20.4倍 |
| 4 | 4493サイバーセキュリティクラウド | 187億円 | 19.3倍 |
| 5 | 4709IDホールディングス | 185億円 | 12.5倍 |
| 6 | 3648AGS | 183億円 | 9.2倍 |
| 7 | 3662エイチームホールディングス | 183億円 | 30.3倍 |
| 8 | 2484出前館 | 182億円 | — |
| 9 | 6199セラク | 181億円 | 11.8倍 |
| 10 | 2307クロスキャット | 181億円 | 9.8倍 |
| 11 | 3665エニグモ | 181億円 | 51.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 5件
協和銀行の受託計算子会社として創業した1971年
1971年2月、株式会社協和銀行の顧客向け受託計算サービスを目的として、昭和コンピューターサービス株式会社が東京都港区に設立された。当時、銀行の勘定系システムなどを外部委託する機運が高まっており、グループ内で情報処理を担う専門会社としての役割を担った。同年11月には本社を新宿区に移転し、大阪営業所を開設して関西圏の需要にも対応した。
商号変更と本社移転を繰り返した1978年
1978年3月、商号を昭和コンピュータシステム株式会社に変更し、本社を東京都港区に移転した。社名から「サービス」を外し、システム開発会社としての色合いを強めた。この時期、コンピュータの小型化と普及が進み、受託計算だけでなくシステムインテグレーションへと事業領域を広げる過渡期だったと推測される。本社移転は事業拡大に伴う拠点整備の一環であった。
外部企業への出資で事業基盤を強化した1987年
1987年7月、株式会社国際マイクロフォト研究所に出資し経営に参加した。マイクロフィルム関連の技術は当時のドキュメント管理に不可欠であり、情報処理周辺領域への多角化を狙ったものと考えられる。この出資により、グループのサービスラインに文書管理・保存業務が加わり、顧客への総合サービス能力が高まった。
あさひ銀情報システムへの社名変更と銀行子会社としての明確化
1992年9月、商号をあさひ銀情報システム株式会社に変更した。これは協和銀行と埼玉銀行の合併によりあさひ銀行が誕生したことを受けたものである。社名に「あさひ銀」を冠することで、同行の情報システム子会社としての立場を明確にした。この後、銀行業界の再編を経て独立系へと移行し、現在のAGS株式会社に至る。
年表5件を開く
1970年代
- 1971年2月創業株式会社協和銀行の顧客向け受託計算サービスを目的として昭和コンピューターサービス株式会社を東京都港区に設立
- 1971年11月本社を東京都新宿区に移転 大阪市東区(現中央区)に大阪営業所を設置
- 1978年3月商号変更商号を昭和コンピュータシステム株式会社に変更 本社を東京都港区に移転
1980年代
- 1987年7月株式会社国際マイクロフォト研究所に出資し経営参加
1990年代
- 1992年9月商号変更商号をあさひ銀情報システム株式会社に変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年度まで300.0億円
- 営業利益2027年度まで28.0億円
- 営業利益率2027年度まで9%
- ROE2027年度まで11%程度
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
クラウド・インフラセキュリティビジネスの推進
お客様のニーズに合わせたクラウドサービスの組合せによる短納期・高品質なシステム導入、信頼性の高いインフラ構築、及びサイバー攻撃対策などにより、お客様の課題解決を総合的に支援する。
- 02
コアビジネスの深化
お客様とのリレーション拡大を推進し、基幹システム更改などの主要案件を着実に遂行。高速開発ツールや生成AIの活用を通じて、より質の高いサービスを提供する。
- 03
人事戦略の推進
将来の事業構想の実現に向け、人材の育成・採用・配置を戦略的に展開し、社員が成長を実感しながら働ける環境を実現する。
- 04
経営効率化の推進
業務改革や組織の最適化、収益マネジメント強化などにより成長戦略を確実なものとし、生産性向上・経営効率化を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,109人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は689万円で、9期前と比べて+22.1%。平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は19.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 936 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 986 | — |
| 2019年3月 | 564 | 41.7 | 18.5 | 1,006 | — |
| 2020年3月 | 570 | 42.3 | 19.3 | 1,024 | — |
| 2021年3月 | 568 | 42.9 | 19.6 | 1,049 | — |
| 2022年3月 | 594 | 43.1 | 19.6 | 1,057 | — |
| 2023年3月 | 599 | 43.7 | 20.2 | 1,052 | — |
| 2024年3月 | 605 | 44.1 | 20.6 | 1,050 | — |
| 2025年3月 | 661 | 43.9 | 20.3 | 1,069 | 168 |
| 2026年3月 | 689 | 43.3 | 19.4 | 1,109 | 216 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内AGSビジネスコンピューター株式会社(注)2さいたま市大宮区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内AGSプロサービス株式会社さいたま市浦和区 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達1,429万円労災保険年金等振込通知書等に係る印書等業務厚生労働省 · 2025-02-25
- 調達1,356万円労災保険年金等振込通知書等に係る印書等業務厚生労働省 · 2023-12-26
- 調達1,149万円労災保険年金等振込通知書等に係る印書等業務厚生労働省 · 2019-03-20
- 調達1,106万円労災保険年金等振込通知書等に係る印書等業務厚生労働省 · 2023-03-07
- 調達586万円労災保険年金等振込通知書等に係る印書等業務厚生労働省 · 2016-03-11
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は286億円、営業利益は24億円。前期と比べると増収増益で、売上が+14.9%、利益が+33.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 292億円 | 286億円 |
| 営業利益 | 26億円 | 24億円 |
| 純利益 | 18億円 | 19億円 |
| 1株あたり配当 | ¥36 | ¥36 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は64億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+33.3%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 60 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 48 | 3 | 6.3 | 2 |
| 2024年2Q | 58 | 4 | 6.9 | 3 |
| 2024年3Q | 56 | 4 | 7.1 | 3 |
| 2024年4Q | 59 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 109 | 6 | 5.5 | 4 |
| 2025年4Q | 140 | 12 | 8.6 | 10 |
| 2026年2Q | 134 | 13 | 9.7 | 10 |
| 2026年4Q | 152 | 11 | 7.2 | 9 |
| 2027年1Q | 64 | 3 | 4.7 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は169億円から286億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は8.4%。売上は3期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 169 | — | 5 | — | 3 |
| 2014年3月 | 162 | — | 7 | — | 2 |
| 2015年3月 | 165 | — | 6 | — | 3 |
| 2016年3月 | 168 | — | 7 | — | 4 |
| 2017年3月 | 187 | — | 9 | — | 14 |
| 2018年3月 | 195 | — | 9 | — | 6 |
| 2019年3月 | 197 | — | 9 | — | 5 |
| 2020年3月 | 199 | — | 8 | — | 5 |
| 2021年3月 | 209 | — | 8 | — | 5 |
| 2022年3月 | 212 | — | 10 | — | 6 |
| 2023年3月 | 211 | — | 9 | — | 7 |
| 2024年3月 | 221 | — | 13 | — | 9 |
| 2025年3月 | 249 | 18 | 19 | 7.2 | 14 |
| 2026年3月 | 286 | 24 | 25 | 8.4 | 19 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高286億円のうち、営業利益として残るのは24億円で8.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%をちょうど並ぶ水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.5%213億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.8%48億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.4%24億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが22億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは18億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は62億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 26 | −8 | −8 | 18 | 31 |
| 2014年3月 | 5 | −4 | −11 | 1 | 21 |
| 2015年3月 | 18 | −7 | −5 | 11 | 27 |
| 2016年3月 | 10 | −5 | −5 | 5 | 27 |
| 2017年3月 | 14 | −7 | −6 | 7 | 29 |
| 2018年3月 | 17 | −7 | −5 | 10 | 34 |
| 2019年3月 | 20 | −11 | −7 | 9 | 36 |
| 2020年3月 | 17 | −6 | −7 | 11 | 39 |
| 2021年3月 | 17 | −7 | −7 | 10 | 43 |
| 2022年3月 | 21 | −5 | −7 | 16 | 52 |
| 2023年3月 | 17 | −5 | −8 | 12 | 56 |
| 2024年3月 | 25 | −6 | −12 | 19 | 63 |
| 2025年3月 | 7 | −6 | −10 | 1 | 54 |
| 2026年3月 | 22 | −4 | −12 | 18 | 62 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は235億円。このうち返さなくてよい自己資本が160億円で、自己資本比率は68.2%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 149 | 98 | 51 | 63.3 |
| 2014年3月 | 140 | 90 | 50 | 64.2 |
| 2015年3月 | 148 | 93 | 55 | 62.8 |
| 2016年3月 | 147 | 95 | 52 | 64.6 |
| 2017年3月 | 155 | 109 | 46 | 70.4 |
| 2018年3月 | 170 | 116 | 54 | 68.0 |
| 2019年3月 | 170 | 118 | 52 | 69.5 |
| 2020年3月 | 166 | 120 | 46 | 72.4 |
| 2021年3月 | 191 | 125 | 66 | 65.4 |
| 2022年3月 | 186 | 129 | 57 | 69.4 |
| 2023年3月 | 201 | 134 | 67 | 66.8 |
| 2024年3月 | 208 | 139 | 69 | 66.5 |
| 2025年3月 | 216 | 147 | 69 | 68.0 |
| 2026年3月 | 235 | 160 | 75 | 68.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで605社中173位あたり、逆に低いのはROEで605社中313位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,068で、1年前と比べて-14.1%。過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.2倍 |
| PER (会社予想) | 9.7倍 |
| PBR | 1.11倍 |
| 配当利回り | 3.37% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7/31に-9.11%と急落。25日線(1115.64円)を下回り、75日線(1098.83円)も割り込む。52週高値1595円からは約35%下落、安値1004円からは約3%上昇。出来高は6.6万株と前日比2.4倍増、売りが殺到。RSIは35.79と中立圏だが、下値不安。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER9.65倍は同業平均29.65倍を大幅に下回り割安。PBR1.16倍も平均3.44倍より低く、配当利回り2.96%は平均1.25%を上回る。ROE12.6%と収益性も良好で、配当性向30.1%と安定配当が期待できる。やや割安ながら、業績拡大傾向にある点も評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.2倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 9.7倍 | — |
| PBR | 1.11倍 | 2.96倍 |
| ROE | 12.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
低PBR・高配当利回りが割安株としての魅力を主張する強硬派に対し、SES依存の事業構造と成長の鈍さを問題視する弱気派が対立。強気派は2025/3期の増収増益と営業利益率改善を評価し、2026/3期はEPS増加によるバリュエーション修正を期待。一方弱気派は人材不足による単価上昇の持続性や、自社製品比率の低さを指摘。配当性向の高さと内部留保不足への懸念も。
- 業績回復と利益率改善
2025/3期売上249億(前年比+12.7%)、営業利益率7.2%へ改善、2026/3期も増収増益予想
- 株主還元の厚さ
配当利回り約3%、安定配当継続。PBR1.16倍と割安感
- 自社プロダクト成長
AG5シリーズの顧客拡大により収益基盤強化へ
- 営業利益33%増で収益拡大2026年3月期影響中
営業利益18→24億円、増益率33%
- 売上高14%成長持続通年影響中
売上高249→286億円、3期連続増収
- ROE12.6%と高収益体質継続影響弱
ROE12.6%は情報サービス業平均を上回る
- PBR1.16倍は割安水準不定影響弱
PBR1倍台前半、増収増益で訂正高期待
- SES依存の低収益構造
SESは差別化困難で人件費上昇が利益を圧迫、営業利益率8%未満と低位
- 成長鈍化リスク
前期売上成長率5%未満、市場拡大に比べ成長鈍い
- 内部留保不足の懸念
高配当性向が投資余力を削ぎ、中長期成長の阻害要因に
- 人件費上昇による利益率低下継続影響中
IT人材不足で労務費増加、営業利益率8.39%維持が課題
- 顧客依存度リスク不定影響中
特定大口顧客への売上依存(開示なし)
- IT投資サイクルの調整不定影響中
企業IT投資は景気変動の影響を受けやすい
- 時価総額191億円で流動性は中程度継続影響弱
大型株ほどの流動性はなく、売り圧力で下落しやすい
- 売上高成長率
- SES単価・社員数の積み上げを示す基幹指標
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を測る
- 自社プロダクト売上比率
- 高収益プロダクトへのシフト度合いを確認
- 営業キャッシュフロー
- 配当余力と投資能力の源泉を把握
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり36円で、前期から+41.7%。いまの株価に対する利回りは3.37%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 11 | — | 15.3 |
| 2018年3月 | 11 | 0.0 | 37.4 |
| 2019年3月 | 11 | 0.0 | 41.2 |
| 2020年3月 | 11 | 0.0 | 56.9 |
| 2021年3月 | 11 | 0.0 | 43.4 |
| 2022年3月 | 13 | 18.2 | 54.3 |
| 2023年3月 | 11 | −15.4 | 27.3 |
| 2024年3月 | 15 | 31.8 | 27.8 |
| 2025年3月 | 24 | 65.5 | 29.8 |
| 2026年3月 | 34 | 41.7 | 30.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥36
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,930人。区分でいちばん多いのは事業法人で50.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.6%を占め、残る44.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 49.6 | 49.4 | 49.5 | 50.2 | 51.0 | 50.9 |
| 個人・その他 | 34.6 | 35.3 | 38.1 | 40.8 | 42.3 | 41.1 |
| 金融機関 | 14.3 | 14.1 | 11.3 | 7.5 | 4.6 | 4.8 |
| 自己株式 | 0.4 | 0.3 | 1.1 | 3.4 | 3.5 | 2.8 |
| 外国法人 | 0.3 | 0.5 | 0.4 | 1.0 | 1.6 | 2.6 |
| 証券会社 | 1.1 | 0.7 | 0.7 | 0.4 | 0.5 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | AGS社員持株会 | 10.03 |
| 02 | 大栄不動産株式会社 | 8.33 |
| 03 | 富士倉庫運輸株式会社 | 6.12 |
| 04 | 埼玉県民共済生活協同組合 | 6.12 |
| 05 | 千葉県民共済生活協同組合 | 5.83 |
| 06 | 株式会社りそな銀行 | 4.66 |
| 07 | 株式会社ティー・アイ・シー | 3.50 |
| 08 | 武州瓦斯株式会社 | 2.34 |
| 09 | 兼松エレクトロニクス株式会社 | 2.33 |
| 10 | 株式会社KSK | 2.33 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+291%、1株純資産は14期で−3%。直近期のROEは12.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 30 | 991 | 3.1 | 15.2 | 66.8 |
| 2014年3月 | 25 | 1,015 | 2.5 | 32.1 | 28.8 |
| 2015年3月 | 33 | 1,044 | 3.2 | 29.9 | 30.5 |
| 2016年3月 | 45 | 1,066 | 4.2 | 21.3 | 44.9 |
| 2017年3月 | 80 | 614 | 14.0 | 11.5 | 15.3 |
| 2018年3月 | 32 | 649 | 5.1 | 29.8 | 37.4 |
| 2019年3月 | 31 | 663 | 4.7 | 23.9 | 41.2 |
| 2020年3月 | 27 | 674 | 4.0 | 30.0 | 56.9 |
| 2021年3月 | 28 | 703 | 4.1 | 30.1 | 43.4 |
| 2022年3月 | 36 | 726 | 5.0 | 22.1 | 54.3 |
| 2023年3月 | 38 | 761 | 5.2 | 18.1 | 27.3 |
| 2024年3月 | 54 | 816 | 6.9 | 16.0 | 27.8 |
| 2025年3月 | 82 | 877 | 9.7 | 10.0 | 29.8 |
| 2026年3月 | 116 | 960 | 12.6 | 9.7 | 30.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
23名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は23名。2026/3期の役員報酬は総額160百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中野真治 | 代表取締役社長兼 社長執行役員 | 64 | 17,560 |
| 及川和裕 | 取締役兼 専務執行役員 企画管理本部長兼人事部担当兼総務部担当 | 62 | 25,678 |
| 野澤幸治 | 取締役兼 常務執行役員 事業推進本部長兼公共事業本部担当 | 56 | 12,940 |
| 石原清彦 | 取締役兼 常務執行役員 企画管理本部副本部長兼企画部担当兼経理部担当兼経営戦略室担当 | 55 | 10,343 |
| 伊豆隆義 | 取締役 | 67 | 1,110 |
| 田野井優美 | 取締役 | 50 | — |
| 井上理津子 | 取締役 | 62 | 397 |
| 飯島寛 | 取締役 | 70 | 397 |
| 五十嵐伸二 | 常勤監査役 | 60 | 2,706 |
| 新屋和代 | 常勤監査役 | 62 | 435 |
| 青山通郎 | 監査役 | 69 | — |
| 柴﨑正人 | 監査役 | 67 | 2,594 |
残りの役員11名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 岡田公明 | 常務執行役員 | — |
| 粟井邦彦 | 常務執行役員 | — |
| 中西弘幸 | 執行役員 | — |
| 小田宏之 | 執行役員 | — |
| 高井秀夫 | 執行役員 | — |
| 和室治 | 執行役員 | — |
| 野口順久 | 執行役員 | — |
| 水戸裕之 | 執行役員 | — |
| 雨谷浩司 | 執行役員 | — |
| 安田孝一 | 執行役員 | — |
| 二木正登 | 執行役員 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 67 | 34 | 3 | 105 | 26 |
| 社外取締役 | 8 | 39 | — | — | 39 | 5 |
| 監査役 | 1 | 16 | — | — | 16 | 16 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,632字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,833字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,421字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,269字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第31期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-19
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- 四半期報告書四半期報告書-第29期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
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- 四半期報告書四半期報告書-第28期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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