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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ニーズウェル

Needs Well Inc.3992 · Prime · 情報・通信業

独立系情報サービス企業。金融・物流・通信など幅広い業界の基幹システム開発を手掛け、自社ソリューションも展開する。

概要

ニーズウェルは1986年に経営コンサルティング会社として創業し、1992年からシステム開発に進出した独立系情報サービス企業である。2017年にJASDAQに上場、2022年に東京証券取引所プライム市場へ移行。2025年9月期の連結売上高は100億円、営業利益12億円、従業員597名。金融系システム開発に強みを持ち、物流向けSmartWMSやAIソリューションなど自社プロダクトも展開する。零壱製作、ビー・オー・スタジオ、コムソフトの3社を子会社とする。

3本のサービスラインが支える事業構造

ニーズウェルグループの事業は情報サービス事業の単一セグメントであり、契約形態は受託開発と人材派遣の2つがある。サービスラインは「業務系システム開発」「IT基盤」「ソリューション」の3本から成る。2025年9月期の売上高構成比は、業務系システム開発が65.3%(65億4981万円)、IT基盤が14.3%(14億3587万円)、ソリューションが20.4%(20億4721万円)である。業務系システム開発は金融、物流、通信、流通・サービス・公共など幅広い業界の基幹システムを手掛け、長年の実績により顧客の業務知識を蓄積している。IT基盤はハードウェアやネットワークを含むICT環境の提供、ソフトウェアテスト、ITアウトソーシングを担う。ソリューションは自社・他社製品を組み合わせた情報セキュリティ、業務効率化、AI、金融向けソリューションを提供する。この3ラインを相互に組み合わせた総合サービスが強みである。

金融系システム開発に根差した競争力

ニーズウェルは創業以来、金融機関向けシステム開発で高いシェアを持つ。保険会社向けには契約管理・保全、成績・収納、顧客管理、データウェアハウスなどのシステムを提供。銀行向けには流動性預金、内国・外国為替の勘定系、全銀システム・日銀ネットなどの外部接続系、インターネットバンキングや営業店端末などのチャネル系を手掛ける。クレジットカード会社向けには請求、与信管理、顧客管理システムがある。金融システムは高度な信頼性が要求され、大型汎用機を使用する割合が高い。同社は汎用系とオープン系両方の技術者を擁し、両面からの対応が可能である。特にマイグレーション開発では、レガシーシステムの新プラットフォーム移行を一気通貫で提供し、2025年9月期に前期比7.6%増と拡大した。

グループシナジーを追求する子会社体制

ニーズウェルは2021年に零壱製作株式会社の70%株式を取得し子会社化、2022年に株式会社ビー・オー・スタジオと株式会社コムソフトの全株式を取得し、3社をグループ傘下に収めた。零壱製作は組込系開発など周辺領域を担い、ビー・オー・スタジオは映像・Web関連、コムソフトはソフトウェア開発を専門とする。各子会社の得意分野を活かし、グループ全体で顧客の多様なニーズに応える体制を構築している。また、資本業務提携や業務提携も積極的に行い、2025年8月にはRGS株式会社(旧六元素情報システム)と第三者検証事業で提携、同年5月にはHmcomm株式会社と資本業務提携に合意した。グループ全体の企業価値向上を目指し、プライム市場の上場維持基準である流通株式時価総額100億円以上を2025年9月期に達成した。

成長を支える人材戦略と拠点展開

ニーズウェルは技術者不足に対応するため、2003年の中期経営計画でキャリア採用を強化し、システム技術者を大幅に増員した。従業員数は2025年9月期末で597名。1998年から定期採用を開始し、若手育成にも力を入れている。2019年には長崎開発センターを開設し、ニアショア開発拠点として活用。東京都千代田区紀尾井町に本店を置く。品質管理面では、2008年にプライバシーマーク、2010年にISO27001(ISMS)、2012年にISO9001(QMS)を取得し、情報セキュリティと品質保証体制を確立した。経営理念は「広く経済社会に貢献し続ける」で、社員の自己研鑽と働きがいを重視している。株主還元としては2025年9月期から株主優待制度を導入し、初回費用として1億5775万円を計上した。

安定した収益基盤と成長軌道

ニーズウェルの売上高は2013年9月期の24億円から2025年9月期の100億円へと約4.2倍に成長した。営業利益は2025年9月期に12億円、親会社株主帰属当期純利益は9億円と過去最高を更新。売上総利益率は22.7%(2025年9月期)で、販管費率は11.2%と効率的な運営を維持している。経常利益率は11.7%。ROEは約18.6%(自己資本47.7億円に対し当期純利益9億円)と推計される。キャッシュフローも良好で、営業活動によるキャッシュは7.9億円、期末現金同等物は27.6億円。株主資本は47.7億円で、無借金経営を基本とする。同社はプライム市場の基準充足を目標に掲げ、2025年7月から企業価値向上プロジェクト「Value Creation Project」を開始し、さらなる成長を目指す。

業界の中での役割は情報サービス業界における、システム開発・保守の受託を担う独立系システムインテグレーター。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
100億円
営業利益
12億円
営業利益率
12.0%
純利益
9億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
業務系システム 開発66億円66.0%
ソリューション20億円20.0%
IT基盤14億円14.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金融主力

保険会社、銀行、クレジットカード会社向けに、基幹業務システムの開発・保守を提供。高度な信頼性が要求される金融システムにおいて、汎用機とオープン系の両方に対応できる技術者を擁し、大規模な勘定系からチャネル系まで幅広い領域をカバーする。

主な製品・サービス4
勘定系システム
銀行の預金・為替などの基幹系システム。流動性預金、内国・外国為替などを扱う。
情報系システム
銀行のデータウェアハウス、データマート、顧客管理、収益管理などのシステム。
保険系システム
保険会社の契約管理・保全、成績・収納、顧客管理、営業支援などのシステム。
クレジットカードシステム
クレジットカード会社の請求、与信管理、顧客管理などのシステム。

02物流準主力

物流分野において、倉庫管理システム「SmartWMS」を自社ソリューションとして提供。少子高齢化に伴う担い手不足などの課題に対し、物流現場の省人化・効率化・ペーパーレス化を支援する。

主な製品・サービス1
SmartWMS
倉庫管理システム。入出庫、在庫管理、ピッキングなどを支援し、物流現場の効率化を図る。

03通信準主力

通信キャリア向けに、顧客接点から基幹業務に至る幅広いシステムを提供。ウェブサイトや窓口などのチャネル系システムから、顧客管理、課金・請求、プロビジョニングなどの基幹システムまでを手掛ける。また、ソフトウェアテストでは主に通信キャリアの第三者検証を担当する。

04流通・サービス・公共副次

ホテル、不動産、電子書籍、電力・ガス、建設・建機など多岐にわたる業界向けにシステム開発を提供。宿泊予約システム、物件情報システム、電子書籍配信システム、社会インフラシステムなどを手掛ける。

製品と技術

金融系基幹システムの開発と保守

業務系システム開発の中核である金融系システムでは、保険会社向けに契約管理・保全システム、営業職員向け顧客管理・営業支援システム、CTIシステムを提供。銀行向けには流動性預金や外国為替の勘定系、データウェアハウス、インターネットバンキングなどを手掛ける。クレジットカード会社では請求・与信管理・顧客管理システムを開発。特に大型汎用機を使用するレガシーシステムへの対応力が強みで、メインフレームやオフコンの新プラットフォーム移行(マイグレーション)を一気通貫で提供する。2025年9月期のマイグレーション開発は前期比7.6%増の成長を見せた。また、金融機関のシステムは高度な信頼性が求められるため、同社はオープン系と汎用系の両技術者を擁し、長期的な保守・拡張にも対応する。

物流向け自社ソリューションSmartWMS

SmartWMSはニーズウェルが開発・提供する倉庫管理システム(WMS)である。物流現場の省人化、効率化、ペーパーレス化を実現する自社ソリューションで、2020年10月の物流ビジネス開始とともに本格展開された。主な機能は入出庫管理、在庫管理、ピッキング指示、流通加工管理などで、ハンディターミナルやバーコードスキャナと連携する。物流ハードウェアメーカーとの協業やAI機能の連携開発を進めており、AIを活用した需要予測や作業最適化にも対応。2025年9月期の物流関連売上はSmartWMSの拡販により増加した。物流業界の担い手不足が深刻化する中、ITによる合理化ニーズを捉えている。

AIソリューション群Work AIとProphetterシリーズ

ニーズウェルは2019年にAIビジネスを開始し、「Work AIサービス」のブランドで業種別AIソリューションを展開する。代表製品は見積書作成AI「Es Prophetter」で、過去データから見積項目を自動提案する。同シリーズには営業支援AI「Sales Prophetter」、異音検知AI「As Prophetter」(Hmcommとの協業、2025年7月提供開始)がある。生成AI分野では長崎大学との産学共同研究の成果として、文書生成「FSGen」、品質テスト支援「QualiBot」、PR文作成「PRGen」、AI医師スケジューリングを提供。さらにAIチャットボットを用いた社内FAQや株主QA、ドキュメント検索「Chat Document」もある。2025年9月期のAIソリューション売上は前期比38.3%増と急拡大した。

IT基盤とソフトウェアテストサービス

IT基盤サービスは、システム基盤の設計・構築・運用を総合的に支援する。特にソフトウェアテストでは、主に通信キャリア向けの第三者検証を手掛け、テストプロセス全体の品質確保を担う。テスト管理サービスでは、テストドキュメントの資産化・最適化を行い、効率的なテスト実行を支援する専用ツールも提供。2025年9月期のITアウトソーシングは前期比17.2%増と好調で、DX人材不足の企業に対するサーバ監視や運用代行を拡大した。ITサポートサービスでは、IT技術者が不在の中小企業向けにヘルプデスクを提供。また、クラウド環境の設計・構築・運用にも対応し、複雑化するシステム基盤の専門性の高い需要を取り込んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

安定成長、高利益率の独立系IT

ニーズウェルは情報・通信業に属し、売上高は2023年の88億円から2025年に100億円へと着実に増加している。営業利益率は12%前後と高く、収益性に優れる。同業他社のVRAIN SolutionやCocoliveが注目される中、当社は安定した成長と収益を実現しており、業界内で健闘している。ライバル企業と比較して規模は中程度だが、効率的な経営で高い評価を得ている。今後も安定成長が見込まれ、業界内での地位は堅固である。

強み

  • 営業利益率が12%台と業界平均を上回る。
  • 売上高が3期連続で増加し、堅調に推移。
  • 少ない人員で高い収益を上げる経営体制。
  • 長期取引が可能な強固な顧客関係を構築。

課題

  • IT市場の成長が緩やかになり、売上拡大にブレーキ。
  • 成長に伴い優秀な技術者の採用・育成が課題。
  • 同業他社との競争が激しく、独自性の訴求が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がニーズウェル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14434サーバーワークス197億円
23678メディアドゥ196億円10.7倍
33834朝日ネット196億円12.4倍
49424日本通信195億円25.6倍
53773アドバンスト・メディア193億円9.4倍
63992ニーズウェル191億円22.1倍
73850エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート190億円20.4倍
84493サイバーセキュリティクラウド187億円19.3倍
94709IDホールディングス185億円12.5倍
103648AGS183億円9.2倍
113662エイチームホールディングス183億円30.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

経営コンサルティング会社として出発した1986年

1986年10月、東京都北区西ヶ原に株式会社ニーズウェルを設立。当初は経営コンサルティングを主要業務とし、経営計画の策定・改善業務・システム設計などの事業開発を実施した。創業時の資本金はデータにないが、後に増資を重ねる。この時期はコンサルタントとして企業の課題解決を支援する立場であり、後のシステム開発事業の基盤となる業務知識を蓄積した。

システム部創設で事業領域を拡大した1992年

1992年8月、システム部を創設。経営コンサルティングからシステム開発まで業容を拡大し、一貫したサービス提供が可能となった。1998年1月には東京都新宿区富久町に本社を移転。システムコンサルティング・システム開発事業の拡大を目指し、社員の定期採用を開始した。これにより開発体制を強化し、受注案件の増加に対応できる基盤を整えた。

中期経営計画で開発事業を拡大した2000年代

2003年10月、中期経営計画においてシステム開発事業の拡大を正式決定。システム技術者の大幅増員を目的にキャリア採用を強化し、第三者割当増資を実施、資本金を49百万円とした。2004年11月にはさらに第三者割当増資を行い、資本金2億円に拡大。この資金調達により人材投資と設備投資を加速し、成長軌道に乗せた。

品質認証と新サービスの開始(2008〜2012年)

2008年11月にプライバシーマークを取得、2010年5月にISO27001(ISMS)認証、2012年5月にISO9001(QMS)認証をそれぞれ取得し、情報セキュリティと品質管理の国際標準を満たした。2012年5月にはIT基盤(旧基盤構築)サービスを開始し、システム開発だけでなくハードウェアやネットワークを含む総合ICT環境の提供に乗り出した。これにより顧客接点を拡大し、収益源の多様化を図った。

上場から市場第一部へ(2017〜2019年)

2017年9月、東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場。資本金4億7百万円、資本準備金2億64百万円とする。2018年4月に普通株式1株につき2株の株式分割を実施し、同年中に東京証券取引所市場第二部へ市場変更。2019年1月には再び株式分割(1→2)を実施し、同月に東京証券取引所市場第一部に指定された。同年、AIビジネスを開始、長崎開発センターを開設、本社を東京都千代田区紀尾井町に移転。上場から2年余りで第一部昇格を果たした。

新事業と子会社化でグループ化(2020〜2022年)

2020年10月、物流およびコネクテッド・ビジネスを開始。2021年9月に新株発行を完了し、資本金9億7百万円、資本準備金7億63百万円とする。設立35周年を迎えた同年、零壱製作株式会社の総発行済株式の70%を取得し子会社化。2022年4月には東京証券取引所プライム市場へ移行し、同時期に株式会社ビー・オー・スタジオおよび株式会社コムソフトの全株式を取得、3社を子会社としてグループ経営体制を強化した。

株式分割と成長持続(2023年以降)

2023年6月と2024年6月にそれぞれ普通株式1株につき2株の株式分割を実施し、株式流動性を高めた。2025年9月期の連結売上高は100億円を突破し、営業利益12億円、当期純利益9億円を計上。流通株式時価総額100億円以上を達成し、プライム市場の上場維持基準を充足した。2025年7月からは新役員体制のもと企業価値向上プロジェクト「Value Creation Project」を開始。株主優待制度も導入し、成長と株主還元の両立を進めている。

年表17件を開く

1980年代

  • 1986年10月創業東京都北区西ヶ原に株式会社ニーズウェルを設立。経営コンサルティングを主要な業務とし、経営計画の策定・改善業務・システム設計等の事業開発を実施する。

1990年代

  • 1992年8月システム部を創設。経営コンサルティングからシステム開発まで業容を拡大する。
  • 1998年1月東京都新宿区富久町に本社を移転。システムコンサルティング・システム開発事業の拡大を目指して社員の定期採用を開始。

2000年代

  • 2003年10月中期経営計画においてシステム開発事業の拡大を決定。システム技術者の大幅増員を実現するため、キャリア採用を強化する。第三者割当増資を実施。資本金49百万円とする。
  • 2004年11月第三者割当増資を実施。資本金2億円とする。
  • 2008年11月プライバシーマークを取得。

2010年代

  • 2010年5月ISO27001(ISMS)認証を取得。
  • 2012年5月ISO9001(QMS)認証を取得。 IT基盤(旧 基盤構築)サービスを開始。
  • 2013年4月組込系開発を開始。
  • 2017年9月上場東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場。資本金4億7百万円、資本準備金2億64百万円とする。ソリューション(旧 ソリューション・商品等売上)サービスを開始。
  • 2018年4月普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。東京証券取引所市場第二部へ市場変更。
  • 2019年1月普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。東京証券取引所市場第一部に指定。 AIビジネスを開始。ニアショア(遠隔地)開発拠点として、長崎開発センターを開設。東京都千代田区紀尾井町に本店事務所を移転。

2020年代

  • 2020年10月物流、コネクテッド・ビジネスを開始。
  • 2021年9月M&A新株発行を完了。資本金9億7百万円、資本準備金7億63百万円とする。設立35周年。零壱製作株式会社の総発行済株式数の70%を取得し子会社化。
  • 2022年4月M&A東京証券取引所プライム市場に移行。株式会社ビー・オー・スタジオの全株式を取得し子会社化。株式会社コムソフトの全株式を取得し子会社化。
  • 2023年6月普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。
  • 2024年6月普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    業務系システム開発の拡大

    金融系の業務知識と上流工程参画可能な技術者を育成し、金融分野の拡大を図る。グループシナジーや資本業務提携による受注拡大にも取り組む。

  2. 02

    IT基盤の拡大

    サーバ・クラウドの環境設計から構築・運用まで支援。ソフトウェアテストサービスやITアウトソーシング、ITサポートサービスの強化にも取り組む。

  3. 03

    ソリューションビジネスの拡大

    品ぞろえ拡充や他社ソリューションとの連携、差別化による販売促進。クラウド提供によるサブスク型売上拡大を目指し、オンライン営業も活用する。

  4. 04

    マイグレーション開発ビジネスの拡大

    レガシーシステム移行需要に対応し、効率的な試験体制を整備。一気通貫サービス提供と領域拡大を目指す。

  5. 05

    AIビジネスの拡大

    AI技術者グループを核に付加価値の高いシステム開発や既存製品との連携を提供。自社ソリューションの精度向上や新サービス開発を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で597人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は489万円で、8期前と比べて0.7%平均年齢は35.1歳、平均勤続年数は7.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年9月530
2018年9月533
2019年9月49235.25.8538
2020年9月47035.16.0543
2021年9月49235.26.3552
2022年9月50235.26.6570
2023年9月50434.86.8629
2024年9月50534.87.2616195
2025年9月48935.17.5597201

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率40.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都千代田区56百万円
永田町オフィス — 東京都千代田区18百万円
長崎開発センター — 長崎県長崎市6百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    公認会計士試験インターネット受付システムの機能改修業務 一式
    金融庁 · 2024-12-16
    2,449万円
  • 調達
    令和8年度RPA作成及び運用支援業務
    内閣府 · 2026-03-23
    1,566万円
  • 調達
    公認会計士試験インターネット受付システムの運用支援業務 一式
    金融庁 · 2025-03-27
    1,420万円
  • 調達
    公認会計士試験インターネット受付システムの運用支援業務 一式
    金融庁 · 2026-03-26
    1,363万円
  • 調達
    政策統括官(経済安全保障担当)事務室におけるPC等の購入
    内閣府 · 2025-11-27
    883万円
  • 調達
    令和8年度国有財産使用許可申請業務自動化業務
    環境省 · 2026-04-14
    598万円
  • 調達
    令和6年度環境省におけるRPA等を活用した業務効率化業務(国立公園業務管理システム)
    環境省 · 2024-07-10
    395万円
  • 調達
    高性能PC等の購入
    国税庁 · 2026-02-20
    250万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は100億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+0.0%。

売上高
+5.3%
100億円
営業利益
+0.0%
12億円
純利益
+12.5%
9億円
営業利益率
12.0%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高110億円100億円
営業利益14億円12億円
純利益9億円9億円
1株あたり配当¥14¥14

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は26億円、営業利益は2億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+18.2%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q22418.22
2023年3Q2229.12
2023年4Q242
2024年1Q24312.53
2024年2Q24416.72
2024年4Q47510.63
2025年2Q50714.05
2025年4Q50510.04
2026年2Q52611.54
2026年3Q2627.72

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2013年9月期からの13期で、売上は24億円から100億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は12.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年9月2410
2014年9月3021
2015年9月4042
2016年9月4643
東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場。資本金4億7百万円、資本準備金2億64百万円とする。ソリューション(旧 ソリューション・商品等売上)サービスを開始。
2017年9月5143
2018年9月5153
普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。東京証券取引所市場第一部に指定。 AIビジネスを開始。ニアショア(遠隔地)開発拠点として、長崎開発センターを開設。東京都千代田区紀尾井町に本店事務所を移転。
2019年9月5553
2020年9月5453
新株発行を完了。資本金9億7百万円、資本準備金7億63百万円とする。設立35周年。零壱製作株式会社の総発行済株式数の70%を取得し子会社化。
2021年9月5864
東京証券取引所プライム市場に移行。株式会社ビー・オー・スタジオの全株式を取得し子会社化。株式会社コムソフトの全株式を取得し子会社化。
2022年9月6775
2023年9月88118
2024年9月95121212.68
2025年9月100121212.09

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高100億円のうち、営業利益として残るのは12億円12.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の9.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%77億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.0%11億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.0%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.6pt
12.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.4pt
9.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.8pt
19.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
13.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
22.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2025年9月期は営業CFが8億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは10億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は28億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年9月30−137
2016年9月20−227
2017年9月403414
2018年9月4−1−2316
2019年9月1−1−1014
2020年9月4−1−1317
2021年9月3−18227
2022年9月4−3−4125
2023年9月10−4−7624
2024年9月4−3−5121
2025年9月82−31028

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年9月期の総資産は65億円。このうち返さなくてよい自己資本が48億円で、自己資本比率は73.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年9月105547.5
2014年9月134929.4
2015年9月1661036.4
2016年9月178949.3
2017年9月2415961.4
2018年9月27171064.0
2019年9月2720773.4
2020年9月3022874.5
2021年9月4435980.2
2022年9月46361077.5
2023年9月59372262.3
2024年9月57421474.6
2025年9月65481773.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
28億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
38億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
17億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中157位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中395位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥470で、1年前と比べて-9.2%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥470-1.7%1ヶ月+8.5%1年-9.2%時価総額191億円
過去52週の値幅
安値¥394高値¥625

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.1倍
PER (会社予想)19.3倍
PBR3.63倍
配当利回り2.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は438円で、25日線445.92円を1.8%下回り、短期調整局面にあります。52週高値625円からは30%下落、安値394円からは11%上昇です。直近1ヶ月は-1.79%と軟調で、8月4日に192,700株と出来高を伴って下落しました。75日線(433.52円)は下回っておらず、底堅さも見られますが、25日線を回復できるかが焦点です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PERは実績20.67倍、予想18倍と同業界平均の30.31倍を下回る。PBRは3.5倍で平均と同等だが、ROE19.8%を考慮すると妥当な範囲。配当利回り3.2%は平均の3.42%をやや下回る。配当性向51.2%と安定しており、割安感はあるが配当利回りの低さがやや懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.1倍47.9倍
PER (予想)19.3倍
PBR3.63倍2.96倍
ROE19.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

独立系SIerとして、幅広い業界向けにシステム開発・保守を手掛け、売上高は堅調に推移しています。一方で、業界全体のIT投資動向や人材確保競争の影響を受けやすく、成長の持続性が論点です。強気派は、安定した受注基盤と高い営業利益率を評価し、今後もデジタル化需要を取り込めると見ます。弱気派は、競争激化による受注単価の低下や、エンジニア不足による労務費増加を懸念し、成長鈍化を予想します。

プラスに働く材料7
  • 安定受注基盤

    金融・公共など幅広い顧客との長期取引が収益を下支え

  • 高収益体質

    営業利益率12%前後と業界平均を上回る効率性

  • デジタル需要

    DX投資の増加でシステム開発需要が拡大見込み

  • 売上高が3期連続増加し100億円通年影響

    売上高は88億円→95億円→100億円と拡大、増収が利益成長の原動力になっている。

  • 純利益が8億円から9億円へ増加通年影響

    2024/9期の純利益8億円に対し2025/9期は9億円、EPS改善で予想PER18倍に反映。

  • 予想PER18倍の改善見込み決算発表後影響

    フォワードPER18倍は現在の20.67倍を下回り、市場の業績成長期待を示す。

  • ROE19.8%と配当利回り3.2%継続影響

    ROE19.8%は高水準で、配当利回り3.2%と合わせて株主選好を高める。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    独立系SIerは価格競争に晒されやすく単価低下懸念

  • 人材依存

    エンジニア不足で採用・育成コストが増加する恐れ

  • 成長鈍化

    市場規模の成熟で売上高成長率が頭打ち

  • 営業利益が2期連続12億円で頭打ち通年影響

    2024/9期と2025/9期の営業利益はともに12億円、成長鈍化で評価が下がるリスク。

  • PER20.67倍・PBR3.5倍の割高不定影響

    時価総額178億円に対し純利益9億円、PBR3.5倍は成長鈍化後に負担となる。

  • 株価が1年間で14.54%下落継続影響

    株価下落により投資家心理が悪化、戻り売り圧力が残る可能性がある。

  • 外国人保有比率1.36%と低い継続影響

    外国人保有比率1.36%では海外マネーの新規参入による需給改善が期待しにくい。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の維持を示す重要な指標
売上高成長率
市場シェア拡大の度合いを測る
平均単価
競争環境の変化を把握する
離職率
技術者の確保・定着が事業の持続性に直結する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり14で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは2.98%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥14
1株あたり
配当利回り
2.98%
いまの株価に対して
配当性向
51.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年9月332.2
2019年9月38.032.8
2020年9月418.339.0
2021年9月643.849.3
2022年9月5−13.040.1
2023年9月735.032.7
2024年9月933.342.8
2025年9月1233.351.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥14

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ14,894人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.8%を占め、残る64.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他44.849.352.149.152.462.4
事業法人43.538.038.939.338.835.8
自己株式0.00.03.06.26.96.9
外国法人1.12.10.82.72.21.3
証券会社4.25.12.05.43.30.5
外国人個人0.00.00.00.20.10.1
金融機関6.45.46.23.43.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社オーディーシー33.98
02ニーズウェル従業員持株会3.09
03佐藤 辰弥2.16
04橋本 美奈子2.16
05キヤノンITソリューションズ株式会社1.48
06木村 ひろみ1.20
07金山 洋志0.70
08早瀬 勉0.56
09佐藤 みどり0.54
10忰田 進一0.49

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+5%、1株純資産は13期で−52%。直近期のROEは19.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年9月222608.835.9
2014年9月3411028.1160.7
2015年9月308343.98.3
2016年9月3711736.710.2
2017年9月4118024.819.530.6
2018年9月3920520.216.432.2
2019年9月2111618.817.132.8
2020年9月106616.524.039.0
2021年9月128614.715.849.3
2022年9月129114.112.340.1
2023年9月219723.215.432.7
2024年9月2111120.414.242.8
2025年9月2312619.823.351.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/9期の役員報酬は総額113百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
船津浩三代表取締役 社長75
松岡元取締役 専務執行役員 社長補佐兼 技術部門担当47
田畑更二取締役 常務執行役員 管理部門担当兼 営業部門担当兼 営業部長51
新井千波取締役 執行役員 関係会社担当兼 財務経理部担当兼 経営企画部長59
柳川洋輝取締役72
安岡護取締役70
寺内信夫取締役68
加藤和彦監査役(常勤)64
丹羽厚太郎監査役51
佐藤茂監査役66
小座間達也常務執行役員
阿部拓朗常務執行役員
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
子安清孝執行役員

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)475578722
社外取締役312124
監査役1888
社外監査役2663

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,948字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、株式会社ニーズウェルが零壱製作株式会社、株式会社ビー・オー・スタジオ、株式会社コムソフトの3社を子会社とし、独立系の情報サービス企業として技術革新の激しい情報サービス産業において技術向上に取り組み、各業務分野で蓄積したノウハウを活かしてお客様満足を実現し「広く経済社会に貢献し続ける」を経営理念として、情報サービス事業を営んでおります。 当社グループの事業は、情報サービス事業並びにこれらの付帯業務の単一セグメントであります。エンドユーザーから直接受託したシステムの構築や、システムインテグレータやメーカーを経由して受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、顧客システムの開発・保守を行う事業であります。 なお、契約形態として受託開発を請け負う形態と、社員を派遣する形態があります。また、請け負った開発の一部を協力会社に委託することがあります。 事業のサービスラインは「業務系システム開発」「IT基盤」「ソリューション」の3つであります。 当社グループは、これらの各サービス分野において蓄積した技術・ノウハウを、顧客のニーズに応じて相互に組み合わせて活用するサービスを提供することが可能となっております。 これらのサービスラインの概要及び特徴は、下記のとおりであります。 (1)業務系システム開発 業務系システム開発は、当社グループにおいて、金融、物流、通信、流通、サービス、建設・建機等の幅広い分野におけるシステム開発を行っております。 本サービス分野において当社グループは、システムの企画立案段階にはじまって、コンサルティング、課題解決提案、要件定義、基本設計、詳細設計、プログラミング、各種のテストを経て納品に至るまで、さらには納品後の正常な稼働を維持するための保守・運用に及ぶシステム開発のライフサイクル全般に関与しております。新規のシステム導入にとどまらず、導入後は保守を行いながら、顧客の新商品発売等へのシステム対応から各種機能の追加・拡張、操作性の向上等、当該システムやその周辺領域に関して生じる大小様々な派生的なシステム開発を継続的に行っております。 また、メインフレームやオフコン等レガシーシステムの新プラットフォームへの移行や、ハードウェア、プラットフォームのEOS対応、現行システムの有識者や技術者の不足等、様々な要因によりマイグレーションの需要が拡大しています。当社では、効率的な試験実施体制を整備・強化し、マイグレーション開発から試験(品質テスト)実施まで、一気通貫でのマイグレーションサービスを提供しています。 このように顧客の基幹的なシステムに深くかつ継続的に関与し、実績を積み重ねていくことにより、当該システムに関する技術だけではなく、顧客の業界や業務内容に対する知識・ノウハウ、そして顧客ニーズへの理解と顧客からの信頼が蓄積されるよう努めております。 ① 金融系システム 保険会社、銀行、クレジットカード会社など金融機関の基幹業務に関し、以下のような領域においてサービスを提供しております。 ・保険会社 本社部門における契約管理・保全、成績・収納、顧客管理、成績/業績管理、データウェアハウス・分析などのシステム、営業職員向けの顧客管理、営業支援、設計書・申込書作成などのシステム、その他CTIシステム等 ・銀行 流動性預金、内国・外国為替などの勘定系システム、データウェアハウス、データマート、顧客管理、収益管理などの情報系システム、全銀システム・日銀ネットなどの外部接続系システム及びインターネットバンキング、営業店端末などチャネル系システム等 ・クレジットカード会社 請求、与信管理、顧客管理システム等 金融機関のシステムについては、極めて高度な信頼性が要求されるのはもちろんのこと、技術面では、中核となるシステムに大型汎用機を使用する割合が高く、一般に技術者不足・経年化傾向にある汎用系システムへの対応力が求められます。オープン系及び汎用系システムの技術者を擁し、オープン系・汎用系両面から顧客のニーズに対応できる体制を整えております。 ② 物流系システム 物流分野においては、少子高齢化による生産年齢人口の減少等から担い手不足が深刻となる中、個社の垣根を越えた共同物流や、より精度の高いトレーサビリティ等、我が国の経済成長と国民生活を持続的に支える「強い物流」の実現に向けたイノベーションへの取組みが行われています。 このような状況のもと、自社ソリューションSmartWMS(倉庫管理システム)により、物流現場の省人化、効率化、ペーパーレス化を提供します。 ③ 通信系システム 通信キャリアにおいて、ウェブサイト(カスタマーポータル)、受付窓口、代理店・量販店など消費者との接点となるシステムから顧客登録、顧客情報管理、課金・請求・入金、プロビジョニング(交換機との顧客情報の送受信システム)、データ収集及びこれらの共通プラットフォームなど業務の中核をなすシステムに至る幅広い領域でサービスを提供しております。 ④ 流通・サービス・公共系システム ホテルにおける宿泊予約・フロントシステム、不動産会社における物件情報システム、電子書籍配信・販売システム、電力・ガス等の社会インフラシステム、建設・建機系システム等におけるサービスを提供しております。 (2)IT基盤 IT基盤は、業務系システム開発やアプリケーションの開発だけではなく、ハードウェアやネットワークまで含めた総合的なICT環境を提供します。また複雑化するシステム基盤やそのうえで動作するソフトウェアの品質確保や効率的な運用実行を支援します。 ソフトウェアテストでは、主に通信キャリアの第三者検証を担っており、品質を高めるためのツールや効率化の提供を行っています。ITサポートでは、IT技術者が不足する企業に対する支援やITアウトソーシングを進めています。 社会のデジタル化によりシステム基盤やソフトウェアの複雑化が進み、これまで以上に品質分析や運用設計などの専門性の高い技術が求められていることから、これらのニーズに応える体制を強化しています。 (3)ソリューション ソリューションは、自社及び他社のソリューション製品を活用し、デジタル技術の発展に向けさらに重要となる情報セキュリティ対策をサポートする「情報セキュリティソリューション」、RPAやクラウドで働き方改革推進と人手不足解消をサポートする「業務効率化ソリューション」、AI技術でDXの推進をアシストする「AIソリューション」、長年の金融系システム開発で蓄積した業務知識とノウハウを最大限活用し、最適なソリューションを提供する「金融ソリューション」を取り揃え、顧客のビジネスの目的に合わせた最適なソリューションサービスの提供を行うとともに、生産性の高いシステム開発を提供するローコード開発ツールの提供や、顧客からの依頼に応じてコンピュータや周辺機器及びソフトウェア等の販売も行っております。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,101字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、お客様満足を実現し「広く経済社会に貢献し続ける」を経営理念としております。また、経営理念に賛同する社員が結集し、全社員のパートナーシップを基盤として、技術革新や技術向上に取り組み、企業規模の拡大と就業ステージの拡大を図って自己研鑽の機会を創造し、一企業では学ぶことのできない多くのノウハウを習得すること、また、社員が働き甲斐や幸せを感じながら就労することによって「社会有用の人材として社員を育成すること」を経営規範としております。 (2)経営戦略等 当社グループは独立系の情報サービス企業として、技術革新の激しい情報サービス産業において「業務系システム開発」「IT基盤」「ソリューション」の3つのサービスラインを展開しております。 次期(2026年9月期)の重点施策としては、以下の7点に取り組んでまいります。 ① 業務系システム開発の拡大 当社グループの最大の強みである金融系の業務知識の蓄積及び上流工程から参画可能な高い業務知識を有する技術者を育成し、金融系分野の拡大を目指します。また、グループシナジーや資本業務提携、業務提携による受注拡大にも取り組みます。 ② IT基盤の拡大 豊富な知見を活かし、ITシステムの基盤となるサーバ・クラウドなどの環境設計から、構築・運用まで幅広い支援を行うことを目指します。また、社会のデジタル化によりシステム基盤やソフトウェアの複雑化が進み、これまで以上に品質分析や運用設計などの専門性の高い技術が求められていることから、システム開発におけるシステムテスト、運用テスト、マイグレーションテスト、バージョンアップテストなど、お客様のテスト作業を第三者の立場で実施するソフトウェアテストサービスや、中小企業のIT人材不足を補うITアウトソーシングサービス、ITサポートサービスの強化にも取り組みます。 ③ ソリューションビジネスの拡大 事業拡大と付加価値向上に向け、さらなる品ぞろえの拡充や他社ソリューションとの連携、競合製品との差別化による販売促進に取り組みます。また、クラウド提供によりサブスク型売上(ストック売上)拡大を目指します。さらに、Webセミナーや導入事例紹介といったオンライン営業による受注促進にも取り組みます。 ④ マイグレーション開発ビジネスの拡大 メインフレームやオフコンなどレガシーシステムの新プラットフォームへの移行や、ハードウェア、プラットフォームのEOS対応、既存システムの有識者や技術者の不足など、拡大するマイグレーション需要に対応するため、効率的な試験実施体制を整備・強化し、マイグレーション開発から試験(品質テスト)実施まで、一気通貫のサービスを提供します。また、マイグレーション開発の領域拡大を目指します。 既存システムは、過去の機能追加や不具合の改修などにより資産が蓄積され膨大となっていることが多く、効率的なテストが困難になりがちであることに対応し、専用テストツールなどの活用で、試験の自動化、効率化を図っています。 ⑤ ITアウトソーシングビジネスの拡大 情報システム部門の代行及び基盤システムの運用、システムのホスティング・ハウジングなどの実績を踏まえ、お客様のサーバ運行監視及びローコスト化ニーズに対して、直接の契約やアウトソーシング型など多様な関わりの形態での保守・運用サービスを提供します。業務提携により長期的に受注できる取引関係と体制の構築を目指します。さらに、IT技術者不在の中小企業向けにITヘルプデスク「ITサポートサービス」を提供します。 ⑥ 物流ビジネスの拡大 物流分野では多様化するニーズが高まる一方で担い手不足が深刻な状況となっており、AIやIoTなど、ITの最新技術を活用した合理化・高品質化・環境負荷低減が急務です。自社ソリューションSmartWMS(倉庫管理システム)により、物流現場の省人化、効率化を提供します。 具体的には、物流ハードウェアメーカーとの協業やAI連携機能の開発によるSmartWMSの拡販に注力いたします。 ⑦ AIビジネスの拡大 AI技術者の専門グループを核として、いっそう付加価値の高いシステム開発や既存の製品との連携機能を提供するとともに、自社ソリューションのWork AIサービス(注)においては、精度向上のためのデータ分析やAIを利用した独自のサービスの開発を目指します。 具体的には、見積りAIソリューションEs Prophetterを筆頭としたProphetterシリーズを各種の業界へ展開します。また、AIチャットボットをドキュメント検索や社内の問い合わせ窓口として活用する社内FAQ、株主QA、Chat Documentを提供してまいります。さらに、長崎大学との産学共同研究開発の成果として生成AIを活用した生成AIソリューションFSGen、QualiBot、PRGen、AI医師スケジューリングを提供してまいります。 (注)  Work AIサービス:当社が長年培ったシステム開発力にAI技術・RPA技術を組み合わせ、企業のニーズにきめ細かに応えながら企業と共に創りあげる業種別AIソリューション。 (3)目標とする経営指標 当社グループの成長性・収益性の経営指標として、売上高成長率、売上総利益率、販管費率、経常利益率、EPS、PER、ROEを掲げております。 (4)経営環境及び対処すべき課題 今後の国内IT市場は、引き続きDXの取組みの強化・拡大による大きな変革期にあります。IT人材の育成、先端技術支援への経済対策提言等の政策の後押しもあり、IT投資需要は今後も増加すると予測しております。 ① 営業力の強化 事業規模拡大を具現化する受注体制を構築するため、営業戦略を構築し、既存顧客、新規顧客への提案営業を強化し、安定的な受注規模を確保しつつ、新規顧客を開拓して業容の拡大と生産性の向上を図っております。 また、感染症拡大の影響により対面営業が制限される事例が増加したことから、オンライン営業やオンライン展示会等を活用する他、「新しい生活様式」において市況ニーズに対応したソリューション製品の提案を進め、収益向上に努めております。 ② 人材の確保 事業規模拡大のためには、営業力の強化と業務を遂行する人材確保を両立することが重要であり、新卒、キャリア採用における優秀な人材確保と優秀なパートナー増員の実現が課題です。 新卒、キャリア採用については、首都圏やニアショア拠点において効率的な採用活動を強化して、要員を確保するとともに、採用後は、ダブルジョブ制度、社内FA制度、職場復帰支援制度、奨学金補助制度等、従業員のモチベーション向上や働き甲斐のある職場を実現する取組みを進めております。 また、パートナーについては、新規の協力会社を開拓するとともに、既存の協力会社との紐帯を強化し、優秀なパートナーの安定的な調達を図っております。 ③ プロジェクト管理の徹底と生産性の向上 プロジェクト管理を徹底して、品質、生産性、技術力並びにマネジメント力を向上するための社員育成を図り、同業他社に対するコスト競争力を具備する体制を整備するとともに、売上総利益率を改善することを目的にテクニカル教育と併せてマネジメント教育のプログラムを用意し、社員のマネジメント力の向上を図ってまいります。 また、感染症拡大の影響により従来行ってきた顧客企業の現場で開発する常駐型の開発が一時的な中止や延期等となる事例があったことから、開発体制を見直し、本社や長崎のニアショア拠点で開発を進めるリモート型への移行を進め、技術者を効率的に配置し、生産性の向上を目指しております。 ④ 品質の向上 顧客のシステムに対する要求水準が高まっており、その要求を充足しお客様の満足を実現するために、品質の向上を図ることが重要です。 当社では、ISO9001(品質マネジメントシステム)を取得しており、プロジェクト管理を徹底するとともに、品質の向上に努めております。 ⑤ 技術革新への対応 情報サービス産業は、技術革新のスピードが速くかつその変化が著しい業界であることから、新技術への対応を適時に行うことが重要な課題と認識しております。これらの変化に対応するために、優秀な技術者を確保し、最新の技術動向や環境変化を常に把握し、迅速に対応できる体制構築に努め、教育研修制度の充実を図っております。 ⑥ 内部管理体制の強化 継続的な成長を続けることができる企業体質の確立に向けて、内部管理体制の強化が重要な課題であると認識しております。今後とも、コンプライアンス体制、リスク管理体制並びに情報管理体制が有効に機能するように、コーポレート・ガバナンスの体制強化に取り組んでおります。 ⑦ ESG、SDGsへの取組み サステナブルな社会の実現に向けて、二つの側面から活動を続けております。 一つは、事業戦略にSDGsやESG、CSRの視点を取り入れ、事業活動そのものがサステナブルな社会に直結する取組みです。IT企業として雇用の創出や産業基盤の確立、技術革新に挑みます。 もう一つは、サステナブルな社会を制度や支援活動から支える取組みです。働き甲斐やジェンダー平等の推進、IT教育の普及、地域のスポーツ支援等、当社グループと関わりの深いテーマに取り組んでおります。 ⑧ 感染症拡大防止への対応 感染症の拡大の危険が高まった場合には、対策本部を中心に感染予防と感染拡大防止のための様々な施策を徹底するとともに、リモート開発やテレワーク等を活用した開発体制やオンライン営業への注力、徹底した経費統制と計画的な執行によるコスト削減、不測の事態に備えた手元流動性の確保等を講じてまいります。
事業等のリスク4,734字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のあるリスクの全てを網羅するものではありません。 (1)市場環境に関するリスクについて ① 経済・市場環境による顧客の投資意欲等の影響について 当社グループは、一般企業のシステム保守・開発を主要事業としているため、国内企業によるIT投資動向に一定の影響を受けます。当社グループは、市場の動向を先んじて的確に把握し、その対応策を常に講じるよう努めておりますが、経済情勢の変化及び国内の景気低迷等により、顧客のIT投資意欲が減退した場合は、新規顧客開拓の低迷や既存顧客からの受注減少、保守・運用契約の解約等により、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合他社による影響について 当社グループは、市場動向を捉え、技術力やサービスの向上に努めておりますが、当社グループが属する情報サービス産業では、大規模事業者から小規模事業者まで多数の事業者が存在しており、市場において当該事業者との競合が生じております。国内企業のIT化推進等に伴い、業界全体における開発需要は堅調であるものの、オフショア開発等による価格競争、また、開発需要の減少や新規参入増加等による競争が激化した場合、あるいは競合他社の技術力やサービス力の向上により当社グループのサービス力が相対的に低下した場合には、受注減少、保守・運用契約の解約等により、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 技術革新による影響について 当社グループが属する情報サービス産業は、技術革新のスピードが速くかつその変化が著しい業界であり、新技術、新サービスが次々と生み出されております。当社グループにおいては、当該技術革新の動向を捉えその対応を常に講じておりますが、想定を超える技術革新による著しい環境変化等が生じた場合、当該変化に当社グループが対応することができず、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業に関するリスクについて ① 人材の確保について 当社グループは、優秀な人材の獲得・育成を目指し、新卒を中心に採用を促進するための対応策を講じるとともに、社員に対して技術研修制度、資格奨励金制度等を設け、技術力の向上を図っております。この施策が計画どおり実施できず、十分な人材を採用又は育成することができない場合、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 協力会社の確保について 当社グループにおけるシステム開発業務等については、開発業務の効率化、顧客要請への迅速な対応、外部企業の持つ専門性の高いノウハウ活用等を目的として、業務の一部について当社グループ社員の管理統括のもと、パートナーと位置づける協力会社への外部委託を活用しております。現時点では優秀な協力会社との良好な連携体制を維持しており、今後も協力会社の確保及びその連携体制の強化を積極的に推進していく方針ではありますが、協力会社から十分な人材を確保できない場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不採算プロジェクトの発生について 当社グループが推進しております、持ち帰り型の案件に伴うシステム開発においては、ISO9001(品質マネジメントシステム)による受注前の「見積検討会(受注の可否)」から受注後の「品質管理」、「プロジェクト管理」による監視に努めておりますが、予測できない要因により開発工程での品質や工期の問題の発生及び納品後のシステム運用段階での不具合等が発見される場合があります。 このような状況により不採算プロジェクトが発生した場合は、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 大口顧客への依存度について 当社グループの主要取引先には、継続的な販売先となっている大口顧客があります。 特定業種、顧客との強い関係は当社グループの強みである反面、経済情勢などの変化により顧客の事業運営が影響を受け、顧客の方針、開発計画等が変更を余儀なくされた場合、当社グループの予定売上を確保できず当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 顧客情報等漏洩のリスクについて 当社グループでは、業務に関連して顧客や取引先等の個人情報及び機密情報を取り扱う場合があり、情報管理に関する取組みとして、必要に応じてISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)やプライバシーマークの認定取得を行っております。 当社においては、各部門担当者と管理者で構成される情報セキュリティ委員会を設置し、従業員教育、各種ソフトウェアの監視、情報資産へのアクセス証跡の記録等各種の情報セキュリティ対策を講じ、個人情報を含む重要な情報資産の管理を実施し、情報漏洩のリスクの回避を図っております。しかしながら、当社グループ又は協力会社より情報の漏洩が発生した場合は、顧客からの損害賠償請求や当社グループの信用失墜等により、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 情報システムのトラブルについて 当社グループでは、事業の特性上、多数のコンピュータ機器を利用しており、専門業者であるデータセンターの利用等により、データの保全、電源確保、対不正アクセス等の対策を講じております。 しかしながら、大規模な災害・停電、システムやネットワーク障害、不正アクセスやコンピュータ・ウイルス等による被害が発生した場合、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 長時間労働の発生について システム開発プロジェクトにおいては、当初計画にない想定外の事象が発生し、品質や納期を厳守するために長時間労働が発生することがあります。特に、一括請負の案件は、品質確保や納期の責任を負担することから、こうした事象が発生するリスクが高まります。 当社グループでは、日頃より適切な労務管理に努めるとともに、このような事象の発生を撲滅すべくプロジェクト監視をしております。しかしながら、やむを得ない要因によりこのような事象が発生した場合は、従業員の健康問題や労務問題に発展し、システム開発での労働生産性が低下する等により当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)その他のリスクについて ① 法的規制について ⅰ.労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 当社では顧客先に社員を派遣してシステム開発等を行う場合があります。 当社は「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」を遵守し、労働者派遣事業者として監督官庁への必要な届出を行っております。 当社は法令順守を徹底し、当該法的規制等に抵触する事実はないものと認識しておりますが、今後何らかの理由により派遣元事業主としての欠格事由及び当該許可の取消事由に該当し、業務の全部若しくは一部の停止処分を受けた場合、若しくは新たな許可を取得することができなくなった場合、又は法的な規制が変更になった場合等には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅱ.下請代金支払遅延等防止法(下請法) 当社グループが委託先に対して業務の一部を外注するにあたっては、下請法の適用を受け、3条書面の交付、5条書類の作成等、下請代金支払遅延の防止等が求められる場合があります。当社グループは法令順守を徹底し、当該法的規制等に抵触する事実はないものと認識しておりますが、今後何らかの理由により下請法に違反し、公正取引委員会による勧告を受けた場合には、社会的な信用を失墜する等、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 知的財産権について 当社グループが行うシステム開発等において、他社の所有する著作権及び特許権を侵害しないように充分に啓蒙活動を行い、常に注意を払って事業展開しておりますが、当社グループの認識の範囲外で他社の所有する著作権及び特許権を侵害する可能性があります。このように、第三者の知的財産権を侵害してしまった場合、当社グループへの損害賠償請求、信用の低下により、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 自然災害等による影響について 地震、台風、津波等の自然災害、火災、停電の拡大等が発生した場合、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。特に、当社グループの主要な事業拠点である首都圏やニアショア拠点である長崎県周辺において大規模な自然災害等が発生した場合には、正常な事業運営が行えなくなる可能性があり、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、自然災害等が発生した場合に備え、体制を整備しておりますが、自然災害等による人的、物的損害が甚大である場合は、事業の継続そのものが不可能になる可能性があります。 ④ 新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種感染症の拡大について ⅰ.需要減少による当社グループの財政状態の悪化 当社グループは、顧客ニーズを的確に捉えた新製品・新サービスの供給、生産性の向上、コストダウン等の対策を継続することで、収益減少を最小限に抑えるよう努めておりますが、新型コロナウイルス感染症等の影響が長期化する場合には、顧客の投資需要の減少により収益が減少し、財政状態が悪化する可能性があります。 ⅱ.顧客の財政状態悪化に起因する需要消失や債権の回収不能 当社グループは、当社グループを取り巻く市場環境の見極めをタイムリーに行い、顧客への与信調査を徹底するとともに、売掛債権の定時回収・早期回収に努める体制を整備しておりますが、新型コロナウイルス感染症等の影響により、顧客の財政状態が当社グループの想定を超えて悪化し、事業継続が困難となった場合、売上が消失するとともに、当社グループが有する売上債権の回収が困難となる可能性があります。 ⅲ.従業員の新型コロナウイルス感染リスクと事業継続リスク 当社グループは、社内外への感染被害を抑止し、従業員の健康と安全を確保するため、テレワークやリモート開発を積極的に推進し、事業継続に向けた体制づくりにいっそう注力しておりますが、従業員が新型コロナウイルス等に感染し、従業員同士の接触等により、社内での感染が拡大した場合には、営業活動・開発業務に支障をきたし、ある一定期間事業活動を停止する可能性があります。 ⑤ 国際情勢の影響について 当社グループは海外に拠点を有しておらず、また海外向けの事業も手掛けておりませんが、ロシア・ウクライナ紛争、米中貿易摩擦、中東及び北朝鮮等地政学的なリスクにより顧客企業のIT投資への意欲が急速かつ大きく変化した場合や、業界内部での価格競争が今より激化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,339字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資の底堅さを維持したものの、物価上昇に対して賃金が伴っていないことによる個人消費への影響や海外経済の減速による不安定さ等、依然として不透明な状況が見込まれます。 国内IT市場においては、クラウドサービス、AI、サイバーセキュリティ分野を中心に企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要が引き続き拡大しており、特に中堅・中小企業によるIT投資の加速が顕著となっております。一方、IT人材不足が課題として顕在化しており、企業のDX推進における障壁となる可能性が懸念されます。 このような状況のもと、当社は、企業価値向上と持続的な成長を推し進めていくためには優秀な人材確保による開発力及び信用力の強化が不可欠と考え、プライム市場が求める「流通株式時価総額100億円以上」の基準の充足を目指し、グループ全体の企業価値向上に取り組んでまいりました。 具体的には、ITアウトソーシング、マイグレーション開発、AIといった注力分野における業績拡大を図るとともに、株主還元の強化や積極的なIR活動等、多角的な施策を展開しております。 昨年より株価600円を目標に取り組んできた「6.600作戦」では着実に歩みを進め、当社は2025年9月期において流通株式時価総額100億円以上を達成し、東京証券取引所が定めるプライム市場の上場維持基準を充たしました。 2025年7月からは新たな役員体制のもと、企業価値向上プロジェクト「ValueCreationProject」に取り組んでおります。 業務提携においては、受注拡大や販路拡充等、着実な成果が表れており、今後も各社との連携強化を推進する方針です。2025年8月には第三者検証のビジネス拡大を目的として六元素情報システム株式会社(現 RGS株式会社)と、業務提携契約を締結いたしました。 また、2025年5月に業務提携契約を締結したHmcomm株式会社と、長期的な協業関係の強化を目指して資本業務提携へ移行することを合意いたしました。 これらの成長戦略、業績向上やEPS向上への取組みへのご理解を深めていただくため、当社では機関投資家、個人投資家の皆様との対話を重視し、説明会やIR・PRの積極的な情報発信等に努めております。 この結果、当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は6,513,361千円となり、前連結会計年度末と比較して859,926千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が664,883千円増加、受取手形、売掛金及び契約資産が364,012千円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は1,740,306千円となり、前連結会計年度末と比較して317,308千円の増加となりました。これは主に、未払金が170,145千円増加、未払法人税等が120,076千円増加、買掛金が44,894千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は4,773,055千円となり、前連結会計年度末と比較して542,618千円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が546,007千円増加したことによるものであります。 b.経営成績 サービスラインの状況といたしましては、「業務系システム開発」においては、生保・流通サービス・自治体・文教向け案件の受注が好調だったことから、前期比3.6%増となりました。注力分野であるマイグレーション開発は前期比7.6%増と拡大しました。 「IT基盤」は、全体では前期比14.9%減となりましたが、注力分野であるITアウトソーシングは企業のDX人員不足の需要に応える安定したサービスを提供し、前期比17.2%増と好調に推移しました。また、ソフトウェアテストに必要なドキュメントの資産化・最適化を行いテストプロセスの実行を強力に支援する「テスト管理サービス」が拡大しました。 「ソリューション」は、独自のソリューションやサービスの提供により他社との差別化や機器・ライセンスの販売が増え、前期比32.7%となりました。注力分野であるAIソリューションは前期比38.3%増と拡大しました。新たなラインナップとして2025年7月には、Hmcomm株式会社との協業による異音検知AIソリューション「As Prophetter」の提供を開始しました。また2025年9月には、請求書データのオンライン受取り、後続システムへの自動連携を可能とする「Invoice PA Direct」の提供を開始しました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は、10,032,902千円(前期比5.1%増)、売上総利益は、2,278,644千円(前期比5.3%増)となりました。2025年9月末日を初回基準日として導入した株主優待制度の費用157,755千円を新たに計上したことにより、販売費及び一般管理費は、1,122,789千円(前期比14.6%増)と増加しました。これにより、営業利益は1,155,855千円(前期比2.5%減)、経常利益は1,169,657千円(前期比3.2%減)となりました。投資有価証券の売却による特別利益157,350千円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は887,114千円(前期比9.5%増)となりました。 これらは、2025年10月23日付「2025年9月期連結業績予想の修正のお知らせ」と同水準の着地となります。 なお、当社グループは情報サービス事業並びにこれらの付帯業務の単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしておりません。 当連結会計年度における事業のサービスライン別の売上高を示すと、次のとおりであります。 事業のサービスライン   売上高(千円)   構成比(%)   前年同期比(%) 業務系システム開発   6,549,813   65.3   103.6 IT基盤   1,435,873   14.3   85.1 ソリューション   2,047,215   20.4   132.7 合 計   10,032,902   100.0   105.1 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて663,806千円増加し、2,761,801千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの変動要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、795,926千円となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益1,327,008千円、その他の流動負債の増加額179,870千円等によるキャッシュ・フローの増加と、法人税等の支払額391,489千円、売上債権及び契約資産の増加額364,012千円等によるキャッシュ・フローの減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は、217,762千円となりました。 これは主に、投資有価証券の売却による収入257,894千円によるキャッシュ・フローの増加と、無形固定資産の取得による支出31,309千円、有形固定資産の取得による支出10,330千円等によるキャッシュ・フローの減少によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、349,882千円となりました。 これは主に、配当金の支払額340,992千円、長期借入金の返済による支出7,740千円等によるキャッシュ・フローの減少によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、情報サービス事業並びにこれらの付帯業務の単一セグメントのため、生産、受注及び販売の実績については、サービスライン別に示しております。 a.生産実績 当社グループが提供するサービスには、生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載を省略しております。 b.商品等仕入実績 当連結会計年度の商品等仕入実績は、次のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、売上高区分のうち商品等売上高に係る商品等仕入高を記載しております。 区 分   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) 商品等仕入高   (千円)   423,405   210.6 合 計   (千円)   423,405   210.6 (注)金額は仕入価格で表示しております。 c.受注実績 当連結会計年度の受注実績を事業のサービスライン別に示すと、次のとおりであります。 事業のサービスライン   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 業務系システム開発   7,098,497   112.7   2,096,369   135.5 IT基盤   1,269,297   72.6   211,265   55.9 ソリューション   2,213,029   138.1   814,121   125.6 合 計   10,580,824   109.7   3,121,756   121.3 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業のサービスライン別に示すと、次のとおりであります。 事業のサービスライン   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) 業務系システム開発   (千円)   6,549,813   103.6 IT基盤   (千円)   1,435,873   85.1 ソリューション   (千円)   2,047,215   132.7 合 計   (千円)   10,032,902   105.1 (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) キヤノンITソリューションズ 株式会社   1,237,062   13.0   -   - 東芝デジタルソリューションズ株式会社   1,119,007   11.7   -   - 明治安田システムテクノロジー株式会社   -   -   1,141,725   11.4 2.当連結会計年度のキヤノンITソリューションズ株式会社及び東芝デジタルソリューションズ株式会社に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。 3.前連結会計年度の明治安田システムテクノロジー株式会社に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、財政状態及び経営成績に影響を与える会計上の見積りを行う必要があります。当社グループはこの見積りを行うにあたり、過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 イ.財政状態及び経営成績等の状況 当連結会計年度の財政状態及び経営成績等の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ロ.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.売上高、売上原価及び売上総利益 当連結会計年度における売上高は10,032,902千円となりました。売上総利益は2,278,644千円となりました。 ロ.販売費及び一般管理費並びに営業利益 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は1,122,789千円となりました。 この結果、営業利益は1,155,855千円となりました。 ハ.営業外損益及び経常利益 当連結会計年度の営業外収益は26,942千円となりました。 当連結会計年度の営業外費用は13,140千円となりました。 この結果、経常利益は1,169,657千円となりました。 ニ.法人税等及び当期純利益 当連結会計年度における法人税等合計は、439,161千円となりました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は887,114千円となりました。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主な資金需要は、労務費、外注費、経費並びに販売費及び一般管理費等の運転資金と中長期的な成長を実現するための先行投資に大別されます。 運転資金につきましては、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金に充当することにより対応する方針であり、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動から得られるキャッシュ・フローの水準等を勘案し、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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