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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

イルグルム

YRGLM Inc.3690 · Standard · 情報・通信業

広告効果測定ツールとEC構築プラットフォームの二軸で、マーケティングDXとコマース支援を提供する。

概要

イルグルムは、2001年にホームページ制作会社として創業し、広告効果測定ツール「アドエビス」とEC構築プラットフォーム「EC-CUBE」を中核とするSaaS企業である。大阪市北区に本社を置き、東京にも本社機能を持つ二本社制を敷く。2014年9月に東証マザーズに上場し、2025年8月からスタンダード市場に所属。2025年9月期の連結売上高は49億円、従業員数は334名。マーケティングDX支援事業とコマース支援事業の2セグメントで構成され、ベトナムに開発拠点を持つ。

広告効果測定とEC構築の二軸事業

当社は、マーケティングDX支援事業とコマース支援事業の2セグメントで事業を展開する。マーケティングDX支援事業では、広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」を主力とし、2025年5月にはマーケティング・キャンペーン・マネジメント・プラットフォーム「アドエビスキャンペーンマネージャー」の有償提供を開始した。同事業には子会社YRGLM VIETNAM、スプー、トピカ、ファーエンドテクノロジーなどが含まれる。コマース支援事業では、オープンソースのEC構築プラットフォーム「EC-CUBE」を中心に、ECサイト構築・運用支援、フルフィルメントサービスを提供する。連結子会社としてイーシーキューブ(2024年に吸収合併)、ルビー・グループ、KIMEI GLOBALが属する。2025年9月期、マーケティングDX支援事業の売上高は29.2億円、コマース支援事業は20.2億円であり、両セグメントとも増収となった。

売上高の拡大と収益構造

売上高は2012年9月期の9億円から2025年9月期には49億円に拡大した。特に2025年9月期は前期比35.7%増と大幅増収となったが、親会社株主に帰属する当期純損失は1.42億円(前期は0.69億円の純利益)と赤字転落した。これは、トピカののれん償却やルビー・グループののれん減損による特別損失を計上したためである。営業利益は2.79億円(前期比69.6%増)と改善している。主力のマーケティングDX支援事業のセグメント利益は2.73億円(前期比80.6%増)、コマース支援事業のセグメント利益は0.06億円(前期比17.0%減)であり、コマース支援事業の利益率は低い。経営指標としてROE10%以上を目標に掲げる。

大阪・東京二本社と海外開発拠点

本社は大阪市北区梅田に置く。2005年に東京支社を開設し、2017年10月には東京支社を東京本社に改称して二本社制に移行した。これにより営業力強化と顧客サービス向上を図った。海外では2013年12月にベトナム・ホーチミン市にオフショア開発拠点LOCKON Vietnam(現YRGLM VIETNAM)を設立し、現在も連結子会社としてソフトウェア開発を担う。従業員数は334名(連結)で、国内中心に人材を配置する。2024年9月期にはルビー・グループ株式取得、2021年にはトピカ、2022年にはファーエンドテクノロジーを子会社化し、グループ規模を拡大している。

持続的なM&Aによるグループ拡大

当社は2018年以降、積極的なM&Aによって事業領域を拡大してきた。2018年10月には広告効果測定ツール「ADPLAN」事業をオプトから譲受し「アドエビス」に統合。同時にEC-CUBE事業をイーシーキューブに承継し、商号をイルグルムに変更。2020年12月にスプー、2021年7月にトピカ、2022年1月にファーエンドテクノロジー、同年5月にボクブロック(現EC-CUBE Innovations)、2024年9月にルビー・グループの株式を取得し、連結子会社とした。2024年1月にはイーシーキューブを存続会社とする吸収合併により、EC-CUBE関連会社を統合した。グループ全体で7社の子会社と1社の関連会社を持つ。

業界の中での役割はマーケティングテクノロジーとECプラットフォームを提供するSaaS企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
49億円
営業利益
3億円
営業利益率
6.1%
純利益
-1億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
マーケティングDX支援事業29億円59.2%3億円10.3%
コマース 支援事業20億円40.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01広告・マーケティング主力

広告効果測定サービス「アドエビス」を核に、運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」、動画マーケティング制作・運用「TOPICA WORKS」などを提供。企業のマーケティング活動をデータで支援する。

主な製品・サービス4
アドエビス国内シェア上位
国内有数のシェアを誇る広告効果測定ツール。Web広告の成果を可視化し、改善に役立てる。
アドエビスキャンペーンマネージャー
マーケティング・キャンペーン管理プラットフォーム。キャンペーン施策の企画から効果測定まで支援。
アドレポ
運用型広告のレポートを自動作成するツール。工数を削減し、効率的な運用を支援。
TOPICA WORKS
動画マーケティングのコンテンツ制作・運用サービス。企業のプロモーション動画を企画・制作する。

02ECソリューション主力

オープンソースのEC構築プラットフォーム「EC-CUBE」を提供し、ECサイトの構築・運用を支援。ルビー・グループ等の子会社を通じてEC構築からマーケティング支援までワンストップで提供する。

主な製品・サービス1
EC-CUBE国内シェア上位
国内シェアトップクラスのECオープンプラットフォーム。企業のECサイト構築を支援する。

製品と技術

広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」

アドエビスは、2004年に「EBiS」として販売を開始した国内有数のシェアを誇る広告効果測定ツールである。Web広告のクリック数やコンバージョンなどのデータを収集・解析し、広告主のROI向上を支援する。SaaS型で提供され、契約件数は増加傾向にある。2018年にはオプトから譲受した「ADPLAN」の機能を統合し、さらに分析レポート自動作成ツール「アドレポ」との連携により、広告代理店向けプラットフォームとしても展開。2025年9月期のマーケティングDX支援事業売上高29.2億円の大部分を占め、同事業の収益を支える。

EC構築オープンプラットフォーム「EC-CUBE」

EC-CUBEは、2006年9月に無料のオープンソース・ソフトウェアとして提供を開始した。フリーミアムモデルを採用し、無料版の普及によりユーザー数を拡大。大規模ECサイト向けの有償版「EC-CUBE Enterprise」も提供し、高負荷耐性や多言語対応などの機能をパッケージ化している。決済代行事業者からの手数料収入を得るエコシステムを構築。2018年の吸収分割によりイーシーキューブが事業を承継し、2024年にグループ内統合。2025年9月期のEC構築受注高は9.3億円、期末受注残高は4.9億円に達し、成長基調にある。

生成AI搭載の「アドエビスキャンペーンマネージャー」

2025年5月に有償販売を開始した新製品。マーケティング施策の企画から効果測定までのPDCAを構造化・効率化するプラットフォームである。過去の施策データを学習した生成AIが次回の改善提案を提示する。長年アドエビスで得た知見を基に開発され、マーケティングプロセス全体の支援範囲を拡大することを目指す。中期経営方針「VISION2027」において、同事業の成長エンジンとして位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア上位アドエビス国内有数のシェア広告・マーケティング
  • 国内シェア上位EC-CUBE国内シェアトップクラスECソリューション

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

成長途上のデジタルマーケティング企業

イルグルムは、データ活用によるマーケティング支援を主力とする独立系のデジタルマーケティング企業です。情報・通信業界に属し、2025年9月期の売上高は49億円、営業利益率は6.12%と、やや低収益ながら成長基調にあります。同業他社にはソラコム(IoTプラットフォーム)やハッチ・ワーク(デジタル人材派遣)などが存在し、各社異なる領域で競合しています。イルグルムは、国内マーケティング需要に特化しており海外比率は低いと推測され、内需依存型のビジネスモデルとなっています。規模はまだ小さく、業界内でのプレゼンスは限定的ですが、成長余地はあると考えられます。

強み

  • データ分析に強みを持ち、効果的なマーケティング施策を提供できる点が差別化要素です。
  • 特定のプラットフォームに依存せず、顧客に最適な手法を提案できる自由度があります。
  • 2023年9月期から2025年9月期にかけて売上高が36億円から49億円へ増加しています。
  • 営業利益率が5.56%から6.12%へ緩やかに改善しており、収益性向上の兆しがあります。

課題

  • 営業利益率が6%台と低く、競合と比べて収益力で劣る可能性があります。
  • 売上高が50億円未満であり、大手競合に対して資源や知名度で劣ります。
  • 海外展開の記載がなく、国内市場の変動に業績が左右されやすい構造です。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がイルグルム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
14391ロジザード38億円12.7倍
22330フォーサイド38億円11.2倍
35029サークレイス38億円18.2倍
43690イルグルム37億円109.1倍
59417スマートバリュー37億円
63674オークファン37億円
73727アプリックス36億円
83976シャノン36億円
95250GMOプライム・ストラテジー36億円33.7倍
104174アピリッツ36億円
113967エルテス35億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

ホームページ制作会社として創業した2001年

2001年6月、兵庫県尼崎市にて有限会社ロックオンとして創業した。資本金3,000千円でホームページ制作事業を開始。2003年4月には株式会社ロックオンに組織変更。同年、大阪市北区南森町へ本社を移転。創業時の事業はWeb制作が中心であったが、2003年2月には組立型ECサイト構築キット「ECサイト構築kit」(後のEC-CUBE)の販売を開始し、EC事業への第一歩を踏み出す。

広告効果測定システム「EBiS」を投入した2004年

2004年9月、インターネット広告の効果測定システム「EBiS」(現アドエビス)の販売を開始。これが現在の中核製品の原点となる。同年、本社を大阪市北区堂島に移転。2005年7月には東京都渋谷区道玄坂に東京支社を開設し、関東圏での営業基盤を構築。2006年9月にはEC構築プラットフォーム「EC-CUBE」をオープンソースとして無料公開し、開発者コミュニティを獲得した。この時期にマーケティングとコマースの両軸が固まる。

ベトナムオフショア拠点を設立した2013年

2013年12月、ベトナム・ホーチミン市にLOCKON Vietnam Co., Ltd.(現YRGLM VIETNAM)を設立。ソフトウェア開発のオフショア拠点として、コスト競争力と開発リソースの確保を目的とした。現在も連結子会社として開発業務を担う。2014年9月には東京証券取引所マザーズ市場に株式上場。これにより資金調達力と知名度を向上させ、後のM&Aの基盤を築いた。

二本社制への移行と商号変更を実施した2017~2018年

2017年7月、東京支社を千代田区有楽町に拡張移転。同年10月には東京支社を東京本社に改称し、大阪との二本社制へ移行した。2018年10月には商号を株式会社イルグルムに変更。同時にオプトから広告効果測定ツール「ADPLAN」事業を譲受け、アドエビスに統合。また、EC-CUBE事業を吸収分割により新設のイーシーキューブへ承継し、グループ内の事業を明確化した。

M&A加速とグロース市場移行の2020~2022年

2020年12月、スプー(現連結子会社)の株式取得。2021年7月にトピカ、2022年1月にファーエンドテクノロジー、同年5月にボクブロック(現EC-CUBE Innovations)を相次いで子会社化した。2022年4月には東証市場区分見直しによりマザーズからグロース市場に移行。M&Aによってマーケティング支援とEC支援のサービスラインを拡充し、グループ売上高の成長を加速させた。

EC-CUBE関連会社の統合とルビー・グループ取得の2024年

2024年1月、イーシーキューブを存続会社、EC-CUBE Innovationsを消滅会社とする連結子会社間の吸収合併を実施。EC-CUBE関連の事業体制を一本化した。同年9月にはルビー・グループの株式を取得し、ECオペレーションマネジメント事業をグループに加えた。ルビー・グループはECサイトの運用支援やフルフィルメントサービスを提供し、コマース支援事業の垂直統合を進める。

アドエビスキャンペーンマネージャー有償化とスタンダード市場変更の2025年

2025年5月、マーケティング・キャンペーン・マネジメント・プラットフォーム「アドエビスキャンペーンマネージャー」の販売を開始。生成AIを組み込んだ新製品で、マーケティング施策のPDCAを効率化する。同年8月には東証グロース市場からスタンダード市場へ市場変更。上場区分の見直しにより、より安定した市場での株式取引を選択した。

年表28件を開く

2000年代

  • 2001年6月創業兵庫県尼崎市にてホームページ制作会社として、資本金3,000千円で㈲ロックオンを設立
  • 2003年2月組立型ECサイト構築をコンセプトとして、「ECサイト構築kit」(現EC-CUBE)の販売を開始
  • 2003年4月大阪市北区南森町へ本社を移転
  • 2003年7月㈱ロックオンへ組織変更
  • 2004年9月インターネット広告の効果測定システム「EBiS」(現アドエビス)の販売を開始
  • 2004年9月大阪市北区堂島へ本社を移転
  • 2005年7月東京都渋谷区道玄坂に東京支社を開設
  • 2005年10月東京都千代田区神田へ東京支社を移転
  • 2006年9月日本発のEC構築オープンソース・ソフトウェア「EC-CUBE」を提供開始
  • 2008年8月大阪市北区梅田へ本社を移転

2010年代

  • 2012年3月東京都中央区銀座へ東京支社を移転
  • 2013年12月ベトナムホーチミン市にオフショア開発拠点のLOCKON Vietnam Co., Ltd.(現YRGLM VIETNAM Co., Ltd.、現・連結子会社)を設立
  • 2014年9月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式上場
  • 2015年9月㈲彩(現・持分法適用関連会社)の株式を一部取得
  • 2017年7月事業拡大に伴う従業員増加と顧客接点強化のため、東京都千代田区有楽町へ東京支社を拡張移転
  • 2017年10月より一層の営業力の強化と顧客サービスの向上を図るため、東京支社を東京本社に改称し、大阪との二本社制へ移行
  • 2018年10月㈱EVERRISEより運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」事業を承継し、提供を開始
  • 2018年10月㈱イーシーキューブ(現・連結子会社)を設立
  • 2018年10月商号変更EC-CUBEのメジャーバージョンアップ「EC-CUBE 4」を提供開始 吸収分割によりEC-CUBE事業を㈱イーシーキューブへ事業承継 ㈱イルグルムに商号変更 ㈱オプトより広告効果測定ツール「ADPLAN」を提供する事業を譲受け、「アドエビス」への移管

2020年代

  • 2020年12月M&A㈱スプー(現・連結子会社)の株式取得
  • 2021年7月M&A㈱トピカ(現・連結子会社)の株式取得
  • 2022年1月M&Aファーエンドテクノロジー㈱(現・連結子会社)の株式取得
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2022年5月M&Aボクブロック㈱(㈱EC-CUBE Innovations)の株式取得
  • 2024年1月M&A㈱イーシーキューブを吸収合併存続子会社、㈱EC-CUBE Innovationsを吸収合併消滅子会社とする連結子会社間の吸収合併
  • 2024年9月M&Aルビー・グループ㈱(現・連結子会社)の株式取得
  • 2025年5月マーケティング・キャンペーン・マネジメント・プラットフォーム「アドエビスキャンペーンマネージャー」の販売を開始
  • 2025年8月東京証券取引所スタンダード市場に市場変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高100億円
  • ROE10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ビジネスパートナーへの変革

    プロダクト開発会社から、プロダクトと高い専門性を持つ人財により顧客のビジネスを推進するビジネスパートナーへ変革する。2026年9月期より事業セグメントを「コマースAI事業」「マーケティングAI事業」に再編し、生成AIなどの先端テクノロジーを活用して顧客企業の生産性向上と競争力強化を支援する。

  2. 02

    コマースAI事業の拡大

    ECサイト構築・運用サービスを売上拡大フェーズへ導き、子会社ルビー・グループのECオペレーションマネジメント事業と連携してEC事業者への支援を強化。垂直統合モデルの実現に向け、より広範なサービス展開を図る。

  3. 03

    マーケティングAI事業の推進

    2025年5月より有償販売を開始した生成AI搭載のプロダクト「アドエビスキャンペーンマネージャー」の改良と拡販を推進。顧客フィードバックを基に提供価値を高め、新時代のマーケティング支援を実現する。

  4. 04

    生成AI研究開発の加速

    2020年に設立した専任の研究開発部門を中心に、生成AI応用、ナレッジ抽出、マーケティングの構造化に関する研究を継続。AIを企業知として制度化し、AI関連技術への開発投資を積極的に行い、独自サービスへの応用を加速する。

  5. 05

    グループ経営管理体制の最適化

    中期経営方針「VISION2027」において事業領域を特定したことを受け、子会社の統合によるシナジー加速や、AI企業に必要な組織能力獲得のためのM&Aを模索し、最適なグループ経営管理体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で334人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は626万円で、9期前と比べて+3.7%平均年齢は34.7歳、平均勤続年数は5.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月98
2017年9月122
2018年9月141
2019年9月60432.63.8149
2020年9月62332.13.9167
2021年9月63332.34.3184
2022年9月63433.34.4221
2023年9月63734.35.0236
2024年9月62634.25.437154
2025年9月62634.75.933490

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率24.1%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 6 / 海外 2、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
大阪本社 — 大阪市北区309百万円
マーケティングDX 支援事業 全社(共通)
大阪本社 — 大阪市北区85百万円
コマース 支援事業
東京本社 — 東京都千代田区20百万円
マーケティング DX支援事業 全社(共通)
東京本社 — 東京都千代田区2百万円
コマース 支援事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱イーシーキューブ(注)8
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 海外
    YRGLM VIETNAM Co., Ltd.
    ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スプー
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トピカ(注)3、5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権74.7%
  • 国内
    ファーエンドテクノロジー㈱
    島根県松江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ルビー・グループ㈱(注)6、8
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KIMEI GLOBAL Co., Ltd. (注)7
    ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権51.2%
  • 国内
    ㈲彩
    大阪市北区 · 持分法適用会社
    議決権20.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は49億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+36.1%、利益が+50.0%。

売上高
+36.1%
49億円
営業利益
+50.0%
3億円
純利益
-200.0%
-1億円
営業利益率
6.1%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高60億円49億円
営業利益4億円3億円
純利益3億円-1億円
1株あたり配当¥8¥8

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は16億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+77.8%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q9111.10
2023年3Q9111.11
2023年4Q90
2024年1Q900.00
2024年2Q10110.01
2024年4Q1715.90
2025年2Q2414.20
2025年4Q2528.0−1
2026年2Q29310.32
2026年3Q1616.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は9億円から49億円へ5.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月900
ベトナムホーチミン市にオフショア開発拠点のLOCKON Vietnam Co., Ltd.(現YRGLM VIETNAM Co., Ltd.、現・連結子会社)を設立
2013年9月1110
東京証券取引所マザーズ市場に株式上場
2014年9月1421
2015年9月1442
2016年9月1632
2017年9月1711
EC-CUBEのメジャーバージョンアップ「EC-CUBE 4」を提供開始 吸収分割によりEC-CUBE事業を㈱イーシーキューブへ事業承継 ㈱イルグルムに商号変更 ㈱オプトより広告効果測定ツール「ADPLAN」を提供する事業を譲受け、「アドエビス」への移管
2018年9月18−1−1
2019年9月2210
㈱スプー(現・連結子会社)の株式取得
2020年9月2632
㈱トピカ(現・連結子会社)の株式取得
2021年9月3042
ファーエンドテクノロジー㈱(現・連結子会社)の株式取得
2022年9月3342
2023年9月3632
㈱イーシーキューブを吸収合併存続子会社、㈱EC-CUBE Innovationsを吸収合併消滅子会社とする連結子会社間の吸収合併
2024年9月36225.61
2025年9月49336.1−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高49億円のうち、営業利益として残るのは3億円6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金46.9%23億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金46.9%23億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.3pt
6.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.7pt
-2.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが6億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は15億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月10011
2013年9月10011
2014年9月20327
2015年9月20028
2016年9月1−1008
2017年9月1−20−17
2018年9月0−27−212
2019年9月2−5−1−38
2020年9月5−53011
2021年9月6−30314
2022年9月4−3−3113
2023年9月6−2−3414
2024年9月4−51−113
2025年9月6−2−3415

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は32億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は51.8%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月43174.3
2013年9月53272.5
2014年9月108278.4
2015年9月1310382.9
2016年9月1412283.2
2017年9月1412285.8
2018年9月22121054.4
2019年9月21111051.4
2020年9月28131546.4
2021年9月31161551.8
2022年9月31181357.1
2023年9月32201261.4
2024年9月35191653.3
2025年9月32171551.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
16億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
11億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中49位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.8%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
36.1%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥577で、1年前と比べて-11.9%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥577+1.9%1ヶ月+2.7%1年-11.9%時価総額37億円
過去52週の値幅
安値¥510高値¥700

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)109.1倍
PER (会社予想)13.4倍
PBR1.95倍
配当利回り1.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+3.6%、25日線(537円)を上回り、75日線(535円)も突破。52週安値510円からは+8.6%と底堅い。7/30に出来高9,000株と増加し、上昇の兆し。ただし、52週高値717円からは23%下で、上値は重い。RSI60.7とやや過熱感も、トレンドは上向き。200日線(565円)が抵抗。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは105.3倍と同業界平均の30.0倍を大幅に上回り、明らかに割高水準。PBRは1.83倍で、平均の3.45倍よりは低いが、ROEは3.6%と低く、収益性は見劣りする。配当利回りは1.43%で平均の3.51%を大きく下回り、配当の魅力は限定的。直近の業績は売上高が増加し利益率も改善したが、最終利益は赤字に転落しており、PERの高さに見合う成長が実現するか不透明。やや割高と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)109.1倍47.9倍
PER (予想)13.4倍
PBR1.95倍2.96倍
ROE3.6%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

広告効果測定市場は成長を続ける一方、競合の出現や景気変動の影響が懸念される。強気派は、デジタル広告の市場拡大に伴い、効果測定のニーズが高まり、アドエビスの需要が増えるとみる。また、サブスク型で安定した収益基盤を持ち、顧客単価の向上にも期待できる。弱気派は、GoogleやMetaなどプラットフォーマーが自社で計測機能を強化しており、独立系ツールの存在意義が薄れる可能性を指摘する。さらに、競合の低価格攻勢や景気後退による広告費削減が業績に与える影響を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 市場の成長

    デジタル広告市場の拡大で効果測定の需要が堅調に増加。

  • ストック収益

    サブスク型で継続的な収益が確保され、解約率が低い。

  • 収益性改善

    直近で営業利益率が改善し、売上拡大とコスト管理が奏功。

  • 売上高36%増の高成長維持通年影響

    FY25売上高は49億円と前年比36%増。この成長を維持すれば営業利益も拡大し、収益基盤が強化される。

  • 営業利益の増勢継続決算発表後影響

    FY24営業利益2億円→FY25 3億円と増加。営業利益率6.12%の改善が続けば黒字定着が図れる。

  • 純利益黒字化でPER低下次回決算影響

    FY25は純損失1億円の赤字。黒字化すればPER105倍(時価総額35億円ベース)は急速に低下し、バリュエーション修正が進む。

  • 外国人保有0.8%の低さからの買い増し不定影響

    外国人保有比率は0.8%と極めて低い。日本株見直しの流れで買いが入れれば需給改善が期待できる。

マイナスに働く材料7
  • プラットフォーマー競合

    Google・Metaの自社計測機能が充実し、独立系の存在価値が低下。

  • 価格競争

    新興ツールが低価格で参入し、価格競争が激化。

  • 景気感応度

    広告費は景気変動の影響を受けやすく、削減時に業績が悪化。

  • 売上高の伸び率鈍化決算発表後影響

    FY25は36%増だったが、市場予想を下回れば失望売り。PER105倍の高バリュエーションは少しの業績下振れでも大きく反応する。

  • 営業利益率の低下通年影響

    FY25営業利益率6.12%と前期5.56%から改善したが、広告費等のコスト増で低下すれば増収効果が減殺される。

  • 純損失の継続通年影響

    FY25に純損失1億円を計上。投資損失や減損があれば損失拡大は時価総額35億円を直撃する。

  • PER105倍のバリュエーション過大継続影響

    時価総額35億円に対しPERは105倍と割高。業績が思わなければPERの修正が株価を大きく押し下げる。

次の決算で確かめる点
MRR(月次経常収益)
サブスク型の安定収益の成長と継続性を測るため。
解約率
顧客の定着度を示し、収益の安定性を左右する。
顧客単価
アップセルや価格改定の効果を確認し、成長性を見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8で、前期から+1.3%いまの株価に対する利回りは1.39%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥8
1株あたり
配当利回り
1.39%
いまの株価に対して
配当性向
45.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月518.6
2017年9月50.044.0
2020年9月4−20.022.1
2021年9月525.010.4
2022年9月740.022.1
2023年9月75.732.3
2024年9月85.445.6
2025年9月81.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ9,761人。区分でいちばん多いのは個人・その他96.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.7%を占め、残る98.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他83.391.491.995.397.496.9
自己株式1.00.91.71.33.32.7
事業法人1.81.82.11.81.71.7
外国法人2.61.21.20.70.10.6
証券会社4.51.62.62.10.60.6
外国人個人0.10.10.10.10.20.2
金融機関7.83.92.10.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01岩田 進41.44
02福田 博一12.10
03又座 加奈子5.17
04山下 良久1.06
05イルグルム従業員持株会1.00
06㈱博報堂0.94
07山田 智則0.83
08中川 仁0.47
09長野 佳代子0.37
10㈱アイレップ0.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-13
    福田 博一
    変更報告
    11.98%
    -1.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−2170%、1株純資産は14期で+404%。直近期のROEは3.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月1532.1
2013年9月86113.3
2014年9月2412924.077.8
2015年9月3716625.022.512.9
2016年9月2718915.174.718.6
2017年9月121966.0147.044.0
2018年9月−14185−7.4
2019年9月−6169−3.1
2020年9月2920215.758.322.1
2021年9月3825816.528.110.4
2022年9月3828313.918.622.1
2023年9月3130910.618.132.3
2024年9月113053.653.245.6
2025年9月−23268

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岩田進代表取締役 社長執行役員 CEO492,640,807
赤澤洋樹取締役 上席執行役員 CFO5218,480
椎木茂取締役769,404
佐伯壽一取締役(監査等委員)7817,404
西野充取締役(監査等委員)7412,404
大久保丈二取締役(監査等委員)7911,404
遠藤元一69
川原均取締役66
藤田明久取締役60
若松典子取締役(監査等委員)55

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)36056622
社外取締役3183217

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容797字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、当社、子会社7社(孫会社1社を含む)及び関連会社1社で構成されており、国内有数のシェアを誇る広告効果測定ツール「アドエビス」等のサービスを提供するマーケティングDX支援事業と、EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE(イーシーキューブ)」及びEC構築からマーケティング支援までのECソリューションを提供するコマース支援事業の2セグメントで事業を展開しております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関係は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)マーケティングDX支援事業 当事業は、広告効果測定サービス「アドエビス」、マーケティング・キャンペーン・マネジメント・プラットフォーム「アドエビスキャンペーンマネージャー」、運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」、動画マーケティングのコンテンツ制作や運用を行う「TOPICA WORKS」、プロジェクト管理ツール「My Redmine」等のサービスを提供する事業であります。 (主な関係会社) 当社、YRGLM VIETNAM Co., Ltd.、㈱スプー、㈱トピカ、ファーエンドテクノロジー㈱及び㈲彩 (2)コマース支援事業 当事業は、EC構築のためのオープンプラットフォーム「ECーCUBE」及びEC構築・運用支援サービス等を提供する事業であります。 (主な関係会社) ㈱イーシーキューブ、ルビー・グループ㈱及びKIMEI GLOBAL Co., Ltd [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)関連会社の㈲彩は、重要性が乏しいため記載しておりません。
経営方針・対処すべき課題2,883字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 また、2026年9月期より、「マーケティングDX支援事業」から「マーケティングAI事業」、「コマース支援事業」から「コマースAI事業」へと事業セグメント名称を変更するため、事業セグメント名称については変更後の名称で記載しております。 1.会社の経営の基本方針 当社グループは「Impact On The World」を経営理念に掲げ、関わるすべての人に良い影響を与え、それを世界規模で実現したいという創業以来の想いを大切にしています。この理念の実現に向け、データとテクノロジーを活用して世界中の企業のマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の幸せを創出することをビジョンとしています。 2.経営環境 日本は、今後急激な人口減少が進むという重大な社会課題に直面しており、将来的には人財不足により社会活動の維持が難しくなることが予想されています。その一方で、労働生産性が国際的に低いことから、テクノロジーを活用した業務改革による生産性向上が一層求められています。 これに対し、近年、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化が著しく、業務の効率化のみならず、企業の価値創造のあり方にも変化をもたらしています。これにより、テクノロジーを使いこなし、AIと協働して新たな成果を生み出す人財の重要性が高まっています。しかしながら、生産年齢人口の減少が進む中で、このような高度人財の確保と育成は、企業にとって極めて重要かつ困難な課題となっています。 3.経営戦略等 当社グループは、2000年の創業以来、プロダクトを開発・提供することで社会に貢献してまいりましたが、2023年11月に発表した中期経営方針「VISION2027」において、プロダクト開発会社から、プロダクトと高い専門性を持つ人財によって顧客のビジネスを推進するビジネスパートナーへの変革を掲げております。具体的には、2026年9月期からはセグメント名称を変更し「コマースAI事業」と「マーケティングAI事業」の2つを事業ドメインとして、生成AIをはじめとする先端テクノロジーを活用しながら、顧客企業の生産性向上と競争力強化を支援し、日本が直面する社会課題の解決に貢献してまいります。 4.目標とする経営指標 当社グループでは、最も重要な経営指標として売上高を掲げるとともに、適正な利益の確保や株主還元にも注力しております。中期経営方針「VISION2027」では、連結営業利益を黒字に保ちながら、生成AIをはじめとする先端テクノロジーへの投資を継続し、新たな収益の柱を構築することで、「コマースAI事業」及び「マーケティングAI事業」の拡大を通じて成長を加速させてまいります。これにより、連結売上高100億円の達成に向けた道筋を明確にし、利益の持続的成長を目指します。また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、ROE10%以上を重視する経営指標として掲げております。 5.優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、主にインターネット広告市場を中心に事業を行っており、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 (1) 事業展開について コマースAI事業では、ECサイトの構築・運用サービスが順調に立ち上がり、売上拡大フェーズに入っております。さらに、子会社であるルビー・グループ㈱のECオペレーションマネジメント事業を通じて、EC事業者への支援を強化し、垂直統合モデルの実現に向けて、より広範なサービス展開を図ってまいります。 一方、マーケティングAI事業では、2022年9月期より新たなプロダクト「アドエビスキャンペーンマネージャー」の研究開発に注力しており、2025年5月より有償販売を開始いたしました。本プロダクトは生成AIを組み込んだ新時代のマーケティング支援製品であり、引き続き、顧客からのフィードバックを基に改良を重ね、提供価値の向上と拡販を推進してまいります。 (2) 環境変化への対応について 顧客ニーズの高度化・多様化、テクノロジーの進化と生成AIをはじめとするAI活用の拡大、規制強化やデータプライバシーへの対応、オムニチャネル戦略の重要性の高まり、サプライチェーンの見直しと効率化支援、さらにはESG(環境・社会・ガバナンス)への意識の浸透など、事業環境は大きく変化しております。当社グループでは、これらの環境変化を常に注視しながら、データとテクノロジーを活用したソリューションの提供を通じて、顧客企業の成長と社会課題の解決に貢献してまいります。 (3) 人財について 中期経営方針「VISION2027」で掲げる、プロダクトと高い専門性を持つ高度人財によって顧客のビジネスを推進するビジネスパートナーへの変革を実現するためには、当社の人的資本においても大きな変革が必要です。生成AIをはじめとするテクノロジーの進化に伴い、高度な専門性と創造性を兼ね備えた人財の獲得及び育成は、当社グループにとって極めて重要な経営課題となっております。今後も、多様な働き方を支援する制度や環境の整備、人財の成長を促す教育の充実を図りながら、持続可能な雇用の創出と人的資本の価値向上に取り組んでまいります。 (4) 研究開発について 昨今、生成AIのビジネス活用が注目される中、当社グループの事業領域であるマーケティングプロセス及びコマース領域においても、生成AIの活用はもはや欠かせないものとなっております。当社は2020年に専任の研究開発部門を設立し、生成AI応用、ナレッジ抽出、マーケティングの構造化に関する研究を進めてまいりました。また、「AIによるマーケティング施策企画推定」に関する特許を出願するなど、AIを企業知として制度化する研究開発体制を構築しております。今後も、AI企業として、AIを活用した独自サービス(アプリケーション)への開発投資を積極的に行い、AI関連技術の研究開発及び提供を加速してまいります。 (5) グループ経営管理について 以前の中期経営方針「VISION2023」では、次世代の事業の柱を見つけるための探索フェーズと位置づけ、複数の会社を子会社化することで探索を進めてまいりましたが、現行の中期経営方針「VISION2027」において、明確に事業領域を特定するに至りました。これに伴い、これまでは複数の子会社からなる企業集団を目指してまいりましたが、今後はシナジーを一層加速させるため、事業体の統合を進めるとともに、AI企業として必要な組織能力を獲得するためのM&Aを模索するなど、「VISION2027」の実現に向けて、より最適なグループ経営管理体制を構築してまいります。
事業等のリスク6,422字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下とおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に関するリスクについて インターネット市場等の動向について 当社グループはインターネット広告市場及びEC市場を主たる事業領域としており、当社グループ事業の継続的な拡大・発展のためには、更なるインターネット環境の整備、インターネットの利用拡大に加えて、インターネット広告の需要拡大や、EC市場の発展が必要と考えております。 しかしながら、インターネットの普及に伴う環境整備やその利用に関する新たな規制の導入、技術革新等により、今後のインターネットサイト運営の遂行が困難になった場合や、急激な景気の変化等によりインターネット広告の需要やEC市場での取引が縮小した場合には、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、急激な為替変動や資源価格の高騰、東欧や中東における紛争に伴う政情不安、欧米先進国を中心とした高インフレの継続と急速な金融引き締め等により、わが国経済の先行きは不透明な情勢となっております。こうした環境変化が当社グループの顧客企業に及ぼす影響につきましては、高い緊張感をもって注視してまいります。 (2)事業内容に関するリスクについて ① マーケティングDX支援事業について インターネット業界においては日々新しい技術や機能が開発されており、当社グループもサービス機能の拡充のための開発や、新サービスや新事業の開発に取り組んでおります。また、主力事業である「マーケティングDX支援事業」は月額課金型のサブスクリプションビジネスであり、業容拡大のためには契約件数の拡大が必須であることから、営業体制の拡充や広告宣伝の強化に努めております。 このようなシステム開発投資や、広告宣伝等への投資については先行投資となることから、投資先行の局面においては、利益率が低下する可能性があります。 また、これら先行投資を行ったにもかかわらず、想定どおりに事業拡大・成長が進まない場合には、結果として投資を回収できないこととなり、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定のサービスへの依存度について 当社グループは、高い利益率と成長性を得るために、自社開発サービスによる売上収益の比率を高める経営戦略を採っております。その中でも、主力サービス「アドエビス」関連の売上収益は、当期には売上収益の約44.2%を占めており、当期において当社グループの売上収益の多くが同サービス関連の売上に依存していることを示しております。市場環境の変化、内外の景気動向の変化などにより、同サービスの需要に大きな変化が現れた場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 また、インターネット広告市場においては、多くの企業が事業展開していることもあり、競合サービスが増加する可能性があります。今後、十分な差別化や機能向上等を行えなかった場合や、新規参入等により競争が激化した場合には、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 情報取得に関する制限について 当社グループの「アドエビス」はインターネット広告の効果測定システムを基盤としてサービスを展開しておりますが、インターネット広告配信や媒体、ブラウザ閲覧サービス運営者等の方針転換により、情報の自動収集に制限が加わったり、禁止されたりする可能性があります。このような事象が生じた場合、当社グループは独自の方法により同様のデータ収集に努める方針ですが、現在収集できているデータを取得できなくなることでサービスの品質が低下したり、情報の収集に対して追加コストが発生したりする場合等には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ コマース支援事業について 当社グループの「コマース支援事業」では、EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE」の提供、「EC-CUBE」をベースとしたEC受託開発及び保守・メンテナンスサービスを行う事業を行っております。「EC-CUBE」はフリーミアムモデルのオープンソース・パッケージとして提供しており、EC事業者のインフラ整備や売上向上に貢献する一方、連携する決済代行事業者等のオフィシャルパートナーから決済手数料収入を得るというビジネスモデルです。 したがって、オフィシャルパートナーの経営成績に影響が生じた場合、当社への決済手数料収入の減少へとつながり、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、EC受託開発につきましては、顧客との契約に基づき、ごく短期的な受託開発を除き、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができる場合には、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益、費用を認識しております。そのため、何らかの要因により当初の計画から作業進捗に遅延がでた場合は、計上時期の遅れによる収益の減少、想定外の費用負担による費用の増加等、採算性が悪化する可能性があります。さらに、顧客の検収後に予期せざる不具合が生じた場合は、適正化のための追加費用や損害賠償請求への対応を余儀なくされ、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ M&Aについて 当社グループは事業拡大の手段としてM&Aを重要な選択肢の一つに位置づけておりますが、市場環境の変化等により買収した事業の運営又は今後の買収が計画通に進捗しない場合があり、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)システム等に関するリスクについて ① 情報セキュリティやシステム障害について 当社グループの事業はインターネット環境に依存しており、サービス及びそれを支えるシステムやインターネット接続環境の安定した稼働を前提としております。また、事業展開を通じて収集・保管するビッグデータを分析基盤としてサービス提供や改善に活用しております。システムトラブルの発生可能性を低減して安定したサービス提供を行うために、安定的運用のためのシステム強化、セキュリティ強化を徹底しており、万が一トラブルが発生した場合においても短時間での復旧が可能な体制を整えております。 しかしながら、大規模なプログラム不良や、想定を大幅に上回るアクセス集中、コンピュータウィルス等により、開発業務やシステム設備等に重大な被害が発生し、正常に稼働できなくなった場合、及びその他何らかの理由によりシステム障害や保有するビッグデータの消失等が発生した場合には、当社グループの事業活動に支障が生じることにより、ユーザーとの信頼関係に悪影響を及ぼし、賠償責任の発生等によって、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 技術革新について 当社グループが事業展開しているインターネット関連市場では、活発な技術革新が行われておりそのスピードが速いことから、技術革新に応じたシステムの拡充、及び事業戦略の修正等も迅速に行う必要があると考えております。特に、2025年に入り、インターネット関連市場においては生成AIの急速な普及が見られ、自社サービス等への活用の動きが顕著であります。当社グループではこうした業界内外の動向を注視しつつ、迅速に既存サービスにて新たな技術を展開できる開発体制を整えております。 しかしながら、予期しない技術革新等があった場合、それに伴いシステム開発費用が発生する可能性があります。また、適時に対応ができない場合、当社グループの技術的優位性やサービス競争力が低下し、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 事業拡大に伴う設備投資について 当社グループでは、サービスの安定稼働やユーザーの満足度向上を図るためには、サービスの成長に伴い先行的にシステムやインフラに投資を行っていくことが必要であると認識しております。 今後、現在展開している事業で予測されるユーザー数・アクセス数の拡大、新規事業への参入、及びセキュリティ強化のための継続的な設備投資を計画しておりますが、実際のユーザー数及びアクセス数が当初の予測から大幅に乖離する場合、設備投資の前倒しや当初計画を上回る投資を行わなければならず、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法的規制及び知的財産等に関するリスクについて ① 一般的なインターネットにおける法的規制について 当社グループの事業を規制する主な法令等として「特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律」(通称「情報流通プラットフォーム対処法」(旧「プロバイダ責任制限法」))」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)」「電気通信事業法」及び「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(青少年ネット規制法)」があります。 近年、インターネット上のトラブルへの対応として、インターネット関連事業を規制する法令は徐々に整備されてきており、今後、インターネットの利用や関連するサービス及びインターネット関連事業を営む事業者を規制対象とする新たな法令等の施行や既存法令等の解釈変更がなされた場合には、当社グループの事業が制約を受ける可能性があります。その場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 個人情報の取り扱いについて 当社グループでは、インターネット関連サービスの提供を通じ、各サービス利用者の関係者を識別することができる個人情報や、プライバシー情報を保有しております。 当社グループでは、個人情報やプライバシー情報を取り扱う際の業務フローや社内体制を明確化し、個人情報管理に関する規程を制定しております。併せて役員及び社員を対象とした社内教育を通じて、関連ルールの存在を周知徹底し、意識の向上を図っております。2006年12月より、財団法人日本情報処理開発協会(現一般財団法人日本情報経済社会推進協会)が発行するプライバシーマークを取得しております。 また、当社グループのコンピュータシステムは、外部からの不正アクセスを防止するためのファイヤーウォール等のセキュリティ手段によって保護されております。 しかしながら、個人情報やプライバシー情報が当社グループの関係者や業務提携先の故意又は過失により、外部へ流出もしくは悪用される事態が発生した場合や、欧州連合の一般データ保護規則(GDPR)に意図せず違反した場合には、当社グループが損害賠償を含む法的責任を追及される可能性があるほか、当社グループ並びに運営サービスの信頼性やブランドが毀損し、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産権の侵害等について 当社グループは、運営する事業に関する知的財産権の保護に努めております。第三者の知的財産権の侵害を防ぐ体制として、社内で侵害の有無について確認を行った上で、必要に応じて顧問弁護士及び弁理士と連携を取って可能な限り知的財産権侵害・被害等のリスクを軽減すべく活動しております。 しかしながら、万が一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、第三者から損害賠償請求や使用差止請求等の訴えを起こされる可能性があり、これらに対する支払いが発生する可能性があります。また、当社グループが保有する知的財産権について、第三者により侵害される可能性があるほか、当社グループが保有する知的財産の法的権利化ができない場合、当社グループの事業及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (5)事業運営体制に関するリスクについて ① 小規模組織であることについて 当社グループは、2025年9月30日現在において提出会社の取締役6名(うち、非常勤監査等委員3名)、執行役員7名(うち、取締役兼任2名)及び従業員329名(執行役員除く)と小規模な組織であり、業務執行体制もこれに応じたものになっております。 当社グループは、今後の急速な事業の拡大に応じて社員の育成、人財の採用を行うとともに、業務執行体制の充実を図っていく方針でありますが、これらの施策が適時適切に進行しなかった場合、あるいは役員及び社員が予期せず退任又は退職した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人財の確保及び育成について 当社グループは、今後想定される事業拡大や新規事業の展開に伴い、継続した人財の確保が必要であると考えております。特に新規事業を立ち上げ、拡大・成長させていくための事業開発力・マネジメント能力を有する人財や、システム技術分野のスキルを有する人財の確保に努めるとともに、教育体制の整備を進め人財の定着と能力の向上に努める所存であります。 しかしながら、当社グループの求める人財が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や人財流出が進んだ場合には、経常的な業務運営及び新規事業の拡大等に支障が生じ、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定の人物への依存について 代表取締役社長執行役員CEOである岩田進は、当社の設立者であるとともに、大株主であり、経営方針や事業戦略の決定において極めて重要な役割を果たしております。 当社グループでは執行役員制度を導入しており、経営監督を担う取締役会と業務執行を担う執行役員の役割を区別していることや、事業運営のための定例会議等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図ることで、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。 しかしながら、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難となった場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 内部管理体制の強化について 当社グループでは、企業価値の継続的な増大を図るにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しております。 業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保のための内部統制システムの適切な運用、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守を徹底してまいりますが、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (6)災害・紛争・事故等に関するリスクについて 地震や台風等の自然災害や大規模な事故、国際紛争等が発生した場合には、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、このような事態に備え、定期的なバックアップや稼働状況の監視によりシステムトラブルの未然防止や回避及び速やかな復旧体制の構築に努めておりますが、各種災害等の発生による影響を完全に防止できる保障はなく、地震等の大規模災害の発生や事故により本社及びデータセンターが被害を受けた場合、当社グループが提供する事業の継続に支障をきたし、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,300字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の拡大や雇用・所得環境に改善が見られ、緩やかな回復が続くことが期待されております。一方で、不安定な国際情勢を背景とした原材料価格・エネルギー価格の高騰や急激な為替変動等による景気への影響が懸念される等、依然として先行き不透明な状況が続いております。 一方、当社グループが事業を展開している国内のインターネット広告市場については、社会のデジタル化を背景に2024年のインターネット広告費は前年比109.6%の3兆6,517億円(㈱電通「2024年日本の広告費」)と継続的に高い成長率を維持しており、総広告費に占める割合も47.6%まで拡大しております。 また、当社グループのもう一つの対面市場であるEC市場については、2024年国内BtoC-EC市場規模は前年比105.1%の26.1兆円となりました。分野別では、物販系分野に関して前年比103.7%と伸長しており、物販系分野におけるEC化率についてもBtoC-ECで9.8%(前年比0.4ポイント増)と伸長しております。BtoB-EC市場におけるEC化も43.1%(前年比3.1ポイント増)と増加傾向にあり(いずれも経済産業省「令和6年度電子商取引に関する市場調査報告書」)、国内のEC市場規模拡大は継続しております。 このような事業環境の下、当社グループは、データとテクノロジーによって世界中の企業によるマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の幸せをつくる企業を目指して事業展開を行っております。当連結会計年度においては、マーケティングDX支援事業、コマース支援事業、両セグメントの売上高増加により増収となり、売上高4,934,733千円(前期比35.7%増)、営業利益278,892千円(前期比69.6%増)、経常利益279,654千円(前期比72.5%増)となりましたが、㈱トピカに係るのれんの償却額、ルビー・グループ㈱に係るのれん等の減損による特別損失を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失は142,198千円(前期は68,767千円の純利益)となりました。 セグメントごとの経営成績は以下のとおりとなりました。 (マーケティングDX支援事業) 当事業は、インターネットにおける消費者行動を横断的に測定し、マーケティングに活用するためのクラウドサービス等を提供する事業であります。当事業では、2024年9月期を開始年度とする中期経営方針「VISION2027」の戦略として、広告効果測定におけるクロスセルを強化し、新たなSaaSの提供開始・人的支援サービスの強化後、これら3つを掛け合わせたクロスセルを強化し、2027年9月期までに過去最高件数を更新することを目指しております。提供しているサービスは広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」を主力サービスとし、分析レポート自動作成サービス「アドレポ」を提供する広告代理店向けプラットフォームビジネスやインキュベーション領域として新サービスの開発にも取り組んでおります。 当連結会計年度においては、中期経営計画「VISION2027」の戦略の一つである新たなSaaSとして、2025年5月に国内初のマーケティング・キャンペーン・マネジメント・プラットフォーム「アドエビスキャンペーンマネージャー」の正式版の提供を開始いたしました。長年「アドエビス」を提供する中で見えてきた「マーケティング施策の効果改善サイクルを回したい」という顧客課題を、マーケティング施策のPDCAを構造化・効率化することや、過去施策を学習した生成AIによって次回施策の改善提案を提示すること等によって解決を図ってまいります。これにより、当事業の支援範囲を広告効果測定領域からマーケティングプロセス全体へ拡大いたしました。 この結果、当連結会計年度の売上高は2,923,546千円(前期比2.2%増)、セグメント利益は272,683千円(前期比80.6%増)となりました。主力サービスである「アドエビス」の売上高が伸長したこと等により、増収増益となりました。また、「Growth Step Program」や「CAPiCO」を軸として契約件数の増加に取り組んだ結果、契約件数については前連結会計年度末から増加となっております。 (コマース支援事業) 当事業は、EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE」及びEC構築・運用フェーズを軸として、集客・物流に至るまで、EC事業者が直面する課題に対して支援サービスを提供する事業であります。 オープンプラットフォーム「EC-CUBE」はフリーミアムモデルのオープンソース・パッケージとして提供しており、「EC-CUBE」と連携する各種サービス(決済代行等)の提供事業者から決済手数料収入を得るというエコシステムを構築しております。 一方、EC構築領域においては大規模ECサイトを中心としたEC構築を行うとともに、「EC-CUBE Enterprise」として大規模ECサイトに必要とされる高アクセスに耐えるインフラ基盤・モール型EC・多言語対応等の機能をパッケージとして用意し、コストパフォーマンスに優れた高可用性システムとして大型案件の獲得に取り組んでおります。また、EC運用支援領域においては、前連結会計年度末に連結対象となったルビー・グループ㈱において、ECサイトの運用支援事業やフルフィルメントサービスの提供を行っております。 当連結会計年度においては、EC構築領域では、引き続き大規模EC構築案件の受注獲得に注力しながら、開発内製化の拡大を含む開発体制拡充に取り組んでまいりました。営業面においては新規獲得や既存顧客からの追加受注等の事業進捗があった一方で、体制拡充に伴う採用費等の経費が先行する状況にあります。また、ルビー・グループ㈱においては経営管理体制の見直し等による収益改善等に着手しており、その成果が少しずつ現れてきている状況であります。 この結果、当連結会計年度の売上高は2,017,691千円(前期比159.2%増)、セグメント利益は6,209千円(前期比17.0%減)となりました。EC構築事業の増収により売上は伸長しているものの、EC構築事業に係る外注費の増加や利益率の高い決済手数料収入の減収に伴い、セグメント利益については減益となりました。 なお、新規EC構築案件の受注に注力したことにより、当連結会計年度の受注高は928,248千円(前期比124.8%増)となり、期末受注残高は485,947千円(前期末比335.9%増)となりました。 また、財政状態については次のとおりとなりました。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は2,401,766千円となり、前連結会計年度末に比べ161,592千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が151,225千円、受取手形及び売掛金が138,918千円それぞれ増加し、未収入金が154,026千円減少したことによるものであります。 また、固定資産は803,324千円となり、前連結会計年度末に比べ480,947千円減少いたしました。これは主に減損損失の計上や償却等によりのれんが372,385千円、ソフトウエアが82,032千円それぞれ減少したことによるものであります。 この結果、総資産は3,205,091千円となり、前連結会計年度末に比べ319,355千円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は1,103,974千円となり、前連結会計年度末に比べ18,868千円減少いたしました。これは主に返済により1年内返済予定の長期借入金が89,949千円減少したことによるものであります。 また、固定負債は416,315千円となり、前連結会計年度末に比べ50,301千円減少いたしました。これは主に返済により長期借入金が74,969千円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は1,520,289千円となり、前連結会計年度末に比べ69,169千円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は1,684,802千円となり、前連結会計年度末に比べ250,185千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失142,198千円の計上及び剰余金の配当48,065千円によるものであります。 この結果、自己資本比率は51.8%(前連結会計年度は53.3%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ136,749千円増加(前期は50,412千円減少)し、1,461,669千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローについては、590,444千円の収入(前期は386,259千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失60,594千円(前期は159,569千円の純利益)を計上した一方で、減損損失219,495千円(前期は2,779千円)、のれん償却額(特別損失)98,808千円(前期は該当なし)、減価償却費198,263千円(前期は175,002千円)、のれん償却額106,067千円(前期は122,224千円)を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローについては、188,138千円の支出(前期は489,394千円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出147,359千円(前期は141,304千円の支出)や、有形固定資産の取得による支出20,804千円(前期は14,232千円の支出)によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローについては、264,204千円の支出(前期は53,967千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出164,918千円(前期は270,198千円の支出)や、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出51,240千円(前期は7,750千円の支出)によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 生産高(千円)   前年同期比(%) マーケティングDX支援事業   —   — コマース支援事業   366,679   143.8 調整額   —   — 合計   366,679   143.8 (注)1.マーケティングDX支援事業は受注生産形態をとらない事業のため、生産の規模を金額あるいは数量で示すことがなじまないため、記載しておりません。 2.金額は、製造原価により算出しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) マーケティングDX支援事業   —   —   —   — コマース支援事業   928,248   224.8   485,947   435.9 調整額   —   —   —   — 合計   928,248   224.8   485,947   435.9 (注)マーケティングDX支援事業は受注生産形態をとらない事業のため、受注の規模を金額あるいは数量で示すことがなじまないため、記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 販売高(千円)   前年同期比(%) マーケティングDX支援事業   2,923,546   102.2 コマース支援事業   2,017,691   259.2 調整額   △6,505   - 合計   4,934,733   135.7 (注)調整額は、セグメント間取引消去額であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産の分析) 当連結会計年度末における資産の合計は3,205,091千円となり、前連結会計年度末に比べ319,355千円減少いたしました。 当連結会計年度末における流動資産は2,401,766千円となり、前連結会計年度末に比べ161,592千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が151,225千円、受取手形及び売掛金が138,918千円それぞれ増加し、未収入金が154,026千円減少したことによるものであります。また、固定資産は803,324千円となり、前連結会計年度末に比べ480,947千円減少いたしました。これは主に減損損失の計上や償却等によりのれんが372,385千円、ソフトウエアが82,032千円それぞれ減少したことによるものであります。 なお、セグメント毎の内訳については、マーケティングDX支援事業が2,367,759千円、コマース支援事業が839,560千円であります。 (負債の分析) 当連結会計年度末における負債の合計は1,520,289千円となり、前連結会計年度末に比べ69,169千円減少いたしました。 当連結会計年度末における流動負債は1,103,974千円となり、前連結会計年度末に比べ18,868千円減少いたしました。これは主に未払金が130,258千円減少し、買掛金が99,589千円増加したことによるものであります。 また、固定負債は416,315千円となり、前連結会計年度末に比べ50,301千円減少いたしました。これは主に返済により長期借入金が74,969千円減少したことによるものであります。 (純資産の分析) 当連結会計年度末における純資産合計は1,684,802千円となり、前連結会計年度末に比べ250,185千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失142,198千円の計上及び剰余金の配当48,065千円によるものであります。 この結果、自己資本比率は51.8%(前連結会計年度末は53.3%)となりました。 b.経営成績の分析 当連結会計年度における経営成績の概要については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。連結損益計算書の主要項目ごとの前連結会計年度との主な増減要因等は次のとおりであります。 (売上高、営業利益) 当連結会計年度の売上高は4,934,733千円(前年同期比35.7%増)、売上総利益は2,566,367千円(前期比21.1%増)営業利益は278,892千円(前期比69.6%増)となりました。 セグメント別の売上高は、マーケティングDX支援は主力サービスである「アドエビス」の売上高が伸長したことにより売上高は2,923,546千円(前期比2.2%増)となりました。 また、コマース支援事業については、前連結会計年度末に連結対象となったルビー・グループ㈱の業績が通期で寄与し、売上高は2,017,691千円(前期比159.2%増)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、消費税の還付13,276千円、開発支援金6,873千円、受取利息及び配当金5,488千円、持分法による投資利益3,340千円等を計上したことにより33,212千円(前期比156.3%増)となりました。また、営業外費用は上場関連費用11,110千円、借入金に係る支払利息7,461千円、固定資産除却損7,150千円等を計上したことにより32,451千円(前期比112.9%増)となりました。この結果、経常利益は279,654千円(前期比72.5%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損失) 当連結会計年度の税金等調整前当期純損失は、㈱トピカに係るのれんの償却額、ルビー・グループ㈱に係るのれん等の減損による特別損失を計上したことにより60,594千円(前期は159,569千円の純利益)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純損失は142,198千円(前期は68,767千円の純利益)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 また、当社グループの資本の財源については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入れによる資金調達によっております。今後の資金需要のうち主なものはM&A資金及びシステム開発等にかかる設備投資等によるものであります。 なお、当連結会計年度末における借入金の残高は679,413千円(前期比28.1%減)であり、現金及び現金同等物の残高は1,461,669千円(前期比10.3%増)となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これらの連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、過去の実績等を勘案して合理的な見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 また、当社グループの連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、中期経営方針「VISION2027」において成長投資を実施しながら売上・利益ともに成長を目指すことを基本方針に掲げており、生成AIをはじめとする先端テクノロジーへの投資を継続し、新たな収益の柱を構築することで、「コマースAI事業」及び「マーケティングAI事業」の拡大を通じて成長を加速させてまいります。 重視する経営指標としては従来より売上高及び営業利益をあげておりますが、これらに加えて、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、ROE10%超を重視する経営指標に加えております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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