概要
サークレイスは、2012年にパソナグループとTquilaの合弁で設立されたIT企業である。Salesforce、ServiceNow、Databricksなどのクラウドプラットフォームを活用したDX支援コンサルティングを主軸に、自社SaaS「AGAVE」を提供する。2022年に東証グロース市場に上場。2026年3月期の売上高は45億円、営業利益3億円。従業員数370名。
二つの事業セグメントが支える収益構造
サークレイスの事業は「コンサルティング事業」と「アオラナウ事業」に分かれる。2026年3月期の売上高構成比はコンサルティング事業が77%、アオラナウ事業が23%である。コンサルティング事業の内訳は、Salesforce・Anaplan等の導入構築支援が34%、ノーコード開発や生成AI活用を含む「AI & Data Innovation」が39%、SaaSサービスが4%である。アオラナウ事業はServiceNow導入支援に特化し、2026年3月期に営業利益36百万円と黒字化を達成した。
マルチクラウドとAIで広げるサービス領域
同社はSalesforceに加え、Databricks、AWS、Microsoft、Anaplanなど複数のクラウドプラットフォームを扱う。2024年にはCopado社と提携し、SalesforceのDevOps基盤導入支援を開始。生成AIエージェント「Agentforce」の導入支援や、自社でもAIエージェント社員「AGENA」を導入し、生産性向上のノウハウを顧客に提供する。また、ServiceNow領域ではアオラナウ株式会社が一貫支援を行う。
海外展開とグループ連携の実態
サークレイスはベトナムに合弁会社Circlace HT Co., Ltd.を設立し、オフショア開発拠点を持つ。国内では福岡、大阪にオフィスを展開。グループ会社として、ServiceNow専門のアオラナウ株式会社、AI・データ分析に特化したarcbricks株式会社、経営変革支援のSynthesy株式会社が出資先として連携する。2024年にはFTL株式会社を吸収合併し、リソースを拡充した。
成長を支える人材戦略と指標
同社は2030年3月期に売上高100億円を目標に掲げる。人的資本投資として、ダイバーシティ目標を設定し、女性リーダー職比率50%、外国籍比率30%、平均年齢34.0歳を目指す。2026年3月時点の実績は女性リーダー職30.1%、外国籍12.2%、平均年齢37.8歳である。また、Salesforce認定トレーニングの累計受講者数は9,600名超で、教育事業も収益に貢献する。
業界の中での役割はエンタープライズ企業向けDXコンサルティングサービスの提供者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コンサルティング事業 | 35億円 | 77.8% | 2億円 | 5.7% |
| アオラナウ事業 | 10億円 | 22.2% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01コンサルティング(クラウド導入支援)主力
Salesforce、Databricks、AWS、Microsoft、Anaplanなどのクラウドプラットフォームを活用し、企業の業務設計から導入・開発・運用支援まで包括的に提供。CRM、データ基盤、ローコード開発、生成AI活用など多様なニーズに対応。
- Salesforce Consulting
- Salesforceプラットフォームを活用した導入支援・開発・運用設計の一貫提供。Sales CloudやService Cloudの標準機能の導入から、業務要件に応じたカスタムアプリ開発、外部連携まで対応。
- Databricks Consulting
- Databricksを中核としたレイクハウス基盤の構築支援。分散データの統合、AI・機械学習を活用した分析基盤整備からAIエージェント導入、AI人材育成までワンストップで提供。
- AWS Consulting
- AWSを活用したWebアプリ開発、インフラ構築、コンサルティング、プロジェクトマネジメント。E2Eテストやユニットテスト導入でバグを予防、大規模データや高トラフィック対応の設計構築が強み。
- Microsoft Power Platform
- Power Apps、Power Automate、Power BIを活用したノーコード・ローコード開発支援。業務プロセス自動化、データ可視化、業務アプリ構築により、業務部門自らがDXを推進できる体制を支援。
- Anaplan Consulting
- クラウド型計画管理ソリューション「Anaplan」の導入支援。業種横断的な業務構造にテンプレートとカスタマイズを組み合わせ、導入のスピードと精度を両立。
02AI & Data Innovation準主力
生成AIやデータを活用した次世代型の業務変革支援。ノーコード/ローコード開発、API連携、業務自動化、データ分析・可視化に加え、Onsite Service(常駐支援)、エデュケーション(人材育成)、ConsulTech(業務改革)を組み合わせ、顧客のDX実現を多面的に支援。
- Onsite Service
- Salesforce運用の定着支援として、専任スタッフが顧客企業に常駐し、業務部門と連携した運用代行・改善支援を提供。顧客環境に即した改善サイクルで定着率を向上。
- エデュケーション
- SalesforceやMuleSoft、Tableauの認定資格取得支援を目的とした法人向けトレーニング。2017年以来の累計受講者数は9,600名以上。セールスフォース・ジャパン認定講師も在籍。
- ConsulTech
- マーケティングから営業、カスタマーサクセスまでのビジネスプロセスを理解し、業務効率向上を伴走支援。データに基づく意思決定のプラットフォーム構築から戦略立案・実行まで包括。
03ITサービスマネジメント(ServiceNow)準主力
ServiceNowを活用し、ITサービスマネジメント領域の導入・設計・開発・定着支援を一貫提供。IT運用高度化と業務標準化を支援し、組織変革と継続的な業務改善を実現。
- ServiceNow導入支援
- ServiceNowを活用したITサービス管理の導入・設計・開発・定着支援。ITSMの効率化に加え、人事・総務・経理などのバックオフィス領域や営業・カスタマーサポートの業務効率化も支援。
04SaaS(海外駐在員管理)副次
自社SaaS「AGAVE」を提供。海外駐在員の赴任前・赴任中・帰任時の人事業務を一元管理するクラウドサービス。経費申請やワークフロー等を効率化し、人事部門の業務可視化と内部統制強化に寄与。2026年3月末時点で12,000ID超の導入実績。
- AGAVE
- 海外駐在員の人事関連業務を一元管理するSaaS型クラウドサービス。タスク管理、経費申請、ワークフロー処理、ドキュメント共有、給与計算などを提供し、人事部門の業務効率化を実現。
製品と技術
海外駐在員管理SaaS「AGAVE」の機能と導入実績
AGAVEは海外駐在員の赴任前から帰任までの業務を一元管理するクラウドサービスである。経費申請、各種ワークフロー、給与データ管理、プロジェクト管理などの機能を持つ。2026年3月末時点で契約ユーザーID数は12,000超。2024年には海外給与計算機能を追加し、生成AIを活用したAIヘルプデスク機能も提供。2025年度のSaaS売上高は190百万円で前期比25.6%増と成長を続ける。
Salesforceコンサルティングの全容
Salesforce Consultingは、Sales CloudやService Cloudの導入からアプリ開発、外部連携までを一貫支援する。同社はセールスフォース・ジャパン認定のトレーニング8コースを提供し、累計受講者9,600名超。講師陣はFY26 Instructor AwardでBest Instructor賞とTrailblazer賞を受賞。Copadoとの提携によりDevOps基盤導入支援も開始し、開発生産性向上を支援する。
ServiceNow事業:アオラナウが担うITSM高度化
アオラナウ株式会社はServiceNowに特化したコンサルティング企業である。ITサービスマネジメント領域で、現状分析から設計・開発・トレーニングまでを一貫提供。2026年3月期の売上高は1,136百万円(前期比90.7%増)、営業利益36百万円と黒字化を達成。バックオフィスやフロント部門の業務効率化に貢献し、組織変革を伴う導入支援が強みである。
AIとデータ分析:Databricksと生成AIの活用支援
Databricks Consultingでは、arcbricksとの連携によりレイクハウス基盤の構築を支援。AIエージェント導入やAI人材育成までワンストップで提供。生成AIに関しては、Salesforce Agentforceの導入サポートや、自社で実践するAIエージェント社員「AGENA」の知見を活用。2025年からはAIエージェントBPOサービス「AIO」も提供し、企業のAI活用を包括的に支援する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
WEB制作・DX支援、高成長も競争激しい
WEBサイト制作やDXコンサルティングを提供するIT企業。同業にはソラコム(IoTプラットフォーム)やVRain Solution(VR)などがいるが、サークレイスは比較的オーソドックスなデジタルマーケティング支援が主体。売上高は2024年29億→2026年45億円と年率20%超で成長。営業利益率も5-7%と堅調だが、類似サービスが多く差別化が課題。
強み
- 売上高が年率20%超で拡大し、市場拡大を享受。
- 多業種の大手企業との取引実績を積み上げている。
- エンジニア・デザイナーを多数抱え、高品質な成果物を提供。
- 企業のデジタル化需要高まりで、受注機会が増加。
課題
- WEB制作・DX支援は参入障壁が低く競合がひしめく。
- 優秀な人材の確保・維持コストが上昇し、利益率を圧迫。
- 企業のIT投資は景気に左右されやすく、受注変動リスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がサークレイス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4056ニューラルグループ | 39億円 | — |
| 2 | 5029サークレイス | 38億円 | 18.2倍 |
| 3 | 4811ドリーム・アーツ | 38億円 | 40.4倍 |
| 4 | 335Aミライロ | 38億円 | 54.2倍 |
| 5 | 4391ロジザード | 38億円 | 12.7倍 |
| 6 | 2330フォーサイド | 38億円 | 11.2倍 |
| 7 | 9417スマートバリュー | 37億円 | — |
| 8 | 3674オークファン | 37億円 | — |
| 9 | 3690イルグルム | 37億円 | 109.1倍 |
| 10 | 3727アプリックス | 36億円 | — |
| 11 | 3976シャノン | 36億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
パソナグループとTquilaの合弁で2012年に設立
2012年11月、東京都千代田区大手町において株式会社パソナテキーラとして設立された。パソナグループとTquila International PTE Ltd.の合弁会社である。翌2013年3月にはSalesforce, Inc.の出資を受け入れ、同年4月にカスタマーサクセス事業とSalesforce Consultingを開始。パソナの基幹システム開発に参画し、事業基盤を築いた。
エデュケーションとアナプランで事業領域を拡大
2013年8月にエデュケーション事業を開始し、法人向けSalesforceトレーニングを提供。2016年9月にはAnaplan Japanと協業し、Anaplan Consultingを開始。これにより、クラウド型計画管理ソリューションの導入支援に進出した。2018年11月には、海外駐在員管理クラウド「AGAVE」の販売を開始。自社SaaS製品の開発に乗り出した。
社名変更と上場、DX認定取得
2020年7月にサークレイス株式会社へ社名変更。2022年3月に経済産業省のDX認定制度の認定事業者となり、同年4月に東京証券取引所グロース市場に上場。上場後は成長投資を加速し、2023年6月にベトナム合弁会社Circlace HT Co., Ltd.を設立、同年8月にパソナグループと共同でアオラナウ株式会社を設立した。
M&Aと新サービスでグループ体制を強化
2023年11月、FTL株式会社の全株式を取得し子会社化。2024年3月にはFTLを吸収合併。2023年12月にマーケティング・セールスイネーブルメントのマネージドサービス「ConsulTech」を開始。2024年1月にはAGAVEに「海外給与計算」機能を追加。2025年にはAIエージェントBPOサービス「AIO」をパソナと共同開始するなど、サービスラインを拡充した。
Agentforceと生成AIで新たなフェーズへ
2024年12月、Salesforceの自律型AIエージェント「Agentforce」の導入支援サービスを開始。同時に生成AIとMicrosoft Power Platformの融合によるDX支援事業を新規開始。2025年1月にはベニックソリューションとAIエージェントで協業。同年11月にはCopado社と戦略的提携を結び、Salesforce内製化支援を強化した。
年表29件を開く
2010年代
- 2012年11月東京都千代田区大手町において株式会社パソナテキーラを株式会社パソナグループ及びTquila International PTE Ltd.の合弁会社として設立
- 2013年3月Salesforce.com, Inc.(現Salesforce, Inc.)の出資を受け入れ
- 2013年4月カスタマーサクセス事業を開始
- 2013年4月Salesforce Consultingを開始。株式会社パソナの基幹システム開発に参画
- 2013年8月エデュケーション事業を提供開始
- 2016年9月Anaplan Japanと協業を発表。Anaplan Consultingを開始
- 2018年11月海外駐在員を管理するクラウドサービス"AGAVE"(SaaS)の販売を開始
- 2019年7月福岡営業所を開設(福岡市中央区)
2020年代
- 2020年7月サークレイス株式会社に社名を変更
- 2022年3月経済産業省が選定する「DX認定制度」の認定事業者に認定
- 2022年4月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年6月ベトナム合弁会社(Circlace HT Co., Ltd.)設立
- 2023年8月創業アオラナウ株式会社設立(株式会社パソナグループと共同で設立)
- 2023年11月M&AFTL株式会社の全株式を取得し、子会社化
- 2023年12月マーケティング・セールスイネーブルメント マネージドサービス「ConsulTech(コンサルテック)」の提供を開始
- 2024年1月AGAVE(SaaS)新サービス「海外給与計算」を提供開始
- 2024年2月株式会社パソナグループ・ServiceNow・Tquila Limited・アオラナウ株式会社と日本国内企業のDX支援・DX人材育成推進を目的とした事業連携を開始
- 2024年3月経済産業省が選定する「DX認定制度」の認定更新
- 2024年3月M&AFTL株式会社を吸収合併
- 2024年7月海外駐在員を管理するクラウドサービス”AGAVE(SaaS)” 契約ユーザーID数1万人を突破
- 2024年8月大阪オフィスを開設(大阪市北区)
- 2024年10月東京システムハウス株式会社と金融業界向けSalesforceソリューション提供強化に向けた協業を開始
- 2024年11月海外駐在員を管理するクラウドサービス”AGAVE(SaaS)” 新機能「問い合わせ管理」の提供を開始
- 2024年12月Salesforceの自律型AIエージェント「Agentforce」リリースを受けて、導入・構築を全面サポートする新サービスの提供を開始
- 2024年12月生成AIと「Microsoft Power Platform」の融合で、企業DXを包括支援する新規事業を開始
- 2025年1月ベニックソリューション株式会社と自律型AIエージェントによるDX推進と社会課題解決に向けた協業を開始
- 2025年3月株式会社パソナとAIエージェントを活用した企業の生産性向上を支援するAIエージェントBPOサービス「AIO」の提供を開始
- 2025年4月業務拡大に伴い本社移転(東京都中央区日本橋)
- 2025年11月Copado社とSalesforce内製化支援に向けて戦略的提携に合意
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2030年3月期まで100億円
- 営業利益率2030年3月期まで20%
- 女性リーダー職比率2030年3月期まで50%
- 外国籍比率2030年3月期まで30%
- 平均年齢2030年3月期まで34.0歳
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コンサル領域の拡大と生産性向上
SalesforceやAnaplanに加え、ServiceNow、AWS、Microsoft、Databricksなどマルチクラウド対応を強化。Copadoとの提携でDevOps導入支援を開始し、AI資格取得推進やプロジェクト収支可視化により稼働率と付加価値向上を図る。
- 02
カスタマーサクセス領域の再構築
常駐型からRemote ServiceやHybrid Serviceへ転換し、キャリアローテーション制度で属人性排除と業務標準化を推進。Copado活用によるDevOps・テスト自動化支援で運用品質向上と収益性両立を目指す。
- 03
AI・データ活用サービスの拡大
AIエージェント、データ活用、ワークフロー自動化を組み合わせた次世代型サービスを拡大。arcbricksとのDatabricks基盤構築支援、SynthesyとのAIガバナンス支援、Salesforce Agentforce導入支援など新規収益源創出に注力。
- 04
採用力強化とサービス単価向上
中途・新卒採用の強化と教育体系拡充、コンサル組織力強化による案件単価引き上げ、カスタマーサクセス領域のDX推進と教育強化を三本柱とし、人的資本の質的強化と収益性改善を両立。
- 05
SaaS「AGAVE」の事業基盤化
BPOパートナー連携強化による販路拡大、海外給与対応機能拡充、既存顧客交流機会創出、生成AIヘルプデスク機能拡充により、安定的な成長と継続収益基盤の構築を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で370人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は624万円で、4期前と比べて+4.1%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は4.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 599 | 39.0 | 3.4 | 233 | — |
| 2023年3月 | 542 | 39.5 | 3.7 | 261 | — |
| 2024年3月 | 562 | 38.3 | 3.8 | 296 | — |
| 2025年3月 | 584 | 37.6 | 3.9 | 356 | 56 |
| 2026年3月 | 624 | 39.0 | 4.4 | 370 | 81 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 1 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 海外Circlace HT Co.,Ltd.(注1、2)ベトナム · 連結子会社議決権75.0%
- 国内アオラナウ株式会社(注1、2、4、5)東京都中央区 · 連結子会社議決権44.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は45億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+18.4%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 57億円 | 45億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 3億円 |
| 純利益 | 4億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は12億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+71.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 6 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 7 | −1 | −14.3 | 0 |
| 2024年2Q | 7 | 1 | 14.3 | −1 |
| 2024年3Q | 7 | −1 | −14.3 | 0 |
| 2024年4Q | 8 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 21 | 2 | 9.5 | 2 |
| 2026年2Q | 21 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 24 | 3 | 12.5 | 2 |
| 2027年1Q | 12 | −1 | −8.3 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年3月期からの9期で、売上は13億円から45億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.7%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 13 | — | 2 | — | 2 |
| 福岡営業所を開設(福岡市中央区) | |||||
| 2019年3月 | 16 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年3月 | 18 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年3月 | 18 | — | 0 | — | −1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年3月 | 23 | — | 1 | — | 2 |
| アオラナウ株式会社設立(株式会社パソナグループと共同で設立) | |||||
| 2023年3月 | 25 | — | 1 | — | 0 |
| FTL株式会社を吸収合併 | |||||
| 2024年3月 | 29 | — | −1 | — | 0 |
| 2025年3月 | 38 | 2 | 2 | 5.3 | 2 |
| 2026年3月 | 45 | 3 | 3 | 6.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高45億円のうち、営業利益として残るのは3億円で6.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.6%25億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.8%17億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.7%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は5億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | −1 | −1 | 1 | −2 | 0 |
| 2021年3月 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
| 2022年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 |
| 2023年3月 | 0 | −1 | 5 | −1 | 7 |
| 2024年3月 | 1 | −1 | 1 | 0 | 8 |
| 2025年3月 | 2 | −2 | 0 | 0 | 8 |
| 2026年3月 | −1 | −2 | 0 | −3 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年3月期の総資産は19億円。このうち返さなくてよい自己資本が13億円で、自己資本比率は68.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 2 | 0 | 2 | 0.4 |
| 2019年3月 | 3 | 2 | 1 | 45.1 |
| 2020年3月 | 4 | 1 | 3 | 29.3 |
| 2021年3月 | 5 | 0 | 5 | 8.0 |
| 2022年3月 | 7 | 2 | 5 | 30.3 |
| 2023年3月 | 11 | 8 | 3 | 70.3 |
| 2024年3月 | 15 | 8 | 7 | 50.9 |
| 2025年3月 | 18 | 9 | 9 | 54.5 |
| 2026年3月 | 19 | 13 | 6 | 68.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中171位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中364位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥869で、1年前と比べて-22.2%。過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 18.2倍 |
| PER (会社予想) | 10.9倍 |
| PBR | 2.98倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月13日に前日比14.65%安の734円で、25日移動平均線778.72円を約5.7%下回って終えた。1ヶ月では8.25%下落し、52週高値1190円からは38%以上低い。8月12日には860円まで上昇する場面もあったが、短期の戻りは限定的。RSIは42.61と中立圏で、方向感が見えにくい。出来高は8月13日に約2.9万株と前日比で増加し、売り圧力が強まった。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,486人。区分でいちばん多いのは外国法人で36.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.0%を占め、残る67.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 51.0 | 35.3 | 34.7 | 37.1 | 36.4 |
| 事業法人 | 43.0 | 34.3 | 34.0 | 33.3 | 33.0 |
| 個人・その他 | 6.0 | 23.6 | 25.6 | 26.2 | 27.0 |
| 証券会社 | — | 5.0 | 5.5 | 3.0 | 3.5 |
| 外国人個人 | — | 0.1 | 0.4 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | — | 1.7 | 0.0 | 0.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | INTERACTIVE BROKERS LLC | 35.04 |
| 02 | 株式会社パソナグループ | 32.89 |
| 03 | 佐藤 司 | 2.86 |
| 04 | 伊東 大介 | 2.28 |
| 05 | 佐藤 潤 | 1.60 |
| 06 | 中尾 恭子 | 1.42 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 1.18 |
| 08 | JPモルガン証券株式会社 | 1.01 |
| 09 | 劔持 和宏 | 0.97 |
| 10 | 工藤 正通 | 0.62 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-18SATO TSUKASA変更報告6.37%
- 2026-06-16SATO TSUKASA新規の大量保有報告6.37%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−55%。直近期のROEは18.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 118,881 | 652 | — | — |
| 2019年3月 | 116,995 | 117,646 | 197.8 | — |
| 2020年3月 | −29 | 32 | — | — |
| 2021年3月 | −19 | 13 | — | — |
| 2022年3月 | 52 | 65 | 80.5 | — |
| 2023年3月 | 3 | 191 | 2.2 | 223.6 |
| 2024年3月 | −9 | 184 | — | — |
| 2025年3月 | 43 | 228 | 20.7 | 23.6 |
| 2026年3月 | 48 | 292 | 18.3 | 12.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額107百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐藤司 | 代表取締役会長兼社長 | 56 | 125,000 |
| 古川光瑛 | 取締役 | 42 | 28,005 |
| 大崎正嗣 | 取締役 | 49 | 9,948 |
| シェイマス・マッキュー | 取締役 | 58 | — |
| 松永達也 | 取締役 | 63 | 3,100 |
| 河村芳彦 | 取締役 | 70 | 1,900 |
| 中田勝已 | 取締役 | 69 | — |
| 板橋光一 | 取締役 | 46 | — |
| 林史彦 | 常勤監査役 | 62 | 2,500 |
| 名取勝也 | 監査役 | 67 | — |
| 福田あずさ | 監査役 | 49 | — |
| 北澤香子 | 執行役員 | — | — |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 市場良平 | 執行役員 | — |
| 市川知之 | 執行役員 | — |
| 水野うらら | 執行役員 | — |
| 中園智貴 | 執行役員 | — |
| 小林伸睦 | 執行役員 | — |
| 谷本真一 | — | 63 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 59 | — | 63 | 21 |
| 社外取締役 | 6 | 29 | 5 | 30 | 5 |
| 監査役 | 1 | 14 | — | 14 | 14 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容8,582字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,379字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,786字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,318字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第14期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第13期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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