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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

GMOプライム・ストラテジー

GMO Prime Strategy Co., Ltd.5250 · Standard · 情報・通信業

WordPressサイトの高速化に特化したクラウドサービス。独自の実行環境で世界39カ国に展開。

概要

GMOプライム・ストラテジーは、2002年12月に埼玉県朝霞市で設立されたIT企業である。東京都千代田区に本社を置き、従業員28名で運営する。超高速CMS実行環境「KUSANAGI」を中心とした「KUSANAGI Stack」の開発・提供を事業の柱とし、2025年11月期の売上高は約9億円、営業利益は1億円超である。単一セグメントで、パブリッククラウド上でのWordPress高速化と運用保守サービスを主力とする。

KUSANAGIを核とする単一事業セグメント

当社グループの事業は「KUSANAGI Stack事業」の単一セグメントである。超高速CMS実行環境「KUSANAGI」、Web表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」、戦略AI「ONIMARU® David」の3製品を中核とし、これらを組み合わせて顧客のWordPress等のCMSやWebシステムの高速・安全な運用を実現する。事業は「KUSANAGIマネージドサービス」「クラウドインテグレーションサービス」「ライセンス販売」の3つのサービスから構成される。

売上の7割以上を占めるマネージドサービス

主力サービスは「KUSANAGIマネージドサービス」であり、パブリッククラウド上のKUSANAGI環境でWordPressサイトの保守・運用を月額課金で提供する。監視・障害対応・アップデート・バックアップ等のフルマネージドをワンストップで行う。2025年11月期の売上高887百万円のうち、大部分はこのサブスクリプション型収益である。クラウドインテグレーションサービスは導入時の構築や移行、追加開発を担当し、ライセンス販売は有償版KUSANAGIの提供をクラウド事業者のマーケットプレイス経由で行う。

39カ国218リージョンに広がる販売網

KUSANAGIは国内外の主要な26クラウド事業者と直接提携し、2025年5月現在39カ国218リージョンで利用可能である。累計稼働台数は2025年6月末時点で10万台を超える。グローバル展開の拠点として、シンガポールに100%子会社「Prime Strategy Singapore Pte. Ltd.」を保有し、インドネシアには子会社「PT. Prime Strategy Indonesia」(議決権比率95%)がある。ただし、同事業の収益の大半は国内からのものである。

フリーミアムモデルで顧客を拡大

KUSANAGIは無償版と有償版を組み合わせたフリーミアムモデルを採用している。無償提供によりプロダクトの認知を広げ、そこから有償の保守運用サービスや上位版ライセンス(Business Edition、Premium Edition、Security Edition)への移行を促す戦略である。2025年1月にはセキュリティ強化版「KUSANAGI Security Edition」を追加した。このモデルにより、コストを抑えた導入が可能となり、中小規模サイトから大規模エンタープライズまで顧客層を拡大している。

業界の中での役割はCMS実行環境・Web高速化技術のプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
9億円
営業利益
1億円
営業利益率
11.1%
純利益
1億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
KUSANAGIマネージドサービス6億円66.7%
ライセンス販売2億円22.2%
クラウドインテグレーションサービス1億円11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01Webシステム運用主力

パブリッククラウド上でWordPress等のCMSを高速に稼働させる実行環境と、マネージドサービス・インテグレーション・ライセンス販売を提供。Webサイトの速度と安定性を向上する。

WordPress高速化で世界最大級

主な製品・サービス2
KUSANAGI
WordPress等を高速・安全に動作させるクラウド実行環境。専用サーバを構築し、処理を高速化する。
WEXAL Page Speed Technology
Webページのリソースを最適化し、表示速度を高めるエンジン。

製品と技術

超高速CMS実行環境「KUSANAGI」

「KUSANAGI」は、WordPress等のCMSを高速かつ安全に動作させるための実行環境である。WordPressのシステムインテグレーターとして培った知見を基に開発され、標準的な実行環境と比較してページキャッシュ使用時に約260倍、キャッシュ非使用時に約1.8倍の高速化を実現する。無償版のほか、有償版として「Business Edition」「Premium Edition」「Security Edition」を提供。有償版はパブリッククラウドのマーケットプレイスを通じて販売される。累計稼働台数は10万台を超える。

Web表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」

「WEXAL® Page Speed Technology®」は、Webページを構成するHTMLや画像等のリソースを最適化し、クライアント端末とサーバ間のネットワーク通信を高速化するエンジンである。ページ描画の最適化も行い、ユーザー体験を向上させる。「KUSANAGI Premium Edition」に標準搭載され、単体でも利用可能。2019年7月に発表され、モバイル表示高速化サービスとしても提供されている。

戦略AI「ONIMARU® David」

「ONIMARU® David」は、Webサイトのページを解析し、最適な高速化戦略を自動立案するAIソフトウェアである。「WEXAL® Page Speed Technology®」単体では高速化戦略の設定にエンジニアの手作業が必要だったが、本製品により自動化される。KUSANAGI Premium Editionに含まれ、KUSANAGI Stackの一部としてトータルな高速化を実現する。

KUSANAGI Stackとしての統合ソリューション

「KUSANAGI Stack」は、KUSANAGI、WEXAL® Page Speed Technology®、ONIMARU® Davidの3製品を総称したプロダクト群である。サーバ側の処理(データ生成)をKUSANAGIが高速化し、サーバ処理後のデータ表示をWEXALとONIMARUが最適化する。これらを組み合わせることで、アクセス集中時でも安定したサイト運用が可能となる。クラウド事業者との提携により、39カ国218リージョンで利用できる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • Webシステム運用WordPress高速化で世界最大級

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がGMOプライム・ストラテジー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
19417スマートバリュー37億円
23674オークファン37億円
33690イルグルム37億円109.1倍
45250GMOプライム・ストラテジー36億円33.7倍
53727アプリックス36億円
63976シャノン36億円
74174アピリッツ36億円
83967エルテス35億円
93917アイリッジ35億円5.5倍
103974SCAT35億円15.2倍
113987エコモット35億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

埼玉県朝霞市で資本金2100万円のスタート

2002年12月、埼玉県朝霞市において資本金21,000千円でプライム・ストラテジー株式会社を設立した。翌2003年4月には東京都港区へ本社を移転し、Webシステム開発・Webサイト構築事業、Webマーケティング事業、サーバホスティング事業の提供を開始した。創業当初はクラウドインテグレーションに特化しておらず、複数の事業を手がけていた。

オフショア開発への挑戦と撤退

2005年4月、オフショア開発のためインドネシア共和国ジャカルタ首都特別州に「PT. Prime Strategy Indonesia」を設立した。しかし、事業が軌道に乗らず、2006年9月には同社を清算した。その後、2014年2月にインドネシア法人「PT. Prima Softindo」の株式を90%取得し、「PT. Prime Strategy Indonesia」として再び子会社化した。現在も同社は連結子会社として存続している。

事業をクラウドインテグレーションに統一

2006年2月、第三者割当増資により資本金40,000千円に増資すると同時に、事業内容をクラウドインテグレーション事業に一本化した。2008年11月にはWordPressを中心としたシステムインテグレーションの提供を開始し、後の主力製品「KUSANAGI」の開発につながる基盤を築いた。この時期、本社は東京都港区と千代田区の間で移転を繰り返し、2012年11月に千代田区に落ち着いた。

KUSANAGIの開発とパブリッククラウド展開

2015年6月、WordPressを高速・高セキュリティに稼働させる実行環境「KUSANAGI」を開発した。翌7月にはパブリッククラウドにリリースし、2016年8月には保守運用サービス「KUSANAGI公式サポートサービス」の提供を開始した。2018年4月にはGoogle Cloud Platform Marketplaceに国内プロダクトとして初めて登録され、クラウド事業者との連携を強化した。

有償版の拡充と高速化エンジンの発表

2019年1月、企業向け有償版「KUSANAGI for AWS Business Edition」を提供開始。同年7月にはWebサイト表示の高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」を発表し、モバイル表示高速化サービスも開始した。2019年8月には「KUSANAGI for Microsoft Azure Premium Edition」をリリースし、クラウドプラットフォームごとに最適化した上位版を揃えた。

GMOインターネットグループへの参画

2025年12月26日、GMOプライム・ストラテジーはGMOインターネットグループ株式会社のグループジョインした。これにより、GMOグループの基盤と当社の技術を融合し、エンタープライズ領域での法人向けソリューション強化やAI・ハイパーオートメーションの展開を目指す。2026年11月期からは組織を3事業部制(KUSANAGI事業部、ライセンス事業部、AI事業部)に再編し、グループシナジーの創出を推進している。

年表21件を開く

2000年代

  • 2002年12月創業埼玉県朝霞市において資本金21,000千円でプライム・ストラテジー株式会社を設立
  • 2003年4月東京都港区へ本社移転 Webシステム開発・Webサイト構築事業、Webマーケティング事業、サーバホスティング事業及びサービスの提供を開始
  • 2004年5月第三者割当増資により資本金28,000千円に増資
  • 2005年3月第三者割当増資により資本金33,000千円に増資
  • 2005年4月創業オフショア開発のためインドネシア共和国ジャカルタ首都特別州に「PT. Prime Strategy Indonesia」(以下、「旧PT. Prime Strategy Indonesia」)を設立
  • 2006年2月第三者割当増資により資本金40,000千円に増資 事業内容をクラウドインテグレーション事業に統一
  • 2006年9月「旧PT. Prime Strategy Indonesia」を清算
  • 2006年10月東京都千代田区へ本社移転
  • 2008年11月WordPressを中心としたシステムインテグレーションの提供を開始
  • 2009年5月東京都港区へ本社移転

2010年代

  • 2012年11月東京都千代田区へ本社移転
  • 2014年2月M&Aインドネシア法人「PT. Prima Softindo」の株式を90%取得し、「PT. Prime Strategy Indonesia」に商号変更、子会社化
  • 2015年6月WordPressを高速・高セキュリティに稼働させる実行環境「KUSANAGI」を開発
  • 2015年7月「KUSANAGI」をパブリッククラウドにリリース
  • 2015年9月海外向け販路確立のためシンガポール共和国シンガポール市に100%子会社「Prime Strategy Singapore Pte. Ltd.」を設立
  • 2016年8月「KUSANAGI」の保守運用サービスである「KUSANAGI公式サポートサービス(WordPressサポートサービス・KUSANAGIサポートサービス・KUSANAGIマネージドサービス)」の提供を開始
  • 2018年4月「KUSANAGI」がGoogle Cloud launcher(現 Google Cloud Platform Marketplace)に国内プロダクトとして初めて登録
  • 2018年9月「PT. Prime Strategy Indonesia」の発行済株式を追加取得し、議決権比率を95%とする
  • 2019年1月企業向け有償版サービス「KUSANAGI for AWS Business Edition」の提供を開始
  • 2019年7月ウェブサイト表示の高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」を発表するとともに、モバイル表示高速化サービス「WEXAL® モバイル表示高速化サービス」の提供を開始
  • 2019年8月企業向け有償版の最上位サービス「KUSANAGI for Microsoft Azure Premium Edition」の提供を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高記載なし
  • 営業利益記載なし
  • 経常利益記載なし
  • 親会社株主に帰属する当期純利益記載なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループシナジーの創出

    GMOインターネットグループへの参画を機に、「KUSANAGI技術のグループ横断展開」「AI・ハイパーオートメーションのグループ全体への展開」「エンタープライズ領域における法人向けソリューション強化」の3点で強力なシナジーを創出し、企業価値向上を目指す。

  2. 02

    優秀な人材の確保

    持続的成長のため、AI技術者、営業人材、マーケティング人材など専門性の高い人材獲得に注力。積極的な採用活動で各分野の戦力を強化する。

  3. 03

    KUSANAGI Stack事業の安定成長

    収益基盤安定のため、既存のKUSANAGIマネージドサービスやライセンスビジネスの堅調な成長を実現。営業・マーケティング強化による安定成長を目指す。

  4. 04

    AI関連ビジネスの売上拡大

    「MAGATAMA Stack」を基軸にAIサービスを拡大し、マーケティング施策による認知度向上で売上拡大を図る。

  5. 05

    内部管理体制の強化

    顧客満足度向上と事業規模拡大に対応するため、管理部門の人材採用、業務のIT化・自動化、外部委託活用による効率的な内部管理体制構築を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で28人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は765万円で、2期前と比べて+17.8%平均年齢は47.4歳、平均勤続年数は5.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年11月64943.84.823
2024年11月75146.75.525800
2025年11月76547.45.228357

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都千代田区42百万円
主な関係会社
  • 海外
    PRIME STRATEGY NEW YORK, INC.
    米国ニューヨーク 州 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は9億円営業利益1億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-50.0%。

売上高
+0.0%
9億円
営業利益
-50.0%
1億円
純利益
-50.0%
1億円
営業利益率
11.1%
前期比 -11.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高11億円9億円
営業利益1億円1億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥22¥22

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は5億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+25.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2150.00
2023年2Q2150.01
2023年3Q300.00
2023年4Q21
2024年1Q200.00
2024年2Q2150.01
2024年4Q5120.01
2025年2Q4125.00
2025年4Q500.01
2026年2Q5120.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2019年11月期からの7期で、売上は5億円から9億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年11月500
2020年11月600
2021年11月611
2022年11月832
2023年11月932
2024年11月92222.22
2025年11月91111.11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高9億円のうち、営業利益として残るのは1億円11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の11.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.4%4億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金44.4%4億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
55.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.7pt
11.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.5pt
11.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
7.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
23.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2025年11月期は営業CFが1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は13億円で、売上の17.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年11月10012
2021年11月10−113
2022年11月20026
2023年11月206213
2024年11月100114
2025年11月1−1−2013

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年11月期の総資産は16億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は88.5%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年11月3033.1
2020年11月4049.7
2021年11月41331.6
2022年11月73445.8
2023年11月1513286.5
2024年11月1614286.3
2025年11月1614288.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.6%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
11.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
88.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,025で、1年前と比べて+4.0%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥1,025+0.2%1ヶ月-1.4%1年+4.0%時価総額36億円
過去52週の値幅
安値¥831高値¥1,554

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)33.7倍
PER (会社予想)69.5倍
PBR2.59倍
配当利回り2.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-11.6%下落し、7/31には995円。25日線(1069.64円)を-7.0%下回り、75日線(1115.13円)も下回る。RSI31と弱含むが、52週安値(831円)からは+19.7%の水準。出来高は直近で3,500株と低調だが、7/13には8,100株と増加。上値は25日線が抵抗。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERが34.4倍と業界平均29.7倍を上回りやや割高。PBRは2.63倍で平均3.44倍を下回る。配当利回り2.10%は平均1.25%を上回る。ROE7.6%と平均並み。予想PER70.7倍で将来期待が織り込まれている面があり、売上高が横ばいで成長鈍化リスクに注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)33.7倍47.9倍
PER (予想)69.5倍
PBR2.59倍2.96倍
ROE7.6%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22で、前期から+4.8%いまの株価に対する利回りは2.15%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥22
1株あたり
配当利回り
2.15%
いまの株価に対して
配当性向
79.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年11月2151.6
2025年11月224.879.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ2,141人。区分でいちばん多いのは個人・その他91.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.6%を占め、残る95.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他90.092.591.2
事業法人4.94.84.6
証券会社3.11.93.8
外国法人1.60.60.3
外国人個人0.00.10.1
金融機関0.30.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01中村 けん牛(国内連絡先)40.76
02中村 八千代(国内連絡先)18.20
03株式会社エアトリ3.27
04大島 義裕1.45
05北川 誉人1.19
06株式会社イントラスト1.05
07楽天証券株式会社共有口0.91
08JPモルガン証券株式会社0.80
09株式会社SBI証券0.59
10宮坂 仁0.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で+102%、1株純資産は7期で−37%。直近期のROEは7.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年11月−1,366644
2020年11月1012134.2
2021年11月3446114.6
2022年11月6911784.9
2023年11月5637622.732.237.8
2024年11月4440111.225.151.6
2025年11月314057.650.079.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2025/11期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
吉政忠志代表取締役(マーケティング部、AI事業部管掌)571,900
池宮紀昭取締役(KUSANAGI事業部、ライセンス事業部管掌)416,400
城塚紘行取締役(経営管理部管掌)444,600
小舘亮之取締役57
大﨑理乃取締役42
添田繁永取締役(監査等委員)527,000
森田芳玄取締役(監査等委員)48
鈴木隆之取締役(監査等委員)73
大曲仁KUSANAGI事業部 執行役員
林正孝経営管理部 執行役員
相原知栄子ライセンス事業部 執行役員
入江直樹ライセンス事業部 執行役員
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
押尾孝浩AI事業部 執行役員
松隈基至マーケティング部 執行役員
有澤克己取締役52
桑原将行取締役27
中村けん牛取締役55290,700

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)437379
社外取締役516163

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,982字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループの事業は、「KUSANAGI Stack」とその開発元としての技術力と知見により、顧客のWordPress等のCMSやWebシステムに関わる課題を解決するものであります。 一般的にCMSの実行環境としては、大きく「レンタルサーバ」と「パブリッククラウド」の2種類に分類されます。これらを比較すると「レンタルサーバ」は安価に導入ができますが、処理性能が低く、またカスタマイズできる範囲が狭いため個人や小規模サイトを対象にしたものです。逆に「パブリッククラウド」は一定の費用は掛かりますが、処理性能が高く、またカスタマイズできる範囲も広いため、中~大規模サイト向けとなっております。 当社が開発した超高速CMS実行環境「KUSANAGI」、Web表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」、戦略AI「ONIMARU® David」によって構成するプロダクト群である「KUSANAGI Stack」はパブリッククラウド上で提供されております。「KUSANAGI」及び「KUSANAGI Stack」を利用することで、顧客のWordPress等のCMSやWebシステムを高速かつ安全に稼働させることができ、Webサイトへのアクセス集中によるサーバダウンや表示速度低下の回避が可能になります。 当社サービスは「KUSANAGI Stack事業」の単一セグメントであり、「KUSANAGIマネージドサービス」「クラウドインテグレーションサービス」「ライセンス販売」の3つのサービスがあります。 (1) 当社グループの製品 「KUSANAGI」(クサナギ) 「KUSANAGI」は、WordPress等のCMSやWebシステムを高速かつ安全に動作させるための実行環境です。 「KUSANAGI」は当社グループがWordPressのシステムインテグレーターとして培ってきたCMSの高速動作やセキュリティに関する知見をもとに開発を重ねた製品であり、「KUSANAGI」を搭載しない標準的な実行環境(注1) と比べ、メディアサイトなどすべての閲覧者に同一のページを表示するサイトにおいて、ページキャッシュ使用時に約260倍の、会員サイトなど閲覧者(会員)ごとに個別のページを表示するサイトにおいて、キャッシュ非使用時に約1.8倍の高速化を実現します。この高速化により、ページ閲覧者には素早いページの表示や、「KUSANAGI」を利用しているユーザーにおいてはアクセス集中時等、サーバ負荷が高い時でも安定的に閲覧可能なサイト環境の運営が可能になるというメリットを享受することができます。 また、「KUSANAGI」はフリーミアムモデルを採用しており、製品を無償提供することでプロダクトの認知を向上させ、そこから有償の運用保守サービスや有償版のライセンス販売等の有償サービスへ繋げる戦略をとっております。 その結果、高速化やその他「KUSANAGI」が提供する利便性が認められ、国内外の主要な26クラウド事業者と直接提携し、2025年5月現在39カ国218リージョンで利用可能となり、2025年6月末現在の累計稼働台数は10万台(注2)を超えております。 また、「KUSANAGI」は無償版の他、上位版として「KUSANAGI Business Edition」「KUSANAGI Premium Edition」「KUSANAGI Security Edition」も提供しております。「KUSANAGI Business Edition」はビジネス用途としてベースとなるオペレーティングシステムのEOLまでのアップデートを保証しており、「KUSANAGI Premium Edition」には「WEXAL® Page Speed Technology®」と「ONIMARU® David」を搭載しております。2025年1月に提供を開始した「KUSANAGI Security Edition」は、企業の情報資産と事業継続性を高度なセキュリティ機能で守ることで、リスク低減とガバナンス強化を通じた中長期的な企業価値向上に貢献するソリューションです。なお、競合製品として各種のWordPress高速化プラグインもありますが、これらは、WordPress(アプリケーション)本体にのみ効果がある単一機能のものです。「KUSANAGI」は、アプリケーションだけではなくサーバ(PHPやデータベース等)の処理まで高速化させるため、競合製品と比べて高速化の割合が高くなります。 「WEXAL® Page Speed Technology®」(ウェクサル ページ スピード テクノロジー) 「KUSANAGI」がCMS等のサーバ上でのアプリケーション実行速度を高速化させるのに対して、「WEXAL® Page Speed Technology®」は主としてWebページを構成するHTMLや画像等のリソースの最適化を行い、Webページを閲覧するユーザーの利用するスマートフォン等のクライアント端末とWebページを配信するサーバ間のネットワーク通信の高速化や通信量の削減、ユーザーの閲覧するWebページのブラウザ上でのページ描画の最適化を行うWebサイトの表示高速化エンジンです。 「ONIMARU® David」(オニマル デイヴィッド) 当社が開発する戦略AIを総称して「David」と呼称しており、ONIMARU®はWebシステム・Webサイトのページを解析し最適な高速化戦略を立案するWebサイト最適化版AIソフトウェアです。もともと「WEXAL® Page Speed Technology®」単体では高速化戦略をエンジニアが設定する必要があるところを、本製品により自動的に設定することが可能となり、「WEXAL® Page Speed Technology®」の効果をより高めるための製品となります。 「KUSANAGI Stack」(クサナギ スタック) 個別製品ではありませんが、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」を中心としたWeb表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」、戦略AI「ONIMARU® David」によって構成される当社グループのプロダクト群を総称した名称です。 (図)KUSANAGI Stackにおける製品とサービスの関連性 Webページが表示されるためには「データ作成」と「データ表示」の2つの処理が必要となります。「データ生成」であるサーバ側の処理を「KUSANAGI」が高速化し、サーバ処理後の「データ表示」を「WEXAL® Page Speed Technology®」と戦略AI「ONIMARU® David」が高速化するため、これらのプロダクト群である「KUSANAGI Stack」を利用することで、トータルで高い高速性が実現でき、閲覧者にストレスの無い閲覧環境を提供することができます。 (2) 当社グループのサービス 当社グループのサービスは「KUSANAGI Stack」とその開発元としての技術力と知見により顧客のWeb運用に関わる課題を解決するものであります。 (a) KUSANAGIマネージドサービス 主としてパブリッククラウド上の「KUSANAGI」を中心に展開されたクラウドコンピューティングリソースおよび「KUSANAGI」上で動作するWordPressを中心とするCMSアプリケーションで構成された法人顧客のWebサイト保守・運用をサブスクリプション型の月額課金にて行う、当社グループの主力サービスであります。 監視、障害対応、ソフトウェアのアップデート、バックアップの取得、システムパフォーマンスの改善提案やWordPress関連の技術サポートの提供等のフルマネージドサービスをワンストップで提供しております。オペレーションについてもハイパーオートメーションなどの自動化により省力化を図ることで戦略的な価格設定が可能となっております。 当サービスの特徴は以下のとおりであります。 ・クラウドインフラから具体的な顧客固有のCMSの動作状況まで一貫したサポートが可能である。 ・「KUSANAGI」上で動作させるCMSアプリケーションの動作速度が高速になることから標準的なオペレーティングシステム等の実行環境上での運用に比べて、Webページの応答にかかる時間を短縮できるため、Webサイトを閲覧するユーザーには高いUX(ユーザーエクスペリエンス)を提供でき、また、より少ないクラウドコンピューティングリソースでの運用が可能となるためWebサイトの運営者にとってはコストメリットを得やすい ・CMSの構築が他社である場合であっても保守・運用を引き受けることが可能である。 (b) クラウドインテグレーションサービス A サービス導入時のシステムインテグレーション 新規にクラウド事業者の環境上で顧客のWebサイトを「KUSANAGI」を利用して構築する際や、顧客の既存のWebサイトをクラウド事業者の環境上で「KUSANAGI」を利用して構築された環境へ移行する際などのクラウド基盤の構築、「KUSANAGI」の初期設定や追加開発、WordPressを中心とするWebアプリケーションの新規または追加開発等を提供しております。 あわせて、アプリケーションやミドルウェアの最新化対応やセキュリティの強化、負荷ボトルネックの解消等、運用においてリスクとなる点を社内の検知システムを利用して事前に対応することで安定した運用を開始できるようにしております。 B サービス運用時のシステムインテグレーション 顧客のWebサイトを「KUSANAGI」を利用して当社が運用している際のクラウド基盤の追加構築、「KUSANAGI」の追加開発、WordPressを中心とするアプリケーションの追加開発等を提供しております。 (c) ライセンス販売 前述のとおり「KUSANAGI」は無償版の他、上位版として「KUSANAGI Business Edition」、「KUSANAGI Premium Edition」、「KUSANAGI Security Edition」も提供しており、これら有償版のライセンスはパブリッククラウドサービスを提供する各クラウド事業者のマーケットプレイスを通じて顧客へ販売しております。 また、「KUSANAGI」は高速のCMS実行環境をパブリッククラウド上にある顧客の専用サーバに構築して提供するものであるため、共用サーバを用いるレンタルサーバ利用者に対して「KUSANAGI」は提供しておりませんが、レンタルサーバ事業者に対して当社の持つ高速化技術や出願済み知的財産を有償にてライセンス販売しております。 (図)当社グループの事業系統図 (注1)KUSANAGIを利用した実行環境:Microsoft Azure Standard D4as_v5インスタンス(3.24Ghz AMD EPYC 7763 プロセッサ4vCPU, 16GiB), Premium SSD LRS, 東日本リージョン, PHP 8.0.30, Nginx 1.25.3, MariaDB 10.5.23, WordPress 6.4.2 標準的な実行環境:Microsoft Azure Standard D4as_v5インスタンス(3.24Ghz AMD EPYC 7763 プロセッサ4 vCPU, 16GiB), Premium SSD LRS, 東日本リージョン, PHP 8.0.30, Nginx 1.20.1, MariaDB 10.5.22, WordPress 6.4.2(当社顧客のKUSANAGI導入前における代表的な実行環境の一例) (注2)ユニークなIPアドレスをサーバ1台、「KUSANAGI」のリポジトリへの初回アクセスを稼働開始日と定義した稼働台数の累計
経営方針・対処すべき課題3,055字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは「すべてはエンタープライズOSSエコシステム(注)発展のために より高速に、より安全に、より安心してオープンソースソフトウェアをお客様のビジネスでご活用いただくために、私たちは、IT業界におけるユーザーの期待とベンダーの現実のギャップを解消し、エンタープライズOSS(オープンソースソフトウェア)エコシステム発展のために全力を尽くして参ります。」を企業理念に掲げ、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」及びオペレーティングシステム、処理エンジン、AIにより構成する「KUSANAGI Stack」の開発・提供により、顧客課題の解決と高度な自動化による生産性向上の実現に貢献することを通じ、企業価値の最大化を図る方針です。 (注)エンタープライズOSSエコシステム:OSS(オープンソースソフトウェア)とは作成者がソースコードを無償で公開し、利用や改変、再配布が自由に許可されているソフトウェアのことで、小規模のものから大規模に世界中に開発者がいて協力して開発しているものまであります。特に商業向けのものがエンタープライズOSSと呼ばれ、代表的なOSSである「Linux」はオペレーティングシステムとして基幹業務系システムから最新のデジタルサービス向けシステムまで幅広い領域で採用されております。このように世界中の開発者が参加し、それぞれのソフトウェアが相互に補完しながら、高い価値を生み出している様相を「エンタープライズOSSエコシステム」と呼んでおります。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループでは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、短中期的には、収益を確保しつつ事業規模の拡大を目指し、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を重要経営指標として考え重視していく方針です。一方で、長期的には売上高経常利益率の向上を考えております。利益率の向上は当社グループの知的資本の優位性が具現化した結果であり、これが最終的には競争優位性になるものと考えているためです。 (3) 経営環境及び中長期的な経営戦略 当社は2025年12月26日にGMOインターネットグループ株式会社(以下、GMOインターネットグループ)にグループジョインいたしました。GMOインターネットグループと当社は、これまで、それぞれの強みを磨きながら成長してきましたが、当社のGMOインターネットグループへの参画により事業上のシナジーが強化され、両社の技術・基盤を掛け合わせることで顧客企業のデジタル基盤の強化とAIを活用した業務効率化を同時に実現し、日本企業のDX推進への貢献ならびに今後の両社の中長期的な企業価値の向上を図ることが可能になると考えております。 当社が開発した超高速CMS実行環境「KUSANAGI」、Web表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」、戦略AI「ONIMARU® David」によって構成するプロダクト群である「KUSANAGI Stack」により、顧客のWordPress等のCMSやWebシステムを高速かつ安全に稼働させることで、Webサイトへのアクセス集中によるサーバーダウンや表示速度低下の回避が可能になります。当社の主たるサービスは、この「KUSANAGI Stack」とその開発元としての技術力と知見により顧客のWeb運用に関わる課題を解決することであると考えております。2026年11月期については、これらの技術力と知見、そして多くの蓄積されたノウハウを活かして参ります。 また、2026年11月期より、KUSANAGIマネージドサービス等を担当するKUSANAGI事業部、ライセンスビジネスを担当するライセンス事業部、AIビジネスを進めるAI事業部の3事業部とマーケティング部、経営管理部の体制へ組織変更を行いました。事業戦略の推進強化、事業別の損益の明確化、それぞれの部門の責任範囲の明確化等を推進しております。今後は各事業部門がGMOインターネットグループとのシナジーを活かした事業拡大を狙って参ります。 なお、GMOインターネットグループへのグループジョインを一つの要因として、2026年1月27日開催の取締役会において、定款の一部変更について2026年2月26日開催予定の第23回定時株主総会に付議することを決議いたしました。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① グループシナジーの創出 当社グループは、2025年12月26日付けでGMOインターネットグループ株式会社へグループジョインいたしました。今後は「「KUSANAGI」技術のグループ横断展開」「AI・ハイパーオートメーションのグループ全体への展開」「エンタープライズ領域における法人向けソリューション強化」の3点を中心とした強力なシナジーを創出し、企業価値の向上と「お客様の笑顔」の創出を目指してまいります。 ② 優秀な人材の確保 当社グループが持続的に成長するために、提供するサービスの安定成長を実現し、国内外での顧客拡大を進め、AI関連ビジネスの拡大を目指すことが重要であると考えております。そのためには、各分野での専門性の高い人材獲得が特に重要な課題と考えております。そこで、積極的に採用活動を行い、優秀な人材の確保に努めてまいります。特に、高いレベルのAI技術を持つ技術者の採用、営業力の強化を推進する人材の採用、マーケティングレベルの向上を達成する人材の採用、については非常に重要であり、特に注力した採用活動に取り組んでまいります。 ③ 「KUSANAGI Stack事業」の安定成長 当社グループの収益基盤の安定のためには、既存事業を基軸にした堅調な安定成長が不可欠であると考えております。特に、「KUSANAGI Stack事業」における、KUSANAGIマネージドサービスやライセンスビジネスについては、安定成長を実現することが重要な課題と考えております。そのために、様々な施策を企画・実行することで、営業強化やマーケティング強化を図り、既存事業の安定成長に推進してまいります。 ④ AI関連ビジネスの売上拡大 当社グループがさらなる成長を実現するためにも、AI関連ビジネスの拡大が重要と認識しております。そこで、「MAGATAMA Stack」を基軸とした当社のAI関連サービスの拡大、マーケティング施策による当社のAI関連サービスの認知度向上に努め、AI関連ビジネスによる売上拡大を図ってまいります。 ⑤ 内部管理体制の強化 顧客満足度の高いサービス提供のためには、内部管理体制の強化が必要であると認識しております。また、事業規模拡大に対応した十分な内部管理体制の整備が必要であることも認識しております。当社グループは、管理部門についても積極的な人材採用を進めてまいりますが、社内業務のIT化、自動化を図ると共に、積極的に外部委託を活用し、より効率的で効果的な内部管理体制を構築してまいります。
事業等のリスク8,186字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項については、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 また、当社ではリスクの防止及び会社損失の最小化を図ることを目的としたリスク管理規程を設けており、コンプライアンス規程、内部通報規程と合わせてこれら規程の遵守のために、コンプライアンス・リスク管理委員会を設けております。詳細は「第4提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」を参照ください。 発生可能性   発生時期   影響度 (1)事業環境に関するリスク ① 競合リスク   中   不特定   中 ② クラウド事業者のシステム障害リスク   小   不特定   中 ③ クラウドコンピューティング市場の成長鈍化リスク   小   不特定   小 ④ プラットフォームリスク   小   不特定   小 ⑤ WordPressへの依存リスク   小   不特定   小 (2)事業運営に関するリスク ① 人材の確保リスク   中   不特定   中 ② 知的財産権についてのリスク   小   不特定   小 ③ 技術革新の対応リスク   小   不特定   小 ④ クラウドインテグレーションにおける不具合・瑕疵リスク   小   不特定   小 ⑤ リザーブドインスタンス購入リスク   小   不特定   小 (3)組織運営に関するリスク ① 情報管理体制についてのリスク   小   不特定   小 ② 小規模組織リスク   小   不特定   小 ③ 財務報告に係る内部統制に関するリスク   小   不特定   小 (4)その他のリスク ① 親会社グループとの関係についてのリスク   小   不特定   小 ② 訴訟・係争について   小   不特定   小 ③ 自然災害等のリスク   小   不特定   小 ④ 配当政策について   小   不特定   小 ⑤ 資金使途についてのリスク   小   不特定   小 ⑥ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化リスク   小   不特定   小 ⑦ 当社株式の流動性に関するリスク   小   不特定   小 (1)事業環境に関するリスク ① 競合リスク 「KUSANAGI」には強力な競合サービスは現れていないと認識しております。これは「KUSANAGI」の開発や当社主力サービスであるKUSANAGIマネージドサービスの展開においては、アプリケーション(WordPress)に関する知識だけでなく、AWSやMicrosoft Azureなどクラウド環境、オペレーティングシステムやプログラミング言語(PHP)、データベースなどWebサーバに必要とされるすべてのレイヤーに対して高い開発力が必要となるためです。 もし競合の参入があっても競争力を保てるよう、これまで当社グループは既存顧客との対話を通じて顧客ニーズに沿った機能等の開発を積極的に行ってまいりました。今後も、「KUSANAGI」ブランドを確立するとともに、さらなる機能開発、商標権や特許権等の知的財産権の取得及び保持に努めることにより、競争力を維持してまいります。 しかしながら、クラウドインテグレーションサービスにおいては、規模の大小を問わず競合企業が複数存在しており、クラウドの普及に伴い、今後も競合企業の新規参入が予測されます。これら競合他社の中には、当社グループに比べ大きな資本力、技術力、販売力等の経営資源及び顧客基盤等を保有している企業が含まれます。競合企業の動向は市場に大きな影響を与える可能性があり、新規参入の拡大等により、価格面も含め競争が激化し、類似サービスの出現により当社グループが競合企業との差別化を有効に図ることが出来ない場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、技術力の強化、サービス品質の向上等により、主要製品の機能や導入実績、ノウハウによる技術的優位を確保できていると認識しており、このまま先行して実績を積み上げていき他社との差別化を図り、市場での地位を早期に確立してまいります。 ② クラウド事業者のシステム障害リスク 当社グループの事業は、クラウド事業者が提供する各種サービス上で稼働する「KUSANAGI」をはじめ、アプリケーション等の保守・運用を顧客企業に提供することを前提としております。したがいまして、自然災害や事故等による不測の事態が発生し、万が一、クラウド事業者自体にシステム障害が起こるような場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、クラウド事業者の障害に対して迅速に対応するため、サービスが継続的に稼働しているかを常時監視しており、システム障害の発生又はその予兆を検知した場合、長期間にわたりサービスが停止しないよう早急に対策・復旧するための体制を整えております。 ③ クラウドコンピューティング市場の成長鈍化リスク 「デジタルトランスフォーメーション(DX)」「クラウドファースト(クラウドを前提に事業運営を行おうとする戦略)」という言葉が浸透しているように、クラウドコンピューティング市場は、急速な成長を続けており、今後もこの成長傾向は継続するものと見込んでおります。しかしながら、国内外の経済情勢や景気動向等の理由により、顧客企業のIT投資マインドが減退し、クラウドコンピューティング市場の成長が鈍化するような場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループはストック型ビジネスを中心としたビジネスモデルとなっているため、急激な市場の成長の鈍化が発生した場合でも、極端な事業縮小はないものと考えておりますが、調査会社が発行する市況レポートを確認し、鈍化が予想されている場合は新たな成長市場に投資する等、状況に応じて適切に対応してまいります。 ④ プラットフォームリスク 当社グループのコンテンツ(製品・ライセンス)は、各クラウド事業者のマーケットプレイス利用に関する契約に基づき、クラウド事業者を介してユーザーに提供しております。このため、クラウド事業者の事業方針の変更や手数料率の変動等があった場合、また、当社グループのコンテンツがクラウド事業者側の要件を十分に満たさない等の理由により、不適当であると判断され、コンテンツ提供に関する契約を締結または継続できない場合、及びクラウド事業者において不測の事態が発生した場合等、クラウド事業者を介してユーザーに当社グループのコンテンツを提供できなくなる場合には、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、定期的に各社の担当者からの情報収集を行うことで、各クラウド事業者の動向に適切に対応してまいります。なお、本書提出日現在において契約継続等に影響を及ぼす事態は発生しておりません。 ⑤ WordPressへの依存リスク 「WordPress」は代表的なCMSの1つであり、企業のWebサイト作成において多く利用されております。当社グループの事業は、WordPressを中心に展開しており、WordPressのシェアが低下した場合には、当社グループの製品・サービスへのニーズが低下し、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、WordPress以外のCMSに対しても対応していき、各CMSのシェアに関係することなく優位性を保てるように製品・サービスの開発を行っていく方針です。 (2)事業運営に関するリスク ① 人材の確保リスク 当社グループはクラウドサーバの保守からアプリケーションの開発まで一貫して行っているため、これらに精通した高い技術力の人材の確保が重要な課題となります。当社グループが必要とする人材の確保が計画通りに進まずに事業上の制約要因になる場合には、当社グループの事業展開及び業績に一定の影響を及ぼす可能性があるため、AIによる自動化やKUSANAGI基盤統一による環境の標準化等による業務効率化を推進し、深刻なリスクにならないように努めております。今後は事業環境の変化や顧客のニーズをいち早く察知し、適宜、適切な人事戦略を推進してまいります。 ② 知的財産権についてのリスク 当社グループが開発する製品であるソフトウェアにかかる知的財産権について、第三者の知的財産権に抵触しないよう細心の注意を払っており、これまで第三者から侵害訴訟を提起されたことはなく、知的財産権の侵害を行っていないと認識しております。しかしながら、第三者の知的財産権の状況を完全に調査することは極めて困難であり、知的財産権侵害とされた場合には、損害賠償の請求、当該知的財産権の使用に対する対価の支払いまたはサービスの停止等が発生する可能性があり、その際には当社グループの業績に一定の影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクが顕在化する可能性は低いものの、リスクは常に存在すると認識しております。 ③ 技術革新の対応リスク 当社グループが事業を展開しているクラウドコンピューティング市場は、技術革新が速く、当社グループの優位性を維持するためには、技術革新に即座に対応する必要があります。当社グループでは、各種イベントやセミナーへの参加や社内の定期的な勉強会等を通じて、クラウドコンピューティング市場の技術革新の動向を把握するとともに、それに対応した新サービスの提供ができるよう努めております。しかしながら、当社グループが技術革新に対応できないような場合、または、当社グループが対応できないような技術革新が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、常に最新の技術動向や市場動向を分析し、新技術や製品の研究開発に努め、製品サービスの競争力向上に取り組むことで、技術や顧客ニーズの変化に対応しております。 ④ クラウドインテグレーションにおける不具合・瑕疵リスク 一般的にソフトウェアは高度化、複雑化すると不具合を完全に解消することは不可能と言われており、当社グループのクラウドインテグレーションの提供・開発過程において各種不具合が発生する可能性も否定できません。納品・検収完了後において重大な不具合・瑕疵等が発見され適切に解決できない場合、原則として損害賠償額の上限を開発委託料とする契約を締結しておりますが、かかる損害賠償責任の発生や顧客の当社グループに対する信頼性を著しく毀損する可能性があり、当社グループの業績に一定の影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、クラウドインテグレーションの提供・開発過程において、品質管理の向上を念頭に置いて活動しており、提供・開発手順の標準化と標準化プロセスを遵守すること等により不具合・瑕疵の発生防止に努めております。 ⑤ リザーブドインスタンス購入リスク 当社グループでは、必要に応じて顧客に提供するコンピューティングリソースの利用料金を抑えるためにクラウド事業者からリザーブドインスタンスを購入しております。リザーブドインスタンスとは、定額の予約金を前払いで支払い、一定期間のコンピューティングリソースの利用を確約することにより、利用料金の割引を受けることが可能となるサービスであります。 そのため、顧客サービスにおけるコンピューティングリソース利用量が予測を下回り、リザーブドインスタンスを過剰に保有したまま期日が到来してしまう場合には、利用されなかったコンピューティングリソース分の予約金が無駄になり、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローにマイナスの影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、顧客からの販売料金回収サイクルと前払費用負担のギャップを注視し、利用実態の把握を強化していく方針です。 (3)組織運営に関するリスク ① 情報管理体制についてのリスク 当社グループでは、業務に関連して多数の顧客企業の情報資産を取り扱っており、重要な情報資産について、漏えい、改ざん又は、不正使用等が生じる可能性が完全に排除されているとはいえず、何らかの要因からこれらの問題が発生した場合には、当社グループの社会的信用の失墜、損害賠償責任の発生等により当社経営に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、情報セキュリティに関連する各種規程を整備するとともに、外部からの不正アクセス、コンピュータウイルスの侵入防止等についてシステム的な対策を講じて情報セキュリティ事故の未然防止に努めております。 ② 小規模組織のリスク 当社グループは、2025年11月30日現在において従業員28名にとどまっており、小規模な組織であると認識しております。現状はこれに応じた内部管理体制及び業務執行体制となっておりますが、今後の成長に伴う事業規模の拡大によっては、内部管理体制とのアンバランスが生じ、適切な業務運営が困難となり当社グループの事業活動に支障を来し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 財務報告に係る内部統制に関するリスク 内部統制報告制度のもとで、当社グループの財務報告に係る内部統制に重要な不備が発見される可能性は否定できず、将来にわたって常に有効な内部統制を整備及び運用できる保証はありません。さらに、内部統制には本質的に内在する固有の限界があるため、今後当社グループの財務報告に係る内部統制が有効に機能しなかった場合や財務報告に係る内部統制に重要な不備が発生した場合には、当社グループの財務報告の信頼性に一定の影響が及ぶ可能性があります。 当社グループは、財務報告の信頼性に係る内部統制の整備及び運用を重要な経営課題の一つとして位置づけ、グループを挙げて管理体制等の点検・改善等に継続的に取り組んでおります。 (4)その他のリスク ① 親会社グループとの関係についてのリスク 当社は、2025年11月25日開催の当社取締役会において、GMOインターネットグループ株式会社による当社の普通株式(以下「当社株式」といいます。)に対する公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)に関し、賛同の意見を表明するとともに、本公開買付けに応募するか否かについては、中立の立場をとり、当社の株主の皆様のご判断に委ねることを決議いたしました。 なお、当社株式は本日現在、東京証券取引所スタンダード市場に上場されておりますが、本公開買付けは 当社株式の上場廃止を企図するものではなく、本公開買付け成立後も当社株式の東京証券取引所スタンダー ド市場への上場は維持されます。 本公開買付けは、2025年11月26日から2025年12月23日まで実施され、2025年12月24日付「GMOインターネットグループ株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社、親会社以外の支配株主、主要株主である筆頭株主及び主要株主の異動に関するお知らせ」において公表しているとおり、当社は、本公開買付けに応募された当社株式の数の合計が買付予定数の下限(1,849,400株)以上となりましたので、本公開買付けは成立した旨の報告を受けました。 本公開買付の結果、2025年12月26日(本公開買付けの決済の開始日)をもって、当社の総株主の議決権に対する公開買付者の所有する議決権の割合が50%を超えることとなるため、GMOインターネットグループ株式会社は、新たに当社の親会社に該当することとなりました。 企業運営については自主性に基づき行い、独立性についても確保されているものと認識しておりますが、GMOインターネットグループ株式会社の当社グループに対する基本方針等に変更が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 訴訟・係争について 当社グループでは、当連結会計年度末現在、重要な訴訟事件等に該当するものはございません。しかしながら、今後重要な訴訟等が提起された場合は、当社グループの業績に一定の影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループでは、事業活動の遂行に際し、内部統制の充実やコンプライアンスの強化に努めております。 ③ 自然災害等のリスク 地震や台風等の自然災害、未知のコンピュータウイルス、テロ攻撃またはシステムトラブルといった予見し難い事由により、当社グループの事業活動に必要なサービス基盤が稼働できない状況になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、サービスを安定的に提供するためのシステム運用管理体制を整備し、自然災害等が発生した場合に備え、パブリッククラウドを利用しております。また、データ二重化対策、稼働状況のモニタリング等を実施することにより、自然災害等への対応を図っております。 ④ 配当政策について 当社は、株主利益の最大化は重要な経営目標の一つとして認識しており、株主への利益配当につきましては、業績の推移・財務状況、今後の事業・投資計画等を総合的に勘案し、バランスを取りながら検討していく方針としております。この方針のもと、2025年11月期においては業績や財政状態を総合的に勘案した結果、剰余金の配当を実施いたします。今後につきましても、継続的な利益還元の実施を行っていく方針でありますが、事業環境の急激な変化などにより、目標とする利益還元の実施ができなくなる可能性があります。 ⑤ 資金使途についてのリスク 当社グループの資金の使途につきましては、主に「KUSANAGI Stack」や「MAGATAMA Stack」の開発費、事業拡大のための技術系人材の採用・育成費、当社グループのブランド認知向上及び顧客基盤拡大のための広告宣伝費用等に充当する見込みです。しかしながら、急速に変化する経営環境に柔軟に対応していくため、現時点の資金使途計画以外の使途へ充当する可能性があります。また、当初の計画に沿って資金を使用したとしても、想定どおりの投資効果を上げられない可能性があります。 ⑥ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化リスク 当社は、役員及び従業員に対して、ストック・オプションとして新株予約権を付与しております。また、今後においてもストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、これらの新株予約権が権利行使された場合、当社の株式価値が希薄化し、株価形成に影響を与える可能性があり、このようなリスクが中長期的に顕在化する可能性があると認識しております。なお、2025年11月末時点における新株予約権による潜在株式数は179,400株であり、発行済株式総数3,552,000株の5.1%に相当します。 ⑦ 当社株式の流動性に関するリスク 2025年12月26日に、GMOインターネットグループ株式会社は、新たに当社の親会社に該当することとなりました。今後も引き続き当社株式の東京証券取引所スタンダード市場への上場は維持される方針であり、東京証券取引所が定める上場維持基準を充足していく方針ですが、何らかの事情により流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,532字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は1,431,806千円となり、前連結会計年度末に比べ98,178千円減少いたしました。これは主に自己株式の取得等により現金及び預金が114,379千円減少したことによるものであります。 固定資産は174,746千円となり、前連結会計年度末に比べ67,657千円増加いたしました。これは主に投資その他の資産が58,499千円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は1,606,552千円となり、前連結会計年度末に比べ30,521千円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は158,272千円となり、前連結会計年度末に比べ3,698千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が15,769千円減少したことによるものであります。 固定負債は25,885千円となり、前連結会計年度末に比べ36,192千円減少いたしました。これは長期借入金が36,192千円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は184,157千円となり、前連結会計年度末に比べ39,890千円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,422,395千円となり、前連結会計年度末に比べ9,369千円増加いたしました。これは主に、新株発行により資本金が8,951千円、資本剰余金が8,951千円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が32,966千円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は88.5%(前連結会計年度末は86.3%)となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、企業収益や個人消費の回復等により、国内景気は緩やかな回復基調で推移しております。一方で、不安定な世界情勢、資源価格の高騰、為替相場の変動等、経済の見通しは依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中、IT業界ではデジタル化の需要が年々高まっています。政府が推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)や技術革新に伴い、企業のIT投資が拡大しており、クラウドやAI、データ分析など先端技術への注目がさらに強まっています。特に中小企業でもDXへの取り組みが進み、クラウド導入や業務の効率化が活発化していることが、業界全体の成長を後押ししています。こうした急速な成長の背景には、クラウドを活用したビジネスの効率化や、新たなサービスの創出が不可欠であるとの認識が広がっていることが挙げられます。 また、サイバーセキュリティへの懸念が高まっています。国内外の企業等でのサイバー攻撃被害が続いており、国民生活や社会経済への影響も深刻化しています。近年では、日本の政府機関や地方自治体、企業のウェブサイトを標的としたDDoS攻撃も相次いで発生し、業務継続に支障をきたす事例が増えています。今後、企業のセキュリティ対策強化へのニーズが急速に高まり、セキュリティ関連市場の拡大も予想されます。 このような経営環境のもと、当社は、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」をはじめとしたサーバ高速化ソリューション「KUSANAGI Stack」でKUSANAGI Stack事業を展開し、一気通貫でWebサイトの保守・運用を行うKUSANAGIマネージドサービスの拡大を図ってまいりました。これまで取り組んできた営業力強化のための施策等が当連結会計年度は徐々に実を結び、下半期には新規顧客、既存顧客いずれも大型の案件の受注が獲得できました。またKUSANAGI有償版ライセンスの販売についてもマーケティング強化、製品力強化を行っており、直近では、既存のKUSANAGI Premium EditionとKUSANAGI Business Editionに加えて、セキュリティ対策を強化したKUSANAGI Security Editionもリリースされております。しかし、2025年11月期通期においては、KUSANAGIマネージドサービスは、想定外の解約等が発生したことや、有効リード数・商談数・受注額がそれぞれ未達であったこと等の影響から、目標の売上高に達しませんでした。また、新規に市場投入をしたKUSANAGI Security Editionについても想定を下回る販売状況となりました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高887,044千円(前年度比3.5%増)、営業利益143,612千円(前年度比32.3%減)、経常利益144,937千円(前年度比31.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益107,750千円(前年度比29.1%減)、となり、通期の業績予想に対する実績値は下回る結果となりました。今後は、KUSANAGIマネージドサービスについては新規案件商談数の向上を目標に、KUSANAGI Security Editionについてはより多くのミドルウェアやOSへの自動アップデート、AIによる自動修正機能などを通じ、利用者がより安心できる機能の追加拡充を目指して、業績向上を図ってまいります。 なお、当社グループの事業セグメントは、KUSANAGI Stack事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ114,379千円減少し、当連結会計年度末には1,284,625千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は116,803千円(前連結会計年度は128,476千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益144,937千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は70,673千円(前連結会計年度は38,387千円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出50,000千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は162,977千円(前連結会計年度は17,548千円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額74,004千円、自己株式の取得による支出65,651千円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、生産活動を行っておりませんので、記載しておりません。 b.受注実績 当社グループは、受注実績の記載になじまないため、記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはKUSANAGI Stack事業の単一セグメントであるため、サービス別に記載しております。 サービスの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日  至 2025年11月30日) 販売高(千円)   前年同期比(%) KUSANAGIマネージドサービス   598,930   102.0 クラウドインテグレーションサービス   128,036   118.2 ライセンス販売   160,076   99.1 合計   887,044   103.5 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 住友不動産株式会社   183,813   21.4   153,679   17.3 3.最近2連結会計年度のKUSANAGIマネージドサービスの実績は次のとおりであります。 前連結会計年度 (自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) MRR(百万円)   50   55 顧客数(社数)   107   99 新規顧客数   15   13 解約顧客数   17   21 顧客単価(千円)   468   556 解約率(%)   1.3   1.5 (注)「解約率」は年間解約率の月次平均値となります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中、将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積り及び判断が行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なる場合があります。 当社グループが連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 (固定資産の減損) 当社グループは「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、資産又は資産グループに減損が生じている可能性を示す事象(減損の兆候)がある場合は、回収可能性を評価し、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上する可能性があります。固定資産の回収可能価額については、将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しています。このうち、将来キャッシュ・フローは、事業の計画や市場環境を基礎として、資産グループの現在の使用状況等を考慮した上で慎重に見積っております。 これらの仮定は、経営者が最善と判断した見積りに基づいて決定しておりますが、当初見込んでいた収益が得られなかった場合や、将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更が生じた場合には、固定資産の減損損失を認識し、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態の分析 前述の「(1)経営成績等の状況の概要①財政状態の状況」に記載のとおりであります。 2) 経営成績の分析 (売上高、売上総利益) KUSANAGIマネージメントサービスについて想定より多くの解約が発生した一方で、特に下半期において新規顧客獲得や既存顧客からの受注が増え、結果的に売上高は887,044千円(前年同期比3.5%増)となりました。一方で、外注費や人件費の増加等により、売上原価が大きく増加したことで売上総利益は495,833千円(前年同期比4.6%減)となりました。なお、サービス別の売上高につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ④ 生産、受注及び販売の実績」に記載しております。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、営業施策やマーケティング施策としての支出が増加したことや公開買付けへの対応コストが発生した影響等で、352,220千円(前年同期比14.5%増)となりました。その結果、営業利益は143,612千円(前年同期比32.3%減)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 営業外収益については、2,283千円(前年同期比38.2%増)となりました。営業外費用については、959千円(前年同期比41.9%減)となりました。その結果、経常利益は144,937千円(前年同期比31.7%減)となりました。 (特別利益、特別損失、税金等調整前当期純利益) 特別利益、特別損失は発生しませんでした。その結果、税金等調整前当期純利益は144,937千円(前年同期比31.7%減)となりました。 (法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益) 主に法人税、住民税及び事業税の減少に伴い、法人税等は37,187千円(前年同期比38.4%減)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は107,750千円(前年同期29.1%減)となりました。 3) キャッシュ・フローの分析 前述の「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、クラウドの購入資金の他、開発費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。なお、当社グループの資金の源泉は主に営業活動によるキャッシュ・フローによるものであります。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、短中期的には、収益を確保しつつ事業規模の拡大を目指し、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を重要経営指標として考え重視していく方針です。一方で、長期的には売上高経常利益率の向上を考えております。利益率の向上は当社グループの知的資本の優位性が具現化した結果であり、これが最終的には競争優位性になるものと考えているためです。 最近2連結会計年度における主な経営指標は以下のとおりであります。 経営指標   2024年11月期 (前連結会計年度実績)   2025年11月期 (当連結会計年度実績) 売上高(千円)   857,213   887,044 営業利益(千円)   212,273   143,612 経常利益(千円)   212,274   144,937 親会社株主に帰属する当期純利益   151,899   107,750 売上高経常利益率(%)   24.8   16.3 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載の通り、事業内容や外部環境、事業体制等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、優秀な人材を確保し特定の技術並びにマーケットに偏らないサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行って参ります。 ⑥ 経営戦略の現状と今後の見通し 経営戦略の現状と今後の見通しについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑦ 経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

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開示資料

出典

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