概要
GMOプライム・ストラテジーは、2002年12月に埼玉県朝霞市で設立されたIT企業である。東京都千代田区に本社を置き、従業員28名で運営する。超高速CMS実行環境「KUSANAGI」を中心とした「KUSANAGI Stack」の開発・提供を事業の柱とし、2025年11月期の売上高は約9億円、営業利益は1億円超である。単一セグメントで、パブリッククラウド上でのWordPress高速化と運用保守サービスを主力とする。
KUSANAGIを核とする単一事業セグメント
当社グループの事業は「KUSANAGI Stack事業」の単一セグメントである。超高速CMS実行環境「KUSANAGI」、Web表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」、戦略AI「ONIMARU® David」の3製品を中核とし、これらを組み合わせて顧客のWordPress等のCMSやWebシステムの高速・安全な運用を実現する。事業は「KUSANAGIマネージドサービス」「クラウドインテグレーションサービス」「ライセンス販売」の3つのサービスから構成される。
売上の7割以上を占めるマネージドサービス
主力サービスは「KUSANAGIマネージドサービス」であり、パブリッククラウド上のKUSANAGI環境でWordPressサイトの保守・運用を月額課金で提供する。監視・障害対応・アップデート・バックアップ等のフルマネージドをワンストップで行う。2025年11月期の売上高887百万円のうち、大部分はこのサブスクリプション型収益である。クラウドインテグレーションサービスは導入時の構築や移行、追加開発を担当し、ライセンス販売は有償版KUSANAGIの提供をクラウド事業者のマーケットプレイス経由で行う。
39カ国218リージョンに広がる販売網
KUSANAGIは国内外の主要な26クラウド事業者と直接提携し、2025年5月現在39カ国218リージョンで利用可能である。累計稼働台数は2025年6月末時点で10万台を超える。グローバル展開の拠点として、シンガポールに100%子会社「Prime Strategy Singapore Pte. Ltd.」を保有し、インドネシアには子会社「PT. Prime Strategy Indonesia」(議決権比率95%)がある。ただし、同事業の収益の大半は国内からのものである。
フリーミアムモデルで顧客を拡大
KUSANAGIは無償版と有償版を組み合わせたフリーミアムモデルを採用している。無償提供によりプロダクトの認知を広げ、そこから有償の保守運用サービスや上位版ライセンス(Business Edition、Premium Edition、Security Edition)への移行を促す戦略である。2025年1月にはセキュリティ強化版「KUSANAGI Security Edition」を追加した。このモデルにより、コストを抑えた導入が可能となり、中小規模サイトから大規模エンタープライズまで顧客層を拡大している。
業界の中での役割はCMS実行環境・Web高速化技術のプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/11期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| KUSANAGIマネージドサービス | 6億円 | 66.7% | — | — |
| ライセンス販売 | 2億円 | 22.2% | — | — |
| クラウドインテグレーションサービス | 1億円 | 11.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01Webシステム運用主力
パブリッククラウド上でWordPress等のCMSを高速に稼働させる実行環境と、マネージドサービス・インテグレーション・ライセンス販売を提供。Webサイトの速度と安定性を向上する。
WordPress高速化で世界最大級
- KUSANAGI
- WordPress等を高速・安全に動作させるクラウド実行環境。専用サーバを構築し、処理を高速化する。
- WEXAL Page Speed Technology
- Webページのリソースを最適化し、表示速度を高めるエンジン。
製品と技術
超高速CMS実行環境「KUSANAGI」
「KUSANAGI」は、WordPress等のCMSを高速かつ安全に動作させるための実行環境である。WordPressのシステムインテグレーターとして培った知見を基に開発され、標準的な実行環境と比較してページキャッシュ使用時に約260倍、キャッシュ非使用時に約1.8倍の高速化を実現する。無償版のほか、有償版として「Business Edition」「Premium Edition」「Security Edition」を提供。有償版はパブリッククラウドのマーケットプレイスを通じて販売される。累計稼働台数は10万台を超える。
Web表示高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」
「WEXAL® Page Speed Technology®」は、Webページを構成するHTMLや画像等のリソースを最適化し、クライアント端末とサーバ間のネットワーク通信を高速化するエンジンである。ページ描画の最適化も行い、ユーザー体験を向上させる。「KUSANAGI Premium Edition」に標準搭載され、単体でも利用可能。2019年7月に発表され、モバイル表示高速化サービスとしても提供されている。
戦略AI「ONIMARU® David」
「ONIMARU® David」は、Webサイトのページを解析し、最適な高速化戦略を自動立案するAIソフトウェアである。「WEXAL® Page Speed Technology®」単体では高速化戦略の設定にエンジニアの手作業が必要だったが、本製品により自動化される。KUSANAGI Premium Editionに含まれ、KUSANAGI Stackの一部としてトータルな高速化を実現する。
KUSANAGI Stackとしての統合ソリューション
「KUSANAGI Stack」は、KUSANAGI、WEXAL® Page Speed Technology®、ONIMARU® Davidの3製品を総称したプロダクト群である。サーバ側の処理(データ生成)をKUSANAGIが高速化し、サーバ処理後のデータ表示をWEXALとONIMARUが最適化する。これらを組み合わせることで、アクセス集中時でも安定したサイト運用が可能となる。クラウド事業者との提携により、39カ国218リージョンで利用できる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- Webシステム運用WordPress高速化で世界最大級
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がGMOプライム・ストラテジー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9417スマートバリュー | 37億円 | — |
| 2 | 3674オークファン | 37億円 | — |
| 3 | 3690イルグルム | 37億円 | 109.1倍 |
| 4 | 5250GMOプライム・ストラテジー | 36億円 | 33.7倍 |
| 5 | 3727アプリックス | 36億円 | — |
| 6 | 3976シャノン | 36億円 | — |
| 7 | 4174アピリッツ | 36億円 | — |
| 8 | 3967エルテス | 35億円 | — |
| 9 | 3917アイリッジ | 35億円 | 5.5倍 |
| 10 | 3974SCAT | 35億円 | 15.2倍 |
| 11 | 3987エコモット | 35億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
埼玉県朝霞市で資本金2100万円のスタート
2002年12月、埼玉県朝霞市において資本金21,000千円でプライム・ストラテジー株式会社を設立した。翌2003年4月には東京都港区へ本社を移転し、Webシステム開発・Webサイト構築事業、Webマーケティング事業、サーバホスティング事業の提供を開始した。創業当初はクラウドインテグレーションに特化しておらず、複数の事業を手がけていた。
オフショア開発への挑戦と撤退
2005年4月、オフショア開発のためインドネシア共和国ジャカルタ首都特別州に「PT. Prime Strategy Indonesia」を設立した。しかし、事業が軌道に乗らず、2006年9月には同社を清算した。その後、2014年2月にインドネシア法人「PT. Prima Softindo」の株式を90%取得し、「PT. Prime Strategy Indonesia」として再び子会社化した。現在も同社は連結子会社として存続している。
事業をクラウドインテグレーションに統一
2006年2月、第三者割当増資により資本金40,000千円に増資すると同時に、事業内容をクラウドインテグレーション事業に一本化した。2008年11月にはWordPressを中心としたシステムインテグレーションの提供を開始し、後の主力製品「KUSANAGI」の開発につながる基盤を築いた。この時期、本社は東京都港区と千代田区の間で移転を繰り返し、2012年11月に千代田区に落ち着いた。
KUSANAGIの開発とパブリッククラウド展開
2015年6月、WordPressを高速・高セキュリティに稼働させる実行環境「KUSANAGI」を開発した。翌7月にはパブリッククラウドにリリースし、2016年8月には保守運用サービス「KUSANAGI公式サポートサービス」の提供を開始した。2018年4月にはGoogle Cloud Platform Marketplaceに国内プロダクトとして初めて登録され、クラウド事業者との連携を強化した。
有償版の拡充と高速化エンジンの発表
2019年1月、企業向け有償版「KUSANAGI for AWS Business Edition」を提供開始。同年7月にはWebサイト表示の高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」を発表し、モバイル表示高速化サービスも開始した。2019年8月には「KUSANAGI for Microsoft Azure Premium Edition」をリリースし、クラウドプラットフォームごとに最適化した上位版を揃えた。
GMOインターネットグループへの参画
2025年12月26日、GMOプライム・ストラテジーはGMOインターネットグループ株式会社のグループジョインした。これにより、GMOグループの基盤と当社の技術を融合し、エンタープライズ領域での法人向けソリューション強化やAI・ハイパーオートメーションの展開を目指す。2026年11月期からは組織を3事業部制(KUSANAGI事業部、ライセンス事業部、AI事業部)に再編し、グループシナジーの創出を推進している。
年表21件を開く
2000年代
- 2002年12月創業埼玉県朝霞市において資本金21,000千円でプライム・ストラテジー株式会社を設立
- 2003年4月東京都港区へ本社移転 Webシステム開発・Webサイト構築事業、Webマーケティング事業、サーバホスティング事業及びサービスの提供を開始
- 2004年5月第三者割当増資により資本金28,000千円に増資
- 2005年3月第三者割当増資により資本金33,000千円に増資
- 2005年4月創業オフショア開発のためインドネシア共和国ジャカルタ首都特別州に「PT. Prime Strategy Indonesia」(以下、「旧PT. Prime Strategy Indonesia」)を設立
- 2006年2月第三者割当増資により資本金40,000千円に増資 事業内容をクラウドインテグレーション事業に統一
- 2006年9月「旧PT. Prime Strategy Indonesia」を清算
- 2006年10月東京都千代田区へ本社移転
- 2008年11月WordPressを中心としたシステムインテグレーションの提供を開始
- 2009年5月東京都港区へ本社移転
2010年代
- 2012年11月東京都千代田区へ本社移転
- 2014年2月M&Aインドネシア法人「PT. Prima Softindo」の株式を90%取得し、「PT. Prime Strategy Indonesia」に商号変更、子会社化
- 2015年6月WordPressを高速・高セキュリティに稼働させる実行環境「KUSANAGI」を開発
- 2015年7月「KUSANAGI」をパブリッククラウドにリリース
- 2015年9月海外向け販路確立のためシンガポール共和国シンガポール市に100%子会社「Prime Strategy Singapore Pte. Ltd.」を設立
- 2016年8月「KUSANAGI」の保守運用サービスである「KUSANAGI公式サポートサービス(WordPressサポートサービス・KUSANAGIサポートサービス・KUSANAGIマネージドサービス)」の提供を開始
- 2018年4月「KUSANAGI」がGoogle Cloud launcher(現 Google Cloud Platform Marketplace)に国内プロダクトとして初めて登録
- 2018年9月「PT. Prime Strategy Indonesia」の発行済株式を追加取得し、議決権比率を95%とする
- 2019年1月企業向け有償版サービス「KUSANAGI for AWS Business Edition」の提供を開始
- 2019年7月ウェブサイト表示の高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」を発表するとともに、モバイル表示高速化サービス「WEXAL® モバイル表示高速化サービス」の提供を開始
- 2019年8月企業向け有償版の最上位サービス「KUSANAGI for Microsoft Azure Premium Edition」の提供を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高記載なし
- 営業利益記載なし
- 経常利益記載なし
- 親会社株主に帰属する当期純利益記載なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
グループシナジーの創出
GMOインターネットグループへの参画を機に、「KUSANAGI技術のグループ横断展開」「AI・ハイパーオートメーションのグループ全体への展開」「エンタープライズ領域における法人向けソリューション強化」の3点で強力なシナジーを創出し、企業価値向上を目指す。
- 02
優秀な人材の確保
持続的成長のため、AI技術者、営業人材、マーケティング人材など専門性の高い人材獲得に注力。積極的な採用活動で各分野の戦力を強化する。
- 03
KUSANAGI Stack事業の安定成長
収益基盤安定のため、既存のKUSANAGIマネージドサービスやライセンスビジネスの堅調な成長を実現。営業・マーケティング強化による安定成長を目指す。
- 04
AI関連ビジネスの売上拡大
「MAGATAMA Stack」を基軸にAIサービスを拡大し、マーケティング施策による認知度向上で売上拡大を図る。
- 05
内部管理体制の強化
顧客満足度向上と事業規模拡大に対応するため、管理部門の人材採用、業務のIT化・自動化、外部委託活用による効率的な内部管理体制構築を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で28人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は765万円で、2期前と比べて+17.8%。平均年齢は47.4歳、平均勤続年数は5.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年11月 | 649 | 43.8 | 4.8 | 23 | — |
| 2024年11月 | 751 | 46.7 | 5.5 | 25 | 800 |
| 2025年11月 | 765 | 47.4 | 5.2 | 28 | 357 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 海外PRIME STRATEGY NEW YORK, INC.米国ニューヨーク 州 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は9億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 11億円 | 9億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 1億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥22 | ¥22 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は5億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+25.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 2 | 1 | 50.0 | 0 |
| 2023年2Q | 2 | 1 | 50.0 | 1 |
| 2023年3Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 2 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 2 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 2 | 1 | 50.0 | 1 |
| 2024年4Q | 5 | 1 | 20.0 | 1 |
| 2025年2Q | 4 | 1 | 25.0 | 0 |
| 2025年4Q | 5 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 5 | 1 | 20.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年11月期からの7期で、売上は5億円から9億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年11月 | 5 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年11月 | 6 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年11月 | 6 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年11月 | 8 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年11月 | 9 | — | 3 | — | 2 |
| 2024年11月 | 9 | 2 | 2 | 22.2 | 2 |
| 2025年11月 | 9 | 1 | 1 | 11.1 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高9億円のうち、営業利益として残るのは1億円で11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の11.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.4%4億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金44.4%4億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年11月期は営業CFが1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は13億円で、売上の17.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 2021年11月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 3 |
| 2022年11月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 |
| 2023年11月 | 2 | 0 | 6 | 2 | 13 |
| 2024年11月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 14 |
| 2025年11月 | 1 | −1 | −2 | 0 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年11月期の総資産は16億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は88.5%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年11月 | 3 | 0 | 3 | 3.1 |
| 2020年11月 | 4 | 0 | 4 | 9.7 |
| 2021年11月 | 4 | 1 | 3 | 31.6 |
| 2022年11月 | 7 | 3 | 4 | 45.8 |
| 2023年11月 | 15 | 13 | 2 | 86.5 |
| 2024年11月 | 16 | 14 | 2 | 86.3 |
| 2025年11月 | 16 | 14 | 2 | 88.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中493位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,025で、1年前と比べて+4.0%。過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 33.7倍 |
| PER (会社予想) | 69.5倍 |
| PBR | 2.59倍 |
| 配当利回り | 2.15% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-11.6%下落し、7/31には995円。25日線(1069.64円)を-7.0%下回り、75日線(1115.13円)も下回る。RSI31と弱含むが、52週安値(831円)からは+19.7%の水準。出来高は直近で3,500株と低調だが、7/13には8,100株と増加。上値は25日線が抵抗。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PERが34.4倍と業界平均29.7倍を上回りやや割高。PBRは2.63倍で平均3.44倍を下回る。配当利回り2.10%は平均1.25%を上回る。ROE7.6%と平均並み。予想PER70.7倍で将来期待が織り込まれている面があり、売上高が横ばいで成長鈍化リスクに注意。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 33.7倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 69.5倍 | — |
| PBR | 2.59倍 | 2.96倍 |
| ROE | 7.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり22円で、前期から+4.8%。いまの株価に対する利回りは2.15%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年11月 | 21 | — | 51.6 |
| 2025年11月 | 22 | 4.8 | 79.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥22
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ2,141人。区分でいちばん多いのは個人・その他で91.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.6%を占め、残る95.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 90.0 | 92.5 | 91.2 |
| 事業法人 | 4.9 | 4.8 | 4.6 |
| 証券会社 | 3.1 | 1.9 | 3.8 |
| 外国法人 | 1.6 | 0.6 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.3 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中村 けん牛(国内連絡先) | 40.76 |
| 02 | 中村 八千代(国内連絡先) | 18.20 |
| 03 | 株式会社エアトリ | 3.27 |
| 04 | 大島 義裕 | 1.45 |
| 05 | 北川 誉人 | 1.19 |
| 06 | 株式会社イントラスト | 1.05 |
| 07 | 楽天証券株式会社共有口 | 0.91 |
| 08 | JPモルガン証券株式会社 | 0.80 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 0.59 |
| 10 | 宮坂 仁 | 0.57 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+102%、1株純資産は7期で−37%。直近期のROEは7.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年11月 | −1,366 | 644 | — | — | — |
| 2020年11月 | 10 | 12 | 134.2 | — | — |
| 2021年11月 | 34 | 46 | 114.6 | — | — |
| 2022年11月 | 69 | 117 | 84.9 | — | — |
| 2023年11月 | 56 | 376 | 22.7 | 32.2 | 37.8 |
| 2024年11月 | 44 | 401 | 11.2 | 25.1 | 51.6 |
| 2025年11月 | 31 | 405 | 7.6 | 50.0 | 79.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
17名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は17名。2025/11期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 吉政忠志 | 代表取締役(マーケティング部、AI事業部管掌) | 57 | 1,900 |
| 池宮紀昭 | 取締役(KUSANAGI事業部、ライセンス事業部管掌) | 41 | 6,400 |
| 城塚紘行 | 取締役(経営管理部管掌) | 44 | 4,600 |
| 小舘亮之 | 取締役 | 57 | — |
| 大﨑理乃 | 取締役 | 42 | — |
| 添田繁永 | 取締役(監査等委員) | 52 | 7,000 |
| 森田芳玄 | 取締役(監査等委員) | 48 | — |
| 鈴木隆之 | 取締役(監査等委員) | 73 | — |
| 大曲仁 | KUSANAGI事業部 執行役員 | — | — |
| 林正孝 | 経営管理部 執行役員 | — | — |
| 相原知栄子 | ライセンス事業部 執行役員 | — | — |
| 入江直樹 | ライセンス事業部 執行役員 | — | — |
残りの役員5名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 押尾孝浩 | AI事業部 執行役員 | — | — |
| 松隈基至 | マーケティング部 執行役員 | — | — |
| 有澤克己 | 取締役 | 52 | — |
| 桑原将行 | 取締役 | 27 | — |
| 中村けん牛 | 取締役 | 55 | 290,700 |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 37 | 37 | 9 |
| 社外取締役 | 5 | 16 | 16 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,982字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,055字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,186字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,532字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第24期(2025/12/01-2026/12/31)2026-07-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-25
- 半期報告書半期報告書-第23期(2024/12/01-2025/11/30)2025-07-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2023/12/01-2024/11/30)2025-02-28
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第2四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-11
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2022/12/01-2023/11/30)2024-02-29
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-13
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-13
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年12月期 第2四半期決算説明資料2026-07-13
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