概要
アプリックスは1986年にソフトウェア開発会社として創業し、2003年に東京証券取引所マザーズに上場した。組込み向けJavaプラットフォーム「JBlend」の開発で知られ、現在はMVNO通信サービスやIoTソリューション、システム開発を主事業とする。2025年12月期の売上収益は約29億円、従業員数は53名。本社は東京都新宿区。
ストックビジネスとシステム開発の二軸体制
アプリックスの事業は「ストックビジネス事業」と「システム開発事業」の二つに区分される。ストックビジネス事業はMVNOや光回線などの通信サービス、車両運行管理サービス「AORINO」、リテールメディアプラットフォーム「BRIDGE AD」など継続課金型の製品・サービスを提供する。システム開発事業は創業以来培った組込み技術を活かし、組込み・エッジからクラウドまでのワンストップ開発を受託する。2025年12月期のセグメント売上収益は、ストックビジネスが2,518百万円、システム開発が370百万円と、ストックビジネスが全体の87%を占める安定的な収益基盤を持つ。
収益構造の変化と赤字脱却への道筋
財務数値は2012年12月期の売上収益75億円から減少を続け、2018年12月期には3億円まで落ち込んだ。その後、子会社化したスマートモバイルコミュニケーションズのMVNO事業が寄与し、2020年12月期に34億円へ急回復。2021年から2024年までは35~38億円で推移したが、2025年12月期は29億円に減少した。営業損益は2012年以降赤字が続いたが、2020年12月期に黒字転換。2024年12月期には営業利益2億円を計上したが、2025年12月期は営業損失6,486万円に再び落ち込んだ。経営指標として事業利益とEBITDAを重視している。
グループ構成と子会社の役割
連結子会社はスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社(SMC)の1社。SMCは2007年に設立され、2019年8月に簡易株式交換で完全子会社化された。MVNO事業やMVNE事業を運営し、モバイルWiFiルーター「THE WiFi」、通信機能付きAIドライブレコーダー、光コラボレーションサービスなどを提供する。アプリックスのストックビジネス事業の収益はSMCのMVNOサービスが牽引しており、グループ全体の収益安定化に貢献している。
業界の中での役割はシステム開発サービスと通信サービスを提供するテクノロジー企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ストック ビジネス事業 | 25億円 | 86.2% | 3億円 | 12.0% |
| システム 開発事業 | 4億円 | 13.8% | 1億円 | 25.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01ストックビジネス(通信・サービス)主力
継続課金モデルの製品・サービスを提供。子会社SMCがMVNO・MVNE事業、モバイルWiFiルーターや通信機能付きAIドライブレコーダーの提供を行い、当社は車両運行管理サービス「AORINO」やリテールメディアプラットフォーム「BRIDGE AD」を提供する。
- MVNO/MVNE事業
- 仮想移動体通信事業者向けの通信サービス提供。SMCが運営し、モバイルWiFiルーターなどの通信機能も提供する。
- AORINO
- 車両運行管理サービス。GPSを活用し、位置情報や走行記録を管理する。
- BRIDGE AD
- リテールメディアプラットフォーム。店頭のデジタルサイネージなどを通じた広告配信サービス。
- 光コラボレーションサービス
- 光回線を利用したインターネット接続サービス。通信事業者と提携して提供する。
02システム開発準主力
これまでの自社開発や他社からの受託開発で培った知見を活かし、組込み・エッジからクラウドまでのシステム開発を手がける。多様な業界のクライアントに対してワンストップで開発サービスを提供する。
- システム開発サービス
- 組込みソフトウェアからクラウドアプリケーションまで、要件定義から運用保守までを一括で提供する開発サービス。
製品と技術
組込みJavaプラットフォーム「JBlend」
JBlendは1997年に発表された、家電や携帯端末向けのJavaアプリケーション実行環境。携帯電話のJavaゲームやアプリの基盤として広く採用され、同社の成長を支えた。Androidの登場により携帯電話向け需要は減少したが、組込み機器向けの技術として蓄積された開発力は、現在のシステム開発事業の基盤となっている。同社はこの知見を活かし、Bluetooth Low Energy通信やクラウド連携など、エッジからクラウドまでのワンストップ開発を提供している。
ビーコン製品とIoTソリューション群
ビーコン製品は2013年の「BM1」から始まり、「MyBeaconシリーズ」や「お知らせビーコン」へと拡充した。いずれもBluetooth Low Energyを利用し、近距離無線通信で位置情報や機器状態を通知する。2015年にはBluetooth/Wi-Fiゲートウェイモジュール、2016年にはAmazon Echo対応IoTソリューションを開発。2018年には水処理システム向け「HARPS」、屋内測位「groma」、AR在庫管理「Quanti」を発表した。2024年にはリテールメディアプラットフォーム「BRIDGE AD」を提供開始し、大手小売店舗での広告配信を実現した。
MVNO通信サービスと車両管理「AORINO」
子会社SMCが運営するMVNOサービスは、音声通話やデータ通信、クラウドSIM型モバイルWiFiルーター「THE WiFi」などを提供する。2025年12月期のストックビジネス売上の大部分を占める。法人向けには通信機能付きAIドライブレコーダー「AORINO」と、アルコール検知器連携アプリ「FUUDA」をセットにしたサービスを展開。事業者からMVNO事業を引き継ぐ「まかせるMVNO」も2025年12月に全国展開した。MVNO事業がグループの安定的な収益源となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
ソフトウェア開発、赤字転落で危機
アプリックスは、情報・通信業でモバイルソリューションや組込みソフトウェアを手掛けます。売上高は2024年12月期に37億円と減少傾向で、2025年12月期には29億円へと縮小し、営業損失3.45%と赤字に転落しています。同業のハッチ・ワークやソラコムと比較しても、規模が小さく、収益性で大きく劣ります。技術トレンドの変化への対応が遅れ、競争力を失いつつあります。財務体質も悪化しており、早期の立て直しが必要です。
強み
- 長年のモバイルソリューション開発で培った技術ノウハウを持つ。
- 一部の技術に関して特許を保有しており、一定のバリアがある。
- 既存顧客との継続取引があり、安定した需要が一部存在する。
- IoTやAIなど新しい分野への投資を進めている点。
課題
- 営業損失を計上し、業績が急速に悪化。早期の収益改善が急務。
- 売上高が減少傾向にあり、主要顧客の離反や案件減少が懸念される。
- 技術革新のスピードについていけず、競合との差を広げられている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がアプリックス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2330フォーサイド | 38億円 | 11.2倍 |
| 2 | 5029サークレイス | 38億円 | 18.2倍 |
| 3 | 9417スマートバリュー | 37億円 | — |
| 4 | 3674オークファン | 37億円 | — |
| 5 | 3690イルグルム | 37億円 | 109.1倍 |
| 6 | 3727アプリックス | 36億円 | — |
| 7 | 3976シャノン | 36億円 | — |
| 8 | 5250GMOプライム・ストラテジー | 36億円 | 33.7倍 |
| 9 | 4174アピリッツ | 36億円 | — |
| 10 | 3967エルテス | 35億円 | — |
| 11 | 3917アイリッジ | 35億円 | 5.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
ソフトウェア開発会社として創業とJBlendの誕生
1986年2月、資本金1,000万円で株式会社アプリックスが設立された。当初はソフトウェア開発を目的としていたが、1997年6月に家電等の機器組込み向けJavaアプリケーション実行プラットフォーム「JBlend」を発表。同製品は携帯電話や家電への搭載が進み、同社の基幹技術となる。2003年12月には東京証券取引所マザーズに上場し、2005年11月にはNTTドコモと業務・資本提携を締結するまでに成長した。
Android陣営への参画とビーコン事業への転換
2007年11月、アプリックスは移動端末向けプラットフォーム「Android」の開発推進団体「Open Handset Alliance」に、設立メンバーの中で唯一の日本のソフトウェアベンダとして参加した。しかし2010年代に入ると組込みJava市場の縮小に直面。2013年4月には商号をアプリックスIPホールディングスに変更し、同年11月にiPhone/Android向けビーコンモジュール「BM1」を販売開始。2014年には商用ビーコン「MyBeaconシリーズ」やビーコンサービスアプリ「hubea」を相次いで投入し、IoT分野への本格参入を図った。
IoTソリューションの拡充とMVNO事業の取り込み
2015〜2018年にかけて、アプリックスはIoT関連製品を多数開発した。2015年には浄水器フィルター交換通知用ビーコン内蔵流量センサー、2016年にはAmazon Echo対応IoTソリューション、2018年には水処理システム向け「HARPS」や屋内測位ソリューション「groma」、AR在庫管理スキャナー「Quanti」を発表。2016年10月にはNTTドコモとの提携を終了し、2017年4月には子会社アプリックスを吸収合併して商号を現在の「株式会社アプリックス」に戻した。2018年1月には光通信との合弁会社BEAMOを設立。2019年8月にスマートモバイルコミュニケーションズを完全子会社化し、MVNO事業をグループに取り込んだ。
グロース市場移行と不適合からの回復
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりマザーズからグロース市場に移行した。2022年12月期には時価総額基準に不適合となるが、2023年12月期には適合。しかし2024年12月期に再び不適合となり、低迷が続いた。これに対し、2026年1月に株式会社グローバルキャストとの株式交換を決議し、持株会社体制移行を前提としたグループ経営の強化を目指すと発表。また、2030年に厳格化される上場維持基準を見据え、M&Aやアライアンスによる外部リソースの取り込みを急務としている。
年表23件を開く
1980年代
- 1986年2月創業ソフトウエア開発を目的として資本金1,000万円をもって株式会社アプリックス設立。
1990年代
- 1997年6月家電等の機器組込み向けの、Java言語で作成されたアプリケーションを実行するプラットフォーム「JBlend」を発表。
2000年代
- 2003年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
- 2005年11月株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(現 株式会社NTTドコモ)と業務・資本提携。
- 2007年11月創業移動端末向けのソフトウエアプラットフォーム「Android」の開発推進団体「Open Handset Alliance(OHA)」に、設立メンバーの中で唯一の日本のソフトウエアベンダとして参加。
2010年代
- 2013年4月商号変更商号を「アプリックスIPホールディングス株式会社」に変更。
- 2013年11月iPhoneやAndroid端末に対応したビーコンモジュール「BM1」を販売開始。
- 2014年3月商用利用向けビーコン「MyBeaconシリーズ」を販売開始。
- 2014年7月ビーコンサービス専用のアプリケーション「hubea」を提供開始。
- 2014年11月機器組込み型ビーコン「お知らせビーコン」を開発。
- 2015年4月本社事業所を東京都新宿区西早稲田二丁目20番9号に移転。
- 2015年6月IoTサービス「お知らせビーコン」のオプションとして、Bluetooth及びWi-Fiからの利用を可能にするBluetooth/Wi-Fiゲートウェイモジュールを開発。
- 2015年11月浄水器のフィルター交換を通知するビーコン内蔵流量センサーを開発。
- 2016年4月当社IoTソリューションが米国Amazon.com,Inc.の人工知能搭載ハンズフリースピーカー「Amazon Echo」に対応。
- 2016年10月株式会社NTTドコモとの業務・資本提携契約を終了。
- 2017年4月M&A子会社株式会社アプリックスを吸収合併し、商号を「株式会社アプリックス」に変更。
- 2017年6月Amazon Alexa対応家電向けIoTソリューションを販売開始。
- 2018年1月株式会社光通信との合弁会社「株式会社BEAMO」設立。
- 2018年4月水処理システムをIoT化するオールインパッケージ「HARPS(ハープス)」発売開始。
- 2018年6月屋内測位/位置情報システム市場向けソリューション「groma(グローマ)」発表。
- 2018年10月AR在庫管理スキャナー「Quanti(クアンティ)」公開。
- 2019年8月M&A簡易株式交換の方法によりスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社を完全子会社化。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
ストックビジネスの拡大とシステム開発の収益性向上
MVNO等の継続課金モデル(ストックビジネス)の売上拡大と、組込み開発力を活かしたシステム開発の粗利益増加を成長戦略とする。ストックビジネスでは強みのMVNOサービスを軸に通信サービスとバックオフィス対応、サービスの拡充を図り、システム開発ではワンストップ開発力を活かし顧客基盤構築とエンジニア稼働率適正化で収益性を高める。
- 02
グローバルキャストとのM&Aによるグループ一体経営
2026年4月にグローバルキャストと株式交換を実施し、持株会社体制への移行を検討。両社の「製品開発力」と「販売基盤」を統合し、高品質サービスの安定供給と市場浸透、販路拡大のシナジーを早期に実現することで企業価値を向上する。
- 03
M&Aやアライアンスの積極推進
2030年の上場維持基準厳格化に対応し、時価総額100億円以上を目指すため、光通信との資本業務提携を基軸にM&Aやアライアンスを推進。外部リソースを取り込み、成長段階に応じた経営資源確保とスケールアップを図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で53人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は573万円で、9期前と比べて−12.9%。平均年齢は47.2歳、平均勤続年数は12.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 97 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 33 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 33 | — |
| 2019年12月 | 658 | 45.1 | 10.3 | 39 | — |
| 2020年12月 | 665 | 47.3 | 10.3 | 45 | — |
| 2021年12月 | 609 | 47.0 | 10.8 | 46 | — |
| 2022年12月 | 651 | 47.4 | 11.9 | 45 | — |
| 2023年12月 | 604 | 45.7 | 11.4 | 49 | — |
| 2024年12月 | 616 | 46.9 | 12.1 | 51 | 392 |
| 2025年12月 | 573 | 47.2 | 12.1 | 53 | −189 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社(注2,3)東京都豊島区南池袋一丁目16番15号ダイヤゲート池袋 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は29億円、営業利益は-1億円。前期と比べると減収減益で、売上が-21.6%、利益が-150.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 91億円 | 29億円 |
| 営業利益 | — | -1億円 |
| 純利益 | — | -1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥2 | ¥2 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は31億円、営業利益は−1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+106.7%、営業利益は−200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年1Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2023年2Q | 9 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年3Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2024年1Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2024年4Q | 18 | 1 | 5.6 | 1 |
| 2025年2Q | 15 | 1 | 6.7 | 1 |
| 2025年4Q | 14 | −2 | −14.3 | −2 |
| 2026年2Q | 31 | −1 | −3.2 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は75億円から29億円へ39%に減った。直近期の営業利益率は-3.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 75 | — | −25 | — | −34 |
| 商号を「アプリックスIPホールディングス株式会社」に変更。 | |||||
| 2013年12月 | 58 | — | −24 | — | −30 |
| 2014年12月 | 22 | — | −27 | — | −33 |
| 2015年12月 | 15 | — | −24 | — | −29 |
| 2016年12月 | 15 | — | −9 | — | −10 |
| 子会社株式会社アプリックスを吸収合併し、商号を「株式会社アプリックス」に変更。 | |||||
| 2017年12月 | 6 | — | −4 | — | −9 |
| 株式会社光通信との合弁会社「株式会社BEAMO」設立。 | |||||
| 2018年12月 | 3 | — | −5 | — | −5 |
| 簡易株式交換の方法によりスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社を完全子会社化。 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2019年12月 | 8 | — | −2 | — | −2 |
| 2020年12月 | 34 | — | 0 | — | 1 |
| 2021年12月 | 35 | — | −1 | — | −1 |
| 2022年12月 | 35 | — | 1 | — | 2 |
| 2023年12月 | 38 | — | 3 | — | 3 |
| 2024年12月 | 37 | 2 | 2 | 5.4 | 2 |
| 2025年12月 | 29 | −1 | −1 | −3.4 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高29億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.5%19億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.0%9億円
- その他の費用持分法損益などの調整6.9%2億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-3.4%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は13億円で、売上の5.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −4 | −22 | 0 | −26 | 63 |
| 2013年12月 | −7 | −11 | −1 | −18 | 47 |
| 2014年12月 | −10 | −1 | 0 | −11 | 37 |
| 2015年12月 | −24 | −2 | 3 | −26 | 14 |
| 2016年12月 | −12 | 0 | 9 | −12 | 11 |
| 2017年12月 | −4 | 1 | 0 | −3 | 8 |
| 2018年12月 | −5 | 0 | 7 | −5 | 10 |
| 2019年12月 | 1 | 0 | 1 | 1 | 14 |
| 2020年12月 | −3 | 0 | 2 | −3 | 13 |
| 2021年12月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 13 |
| 2022年12月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 15 |
| 2023年12月 | 4 | −1 | 0 | 3 | 18 |
| 2024年12月 | 3 | −11 | 3 | −8 | 13 |
| 2025年12月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は35億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は66.8%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 126 | 103 | 23 | 82.3 |
| 2013年12月 | 97 | 76 | 21 | 78.2 |
| 2014年12月 | 60 | 45 | 15 | 74.7 |
| 2015年12月 | 27 | 18 | 9 | 65.6 |
| 2016年12月 | 24 | 18 | 6 | 74.2 |
| 2017年12月 | 9 | 8 | 1 | 87.8 |
| 2018年12月 | 12 | 11 | 1 | 90.5 |
| 2019年12月 | 31 | 21 | 10 | 68.5 |
| 2020年12月 | 31 | 22 | 9 | 68.2 |
| 2021年12月 | 28 | 20 | 8 | 71.4 |
| 2022年12月 | 30 | 22 | 8 | 74.5 |
| 2023年12月 | 33 | 25 | 8 | 77.9 |
| 2024年12月 | 39 | 26 | 13 | 66.8 |
| 2025年12月 | 35 | 23 | 12 | 66.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中264位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中586位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥164で、1年前と比べて-25.5%。過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 1.00倍 |
| 配当利回り | 1.22% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線(134.6円)を+4.0%上回り、75日線(154.1円)や200日線(170.2円)は下回る。52週高値282円から-50.4%、安値121円からは+15.7%。直近1カ月で+5.3%上昇、7/16は横ばい。RSIは66.7とやや高め。出来高は6/5に224,100株の急増後、減少。週足は安値圏からの反発模様。75日線が上値抵抗。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PBRが1.36倍と業界平均3.51倍を大きく下回り、ROE6.1%を考慮すると資産価値に対して割安です。配当利回り2.5%は業界平均1.20%を上回り、株主還元は良好です。ただし、2025年12月期の営業赤字見通しから収益力に懸念があり、割安だが業績悪化リスクを抱えています。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 1.00倍 | 2.96倍 |
| ROE | 6.1% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
同社はIoT関連ソフトウェアで収益を上げているが、業績は不安定で、2025/12期は減収・赤字を見込む。強気派は、IoT市場の成長や自社製品のニーズの高まり、PBR1.36倍の割安感を評価する。弱気派は、減収基調や低い営業利益率、競争の激化を懸念し、回復には時間がかかるとみる。配当利回り2.5%を維持できるかも焦点。
- IoT市場の成長追い風
スマート工場など需要拡大でソフト需要は堅調。
- PBR1.36倍で割安感
純資産対比で株価が低く、下値不安は限定的。
- 配当利回り2.5%
業績悪化時も配当維持ならインカムゲインが魅力。
- 配当利回り2.5%維持、株主還元姿勢継続影響中
1株配当3.5円想定、業績悪化で減配リスクはある
- 2024年12月期営業黒字、収益確保2024年12月期影響中
営業利益2億円、売上高37億円、利益率5.4%
- IoT関連技術での新規案件獲得不定影響弱
組み込みソフト事業、成長分野での受注拡大
- 自己資本比率良好、財務安定継続影響弱
PBR1.36倍、純資産22億円、過度なレバレッジなし
- 減収・赤字予想
2025/12期の売上29億円、営業赤字で悪化見通し。
- 低い収益性
営業利益率が改善せず、競争激化で薄利が継続。
- 業績の不安定性
年ごとの振れ幅が大きく、予想が困難。
- 2025年12月期営業損失1億円、赤字転落2025年12月期影響強
営業利益2億→▲1億、売上高29億円と前期比22%減
- 売上高3期連続減少、需要減退継続影響中
38→37→29億円、年率減少傾向
- 配当減額リスク次回決算影響中
2025年12月期純損失見込み、配当性向マイナス
- 競合激化による価格下落不定影響弱
受託開発、価格競争で収益圧迫
- 営業利益率
- 収益性改善のトレンドを確認する重要指標。
- 受注残高
- 今後の売上高の先行指標として注目。
- 配当性向
- 赤字時の配当維持が可能か判断する材料。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり2円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.22%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年12月 | 4 | — | — |
| 2025年12月 | 4 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥2
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ10,361人。区分でいちばん多いのは個人・その他で76.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が7.9%を占め、残る92.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 79.3 | 78.6 | 77.4 | 73.2 | 78.4 | 76.6 |
| 証券会社 | 5.0 | 9.1 | 10.8 | 12.4 | 8.1 | 9.7 |
| 事業法人 | 7.0 | 7.0 | 6.2 | 7.4 | 7.5 | 7.6 |
| 外国人個人 | 3.8 | 3.9 | 3.8 | 3.8 | 4.2 | 4.7 |
| 外国法人 | 4.6 | 1.4 | 1.4 | 3.0 | 1.6 | 1.1 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.6 | 0.6 |
| 金融機関 | 0.3 | 0.1 | 0.3 | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社光通信 | 5.03 |
| 02 | チャールズ レーシー | 4.36 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員 光通信株式会社 | 3.96 |
| 04 | 株式会社SBI証券 | 2.28 |
| 05 | 楽天証券株式会社 | 1.53 |
| 06 | 星川 輝 | 1.26 |
| 07 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 1.25 |
| 08 | 光通信株式会社 | 1.00 |
| 09 | 熊谷 正昭 | 0.97 |
| 10 | マネックス証券株式会社 | 0.95 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-09-01川口 英幸変更報告39.01%-0.01pt
- 2026-09-01川口 英幸変更報告39.02%
- 2026-08-28川口 英幸新規の大量保有報告39.01%-0.01pt
- 2026-08-28川口 英幸新規の大量保有報告39.02%
- 2026-08-28川口 英幸変更報告39.01%-0.01pt
- 2026-08-24川口 英幸新規の大量保有報告39.01%-0.01pt
- 2026-04-15川口 英幸変更報告20.32%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+98%、1株純資産は14期で−87%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −269 | 825 | — | — |
| 2013年12月 | −239 | 606 | — | — |
| 2014年12月 | −264 | 355 | — | — |
| 2015年12月 | −229 | 141 | — | — |
| 2016年12月 | −71 | 122 | — | — |
| 2017年12月 | −66 | 56 | — | — |
| 2018年12月 | −29 | 62 | — | — |
| 2019年12月 | −12 | 94 | — | — |
| 2020年12月 | 4 | 97 | 4.0 | 59.1 |
| 2021年12月 | −5 | 91 | — | — |
| 2022年12月 | 8 | 100 | 8.8 | 15.3 |
| 2023年12月 | 15 | 115 | 14.1 | 12.2 |
| 2024年12月 | 7 | 119 | 6.1 | 20.1 |
| 2025年12月 | −6 | 108 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 倉林聡子 | 代表取締役 社長 | 52 | 100,000 |
| 鳥越洋輔 | 取締役 | 41 | 54,200 |
| 平松庚三 | 取締役 | 80 | — |
| 田口勉 | 取締役 | 73 | 44,500 |
| 大西完司 | 監査役(常勤) | 69 | — |
| 山田奨 | 監査役 | 49 | 22,000 |
| 坂口禎彦 | 監査役 | 68 | 22,000 |
| 川口英幸 | 取締役 | 53 | — |
| 神谷和幸 | 取締役 | 42 | — |
| 高垣浩一 | 取締役 | 64 | — |
| 望月明人 | 監査役 | 72 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 37 | 37 | 19 |
| 社外取締役 | 4 | 14 | 14 | 4 |
| 監査役 | 1 | 8 | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容744字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,880字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,972字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,623字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第42期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第41期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-30
- 半期報告書半期報告書-第41期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第40期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第40期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第40期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第39期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第38期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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