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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

シャノン

SHANON Inc.3976 · Growth · 情報・通信業

統合型マーケティング支援サービスを提供するマーケティングクラウド企業。MA市場のパイオニア。

概要

シャノンは、2000年に東京都世田谷区で設立されたB2B向けマーケティングオートメーション(MA)クラウドの提供を主軸とする企業である。東証グロース市場に2017年上場。2025年12月期の連結売上高は32億円、従業員数は195名。統合型マーケティング支援サービス『SHANON MARKETING PLATFORM』とイベント管理クラウドを二本柱とし、上海や宮崎に開発・営業拠点を持つ。

事業の二本柱:マーケティングクラウドとイベントクラウド

シャノングループは、2025年12月期より従来の4セグメント(サブスクリプション、イベントクラウド、メタバース、広告)を再編し、「マーケティングクラウド事業」と「イベントクラウド事業」の2区分で運営している。マーケティングクラウド事業は、主力のMA製品『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンMA)』に加え、2025年に子会社化したInnovation X Solutions社の『List Finder(LF)』、Webサイト構築用CMS『SHANON vibit CMS cloud』、メタバースプラットフォーム『ZIKU』を含む。イベントクラウド事業は、大規模展示会やプライベートショー向けに、申込受付、来場者認証、アフターフォローをワンストップで提供する。2025年9月には広告事業を親会社グループへ譲渡し、MAとイベントテクノロジーへの集中を進めている。

収益の内訳:ストック型とフロー型の二層構造

収益は主にストック型のサブスクリプション売上とフロー型のプロフェッショナルサービス売上で構成される。サブスクリプションは、シャノンMAやLF、vibit CMSの月額基本料金と従量課金、有償保守、年間BPO契約が該当し、MRR(月額契約金額)として管理される。プロフェッショナル売上は、初期導入支援、コンサルティング、Web制作、イベント運営支援などの役務提供による。2025年12月期の売上高32億円のうち、マーケティングクラウド事業が大部分を占め、イベントクラウド事業が続く。同社はストック型売上の拡大を重点目標に掲げ、営業利益率の改善を図っている。

グループ構成とグローバル展開

2025年12月期末時点で、シャノンは連結子会社4社を有する。中国上海市に開発拠点として設立した想能信息科技(上海)有限公司、バーチャルイベント子会社の株式会社ジクウ、2025年12月に子会社化した株式会社Innovation X Solutions(貸借対照表のみ連結)、そして従来連結対象だった後藤ブランド株式会社は2020年に取得後2025年に譲渡された。国内では東京都港区に本社、宮崎支社・第二支社、大阪に関西支社、名古屋に名古屋オフィスを置く。従業員数は195名(連結)。親会社の株式会社イノベーションが株式の56.71%を保有する。

市場環境と競争上の位置づけ

総務省の「通信利用動向調査」によれば、国内のクラウドサービス利用企業割合は2024年に80.6%に達し、資本金規模を問わず拡大傾向にある。MA市場の年平均成長率は3.2%(2024~2029年)、CMSやCX分野を含めると10.2%が見込まれる。シャノンは「ITreview Grid Award」で24期連続最高位「Leader」を獲得し、顧客満足度で一定の評価を得ている。一方で、国内外の競合が乱立しシェア争いは激化。同社は「国産MA市場シェアNo.1の奪還」を最優先事項とし、低価格プランの投入やリプレイス戦略、AI機能の実装で差別化を図っている。

業界の中での役割はマーケティングクラウドサービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
32億円
営業利益
1億円
営業利益率
3.1%
純利益
0億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
マーケティング クラウド事業26億円81.3%4億円15.4%
イベント クラウド事業6億円18.8%1億円16.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01BtoB企業(マーケティング部門)主力

マーケティングクラウド事業として、MAツール「SHANON MARKETING PLATFORM」、リード獲得ツール「List Finder」、CMS「SHANON vibit CMS cloud」を提供し、マーケティング業務の効率化・自動化を支援する。

ITreview Grid Awardにて24期連続で最高位『Leader』を受賞し、殿堂入り

主な製品・サービス3
SHANON MARKETING PLATFORM
統合型MAツール。キャンペーン管理、リード管理、メール配信、スコアリングなど多彩な機能を備える。
List Finder
Webサイト訪問企業の可視化や行動分析、メール配信機能を備えたMAツール。
SHANON vibit CMS cloud
コンテンツ管理システム。Webサイト構築を支援。

02展示会主催者・企業・広告代理店準主力

イベントクラウド事業として、イベント・展示会の申込受付管理、来場者認証、アフターフォローなどの運営支援をワンストップで提供。

主な製品・サービス2
SHANON MARKETING PLATFORM(イベント機能)
イベント申込管理、バーコード/QRコード認証、メール運用などを提供。
ZIKU
メタバースイベントプラットフォーム。オンラインイベントの開催・運営を支援。

製品と技術

統合型MA『SHANON MARKETING PLATFORM』

シャノンの中核製品。キャンペーンマネジメント、リードデータマネジメント、メール配信、Webパーソナライズ、スコアリング、シナリオ自動化、名刺デジタル化、LINE/SMS配信、SF連携など、B2Bマーケティングに必要な機能をワンストップで提供する。2025年時点で24期連続「ITreview Grid Award Leader」を獲得。2026年2月のリニューアルでは、AIがテキスト指示からランディングページやフォームを自動生成する機能を追加。操作画面のUIを刷新し、専門知識がなくても成果を出せる設計に改めた。

イベント管理クラウド『スマートセミナー』とイベント支援サービス

2006年にクラウド版をリリースした『スマートセミナー』は、セミナー・イベントの申込受付、定員管理、来場者認証(バーコード/QRコード)、アンケート、アフターメール配信を自動化する。イベントクラウド事業では、これに加えて電子タブレットアンケート、イベント用モバイルアプリ、オンライン来場認証、リアルタイム人数上限管理機能などを組み合わせ、展示会主催者や企業のプライベートショーを総合支援する。2025年12月期の同事業売上はマーケティングクラウド事業に次ぐ規模を維持している。

Webサイト構築CMS『SHANON vibit CMS cloud』

マーケティングクラウド事業の構成要素の一つ。ヴィビットインタラクティヴ社の技術を基盤とし、Webサイトの構築・運用をクラウドで提供する。MA製品と連携し、サイト訪問者の行動データをリード管理に活用可能。2020年に同社を吸収合併したことで自社製品化した。CMS単体での販売に加え、MA導入時のWeb制作やBPOサービスの一部としても提供される。

メタバースイベントプラットフォーム『ZIKU』

子会社の株式会社ジクウが開発・販売するバーチャルイベント専用プラットフォーム。2020年12月の設立後、オンラインイベント需要に対応する形で提供を開始。展示会やカンファレンスのバーチャル空間上での開催を可能にし、来場者の行動データをMAに連携できる。2025年時点では事業規模は限定的だが、シャノンの「デジタルとメタバースを組み合わせた次世代マーケティング基盤」の一角を担う。

リード獲得支援ツール『List Finder(LF)』

2025年12月に子会社化したInnovation X Solutions社が提供するB2Bリード獲得ツール。企業データベースとMAを連携し、ターゲット企業のリスト作成・アプローチを効率化する。『シャノンMA』と組み合わせることで、リードの獲得から育成・スコアリングまでをカバーする製品ラインナップが完成。同社はこの拡充により、ターゲット層や企業規模に応じた最適なソリューション提供が可能になったと説明している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • BtoB企業(マーケティング部門)ITreview Grid Awardにて24期連続で最高位『Leader』を受賞し、殿堂入り

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

マーケティングSaaS小規模、赤字からの回復途上

シャノンはマーケティングオートメーション(MA)などのSaaSを提供する情報・通信企業。同業のソラコム(IoTプラットフォーム)やハッチ・ワーク(ノーコード)などと比較して、規模は小さい。売上高は30億円前後で推移し、2024年10月期は営業赤字から2025年12月期に黒字転換見込み。競合の多いMA市場で差別化要因は明確ではなく、収益力の改善が急務。

強み

  • 営業損益が改善しており、2025年12月期には黒字化が見込まれ、収益基盤が整いつつある。
  • MAツールは企業のマーケティング効率化に不可欠で、一定の需要が存在する。
  • 組織が小さいため、顧客ニーズへの素早い対応や機能追加が可能。
  • SaaS型のため、継続的な課金収入が得られ、安定したキャッシュフローを生みやすい。

課題

  • MA市場は多くの競合が存在し、大手ベンダーとの差別化が難しい。
  • 売上高約30億円と小規模で、研究開発やマーケティング投資に限界がある。
  • 売上高の伸びが鈍く、今後の拡大策が不明瞭で、投資家の期待を集めにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がシャノン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15029サークレイス38億円18.2倍
29417スマートバリュー37億円
33674オークファン37億円
43690イルグルム37億円109.1倍
53976シャノン36億円
63727アプリックス36億円
75250GMOプライム・ストラテジー36億円33.7倍
84174アピリッツ36億円
93967エルテス35億円
103917アイリッジ35億円5.5倍
113974SCAT35億円15.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

有限会社として創業した2000年

2000年8月、東京都世田谷区下馬に資本金300万円で有限会社シャノンが設立された。創業時の事業はコンピューターソフトウェアの企画・制作。2002年3月に本社を目黒区自由が丘へ移転し、同年4月に株式会社へ組織変更。2003年12月には港区赤坂七丁目へ移転し、後に赤坂六丁目、虎ノ門、三田と都心部で拠点を変えながら事業を拡大した。

クラウドサービスを立ち上げた2006年

2006年1月、セミナー・イベント申込受付管理ASPサービス『スマートセミナー』のクラウド版をリリース。これが後のイベントクラウド事業の基盤となる。同時期、セキュリティ認証の取得を進め、2004年にISO/IEC27001、2008年にプライバシーマーク、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定を取得。2008年11月の認定番号(第0042-0811号)は、クラウド事業者としての信頼性向上に寄与した。

統合型マーケティングプラットフォームを投入した2011年

2011年2月、現在の主力製品である統合型マーケティング支援サービス『シャノンマーケティングプラットフォーム(SMP)』をリリース。これにより、単なるイベント管理から、リード管理、メール配信、スコアリング、シナリオ自動化などを含むMA機能を一体化した。同年以降、売上高は8億円(2012年3月期)から徐々に成長。2013年2月には中華人民共和国上海市に開発子会社・想能信息科技(上海)有限公司を設立し、オフショア開発体制を整えた。

東証マザーズ上場とM&Aによる拡大(2017~2020年)

2017年1月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場前年の売上高は16億円。2020年12月にはバーチャルイベント専用子会社として株式会社ジクウを設立、同時に株式会社TAGGYから事業譲受、ヴィビットインタラクティヴ株式会社の株式取得と吸収合併、後藤ブランド株式会社の全株式取得(後に譲渡)など、M&Aを積極的に実施。これにより事業領域を広告・メタバース・ブランドマーケティングに拡大した。また宮崎第二支社を開設し、地方拠点も強化した。

グロース市場移行と不採算事業の整理(2021~2025年)

2022年4月の東証市場区分見直しに伴い、グロース市場へ移行。2022年10月期は売上高25億円ながら営業損失4億円を計上。2024年12月期の14カ月変則決算では売上高32億円、営業利益1.2億円と黒字転換したものの、純損失は続いた。2025年9月には広告事業(旧TAGGYを前身とする)を親会社グループの株式会社Innovation & Co.へ譲渡。同年12月には株式会社Innovation X Solutionsを子会社化し、MA製品ラインナップを拡充。経営資源をコアのMA・イベントクラウドに集中させる選択を行った。

AI実装と「国産MAシェアNo.1」への集中(2026年以降)

2026年2月、シャノンは『シャノンMA』の大幅リニューアルを実施。直感的な新UIと、対話型でフォーム・Webページを生成するAI支援機能を実装した。同社は「AI支援型MA」への進化を掲げ、外部AI技術の迅速な取り込みと製品への最適化を競争力の源泉とする。目標とする経営指標には「国産MA市場シェアNo.1の奪還」と「営業利益率の向上」を掲げ、低価格プランの展開やリプレイス戦略で顧客基盤の拡大を図っている。

年表18件を開く

2000年代

  • 2000年8月創業東京都世田谷区下馬にコンピューターソフトウェアの企画、制作等を目的として、有限会社シャノン(資本金3百万円)を設立
  • 2002年3月本社を東京都世田谷区下馬から東京都目黒区自由が丘に移転
  • 2002年4月更なる事業の拡大を目的として株式会社へと組織を変更
  • 2003年12月本社を東京都目黒区自由が丘から東京都港区赤坂七丁目に移転
  • 2004年12月ISO/IES27001認証取得(認証機関 BSIグループジャパン株式会社)(認証登録番号 IS89514)
  • 2006年1月セミナー・イベント申込受付管理ASPサービス『スマートセミナー』クラウド版をリリース
  • 2006年8月本社を東京都港区赤坂七丁目から東京都港区赤坂六丁目に移転
  • 2008年5月プライバシーマーク制度認定取得(登録番号 第10822938(04)号)
  • 2008年7月本社を東京都港区赤坂六丁目から東京都港区虎ノ門に移転
  • 2008年11月ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定取得(認定 第0042-0811号)

2010年代

  • 2011年2月M&A統合型マーケティング支援サービス『シャノンマーケティングプラットフォーム』をリリース
  • 2013年2月中華人民共和国上海市に、開発拠点として、想能信息科技(上海)有限公司(連結子会社)を設立
  • 2013年9月創業宮崎県宮崎市に宮崎支社を設立
  • 2016年2月本社を東京都港区虎ノ門から東京都港区三田に移転
  • 2016年4月大阪府大阪市に関西オフィス(現 関西支社)を開設
  • 2017年1月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2019年11月愛知県名古屋市に名古屋オフィスを開設

2020年代

  • 2020年12月M&Aバーチャルイベント専用の子会社として、株式会社ジクウ(連結子会社)を設立 株式会社TAGGYから事業譲受 ヴィビットインタラクティヴ株式会社の株式取得 宮崎県宮崎市に宮崎第二支社を開設 ヴィビットインタラクティヴ株式会社を吸収合併 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、グロース市場へ変更 後藤ブランド株式会社の全株式を取得(連結子会社)後藤ブランド株式会社の全株式を譲渡 株式会社Innovation & Co.へ広告事業(旧TAGGYを前身とする事業)を譲渡 株式会社Innovation X Solutionsの全株式を取得(連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    国産MA市場シェアNo.1奪還

    国内MA市場でシェアNo.1を目指し、アカウント数拡大を最優先とする。競合からのリプレイス需要を取り込むため、導入ハードルを下げる戦略的価格施策を柔軟に展開する。

  2. 02

    ターゲット層拡大と製品最適化

    従来顧客に加え、低価格・手軽さを求める新層を開拓。低価格プランを本格展開し、UI/UXを改善した直感的に使える製品を提供し、顧客基盤を広げる。

  3. 03

    AI実装によるプロダクト競争力強化

    生成AIなど最新の外部AI技術を迅速に取り込み製品へ最適化する「実装力」を追求。マーケティング業務の自動化・高度化を実現し、差別化を図る。

  4. 04

    収益構造改革と利益率向上

    売上規模拡大より利益の最大化を最優先。アカウント獲得コストや運営コストを厳格管理し、価格改定やプラン多様化でLTV最適化、持続可能な高収益体質へ転換。

  5. 05

    人材の少数精鋭化と業務効率化

    人員増に依存せず、社員の専門性向上とAI活用・プロセス改善による業務効率化を推進し、最小人数で最大付加価値を生む組織体制を構築。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で195人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は586万円で、9期前と比べて+29.2%平均年齢は36.9歳、平均勤続年数は6.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月122
2017年10月143
2018年10月152
2019年10月45335.84.2156
2020年10月54934.94.4157
2021年10月57434.63.9213
2022年10月55335.23.8282
2023年10月58335.34.1275
2024年10月56036.15.3254−39
2025年12月58636.96.419551

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率200.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区431百万円
全社
主な関係会社
  • 国内
    株式会社イノベーション(注)1
    東京都渋谷区 · その他の関係会社
    議決権56.7%
  • 国内
    想能信息科技(上海)有限公司(注)2
    中華人民共和国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジクウ(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 国内
    株式会社Innovation X Solutions
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は32億円営業利益1億円前期と比べると増収で、売上が+0.0%。

売上高
+0.0%
32億円
営業利益
1億円
純利益
0億円
営業利益率
3.1%
前期比 +6.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高30億円32億円
営業利益5億円1億円
純利益6億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は14億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2022年4Q8−1
2023年1Q6−2−33.3−2
2023年2Q9111.11
2023年3Q5−2−40.0−4
2023年4Q91
2024年1Q6−1−16.7−1
2024年2Q900.00
2024年4Q1700.00
2025年2Q1400.0−2
2026年2Q14321.44

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年3月期からの14期で、売上は8億円から32億円へ4.0倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年3月800
宮崎県宮崎市に宮崎支社を設立
2013年5月1000
2014年10月18−1−1
2015年10月1400
大阪府大阪市に関西オフィス(現 関西支社)を開設
2016年10月1500
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2017年10月16−1−3
2018年10月1800
愛知県名古屋市に名古屋オフィスを開設
2019年10月1900
バーチャルイベント専用の子会社として、株式会社ジクウ(連結子会社)を設立 株式会社TAGGYから事業譲受 ヴィビットインタラクティヴ株式会社の株式取得 宮崎県宮崎市に宮崎第二支社を開設 ヴィビットインタラクティヴ株式会社を吸収合併 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、グロース市場へ変更 後藤ブランド株式会社の全株式を取得(連結子会社)後藤ブランド株式会社の全株式を譲渡 株式会社Innovation & Co.へ広告事業(旧TAGGYを前身とする事業)を譲渡 株式会社Innovation X Solutionsの全株式を取得(連結子会社)
2020年10月1801
2021年10月2211
2022年10月25−3−4
2023年10月29−3−4
2024年10月32−1−1−3.1−1
2025年12月32113.10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高32億円のうち、営業利益として残るのは1億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金34.4%11億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金62.5%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
65.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.3pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年12月期は営業CFが6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は10億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年10月0−22−21
2015年10月2−2001
2016年10月1−21−11
2017年10月1−22−12
2018年10月1−21−12
2019年10月2−2−102
2020年10月2−2204
2021年10月2−2105
2022年10月0−31−33
2023年10月−1−35−44
2024年10月2−2308
2025年12月6−1−3510

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は20億円。このうち返さなくてよい自己資本が10億円で、自己資本比率は49.2%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月63347.4
2013年5月63344.6
2014年10月82627.5
2015年10月92727.5
2016年10月104642.5
2017年10月104634.8
2018年10月103731.7
2019年10月104635.7
2020年10月135840.2
2021年10月1761138.2
2022年10月1831515.5
2023年10月200201.9
2024年10月22−122
2025年12月20101049.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
10億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-8億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
10億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
59
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中427位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.2%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥610で、1年前と比べて+46.6%過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。

¥610-7.3%1ヶ月+14.9%1年+46.6%時価総額36億円
過去52週の値幅
安値¥351高値¥747

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)6.0倍
PBR2.61倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に714円と前日比+16.29%の急伸、52週高値を更新。1ヶ月で+19.8%、1年で+90.91%と上昇トレンドが続く。25日線581円を大きく上回り、RSI68.21でやや過熱気味。出来高も35万株と急増しており、上昇が加速している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERが算出不可で評価が難しいが、PBR2.91倍は同業平均3.48倍を下回り割安感がある。一方ROE18.3%は高く収益性は良好だが、直近赤字で配当もなく、業績回復が不透明。無配ながらPBRが平均を下回り割安だが、赤字継続リスクがある。

指標この会社業種平均
PER (予想)6.0倍
PBR2.61倍2.96倍
ROE18.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

営業赤字からの黒字転換が焦点。強気派はコスト削減とスケールメリットで収益改善を期待。弱気派は競争激化で成長鈍化、黒字持続性に疑問。PBRは2.9倍と評価はやや割高。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換の兆し

    25/12期に営業利益率3.13%の計画

  • ストック型収益

    SaaSのため継続課金で安定したキャッシュフロー

  • MA市場の成長

    デジタルマーケティング需要拡大で市場は成長

  • 営業利益黒字転換で評価修正2025年12月期影響

    営業利益が-1億→+1億円へ改善、黒字化でバリュエーション見直し

  • 高ROE18.3%が示す資本効率継続影響

    ROE18.3%と高水準、利益拡大で更なる上昇余地

  • 外国株主比率63.4%の需給安定継続影響

    外国人保有比率63%超、長期保有株主多く売り圧力低い

  • 売上高横ばいでもコスト削減効果通年影響

    売上32億円維持で固定費削減進めば利益改善

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    MA市場は多数の競合が存在し差別化が困難

  • 低い収益性

    過去3期営業赤字で黒字化の道筋が見えにくい

  • 株価上昇後の割高感

    年初来50%上昇、PBR2.9倍は割高水準

  • 売上高成長の停滞継続影響

    売上高が29→32億円と微増、新規顧客獲得停滞リスク

  • 過去の赤字からの信用リスク継続影響

    FY2023純損失4億円、財務基盤の脆弱性懸念

  • 無配当継続で株主還元不足次回株主総会影響

    配当利回り0%、株主還元施策の欠如が株価抑制

  • 競合激化による価格競争不定影響

    情報通信業界で競争激化、受注単価低下リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
黒字転換と持続性を確認
ARR(年間経常収益)
ストック型収益の成長性を見る
解約率
顧客定着度と収益基盤の安定性評価
新規契約数
顧客基盤拡大のペースを測る

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ1,756人。区分でいちばん多いのは事業法人57.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.8%を占め、残る42.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年12月%
事業法人4.45.92.52.22.257.8
個人・その他79.786.090.990.588.536.9
証券会社6.33.85.15.17.34.7
外国法人5.83.61.11.61.40.5
外国人個人0.40.30.30.50.40.2
金融機関3.40.40.10.10.10.0
自己株式0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社イノベーション56.71
02中村 健一郎5.88
03永島 毅一郎4.69
04株式会社SBI証券1.97
05引字 圭祐1.75
06楽天証券株式会社1.59
07堀 譲治1.33
08武田 隆志1.19
09株式会社サンブリッジコーポレーション0.87
10東野 誠0.84

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−234%、1株純資産は13期で−41%。直近期のROEは18.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年3月42791.4
2013年5月32820.9
2014年10月−65214
2015年10月2423910.7
2016年10月3636810.8
2017年10月−122130
2018年10月−11119
2019年10月91277.176.1
2020年10月2018212.748.1
2021年10月3722018.344.7
2022年10月−12597
2023年10月−14612
2024年10月−32
2025年12月−5166

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額30百万円。

氏名役職年齢保有株数
山﨑浩史代表取締役CEO60
大江翔取締役COO40
松原由高取締役(監査等委員)75
岡田英明取締役(監査等委員)61
笹岡大志取締役(監査等委員)44
堀譲治執行役員 製品戦略担当 マーケティングフォーミュラ部長5278,600
友清学執行役員 CFO 経営管理本部長4823,000
角田雄司執行役員 ソリューションセールス担当 ソリューションセールス部長58
中山弥執行役員 マーケティングクラウド担当 インサイドセールス部長 西日本支社長43300
井上史彰執行役員 CTO 技術統括本部長446,000
浅野哲執行役員 CMO兼SMB担当 マーケティング部長SMB推進室長481,500
仲谷崇宏執行役員 サービス担当 経営企画部長39300

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)522224
社外取締役5882

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容11,476字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社である株式会社Innovation X Solutions(以下、IX社)、想能信息科技(上海)有限公司、および株式会社ジクウの4社で構成されております 。2025年12月のIX社の株式取得に伴い、当連結会計年度末において同社を連結子会社としております。なお、同社については当連結会計年度末をみなし取得日としているため、貸借対照表のみを連結しており、連結損益計算書については翌連結会計年度(2026年12月期)より算入する予定であります。グループミッションとして「マーケティングの再現性で世界を変える」を掲げ、「日本を代表するマーケティングクラウドになる」ことを目指して事業を運営しております。 当社グループの主軸は、統合型マーケティング支援サービス(※1)を提供する「マーケティングクラウド事業」および、イベントの開催・運営を支援する「イベントクラウド事業」の2つのセグメントです。「マーケティングクラウド事業」では、従来の主力製品である『SHANON MARKETING PLATFORM』に加え、IX社が提供する『List Finder(LF)』が加わったことで、B2Bマーケティングにおける製品ラインナップが大幅に拡充されました。これにより、ターゲット層や企業規模に応じた最適なソリューションの提供が可能となり、同事業はグループの中核を担っております。また、周辺領域として、コンテンツマネジメントシステム『SHANON vibit CMS cloud』によるWebサイト構築、および株式会社ジクウによるメタバースイベントプラットフォーム『ZIKU』の開発・販売を展開しております。なお、経営資源の最適化と事業成長の加速を目的に、2025年9月末に広告事業を親会社である株式会社イノベーションの子会社(株式会社Innovation&Co.)へ譲渡いたしました。現在は、MAおよびイベント・テクノロジーを核としたSaaSプロダクトの高度化と、AI活用による「マーケティング基盤の提供」に注力する体制を敷いております。 現在のマーケティング市場では、MAの導入が一般化する一方で、専門知識やリソース不足から「ツールを十分に使いこなせない」という運用の形骸化が共通の課題となっています。当社はこの市場の壁を打破するため、2026年2月より『シャノンMA』の大幅リニューアルを実施いたしました。これまでの強みであった高い機能性と充実したサポート体制に加え、直感的な操作を可能にする新UI(ユーザーインターフェース)の導入と、対話を通じてフォームやWebページ構築をサポートするAI支援機能の実装を開始しております。 当社グループは、国内MA市場のパイオニアとして「ITreview Grid Award」において24期連続で最高位「Leader」を受賞し、殿堂入りを果たすなど、顧客満足度において高い信頼を得てまいりました。今後は、自社製品への積極的なAI実装を重要なテーマとして掲げ、専門知識がなくても誰もが迷わず成果を出せる「AI支援型MA」への進化を加速させてまいります。 これにより、製造・金融・ITなど多岐にわたる業種の企業に対し、デジタルとアナログ、そしてメタバースを組み合わせた次世代のマーケティング基盤を提供し、顧客企業の持続的な成長とマーケティング課題の解決に貢献してまいります。 当社グループの各セグメントの事業内容は以下のとおりであります。 (1)当社グループのサービス内容 ① マーケティングクラウド事業 当事業は、『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンMA)』、『LF』、および『SHANON vibit CMS cloud』の年間利用契約に関するストック型売上(サブスクリプション)及びそれに付随する初期導入やコンサルティングサービス等のフロー型売上(プロフェッショナル)から構成されており、主にBtoB(Business to Businessの略。企業を相手とした事業のことを意味します。)企業に対して、『シャノンMA』のクラウドでの提供を軸に顧客企業のマーケティング業務の効率化・自動化等の支援、同サービス利用顧客企業のマーケティング戦略の立案・支援、メール・Webサイト等のマーケティングコンテンツの作成、効果分析、運用代行等のコンサルティングサービスを提供するものです。当サービスの中心となる『シャノンMA』は、クラウド上で豊富な業務支援機能を搭載しており、オンライン・オフラインを問わず多岐にわたるマーケティング施策の運用効率化から、マーケティングデータの取得管理・活用、マーケティングの見える化(※2)までワンストップで実施することができることを企図したサービスです。 (マーケティングオートメーションの基本機能) <基本機能の概要> 「キャンペーンマネジメント」:リード(見込客)を獲得するための各種マーケティング施策を統合的に管理する機能群 「リードデータマネジメント」:各種マーケティング施策を通じて獲得したリードの情報及びリードの行動・コミュニケーション履歴管理機能群 代表的な機能   内容 リード情報の獲得及び一元管理   キャンペーンやイベント、セミナー等、複数のルートから獲得されたリード(見込客)情報をマージ(名寄せ)して、一元管理することが可能です。オンラインだけでなく、オフラインキャンペーンで獲得した情報も統合管理することができます。 複合検索   リード(見込客)の個人情報・履歴情報を組み合わせた複合検索により、機動的なターゲット抽出が実施できます。複合検索により、顧客自身の行動・反応を織り込んだ有効性の高いターゲット・セグメンテーションを実現いたします。 豊富なメール配信機能   ターゲット抽出条件、コンテンツ、配信タイミング等の柔軟な設定が可能です。 (主なメール配信機能) 一斉メール配信、予約配信、オートリプライ、管理者への通知、差し込み配信、重複アドレスへの配信防止、配信条件指定、配信停止受付、開封履歴管理、クリックカウント キャンペーン・セミナー・イベント運営業務の効率化   「自動化」「見える化」「定型化」により、運営事務コストを軽減することができます。 「自動化」:告知ページの公開から、定員管理、受付期間終了までを自動制御 「見える化」:「今の申込み状況は?」「現時点で、何人が来場している?」「キャンセルした人は誰?」といった情報をリアルタイムで管理・情報共有 「定型化」:出席者へのお礼メール、欠席者のフォロー、関連コンテンツや次回開催案内等、必要なアクションを定型化することで、タイムリーかつきめ細かな顧客コミュニケーションに事務コストをかけずに実現 Webページ生成機能   AIを活用して、テキスト指示等に基づきWebページ(ランディングページ等)の構成・デザイン・コンテンツを自動生成することが可能です。専門的なWeb制作知識がなくても、短時間で一定の品質およびマーケティング観点を考慮したページを作成・公開できます。 また、生成されたページは、リード情報(見込客情報)や行動履歴と連携することで、顧客の関心や状況に応じたマーケティング施策に活用することができます。 フォーム作成・管理機能   資料請求や問い合わせ、セミナー申込、アンケート等の各種フォームを作成・設置することが可能です。入力項目や必須設定、サンクスページ遷移等に対応しており、取得した情報はリード情報として登録・管理するほか、アンケートデータとしても収集できます。 また、フォームごとの登録状況や入力データを把握・管理し、マーケティング活動における顧客情報の取得基盤として利用されます。 Webアクセス・閲覧履歴の個人別トラッキング   リード(見込客)個人のWeb閲覧履歴をモニタリングすることで、興味・関心の対象とその程度(レベル)を分析することが可能となり、次にとるべき対応や準備すべき事項を明確化することができます。提案コンテンツやフォロースキーム等の細かな計画・実施ができるため、成約までの確率をさらに高めることが期待できます。 リードの本気度・重要度のスコアリング及び自動集計   リード(見込客)の行動履歴や登録プロファイル(※3)の項目に任意の配点を行い、それを自動集計してスコアを算出することにより、本気度・重要度の高い顧客を抽出いたします。また、スコアが指定の値に達したとき、あるいは、顧客が特定コンテンツを閲覧したとき等、事前に決めた条件を満たしたタイミングで、自動的に次のマーケティング・アクションを実行することができます。 シナリオ機能でのマーケティング業務の自動化   リードの行動履歴に基づいたマーケティングシナリオを視覚的な操作で簡単に作成することが可能です。行動履歴に基づいてメールやデータ更新などのアクションを自動化し、一連のマーケティング施策を効率よく実施することができます。そして、ビジュアル化された結果に基づきマーケティングシナリオの改善をすることが可能です。 名刺のデジタル化   お預かりした名刺を明日(翌営業日)までにデジタル化し、自動的に『SHANON MARKETING PLATFORM』にデータ登録することができます。PCにつないだスキャナからだけではなく、スマートフォン(iOS,Android)の専用アプリからもスキャンすることができ、また、同アプリから名刺の確認も可能です。 LINE・SMS配信機能   メールと同様にターゲット抽出条件、文面作成、配信タイミング、シナリオによるLINEやSMS配信が可能です。メールアドレスがわからなくても携帯電話番号がわかっていたり、LINE友だち登録してもらえればアプローチすることができます。 オンライン来場認証機能・イベント人数上限管理機能   イベント会場に来場者がいつ入場し、いつ退場したか、リアルタイムな確認が可能です。また会場内に現在何人いるか、リアルタイムな確認を行う機能として「イベント人数上限管理機能」もあり、来場者に安全、安心なイベントを提供することが可能となります。 動画管理機能   動画の視聴時間をリードと紐づけることにより、動画の視聴データをシナリオなどのMA機能において有効活用することが可能です。 Webパーソナライズ機能   Web閲覧者の状況によってポップアップなどのコンテンツを出し分けする匿名リードの新規獲得にも、獲得済みリードの購買フェーズ引き上げにも使える機能です。 DM   はがきデザインを登録して、ターゲット条件を指定することでDMはがきの印刷から投函まで一貫して行うことができます。 対象者の情報がわからなくても、会社名と住所がわかればアプローチをすることができます。 SFA   リードに紐づく商談や商談に絡むタスクを管理して商談開始から受注に至るまでの進捗状況を可視化し、その活動の管理を行います。 これにより、営業担当者は有望な見込み顧客へのアプローチといったコア業務に集中できるようになります。またMAで蓄積した成果をSFAに、SFAで取得した情報をマーケティング工程に活かすことができます。 (マーケティングプロセスにおける『SHANON MARKETING PLATFORM』の利用イメージ) 当事業から得られる収入は、下表のとおりに大別されます。 売上種別   サービス内容   概要 サブスクリプション(年間契約)   システム利用料 (システム利用料に関するMRR(月額契約金額))   『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンMA)』、『List Finder(LF)』並びに『SHANON ⅴibit CMS cloud』の料金プランに基づく月額基本料金 システム利用料 (従量課金)   『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンMA)』及び『List Finder(LF)』のオプション機能の利用の有無、ユーザーが保有する見込客数や利用キャンペーン数等に応じて発生する従量課金収入 有償保守サービス   有償保守専任チームによって提供される工数(時間)消化型の保守作業サービス BPO(※4)サービス(年間契約)   『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンMA)』並びに『SHANON ⅴibit CMS cloud』利用顧客企業への年間契約でのBPOサービスの提供 プロフェッショナル   各種サービス収入   『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンMA)』並びに『SHANON ⅴibit CMS cloud』の導入時及び既存利用顧客へのコンサルティング・設計・作業費用 デジタル広告の運用、コンサルティング 株式会社ジクウが提供するメタバースイベントプラットフォームシステム『ZIKU』の利用料、従量課金、初期導入サービス、BPOサービス等 BPOサービス   『SHANON MARKETING PLATFORM』並びに『SHANON ⅴibit CMS cloud』利用顧客企業へのBPOサービスの提供 ② イベントクラウド事業 当事業は、多くの出展企業を集めた大規模なイベントや展示会、企業によるプライベートショー(※5)において、『SHANON MARKETING PLATFORM』を使った申込受付管理やバーコード・QRコード来場者認証、アフターフォローのメール運用等をワンストップで効率的に実現するクラウドサービスの提供に加えて、電子タブレットでのアンケート、イベント用モバイルアプリ等、各種デジタルデバイスを活用したイベント・展示会等の開催・運営支援を行っております。当サービスの対象顧客は、展示会主催者、中・大規模のプライベートショーを主催する企業、プライベートショー・イベント・展示会のプロデュースを行う広告代理店になります。 (イベントクラウド事業における『SHANON MARKETING PLATFORM』の利用イメージ) (イベントクラウド事業 提供イベントの種類) 当事業から得られる収入は、イベント・展示会ごとに開催・運営に必要なシステム提供、コンサルティングサービスの提供に伴うサービス売上、並びにイベント・展示会の会期当日の運営支援業務に伴うアウトソーシング売上が主であります。 サービス内容   概要 システム導入サービス(バーチャルイベントに関するシステム構築費を含む)   『SHANON MARKETING PLATFORM』の導入時に発生するコンサルティング・設計・システム導入作業費用及びイベントにおけるシステム利用料 アウトソーシングサービス(機材レンタルを含む)   イベント・展示会の会期当日に利用する機材レンタルサービス、事務局運営支援サービス (2)当社事業の特徴 ① ワンストップでのマーケティング支援サービスとそれに付随する周辺サービスを提供 当社グループは、オンライン・オフラインのマーケティング活動を統合管理し、最適なコミュニケーションを自動化するマーケティングオートメーション(MA)サービスを中心に、コンサルティング、BPO、Webサイト構築(CMS)、SFA(※6)、さらにはメタバースイベント『ZIKU』までをワンストップで提供しております。近年、MA市場は大手企業から中堅・中小企業へと拡大していますが、「専門知識不足により使いこなせない」という課題が顕在化しています。当社グループでは、2026年2月の『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンMA)』の大幅リニューアルにより、直感的な新UIとAI支援機能を実装いたしました。これにより、Webサイト制作や施策運用における「専門知識の壁」を取り除き、誰もが迷わず成果を出せる「AI支援型MA」としての価値を提供しております。また、グループ内に加わった『List Finder(LF)』により、ターゲット層や企業規模に応じた最適なソリューションを一気通貫で提供できる体制を構築しております。 ② マルチプロダクトによるサブスクリプションビジネスの展開 当社は、主力製品である『SHANON MARKETING PLATFORM』ならびに『SHANON Vibit CMS cloud』をサブスクリプションサービスとして提供しております。サブスクリプションサービスは先行投資型ビジネス(初年度の収益と、顧客獲得コストを比較した際に、顧客獲得コストが上回る)です。新規顧客を獲得すると1年契約であるため、1年間の売上は確定し、また更新率を高めることで次年度以降も継続的な売上を見込むことが可能となります。また費用は初年度の顧客獲得コストの負担は大きいものの、SaaSビジネスであるためサービス維持のための費用(サーバ費用、保守費用、サポート費用等)は比較的安価に押さえることができるため、サブスクリプションビジネスを拡大していくことで、将来に向かって、大きな将来源泉になることが見込まれます。 当社グループでは、成長性の高いマーケティングオートメーション市場のシェア(サブスクリプション事業)を獲得するために、単年度で収益を稼ぐことができるイベントクラウド事業、広告事業の事業収益を先行投資型となるサブスクリプション事業に投資することで、グループ全体での収益バランスを取りながら事業の成長を目指すことが可能であります。当社グループは、主力製品である『シャノンMA』および『List Finder』、ならびに『SHANON vibit CMS cloud』をサブスクリプション(SaaS)形式で提供しております。これらは継続利用を前提とした先行投資型ビジネスであり、更新率を高めることで次年度以降も安定的な収益を見込むことが可能です。2026年12月期からは、IX社の連結により『List Finder』の収益が本格寄与するほか、広告事業の譲渡により経営資源を主力製品の開発・提供へ集中させることで成長スピードの加速を目指しております。 ③ 安定的かつ成長性を有する収益モデル 当社グループの主要事業であるマーケティングクラウド事業は、マーケティング業務の基幹システムとして顧客企業に長期利用される特性を持っております。これらの売上は、収益基盤の安定性に寄与すると共に、既存顧客へのその他サービス展開(クロスセル)や、今後のAI新機能等の追加利用に伴うアップセルを促進する土台となります。 IX社の合流による顧客基盤の拡大と、主力製品への積極的なAI活用などによる付加価値向上により、ストック型収益のさらなる積み上げと、中長期的な収益性の向上を追求してまいります。 なお、サブスクリプション売上の重要指標であるMRR金額の推移は以下の通りであります。 MRR金額(各期末時点)単位:百万円 2021年10月期   100 2022年10月期   111 2023年10月期   119 2024年10月期   145 2025年12月期   141 ※MRRとは、Monthly Recurring Revenueの略で、当社では、期末時点の単月のサブスクリプション売上をMRRとしています。 ④ 積極的なソリューション連携 当社グループはソリューション連携を積極的に行っており、当社グループ内の製品連携はもちろん、『SHANON MARKETING PLATFORM』と国内外の先進的な製品ツール・サービスを接続し、お客様への新しい価値を必要な形で提供する「シャノンコネクト」を展開しております。 当社グループは、「シャノンコネクト」にパートナーエコシステム(※7)として一体となったオープンプラットフォーム(※8)を構築しており、データ分析、CRM(※9)、SFA、モバイル、コンテンツ、広告、ソーシャルメディア(※10)等の連携サービスを積極的に追加し、他社との協業を推進しております。 (連携ラインナップ) 連携分野   連携サービス・企業   概要 企業データ連携   どこどこJP(株式会社Geolocation Technology)   IP(※11)を活用したWebアクセスデータに対する企業データ付与が可能になり、『SHANON MARKETING PLATFORM』のダッシュボード機能により自社のWebに対してどんな企業がアクセスしているかが可視化されます。 Web解析   Google Analytics(Google Inc.)   『SHANON MARKETING PLATFORM』のWebトラッキングデータとGoogle Analytics連携により、『SHANON MARKETING PLATFORM』の登録リード属性情報を用いたWeb解析が可能になります。 SFA・CRM   Sales Cloud(Salesforce.com)   リードデータおよび履歴データとSFA連携することにより、マーケティングパイプラインとセールスパイプラインを結びつけ、最終商談結果でのマーケティングROI(※12)が見えるようになります。 eSales Manager (ソフトブレーン株式会社)   リードデータおよびキャンペーン申込み情報を連携することで、営業へのタイムリーな見込客の供給や、eSales Manager内の顧客に対するマーケティング活動などを実施することができ、シームレスなマーケティングと営業の連携を効率的に実現することが可能になります。 Kintone (サイボウズ株式会社)   リードデータを連携することで、営業へのタイムリーな見込客の供給や、kintone内の顧客に対するマーケティング活動などを実施することができ、シームレスなマーケティングと営業の連携を低コストで効率的に実現することが可能になります。 BI(※13)・データ分析   Amazon QuickSight(AmazonWebService)   高速BIサービスであるAmazon QuickSightをシステムに組み込むことで、『SHANON MARKETING PLATFORM』上で、『SHANON MARKETING PLATFORM』データと外部データの組み合わせでの高度なマーケティングデータ分析が可能になります。 EAI(※14)   DataSpiderCloud(株式会社セゾンテクノロジー)   EAIが持つ各種アダプタを用いて、データ連携が可能になります。具体的には『SHANON MARKETING PLATFORM』と基幹システムとの連携や、アマゾンAWSとの連携など複雑なシステム間連携が可能になります。 クレジットカード決済   株式会社DGフィナンシャルテクノロジー GMOペイメントゲートウェイ株式会社   『SHANON MARKETING PLATFORM』で公開するWebフォーム上で、有料クレジット決済が可能になります。これにより、有料セミナー申込みの受付等が可能になります。 ETL(※15)   trocco ®(株式会社primeNumber)   ETLサービスが有する他サービスとの各種コネクタ使用することで他サービスとの連携を平易に実現する事ができます。 (3)事業系統図 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。 リセールパートナー(※16)、リファラルパートナー(※17)、導入コンサルティングパートナー(※18)、コネクトパートナー(※19) (用語解説) ※1 統合型マーケティング   単発のマーケティング施策だけでなく、戦略に基づいた複合的なマーケティング活動を意味します。 ※2 マーケティングの見える化   各種マーケティング活動からそれぞれの活動の結果得られた反応などを可視化することを意味します。 ※3 プロファイル   何らかの対象に関する属性や設定などの情報を列挙した、ひとまとまりのデータの集合のことを意味します。 ※4 BPO   Business Process Outsourcingの略称であります。自社の業務プロセスを外部企業に委託することを意味します。 ※5 プライベートショー   企業が自社商品・サービスをプロモーションするために単独で主催するイベントや展示会のことを意味します。 ※6 SFA   Sales Force Automationの略称であります。営業支援を目指したシステムのことを意味します。 ※7 パートナーエコシステム   複数のパートナー企業からなる連携により、相互の依存性から成り立つ経済的繁栄を生み出す環境を意味し、顧客にとってはより多くの新たな手法や選択肢が生まれ、顧客満足度が向上することを目的とした仕組みを意味します。 ※8 オープンプラットフォーム   ハードウェアやソフトウエアなどにおいて、製品やサービスの基本を構成する技術仕様などを公開したプラットフォームを意味します。なお、プラットフォームとはコンピュータにおいて、ソフトウエアが動作するための土台(基盤)として機能する部分のことを意味します。 ※9 CRM   Customer Relationship Managementの略称であります。顧客との取引や関係を見直すことで、売上や利益率を向上させる仕組みのことを意味します。 ※10 ソーシャルメディア   SNSを代表とするインターネット上で展開される個人による情報発信や個人間のコミュニケーション、人の結びつきを利用した情報流通などといった社会的な要素を含んだメディアのことを意味します。 ※11 IP   Internet Protocolの略称であります。インターネットで最も基本となる通信手順を定めたプロトコルを意味します。なお、プロトコルとは、複数の主体が滞りなく信号やデータ、情報を相互に伝送できるよう、あらかじめ決められた約束事や手順の集合のことを意味します。 ※12 ROI   Return On Investmentの略称であります。マーケティング施策を投資活動と捉え、投資に対してどのようなリターンを獲得したかの指標を意味します。 ※13 BI   Business Intelligenceの略称であります。データを収集・蓄積・分析し、意思決定に役立てる手法や技術のことを意味します。 ※14 EAI   Enterprise Application Integrationの略称であります。異なるシステム同士を連携させ、より戦略的な機能や情報として提供する統合技術のことを意味します。 ※15 ETL   Extract、Transform、Loadの略で、企業内に存在する複数のシステムからデータを抽出し、抽出したデータを変換/加工した上でデータウェアハウス等へ渡す処理、およびそれを支援するソフトウェアのことです。 ※16 リセールパートナー   エンドユーザーに対するシャノンの商品の提案活動、代理販売をしていただく企業様とのパートナーシップを意味します。 ※17 リファラルパートナー   エンドユーザーに対するシャノンの商品の提案活動、申込みの取次をしていただく企業様とのパートナーシップを意味します。 ※18 導入コンサルティングパートナー   エンドユーザーに対するシャノンの商品および周辺システムに関する導入コンサルティングや運用サポートをしていただく企業様とのパートナーシップを意味します。 ※19 コネクトパートナー   シャノンの商品と連携する製品・サービスを提供していただく企業様とのパートナーシップを意味します。
経営方針・対処すべき課題2,412字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当該有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「マーケティングの再現性で世界を変える」というミッション、「日本を代表するマーケティングクラウドになる」というビジョンの下、「お客様の立場に立つ」「個人と会社の成長」「チームファースト」「創造思考」「サイエンス」という5バリューを行動指針とすることで、当社グループのミッション、ビジョンの実現に繋がると信じ、プロフェッショナルとして考え行動することに努めていき、マーケティングの再現性で付加価値が早く社会に行き届き、人々の暮らしにも貢献し、次世代に誇れる豊かな世界を実現することを目指します。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、国産MA(マーケティングオートメーション)市場におけるシェアNo.1の奪還を最優先事項に掲げております。ターゲット市場の再定義と拡大を通じて保有アカウント数の最大化を図り、ストック型ビジネスの基盤となるサブスクリプション売上の継続的な成長、および収益性の指標である営業利益率の向上を重点目標としてまいります。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社グループが属するインターネット市場では、クラウドサービスの利用が拡大し、大企業から中小企業まで裾野が広がっております。一方で、統合型マーケティング支援市場においては国内外の競合が乱立し、シェア争いが激化しています。また、生成AI技術の急速な進展や、個人情報保護法等の法令遵守、情報セキュリティへの関心の高まりなど、企業にはより高度なテクノロジーへの対応と信頼性の確保が求められています。 このような状況の中、当社グループは以下のような課題に継続的に取り組むことで、収益の拡大を推進したいと考えております。 ① 国内MA市場におけるシェア№1の確立とリプレイス戦略の推進 国内マーケティングオートメーション(MA)市場は成長率が鈍化傾向にあり、新規開拓のみならず他社サービスからのリプレイス(乗り換え)需要の取り込みが不可欠となっています。当社グループは、「国産MA市場№1」を最短で実現すべく、足元ではアカウント数の拡大を最優先事項といたします。これに伴い、導入ハードルを極限まで下げた戦略的な価格施策を柔軟に展開し、競合他社からのシェア奪取を加速させてまいります。 ② ターゲット層の拡大と製品ラインナップの最適化 従来のメイン顧客層に加え、より低価格・手軽さを求める顧客層を新たなターゲットとして開拓いたします。従来からのスタンダードプランに加えて、デジタルプラン等の低価格プランの展開を本格化させるとともに、製品開発面においても、これら新層が直感的に操作できる「見やすさ」「使いやすさ」を追求したUI/UXの改善を断行いたします。市場の多様なニーズに適合する製品ポートフォリオを構築することで、顧客基盤の裾野を広げてまいります。 ③ AI実装によるプロダクト競争力の圧倒的強化 製品とAIの親和性を高めることを重点課題と位置づけます。生成AI技術が急速に進展する中、マーケティング領域においても高度な自動化や意思決定支援機能へのニーズが高まっており、継続的な機能強化が競争優位性の確立に不可欠です。当社は、自社でのAIエンジン開発に固執せず、常に最新の外部AI技術をスピーディーに取り込み、製品へと最適化させる「実装力」を追求します。これにより、マーケティング業務の劇的な自動化・高度化を実現し、「AIを使いこなして成果を最大化させる」次世代のプラットフォームとして、他社との明確な差別化を図ってまいります。 ④ 収益構造の改革と利益率の向上 当面は、売上高の規模拡大以上に、「利益の最大化」を最優先の経営指標といたします。新規のアカウント獲得コストや運営コストを厳格に管理し、マーケティングクラウド事業における収益性の向上に努めます。また、価格改定やプランの多様化を通じて、LTV(顧客生涯価値)の最適化を図り、持続可能な高収益体質への転換を推進いたします。 ⑤ 人材の少数精鋭化と業務効率の徹底追求 今後の成長においては、人員の単純増を前提とせず、現有戦力の底上げとテクノロジー活用による業務効率化を推進いたします。社員一人ひとりの専門性や職務遂行能力の向上を支援するとともに、社内業務へのAI導入やプロセス改善を徹底し、最小の人数で最大の付加価値を生み出す組織体制を構築してまいります。 ⑥ システムの安定性とセキュリティの確保 当社グループは、インターネット上で顧客サービスを提供しており、システムの安定稼働の確保は必要不可欠であります。安定したサービスを提供していくため顧客の増加に合わせたサーバーの増設等のインフラ投資や運用管理体制の強化を継続的に行い、システムの安定性の確保に努めてまいります。 また、災害対策に加え、ISMS・PMS等の管理体制の強化を通じて、安定稼働と情報セキュリティリスクの低減を図ってまいります。 ⑦ 親子関係における独立性の確保とガバナンスの徹底 当社グループは、親会社(株式会社イノベーション、持分56.71%)を有する上場会社として、経営の独立性確保と少数株主の利益保護を最重要課題と位置づけています。支配株主との取引においては、独立社外取締役が過半数を占める監査等委員会への事前意見照会を行い、その意見を尊重するとともに、利益相反のおそれがある取締役を除外した取締役会での慎重な審議を徹底しております。 今後も、外部専門家の助言活用や適時・適切な情報開示を通じて、公正かつ透明性の高い意思決定プロセスを維持し、実効性あるガバナンス体制のさらなる強化に努めてまいります。
事業等のリスク2,355字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、事業上のリスクに該当しない事項であっても、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。 当社グループは、これらのリスクの発生可能性を十分認識した上で発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中に記載している将来に関する事項は、本書提出日現在において入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 市場環境および競争について 国内マーケティングオートメーション(MA)市場は成長率が鈍化傾向にあり、既存顧客の奪い合い(リプレイス)も増加しております。当社グループは「国産MA No.1」の奪還に向け、導入ハードルを下げた戦略的な価格施策や新プランの投入を推進しておりますが、競合他社によるさらなる価格競争の仕掛けや、資本力を背景とした大規模なプロモーションが行われた場合、想定したシェア奪取が進まず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 技術革新およびAI実装について 当社グループは、生成AIをはじめとする最新テクノロジーの製品実装を重点課題としております。自社開発に固執せず外部技術をスピーディーに取り込む方針ですが、技術革新のスピードが当社の予想を上回る場合や、実装したAI機能が顧客ニーズに適合しない場合、あるいはAI利用に関する新たな法的規制や倫理的課題が発生した場合には、プロダクトの競争力が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 収益構造の改革および利益率の向上について 当社グループは当面「利益の最大化」を最優先とし、コスト管理の徹底とLTV(顧客生涯価値)の最適化を進めております。しかしながら、新規アカウント獲得のためのマーケティング費用が想定を超えて増大した場合、あるいは低価格プランへの移行が想定以上に進み顧客単価(ARPU)が著しく低下した場合には、収益構造の改革が遅れ、目標とする利益率を達成できない可能性があります。 (4) 人材の少数精鋭化と業務効率について 当社グループは、人員の単純増を前提とせず、テクノロジー活用による少数精鋭の組織構築を掲げております。しかし、既存戦力の育成が計画通り進まない場合や、高度な専門性を持つ中核人材が流出した場合、また社内業務のAI化・自動化が十分に成果を上げられ難かった場合には、業務運営の停滞や生産性の低下を招き、事業拡大に支障をきたす可能性があります。 (5) 親会社との関係について 当社グループは、株式会社イノベーションを親会社(持分56.71%)とする上場会社です。当社グループは経営の独立性を維持し、公正な意思決定プロセスを構築しておりますが、親会社のグループ経営方針の変更や、独立性確保に関するガバナンスが十分に機能しなかった場合には、少数株主の利益が損なわれる可能性、または当社グループの独自の事業展開に制約が生じる可能性があります。 (6) 法的規制および情報管理について 当社グループは、「個人情報の保護に関する法律」や「特定電子メール法」等の法的規制を遵守し、ISMSおよびプライバシーマーク(PMS)認証を通じた厳格な情報管理体制を構築しております。しかしながら、今後のAI利用に関する法的規制の強化や、Cookie規制等のプライバシー保護に関する国際的な動向により、当社のサービス提供が制約を受ける可能性があります。また、万が一、情報の漏洩やサイバー攻撃等が発生した場合には、社会的信用の失墜や損害賠償責任の発生により、当社グループの財政状態および経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (7) システム障害および外部インフラへの依存について 当社グループの事業は、Amazon Web Services, Inc.が提供しているクラウドコンピューティングサービス「AWS」を基盤として運営しております。顧客へのサービス提供が妨げられるようなシステム障害やサイバー攻撃等を回避すべく、複数の地理的リージョン(注1)とアベイラビリティゾーン(注2)の利用による冗長性の確保、定期的な脆弱性診断、各種不正アクセス対策、およびシステム稼働状況の常時監視を実施しております。しかしながら、これらの対策にもかかわらず、「AWS」における大規模な障害や予期せぬ事象によるシステムダウンが発生した場合には、サービスの提供に支障をきたし、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 為替変動リスクについて 当社グループは、外部クラウドサーバーのAmazon Web Services社が提供するサービスをはじめとする海外事業者が提供するサービス利用料等の支払いの一部を外貨建てで行っております。しかし、想定以上に為替相場が円安傾向となった場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)1 地理的リージョン 地理的に独立したサーバーの設置エリアのことを意味します。 (注)2 アベイラビリティゾーン リージョンの中の個々の独立したデータセンターの名称のことを意味します。
経営成績の分析 (MD&A)6,239字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当社は当事業年度中に決算期変更を行っております。その結果、当連結会計年度は14ヶ月の変則決算(2024年11月~2025年12月)となっておりますので、前年同期との比較は行っておりません。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、1,998,382千円(前連結会計年度末2,169,482千円)となり、171,100千円の減少となりました。このうち、流動資産は1,400,495千円(前連結会計年度末1,376,156千円)となり、24,338千円の増加となりました。この主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が220,717千円減少した一方で、現金及び預金が246,362千円増加したことによるものであります。また、固定資産は597,456千円(前連結会計年度末783,727千円)となり、186,270千円の減少となりました。この主な要因は、保険積立金が162,046千円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、1,012,087千円(前連結会計年度末2,222,025千円)となり、1,209,937千円の減少となりました。このうち、流動負債は977,431千円(前連結会計年度末986,827千円)となり、9,395千円の減少となりました。この主な要因は、賞与引当金が75,354千円、未払消費税等が58,116千円、未払金が25,838千円、未払法人税等が21,707千円それぞれ増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が90,784千円、前受金が62,638千円、支払手形及び買掛金が36,642千円それぞれ減少したことによるものであります。また、固定負債は34,656千円(前連結会計年度末1,235,197千円)となり、1,200,541千円の減少となりました。この要因は、社債が1,174,046千円、長期借入金が26,495千円それぞれ減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、986,294千円(前連結会計年度末△52,542千円)となり、1,038,836千円の増加となりました。この主な要因は、新株予約権の行使により、資本金及び資本準備金がそれぞれ534,355千円増加したことによるものであります。 b.経営成績 当社グループが属するクラウドサービス市場において、クラウドサービスを利用している企業の割合は引き続き上昇傾向にあります。総務省の令和6年「通信利用動向調査」によると、令和6年8月末におけるクラウドサービス利用企業の割合は80.6%(前年77.7%)に拡大しています。また、同調査によると、資本金規模別のクラウドサービス利用状況においても、資本金規模を問わずその利用率は拡大傾向が続いています。このように成長を続けるクラウドサービス市場の中で、当社が属するマーケティングオートメーション(SaaS)分野も例外ではなく、今後も3.2%(2024~2029年度の年平均成長率)の市場成長率が見込まれています。また、当社が提供する他のサービス(CMSやCX/マーケティングスイート分野)も含めると今後10.2%(2024~2029年度の年平均成長率)の市場成長率が見込まれています(出典:株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2025年版」)。なお、当社は他にもSFA(*1)サービス等の提供も行っており、各市場自体の成長やソリューションの拡大に伴うTAM(*2)の拡大による今後の当社事業の成長余力は高いものと認識しております。 このような状況のもと、当連結会計年度における売上高は、マーケティングクラウド事業におけるストック型売上(サブスクリプション)やイベントクラウド事業が堅調に推移しました。一方、近年は積極採用による人件費の増加を主因として営業費用は増加傾向にありましたが、前期からの採用抑制やそれを補う人事異動による人員の有効活用により採用費や人件費を抑制したことや、広告宣伝施策の見直し等による徹底したコスト管理と運用(生産)効率の向上、不採算事業の整理及び減損損失の計上によりのれん償却費が減少したことなどを主因として、営業費用は大幅な減少に転じています。その結果、営業損益も大幅に改善し、第3四半期連結累計期間で黒字に転換し、当連結会計年度では営業利益に加え、経常損益についても黒字転換しました。 以上の結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は3,208,384千円、営業利益は120,747千円、経常利益は64,994千円、親会社株主に帰属する当期純損失は27,673千円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当社は、前連結会計年度に不採算の広告事業の一部売却(連結子会社株式の譲渡)、追加機能開発の停止及び人員削減等によるメタバース事業の縮小を決定し、収益性重視の経営へシフトしています。今後は、主力事業であるサブスクリプション事業に経営リソースを集中させ、早期の黒字経営への回帰、財務体質改善を経営上の最優先課題としています。これらの課題に取り組むにあたり、各事業の位置づけを明確にするべく再検討を行った結果、広告事業及びメタバース事業については、主力事業であるサブスクリプション事業を支える付随サービスとしての性質が強くなったことを踏まえて、「サブスクリプション事業」に含めることにするとともに、その名称を「マーケティングクラウド事業」に変更いたしました。 その結果、従来「サブスクリプション事業」「イベントクラウド事業」「メタバース事業」「広告事業」の4区分としておりましたが、当連結会計年度より、「マーケティングクラウド事業」と「イベントクラウド事業」の2区分に変更しています。 旧セグメント   内容   新セグメント   内容 サブスクリプション事業   ■MA、CMSのシステム利用料、MRR(月額契約金額)、従量課金、有償保守サービス、年間契約のBPOサービス ■MA、CMSに関する初期導入サービス、BPOサービス、WEB制作、マーケティングコンサルティング等   マーケティングクラウド事業   ■MA、CMSのシステム利用料、MRR(月額契約金額)、従量課金、有償保守サービス、年間契約のBPOサービス ■MA、CMSに関する初期導入サービス、BPOサービス、WEB制作、マーケティングコンサルティング等 ■デジタル広告の運用、コンサルティング ■株式会社ジクウが提供するメタバースイベントプラットフォームのシステム利用料、従量課金、初期導入サービス、BPOサービス等 イベントクラウド事業   SMPを用いたイベントのシステム支援(バーチャルイベントに関するシステム構築費を含む)、会期当日支援(機材レンタルを含む)   イベントクラウド事業   ■SMPを用いたイベントのシステム支援(バーチャルイベントに関するシステム構築費を含む)、会期当日支援(機材レンタルを含む) 広告事業   デジタル広告の運用、コンサルティング   -   - メタバース事業   株式会社ジクウが提供するメタバースイベントプラットフォームのシステム利用料、従量課金、初期導入サービス、BPOサービス等   -   - a. マーケティングクラウド事業 マーケティングクラウド事業は、「SHANON MARKETING PLATFORM」を中心とする年間利用契約に関するストック型売上(サブスクリプション売上)とそれに付随する初期導入やコンサルティングサービス等のフロー型売上(プロフェッショナル売上)から構成されています。 当連結会計年度における売上高については、最重点方針として取り組んでいるストック型売上は順調に推移しました。なお、フロー型売上については、前連結会計年度の広告事業の一部売却(連結子会社株式の譲渡)や当連結会計年度に行った広告事業の譲渡、大型のコンサルティング案件収束の影響で前期比では減少となりましたが、想定通りの推移となっています。 この結果、当連結会計年度におけるストック型売上は2,054,219千円、フロー型売上は544,421千円、マーケティングクラウド事業全体の売上高は2,598,640千円、営業利益は439,960千円となりました。また、当連結会計期間末における契約アカウント数は、571アカウント(前期末比2.9%増)となりました。 b. イベントクラウド事業 イベントクラウド事業は、コロナ禍以降のリアルイベント開催減少という市場状況から一転して、前期後半からリアルイベント開催への回帰傾向が鮮明となり、当社のイベントクラウド事業を取り巻く市場環境は改善してきています。当連結会計年度においては、大型イベントの会期が多くあり、前期比で増収増益となりました。 この結果、当連結会計年度における売上高は609,744千円、営業利益は97,524千円となりました。 ※1 Sales Force Automationの略で、商談管理ツールを意味します。 ※2 Total Addressable Marketの略で、獲得できる可能性のある全体の市場規模を意味します。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末比で246,362千円増加し、1,009,496千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、593,829千円となりました。これは主に、売上債権の増減額245,510千円(増加要因)、減価償却費181,872千円(増加要因)、賞与引当金の増減額74,647千円(増加要因)、社債償還損61,446千円(増加要因)によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は、61,110千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出165,437千円、保険積立金の解約による収入147,081千円、有形固定資産の取得による支出99,592千円、敷金の回収による収入69,223千円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は、287,038千円となりました。これは主に、転換社債型新株予約権付社債の償還による支出697,695千円、株式の発行による収入545,536千円、長期借入金の返済による支出117,279千円によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループの事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループは、受注実績の金額と販売実績の金額の差額が僅少であるため受注実績の記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年12月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) マーケティングクラウド事業   2,598,640   △4.6 イベントクラウド事業   609,744   26.3 合計   3,208,384   0.1 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は 次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2023年11月1日 至  2024年10月31日)   当連結会計年度 (自  2024年11月1日 至  2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) ぴあ株式会社   432,994   13.5   181,896   5.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択適用のほか、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、過去の実績等を勘案して合理的な見積りを行っておりますが、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等の分析 経営成績等の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。 b.経営成績に重要な影響を与える要因 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの事業活動における主な運転資金需要は、人件費(売上原価やソフトウエアに計上されるものを含む)、仕入、広告宣伝費、システムの運用・保守費用等であります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としながら、市場の状況等を勘案しながら必要に応じて株式発行等で調達する方針であります。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

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出典

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