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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

デジタルプラス

DIGITAL PLUS, Inc.3691 · Growth · 情報・通信業

個人向け少額決済のフィンテック企業。三万円以下の報酬・ギフト等の支払いをデジタルギフトで置き換えるインフラを提供。

概要

デジタルプラスは、2005年に株式会社リアルワールドとして設立され、2014年9月に東京証券取引所マザーズに上場した情報・通信業の企業である。本社は東京都渋谷区元代々木町。従業員数は31名。主力は企業から個人への報酬支払いを担うフィンテック事業で、デジタルギフト®の流通総額は2025年9月期に130億円に達した。第二種資金移動業の登録を完了し、デジタルウォレット事業を本格化している。メディア運営のデジタルマーケティング事業も有するが、現在はフィンテック事業に経営資源を集中させている。

二つの事業セグメントで構成されるグループ

デジタルプラスは、当社および連結子会社2社(株式会社デジタルフィンテック、株式会社デジタルand)の計3社で構成される。セグメントは「フィンテック事業」と「デジタルマーケティング事業」の二つである。フィンテック事業では、デジタルギフト®の発行・流通と資金移動業に対応したデジタルウォレットの提供を手がけ、企業から個人への報酬・キャンペーン・株主優待などの支払いインフラを構築する。デジタルマーケティング事業では、既存メディアの運営を継続している。2025年9月期の連結売上収益は9億3,313万円で、そのうちフィンテック事業が8億5,246万円(構成比91%)、デジタルマーケティング事業が8,067万円を占める。

フィンテック事業の成長と流通総額130億円

フィンテック事業は、キャッシュレス化や在宅ワークの拡大を背景に、現金以上に価値のあるポイントを利用した報酬支払インフラを目指す。2025年9月期のデジタルギフト®流通総額は前年比78%増の130億円に達した。特に株主優待分野での導入企業増加が成長を牽引した。また、マーケティング(広告)領域、人材領域、支払いのDX(金融)領域の3つを注力領域とし、3万円以下の対個人向け支払いでのシェア拡大を図る。同事業の売上収益は前年比35.5%増の8億5,246万円、セグメント利益は同48.7%増の3億1,600万円となった。

デジタルマーケティング事業の規模縮小

デジタルマーケティング事業は、同社が運営するメディアサイトの広告収入などが中心である。ただし、2023年9月期以降、経営資源をフィンテック事業に集中する「フィンテックフォーカス」戦略の下、デジタルマーケティング支援事業や一部メディア事業の売却を実施した。その結果、同事業の売上収益は2025年9月期に8,067万円(前期比61.4%減)、セグメント利益は5,017万円(同66.4%減)と大幅に縮小した。今後もメディア運営は継続するが、グループの中核事業はフィンテック事業に移っている。

第二種資金移動業の登録と新たな収益基盤

2025年9月期、デジタルプラスは第二種資金移動業の登録を完了した。これにより、報酬や返金などの対価性を伴う支払いや、犯罪収益移転防止法に準拠した送金が可能となった。資金移動業に対応したデジタルウォレットのサービス展開を通じて、企業から個人への送金をより安全かつ柔軟に行える体制を整えた。また、M&Aで取得したメンタルヘルス事業「マヒナ」において、このデジタルウォレットを活用した送金スキームの社内試験運用を開始しており、本格展開に向けた準備を進めている。

業界の中での役割は個人向け少額決済のインフラ提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
9億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-1億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
フィンテック 事業9億円90.0%3億円33.3%
デジタルマーケティング事業1億円10.0%1億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01支払のDX(金融)主力

第二種資金移動業者として登録し、報酬や返金など対価性を伴う支払に対応する送金・決済インフラを提供。キャッシュレス化の中で、三万円以下の少額個人向け支払分野でのシェア拡大を目指す。

3万円以下の対個人向け支払分野でのシェア拡大

主な製品・サービス1
デジタルギフト
デジタルギフト®は、現金に代わる価値を持つポイントを発行・管理できるサービス。ユーザーはポイントをオンラインで利用でき、企業は販促や報酬支払に活用できる。

02マーケティング(広告)準主力

デジタルギフトを活用した販促・プロモーション向けのポイント付与サービスを展開。株主優待分野での導入が拡大し、流通総額成長を牽引している。

主な製品・サービス1
デジタルギフト
デジタルギフト®は、現金に代わる価値を持つポイントを発行・管理できるサービス。ユーザーはポイントをオンラインで利用でき、企業は販促や報酬支払に活用できる。

03人材準主力

人材サービス企業向けに、派遣・アルバイト等の報酬支払いをデジタルギフトで行う仕組みを提供。働き方の多様化に対応し、現金以外の報酬受取手段を実現。

主な製品・サービス1
デジタルギフト
デジタルギフト®は、現金に代わる価値を持つポイントを発行・管理できるサービス。ユーザーはポイントをオンラインで利用でき、企業は販促や報酬支払に活用できる。

製品と技術

デジタルギフト®:企業から個人への支払いを現金以上に価値あるポイントで実現

デジタルギフト®は、フィンテック事業の中核をなすサービスである。企業がキャンペーンの謝礼、アンケート報酬、株主優待、福利厚生などの名目で個人にポイントを付与する仕組みで、現金払いと比べてユーザーにとってはポイント分の価値が上乗せされる。2025年9月期の年間流通総額は130億円に達し、前年比78%増と急成長した。特に株主優待分野で導入企業が増加。さらに、マーケティング・人材・金融の3領域で3万円以下の対個人向け支払いシェア拡大を目指している。

資金移動業対応デジタルウォレット:安全で柔軟な個人送金のインフラ

2025年9月期に第二種資金移動業の登録を完了したことで、デジタルプラスは資金移動業に対応したデジタルウォレットを提供可能となった。これにより、報酬や返金などの対価性を伴う支払い、および犯罪収益移転防止法に準拠した送金が行える。同社はこのウォレットを、企業から個人への送金手段として販売。1社あたり数十億~数百億円規模の流通市場を見据え、セキュリティ強化と安定的な運用体制の構築を進めている。メンタルヘルス事業「マヒナ」での試験運用も開始した。

メディア事業とM&Aで獲得した「漫画大陸」「すーちゃんモバイル比較」

デジタルマーケティング事業では、自社メディアの運営を行っている。2020年11月に事業譲受した「漫画大陸」は漫画関連の情報サイト、同年12月に譲受した「すーちゃんモバイル比較」は格安SIMやスマートフォン比較サイトである。これらのメディアは広告収入を生むが、現在はフィンテック事業に注力する方針から、同事業の売上は縮小傾向にある。なお、過去には「Gendama」「ライフマイル」などのポイントメディアも運営していたが、いずれも子会社へ移管・売却されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 支払のDX(金融)3万円以下の対個人向け支払分野でのシェア拡大

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

ASP型文書管理、小規模ながら黒字

デジタルプラスは、文書管理システムや電子契約サービスなどをASP型で提供する。同業のソラコム(IoTプラットフォーム)やL is B(AI・データ分析)と比べ、分野が限定的。売上高2024年9月期8億円、営業利益率12.5%と高収益だが、2025年9月期は売上高9億円、営業利益率0%と急減見通し。市場競争激化や大口案件の終了が要因か。規模が小さく、収益変動が大きい。

強み

  • サブスクリプションモデルで、ある程度のリカーリング収入がある。
  • 2024年9月期は営業利益率12.5%と良好。効率的な運営が強み。
  • 電子契約・文書管理市場は拡大中で、需要を取り込める可能性。
  • 少人数で迅速な意思決定・開発が可能。

課題

  • 2025年9月期の営業利益率0%見通し。収益源の多様化が必要。
  • 売上高は9億円にとどまり、大規模な成長が描けていない。
  • 大手ベンダーや新興企業との競争が激しく、差別化が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がデジタルプラス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

リアルワールド創業とポイントメディア「Gendama」の開始

2005年7月、東京都渋谷区神泉町に株式会社リアルワールド(資本金1,000万円)を設立した。同月、使って貯めるクラウドメディア「Gendama」のサービスを開始。2006年7月にはポイント交換を目的とした子会社・株式会社ポイントスタイルを設立、ポイントビジネスを本格化させた。2008年12月には、作業をこなして貯めるクラウドソーシングサービス「CROWD」を開始し、事業領域を拡大した。設立から数年で、ユーザーがポイントを貯め・交換できるメディア群を構築した。

ライフマイル譲受とグループ拡大の2011年

2011年4月、株式会社サイバーエージェントより「ライフマイル」を事業譲受し、買い物して貯めるクラウドメディアのサービスを開始。同年11月には子会社のポイントスタイルを吸収合併した。同時に、新規事業開発を目的とした株式会社REALCORE、シンガポールにアジア統括子会社REALWORLD ASIA PTE.LTD.を設立。2012年7月にはインドネシアにPT.SITUS KARUNIA INDONESIAを設立するなど、海外展開も含めたグループ拡大を積極的に進めた。

2014年のマザーズ上場とその後のM&Aラッシュ

2014年9月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同年12月には株式会社マークアイを連結子会社化した。2015年1月に本社を港区六本木に移転。2016年4月には金融事業領域への参入を目的とした株式会社REAL FINTECH(現デジタルフィンテック)を子会社として設立。2017年7月にはノーザンライツ株式会社を連結子会社化するなど、上場後もM&Aと新会社設立を繰り返し、事業の多角化を図った。

非中核事業の売却と事業再編(2015~2020年)

2015年9月、子会社のリアルマーケティング(現スマートソーシング)の全株式を売却。2016年5月にはインドネシア子会社の株式譲渡、2018年8月にはLifeTechの全株式売却、2019年3月にマークアイ、同年9月にノーザンライツ、2020年10月にリアルXの全株式を売却し、次々と連結対象から外した。同時に2020年10月にはAI Marketingとカチコを吸収合併し、グループをスリム化。2020年11月には「漫画大陸」、12月には「すーちゃんモバイル比較」を事業譲受し、新たなメディアを獲得した。

フィンテック集中への転換と資金移動業登録(2023~2025年)

2023年9月期第4四半期から、流通総額拡大を目的とした「フィンテックフォーカス」への体制転換を開始。デジタルマーケティング支援事業や一部メディア事業を売却し、経営資源をフィンテック事業に集中させた。2025年9月期には、第二種資金移動業の登録を完了。デジタルギフト®の流通総額は前年比78%増の130億円に達し、株主優待分野での導入企業増加が成長を牽引した。資金移動業に対応したデジタルウォレットのサービス展開を本格化し、グループの事業基盤を強化している。

年表34件を開く

2000年代

  • 2005年7月創業東京都渋谷区神泉町に、株式会社リアルワールド(資本金10,000千円)を設立
  • 2005年7月使って貯めるクラウドメディアである「Gendama」のサービス開始
  • 2006年3月本社を東京都渋谷区道玄坂に移転
  • 2006年7月ポイント交換を主目的とした株式会社ポイントスタイルを子会社として設立
  • 2008年10月北海道札幌市に札幌ラボを設置
  • 2008年12月作業をこなして貯める、クラウドソーシングサービス「CROWD」の開始

2010年代

  • 2010年5月本社を東京都渋谷区猿楽町に移転
  • 2011年4月株式会社サイバーエージェントより「ライフマイル」を事業譲受 買い物して貯めるクラウドメディアである「ライフマイル」サービス開始
  • 2011年11月M&A株式会社ポイントスタイルを吸収合併
  • 2011年11月新規事業開発を目的とした株式会社REALCOREを子会社として設立
  • 2011年12月シンガポールにアジア統括を目的としたREALWORLD ASIA PTE.LTD.を子会社として設立
  • 2012年5月広告主への営業を目的とした株式会社リアルマーケティングを子会社として設立
  • 2012年7月インドネシアにクラウド事業を目的としたPT.SITUS KARUNIA INDONESIAを子会社として設立
  • 2013年9月札幌ラボを分社化し、カスタマーサポート業務及び当社のサイト運営業務の一部受託を目的とした株式会社READO(現株式会社LifeTech)を子会社として設立
  • 2014年6月株式会社REALCOREを清算
  • 2014年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2014年12月M&A株式会社マークアイを連結子会社化
  • 2015年1月本社を東京都港区六本木に移転
  • 2015年9月株式会社リアルマーケティング(現 株式会社スマートソーシング)の全株式を売却し、連結子会社から除外
  • 2016年2月ネットでのクラウドソーシングとリアルでの働き方の双方を実現することを目的とした株式会社リアルキャリアを子会社として設立
  • 2016年4月金融事業領域への参入を目的とした株式会社REAL FINTECH(現連結子会社)を子会社として設立
  • 2016年5月PT.SITUS KARUNIA INDONESIAの株式を譲渡し、当社の連結対象から除外
  • 2017年7月M&Aノーザンライツ株式会社を連結子会社化
  • 2018年3月株式会社リアルXを新設分割により子会社として設立し、「Gendama」をはじめとするクラウドメディア事業を承継
  • 2018年8月動画制作、デジタルサイネージ、動画メディア運営を目的とした株式会社カチコを子会社として設立
  • 2018年8月株式会社LifeTechの全株式を売却し、連結子会社から除外
  • 2019年3月株式会社マークアイの全株式を売却し、連結子会社から除外
  • 2019年9月ノーザンライツ株式会社(注1)の全株式を売却し、連結子会社から除外
  • 2019年11月商号変更株式会社リアルキャリアを株式会社AI Marketingに商号変更

2020年代

  • 2020年10月株式会社リアルXの全株式を売却し、連結子会社から除外
  • 2020年10月M&A株式会社AI Marketingを吸収合併
  • 2020年10月M&A株式会社カチコを吸収合併
  • 2020年11月「漫画大陸」を事業譲受
  • 2020年12月株式会社REAL FINTECHにおいて「すーちゃんモバイル比較」を事業譲受

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    フィンテック事業への集中と流通総額拡大

    デジタルマーケティング事業の一部売却によりフィンテック事業へ経営資源を集中。デジタルギフトとデジタルウォレットを活用し、企業から個人への3万円以下の支払い分野で流通総額の連続成長を目指す。

  2. 02

    資金移動業対応デジタルウォレットの立ち上げ

    第二種資金移動業の登録を完了し、新たなデジタルウォレットサービスを早期に立ち上げる。セキュリティ強化と安心・安全な運用体制を構築し、数十億~数百億円規模の流通市場を目指す。

  3. 03

    人材戦略とAI活用による生産性向上

    優秀な人材の採用・育成を継続するとともに、AI技術を活用した業務効率化・自動化を推進し、組織全体の生産性向上を図る。

  4. 04

    資金調達と財務運営の最適化

    流通総額拡大を支えるため、調達条件や純資産状況を見極めながら株式調達も含めた資金調達を進める。調達コストの管理やグループ全体の税務最適化により財務健全性と効率性を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で31人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は630万円で、9期前と比べて+43.2%平均年齢は38.0歳、平均勤続年数は3.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月120
2017年9月164
2018年9月159
2019年9月44031.64.037
2020年9月41529.83.830
2021年9月57935.35.518
2022年9月51332.34.722
2023年9月46636.54.235
2024年9月58937.03.833303
2025年9月63038.03.4310

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 北海道札幌市204百万円
フィンテック 事業
本社 — 東京都渋谷区8百万円
全社
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 デジタルフィンテック(注)2,4
    北海道札幌市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 デジタルand (注)2,5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権51.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は9億円営業利益0億円前期と比べると増収減益で、売上が+12.5%、利益が-100.0%。

売上高
+12.5%
9億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-1億円
営業利益率
0.0%
前期比 -12.5%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は5億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+150.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q200.00
2023年3Q200.00
2023年4Q2−2
2024年1Q200.00
2024年2Q200.00
2024年4Q4125.00
2025年2Q500.00
2025年4Q400.0−1
2026年2Q7−1−14.30
2026年3Q5120.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は19億円から9億円へ47%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
広告主への営業を目的とした株式会社リアルマーケティングを子会社として設立
2012年9月1910
札幌ラボを分社化し、カスタマーサポート業務及び当社のサイト運営業務の一部受託を目的とした株式会社READO(現株式会社LifeTech)を子会社として設立
2013年9月2100
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2014年9月2821
2015年9月3610
ネットでのクラウドソーシングとリアルでの働き方の双方を実現することを目的とした株式会社リアルキャリアを子会社として設立
2016年9月462−1
ノーザンライツ株式会社を連結子会社化
2017年9月43−1−2
株式会社リアルXを新設分割により子会社として設立し、「Gendama」をはじめとするクラウドメディア事業を承継
2018年9月43−3−3
株式会社リアルキャリアを株式会社AI Marketingに商号変更 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2019年9月25−40
株式会社AI Marketingを吸収合併
2020年9月6−3−5
2021年9月3−10
2022年9月6−2−2
2023年9月7−3−3
2024年9月81112.50
2025年9月9000.0−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高9億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-11.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金11.1%1億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金88.9%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
88.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.4pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比17.8pt
-11.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比22.1pt
-9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが−4億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は11億円で、売上の14.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月10−114
2013年9月10−114
2014年9月008012
2015年9月0−107−109
2016年9月3−33011
2017年9月−120113
2018年9月−4−37−713
2019年9月−410−5614
2020年9月−42−3−29
2021年9月1−5−1−44
2022年9月12339
2023年9月−2−41−64
2024年9月0−25−28
2025年9月−407−411

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は33億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は25.3%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月114734.9
2013年9月124832.4
2014年9月21111054.0
2015年9月33122134.6
2016年9月37102725.3
2017年9月3592621.7
2018年9月38152335.5
2019年9月24131154.6
2020年9月148656.7
2021年9月148659.3
2022年9月168847.5
2023年9月1751229.0
2024年9月2371530.8
2025年9月3382425.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
24億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
17
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中241位あたり、逆に低いのはROE605社中575位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-9.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.3%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,845で、1年前と比べて+26.4%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥1,845-3.4%1ヶ月+21.3%1年+26.4%時価総額82億円
過去52週の値幅
安値¥1,081高値¥2,470

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR10.05倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8/17に1868円と急伸し、前日比+22.65%の大幅高。直近1ヶ月では+12.33%上昇する一方、年初来では+14.39%と堅調。25日移動平均線1574.76円を+19%上回り、RSIは66.58と中立圏。出来高も8/17に18万5300株と急増し、買いが集中。52週高値2470円からは-24%の水準だが、上昇トレンドが再開した格好。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは実績・予想とも算出不可(赤字)で、PBRは8.19倍と同業平均3.45倍を大きく上回る。ROEは-9.1%と赤字で、資産効率が著しく悪い。配当利回りは27.28%と異常に高く、無理な分配の可能性がある。業績は2024/9期に黒字化したが2025/9期は再び赤字に転落し、先行き不透明。PBRの高さと赤字を考慮すると、株価は割高と判断する。

指標この会社業種平均
PBR10.05倍2.96倍
ROE-9.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資家の関心は、デジタル広告市場の成長に乗って利益を拡大できるかどうかにある。強気派は、業績が回復基調にあり、直近の売上高は増加、営業利益率も改善している点を評価する。また、市場のデジタルシフトが追い風となるという見方もある。一方、弱気派は、競争激化による単価下落や、依存度の高い広告需要の変動リスクを指摘する。また、株価純資産倍率が8倍を超え、株主還元としての配当利回りが高いが、自己資本利益率がマイナスであり、収益性の低さが懸念される。今後の決算で、持続的な収益成長が示せるかが焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 売上成長と収益改善

    売上高は増加傾向にあり、直近の営業利益率は12.5%に改善。

  • デジタル需要の拡大

    企業のDX投資やネット広告需要は長期的に成長が見込まれる。

  • 株主還元の手厚さ

    配当利回りが27%を超え、株主への還元姿勢は積極的。

  • 売上高3期連続増収で成長基調通年影響

    売上高が7→8→9億円と3期連続で増収

  • 営業損益は非赤字を維持通年影響

    営業利益はFY2024に1億円、FY2025に0億円と黒字を維持

  • 株価が1年で32.81%上昇継続影響

    前年比+32.81%と上昇、中小型株への資金流入

  • 配当利回り27.28%と高水準継続影響

    配当利回り27.28%と市場平均を大幅に上回る

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    自己資本利益率はマイナスで、資本効率の悪さが懸念される。

  • 競争の激化

    Web制作や広告代理業は参入障壁が低く、価格競争に直面する。

  • 業績の不安定さ

    過去の純損益は変動が大きく、直近でも赤字に転落する可能性がある。

  • 純利益が赤字に転落通年影響

    純利益が0→-1億円に転落、損失額は小さい

  • 営業利益が1→0億円に減益通年影響

    売上高は増加も営業利益が1→0億円に減少

  • PBR 8.19倍と割高継続影響

    ROE -9.1%でPBR 8.19倍は割高

  • 外国人保有比率0.77%と低位継続影響

    外国人保有が0.77%と低く売買が薄い

次の決算で確かめる点
売上高成長率
受注拡大のペースを示す主要指標であり、成長性の維持を確認するため。
営業利益率
競争環境下での採算性の変化を把握し、事業の健全性を測るため。
継続顧客数
ストック型収益の基盤を確認し、安定性を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
17.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ2,015人。区分でいちばん多いのは個人・その他70.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が16.2%を占め、残る83.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他92.588.894.888.071.470.8
事業法人0.70.81.91.617.716.1
証券会社4.79.22.67.28.512.3
自己株式0.02.72.82.42.3
外国法人1.40.90.62.52.00.8
金融機関0.50.40.10.70.50.1
外国人個人0.00.00.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01菊池 誠晃23.15
02PC投資事業有限責任組合9.05
03株式会社Macbee Planet8.28
04株式会社SBI証券7.93
05株式会社どこよりも4.30
06福井 優2.57
07楽天証券株式会社1.78
08土岐 隆之1.29
09株式会社セレス1.23
10渡辺 毅1.12

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−211%、1株純資産は14期で+20%。直近期のROEは-9.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年9月151629.4
2013年9月11600.5
2014年9月4241513.766.2
2015年9月04180.13538.4
2016年9月−33338
2017年9月−62276
2018年9月−95395
2019年9月−7387
2020年9月−152235
2021年9月102444.156.5
2022年9月−54214−24.4
2023年9月−77137−44.0
2024年9月61793.5101.9
2025年9月−17194−9.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
菊池誠晃代表取締役社長481,031,800
千葉博文取締役3633,300
加藤涼取締役4620,000
澤博史取締役5715,000
志村正之取締役(監査等委員)67
西井健二朗取締役(監査等委員)55
松本雄真取締役(監査等委員)36

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3595920
社外取締役514143

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容707字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社(株式会社デジタルフィンテック、株式会社デジタルand)の計3社で構成されており、フィンテック事業、デジタルマーケティング事業を主な事業として取り組んでおります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び当社の関係会社の位置づけ及びセグメントとの関連は、以下の通りです。なお以下に示す区分は、セグメントと同一の区分です。 (1) デジタルマーケティング事業 既存事業のメディア運営を展開しました。 (主な関係会社)当社 (2) フィンテック事業 国内におけるキャッシュレス化の進展や在宅ワークの拡大、副業解禁などにより、個人の働き方や報酬の受け取り方が多様化する中で、現金以上に価値のあるポイントが利用できる報酬支払インフラの構築を目指して事業を運営してまいりました。当連結会計年度においては、デジタルギフト®を中心に流通総額の拡大に注力し、前連結会計年度比78%増となる年間流通総額130億円を達成いたしました。さらに、当社グループの注力領域であるマーケティング(広告)領域、人材領域、そして支払のDX(金融)領域において、3万円以下の対個人向け支払分野でのシェア拡大を進める中で、株主優待分野における導入企業が増加し、流通総額全体の成長を牽引いたしました。加えて、第二種資金移動業の登録が完了し、報酬や返金など対価性を伴う支払にも対応可能となる体制を整備いたしました。 (主な関係会社)株式会社デジタルフィンテック及び株式会社デジタルand 各事業における事業モデル及びサービス概要は、以下のとおりとなっております。
経営方針・対処すべき課題2,040字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「人を不幸にしないための、デジタルと」というミッションを掲げ、今や人々の人生に必要不可欠となったデジタルを活用、無意識のうちに、つい、あきらめてしまっていることを、叶えられることに変えていけるようなサービスを展開、経営の基本方針としています。 (2) 目標とする経営指標 当社グループが重要と考える経営指標は流通総額、売上総利益及び営業利益であります。 (3) 会社の経営環境と中長期的な経営方針 デジタルギフト®や資金移動業に対応したデジタルウォレットを中心に展開する「フィンテック事業」、メディア運営を中心に行っている「デジタルマーケティング事業」の2つの事業を中心に展開をしております。 デジタルマーケティング支援事業や一部メディア事業の売却を実施し、2023年9月期第4四半期より進めてきたフィンテック事業の流通総額拡大を目的とした「フィンテックフォーカス」への体制転換を当連結会計年度をもって完了いたしました。 フィンテック事業においては、従来より展開しているデジタルギフト®を中心に、企業から個人への多様な支払ニーズに対応するサービスを拡充しております。キャンペーン施策、アンケート謝礼、福利厚生に加え、特に注力している株主優待ギフトなど、企業から個人への還元手段としてデジタルギフト®の導入が進んでおります。当社グループは、マーケティング(広告)領域、人材領域、そして支払のDX(金融)領域の三つを注力領域として掲げ、3万円以下の対個人向け支払分野におけるシェア拡大を目指しております。 また、第二種資金移動業の登録を完了いたしました。これにより、報酬や返金など対価性を伴う支払や、犯罪収益移転防止法に準拠した送金にも対応可能となり、企業から個人への送金をより安全かつ柔軟に行える体制が整いました。今後は、資金移動業に対応したデジタルウォレットのサービス展開を通じて、当社グループの事業基盤及び競争優位性のさらなる強化を図ってまいります。 当連結会計年度においては、前連結会計年度に続き、M&Aにより取得した事業とのシナジー創出を進めてまいりました。特に、メンタルヘルス事業「マヒナ」における報酬支払において、資金移動業に対応したデジタルウォレットを活用した送金スキームの社内試験運用を実施いたしました。これらの取り組みを通じて、サービスの品質及び運用面での精度向上を図り、今後の本格展開に向けた体制整備を進めております。 (4) 会社の対処すべき課題 当社グループは以下の事項を対処すべき課題として取り組んでまいります。 ① フィンテック事業流通総額の連続成長 当社グループは「デジタルマーケティング事業」及び「フィンテック事業」を展開してまいりましたが、当連結会計年度において、デジタルマーケティング支援事業及び当社が運営する一部メディア事業を譲渡し、経営資源の選択と集中を進めてまいりました。これにより、フィンテック事業へ重点的に投資できる体制が整いました。今後は「フィンテック事業」を中核事業として、デジタルギフト®およびデジタルウォレットを活用した流通総額の継続的な拡大を最優先課題として取り組んでまいります。 ② 資金移動業対応デジタルウォレットの垂直立ち上げとセキュリティの強化 今後の成長の中核となる資金移動業対応デジタルウォレットについて、早期の垂直立ち上げを重要課題として位置付けております。1社あたり数十億~数百億円規模の流通市場を見据え、制度要件への確実な対応に加え、セキュリティの強化、バックオフィスを含む安心・安全な運用体制の構築を推進してまいります。併せて、事業としての信頼性を高めるため、サービスのブランド価値向上にも取り組んでまいります。 ③ 組織の生産性向上に向けた人材戦略とAI技術の活用 今後のさらなる成長にとって、組織全体の生産性向上が必要不可欠であると認識しております。そのため、優秀な人材の採用・育成を継続して進めるとともに、AI技術を活用した業務効率化・自動化を推進することで、バックオフィスを含む組織全体の業務プロセスの高度化と生産性向上を図ってまいります。 ④ 資金調達及び財務運営の最適化 当社グループは、「フィンテック事業」における継続的成長の前提となる流通総額の拡大を支えるため、さらなる資金調達を進めてまいります。調達条件、純資産の状況等を適切に見極めながら、必要に応じて株式による調達も検討してまいります。また、支払利息などの資金調達コストの適切な管理を徹底し、その影響を最小限に抑えることで利益の最大化を図るとともに、グループ全体の税務最適化を推進し、財務の健全性と効率性の向上を目指してまいります。
事業等のリスク4,524字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本報告書に記載した当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性がある事項及びその他の投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項には、以下のようなものがあります。 また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載が無い限り、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 1.外部環境について (1)システム障害について 当社グループは、社内外のネットワーク及び各種システムに依存しており、これらが安定的に稼働することを前提として事業を展開しております。しかしながら、災害、事故、通信障害、サイバー攻撃その他の不可抗力により、システム障害やサービス停止が発生した場合には、サービスの提供に重大な支障を来す可能性があります。当社グループでは、サーバー等を含めた設備の増強等により、安定的なシステム運営に努めておりますが、こうした対応にも関わらずシステムの障害や不具合が長期化した場合、利用者からの信頼低下や対応コストの増加等が発生する可能性もあり、これらが当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 市場環境について 当社グループは、フィンテック市場において事業を展開しており、競合サービスの増加、技術革新の進展、法令・規制の改正等により、事業環境が大きく変化する可能性があります。これらの変化により、当社グループが提供するサービスの内容や事業運営の見直し、システム対応等が必要となる場合があります。 このような外部環境の変化に当社グループが適切に対応できない場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります (3) 競合について 当社グループが展開する事業・サービスにおいては、複数の事業者が参入しており、競合にさらされております。今後において、既存事業者の拡大や大手企業等の参入が生じ、顧客獲得競争が激化した場合には、価格競争やユーザー獲得コストの増加等により、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループにおいては、「1. 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」「(3)会社の経営環境と中長期的な経営方針」のとおり積極的に人材・マーケティング・新規事業への投資を実施し、事業として競争優位性を保てるよう注力しております。 2.事業体制について (1) 人材の確保・育成について 当社グループの継続的な事業成長を実現するためには、優秀な人材を確保し育成する事が重要な要素の一つであると認識しております。 しかしながら、当社グループが求める優秀な人材を計画通りに確保もしくは育成出来なかった場合、現在在籍する主要な人材等の離反が生じた場合には、事業展開における制約要因となる又は業務運営に支障が生じる可能性があり、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このため、積極的な中途採用及び新卒採用を推進し、かつ、社内教育体制の構築を行い、優秀な人材の獲得、育成及び活用に努めております。 (2) 内部管理体制について 当社グループは今後の事業運営及び事業拡大に対応するため、内部管理体制について一層の充実を図る必要があると認識しており、当該強化を推進しております。 しかしながら、事業規模・事業内容に適した内部管理体制の構築に支障が生じた場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、まず、当社は、2016年12月22日開催の第12回定時株主総会において、定款の変更が決議されたことにより、同日付にて監査等委員会設置会社に移行いたしました。社外取締役を複数選任するとともに監査等委員である取締役に取締役会における議決権が付与されることで、監査及び監督機能の強化が図られ、コーポレート・ガバナンスをより一層充実させることができるものと判断しております。また、「第4 提出会社の状況」「4 コーポレート・ガバナンスの状況等」「(2)役員の状況」「③ 社外取締役又は監査等委員会による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係」のとおり内部監査、監査等委員会監査及び会計監査の相互連携を図るとともに、管理機能は当社に集約されており当社のコーポレート部門において子会社を含む事業部をモニタリングするとともに、税理士・会計士・弁護士等と適宜連携し、内部管理体制の充実を図っています。 (3) 情報管理について 当社グループの事業においては、会員の個人情報を多数保有しております。 しかしながら、当社グループの社員又は外部提携先を通じた機密情報及び個人情報の紛失・漏洩・不正利用等が発生した場合、若しくは第三者が当社グループのネットワークに侵入して機密情報及び個人情報を不正取得した場合には、当社グループへの信頼性の低下、ブランドの毀損及び訴訟などの多額の費用負担により、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループは、情報セキュリティの重要性を経営の最重要課題の一つとして認識し、「個人情報管理規程」及び「情報管理規程」を定め当社グループ内に周知徹底するほか、外部の専門家も活用しながら技術的対策を講じ、これら情報の個人情報の漏洩等を防止する体制を構築・運営しております。 3.システム障害について 当社グループのサービスは、PCやコンピューターシステムを結ぶ通信ネットワークに全面的に依存しており、自然災害や事故、外部委託事業者における障害発生等によって通信ネットワークが切断された場合、継続したサービス提供その他に支障が生じる可能性があります。また、当社グループにおけるソフトウエア又はシステム機器等の欠陥等によるトラブルが発生した場合、コンピュータウィルスやハッカーの侵入等によりシステム障害が生じた場合、サイトへの急激なアクセス増加や電力供給の停止等の予測不可能な様々な要因によってコンピューターシステムがダウンした場合にも、同様のリスクがあります。 上記要因等により継続したサービス提供に支障が生じた場合には、当社グループの収益機会の喪失、システム及び事業運営に対する信頼性低下、クレーム発生その他の要因により、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループにおいては、技術的対策を講じ、これら障害回避のための取組を推進しております。 4.コンプライアンスについて (1) 法的規制について 当社グループの事業を規制する主な法規制として、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」、「資金決済に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」「著作権法」及び「個人情報保護法」等があります。これら法令に違反する行為が行われた場合、法令の改正若しくは新たな法令の制定が行われた場合、又は当社グループの対応が不十分であった場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、関連法令に遵守したサイト運営に努め、制定・改正される法令に対応した事業展開を迅速に行っていく方針でありますが、十分な対応が困難となる場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループは、関連法令に遵守した事業運営に努め、制定・改正される法令に対応した事業展開を行うとともに、社内の管理体制の構築を図り、適宜顧問弁護士に確認することにより、これら法令を遵守する体制を整備し対応を行っております。 (2) 事業運営について 法令等に抵触する不適切な広告やコンテンツの掲載及びシステム障害や不適切な運用等に起因して、第三者の違法行為やトラブルに巻き込まれた場合又は何らかの法的責任を問われた場合には、当社グループに対する損害賠償請求、信頼性の低下等により、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループは、事業運営に際して、当社グループにて策定したマニュアルに基づき、コンテンツ制作やサービス運用を行い、法令及び業界ガイドラインを遵守する対応を図っております。 (3) 知的財産権について 当社グループの事業において使用する、商標、ソフトウエア、システム並びにコンテンツ等については、現時点において第三者の知的財産権等を侵害するものではないと認識しております。しかしながら、知的財産権の侵害を理由とする訴訟やクレームが提起されないという保証はなく、そのような事態が発生した場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、侵害を回避すべく、商標権の取得、並びに著作権及び肖像権等を含めた監視・管理体制の構築を行ってまいります。 (4) その他紛争等の可能性について 当社グループの事業運営において、予期せぬトラブル・問題が生じた場合、当社グループの契約不適合に関わらずこれらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される可能性があります。これら事象が発生した場合には、訴訟内容や損害賠償額及びその結果等に応じて、当社グループの社会的信用に影響を及ぼすほか、経営成績及び財政状態にも影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループにおいては、「2.事業体制について」「(2)内部管理体制について」のとおり内部管理体制の充実を図るとともに、個人情報を多数保有している関係から個人情報漏洩保険を付保するなどリスク回避につとめております。 5.配当政策について 当社は、株主に対する利益還元を経営課題と認識しており、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を勘案し、利益還元政策を決定していく所存であります。しかしながら、当面は、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を実現させるための資金として、内部留保を優先させ、有効に活用していく方針であります。将来的には、各期の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を勘案し、株主に対して利益還元を行うことを検討してまいりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。
経営成績の分析 (MD&A)5,149字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年10月1日〜2025年9月30日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復などを背景に、緩やかな回復基調を示しました。一方で、円安や物価上昇の継続、海外における地政学リスクや通商政策の不透明感など、景気の先行きには依然として不確実な状況が続いております。 当社グループを取り巻く市場においては、キャッシュレス決済の浸透やデジタル給与払いの解禁を契機として、フィンテック分野への関心が一層高まっております。さらに、暗号資産やステーブルコイン等の新たなデジタルマネーに対する注目も集まっており、「お金の送り方・受け取り方」そのものが変化する局面を迎えております。これらの流れを背景に、今後もフィンテック市場は持続的に拡大していくものと当社は考えております。 このような状況において、当社グループは、デジタルギフト®や資金移動業に対応したデジタルウォレットを中心に展開する「フィンテック事業」、メディア運営を中心に行っている「デジタルマーケティング事業」の2つの事業を中心に展開をしております。当連結会計年度では、「デジタルマーケティング事業」においてデジタルマーケティング支援事業や一部メディア事業の売却を実施し、2023年9月期第4四半期より進めてきたフィンテック事業の流通総額拡大を目的とした「フィンテックフォーカス」への体制転換を当連結会計年度をもって完了いたしました。 「フィンテック事業」においては、従来より展開しているデジタルギフト®を中心に、企業から個人への多様な支払ニーズに対応するサービスを拡充しております。キャンペーン施策、アンケート謝礼、福利厚生に加え、前連結会計年度より特に注力している株主優待ギフトなど、企業から個人への還元手段としてデジタルギフト®の導入が進んでおります。当社グループは、マーケティング(広告)領域、人材領域、そして支払のDX(金融)領域の三つを注力領域として掲げ、3万円以下の対個人向け支払分野におけるシェア拡大を目指しております。「デジタルマーケティング事業」においては、既存事業のメディア運営を進めております。 また、当社グループは当連結会計年度において、第二種資金移動業の登録を完了いたしました。これにより、報酬や返金など対価性を伴う支払や、犯罪収益移転防止法に準拠した送金にも対応可能となり、企業から個人への送金をより安全かつ柔軟に行える体制が整いました。今後は、資金移動業に対応したデジタルウォレットのサービス展開を通じて、当社グループの事業基盤及び競争優位性のさらなる強化を図ってまいります。 当連結会計年度においては、前連結会計年度に続き、M&Aにより取得した事業とのシナジー創出を進めてまいりました。特に、メンタルヘルス事業「マヒナ」における報酬支払において、資金移動業に対応したデジタルウォレットを活用した送金スキームの社内試験運用を実施いたしました。これらの取り組みを通じて、サービスの品質及び運用面での精度向上を図り、今後の本格展開に向けた体制整備を進めております。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は933,135千円(前年同期比11.3%増)、営業損失は3,863千円(前年同期は営業利益56,172千円)、親会社株主に帰属する当期損失は71,251千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期利益21,171千円)となりました。 セグメント別の経営成績は次の通りです。 <フィンテック事業> 国内におけるキャッシュレス化の進展や在宅ワークの拡大、副業解禁などにより、個人の働き方や報酬の受け取り方が多様化する中で、現金以上に価値のあるポイントが利用できる報酬支払インフラの構築を目指して事業を運営してまいりました。当連結会計年度においては、デジタルギフト®を中心に流通総額の拡大に注力し、前連結会計年度比78%増となる年間流通総額130億円を達成いたしました。さらに、当社グループの注力領域であるマーケティング(広告)領域、人材領域、そして支払のDX(金融)領域において、3万円以下の対個人向け支払分野でのシェア拡大を進める中で、株主優待分野における導入企業が増加し、流通総額全体の成長を牽引いたしました。加えて、第二種資金移動業の登録が完了し、報酬や返金など対価性を伴う支払にも対応可能となる体制を整備いたしました。 以上の結果、フィンテック事業の売上収益は852,464千円(前年同期比35.5%増)、セグメント利益は316,009千円(前年同期比48.7%増)となりました。 <デジタルマーケティング事業> 既存事業のメディア運営を展開しました。 以上の結果、デジタルマーケティング事業の売上収益は80,671千円(前年同期比61.4%減)、セグメント利益50,172千円(前年同期比66.4%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度末より311,769千円増加し、1,112,987千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により使用した資金は、445,131千円(前年同期は17,129千円の使用)となりました。 これは主として、棚卸資産の増加123,458千円、営業債権及びその他の債権の増加602,859千円、営業債務及びその他の債務の増加240,547千円、及びその他の負債の増加73,926千円を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により獲得した資金は、46,665千円(前年同期は167,400千円の使用)となりました。 これは主として、無形資産の取得による支出114,498千円、事業譲渡による収入155,000千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により獲得した資金は、709,839千円(前年同期は540,539千円の獲得)となりました。 これは主として、短期借入の純増額578,803千円、及び新株予約権の行使による株式の発行による収入146,228千円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 生産に該当する事項が無いため、生産実績に関する記載はしておりません。 b.受注実績 受注に該当する事項が無いため、受注実績に関する記載はしておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) デジタルマーケティング事業   80,671   38.6 フィンテック事業   852,464   135.5 合計   933,135   111.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表作成にあたって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、連結財務諸表の作成に用いた重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。 ② 財政状態の分析 a.資産の部 流動資産は、前連結会計年度末に比べて、1,081,713千円増加し、2,678,956千円となりました。これは主として、現金及び現金同等物が311,769千円増加、及び営業債権及びその他の債権が602,999千円増加したことによるものであります。 非流動資産は、前連結会計年度末に比べて、85,950千円減少し、652,576千円となりました。これは主として、無形資産が70,527千円増加、のれんが177,455千円減少、使用権資産が36,823千円増加、及びその他の金融資産が21,549千円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて、995,762千円増加し、3,331,533千円となりました。 b.負債の部 流動負債は、前連結会計年度末に比べて、836,203千円増加し、2,232,577千円となりました。これは主として、営業債務及びその他の債務が241,412千円増加、社債及び借入金が514,199千円増加、その他の流動負債が73,926千円増加、及びリース負債が8,877千円増加したことによるものであります。 非流動負債は、前連結会計年度末に比べて、55,453千円増加し、177,760千円となりました。これは主として、借入金が43,320千円増加、リース負債が11,069千円増加、及びその他の金融負債が1,000千円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて、891,656千円増加し、2,410,337千円となりました。 c.資本の部 資本合計は、前連結会計年度末に比べて、104,105千円増加し、921,195千円となりました。これは主として、資本金が111,744千円減少、資本剰余金が1,175,052千円減少、及び利益剰余金が1,410,968千円増加したことによるものであります。 ③ 経営成績の分析 経営成績の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 ④ キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載しております。 ⑥ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金、システム投資、人材確保、借入金の返済等であります。また、その資金の源泉といたしましては、営業活動等によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入金等により、必要とする資金を調達しております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は1,359,203千円となり、現金及び現金同等物の残高は1,112,987千円となっております。 財務状況を勘案しながら、当社が保有する自己株式の売却、第三者割当増資、新株予約権の行使、借入等の手段により必要な資金調達を行っていく予定です。 これにより、資金の流動性は十分に確保されているものと判断しております。 ⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について 当社の経営者は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。 なお、今後の方針につきましては「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」「(3)会社の経営環境と中長期的な経営方針」に記載しております。 ⑧ 経営戦略の現状と見通し 当社グループの経営陣は、現在の事業環境並びに入手可能な情報に基づき、迅速かつ最善な経営戦略の立案、施策の実施に努めております。そのような中、当社グループが今後も持続的に成長するためには、戦略的な選択と集中を推し進め、成長事業に積極的に投資を行い、10年後も継続する事業の柱を創造することが必要であると考えております。

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