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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

メイテックグループホールディングス

MEITEC Group Holdings Inc.9744 · Prime · サービス業

製造業向けエンジニア派遣・紹介の専業大手。ハイエンドからシニアまで幅広い技術者を提供。

概要

メイテックグループホールディングスは、自動車・電機・機械など製造業向けに設計・開発技術者を派遣・請負する技術系人材サービス企業の持株会社である。子会社のメイテックを通じてハイエンドからミドルレンジ、シニアまでのエンジニア派遣と紹介事業を展開し、2026年3月期の連結売上高は1,377億円、従業員数は約13,190人に上る。名古屋証券取引所第一部に上場後、東京証券取引所第一部に指定され、現在は東京本社を置く。

エンジニア派遣を柱とする3セグメント体制

グループはエンジニアリングソリューション事業、エンジニア紹介事業、その他事業の3セグメントで構成される。中核はエンジニアリングソリューション事業で、連結売上高の9割超を占める。同事業はさらに4つの子会社が担当する。メイテックがハイエンド派遣、メイテックフィルダーズがミドルレンジ派遣、メイテックキャストが登録型派遣、メイテックEXがシニア派遣をそれぞれ行う。また、メイテックビジネスサービスが一般事務処理業務を受託する。エンジニア紹介事業はメイテックネクストが担い、職業紹介を行う。持株会社であるメイテックグループホールディングスはグループ運営管理を担当する。

ハイエンドとミドルレンジの2軸で稼働率を維持

2026年3月期のエンジニアリングソリューション事業の売上高は1,363億70百万円で、前年比3.6%増加した。営業利益は196億93百万円、同7.5%増益である。主力のメイテックとメイテックフィルダーズのエンジニア社員数は合計12,103名で前年比微減の0.4%減となったが、稼働率はメイテック98.5%、メイテックフィルダーズ97.2%と前期並みを維持した。稼働時間は時間外労働減少により若干減少したが、受注環境が堅調で収益を支えた。一方、エンジニア紹介事業は紹介決定数減少により売上高13億20百万円(前年比9.9%減)、営業利益4億68百万円(同17.5%減)と振るわなかった。

厚木に本店、東京に実質的な本社を置く拠点網

登記上の本店は神奈川県厚木市森の里青山であるが、実際の本社業務は東京都港区の東京本社で行っている。グループの拠点は全国に広がり、沿革上では1989年に東京本社を新宿区に設置、1992年に神戸テクノセンター、1993年に厚木テクノセンターを開設した。また、2003年には中国上海市に明達科(上海)科技有限公司を設立し、海外展開も進めている。従業員数は連結で13,190人(2026年3月期末)に達し、技術者派遣需要の高い製造業集積地を中心にネットワークを構築している。

業界の中での役割はエンジニア派遣・紹介サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,377億円
営業利益
199億円
営業利益率
14.5%
純利益
151億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
エンジニアリング ソリューション事業1,364億円99.1%197億円14.4%
エンジニア紹介事業13億円0.9%5億円38.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01エンジニアリングソリューション事業主力

自動車・電機・機械等の製造業向けに、ハイエンドからミドルレンジ、シニアまでのエンジニア派遣を提供。子会社㈱メイテックがハイエンド派遣、㈱メイテックフィルダーズがミドルレンジ派遣、㈱メイテックキャストが登録型派遣、㈱メイテックEXがシニア派遣を担当。一般事務処理業務の受託も行う。

主な製品・サービス4
ハイエンドエンジニア派遣
高度な技術を持つエンジニアを、設計・開発・研究等の業務に派遣。
ミドルレンジエンジニア派遣
一定の経験・スキルを持つエンジニアを、製造現場等に派遣。
登録型人材派遣
製造業向けに、登録型の人員派遣(期間業務)。
シニアエンジニア派遣
豊富な経験を持つシニアエンジニアを派遣。

02エンジニア紹介事業準主力

エンジニアに特化した職業紹介事業。子会社㈱メイテックネクストが運営。

主な製品・サービス1
エンジニア紹介
求人企業に対し、経験・スキルにマッチしたエンジニアを紹介・斡旋。

03その他事業その他

グループ運営管理業務(持株会社機能)を担当。

製品と技術

ハイエンドエンジニア派遣:長期就業型で設計・開発を支援

中核子会社の株式会社メイテックが提供するハイエンドエンジニア派遣は、自動車、電機、機械などの製造業向けに高度な技術を持つエンジニアを設計、開発、研究等の業務に派遣するサービスである。長期就業型のスタイルが特徴で、エンジニア社員として雇用し、顧客先に常駐してプロジェクトに従事する。2026年3月期のメイテック単体の稼働率は98.5%と高水準を維持しており、技術力の高さと顧客満足度が評価されている。競合他社との差別化として、独自の技術研修やキャリア支援制度を整備し、エンジニアの市場価値向上を図っている。

ミドルレンジ派遣から登録型・シニアまで層別のサービス

メイテックフィルダーズはミドルレンジのエンジニア派遣を担当し、製造現場などで一定の経験・スキルを持つエンジニアを派遣する。2026年3月期の稼働率は97.2%である。メイテックキャストは製造業を主要顧客とした登録型人材派遣(期間業務)を提供し、柔軟な人員調整を可能にする。メイテックEXは豊富な経験を持つシニアエンジニアの派遣を行い、ベテラン人材の活用ニーズに応える。これら4社でエンジニアのスキルレベルや就業形態に応じた選択肢を揃え、顧客の多様な技術者需要に対応している。

エンジニア特化型の職業紹介サービス

子会社の株式会社メイテックネクストが運営するエンジニア紹介事業は、求人企業に対して経験・スキルにマッチしたエンジニアを紹介・斡旋する職業紹介サービスである。ハイエンド派遣とのシナジーを活かし、派遣から直接雇用への転換や、キャリアチェンジを希望するエンジニアのサポートを行う。2026年3月期の売上高は13億20百万円で、前年比9.9%減とやや減少したが、紹介決定数の回復が課題とされている。同事業はエンジニア市場の活性化に寄与し、グループ全体の人材ネットワークを補完する役割を果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

技術者派遣国内最大級、高収益継続

エンジニア派遣・請負で国内トップクラス。売上高約1,370億円、営業利益率14%超と高い収益性を誇る。同業のジンジブやダイブなどと比べ、売上規模で5倍以上の差をつける。製造業向け技術者派遣が主力で、自動車・半導体業界の設備投資動向に影響を受けるが、高いシェアと効率的なマッチングシステムで安定した利益を上げる。

強み

  • 技術者派遣で国内最大級の売上高を誇り、圧倒的なブランド力とリソースを持つ。
  • 営業利益率14%超と派遣業界でトップクラスの収益性を達成。
  • 機械・電気・ソフトウェアなど多様な分野に対応可能で、顧客ニーズに応える。
  • 独自のデータベースとマッチングシステムで稼働率の最適化を実現。

課題

  • 優秀な技術者の確保が年々困難になり、人件費上昇が収益を圧迫。
  • 労働者派遣法の改正リスクがあり、事業モデルに影響を与える可能性。
  • 製造業の設備投資に依存するため、景気後退時に需要が減少しやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がメイテックグループホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13107ダイワボウホールディングス3,338億円10.4倍
21417ミライト・ワン3,286億円13.7倍
39418U-NEXT HOLDINGS3,111億円16.5倍
44373シンプレクス・ホールディングス2,840億円26.5倍
56457グローリー2,734億円16.8倍
69744メイテックグループホールディングス2,630億円17.3倍
79759NSD2,486億円17.0倍
83697SHIFT2,373億円27.6倍
94722フューチャー2,333億円17.6倍
104483JMDC2,202億円32.8倍
112175エス・エム・エス2,188億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

名古屋で機械設計会社として創業した1974年

1974年7月、名古屋市に一般産業機械設計を主業務とする株式会社名古屋技術センターが資本金100万円で設立された。これがメイテックグループの原点である。その後、1979年12月に日本機械設計株式会社(後の株式会社ジエクス)を設立し、事業を拡大した。1984年12月には社名を株式会社メイテックに変更し、技術者派遣事業へと軸足を移していく。創業から10年で名古屋証券取引所第二部への上場(1987年3月)を果たし、株式公開企業としての道を歩み始めた。

上場と拠点拡大、東京市場への進出

1987年3月の名古屋証券取引所第二部上場に続き、1987年8月には株式会社メイスタッフを設立。1988年3月に名古屋テクノセンターを開設し、1989年4月には東京本社を東京都新宿区に設置して首都圏での事業基盤を固めた。1991年2月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1998年9月には両市場第一部に指定されるまでに成長した。この間、1992年4月に神戸テクノセンター、1993年3月に厚木テクノセンターを開設し、主要工業地帯への拠点展開を加速させた。

合併による事業会社再編と子会社化の推進

1995年10月、株式会社ジエクスと株式会社メイスタッフが合併し、商号を株式会社ジャパンアウトソーシング(後のメイテックフィルダーズ)に変更した。2000年2月には株式会社ジャパンキャスト(後のメイテックキャスト)を設立。2001年12月にアイエムエス株式会社を完全子会社化し、2004年10月には日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社を株式交換で完全子会社化した。2005年8月には中国子会社の明達科(上海)諮詢有限公司を明達科(上海)科技有限公司に組織変更し、海外事業を本格化させた。2006年から2007年にかけてはメイテックフィルダーズ、メイテックキャストへの社名変更や、メイテックCAE、メイテックネクストなどの新会社を設立し、事業の多角化を進めた。

リーマンショック後の経営再建と持株会社体制への移行

2009年にはリーマンショックの影響で連結営業利益が49億円の赤字となり、雇用調整助成金を受給するなど厳しい局面を経験した。この教訓から「常に経済危機は起こる」との前提で自己資本の充実を重視する経営方針に転換した。同年12月には有価証券上場規程第15条該当により名古屋証券取引所第一部の上場を廃止した(東京証券取引所第一部は継続)。2011年3月には株式会社メイテックグローバルソリューションズを吸収合併し、グループ組織を整理した。2010年代以降は安定成長を続け、2026年3月期の自己資本は480億円以上に達している。

年表30件を開く

1970年代

  • 1974年7月創業名古屋市に一般産業機械設計を主業務として、資本金1百万円をもって株式会社名古屋技術センターを設立。
  • 1979年12月創業日本機械設計株式会社(株式会社ジエクス)設立。

1980年代

  • 1984年12月商号変更社名を株式会社メイテックに変更。
  • 1987年3月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場。
  • 1987年8月創業株式会社メイスタッフ設立。
  • 1988年3月名古屋テクノセンター開設。
  • 1989年4月東京本社(東京都新宿区)設置。

1990年代

  • 1991年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1992年4月神戸テクノセンター開設。
  • 1993年3月厚木テクノセンター開設。
  • 1995年10月M&A株式会社ジエクスと株式会社メイスタッフとが合併し、商号を株式会社ジャパンアウトソーシング(現連結子会社、株式会社メイテックフィルダーズ)に変更。東京本社を東京都港区に移転。
  • 1998年9月東京証券取引所市場第一部並びに名古屋証券取引所市場第一部に指定。

2000年代

  • 2000年2月株式会社ジャパンキャスト(現連結子会社、株式会社メイテックキャスト)設立。
  • 2001年12月M&A株式の取得により、アイエムエス株式会社を完全子会社化。
  • 2003年3月創業株式会社メイテックグローバルソリューションズ設立。
  • 2003年9月創業明達科(上海)諮詢有限公司(明達科(上海)科技有限公司)設立。
  • 2004年1月株式の取得により、日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社を関連会社化。
  • 2004年10月M&A株式交換により日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社を完全子会社化。
  • 2005年8月明達科(上海)諮詢有限公司を明達科(上海)科技有限公司に組織変更。
  • 2005年9月M&A第三者割当増資の引受により、アポロ技研株式会社を子会社化。
  • 2006年1月商号変更株式会社ジャパンアウトソーシングを株式会社メイテックフィルダーズ(現連結子会社)へ社名変更。
  • 2006年4月創業株式会社メイテックCAE設立。
  • 2006年7月株式会社メイテックネクスト(現連結子会社)設立。
  • 2006年10月商号変更株式会社ジャパンキャストを株式会社メイテックキャスト(現連結子会社)へ社名変更。
  • 2007年10月創業株式会社all engineer.jp設立。
  • 2008年4月M&Aアイエムエス株式会社をアポロ技研株式会社に吸収合併。
  • 2008年6月上海精才人力資源有限公司との合弁会社である明達科(上海)人才服務有限公司設立。
  • 2009年5月日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社を株式会社ビー・エム・オー・エーと日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社に会社分割し、日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社(現パーソルキャリア株式会社)の全株式をテンプスタッフ株式会社(現パーソルテンプスタッフ株式会社)へ譲渡。
  • 2009年12月上場有価証券上場規程第15条該当のため、名古屋証券取引所市場第一部の上場廃止。

2010年代

  • 2011年3月M&A株式会社メイテックグローバルソリューションズを当社へ吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2028年度まで30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    経営幹部の後継者育成

    グループの価値を持続的に高めるため、各事業のリスク・コストの理解とICT進化に対応できる経営幹部を育成する。狭い知見に留まらない広く深い洞察力を持つ後継者の確保が喫緊の課題。

  2. 02

    各事業における業務変革

    技術力の高いエンジニア社員数や稼働率、派遣スタッフ数などが業績の鍵。受注営業、採用・求職者募集、キャリアサポートの各業務でリスク統合管理と環境変化に適応した変革を繰り返す。

  3. 03

    受注営業の変革

    需要が良好な環境が続く中、経済悪化時の営業力低下リスクに対応。業務領域拡大と稼働率維持・向上のため、営業システムを変革する。

  4. 04

    採用・求職者募集の変革

    労働市場でのブランド確立と採用力向上のため、品質を維持しつつ業務の統合・分離を適正化し、各事業で自律的な変革を推進する。

  5. 05

    キャリアサポートの強化

    エンジニア社員の自主的・会社主導のキャリアアップ支援の両立を図り、技術進化に対応した品質向上と効率改善を統合管理する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で13,190人が働いている。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月9,365
2018年3月9,840
2019年3月60038.813.310,365
2020年3月60038.713.211,010
2021年3月50038.813.311,794
2022年3月50038.913.112,442
2023年3月60039.313.113,039
2024年3月13,489
2025年3月13,319141
2026年3月13,190151

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
厚木テクノセンター他 — 神奈川県厚木市7,116百万円
その他事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社メイテック(注)2
    神奈川県 厚木市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メイテック フィルダーズ(注)3
    東京都 台東区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メイテック キャスト
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メイテックEX
    愛知県 名古屋市中区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メイテック ネクスト
    東京都 台東区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メイテック ビジネスサービス
    千葉県 柏市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,377億円営業利益199億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.5%、利益が+5.9%。

売上高
+3.5%
1,377億円
営業利益
+5.9%
199億円
純利益
+18.9%
151億円
営業利益率
14.5%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,408億円1,377億円
営業利益205億円199億円
純利益139億円151億円
1株あたり配当¥181¥181

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は346億円、営業利益は53億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+10.5%、営業利益は+26.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q30438
2024年1Q3134213.426
2024年2Q3134414.132
2024年3Q3295717.340
2024年4Q31525
2025年2Q6589013.755
2025年4Q6739814.672
2026年2Q68410114.869
2026年4Q6939814.182
2027年1Q3465315.336

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は703億円から1,377億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は14.5%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月7036460
2014年3月7497040
2015年3月8219637
2016年3月87910881
2017年3月90011179
2018年3月93611581
2019年3月97712688
2020年3月1,01013091
2021年3月96610370
2022年3月1,07112992
2023年3月1,191165123
2024年3月1,270177123
2025年3月1,33118818914.1127
2026年3月1,37719920114.5151

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,377億円のうち、営業利益として残るのは199億円14.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は151億円、売上の11.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.6%1,014億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.9%164億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.5%199億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.9pt
14.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.9pt
11.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+19.1pt
30.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
16.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
37.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが153億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは153億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は528億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月52−5−4847266
2014年3月89−4−5085301
2015年3月84−3−3581348
2016年3月6915−7884354
2017年3月102−3−8099373
2018年3月110−5−60105418
2019年3月103−2−67101451
2020年3月98−5−7393470
2021年3月55−3−7152451
2022年3月135−3−87132497
2023年3月128−4−110124510
2024年3月147−11−119136527
2025年3月134−10−122124530
2026年3月1530−154153528

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は898億円。このうち返さなくてよい自己資本が488億円で、自己資本比率は54.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月58038419666.1
2014年3月61436225258.8
2015年3月65137627557.6
2016年3月64537626958.2
2017年3月66437928557.0
2018年3月70940130856.6
2019年3月74642432256.8
2020年3月77544333257.2
2021年3月75044530559.3
2022年3月81645336355.5
2023年3月84646737955.2
2024年3月90847743152.5
2025年3月93648844852.1
2026年3月89848841054.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
528億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
436億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
410億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中42位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中360位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
30.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,372で、1年前と比べて+8.1%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥3,372-1.3%1ヶ月+3.8%1年+8.1%時価総額2,630億円
過去52週の値幅
安値¥2,952.5高値¥3,718

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.3倍
PER (会社予想)18.7倍
PBR5.90倍
配当利回り5.37%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+9.1%と強い上昇。3390円は25日線(3193.8)を+6.1%上回り、75日線(3117.12)からも大きく乖離。52週高値3718円に接近し、週足は7/29に591,900株と出来高急増。トレンドは明確に上向き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 17.4倍は業界平均22.5倍を下回るが、PBR 5.37倍は平均3.17倍を大きく上回り、ROE 30.9%の高収益を反映。配当利回り5.78%は業界平均2.72%の2倍超で魅力だが、配当性向109.3%と持続可能性に懸念。割高感と高配当の両面がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.3倍23.4倍
PER (予想)18.7倍
PBR5.90倍3.51倍
ROE30.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

人手不足を追い風に業績堅調だが、高いバリュエーション(PER17倍、PBR5.4倍)が割高感を生む。強気派は、製造業の人手不足が長期化する中で、技術者派遣需要は拡大基調。売上・利益とも着実に成長しており、高ROE(30.9%)は持続可能と評価。弱気派は、派遣法規制の変更リスクや、人材獲得競争激化によるコスト上昇、PER17倍は割高との見方。

プラスに働く材料7
  • 人手不足の追い風

    製造業の技術者不足は構造的、需要堅調。

  • 高収益・高ROE

    営業利14%、ROE30%超の優良企業。

  • 増収増益基調

    2026年3月期も増収増益計画。

  • 2026年度営業利益199億円、3期連続増益通年影響

    営業利益は188→199億円と5.9%増、堅調な事業拡大

  • ROE30.86%、自己資本利益率は極めて高水準継続影響

    ROE30%超は資本効率の高さを示し、株主還元余力大きい

  • 配当利回り5.78%と高水準、増配継続期待次回決算影響

    純利益151億円に対し配当総額約153億円(推定)、高還元維持

  • 外国人持ち株比率32.87%と高く、需給安定継続影響

    外国人保有3割超で信用リスク低く、長期保有基盤強い

マイナスに働く材料7
  • バリュエーション高

    PER17倍、PBR5.4倍は割高感。

  • 規制リスク

    派遣法改正で事業モデルに影響の可能性。

  • 人件費上昇

    優秀な技術者の確保コスト増が利益圧迫。

  • PER17.4倍、成長鈍化でバリュエーション調整リスク継続影響

    営業利益成長率5%に対しPER17倍は割高、修正で株価下落余地

  • 売上高成長率鈍化(2024年+4.8%→2025年+3.5%)通年影響

    売上高増加額は61億円から46億円に減少、成長減速明確

  • PBR5.37倍、ROE維持できなければ急落リスク継続影響

    ROE30%でもPBR5倍超、ROE低下でPBR2倍台もあり得る

  • 営業利益率14.45%で頭打ち、改善余地乏しい通年影響

    前年比+0.33ptの微増、コスト増で利益率低下リスク

次の決算で確かめる点
技術者数・稼働率
稼働率が収益性に直結。
売上高成長率
人数増加と単価上昇の合成指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり181で、前期から1.0%いまの株価に対する利回りは5.37%。

年間配当
¥181
1株あたり
配当利回り
5.37%
いまの株価に対して
配当性向
109.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5162.0
2018年3月5916.867.3
2019年3月6712.771.9
2020年3月671.269.0
2021年3月56−17.374.1
2022年3月7330.273.1
2023年3月10240.775.8
2024年3月11411.8105.8
2025年3月19873.7218.1
2026年3月196−1.0109.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥181

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ23,334人。区分でいちばん多いのは金融機関41.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.8%を占め、残る57.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関41.637.137.338.038.341.7
外国法人43.448.146.448.038.932.9
個人・その他13.613.614.210.917.219.6
証券会社0.80.81.52.64.64.8
事業法人0.50.50.60.61.01.1
自己株式4.95.04.91.01.01.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)19.35
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.92
03明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)6.02
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.34
05日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.28
06CEP LUX-ORBIS SICAV (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)3.08
07メイテックグループホールディングス社員持株会2.85
08JP MORGAN CHASE BANK 385781 (株式会社みずほ銀行決済営業部)1.39
09JP JPMSE LUX RE BARCLAYS CAPITAL SEC LTD EQ CO (株式会社三菱UFJ銀行)1.30
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (株式会社みずほ銀行決済営業部)1.18

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.06%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+5%、1株純資産は14期で−49%。直近期のROEは30.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1861,23015.912.652.6
2014年3月1281,18310.722.865.0
2015年3月1201,2399.933.5101.2
2016年3月2691,27921.514.658.4
2017年3月2741,33121.116.562.0
2018年3月2871,42420.920.667.3
2019年3月10550621.415.971.9
2020年3月10953521.013.169.0
2021年3月8554515.823.974.1
2022年3月11456520.619.573.1
2023年3月15459626.615.475.8
2024年3月15861826.118.9105.8
2025年3月16563226.417.7218.1
2026年3月19563230.916.8109.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額229百万円。

氏名役職年齢保有株数
上村正人代表取締役社長(グループCEO)59414
横江公美取締役61
町田公志取締役70
田上智子取締役53
鹿野輝美取締役(監査等委員)常勤監査等委員会委員長5221
國部徹取締役(監査等委員)65
南波秀哉取締役(監査等委員)63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5587012826
監査等委員5484810
取締役(社内)429297
社外取締役424246

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容742字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社メイテックグループホールディングス)、連結子会社6社により構成されており、主にエンジニアリングソリューション事業及びエンジニア紹介事業を行っております。 エンジニアリングソリューション事業はエンジニア派遣事業を中心とした派遣事業を行っています。 エンジニア紹介事業はエンジニアに特化した職業紹介事業を行っております。 その他事業は、当社のグループ運営に関する事業を行っております。 なお、この3事業は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等  (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 2026年3月31日現在 (1)エンジニアリングソリューション事業 (株)メイテック   メイテックグループのコア事業であるハイエンドのエンジニア派遣事業 (株)メイテックフィルダーズ   ミドルレンジのエンジニア派遣事業 (株)メイテックキャスト   製造業を主要顧客とした登録型人材派遣事業 (株)メイテックEX   シニアエンジニア派遣事業 (株)メイテックビジネスサービス   一般事務処理業務の受託 (2)エンジニア紹介事業 (株)メイテックネクスト   エンジニア特化型の職業紹介事業 (3)その他事業 (株)メイテックグループホールディングス   株式を保有する会社の事業活動に対する支配又は管理及びメイテックグループのグループ運営に関する事業 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,011字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 〇経営者の認識について リーマンショックにより2010年3月期の連結営業利益が49億円の赤字となり、急激に資金が減少し、雇用調整助成金を受給した経験を踏まえ、当社は「常に経済危機は起こる」ということを前提に、雇用を守り抜く為に、資金残高にも配慮しつつ、「自己資本の“質と量”の充実」を優先してきました。 そういった中で、自己資本の質と量を堅持し、効率的な経営を行った結果、当年度末における自己資本は480億円以上となり、「自己資本の“質と量”は概ね充実」していると認識しています。 2026年4月1日から始まる中期計画2028年では、以下方針で対応します。 (1)会社の経営の基本方針 <メイテックグループの経営理念> 『共生と繁栄』 メイテックグループは、事業を通じて、経営資源(人・技術・情報)を社会的に共有することにより、エンジニア、社員、顧客、株主、社会と共に生き、共に繁栄していきます。 私たちが設立以来目指し続けてきたことであり、現在もグループで掲げる経営理念です。 <メイテックグループのコーポレート・スローガン> 『人と技術で次代を拓く』 <メイテックグループの「目指すべき姿」> (2)経営環境 技術分野においては「デジタル化」が進むと共に、「AI」や「自動運転」などの技術革新が加速化し、当社の主要な顧客である大手製造業各社では、競合する企業が多様化・複雑化し、競争優位性を保つことが非常に厳しい環境にあります。又、人材不足解消の取り組みとしてDXによる仕事の自動化・無人化が進み、今後一部の設計・開発領域においては、AIが人間に代替される事が見込まれます。 また規模の大小や実績の長短、スタートアップ企業などにかかわらず、多くのお客様で共通するマテリアリティにおける技術革新が加速している状況下で、当社グループは、社員、そしてお客様や社会に貢献するために、改めてお客様とエンジニアの2つの価値提供先に対して価値を提供していきます。 (3)経営戦略等 2026年度からの3年間の実行計画として「中期計画2028」を策定し、2026年4月1日からスタートしました。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 「事業上の課題」 1)経営幹部の後継者育成 メイテックグループは5つの価値(エンジニア価値、社員価値、顧客価値、株主価値、社会価値)の持続的向上を図り、50年を超えて業容と規模の両面を拡大してきました。 外面的に、付加価値を提供する仕組みが同一の事業における規模の拡大と見られます。しかし、実際には、各傘下事業会社には固有のリスクプロファイルがあり、さまざまな利害関係が複雑に絡み合い、難しい運営が求められます。今後も、グループの価値を持続的に高めるためには、リスクを統合管理する態勢を強めながら、各バリューチェーンの適正化を戦略的かつ機敏に実行する必要があります。 したがって、経営幹部は、各事業のリターンの源泉となる業務の核心とリスクならびにコストについて、そして、特にICTの進化に伴う環境の変化に対しては、正しい理解と広く深い洞察力を持つことが必要不可欠です。しかし、長い間、業務を分割して担当範囲の修正を繰り返したことで、経営幹部の中には狭い範囲の知見に止まり、連携と統合、または適正な遮断、の視点が乏しい場面を認知しています。そのため、強い危機感を持つとともに、経営幹部の後継者確保と候補者の育成が最も重要な課題と認識しています。 2)各事業における業務変革 将来の業績は、技術力の高いエンジニア社員数とその稼働率の多寡、派遣スタッフ数の多寡、転職希望者の獲得の多寡、などに懸かっています。そのため、求人等の受注営業、採用や求職者募集、お客さまと個人の両方に有益なキャリアサポート、の各業務に関するリスクを統合管理しながら、環境変化に適応した変革を繰り返すことが重要な課題です。 ①求人等の受注営業 求人等の受注量の確保は、エンジニア社員、派遣スタッフ、転職希望者のキャリアアップの選択肢を拡げるためにも極めて重要です。一方、概ね良好な需要環境が長く続いているため、経済環境が悪化した時の営業力に問題が生じる危険を認知しています。 業務領域拡大による稼働人員数の増加や継続的な機会と場の提供による稼働率の維持・向上につなげる真の営業力を発揮し続けるためにも、営業システムの変革が重要な課題です。 ②採用や求職者募集 信頼性・安心感に基づく労働市場におけるブランドを確立することは、採用力を継続的に高めていく上で極めて重要です。ここ数年で採用市場は大きく変化しており、採用活動の迅速な修正が不可欠ですが、この修正に遅れて採用数の低迷を招いた、と認知しています。そのため、品質は堅持しながら、業務の統合と分離の適正化を推し進め、各事業で自律的な変革軌道に早く乗せて挽回することが重要な課題です。 ③キャリアサポート 傘下のメイテックは「プロのエンジニア集団」として品質の維持・向上を図り、エンジニア社員のキャリアと市場価値を高めるために、エンジニア社員の自主的なキャリアアップ活動への支援拡充と、会社主導のキャリアアップ支援の強化、の両立が重要な課題です。技術進化は劇的に速まり、技術力向上の重要度はさらに高まっていますが、拡充策や強化策が遅延していることを認知しています。そのため、統合管理を強めて効率改善と質量拡充の両立を推進することが重要な課題です。 「財務上の課題」 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応は以下の通りです ① 現状分析 エクイティ・スプレッドの水準を、長きにわたって強く意識してきました。 分析する主要指標は2つで、株主資本コスト(投資者の期待リターン)とROE(自己資本利益率)、補完する指標はPBR(株価純資産倍率)です。中でも、株主資本コストの算出で用いるベータ値の動向を最も強く意識してきました。 そして、資本収益性と市場評価はおおむね高い水準にあり、長期間維持できている、との自己評価に沿って、これまでの誠実な取り組みを継続することが適正、と判断しています。 なお、バランスシートの現預金水準に関して意見が対立することはあります。当社グループは、資本収益性と市場評価の水準、多様なステークホルダーの存在と特定業種の自己資本規制を参照した本質的な財務健全性の重要度、を説明しています。 ② 計画策定・開示 長きにわたり中期計画で、ROEの定量目標を策定し、開示を続けています。 現在、中期経営2028で、2028年度ROE目標は30%を掲げています。 また、財政規律の維持も考慮した利益配分の明確な方針を策定し、開示を続けています。 利益配分に関する基本方針については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認下さい。 ③ 取り組みの実行 これまでの株主・投資家との対話では、ベータ値に対して非常に高い関心を示していました。 今後も、ベータ値への影響、従前と異なる変動を及ぼしかねない戦略の採択是非などを建設的に対話して、資本収益性と市場評価の維持向上に努めます。
事業等のリスク3,487字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの営業活動その他に係るリスク要因について、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を以下に記載しております。ただし、当社グループは広範囲に渡る事業活動を行っている為、全てのリスクを網羅したものではなく、業績に影響を与えうるリスク要因はこれらに限定されるものではありません。 なお、本項における将来に関する事項については、当連結会計年度末において入手可能な情報に基づき、合理的であると当社が判断したものであります。 〇経営者の認識について 特に投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は、資源価格等の急騰、緊迫する国際情勢、円安などによる企業業績の悪化です。但し、現時点では当社グループの事業活動において直接影響が出るような兆候は出ておらず、今後も稼働率が堅調に推移することを見込んでおり、業績の大幅な落ち込みは無いと想定しています。 (1)社会的な信用等の確立 企業が社会的な存在である以上、その企業活動は常に公の活動であり、その活動は広く社会に評価されることとなります。 しかしながら、コーポレート・ガバナンスに関する基本方針に背く行為、コンプライアンスの軽視や社会的倫理に反する行為等により、企業の社会的な信用等を失墜させた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、自身でも常にコンプライアンスを徹底していますが、お客さまにもエンジニア派遣に関するコンプライアンスへの正しい理解を促す為の啓蒙活動を続けております。 当社グループのメイテック・メイテックフィルダーズ・メイテックキャストは、法令を遵守しているだけでなく、派遣社員と派遣先の双方に安心できるサービスを提供できているかどうかについて、「一定の基準を満たした」派遣事業者として、厚生労働省より「優良派遣事業者」の認定を受けております。 しかしながら、当社グループ自身のみならず、労働者派遣事業を営む他社において、コンプライアンスを軽視した社会的倫理に反する行為等により、労働者派遣の業界全体に対する誤った認識が蔓延し、社会的な信用が失墜した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)多数のエンジニアの常時雇用 当社グループは、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」)に基づき、2029年3月末目標13,500人を掲げ、多数のエンジニアを正社員として常時雇用し、大手製造業の技術開発部門を中心に、エンジニアを派遣しています。 当社グループはエンジニア派遣業界のリーディングカンパニーとして、お客さまの様々なご要望にお応えする為に、優秀なエンジニアの確保と育成に取り組んでいる他、ベストマッチングシステム(個々のお客さまのニーズとエンジニアのマッチング精度を向上させるITシステム)による質的な需給バランスの迅速な最適化等にも注力しており、これらの果実としての「お客さまからの厚い信頼」と「エンジニア一人ひとりの高度な技術力」等を裏付けとして、高付加価値・高稼働率等が維持されているものと自負しています。 しかしながら、多数のエンジニアを正社員として常時雇用しているがゆえ、エンジニアの派遣者数や稼動人数割合の低下、稼働時間・稼働日数・派遣料単価の低下、等が発現した場合には原価率が上昇し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。なお、上記の事象が発現するケースとして、国内のみならず海外も含めた経済情勢の変化等に伴い、主要な顧客である大手製造業の情勢が劇的に変化し、労働力に対する需要の減少あるいはコストプレッシャーの増大など、他律的な市場や経済環境に起因するものも挙げられます。また、社会的倫理に反する行為等による信用の失墜の他、エンジニアの育成等を怠り、要求される品質への対応が困難になる等、当社グループの業務執行に起因するものが挙げられます。 (3)人材の確保 「人と技術」でものづくりの核心を担うエンジニア集団である当社グループにおいては、エンジニアを中心とした優秀な人材の量的確保が事業収益に直結する重要な要素であります。当社グループでは、従前の新卒を中心とした人材確保から、環境変化を的確に捉えて、順次、中途採用の拡大を図ってきました。 しかしながら、他律的な採用競争の激化、あるいは当社グループの信用の失墜等により、優秀な人材の確保が困難となった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)顧客情報の管理 当社グループは、高度な技術力を有するエンジニアを多数派遣しており、それぞれのエンジニアがお客さまの機密情報に直接触れる機会が非常に多いのが実状です。設計・開発等の機密性の高い中核的なプロセスにおける業務遂行は、相互に強い信頼関係がなければ成り立ちません。 これら機密性の高い顧客情報の漏洩等は、顧客からの信用を損ないかねない重大なリスクと認識しており、グループ各社の社員行動規範等への明記、情報セキュリティ規範の制定等により、グループ社員への周知徹底を図り、情報セキュリティの強化に取り組んでおります。 しかしながら、機密情報の漏洩等、不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報の管理 当社グループは、人材ビジネスを中心としたアウトソーシング事業に携わる企業である為、大変多くの個人情報を取り扱っています。当社グループの事業の性格に鑑みると、運営上取り扱う個人情報等を適正に管理・保護し、適正に利用することが、社会的責任であると考えております。 グループ各社においてプライバシーマークを取得して体制を整備する等、個人情報の管理に関しては常に細心の注意を持って取り組んでおります。 しかしながら、不測にも保有する個人情報の漏洩事故等が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)許認可及び法的規制 事業会社であるグループ各社は、各社事業内容に応じて労働者派遣事業・有料職業紹介事業等の許可を厚生労働大臣から取得して事業を行っています。 しかしながら、不測にも当社グループが法定要件を欠くこととなり、派遣事業等の許認可を得られなくなった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 労働者派遣法を始めとする関係諸法令は、情勢の変化等に伴い、継続的な見直しが行われています。 その結果、関係諸法令の改定内容に拠るものの、当社グループの事業に対して著しく不利な改定が行われた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7)会計制度・税制等の変更 予期せぬ会計制度や税制の新たな導入や変更などが行われた場合には、当社グループの業績や財政状態が悪影響を受ける可能性があります。 また、税務申告における税務当局との見解の相違が生じた場合には、当社グループに予想外の税金納付義務が発生する可能性があります。 (8)経営計画 当社グループは、短期または中長期の経営計画を策定し、持続的な成長を目指し事業を展開しています。 しかしながら、経営計画については、策定時点における市場環境の見通しに基づくものであり、市場環境や経済情勢が想定を超えて劇的に変化した場合には、経営計画が達成されない可能性があります。 (9)自然災害・事故 地震等の自然災害や予期せぬ事故等により、当社グループあるいはお客さまの重要な設備が損壊する等の被害が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)重要な訴訟等 当社グループは、事業の性質上、顧客の内部情報に接する機会が高いことから、業務遂行の過程で機密情報に関する紛争等が発生する可能性があり、また、当社グループは常時多数の労働者を雇用し、かつ、多数のエンジニアが顧客の構内にて業務に従事していることから、社内のみならず社外の労働者との間にも紛争等が発生する可能性があります。 また、M&A等の事業戦略の実施に伴い、各種紛争が発生する可能性もあり、これらの紛争が訴訟等に発展し、その帰趨によって風評被害や損害賠償義務等を発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,077字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)においては、不安定な海外情勢が継続し、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。 当社グループの連結売上高9割超を占めるエンジニアリングソリューション事業を担うメイテック(MT)、メイテックフィルダーズ(MF)においては、主要顧客である大手製造業各社が、次代を見据えた技術開発投資を進められたことから、受注と稼働率は堅調に推移しました。採用の苦戦を主因に、2026年3月末のエンジニア社員数(MT・MFの合計)は、12,103名(前年3月末比▲44名、▲0.4%)となり、前年同期比で若干減少しました。稼働率は受注に応えて、新入社員および既存社員の配属を促進した結果、前期並みとなりました。なお、稼働時間については時間外労働の減少等により、前年同期比で若干減少しました。 その結果、連結売上高は、前年同期比46億17百万円(3.5%)増収の1,376億86百万円となりました。連結売上原価は、労務費増加等により、前年同期比42億58百万円(4.4%)増加の1,013億94百万円、連結販売費及び一般管理費は、前年同期比7億14百万円(4.2%)減少の163億88百万円となり、その結果、連結営業利益は、前年同期比10億72百万円(5.7%)増益の199億3百万円、連結経常利益は、前年同期比11億89百万円(6.3%)増益の201億1百万円となりました。 なお、前期には当社所有の大型研修施設の利用停止に伴い、6億20百万円の減損損失を計上しましたが、当第4四半期に当該施設等の売却が完了したため、6億37百万円の特別利益を計上しました。これらの影響などにより、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期比23億11百万円(18.1%)増益の150億51百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 エンジニアリングソリューション事業 エンジニアリングソリューション事業、特に中核事業のエンジニア派遣事業においては、稼働率等が堅調に推移したことを背景に、売上高は、前年同期比47億58百万円(3.6%)増収の1,363億70百万円となりました。営業利益は、前年同期比13億77百万円(7.5%)増益の196億93百万円となりました。稼働率(全体)については、MTは98.5%(前年同期98.3%)、MFは97.2%(前年同期97.1%)と前期並みとなりました。稼働時間については、MTは8.36h/day(前年同期8.38h/day)、MFは8.22h/day(前年同期8.24h/day)と前年同期で若干減少しました。 エンジニア紹介事業 エンジニアに特化した職業紹介事業を行っているメイテックネクストにおいては、紹介決定数の減少などにより、売上高は、前年同期比1億45百万円(9.9%)減収の13億20百万円、営業利益は前年同期比99百万円(17.5%)減益の4億68百万円となりました。 その他 当社メイテックグループホールディングスのグループ運営に関する事業においては、営業収益は、前年同期比57億7百万円(74.3%)増収の133億86百万円、営業利益は前年同期比57億25百万円(82.1%)増益の127億1百万円となりました。 ②財政状態の状況 資産の状況 当連結会計年度末(2026年3月31日)の資産合計は、前連結会計年度末(2025年3月31日)比で37億90百万円減少し、898億14百万円となりました。これは、流動資産が前連結会計年度末比で42億9百万円減少した事が要因です。 なお、流動資産の減少は未収消費税等の減少などが主因です。 負債の状況 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末比で37億79百万円減少し、410億49百万円となりました。これは、流動負債が前連結会計年度末比で34億60百万円減少した事が要因です。 なお、流動負債の減少は未払法人税等や未払消費税等の減少などが主因です。 純資産の状況 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末比で11百万円減少し、487億64百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益と配当金支払が相殺された事に加えて、退職給付に係る調整累計額の増加などが主因です。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比1億66百万円減少の528億39百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、前連結会計年度比18億4百万円増加の152億53百万円となりました。 得られた資金の主な内訳は、税金等調整前当期純利益などによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により得られた資金は、前連結会計年度比10億12百万円増加の13百万円となりました。 得られた資金の主な内訳は有形固定資産の売却による収入など、使用した資金の主な内訳は長期前払費用の取得など、によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、前連結会計年度比32億43百万円増加の154億33百万円となりました。 使用した資金の主な内訳は、配当金の支払額154億32百万円です。 ④生産、受注及び販売の実績 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) エンジニアリングソリューション事業(百万円)   101,394   4.38 合計(百万円)   101,394   4.38 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 エンジニア紹介事業及びその他事業については、生産活動を行っておりません。 受注実績 当社の事業については、事業の形態から受注金額と販売金額がほぼ同等となるため記載を省略しております。 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) エンジニアリングソリューション事業(百万円)   136,368   3.62 エンジニア紹介事業(百万円)   1,317   △9.74 合計(百万円)   137,686   3.47 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 その他事業については、販売活動を行っておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 〇経営者の視点による認識 資金残高にも配慮しつつ、「自己資本の“質と量”の充実」を優先してきました。結果、当連結会計年度末における自己資本は480億円以上となり、「自己資本の“質と量”は概ね充実」していると認識しています。 営業活動により安定的に資金収入を得る一方、大型の設備投資を実施せず、かつ、「利益配分に関する基本方針」に即して総還元性向は100%以内とした結果、当連結会計年度末の現預金は必要運転資金である連結売上高の3ヶ月以上の528億円となっております。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態 資産合計が898億円と前期比37億円減少となっておりますが、減少の主因は、未収消費税の前期比36億円の減少です。 なお、現預金は事業運営上の必要運転資金(連結売上高の月商3ヶ月分)以上の528億円であり、問題ありません。 2017年度からの中期経営計画の利益配分計画での「エンジニア社員数の増加に伴い自己資本の充実を図り、最終年度2020年3月末の自己資本を400億円に積み増す」「3か年総還元性向は80%程度とする」という方針から、2020年度からの中期経営計画では「自己資本の“質と量”」は概ね充実していると判断し、「総還元性向を100%以内」としています。その結果、純資産は前期比11百万円減少の487億円となりました。 2)経営成績 エンジニアリングソリューション事業の売上高・原価の概要は以下の通りです。 当社グループの根幹事業であるエンジニアリングソリューション事業は、稼働率と対価を維持・向上しながら、エンジニア社員数を増員することが成長の鍵となっています。 当社グループの企業努力でコントロール可能な指標として、「稼働率」「エンジニア社員数」「対価」を重要な指標として管理し、稼働率の維持・向上を図るための「受注営業」、エンジニア社員数の増員のための「採用」、エンジニアのアウトプットの維持・向上を図るための「キャリアサポート」を強化していくことが重要だと考えています。 また「稼働時間」はお客さま先の業務指示の結果の為、当社グループ側でコントロール不可能ではありますが、0.1時間の変動で売上高が約1%変動することから、業績影響の大きい指標の一つと認識しています。 上記要因に基づいた当社グループの主力であるエンジニアリングソリューション事業を構成する当社子会社のメイテック及びメイテックフィルダーズの経営成績に関する分析は以下のとおりです。 メイテックは、稼働率の前期比0.2%改善に伴う稼働人員数の増加等により、前期比3.5%の増収となりました。 上記売上高の増収に伴い、営業利益は前期比9.1%の増益となりました。 メイテックフィルダーズは、積極採用に伴うエンジニア社員数の前期比0.6%の増加と稼働率の前期比0.1%改善に伴う稼働人員数の増加等により、前期比3.3%の増収となりました。 エンジニア社員の増員に伴う労務費等原価の増加により、営業利益は前期比0.5%の減益となりました。 なお、2026年3月期の各社別の損益、「稼働率」「エンジニア社員数」「稼働時間」等の指標の実績につきましては、当社ウェブサイトに掲載している「2026年3月期決算説明資料」を参照下さい。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 営業活動により152億円超の資金収入を得た一方で、①投資活動による収入は13百万円であったこと、②現時点で多額の支出を伴う投資活動を予定していないこと、③資金残高は売上対比の量的水準や流動性と安全性を重視した質的担保を保持していること、を勘案し、現時点で資金を調達する計画はありません。 株主・投資家との対話を踏まえ、財務活動による支出は高い水準が続いていますが、「利益配分に関する基本方針」に即して総還元性向を100%以内とした結果、2026年3月末の自己資本の水準は487億円となり、現時点で新たに資本を調達する計画はありません。 配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認下さい。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (4)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する為の客観的な指標等の達成・進捗状況 当社グループの2023年度からの3年間の実行計画「メイテックグループ中期経営計画(M2CX)」の目標の達成状況は以下のとおりです。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2027年3月期第1四半期 決算説明資料2026-07-30

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