本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

AIストーム

AI storm CO.,LTD.3719 · Standard · 情報・通信業

AIアドバイザリーからAIニュービジネスまで、AI関連サービスを幅広く展開する事業会社。

概要

AIストーム(旧アイ・エヌ情報センター)は、東京都千代田区に本社を置く情報・通信業の企業である。従業員数34名の小規模独立系コンサルティングファームであり、AIアドバイザリー事業、AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)、AIニュービジネス事業の3本柱で構成される。2025年12月期の売上高は27億円、営業利益3億円と急成長を遂げ、それまでの低収益体質から転換した。

事業構成の三本柱とその変遷

当社は事業セグメントを2024年12月期より変更している。従来のITコンサルティング事業はAIアドバイザリー事業に、デジタルサイネージ事業はAI&モルタル事業に改称され、新たにAIニュービジネス事業が加わった。2025年12月期の売上構成は、AI&モルタル事業が15億6,467万円(構成比59%)、AIアドバイザリー事業が9億8,922万円(同37%)、AIニュービジネス事業が9,967万円(同4%)である。営業利益では、AI&モルタル事業が4億4,451万円と最大の収益源である一方、AIニュービジネス事業は3,160万円の損失を計上している。

収益構造と急成長の背景

2025年12月期の売上高は前年同期比86.5%増の27億円、営業利益は同108.5%増の2億8,516万円と大幅増益となった。成長の主因はAI&モルタル事業で、同セグメントの売上高は前年比249.7%増と急拡大した。これはLEDディスプレイ設置やアドトラック貸出、ファンド組成の寄与による。一方、AIアドバイザリー事業は安定成長である。経営指標として売上高営業利益率を重視しており、2025年12月期は約10%を達成した。

小規模組織と本社所在

当社の従業員数は34名と極めて小規模であり、東京都千代田区神田錦町に本社を置く。独立系コンサルティングファームとして、少数精鋭で事業を展開している。2025年12月期末の総資産は50億5,948万円、自己資本は20億5,772万円となった。なお、当社は株主優待制度を導入しており、2025年12月期には復配を実施した。

業界の中での役割はAIソリューションを提供するサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
27億円
営業利益
3億円
営業利益率
11.1%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
財務諸表 計上額14億円50.0%3億円21.4%
AIアドバイザリー事業10億円35.7%1億円10.0%
AI&モルタル事業4億円14.3%2億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業向けIT・ビジネスコンサルティング主力

システムコンサルティング、ビジネスコンサルティング、CIO/CMO支援、Webマーケティング支援を提供し、企業のIT戦略立案から実行までを支援する。

主な製品・サービス4
システムコンサルティング
企業のITシステムに関する戦略策定から導入支援までを行うコンサルティングサービス。
ビジネスコンサルティング
経営戦略、業務プロセス改革など、ビジネス全般に関するコンサルティングサービス。
CIO/CMO支援
企業の最高情報責任者(CIO)や最高マーケティング責任者(CMO)の業務を支援するサービス。
Webマーケティング支援
WebサイトやSNSを活用したマーケティング戦略の立案・実行を支援するサービス。

02小売・広告・イベント準主力

LEDディスプレイやLCDディスプレイを用いたデジタルサイネージの販売・運用、アドトラックの運用、ファンド組成など、顧客のプロモーションや情報発信を支援する。

主な製品・サービス4
LEDディスプレイ
高輝度で屋外でも視認性の高い大型表示装置。広告や情報表示に用いられる。
LCDディスプレイ
液晶技術を用いた薄型表示装置。店舗や公共施設での情報表示に適する。
アドトラック運用
トラックに広告を掲出し、走行することで宣伝効果を得る広告媒体の運用サービス。
ファンド組成
デジタルサイネージ事業向けの投資ファンドを組成・運用するサービス。

03通信・教育・AI技術開発副次

Wi-Fi 7の販売、AI技術者育成スクール「Storm Academy」の運営、AI技術開発など、新規事業を展開する。

主な製品・サービス3
Wi-Fi 7
次世代無線LAN規格。高速・大容量通信を実現し、最新の通信環境を提供する。
Storm Academy
AI技術者を育成する教育プログラム。実践的なスキル習得を目指す。
AI技術開発
AI関連の新技術やソリューションの研究開発。

製品と技術

AIアドバイザリー事業:ERPコンサルティングを中核に

同事業は旧ITコンサルティング事業から発展し、オラクル社のJD EdwardsおよびNetSuiteを中心としたERPコンサルティングを主力とする。既存顧客の運用保守によるストック収入に加え、バージョンアップやクラウド移行の案件が増加している。また、人事コンサルティング(タレントマネジメント導入支援)やRPA、AI、DX領域のコンサルティングも手掛ける。2025年12月期の売上高は9億8,922万円、営業利益1億5,079万円。

AI&モルタル事業:デジタルサイネージとファンド組成

旧デジタルサイネージ事業を継承し、LEDディスプレイやLCDディスプレイの設置、アドトラック(トラック広告)の運用を提供する。地方自治体の防災用LEDビジョン設置や大阪難波駅前への大型LED設置を実績とする。さらに、広告案件向けのファンド組成を行い、第5号から第7号ファンドを完売した。2025年12月期の売上高は15億6,467万円、営業利益4億4,451万円と全社利益の大半を稼ぐ。

AIニュービジネス事業:新規領域の創出

2025年12月期に新設されたセグメントで、自社ブランドのWi-Fi 7ルーター販売、AIスクール「Storm Academy」の運営、AI技術開発を手掛ける。Wi-Fi 7販売では代理店開拓を進め、蓄電池事業も開始した。同事業は立ち上げ段階であり、2025年12月期の売上高は9,967万円、営業損失3,160万円と赤字である。将来の成長シードとして位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

急成長中のAI・クラウド特化型ベンチャー

AIストームは、売上高が2023年12月期の7億円から2025年12月期に27億円へ急拡大見込みの成長企業。営業利益率も7.14%から11.11%へ改善。同業他社にはソラコム(IoTプラットフォーム)やハッチ・ワーク(エンジニアリング)がいるが、AIストームはAI特化型で差別化。売上規模は小型だが、成長率は業界内で際立っている。

強み

  • 売上高が2期で約4倍に拡大、営業利益率も改善傾向。
  • AI関連サービスに特化し、他社との差別化が明確。
  • 営業利益率が2024年12月期7.14%から2025年12月期11.11%へ上昇。
  • 小規模組織で意思決定が速く、市場変化への適応力が高い。

課題

  • 売上高が依然小さく、一社依存リスクや景気変動の影響を受けやすい。
  • AI市場では大手IT企業や同業スタートアップとの競争が激しい。
  • 急成長に伴う優秀な人材の採用・定着が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がAIストーム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
1476A辻・本郷ITコンサルティング34億円29.1倍
23719AIストーム33億円18.3倍
35256Fusic33億円60.1倍
44068ベイシス33億円29.0倍
54447ピー・ビーシステムズ33億円32.1倍
64429リックソフト33億円12.3倍
73680ホットリンク33億円
89466アイドママーケティングコミュニケーション33億円17.8倍
94380Mマート33億円15.8倍
104198テンダ33億円176.3倍
119419ワイヤレスゲート32億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2012年から2015年:ITコンサルティング事業での低収益時代

入手可能な財務データの初年度である2012年12月期、売上高は16億円であったが当期純損失2億円を計上。その後2015年まで売上高は7億円程度に減少し、損失が続いた。この時期は旧ITコンサルティング事業を中核としていたが、収益性は低かった。2015年12月期は当期純利益0億円と辛うじて赤字を脱した。

2016年から2019年:売上高横ばいの中での収益安定化

2016年から2019年まで、売上高は6億円から7億円の範囲で推移した。各年の当期純利益は2016年が-1億円、2017年-1億円、2018年0億円、2019年0億円と、赤字幅は縮小した。この間、経営基盤の再構築に取り組み、コスト削減と事業の選択を進めた時期とみられる。

2020年から2023年:新型コロナ禍と再びの赤字局面

2020年12月期の売上高は5億円に落ち込み、当期純損失1億円。2021年も同水準で赤字が続いた。2022年は売上高6億円で損益分岐点に達したが、2023年は7億円ながら再び赤字となった。この間、デジタルサイネージ事業へのシフトやM&Aの検討が行われていたが、業績は停滞した。

2024年から2025年:AI&モルタル事業の急伸と黒字転換

2024年12月期、売上高は前年の7億円から14億円へ倍増し、営業利益1億円、当期純利益1億円と黒字化を達成。2025年12月期には売上高27億円、営業利益3億円へとさらに拡大した。AI&モルタル事業のファンド組成やLED設置が牽引し、AIニュービジネス事業も立ち上がった。資本金増加や借入金増加により財務基盤も拡充した。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    IP/ITソリューションで社会貢献

    独立系コンサルとして、優れたIP/ITソリューションの開発・提供を通じて顧客課題を解決し、社会の発展と持続可能性に貢献する。

  2. 02

    中計4重点戦略で企業価値向上

    令和9年12月期を最終年度とする中期経営計画を推進し、「人材戦略」「財務戦略」「顧客獲得戦略」「株価・企業価値向上戦略」に取り組み、AI人材の確保も積極化する。

  3. 03

    ERPソリューションと非IT領域の強化

    ERPコンサルティングに加え非IT事業領域への進出・強化を図り、事業規模の拡大と収益安定化を目指す。

  4. 04

    M&Aと資本提携で業容拡大

    シナジーの見込める企業とのM&Aや資本・業務提携を積極的に行い、短期間での業容拡大と必要な人材確保を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で34人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は634万円で、9期前と比べて+18.2%平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は8.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月50
2017年12月39
2018年12月35
2019年12月53739.46.241
2020年12月56439.27.139
2021年12月62642.18.835
2022年12月53941.08.428
2023年12月62040.88.526
2024年12月69040.17.435286
2025年12月63441.88.534882

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
高鍋蓄電所 — 宮崎県高鍋町38百万円
AIニュービジネス事業
スキルセンタ- — 東京都台東区9百万円
AIアドバイザリー事業
ほか3件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は27億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+92.9%、利益が+200.0%。

売上高
+92.9%
27億円
営業利益
+200.0%
3億円
純利益
+100.0%
2億円
営業利益率
11.1%
前期比 +4.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2025年4Qで、売上は18億円、営業利益は2億円。前年の2024年4Qと比べると、売上は+80.0%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2022年4Q10
2023年1Q100.00
2023年2Q200.0−1
2023年3Q200.00
2023年4Q20
2024年1Q200.00
2024年2Q200.00
2024年4Q10110.01
2025年2Q9111.11
2025年4Q18211.11

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は16億円から27億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月16−2−2
2013年12月11−1−2
2014年12月7−1−1
2015年12月700
2016年12月7−1−1
2017年12月6−1−1
2018年12月700
2019年12月700
2020年12月5−1−1
2021年12月5−1−1
2022年12月600
2023年12月70−1
2024年12月14117.11
2025年12月273311.12

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高27億円のうち、営業利益として残るのは3億円11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の7.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.9%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.7pt
11.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
7.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.0pt
11.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−10億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−12億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は4億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月00002
2013年12月−100−12
2014年12月00203
2015年12月00003
2016年12月00002
2017年12月−1−13−24
2018年12月00004
2019年12月1−21−14
2020年12月−104−17
2021年12月−101−17
2022年12月00−107
2023年12月−1−23−37
2024年12月−913−83
2025年12月−10−213−124

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は40.3%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月61512.9
2013年12月52332.9
2014年12月53253.8
2015年12月53254.3
2016年12月42255.8
2017年12月65182.5
2018年12月75277.3
2019年12月86280.4
2020年12月118376.8
2021年12月109184.2
2022年12月109186.8
2023年12月1211191.4
2024年12月23121250.1
2025年12月51213040.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
4億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
30億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
49
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中7位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中490位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
11.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.3%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
92.9%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥118で、1年前と比べて-50.7%過去52週の値幅のなかでは2%の位置にある。

¥118-2.5%1ヶ月-15.7%1年-50.7%時価総額33億円
過去52週の値幅
安値¥109高値¥529

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.3倍
PBR3.20倍
配当利回り2.54%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で-31.84%と急落、14日は+4.27%と反発するも122円。25日線を19.8%下回り、75日線・200日線も大きく下回る。52週安値109円に接近。出来高は8月13日に289万株と急増し、14日も90万株。下落トレンドは継続。RSIは26.67と売られ過ぎ圏で、自律反発の可能性があるが、下値不安は残る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは18.89倍と業界平均31.11倍を下回り、PBRは3.31倍と業界平均3.64倍をやや下回ります。ROEは11.1%と妥当な水準で、配当利回り2.46%は業界平均2.68%をわずかに下回ります。売上高と利益は増加傾向にあり、成長性はあるものの、バリュエーションはほぼ妥当と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.3倍47.9倍
PBR3.20倍2.96倍
ROE11.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

AIサービス市場は急成長しており、同社は高い成長率を達成している。強気派は、ソリューションの需要拡大と既存顧客からの追加受注に期待する。一方、弱気派は、売上高の急拡大に比して利益率が低く、競争激化や技術革新の速さで市場での地位が不安定と懸念する。成長性と収益性のバランスが、最大の議論点。

プラスに働く材料7
  • 市場の急成長

    企業のAI導入意欲が高まり、市場そのものが拡大する追い風。

  • 先行者優位の構築

    いち早く顧客実績を積み、業界知識と技術力を蓄積している。

  • SaaSの反復収益

    契約更新によるストック型収益で、売上の安定性が向上。

  • 売上高が前期比93%増の27億円決算発表後影響

    売上高14億円→27億円へほぼ倍増、営業利益1億円→3億円と黒字拡大が続く。

  • 営業利益率が4ポイント改善通年影響

    営業利益率7.1%→11.1%へ向上、売上高増と規模効果で採算性が高まった。

  • 純利益が黒字化から2年連続増益決算発表後影響

    2023年は純損失1億円、2024年純利益1億円、2025年純利益2億円と回復。

  • ROE11.1%とPBR3.18倍の成長期待継続影響

    ROE11%に対しPBR3.2倍は成長期待を含むが、ROE改善が続けば割高感は薄れる。

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    売上拡大に伴い、営業費用や研究開発費が膨らみ利益を圧迫。

  • 競争激化

    大手ITやスタートアップが参入し、価格競争が激しくなっている。

  • 技術変化の速さ

    AI領域は進化が速く、現行技術が陳腐化するリスクがある。

  • 株価が1年で52.8%下落継続影響

    下落率は52.8%と大きく、投機筋の売りに晒されやすい小型AI関連株特有の乱高下。

  • 営業利益3億円の絶対額が小さい通年影響

    増収率は高いが金額は3億円、固定費増加や受注減で赤字転落のリスクが残る。

  • 時価総額33億円と流動性が低位不定影響

    売上高27億円・時価総額33億円と小型で、大口取引の失注が業績に直結する。

  • 外国人保有29.6%の売り圧力不定影響

    外国人保有比率が高く、下落トレンド中はヘッジ売りが続く可能性がある。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
高い成長が評価の前提であり、減速は投資判断に直結するため。
SaaSの解約率
ストック収益の持続性を測る最も重要な指標であるため。
研究開発費比率
将来の競争力を保つ投資の水準を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3いまの株価に対する利回りは2.54%。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
2.54%
いまの株価に対して
配当性向
43.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ10,900人。区分でいちばん多いのは個人・その他55.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が3.4%を占め、残る96.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他29.841.042.335.031.555.5
外国法人56.646.144.447.952.928.3
証券会社7.56.59.512.88.211.6
事業法人5.86.23.43.95.22.8
自己株式0.00.00.00.01.51.9
外国人個人0.10.00.00.32.21.3
金融機関0.20.10.30.20.10.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01GX PARTNERS CO., LIMITED(常任代理人 三田証券株式会社)21.07
02スペース投資事業組合 業務執行組合員 三宅 祐介5.81
03楽天証券株式会社共有口 代表取締役 楠 雄治2.80
04BOOM SECURITIES (H.K.) LIMITED-CLIENTS' ACCOUNT(常任代理人 マネックス証券株式会社)2.78
05岡三にいがた証券株式会社2.27
06BANK JULIUS BAER AND CO.LTD. SINGAPORE CLIENTS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.91
07戸谷 松一1.79
08株式会社ゼット 代表取締役 細川 憲明1.63
09蒲田 有利1.35
10株式会社DMM.com証券 代表取締役 谷川 龍二1.22

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-10
    三宅 祐介
    新規の大量保有報告
    19.65%
  • 2026-06-15
    DYNAMIC BEST GROUP LIMOTED
    新規の大量保有報告
    9.50%
  • 2026-06-15
    DYNAMIC BEST GROUP LIMOTED
    変更報告
    9.50%
  • 2026-06-15
    DYNAMIC BEST GROUP LIMITED
    新規の大量保有報告
    9.50%
    +4.06pt
  • 2026-06-15
    DYNAMIC BEST GROUP LIMITED
    変更報告
    5.44%
  • 2026-06-15
    DYNAMIC BEST GROUP LIMITED
    変更報告
    9.50%
    +4.06pt
  • 2026-06-12
    DYNAMIC BEST GROUP LIMITED
    新規の大量保有報告
    9.50%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+140%、1株純資産は14期で+796%。直近期のROEは11.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年12月−188−108.4
2013年12月−1712−153.6
2014年12月−917−53.4
2015年12月−019−1.3
2016年12月−514−27.5
2017年12月−427−21.0
2018年12月0270.5571.4
2019年12月0331.1385.7
2020年12月−438−11.5
2021年12月−637−15.9
2022年12月1371.7281.3
2023年12月−345−7.1
2024年12月64913.034.7
2025年12月77511.135.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額51百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
今井俊夫代表取締役
辛澤取締役
松田華織取締役10,000
寺尾潔取締役(監査等委員)
大澤健太郎取締役(監査等委員)100,000
陸敏取締役(監査等委員)
仲摩昌三取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3444415
社外取締役5771

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容339字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)、AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)及びAIニュービジネス事業を行っております。 その事業の内容は次のとおりであります。 事 業 区 分   主 要 製 品 AIアドバイザリー事業 (旧ITコンサルティング事業)   システムコンサルティング、ビジネスコンサルティング、CIO/CMO支援、Webマーケティング支援 AI&モルタル事業 (旧デジタルサイネージ事業)   LEDディスプレイ、LCDディスプレイ、アドトラック運用、ファンド組成 AIニュービジネス事業   wifi-7販売、Storm Academy運営、AI技術開発 企業集団についての事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,490字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社はこれまで、一連の経営再建の活動を実施してまいりました。経営基盤の再構築を進めるとともに、当社の既存事業領域に隣接した事業領域への事業拡大及び新規事業領域の創出を進め、積極的に資本・業務提携やM&Aを進めてまいりました。独立系コンサルティングファームとして、「優れたIP/ITソリューションの開発・提供・サービスを通じて、社会の発展と進化と持続可能性に貢献する。」という企業理念のもと、顧客企業における課題の解決を目的として、より質の高いコンサルティングサービスの提供に注力してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、経営上の業績管理指標を「収益力(売上高営業利益率)」としております。既存事業における営業力の強化、事業の採算性の評価、徹底した経費削減等に取り組み利益の増大を図るとともに、より利益率の高いサービスや継続的に収益を確保できるサービスへ事業を拡大することで収益の安定化を目指しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、事業における今後の方向性を定めるために、新たに令和9年12月期を最終年度とした中期経営計画を推進し、従来のERPソリューションにAIを融合させた事業体への変革のため経営基盤の再構築を進めております。この中期経営計画では、令和9年までのビジネス拡大を視野に入れ、「人材戦略」「財務戦略」「顧客獲得戦略」「株価・企業価値向上戦略」の4つを重点戦略とし、資本政策を充実し、人材の採用・育成・多能化に戦略的な投資を行うとともに、株主の皆様への還元策の充実、従業員満足度の向上を図り、企業価値の向上に取り組んでおります。また、今後国内においてAI人材不足が深刻化する傾向にあり、その課題に対応するために、AI技術者の確保を積極的に進めております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社では、継続的に収益を確保する仕組みを整備し事業の安定化を図るため、原点に回帰しERPソリューションに関連するコンサルティングのみならず、非IT事業領域も強化し業績の拡大を達成することができました。本年度も引き続き、ERPソリューションに関連するコンサルティングの拡大のみならず、非IT事業領域の進出を図っており、新規事業への取り組みも含めて更なる事業規模の拡大を進めてまいります。 ①財務基盤の充実 当社では、継続的に収益を確保する体制を維持しつつ、事業規模の拡大を実現するための戦略的な投資を実行するため、機動的な増資や金融機関からの融資を活用してまいります。 ②短期間での業容の拡大 当社では、短期間での業容の拡大を実現するために、当社との間でシナジーが見込める企業との資本・業務提携等を目的としたM&Aを行うとともに、業容拡大に必要な人材の確保に取り組んでまいります。 ③株主価値の創造 当社は、株主の皆様への利益還元を経営における重要課題の1つであると認識しております。当社株式への投資の魅力をより一層高め中長期的に保有いただける株主様の増加を図ることを目的として、株主優待制度があります。また、令和7年12月末の株主様に対し剰余金の配当(復配)を実現することができました。今後につきましても、経営方針や中長期的な企業価値向上に向けた取り組みについて適切な情報を適時発信し、株主の皆様からのご意見を経営判断の参考とするための仕組みの構築に取り組んでまいります。
事業等のリスク2,628字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の経営成績、財政状態及び株価等に影響を及ぼす可能性のある事項は、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 ①パッケージソフトウェア等のベンダーの動向について 当社は、平成7年のコンサルティング業務開始以来、ERPソリューションに関連するコンサルティングが事業全体の中での重要な位置を占めており、数々の支援実績によりノウハウを積み重ねるとともに、顧客企業及びソフトウェアベンダーより高い評価を得ております。現在当社は、日本オラクル社のERPパッケージである「JD Edwards」及びクラウドERP「NetSuITe」、コーナーストーンオンデマンド社のタレントマネジメント製品「cornerstone」「saba cloud」、BoxJapan社の「BOX」、エントラスト社の「Entrust IdentITy  as  a  Service」等とパートナー契約を締結し、ライセンスの販売、導入及び定着化支援に関するコンサルティングサービス等を提供しており、これらのパートナー企業と安定した取引関係を継続しております。しかしながら、パートナー企業各社の経営方針等の変更やM&Aによる組織変更等により各社製品の市場訴求力及び日本市場における事業方針に大きな変動が生じた場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性が否定できません。 ②今後の事業展開について 当社は、これまでのコンサルティング事業を通して培ったノウハウを活用し、会計・人事・ITコンサルティングの専門化としてサービスラインのさらなる拡充を図っていく方針であります。当社のコンサルティング事業の主軸であるシステムコンサルティング分野を拡大するとともに、経営コンサルティング分野への事業の拡大を目指します。また、継続してクラウド製品サービス分野に注目し、取扱製品及びサービスラインを拡充していきます。 事業領域及び提供サービスの拡大を行う際には、市場調査により事業リスク等を慎重に検討し、実行の判断を行うように努めておりますが、市場動向の変化や人材の不足、競合他社の参入等の事情により、当該事業領域における事業展開が計画どおりに進捗しない場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③需要変動・価格競争のリスク 当社の扱うLEDディスプレイ等の商品需要は、地域の政治・経済状況や政策の影響により変動する可能性があります。また、当社の扱うLEDディスプレイは、国内外で有力企業と競合しており、価格は重要な競争要因となっております。 しかしながら、需要変動・価格競争を完全に回避することは困難であるため、常に新商品の調査や価格競争に陥らないように品質、安全性、付加価値などが評価される市場を選択するとともに、商品・サービスの継続的見直しに努めておりますが、需要が著しく変動した場合や価格が大幅に下落し想定価格を下回る価格で販売した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④貸倒れリスク 当社の手掛ける中古トラックの再リース事業では、信用供与が比較的長期間にわたることから、景気変動やその他の事由による延滞・倒産等が発生し、貸倒損失又は貸倒引当金繰入の負担が増加し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤資本・業務提携やM&A等の投資について 当社は、新たな事業領域への進出、既存事業の規模拡大、人材確保を目的として、資本・業務提携やM&A、子会社及び関連会社の設立等により組織形態の変更を進めております。 このような意思決定を行う際には、対象会社の財政状態や経営成績、進出事業におけるリスク等を慎重に検討し、総合的な判断のもとに的確な決定を行うように努めておりますが、当該会社の財政状態や経営成績の状況等によって保有する有価証券に評価損が発生し、当社の経営成績あるいは資金繰り等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥人材の確保について 当社のコンサルティング事業における主な売上は、会計・人事・ITにおける専門的知識を有するコンサルタントの役務提供により賄われております。当社がコンサルティング事業を拡大していくためには、優秀な人材を確保し続ける必要があります。 IT技術の進化とともにIT需要が拡大することで、IT人材不足が拡大傾向にあり、高度な能力を有する人材を採用、維持、育成を継続して行うことは容易なことではありません。当社の事業に必要とされる人材を確保できなかった場合、あるいは重要な人材が大量に流出した場合には、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦知的財産権について 当社は、現時点において、第三者から知的財産権に関する侵害訴訟等を提起されたり、そのような通知を受けておりませんが、将来、当社の事業活動に関連して第三者が知的財産権の侵害を主張する可能性が否定できません。その場合、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧機密情報、顧客情報の取り扱いについて 当社は、会計・人事・ITコンサルティング事業を行っていく上で、顧客企業の個人情報を含む機密情報を取り扱う場合があります。その際には秘密保持契約等により顧客企業に対して守秘義務を負っており、顧客企業の情報の取り扱いについて厳重な管理を行っております。 しかしながら、外部からの不正な手段によるコンピュータ内への侵入や、役員及び従業員の過誤等により機密情報の漏洩が発生した場合には、当社の信用が低下するとともに損害賠償等の訴えを提起され、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨法的規制について 当社は、一般的な法規制のもと事業活動を行っております。これらの法規制の遵守を徹底するために定期的に研修を行うとともに、コンプライアンス委員会を常設して、厳格な運用に努めております。 AI&モルタル事業につきましては、ディスプレイの屋外での設置及びアドトラック運用の際には、各都道府県の屋外広告物条例等の規制を受けます。 しかしながら、万が一これらの法規制を遵守できなかった場合には、社会的な信用や経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、将来において関連法規の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、当社の事業展開及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,263字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、米国の通商政策による影響が自動車産業を中心にみられるものの緩やかに回復に向かっております。一方、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されておりますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要となっております。加えて、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響なども、我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要もあります。このような環境のもと、AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)に関しまして、各企業は様々な対抗策を講じることや先行投資等を行い、より一層の企業価値向上を目指していくとみられており、特にDXやAI、テレワークの推進に需要拡大は継続しております。また業容拡大のための新規事業への参入も積極的に検討、実施していきます。 a.財政状態 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ2,723,362千円増加し、5,059,487千円となりました。 流動資産は、前事業年度末に比べ2,461,321千円増加し、4,618,846千円となりました。主に、現金及び預金の増加133,017千円、売掛金の増加1,818,275千円及びリース投資資産の増加203,432千円によるものであります。 固定資産は、前事業年度末に比べ262,042千円増加し、440,641千円となりました。主に、土地の増加38,173千円及び長期前払費用の増加223,755千円によるものであります。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1,846,403千円増加し、3,001,767千円となりました。 流動負債は、前事業年度末に比べ1,372,557千円増加し、2,256,434千円となりました。主に、買掛金の増加312,788千円、短期借入金の増加633,400千円及び未払法人税等の増加109,330千円によるものであります。 固定負債は、前事業年度末に比べ473,845千円増加し、745,332千円となりました。主に、長期リース債務の増加147,682千円及び長期前受収益の増加335,372千円によるものであります。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ876,959千円増加し、2,057,720千円となりました。主に、資本金の増加363,236千円、資本剰余金の増加363,236千円及び利益剰余金の増加177,799千円によるものであります。 b.経営成績 当事業年度の売上高は、2,653,555千円(前年同期比86.5%増)となりました。営業利益は275,164千円(前事業年度比108.5%増)、経常利益は259,476千円(前事業年度比122.5%増)、当期純利益は177,799千円(前年同期比20.5%増)となりました。 AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)の売上高は989,218千円(前年同期比1.4%増)、営業利益は150,798千円(前年同期比19.5%増)、AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)の売上高は1,564,669千円(前年同期比249.7%増)、営業利益は444,512千円(前年同期比128.3%増)、AIニュービジネス事業の売上高は99,667千円(前年同期計上なし)、営業損失は31,601千円(前年同期計上なし)となりました。 各分野別の状況は次のとおりであります。 [AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)] 既存事業領域(業務コンサルティング) 当社の主要な事業分野である「ERPコンサルティング」においては、オラクル社のJD Edwards及びNetSuiteに関連する案件を中心に推移しております。JD Edwards、NetSuiteに関して既存顧客の運用保守が継続しており安定したストックビジネスになっております。またバージョンアップ、サーバーのリプレイス、クラウドへの移行等の案件も急増しており数件獲得しました。バージョンUPに関しては今期の需要も継続しております。その他既存顧客の大規模な追加改修案件が数件あり、3社システム統合の大規模案件も順調に実施中です。その他既存顧客のAI、DXなどの受注を促進していく予定です。 「人事コンサルティング」の分野においては、タレントマネジメント(人材の適材配置及び育成管理)の導入及び定着化支援及び導入支援を行っております。本年度は受注も多くあり、引き続き拡大すると予想しております。 自動化・効率化コンサルティング領域(RPA、AI、DX等) AI、DX領域においては検討をしている既存顧客は増加する傾向にあります。AI事業は日本国内では必要不可欠になってきております。AIの専門家と業務委託契約を締結しているため、中小企業を中心にAIアドバイザリーの提案を実施しております。今年も継続致します。 M&A及び新規事業領域 既存事業領域における事業の拡大、新規事業領域への進出に向けて、当社との間でシナジーが期待できる企業との資本・業務提携等のM&Aの検討は随時実施しており現在1社優位に交渉を進めております。新規事業領域においては、wifi-7販売、AIスクール事業開設、蓄電池事業を開始致しました。 その他 安定的な経営を継続するために、以下の取り組みを積極的に進めております。 1.IT未経験者の採用とコンサルタントへの育成 2. 即戦力となるコンサルタントの採用、外部コンサルタントとの協業 3.既存コンサルタントのスキルアップ及び多能化による収益率の改善 4.既存顧客向け付加価値サービスの開発と提案 5.既存サービスの拡張、既存パートナーとの関係強化 6.ERPコンサルティング事業強化のための営業力強化 7.AI事業への進出(主にStorm Academy) 8.自社ブランドwifi-7販売における代理店開拓 9.蓄電池事業 10. 株主還元策の充実 11. 事業提携 12. SES事業 13. クラウド環境、データセンター販売 [AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)] ①LED看板設置とアドトラックによる広告提案を複数件実施しております。アドトラックは大阪万博と茨城県大洗花火大会への貸し出しを行い来場者の目に留まり、その会社への貸し出しも実施しました。LED看板につきましては、昨年の設置実績が評価され、地方自治体の防災用LEDビジョンの設置と大阪難波駅前への設置が完了いたしました。今期は地方自治体の横展開が始まります。また渋谷駅前と周辺のLED設置案件が獲得できる見込みです。 ②9月に組成いたしました第5号ファンドと10月の第6号ファンドは完売し、11月に組成いたしました第7号ファンドも順調に販売が進んでおり令和8年3月に完売いたしました。今期は大規模で継続実施予定です。 ③ファンド用仕入れ中古トラックの査定システムをAI技術を利用し開発中です。 ④トラックファンド用のトラック業者の開拓を他県に渡り実施中です。 [AIニュービジネス事業] ① AIスクールビジネス 日本ではAIエンジニアやデータサイエンティストの人材供給が需要に追いついておらず、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の障壁になっています。AI人材不足の原因としては、日本の大学や専門学校では、AIやデータサイエンスに特化したカリキュラムが少なく、企業側も、AI人材を育成するための研修や学習機会が不足していることが現状を受けて、AI人材の育成を目的としてこれまでにない新たなAI技術取得を目指すスクールを開校いたしました。5月のStorm Academy開校によりAI授業の提案を国内、国外(主に中国)へ実施しております。受講において無料キャンペーンを実施致しました。現在は中国教育会社と連携し中国籍の受講者を拡大しAI人材不足を補う計画も実施しています。 ② AI技術開発 早稲田大学のAIゼミへの出資によりファンド中古トラックのAIによる査定システム開発や、トラックの燃費効率化をAIによるテストを実施中です。 ③ wifi-7販売 従来のwifi-6と比較し最大通信速度が約4.8倍となる次世代通信規格wifi-7を搭載したルーターの販売を令和7年2月21日より開始し、営業活動の積極化を推進しております。販売パートナーの提案を実施しており、販売実績が順調に積みあがり生産に対して既に60%販売しております。入札案件などに積極的に提案を致します。 (2)キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ128,717千円増加し、384,100千円となりました。当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動で支出した資金は1,033,541千円(前事業年度は867,762千円の支出)となりました。支出の主な内訳は、売上債権の増加額1,818,275千円、リース投資資産の増加額203,432千円及び長期前払費用の増加額266,842千円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動で支出した資金は181,217千円(前事業年度は114,226千円の収入)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出173,356千円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動で取得した資金は1,343,475千円(前事業年度は328,335千円の収入)となりました。取得の主な内訳は、短期借入れによる収入1,150,000千円及び株式の発行による収入399,980千円であります。 (3)生産、受注及び販売の実績 当社は、当事業年度より、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来「ITコンサルティング事業」「デジタルサイネージ事業」の2区分から「AIアドバイザリー事業」「AI&モルタル事業」「AIニュービジネス事業」の3区分に変更しております。 ①生産実績 当事業年度の生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日)   前期比(%) AIアドバイザリー事業 (千円)   825,301   93.07 AI&モルタル事業 (千円)   -   - AIニュービジネス事業 (千円)   -   - 合計  (千円)   825,301   93.07 (注)金額は売上原価によっております。 ②仕入実績 当事業年度の仕入実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日)   前期比(%) AIアドバイザリー事業 (千円)   -   - AI&モルタル事業 (千円)   881,945   601.05 AIニュービジネス事業 (千円)   -   - 合計  (千円)   881,945   601.05 (注)1.金額は売上原価によっております。 2.当事業年度において、仕入実績に著しい変動がありました。これは、AI&モルタル事業において5本のファンド組成を行ったことによるものです。 ③受注実績 当事業年度の受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日) 受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) AIアドバイザリー事業 (千円)   921,699   93.64   98,451   12.07 AI&モルタル事業 (千円)   1,880,327   636.38   310,771   206.10 AIニュービジネス事業 (千円)   176,067   -   120,000   - 合計  (千円)   2,978,093   208.42   529,222   54.77 (注)当事業年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、AI&モルタル事業において5本のファンド組成を行ったことによるものです。 ④販売実績 当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日)   前期比(%) AIアドバイザリー事業 (千円)   989,218   101.42 AI&モルタル事業 (千円)   1,564,669   349.71 AIニュービジネス事業 (千円)   99,667   - 合計               (千円)   2,653,555   186.51 (注)最近2事業年度の主な取引先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自 令和6年1月1日 至 令和6年12月31日)   当事業年度 (自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社プロラボホールディングス   -   -   545,888   20.57 株式会社ワークステーション   93,378   6.56   283,730   10.69 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、決算日における資産及び負債の状況に基づき、将来の費用として発生が見込まれるものにつきましては一般に合理的と認められる方法により、慎重な見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (2) 財政状態の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1) 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態」に記載のとおりであります。 (3) 経営成績の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1) 財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。 (4) キャッシュ・フローの分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (6) 経営戦略の現状と見通し 当社は、独立系コンサルティングファームとして、ビジネスコンサルティング及びシステムコンサルティング事業をもって、国内上場企業、中堅企業、海外企業をお取引先として、ERPやHCMソリューション、働き方改革や業務効率化ソリューションの導入・運用支援のサービスを提供してまいりました。 最近の当社を取り巻く市場環境を見渡してみると、当社の主力事業であるERPソリューションに関連するコンサルティング事業領域においては、既存の顧客である大企業へはバージョンアップやクラウドへの移行、管理会計やデータ活用、セキュリティ強化といった周辺事業領域の商談に力を入れております。また、中堅中規模企業や新興企業へのERPソリューションの導入支援については、クラウドERPを取扱う当社にとって商談の機会の増加が見込めるため、「人的資源の確保と育成」に力を入れ当社の主力事業であるERPソリューションに尽力いたします。 次期事業年度の見通しにつきましては、売上高4,000百万円(当事業年度比50.7%増)、営業利益500百万円、経常利益400百万円、当期純利益240百万円を見込んでおります。 (7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社の運転資金需要のうち主なものは、労務費、外注費等の製造費用及び販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要としては資本業務提携に係る株式の取得等であります。 運転資金等は、自己資金及び金融機関よりの借入金を基本としております。また、投資を目的とした資金は、 第三者割当による増資を基本としております。 なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、384百万円となっております。 (8) 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (6)経営戦略の現状と見通し」に記載のとおりであります。 当社は、中期経営計画「AI-STORM中期経営計画」(令和7年12月期~令和9年12月期)に基づき、積極的に企業価値ならびに株主価値の向上を目指し、収益構造の改革及び事業領域の拡大を推進すると共に、長期間において成長し続けるために必要な事業基盤の整備を進めております。 中長期経営計画の基本方針における取り組み状況は以下の通りです。 ① 財務基盤の充実と戦略的な投資計画の実行 戦略的な投資を実行するための資金として、新株式発行による第三者割当増資により399百万円、新株予約権の行使により322百万円を調達しました。 ② 資本・業務提携、M&Aによる短期間での業容の拡大 当社におけるM&A戦略を策定し、複数のM&A仲介会社や銀行の協力を得て、当社との間でシナジーが見込める企業に対して積極的に資本・業務提携やM&Aの検討を進めました。 ③ 株主還元策の充実 株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、株主の皆様との対話方法や関係性構築のありかたを含めて総合的な検討を行い、令和7年12月末の株主に対し1株当たり3円の配当を決定いたしました。 ④ 人材の拡充、社員の多能化推進、ワークライフバランスの向上 人材の確保・育成に重点を置き、社員の多能化を推進することで、よりお客様のビジネス成長に貢献することができる体制を整えることを目的として、人事制度の改革を進めております。 中長期経営計画「AI-STORM中期経営計画」(令和7年12月期~令和9年12月期)の1年目である令和7年12月期の達成・進捗状況は以下の通りです。 売上高は計画比1,053,555千円増(65.8%増)となりました。これは、AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)におけるファンド組成が堅調に推移したことによるものが主な原因となります。 指標   令和7年12月期 (計画)   令和7年12月期 (実績)   計画比 売上高   1,600,000千円   2,653,555千円   1,053,555千円(65.8%増) 営業利益   170,000千円   275,164千円   105,164千円(61.9%増) 当期純利益   120,000千円   177,799千円   57,799千円(48.2%増)

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。