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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ワイヤレスゲート

WirelessGate, Inc.9419 · Standard · 情報・通信業

複数の公衆無線LANや通信網を束ね、ユーザーに無線通信サービスを提供するアグリゲーター。モバイルWi-Fiレンタル事業を買収し、ストック型収益を拡大している。

概要

ワイヤレスゲートは、自前の通信インフラを持たず複数の通信事業者から回線を借り受けるMVNO(仮想移動体通信事業者)である。公衆無線LANスポット約4万か所とau・WiMAX回線を組み合わせた個人向け低価格データ通信サービスを提供する。2025年12月期の売上高83億円、営業利益1.7億円と薄利ながら、月額課金のストック型モデルで安定した収益基盤を持ち、従業員55名の少人数体制で運営する。

MVNOとして複数回線を束ねる通信事業

ワイヤレスゲートは、自ら通信インフラを持たず、複数の通信事業者から回線を借り受けるMVNOである。公衆無線LAN事業者の提供する約4万か所のWi-Fiスポットと、auの4G/5G回線、WiMAX回線を組み合わせ、個人向けの低価格データ通信サービス「ワイヤレスゲート」を供給する。2025年12月期の売上高は83億円、営業利益1.7億円(売上高営業利益率2.4%)と薄利だが、会員からの月額利用料を主軸とするストック型課金モデルにより安定的な収益基盤を持つ。従業員数は55名と少人数で運営する。

実店舗とECを組み合わせた販売チャネル

同社の販売チャネルは、家電量販店や携帯電話販売店などの実店舗と、自社ECサイトの2本立てである。特にヨドバシカメラとのパートナーシップを強化し、店頭での契約獲得を進める。2025年12月期の通信事業売上高82.7億円のうち、約8割がWiMAX関連サービスで占められる。販売代理店との協業を深める一方、直販ECサイトでもSIMカードやWi-Fiルーターを販売し、顧客の加入経路を多様化している。実店舗では顧客に直接説明して契約を獲得する強みがあり、ECサイトでは全国一律の低コスト販売が可能である。両チャネルの相乗効果により、効率的な顧客獲得を実現している。

安定収益と新規事業の両輪

主力のWiMAX事業は競争激化により契約数の伸びが鈍化しているが、2025年第4四半期には純増に転じた。同社は既存の通信周辺サービス(スマホ保険、ウイルスバスター、抗菌ガラスコート)のクロスセルにより顧客単価を引き上げる。同時に、2024年からデジタルマーケティング事業を開始し、訪日客向けe-SIMを展開。さらに2025年にはモバイルWi-Fiレンタル大手のFREEDiVEを買収し、月額課金モデルの顧客基盤を拡大している。中期経営計画では2028年に売上高125~130億円、営業利益7~8億円を目標とする。

業界の中での役割は通信キャリアとエンドユーザーの間に入り、Wi-Fiやモバイル通信サービスを再販・仲介するプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
83億円
営業利益
2億円
営業利益率
2.4%
純利益
3億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01個人向け無線通信主力

個人消費者向けに、自宅や外出先で利用できるWi-Fiやモバイル通信サービスを提供する。月額会員からの利用料収入を基盤とし、通信サービスに保険やセキュリティなどの周辺サービスを組み合わせて提供している。

主な製品・サービス6
ワイヤレスゲートWiMAX+5G
高速モバイルインターネット「WiMAX 2+」に加え、au 4G LTE、au 5G回線を利用できるサービス。広範囲で高速通信を提供する。
ワイヤレスゲートWi-Fi WiMAX 2+
全国約4万か所のWi-Fiスポットと高速モバイルインターネットWiMAX 2+を組み合わせたサービス。外出先でも安定した通信を提供する。
ワイヤレスゲートWi-Fi
駅、空港、カフェ、商業施設など全国約4万か所で利用できるWi-Fi接続サービス。月額定額で利用できる。
ワイヤレスゲートWi-Fi+スマホ保険付き/PC保険付き
Wi-Fiサービスにスマートフォンやパソコンの故障・破損に対する保険を付帯したサービス。修理費用をお見舞金として支払う。
抗菌ガラスコート ピカプロDX
スマホやタブレットの画面に塗布するコーティング剤。表面を保護し、抗菌効果を提供する。
ウイルスバスタークラウド月額版
スマホやタブレット向けのセキュリティ対策サービス。Web脅威対策やWi-Fi安全性チェック、広告ブロック機能などを提供する。

02訪日外国人向け通信準主力

訪日外国人観光客向けに、プリペイド型e-SIMを軸としたデジタルマーケティング事業を展開する。スマートフォンにダウンロードするだけで利用可能なe-SIMを提供し、空港や販売店に行かずにすぐ通信できる利便性を提供している。

主な製品・サービス1
プリペイド型e-SIM
スマートフォンにダウンロードして即時利用可能なプリペイド式のe-SIM。訪日客が海外でデータ通信を利用するためのサービス。

03モバイルWi-Fiレンタル準主力

2025年11月に株式会社FREEDiVEを子会社化し、モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスを展開する。MUGEN WiFiやAIR WiFiなどのブランドを有し、主に月額会員からの利用料収入を得るストック型ビジネス。

主な製品・サービス3
MUGEN WiFi
モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービス。月額定額で利用でき、高速通信を提供する。
AIR WiFi
モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービス。複数のキャリア回線を利用し、安定した通信を提供する。
5G CONNECT
5Gに対応したモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービス。高速大容量通信を提供する。

製品と技術

複数ネットワークを束ねた「ワイヤレスゲートWiMAX+5G」

同社の主力製品は「ワイヤレスゲートWiMAX+5G」である。このサービスは、UQコミュニケーションズが提供する高速モバイルインターネット「WiMAX 2+」に加え、auの4G LTE回線および5G回線を利用可能にする。ユーザーは1つの契約で、広域カバレッジと高速通信を両立できる。端末は主にモバイルWi-Fiルーターで提供され、月額料金制で販売される。同サービスの売上は通信事業全体の約8割を占め、同社の収益の柱である。2021年11月に5G対応版を投入し、通信速度とエリア拡大に対応。競合他社との差別化として、複数ネットワークの冗長性を強みとしている。

全国4万か所の「ワイヤレスゲートWi-Fi」サービス

同社は、駅や空港、ファストフード店、カフェ、商業施設など全国約4万か所のWi-Fiスポットを利用できる「ワイヤレスゲートWi-Fi」サービスを提供する。これは複数の公衆無線LAN事業者のアクセスポイントを横断して使えるようにしたもので、月額定額制またはWiMAXとのセットで提供される。オプションとしてスマホ保険やPC保険を付帯したプランもあり、端末の故障リスクに対応する。また、抗菌ガラスコート「ピカプロDX」やセキュリティソフト「ウイルスバスター」などの周辺サービスも提供している。

訪日客向けe-SIM「デジタルマーケティング事業」

2024年に開始したデジタルマーケティング事業では、プリペイド型e-SIMを軸に展開する。e-SIMはスマートフォンにダウンロードするだけで即時利用が可能で、物理的なSIMカードやWi-Fiルーターの受け取りが不要である。同社は訪日外国人旅行者向けに販売し、WEB経由での販売に特化している。2025年12月期の同事業売上高は約0.76億円と小規模だが、インバウンド需要の拡大とともに成長が期待される。同社はさらにアウトバウンド向けやグローバル周遊需要にも対応するe-SIMの展開を計画している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

IoT通信で安定的、収益力改善途上

ワイヤレスゲートはIoT向け通信サービスを提供する情報・通信企業。売上高は横ばい傾向で、2026年12月期に営業利益率2.41%と低水準。同業のソラコムやVRAIN Solutionは成長分野で競合するが、同社は利益率の改善が急務。IoT市場の拡大は追い風だが、競争激化で収益性が圧迫されている。新サービスやコスト削減による収益力強化が課題。

強み

  • 毎期85億円前後の売上を維持し、一定の顧客ベース。
  • IoT需要拡大により事業環境は良好。
  • 独自の通信プラットフォームを保有。
  • 長期契約による安定収入の可能性。

課題

  • 営業利益率が2%前後と低く、改善が必要。
  • 2023年から2025年まで売上高が横ばい。
  • 同業他社とのサービス差別化が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がワイヤレスゲート

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13719AIストーム33億円18.3倍
23680ホットリンク33億円
39466アイドママーケティングコミュニケーション33億円17.8倍
44380Mマート33億円15.8倍
54198テンダ33億円176.3倍
69419ワイヤレスゲート32億円10.8倍
7338AZenmuTech32億円53.3倍
8148Aハッチ・ワーク32億円19.7倍
93842ネクストジェン32億円11.0倍
105578ARアドバンストテクノロジ31億円13.1倍
11330ATalentX31億円12.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

公衆無線LAN事業からスタートした2004年

2004年1月、ワイヤレス・ブロードバンドサービスの提供を目的として、東京都品川区に株式会社トリプレットゲートが設立される。同年10月には公衆無線LANサービス「ワイヤレスゲート」の提供を開始。当初は駅や空港などでのWi-Fi接続サービスを軸に事業を立ち上げた。2005年10月には、このWi-Fi基盤を他社に貸し出す「ワイヤレス・プラットフォームサービス」を開始し、事業の幅を広げた。創業時の資本金は小さく数名でのスタートだったが、Wi-Fi需要の高まりとともに成長を遂げ、2007年には公衆無線LAN事業者との提携を拡大してスポット数を増やした。

WiMAX追加と商号変更を経て上場へ

2009年7月、同社は「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」の提供を開始し、モバイルブロードバンドに進出。これにより、据え置き型のWi-Fiに加え、外出先でも利用できる高速通信サービスを提供できるようになった。2011年3月には商号を株式会社ワイヤレスゲートに変更。翌2012年7月、東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場時の売上高は55億円、当期純利益4億円であった。上場資金を活用してサービスの拡充と販売網の強化を推進し、社名をサービス名と統一することでブランド認知の向上を図った。

LTE対応と子会社の設立・統合

2012年12月、LTE通信網を利用した「ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE」の提供を開始。同時期に、技術開発を担う株式会社ワイヤレステクノロジー・ラボと、マーケティングを担う株式会社ワイヤレスマーケティング・ラボを設立した。2014年1月にはWi-Fiインフラ事業を開始し、他社へのインフラ提供に進出。しかし同年7月には技術子会社を吸収合併し、グループ運営を効率化した。2014年9月にはSIMカード単体で利用できるLTE SIMカードを発売し、MVNOとしての商品ラインアップを拡充した。

市場変更と事業の再編

2016年3月、東京証券取引所市場第一部へ市場変更。同年9月には株式会社closip(旧LTE-X)を設立し、IoT関連事業への進出を試みた。しかし、売上高は2016年の122億円をピークに減少傾向に転じ、2018年12月期には21億円の純損失を計上。その後も売上高は100億円を下回る水準が続いた。2022年4月にはプライム市場へ移行したが、わずか1年半後の2023年10月にスタンダード市場へ移行した。収益低迷の背景には格安SIM市場の競争激化と大手キャリアの値下げがあり、同社は経営効率化と原価改善に取り組んだ。

FREEDiVE買収による顧客基盤の拡大

2024年1月、デジタルマーケティング事業を開始。訪日客向けのe-SIM販売に乗り出す。2025年3月にはclosipの全株式を売却し、非中核事業からの撤退を完了。同年11月、モバイルWi-Fiレンタルサービス「MUGEN WiFi」「AIR WiFi」などを展開する株式会社FREEDiVEを完全子会社化した。これにより同社の顧客基盤を獲得し、グループ全体の規模を拡大。2025年12月期より連結決算に移行し、売上高83億円、営業利益1.7億円を計上した。

年表22件を開く

2000年代

  • 2004年1月創業ワイヤレス・ブロードバンドサービスの提供を目的として、株式会社トリプレットゲートを東京都品川区に設立
  • 2004年10月公衆無線LANサービス「ワイヤレスゲート」の提供開始
  • 2005年10月ワイヤレス・ブロードバンドサービスの基盤プラットフォームを活用した「ワイヤレス・プラットフォームサービス」の提供開始
  • 2009年7月「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」の提供開始

2010年代

  • 2010年10月本社を現在地に移転
  • 2011年3月商号を株式会社ワイヤレスゲートへ変更
  • 2012年7月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2012年11月創業株式会社ワイヤレステクノロジー・ラボ及び株式会社ワイヤレスマーケティング・ラボを設立
  • 2012年12月「ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE」の提供開始
  • 2013年10月「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAXツープラス」の提供開始
  • 2014年1月Wi-Fiインフラ事業を開始
  • 2014年7月M&A株式会社ワイヤレステクノロジー・ラボを吸収合併
  • 2014年9月「ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE SIMカード」の提供開始
  • 2016年3月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2016年9月創業株式会社closip(旧・株式会社LTE-X)を設立

2020年代

  • 2021年11月「ワイヤレスゲートWiMAX+5G」の提供開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年1月M&A株式会社ワイヤレスマーケティング・ラボを吸収合併
  • 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場へ移行
  • 2024年1月デジタルマーケティング事業の開始
  • 2025年3月株式会社closipの全株式を売却
  • 2025年11月M&A株式会社FREEDiVEの全株式取得により同社を当社の完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高(2028年12月期)2028年12月まで125億円から130億円
  • 営業利益(2028年12月期)2028年12月まで7億円から8億円
  • 売上高(2026年12月期)2026年12月まで110億円
  • 営業利益(2026年12月期)2026年12月まで4.3億円
  • ROE15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    オフライン×オンライン販売の融合

    主力通信事業の契約増加に向け、実店舗とECサイトを連携させ、新規代理店の開拓やパートナー連携強化により販売チャネルを拡充する。ヨドバシカメラとの協業も強化し、WiMAXを補完する新商品を投入する。

  2. 02

    eSIM事業の新たな成長

    インバウンド向けに加え、アウトバウンドやグローバル周遊需要に対応したeSIMサービスを拡充し、国内・海外の双方で新たな主力事業として育てる。既存顧客へのデジタル商材のクロスセルも進める。

  3. 03

    グループシナジーの創出

    FREEDiVEの参画により、顧客基盤を活用したWEBマーケティングを強化し、実店舗販売とオンライン販売の相互補完でシナジー効果を生み、顧客基盤拡大と追加商材の販売に結び付ける。

  4. 04

    人材獲得と育成の推進

    事業の持続的発展のため、必要な人材を適時採用し、教育研修制度の拡充や外部ノウハウの活用に取り組み、有能な人材の確保と育成を進める。

  5. 05

    内部管理体制の強化

    コーポレート・ガバナンス機能を強化し、取締役会や監査等委員会等による機能分離を徹底する。内部監査と監査法人との連携、内部通報制度でコンプライアンスを強化し、効率的な組織体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で55人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は706万円で、9期前と比べて+6.2%平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は5.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2016年12月18
2017年12月23
2018年12月22
2019年12月66538.23.822
2020年12月54939.13.826
2021年12月66439.53.726
2022年12月64439.24.225
2023年12月67340.14.628
2024年12月69342.54.632
2025年12月70642.85.155

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率55.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)86.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 茨城県 つくば市495百万円
本社 — 東京都品川区10百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社closip
    東京都港区
    議決権37.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は83億円営業利益2億円前期と比べると減収減益で、売上が-2.4%、利益が-33.3%。

売上高
-2.4%
83億円
営業利益
-33.3%
2億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
2.4%
前期比 -1.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高110億円83億円
営業利益4億円2億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は54億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+31.7%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2100.01
2023年2Q2214.50
2023年3Q2114.81
2023年4Q210
2024年1Q2114.81
2024年2Q2214.51
2024年4Q421
2025年2Q4112.41
2025年4Q4212.42
2026年2Q5423.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は55億円から83億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社ワイヤレステクノロジー・ラボ及び株式会社ワイヤレスマーケティング・ラボを設立
2012年12月5564
2013年12月7185
株式会社ワイヤレステクノロジー・ラボを吸収合併
2014年12月9185
2015年12月113117
株式会社closip(旧・株式会社LTE-X)を設立
2016年12月122117
2017年12月11885
2018年12月114−11−21
2019年12月11311
2020年12月1071−1
2021年12月98−3−4
2022年12月8500
株式会社ワイヤレスマーケティング・ラボを吸収合併
2023年12月8522
2024年12月8533
株式会社FREEDiVEの全株式取得により同社を当社の完全子会社化
2025年12月83222.43

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高83億円のうち、営業利益として残るのは2億円2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.0%39億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金51.8%43億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.0pt
2.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.3pt
19.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが2億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は17億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月7−24516
2013年12月800825
2014年12月3−4−3−120
2015年12月9−199−1020
2016年12月9−6−4319
2017年12月7−5−4217
2018年12月−7−20−98
2019年12月2−13113
2020年12月2−1−3111
2021年12月327514
2022年12月20−1214
2023年12月40−1418
2024年12月20−2218
2025年12月2−52−317

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は44億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は36.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月25151061.6
2013年12月35211459.3
2014年12月39231658.1
2015年12月59273245.5
2016年12月62303247.8
2017年12月62332952.0
2018年12月3993021.5
2019年12月43123125.0
2020年12月3883021.2
2021年12月3092128.5
2022年12月2992030.3
2023年12月30102033.0
2024年12月30131743.9
2025年12月44162836.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-1億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
28億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
59
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中165位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中517位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.4%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥292で、1年前と比べて+5.8%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥292+0.0%1ヶ月+2.8%1年+5.8%時価総額32億円
過去52週の値幅
安値¥232高値¥354

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.8倍
PER (会社予想)12.7倍
PBR1.86倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で2.78%上昇し、8月21日には296円と25日移動平均線(289.24円)を約2.3%上回って終了。52週安値(232円)からは約27.6%上昇し、52週高値(354円)からは約16.4%下落。8月13日に301円まで上昇したが、14日には292円と反落。出来高は8月14日に55,100株と増加したが、その後は縮小し、8月21日は7,000株と低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが10.95倍と業界平均48.57倍に対して大幅に低く、PBRも1.93倍で平均2.92倍を下回ります。ROEは19.3%と高く、資本効率が良好です。配当は無配であるものの、業界平均配当利回り2.64%に対して無配はマイナス要因です。2025年12月期の売上は微減ですが、利益は安定しており、収益力は堅調です。割安だが配当の欠如が投資魅力を減じています。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.8倍47.9倍
PER (予想)12.7倍
PBR1.86倍2.96倍
ROE19.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

格安SIM市場は競争が激化しており、大手キャリアのサブブランドや他MVNOとの価格・サービス競争が続く。強気派は、低コスト体質と安定した顧客基盤により収益性が維持されるとみる。一方、弱気派は、市場の成熟と値下げ圧力でARPUが低下し、増収が期待できないと懸念する。通信業界全体の値下げトレンドや、5G対応への投資負担も論点となる。

プラスに働く材料7
  • 低コスト体質

    従業員55名の少人数で運営し、オンライン販売で販管費を抑制

  • 安定顧客基盤

    売上高がここ数年85億円前後で安定して推移

  • 需要の底堅さ

    データ通信需要は増加傾向で、格安SIMのニーズは継続

  • PER10.95倍の割安感継続影響

    現在PER10.95倍と市場平均より低く、収益が安定すれば評価修正余地

  • ROE19.3%の高資本効率通年影響

    ROE19.3%は資本効率の高さを示し、株主価値向上に寄与

  • 時価総額32億円の小型株不定影響

    時価総額32億円と小型で、需給次第で株価が動きやすい

  • 株価上昇モメンタム継続影響

    過去1年で株価6.47%上昇。上昇トレンドが投資家心理を支える

マイナスに働く材料7
  • 価格競争の激化

    大手キャリアのサブブランドや他MVNOとの競争が激しい

  • ARPUの低下懸念

    低価格プランが中心で、一人当たり収入が伸び悩む

  • 増収の壁

    売上高が横ばいで、市場全体の成長に乗り切れない可能性

  • 予想PER12.9倍と減益予想決算発表後影響

    実績PER10.95倍に対し予想PER12.9倍。来期の減益が示唆される

  • 売上高の減少トレンド通年影響

    売上高は85億円→85億円→83億円と減少。減収が利益を圧迫

  • 営業利益2億円の低水準不定影響

    売上高83億円に対し営業利益2億円と利益率2.41%。小幅な変動で赤字転落

  • 無配当で株主還元がない継続影響

    配当利回り0%。インカム期待の買いが入らず下値支持が弱い

次の決算で確かめる点
契約数
顧客基盤の拡大が収益の柱であるため
ARPU
一人当たり収入の変動が収益性に直結するため
解約率
顧客維持の状況を把握し、競争力を評価するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+3.7%いまの株価に対する利回りは0.00%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
45.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月2733.6
2017年12月283.745.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,513人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.4%を占め、残る78.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他54.466.866.768.962.775.2
事業法人14.115.715.517.327.421.4
証券会社3.54.55.93.55.52.3
外国法人9.61.01.74.32.21.0
自己株式0.50.50.50.50.50.5
外国人個人0.10.30.40.30.20.1
金融機関18.211.79.95.72.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ヨドバシカメラ12.95
02UH Partners 2投資事業有限責任組合6.63
03光通信KK投資事業有限責任組合6.48
04株式会社ライフイン24group5.43
05池田 武弘4.57
06藤沢 昭和3.66
07原田 実1.96
08小幡 正行1.82
09株式会社WRIソリューション1.27
10光通信株式会社1.00

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−46%、1株純資産は14期で−7%。直近期のROEは19.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月4815737.515.5
2013年12月4920626.970.751.7
2014年12月4922423.061.150.8
2015年12月6726227.626.839.0
2016年12月6828824.625.233.6
2017年12月4430814.929.745.6
2018年12月−20180−103.7
2019年12月1110211.546.0
2020年12月−1374−14.9
2021年12月−3681−46.8
2022年12月2833.099.0
2023年12月229128.110.1
2024年12月2612124.88.4
2025年12月2614719.39.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額60百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
成田徹代表取締役CEO5143,200
原田実取締役COO兼CFO61214,169
西康宏取締役(監査等委員)674,400
渡邊龍男取締役(監査等委員)62
江口真理恵取締役(監査等委員)40
青木理惠55

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)23844221
社外取締役318186

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,367字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、ワイヤレス・ブロードバンド関連事業を展開しております。 当社では、複数の公衆無線LAN事業者(注1)のWi-Fiスポット(注2)及び複数の通信事業者の通信網を用い、ユーザのニーズに応じた無線通信サービスを、主に家電量販店や携帯電話販売店、自社ECサイト等を通じて提供しております。 「ワイヤレス・リモートサービス事業」においては、主に月額有料会員からの利用料収入が継続的かつ安定的に発生しており、会員数の増大を図ることで、収益が拡大するストック型の課金モデルとなっております。 ワイヤレス・リモートサービス事業について ①ワイヤレスゲートWi-Fiサービス 複数の公衆無線LAN事業者のWi-Fiスポット及び複数の通信事業者の通信網を用い、お客様ニーズに応じた(無線)通信サービスと、通信サービスの価値を高める周辺サービスを提供する事業となります。 イ.ワイヤレスゲートWiMAX+5G(注3) 高速モバイルインターネット「WiMAX2+」に加えて、高速モバイルワイドエリア「au 4G LTE(注4)」、高速で幅広いエリアに対応した「au 5G 回線」をご利用いただけます。 ロ.ワイヤレスゲートWi-Fi WiMAX2+ 全国約40,000ヵ所で利用できる「ワイヤレスゲートWi-Fi」サービスと高速モバイルインターネット「WiMAX2+」、圧倒的な高速通信エリアを併用していただくことが可能です。 ハ.ワイヤレスゲートWi-Fi 駅、空港、ファストフード、カフェ、商業施設など全国約40,000ヵ所の主要エリアにおいてWi-Fiを利用し、高速インターネットサービスをご利用いただけます。 ニ.ワイヤレスゲートWi-Fi+スマホ保険付き/PC保険付き 全国約40,000ヵ所で利用できる「ワイヤレスゲートWi-Fi」にスマホ保険/パソコン保険が付帯しており、故障や破損などで修理・交換にかかった費用をお見舞金としてお支払いします。 ホ.主な周辺サービス ・抗菌ガラスコート ピカプロDX スマホやタブレット等に塗るだけで誰でも簡単に施工できる、硬度9H特殊ガラスコーティングです。光沢はもちろん、施工面を保護し、菌を寄せ付けず、キレイがずっと続きます。ピカプロDXはSIAA(注5)マークを取得しています。 ・ウイルスバスタークラウド月額版 スマホにもタブレットにも安心と信頼のセキュリティ対策として、Web脅威対策機能、Web脅威対策の強化、Wi-Fiの安全性チェック、Webサイトに表示される広告ブロック機能など様々な悪意から守ります。 ②デジタルマーティング事業 デジタルマーケティング事業は、訪日客向けのe-SIMを軸とし、既存顧客向けデジタル商材のクロスセル及び新規顧客向けEC事業の展開を推進しております。SIMカードやWi-Fiルーターは空港や販売店での入手が必要であったのに対し、プリペイド型e-SIMはスマートフォンへのダウンロードにより即時利用が可能です。この特性により、訪日客に対して高い利便性を提供するとともに、WEB販売とのシナジー効果を発揮しております。 モバイルWiFiサービス事業について 2025年11月13日に発表のとおり、当社は株式会社FREEDiVE株式を取得し、完全子会社化しました。同社はワイヤレス・ブロードバンド市場において、モバイルWi-FiサービスのEC販売を通じて圧倒的な実績を有し、複数のモバイルWi-Fiサービスブランドを展開している企業です。 モバイルWiFiサービス事業は、インターネットに接続するための携帯型端末であるモバイルWiFiをレンタルする「MUGEN WiFi」「AIR WiFi」「5G CONNECT」等のサービスを展開し、主に月額有料会員からの利用料収入が継続的かつ安定的に発生しており、ストック型の課金モデルとなっております。 当社の事業系統図は、次のとおりであります。 なお、当社はワイヤレス・ブロードバンド関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 [事業系統図] <用語解説> (注)1.公衆無線LANとは、鉄道駅や空港、ホテル、カフェなどの商業施設にて、無線LANを利用した高速インターネット接続を提供するサービスであり、公衆無線LAN事業者とは、当該サービスを提供する事業者のことです。 2.Wi-Fiとは、無線LANの一種で、無線LAN関連製品を製造・販売する企業が集まる業界団体であるWi-Fiアライアンスにより無線LAN機器間の相互接続性を認証されたことを示す名称です。Wi-Fi搭載機器は、Wi-Fiを利用した公衆無線LANサービスなどによりインターネット接続が可能になります。 Wi-Fiスポットとは、鉄道、駅や空港、ホテル、カフェなどの商業施設で、無線LANを利用したインターネットへの接続が可能な場所のことです。 3.WiMAX(ワイマックス)とは、無線通信技術の規格のひとつで、Worldwide Interoperability for Microwave Accessの略です。広いエリアでの高速インターネット接続が特色です。 4.LTEとは、「長期的進化」を意味するLong Term Evolutionの略称であり、第3世代(3G)データ通信をさらに高速にした次世代携帯電話の通信規格です。無線でありながら、光ケーブルなどの有線ブロードバンドサービスに迫るスピードで高速データ通信を行うことが可能です。 5.SIAA(抗菌製品技術協議会)とは、適正で安心できる抗菌・防カビ加工製品の普及を目的とし、抗菌試験機関、関連機関が集まった団体です。
経営方針・対処すべき課題2,693字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは企業理念として「パーパス」と「ビジョン」を制定しております。 当社グループは以下に掲げるパーパスとビジョンをステークホルダーと共有して、それに基づく経営を実践してまいります。 ・パーパス 『イマジネーションとつなげる力で社会に、そして未来に「あって良かった」を届ける』 社会に、そして未来に、あらゆる人々に、「あって良かった」を届ける。わたしたちは、誰かと誰かを、何かと何かを、いつでもどこでもつなげる通信サービスを届けています。 ・ビジョン 『社員に感動を 社会に笑顔を』 社会に笑顔を。そのために努力や挑戦を重ねてきた社員はさらに感動の笑顔に。当社グループは、社員の感動と社会の笑顔が循環する未来を目指します。 社会インフラとして必要不可欠な「ワイヤレス・ブロードバンドサービス」を基点としたサービス、ソリューション提供による新たな付加価値創造の実現を目指します。 (2) 経営戦略及び経営環境等 当社グループは、ブロードバンド市場の競争環境の激化により主力サービスである「ワイヤレスゲートWiMAX+5G」の販売獲得競争に直面いたしておりますが、当該市場環境に対応することにより契約数は底打ちしてまいりました。 今後は、主力である通信事業の販売契約数の増加を達成するため、販売チャネルの拡充と新サービスブランドの投入により新たなマーケットを開拓いたします。また、デジタルマーケティング事業において、インバウンド向けに加えてアウトバウンド向け及びグローバル周遊需要に応える新サービスを開始することでさらなる収益源を確保し、企業価値の向上を実現してまいります。 こうした背景から、今後の新しい持続的な成長戦略を中期経営計画として策定いたしました。 ① 中期経営計画の概要 2026年-2028年 ・オフライン×オンラインの販売プラットフォームを活かし、既存通信事業の安定成長を持続 ・海外向け・国内向けのeSIMサービスを拡充し、新たな主力事業に成長させる 対象期間:2026年1月1日~2028年12月31日(3ヵ年) 経営目標:2028年12月期(最終年度) 売上高 125億円から130億円 営業利益 7億円から8億円 ② 通信事業・重点戦術 ・販売チャネル拡充のため、新規代理店を開拓するとともにパートナーとの連携強化を図る ・ヨドバシカメラとのパートナーシップをさらに強化 ・WiMAXを補完する新商品の投入 ・インバウンド向けのe-SIMを軸に、インバウンド向けに加えてアウトバウンド向け、及びグローバル周遊需要に応えるe-SIMの展開、既存顧客向けのデジタル商材のクロスセルやEC事業を展開 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、企業価値の最大化を図るため、持続的な成長を目標に掲げ、成長性と収益性を重要な経営上の指標としております。当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、配当の原資となる利益剰余金をプラスにするべく売上高及び営業利益とし、また効率的な経営実現のため、ROEの目線として15%以上の継続を目指してまいります。中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)の2026年12月期の目標値は、売上高110億円、営業利益4.3億円であります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、創業以来、ワイヤレス・ブロードバンドサービスの普及を通じて、社会に、そして未来に、「あって良かった」を届けるために、事業を推進しております。現代社会において、生活やビジネスのインフラとして欠かすことのできない通信サービスを基盤に、より利便性を追求するとともに持続的な成長を目指すため、新たなソリューションをお客様に提供しております。 当社グループのさらなる成長のため、創造性あふれる社会の実現を目指し、以下に記載した取り組みを当面の課題と考えております。 ① 安定収益事業の拡充について 当社グループのビジネス領域であるワイヤレス・ブロードバンド市場は、厳しい競争環境が継続しており、事業拡充のための各種施策の推進が必要であると考えております。通信インフラや通信端末のさらなる成熟により、通信サービス周辺でのビジネス機会が拡大していることを踏まえ、主力事業であるWiMAX等を実店舗だけではなく自社グループのEC(電子商取引)サイトで販売する等、外部環境に適切に対応しております。また、通信販売代理店様との協業を深め、長期的な視点で相互に価値を創出できる関係性を構築し、利益の拡大に取り組んでまいります。 ② グループシナジーの推進について 株式会社FREEDiVEが当社グループに加わったことにより、当社グループ最大の経営資源である顧客基盤を活かしたWEBマーケティングの推進強化に努めております。実店舗販売×オンライン販売により、双方の強みを生かしたシナジー効果を創出すべく、顧客基盤の拡大と追加の商材販売へと繋げてまいります。 ③ 有能な人材の獲得、育成 当社グループの事業の継続的な発展を実現するためには、有能な人材の獲得及び育成が重要であると考えております。そのために、事業構造や事業展開等を勘案したうえで必要な人材を適時採用するほか、教育研修制度の拡充、外部ノウハウの活用などにも積極的に取り組んでまいります。 ④ 内部管理体制の強化について 当社グループの事業の継続的な発展を実現させるためには、コーポレート・ガバナンス機能の強化は必須であり、機能分離による経営体制の健全化を図るため、取締役会、監査等委員会、指名・報酬委員会及び独立的な内部監査室を設置しております。 コーポレート・ガバナンスに関しては、内部監査による定期的なモニタリングの実施と監査等委員や監査法人との連携を図ることにより適切に運用しております。また、内部通報制度を導入し、社内からの情報提供を受け付ける体制とすることで、コンプライアンスの強化に努めております。 ステークホルダーに対して経営の適切性や健全性を確保し、全社的に効率化された組織体制の構築に向けて、さらに内部管理体制の強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク4,792字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスク要因は、以下のとおりであります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社の経営成績等に与える影響につきましては、合理的に予見することは困難であるため記載しておりません。 なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特に重要なリスク リスク   リスクの内容   主な対応 特定のサービス/特定取引先への販売代理業務の依存   当社の売上高は主力事業であるワイヤレスゲートWi-FiサービスのWiMAXが依然として高い比率を占めている状況であり、新規加入者の多くを特定の取引先に依存しております。この取引先の方針変更や何らかの要因による取引関係の悪化等の理由により変化が生じた場合、当社の事業に影響を及ぼす可能性があります。   当社は、ワイヤレスゲートWi-FiサービスのWiMAXの依存度を低下させるため、新規事業領域への展開を企図しております。既存代理店様等との協業深化、販路拡大の実現及び自社グループECサイトでの販売強化、並びに周辺商品及びサブスクリプションの販売強化を行い、全国的に販売網を構築していくなど販売チャネルの拡大を図っております。 通信回線等の外部への依存について   当社グループは、ワイヤレス・リモートサービス及びモバイルWiFiサービスの提供にあたり、独自の通信設備を持たず、当社は主力のWiMAXはKDDI株式会社から、その他のワイヤレス・リモートサービス等についても通信事業者や公衆無線LAN事業者から通信回線等の仕入を行い、また、子会社である株式会社FREEDiVEのモバイルWiFiサービスも通信事業者から通信回線等の仕入を行い、当社グループのプラットフォームにおいてサービスを提供しております。 そのため、外部の通信事業者等から提供される通信回線等が長期にわたり中断する等の事象が発生した場合、また、何らかの要因による外部の通信事業者等との取引関係の悪化等の理由により、通信回線等の仕入に影響があった場合、ワイヤレス・リモートサービス及びモバイルWiFiサービスを提供できない事象が発生し、経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、安定した高品質の通信サービス提供のため、外部の通信事業者等との良好な関係を継続しており、継続的かつ安定的に仕入ができるよう情報交換等含め連携を強化しております。 技術革新について   当社グループが属する情報通信業界においては、技術、顧客ニーズ及び業界環境等の変化が速く、頻繁に新技術に基づくサービスの開発、サービスの提供が行われております。重要な新技術の利用権の取得、顧客ニーズに合ったサービス開発等ができない場合、通信サービスの提供ができない事業が発生し、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、単一の技術によらない通信サービスの提供を行っており、技術革新及びサービスの差別化に対応をできるものと考えております。また、関連部門による技術変化に対する適切な情報収集を行い、それら課題等に対応するための人材配置を行っております。 のれんの減損損失及び関係会社株式の減損処理に係るリスクについて   のれんは、株式会社FREEDiVEの株式を取得したことに伴い生じたものであり、被取得企業の今後の事業活動によって期待される将来の超過収益力として、取得原価と被取得企業の識別可能資産及び負債の企業結合日時点の時価との差額を計上しております。 株式取得時の事業計画の主要な仮定は、市場における競合状況や経営環境等の変化によって影響を受ける可能性があります。その結果、業績が株式取得時の事業計画と比較して大幅に悪化した場合、翌連結会計年度の連結財務諸表ののれんの金額及び翌事業年度の個別財務諸表の関係会社株式の金額に重要な影響を与える可能性があります。   株式取得後においては、株式取得の検討段階での事業計画の進捗状況やシナジー効果の獲得度合い等、モニタリングを行っております。これにより、デューディリジェンスからPMI、モニタリングという一連の流れにより改善につなげる流れを構築し、のれんの減損損失及び関係会社株式の減損処理のリスクを低減させる取り組みを強化してまいります。 繰延税金資産の回収可能性について   当社グループは、税効果会計を適用しております。 繰延税金資産の回収可能性は、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対して、将来課税所得の見積りや一時差異等のスケジューリングの結果、回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得の見積りは、事業環境や市場環境等を考慮した事業計画を基礎としており、実際に発生した利益及び課税所得の時期及び金額が見積りと異なった場合、連結財務諸表及び財務諸表において重要な影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、繰延税金資産の回収可能性の評価において基礎となる事業計画の策定にあたり、当該計画の実現可能性について慎重に検討を行い、合理的かつ保守的に見積った課税所得についてのみ繰延税金資産を計上することとしております。 代金回収業務の委託について   当社は、クレジットカード決済での当社サービスの代金回収に関して、その大部分を決済代行会社であるGMOペイメントゲートウェイ株式会社に、子会社である株式会社FREEDiVEは、その大部分を決済代行会社である株式会社ROBOT PAYMENTに委託しております。決済代行会社に委託することにより個人情報を保有せず、回収業務が効率的に行われる等のメリットがあります。他方で、契約によって定められている回収代行手数料が今後変動した場合、また、何らかの事態が発生して当該契約が終了した場合、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、安定した事業継続を図るため、委託先との定期的な情報交換を行う等、業務の事情や状況の把握に努めています。また、クレジットカード以外の決済手段の拡充を通じて、リスク分散にも取り組んでおります。 (2)重要なリスク リスク   リスクの内容   主な対応 システム障害について   当社グループは、システムの管理に細心の注意を払い、障害が発生することのないよう運営を行っております。しかしながら、サイバー攻撃等によるシステムへの侵入、ネットワーク障害、その他予測不可能な事象に起因するシステム障害が発生した場合には、サービスを提供することが困難になります。万一システムに障害が発生し、長時間にわたってサービスが停止した場合、当社グループが提供するサービス及び事業に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループのネットワーク及びシステムは、安定した通信サービスの提供及び品質維持を図るため、通信回線の二重化、強固な認証手続きを要求するアクセス制限や、セキュリティ機器の設置、データバックアップの強化等の対策を行った耐障害性を重視した設計としております。 新規事業領域への展開に伴うリスクについて   当社グループでは、今後も積極的に新規事業に取り組んでまいりますが、これによりシステム投資、広告宣伝費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、不測の事態等が発生し、新規事業が安定収益を生むまでに時間を要した場合及び計画通りに事業が進まない場合、投資を回収できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   新規事業に係るリスク低減にあたり、投資の回収可能性等のリスクを総合的かつ慎重に検討し、M&A等も含めた新規事業等の実施判断を行っております。また、重要会議等にてモニタリングを行い、リスクの低減を図っております。 自然災害及び事故等について   当社グループ及び当社グループの取引先の事業拠点が、想定を超える地震、津波、台風等の自然災害、事故、火災、テロ等の予測不可能な事象の発生によって被害を受けた場合、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、安定した事業継続を図るため、リスク管理規程に基づいた情報システムに関するセキュリティ対策、ネットワーク及びシステムのバックアップ体制の構築に努めております。また、緊急連絡体制を整備し、有事の際における従業員等の安全の確保、事業への影響度の把握、復旧計画の策定及び実施のための体制を構築しております。 人材の確保及び育成について   当社グループは、事業拡大を図り持続的な成長を継続するために、優秀な人材の確保が必要であると考えております。優秀な人材の確保には、人材の採用、退職抑止、人材育成が必須であり、これらに努めていく方針であります。しかしながら、優秀な人材の確保が計画通り進捗しない状況が生じた場合、当社グループの事業運営及び持続的な成長に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、人材の採用、退職抑止のためにリモートワーク、社内コミュニケーションの促進、フレックスタイム制度の推進、育児休業復帰者へのサポート等、働きやすい職場環境の構築、及び福利厚生の充実等を図っております。また、人事制度のブラッシュアップの実施、業績に応じた従業員への還元を推進しております。さらに人材育成のために、メンター制度、キャリア形成のためのサポート等、各種社内教育制度を取り入れております。 個人情報について   当社グループでは、顧客情報を取得し利用目的の範囲内でこれを利用し、適切に保管しております。しかしながら、外部からの不正アクセスや業務委託先等より個人情報が流出し、不正利用された場合、当社グループのサービスの信頼性の低下を招き、社会的信用の失墜によるビジネスへの悪影響等、業績に影響を与える可能性があります。   当社グループでは、サイバー攻撃対策やメールのセキュリティチェック、不正操作の監視、情報にアクセスできる社員の制限等を行い、情報漏洩や不正利用の防止に取り組んでおります。また、当社はプライバシーマークの認証を保持し、全ての役職員が個人情報保護規程を厳格に遵守するよう、情報管理に関する教育・啓蒙活動等を行い社内管理体制強化に努めております。そのほか、当該認証制度に準じた活動を通じて、委託先に対する個人情報保護状況の確認を実施しております。 法的規制について   当社グループは、電気通信事業者として総務省に届出を行っており、電気通信事業法に基づく規制を受けております。当社の業務に関し、通信の秘密の確保に支障がある、あるいはその業務方法が適切でないことの理由に総務大臣より業務方法の改善命令その他の措置がとられた場合、社会的信用の失墜によるビジネスへの悪影響等、業績に影響を与える可能性があります。   当社グループは、電気通信事業法を遵守した事業者として、必要となる情報を継続的に収集し、法改正に伴い必要となる業務変更やその対応状況等については、取締役会や経営会議で議論され、リスクを最小化すべく努めております。 また、法務担当者によるサービス規約や契約書のリーガルチェック、顧問弁護士による法務レビューを通じて、電気通信事業法をはじめとする関連法規の遵守に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,707字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 (単位:千円) 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   増減額   前期比 (%) 売上高   8,348,613   -   - 営業利益   171,119   -   - 経常利益   172,810   -   - 親会社株主に帰属する当期純利益   281,057   -   - 当社グループは、当連結会計年度より連結決算に移行いたしました。そのため、前連結会計年度に連結財務諸表を作成していないことから、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、訪日需要の拡大等を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、為替相場の変動、物価上昇の影響、人手不足を背景とした人件費の上昇等が続いており、経営環境の先行きは依然として不透明な状況が継続しております。 このような環境の中、当社では引き続き「原価改善」などによる収益基盤の強化を推進し、経営効率の向上を図ってまいりました。主力のWiMAXサービスにおいては、第4四半期は営業活動の積み上げにより契約数は純増となり、期末契約数は第3四半期末比100.2%となりました。引き続き、累計契約数の回復・拡大を重要な課題と認識し、取り組みを強化してまいります。 また、WiMAXを補完する新商品の展開として、SIMフリータブレットの販売を継続するとともに、PHILIPS製マウスの取扱店舗を拡大しております。これにより収益の安定化と再成長を目指しております。さらに周辺商品として「ワイヤレスゲートWi-Fi+スマホ保険付き/PC保険付き」、「ウイルスバスター」、「SIM」などの契約(販売)は前年実績と同水準を維持いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、8,348,613千円、営業利益171,119千円、経常利益172,810千円、親会社株主に帰属する当期純利益281,057千円となりました。 当社グループは、ワイヤレス・ブロードバンド関連事業の単一セグメントでありますが、売上高につきましては区分して記載しており、それぞれの事業ごとの取組みは次のとおりであります。 (単位:千円) 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   増減額   増減率 (%) ワイヤレス・リモートサービス事業   8,348,613   -   - 通信事業   8,272,635   -   - デジタルマーケティング事業   75,978   -   - (ワイヤレス・リモートサービス事業) 当連結会計年度における売上高は8,348,613千円となりました。 ・通信事業 通信事業の売上高の約8割を占めるWiMAXについては、ホームルーター普及による市場拡大を機会と捉えた営業活動の強化、代理店との協業深化、及び直販ECサイトにて販売を実施することにより多様化するお客様のニーズに対応する購入窓口の整備を強化します。引き続き販売代理店との提携強化を進め、モバイルルーター及びホームルーターの需要獲得、さらに「ワイヤレスゲートWi-Fi+スマホ保険付き/PC保険付き」、「ウイルスバスター」、「ピカプロDX」などの周辺サービスの販売拡大やSIMフリータブレット等の新商品開拓を通じて顧客単価の拡大に取り組んでまいります。 この結果、通信事業の当連結会計年度における売上高は8,272,635千円となりました。 ・デジタルマーケティング事業 デジタルマーケティング事業は訪日客向けのe-SIMを軸に既存顧客向けデジタル商材のクロスセルや新規顧客向けのEC事業を展開しております。 既存のSIMカードやWi-Fiルータは空港や販売店に出向き入手する必要がありますが、プリペイド型e-SIMはスマートフォンにダウンロードすれば利用可能となり、訪日客にとって利便性が高くWEB販売と好相性となります。 e-SIMは既に海外では普及しており、日本では未だ普及率が低いことから海外顧客に直接販売し先行者利益の確保を目指します。 この結果、デジタルマーケティング事業の当連結会計年度における売上高は75,978千円となりました。 ②財政状態の状況 (単位:千円) 当連結会計年度 (2025年12月31日)   増減額   増減率 (%) 流動資産   3,044,716   -   - 固定資産   1,367,760   -   - 資産合計   4,412,476   -   - 流動負債   2,025,382   -   - 固定負債   790,150   -   - 負債合計   2,815,533   -   - 純資産合計   1,596,943   -   - 負債・純資産合計   4,412,476   -   - (資産の部) 当連結会計年度末における資産の額は、4,412,476千円となりました。 当連結会計年度末における流動資産の額は、3,044,716千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が1,683,111千円、売掛金が1,124,673千円、商品が104,993千円であります。 当連結会計年度末における固定資産の額は、1,367,760千円となりました。主な内訳は、レンタル資産が380,986千円、のれんが575,138千円、繰延税金資産が142,993千円であります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債の額は、2,815,533千円となりました。 当連結会計年度末における流動負債の額は、2,025,382千円となりました。主な内訳は、買掛金が992,613千円、未払金が583,625千円、1年内返済予定の長期借入金が201,893千円、1年内返済予定の長期未払金が111,294千円であります。 当連結会計年度末における固定負債の額は、790,150千円となりました。主な内訳は、長期借入金が714,823千円、長期未払金が54,747千円であります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産の合計は、1,596,943千円となりました。主な内訳は、資本金が933,131千円、資本剰余金が872,352千円、自己株式が△127,657千円であります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、1,683,111千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは168,455千円の収入となりました。これは主に、売上債権の増加121,713千円、未払金の減少28,758千円、関係会社株式売却益35,787千円があった一方で、税金等調整前当期純利益208,598千円、減価償却費10,101千円、法人税等の還付額15,382千円が発生したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは498,469千円の支出となりました。これは主に、関係会社株式の売却による収入44,215千円、投資事業組合からの分配による収入19,278千円があった一方で、関係会社株式の取得による支出557,997千円が発生したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは183,332千円の収入となりました。これは主に、短期借入金の減少300,000千円、長期借入金の返済による支出16,668千円があった一方で、長期借入による収入500,000千円が発生したことによるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社は、生産活動を行っておりませんので、生産実績の記載はしておりません。 b.受注実績 当社は、受注活動を行っておりませんので、受注実績の記載はしておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   増減額   増減率 (%) ワイヤレス・リモートサービス事業   8,348,613   -   - 通信事業   8,272,635   -   - デジタルマーケティング事業   75,978   -   - (注)1.当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%) GMOペイメントゲートウェイ株式会社   7,441,326   89.1 (注)上記金額は、一般顧客に対する回収代行委託金額であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、8,348,613千円となりました。 これは主に主力のWiMAXサービスにおいては、第4四半期は営業活動の積み上げにより契約数は純増となり、さらに周辺商品として「ワイヤレスゲートWi-Fi+スマホ保険付き/PC保険付き」、「ウイルスバスター」、「SIM」などの契約(販売)は前年実績と同水準を維持したためであります。 サービス区分別の業績の詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」をご覧ください。 (売上原価及び売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は3,914,373千円となりました。 これは主に通信回線料仕入3,185,741千円、商品原価529,659千円によるもであります。この結果、当連結会計年度における売上総利益は4,434,240千円となりました。 (販売費及び一般管理費並びに営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は4,263,120千円となりました。これは主に販売代理店及び販売協力会社への販売手数料、販売奨励金等の支払手数料3,350,393千円によるものであります。この結果、当連結会計年度における営業利益は171,119千円となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、5,693千円となりました。これは、主に貸倒引当金戻入額が2,662千円、受取遅延損害金が1,333千円発生したこと等によるものであります。 当連結会計年度における営業外費用は、4,001千円となりました。これは、主に支払利息が2,271千円発生したこと等によるものであります。この結果、当連結会計年度における経常利益は172,810千円となりました。 (特別利益及び税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、35,787千円となりました。これは、関係会社株式売却益が35,787千円発生したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は208,598千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における法人税等合計は、△72,459千円となりました。これは、主に当第4四半期連結会計期間において繰延税金資産を追加計上することとし、連結決算及び個別決算においてそれぞれ法人税等調整額(益)94,226千円の計上により、通期では法人税等調整額(益)73,409千円を計上したことによるものです。 この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は281,057千円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資金需要 当社グループの資金需要は、営業活動については、主にワイヤレス・ブロードバンド関連事業における運転資金(通信回線利用料・人件費等)、新規会員の獲得や既存顧客の退会防止に向けた施策のための販売関連費用であります。 c.財務政策 当社グループの運転資金及び投資資金については、まず内部資金より充当し、不足が生じた場合は、必要に応じて銀行借入により調達を行っております。長期借入金等の長期資金の調達については、事業計画に基づいた資金需要等を考慮の上、調達規模及び調達手段を適宜判断していく方針であります。 ③重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択、適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を及ぼす見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しておりますが、次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えています。 a.固定資産の減損処理 保有する固定資産について、原則として継続的に収支の把握を行っている管理会計上の区分を単位としてグルーピングを行い、当該資産グループ単位で減損の兆候を把握しています。減損損失を認識するかどうかの判定及び使用価値の算定に際して用いられる将来キャッシュ・フローは、経営環境などの外部要因に関する情報や当社グループが用いている内部の情報に基づき、合理的な仮定を置いて計算しています。 将来の市場環境の変化などにより、見積り額と実態に乖離が生じた場合、減損損失が発生する可能性があります。 のれんは被取得企業の今後の事業活動によって期待される将来の超過収益力として、取得原価と被取得企業の識別可能資産及び負債の企業結合日時点の時価との差額を計上しており、取得原価は、株式取得時の事業計画を基礎とする将来キャッシュ・フローを使用し、ディスカウント・キャッシュ・フロー法等に基づいて算定された株式価値を踏まえ決定しております。 株式取得時の事業計画の主要な仮定は、市場における競合状況や経営環境等の変化によって影響を受ける可能性があります。その結果、業績が株式取得時の事業計画と比較して大幅に悪化した場合、翌連結会計年度の連結財務諸表におけるのれんの金額に重要な影響を与える可能性があります。 b.投資有価証券の減損処理 当社グループが保有する市場価格のない株式等は、投資先の純資産額等による実質価値の下落率や業績予想等による回収可能性等により総合的に判断し処理しておりますが、将来の市況悪化又は投資先の業績不振等により、現状の簿価に反映されていない損失又は簿価の回収不能が発生し、減損処理が必要となる可能性があります。 関係会社株式は市場価格のない株式であり、会社の超過収益力を反映した価格で株式を取得しております。市場価格のない株式は、実質価額が著しく低下したときには、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、評価損が認識されます。 株式取得時の事業計画の主要な仮定は、市場における競合状況や経営環境等の変化によって影響を受ける可能性があります。その結果、業績が株式取得時の事業計画と比較して大幅に悪化した場合、翌事業年度の財務諸表における関係会社株式の金額に重要な影響を与える可能性があります c.繰延税金資産の回収可能性の評価 繰延税金資産の回収可能性は、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対して、将来課税所得の見積りや一時差異等のスケジューリングの結果、回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得の見積りは、事業環境や市場環境等を考慮した事業計画を基礎としております。事業計画における売上高は、主にWiMAX及び周辺機器の売上高であり、契約数と単価によって構成されております。契約数は、前月の契約数に当月の新規契約数を加え、当月の解約数を除して月毎に算定しております。一部の売上高は、新規契約数と解約数 (率)を考慮した増減率を、前月の売上高に乗じて月毎に算定しております。 d.貸倒引当金 売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を算定しております。また、入手可能な情報により個別の収益獲得能力等を評価し、総合的に判断して債権の回収不能見込額を見積っております。 ④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する為の客観的な指標等 当社グループは、企業価値の最大化を図るため、持続的な成長を目標に掲げ、成長性と収益性を重要な経営上の指標としております。当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、配当の原資となる利益剰余金をプラスにするべく売上高及び営業利益とし、また効率的な経営実現のため、ROEの目線として15%以上の継続を目指してまいります。 中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)の1年目である2026年度の目標値は、売上高110億円、営業利益4.3億円であります。

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開示資料

出典

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