概要
1963年に大阪電子計算として創業したODKソリューションズは、クレジットカード・ポイントシステム向けパッケージソフト「POWER CARD」を核とするシステム開発会社である。金融・流通業界に強みを持ち、情報処理アウトソーシングサービスを提供。2026年3月期の売上高は66.6億円、従業員204名。大阪証券取引所ヘラクレスに上場後、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
システム運用が売上の9割超を占める事業構造
当社グループの売上高は、システム運用、システム開発及び保守、機械販売の3区分に分かれる。2026年3月期の連結売上高66.6億円のうち、システム運用が92.8%(61.8億円)を占める。システム開発及び保守は6.0%(4.0億円)、機械販売は1.2%(0.8億円)と小規模である。システム運用は顧客の情報システムを安定的に稼働させるサービスであり、長期的な契約による安定的な収益基盤となっている。
教育業務と証券業務がけん引する収益構成
サービス別の内訳では、教育業務がシステム運用の中心で41.4億円(前年比5.9%増)、証券・ほふり業務がシステム開発・保守を含め12.8億円(同9.7%増)である。一般業務は7.0億円(同26.5%減)、その他は5.4億円(同22.1%増)。教育業務は大学入試業務の価格適正化が寄与し、証券業務は「WITH-X」関連の開発案件が増加した。機械販売は医療機器更新の剥落で59.4%減となった。
3社の連結子会社で構成されるグループ体制
当社グループは、当社および連結子会社3社で構成される。2009年に株式取得した株式会社エフプラス、後に買収した株式会社ポトス、2024年に全株式を取得したNINJAPAN株式会社が子会社である。また、株式会社学研ホールディングス、ナカバヤシ株式会社、株式会社ファルコホールディングスなどと業務・資本提携を行い、外部リソースも活用している。売上高の大半を当社が占めるが、子会社を通じて人材育成やデータビジネスへの展開を進めている。
業界の中での役割は情報システムの運用・開発・保守を担うアウトソーシングサービスプロバイダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| システム運用 | 62億円 | 92.5% | — | — |
| システム開発 及び保守 | 4億円 | 6.0% | — | — |
| 機械販売 | 1億円 | 1.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01情報処理サービス主力
学校法人、証券会社、一般事業法人等を顧客とし、システム運用を中心とした情報処理アウトソーシングサービスを提供する。売上高構成比はシステム運用が92.8%を占め、システム開発・保守、機械販売が続く。
主要顧客SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
- システム運用
- 顧客の情報システムの安定稼働を支える運用サービス。売上の大部分を占める。
- システム開発及び保守
- 顧客の要件に応じたシステムの開発と、継続的な保守・改善を提供する。
- 機械販売
- 情報処理に関連する機械・機器の販売を行う。
製品と技術
クレジット・ポイントシステムの基幹パッケージ「POWER CARD」
「POWER CARD」は、クレジットカード会社やポイントシステム向けのパッケージソフトウェアである。金融・流通業界の決済プラットフォームやCRMシステムの中核として開発・保守が行われる。当社のシステム運用サービスの多くはこの製品をベースとしており、安定的な収益源となっている。
学生と企業をつなぐデータプラットフォーム「UCARO」
「UCARO」は、学生の学びや活動実績をデジタル化し、大学入試や就職活動に活用するプラットフォームである。若年層との接点を強みに、蓄積されたデータを基にした事業創出を推進。将来的にはブロックチェーン技術を活用した次世代デジタルアイデンティティ基盤「アプデミー」との連携を見込む。
Web3.0技術を活用した自己主権型ID「アプデミー」
「アプデミー」は、ブロックチェーン、NFT、DIDといったWeb3.0技術を用いた自己主権型デジタルアイデンティティ基盤である。個人の学習履歴や体験実績を「改ざん不可能な信用」として価値化し、学歴や資格以外の多様な能力を社会で活用できる世界観を目指す。大学入試や留学、就職活動などへの応用が期待される。
証券業務向けシステム「WITH-X」とAI学習プラットフォーム
「WITH-X」は証券・ほふり業務向けのシステムであり、2026年3月期には関連開発案件が増加した。また、子会社ポトスは戦略人事AI SaaS「CABUILD HRシリーズ」を提供開始。人材育成サポート事業では、AIが講師・採点者を務める「iStudy AI Platform」をリリースし、教材作成から学習支援、記述式添削までを自動化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がODKソリューションズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3841ジーダット | 55億円 | 31.3倍 |
| 2 | 4196ネオマーケティング | 55億円 | — |
| 3 | 5597ブルーイノベーション | 55億円 | — |
| 4 | 4486ユナイトアンドグロウ | 55億円 | 11.0倍 |
| 5 | 3758アエリア | 54億円 | 19.0倍 |
| 6 | 3839ODKソリューションズ | 53億円 | 37.9倍 |
| 7 | 4386SIGグループ | 53億円 | 10.6倍 |
| 8 | 3965キャピタル・アセット・プランニング | 52億円 | 9.6倍 |
| 9 | 3936グローバルウェイ | 52億円 | 26.8倍 |
| 10 | 5133テリロジーホールディングス | 52億円 | 15.1倍 |
| 11 | 5591AVILEN | 52億円 | 30.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
大阪電子計算として創業し大学入試・証券業務を開始
1963年4月、大阪電子計算株式会社として大阪市に設立された。翌1964年9月には大学入試業務の受託を開始し、1965年4月には証券業務の受託を始めた。創業期から教育機関と金融機関を主要顧客とする情報処理サービス事業の基礎を築いた。
商号変更と株式上場で飛躍の準備
2006年9月、商号を大阪電子計算株式会社から株式会社ODKソリューションズに変更した。2007年3月、大阪証券取引所ヘラクレス(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。上場と同時期にISMSやISO/IEC27001などの認証を取得し、情報セキュリティ体制を強化した。
M&Aと業務・資本提携でグループを拡大
2009年7月、株式会社エフプラスの全株式を取得し連結子会社化した。2013年6月には株式会社学研ホールディングスと業務・資本提携、同社が筆頭株主となった。2014年から2016年にかけてナカバヤシ、ファルコホールディングス、リアルグローブと相次いで提携し、事業領域を広げた。
市場第一部指定とプライム市場への移行
2020年3月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更、同年12月には市場第一部に指定された。2022年4月の市場再編に伴いプライム市場に移行したが、2023年10月にはスタンダード市場へ変更している。上場区分の変更は、時価総額や流通株式時価総額の基準変動に対応したものである。
子会社の統合と新たな事業取得
2021年9月に株式会社ECSの全株式を取得した(2025年4月に吸収合併で消滅)。2022年7月には株式会社クシム(現HODL1)から人材育成サポート事業を譲受。2024年10月にはNINJAPAN株式会社を連結子会社化し、グループの事業ポートフォリオを拡充した。
継続的な業務・資本提携による成長戦略
2023年3月には株式会社花形と業務・資本提携を締結。2025年度以降も、グリーンモンスター株式会社との金融教育協業や、子会社ポトスを通じた戦略人事AI SaaSの提供開始など、アライアンスを活用した新サービス創出を進めている。
年表22件を開く
1960年代
- 1963年4月創業大阪電子計算株式会社(現 株式会社ODKソリューションズ)設立
- 1964年9月大学入試業務を受託、サービス開始
- 1965年4月証券業務を受託、サービス開始
2000年代
- 2001年10月「プライバシーマーク認定」取得(※)
- 2003年2月「ISMS認証」取得(※)
- 2004年5月「BS7799-2:2002認証」取得(※)
- 2006年9月商号変更商号を大阪電子計算株式会社より、株式会社ODKソリューションズに変更
- 2007年3月上場大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場
- 2007年6月「ISO/IEC27001認証」取得(※)
- 2009年7月M&A株式会社エフプラス(現 連結子会社)の全株式取得
2010年代
- 2013年6月株式会社学研ホールディングスと業務・資本提携、同社が当社の筆頭株主となる
- 2014年11月ナカバヤシ株式会社と業務・資本提携
- 2016年8月株式会社ファルコホールディングスと業務・資本提携
- 2016年9月株式会社リアルグローブと業務・資本提携
2020年代
- 2020年3月東京証券取引所市場第二部に市場変更
- 2020年12月東京証券取引所市場第一部に指定変更
- 2021年9月M&A株式会社ECSの全株式取得(2025年4月、吸収合併により消滅)
- 2022年4月商号変更東京証券取引所市場再編にともないプライム市場に変更
- 2022年7月株式会社クシム(現 株式会社HODL1)から人材育成サポート事業を譲受
- 2023年3月株式会社花形と業務・資本提携
- 2023年10月商号変更東京証券取引所スタンダード市場に変更
- 2024年10月M&ANINJAPAN株式会社(現 連結子会社)の全株式取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業収益2029年3月期まで10,000百万円
- 経常利益2029年3月期まで900百万円
- 配当年10円の安定配当を堅持
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コア事業の収益最大化と新技術活用
情報処理アウトソーシングを中心としたシステム運用による安定的収益を基盤に、データビジネスへの展開を推進。データ活用を広げ、プラットフォーム「アプデミー」を拡充し、個人に寄り添うサービスを目指す。
- 02
グループシナジーの最大化
グループ全体での事業ポートフォリオに基づく成長投資を継続。優先順位として新規事業・次世代サービス創出、M&A、既存事業の収益性改善に投資し、3年間で50億円の投資枠を設定。
- 03
データプラットフォーマーとしての成長
蓄積データとWeb3.0技術を活用し、自己主権型デジタルアイデンティティ基盤「アプデミー」を通じて個人の学び・体験を信用価値に変換。さらに戦略人事AI SaaSやAI教育プラットフォームを展開し、事業を拡大。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で204人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は624万円で、9期前と比べて−12.2%。平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は12.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 143 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 145 | — |
| 2019年3月 | 711 | 41.5 | 13.9 | 142 | — |
| 2020年3月 | 686 | 41.2 | 13.6 | 154 | — |
| 2021年3月 | 674 | 40.9 | 13.0 | 160 | — |
| 2022年3月 | 650 | 41.2 | 13.1 | 195 | — |
| 2023年3月 | 635 | 41.4 | 12.0 | 198 | — |
| 2024年3月 | 634 | 40.9 | 11.7 | 202 | — |
| 2025年3月 | 632 | 40.8 | 11.7 | 209 | 239 |
| 2026年3月 | 624 | 41.3 | 12.1 | 204 | 294 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達1,260万円ガバメントクラウドにおけるヘルプデスクツール(Zendesk)ライセンスの更新(令和8年7月~令和9年6月)デジタル庁 · 2026-05-27
- 調達1,051万円ガバメントクラウドの運用環境の整備に係るツールの調達デジタル庁 · 2023-03-17
- 調達945万円ガバメントクラウドにおけるヘルプデスクツール(Zendesk)ライセンスの更新(令和7年7月~令和8年6月)デジタル庁 · 2025-05-22
- 調達918万円ガバメントクラウドの運用環境の整備に係るツール(Zendeskライセンス)の調達(令和6年度)(単価)デジタル庁 · 2024-03-26
- 調達524万円令和7年度デジタル認証アプリのお問合せ管理ツール (Zendesk ライセンス)の調達(単価契約)デジタル庁 · 2025-01-28
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は67億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.1%、利益が+20.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 70億円 | 67億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 6億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥10 | ¥10 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は−3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 25 | — | — | 5 |
| 2024年1Q | 10 | −1 | −10.0 | −1 |
| 2024年2Q | 9 | −2 | −22.2 | −1 |
| 2024年3Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 27 | — | — | 5 |
| 2025年2Q | 21 | −4 | −19.0 | −3 |
| 2025年4Q | 44 | 9 | 20.5 | 6 |
| 2026年2Q | 21 | −4 | −19.0 | −3 |
| 2026年4Q | 46 | 10 | 21.7 | 4 |
| 2027年1Q | 10 | −3 | −30.0 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は35億円から67億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は9.0%。売上は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 35 | — | 5 | — | 3 |
| 2014年3月 | 32 | — | 4 | — | 2 |
| 2015年3月 | 33 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年3月 | 35 | — | 1 | — | 1 |
| 2017年3月 | 43 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年3月 | 49 | — | 4 | — | 3 |
| 2019年3月 | 53 | — | 6 | — | 3 |
| 2020年3月 | 52 | — | 6 | — | 4 |
| 株式会社ECSの全株式取得(2025年4月、吸収合併により消滅) | |||||
| 2021年3月 | 54 | — | 7 | — | 5 |
| 東京証券取引所市場再編にともないプライム市場に変更 | |||||
| 2022年3月 | 55 | — | 5 | — | 2 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に変更 | |||||
| 2023年3月 | 56 | — | 4 | — | 2 |
| NINJAPAN株式会社(現 連結子会社)の全株式取得 | |||||
| 2024年3月 | 59 | — | 6 | — | 3 |
| 2025年3月 | 65 | 5 | 6 | 7.7 | 3 |
| 2026年3月 | 67 | 6 | 7 | 9.0 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高67億円のうち、営業利益として残るのは6億円で9.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.2%45億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.9%16億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.0%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は31億円で、売上の5.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3 | −4 | −2 | −1 | 10 |
| 2014年3月 | 7 | 2 | −4 | 9 | 14 |
| 2015年3月 | 2 | −5 | 4 | −3 | 15 |
| 2016年3月 | 5 | −1 | −3 | 4 | 16 |
| 2017年3月 | 7 | −2 | 3 | 5 | 24 |
| 2018年3月 | 3 | −2 | −2 | 1 | 23 |
| 2019年3月 | 7 | −2 | −5 | 5 | 23 |
| 2020年3月 | 7 | −5 | −4 | 2 | 21 |
| 2021年3月 | 7 | −6 | 2 | 1 | 24 |
| 2022年3月 | 9 | −5 | −4 | 4 | 24 |
| 2023年3月 | 5 | −6 | 4 | −1 | 27 |
| 2024年3月 | 11 | −6 | −5 | 5 | 27 |
| 2025年3月 | 10 | −7 | 1 | 3 | 31 |
| 2026年3月 | 7 | −3 | −4 | 4 | 31 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は90億円。このうち返さなくてよい自己資本が64億円で、自己資本比率は71.1%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 55 | 40 | 15 | 73.4 |
| 2014年3月 | 52 | 39 | 13 | 75.1 |
| 2015年3月 | 58 | 39 | 19 | 67.5 |
| 2016年3月 | 58 | 40 | 18 | 68.0 |
| 2017年3月 | 65 | 42 | 23 | 64.2 |
| 2018年3月 | 72 | 48 | 24 | 67.0 |
| 2019年3月 | 72 | 51 | 21 | 70.6 |
| 2020年3月 | 75 | 56 | 19 | 74.7 |
| 2021年3月 | 83 | 59 | 24 | 70.9 |
| 2022年3月 | 80 | 57 | 23 | 71.4 |
| 2023年3月 | 85 | 58 | 27 | 67.9 |
| 2024年3月 | 87 | 61 | 26 | 69.6 |
| 2025年3月 | 93 | 63 | 29 | 68.1 |
| 2026年3月 | 90 | 64 | 26 | 71.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中211位あたり、逆に低いのはROEで605社中542位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥645で、1年前と比べて+3.2%。過去52週の値幅のなかでは48%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 37.9倍 |
| PER (会社予想) | 17.6倍 |
| PBR | 0.85倍 |
| 配当利回り | 1.55% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は633円で、25日移動平均線(626.92円)を+0.97%上回って推移。52週高値(706円)からは約10.3%下回る一方、52週安値(584円)からは8.4%上昇しており、レンジのやや上寄り。直近1ヶ月で+1.8%と緩やかな上昇トレンド。出来高は1日平均約1,400株と低水準だが、節目を意識した値動き。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PER 37.17倍は同業界平均29.65倍を上回り割高感がある。一方PBR 0.81倍は平均3.44倍を大きく下回り、資産価値からは割安。ROE 2.2%と低収益で、株価は収益力に見合っていない可能性。配当利回りは1.59%と平均を上回るが、配当性向96.2%と無理な配当水準で持続性に懸念。減益予想も重なり、割高と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 37.9倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 17.6倍 | — |
| PBR | 0.85倍 | 2.96倍 |
| ROE | 2.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
堅調な増収と利益率改善が続くが、急成長は見込めない。強気派はストック収入の積み上げとクラウドシフトによる高付加価値化を評価する一方、弱気派は市場の成熟と競争激化による成長鈍化を懸念する。
- 安定したストック収入
保守契約がベースとなり、売上・利益の下支えとなる。
- 利益率の改善トレンド
営業利益率が7.69%→8.96%と上昇しており、収益性が向上。
- クラウド/DX需要
レガシーシステムの置き換え需要があり、クラウドサービスが成長を牽引。
- 営業利益増加基調で収益改善2026年3月期影響中
営業利益5→6億円(+20%)、営業利益率7.7%→9.0%に上昇。
- PBR0.8倍で割安株価継続影響弱
PBR0.81倍と解散価値割れ、株主還元余地。
- システムインテグレーション需要継続影響弱
売上高65→67億円と安定成長、DX需要取り込み。
- 配当利回り1.6%で下支え継続影響弱
年間配当10円(総額約0.8億円)維持なら利回り1.6%。
- 成長の頭打ち
売上成長率が鈍化し、2026年は67億円とほぼ横ばい見通し。
- 競争激化
フィンテック企業や大手SIerとの競合が激しく、価格競争に陥るリスク。
- 利益率の天井感
営業利益率10%弱が上限で、大幅な改善期待は薄い。
- 純利益急減で株価下落懸念2026年3月期影響強
2026年3月期純利益1億円(前期比-67%)、EPS低下でPER上昇。
- 売上高成長鈍化2026年3月期影響中
売上高伸び率13%→3%に減速、市場期待下回る。
- 財務体質の弱さ継続影響中
ROE2.2%と低く、自己資本比率も低い可能性。
- 外国人保有率極低継続影響弱
外国人持株0.4%と低く、需給面で上値重い。
- 売上高成長率
- 市場の成熟度を見るのに重要。
- 営業利益率
- 競争環境の変化を反映する。
- クラウド売上比率
- 成長分野へのシフトが進んでいるかの指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.55%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 10 | — | 65.0 |
| 2018年3月 | 10 | 0.0 | 29.4 |
| 2019年3月 | 10 | 0.0 | 26.4 |
| 2020年3月 | 10 | 0.0 | 23.5 |
| 2021年3月 | 10 | 0.0 | 17.6 |
| 2022年3月 | 10 | 0.0 | 40.1 |
| 2023年3月 | 10 | 0.0 | 38.5 |
| 2024年3月 | 10 | 0.0 | 33.0 |
| 2025年3月 | 10 | 0.0 | 25.2 |
| 2026年3月 | 10 | 0.0 | 96.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ12,695人。区分でいちばん多いのは事業法人で46.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.7%を占め、残る42.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 50.0 | 50.0 | 50.0 | 50.3 | 51.9 | 46.6 |
| 個人・その他 | 25.5 | 26.2 | 26.9 | 29.2 | 32.6 | 37.7 |
| 金融機関 | 17.0 | 17.3 | 17.9 | 15.7 | 11.1 | 11.1 |
| 証券会社 | 5.7 | 5.0 | 4.5 | 4.1 | 3.9 | 4.2 |
| 外国法人 | 1.8 | 1.5 | 0.7 | 0.7 | 0.5 | 0.4 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 1.3 | 1.3 | 0.3 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社学研ホールディングス | 16.46 |
| 02 | 株式会社ファルコホールディングス | 10.37 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 6.48 |
| 04 | ナカバヤシ株式会社 | 5.49 |
| 05 | 日本通信紙株式会社 | 4.88 |
| 06 | 広田証券株式会社 | 3.66 |
| 07 | 日本システム技術株式会社 | 3.66 |
| 08 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.66 |
| 09 | 株式会社三井住友銀行 | 3.66 |
| 10 | 株式会社りそな銀行 | 3.66 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−47%、1株純資産は14期で+54%。直近期のROEは2.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 32 | 509 | 6.4 | 12.2 | 36.2 |
| 2014年3月 | 32 | 539 | 6.0 | 11.3 | 30.1 |
| 2015年3月 | 13 | 540 | 2.3 | 24.5 | 75.6 |
| 2016年3月 | 9 | 544 | 1.7 | 34.5 | 110.9 |
| 2017年3月 | 16 | 547 | 3.0 | 23.6 | 65.0 |
| 2018年3月 | 34 | 591 | 5.8 | 15.5 | 29.4 |
| 2019年3月 | 38 | 616 | 6.2 | 13.4 | 26.4 |
| 2020年3月 | 45 | 683 | 6.9 | 11.0 | 23.5 |
| 2021年3月 | 58 | 716 | 8.3 | 13.0 | 17.6 |
| 2022年3月 | 24 | 700 | 3.3 | 26.5 | 40.1 |
| 2023年3月 | 29 | 716 | 4.1 | 20.6 | 38.5 |
| 2024年3月 | 33 | 748 | 4.5 | 20.5 | 33.0 |
| 2025年3月 | 32 | 771 | 4.3 | 17.4 | 25.2 |
| 2026年3月 | 17 | 783 | 2.2 | 36.1 | 96.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額110百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 勝根秀和 | 代表取締役 社長 | 63 | 94,300 |
| 森脇博文 | 常務取締役 | 60 | 48,500 |
| 作本宜之 | 常務取締役 | 56 | 47,500 |
| 大塚浩司 | 取締役 人事財務部 ゼネラルマネージャー | 57 | 31,200 |
| 川口伸也 | 取締役 | 61 | — |
| 吉村美樹雄 | 取締役(常勤監査等委員) | 61 | 32,000 |
| 藤岡寛 | 取締役(監査等委員) | 75 | — |
| 平松亜矢子 | 取締役(監査等委員) | 51 | — |
| 多田真人 | 上席執行役員 証券・金融ソリューション部 ゼネラルマネージャー | — | — |
| 中島和生 | 上席執行役員 | — | — |
| 民野昌幸 | 執行役員 本社付 シニアマネージャー | — | — |
| 尾西宏之 | 執行役員 本社付 シニアマネージャー | — | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 河合勇治 | 執行役員 pottos事業推進室 ゼネラルマネージャー | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 81 | 5 | 8 | 86 | 17 |
| 取締役(社内) | 2 | 15 | — | — | 15 | 8 |
| 社外取締役 | 3 | 9 | — | — | 9 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容527字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,166字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,046字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,478字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第63期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第63期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第62期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第61期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-02
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第60期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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