概要
ユナイトアンドグロウは、2005年創業の情報通信業企業である。2019年12月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)市場に上場した。自社の社員を顧客企業の情報システム部門に派遣する「シェアード社員」サービスを中核とし、中堅・中小企業のIT人材不足の解消を図る。2025年12月期の売上高は35億円、従業員数は307名。
シェアード社員が担うコーポレートIT部門の業務支援
主力サービスは、会員制の「シェアード社員」である。当社所属の社員が顧客のオフィスへ出向き、IT課題の策定、内部統制、システム運用、ヘルプデスク、人材育成などを幅広く支援する。契約形態は準委任契約で、指揮命令は当社が行う。料金はポイント制を採用し、顧客は事前にポイントを購入、時間課金で消費する。余ったポイントは翌月以降に繰り越される。顧客は月々の利用時間に見合ったコースを選択する。
対象顧客を50~1,000人規模の成長企業に限定
サービス提供対象は、従業員50名から1,000名規模の中堅・中小企業に絞られる。地域は東京都千代田区を中心とした東京23区内および横浜市中区・西区に所在する企業に限定し、効率的なサービス提供と品質維持を実現している。業種に偏りはない。2025年12月期末の会員数は814社、そのうち実際にサービスを利用する実働会員は243社、関連会社を含めた実質支援社数は433社である。
三つの特化型サービスで事業領域を拡大
基盤となる「情シス総合」に加え、専門性の高い特化型サービスを展開している。内製開発支援はローコード開発ツールを活用し、顧客の社内システム開発と保守を支援する。ITインフラ支援は2025年12月期より開始し、サーバやネットワークの構築・運用保守に特化する。2025年12月期のサービス別売上高は、情シス総合が3,171百万円、内製開発が207百万円、ITインフラが135百万円である。
人材の採用と育成が成長の鍵
事業は人材に依存するため、採用と育成は常に最重要課題である。2025年12月期末のシェアード社員数は274人と前年比32人増加した。中長期ビジョン「UGビジョン30th」では年平均成長率15%を掲げ、2033年までに社員1,000人、売上高100億円、営業利益20億円を目標とする。離職防止のため社宅制度や株式報酬制度を導入し、人材の定着を図っている。
業界の中での役割は中堅・中小企業向けコーポレートIT部門のアウトソーシングサービス提供者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2023/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コーポレートIT 総合支援 | 24億円 | 92.3% | 9億円 | 37.5% |
| コーポレートIT 内製開発支援 | 1億円 | 3.8% | 1億円 | 100.0% |
| キャッシュレス セキュリティ・コンサルティング | 1億円 | 3.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01中堅・中小企業(コーポレートIT部門)主力
従業員50名から1,000名規模の企業に対し、IT人材不足を解消するため、自社所属の「シェアード社員」を派遣し、IT課題のヒアリングから課題解決までを支援。コンサルティング、システム運用、人材育成など幅広いニーズに対応。準委任契約に基づく時間課金制で、ポイント制度を採用。
- シェアード社員サービス
- 自社社員を顧客企業のコーポレートIT部門に時間単位で派遣し、IT課題の策定、システムインフラ整備、ヘルプデスク、システム担当者育成などの支援を行う会員制サービス。
- 会員制ナレッジシェアサービス「Kikzo」
- 顧客企業が企業秘密を守りながら、ITに関する質問や情報共有を行える会員制のナレッジシェアサービス。
製品と技術
シェアード社員によるコーポレートIT総合支援
「情シス総合」は、コーポレートIT部門のあらゆる業務をシェアード社員が支援するサービスである。具体的には、IT課題の策定、内部統制の整備、ITインフラの構築・運用、ヘルプデスク対応、システム担当者の育成など多岐にわたる。準委任契約で時間課金制をとり、2025年12月期の売上高は3,171百万円と全社売上の約9割を占める。
ローコード開発を活用した内製開発支援
「内製開発」サービスは、ローコード開発ツールを用いて顧客の社内システムの内製開発を支援する。保守メンテナンスを重視し、独自のチーム制開発手順により顧客側にも開発ノウハウを移転することを目的とする。2025年12月期の売上高は207百万円。情シス総合で培った顧客基盤を活用し、専門性を深めている。
ITインフラの構築・運用保守に特化した新サービス
2025年12月期より開始した「ITインフラ」サービスは、サーバやネットワーク等のITインフラ構築と運用保守に特化する。情シス総合で蓄積したノウハウをベースに、顧客のインフラ最適化を実現する。初年度となる同期の売上高は135百万円を記録し、将来的な成長が期待される。
会員制ナレッジシェアサービス「Kikzo」
2017年6月に開設された「Kikzo」は、会員企業の社員同士がITに関する質問や情報共有を行うQ&Aコミュニティである。企業秘密を守りながら専門家や他社ユーザーと交流できる点が特徴。シェアード社員サービス加入者は追加費用なく利用可能で、ナレッジの循環を促進する役割を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
高収益SaaS、成長鈍化も改善基調
ユナイトアンドグロウは情報・通信業のSaaS企業。売上高は27→30→35億円と成長、営業利益率も13.33%から17.14%へ向上。同業のVRain SolutionやCocoliveと比べ、収益規模は中程度だが、利益率で優位。ソラコムも成長企業だが、同社は利益率で比較的高い水準を維持。国内市場に特化している可能性。
強み
- 17%超と同業他社と比較しても高水準な収益性。
- 売上高が3期連続で増加しており、堅調な需要が確認できる。
- サブスクリプション収入により安定した収益基盤。
- 直近期は黒字を維持しており、財務体質は良好。
課題
- 売上成長率がやや鈍化(前年比11%→17%増)しており、さらなる拡大が課題。
- VRainなど同業が追い上げ、差別化が必要。
- 海外展開が無く、国内市場の縮小リスクに晒される。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がユナイトアンドグロウ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3653モルフォ | 56億円 | — |
| 2 | 4486ユナイトアンドグロウ | 55億円 | 11.0倍 |
| 3 | 3826システムインテグレータ | 55億円 | 11.9倍 |
| 4 | 3841ジーダット | 55億円 | 31.3倍 |
| 5 | 4196ネオマーケティング | 55億円 | — |
| 6 | 5597ブルーイノベーション | 55億円 | — |
| 7 | 3758アエリア | 54億円 | 19.0倍 |
| 8 | 3839ODKソリューションズ | 53億円 | 37.9倍 |
| 9 | 4386SIGグループ | 53億円 | 10.6倍 |
| 10 | 3965キャピタル・アセット・プランニング | 52億円 | 9.6倍 |
| 11 | 3936グローバルウェイ | 52億円 | 26.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
情報システム部門支援サービスで創業した2005年
2005年2月、東京都渋谷区において株式会社テクネットを設立。中堅・中小企業向けに情報システム部門を支援するインソーシング事業を開始した。同年7月に本社を千代田区一番町へ移転し、8月には「情報システム部門の会員制サービス」を開始。事業の原型がこの年に形作られた。
Q&Aサイト「シス蔵」開設とISO認証取得(2007年)
2007年3月、情報システム担当者向けのQ&Aコミュニティサイト「シス蔵」をオープン。同サイトは後に「Syszo」へリニューアルされ、2024年まで運営された。同年9月には情報セキュリティマネジメントの国際規格ISO/IEC27001の認証を取得。セキュリティ面での信頼性を高め、事業基盤を強化した。
商号変更とシンガポール進出(2014年)
2014年1月、商号をユナイトアンドグロウ株式会社に変更。同年7月にはシンガポール支店を開設し、海外展開を試みた。しかし、支店は2016年8月に閉鎖され、海外直接拠点は失われた。同年8月、本社を現在の千代田区神田駿河台へ移転。商号変更と本社移転により、現在の体制が整った。
エフジェイコンサルティングの買収と統合(2015年~2024年)
2015年11月、セキュリティ事業を運営するエフジェイコンサルティング株式会社の全株式を取得し、完全子会社化した。これによりセキュリティ関連の知見とサービスを内部に取り込んだ。その後、2024年6月に吸収合併し、同社の事業を本体に統合した。
東京証券取引所マザーズ上場(2019年)
2019年12月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。上場により得た資金を人材採用やサービス開発に投じ、成長を加速させる基盤を築いた。
Syszo終了と新たな特化型サービスの開始(2024年~2025年)
2024年6月、長年運営してきた情シス特化型メディア「Syszo」(旧シス蔵)をサービス終了。一方、同年よりITインフラ支援を新たな特化型サービスとして開始した。2025年12月期には同事業が売上高1.35億円を計上し、サービスポートフォリオの拡充が進んでいる。Q&Aサービス「Kikzo」は引き続き提供中である。
年表19件を開く
2000年代
- 2005年2月創業東京都渋谷区において、株式会社テクネットを設立し、中堅・中小企業向けの情報システム部門を支援するサービスとしてインソーシング事業(コーポレートIT部門の業務支援事業)を開始
- 2005年7月本社を東京都千代田区一番町へ移転
- 2005年8月インソーシング事業(コーポレートIT部門の業務支援事業)において「情報システム部門の会員制サービス」を開始
- 2007年3月情報システム担当者向けのQ&Aコミュニティサイト「シス蔵」をオープン
- 2007年9月情報セキュリティマネジメントシステム国際規格(ISO/IEC27001)の認証を取得
2010年代
- 2011年7月大阪府大阪市北区梅田において大阪オフィスを開設
- 2011年9月本社を東京都新宿区北新宿へ移転
- 2014年1月商号をユナイトアンドグロウ株式会社へ変更
- 2014年7月シンガポールにおいてシンガポール支店を開設
- 2015年9月情シス特化型メディア「Syszo」(「シス蔵」のリニューアル版)をオープン
- 2015年11月M&Aセキュリティ事業を運営するfjコンサルティング株式会社の全株式を取得し、完全子会社化
- 2016年8月本社を東京都千代田区神田駿河台へ移転
- 2016年8月シンガポールにおいてシンガポール支店を閉鎖
- 2017年6月会員制Q&Aサービス「Kikzo」をオープン
- 2018年7月大阪オフィスを閉鎖
- 2019年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行
- 2024年6月M&Afjコンサルティング株式会社を吸収合併
- 2024年6月Syszoをサービス終了
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 年平均成長率15%
- 社員数2033年まで1,000人
- 売上高2033年まで100億円
- 営業利益20億円
- 時価総額300億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
シェアードエンジニアリングの拡大深化
主力の「情シス総合」を基盤に、内製開発、ITインフラ、会計ITなどの特化型サービスを順次立ち上げるとともに、M&Aを組み合わせて事業領域を拡大する。
- 02
人材確保・育成と定着率向上
優秀な人材を通年で安定的に採用するため、社内採用体制や広報活動を強化し、リファーラル採用も推進。また、働きやすい環境整備や株式報酬制度、キャリアパスの多様化などで定着率向上に注力する。
- 03
ノウハウ蓄積と新サービス開発
シェアードエンジニアリングのノウハウを蓄積し、競争優位性を強化。情シス総合を基盤とした新サービスを開発し、既存サービスと競合・補完する形で事業全体の品質向上を図る。
- 04
内部管理体制とコンプライアンス強化
準委任契約の適正運用を徹底するため、入社時研修や定期的な理解度確認テストを実施。情報セキュリティマネジメントシステム認証を維持し、個人情報・機密情報の管理体制を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で307人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は641万円で、6期前と比べて+20.8%。平均年齢は34.9歳、平均勤続年数は4.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 531 | 35.8 | 4.0 | 156 | — |
| 2020年12月 | 560 | 35.7 | 4.3 | 175 | — |
| 2021年12月 | 586 | 36.0 | 4.6 | 194 | — |
| 2022年12月 | 625 | 35.8 | 4.7 | 209 | — |
| 2023年12月 | 629 | 35.3 | 4.7 | 244 | — |
| 2024年12月 | 627 | 35.0 | 4.2 | 275 | 145 |
| 2025年12月 | 641 | 34.9 | 4.2 | 307 | 195 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内fjコンサルティング株式会社東京都千代田区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は35億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収増益で、売上が+16.7%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 41億円 | 35億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 6億円 |
| 純利益 | 5億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥16 | ¥16 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は21億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+31.3%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 6 | 1 | 16.7 | 0 |
| 2023年2Q | 6 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年3Q | 7 | 2 | 28.6 | 1 |
| 2023年4Q | 8 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2024年2Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2024年4Q | 16 | 2 | 12.5 | 2 |
| 2025年2Q | 16 | 3 | 18.8 | 2 |
| 2025年4Q | 19 | 3 | 15.8 | 2 |
| 2026年2Q | 21 | 4 | 19.0 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年12月期からの11期で、売上は7億円から35億円へ5.0倍に増えた。直近期の営業利益率は17.1%。売上は10期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| セキュリティ事業を運営するfjコンサルティング株式会社の全株式を取得し、完全子会社化 | |||||
| 2015年12月 | 7 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年12月 | 8 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年12月 | 12 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年12月 | 14 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2019年12月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年12月 | 17 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年12月 | 21 | — | 3 | — | 2 |
| 2022年12月 | 23 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年12月 | 27 | — | 4 | — | 3 |
| fjコンサルティング株式会社を吸収合併 | |||||
| 2024年12月 | 30 | 4 | 4 | 13.3 | 4 |
| 2025年12月 | 35 | 6 | 6 | 17.1 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高35億円のうち、営業利益として残るのは6億円で17.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の11.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.3%19億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.4%11億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.1%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年12月期は営業CFが7億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は23億円で、売上の7.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 |
| 2018年12月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 7 |
| 2019年12月 | 3 | −2 | 4 | 1 | 12 |
| 2020年12月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 14 |
| 2021年12月 | 4 | −1 | 0 | 3 | 17 |
| 2022年12月 | 2 | −5 | 0 | −3 | 15 |
| 2023年12月 | 4 | −1 | −1 | 3 | 16 |
| 2024年12月 | 6 | 0 | −1 | 6 | 21 |
| 2025年12月 | 7 | −3 | −2 | 4 | 23 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年12月期の総資産は35億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は64.5%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年12月 | 4 | 3 | 1 | 55.9 |
| 2016年12月 | 6 | 3 | 3 | 45.2 |
| 2017年12月 | 8 | 3 | 5 | 44.8 |
| 2018年12月 | 9 | 5 | 4 | 53.6 |
| 2019年12月 | 15 | 10 | 5 | 68.1 |
| 2020年12月 | 18 | 12 | 6 | 67.2 |
| 2021年12月 | 21 | 14 | 7 | 65.4 |
| 2022年12月 | 24 | 16 | 8 | 67.6 |
| 2023年12月 | 26 | 18 | 8 | 70.7 |
| 2024年12月 | 31 | 20 | 10 | 66.3 |
| 2025年12月 | 35 | 22 | 12 | 64.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中133位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中340位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥690で、1年前と比べて+0.0%。過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.0倍 |
| PER (会社予想) | 11.2倍 |
| PBR | 2.97倍 |
| 配当利回り | 2.32% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1ヶ月で-0.6%とほぼ横ばいで、25日線(641.72円)を下回る632円。52週安値617円に近く、下値不安が残る。出来高は平均5,000株と低調で、市場の関心が薄い。RSIは44.4と中立圏で、方向感は乏しい。週足では75日線(658円)と200日線(681円)を下回り、中長期的な弱気トレンドが続く。反発には材料不足。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが12.2倍と業界平均29.9倍を大きく下回り、PBRも2.72倍と業界平均3.45倍を下回る。配当利回りは4.43%と業界平均3.51%を上回り、ROE19.2%と収益性も高い。業績も売上・利益とも拡大傾向にあり、バリュエーションは割安と判断できる。ただし、配当性向53.8%とやや高く、将来の増配余地は限定的かもしれない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.0倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 11.2倍 | — |
| PBR | 2.97倍 | 2.96倍 |
| ROE | 19.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高の伸びは緩やかだが、営業利益率は13.33%から17.14%へ大幅改善を見込む。強気派は高い収益性と増益を評価し、成長の持続性を信じる。弱気派は売上成長が鈍く、市場競争の中で優位性が保てるか懸念する。また、高配当利回り4.43%が株主還元の魅力。
- 利益率の大幅改善
営業利益率17.14%と高く、効率的な事業運営が持続する見込み
- 高配当利回り
配当利回り4.43%は魅力的で、株主還元が手厚い
- ROEの高さ
ROE19.2%と高く、資本効率の良さが評価される
- 2025年12月期は営業利益50%増2025年12月期影響中
営業利益は4→6億円と50%増。売上高35億円と過去最高を更新
- 営業利益率が13.3%→17.1%へ大幅改善2025年12月期影響中
売上原価率改善等で営業利益率が3.8pt上昇。高収益体質への転換
- 配当利回り4.43%と高水準のインカム通年影響弱
予想配当利回り4.43%は東証一部平均を上回る。下値での買い支え期待
- ROE19.2%と資本効率が高い継続影響中
ROE19.2%は成長投資と株主還元の両立を示す。PBR2.72倍も正当化
- 低い成長率
売上高の成長率は年間10%程度と緩やかで、市場拡大の恩恵が限定的
- 競合の存在
大手ベンダーや新興SaaSとの競争が激化し、シェア確保が難しくなる可能性
- PERの割高感
PER12.2倍は成長鈍化を考慮すると割高に映る
- 純利益が4億円と2期連続横ばい2025年12月期影響中
営業利益50%増の一方、純利益は4億円で前期と同額。税金や非支配持分が重石
- フォーキャストPER非開示で先行き不透明決算発表後影響弱
予想PERがnullで、市場は来期減益を警戒してバリュエーションを抑制
- 株価は1年でほぼ横ばい、上値が重い短期影響弱
1年リターン-0.1%。材料出尽くし感が強く、レンジ相場継続
- 外国人保有7.1%と需給が細く、売りが出やすい継続影響弱
海外投資家比率7.1%と低く、大型の買い手不在で相場変動が大きい
- 営業利益率
- 事業の収益性の維持・改善が持続的な成長の鍵となるため
- 顧客単価
- 既存顧客の拡大が売上成長をけん引するため
- 解約率
- 解約率が低いほど安定収益が期待でき、競争力の指標となる
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり16円で、前期から+133.3%。いまの株価に対する利回りは2.32%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 3 | — | 12.9 |
| 2021年12月 | 6 | 140.0 | 23.6 |
| 2022年12月 | 8 | 33.3 | 26.2 |
| 2023年12月 | 11 | 37.5 | 30.8 |
| 2024年12月 | 12 | 9.1 | 24.5 |
| 2025年12月 | 28 | 133.3 | 53.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥16
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,626人。区分でいちばん多いのは個人・その他で60.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.5%を占め、残る69.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.7 | 57.1 | 63.0 | 62.5 | 61.4 | 60.5 |
| 事業法人 | 30.4 | 29.3 | 28.1 | 27.2 | 26.9 | 26.1 |
| 外国法人 | 3.2 | 3.2 | 1.6 | 1.5 | 4.8 | 7.0 |
| 金融機関 | 4.6 | 5.4 | 4.6 | 6.1 | 4.0 | 4.4 |
| 証券会社 | 4.0 | 4.9 | 2.7 | 2.8 | 2.8 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | エス・アセットマネジメント株式会社 | 25.12 |
| 02 | 須田 騎一朗 | 16.04 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.79 |
| 04 | 岡 美恵子 | 2.35 |
| 05 | ユナイトアンドグロウ従業員持株会 | 1.98 |
| 06 | 槇田 重夫 | 1.63 |
| 07 | 須田 愛子 | 1.51 |
| 08 | MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.48 |
| 09 | 渡部 裕之 | 1.38 |
| 10 | BANQUE PICTET AND CIE SA RP ACTIONSMARCHES DEVELOPPES SMALL AND MIDCAP(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.34 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で−98%、1株純資産は11期で−98%。直近期のROEは19.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年12月 | 2,874 | 17,999 | 16.6 | — | — |
| 2016年12月 | 744 | 18,743 | 4.1 | — | — |
| 2017年12月 | 24 | 121 | 22.3 | — | 49.7 |
| 2018年12月 | 44 | 170 | 29.8 | — | 9.3 |
| 2019年12月 | 46 | 287 | 17.5 | 33.6 | 9.3 |
| 2020年12月 | 44 | 326 | 14.3 | 32.3 | 12.9 |
| 2021年12月 | 27 | 186 | 15.4 | 31.6 | 23.6 |
| 2022年12月 | 31 | 205 | 16.0 | 20.0 | 26.2 |
| 2023年12月 | 39 | 235 | 17.7 | 14.4 | 30.8 |
| 2024年12月 | 49 | 259 | 20.3 | 10.7 | 24.5 |
| 2025年12月 | 52 | 283 | 19.2 | 13.6 | 53.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額141百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 須田騎一朗 | 代表取締役社長 | 60 | 3,277,900 |
| 髙井庸一 | 取締役 HR本部長 | 56 | 67,600 |
| 岡美恵子 | 取締役 管理本部長 | 59 | 187,600 |
| 齋藤智芳 | 取締役 インソーシング事業本部長 | 36 | 12,800 |
| 平林由義 | 取締役 | 63 | 2,000 |
| 肥後一雄 | 常勤監査役 | 84 | 46,000 |
| 依田修一 | 監査役 | 60 | 20,000 |
| 鈴木雅子 | 監査役 | 72 | 2,000 |
| 蓮池隆夫 | 監査役 | 68 | — |
| 古我知史 | 取締役 | 67 | — |
| 竹下慶之 | 監査役 | 66 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 88 | 35 | 123 | 31 |
| 社外取締役 | 5 | 18 | — | 18 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,716字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,047字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,642字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,750字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第22期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-19
- 半期報告書半期報告書-第21期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第20期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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