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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

グローバルウェイ

Globalway, Inc.3936 · Growth · 情報・通信業

DX支援とキャリア支援、個人の時間売買を軸に、企業と個人の両面からデジタル社会の課題解決を担う独立系テクノロジー企業。

概要

グローバルウェイは、企業のDX推進を支援するデジタル・ソリューション事業、働く人のキャリア形成を支えるキャリアイノベーション事業(キャリコネ)、個人の時間を売買できるシェアリング事業(TimeTicket)を中核とする情報通信企業である。2004年設立、2016年に東証マザーズに上場し、現在はグロース市場に所属。2026年3月期の連結売上高は40億円、営業利益3億円を計上。従業員数は153名(単体)で、子会社に株式会社タイムチケットを持つ。

三つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは、2026年3月期より従来の5区分から3区分にセグメントを再編した。デジタル・ソリューション事業は、SalesforceやHubspotなどのクラウドソリューション導入支援やDXコンサルティングを提供し、同期の売上高は1,578百万円(前期比7.2%増)、セグメント利益は423百万円に拡大した。キャリアイノベーション事業は、口コミサイト「キャリコネ」とハイクラス人材紹介を展開し、売上高529百万円(同12.9%減)ながらセグメント利益85百万円(同81.0%増)と収益性が改善した。シェアリング事業は、子会社の株式会社タイムチケットが「TimeTicket」「TimeTicket Pro」及びTikTok Live代理店を運営し、売上高1,938百万円(同84.6%増)、セグメント利益156百万円とグループ最大の売上セグメントに成長した。

グループ会社と持分法適用関連会社

当社グループは、当社および連結子会社2社(株式会社タイムチケット、TimeTicket Inc.)、持分法適用関連会社1社(CODE2LAB.PTE.LTD.)で構成される。株式会社タイムチケットは2019年4月に設立され、シェアリング事業の中核を担う。2026年3月には、同社が米国テキサス州にTimeTicket Inc.を設立し、海外展開の基盤を構築した。また、同時期に株式会社ウエストゲートエンタテインメントを設立し、新たな事業領域を開拓している。持分法適用関連会社のCODE2LAB.PTE.LTD.はミャンマーの飲食店向けクラウドサービスを手掛けるが、同国の状況により現時点での業績寄与は限定的である。なお、2024年3月にスイスの子会社TimeTicket GmbHの解散を決議し、2025年6月に清算を結了した。

2026年3月期の業績と財務状況

当連結会計年度(2026年3月期)の連結売上高は4,014百万円(前期比30.7%増)で、過去最高を更新した。営業利益は307百万円(前期は261百万円の損失)、経常利益311百万円、親会社株主に帰属する当期純利益192百万円と、前年度の赤字から大幅に黒字転換した。営業活動によるキャッシュ・フローは301百万円の獲得(前期は542百万円の使用)で、資金繰りも改善した。財政状態については、総資産2,166百万円(前期比394百万円増)、負債677百万円、純資産1,489百万円と自己資本比率は68.8%と健全な水準を維持している。なお、セグメントごとの業績では、シェアリング事業が売上高の約48%を占め、デジタル・ソリューション事業が利益の約53%を稼ぎ出す構造となっている。

事業環境と経営指標

当社グループが事業を展開するDX市場は、富士キメラ総研の予測によれば2030年度に約9.2兆円に達する見込みで、企業の「人材不足」「知識不足」が課題として指摘されている。この環境下で当社は、デジタル・ソリューション事業においてエンジニアの採用・育成によるケイパビリティ拡大、キャリアイノベーション事業ではSEO対策と販売体制強化、シェアリング事業ではTikTok Live代理店活動と海外進出を重点戦略に掲げる。経営目標として、2027年3月期の連結売上高4,307百万円、営業利益125百万円、経常利益124百万円、当期純利益123百万円を掲げている。また、人材確保とエンゲージメント向上、マネージャー層育成、情報管理体制強化を優先課題として認識している。

業界の中での役割は企業向けDXコンサルティング・導入支援、求人情報プラットフォーム運営、個人向け時間売買マーケットプレイス運営。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
40億円
営業利益
3億円
営業利益率
7.5%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
シェアリング事業19億円47.5%2億円10.5%
デジタル・ソリューション事業16億円40.0%4億円25.0%
キャリアイノベーション事業5億円12.5%1億円20.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業(全業種)主力

企業のDX推進を支援する事業。基幹業務システムとクラウドソリューションを組み合わせたデジタルプラットフォーム構築や、SalesforceやHubspotなどの導入支援、AIソリューション導入、ITコンサルティング、PMO支援を提供し、上流から定着まで一貫支援する。

主な製品・サービス5
デジタルプラットフォーム構築
基幹業務システムと最適なクラウドソリューションを組み合わせ、企業のDX推進を支えるデジタル基盤を構築するサービス。
Salesforce導入支援
CRMプラットフォームであるSalesforceの導入を支援し、顧客管理や営業支援の業務改革をサポートする。
Hubspot導入支援
マーケティング・営業・顧客管理を統合するHubspotの導入を支援し、企業のマーケティング活動を効率化する。
AIソリューション導入支援
企業の業務にAIソリューションを導入し、業務の自動化や高度化を支援するサービス。
ITコンサルティング
DX戦略やAI活用戦略の立案、プロジェクト管理支援(PMO)など、IT活用に関するコンサルティングを提供。

02求職者・企業準主力

働く人々のキャリア形成を支援する人材サービス。企業の年収・評判・面接体験などの口コミ情報や求人情報を掲載する情報プラットフォーム「キャリコネ」を提供し、外資系・IT・コンサルティング業界を中心にハイクラス人材の有料職業紹介も行う。求職者に企業情報から転職機会まで一気通貫で支援し、企業には優秀な人材へのアプローチを提供。

主な製品・サービス2
キャリコネ
企業の年収・評判・面接体験などの口コミ情報や求人情報を掲載する情報プラットフォーム。
有料職業紹介サービス
外資系・IT・コンサルティング業界を中心に、ハイクラス人材を対象とした転職支援サービス。

03個人・法人副次

グループ会社の株式会社タイムチケットが運営するシェアリング事業。個人の時間を売買できるサービス「TimeTicket」や、法人と個人間で個人の時間を販売できる「TimeTicket Pro」を提供。また、TikTok Live代理店や経営課題の解決を行うコンサルティングサービス「CRiPTコンサルティング」を展開。

主な製品・サービス4
TimeTicket
個人の時間を売買できるマーケットプレイスサービス。
TimeTicket Pro
法人と個人間で個人の時間を販売できるサービス。
TikTok Live代理店
TikTokのライブ配信に関する代理店業務。
CRiPTコンサルティング
経営課題の解決を行うコンサルティングサービス。

製品と技術

TimeTicket:個人の時間を売買するシェアリングプラットフォーム

「TimeTicket」は、個人が自分のスキルや時間を単位(チケット)として販売し、購入者とマッチングするサービスである。2016年に事業譲受により開始され、現在は子会社の株式会社タイムチケットが運営する。法人向けには「TimeTicket Pro」を提供し、企業が個人の時間を業務委託として購入できる仕組みを整えている。2026年3月期のシェアリング事業売上高は1,938百万円で、グループ全体の約48%を占める最大セグメントに成長した。同事業では、TikTok Live代理店としてライブ配信者への支援や、経営課題解決コンサルティング「CRiPTコンサルティング」も展開し、多角的な収益源を確保している。

キャリコネ:企業の口コミと転職を結ぶ情報プラットフォーム

「キャリコネ」は、働く人々が企業の年収、評判、面接体験などを匿名で投稿・共有する口コミサイトである。2009年に提供を開始し、求人情報の掲載や有料職業紹介サービスと連携することで、求職者の転職活動を包括的に支援する。2026年3月期のキャリアイノベーション事業売上高は529百万円で、セグメント利益85百万円を計上した。同事業では外資系IT企業やコンサルティング企業を中心としたハイクラス人材紹介に強みを持ち、企業の採用支援も行う。ただし、2026年3月期にはGoogleコアアップデートの影響でサイト流入数が減少し、売上高は前期比12.9%減となった。SEO対策や送客先開拓による回復を目指している。

デジタル・ソリューション:Salesforce・Hubspotの導入支援

デジタル・ソリューション事業は、企業のDX推進を技術面から支える。主にSalesforceやHubspotなどのクラウドCRM/マーケティングプラットフォームの導入コンサルティング、システム構築、運用支援を提供する。また、AIソリューションの導入支援や、ITコンサルティング(DX戦略立案、PMO支援)も行い、上流から下流まで一貫したサービスを強みとする。2026年3月期の同事業売上高は1,578百万円で、セグメント利益423百万円(前期比953.5%増)と大幅に改善した。これはエンジニアの採用・育成によるケイパビリティ拡大と、プロジェクトの品質向上・収支管理強化が奏功した結果である。クライアントの「人材不足」「知識不足」という課題に対応し、受託開発の継続拡大を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

Web集客支援の中小企業向け、黒字化途上

情報・通信業に分類され、主に中小企業向けWeb集客・デジタルマーケティング支援を提供。直近2025年3月期売上高31億円だが営業損失率9.68%と赤字。2026年3月期は売上高40億円、営業利益率7.5%と急回復の見通し。同業のVRAIN SolutionやソラコムがAI・IoTに特化し成長する中、当社はSEOや広告運用など伝統的デジタルマーケに軸足を置く。競合のハッチ・ワークやココライブに比べ、独自技術よりもサービス力で差別化を図る。赤字からのV字回復が期待される。

強み

  • 多数の中小企業へのWeb集客支援実績を持ち、低予算でも効果的な施策を提供
  • 2026年3月期に黒字転換見込み、コスト削減と高粗利サービスの拡大が寄与
  • SEO・広告・SNS運用などワンストップで提供し、顧客の囲い込みが可能
  • 自動化ツールや外注活用で変動費化に成功、売上拡大に伴い利益率が向上する構造

課題

  • 同業他社も同様のサービスを提供、独自技術がなく価格競争に陥りやすい
  • 2025年3月期は営業損失、計画通りの黒字化が前提で実現リスクあり
  • 中小企業が中心で大口顧客が少なく、1社当たりの売上が限定的

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がグローバルウェイ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

ユニーク・エクスペリエンスとして設立された2004年

2004年10月、東京都港区において「ユニーク・エクスペリエンス株式会社」として設立された。当初の事業目的はグローバル・ショッピングコミュニティサイトの企画・開発・運営であった。2004年12月に「DJMシステムズ株式会社」へ社名変更し、2005年12月には中国上海市に子会社「各路為系統信息技術(上海)有限公司」を設立したが、2009年4月に清算を結了した。2006年1月に現社名である「株式会社グローバルウェイ」に改称。同年11月には第三者割当増資を実施し、資本金を33百万円に拡大した。この時期は事業内容の模索と資本基盤の強化が中心であった。

キャリコネ提供開始とGoogle代理店契約

2009年4月、ソーシャルウェブメディア事業として、働く人のための口コミ情報・求人情報プラットフォーム「キャリコネ」を提供開始した。これが後のキャリアイノベーション事業の基盤となる。2011年1月には、ビジネスアプリケーション事業においてGoogle社と代理店契約を締結し、「Google Apps」の販売代理店としてクラウド型業務ソフトウェアの提供を開始した。これにより技術領域の事業が本格化する。2012年2月には情報セキュリティ管理の国際規格ISMS(ISO27001)認証を取得し、品質管理体制を強化した。同年7月には子会社「株式会社ハラキリ」を設立したが、2014年3月に清算している。

東証マザーズ上場と事業買収の2016年

2016年4月、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。上場と同時に第三者割当増資を実施し、資本金は210百万円に増加。本社を東京都港区浜松町へ移転した。同年中に、株式会社レレレから「TimeTicket(タイムチケット)」事業を譲り受け、シェアリング事業に参入。さらに株式会社ディスコから「キャリタス転職」事業を譲り受け、「キャリコネ転職」と統合した。また、スイスのCONTENTSERV SAとの合弁でCONTENTSERV Japan(現株式会社Contentserv)を設立したが、2021年3月に株式を譲渡している。この年はM&Aと事業拡大が集中し、現在の事業ポートフォリオの骨格が形成された。

暗号資産タイムコインIEOと市場移行

2020年11月、暗号資産「タイムコイン」について、BitForex社が運営する暗号資産交換所へのIEO(Initial Exchange Offering)を実施した。同時期に資本金を50百万円に減少させている。2022年4月には、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、マザーズ市場からグロース市場へ移行した。同年、本社を東京都渋谷区へ移転。また、子会社TimeTicket GmbHが手掛けていたV-tuberプロダクション事業を譲渡し、事業の集中と選択を進めた。福岡オフィスと沖縄オフィス(恩納村オフィス)を開設したが、いずれも2025年3月に閉鎖している。

本社再移転と米国子会社設立

2025年10月、本社を東京都渋谷区から再び東京都港区へ移転した。2026年3月には、連結子会社の株式会社タイムチケットが米国テキサス州にTimeTicket Inc.を設立し、シェアリング事業の海外展開を本格化させた。同時に、株式会社ウエストゲートエンタテインメントを設立し、新たなエンターテイメント領域への進出を図っている。なお、2024年3月にはスイスのTimeTicket GmbHの解散を決議しており、2025年6月に清算が結了した。この一連の動きにより、グループの拠点は日本国内と米国に集約され、事業構造の整理が進んでいる。

連結業績の変遷と黒字化

当社の連結売上高は2013年3月期の5億円から緩やかに成長し、2016年3月期に12億円に達した。しかし2017年3月期以降は10〜13億円台で横ばいが続き、純利益も小幅な赤字が常態化していた。2022年3月期には売上高18億円、純利益4億円と急拡大したが、2023年3月期には再び赤字に転落。2024年3月期は売上高25億円、2025年3月期は31億円と伸長するも営業損失3億円を計上した。2026年3月期には売上高40億円、営業利益3億円、純利益2億円と黒字化に成功し、経営は改善軌道に乗った。シェアリング事業の急成長とデジタル・ソリューション事業の収益性向上が寄与した。

年表17件を開く

2000年代

  • 2004年10月創業東京都港区において、グローバル・ショッピングコミュニティサイトの企画・開発・運営を事業目的として、ユニーク・エクスペリエンス株式会社を設立
  • 2004年12月商号変更「DJMシステムズ株式会社」に社名変更
  • 2005年12月子会社「各路為系統信息技術(上海)有限公司」を設立(2009年4月 清算結了)
  • 2006年1月商号変更「株式会社グローバルウェイ」に社名変更
  • 2006年11月第三者割当増資(資本金33,160千円)
  • 2009年4月ソーシャルウェブメディア事業において、口コミ情報、求人情報等を取り扱う働く人のための情報プラットフォーム「キャリコネ」を提供開始

2010年代

  • 2010年3月第三者割当増資(資本金48,160千円)
  • 2011年1月ビジネスアプリケーション事業において、Google社と代理店契約を締結。「GoogleApps」の販売代理店としてクラウド型業務用ソフトウェアの提供を開始
  • 2012年2月ISMS ISO27001認証を取得
  • 2012年7月子会社「株式会社ハラキリ」を設立(2014年3月 清算結了)
  • 2016年4月上場東京証券取引所マザーズに上場(資本金184,320千円)第三者割当増資(資本金210,871千円)本社を東京都港区浜松町へ移転 株式会社レレレよりTimeTicket(タイムチケット)事業譲受け ミャンマーの飲食店向けクラウドサービス提供を行うCODE2LAB.PTE.LTD.へ出資(持分法適用会社)株式会社ディスコよりキャリタス転職事業を譲受けキャリコネ転職と統合 熊本営業所を開設(2021年3月 閉鎖) CONTENTSERV SA(現 CONTENTSERV Group AG)との合弁会社であるCONTENTSERV Japan(現 株式会社Contentserv)を設立(2021年3月 株式譲渡) TimeTicket GmbHをスイスZug州Zug市に設立(連結子会社)資本金の額を減少(資本金90,051千円)
  • 2019年4月株式会社タイムチケットを設立(連結子会社) TimeTicket GmbHの全株式を株式会社タイムチケットへ譲渡

2020年代

  • 2020年11月暗号資産「タイムコイン」について、BitForex 社が運営する暗号資産交換所への IEO を実施 資本金の額を減少(資本金50,020千円)
  • 2022年4月上場株式会社東京証券取引所における市場区分の見直しにより「マザーズ市場」から「グロース市場」へ上場市場を移行 本社を東京都港区から東京都渋谷区へ移転 TimeTicket GmbHのV-tuberプロダクション事業を譲渡 福岡オフィスを福岡県福岡市に開設(2025年3月 閉鎖)沖縄オフィス(現 恩納村オフィス)を沖縄県国頭郡恩納村に開設(2025年3月 閉鎖)
  • 2023年5月那覇オフィスを沖縄県那覇市に開設
  • 2025年10月本社を東京都渋谷区から東京都港区へ移転
  • 2026年3月連結子会社株式会社タイムチケットがTimeTicket Inc.を米国テキサス州に設立(連結子会社)連結子会社株式会社タイムチケットが株式会社ウエストゲートエンタテインメントを設立(連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで4,307百万円
  • 営業利益2027年3月期まで125百万円
  • 経常利益2027年3月期まで124百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで123百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    デジタル・ソリューション事業の拡大

    クライアントのDX推進やAI活用を支援し、エンジニアの採用・育成によるケイパビリティ拡大、デリバリー体制の構築・整備、品質向上や収支管理の強化に取り組む。

  2. 02

    キャリアイノベーション事業の媒体力強化

    SEO対策に注力し、掲載企業数や企業研究レポートの増加で媒体力を強化するとともに、販売推進体制を整備。即戦力コンサルタントの採用強化や大手事業会社への採用支援にも取り組む。

  3. 03

    シェアリング事業の黒字化と海外展開

    既存サービスのビジネス収支黒字化を目標に、TikTok Live代理店活動などの営業活動や海外進出の基盤作りに注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で153人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は650万円で、9期前と比べて+19.1%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は4.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月83
2018年3月86
2019年3月54534.92.690
2020年3月56136.23.277
2021年3月65138.23.479
2022年3月46238.33.598
2023年3月62338.83.6121
2024年3月55939.02.8139
2025年3月65839.53.7146−205
2026年3月65038.94.4153196

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    株式会社タイムチケット(注)2、5、6
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権29.0%
  • 海外
    TimeTicket Inc. (注)3
    HOUSTON, U.S.A. · 連結子会社
    議決権29.0%
  • 国内
    CODE2LAB.PTE.LED. (注)4
    - · 持分法適用会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は40億円営業利益3億円前期と比べると増収で、売上が+29.0%。

売上高
+29.0%
40億円
営業利益
3億円
純利益
2億円
営業利益率
7.5%
前期比 +17.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高43億円40億円
営業利益1億円3億円
純利益1億円2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q40
2024年1Q600.00
2024年2Q6−1−16.70
2024年3Q6−2−33.3−1
2024年4Q7−1
2025年2Q13−4−30.8−3
2025年4Q1815.60
2026年2Q1800.01
2026年4Q22313.61
2027年1Q1000.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は5億円から40億円へ8.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.5%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月500
2014年3月910
2015年3月911
東京証券取引所マザーズに上場(資本金184,320千円)第三者割当増資(資本金210,871千円)本社を東京都港区浜松町へ移転 株式会社レレレよりTimeTicket(タイムチケット)事業譲受け ミャンマーの飲食店向けクラウドサービス提供を行うCODE2LAB.PTE.LTD.へ出資(持分法適用会社)株式会社ディスコよりキャリタス転職事業を譲受けキャリコネ転職と統合 熊本営業所を開設(2021年3月 閉鎖) CONTENTSERV SA(現 CONTENTSERV Group AG)との合弁会社であるCONTENTSERV Japan(現 株式会社Contentserv)を設立(2021年3月 株式譲渡) TimeTicket GmbHをスイスZug州Zug市に設立(連結子会社)資本金の額を減少(資本金90,051千円)
2016年3月1221
2017年3月10−1−1
2018年3月13−2−3
株式会社タイムチケットを設立(連結子会社) TimeTicket GmbHの全株式を株式会社タイムチケットへ譲渡
2019年3月13−1−1
2020年3月13−2−2
2021年3月12−3−2
株式会社東京証券取引所における市場区分の見直しにより「マザーズ市場」から「グロース市場」へ上場市場を移行 本社を東京都港区から東京都渋谷区へ移転 TimeTicket GmbHのV-tuberプロダクション事業を譲渡 福岡オフィスを福岡県福岡市に開設(2025年3月 閉鎖)沖縄オフィス(現 恩納村オフィス)を沖縄県国頭郡恩納村に開設(2025年3月 閉鎖)
2022年3月1844
那覇オフィスを沖縄県那覇市に開設
2023年3月17−4−2
2024年3月25−3−2
2025年3月31−3−3−9.7−3
連結子会社株式会社タイムチケットがTimeTicket Inc.を米国テキサス州に設立(連結子会社)連結子会社株式会社タイムチケットが株式会社ウエストゲートエンタテインメントを設立(連結子会社)
2026年3月40337.52

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高40億円のうち、営業利益として残るのは3億円7.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.0%16億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.5%21億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.5%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.9pt
7.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
5.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.5pt
23.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は7億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月1012
2015年3月0002
2016年3月2024
2017年3月−3−26−56
2018年3月−10−1−14
2019年3月00004
2020年3月−302−33
2021年3月−413−32
2022年3月335613
2023年3月−6−25−89
2024年3月−515−410
2025年3月−502−57
2026年3月3−1−127

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2026年3月期の総資産は22億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は42.6%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月21152.7
2015年3月42249.7
2016年3月74354.9
2017年3月106455.3
2018年3月83535.6
2019年3月72528.8
2020年3月72528.8
2021年3月62431.0
2022年3月1713466.0
2023年3月1713465.4
2024年3月1915453.4
2025年3月1812640.4
2026年3月2215742.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-6億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中83位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中473位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.5%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
29.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥141で、1年前と比べて-28.8%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥141-5.4%1ヶ月-11.9%1年-28.8%時価総額52億円
過去52週の値幅
安値¥117高値¥279

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)26.8倍
PER (会社予想)43.0倍
PBR5.55倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-11.35%と下落し164円で引けたが、1か月では+5.13%上昇している。8月17日に185円まで上昇した後、8月18日には441万株超の出来高を伴って下落した。25日線は159.2円で、株価はその上に位置している。52週高値279円からは-41.2%下落しているが、低値117円からは+40.2%回復した。RSIは56.76と中立圏で、方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは29.03倍と同業界平均の29.94倍とほぼ同水準だが、PBRは6.02倍と平均3.45倍を大幅に上回り割高感がある。ROEは23.52%と高いが、直近の業績は赤字で2025/3期は営業損失、2024/3期も純損失。ただし2026/3期は黒字転換見込みで収益改善が期待される。無配当で株主還元は薄く、成長期待を織り込んだ評価とみられる。高ROEながら業績不安定性から割高水準にある。

指標この会社業種平均
PER (実績)26.8倍47.9倍
PER (予想)43.0倍
PBR5.55倍2.96倍
ROE23.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

今期の損益分岐点を超える成長が焦点。売上は拡大する一方、直近まで赤字が続いており、2026年3月期にようやく黒字転換の計画。強気派は成長軌道に乗り、利益率の改善で評価が高まると見る。弱気派は受託開発の案件依存度の高さや、競争激化による採算性の悪化リスクを指摘し、黒字化計画の達成が不確実と見る。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換への期待

    売上高が急拡大しており、固定費の吸収による営業利益率改善が見込まれる。

  • DX需要の追い風

    企業のDX投資は継続しており、クラウド需要は中期的に拡大が見込まれる。

  • 株価調整の反動

    1年間で株価は約3割下落しており、成長期待に比べ割安感が出ている。

  • 売上高40億円と前期比29%増収予想2026年3月期影響

    2026年3月期売上高は40億円と前期31億円から9億円増加。成長加速が評価。

  • 営業利益3億円の黒字転換予想2026年3月期影響

    営業損益は前期-3億円から+3億円へ6億円改善。赤字脱却で評価急変の可能性。

  • 純利益2億円の黒字転換予想2026年3月期影響

    純損益は前期-3億円から+2億円へ5億円改善。黒字化で配当再開期待も。

  • ROE23.52%と資本効率の高さが株価を支える継続影響

    ROE23.52%は高水準。小規模資本でも効率的な運用で成長余地。

マイナスに働く材料7
  • 赤字からの転換リスク

    2025年3月期も赤字であり、黒字化計画の達成には一段の収益改善が必要。

  • 競争の激化

    システム開発市場は競争が激しく、価格競争に陥る可能性がある。

  • 案件依存の不安定さ

    受託開発が主体で、大型案件の有無により収益が変動しやすい。

  • PER29.03倍でバリュエーション割高通年影響

    PER29.03倍は成長期待を含むが、業績未達なら調整リスク。

  • PBR6.02倍と資産価値より過大継続影響

    PBR6.02倍は純資産の6倍。利益成長が鈍れば株価下落リスク。

  • 営業利益率7.5%と低収益構造2026年3月期影響

    営業利益率7.5%は低水準で、費用増の懸念。

  • 無配当で株主還元が薄く需給が不安定継続影響

    配当利回り0%で株主還元がなく、売りが出やすい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
今後の黒字化の前提となる事業拡大の持続性を確認するため。
営業利益率
赤字からの脱却と収益性改善の進捗度合いを測る最重要指標。
受注残高
今後の売上に直結する受注状況を把握し、業績の安定性を評価するため。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,365人。区分でいちばん多いのは個人・その他88.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.4%を占め、残る98.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他83.893.590.789.088.188.1
証券会社9.33.76.18.68.98.5
外国法人0.71.41.20.31.11.6
事業法人2.30.91.11.00.91.0
金融機関0.30.00.10.30.30.4
外国人個人3.50.50.70.70.80.4
自己株式0.00.00.00.00.00.0
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01各務 正人41.68
02楽天証券株式会社2.91
03株式会社SBI証券1.40
04富田 里子0.98
05マネックス証券株式会社0.95
06佐藤 三朋0.90
07野村證券株式会社0.85
08JPモルガン証券株式会社0.55
09BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.54
10山根 大0.51

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-06-01
    マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.99%
    -1.14pt
  • 2026-05-18
    マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.13%
    -0.55pt
  • 2026-05-01
    マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.68%
    -0.25pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−97%、1株純資産は13期で−98%。直近期のROEは23.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月1911,07119.6
2014年3月48
2015年3月5020527.8
2016年3月14234751.3
2017年3月−105489−26.0
2018年3月−98−71.8
2019年3月−26−29.4
2020年3月−46−74.2
2021年3月−56−93.0
2022年3月123262.149.2
2023年3月−631−19.3
2024年3月−529−18.5
2025年3月−920−36.4
2026年3月52523.523.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額212百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
各務正人代表取締役会長兼社長CEO5315,242,330
梁行秀取締役CTO ビジネスアプリケーション 事業長46
中村紘彦取締役CSO メディアプロデュース 事業長 セールス&マーケティング 本部長43
伊藤享弘取締役CFO兼CISO コーポレートサービス 部長54
赤堀政彦取締役(監査等委員)41
黒田真行取締役(監査等委員)61
佐藤岳取締役(監査等委員)53
清水知彦取締役(監査等委員)65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
社外取締役1010610611
取締役(社内)7999914
取締役(社内)4772

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,314字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社グローバルウェイ)、子会社2社(株式会社タイムチケット、TimeTicket Inc.)、持分法適用関連会社1社(CODE2LAB.PTE.LTD.)により構成されており、技術領域としてデジタル・ソリューション事業を、人材領域としてキャリアイノベーション事業を、グループ会社である株式会社タイムチケットがシェアリング事業として、「TimeTicket(タイムチケット)」、「TimeTicket Pro(タイムチケットプロ)」、「TikTok Live代理店」を運営しております。 なお、2024年3月にTimeTicket GmbHを解散することを決議し、2025年6月2日付で清算結了しております。 (1)事業の概要 技術領域 ①デジタル・ソリューション事業 デジタル・ソリューション事業では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するため、基幹業務システムを活かしつつ最適なクラウドソリューションを組み合わせたデジタルプラットフォームの構築や、SalesforceやHubspotなどのクラウドソリューションやAIソリューションの導入支援を通じて、クライアントの業務改革を総合的にサポートしております。加えてITコンサルティングサービスを提供することで、DX戦略やAI活用戦略の立案やDXプロジェクトのプロジェクト管理支援(PMO)を提供してまいります。DX戦略、要件定義といった上流領域から運用・定着化支援まで一貫して提供しています。 また、これらのサービス提供力の強化に向けて、コンサルタント・エンジニアの採用・育成にも注力し、技術的ケイパビリティの拡大を継続しております。 サービスの特長として、「システムや業務の全体設計」や「クラウド基盤やSalesforceの導入支援」を通じて、「開発・運用・定着まで一貫したサポートを実施しております。 人材領域 働く人々のキャリア形成を支援する総合的な人材サービスを提供しています。企業の年収・評判・面接体験などの口コミ情報や求人情報を掲載する情報プラットフォーム「キャリコネ」などのメディアサービスを展開する一方で、外資系・IT・コンサルティング業界を中心に、ハイクラス人材を対象とした有料職業紹介サービスを提供しています。 これにより、求職者にとっては信頼性の高い企業情報の取得から最適な転職機会の獲得まで、企業にとっては優秀な人材への効果的なアプローチまでを、一気通貫で支援するキャリア支援事業を推進しています。 ③シェアリング事業 グループ会社である株式会社タイムチケットが個人の時間を売買できるサービス「TimeTicket(タイムチケット)」、法人と個人間で個人の時間を販売できるサービス「TimeTicket Pro(タイムチケットプロ)」を運営しております。また、TikTok Live代理店、経営課題の解決を行うコンサルティングサービス「CRiPTコンサルティング」を展開しております。 (2)事業系統図 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,237字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「“人”と“技術”を新しい時代のために」を経営理念とし、「人々や企業から最も信頼される存在を目指して」をビジョンとして、人々の幸せや企業の成長をあらゆる技術の追求により最大限実現し、新しい時代において、最も信頼される存在を目指しております。 (2)経営戦略等 当社グループを取り巻く環境として、技術領域では、将来にわたる競争力の強化を目的として、クラウドやビックデータの活用とIoT・AIなどの新技術を活用した事業のデジタル化関連のシステム投資は堅調に推移しており、2030年度のデジタル トランスフォーメーション(DX)国内市場(投資金額)は約9.2兆円となることが予想されております。(富士キメラ総研)企業がDXを進める上での課題として「人材不足」や「知識不足」が合わせて65.8%と認識されております。 一方、人材領域において、企業の採用ニーズは回復傾向にあります。また、シェアリング事業では、働き方改革の進展やオンラインを通じた副業を含むシェアリングビジネスへの需要は拡大傾向となっております。 これらに必要とされるニーズの多くは、当社グループが取り扱ってきました技術や独自サービスの分野に重なっており、培ってきたアドバンテージを活かすことができると考えております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 グループ全体の収益を最大化することを基本方針として、各事業の重点戦略及び業績評価指標は以下のとおりです。 (デジタル・ソリューション事業) 開発受託案件の継続拡大を目指し、クライアントのDX推進やAUの活用を支援するとともにエンジニアの採用及び育成によるケイパビリティ拡大、デリバリー体制の構築・整備に取り組みやプロジェクトのより一層の品質向上や収支管理の強化に取り組んでまいります。 (キャリアイノベーション事業) SEO対策に注力するとともに掲載企業数や企業研究レポートの増加を通じた媒体力の強化と同時に販売推進体制の整備への取り組みを進めてまいります。 また、即戦力となるコンサルタントの採用を強化し、新たな領域として大手事業会社への採用支援などに取り組んで参ります。 (シェアリング事業) 既存サービスにおいて、ビジネス収支の黒字化を目標とし、TikTok Live代理店活動などの営業活動や海外進出の基盤作りに注力して参ります。 これらの結果、2027年3月期の連結業績を連結売上高売上高4,307百万円、営業利益125百万円、経常利益124百万円、親会社株主に帰属する当期純利益123百万円を経営目標として、事業拡大を推進して参ります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの継続的な発展及び経営基盤の安定を図っていくために、以下の事項を今後の事業展開における主要な課題として認識し、事業展開を図る方針であります。 ① 人材の確保とエンゲージメント 当社が持続的に成長するためには、人材の確保が重要であると考えております。当社が行う技術領域の事業では受託開発が主であるためエンジニアの確保が成長の鍵となり、人材領域の事業では特に人材紹介においてコンサルタントの確保が成長の鍵となります。拡大していく組織を支える管理部門の人材の確保も重要であります。 人材の確保と同時に、社員等のエンゲージメントを高め、採用した社員が長く当社に留まることでケイパビリティを拡大していくことが必要と考えています。 ② マネージャー層の育成と人材のスキルアップ 人材の確保と同時に、育成を行っていくことが必要です。サービス提供においては、一人ひとりのスキルアップを図ることによって、クライアントにより付加価値のあるサービスを提供できるようになります。組織運営においては、拡大していく組織を支えるマネージャー層の育成が必要と認識しています。 ③ 事業基盤の確立 当社グループは5つの事業から構成されており、一つ一つの事業基盤を確立していくことが必要であります。技術領域の事業では受託開発におけるデリバリーの強化を行い、受託システムの不具合の発生を抑えることが重要です。また、グループ会社である株式会社タイムチケットにおいては費用が先行しており安定的かつ継続的に黒字化を実現する事業基盤の確立が必要であります。 ④ 情報管理体制の強化 当社の技術領域ではクライアントのDX戦略を解決するシステム開発を行っており、人材領域ではクライアントの成長戦略に沿ったハイクラス人材の紹介を行っており、メディアと合わせて個人情報を保有しております。クライアントからの信用を積み上げていくためにも、これらの情報を適切に管理していくことが必要であります。 ⑤ コーポレートガバナンス及び内部管理体制の強化 当社グループの事業の継続的な発展を実現させるためには、コーポレートガバナンス機能の更なる強化が重要な課題であると認識しております。また、経営の公正性・透明性を確保するため、業務運営の効率化やリスク管理やコンプライアンスの強化など内部管理体制の強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,799字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境について ①インターネット関連市場の動向について 当社グループのキャリアイノベーション事業、シェアリング事業が属するインターネット関連市場におきましては、サービスの革新、業界環境等の変化が速く、頻繁に新しいサービスの開発、サービスの提供が行われております。 当社グループでは、顧客ニーズの把握、対応等を行っておりますが、顧客ニーズの変化に対応ができない場合には、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②デジタルトランスフォーメーション市場について 当社グループはデジタルトランスフォーメーション(DX)市場を中心としてサービスを展開しております。DX市場は、高い企業の投資意欲を背景に市場規模が拡大していくと予想されると同時に、企業内でのDX推進を担う人材不足が課題となっております。 そのようなDX市場に対して、当社グループは、デジタル・ソリューション事業ではクライアントのDX化をシステム開発の面から支援し、キャリアイノベーション事業ではクライアントのDX人材採用ニーズの面から支援をしております。 クライアント企業において経済情勢の変化などを背景にシステム投資が抑制された場合、当社グループの事業活動に支障を来すとともに、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③技術革新について 当社グループのデジタル・ソリューション事業におきましては、クラウド型の業務用ソフトウェアの開発を行っており、これらが属する業界は、新しいテクノロジーを基盤とした新サービスの導入、技術革新が速いサイクルで行われております。 当社グループでは、特定の技術に依存することなく、業界の変化や技術革新に柔軟に対応しておりますが、新規技術に関する技術習得やノウハウの蓄積に何らかの困難が生じた場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制について ①インターネットメディアに関連する一般的な法的規制について 当社グループのキャリアイノベーション事業及びシェアリング事業では、インターネットメディアを介してサービスを提供しております。これらインターネットメディアを規制する主な法的規制として、「電気通信事業法」、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」及び「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」があります。 今後、インターネットメディアの利用及び事業者を規制対象とする新たな法的規制の制定や、既存法令等の解釈変更がなされた場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②人材紹介について 当社グループのキャリアイノベーション事業では、職業紹介を行っており、職業安定法の適用を受けております。当社は手数料を徴収して職業紹介を行うことができる有料職業紹介事業許可証(厚生労働大臣許可 13-ユ-300923)を厚生労働大臣より取得しております。 職業安定法には、職業紹介の適正な運営を確保するために、職業紹介事業者に対し、欠格事由あるいは取消事由に該当した場合には、許可の取消しが行われ、事業の停止が命じられる旨が定められております。 今後何らかの理由により上記に抵触した場合又は法的規制が変更になった場合等には、当社グループの事業活動に支障を来すとともに、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③人材派遣について 当社グループは、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(以下「労働者派遣法」という。)」第8条に基づく一般労働者派遣事業許可証(厚生労働大臣許可 派13-301400)を取得しております。 「労働者派遣法」では、一般労働者派遣事業の適正な運営を確保するために、派遣事業を行う者(法人である場合には、その役員を含む)が派遣元事業主としての欠格事由(労働者派遣法 第6条)及び当該許可の取消事由(同 第14条)に該当した場合には、事業の許可を取り消し又は期間を定めて当該事業の全部若しくは一部の停止を命じることができる旨を定めております。 当社グループにおいては、上記に抵触する事実はないものと認識しております。しかしながら、今後何らかの理由により上記に抵触した場合又は法的な規制が変更になった場合等には、当社グループの事業活動に支障を来すとともに、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④個人情報保護について 当社グループは、キャリアイノベーション事業の会員情報や求職者情報など各種個人情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」(2003年5月成立)に定められる個人情報取扱事業者に該当します。当社では、個人情報保護規程等を制定し、個人情報の取り扱いを厳格に管理するとともに、個人情報の取り扱いに関する社内教育を徹底すること、内部監査による定期的な社内チェック等の実施を行うことで、個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。また、情報セキュリティマネジメントシステムの適合性評価制度である「ISO/IEC 27001:2005(JIS Q 27001:2006)(通称:ISMS)」を認証取得しております。 このように法令遵守に努めておりますが、当社や当社業務提携先等の故意又は過失による個人情報の漏えい、外部からの不正アクセスによる個人情報の漏えい等が生じた場合には、当社グループに対する社会的信用の低下を招き、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)受託開発案件の採算について 当社グループのデジタル・ソリューション事業では、クラウド型業務用ソフトウェアの導入支援を行っております。当社は、見積り精度の向上、工数管理と品質管理の徹底に努めておりますが、顧客が要求する仕様の大幅な変更や不具合の発生等によって、想定以上の経費の負担が生じた場合、プロジェクトの採算が悪化する等、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)検収時期による業績の変動について 当社グループのデジタル・ソリューション事業では、顧客の予算執行のタイミングとの兼ね合いから四半期末に納品・検収、売上高計上が偏重する傾向があります。このため、作業進捗の遅れなどにより検収が遅れ四半期末を超えた場合、売上高計上が期ずれとなり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)検索エンジンへの対応について 「キャリコネ」の利用者の多くは、特定の検索エンジンを経由して訪問しており、検索エンジンからの集客をより強化すべくSEO(検索エンジン最適化)を実施しております。しかし、検索エンジンが検索結果を表示するロジックについて変更する等の要因により、これまでのSEOが有効に機能しなかった場合、当社サイトへの集客に影響が生じ、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)サイト運営の健全性等について 「キャリコネ」では、登録会員が企業の年収や職務環境等についてのアンケート及び口コミを自由に投稿する事が可能で、当社ではサイト運営に関して利用規約を明示し、登録会員の適切な利用を促すよう努めております。また、システム上、投稿可能な最小文字数や一定の単語の規制をかけている他、投稿内容の事後検閲体制により、社会道徳に反するような誹謗中傷等の不適切な投稿を発見した場合には削除を行う等、利用者の当社サービスに対する便宜性・信頼性を失わないように規制・監視を行うことで健全なサイト運営を維持しております。 このように、当社では提供するサービスの健全性を維持するために十分な体制を整えていると考えており、また、サービスの構築時においては外部の弁護士を通じて関連法令への適合性に関して検証しております。 しかしながら、今後、不測の事態等により当社が何らかの法的責任を問われた場合、あるいは新たな規制法令の制定及び法令の改定が行われて当社サービスが制約を受けた場合等に、当社の対応の遅れや対応に過大なコストが生じることによって、当社の事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)取引依存度の高い相手先について 当社グループは多数のクライアントを有しておりますが、連結売上高の約半分は上位10社程度で構成されており、依存度が高くなっております。現在、これらのクライアントと良好な関係を維持しておりますが、何らかの事情によりこれらクライアントとの取引が減少あるいは逸失した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)新規事業、新規サービスについて 当社グループにおいては、市場の変化に合わせて新規事業や新規サービスを展開しております。特に、子会社である株式会社タイムチケットにおいて、シェアリング事業においては個人の時間を売買できるプラットフォームを運営するスキルシェア事業を展開し、また、株式投資を行っております。 スキルシェア事業においては、働き方改革により副業ニーズが高まっておりますが、システム開発など先行して発生している費用が売上高の拡大に結びつくには一定の時間がかかるため、その間の運営資金が必要であり、資金繰りに支障を来した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 また、株式投資においては、投資対象銘柄の選定は十分な企業研究を経て決定し、運用状況のモニタリングを実施しておりますが、株式市場の低迷や投資対象企業の業績悪化などを要因として運用益が出ない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (9)システム障害について 当社グループは、メディア事業及びシェアリング事業でのサービス提供等、主としてインターネット上でサービスを提供しております。また、プラットフォーム事業及びセールスフォース事業におきましても、インターネット技術を活用したクラウド型の業務用ソフトウェアの提供を行っております。 当社グループでは、インターネットシステム、業務用ソフトウェア、サーバ等の管理に細心の注意を払い、システム障害等が発生することのないように運営を行っております。しかしながら、コンピューターウイルスやハッカーの侵入、不慮の事故等によりシステム障害が発生した場合には、サービスを提供することが困難になります。 当社グループでは、コンピューターウイルスやハッカーの侵入等を回避するために必要と思われるファイアーウォールの設置等の対策を行っておりますが、万一システムに障害が発生し、長時間にわたってサービスが停止した場合、当社グループサービスの信頼性の低下を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (10)自然災害及び事故について 当社グループでは、地震、水害等の自然災害、事故、火災等に備え、定期的なバックアップや冗長化されたクラウド型情報システムの採用によりシステムトラブルの事前防止に努めております。当社グループの本社は東京都内であり、当地域内において大規模災害や事故等が発生し、本社が被害を受けた場合は、当社グループの事業活動に支障が生じ、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)内部管理体制について 今後、事業規模の拡大に合わせ、内部管理体制を充実・強化させていく方針であり、従業員の採用及び育成を都度行っていく予定でありますが、人材確保等が思うように進まない場合や人材の流出等が生じ、事業の拡大や人員の増加に適時適切に対応ができなかった場合、あるいは、コーポレートガバナンスやコンプライアンスに抵触する事象が発生した場合、事業展開に影響が出るなどして、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)為替相場の変動について 当社グループの売上高に占める外貨取引は、徐々に増加しております。2026年3月期に12億5千万円、売上高の31.2%を占めており、為替相場の変動により、円換算後の売上高および収益に影響が生じる可能性があります。特に、急激な円高が進行した場合には、当社の業績に悪影響を及ぼすおそれがあります。 現時点では、為替変動リスクに対する特段のヘッジ手段は講じておりませんが、今後は取引量の拡大状況や為替相場の動向等を踏まえつつ、為替予約等のリスクヘッジ手段の導入を検討してまいります。 (13)その他のリスクについて ①配当政策について 利益配分につきましては、財政状態及び経営成績並びに経営全般を総合的に判断し、利益配当を行っていくことを基本方針としております。しかしながら、当社グループは本書提出日現在、事業拡大過程にあり、将来の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保の確保を優先して、創業以来無配当としてまいりました。 現在は内部留保の充実に努めておりますが、将来的には、経営成績及び財政状態を勘案しながら株主への利益の配分を検討する方針であります。ただし、配当実施の可能性及びその実施時期等については現時点において未定であります。 ②新株予約権について 当社グループでは、株主価値の向上を意識した経営推進を図るとともに、役職員の士気を高めることを目的として、当社グループの役職員に対して新株予約権を付与しております。 これらの新株予約権が権利行使された場合は、1株当たりの価値が希薄化する可能性があり、将来における株価形成へ影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,917字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の経営成績は、売上高は4,014,358千円(前期比30.7%増)、営業利益は307,057千円(前期は営業損失261,140千円)、経常利益は311,666千円(前期は経常損失277,599千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は192,871千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失320,046千円)となりました。 財政状態は、当連結会計年度末における資産の合計は、前連結会計年度末に比べ394,469千円増加し、2,166,976千円、負債の合計は、前連結会計年度末に比べ80,465千円増加し、677,080千円、純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ314,004千円増加し、1,489,895千円となりました。 なお、当社グループは、これまで組織と事業セグメントが同一として区分してきましたが、「プラットフォーム事業」と「セールスフォース事業」、および「メディア事業」と「リクルーティング事業」について、それぞれの領域をより複合的かつ連携的にサービス提供していくことが必要であると判断いたしました。 これにより、経営スピードの向上や、成長する新たなビジネスへのリソースの集中的な投下・投資を実現することが、当社グループのさらなる成長に不可欠であると認識しております。また、投資家の皆様に当社グループの事業全体への理解を一層深めていただくため、現行の当社グループのセグメントである「プラットフォーム事業」「セールスフォース事業」「メディア事業」「リクルーティング事業」の構成について、再編および呼称の変更を行いました。 その結果、当社グループのセグメントは従来は5区分としておりましたが、当連結会計年度より、「デジタル・ソリューション事業」「キャリアイノベーション事業」「シェアリング事業」の3区分に変更いたしました。 前年同期比については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて算出しています。 当社グループのセグメントの業績は次のとおりであります。 (デジタル・ソリューション事業) デジタル・ソリューション事業では、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するため、基幹業務システムを活かしつつ最適なクラウドソリューションを組み合わせたデジタルプラットフォームの構築や、SalesforceやHubspotなどのクラウドソリューションやAIソリューションの導入支援を通じて、クライアントの業務改革を総合的にサポートしております。加えてITコンサルティングサービスを提供することで、DX戦略やAI活用戦略の立案やDXプロジェクトのプロジェクト管理支援(PMO)を提供してまいります。DX戦略、要件定義といった上流領域から運用・定着化支援まで一貫して提供しています。 また、これらのサービス提供力の強化に向けて、コンサルタント・エンジニアの採用・育成にも注力し、技術的ケイパビリティの拡大を継続しております。 サービスの特長として、「システムや業務の全体設計」や「クラウド基盤やSalesforceの導入支援」を通じて、「開発・運用・定着まで一貫したサポートを実施しております。 以上の結果、デジタル・ソリューション事業の売上高は1,578,172千円(前期比7.2%増)、セグメント利益は423,649千円(前期比953.5%増)となりました。 (キャリアイノベーション事業) 働く人々のキャリア形成を支援する総合的な人材サービスを提供しています。企業の年収・評判・面接体験などの口コミ情報や求人情報を掲載する情報プラットフォーム「キャリコネ」などのメディアサービスを展開する一方で、外資系・IT・コンサルティング業界を中心に、ハイクラス人材を対象とした有料職業紹介サービスを提供しています。 これにより、求職者にとっては信頼性の高い企業情報の取得から最適な転職機会の獲得まで、企業にとっては優秀な人材への効果的なアプローチまでを、一気通貫で支援するキャリア支援事業を推進しています。 当連結会計年度においては、外資系IT企業・コンサルティング企業をはじめとしたハイクラス人材紹介で売り上げが堅調に推移しました。 情報プラットフォーム「キャリコネ」を通じて継続的に、送客数の増加や送客先の新規開拓、人材紹介会社などに対する支援の拡大に取り組んでおります。 当連結会計年度において、度重なるGoogleコアアップデートによる影響により、キャリコネ登録サイトへの流入数が、昨年対比で大きく減少となりました。SEO対策や送客先の新規開拓や送客数の増加などで売上の回復を目指しましたが、目標達成までは至りませんでした。 以上の結果、キャリアイノベーション事業の売上高は529,478千円(前期比12.9%減)、セグメント利益は85,352千円(前期比81.0%増)となりました。 (シェアリング事業) グループ会社である株式会社タイムチケットがシェアリング事業として、「TimeTicket(タイムチケット)」、「TimeTicket Pro(タイムチケットプロ)」、「TikTok Live代理店」を運営しております。 また、経営課題の解決を行うコンサルティングサービス「CRiPTコンサルティング」を提供しております。 当連結会計年度においては、ユーザー数増加及びサービス利用の活性化、システム改修の推進と合わせて、TikTok Live代理店活動やCRiPTコンサルティング事業などを行うライブエンターテイメント事業の営業活動に注力いたしました。 以上の結果、シェアリング事業の売上高は1,938,938千円(前期比84.6%増)、セグメント利益156,657千円(前期比58.6%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、営業活動により301,395千円獲得し、投資活動により123,588千円使用し、財務活動により95,242千円使用し、前連結会計年度末に比べ81,707千円増加し当連結会計年度末には735,704千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、301,395千円の獲得(前期は542,777千円の使用)となりました。これは主に売上債権及び契約資産の増加が241,492千円あった一方、税金等調整前当期純利益が288,224千円、仕入債務の増加が111,418千円、営業活動によるキャッシュ・フローのその他の増加が78,059千円、未払金の増加が57,366千円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、123,588千円の使用(前期は23,797千円の獲得)となりました。これは、主に投資有価証券の売却による収入が1,276,426千円あった一方、投資有価証券の取得による支出が1,385,677千円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、95,242千円の使用(前期は191,431千円の獲得)となりました。これは、主に株式の発行による収入が20,727千円あった一方、短期借入金の純減少額が115,000千円あったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績及び受注実績 キャリアイノベーション事業及びシェアリング事業は、生産活動及び受注活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 デジタル・ソリューション事業は期中の受注高と販売実績とがほぼ対応するため、生産実績及び受注状況の記載を省略しております。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前期比(%) デジタル・ソリューション事業   1,578,100   7.3 キャリアイノベーション事業   516,285   △12.2 シェアリング事業   1,919,972   89.5 合計   4,014,358   30.7 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) TikTok Pte.Ltd.   564,049   18.4   1,251,276   31.2 NTTドコモビジネス株式会社   562,801   18.3   533,529   13.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度末における資産の合計は、前連結会計年度末に比べ394,469千円増加し、2,166,976千円となりました。これは主に、売掛金及び契約資産の増加が241,492千円、現金及び預金の増加が185,705千円あったことによるものであります。 当連結会計年度末における負債の合計は、前連結会計年度末に比べ80,465千円増加し、677,080千円となりました。これは主に、短期借入金の減少が115,000千円あった一方、買掛金の増加が111,418千円、未払金の増加が57,639千円、未払消費税等の増加が42,612千円あったことによるものであります。 当連結会計年度末における純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ314,004千円増加し、1,489,895千円となりました。これは主に、資本金の増加が10,469千円、資本剰余金の増加が10,469千円、利益剰余金の増加が192,871千円、非支配株主持分の増加が101,128千円あったことによるものであります。 b.経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、4,014,358千円(前期比30.7%増)となりました。これは、シェアリング事業におけるTikTokライバー事業を中心とした売上拡大となりました。デジタル・ソリューション事業ではMuleSoftやSalesforce案件の積み上げがあり、キャリアイノベーション事業では外資IT・コンサルティング会社や事業会社の3領域において順調に推移しました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、307,057千円(前期は営業損失261,140千円)となりました。これは、デジタル・ソリューション事業における案件品質の向上やプロジェクト収支管理の徹底により利益面で改善が進みました。シェアリング事業では、売上拡大による利益額の増加があり、また、全社的に人材採用を含む各種経費の削減が継続的に推進され、販売費及び一般管理費が大きな抑制につながりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、311,666千円(前期は経常損失277,599千円)となりました。これは、上記の営業利益の要因に加え、株式会社タイムチケットが行っている株式投資による受取配当金の増加、投資有価証券売却損や為替差損が発生したことなどによるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、192,871千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失320,046千円)となりました。これは、上記の経常利益の要因に加え、子会社清算益の特別利益の計上、本社移転費用や保有する固定資産(工具器具備品など)の減損損失を特別損失に計上したことなどによるものであります。 c.経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 d.セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、当社グループの事業計画に必要な資金は主に自己資金でまかなうとともに、短期的な運転資金は必要に応じて借入により調達しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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出典

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