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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

クリーク・アンド・リバー社

CREEK & RIVER Co.,Ltd.4763 · Prime · サービス業

クリエイターのプロデュース・エージェンシーの草分け。映像・ゲーム等の分野でフリーランス人材を支援。

概要

株式会社クリーク・アンド・リバー社は、映像、ゲーム、Web、広告・出版などのクリエイティブ分野でクリエイターのプロデュース、エージェンシー、ライツマネジメントを展開する専門サービス企業である。医療分野では「民間医局」ブランドで医師エージェンシーを運営し、IT、会計、法曹、建築、ファッションなど18の専門分野に事業を拡大している。2026年2月期の連結売上高は614億円、従業員数は2,858人。2000年に大阪証券取引所(ナスダック・ジャパン)に上場し、2016年から東京証券取引所市場第二部に上場している。

18分野にまたがる専門家ネットワーク

同社グループは、約41万人(2026年2月末時点)のプロフェッショナルをネットワークし、5万社を超えるクライアントにサービスを提供する。中核はクリエイティブ分野(映像、ゲーム、Web、広告・出版)であり、クリエイターのプロデュース(企画開発)、エージェンシー(仕事紹介)、ライツマネジメント(知的財産の流通・収益化)の三事業を複合的に行う。これに加え、医療分野(医師エージェンシー)、IT分野(人材紹介・AI開発)、会計・法曹分野、ファッション、建築、VR、農業などへ事業を多角化している。各分野に特化した子会社が独立して事業を運営する「連峰経営」を掲げ、グループ全体のシナジーを追求する。

クリエイティブ分野が売上の6割超を占める収益構造

2026年2月期の売上高614億円のうち、クリエイティブ分野(日本)が395億円と全体の約64%を占める。同事業は映像・TV関連、ゲーム開発、Web開発、出版・作家分野のエージェンシーおよびプロデュースが柱で、前期比12.2%増と堅調に推移した。医療分野は「民間医局」ブランドによる医師紹介事業が好調で、売上高58億円、セグメント利益14.4億円と高収益を計上。会計・法曹分野も自社セミナーや共同セミナーを通じて認知度を高め、安定的に成長している。一方、クリエイティブ分野(韓国)はオリジナルコミックの制作コスト増により営業損失を計上するなど、地域ごとに明暗が分かれる。

国内外に35の連結子会社を擁するグループ体制

同社は2026年2月末時点で10事業部門と35の連結子会社を有する。主な子会社として、ゲーム開発のクレイテックワークス、URS Games、番組制作のシオン、ウイング、韓国法人CREEK & RIVER KOREA、中国法人CREEK & RIVER SHANGHAI、米国法人CREEK & RIVER Global、VR機器のShiftall、AIシステムのIdrasys、医師エージェンシーのメディカル・プリンシプル社、会計エージェンシーのジャスネットコミュニケーションズ、法曹エージェンシーのC&Rリーガル・エージェンシー社などがある。また、2025年には高橋書店グループ5社を連結子会社化し、出版・編集事業を強化。グループ全体で「人の能力を最大限に引き出す」を理念に、事業承継やM&Aも積極的に推進する。

日本・韓国・中国・米国・カナダに広がる拠点

国内拠点は首都圏(本社:東京都港区)のほか、大阪支社、名古屋、福岡、札幌、仙台など主要都市に展開する。海外では、1990年代後半からアジア市場に進出。2001年に韓国ソウルにCREEK & RIVER KOREAを設立し、2009年には中国上海に現地法人を設立。2016年には米国にCREEK & RIVER Globalを設立し、コンサルティング事業を展開する。さらに、カナダのモントリオールに支社を開設し、海外ゲームパブリッシャーとの取引拡大を狙う。こうした国際展開により、日本のコンテンツの海外配信や現地人材の活用を推進しており、韓国ではテレビ局向け人材派遣、中国では電子書籍配信などを行う。

業界の中での役割はクリエイター・専門職人材のエージェンシー・プロデュース事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
614億円
営業利益
49億円
営業利益率
8.0%
純利益
41億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01クリエイティブ分野主力

映像、ゲーム、Web、広告・出版等のクリエイティブ分野において、クリエイターのプロデュース、エージェンシー(仕事紹介)、ライツマネジメント(知財流通・収益化)を行う。グループ子会社として、ゲーム開発(クレイテックワークス、URS Games)、番組制作(シオン、ウイング)等も展開。

主な製品・サービス3
クリエイタープロデュース事業
クリエイターの能力を組み合わせて企画開発を行うプロデュースサービス。
クリエイターエージェンシー事業
フリーランスのクリエイターに仕事を紹介するエージェンシーサービス。
ライツマネジメント事業
クリエイターの知的財産を流通させ収益化する権利管理サービス。

02医療分野準主力

「民間医局」ブランドでドクター・エージェンシー(医師の転職支援・派遣)を中心に展開。子会社コミュニティ・メディカル・イノベーションが地域医療周辺サービスを提供。

主な製品・サービス1
民間医局(ドクターエージェンシー)
医師の転職支援・派遣等のエージェンシーサービス。

03IT分野副次

子会社リーディング・エッジ社がIT人材のエージェンシー事業を展開。また、IdrasysがAIシステムの企画開発、リヴァイが生成AIコンサルティングを提供。

04会計・法曹分野副次

ジャスネットコミュニケーションズが会計分野、C&Rリーガル・エージェンシーが法曹分野のエージェンシー事業を展開。

05その他(ファッション・建築・VR・農業等)その他

インター・ベル(ファッションエージェンシー)、ALFA PMC(建築マネジメント)、Shiftall(VR/IoT機器開発販売)、コネクトアラウンド(農業)等、多様な専門分野にエージェンシー・周辺事業を展開。

製品と技術

クリエイタープロデュース・エージェンシー・ライツマネジメント

同社の基幹サービスは、クリエイターを対象とした三つの事業で構成される。プロデュース事業では、映像ディレクター、ゲームプログラマー、Webデザイナーなど複数のクリエイターを組み合わせて企画・開発を請け負う。エージェンシー事業では、フリーランスのクリエイターに仕事を紹介する派遣・紹介サービスを提供。ライツマネジメント事業では、クリエイターが保有する知的財産(漫画、小説、キャラクターなど)の海外配信や映像化、グッズ化などの権利流通を行い、収益化を支援する。これらに加え、スキルアップのためのトレーニングカリキュラムも提供し、クリエイターの生涯価値向上を図る。

医師エージェンシー「民間医局」と地域医療支援

医療分野の中核サービスは、連結子会社メディカル・プリンシプル社が運営する「民間医局」ブランドのドクター・エージェンシーである。医師の転職支援、派遣、開業支援を行い、特に研修医向け合同説明会「レジナビFair」を全国各地で開催し、医学生と病院のマッチングを促進する。また、医師向け保険サービスも提供。同じく連結子会社のコミュニティ・メディカル・イノベーションは、クリニックの開業・運営支援やIT・AIを活用した地域医療周辺サービス(介護事業含む)を展開し、医師偏在や高齢化といった社会課題の解決に取り組む。

ゲーム開発:クレイテックワークスとURS Games

ゲーム分野では、連結子会社クレイテックワークスが日本最大級のゲーム開発スタジオを運営し、著名タイトルの制作受託を手掛ける。2025年3月にはバンダイナムコエンターテインメントとの合弁でURS Gamesを設立し、ゲーム関連のプロデュース事業を強化。同社はアニメやゲームのIPを活用した自社開発も推進しており、2026年5月には本社近くに新スタジオを開設する。また、カナダ・モントリオール支社を通じて海外パブリッシャーとの取引拡大を図る。オリジナルゲームとしてスマートフォン向け『戦国修羅SOUL』の配信実績も持つ。

VR/IoT機器:Shiftallのハードウェア開発

連結子会社Shiftallは、独自ブランドでVR(仮想現実)やメタバース、IoT(モノのインターネット)向け機器の企画・開発・販売・サポートを行う。具体的には、VRゴーグル、ハンドトラッキングデバイス、温度変化を再現するウェアラブル製品など、没入感を高めるハードウェアを提供。製品はBtoB向けだけでなく、個人ユーザー向けにも販売される。同社の技術は、ゲームやエンターテインメントのみならず、トレーニング、医療、建築設計など多分野での応用が期待される。この事業は、グループ全体の「プロフェッショナルの能力拡張」という理念と結びついている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

クリエイター派遣で大手、増収も利益率低め

クリーク・アンド・リバー社はクリエイター(ゲーム・映像・Web)の派遣・請負事業が主力。売上高は498億円(2024/2)から614億円(2026/2)へ増加見込みだが、営業利益率は7.16%→7.98%と低水準。同業にはジンジブ(人材派遣)やダイブ(人材)があるが、クリエイター特化で差別化。派遣需要は底堅いが、人材単価の上昇や競合との価格競争が収益性を圧迫。

強み

  • ゲーム・映像分野に特化した人材派遣で、業界内でのブランド力あり。
  • 多くのクリエイターを抱え、案件とのマッチング力が高い。
  • 売上高が500億円超と規模が大きく、継続的な成長を示す。
  • Web・映像・ゲームなど幅広い職種に対応し、顧客ニーズに応える。

課題

  • 営業利益率8%未満と低く、人件費上昇が利益を圧迫。
  • 人材派遣業界は競争が激しく、単価下落リスクがある。
  • 優秀なクリエイターの確保が難しく、人材紹介業との競合も。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がクリーク・アンド・リバー社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19438エムティーアイ357億円9.3倍
24847インテリジェント ウェイブ356億円23.8倍
34792山田コンサルティンググループ353億円11.7倍
44345シーティーエス349億円12.8倍
59629ピー・シー・エー347億円19.6倍
64763クリーク・アンド・リバー社343億円7.8倍
73741セック328億円21.6倍
84072電算システムホールディングス327億円10.3倍
96070キャリアリンク325億円11.8倍
103983オロ325億円14.8倍
113771システムリサーチ318億円12.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

映像クリエイター・エージェンシーから始まった1990年

1990年3月、東京都新宿区に株式会社クリーク・アンド・リバー社として設立。設立当初は一般労働者派遣事業の許可を取得し、1992年7月に映像クリエイター・エージェンシー事業を開始した。その後、1996年から1997年にかけてマルチメディア、ゲーム、広告・出版と対象分野を拡大。1997年1月には株式会社メディカル・プリンシプル社(現・連結子会社)を設立し、医療分野に参入。同年11月にはギャガ・コミュニケーションズと提携し「CR-GAGAプロジェクト」を立ち上げ、日本初のフル3DCGムービー「VISITOR」を完成させるなど、映像技術の先端にも取り組んだ。

ナスダック・ジャパン上場とIT・法曹分野への進出(2000年代)

2000年6月、大阪証券取引所(旧ナスダック・ジャパン市場)に上場。同年7月、IT人材エージェンシーを目的に株式会社リーディング・エッジ社を設立。2001年8月には韓国ソウルに連結子会社を設立し、海外進出の第一歩を踏み出す。2007年8月、法曹分野のエージェンシー事業を担うC&Rリーガル・エージェンシー社を設立。2009年6月には会計分野のジャスネットコミュニケーションズの株式を取得し、会計・法曹分野のエージェンシー事業を本格化させた。2010年3月には中国上海に現地法人を設立し、電子書籍配信などの事業を開始。この10年で、クリエイティブ分野のノウハウを他の専門職に横展開する基盤が整った。

新エージェンシー分野の開拓と映画製作への挑戦(2013〜2015年)

2013年、アーキテクト(建築)、ファッション、シェフ、プロフェッサー(研究者)など新たな専門職向けエージェンシー事業を相次いで開始。同年6月には自社制作映画「少年H」がモスクワ映画祭で特別作品賞を受賞し、映像制作の実績を積む。2013年7月にはYouTube上のマルチチャンネルネットワーク(MCN)事業を開始。2014年12月には宮部みゆき氏の『模倣犯』の海外電子配信を開始するなど、ライツマネジメント事業を強化。2015年10月には3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』を共同製作し、同年12月にはオリジナルスマートフォンゲーム『戦国修羅SOUL』を配信。プロデュース事業の領域をエンターテインメントに広げた。

東証二部上場とVR・AI・ゲーム開発への投資(2016年以降)

2016年2月、東京証券取引所市場第二部に上場市場を変更。同年3月に米国子会社CREEK & RIVER Globalを設立し、コンサルティング事業を開始。8月にはVR Japanを設立し、VRゴーグルの販売・保守に参入。その後もAIシステム開発のIdrasys(2018年)、生成AIコンサルティングのリヴァイ(2022年)など先端技術分野への投資を加速。2025年3月にはバンダイナムコエンターテインメントと共同でゲームプロデュース子会社URS Gamesを設立。同年9月にはプロフェッショナルメディアを吸収合併し、事業承継関連のM&Aを進める。2026年2月期の売上高は614億円と過去最高を更新し、グループ全体の成長が続く。

年表37件を開く

1990年代

  • 1990年3月創業株式会社クリーク・アンド・リバー社として東京都新宿区荒木町22番地に設立
  • 1990年10月東京都千代田区一番町6番地へ移転
  • 1991年5月一般労働者派遣事業の許可を取得
  • 1992年7月映像クリエイター・エージェンシー事業を開始
  • 1993年7月東京都千代田区一番町15番地 一番町コートビルへ移転
  • 1993年11月大阪市北区紅梅町1-14 カサビアンカに大阪支社開設
  • 1996年2月東京都千代田区一番町15番地 一番町NNビルへ移転
  • 1996年6月マルチメディアクリエイター・エージェンシー事業開始
  • 1996年12月ゲームクリエイター・エージェンシー事業開始
  • 1997年1月株式会社メディカル・プリンシプル社 設立(現、連結子会社)
  • 1997年7月広告・出版クリエイター・エージェンシー事業開始
  • 1997年11月株式会社ギャガ・コミュニケーションズと提携「CR-GAGAプロジェクト」スタート
  • 1998年11月「CR-GAGAプロジェクト」日本初フル3DCGムービー「VISITOR」完成
  • 1999年10月東京都港区赤坂七丁目3番37号 カナダ大使館ビル2Fへ移転

2000年代

  • 2000年6月上場大阪証券取引所(旧ナスダック・ジャパン市場)に上場
  • 2000年7月株式会社リーディング・エッジ社 設立(現、連結子会社)
  • 2001年8月韓国ソウルに連結子会社CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd. 設立(現、連結子会社)
  • 2001年11月NTT研究所と「全国撮影ネットワーク」実証実験開始
  • 2006年5月東京都千代田区麹町二丁目10番9号 C&Rグループビルへ本社移転
  • 2007年8月株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社 設立(現、連結子会社)
  • 2008年9月大阪市中央区南船場三丁目5番8号 オーク心斎橋ビル8Fへ大阪支社移転
  • 2009年6月M&Aジャスネットコミュニケーションズ株式会社の株式取得(現、連結子会社)

2010年代

  • 2010年3月中国上海にCREEK & RIVER SHANGHAI Co., Ltd. 設立(現、連結子会社)
  • 2010年7月中国電子書籍リーダーメーカーの漢王科技股份有限公司と中国市場での日本出版物等コンテンツ独占窓口として業務提携
  • 2013年1月アーキテクト・エージェンシー事業を開始
  • 2013年2月ファッションクリエイター・エージェンシー事業を開始
  • 2013年6月当社制作の映画「少年H」がモスクワ映画祭で特別作品賞を受賞
  • 2013年7月Google運営のYouTube上で展開する「マルチチャンネルネットワーク(MCN)」を提供開始
  • 2013年12月株式会社インター・ベルの第三者割当増資引き受け(現、連結子会社)
  • 2014年12月宮部みゆき氏の『模倣犯』の海外電子配信を開始
  • 2015年3月シェフ・エージェンシー事業を開始
  • 2015年7月プロフェッサー・エージェンシー事業を開始(現、AI/DXエージェンシー)
  • 2015年10月当社共同製作の3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の公開
  • 2015年12月オリジナルスマートフォンゲーム『戦国修羅SOUL』の配信開始
  • 2016年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場市場変更
  • 2016年3月CREEK & RIVER Global, Inc. 設立(現、連結子会社)
  • 2016年8月株式会社VR Japan 設立(現、連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    プロフェッショナル分野の拡大

    ネットワークする専門職分野を50分野に拡大する「プロフェッショナル50分野構想」を進め、クライアントの企業価値向上に貢献する。

  2. 02

    新規サービスの創出

    日本のコンテンツ海外展開やXR、AI等の新市場でプロフェッショナルの能力を組み合わせたサービス基盤を確立し、付加価値を提供する。

  3. 03

    経営人材の創出

    社員教育の充実と採用強化、連結経営の高度化により各事業を担う経営人材を育成し、グループ全体の経営効率とシナジー効果を高める。

  4. 04

    コーポレート・ガバナンスの強化

    法令遵守とリスク管理の徹底、内部統制機能の充実、業務フローの整備・改善により正確迅速な業務処理と効率的な資産・キャッシュフロー管理を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,858人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は488万円で、9期前と比べて+11.0%平均年齢は32.9歳、平均勤続年数は5.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月801
2018年2月947
2019年2月1,474
2020年2月44032.75.11,692
2021年2月45633.15.21,771
2022年2月45733.85.91,840
2023年2月47034.56.22,176
2024年2月45533.55.62,326
2025年2月47732.54.92,580140
2026年2月48832.95.92,858171

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率29.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率21.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社35(国内 32 / 海外 3、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区913百万円
クリエイティブ 分野(日本)
その他 — 株式会社コネクトアラウンド(東京都港区)911百万円
CRES分野 — 株式会社髙和堂 江坂ビル(大阪府吹田市)496百万円
医療分野 — 株式会社メディカル・プリンシプル社(東京都港区他)262百万円
CRES分野 — 株式会社高橋書店 流通センター(埼玉県入間郡三芳町)256百万円
CRES分野 — 株式会社髙和堂 流通センター(埼玉県入間郡三芳町)127百万円
CRES分野 — 株式会社高橋書店(東京都豊島区)59百万円
会計・法曹 分野 — ジャスネットコミュニケーションズ株式会社(東京都港区)50百万円
その他 — 株式会社Shiftall (東京都中央区)31百万円
クリエイティブ分野(韓国) — CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd. (韓国ソウル市)28百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd.(注)2
    韓国ソウル市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メディカル・プリンシプル社(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社リーディング・エッジ社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    CREEK & RIVER SHANGHAI Co., Ltd.(注)2
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インター・ベル
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権90.9%
  • 国内
    CREEK & RIVER Global, Inc.
    アメリカ合衆国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社VR Japan
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権84.2%
  • 国内
    株式会社Idrasys
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権80.1%
  • 国内
    株式会社クレイテックワークス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd.(注)2・5
    韓国ソウル市 · 連結子会社
    議決権88.2%
残りのグループ会社23社を開く
  • 株式会社ウイング東京都渋谷区100%
  • きづきアーキテクト株式会社京都府京都市 東山区81%
  • 株式会社コミュニティ・メディカル・イノベーション(注)5東京都港区100%
  • 株式会社forGIFT東京都港区78%
  • 株式会社コネクトアラウンド東京都港区100%
  • 株式会社One Leaf Clover東京都港区100%
  • 株式会社ANIFTY東京都港区63%
  • 株式会社Chef’s value東京都港区100%
  • 株式会社Nextrek東京都港区88%
  • 株式会社C&R EVRELASTING STORY東京都港区100%
  • 株式会社シオン東京都千代田区100%
  • 株式会社シオンステージ東京都千代田区100%
  • 株式会社ALFA PMC東京都港区100%
  • 株式会社Shiftall東京都中央区100%
  • リヴァイ株式会社東京都港区100%
  • 株式会社URS Games東京都江東区51%
  • 株式会社T&Wオフィス(注)2東京都豊島区100%
  • 株式会社高橋書店(注)2・5東京都豊島区100%
  • 株式会社髙和堂東京都豊島区100%
  • 株式会社高橋編集事務所東京都豊島区100%
  • 高橋編集企画株式会社東京都豊島区100%
  • 株式会社jeki Data-Driven Lab東京都渋谷区40%
  • エージェント・グロース株式会社東京都港区43%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和2年度放射線の健康影響に関する情報発信の実施業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2020-06-11
    7,000万円
  • 調達
    平成31年度地球温暖化対策のためのCOOL CHOICE事務局・サイト運営等委託業務
    環境省 · 2019-04-02
    6,800万円
  • 調達
    令和7年度(補正繰越)鹿沢インフォメーションセンター改修実施設計業務
    環境省 · 2026-04-27
    1,200万円
  • 調達
    令和7年度(補正)阿蘇くじゅう国立公園長者原博物展示施設脱炭素化等改修設計業務
    環境省 · 2026-02-17
    619万円
  • 調達
    令和6年度湖尻博物展示施設脱炭素化改修工事実施設計業務
    環境省 · 2024-10-31
    480万円
  • 補助金
    外国人観光客のための「熊野古道」ガイドアプリ整備事業
    文部科学省 · 2018-10-01
    1,454万円
  • 補助金
    平成31年度中小企業知的財産活動支援事業費補助金(地域中小企業知的財産支援力強化事業)【株式会社クリーク・アンド・リバー社】
    経済産業省 · 2019-07-04
    991万円
  • 補助金
    平成31年度中小企業知的財産活動支援事業費補助金(地域中小企業知的財産支援力強化事業)【株式会社クリーク・アンド・リバー社】
    経済産業省 · 2019-07-04
    849万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は614億円営業利益49億円前期と比べると増収増益で、売上が+22.1%、利益が+36.1%。

売上高
+22.1%
614億円
営業利益
+36.1%
49億円
純利益
+78.3%
41億円
営業利益率
8.0%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高660億円614億円
営業利益55億円49億円
純利益35億円41億円
1株あたり配当¥51¥51

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は170億円、営業利益は22億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+31.8%、営業利益は+69.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1271612.610
2024年2Q126107.97
2024年3Q12597.26
2024年4Q1204
2025年1Q1291310.19
2025年2Q12997.06
2025年4Q245145.78
2026年2Q281217.522
2026年4Q333288.419
2027年1Q1702212.915

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は175億円から614億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月175103
2014年2月206115
2015年2月229137
東京証券取引所市場第二部に上場市場変更
2016年2月249116
2017年2月266159
2018年2月2671811
2019年2月2961610
2020年2月3292114
2021年2月3732516
2022年2月4183422
2023年2月4414029
2024年2月4984127
2025年2月50336377.223
2026年2月61449488.041

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高614億円のうち、営業利益として残るのは49億円8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は41億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.7%391億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.3%174億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%49億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
8.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+11.5pt
23.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが21億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは21億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は128億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月3−60−320
2014年2月6−30324
2015年2月140−61432
2016年2月6−140−824
2017年2月12−107233
2018年2月11−31842
2019年2月16−10−2646
2020年2月24−8−41659
2021年2月20−411675
2022年2月25−12−71383
2023年2月23−10−61390
2024年2月33−35−6−282
2025年2月30−18−41290
2026年2月2101721128

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は468億円。このうち返さなくてよい自己資本が194億円で、自己資本比率は40.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月69383150.9
2014年2月86434346.8
2015年2月91514052.6
2016年2月89523752.8
2017年2月110605050.7
2018年2月119704954.6
2019年2月133726153.6
2020年2月162847850.9
2021年2月1811037856.2
2022年2月1991227760.5
2023年2月2281428661.7
2024年2月2541579761.2
2025年2月27116011158.6
2026年2月46819427440.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
177億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
179億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
274億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中78位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中368位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
22.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,491で、1年前と比べて+4.7%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥1,491-2.7%1ヶ月+5.7%1年+4.7%時価総額343億円
過去52週の値幅
安値¥1,213高値¥1,619

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)9.1倍
PBR1.62倍
配当利回り3.42%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7月10日に1448円と急伸し、その後も1500円台まで上昇。しかし、7月末からは利益確定売りで調整し、8月3日には1413円まで下落した。25日線(1421円)をわずかに下回るが、75日線(1336.21円)と200日線(1393.78円)は上回っており、中期トレンドは維持。52週高値1619円に対して約13%下、52週安値1213円からは約16%の水準。出来高は7月10日に37万6200株と急増し、その後も高水準で推移、売買が活発。RSIは41.72と中立圏で、調整は一巡した可能性。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは7.35倍と業界平均22.43倍を大幅に下回り、PBRも1.53倍と平均3.17倍を下回る。配当利回りは3.61%と平均2.72%を上回り、ROE23.3%と高い収益性。業績は売上高が増加傾向で、営業利益率7%台と改善。割安だが、配当性向57%と高く、成長投資余力に懸念が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍23.4倍
PER (予想)9.1倍
PBR1.62倍3.51倍
ROE23.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は2026年2月期に614億円と前期比22%増、営業利益も49億円と過去最高を見込む。専門人材需要の高まりを追い風に、派遣単価の上昇や稼働率改善が寄与する。強気派は、クリエイター市場の成長と法務・医療など周辺領域の拡大で持続的な増収増益が続くとみる。一方、弱気派は、人材派遣業界の需給変動や景気感応度の高さ、競争激化による単価下落リスクを指摘。また、2024年2月期の純利益減少や2025年2月期の営業利益率低下など、収益性の波が大きい点を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 専門人材需要の拡大

    映像・ゲーム業界の制作需要増、法務・医療分野の専門人材不足で派遣需要が伸長

  • 売上高の急成長

    2026年2月期売上高614億円、前年比22%増と高い成長率

  • 収益性の改善

    営業利益率が7.98%に上昇、利益額も過去最高の49億円予想

  • 2026年2月期売上高614億円、前期比22%増収決算発表後影響

    売上高は前期503億円から614億円へ111億円増。時価総額325億円比で増収率22%は成長の柱。

  • 純利益41億円、前期比78%増益通年影響

    純利益は23億円から41億円へ18億円増。PER7.35倍の株価評価に上振れ余地を生む。

  • ROE23.3%を活かすPBR1.53倍の是正余地継続影響

    ROE23.3%に対しPBR1.53倍。資本効率に見合う評価水準への改善が期待される。

  • 配当利回り3.61%による下値支え継続影響

    配当利回り3.61%。株価1413円、時価総額325億円で底堅さを支える株主還元。

マイナスに働く材料7
  • 収益性の波が大きい

    純利益が2023年29億→2025年23億と減少、営業利益率も不安定

  • 景気感応度の高さ

    人材派遣は雇用動向に影響され、景気後退時に需要が急減するリスク

  • 競争激化

    同業他社も多く、価格競争による単価低下やシェア奪取の可能性

  • 営業利益率7.98%は売上増の割に低水準通年影響

    営業利益49億円に対し売上高614億円、利益率7.98%は1桁台。コスト変動で利益が左右されやすい。

  • 時価総額325億円の小型株流動性リスク継続影響

    時価総額325億円。売買代金が細りやすく、機関投資家の資金が入りにくい。

  • 外国持ち株比率8.65%と需給は限定的継続影響

    外国持ち株比率8.65%。海外資金の流入が限られ、需給刺激材料に欠ける。

  • 株価は1年で1.97%下落、モメンタム弱い継続影響

    株価は1年前から1.97%下落し1413円。戻り売り圧力は継続する。

次の決算で確かめる点
派遣稼働率
稼働率向上が収益性を左右する核心指標であり、需給動向を反映する
売上高伸び率
専門人材需要の持続性を見極めるため、増収率の持続が重要
営業利益率
単価上昇やコスト管理の結果を確認し、収益構造の改善度を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり51で、前期から+22.0%いまの株価に対する利回りは3.42%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥51
1株あたり
配当利回り
3.42%
いまの株価に対して
配当性向
57.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月933.9
2018年2月1122.231.7
2019年2月129.137.5
2020年2月1525.044.8
2021年2月166.731.6
2022年2月2025.027.6
2023年2月2735.029.7
2024年2月4151.949.3
2025年2月410.051.0
2026年2月5022.057.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥51

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ7,467人。区分でいちばん多いのは事業法人40.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.7%を占め、残る46.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人29.629.529.440.640.740.9
個人・その他43.839.439.529.432.935.7
金融機関15.814.917.518.213.912.9
外国法人8.815.212.810.911.38.6
自己株式1.31.32.42.55.35.3
証券会社2.01.00.70.91.11.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社シー・アンド・アール27.35
02井川幸広8.43
03株式会社ソース・デザイン社8.24
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.00
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.97
06株式会社フリー2.75
07澤田秀雄1.85
08野村信託銀行株式会社(投信口)1.75
09クリーク・アンド・リバー社従業員持株会1.74
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-08
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.17%
  • 2026-06-08
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.09%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1139%、1株純資産は14期で+455%。直近期のROEは23.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月1616310.128.847.2
2014年2月2318613.118.831.1
2015年2月3522917.020.129.7
2016年2月3022813.213.734.8
2017年2月4326617.323.433.9
2018年2月5230518.318.831.7
2019年2月4633514.325.937.5
2020年2月6438617.714.044.8
2021年2月7445617.917.031.6
2022年2月10054120.017.427.6
2023年2月13163722.216.929.7
2024年2月12171418.016.049.3
2025年2月10575114.315.851.0
2026年2月19390323.37.757.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/2期の役員報酬は総額137百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井川幸広代表取締役会長(CEO)6619,390
黒崎淳代表取締役社長(COO)552,314
青木克仁取締役(CMO)5040
後藤野人取締役517
松本研二取締役62128
下義生取締役6720
澤田秀雄取締役754,247
藤延直道取締役76
渡辺尚取締役61
田子みどり取締役66
石村満取締役67
飯田繁常勤監査役69
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
喜多村裕監査役78
安部陽一郎監査役69
野村雅行監査役77
牛尾周朗取締役62
米花哲也取締役62

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6999917
社外取締役724243
監査役214147

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,203字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、映像、ゲーム、Web、広告・出版等の様々なクリエイティブ分野において、企画・制作を行うクリエイター(※)のプロデュース及びエージェンシー、ライツマネジメント事業をコアビジネスとし、さらに、クリエイティブ以外の専門分野におけるプロデュース及びエージェンシー事業を展開しております。当社グループは下表のとおり構成されております。 会社名   事業内容 株式会社クリーク・アンド・リバー社(当社)   クリエイティブ分野(日本) CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd. *   クリエイティブ分野(韓国) CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd. *   クリエイティブ分野(韓国) 株式会社メディカル・プリンシプル社 *   医療分野 株式会社リーディング・エッジ社 *   その他(IT分野) 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社 *   会計・法曹分野 ジャスネットコミュニケーションズ株式会社 *   会計・法曹分野 CREEK & RIVER SHANGHAI Co., Ltd. *   その他(クリエイティブ分野(中国)) 株式会社インター・ベル *   その他(ファッション分野) CREEK & RIVER Global, Inc. *   その他(米国) 株式会社VR Japan *   その他(VR製品の販売・運用・保守) 株式会社forGIFT *   その他(プロモーション等) 株式会社Idrasys *   その他(IoT/AI等) 株式会社クレイテックワークス *   クリエイティブ分野(日本) 株式会社jeki Data-Driven Lab **   クリエイティブ分野(日本) 株式会社ウイング *   クリエイティブ分野(日本) きづきアーキテクト株式会社 *   その他(コンサルティング等) 株式会社コミュニティ・メディカル・イノベーション *   医療分野 株式会社コネクトアラウンド *   その他(農産物の生産・販売及び業務代行等) 株式会社One Leaf Clover *   その他(障がい者の能力を活かした業務代行等) 株式会社ANIFTY *   その他(NFTプラットフォーム運営等) 株式会社Chef’s value *   その他(飲食店の運営・エージェンシー事業等) 株式会社Nextrek *   その他(イラスト検索AIメディアの運営等) 株式会社C&R EVERLASTING STORY *   CRES分野 株式会社シオン *   クリエイティブ分野(日本) 株式会社シオンステージ *   クリエイティブ分野(日本) 株式会社ALFA PMC *   その他(施設建築領域全般のマネジメント等) エージェント・グロース株式会社 **   その他(不動産仲介フランチャイズ事業等) 株式会社Shiftall *   その他(VR/IoT製品の企画・開発・販売等) リヴァイ株式会社 *   その他(AIに関するメディア事業・開事業等) 株式会社URS Games *   クリエイティブ分野(日本) 株式会社T&Wオフィス *   CRES分野 株式会社高橋書店 *   CRES分野 株式会社髙和堂 *   CRES分野 株式会社高橋編集事務所 *   CRES分野 高橋編集企画株式会社 *   CRES分野 (注)* 連結子会社  ** 持分法適用関連会社 当社グループは、「人の能力は、無限の可能性を秘めています。私たちは、その能力を最大限に引き出し、人と社会の幸せのために貢献します。」を統括理念とし、安定的な成長を続け、あらゆるステークホルダーから信頼される企業グループとして、社会的責任を果たしていくことを経営目標としております。 また、「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」を追求し、クリエイティブ、医療、IT、法曹、会計、建築、ファッション、食、CXO等の各分野において、独創的かつ付加価値の高いサービスを提供することにより、当社グループの企業価値の最大化をはかり、社会の繁栄と活性化の一翼を担っていきたいと考えております。 グループの中核をなす当社が対象とする領域は、映像、ゲーム、Web、広告・出版等、コンテンツに関わる全てのクリエイティブ領域となります。クリエイターの能力を組み合わせて企画開発を行うプロデュース事業、クリエイターに仕事を紹介するエージェンシー事業、クリエイターの知財を流通させ収益化するライツマネジメント事業を基幹事業とし、クリエイターの付加価値向上の一環として、スキルアップ・キャリアアップを目的としたトレーニング・カリキュラムの開発・運営にも力を入れております。 事業拠点は国内のみならず、カナダに当社のモントリオール支社を設立するほか、韓国に連結子会社 CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd. 及び連結子会社 CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd. 、中国に連結子会社 CREEK & RIVER SHANGHAI Co., Ltd. 、米国に連結子会社 CREEK & RIVER Global, Inc.を設立し、グローバル展開を進めております。 クリエイティブ分野で蓄積したノウハウを活かし、その領域を他の専門分野へと拡大しております。医療分野は、連結子会社 株式会社メディカル・プリンシプル社が「民間医局」のブランドのもと、ドクター・エージェンシーを中心とした事業を、連結子会社 株式会社コミュニティ・メディカル・イノベーションが地域医療周辺サービス事業を展開しております。IT分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社 株式会社リーディング・エッジ社、会計分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社 ジャスネットコミュニケーションズ株式会社、法曹分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社、ファッション分野のエージェンシー事業を展開する連結子会社 株式会社インター・ベルにて、専門分野に特化した事業展開を行っております。これらの専門分野で国内外に41万人を超える(2026年2月末時点)産業の核となるプロフェッショナルをネットワークし、5万社を超える(2026年2月末時点)クライアントの価値創造に貢献しております。 圧倒的なプロフェッショナルのネットワークを背景として、周辺サービス事業にも積極的に取り組んでまいりました。連結子会社 CREEK & RIVER Global, Inc.は、米国においてコンサルティング事業を展開しております。連結子会社 株式会社VR Japanは、VRゴーグルの日本国内での販売・運用・保守を行っております。連結子会社 forGIFTは、当社の開発スタジオと連携してゲーム3DCG制作技術とファッション分野での知見を活かしたアパレル3DCGサンプル制作サービス「sture(ストゥーラ)」を展開しております。AIを用いたシステムの企画・開発・販売・運用・保守事業を行う連結子会社 株式会社Idrasysは、生成AIのChatGPTを活用したサービスや需要予測やスコアリングなどを可能にする独自のAIクラウドプラットフォームや企業がAIを使ってチャットボットや自動応答システムを簡単に作成・管理できるツールを提供しております。連結子会社 株式会社クレイテックワークスは、高い技術力を背景に著名タイトルをはじめとしたゲームコンテンツ開発実績を積み重ねております。株式会社ジェイアール東日本企画(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石川明彦)と共同で設立した持分法適用関連会社 jeki Data-Driven Labは、データドリブンマーケティング事業を推進しております。NHK出身者により設立されたウイングは、NHK及び関連会社、民放各社の番組制作・編集部門へのスタッフ派遣事業を展開しております。世界有数のコンサルティングファームである株式会社ローランド・ベルガーのグローバル共同代表兼日本代表を務めた長島聡氏が設立した連結子会社 きづきアーキテクト株式会社は、新規事業コンサルティングを中心に事業を展開しており、当社グループの持つプロフェッショナルネットワークと同社の事業構想力とを融合し、新規事業の加速度的な推進をはかっております。連結子会社 株式会社コネクトアラウンドは、農業分野でのテクノロジーを活用したダイバーシティ&インクルージョン及び農業を基軸とした地域雇用の促進事業を展開しております。連結子会社 株式会社One Leaf Cloverは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社の認定を取得し、障がい者が能力を最大限に発揮できる安定的な職場環境の確保及び社会への主体的な参画を目指しております。連結子会社 株式会社Chef’s valueは、料理人(シェフ)の独立開業を支援し、生涯価値を高める新しい仕組みづくりを目的とした事業展開を行っております。連結子会社 株式会社Nextrekは、事業内容を変更しAIを活用して画像やイラストを検索するメディアの運営を行っております。2025年6月1日付で株式会社C&Rインキュベーション・ラボより社名変更を行った連結子会社 株式会社C&R EVERLASTING STORYは、C&Rグループと事業シナジーが見込める企業に対する積極的な資本参加を行うCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)として、プロフェッショナルの叡智を組み合わせた新サービス創出を目指しております。TV番組の企画・制作を行う連結子会社 株式会社シオンは、特にバラエティ番組の企画・制作プロデュース力に強みを持ち、連結子会社 株式会社シオンステージと併せ、当社のTV番組・制作事業とのシナジーの創出をはかっております。連結子会社 株式会社ALFA PMCは、施設建築領域全般におけるコンサルティング事業やマネジメント・セミナー事業を展開しております。連結子会社 株式会社Shiftallは、高い開発力を活かした独自ブランドによるVRやメタバース、IoT機器の企画・開発・販売・サポートなどを手掛けております。連結子会社化したリヴァイ株式会社は、生成AIに関する企業向け研修サービスや企業が直面する業務の課題解決を目的としたカスタマイズ可能なAIチャットボット開発サービスの提供や生成AI活用のコンサルティング事業を展開しております。 当連結会計年度においては、2025年3月に株式会社バンダイナムコエンターテインメントと共同で、ゲーム関連のプロデュース事業を展開する株式会社URS Gamesを設立いたしました。また、社会問題化する事業承継関連事業の一環として、手帳・日記・カレンダー等の企画・編集・出版事業を展開する株式会社T&Wオフィスを持株会社とする高橋書店グループ5社を連結子会社化いたしました。 なお、当社は2025年9月8日付で株式会社プロフェッショナルメディアを吸収合併し、同社は消滅いたしました。これに伴い、株式会社プロフェッショナルメディアは当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。 今後もプロフェッショナル・エージェンシーを他の専門分野へ積極的に展開するとともに、さらなる周辺サービス事業を推進することにより、グループ事業の拡大に努め、グループ一丸となって「ビジネスクリエイションカンパニー」としてのステータス確立を目指してまいります。 (※) 当社グループが対象とするクリエイターとは、主として機材・ソフトウエアの操作に関するオペレーション作業を提供するオペレーターではなく、個々に異なる発想力・企画力・技術力を有する開発・制作活動の方向性や品質の根幹に関わる不定形な活動に従事する人材であり、その中でも大きな組織に属さず、個人事業主として、独立したプロフェッショナルとして企画・制作活動を行っているフリーランス・クリエイターであります。 具体的な職種といたしましては、映像、ゲーム、Web、広告・出版等の業界における開発・制作活動に携わる映画監督・プロデューサー・TVディレクター・脚本家・カメラマン・Webデザイナー・CGデザイナー・ゲームプログラマー・クリエイティブディレクター・コピーライター・イラストレーター及び前記以外の業界で活動するクリエイターが挙げられます。 事業の系統図は次のとおりです。 事業系統図
経営方針・対処すべき課題4,115字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「人の能力は、無限の可能性を秘めています。私たちは、その能力を最大限に引き出し、人と社会の幸せのために貢献します。」を統括理念として掲げ、安定的な成長を続け、あらゆるステークホルダーから信頼される企業グループとして、社会的責任を果たしていくことを経営目標としております。 また、「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」を追求し、クリエイティブ、医療、IT、法曹、会計、建築、ファッション、食、ライフサイエンス、CXO等の各分野において、独創的かつ付加価値の高いサービスを提供することにより、企業価値の最大化をはかり、社会の繁栄と活性化の一翼を担っていきたいと考えております。 (2) 経営環境 当社グループを取り巻く経済情勢は、所得環境の改善による個人消費の増加やインバウンド需要の増加等により、緩やかな回復基調が続いております。また、企業においては事業拡大や人手不足の解消に向けたAIの活用やIT投資が活発化しており、DXへの取り組みが加速しております。一方で、米国およびイスラエルによるイランへの大規模軍事攻撃を契機として、中東地域における地政学リスクが一段と高まっているほか、資源・エネルギー価格の高騰、長期化するロシア・ウクライナ情勢など、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社グループのネットワークする、クリエイター、医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、研究者等、専門的な技術を有するプロフェッショナルに対するクライアントのニーズは底堅く推移するものと見込んでおりますが、その内容はより一層多様化していくものと考えております。 したがって、当社グループでは、各セグメントにおいてその専門性を高め、①エージェンシー事業(人材派遣、人材紹介)、②プロデュース事業(開発・請負)、③ライツマネジメント(知的財産の企画開発・流通)事業の3つの事業を複合的に展開しており、そのサービスレベルをより一層高めております。同時に、セグメントを超えた取り組みを加速させることで、グループとしての付加価値創出をはかり、他に類を見ない企業グループを目指してまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、プロフェッショナルとともに成長し、その叡智を組み合わせることで、新たな価値を生み出す事業を展開しております。当社グループの理念と事業活動は、国際連合が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の考え方とその目標そのものであり、事業活動を通じて社会全体の永続的な発展に貢献してまいります。 なお、当社グループは4つの基本戦略に基づき、相互連携によるシナジー効果を高め、グループ全体の価値向上に努めております。 戦略1:プロフェッショナル分野のさらなる深耕 戦略2:プロフェッショナル人材をベースとしたプロデュース事業の展開 戦略3:異分野のプロフェッショナルを掛け合わせたプロデュース事業の展開 戦略4:経営人材を含むC&Rグループの営業資産を組み合わせた事業承継、M&Aの推進 2026年2月末現在、当社10事業部門及びグループ企業35社による事業を「ゲーム&ライツマネジメント」「ブロードキャスティング&動画」「プロモーション&マーケティング」「メディカル&ヘルスケア」「AI/DX・IT」「プロフェッショナル・エージェンシー」「Quality of Life」「インキュベーション&デベロップメント」の8つのカテゴリーに区分し、“連峰経営”を推進しております。8つのカテゴリーは、業容拡大に向けて、それぞれの専門性の深化を追求しております。一方で、これら8つのカテゴリーを俯瞰的に捉えることで、個々の事業の集合体を超えた、持続的かつ多層的なグループ価値の最大化をはかってまいります。 当社グループは、各事業の成長とシナジーの最大化を両立させることで、中長期的な企業価値の向上と、クライアントや社会に貢献する持続的な価値提供を実現してまいります。 また、テーマとしては、「プロフェッショナルとともに事業を創造することにより、豊かな社会を創る」ことを掲げております。①プロフェッショナル分野のさらなる拡大、②新規サービスの創出、③経営人材の創出、④コーポレート・ガバナンスの強化を基に、より高い信頼を得られる企業グループを目指してまいります。 ①  プロフェッショナル分野のさらなる拡大 プロフェッショナルの叡智により、クライアントのニーズに的確かつ迅速に対応できる機動的な体制を整えるとともに、これまで蓄積したノウハウを活用し更なる深耕をはかってまいります。さらに、ネットワークするプロフェッショナル分野を拡大する「プロフェッショナル50分野構想」の進展により、クライアントの企業価値向上への貢献を目指してまいります。 ②  新規サービスの創出 当社グループは、急激に変化する市場を先行的に捉え、的確に対応するため、プロフェッショナルの能力を組み合わせた新規サービスの創出に取り組んでまいります。日本のコンテンツの海外展開やXR(VR/AR/MR)、AI等新たな市場でのサービス基盤を確立し、さらなる付加価値の提供を目指してまいります。 ③  経営人材の創出 当社グループの目指す経営計画の実現には、各々の事業を担う経営人材が重要であると認識しており、社員教育の充実及び採用の強化をはかり、また、連結経営の高度化により、グループ全体の経営効率を高め、強い結束力とシナジー効果を発揮する企業グループを目指してまいります。 ④  コーポレート・ガバナンスの強化 当社グループの規模拡大に伴い、増大するリスクに未然に対処するため、法令遵守、リスク管理の徹底と内部統制機能の充実をさらに進めてまいります。また、適宜業務フローの整備・改善を行い、正確・迅速な業務処理を進め、効率的な資産管理とキャッシュ・フローの管理に努めてまいります。 (4) 目標とする経営指標 当社グループは、収益力の向上をはかるため、売上高営業利益率を経営指標とするとともに、キャッシュ・フローを重視しております。中長期的にはさらに、資本の効率性及び収益性を重視したROIC(投下資本利益率)を目標指標として経営を行ってまいりたいと考えております。 (5) 会社の対処すべき課題 当社グループは、「(2) 経営環境」に記載した環境を踏まえ、クライアントとプロフェッショナルの方々のニーズをより的確に捉え、新たな課題の変化に迅速に対応するために、次の諸施策に取り組んでおります。 ①  プロフェッショナルネットワークの拡充 クライアントのニーズの多様化により、優秀なプロフェッショナルの確保・育成は当社グループの事業拡大における基盤となるものと認識しております。当社グループでは、様々な分野で活躍するプロフェッショナルに国内外の仕事の情報を提供し、またプロフェッショナルの生涯価値を高めるための教育や育成機関を充実する等、様々な施策を展開しております。今後はさらに、新たな人材の確保とキャリアアップを支援するため、日本最大級のクリエイティブ開発スタジオ「C&R Creative Studios」や企業のDXに関する課題に対して業務支援を行う「C&R DX STUDIO」を核として、日本から世界を席巻するようなコンテンツ開発や新サービスの提供を行い、世界中の優秀なプロフェッショナルのネットワークを構築してまいります。 また、当社グループ横断でのマーケティング活動を積極的に推進してまいります。 ②  人材確保及び社内教育制度の充実 当社グループでは、質の高いサービスの提供を維持しつつ、継続的な業容拡大を続けていくために、中途・新卒を問わず優秀な人材の積極的な採用が必要であると考えております。また、人員の増加に併せ、理念教育や階層別研修の実施等、教育制度の一層の充実に努めてまいります。 ③  AI等のテクノロジーの活用 AIに代表される技術革新は加速しており、当社グループの事業に様々な影響を及ぼす可能性があります。社内における業務効率化に活用することに加え、様々な研究開発を通じて、サービスレベルの向上に努めてまいります。セキュリティの担保や権利侵害等のリスクには十分留意しつつ、AIを活用したうえで、人だからこそ提供できる価値を追求してまいります。 ④  情報管理体制及び内部管理体制の強化 当社グループでは、多数のプロフェッショナルからなるネットワークを有し、また多くのクライアントとの取引があることから、情報管理は経営の重要課題と認識しております。情報セキュリティシステムの充実や、グループ各社においてプライバシーマーク認定を取得する等、より一層の情報管理体制の強化に努めております。また、当社グループは、金融商品取引法により法制化された財務報告に係る内部統制報告が義務付けられております。グループとしての持続的な成長を目指し、内部統制システムの一層の運用強化をはかってまいります。 ⑤  サステナビリティ重視の経営 当社グループは、統括理念として「人の能力は、無限の可能性を秘めています。私たちは、その能力を最大限に引き出し、人と社会の幸せのために貢献します。」を掲げ、サステナビリティを重視した経営を推進しております。企業活動を通じた社会問題への取り組みを積極的に展開するとともに、持続可能な社会の実現に貢献し、コンプライアンス、情報開示等の充実に向けた社内体制の整備を進め、責任ある企業市民の一員として企業価値の向上を目指してまいります。
事業等のリスク4,050字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、重要項目ごとに以下のようなものがあります。ただし、全てのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できない又は重要と見なされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。当社グループではこのような経営及び事業リスクを最小化するための様々な対応を行っております。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (特に重要なリスク) リスク要因   背景、具体的な内容   主要な対応策 法的規制   ・当社グループが提供するサービスのうち、人材サービスは労働者派遣法、職業安定法、労働基準法等の労働関連法令等により規制を受けており、法令の変更、新法令の制定、又は解釈の変更等が生じた場合に、事業が制約を受ける可能性。   ・関連法令の動向を注視しながら事業を運営し、変更や制定に対し適切に対応。 情報管理   ・当社グループでは、サービス提供にあたりプロフェッショナルの方々の個人情報を管理しており、外部からの不正アクセス又は、人的ミス等による個人情報等の流出の可能性が存在。   ・当社及び主要子会社において、プライバシーマークを取得し、「個人情報保護マネジメントシステム(JISQ15001:2023)」に準拠し、個人情報に関する管理責任者の任命、全社員に対する教育等を通じて、管理体制を維持・強化。 システム   ・当社グループの事業は、インターネット等の通信ネットワークによる業務処理が増大しており、コンピュータウイルスの侵入・停電・自然災害・各種システムトラブル等の発生により、システムダウンが発生した場合及び当該システムの復旧に時間を要する事態が発生した場合には、接続中断や情報データの消失等により、一時的に業務が滞る可能性。   ・情報管理規程に基づき、社内システムの定期的な点検の実施及びセキュリティ体制を継続的に強化。 ・当社グループ本社ビルにおいて、非常用発電設備共同利用契約を締結し、不測の停電発生時に非常用発電設備の稼働により電力の提供を受け、被害を最小限に留めるよう対応。 災害   ・地震等の自然災害や事故、テロをはじめとした当社グループによるコントロールが不可能な事由によって、当社グループの事業所等が壊滅的な損害を被り、大規模なシステム障害や通信ネットワーク障害が発生した場合、事業活動の中断等を余儀なくされる可能性。   ・危機管理規程及び災害対策マニュアルを定め、具体的な対応策を制定。 ・安否確認システムの導入や、サーバー等システムのバックアップ体制を確保することで、事業継続性を担保。 感染症   ・ウイルス等の病原体による感染拡大に伴い、クライアントの事業活動に影響が生じ、採用選考における遅延や、採用計画の見直し等が一部発生。また、各種イベントの開催中止等により、当社グループの業績に影響。今後同様の感染症の拡大により、業績に影響を与える可能性。 ・渡航制限、移動制限等に伴い、事業の進捗に遅れが生じ、当社グループの事業展開及び業績に影響を与える可能性。   ・社員の健康を守り、事業を継続させるために対策本部を設置し、感染予防対策の徹底、リモートワークの推進、オンラインを活用した各種施策を積極的に実施し、影響を最小化する取り組みを実施。 ・クライアントのニーズに対し複合的なサービスにより木目細かく対応し、クライアント毎の取引戦略を明確にすることで、業績への影響を軽減。 ・オンラインでのイベント開催を可能とするプラットフォームの構築や、リモートワークを活用した制作スタジオ機能を構築する等、変化を機会と捉えた取り組みを推進。 (重要なリスク) リスク要因   背景、具体的な内容   主要な対応策 市場環境   ・社会の多様化により、専門的な知識・技術を有するプロフェッショナルへのニーズは比較的高く、当社グループが対象とする分野において人材サービスを提供する企業は増加傾向。 ・当社グループが事業展開する様々な分野の業界動向・市場動向によっては、各社の事業活動に影響。   ・当社グループは、プロフェッショナル分野に特化したエージェンシー事業を日本で先駆けて展開。人材のみならず開発・請負、知的財産の収益化等複合的なサービス提供により、独自のノウハウを蓄積。 ・多様な分野で事業を展開することによりリスクを分散し、グループとしての抵抗力を向上。 人材確保・育成   ・事業の拡大に伴い、継続的に人材の採用・育成を実施。今後採用の不振や退職者の増加等により、優秀な人材を確保することができない場合、事業展開に影響を与える可能性。   ・人事評価制度やストックオプション制度、株式給付信託型ESOP等の導入により、優秀な人材の獲得に資する各種制度を構築。 ・教育制度・体制の充実により、人材育成を強化。 プロフェッショナルネットワークの拡大   ・競合環境の激化に伴い、予定通りにプロフェッショナルネットワークの拡大が進まない可能性。 ・関連する費用の増加や、クライアントからの受注に応えられない機会損失が発生する可能性。   ・当社グループのサービス向上により、競争優位性を確保。 ・パートナーであるプロフェッショナルからの積極的なリファラル。 ・各種Webサイトを通じたデジタルマーケティングの強化に加え、オンライン開催を含めたイベント・セミナー等を積極的に開催。 派遣・請負スタッフに関する業務上のトラブル   ・派遣・請負契約のスタッフによる業務遂行に際し、過誤による事故や不法行為による訴訟の提起又はその他の請求を受ける可能性。   ・業務に応じて適切な人材のアサインと、当社グループ社員による業務・プロジェクト管理を適切に実施。 AIの技術革新による事業環境の変化   ・AIの活用による知的財産権の侵害や生成物の品質及び適切性の問題等に起因して、不適切なコンテンツが生成される可能性があり、これらにより社会的評価の低下を招く可能性。 ・コンテンツ制作の自動化や効率化が進むことで、従来プロフェッショナルが担ってきた業務の一部が代替され、当社グループにおけるクリエイティブ制作等の案件発注量の減少やプロフェッショナルに対する需要の縮小が起きる可能性。   ・利用するデータやAIツールの選定・管理に関するガイドラインを整備するとともに、生成物について人による確認プロセスを組み込み、品質及び適切性を確保。 ・人だからこそ提供できる創造性や付加価値を追求し、サービスの差別化を推進。 ・AIの活用を前提とした新たな制作手法やサービスの開発を推進。 ・AI活用スキルや新たな制作領域への対応力を高めるためのリスキリング及び教育機会の提供。 ・従業員及びプロフェッショナルを含む関係者に対する教育・啓発を通じて、AI利用に関するリテラシーの向上及びコンプライアンス意識の徹底。 リスク要因   背景、具体的な内容   主要な対応策 請負事業者 の責任   ・当社グループにおける請負役務提供において、請負作業の完了に関しクライアントに対して責任を負っており、業務の進捗及び完了に関する認識に齟齬が生じた場合、代金回収が困難又は不能となる場合がある他、賠償金の請求、提訴その他の責任追及がなされる可能性。   ・役務の提供に先立ち、クライアントとの間で請負業務の範囲及び内容について確認を実施。 ・専門性の高いプロジェクトマネージャーによる請負作業の進捗管理、品質管理を実施。 社会保険負担   ・当社グループが展開する人材派遣事業において、加入資格を有する全ての社員に厚生年金、健康保険、雇用保険等各種保険への加入を義務付けており、今後保険料率等の見直しが行われる場合、負担が増加する可能性。   ・2017年4月に、当社グループ独自の健康保険組合である「C&Rグループ健康保険組合」を発足。医療費等の適正化による健全財政の維持、当社グループの特性に合った保険事業に取り組み、効率的な健保事務運営を行うことで、保険料の大幅な引き上げリスクを低減。 知的財産権   ・当社の展開するコンテンツの企画・制作・管理・流通・販売及びコンテンツの権利に関わる業務において、当社が第三者の知的財産権を侵害した場合、損害賠償請求及び使用差止請求等を提訴される可能性並びに当該知的財産権に関する対価の支払い等が発生する可能性。 ・当社が有する知的財産権について、第三者に侵害される可能性。   ・著作権等の知的財産を利用する際には、社内法務部門をはじめ、必要に応じて外部専門機関を活用の上調査を実施。 ・当社が有する知的財産権に関して、権利侵害に関する定期的な管理を実施。 新規事業   ・当社が積極的に推進する新規事業において、予期せぬ事態の発生や様々な外部要因の変化により、計画の大幅な変更、遅延、中止等の可能性。 ・加速的な事業展開を狙いとして、企業買収等を行った場合、多額の資金需要やのれんの償却負担等が発生する可能性。   ・当社グループで蓄積したノウハウを積極的に活用し、事業推進への影響を軽減。 ・企業買収にあたっては、外部の専門機関と連携し、財務及び法務に関するデューデリジェンスを適切に実施。 海外事業   ・海外子会社は、事業展開をする国の法的規制を受け、今後法令の変更、新法令の制定又は解釈の変更等が生じた場合、海外子会社の事業が制限される可能性。 ・連結決算にあたり、海外子会社における収益及び資産等を円換算する際に、為替の状況によっては、円換算後の価値が影響を受ける可能性。   ・海外子会社と連携し、定期的に的確な情報収集を行い、法令の変更や制定等に対し適切に対応。
経営成績の分析 (MD&A)8,213字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①  財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、所得環境の改善による個人消費の増加やインバウンド需要の増加等により、緩やかな回復基調が続いております。また、企業においては事業拡大や人手不足の解消に向けたAIの活用やIT投資が活発化しており、DXへの取り組みが加速しております。一方で、米国およびイスラエルによるイランへの大規模軍事攻撃を契機として、中東地域における地政学リスクが一段と高まっているほか、資源・エネルギー価格の高騰、長期化するロシア・ウクライナ情勢など、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社グループは「人の能力は、無限の可能性を秘めています。私たちは、その能力を最大限に引き出し、人と社会の幸せのために貢献します。」を統括理念として掲げ、事業を運営してまいりました。当社グループは、18分野にわたり41万人超(2026年2月末時点)のプロフェッショナルネットワークを有しております。ネットワークするクリエイターや医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、研究者等の専門的な能力を有するプロフェッショナルへのニーズは底堅く推移しております。 (イ)経営成績 当連結会計年度の業績は、売上高61,393百万円(前期比122.1%)、営業利益4,914百万円(前期比136.0%)、経常利益4,801百万円(前期比130.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,075百万円(前期比181.0%)となりました。 (ロ)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて19,727百万円増加し46,806百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて16,344百万円増加し27,410百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末より3,383百万円増加し19,395百万円となりました。 (ハ)セグメントの経営成績は次のとおりであります。 (クリエイティブ分野(日本)) クリエイティブ分野(日本)は、グループの中核となる当社が映像、ゲーム、Web、広告・出版などのクリエイティブ領域で活躍するクリエイターを対象としたプロデュース、ライツマネジメント、エージェンシー事業を展開するほか、連結子会社 株式会社クレイテックワークス及び2025年3月に連結子会社化した株式会社URS Gamesがゲーム分野でのプロデュース事業を、連結子会社 株式会社ウイングがTV・映像分野でのエージェンシー事業を、連結子会社 株式会社シオン及び連結子会社 株式会社シオンステージがTV・映像分野でのプロデュース事業及びエージェンシー事業を展開しております。 映像・TV・映像技術関連分野は、エージェンシー事業においては引き続き堅調に推移しており、プロデュース事業は、番組制作に加え、企業CMやプロモーション動画の制作受託が増加しております。 ゲーム分野は、日本最大級のゲーム開発スタジオにて制作受託を行うほか、アニメやゲームのIP(知的財産)を活用した自社開発を推進しております。なお、2026年5月にゲーム部門を拡張し、本社近くに新たなスタジオを開設いたします。モントリオール支社では、海外のゲームパブリッシャーとの取引拡充に向けた取り組みが進展しております。 Web分野は、企業や官公庁のWeb開発やプロモーション案件の受託が伸長しております。また、全国の拠点では、地場の強みを活かして新規顧客の開拓に注力し業容拡大に取り組んでおります。 出版・作家分野は、電子書籍の取次事業のほか、Amazon Kindleのスポンサー広告運用事業を手掛けております。また、コンテンツの新規開拓や発掘した漫画家・作家の作品を企画開発・収益化する事業では、大手電子マンガ・ノベルプラットフォームとの連携や海外配信、海外での出版化、グッズ販売、映像化の版権販売等、オリジナル作品の収益化を積極的に推進しております。 当連結会計年度におけるクリエイティブ分野(日本)の業績は、映像、ゲーム、Web等の主力分野が堅調に推移し、売上高39,500百万円(前期比112.2%)、セグメント利益(営業利益)2,890百万円(前期比114.1%)となりました。 (クリエイティブ分野(韓国)) クリエイティブ分野(韓国)は、連結子会社 CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd.及び連結子会社 CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd.が、クリエイティブ分野(日本)と同様のビジネスモデルを韓国にて展開しております。主な活動分野は、映像分野と出版分野であり、テレビ局への人材派遣やオリジナルコミックの企画・制作等を行っております。 当連結会計年度におけるクリエイティブ分野(韓国)の業績は、テレビ局への人材派遣事業が回復傾向にあるものの、オリジナルコミックの制作コストが増加傾向にあり、リリース時に収入を上回って費用を先行計上したこと等により、売上高3,106百万円(前期比100.9%)、セグメント損失(営業損失)39百万円(前期はセグメント損失10百万円)となりました。 (医療分野) 医療分野は、連結子会社 株式会社メディカル・プリンシプル社が「民間医局」のブランドのもと、ドクター・エージェンシーを中心とした事業を、連結子会社 株式会社コミュニティ・メディカル・イノベーションが地域医療周辺サービス事業を展開しております。 メディカル・プリンシプル社は、医師の紹介事業や研修医・医学生を対象に全国各地で開催する研修病院合同説明会「レジナビFair」の開催や医師向け保険サービス等を展開しております。 コミュニティ・メディカル・イノベーションは、クリニックの開業・運営支援や最新のIT・AIのテクノロジーを活用した介護事業を含む効果的な地域医療周辺サービス事業の提供により、地域医療における高齢化、医師の偏在といった課題の解決に取り組んでおります。 当連結会計年度における医療分野の業績は、医師紹介の成約数が前年同期を上回って順調に推移した結果、売上高5,782百万円(前期比108.9%)、セグメント利益(営業利益)1,437百万円(前期比132.7%)となりました。 (会計・法曹分野) 会計・法曹分野は、連結子会社 ジャスネットコミュニケーションズ株式会社及び連結子会社 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社が、会計士や弁護士を対象としたエージェンシー事業を中心に展開しております。 両社は、自社主催セミナーに加え、クライアント企業・事務所との共同セミナーの積極的な開催、各種関連団体との関係強化、自社コンテンツのブランド強化などを通じて、業界内における認知度向上をはかり、エージェンシー事業のさらなる拡大に努めております。 当連結会計年度における会計・法曹分野の業績は、人材紹介サービスの成約長期化の影響が続き、これまで培ってきたノウハウやネットワークを活かし回復基調にあるものの、売上高2,336百万円(前期比95.6%)、セグメント利益(営業利益)99百万円(前期比85.8%)となりました。 (CRES分野) CRES分野は、連結子会社 株式会社C&R EVERLASTING STORY(2025年6月1日付で株式会社C&Rインキュベーション・ラボより社名変更)を中心に、2025年3月に連結子会社化した高橋書店グループを含めた全6社で構成しております。株式会社C&R EVERLASTING STORYは、事業承継・再生支援、投資・ファンド・M&Aアドバイザリー事業、事業戦略コンサルティング事業、CXO人材の紹介事業等を展開しております。当社グループがネットワークするプロフェッショナルの知恵・経験といった未来への財産を活かしながら、新たな事業承継の形を作り出し、中小企業の「事業承継」問題という社会課題の解決に取り組んでおります。 なお、高橋書店グループの業績は第2四半期連結会計期間より連結損益に反映されており、順調に推移しております。 当連結会計年度におけるCRES分野の業績は、売上高6,231百万円(前期は売上高45百万円)、セグメント利益(営業利益)643百万円(前期はセグメント利益43百万円)となりました。 (その他の事業) その他の事業は、成長著しいIT分野やAI/DX分野、衣食住に関わるファッション分野、建築分野、アグリカルチャー分野での事業展開に加え、新たな事業の創出やプロフェッショナル・クライアントの課題解決の一助となるサービス提供を推進しております。当社グループとの連携を強化しながら業容拡大に取り組んでおります。 当連結会計年度におけるその他の事業の業績は、売上高は順調に増加している一方で、引き続き事業拡大に向けた積極的な投資を行っており、売上高4,436百万円(前期比106.1%)、セグメント損失(営業損失)106百万円(前期はセグメント損失127百万円)となりました。 ②  キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、営業活動によるキャッシュ・フロー2,089百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フロー38百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フロー1,730百万円の収入となり、前連結会計年度末に比べて3,781百万円増加し12,801百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益5,337百万円及び法人税等の支払額1,624百万円等により、2,089百万円の収入(前連結会計年度は2,958百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得による支出942百万円、敷金及び保証金の差入による支出558百万円、及び高橋書店グループを連結子会社化したことによる、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入2,104百万円等により、38百万円の支出(前連結会計年度は1,765百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加2,600百万円及び配当金の支払額892百万円等により、1,730百万円の収入(前連結会計年度は369百万円の支出)となりました。 ③  生産、受注及び販売の実績 販売実績 セグメントの名称   第36期 2026年2月期 金額(百万円)   構成比(%)   前年同期比(%) クリエイティブ分野(日本)   39,500   64.3   112.2 クリエイティブ分野(韓国)   3,106   5.1   100.9 医療分野   5,782   9.4   108.9 会計・法曹分野   2,336   3.8   95.6 CRES分野   6,231   10.2   13,593.2 その他の事業   4,436   7.2   106.1 合計   61,393   100.0   122.1 (注)1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①  重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要となる見積り及び仮定に関しては、過去の実績等を勘案し合理的と判断される基準に基づき行っておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に用いた会計上の見積り及び仮定のうち、特に重要なものは、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項  (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②  当連結会計年度末の財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて19,727百万円増加し46,806百万円となりました。これは主として、高橋書店グループの連結子会社化に伴い、現金及び預金並びに売掛金が増加したことによるものであります。 負債につきましては、前連結会計年度末に比べて16,344百万円増加し27,410百万円となりました。これは主として、高橋書店グループの連結子会社化による短期借入金及び返金負債が増加したことによるものであります。 純資産につきましては、前連結会計年度末より3,383百万円増加し19,395百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加した一方で、配当金の支払により利益剰余金が減少したことによるものであります (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、35,342百万円(前連結会計年度末比14,543百万円の増加)となりました。これは主として、売掛金の増加等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、11,463百万円(前連結会計年度末比5,184百万円の増加)となりました。これは主として、高橋書店グループの連結子会社化による土地の増加等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、26,430百万円(前連結会計年度末比16,146百万円の増加)となりました。これは主として、高橋書店グループの連結子会社化による返金負債の増加等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、979百万円(前連結会計年度末比197百万円の増加)となりました。これは主として、繰延税金負債の増加によるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産の残高は、19,395百万円(前連結会計年度末比3,383百万円の増加)となりました。これは主として、配当金の支払により利益剰余金が減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。 ③  当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度における経営成績に関しては、主要なクリエイティブ分野(日本)及び医療分野を中心に、業績が順調に推移いたしました。さらに、2025年3月に連結子会社化した株式会社T&Wオフィスを持株会社とする高橋書店グループ5社(以下、高橋書店グループ)についても業績が好調に推移したことにより、グループとして売上高及び各利益項目において過去最高の業績を達成いたしました。 指標   第35期(実績)   第36期(実績)   前期比 売上高   50,275百万円   61,393百万円   11,118百万円 営業利益   3,614百万円   4,914百万円   1,299百万円 売上高営業利益率   7.2%   8.0%   0.8ポイント 指標   第36期(計画)   第36期(実績)   計画比 売上高   60,000百万円   61,393百万円   1,393百万円 営業利益   5,000百万円   4,914百万円   △85百万円 売上高営業利益率   8.3%   8.0%   △0.3ポイント (注)第36期計画は、2025年4月10日に公表した「連結業績予想」の数値を記載しております。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、61,393百万円(前期比122.1%)となりました。主要なクリエイティブ分野(日本)及び医療分野を中心に、業績が順調に推移いたしました。さらに、2025年3月に連結子会社化した株式会社T&Wオフィスを持株会社とする高橋書店グループ5社についても業績が好調に推移いたしました。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、22,326百万円(前期比120.2%)となり、売上高に対する比率は36.4%、前期比で0.6ポイント減少いたしました。これは、利益率の高い人材紹介サービスの成約長期化などの影響を受けたこと等によるものであります。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、17,412百万円(前期比116.3%)となり、この結果、営業利益は過去最高の4,914百万円(前期比136.0%)となりました。一方で、計画数値との比較では、業容が拡大しているゲーム分野における将来のさらなる成長に向け、期初には計画していなかったC&Rクリエイティブスタジオ機能の増床・拡張を前倒しで進めた結果、若干の未達となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は、4,801百万円(前期比130.0%)となり、その要因は営業利益と同様であります。 (特別損益) 当連結会計年度における特別損益は、682百万円の利益となりました。これは、主に連結子会社である株式会社コネクトアラウンドにおいて、経済産業省 自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金619百万円の交付決定に伴う補助金収入によるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、5,337百万円となり、税効果会計適用後の法人税等負担額は1,177百万円となりました。この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、4,075百万円(前期比181.0%)となりました。高橋書店グループの株式取得時に計上した税金費用の減少や補助金収入を特別利益として計上したこと等によるものであります。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループは、「第2 事業の状況  3 事業等のリスク」に記載のとおり、法的規制、情報管理、市場環境等の様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があるものと認識しております。 そのため、当社グループは、リスク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避及びリスクの低減に努めてまいります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,781百万円増加し12,801百万円となりました。これは、営業活動によるキャッシュ・フロー及び財務活動によるキャッシュ・フローの収入増によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、現時点においては、十分な流動性を確保しているものと認識しております。 なお、安定的な事業成長をはかりつつ、中長期の成長を見据え、今後も積極的な人材の採用や新規事業への投資を行っていく方針です。原則として、自己資金及び営業活動によるキャッシュ・フローを充当していく方針であり、現時点において重要な資本的支出は予定しておりませんが、M&A等の資金需要が発生した場合には、金融機関からの調達も含め、適時適切に対応を行ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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