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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ブロードバンドタワー

BroadBand Tower, Inc.3776 · Standard · 情報・通信業

データセンター不動産を活用し、通信・クラウド・ストレージを提供するITインフラ企業。ケーブルテレビ向け番組配信も展開。

概要

ブロードバンドタワーは、2000年創業の情報通信企業である。データセンター運営を中核に、自社開発クラウド「c9」、大容量ストレージ「Dell PowerScale」の販売・保守、ランサムウェア対策などを組み合わせたコンピュータプラットフォーム事業と、子会社ジャパンケーブルキャストが手掛けるケーブルテレビ向け多チャンネル配信や自治体向け防災DXのメディアソリューション事業の2本柱を持つ。2025年12月期の連結売上高は153億円、従業員218名。

コンピュータプラットフォームとメディアソリューションの二本柱

当社グループはコンピュータプラットフォーム事業とメディアソリューション事業の2セグメントで構成される。コンピュータプラットフォーム事業はデータセンター、クラウド・ソリューション、データ・ソリューションからなり、2025年12月期の売上高は118億7800万円(前期比21.3%増)とグループ全体の約78%を占める。主力のデータセンターは安定した需要に支えられる一方、データ・ソリューションでは「Dell PowerScale」の大型案件獲得により前年比86.7%増と急成長した。メディアソリューション事業はジャパンケーブルキャストが運営し、多チャンネル配信サービス「JC-HITS」と自治体向けデータ放送・防災DXを提供する。同事業の売上高は33億5600万円(同5.6%減)だが、防災DX関連は増収であり、地方自治体の需要を取り込んでいる。両事業の営業利益合計は8億1100万円(同21.4%増)であった。

都市型データセンターに加え郊外型へ領域拡大

データセンター事業は、低遅延・高接続性が求められる都市型が中心である。東京では虎ノ門、第1~第5サイト、新大手町サイトを運営し、大阪には西梅田サイトを持つ。2026年9月には北海道石狩市で再生可能エネルギー100%の郊外型データセンターを開設予定であり、大規模電源と高効率冷却を備えたAI処理向け拠点として位置付ける。同社は特別目的会社(SPC)やパートナー企業との協業を活用するアセットライトモデルを推進し、多様なデータセンター開発プロジェクトの立ち上げを目指す。これにより都市型と郊外型を補完し、電力と通信の連携(ワット・ビット連携)を実現する構想である。

子会社群によるグループの多角化

連結子会社5社を擁する。メディアソリューションの中核であるジャパンケーブルキャストのほか、情報漏洩対策ソフトウェアを手掛けるティエスエスリンク、ファンド事業を営むGiTV、上海に拠点を持つ衣料品事業子会社(ブランチ・アウト・デザイン)などがある。2013年には中国上海市に上海布藍綺国際貿易有限公司を設立し、衣料品の企画・販売を現地で展開した。また2015年には人工知能ソリューション子会社エーアイスクエア、米国サンディエゴにIoT事業子会社BBTOWER SAN DIEGOを設立。ベンチャー発掘・育成を目的とするグローバルIoTテクノロジーベンチャーズもグループに属する。これらの多角化はデータセンター事業と直接関連しない分野にも及んでいる。

売上高は150億円前後で推移する財務体質

連結売上高は2012年6月期の158億円から2017年6月期の390億円まで拡大したが、その後縮小し、2020年12月期以降は130~160億円で推移している。2025年12月期は153億円(前期比13.9%増)と増収に転じた。営業利益は8億1100万円で、データ・ソリューションの好調が寄与した。一方、過去には特別損失の計上により純利益がマイナスとなる年度もあった(2019年12月期は9億円の純損失)。2025年12月期の親会社株主に帰属する当期純利益は4億円と改善している。自己資本比率や有利子負債などの指標は開示されていないが、収益の変動が大きく、安定した利益確保が経営課題となっている。

業界の中での役割はデータセンターサービス・クラウド・ストレージ製品の提供者であり、ケーブルテレビ事業者向けコンテンツ配信の供給者でもある。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
153億円
営業利益
8億円
営業利益率
5.2%
純利益
3億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
コンピュータプラットフォーム事業119億円77.8%6億円5.0%
メディアソリューション事業34億円22.2%4億円11.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01データセンター・ネットワーク主力

データセンター用不動産を賃借し、電力供給設備・無停電電源装置・非常用発電装置などの設備を設置。インターネット情報提供事業者に対して、サーバ収容スペース、通信回線、電力、コンピュータ機器運用受託などを提供する。

主な製品・サービス1
データセンターサービス
データセンタービル内にサーバを設置するためのスペース、通信回線、電力、運用受託などの設備・サービスを提供。

02クラウド・ソリューション主力

自社製クラウドサービス「c9」の開発・販売、他社製クラウドサービスの再販、構築・運用・保守支援、マルチクラウド環境構築、MSP監視運用、SaaS型セキュリティソリューションなどを提供。

主な製品・サービス2
クラウドサービス「c9」
自社開発のクラウドサービス。IaaSなどを提供。
MSP監視運用サービス
システム監視・運用を代行するマネージドサービス。

03データ・ソリューション準主力

代理店権を有するストレージ装置及び関連ソフトウェアの販売・保守。主力はDell PowerScale / Isilon、ランサムウェア対策のSuperna Eyeglass、Scality RINGを提供。

主な製品・サービス3
Dell PowerScale / Isilon
大容量データ向けストレージ装置。ファイル共有・データ管理に利用。
Superna Eyeglass
ランサムウェア対策ソフトウェア。データの異常検知・保護を提供。
Scality RING
オブジェクトストレージプラットフォーム。拡張性の高いデータ保存を実現。

04メディア(ケーブルテレビ向け)準主力

子会社JCCが、ケーブルテレビ事業者向け多チャンネル番組配信サービス、自社チャンネル運営・番組制作・配信、データ放送配信サービス、地方自治体向け地域防災DXソリューションを提供。

主な製品・サービス2
専門多チャンネル番組配信サービス
ケーブルテレビ事業者向けに番組を配信するサービス。
データ放送配信サービス
コミュニティチャンネル向けにデータ放送を配信。

05その他ITソリューション副次

子会社ティエスエスリンクが、主に情報漏洩対策ソフトウェア製品の開発・販売を行う。

主な製品・サービス1
情報漏洩対策ソフトウェア
内部不正や情報漏洩を防ぐためのセキュリティソフトウェア。

製品と技術

データセンター事業:都市型拠点の運営と付帯サービス

データセンター事業では、自社で賃借したビル内に電力供給設備(無停電電源装置、ガスタービン発電機)、情報通信機器(ルータ、スイッチ、LAN、セキュリティ機器)を設置し、顧客のサーバをラック収容する。接続サービスとして通信事業者の回線と結ぶ。東京・大阪の都市型データセンターは低遅延と高接続性を強みとし、新大手町サイト、虎ノ門サイト、第1~第5サイト、西梅田サイトを運営する。2025年12月期の売上高は48億2200万円。加えて、顧客のコンピュータ機器運用受託や保守サービスも提供する。同社は2026年秋に北海道石狩市で再生可能エネルギー100%の郊外型データセンターを開業予定であり、AI処理向けの大規模電源と高効率冷却を備える。

クラウド・データ・ソリューション:c9とストレージ製品群

クラウド・ソリューションでは、自社開発のクラウドサービス「c9 Flexサービス」シリーズを提供する。他社クラウド(AWS、Azure等)の再販やマルチクラウド環境の構築、MSP監視運用、SaaS型セキュリティソリューションを組み合わせ、顧客のITインフラ最適化を支援する。2025年12月期の売上高は20億4800万円。データ・ソリューションでは、Dell Technologies社製のスケールアウトNAS「Dell PowerScale / Isilon」を主力とし、ランサムウェア対策としてカナダSuperna社の「Eyeglass」、Scality社のオブジェクトストレージ「Scality RING」を国内で販売・サポートする。2025年12月期は大型案件の獲得により48億2100万円と大幅増収。保守サービスも収益の一部を構成する。

メディアソリューション:ケーブルテレビ向け配信と防災DX

子会社ジャパンケーブルキャストが展開するメディアソリューション事業は、コンテンツプラットフォームとインフォメーションプラットフォームの2軸からなる。コンテンツプラットフォームでは、ケーブルテレビ事業者向け多チャンネル配信サービス「JC-HITS」を提供し、番組制作・配信も行う。2025年12月期の売上高は26億9600万円と減少傾向にある。インフォメーションプラットフォームでは、コミュニティチャンネル向けデータ放送配信「JC-data」、地方自治体向け「地域・防災DXサービス」を提供する。自治体の交付金活用による需要増で売上高は6億6000万円(前期比11.5%増)。原価削減と販管費見直しにより、同事業の営業利益は4億1100万円と前年比81.2%増と改善した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

データセンター向け中堅、内需依存度高め

ブロードバンドタワーは情報・通信業に属し、データセンター向け製品・サービスを提供する。同業他社と比較すると売上高は約134億円(2024/12)と中規模であり、VRain SolutionやCocoliveなどと競合する。業界内では特定ニッチ分野に特化したポジションを取っていると見られるが、売上成長は緩やかで、営業利益率5.2%は業界平均並み。内需依存度が高く、海外展開は限定的。

強み

  • 需要拡大するDC市場に特化し、一定の顧客基盤と技術を持つ。
  • 売上高は2期連続で130億円超と安定的に推移。
  • 2024年5.2%の営業利益率を確保、黒字化達成。
  • 2025年は売上高153億円と前期比14%増の計画。

課題

  • 事業の大半が国内向けで海外売上比率が低く、成長の制約に。
  • 収益規模が小さく、研究開発投資や規模の経済が働きにくい。
  • 同業他社との競合が激しく、差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がブロードバンドタワー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15258トランザクション・メディア・ネットワークス155億円
23793ドリコム154億円70.6倍
34344ソースネクスト154億円
43997トレードワークス152億円102.9倍
53776ブロードバンドタワー151億円29.4倍
64418JDSC151億円20.9倍
79753アイエックス・ナレッジ150億円7.8倍
83937Ubicomホールディングス149億円16.5倍
93656KLab148億円12.1倍
103903gumi148億円9.8倍
113916デジタル・インフォメーション・テクノロジー147億円13.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

グローバルセンター・ジャパンとして創業した2000年

2000年2月、東京都港区虎ノ門にインターネットデータセンター事業を目的としてグローバルセンター・ジャパン株式会社を設立。同年4月に「虎ノ門サイト」、7月に千代田区の「第1サイト」を開設し、データセンター事業を開始した。2002年3月、株式会社インターネット総合研究所(IRI)の子会社となり、同年4月に株式会社ブロードバンドタワーへ商号変更。本社も新宿区西新宿の新宿野村ビルへ移転し、経営基盤を整えた。創業期から都市型データセンターの構築・運営に注力し、東京中心に拠点を置く戦略をとった。

ヘラクレス上場と事業基盤の拡充(2005~2009年)

2005年8月、大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」市場に上場。同年9月には「第3サイト」(目黒区)を開設し、データセンター容量を拡大した。10月に子会社ビービーエフ(BBF)を設立し、11月には本社を港区赤坂へ移転。IRIは株式の一部を売却し、その他の関係会社となった。2006年3月にはデータセンター運用受託業務を開始。同年7月、株式会社インデックス・ソリューションズPEを買収し100%子会社化した後、吸収合併してソリューション事業を拡充した。2007年6月には大阪市に「西梅田サイト」を開設し、関西エリアへ進出。2009年9月にはヤフー株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施し、資本強化を図った。

ストレージ代理店の強化と多角化の始まり(2010~2014年)

2010年1月、アイシロン・システムズ社の「Isilon IQシリーズ」で最上位代理店資格「Preferred Partner Platinum」を取得。2011年7月には日本インターネットエクスチェンジへ出資し、ネットワークインフラを強化した。2012年8月、子会社BBFが衣料品企業のブランチ・アウト・デザインを買収し、衣料品事業に参入。2013年8月には山口県防府市で太陽光発電事業を開始し、再生可能エネルギー分野へ多角化した。同年、決済事業者向けソリューションのLyudiaを設立。2014年6月には、クラウドセキュリティ認証「STAR認証」を国内企業として初めて取得。これにより、データセンターの信頼性を国際的にアピールする材料を得た。

海外展開とAI・IoT子会社の設立(2015~2016年)

2015年4月、東京都江東区に「第5サイト」を開設。同年10月、米国カリフォルニア州サンディエゴに子会社BBTOWER SAN DIEGO INC.を設立し、IoT事業の海外拠点を確保。11月にはSTAR認証のゴールドレベルを国内初で取得し、セキュリティ面での優位性を高めた。12月、人工知能ソリューション事業を展開する子会社エーアイスクエアを設立。2016年2月には国内外のIoTベンチャーの発掘・育成を目的としてグローバルIoTテクノロジーベンチャーズ(現GiTV)を設立した。同年6月には栃木県日光市で太陽光発電事業を追加。この期間、データセンター事業に加え、新技術領域への投資を積極的に行った。

年表35件を開く

2000年代

  • 2000年2月創業東京都港区虎ノ門にインターネットデータセンターを事業目的とした、グローバルセンター・ジャパン株式会社を設立。
  • 2000年4月東京都港区に「虎ノ門サイト」開設。
  • 2000年7月東京都千代田区に「第1サイト」開設。
  • 2001年5月東京都新宿区西新宿一丁目26番2号新宿野村ビルに本社を移転。
  • 2001年11月ミートミールーム(MMR)を第1サイト内に新設、運用開始。ミートミールームにおいて、日本インターネットエクスチェンジ株式会社による「JPIX第二大手町」の稼動開始。
  • 2002年3月第三者割当増資により、株式会社インターネット総合研究所の子会社となる。
  • 2002年4月株式会社ブロードバンドタワーに商号を変更。
  • 2003年6月東京都中央区日本橋本石町三丁目2番2号北越製紙ビルディングに本社を移転。
  • 2004年11月東京都品川区に「第2サイト」開設。
  • 2005年8月上場株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」市場へ上場。
  • 2005年9月東京都目黒区に「第3サイト」開設。
  • 2005年10月創業株式会社ビービーエフを設立。
  • 2005年11月東京都港区赤坂四丁目2番6号住友不動産新赤坂ビルに本社を移転。
  • 2005年11月株式会社インターネット総合研究所が、当社株式の一部を売却し、その他の関係会社となる。
  • 2006年3月データセンター運用受託業務開始。
  • 2006年7月M&Aソリューション事業の拡充を目的として株式会社インデックス・ソリューションズPEの全株式を取得し、100%子会社とする。同年10月、当社に吸収合併。
  • 2006年10月アイシロン・システムズ社製品「Isilon IQシリーズ」の販売代理店契約締結、販売開始。
  • 2007年1月マネージドホスティングサービス「FlexHosting(フレックスホスティング)」の提供開始。
  • 2007年6月大阪市福島区に「西梅田(旧関西)サイト」開設。
  • 2009年9月ヤフー株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施。

2010年代

  • 2010年1月「Isilon IQ シリーズ」の正式代理店として、Isilon パートナープログラム最上位である「Preferred Partner Platinum」の資格を取得。
  • 2011年7月クラウドに向けたネットワークインフラの強化を目的として、日本インターネットエクスチェンジ株式会社へ出資。
  • 2012年8月連結子会社 株式会社ビービーエフが衣料品のデザイン企画及び衣料品の販売を行う株式会社ブランチ・アウト・デザインの全株式を取得。
  • 2012年9月東京都千代田区内幸町一丁目3番2号内幸町東急ビルに本社を移転。
  • 2013年7月連結子会社 株式会社ビービーエフが中国上海市に子会社 上海布藍綺国際貿易有限公司を設立。
  • 2013年8月山口県防府市において太陽光発電事業を開始。
  • 2013年8月創業決済事業者向けソリューション提供を行うため株式会社Lyudiaを設立。
  • 2014年6月クラウドセキュリティ認証制度「STAR認証」を国内企業として初の取得。
  • 2015年2月太陽光発電事業を群馬県利根郡みなかみ町において開始。
  • 2015年4月東京都江東区に「第5サイト」開設。
  • 2015年10月IoT事業の海外拠点として米国カリフォルニア州サンディエゴ市に連結子会社BBTOWER SAN DIEGO INC.を設立。
  • 2015年11月クラウドセキュリティ認証制度「STAR認証」のゴールドレベルを国内企業として初の取得。
  • 2015年12月次世代に向けた人工知能ソリューション事業を展開するために、連結子会社 株式会社エーアイスクエアを設立。
  • 2016年2月国内外のIoTベンチャーの発掘・育成等を目的として連結子会社グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ株式会社(現GiTV株式会社)を設立。
  • 2016年6月太陽光発電事業を栃木県日光市において開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ユーザー視点の事業運営への転換

    DX進展により企業がITを主体的に選択する時代と捉え、ユーザーが最適なデータセンター、クラウド、ストレージを横断的・柔軟に利用できる環境を整備し、事業モデルを変革する。

  2. 02

    データセンターの最適配置と多様化

    都市型と郊外型データセンターを補完的に展開。2026年9月に北海道石狩市で再生可能エネルギー100%の郊外型DCを開設予定。アセットライトな事業モデルも推進し、AI時代の安定成長基盤を構築する。

  3. 03

    クラウド・データソリューションの強化

    自社クラウドの性能向上、メガクラウドやSaaSとの連携強化、ストレージ製品(NAS、SDS等)の組み合わせ提供と運用支援を拡大し、ユーザー企業のDXを総合支援する「DXセンター」として機能強化を図る。

  4. 04

    メディアソリューション事業の進化

    ケーブルテレビ向けプラットフォームにおいて、次世代放送への移行とトータルオペレーション効率化を進める。自治体との連携を強化し、防災・地域情報配信分野を成長領域として事業拡大する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で218人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は635万円で、10期前と比べて+3.3%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は11.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月261
2017年6月281
2018年12月319
2018年6月249
2019年12月61539.87.0320
2020年12月61039.38.0326
2021年12月62039.28.0318
2022年12月61840.19.0247
2023年12月64440.09.0249
2024年12月63440.610.0243288
2025年12月63541.111.0218367

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
新大手町サイト — 東京都千代田区2,886百万円
コンピュータプラットフォーム事業
JC-HITS東京メディアセンター — 東京都江東区158百万円
メディアソリューション事業
第1サイト — 東京都千代田区139百万円
コンピュータプラットフォーム事業
西梅田サイト — 大阪府大阪市62百万円
コンピュータプラットフォーム事業
主な関係会社
  • 国内
    ジャパンケーブルキャスト株式会社(注)2、6
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権50.4%
  • 国内
    GiTV株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権80.5%
  • 国内
    GiTV Fund ⅠInvestment,L.P.(注)2
    ケイマン諸島 · 連結子会社
    議決権13.9%
  • 国内
    GiTV Fund ⅡInvestment,L.P.(注)2
    ケイマン諸島 · 連結子会社
    議決権17.6%
  • 国内
    株式会社ティエスエスリンク
    徳島県徳島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    沖縄ケーブルネットワーク株式会社
    沖縄県那覇市 · 持分法適用会社
    議決権30.0%
  • 国内
    モバイル・インターネットキャピタル株式会社
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権30.0%
  • 国内
    株式会社キャンパスナビTV
    東京都世田谷区 · 持分法適用会社
    議決権37.2%
  • 国内
    株式会社インターネット総合研究所
    東京都新宿区 · その他の関係会社
    議決権16.3%
  • 国内
    Internet Research Institute Ltd
    イスラエル テルアビブ · その他の関係会社
    議決権16.3%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    ポータルサイト「マナビDX」の稼働基盤(AWS)の調達
    情報処理推進機構 · 2024-03-28
    787万円
  • 調達
    2800490114スマートハウスのリスクマネジメントに関する調査検討の請負
    総務省 · 2016-08-26
    722万円
  • 調達
    2900490203Web APIを用いたIoT技術・サービスの相互接続に関する国際標準化動向及び実フィールドでのユースケースを踏まえた要件定義についての調査検討の請負
    総務省 · 2017-11-14
    509万円
  • 調達
    ポータルサイト「マナビDX」の監視運用サービス(Monitoring Service Plus)の調達
    情報処理推進機構 · 2024-03-28
    132万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は153億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.2%、利益が+14.3%。

売上高
+14.2%
153億円
営業利益
+14.3%
8億円
純利益
-25.0%
3億円
営業利益率
5.2%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高140億円153億円
営業利益8億円8億円
純利益5億円3億円
1株あたり配当¥2¥2

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は63億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−1.6%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3500.0−1
2023年2Q33−1−3.00
2023年3Q31−1−3.2−1
2023年4Q333
2024年1Q3113.21
2024年2Q35411.43
2024年4Q6822.90
2025年2Q6434.72
2025年4Q8955.61
2026年2Q6346.35

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は158億円から153億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は5.2%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月15840
決済事業者向けソリューション提供を行うため株式会社Lyudiaを設立。
2013年6月23583
2014年6月26882
東京都江東区に「第5サイト」開設。
2015年6月31781
国内外のIoTベンチャーの発掘・育成等を目的として連結子会社グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ株式会社(現GiTV株式会社)を設立。
2016年6月34860
2017年6月39084
2018年6月1070−3
2018年12月63−72
2019年12月147−4−9
2020年12月16153
2021年12月15540
2022年12月1415−4
2023年12月132−21
2024年12月134785.24
2025年12月153895.23

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高153億円のうち、営業利益として残るのは8億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.4%120億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.3%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.2pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.7pt
2.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比9.6pt
3.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年12月期は営業CFが13億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は65億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月6−5−5127
2013年6月13−87538
2014年6月11−124−142
2015年6月14−518970
2016年6月7−173−1062
2017年6月9−97070
2018年6月−2−96−1165
2018年12月−3−3141−3472
2019年12月14−4416−3059
2020年12月23−10−111361
2021年12月16−14−8255
2022年12月173−62070
2023年12月7−6−10161
2024年12月28−6−72276
2025年12月13−18−7−565

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は192億円。このうち返さなくてよい自己資本が121億円で、自己資本比率は45.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月83542961.6
2013年6月117585945.6
2014年6月128606843.1
2015年6月158788045.1
2016年6月163847946.9
2017年6月135825359.6
2018年6月182929038.4
2018年12月23210213031.1
2019年12月24411712733.8
2020年12月23412111336.2
2021年12月24413411038.9
2022年12月2051188739.9
2023年12月1951177842.6
2024年12月1981197843.7
2025年12月1921217145.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
70億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
11億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
71億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中217位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中553位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
14.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥245で、1年前と比べて+49.7%過去52週の値幅のなかでは62%の位置にある。

¥245-2.0%1ヶ月-3.5%1年+49.7%時価総額151億円
過去52週の値幅
安値¥157高値¥300

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)29.4倍
PER (会社予想)31.5倍
PBR1.65倍
配当利回り0.82%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月に300円近辺から8月7日に252円まで下落し、25日線(261円)を3.7%下回った。52週高値300円からは16%下落し、年初来の上昇率は42.8%と高いが、月次では14.3%下落している。出来高は直近で79.5万株と高水準で、売り圧力が強い。RSIは38.8と弱気圏にあり、下値リスクが警戒される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

: PERが48.06倍と同業界平均30.11倍を大きく上回り、PBR1.67倍は平均3.51倍より低いものの、ROE3.5%と収益性が低く、配当利回り1.21%も平均3.42%を下回る。純利益が2023年の1億円から2024年4億円まで増加したが、2025年は3億円と減益が見込まれる。割高感が強く、成長性や収益性の裏付けが乏しい。配当性向89.2%と高水準だが、維持可能性に懸念がある。同業界平均と比較して、バリュエーションは割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)29.4倍47.9倍
PER (予想)31.5倍
PBR1.65倍2.96倍
ROE3.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ITインフラ需要の拡大を追い風に成長が期待される一方、競争激化や投資負担が収益を圧迫する懸念もある。強気派は、企業のDX投資やクラウド移行が続く中で、データセンターやネットワークの需要が高まると見る。特に、自社インフラを持つことでコスト競争力やサービス品質の差別化が可能と主張する。一方、弱気派は、同業他社との競争激化による価格低下や、設備投資の負担が利益率を低下させるリスクを指摘する。また、直近の業績は増収ながら利益が横ばいで、投資に見合うリターンが確保できるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • DX投資の追い風

    企業のDX需要でデータセンター利用が拡大し、売上増が続く

  • 自社インフラ強み

    自社保有のデータセンターで他社と差別化

  • 安定ストック収入

    法人向けサービスが継続課金で業績を下支え

  • 売上高134億円→153億円と3期連続増収決算発表後影響

    売上高は134→153億円に増加。増収基調が続けば営業利益8億円以上の増益が視野に入る。

  • 営業利益7億→8億円と増益基調継続影響

    営業利益は7→8億円に増加し、利益率5.23%を確保。

  • 営業利益率5.23%と高水準維持決算発表後影響

    営業利益率は5.22%→5.23%と上昇。売上高拡大で利益率も改善する好循環。

  • 株価1年で66.62%上昇のモメンタム継続影響

    過去1年の株価上昇率は66.62%。モメンタムが続けば新高値追いの展開。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化の懸念

    大手や新興の参入で価格競争が激化の恐れ

  • 投資負担重く

    インフラ維持の設備投資が利益を圧迫

  • 利益伸び悩み

    売上増加に対し営業利益率が5%前後で推移

  • 実績PER48.06倍と高バリュエーション決算発表後影響

    実績PERは48倍超で、営業利益8億円に対し株価が先行。業績確認が遅れると調整リスク。

  • 純利益4億→3億円と減益決算発表後影響

    営業利益は8億円と増益、純利益は3億円と減益。

  • ROE3.5%と資本効率の低さ継続影響

    ROE3.5%ではPBR1.67倍を支えるには不十分で、改善がなければ評価が重くなる。

  • 配当利回り1.21%と低水準通年影響

    株価上昇で配当利回り1.21%と低下。インカムゲイン狙いの資金が離れやすい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
需要拡大が続くか確認するため
営業利益率
投資や競争が収益性に与える影響を測るため
データセンター稼働率
インフラの有効活用度合いを示すため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり2で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは0.82%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥2
1株あたり
配当利回り
0.82%
いまの株価に対して
配当性向
89.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月1175.4
2018年12月1−90.9
2018年6月2100.034.6
2019年12月20.0
2020年12月20.044.1
2021年12月20.0
2022年12月20.0
2023年12月20.078.9
2024年12月20.039.4
2025年12月350.089.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥2

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ16,717人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.9%を占め、残る79.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他67.071.068.868.968.660.4
事業法人22.019.620.922.021.120.6
外国法人2.40.51.81.74.411.4
証券会社7.66.56.04.94.56.3
外国人個人0.20.70.80.81.00.9
自己株式0.50.50.50.50.50.5
金融機関0.81.71.61.60.40.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社インターネット総合研究所16.21
02INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)5.00
03後和 信英2.52
04株式会社SBI証券2.38
05LINEヤフー株式会社2.11
06衣川 晃弘1.53
07セントラル短資株式会社1.50
08JPモルガン証券株式会社1.09
09鈴木 智博0.97
10GOLDMAN,SACHS & CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-07-31
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    26.80%
    +1.30pt
  • 2026-07-10
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    25.50%
    +1.35pt
  • 2026-06-30
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    24.15%
    +1.45pt
  • 2026-06-24
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    22.70%
    +1.55pt
  • 2026-06-11
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    21.15%
    +1.00pt
  • 2026-05-14
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    20.15%
    +1.50pt
  • 2026-05-11
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    18.65%
    +1.65pt
  • 2026-04-10
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    17.00%
    +2.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+1781%、1株純資産は15期で+21%。直近期のROEは3.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月01170.2254.8
2013年6月71235.622.237.2
2014年6月51274.432.029.2
2015年6月11460.9233.981.6
2016年6月−0150−0.1
2017年6月81585.430.275.4
2018年6月−6137−4.434.6
2018年12月31402.387.6
2019年12月−16138−11.8
2020年12月61414.157.244.1
2021年12月−01580.0
2022年12月−6134−4.4
2023年12月21361.279.878.9
2024年12月61414.627.939.4
2025年12月51433.537.489.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤原洋代表取締役 会長兼社長 CEO71168,700
中川美恵子代表取締役専務 法務・経理統括6393,000
李秀元常務取締役 経営戦略・DC事業・ハイパースケールDC戦略担当5187,900
樋山洋介取締役 執行役員 DC・クラウド・ストレージ営業担当4632,200
樺澤宏紀取締役 執行役員 クラウド・ストレージ技術担当4844,400
村井純取締役7143,500
西本逸郎取締役6718,000
井上隆司取締役(監査等委員)7014,000
宮川洋取締役60
渋村晴子取締役61

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71251614020
社外取締役7232254

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,771字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当連結会計年度における当社グループの主な事業の内容は、以下のとおりであります。 (事業内容) 当社グループが属する情報サービス産業においては、生成AIの活用、ソフトウェア・ハードウェア技術の進展、企業のDX推進やデータ活用に対する取り組み等により、データセンター市場、クラウド市場等が拡大しております。 このような環境の下、当社グループは、当社及び株式会社ティエスエスリンク(以下、ティエスエスリンク)が展開するコンピュータプラットフォーム事業、子会社のジャパンケーブルキャスト株式会社(以下、JCC)が展開するメディアソリューション事業の2つの事業セグメントに区分し、事業環境の変化に対応しながら事業運営を行っております。GiTV株式会社は、ファンド事業のためセグメント区分外となります。 当社グループのセグメントの概要は下記のとおりです。 (1) コンピュータプラットフォーム事業 当社及びティエスエスリンクが営むコンピュータプラットフォーム事業では、①「データセンター」、②「クラウド・ソリューション」、③「データ・ソリューション」、④「その他」にサービスを区分し、それぞれ展開しております。各サービスの内容は次のとおりであります。 ① データセンター(データセンター、ネットワークプロバイダー) データセンター用不動産(データセンタービル)を賃借し、同不動産内にデータセンター設備(通常運用時の電力供給設備、非常時バックアップ用バッテリー設備(無停電電源装置)、非常用電源設備(ガスタービン発電装置))、情報通信機器(ルータ・スイッチ類、LAN、情報通信セキュリティ機器)等を設置して、インターネット情報提供サービスを提供する事業者の保有するコンピュータ機器(サーバ)をラック内に収容すると共に、当社の情報通信機器を通じて通信事業者(キャリア等)の通信回線と接続し、以下の設備等を提供しております。 ・スペース ・通信回線 ・電力 ・コンピュータ機器運用受託 ・同上各サービスの周辺設備、付帯サービス ② クラウド・ソリューション 自社製クラウドサービス「c9」の開発・販売、当社と販売提携している他社製クラウドサービスの再販、構築・運用、保守支援、マルチクラウド環境の構築、また、MSP監視運用サービスやSaaS型セキュリティソリューション等、クラウド利用に関するサービスを提供しております。 ③ データ・ソリューション 当社が代理店権を有するストレージ装置及び関連するソフトウェア製品等の販売、保守サービスを提供しております。主力としてDell Technologies社製の「Dell PowerScale / Isilon」、ランサムウェア対策としてカナダSuperna社が開発した「Eyeglass」ソフトウェア製品群、Scality社製の「Scality RING」の日本国内での提供・サポートを行っております。 ④ その他 ティエスエスリンクは、主に情報漏洩対策ソフトウェア製品の開発、販売等を行っております。 (2) メディアソリューション事業 JCCが営むメディアソリューション事業では、「コンテンツプラットフォーム」、「インフォメーションプラットフォーム」の二つにサービスを区分し、それぞれ展開しております。各サービスの内容は次のとおりであります。 ①コンテンツプラットフォーム ケーブルテレビ事業者向け専門多チャンネル番組配信サービス及び、自社にてケーブルテレビ事業者向けチャンネルを運営、番組制作、配信を行っております。 ②インフォメーションプラットフォーム ケーブルテレビ事業者のコミュニティチャンネル向けデータ放送配信サービス及び、地方自治体向け地域防災DXソリューションの提供を行っております。 〔事業系統図〕 当社グループは、2025年12月31日現在、当社、連結子会社5社、持分法適用関連会社3社で構成され、「コンピュータプラットフォーム事業」と「メディアソリューション事業」の2つの事業を事業内容としております。 上記の他に、その他の関係会社として株式会社インターネット総合研究所、Internet Research Institute Ltdがあります。
経営方針・対処すべき課題3,822字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「人間社会と自然環境からできるだけ有用な情報を集め、かつ、人間社会と自然環境にできるだけ有用な情報を発信する仕組みを提供することによって、自然環境と調和した人間社会の発展に貢献すること。」を企業理念とし、データセンター、クラウド・ソリューション、データ・ソリューション(ストレージ(大容量記憶装置)・ソリューション)を中心に業容を拡大し、多様化・複雑化する顧客ニーズを捉えてまいりました。また当社は、事業環境の変化に対応しながら、グループシナジーを創出し、子会社を含めた当社グループ全体で価値を創造してまいります。 (2)経営環境と経営戦略 生成AIやソフトウェア・ハードウェア技術の進化、企業のDX推進やデータ活用に対する取り組みに関連する市場の拡大等、情報通信業界は急速に変化しております。このような業界を取り巻く環境の中、当社グループに関連するデータセンター市場、クラウド市場は拡大傾向が続くと見込まれ、ケーブルテレビ市場も一定の規模があります。市場規模が拡大する中で、当社グループは成長機会を逃さないためにも事業環境の変化に対応し、コンピュータプラットフォーム事業とメディアソリューション事業の2つのセグメントで事業運営を行っております。 コンピュータプラットフォーム事業においては、当社を中心に、データセンター、クラウド・ソリューション、デー タ・ソリューションを提供してまいりました。近年、世界はDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、企業のITシステムは、ベンダー主導で導入するものから、事業戦略に応じて柔軟に選択・活用するものへと変化しております。当社はこの変化をユーザー企業がITインフラやサービスを主体的に選択する時代への転換であると捉えています。また、日本の社会課題として、地域や企業規模によるIT活用の格差が依然として存在しており、特に中堅・中小企業におけるDXニーズは今後も拡大が見込まれます。 当社は、こうした環境の変化を踏まえ、ユーザー視点に立脚した事業運営へと転換し、ユーザーが最適なデータセンター、クラウド・ソリューション、データ・ソリューションを横断的かつ柔軟に利用できる環境を整備してまいります。これにより、ユーザー企業が自社の成長戦略や利用目的に応じて、当社の各サービスを自由に選択できる事業モデルへの変革を引き続き行ってまいります。 各サービスの展開としては、次のとおりであります。 データセンターにおいては、DXの進展や生成AIの活用拡大を背景に、ネットワーク拠点として低遅延かつ高接続性が求められる都市型データセンター、大規模電源や再生可能エネルギー活用、高効率冷却に適した郊外型データセンター等、データセンターの多様化、ハイスペック化が進展しております。 当社では、このようなデータ処理需要に対応するため、データセンターの最適配置と事業モデルの最適化を進めております。具体的な取り組みとして、従来から展開していた東京・大阪の都市型データセンターに加え、2026年9月に北海道石狩市で再生可能エネルギー100%による新たな郊外型データセンターを開設予定です。これにより、ネットワークと電力、双方の供給を強化し、環境負荷を低減した持続可能かつ強靭なデータインフラの構築を図ってまいります。 また、企業間の協創体制を活用し、アセットライトな事業モデルの展開をさらに推進することで、当社の強みであるデータセンターの構築力・運営力を活かすことのできる、機動的な事業展開を目指します。 今後は、都市型データセンターと郊外型データセンターを補完的に展開し、効率的な電力・通信インフラの整備を通した電力と通信の効果的な連携(ワット・ビット連携)を実現することで、AI時代に求められる安定した事業の成長基盤を構築してまいります。 クラウド・ソリューションに関しては、企業におけるクラウド活用範囲の増大やマルチクラウド・ハイブリッド構成の一般化を踏まえ、自社オリジナルのクラウドサービスの性能、機能、信頼性を向上させ、当社の提供するデータセンターで各種クラウドサービスの利用促進を図る接続環境の強化に取り組むとともに、海外の巨大IT企業の提供するメガクラウドサービスやSaaS事業者との連携、サポート体制の強化を図ってまいります。 データ・ソリューションでは、データ量やランサムウェア被害の増加を背景に、スケールアウト(台数による大型化可能な)NAS(Network Attached Storage、アプライアンス〔専用〕ストレージ)、SDS(Software Defined Storage、汎用サーバを多数接続しソフトウェアで定義した統合型ストレージ)、ハードディスク型ストレージ、半導体型ストレージ、ランサムウェア対策ソリューションの組み合わせ提供を可能とし、同時に運用支援、保守といったサービス領域のより一層の成長を目指してまいります。 当社は、上記3つの領域にて、単なるITインフラの提供にとどまらず、ユーザー企業のDXを総合的に支援する拠点としての機能を強化してまいります。この考え方を当社ではDXセンターと位置づけ、データの保管・処理・活用を一体で支える事業モデルへの変革を図ってまいります。 メディアソリューション事業においては、ジャパンケーブルキャスト株式会社(以下、JCC)が、日本全国のケーブルテレビ事業者向けのコンテンツプラットフォーム、日本全国のケーブルテレビ事業者及び地方自治体向けに展開しているインフォメーションプラットフォームを提供しております。JCCの属するケーブルテレビ業界は、放送の高画質化(SD標準から4K8K超高精細)、限定受信方式(CAS)の効率化・高セキュリティ化(C-CASからACAS)、放送分野におけるエンドユーザー数の減少、通信分野の増大等、大きく変化しております。こういった背景を踏まえ、次世代放送サービスへのスムーズな移行を進めるとともに、トータルオペレーションの効率化を図ってまいります。また、地方自治体のデジタル化推進により、防災や地域情報配信に関するニーズが高まっています。この分野を成長領域ととらえ、ケーブルテレビ業界が持つ地域密着型の特性を活かし、ケーブルテレビ事業者を通じて自治体との連携を強化し、防災や地域情報発信に関わる事業の拡大を進めてまいります。 また、当社グループ内における連携だけでなく、グループ外の他企業との連携も図り、新たなサービスの創出に努めてまいります。 (3)目標とする経営指標 当社グループでは、売上高成長率、営業利益率等、持続的成長性及び収益性に関する財務的指標の向上を目指した事業運営を推進しております。 (4)優先的に対処すべき課題等 当社グループはDX(デジタルトランスフォーメーション)センターカンパニーとしての特徴を生かし、2つの事業セグメントに区分し、事業展開しております。以下の課題に対処してまいります。 ①中期的な目標達成に向けた業績向上への継続的な取り組み 当社は、2025年から2027年までの中期的にROE目標値の達成を掲げており、収益力の向上と事業基盤の強化に継続して取り組んでまいります。データセンター、クラウド・ソリューション及びデータ・ソリューションの各サービスにおいて、既存事業の競争力強化と新たな成長機会の創出を進め、安定的な業績拡大を目指してまいります。 ②企業価値向上のための中長期的なサステナビリティへの取り組み 当社は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが、中長期的な企業価値の向上につながる重要な要素であると認識しております。まずは、当社事業に即し、環境負荷の低減、情報セキュリティの確保、人的資本の活用等を重要なテーマと位置づけ、これらの取り組みを推進する体制の整備と強化を図ってまいります。 ③人材の確保や育成 当社グループの持続的な成長のためには、事業を支える人材の確保と育成が不可欠であると考えております。新卒及び中途採用を通じた人材の確保と、安心して長く活躍できる職場環境の整備に加え、社員一人ひとりの能力向上を図る教育・育成を推進し、適切な人材配置を行うことで、事業成長を支える人材基盤の強化に努めてまいります。 ④サイバーセキュリティへの対策強化 サイバー攻撃は年々高度化・巧妙化しており、企業においては、事業活動の継続性や顧客からの信頼に影響を及ぼす重要な課題となっております。当社では、サイバーセキュリティ対策の強化をしていたにもかかわらず、2025年12月にサイバー攻撃を受けたことにより、サイバーセキュリティをさらなる経営上の重要な取り組みの一つと位置づけました。そのため当社は、先進的なセキュリティツールの導入と運用体制の高度化、社内外を問わないゼロトラストの考え方にもとづく管理体制の再構築、リスク管理体制の強化・向上に継続して取り組んでまいります。 以上の課題に取り組み、データセンター業界のリーディングカンパニーとして、企業価値を高めてまいります。
事業等のリスク5,577字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業活動に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存です。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、以下の記載は当社グループの事業もしくは本株式への投資に関連するリスクを完全に網羅するものではありませんので、この点にご留意ください。 ① 当社グループの事業内容について a)事業環境について (当社について) 調査会社の調査によると、データセンタービジネス市場は、IoT、人工知能等のシステム基盤としての需要増が見込まれるIaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)の伸びが期待されるとともに、BCP(Business Continuity Plan)を意識したデータセンターへのシステム運用のアウトソース化や冗長化を意識した複数センターの利用、データセンターの老朽化による新設データセンターへのシステム移設等の要因で、今後も成長が望める市場であります。しかしながら、価格競争の激化、顧客ニーズの多様化等、引き続き厳しい競争環境下にあると認識しております。 当社は、2018年8月に新大手町サイトを開設し、更なるノウハウの蓄積に取り組むとともに、新規事業や新サービスを創出し、より付加価値の高いサービスを提供することで競合会社との差別化を図っておりますが、開設から20年以上運用している大手町のデータセンター(第1サイト)については売り上げの減少に伴う利益の減少を見込んでおります。このような状況の中で、当社が優位性を発揮し一定の地位を確保できるか否かについては不確実な面があります。 今後、さらに競争が激化し競合他社の影響等により、サービス価格引下げ等に応じざるを得ない事態が生じた場合、お客様との契約内容の見直しによる影響が生じた場合、及び新データセンターの受注・稼働状況が計画に比べ大幅な乖離が生じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、新たに進出するハイパースケールデータセンター事業については、ハイパースケールデータセンターの需給バランス、土地情報の有無、電源へのアクセスの有無、共同投資家との交渉等の様々な不確実性がありますが、可能な限り早期の実現を目指してまいります。 (ジャパンケーブルキャスト株式会社について) 連結子会社ジャパンケーブルキャスト株式会社(以下、JCC)の売上高は、ケーブルテレビ事業者、番組供給事業者及び有料多チャンネル放送契約世帯数等のケーブルテレビ関連市場に依存しております。ケーブルテレビの有料多チャンネル放送契約世帯数の規模は大きいものの、他の動画配信サービス等との競合や、視聴者の趣味嗜好の変化、人口減少等によってケーブルテレビの有料多チャンネル放送契約世帯規模が縮小した場合、あるいはこのような傾向を受け、当社サービスを利用するケーブルテレビ事業者が有料多チャンネル放送サービスの提供を終了するような場合、料金体系が改定された場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、新4K8K衛星放送が開始されたことに伴い、JCCでは次世代高精細放送の普及促進並びにプラットフォームの拡充に向け、ACASに対応した高度ケーブル自主放送サービスにて2K(HD)・4Kチャンネル配信を実施しており、これらへの対応には多額の投資や費用が生じております。このため、想定した売り上げが計上できない場合には、当社グループの事業及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 b)システム障害について 当社のデータセンターは、大規模地震に耐えられる耐震構造または免震構造、ガス消火設備、停電時に備えてバックアップ電源として非常用自家発電装置の設置、ネットワークの冗長構成等、24時間365日安定した運用ができるように、最大限の業務継続対策を講じております。 しかしながら、サイバーアタック、システム・ハードの不具合、電力会社の電力不足や大規模停電、想定した規模をはるかに超える地震、台風、洪水等の自然災害、戦争、テロ、事故等予測不可能な事態によってシステム障害が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 c)データセンターの情報セキュリティ管理について 当社のデータセンターサービスは、顧客企業のサーバを預かり、インターネットへの接続環境を提供する他、サーバ運用に伴う様々なサービスを提供しております。データセンター設備内部におきましては監視カメラによる監視を行っているほか、顧客ごとに付与する専用入館カードによって入退出の制限と記録管理を行う等、厳重なセキュリティ体制を構築し、万全を尽くしております。 しかしながら、何らかの原因で、万一、外部からの不正アクセス等により情報の外部流出等が発生した場合には、当社グループに対する損害賠償の請求や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 d)データセンターの賃貸借契約について 当社は、データセンター用の不動産(データセンター用フロア)を自社で保有することなく、他社の不動産(データセンター用不動産)に自社の仕様にあわせた設備を設置、顧客にサービスを提供するデータセンターを中心に展開しております。 当社としては、不動産の所有者との間で賃貸借契約を締結しておりますが、所有者が何らかの理由で、契約の継続につき全部もしくは一部を拒絶した場合、または契約内容の変更等を求めてきた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 e)電力事情について 当社のデータセンターでは顧客のサーバを設置するとともに、インターネットへの接続回線や保守・運用サービス等を提供しているため、災害や停電等異常時にもサービス継続が可能な設備が必要となります。さらに、消費電力量が多い施設であるため、様々な施策のもと、データセンターの省電力化の対策を進めておりますが、昨今の国際情勢等に伴うエネルギー価格の高騰等に起因する電気料金の更なる引き上げが発生し、それにより顧客との取引に支障が出るような場合、当社グループの事業及び今後の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、電力消費に関して地球温暖化に係る環境規制等がデータセンター事業者に対してなされた場合も、当社グループの事業及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 f) 法的規制について 当社は、電気通信事業者として総務省に届出を行っており、電気通信事業法及び関連する省令等を遵守しております。現在のところ、これらの法律による規制の強化等が行われるという認識はありませんが、今後これらの法律及び省令が変更された場合や当社グループの事業展開を阻害する規制がなされた場合には、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 g) 顧客との取引について 当社グループの売上高において、特定の顧客へのサービス提供シェアが大きな割合を占めております。当社グループでは、これら顧客との間で良好な取引関係の維持・発展に努めておりますが、顧客における事業戦略の変更、投資計画の見直し、あるいは競合他社への発注切り替え等により、当社グループへの調達方針に大きな変化が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 h) ファンド事業について 当社の連結子会社であるGiTV株式会社は、GiTV Fund I Investment, L.P.及びGiTV Fund II Investment, L.P.を組成しております。しかしながら、GiTV Fund II Investment, L.P.のファンド募集において出資者から十分な資金を集めることができない場合には、投資活動に支障をきたす可能性があるほか、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、全てのファンドにおいて、投資先の業績が悪化した場合や投資時点において想定した通りに投資先が事業を展開できない場合には、投資有価証券の評価損が発生する可能性や、投資の回収ができない可能性があります。加えて、投資先の株式等が市場において十分な流動性を有していない場合や、経済環境の変動、法規制の変更、政治的要因等の影響により、当初の計画通りに資金化できない可能性があります。これにより、エグジット機会が制約され、投資回収が困難となる可能性があります。 i) 新規投資について 当社グループが事業拡大を行うためには、設備投資、シナジー効果を見極めた上での企業再編や資本提携が必要であります。しかしながら、投資のための資金、投資後の投資先の管理体制、投資による会計上の減損処理の発生の可能性等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 j) 固定資産の減損や投資有価証券の評価損について 当社グループが保有する固定資産や投資有価証券について、経営環境の悪化等により事業の収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合には、固定資産の減損損失や投資有価証券の評価損が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 k) シンジケートローンによる資金調達に伴う財務制限条項への抵触に伴うリスク 当社は新データセンターへの投資のために、取引銀行等5社とコミット型シンジケートローン契約を締結しています。当該契約には一定の財務制限条項が付されており、当該条項に抵触した場合には、期限の利益を喪失し当社の資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 財務制限条項の内容については、以下のとおりでありますが、当連結会計年度末において、当該財務制限条項に抵触しておりません。 ・2018年6月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計額を、2017年6月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の80%に相当する金額、又は直近の事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の80%に相当する金額のうち、いずれか高いほうの金額以上に維持すること。 ・2020年12月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結損益計算書に記載される経常損益を2回連続して損失としないこと。 l) サイバー攻撃について サイバー攻撃の巧妙化により、事業継続への影響は重大な経営リスクとなっております。当社は2025年12月のサイバー攻撃発生を受け、セキュリティ対策を経営の最重要課題に据え、体制の再構築を図っております。先進的な検知ツールの導入、ゼロトラストの考え方に基づく管理体制の構築、及び運用体制の高度化を通じてリスクの極小化に努めておりますが、全ての攻撃を完全に防御することを保証するものではなく、再度の攻撃やインシデントの発生等に起因してシステム停止や情報漏洩が生じた場合には、当社の社会的信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② その他 a)人材の確保や育成について 当社グループの成長に必要な人材と新人の確保・育成及び、とりわけ優秀なエンジニアの確保が必要であると考えております。そのため、定期的な新卒採用及び中途採用を実施し、バランスのとれた採用及び人材の育成強化や適正配置を図りながら、事業成長を支える人材の確保・育成に努めてまいります。しかしながら、人材確保や優秀な人材の流出や育成・採用等が計画通りに進まない場合は、事業推進を行う上で、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 b)配当政策について 当社は、中長期的に企業価値を向上させるとともに、株主の皆様へ利益還元することを重要な経営課題として取り組んでおります。当社は、将来の事業展開に必要な内部留保を確保しながらも、継続的かつ安定的な配当による株主還元を行う考えでありますが、業績、財政状態及びその他の状況の変化によっては、配当政策に影響を及ぼす可能性があります。 c)コーポレート・ガバナンス体制について 当社では、企業価値の向上を図り、企業の社会的責任を果たし、社会やステークホルダーから高い信頼や誠実な企業として認識を得るためには、透明性が高く環境の変化に迅速に対応できる経営体制の確立とコンプライアンス遵守の経営を追求することが不可欠であると考えており、コーポレート・ガバナンス体制の充実を、経営の最重要課題と位置づけて積極的に取り組んでおります。 また、更なるガバナンス体制を構築するために、当社及び当社グループが一丸となって内部管理体制を構築できるよう取り組んでおります。しかしながら、適材適所における人材配置等適切な体制や整備に時間を要する場合には管理体制に支障をきたす可能性があります。 d)筆頭株主との関係について 現在、当社の筆頭株主は株式会社インターネット総合研究所であり、同社とは今後も良好な協力関係を継続していく予定ですが、同社の経営方針の変更等が生じた場合、あるいは、筆頭株主が変更した場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,183字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度より、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」に記載のとおり、当社の子会社であるGiTV Fund II Investment, L.P.において従来の米国会計基準にかえて日本基準を適用しており、当該会計方針の変更を遡及適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が継続しております。一方で、資源・原材料価格の高止まりや、円相場の変動、米国新政権の通商政策、各国の金融政策の動向等、世界経済の先行きには引き続き不透明感が残る状況となっております。 当社グループが属する情報サービス産業においては、生成AI、ソフトウェア・ハードウェア技術の進展、企業のDX化(デジタルトランスフォーメーション)への対応やデータ活用に対する取り組み等により、データセンター市場、クラウド市場等は今後も中長期的に拡大していくと見込んでおります。このような環境の下、当社グループは、当社グループが展開するコンピュータプラットフォーム事業とメディアソリューション事業について、事業の変化に対応しながら事業運営をおこなっております。 当連結会計年度におけるセグメント別の概況は以下のとおりであります。 (コンピュータプラットフォーム事業) コンピュータプラットフォーム事業においては、(ⅰ)データセンター、(ⅱ)クラウド・ソリューション、(ⅲ)データ・ソリューション、(ⅳ)その他に分け、サービスを展開しております。 (ⅰ)データセンターでは、昨今のデータ通信量の増加により、低遅延かつ優れた接続性を特長とした都市型データセンターの需要は堅調であり、基幹サイトである新大手町サイトを始めとして、当社が運営するデータセンターは、こうした需要を背景に、安定的な運営を継続しております。一方で、前期はネットワーク関連サービスのスポット案件の影響で一時的に売り上げ及び利益が伸長しておりましたが、当期は平常水準に戻りました。この結果、データセンターの売上高は4,822百万円(前年同期比5.7%減)となりました。 今後の事業領域の拡大に関しては、2026年秋の開業を予定している石狩再エネデータセンターについて、事業化に係るコンサルティング業務に基づくサービスを提供しております。今後は、この石狩再エネデータセンターでの実績を基に、特別目的会社(SPC:Special Purpose Company)を用いたストラクチャーやパートナー企業との協業モデルを積極的に活用し、これまでよりもアセットライトな事業モデルにさらにシフトすることによって、昨今、需要が急増しているAIデータセンター等、多様かつ大規模なデータセンター開発プロジェクトの立ち上げを目指してまいります。 (ⅱ)クラウド・ソリューションでは、自社開発のクラウドサービス「c9 Flexサービス」シリーズに加え、AWS・Azure等の他社クラウド、MSP監視運用サービス、SaaS型セキュリティソリューションを提供し、ITインフラ環境に最適化された高付加価値なクラウド構成・運用提案を行っております。当期では、引き続き、クラウド市場の拡大を背景としたマルチクラウド運用支援のニーズが堅調に推移し、売上高は2,048百万円(前年同期比6.2%増)となりました。 (ⅲ)データ・ソリューションでは、大容量化への対応、安定運用等、お客様のニーズに即したストレージの活用方法を提案しております。当社では、主力であるDell Technologies社製の「Dell PowerScale / Isilon」の提供及びランサムウェア対策としてカナダSuperna社が開発した「Eyeglass」ソフトウェア製品群の日本国内での提供・サポートを行っております。また、これらのプロダクト販売に加え、保守サービス等を通じた継続的な収益も一部含む事業構造となっております。当期では「Dell PowerScale / Isilon」において、グローバルにIPコンテンツを展開する日本を代表する企業からの大規模案件を獲得したことにより、売上高は4,821百万円(前年同期比86.7%増)と、前期に比べ大幅に増収となりました。 また、当期においてはその他の収益として、リース収益を20百万円計上しております。 (ⅳ)その他では、株式会社ティエスエスリンクが情報漏洩対策ソフトウェア製品の開発、販売等を行っており、売上高は165百万円(前年同期比1.1%減)となりました。 以上の結果、コンピュータプラットフォーム事業の売上高の合計は、主にデータ・ソリューションの売り上げ増加により、11,878百万円(前年同期比21.3%増)となりました。営業利益は、データセンターでの収益が平常水準に戻ったことで、562百万円(前年同期比0.7%減)となりました。 (メディアソリューション事業) メディアソリューション事業では、ジャパンケーブルキャスト株式会社が、(ⅰ)コンテンツプラットフォーム、(ⅱ)インフォメーションプラットフォームに分け、サービスを展開しております。 (ⅰ)コンテンツプラットフォームでは、ケーブルテレビ事業者向けの多チャンネル配信サービス「JC-HITS」等を提供しておりますが、ケーブルテレビ局の多チャンネル放送サービスのユーザー数の減少が影響し、売上高は2,696百万円(前年同期比8.9%減)となりました。 (ⅱ)インフォメーションプラットフォームは、「JC-data」や「地域・防災DXサービス」を中心にサービスを提供しております。当期においても、地方自治体による「新しい地方経済・生活環境創生交付金」利用の活発化を背景に、自治体向けデータ放送サービス及び地域・防災DXサービスの受注が増加し、売上高660百万円(前年同期比11.5%増)となりました。 以上の結果、メディアソリューション事業の売上高は、主にコンテンツプラットフォームのサービスの売り上げ減少により3,356百万円(前年同期比5.6%減)となりました。営業利益は、コンテンツプラットフォームにおける配信プラットフォーム関連の原価削減や販管費等の見直しが寄与し、411百万円(同81.2%増)となりました。なお、同事業を取り巻く環境下では、引き続き地方自治体による「新しい地方経済・生活環境創生交付金」の利用が活発であることから、インフォメーションプラットフォーム関連サービスの販売促進を強化し、さらなる売り上げの増加を目指してまいります。 以上の活動により、当連結会計年度における当社グループの売上高は15,289百万円(前年同期比13.9%増)、営業利益は811百万円(前年同期比21.4%増)となりました。経常利益は営業利益の増加等により909百万円(前年同期比12.3%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益は増加したものの、コンピュータプラットフォーム事業において特別損失として固定資産減損損失等を計上したことにより300百万円(前年同期比22.3%減)となりました。 ② 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末における総資産合計は、売掛金は増加したものの、現金及び預金、有形固定資産及び無形固定資産の減少等により、前連結会計年度末に比べ568百万円減少し19,182百万円となりました。 負債合計は、未払法人税等、前受金は増加したものの、借入金の返済に伴う減少等により、前連結会計年度末に比べ689百万円減少し7,112百万円となりました。 純資産合計は、その他有価証券評価差額金は減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ121百万円増加し12,069百万円となりました。 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の43.7%から2.0ポイント増加し45.7%となりました。 なお、当社は、新大手町サイトの投資に伴う資金需要に対し、機動的な資金調達を行うため、2018年3月に取引銀行等5社と総額40億円のコミット型シンジケートローン契約を締結しており、当連結会計年度末の本契約に基づく借入金残高は13億75百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末と比較して1,110百万円減少し、6,475百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上の他、非現金支出費用である減価償却費及びのれん償却等の計上、棚卸資産の減少等により1,339百万円の収入(前年同期は2,761百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出、有形固定資産の取得による支出、投資有価証券の取得による支出等により1,795百万円の支出(前年同期は585百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入、GiTV Fund II Investment, L.P.への非支配株主からの払込みによる収入等はあったものの、長期借入金の返済による支出、配当金の支払等により654百万円の支出(前年同期は737百万円の支出)となりました。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   38.9   39.9   42.6   43.7   45.7 時価ベースの 自己資本比率(%)   47.6   48.6   40.4   57.2   58.6 キャッシュ・フロー対 有利子負債比率(%)   317.7   262.0   494.2   106.3   176.5 インタレスト・ カバレッジ・レシオ(倍)   32.9   40.5   19.8   81.4   33.5 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注) 1. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 2. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3. キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 4.2024年12月期の各数値については、会計方針の変更に伴い遡及修正が行われたため、遡及適用後の数値を記載しております。 ④ 生産、受注及び販売の状況 (生産実績) 当社グループは、生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしておりません。 (受注実績) 当社グループは、受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載はしておりません。 (販売実績) 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 金額(千円) コンピュータプラットフォーム事業   11,878,243   121.3 メディアソリューション事業   3,356,403   94.4 合計   15,234,647   114.1 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) LINEヤフー株式会社   1,419,233   10.6   -   - 任天堂株式会社   -   -   2,358,218   15.4 3 セグメント別販売実績の合計と連結損益計算書の売上高との差額55,103千円は、報告セグメントに帰属しない収益であります。 4 当連結会計年度におけるLINEヤフー株式会社に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。また、前連結会計年度における任天堂株式会社に対する販売実績はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」に記載のとおり、遡及処理等を行っており、遡及適用後の数値で前連結会計年度との比較を行っております。 ① 経営成績等の分析 (売上高) 売上高は前年同期比13.9%増となる15,289百万円となりました。連結売上高におけるセグメント別の構成比率は、コンピュータプラットフォーム事業が約78%(前年同期約73%)、メディアソリューション事業が約22%(前年同期約27%)となりました。これはデータ・ソリューションの売上高が増加したことにより、コンピュータプラットフォーム事業の売上高構成比率が5ポイント増加となりました。 (営業損益) 営業利益は811百万円(前年同期比21.4%増)となりました。営業利益をセグメント別に区分すると、コンピュータプラットフォーム事業が562百万円(前年同期比0.7%減)、メディアソリューション事業が411百万円(前年同期比81.2%増)となっております。コンピュータプラットフォーム事業は、主にデータセンターの収益が平常水準に戻ったことで前期とほぼ同額となりました。メディアソリューション事業は、コンテンツプラットフォームにおける配信プラットフォーム関連の原価削減や販管費等の見直しにより増益となりました。 (経常損益) 経常利益は909百万円(前年同期比12.3%増)となりました。これは営業利益の増加に加えて、支払利息等の営業外費用は増加したものの、営業外収益として受取利息及び受取配当金、為替差益等を計上したことにより増益となりました。 (税金等調整前当期純損益) 税金等調整前当期純利益は549百万円(前年同期比40.1%増)となりました。当期はコンピュータプラットフォーム事業において固定資産減損損失271百万円(前年同期比37.9%増)、GiTV Fund I Investment, L.P.において投資有価証券評価損88百万円(前年同期比60.1%減)を特別損失として計上したものの、経常利益の増加により増益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 親会社株主に帰属する当期純利益は300百万円(前年同期比22.3%減)となりました。これは税金費用の増加の他、連結子会社の利益増加等に伴い、非支配株主に帰属する当期純損失が減少したことによるものです。 ② 資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としており、資金調達及び資金の流動性については、自己資金のほか、金融機関からの借入により行っております。なお、新大手町サイトへの投資資金として機動的な資金調達を行うため、2018年3月に取引銀行等5社と総額40億円のコミット型シンジケートローン契約を締結しており、当連結会計年度末の本契約に基づく借入金残高は13億75百万円であります。また、ハイパースケールデータセンター事業への進出のため、2021年12月21日開催の取締役会において、第三者割当による新株式及び第11回新株予約権の発行を決議し、資金需要の充足を図っております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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