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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アイエックス・ナレッジ

IX Knowledge Incorporated9753 · Standard · 情報・通信業

独立系システムインテグレーターとして、メーカー・ベンダーに依存せず、金融・公共・産業など幅広い業種にITサービスを提供する。

概要

アイエックス・ナレッジ株式会社は、1979年創業の独立系システムインテグレーターである。メーカーやベンダーに依存しないニュートラルな立場で、コンサルティングからシステム開発・導入・保守・運用まで一貫した情報サービスを提供する。2026年3月期の連結売上高は244億円、従業員数は1,248人。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、本社は東京都港区に置く。

3つのサービスで構成される単一セグメント

同社の事業は単一セグメント「情報サービス業」であり、内部は3つの品目に区分される。最大の柱は「コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス」で、2025年度の売上高187億円、全体の77%を占める。次いで「システムマネージメントサービス」が56億円(23%)、「商品販売」は僅か1,552千円と小規模である。この構成から、同社の収益は人月型の開発・運用サービスに依存していることが分かる。利益面では、2025年度に営業利益22億円(売上高営業利益率9.1%)を計上し、過去5年で最高水準となった。

4つの顧客分野と主な取引先

有価証券報告書によれば、同社は「産業・サービス」「社会公共・土木建築」「情報・通信」「金融・証券」の4分野で事業活動を展開する。取引先の集中度は高く、2025年度は株式会社NTTデータへの販売額が49億円で全体の17.6%を占めた。2024年度まで10%超だった株式会社日立製作所への販売は、2025年度には10%を下回った。同社は独立系であるため特定ベンダーに偏らないが、大口顧客への依存リスクを抱える。なお、2024年3月期の従業員数は1,248人で、直近5年で1,100〜1,250人の範囲で推移している。

子会社・関連会社によるグループ運営

同社グループは当社、連結子会社、持分法適用関連会社の計3社で構成される。2003年に設立した株式会社IKIアットラーニング(教育研修事業)やアイ・ティ・ジャパン株式会社(2003年設立)が子会社として存在したが、その後、吸収合併や事業譲渡によって組織が整理されている。例えば2009年には子会社の株式会社アイエックスときわテクノロジーを吸収合併し、2013年にはアイケーネット株式会社の全株式を売却した。海外拠点としては、2010年に中国大連に現地法人を設立したが、2016年に全持分を譲渡し撤退している。現在のグループ体制はコンパクトで、国内事業所(関西、新潟など)を通じてサービスを提供する。

業界の中での役割は情報サービス業界における独立系システムインテグレーター。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
244億円
営業利益
22億円
営業利益率
9.0%
純利益
17億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01情報サービス業(顧客業界横断)主力

メーカー・ベンダーに依存しないニュートラルな立場で、コンサルティング、システム開発、システム検証、運用保守、パッケージ販売などを提供。金融、製造、流通、公共など幅広い業種の顧客に対応する。

主な製品・サービス4
コンサルティング・システムインテグレーション
経営課題解決のためのシステム設計・開発・導入・保守を一貫提供。
システムマネージメント
24時間365日の稼働監視、障害対応、ヘルプデスクなど運用全般をサポート。
システム検証サービス
第三者的視点で業務要件の実現性、システム品質、実運用の適合性を検証。
商品販売
パッケージソフトウェアやコンピュータ関連機器の販売。

製品と技術

コンサルティングから保守まで一貫したSIサービス

同社の中核サービスは「コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス」である。ITコンサルタントやエンジニアが顧客の経営課題に対してシステムのデザインから開発、導入、保守までを一貫して提供する。特徴はメーカー・ベンダーに依存しない中立性で、顧客に最適なソリューションを提案できる点にある。2025年度の同事業の売上高は187億円で、前年度比6.2%増加した。特に、NTTデータ向けの受注が大きく、全体の17.6%を占める。また、第三者的立場でシステム品質を検証する「システム検証サービス」も同事業に含まれ、実運用の適合性を確認する独自の強みとなっている。

24時間365日体制のシステムマネージメントサービス

2つ目の柱は「システムマネージメントサービス」であり、2025年度の売上高は56億円で前年度比8.4%増加した。このサービスは、システムの稼働監視、障害対応、ヘルプデスク業務を24時間365日体制で提供する。さらに、運用業務のアウトソーシングや、運用設計・基盤構築といった技術支援も行い、顧客のシステム運用全般をサポートする。同社はこの分野で専門技術者を抱え、運用効率化の提案も行っている。ただし、同事業の受注高は55億円と売上高をやや下回り、受注残高は15億円で前年比減少しており、競争環境の厳しさがうかがえる。

商品販売とパッケージソリューション

第3の品目である「商品販売」は、ソフトウェア・プロダクトやコンピュータ関連機器、消耗品の販売を手掛ける。ただし、同事業の規模は極めて小さく、2025年度の売上高は155万2千円で、前年度比64.5%減少した。これは同社が主力とするサービス事業に比べ、商品販売が補完的な位置づけであることを示している。同社は比較的低コストで導入しやすいパッケージソリューションも扱っているが、全体の売上に占める割合は0.1%未満であり、事実上サービス収益が事業の全てと言える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

Sierとして中堅規模、公共系に強み

当社はシステムインテグレーション(SI)事業を主軸とし、特に公共・社会インフラ分野に強みを持つ独立系のITサービス企業です。同業他社には新興のITベンチャーであるVRaiN Solutionやソラコムなどが挙げられますが、当社は設立から長い歴史を持ち、官公庁・自治体向けの安定した受注基盤を有しています。近年の売上高は堅調に増加し、営業利益率も8%台に改善しており、収益性は比較的良好です。しかし、IT業界では人材確保や技術革新への対応が急務であり、クラウドやAIなどの新技術への投資が課題となっています。また、顧客のIT予算の増減に影響を受けやすいという特性があります。

強み

  • 官公庁・自治体向けシステムで高い実績を持ち、安定的な収益源を確保。
  • 直近の営業利益率は8-9%と業界平均並みに達し、収益性が向上。
  • 設立から25年以上の実績で、顧客からの信頼と長期取引関係を構築。
  • 特定業界に依存せず、公共から民間まで幅広い顧客層を持つ。

課題

  • IT人材の不足が深刻化し、採用・育成コストが増大。
  • クラウド・AIなど新技術への投資が必要であり、開発力の強化が急務。
  • 公共投資の動向や政策変更により、受注が影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がアイエックス・ナレッジ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13793ドリコム154億円70.6倍
24344ソースネクスト154億円
33997トレードワークス152億円102.9倍
44418JDSC151億円20.9倍
53776ブロードバンドタワー151億円29.4倍
69753アイエックス・ナレッジ150億円7.8倍
73937Ubicomホールディングス149億円16.5倍
83656KLab148億円12.1倍
93903gumi148億円9.8倍
103916デジタル・インフォメーション・テクノロジー147億円13.4倍
114396システムサポートホールディングス146億円15.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

日本ナレッジインダストリとして創業した1979年

1979年6月、東京都品川区西五反田に日本ナレッジインダストリ株式会社が設立された。資本金は明らかでないが、ソフトウェア開発を主とする知識・情報産業としてスタートした。当時の日本の情報産業は黎明期にあり、同社は早期に参入した独立系プレイヤーの一社である。1981年4月には本社を同じ品川区内に移転し、事業基盤を固めた。

1980年代の営業拠点拡大と株式公開

1986年にはシステム開発株式会社からソフトウェア部門を譲り受けるとともに、名古屋駐在所(後の名古屋営業所)と九州支社を開設した。同年10月には九州支社を開設し、三大都市圏以外にも足場を築いた。1988年5月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場から資金調達が可能となった。1990年には南品川にソフトウェア制作拠点と研修所を開設し、開発力を強化した。1995年には札幌営業所、1997年には大阪営業所を開設し、全国展開を加速させた。

合併による商号変更と1999年の新体制

1999年8月にプライバシーマークを取得し、情報管理の体制を整えた。同年10月、1964年設立の株式会社アイエックスと合併し、商号をアイエックス・ナレッジ株式会社に変更した。合併後の拠点は本社、品川システムセンタ、関西支社、九州支社、札幌営業所、水戸営業所、新潟営業所、名古屋営業所の8カ所となり、規模が拡大した。2000年7月にはISO9001を取得し、品質管理の国際標準に準拠した。

2000年代初頭の事業再編と子会社設立

2002年4月、本社を現在の東京都港区海岸に移転し、品川システムセンタを閉鎖した。2003年には各営業所をシステムセンターへ機能転換し、名称を九州センター、関西センターなどに変更した。同年、100%出資子会社として株式会社IKIアットラーニング(教育研修)とアイ・ティ・ジャパン株式会社(ITサービス)を設立した。2004年には札幌センターを閉鎖し、北洋情報システム(現HISホールディングス)と資本・業務提携を行った。同年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場し、店頭登録を廃止した。

拠点統合と子会社再編が進んだ2005〜2010年

2005年5月、名古屋センターを閉鎖して関西センターに統合した。同年10月にはISO14001を取得し、環境マネジメントに取り組んだ。2006年には関連会社アイケーネット株式会社を子会社化した。2007年、会社分割により新潟センターと水戸センターを子会社アイ・ティ・ジャパンに承継し、同社はときわ情報を吸収合併して株式会社アイエックスときわテクノロジーに商号変更した。2009年10月にはこの子会社を吸収合併し、再び単一法人に戻った。2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場した。

海外進出と撤退、証券市場の変遷

2010年9月、中国大連市に現地法人大連愛凱系統集成有限公司を設立し、オフショア開発拠点を確保した。2011年には各センターを事業所に名称変更した。2012年9月には水戸事業所を閉鎖し、東京本社に機能を統合した。2013年3月、子会社アイケーネットの全株式を売却し、同年4月にはIKIアットラーニングの全事業を譲り受けた。同年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東証JASDAQ(スタンダード)に上場した。2014年にはISO14001の認証を返上し、独自の環境活動へ移行した。

事業の選択と集中を進めた2015年以降

2015年1月、九州事業部門をeBASE-PLUS株式会社に譲渡し、九州事業所を閉鎖した。これにより九州地区での直接事業を終了した。2016年には中国子会社の全持分を大連共興達信息技術有限公司に譲渡し、海外事業から撤退した。同年と2017年、2023年に自己株式を消却し、資本効率の向上を図った。2022年4月の東証市場区分再編により、スタンダード市場に上場を継続している。現在は国内4事業所(関西、新潟、その他)を中心に、独立系SIerとしての事業を展開している。

年表38件を開く

1970年代

  • 1979年6月創業日本ナレッジインダストリ株式会社は、東京都品川区西五反田二丁目28番2号に設立、ソフトウェア開発を主とする知識・情報産業として事業を開始

1980年代

  • 1981年4月本社を東京都品川区西五反田七丁目22番17号に移転
  • 1986年1月システム開発株式会社よりソフトウェア部門の営業譲受
  • 1986年4月名古屋駐在所(のち名古屋営業所)を開設
  • 1986年10月九州支社を開設
  • 1988年5月日本証券業協会に株式店頭登録

1990年代

  • 1990年4月ソフトウェア制作拠点及び研修所として南品川事務所(のち品川システムセンタ)開設
  • 1995年4月札幌営業所を開設
  • 1997年4月大阪営業所(のち関西支社)を開設
  • 1999年8月「プライバシーマーク」の認証を取得
  • 1999年10月創業株式会社アイエックス(1964年7月設立)と合併し、商号をアイエックス・ナレッジ株式会社に変更 本社、品川システムセンタ、関西支社、九州支社、札幌営業所、水戸営業所、新潟営業所、名古屋営業所の体制となる

2000年代

  • 2000年7月「ISO9001」の認証を取得
  • 2002年4月本社を東京都港区海岸三丁目22番23号に移転 品川システムセンタを閉鎖
  • 2003年4月九州支社、関西支社、名古屋営業所、新潟営業所、水戸営業所、札幌営業所をシステムセンターへと機能転換。名称をそれぞれ九州センター、関西センター、名古屋センター、新潟センター、水戸センター、札幌センターと定める
  • 2003年7月100%出資子会社として、株式会社IKIアットラーニングを設立
  • 2003年12月100%出資子会社として、アイ・ティ・ジャパン株式会社を設立
  • 2004年8月札幌センターを閉鎖 北洋情報システム(株)(現HISホールディングス(株))と資本・業務提携
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年5月M&A名古屋センターを閉鎖し、同センターの業務を関西センターに統合
  • 2005年10月「ISO14001」の認証を取得
  • 2006年2月M&A株式の追加取得により、関連会社アイケーネット株式会社を子会社化
  • 2007年3月会社分割により、新潟センターと水戸センターを子会社アイ・ティ・ジャパン株式会社に承継
  • 2007年4月M&A子会社アイ・ティ・ジャパン株式会社が関連会社ときわ情報株式会社を吸収合併し、商号を株式会社アイエックスときわテクノロジーに変更
  • 2009年10月M&A当社が子会社株式会社アイエックスときわテクノロジーを吸収合併

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2010年9月100%出資子会社として中国・大連市に現地法人大連愛凱系統集成有限公司(大連IKI)を設立
  • 2011年4月九州センター、関西センター、新潟センター、水戸センターを事業所へと名称変更。それぞれ九州事業所、関西事業所、新潟事業所、水戸事業所と定める
  • 2012年9月M&A水戸事業所を閉鎖し、同事業所の機能を東京本社に統合
  • 2013年3月子会社アイケーネット株式会社の当社が所有する全株式を株式会社アクロネットに売却
  • 2013年4月子会社株式会社IKIアットラーニングの全事業を譲り受ける
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2014年3月「ISO14001」の承認を返上し、独自の環境保全活動へ移行
  • 2015年1月九州事業部門をeBASE-PLUS株式会社に事業譲渡し、九州事業所を閉鎖
  • 2016年5月自己株式1,234,660株を消却
  • 2016年11月中国現地子会社(大連IKI)の当社出資持分の全てを大連共興達信息技術有限公司に譲渡
  • 2017年12月自己株式600,000株を消却

2020年代

  • 2022年4月上場東京証券取引所市場区分再編に伴いスタンダード市場に上場
  • 2023年2月自己株式400,000株を消却

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで269億円
  • 営業利益2029年3月期まで24.9億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中核事業の拡大

    産業・サービス、社会公共・土木建築、情報・通信、金融・証券の4分野で培った業務知識と技術力を活かし、一貫したシステムインテグレーションサービスの受注拡大に経営資源を集中。クラウドネイティブ開発への対応力強化や営業体制の強化、パートナー連携により収益基盤を強化する。

  2. 02

    次期成長事業の創出

    顧客やパートナーとの共創、オープンイノベーションを通じてDX対応力を強化。クラウド、ブロックチェーン、AI、IoTなどのデジタル先端技術を活用したビジネスイノベーションにより新たな成長事業を創出する。

  3. 03

    事業基盤の強化

    積極的な投資により事業基盤を強化。サステナビリティ経営の下、環境対策、多様性への貢献、ガバナンス強化に取り組む。人的資本投資としてプロフェッショナル人材育成・リスキル、ダイバーシティ推進、エンゲージメント向上を実施。また、事業提携・M&Aを推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,248人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は609万円で、9期前と比べて+13.0%平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,286
2018年3月1,250
2019年3月53938.013.01,242
2020年3月54438.014.01,221
2021年3月53538.014.01,231
2022年3月55639.014.01,232
2023年3月57039.015.01,260
2024年3月58839.015.01,264
2025年3月57639.015.01,268150
2026年3月60939.215.21,248176

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率90.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)89.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
梶が谷社宅 — 川崎市高津区134百万円
本社 — 東京都港区37百万円
関西事業所 — 大阪市中央区31百万円
本社 — 東京都 江東区14百万円
新潟事業所 — 新潟市中央区2百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱シーアンドエーコンピューター
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    HISホールディングス㈱
    札幌市中央区 · 持分法適用会社
    議決権20.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は244億円営業利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.0%、利益が+15.8%。

売上高
+7.0%
244億円
営業利益
+15.8%
22億円
純利益
+30.8%
17億円
営業利益率
9.0%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高251億円244億円
営業利益23億円22億円
純利益16億円17億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は61億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+10.9%、営業利益は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q531
2024年1Q5559.14
2024年2Q5447.42
2024年3Q5447.44
2024年4Q543
2025年2Q11198.17
2025年4Q117108.56
2026年2Q124118.98
2026年4Q120119.29
2027年1Q6169.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は155億円から244億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は9.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月15522
2014年3月15821
2015年3月16864
2016年3月17542
2017年3月17364
2018年3月16775
2019年3月17896
2020年3月17585
2021年3月17396
東京証券取引所市場区分再編に伴いスタンダード市場に上場
2022年3月185128
2023年3月2021510
2024年3月2171713
2025年3月22819208.313
2026年3月24422239.017

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高244億円のうち、営業利益として残るのは22億円9.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.5%194億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.5%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.0%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.6pt
9.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
7.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.8pt
15.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
17.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが16億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は74億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−23035
2014年3月10−4132
2015年3月60−3636
2016年3月4−1−7332
2017年3月60−3635
2018年3月70−1741
2019年3月6−5−4138
2020年3月5−1−2440
2021年3月10−2−2845
2022年3月31−1448
2023年3月10−5−3551
2024年3月110−41158
2025年3月80−1864
2026年3月16−1−51574

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は163億円。このうち返さなくてよい自己資本が116億円で、自己資本比率は70.9%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月91385342.5
2014年3月89385142.6
2015年3月92405244.1
2016年3月88375142.2
2017年3月87404746.5
2018年3月94435146.0
2019年3月97475047.7
2020年3月98494950.7
2021年3月106565052.2
2022年3月112634955.9
2023年3月127755258.9
2024年3月137884964.6
2025年3月1511015066.8
2026年3月1631164870.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
75億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
85億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
48億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中141位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中357位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,393で、1年前と比べて-0.4%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥1,393+0.9%1ヶ月+5.4%1年-0.4%時価総額150億円
過去52週の値幅
安値¥1,201高値¥1,551

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)8.3倍
PBR1.15倍
配当利回り3.59%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1336円で、直近1か月で2.2%上昇、1年で19.5%上昇。25日線(1293.48円)と75日線(1279.47円)を上回り、200日線(1316.08円)も約1.5%上回る。52週高値1710円からは21.9%低く、安値1150円からは16.2%高い。7月10日に1322円まで上昇し、その後も高値圏で推移。出来高は7月14日に1.84万株と増加。RSIは61.5で、やや過熱感。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが7.24倍と業界平均30.11倍を大きく下回り、PBRも1.1倍と業界平均3.51倍の約3分の1。配当利回り3.74%は業界平均3.42%を上回る。ROE15.8%に対しPBRが低く、収益性に対して評価が割安。売上高と営業利益は堅調に増加し、2026/3期も成長見込み。ただし配当性向29.9%と保守的で、増配余地は限定的。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍47.9倍
PER (予想)8.3倍
PBR1.15倍2.96倍
ROE15.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

IT投資需要の回復とDX需要を取り込めるかが焦点。強気派は売上高が増加基調で、2026年3月期の営業増益率も約9%と順調に拡大するとみる。一方、弱気派は競争激化による受注単価の下落リスクや、利益率が8%前後とIT業界平均並みで、高成長が続くか疑問視する。また、PBRが1.1倍と割安ではない水準で、市場が成長を織り込み済みとの見方もある。業績と株価の乖離が論点。

プラスに働く材料7
  • 売上高の増加基調

    2023年3月期から25年3月期まで増収が継続

  • 営業利益率の改善

    2025年3月期8.33%→2026年3月期予想9.02%

  • 低PERで割安感

    PER7.24倍は同業他社比でも低い水準

  • 2026年3月期に純利益17億円へ3割増益通年影響

    売上高は244億円と前期比7%増、営業利益22億円、純利益17億円と増益

  • PBR1.1倍・ROE15.8%で資本効率は良好継続影響

    自己資本利益率15.8%に対しPBR1.1倍と、収益性に対する評価は低水準

  • 営業利益率が0.69ポイント改善通年影響

    売上高244億円・営業利益22億円、営業利益率9.02%は前期8.33%から改善

  • 配当利回り3.74%が下支え継続影響

    時価総額144億円に対する配当総額は約5.4億円、利回り3.74%

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化のリスク

    売上高の伸び率は前年比5%前後に減速傾向

  • 競争激化

    IT業界は価格競争に晒され、単価下落の恐れ

  • 成長への疑念

    PBR1.1倍と成長率に見合うかは不透明

  • 2025年3月期は純利益が前期横ばい通年影響

    売上高228億円に増えたが純利益13億円と前期同額、増益効果が限定的

  • 時価総額144億円で流動性が薄い継続影響

    時価総額144億円、外国人持ち株比率2.72%と低くまとまった売りで値動き拡大

  • 予想PER非開示で先行き不透明不定影響

    フォワードPERが開示されておらず、PER7.24倍のみで業績変化が見えにくい

  • 株価は1年で19.45%上昇し高値警戒継続影響

    前年比+19.45%と上昇しており、利益確定売り圧力がかかりやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
IT投資需要の変化を測る基本指標。
営業利益率
競争環境下での収益性の維持を確認。
受注残高
将来の売上の先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは3.59%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.59%
いまの株価に対して
配当性向
29.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1025.8
2018年3月100.021.9
2019年3月20100.034.2
2020年3月15−25.027.6
2021年3月150.023.7
2022年3月2033.323.3
2023年3月3050.027.7
2024年3月300.023.6
2025年3月4033.330.6
2026年3月5025.029.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,386人。区分でいちばん多いのは個人・その他80.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が16.1%を占め、残る83.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他79.381.878.779.176.480.1
自己株式11.112.210.711.511.411.4
事業法人6.97.88.59.213.78.6
金融機関5.65.45.65.65.67.5
外国法人1.42.93.33.72.42.6
証券会社6.61.93.82.31.91.1
外国人個人0.10.20.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01安藤 文男14.10
02IKI持株会6.56
03光通信KK投資事業有限責任組合5.63
04ヨシダ トモヒロ2.99
05㈱三菱UFJ銀行1.98
06日本証券金融㈱1.94
07㈱千葉興業銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)1.88
08有限会社エム・ビ・エス1.85
09三井倉庫ホールディングス㈱1.85
10光通信㈱1.00

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1264%、1株純資産は14期で+267%。直近期のROEは15.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月133304.114.130.9
2014年3月83212.624.860.9
2015年3月323449.88.221.5
2016年3月193485.416.954.1
2017年3月3938910.58.325.8
2018年3月4642711.117.421.9
2019年3月5946713.115.334.2
2020年3月5449611.38.927.6
2021年3月6355812.013.423.7
2022年3月8663714.48.323.3
2023年3月10577714.99.027.7
2024年3月13292215.68.823.6
2025年3月1391,05214.17.430.6
2026年3月1791,21015.87.229.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額181百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安藤文男代表取締役 会長7115,234
犬飼博文代表取締役 社長5789
中谷彰宏代表取締役専務執行役員 管理部門担当兼 次期成長事業検討推進担当6179
市川美徳取締役常務執行役員 事業部門・営業部門担当5821
佐藤孝夫取締役72
佐藤未央取締役51
清水寛常勤監査役6362
宮野吏常勤監査役6565
高木真也監査役68
岡見吉規監査役69
平田和久監査役6410
椎名千恵監査役65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)58946714228
社外取締役721213
監査役218189

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容883字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、当社の連結子会社及び持分法適用関連会社の計3社により構成されており、「情報サービス業」の単一セグメントであります。 当社は独立系のシステムインテグレーターとして、お客様の業種・業態を問わず、メーカー・ベンダー製品に依存しないニュートラルな立場から、一貫したサービス提供を強みとしております。 当社グループの事業系統図はつぎのとおりであります。 当社は情報サービス(コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス、システムマネージメントサービス、商品販売)を主たる業務としております。 a.コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス お客様の様々な経営課題に対し、ビジネス知識・経験・業務ノウハウを兼ね備えたITコンサルタントやエンジニアが、システムのデザインから開発・導入、保守まで、先進のITを駆使して、お客様と成功イメージを共有しながら、最善なITソリューションを導き出しております。 また、第三者的な立場で、業務要件の実現性、システム品質の妥当性・操作性など、実運用の適合性を検証する総合品質ソリューションサービスである「システム検証サービス」を提供しております。 b.システムマネージメントサービス 24時間365日体制での稼働監視や障害対応、システム利用者からの各種問合せに対応するヘルプデスク業務等、システム運用全般において発生する様々な作業をサポートしております。また、運用業務のアウトソーシングサービス、運用業務効率化のための運用設計及び基盤構築など、専門技術者による技術支援サービスを提供し、システム運用に関するあらゆる局面において、お客様のビジネスをご支援しております。 c.商品販売(ソフトウェア・プロダクト、コンピュータ及び関連機器消耗品の販売) 比較的低コストでシステム導入も容易な各種パッケージソリューションなどを取り扱っております。 連結子会社及び持分法適用関連会社においては、情報サービス及び情報サービスに付帯する業務を行っております。
経営方針・対処すべき課題2,012字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 「しっかりとしたモノ(システム)づくりと高品質なサービスの提供」により、「すべてのステークホルダーから選ばれる企業」をビジョンに掲げ、「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」の3本の柱からなる「中期経営方針」のもと、中期経営計画として、営業体制の強化、開発体制の強化、案件対応力の強化、デジタル化(DX)への対応、中長期を見据えた積極的な投資活動による事業基盤の強化を重点取組事項として事業を推進してまいります。 (2) 経営環境 当社グループが属する情報サービス市場におきましては、クラウドやAI、IoTなどの新たな技術を活用したデジタル化(DX)による企業のビジネス変革の動きが継続しており、それを支えるIT需要は堅調に推移すると見込まれます。一方で、緊迫化する世界情勢や急激な円安による物価高騰など先行き不透明な状況が続いており、企業のIT投資への影響を注視していく必要があります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは安定的かつ継続的な企業価値の向上のため、中期経営方針のもと新たに策定した中期経営計画の最終期である2029年3月期において、売上高269億円、営業利益24.9億円の達成を目標としております。なお、当該目標につきましては、達成を保証するものではありません。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、共創によりITと社会を繋ぎ豊かな未来を創造すべく制定したグループパーパス「社会とITの未来をともにつなぐ(Connecting people one world)」の下、「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」を3本柱とした中期経営方針に、企業価値向上に資する人的資本などの非財務の視点を加え、財務・非財務の戦略を一元化したサステナビリティ経営によりケイパビリティの拡大に取り組んでまいります。 ① 中核事業の拡大 当社グループの強みは、産業・サービス、社会公共・土木建築、情報・通信、金融・証券の4つの分野において、長年にわたり事業活動で培ってきた業務知識及び顧客の要望を実現する技術力、そして、それらの強みと社員一人ひとりの人間力が結びつくことでお客様から勝ち得た信頼です。「顧客の課題解決・企業価値向上をどのように実現するか」という本質を押さえたうえで、これらの強みを伸ばし、中核事業である一貫したシステムインテグレーションサービスの受注拡大に向けて迅速かつ的確に経営資源を集中し、お客様やパートナー企業との共創を進めることで、収益基盤の強化を図ってまいります。 具体的には、当社専門部隊による社内横断的な人材育成や業務支援を通じたクラウドネイティブな開発への対応力の強化に加え、当社グループとしての営業体制の強化やパートナー企業との連携強化により多様化する顧客ニーズに対応し、中核事業の拡大を目指してまいります。 ② 次期成長事業の創出 当社グループは、お客様やパートナー企業との共創や他社の技術・サービスを活用したオープンイノベーションに取り組み、お客様が推進するDXへの対応力を強化してまいります。また、クラウドを中心にブロックチェーン、AI、IoTといったデジタル先端技術を活用したビジネスイノベーションの取り組みにより、次期成長事業の創出を目指してまいります。 ③ 事業基盤の強化 当社グループは引き続き、事業の継続性を見据えた積極的な投資を行い、事業基盤の強化に取り組んでまいります。 サステナビリティ経営においてはサステナビリティ推進委員会を中心に、「グローバル基準での環境対策」「多様性を重視した社会への貢献」「ガバナンスを重視した経営」を3本柱とするESGに取り組みます。さらに、「プロフェッショナル人財育成・リスキル」「ダイバーシティ&インクルージョン推進」「エンゲージメント&職場環境向上」を軸とした人的資本への取り組みにより、すべての従業員が生き生きと活躍できる環境を整備し、人財力の強化を図ってまいります。これらにより、「IKIのSDGs宣言」で目指す「平和と公正な社会」「すべての人が生き生きと活躍できる社会」「豊かで持続可能な社会」の実現に貢献してまいります。 加えて、従前から取り組んできている事業提携・M&Aによる事業投資を中長期的な事業基盤の強化と位置づけ、更なる取り組みを推進してまいります。 これらの取り組みを通じて急激な社会変化に対応し、顧客や社会に対する高付加価値サービスの提供へと繋げてまいります。また、すべてのステークホルダーから高い信頼を獲得し、当社グループのブランド力、企業価値向上を目指してまいります。
事業等のリスク2,746字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 ① 事業環境の変化に伴うリスク 当社グループが属する情報サービス業界におきましては、業者間の競争激化や先進技術への対応状況等を背景に案件価格が低下することがあります。このため、経済情勢の変化等により、顧客企業等の情報化投資動向が急速かつ大きく変化した場合や、業界内部での価格競争が現状を大きく超える水準で継続した場合、当社グループの先進技術への対応が他社に比較して遅れている場合等においては、価格競争の激化による不採算案件の増加や案件獲得失敗の可能性があります。 このような事態を極力防止するため、当社グループでは、営業担当者や案件担当者を通して顧客企業等の情報化投資動向の把握に努め、当社グループが提供するサービス領域の拡大、対応可能な技術分野・業務分野の多様化を推進し、経済情勢の変化への対応力強化及び競争力の強化に努めております。 ② 技術要員調達リスク 優秀な技術者の確保・育成が困難な場合には、高度かつ多様化する技術に対応した事業活動を行うことができなくなる可能性があります。 このため、当社グループでは、事業の根幹を成す技術要員の確保に当たり、毎年春の新卒採用及び不定期のキャリア採用と社内における教育・研修により優れた技術者を育成するとともに、同業の協力企業からの要員派遣を受け入れ、事業案件の要員に充てております。 ③ システム開発業務に伴うリスク 当社グループは、基幹事業として顧客企業等の各種情報システムの受託開発を行っております。複雑化し短納期化するシステムの開発においては、計画通りに品質を確保できない場合や、開発期間内に完了しないことによるコスト増大の可能性があります。 このような事態を極力防止するため、当社グループでは、案件の受注段階でのチェックやプロセスの進捗管理を、専門部署を設けて取り組んでおります。 ④ 法令の遵守に関するリスク 当社グループは、事業活動を行うにあたって、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)」及び「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法)」等の関連法令の適用を受けており、これらの法律に違反した場合は、それぞれの法令で定められている罰則の適用を受けることがあります。 このため、当社グループでは、各プロジェクトにおいて遵守事項の点検を徹底し、法令遵守に取り組んでおります。 ⑤ 知的財産権に関するリスク 当社グループが事業活動を行うにあたり必要となる知的財産権等について、使用許諾を受けられない場合、特定の技術サービスが提供できなくなる可能性があります。 このため、当社グループでは、必要となる知的財産権等について、法令や契約に則り、事前に当該権利の所有者による許諾を受けた上で使用することとしております。 ⑥ 資本提携等による投資対象会社の経営悪化によるリスク 資本提携等による投資を行う場合には、投資後に予期せぬ債務が発生する可能性に加え、事業環境や競合状況の変化等により当初の事業計画の遂行に支障が生じる可能性、当該企業の顧客基盤や主要な従業員の流出等により当初見込んだシナジーが期待できない可能性、投資額を十分に回収できない可能性及び当社グループの期待どおりに事業を展開できなくなる可能性があります。 このため、当社グループでは、資本提携等による投資を行う場合においては、対象企業の財務内容等についてデューディリジェンスを行うことにより、事前にリスクを把握するように努めているほか、投資対象会社に関する適切な管理を行い、期待どおりの事業展開ができるよう推進してまいります。 ⑦ 役員並びに従業員等のコンプライアンス違反行為等によるリスク 当社グループの役員並びに従業員等がコンプライアンスに違反等した場合は、マスコミの批判的報道をはじめとする厳しい社会的制裁が加えられるとともに、社会からの信用を喪失し、事業存続上重大な影響が生じるリスクが常に存在しております。 このため、当社グループでは、役員並びに従業員等の法令遵守を徹底するために「IKIグループ企業理念及び行動基準」を定め、コンプライアンス教育を徹底するとともに、リスク管理等内部管理体制の充実を図り、実効性ある法令遵守体制構築を推進してまいります。 ⑧ 過重労働、安全衛生管理の不備等によるリスク 当社グループは、従業員の過重労働、安全衛生管理の不備による人的資産及び社会的信頼を喪失するリスクを抱えております。 このため、当社グループでは、時間外・休日労働時間の削減、健康管理体制の整備・健康診断、メンタルヘルス対策支援等を推進し、労務管理の充実に取り組んでおります。 ⑨ 秘密情報の流出・漏洩等のリスク 当社グループが保有する情報(顧客情報、個人情報、営業機密等)は、情報の流失・漏洩等のリスクを抱えております。 このため、当社グループでは、情報セキュリティ対策の本来の目的である「安全・安心なビジネス環境の実現」を構築すべく、適時・適切で安全なシステムの実現とビジネス環境に合った対策を推進しております。 ⑩ 特定顧客への依存に関するリスク 当社グループは、主要顧客上位5社(グループ企業を含む)からの売上高が全体の売上高の5割以上を占めており、当該顧客の事業方針の変更や経営状態の変化が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループでは、新規顧客の獲得を進めるとともに、中核事業を中心とした事業拡大と次期成長事業の創出、事業基盤の強化に努めてまいります。 ⑪ 災害の発生やパンデミック等による損失のリスク 地震、水害、火災、爆発、テロ、汚染、コンピューターウイルスへの感染、感染症のパンデミック等の災害発生により業務の全部または一部が停止する危険性があり、当社グループの事業存続上の重大な影響が生じるリスクを抱えております。 このため、当社グループでは、災害対策マニュアルの作成、安否確認体制の整備、在宅勤務体制の整備、システム障害を回避・最小限にするためのバックアップ体制等の対策を推進しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,845字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果等を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、欧米の政策動向や地政学リスクの変化等により、物価高騰の継続など国内景気への影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況にあります。 国内の情報サービス市場におきましては、企業のビジネス変革や働き方改革に向けたデジタル化(DX)の取り組みが継続しており、それを支えるIT需要は堅調に推移しました。 このような環境において当社グループは、グループパーパス「社会とITの未来をともにつなぐ(Connecting people one world)」の下、「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」を3本柱とした中期経営方針に、企業価値向上に資する人的資本などの非財務の視点を加え、財務・非財務の戦略を一元化したサステナビリティ経営によりケイパビリティの拡大に取り組んでまいりました。 当連結会計年度の売上高は、24,351百万円と前年同期と比べて6.7%増加いたしました。利益面は、売上高の増加に加え、継続的な販売費及び一般管理費抑制の取り組みにより、営業利益2,207百万円(前年同期比18.2%増)、経常利益2,318百万円(同18.9%増)、また親会社株主に帰属する当期純利益は賃上げ促進税制の適用による税額控除引当もあり1,714百万円(同29.3%増)となり、いずれも増益となりました。 当連結会計年度末における財政状態は、次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は16,343百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,273百万円増加しました。これは主に「現金及び預金」の増加990百万円、「投資有価証券」の増加395百万円によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は4,763百万円となり、前連結会計年度末に比べ246百万円減少しました。これは主に「受注損失引当金」の減少169百万円、「退職給付に係る負債」の減少149百万円、「未払法人税等」の減少148百万円、「契約負債」の増加101百万円、「長期借入金」の減少100百万円、「賞与引当金」の増加82百万円、流動負債の「その他」に含まれる未払消費税等の増加64百万円によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は11,580百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,520百万円増加しました。これは主に「利益剰余金」の増加1,332百万円、「その他有価証券評価差額金」の増加165百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の66.8%から70.9%となっております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ990百万円(15.4%)増加し、当連結会計年度末には7,426百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,558百万円(対前年同期比85.9%増)となりました。これは主に収入では税金等調整前当期純利益の計上2,376百万円であり、支出では法人税等の支払による支出771百万円を反映したものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は87百万円(対前年同期比184.6%増)となりました。これは主に有価証券の取得による支出148百万円、固定資産の売却による収入86百万円、固定資産の取得による支出47百万円、有価証券の償還による収入30百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は479百万円(対前年同期比228.7%増)となりました。これは配当金の支払額379百万円、長期借入金の返済による支出100百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当社グループは、情報サービス事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況につきましては、品目別に記載しております。 a.生産実績 品目   当連結会計年度(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) コンサルティング及びシステム インテグレーションサービス   18,742,105   106.2 システムマネージメントサービス   5,607,510   108.4 合計   24,349,615   106.7 (注) 1.金額は販売価格によっております。 b.受注状況 品目   当連結会計年度(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) コンサルティング及びシステム インテグレーションサービス   17,798,202   100.5   4,756,130   83.4 システムマネージメントサービス   5,486,470   105.0   1,529,893   92.6 合計   23,284,673   101.6   6,286,023   85.5 c.販売実績 品目   当連結会計年度(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) コンサルティング及びシステム インテグレーションサービス   18,742,105   106.2 システムマネージメントサービス   5,607,510   108.4 商品販売   1,552   35.5 合計   24,351,168   106.7 (注) 1.当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 金額 (千円)   割合(%)   金額 (千円)   割合(%) ㈱NTTデータ   3,610,834   15.8   4,290,872   17.6 ㈱日立製作所   2,306,304   10.1   -   - 2.本表の記載金額につきましては、消費税等は含まれておりません。 3.当連結会計年度の㈱日立製作所の販売実績は、総販売実績の10%未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 当連結会計年度における経営成績等 (売上高) 当連結会計年度における品目別の売上高の状況は次のとおりであります。 <コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス> 金融機関や通信事業会社などにおけるシステム開発案件が堅調に推移し、当サービスの売上高は18,742百万円(前年同期比6.2%増)となりました。 <システムマネージメントサービス> 医療機関やセキュリティ事業会社向け基盤・環境構築案件が拡大し、売上高は5,607百万円(前年同期比8.4%増)となりました。 <商品販売> 商品販売(ソフトウェア・プロダクト、コンピュータ及び関連機器消耗品の販売)の売上高につきましては1百万円(前年同期比64.5%減)となりました。 (営業利益) 売上高の増加に加え、適正な原価管理による原価率の低減、さらに、働き方改革や社内デジタル化への継続的な取り組みによる販売費及び一般管理費の抑制が寄与し、営業利益は2,207百万円(前年同期比18.2%増)となりました。 この結果、経営目標の達成状況を判断するための客観的な指標等としている売上高、営業利益並びに営業利益率の達成状況は次のとおりとなりました。 指標   2026年3月期 (計画)   2026年3月期 (実績)   計画・実績差   計画比(%) 売上高(千円)   23,238,994   24,351,168   1,112,173   104.8 営業利益(千円)   1,925,000   2,207,413   282,413   114.7 営業利益率(%)   8.3   9.1   0.8   - 引き続き、事業の継続性を見据えた積極的な投資を行い、事業基盤の強化に取り組んでまいります。また、お客様の既存システムへの対応とともに、今後さらに加速する「DX」への対応が重要と考えております。当社グループの事業における「DX」の最優先課題をクラウドネイティブ人材の育成と定め、クラウドネイティブな開発に対応できる体制を構築することで、お客様のDXシフトを支援し、お客様のビジネス成長に貢献すると同時に、クラウド事業の拡大に取り組んでまいります。 b. 経営成績に重要な影響を与える可能性がある要因 情報サービス市場においては、クラウドやAIなどの技術を活用したデジタル化(DX)による企業のビジネス変革が進む中で、高度かつ多様化する顧客ニーズへの対応力が求められております。 当社グループは、こうした状況を経営成績に重要な影響を与える要因と捉え、引き続きスピード感をもって事業を進めるとともに、効率的な資源配分を実施し、事業規模の拡大とサービスの付加価値向上を推進してまいります。具体的には、DXを見据えた既存システムへの対応、さらには新たな技術への挑戦による付加価値やビジネスモデルの創出を当社グループの役割と捉え、顧客のビジネス課題を解決し、新たな市場への取り組みを進めてまいります。 上記に記載した事項以外に、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載している事項も経営成績に影響を与えることが考えられます。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度における当社グループのキャッシュ・フローの状況とその要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりです。 第44期   第45期   第46期   第47期   第48期 自己資本比率(%)   55.9   58.9   64.6   66.8   70.9 時価ベースの自己資本比率(%)   62.3   72.0   81.5   65.5   75.9 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.7   0.25   0.17   0.41   0.15 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   1,223.8   871.64   934.22   701.45   396.90 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注) 1.各指標は、いずれも財務数値により計算しております。なお、第45期より連結財務諸表を作成しているため、第45期以降の指標につきましては、連結ベースの財務数値により、第44期以前につきましては、それぞれ単体ベースの財務数値により算出しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値に期末発行済株式数(自己株式控除後)を乗じて算出しております。 3.キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」を使用しております。有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の「利息の支払額」を使用しております。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要の主なものは、サービス提供のための労務費、外注費、経費並びに販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、設備投資等の需要に応じて、金融機関からの借入等による資金調達によって対応していくこととしております。 なお、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動から得る現金及び現金同等物は、今後も資金の高い流動性を保ちながら事業経営していくことが可能な水準であると考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 この連結財務諸表の作成にあたり採用している重要な会計方針は、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等(1)連結財務諸表  注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりです。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。引当金等の見積りの評価については、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、異なる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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