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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

インフォネット

infoNet inc.4444 · Growth · 情報・通信業

自社開発CMSを軸にWebサイトの構築から運用まで一気通貫で支援するWebインテグレーター。

概要

インフォネットは、2002年に福井県で創業した情報サービス企業である。自社開発のコンテンツ管理システム(CMS)「infoCMS」と次世代CMS「LENSAhub」を中核に、Webサイト構築・運用保守の一気通貫サービスを提供する。加えてAIチャットボット「Q&Ai」やアクセス分析ツール「MEGLASSfinder」など周辺製品を揃え、企業のコーポレートコミュニケーションを総合支援する。2019年に東証マザーズ(現グロース)に上場。2026年3月期の連結売上高は約21億円、従業員は141名である。

Web受託開発とCMSを軸としたビジネスモデル

インフォネットの事業は、企業向けWebサイトの受託開発と、自社開発CMSのライセンス販売・保守運用が柱である。受託開発では顧客の要件に応じたWebサイトの設計・制作・構築を行い、納品後はCMSの月額利用料を得るストック型収益が経営基盤の安定に寄与する。CMSラインは高機能オールインワンの「infoCMS」と、2024年発売の次世代ノーコードCMS「LENSAhub」の2本で、小規模からエンタープライズまで幅広い顧客層をカバーする。売上高の大部分は受託開発とASPサービス(CMS月額利用料など)で構成される。

AI技術を核とした新たな収益の柱

同社はAI分野への投資を積極化している。子会社アイアクトが手がける「Cogmo Search」はIBM watsonxを利用したサイト内検索システムであり、言葉の揺らぎを吸収し自然文検索に対応する。これに生成AIを連携させた「Cogmo Enterprise 生成AI」はRAG型の仕組みで社内ナレッジの検索・回答を可能にする。自社開発のAIチャットボット「Q&Ai」や音声入力レポーティングシステム「Repotti」に加え、2024年にはAIライティングサービス「LENSAwriter」を投入した。これらのAI製品はCMSとクロスセルされ、ストック収益の拡大に貢献している。

子会社買収によるグループ体制の強化

インフォネットは成長戦略の一環として相次いで子会社を取得してきた。2020年にスプレッドシステムズを買収し翌年吸収合併、2021年にはアイアクトを完全子会社化してAI事業の基盤を獲得。2024年にはブランドデザインを、2025年には撮影ティブを子会社化し、コーポレートコミュニケーションとコンテンツ制作の領域を拡大した。さらに2025年10月にはオッズファクトリーのデジタルコンテンツ企画制作事業を譲受。これらの買収により、グループ全体でWeb制作、CMS、AI、デザイン、動画制作までをカバーする体制を築いている。ただしブランドデザインの買収に伴うのれんは、2026年3月期に減損損失を計上している。

福井創業から東京・佐賀へ広がる拠点

2002年に福井県坂井市で有限会社として創業したインフォネットは、2006年に東京オフィスを開設し、2011年に本社登記を東京へ移した。その後社員数増加に伴い千代田区、港区へと本社を移転。2018年には佐賀県佐賀市と事業所設置協定を締結し佐賀支社を開設、2020年には大阪支社を設けた。現在の本社は東京都港区新橋にあり、グループ全体の拠点は東京、大阪、佐賀にまたがる。この複数拠点体制は優秀な人材の確保と地域密着型の営業活動を目的としている。

業界の中での役割はWebインテグレーター・CMSベンダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
21億円
営業利益
1億円
営業利益率
4.8%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
受託開発サービス9億円42.9%
月額利用料サービス8億円38.1%
AIサービス4億円19.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業(全業種)主力

企業のWebサイト構築と運用保守を請け負う。自社開発のCMSを中心に、アクセス分析やAIライティングなどの周辺サービスも提供し、顧客のWebマーケティングを支援する。

主な製品・サービス2
infoCMS
高機能・オールインワンの商用CMS。表示画面そのままに編集可能な直感的な操作性で、専門知識がなくてもWebサイトの更新を可能にする。
LENSAhub
次世代ノーコードCMS。テンプレートを活用して簡単・高速・セキュアにWebサイトを構築できる。

02自治体・教育機関準主力

自治体や大学などのWebサイト向けに、AI検索や生成AIを活用した情報アクセス改善サービスを提供。複雑な情報を自然文で検索できるようにし、ユーザーの情報取得を支援する。

主な製品・サービス1
Cogmo Search
AIを利用したサイト内検索システム。自然文での検索が可能で、マニュアルやFAQなどの情報検索を改善する。

03企業・自治体(ナレッジ活用)準主力

RAG型生成AIを提供し、企業や自治体のイントラサイトやWebサイトの検索を高度化。社内データに基づく回答を生成し、業務の生産性向上に貢献する。

主な製品・サービス1
Cogmo Enterprise 生成AI
RAG型生成AI。Cogmo Searchと連携し、社内文書を元に自然な回答を生成。検索型UIで既存のナレッジ基盤に組み込める。

04コールセンター副次

コールセンターのマニュアル検索向けにAI検索を提供。オペレータの検索スキルに依存せず、誰でも最適な結果を取得できるようにする。

主な製品・サービス1
Cogmo Search(コールセンター向け)
AI検索エンジン。コールセンターのマニュアル検索を自然文で実現し、対応品質の向上とオペレータ負担を軽減する。

製品と技術

高機能オールインワンCMS「infoCMS」

infoCMSは、インフォネットが2007年に開発した自社独自の商用CMSである。FTPやHTMLの専門知識がなくても、Word感覚でWebページの編集・更新が可能。画面表示そのままに操作できる直感的なインターフェースが特徴で、企業のコーポレートサイトや製品サイトに広く利用される。セキュリティ面では管理画面のデータ暗号化、WAF、IP制限、二要素認証などを標準装備。大量アクセス時にはAmazon CloudFrontなどのCDN技術で高速表示を実現する。2021年には多言語自動翻訳と動画配信機能を追加した「infoCMS10plus」がリリースされている。

次世代ノーコードCMS「LENSAhub」

2024年7月に販売開始されたLENSAhubは、infoCMSを進化させた次世代CMSである。ドラッグ&ドロップでページ階層を調整できる直感的なインターフェースに加え、サイトカテゴリー別のテーマ・テンプレートをノーコードで利用可能。小規模サイトからエンタープライズ系まで対応し、強固なセキュリティ(WAF、二要素認証、静的出力)とAmazon CloudFrontによるスケーラビリティを備える。また、アクセス分析ツールやAIライティングサービスとの連携により運用支援機能も充実している。

AI関連プロダクト群:検索・チャット・ライティング

インフォネットグループはAI技術を応用した複数のサービスを提供する。子会社アイアクトの「Cogmo Search」はIBM watsonxを利用したサイト内検索システムで、言葉の揺らぎや自然文検索に対応。同社の「Cogmo Enterprise 生成AI」はRAG型生成AIで、社内文書を基にした回答生成が可能。自社開発の「Q&Ai」はAIチャットボット、「Repotti」は音声入力レポーティングシステム。2024年1月発売の「LENSAwriter」は、キーワード選択でAIが記事を作成し、類似チェックや共同編集機能を備える。これらの製品はCMSと組み合わせて提供され、業務効率化と情報発信の強化を同時に実現する。

アクセス分析からSEOまで「MEGLASSfinder」

MEGLASSfinderは、2023年1月に発売されたWebサイトアクセス分析ツールである。Google Analytics4(GA4)と連携し、専門知識がなくても主要なアクセスデータを手軽に閲覧できる。初心者向けのシンプルな画面設計に加え、AIを利用したSEO分析機能、レポート出力機能、アクセシビリティ分析やIR分析など多彩な分析メニューを備える。有料プランでは専門アナリストによるコンサルティングも提供され、CMS利用者のサイト改善を支援する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

小規模特化型ソフト、利益率低下で課題

インフォネットは、情報・通信業界の小規模な独立系ソフト開発会社です。売上高は18億円から21億円と緩やかに拡大していますが、営業利益率は10%から4.76%へと大幅に低下しており、収益性悪化が顕著です。同業のソラコムがIoTで急成長する一方、同社は特定ニッチ分野に特化し安定成長を目指しますが、規模が小さく競争力は限定的です。売上高の増加は小幅で、競争激化による価格低下や人件費上昇が利益を圧迫しています。このままでは持続的な成長が難しく、新規事業の開拓やコスト削減が急務です。同業のハッチ・ワークと比較しても、収益性や成長性で劣後しており、経営戦略の見直しが求められます。

強み

  • 特定分野に特化し、他社にはない専門性を持つ。顧客との密接な関係を構築。
  • 小規模組織で意思決定が迅速。顧客ニーズへ柔軟に対応できる。
  • 売上高は過去3期連続で増加。基盤は安定しており、微増ながら成長を遂げる。
  • 特定業界向けシステムで深い知識を保有。高品質なサービスを提供可能。

課題

  • 営業利益率が10%から4.76%へ急落。コスト管理と価格戦略の見直しが急務。
  • 売上高が20億円程度で、競争力が限定的。事業拡大による規模の拡大が必要。
  • 大手や新興企業との競争が厳しく、差別化が不十分。技術力向上が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がインフォネット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
14444インフォネット20億円
24416True Data20億円25.1倍
33803イメージ情報開発20億円
44394エクスモーション20億円27.7倍
53998すららネット20億円
63928マイネット20億円
74178Sharing Innovations20億円29.6倍
85134POPER19億円33.8倍
9550Aソフトテックス19億円9.0倍
109444トーシンホールディングス19億円
113909ショーケース19億円2.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

福井県に有限会社として創業した2002年

2002年10月、Webサイト及びシステムの受託開発を目的として、福井県坂井市に有限会社インフォネットが設立された。当初は少人数の組織であったが、2004年6月に増資を機に株式会社へ組織変更。2006年には東京都品川区に東京オフィスを開設し、営業拠点を首都圏へ拡大した。同年12月には本社社屋をソフトパークふくいに建設して移転。この福井での基盤作りが後の全国展開の礎となった。

自社CMS開発とISO認証取得で成長基盤を固める

2007年、同社はWebサイトコンテンツ管理システム「infoDNN」を開発。同時に本社と東京の2拠点でISO9001(品質)およびISO27001(情報セキュリティ)の認証を取得した。2008年にはマイクロソフトのITベンチャー支援プログラムに採択され、技術力を対外的にアピール。2011年にはinfoDNNをメジャーバージョンアップし「infoCMS」として販売を開始した。この自社CMSの製品化が後の収益の柱となる。

フォーカスの子会社を経て東証マザーズ上場

2017年6月、株主変更に伴いインフォネット・ホールディングスが設立され、同社はその100%子会社となる。同年10月には株式会社フォーカスの子会社に編入された。この資本関係の変化を経て2019年6月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。公募増資によりフォーカスは「その他の関係会社」となった。上場により資金調達力を高め、後のM&Aを加速させる足掛かりを得た。

M&Aで事業領域を拡大した2020年代前半

上場後、インフォネットは積極的な買収を実行する。2020年4月、スプレッドシステムズを完全子会社化し、翌年4月に吸収合併。同月にはアイアクトも買収し、AI検索・チャットボット事業をグループに取り込んだ。2021年4月には多言語翻訳・動画配信機能を備えた「infoCMS10plus」を発売。2024年4月にブランドデザイン、2025年7月に撮影ティブを子会社化し、コーポレートコミュニケーション支援の総合力を高めた。ただしブランドデザインののれんは、事業計画の遅れから2026年3月期に減損損失を計上している。

グループ再編と新製品投入で次世代CMSへシフト

2022年4月の東証市場区分再編に伴い、グロース市場へ移行。2023年1月にはGoogle Analytics4連携のアクセス分析ツール「MEGLASSfinder」を発売。2024年1月にAIライティングサービス「LENSAwriter」、同年7月には次世代CMS「LENSAhub」を投入した。LENSAhubはノーコードで直感的な操作を実現し、強固なセキュリティと大量アクセス対応を特徴とする。2025年7月にはアイアクトのWeb事業を会社分割により承継し、グループ内の事業を整理。同年10月にはオッズファクトリーのデジタルコンテンツ企画制作事業を譲受し、コンテンツ制作力を強化した。

本社移転と業容拡大の2025年

2025年7月、業容拡大に伴い本社を東京都港区新橋へ移転。グループ各社の連携強化と優秀な人材獲得を狙う。同年10月のオッズファクトリー事業譲受に加え、子会社撮影ティブの買収も完了し、グループの総従業員数は141名となった。2026年3月期の連結売上高は約21億円に達したが、先行投資や減損損失の影響で営業利益は前期比67.4%減の55,010千円、親会社株主に帰属する当期純損失は25,952千円となっている。

年表39件を開く

2000年代

  • 2002年10月創業Webサイト及びシステムの受託開発を目的とする会社として、福井県坂井市に、現在の株式会社インフォネットの前身である「有限会社インフォネット」を設立
  • 2004年6月増資に伴い「株式会社インフォネット」に組織変更
  • 2006年4月東京都品川区に営業拠点として東京オフィスを開設
  • 2006年12月本社社屋を建設し、ソフトパークふくい(福井県坂井市)へ本社移転
  • 2007年5月東京都中央区へ東京オフィスを移転
  • 2007年8月ISO9001・ISO27001の認定を本社及び東京の2拠点で取得
  • 2007年12月Webサイトコンテンツ管理システム「infoDNN」を開発
  • 2008年1月マイクロソフトITベンチャー支援プログラム準認定企業に採択

2010年代

  • 2011年1月infoDNNをメジャーバージョンアップし「infoCMS」として販売開始
  • 2011年10月本社登記を東京オフィス(東京都中央区)へ変更
  • 2013年1月社員数増加により本社を移転(東京都中央区)
  • 2016年2月社員数増加により本社を移転(東京都千代田区)
  • 2016年5月infoCMSをメジャーバージョンアップし「infoCMS9」として販売開始
  • 2017年6月株主の変更に伴い、株式会社インフォネット・ホールディングスが設立され100%子会社となる
  • 2017年10月株主の変更に伴い、株式会社フォーカスの子会社となる
  • 2018年2月人工知能(AI)を活用した進化するAIチャットボット「Q&Ai」を開発
  • 2018年5月佐賀県佐賀市と事業所設置及び事業実施に係る進出協定を締結
  • 2018年7月佐賀支社開設
  • 2019年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場 公募増資による新株式発行により、株式会社フォーカスが「その他の関係会社」となる
  • 2019年12月音声入力AIレポーティングシステム「Repotti」を開発

2020年代

  • 2020年4月M&Aスプレッドシステムズ株式会社の株式を取得し完全子会社化
  • 2020年6月経済産業省「IT導入補助金2020」における「IT導入支援事業者」採択
  • 2020年6月大阪支社を開設
  • 2021年4月M&A当社連結子会社であるスプレッドシステムズ株式会社を吸収合併
  • 2021年4月M&A株式会社アイアクトの株式を取得し完全子会社化
  • 2021年4月多言語自動翻訳機能と動画配信機能を付加した新商品「infoCMS10plus」を販売開始
  • 2021年6月経済産業省「IT導入補助金2021」における「IT導入支援事業者」採択
  • 2021年12月経済産業省「情報処理支援機関(スマートSМEサポーター)」に任命
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分再編に伴い、マザーズ市場からグロース市場へ移行
  • 2022年4月当社100%出資の子会社として、株式会社デロフト(現 株式会社i-MediX)を設立
  • 2023年1月Google Analytics4連携型アクセス分析ツール「MEGLASSfinder(メグラスファインダー)」を販売開始
  • 2023年8月企業の効果的なコーポレートコミュニケーションを支援する「サステナビリティサイト診断」の提供を開始
  • 2024年1月記事作成を劇的に加速させるAIライティングサービス「LENSAwriter」を開発
  • 2024年4月M&A株式会社ブランドデザインの株式を取得し完全子会社化
  • 2024年7月デジタルエクスペリエンスが連鎖するCMS「LENSAhub(レンサハブ)」を販売開始
  • 2024年10月M&A株式会社撮影ティブの株式を取得し完全子会社化
  • 2025年7月株式会社アイアクトのWeb事業を会社分割により承継
  • 2025年7月業容拡大により本社を移転(東京都港区)
  • 2025年10月株式会社オッズファクトリーのデジタルコンテンツ企画制作事業を事業譲受

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    コーポレートコミュニケーションの総合支援

    Webサイト構築・運用に加え、IRペーパーやSNSなど多様なチャネルを横断した統合的なコミュニケーション支援をワンストップで提供。自社CMS「infoCMS」「LENSAhub」を基盤とする。

  2. 02

    AI事業の成長加速

    アイアクト社を中核とし、「Cogmo Search」を軸に伴走支援を行い、AI事業のストック収益を拡大。中堅・大手企業向けに生成AIを活用した業務効率化ソリューションを提供する。

  3. 03

    安定的な収益構造の構築

    アライアンスも交えた顧客基盤の強化により、持続的な成長を実現。受託開発から運用保守への契約移行率100%を活かし、ストック収益の拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で141人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は502万円で、7期前と比べて+10.5%平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は4.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月45536.03.773
2020年3月45437.14.976
2021年3月45238.25.190
2022年3月44737.14.9139
2023年3月43836.84.9135
2024年3月47737.66.2129
2025年3月48338.36.1132152
2026年3月50238.54.614171

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率25.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都 港区474百万円
本社 — 東京都港区75百万円
福井支社 — 福井県 坂井市41百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社i-MediX
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ブランドデザイン
    大阪府堺市東区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社撮影ティブ
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フォーカスキャピタル
    東京都世田谷区
    議決権43.1%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    NEDO 中小・スタートアップ支援ホームページの構築・制作業務
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-02-03
    913万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は21億円営業利益1億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.0%、利益が-50.0%。

売上高
+5.0%
21億円
営業利益
-50.0%
1億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
4.8%
前期比 -5.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高33億円21億円
営業利益2億円1億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は4億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q51
2024年1Q400.00
2024年2Q400.00
2024年3Q5120.01
2024年4Q50
2025年2Q900.00
2025年4Q11218.21
2026年2Q9−1−11.1−1
2026年4Q12216.71
2027年1Q4−1−25.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年12月期からの12期で、売上は4億円から21億円へ5.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年12月400
2016年3月811
株主の変更に伴い、株式会社インフォネット・ホールディングスが設立され100%子会社となる
2017年3月710
佐賀県佐賀市と事業所設置及び事業実施に係る進出協定を締結
2018年3月821
東京証券取引所マザーズに株式を上場 公募増資による新株式発行により、株式会社フォーカスが「その他の関係会社」となる
2019年3月821
スプレッドシステムズ株式会社の株式を取得し完全子会社化
2020年3月800
当社連結子会社であるスプレッドシステムズ株式会社を吸収合併
2021年3月1011
当社100%出資の子会社として、株式会社デロフト(現 株式会社i-MediX)を設立
2022年3月17−1−1
2023年3月1711
株式会社ブランドデザインの株式を取得し完全子会社化
2024年3月1821
2025年3月202210.01
2026年3月21114.80

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高21億円のうち、営業利益として残るのは1億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.9%13億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.1%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.6pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は4億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年3月102
2018年3月−100−11
2019年3月20023
2020年3月00406
2021年3月10118
2022年3月0−63−66
2023年3月20−126
2024年3月1−1−105
2025年3月2−43−26
2026年3月1−2−1−14

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2026年3月期の総資産は19億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は56.3%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年12月3035.8
2016年3月41325.4
2017年3月61525.8
2018年3月53255.9
2019年3月74358.9
2020年3月108278.8
2021年3月129372.8
2022年3月178947.7
2023年3月169757.7
2024年3月1610663.8
2025年3月2111955.2
2026年3月1911856.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
4億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
8億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中375位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中431位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.3%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥952で、1年前と比べて-13.8%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥952+0.2%1ヶ月+1.3%1年-13.8%時価総額20億円
過去52週の値幅
安値¥779高値¥1,148

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)32.2倍
PBR1.77倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は968円で、25日線918.52円を5.4%上回り、短期上昇トレンドにあります。52週高値1,150円からは15.8%下回りますが、安値779円からは24%上昇しました。直近1ヶ月で5.6%上昇し、特に8月5日には21,000株と出来高を伴って994円まで上昇しました。RSIは60.7と中立やや強気で、上昇基調が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERが提供されておらず、PBR 1.8倍は業界平均3.5倍を下回るが、ROE 8.9%は平均的な水準。配当利回りは提供されておらず、株主還元は不明。売上高は2024/3の18億円から2026/3には21億円と増加傾向だが、純利益は2026/3に0-1億円とほぼ横ばいで、営業利益率も2025/3の10%から2026/3には4.76%へ低下。収益性が悪化しており、PBRが割安でも成長性が見込めないため、割高と判断。業界平均PER 30.31倍に対してPERが算出できないため、慎重な評価が必要。

指標この会社業種平均
PER (予想)32.2倍
PBR1.77倍2.96倍
ROE8.9%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模な情報サービス企業で、売上高は緩やかに成長する一方、営業利益率は10%から4%台へと低下しており、収益性の悪化が投資論点。強気派は、IT投資需要の底堅さによる受注の安定と、リストラや案件選別による利益率回復を期待する。弱気派は、競争激化による単価下落や、小規模ゆえの経営資源の限界を懸念し、今後の収益性改善には不確実性が高いとみる。

プラスに働く材料7
  • IT投資需要の底堅さ

    企業のデジタル化需要は衰えず、安定した受注環境が続く

  • 利益率回復への期待

    直近で営業利益率10%を記録しており、改善の余地がある

  • 低い時価総額での成長余地

    時価総額20億円と小さく、大型案件で増益率が拡大しやすい

  • 2026年3月期も増収、売上高21億円に拡大決算発表後影響

    売上高は前期20億円→21億円へ増加、5%増収を確保

  • 営業黒字1億円を維持、赤字回避通年影響

    営業利益は1億円、前期2億円から減益も黒字継続

  • PBR1.8倍・ROE8.9%、株価は割安圏継続影響

    PBR1.8倍、ROE8.9%を踏まえると時価総額20億円は割安

  • 株価1年で15%下落、反発余地継続影響

    1年間で14.9%下落し、小型株の需給改善で戻り相場の可能性

マイナスに働く材料7
  • 収益性の悪化懸念

    営業利益率が10%から4.76%へ急低下し、減益リスクがある

  • 競争激化による単価下落

    IT業界は競争が激しく、小規模企業は価格競争に晒されやすい

  • 依存先の分散が課題

    特定の顧客や案件への依存度が高く、需要変動の影響を受けやすい

  • 営業利益が2億円→1億円と半減決算発表後影響

    2025年3月期2億円から2026年3月期1億円、50%減益

  • 純利益ゼロで一株益が消滅通年影響

    純利益0億円、前期1億円から赤字寸前

  • 売上高21億円と小規模、成長鈍化継続影響

    売上高21億円、前期比5%増にとどまる

  • 外国人の保有比率1.12%と低い継続影響

    外国保有比率1.12%、需給が細く上値が重い

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善・悪化の兆候を直接捉えるため
売上高成長率
受注の伸びと市場でのプレゼンスを確認するため
受注残高
今後の売上高の先行指標となるため

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,146人。区分でいちばん多いのは事業法人50.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.1%を占め、残る49.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人55.854.951.349.350.150.1
個人・その他36.438.938.041.642.648.2
自己株式1.3
外国法人0.70.83.72.61.50.8
証券会社6.55.26.35.95.30.6
外国人個人0.00.10.20.30.30.3
金融機関0.30.10.50.20.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社フォーカスキャピタル42.51
02株式会社パスファインダー3.76
03佐野 史和3.56
04株式会社3761.85
05槇田 重夫0.98
06大岩 鉱三0.93
07若尾 卓郎0.83
08インフォネット従業員持株会0.83
09大宮 典子0.68
10株式会社オッズファクトリー0.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-13
    株式会社フォーカスキャピタル
    変更報告
    35.94%
    -6.62pt
  • 2026-07-10
    株式会社パスファインダー
    新規の大量保有報告
    13.97%
  • 2026-07-08
    株式会社フォーカスキャピタル
    新規の大量保有報告
    35.94%
    -6.62pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−661%、1株純資産は12期で+4023%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2014年12月21319.1
2016年3月4160110.9
2017年3月289235.8
2018年3月7218649.7
2019年3月6725330.6
2020年3月04280.12580.8
2021年3月314606.943.3
2022年3月−46417
2023年3月414609.434.4
2024年3月4951010.125.1
2025年3月475578.917.0
2026年3月−13538

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額70百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
江村真人取締役会長54881,750
古宿智代表取締役社長50
南嶋将人取締役45
西原中也取締役48
山田篤取締役481,700
宇都宮賢二取締役(注)156
西川菜緒子常勤監査役(注)253
高野昭二監査役(注)2701,400
横山美帆監査役(注)256
山﨑貴史55
東間大代表取締役社長5987,500

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6512539
社外監査役312124
社外取締役3552

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容7,300字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは福井県にて創業し、Web・AIといったIT技術を用いた自社開発のプロダクトを主軸に、導入から運用まで一気通貫した形でお客様のマーケティングDX、業務効率化DXを支援し、お客様の課題解決に向けたトータルパッケージを提供しております。主に企業のWebサイト(ホームページやその他商業目的として利用されるウェブページ等の総称)構築及びWebサイトの運用保守の代行業務を請け負っております。また、高い安全性と高い機能性を備えながらも、直感的な操作によって自社サイトを管理できるシステムを開発しようという考えから、自社製品としてのコンテンツ・マネジメント・システム(Webサイトを構成する文書や画像等の素材を統合し体系的な管理を可能とするプログラム(以下、CMS))である「infoCMS」や「LENSAhub」を開発し、今日に至っております。 また、Webサイト構築及びWebサイトにかかるサーバ環境の構築整備・システム運用保守にとどまらず、Webに関わる業務改善や、Webサイト運用を補助する目的としても利用できる周辺商品の開発にも取り組んでおります。例えば、専門的な知識がなくても簡単にGoogle Analytics4のデータを用いたアクセス分析が可能なWebサイトアクセス分析サービス「MEGLASS finder」や記事作成を劇的に加速させるAIライティングサービス「LENSAwriter」等の販売を行っております。子会社である株式会社アイアクトからはAIを利用したサイト内検索システム「Cogmo Search」、生成AIのWebサイトや社内イントラでの活用を可能にするRAG型生成AI「Cogmo Enterprise 生成AI」の提供により、Webサイトに紐づく様々な課題解決の幅を広げております。 当社グループの運営する主たるサービスの内容は、以下のとおりであります。 商用CMSとしてあらゆる企業・団体様において理想的なWebサイトの構築が可能。 Web担当者の業務負担軽減と効果的なWebマーケティングを実現する高機能・オールインワンパッケージのCMSです。 圧倒的な操作性と強力なセキュリティを兼ね備えた次世代ノーコードCMS。アクセスに強い、セキュリティに強い、運用に強い、小規模サイトからエンタープライズ系のサイトまで企業のWebサイト担当者をフルサポートいたします。 専門的な知識がなくても簡単にGoogle Analytics4のデータを用いたWebサイトアクセス分析を可能にするWebサイトアクセス分析サービスです。 テーマやキーワードを選択することでAIを利用した記事作成を行えるAIライティングサービスです。本サービスにおいては、記事作成機能に加え、作成された記事の類似チェック、ひとつの記事を複数ユーザーで編集できる共有編集機能を搭載し、提供いたします。 IBM watsonxを利用したAI検索。言葉の揺らぎを吸収するだけでなく、近年増えている自然文でも検索が可能。Webサイトやイントラサイトの検索が機能しないを解決いたします。 Cogmo Searchに生成AIを連携させたRAG型の生成AIシステム。イントラサイトやWebサイトの検索窓を変えるだけで、自社固有の情報を元に生成回答を得ることができ、ナレッジ課題の解決や業務の生産性向上に貢献いたします。 当社グループはWeb受託開発・ASPサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。セグメントを構成する主要サービスは、(1) infoCMS、(2)LENSAhub、(3)MEGLASS finder、(4)LENSAwriter、(5) Cogmo Search、(6) Cogmo Enterprise 生成AIの6つとなるため、以下に主要サービス別の記載をいたします。 (1) infoCMS CMSは、2005年頃より広く普及してきております。Webサイトの編集・更新作業をCMSのない環境において行う場合、FTP(File Transfer Protocol)でのサーバアクセスを行った上で、専門的な知識が必要となるマークアップ言語等(HTML(HyperText Markup Language)やCSS(Cascading Style Sheets))を駆使しての編集・更新作業が必要となるため、専門知識を有するエンジニア、あるいは外部専門業者への依頼が一般的でした。そのため従来のWebサイトの編集・更新作業には人的なコスト、金銭的なコスト、時間的なコストが多く発生し、編集・更新頻度も限られてしまう事が一般的でした。CMSでは、上記のFTP、HTML、CSSといった専門知識が必要となる処理については全てシステム側で行われるようプログラムが組み込まれており、編集・更新の目的となる文章、画像等の情報のみを準備すれば専門知識がなくともワードやエクセル等の一般的なPCの操作経験を有していれば、誰もが容易にWebサイトリリース前の編集・更新作業及びリリース後の更新作業を行うことが可能となります。 当社グループが提供するinfoCMSにおいては、表示される画面そのままに編集・更新を行うことが可能となるよう、画面の操作性についても更なる工夫がなされた設計となっております。 「編集画面イメージ」 (2) LENSAhub 人手不足やデジタルシフトの中で、企業は商品やサービスの認知度向上やブランディング、Webマーケティング等これまで以上にWebサイトを積極的に活用し、成果を創出していく必要があります。 しかし、多くの企業は非専門人材が兼任で担当しており、Webサイトの更新業務に時間が割けない、オープンソースCMSのセキュリティ問題など、多くの課題に直面しています。 これらの課題に対応するソリューションとして、オーダーメイドをベースとしたオールインワン商用CMS「infoCMS」に加え、新たに進化させた次世代CMSとして「LENSAhub」の提供を開始いたしました。 この次世代CMS「LENSAhub」では、コーポレートサイトや製品サイトといったサイトカテゴリーに合わせたテーマ・テンプレートをノーコードにて活用いただけるプランをご用意しております。上段に挙げさせていただいた課題解決を支援すると共に、誰でもより簡単に、素早く、リーズナブル且つセキュアなWebサイトを立ち上げることができるようになります。 小規模サイトからエンタープライズ系のサイトまで企業のWebサイト担当者をフルサポートいたします。 ●サービスの特長 ・直感的なインターフェースと豊富なテーマ・テンプレート ドラッグ&ドロップでページの階層を簡単に調整できる直感的なインターフェースで、コンテンツの追加・編集をスムーズに行えます。豊富なテンプレートとカスタマイズオプションによりノンデザイナーでも自由なデザインでサイト構築ができ、企業のブランドイメージを反映したユニークなサイトが出来上がります。 また、管理機能には多人数での共同作業を支える柔軟なワークフローや承認機能も完備し、企業規模を問わず、効率的なサイト運用を実現します。 ・強固なセキュリティ 企業の情報資産を守る最高レベルのセキュリティ機能を標準装備しています。管理画面のデータ暗号化、WAF(Web Application Firewall)による不正アクセス防御、IP制限、二要素認証(2FA)、そしてコンテンツの静的出力による堅牢性まで。金融機関や官公庁、上場企業が求める厳格なセキュリティ要件を満たし、安心してご利用いただけます。 ・大量アクセスに強い Amazon CloudFrontなどの最新技術を活用し、大量アクセス時でも高速表示と安定稼働を実現します。柔軟なスケールアップ・ダウンにも対応し、突発的なトラフィック増大にも盤石の体制で臨めます。 ・運用支援機能 Webサイトのアクセス分析からAIによる記事作成サービスなどお客様のゴールに向けた運用をサポートいたします。 「LENSAhubテンプレートイメージ」 今日におけるCMSには無償で公開されているオープンソース(注)と、有償で提供されるクローズドソース(注)のCMSが流通しており、当社グループ製品は後者に該当いたします。オープンソースのCMSにおいては安価であり誰でもソースコードを改定できることから拡張機能における自由度は高い反面、ホームページの改ざん、任意のスクリプト(簡易的なプログラミング言語)が勝手に実行される、偽の画面が表示される、拡張機能自体について安全面での脆弱性がある等の負の側面がありますが、安価のため、ブログ等の個人利用に適しているものとされております。一方で当社グループが提供しているクローズドソースのCMSについては、企業が独自開発しそれ自体を製品化している事が一般的であり、拡張機能等の実装については開発企業が作業することが前提となることから、機能面における自由度はある意味で限られる面はあるものの、安全面での充実度に優れ、当社グループが市場とみなす企業におけるコーポレートコミュニケーションのための商用システムとしては適しているものと考えられております。 (注) オープンソースとは、ソフトウエアのプログラミング言語としての文字列(ソースコード)を無償で公開しており、誰でも自由に改良・再配布を可能としてあるソフトウエアを指します。 クローズドソースとは、ソフトウエアのプログラミング言語としての文字列(ソースコード)が公開されておらず、開発者でなければ修正等を行えないソフトウエアを指します。 また当社グループの属するWebインテグレーション(Webサイトやモバイルサイトの戦略立案、設計・制作から運用・更新と上流から下流まで全てのソリューション提供を行う業務)市場においては、各々の業務に専門的知見を要することから、Web・ITコンサルティング会社、Webマーケティング・企画会社、Webデザイン制作会社、システム開発会社、サーバ保守等サービス提供会社、CMSの開発会社等の各分野のサービス提供会社による分業制が標準化しております。そのため企業の側において、CMSを導入してWebサイトを構築・運用するという一連の業務において、複数企業との調整が必要となり、時間・人・金銭を問わず負担コストは多く発生してしまうことが一般的です。 このような中にあって当社グループは、Webサイト構築及びその後の運用保守において必要とされる全ての業務を、当社グループのみで完結できるよう、営業人員・プログラマー人員・デザイナー人員・デバッガー人員・Webディレクター人員・サポート人員等のあらゆる業種の人員が所属しております。そのため、Webサイトに必要となる全てのサービスを、当社グループのみで一気通貫して提供することが可能となっており、業界における当社の特徴的な優位性であるものと認識しております。また自社営業部門による直接契約により顧客及び市場の課題・需要を常に捉え、当社グループの開発技術により、解決方法となり得る拡張機能等を開発・提案し、顧客のWebサイトひいては顧客のコーポレートコミュニケーションの拡張・展開・成長につなげております。 CMS事業においては新規導入に際して、Webサイトの構築代金を受領し、当社グループCMS上に顧客の要望に沿ったWebサイトを設計・デザイン・構築いたします。Webサイトの納品後におきましてはCMSの利用期間中、CMSプログラム及びサーバネットワークの運用保守・維持管理にかかる月額利用料を受領し、CMSの運用サポート、不具合対応及び顧客依頼に基づく軽微な修正等を行っております。 このように当社は、高機能な自社開発CMS、顧客需要にあわせた周辺製品の開発をも併せた課題解決力を強みに、サービスを提供しております。 (3) MEGLASS finder MEGLASS finderは、サイトの中身を覗くメガネ「GLASS」とページを「巡らす」という2つの意味を合わせた造語で名づけられた、Webサイトのアクセス解析ツールです。ご自身のGoogle Analytics4(GA4)のアカウントと連携することで、これまでのユニバーサルアナリティクス(UA)を使い慣れた方にも馴染みやすい項目でアクセス状況を把握することが出来ます。 「用語や設定が難しく、大事な数字がどこにあるのかわからない」 「他の業務も兼任していてサイト分析まで手が回らない」 「初めてでもわかる操作画面で、属人化を防ぎたい」 など Web担当者が抱える様々なお悩みを元に、ユーザー視点に立ってシンプルに設計されています。 アクセス分析に対する知識に自信がない方でも、難しい設定不要で手軽に主要なデータの閲覧が可能です。レポート出力機能、AIを利用したSEO分析機能などを利用することで、社内の報告業務やサイト改善のための分析業務を効率化できます。さらに詳しい情報や改善のための伴走が必要なお客様に向けては、有料プランやオプションとして専門アナリストによる技術トレンド情報や定期コンサルティングも提供しています。 また、アクセシビリティ分析やIR分析などの多彩な分析メニューを備えており、アクセス数だけではない多角的な面から自社サイトの分析にご活用いただけます。 「MEGLASS finder操作画面イメージ」 (4) LENSAwriter Webサイト運用に不可欠な記事作成業務を、低コストで大幅時短するAIライティングサービスです。法人サイトでよく利用されるジャンル、トーン、文字数等のカテゴリがあらかじめセットされているため、選択してテーマやキーワードを入力するだけで指定した文字数の記事を作成することができます。 また、類似チェックや要約・校正作業、チームでの共同編集にも対応しているため、業務上でのテキスト作成作業全般にご利用いただくことが可能です。 こんな方におすすめ ・コンスタントに、低コストで記事作成を行いたい ・タスクが多く、記事作成業務にかける時間がない ・AIツールでの記事作成は著作権侵害や盗作が気になる 「LENSAwriter活用イメージ」 (5) Cogmo Search Cogmo Searchは、旧来の単語マッチによる検索技術では検索できなかった情報検索を改善します。マニュアルの検索の他、複雑・専門的な表現のあるファイルなどがある部署のイントラサイトや企業・自治体等のWebサイトで効果を発揮します。 業務が複雑でマニュアルが多い部署に 業務内容が多岐にわたる場合や、法律などの複雑な業務内容でマニュアルを参照しないと業務が成り立たないような場合において、ユーザーが知りたいことや困りごとを自然文で検索するだけでマニュアルの最適な検索結果を得ることができます。 ニーズが多岐にわたるWebサイトの検索に 自治体・大学のWebサイトのようにステークホルダーが多岐にわたる、FAQサイトのように困りごとが人それぞれである、製品数が多い企業・製品サイトのように多様な用途検索がされる。このような多様なニーズに応える情報提供プラットフォームであるWebサイトにおいて、ユーザーが使う検索単語・文では単語マッチせず、検索結果がゼロ件となることをなくすことはもとより、最適な検索結果を提示してユーザーの情報取得を支援します。 コールセンターのマニュアル検索 オペレータはお客様からの問い合わせを受け、お客様の困りごと・問い合わせ内容を最適な検索ワードに変えて資料やマニュアルを検索し、その資料をもとに回答する必要があります。この検索ワードへの変換にはスキルが必要でしたが、そのスキルをAIに学習させ、すべてのオペレータに同じ検索品質を提供でき、結果、コールセンターの対応品質の向上、安定化や、労働人口が減る時代においてのオペレータの労働力課題の解決に貢献します。 「昭和産業WebサイトでのCogmo Search活用イメージ」 (6) Cogmo Enterprise 生成AI Cogmo Enterprise生成AIは企業や自治体にある固有の情報・ドキュメントを利用して、ユーザーからの質問に生成AI回答とAI検索を提供する製品であります。一般的には、RAG型生成AIと呼ばれる製品ですが、チャット型UIではなく、検索型UIにすることで、今の業務にそのまま適用できることが大きな特徴であります。 精度の高い生成AI回答 RAG型生成AIで精度を出す重要な要素である、質問にあったドキュメントの抽出に、Cogmo Searchを利用。基本の精度に加え、管理画面でノーコードでドキュメント抽出の精度調整ができ、生成AIの生成文精度に利用者が納得して利用することが可能であります。 検索型UIでイントラサイトやWebサイトに組み込んで利用 SaaS契約が増えるとさまざまなシステムにログインするのが負担になります。Cogmo Enterprise 生成AIは新しいシステムにログインして利用するのではなく、ナレッジ基盤としていままで利用しているイントラサイトやWebサイトの検索を置き換えて利用可能であります。ユーザーはいままでの通りのナレッジシステムを利用するだけで生成AIの恩恵を受けることが可能であり、業務フローを変えることなく業務の効率化が可能であります。 「Cogmo Enterprise 生成AIのイメージ」 以上に述べた事項の事業系統図は次の通りです。
経営方針・対処すべき課題2,937字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営理念 当社グループは、自社開発のプロダクトや高度なAI技術を主軸に、Webサイト構築からペーパー媒体、SNS運用までを横断した統合的なコミュニケーション支援、および生成AI等を活用した業務効率化ソリューションを提供しております。ターゲットである中堅・大手企業をはじめとするお客様の事業課題に対し、導入から運用まで一気通貫で寄り添うトータルパッケージを提供し、持続的な企業価値の最大化に貢献していくため、経営理念として「PURPOSE」「MISSION」「VISION」「VALUE」を定めております。 PURPOSE Change to Value,Chain the Value 価値をつくり、その価値は、社会全体へ連鎖する。 MISSION 技術と創造力で企業のコミュニケーションに進化をもたらし、成長を加速させる。 VISION そのビジネスに、伝える力を。 VALUE 私たちが大切にする価値観と行動指針 Dо Fast   スピード・プロフェッショナル 新しい技術や価値観を素早く取り入れ、合理的に選択していくスピード感ある仕事を。 Be First    挑戦・リーダーシップ 当事者意識と誠実さを持ち、全員が成功を導く“主体”となる。 In Humor    遊び心・創造性 「仲間を、お客様を、そして世界を、あっ!と驚かせ笑顔にする。」すべての原動力の源泉はここに、私たちは創造し続ける。 (2) 経営戦略等 当社グループは創業以来、主に企業のWebサイト構築及び運用保守を通じて、顧客のコーポレートサイト支援と事業課題の解決に邁進してまいりました。 現在は、自社開発の「infoCMS」や「LENSAhub」を基盤としつつ、Webに限らずIRペーパーを筆頭に「コーポレートコミュニケーションの総合支援」へと事業領域を拡大しております。また、アイアクト社を中核とする「AI事業の成長加速」を重点戦略とし、「Cogmo Search」を軸に伴走支援体制を行うことでAI事業におけるストック収益は拡大しております。 昨年度は飛躍に向けた先行投資により一時的に利益が減少したものの、今後はアライアンスも交えた顧客基盤のさらなる強化を図り、「安定的な収益構造」に向けて、中長期的な企業価値の最大化に努めてまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、より高い成長性および収益性を確保する観点から、売上高成長率、営業利益率及び月額利用料サービスに係る売上高成長率を重要な経営指標と捉えております。 (4) 経営環境 当社グループの事業領域である情報サービス産業を取り巻く環境については、企業収益の改善傾向が続く中、人手不足への対応やデジタル化に向けたソフトウエア投資を中心に、企業のIT投資需要は引き続き拡大することが期待されます。当社グループの属する国内CMS市場においても、企業の「コーポレートコミュニケーション」の重要性が一層増しており、従来のWebサイト単体での情報発信に留まらず、統合報告書等のペーパー媒体やSNSなど、多様なチャネルを横断した「統合的なコミュニケーション支援」に対するニーズが、中堅・大手企業を中心に高まっております。 また、生成AIの急速な普及・社会実装により、国内企業におけるDX投資は単なる業務効率化のフェーズを超え、AI技術を基盤とした抜本的な事業変革や生産性向上を目指すものへと進展しております。このような環境変化に伴い、市場ではより高度で専門的なソリューションが求められており、情報サービス産業全体において、AI事業の成長加速や安定的な収益構造の構築に向けた事業環境の再編が加速する傾向にあります。 (5) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 当社グループの経営環境は今後成長拡大が予想されており堅調と考えておりますが、以下の5点が今後の事業展開における対処すべき重要な課題と認識し、解決に向けて取り組んでおります。 ① 内部管理体制の強化 当社グループは成長段階にあり、リスク管理のための情報管理体制の強化、コーポレート・ガバナンスの強化が重要な課題であると考えております。コンプライアンス意識の醸成につき、研修の充実、相互監視がより有効に働く仕組みの構築に取り組んでまいります。 ② 営業体制の強化 当社グループのビジネスフローは、受託開発業務及び、ほぼ100%が契約を移行するその後のシステム運用保守業務で成り立っており、経営基盤の安定強化には顧客基盤の維持拡大が効果的です。そのためには新規案件の獲得及び既存顧客の支援体制構築が不可欠です。営業専属の従業員を持ち合わせる当社グループにおいて、更なる教育訓練を行い顧客事業の発展に資する知見を継続的に獲得していくことのみならず、展示会出展やプレスリリースなど積極的な広報活動を行うとともに、アライアンスやパートナー開拓等の販路拡大により新規案件の獲得に努めてまいります。 ③ 開発体制の強化 安定的かつ着実な事業拡大を図る上では、既存顧客の契約を継続することのみならず、案件数等が増加または案件規模が大型化した場合においても、収益率を高水準に維持し、かつ顧客サービスのパフォーマンスを維持・向上することが重要です。そのためには、優秀な人材の確保及び開発プロセスの改善やAIによる高効率化、社内におけるノウハウの共有や教育訓練等が不可欠です。優秀な人材を積極的に採用するとともに、開発プロセスの見直し、社内ノウハウの共有や教育訓練等を通じて、より強固な開発体制の構築に努めてまいります。 ④ 自社プロダクトの開発投資 当社グループは、自社開発のCMSプロダクト「infoCMS」を核にしたWebサイト構築・保守のワンストップサービスを強みに事業展開を行っております。また2024年7月には次世代ノーコードCMS「LENSAhub」を新たにリリースし、新たな顧客層の獲得にも取り組んでおります。このように、技術革新と市場ニーズが日々進化するCMS市場において、当社は継続的かつ積極的な開発投資を行い、競争力の強化を図っております。また、単なる機能追加にとどまらず、Webマーケティングの視点を踏まえたAI活用型プロダクトの開発にも注力することで、より高い市場適応力と付加価値を備えた製品の提供を目指しています。今後も研究開発を通じて新たなソリューションを創出し、顧客満足度の向上と持続的成長を実現してまいります。 ⑤ システムの安定性の確保 当社グループは、インターネット上で顧客にサービスを提供しており、システムの安定稼働の確保は必要不可欠となっております。そのため、安定性の高いサービスを提供する上では、顧客のトラフィック等を考慮したサーバ増設等の設備管理を行っていくことが重要であり、今後も引き続きシステムの安定性確保に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,940字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性のある主な事項については、以下のようなものがあります。必ずしも重要なリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要と判断した事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。当社グループはこれらのリスクの可能性を考慮した上で、リスクの発生の回避や分散、または問題が発生した場合の対応について最大限努めてまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、特段の記載のない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業内容について ① 景気動向及び業界動向の変動による影響 当社グループの事業はわが国経済の景気動向や企業・団体等のインターネットを通じた広報活動の動向により影響を受けます。 当連結会計年度における我が国経済は、経済活動の正常化が進み、個人消費の回復やインバウンド需要の拡大などで緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、金利や為替変動による内外経済の先行きや物価上昇の長期化などの要因もあり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。 当社グループにおいても受注強化や営業提案力の強化等に取り組んでおりますが、新規需要の減少に伴い、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 技術革新について 当社グループの事業領域においては、日々新たな技術や機能が開発されております。当社グループでは常に顧客ニーズに対応し、CMS市場におけるデファクトスタンダードを目指すべく、積極的な技術開発を行っております。しかしながら、当社グループのこれまでの経験が生かせないような急激な技術革新があり、適時に対応ができない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 業績の季節変動性について 当社グループはWebサイト受託開発について、顧客である企業あるいは官公庁等の会計年度の関係により、3月に開発作業や納品が集中する傾向にあるため、通期の業績に占める第4四半期の比重が高くなっております。また、売上高の小さい四半期においては、総製造費用に占める固定費及び販売費及び一般管理費は、固定費として毎四半期比較的均等に発生するため、営業赤字となることがあります。そのため、特定の四半期業績のみをもって通期業績見通しを判断することは困難です。 また、大型案件の納品が集中する3月において検収不合格や大幅な追加改修が生じる等、不測の事態が生じた場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、引き続き決算期の異なる顧客の積極的開拓等、季節変動性の緩和を図っていく方針ですが、今後につきましても、第4四半期会計期間の偏重傾向は続くことが考えられます。 なお、当連結会計年度における四半期別の売上高及び営業利益の構成は、次のとおりであります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 第1四半期 会計期間 (4―6月)   第2四半期 会計期間 (7―9月)   第3四半期 会計期間 (10―12月)   第4四半期 会計期間 (1―3月)   通期 売上高(千円)   420,306   464,591   512,318   687,807   2,085,024 営業利益又は営業損失(△)(千円)   △66,219   △45,827   32,253   134,803   55,010 ④ 特定の製品への高い依存について 当社グループの事業は主力製品である「infoCMS」に依存しております。今後も販売の拡大に努めると同時に主力製品への依存度を下げるため、新規の製品開発を図ってまいりますが、競合会社の新規参入や既存の会社との競争激化等の何らかの理由により当社の「infoCMS」の優位性が失われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ プロジェクトの採算性について 当社グループの受託開発プロジェクトは想定される工数をもとに見積りを作成し管理をしておりますが、見積りの誤りや作業の遅れ等により超過コストが発生し、プロジェクトの採算悪化が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 新規製品の開発について 当社グループは、魅力的な新製品・新サービスの開発による売上高の増加が、今後の企業成長にとっての重要な要素であると考えております。そのため、AI関連技術など近年開発された革新的な技術について早期に積極的に取り組むことを経営戦略の重要な要素と位置づけております。 しかしながら、当該新技術の革新スピードは速く、その技術革新を予測することは極めて難しいため、当社グループが常に市場動向を正確に把握し技術革新に適合した魅力的な新製品を適時に開発できるとは限りません。そのため、技術革新や市場動向の把握に遅れをとった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業体制について ① 内部管理体制について 当社グループは、企業価値を最大化すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の重要課題と位置づけ、多様な施策を実施しております。また、業務の適正性及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能するような体制を構築、整備、運用しております。 しかしながら事業規模に応じた内部管理体制の構築に遅れが生じた場合には、当社グループの財務報告の信頼性に影響を及ぼす可能性があります。 ② 有能な人材の確保・育成について 当社グループは、AI技術をはじめとする最新テクノロジーと独自のコミュニケーションノウハウを融合した「成果創出型の継続支援パートナー」への事業モデル転換を推進しております。この戦略の遂行には、高度な要件を整理するコンサルティング能力に加え、開発、デザイン、マーケティングといった複数領域の知識やスキルを兼ね備え、多様化する顧客ニーズに柔軟に対応できる人材の確保・育成が不可欠です。当社グループでは、制作プロセスへのAI導入による効率向上を原資として、高付加価値な成長事業への人員シフトや、処遇・評価制度の刷新を伴う教育プログラムの構築を強力に進めております。しかしながら、技術革新や市場ニーズの変遷に対してこれら人材の採用・育成が適時に進まない場合、あるいはコア人材の流出等によりリソースの最適配置が困難となった場合には、提供サービスの付加価値低下やストック収益の低迷を招き、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 小規模組織であることについて 当社グループは従業員141名(2026年3月31日現在)と小規模な組織であり、業務執行体制もこれに応じたものとなっております。当社グループは、今後の急速な事業拡大に応じて従業員の育成や採用を行うとともに業務執行体制の充実を図っていく方針でありますが、これら施策が適時適切に進行しなかった場合、あるいは役職員が予期せず退社した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティについて 当社グループは、第三者による当社のサーバ等への侵入について、ISMS認証取得によるマネジメントプロセスを導入するほか、ファイヤーウォールや対策機器等のシステム的な対策を施し、かつ専門のエンジニアを配置することにより情報セキュリティ対策強化を推進しております。しかしながら、悪意を持った第三者の攻撃等により、顧客情報及び顧客の有する重要な情報を不正に入手されるといった機密性が脅かされる可能性や、顧客が利用するサービスの改ざん等のデータの完全性が脅かされる可能性及びサービス自体が提供できなくなる等のシステムの可用性が脅かされる可能性は否定できません。このような事態が生じた場合には、当社グループに対する法的責任の追及、企業イメージの悪化等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ システムトラブルについて 当社グループの事業においては、安定したサービスを提供する必要がありますが、当社グループのサービスは、プログラム、システム及びサーバ・通信ネットワークに依存しております。 顧客により良いサービスを提供するため、データベース・サーバ稼働率を高水準で維持し、サービスのシステム監視体制やバックアップ等の対応策をとっておりますが、災害や事故等の発生により通信ネットワークが切断された場合、急激なアクセスの増大によりサービスの稼働するサーバが一時的に動作不能となった場合及びサーバハードウェアに不具合が発生した場合には、安定したサービスが提供できなくなる可能性があります。また、社内利用の開発システムにも同様のことがいえます。この場合、一定期間の収益の低下、顧客からの信用低下及びブランドイメージの毀損及び開発業務の停滞等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法的規制について ① 電気通信事業法、個人情報保護法について 当社グループではメールアドレス等の多数の個人情報を保有しているため、電気通信事業者として総務省へ届出を行っており、通信の秘密等の保護の義務を課せられております。2007年8月にはISO・ISMSの認証を取得し、全社的な情報管理・業務フローの適正化の監視監督を担う情報セキュリティ室の活動を通じて個人情報保護に関するフローの見直し、従業員教育、システムのセキュリティ強化、個人情報取扱状況の内部監査等を実施し、個人情報管理の強化に努めております。しかしながら、万が一個人情報保護法の改正に対する完全な対応が遅れた場合や情報が流出した場合には、当社への損害賠償請求や社会的信用の失墜により、当社の経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループによる権利侵害について 当社グループは管理部にて、自社の事業活動が他社の知的財産権等を侵害していないかの確認を実施しております。当社グループが事業活動を行うプロセスにおいて使用しているシステムは第三者の知的財産権等を侵害するものではないと認識しております。しかしながら不測の事態、例えば外部に委託した調査の不備により第三者の知的財産権等の侵害が生じた場合、その紛争の解決のための費用または損失が発生する可能性は否定できないものと認識しております。この場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 風評に関するリスク ① ブランド毀損リスク 当社グループは、顧客に対するWebサイトの構築を主たる事業としております。納品前においては、Webサイト制作部門における成果物の検証に加えて、品質管理部門の品質評価を実施した後、顧客に納品し、サーバ上で顧客の検収を得ております。仮に顧客のWebサイトをめぐって最終利用者と顧客との間にトラブルが生じた場合、当社グループのブランドイメージが悪化することがあります。この場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② レピュテーションリスク 当社グループを対象として様々な情報が流れることがあります。このような情報については必ずしも事実に基づいていないものもありますが、真偽はともかく、ステークホルダーを含む第三者の行動に結びつく可能性があります。この場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害等に関するリスク 地震、台風、津波等の自然災害、火災、各種感染症の拡大等が発生した場合、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。特に大規模な自然災害が発生した場合には正常な事業運営が行えなくなる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 大株主との関係について 当社は株式会社フォーカスキャピタル(以下、「同社」という)から出資を受けており、当連結会計年度末時点において同社は当社発行済株式の43.1%(議決権比率ベース)を保有する大株主であります。 当連結会計年度においては、当社と同社との間で投資有価証券の売却取引がありますが、その他に重要な取引関係はありません。 当社は取締役会長として事業運営に知見を有する江村真人を同社から招聘しておりますが、出向者の受入れ等その他の人的関係はありません。 当社グループは同社の承認を必要とする取引や業務は存在せず、事業における制約もなく、当社グループの経営方針及び事業戦略等の重要事項の意思決定において、当社グループは同社からの独立性・自立性は保たれているものと考えております。しかしながら将来において、同社における当社株式の保有比率に大きな変動があった場合、あるいは同社の事業戦略が変更された場合等には、当社グループの事業展開に影響し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社では、株主価値の向上を意識した経営の推進を図るとともに、役員及び従業員の業績向上に対する意欲や士気を一層高めることを目的として、当社の役職員に対して新株予約権を付与しております。 本書提出日の前月末における新株予約権による潜在株式は51,100株であり、発行済株式2,049,093株の2.4%に相当します。 これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化し、当社の株価に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 企業買収について 当社グループは、戦略的施策の一環として、企業買収や事業投資を実施しています。実施に際しては、対象企業や事業について詳細なデューデリジェンスを行い、リスク回避に努めていますが、将来の不確実な経済条件及び経営環境の変化により期待する成果が得られないと判断された場合には、のれんや顧客関連資産の減損処理や関係会社株式の評価損を行う必要が生じる等、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,526字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、緩やかな回復傾向が続いております。一方で、中東情勢の緊迫化や、米国における関税政策の動向等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。 当社グループの事業領域である情報サービス産業を取り巻く環境については、企業収益の改善傾向が続く中、人手不足対応やデジタル化に向けたソフトウェア投資を中心に、企業のIT投資への意欲は底堅く、IT投資需要は引き続き拡大することが期待されます。当社グループの属する国内CMS市場においてもWebサイトの重要性が増してきていることから、WebマーケティングやWebに関わる業務改善についても興味・関心がもたれる企業が増加してきております。また、事業変革に向けデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが加速し、生成AIの利用促進により、国内企業におけるDX投資の需要は堅調に推移してきました。特に、生成AIの実務活用の流れが急速に拡大しており、コスト削減や業務効率化、そして新たな働き方を創造するための最先端技術を活用した取り組みが活発化しております。 このような事業環境の中、当社グループは「そのビジネスに、伝える力を。」をコンセプトとして、Webサイトコンテンツ管理システム「infоCMS」、および次世代CMS「LENSAhub(レンサハブ)」を活用し、Web受託開発・SaaSサービスを主軸としたWebコーポレートコミュニケーションの総合支援を主事業としております。子会社である株式会社アイアクトからは、AI(人工知能)を利用したサイト内検索システム「Cogmo Search」、AIチャットボットシステム「Cogmo Attend」のサービスを提供するなど、自社開発のCMSやAI関連技術を用い、Webコーポレートコミュニケーションを通じて、業務効率向上、将来の事業変革へと繋がる業務改善支援やWebマーケティングなどの情報発信の総合支援サービスを提供する事業展開を行っております。 当連結会計年度においては、連結グループ各社の連携を強化し新たな提供価値の創出を図ることを目的として、本社の移転を行っております。グループ内の連携向上ひいては、優秀な人材の獲得や従業員のエンゲージメント向上に直結する、中長期的企業価値の向上に向けた成長投資と考えております。また、当社株式への投資魅力を高め、より多くの株主の皆様に長期的に安定して保有していただくことを目的として、株主優待制度を導入しております。今後も事業成長を通じて、株主の皆様へ安定的かつ継続的な利益還元の維持に努めてまいります。なお、当社連結子会社である株式会社ブランドデザインの株式取得に伴い発生したのれん及び顧客関連資産について、当初事業計画に対して進捗の遅れが認められたことから、今後の事業計画の見直しを実施した結果、当初想定していた期間内での回収が見込めないと判断し、当該のれん及び顧客関連資産を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は2,085,024千円(前年同期比3.7%増)、営業利益は55,010千円(前年同期比67.4%減)、経常利益は50,609千円(前年同期比69.3%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は25,952千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益96,293千円)となりました。 当連結会計年度末における総資産は1,933,275千円となり、前連結会計年度と比較して124,235千円の減少となりました。流動資産は1,055,999千円となり、前連結会計年度と比較して56,928千円の減少となりました。これは受取手形、売掛金及び契約資産が112,294千円増加した一方、現金及び預金が218,210千円減少したこと等によるものであります。固定資産は877,276千円となり、前連結会計年度と比較して67,307千円の減少となりました。これはのれんが95,892千円減少したこと等によるものであります。流動負債は594,465千円となり、前連結会計年度と比較して89,408千円の増加となりました。これは短期借入金が100,000千円増加したこと等によるものであります。固定負債は251,027千円となり、前連結会計年度と比較して164,705千円の減少となりました。これは長期借入金が134,757千円減少したこと等によるものであります。純資産は1,087,782千円となり、前連結会計年度と比較して48,938千円の減少となりました。これは利益剰余金が27,304千円減少したこと等によるものであります。 なお、当社グループはWEB受託開発・ASPサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より218,210千円減少し、367,054千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、獲得した資金は91,131千円(前期は220,453千円の獲得)であります。これは主に、減価償却費98,680千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は184,085千円(前期は426,589千円の使用)であります。これは主に、無形固定資産の取得による支出125,898千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は125,256千円(前期は292,183千円の獲得)であります。これは主に、長期借入金の返済による支出176,400千円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループの提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b 受注実績 当連結会計年度における受注実績をサービス別に示すと、次のとおりであります。 サービスの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 受託開発サービス   895,448   17.1   414,709   79.3 AIサービス   126,199   61.7   1,329   2,317.3 SES   15,901   △42.3   -   - 合計   1,037,550   19.2   416,039   79.9 (注) 1.月額利用料サービスとして収受するサービスについては、受注実績の記載になじまないため、上記の金額には含めておりません。 2.当社グループは単一セグメントであるためサービス別に記載しております。 3.当連結会計年度において、AIサービスの受注実績に著しい変動がありました。需要の増加に伴い受注高、受注残高ともに増加しております。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をサービス別に示すと、次のとおりであります。 サービスの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 受託開発サービス   927,473   6.0 月額利用料サービス   778,406   △8.1 AIサービス   354,592   42.4 SES・その他   24,551   △37.8 合計   2,085,024   3.7 (注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。 2.当社グループは単一セグメントであるためサービス別に記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高は2,085,024千円、営業利益55,010千円、経常利益50,609千円、親会社株主に帰属する当期純損失25,952千円となりました。 上記の他、当連結会計年度における経営成績の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、有形固定資産の取得による支出125,468千円、無形固定資産の取得による支出125,898千円、長期借入金の返済による支出176,400千円等が発生したことにより、当連結会計年度末には367,054千円となりました。 上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 b 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、法人税等の支払、借入金の返済等であり、その資金の源泉といたしましては、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入等により、必要とする資金を調達しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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