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日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.76-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

Sharing Innovations

4178 · Growth · 情報・通信業

システム開発とSalesforce導入支援を強みにDXを推進。占いアプリ「ウラーラ」などプラットフォーム事業も展開する。

概要

Sharing Innovationsは、システムソリューションとクラウドインテグレーションを軸とするデジタルトランスフォーメーション事業と、占いアプリのプラットフォーム事業を展開するIT企業である。2025年12月期の連結売上高は44億5,805万円、従業員数212名。東京証券取引所グロース市場に上場する(証券コード4178)。SalesforceやTableauなど主要クラウドサービスの導入支援に強みを持ち、子会社を通じてベトナムにも開発拠点を有する。

デジタルトランスフォーメーション事業とプラットフォーム事業の二軸

当社グループは、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業とプラットフォーム事業の二つのセグメントで構成される。2025年12月期の連結売上高44億5,805万円のうち、DX事業が40億8,843万円(構成比91.7%)、プラットフォーム事業が3億9,643万円(同8.3%)を占める。DX事業はシステム開発やクラウド導入支援を行い、プラットフォーム事業はスマートフォン向け占いアプリを運営する。両事業ともM&Aを通じて拡大してきた。

クラウドインテグレーションに注力するDX事業の内容

DX事業の柱は、JavaやRubyを用いたシステムソリューションと、Salesforce製品を中心とするクラウドインテグレーションである。Sales Cloud、Marketing Cloud、Tableauなどの導入支援を手掛け、2022年6月には日本初のTableau Premierサービスパートナーに認定された。2023年にはDataiku、2024年にはQualtrics、2025年にはDotdigitalやGainsightとパートナー契約を締結し、サービスラインアップを拡充している。ベトナム子会社SHARING INNOVATIONS VIETNAM CO.,LTD.を通じたオフショア開発も行う。

占いアプリ「ウラーラ」がけん引するプラットフォーム事業

プラットフォーム事業の主力は、2014年7月に提供を開始した「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」である。文字数課金のリアルタイムチャット鑑定に加え、コンテンツ販売や電話占いも提供する。2026年1月末時点の在籍占い師数は1,424名、2025年12月期の平均月間利用者数は7,300名超である。累計鑑定数は2026年1月に220万件を突破した。同事業の売上高は近年約4億円で安定して推移しており、2025年12月期は3億9,643万円(前年比6.0%減)となった。

M&Aによる成長と収益の変遷

当社は2017年に株式会社Orchestra Holdingsの子会社となった後、積極的なM&Aで事業を拡大してきた。2017年から2025年にかけて、株式会社エス・エス・アヴェニュー、株式会社ファンステージ、株式会社G clef、株式会社インタームーブ、コンティニュー株式会社、Coznet合同会社などを相次いで子会社化した。売上高は2017年12月期の1億円から2024年12月期の52億円まで成長したが、2025年12月期は45億円に減少した。営業利益も同期間で2億円から1億円に低下しており、収益性の改善が課題である。

業界の中での役割はITソリューション企業(DX支援・アプリ運営)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
45億円
営業利益
1億円
営業利益率
2.2%
純利益
0億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
デジタルトランスフォーメーション事業41億円91.1%4億円9.8%
プラットフォーム事業4億円8.9%1億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01製造・金融・流通など(企業向けDX)主力

オープン系技術を用いたシステム・アプリ開発(システムソリューション)とSalesforce製品を中心としたクラウド導入支援(クラウドインテグレーション)を提供。業務システムやリスク管理、ネイティブアプリの設計から保守までを一貫対応する。

主な製品・サービス4
Sales Cloud
salesforce.com社のCRMツール。営業支援・顧客管理のためのクラウドサービスで、導入支援では要件定義から設計・テスト・トレーニングまでを行う。
Marketing Cloud Account Engagement
マーケティングオートメーションツール。顧客のジャーニーを設計し、営業活動の費用対効果を最適化する。
Salesforce Einstein
SalesforceのAIツール。顧客データを分析し、予測や推奨を行う。
Tableau
ビジネスインテリジェンス(BI)ツール。データの可視化と分析を支援する。

02スマートフォンユーザー(占いアプリ市場)準主力

占いアプリの企画・開発・運営を行い、App StoreやGoogle Playで提供。主要サービス『ウラーラ』はチャットで占い師と相談できるアプリで、文字数課金モデルにより安定収益を目指す。

主な製品・サービス1
チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ
2026年1月末時点で在籍占い師1,424名、月間利用者7,300名超。文字数に応じて課金されるオンラインチャット占いアプリ。

製品と技術

JavaやRubyを用いたシステムソリューション

システムソリューションは、創業以来の基盤事業である。製造、金融、流通、ウェブサービス、人材など幅広い業種を対象に、社内情報管理システムやリスク管理システム、ネイティブアプリの設計・開発・導入・保守を請け負う。主にJavaやRubyなどのオープン系技術を使用し、要件定義からテストまでの全工程を自社で手掛ける場合と、他社プロジェクトの一部を支援する場合がある。契約形態は請負契約と準委任契約があり、開発工数や成果物に応じた収益を得る。エンジニアの育成にも力を入れ、需要に応じた教育カリキュラムを提供している。

SalesforceとTableauを中核とするクラウドインテグレーション

クラウドインテグレーションは、成長分野として注力する事業である。Salesforce社のCRM「Sales Cloud」、マーケティングオートメーション「Marketing Cloud Account Engagement」、AIツール「Salesforce Einstein」、およびTableau社のBIツール「Tableau」などの導入支援を提供する。導入にあたっては要件定義から設計、テスト、運用トレーニングまでを一貫して行う。追加開発が必要な場合にはSalesforce独自言語Apexを用いる。2022年6月には日本初の「Tableau Premierサービスパートナー」に認定され、高い技術力が評価されている。

チャットで話せる占いアプリ「ウラーラ」の運営

プラットフォーム事業の主力製品は、スマートフォン向け占いアプリ「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」である。占い師とユーザーがリアルタイムでチャット鑑定を行うサービスで、文字数に応じた課金制を採用している。鑑定時間を気にせず相談できる点が特徴で、電話占いやコンテンツ販売も併せて提供する。2026年1月末時点で1,424名の占い師が在籍し、2025年12月期の平均月間利用者数は7,300名を超える。累計鑑定数は2026年1月に220万件に達し、安定的な収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

マッチングプラットフォーム、営利率低下

Sharing Innovationsは業務効率化ツールやマッチングサービスを提供。売上は約50億円と横ばいだが、2025/12期は減収・減益予想。同業のソラコム、ハッチ・ワークと競合。成長鈍化と営業利益率の悪化(3.85%→2.22%)が課題。競合との差別化が難しく、ユーザー獲得コスト増が収益を圧迫している。

強み

  • 特定分野のマッチングサービスでニッチな需要を獲得。
  • 売上高50億円台を維持し、一定の事業規模。
  • クラウド・AI技術を活用したサービス展開。
  • 有利子負債が少なく、財務リスク低い。

課題

  • 営業利益率が低下し、2025/12期は減収減益見通し。
  • 同業他社が多く、差別化と顧客維持が困難。
  • 売上成長が止まり、新規事業の創出が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がSharing Innovations

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
14178Sharing Innovations21億円29.8倍
23670協立情報通信21億円7.2倍
33646駅探21億円
43928マイネット21億円
54199ワンダープラネット21億円
6248Aキッズスター21億円22.7倍
7281Aインフォメティス21億円
84416True Data20億円24.8倍
94444インフォネット20億円
103803イメージ情報開発20億円
113998すららネット20億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

ソフトウエア開発会社として創業した2008年

2008年6月、東京都江東区森下三丁目に株式会社あゆた(資本金300万円)として設立された。創業時からソフトウエアの開発・販売を目的とし、システム開発事業を手掛け始めた。2014年12月には本社を東京都千代田区岩本町二丁目に移転し、事業基盤を整えた。

Orchestra Holdings傘下で事業を拡大した2017年

2017年6月、株式会社デジタルアイデンティティ(現Orchestra Holdings)の完全子会社となった。同年7月には株式会社セレッテよりスマートフォンアプリ開発・システム開発事業を譲り受け、2018年2月には株式会社グローバル・リサーチよりITソリューション事業を譲り受けた。これにより事業規模が拡大し、売上高は2017年12月期の1億円から2018年12月期には7億円へと増加した。

社名変更と相次ぐ子会社化を進めた2018~2019年

2018年7月、商号を株式会社Sharing Innovationsに変更するとともに、株式会社エス・エス・アヴェニューの全株式を取得し子会社化した。同社のITソリューション事業を吸収分割で承継した。2019年には株式会社ファンステージ、株式会社クラフトリッジ、株式会社G clefを相次いで子会社化し、各社の事業を吸収分割で統合した。同年1月にはクラウドインテグレーションサービスを開始し、新たな収益の柱を築いた。

マザーズ上場とSalesforceパートナーとしての成長(2020~2021年)

2020年5月、本社を渋谷区恵比寿の恵比寿ガーデンプレイスタワーに移転した。同年、ベトナムのMulodo Vietnam Co.,Ltd.を子会社化し、海外開発拠点を確保した。また、Salesforce Partner Summit 2020で「Trailhead of the Year」を受賞した。2021年3月には東京証券取引所マザーズに上場し、同年6月にはTABLEAU SOFTWAREのSelectパートナーに認定された。さらに、株式会社アップオンデマンドを子会社化した。

グロース市場移行とパートナーシップ強化(2022~2023年)

2022年4月、市場区分の見直しに伴いマザーズからグロース市場へ移行した。同年6月、日本初の「Tableau Premierサービスパートナー」にランクインした。2023年2月にはDataikuとコンサルティングパートナー契約を締結し、AI分野での協業を開始した。同年8月にはコンティニュー株式会社を子会社化し、12月には同社のDX事業を吸収分割で承継した。また、クアルトリクス合同会社とパートナー契約を結び、Qualtrics CustomerXMの取り扱いを開始した。

新たなパートナーシップとCoznet取得(2024~2025年)

2024年9月、一般社団法人ERP Cloud 360コンソーシアムにプレミアムパートナーとして参画した。2025年3月にはDotdigitalの公式パートナー契約、4月にはGainsight株式会社と戦略パートナーシップを締結した。同年8月にはCoznet合同会社の持分を取得し子会社化した。2025年12月期の売上高は44億5,805万円(前年比13.8%減)と減少し、営業利益も1億円(同58.0%減)に低下した。

年表30件を開く

2000年代

  • 2008年6月創業東京都江東区森下三丁目にソフトウエアの開発等を目的として株式会社あゆた(資本金3百万円)を設立

2010年代

  • 2014年12月本社を東京都千代田区岩本町二丁目に移転
  • 2017年6月株式会社デジタルアイデンティティ(現:株式会社Orchestra Holdings)の100%子会社となる
  • 2017年7月株式会社セレッテよりスマートフォン向けアプリ開発、システム開発事業を事業譲受
  • 2017年8月本社を渋谷区恵比寿南一丁目に移転
  • 2018年2月株式会社グローバル・リサーチよりITソリューション事業を事業譲受
  • 2018年4月M&A株式会社エス・エス・アヴェニューの全株式を取得し子会社化
  • 2018年7月商号変更商号を株式会社あゆたから株式会社Sharing Innovationsに変更 株式会社エス・エス・アヴェニューのITソリューション事業を吸収分割により承継
  • 2019年1月M&A株式会社ファンステージ及び株式会社クラフトリッジの全株式を取得し子会社化 クラウドインテグレーションサービスの提供開始
  • 2019年5月M&A株式会社ファンステージのWebサイト開発事業、アプリケーション開発事業を吸収分割により承継 株式会社ライフテクノロジーを吸収合併
  • 2019年7月M&A株式会社クラフトリッジのシステム開発事業を吸収分割により承継 株式会社G clefの全株式を取得し子会社化

2020年代

  • 2020年5月M&A本社を渋谷区恵比寿四丁目20番3号(恵比寿ガーデンプレイスタワー)に移転 Mulodo Vietnam Co.,Ltd.(現:SHARING INNOVATIONS VIETNAM CO.,LTD.)の全持分を取得し子会社化 株式会社セールスフォース・ドットコム(現:株式会社セールスフォース・ジャパン)が主催する「Salesforce Partner Summit 2020」において、「Trailhead of the Year (Partner)」(注1)を受賞
  • 2020年7月TABLEAU SOFTWARE, LLCとパートナー契約を締結
  • 2021年3月上場東京証券取引所マザーズに上場
  • 2021年5月株式会社セールスフォース・ドットコム(現:株式会社セールスフォース・ジャパン)が主催する「Salesforce Partner Summit 2021」において、「Agile Integration Partner of the Year」(注2)を受賞
  • 2021年6月M&ATABLEAU SOFTWARE, LLCのSelectパートナーに認定 株式会社アップオンデマンドの全株式を取得し子会社化
  • 2021年11月株式会社セールスフォース・ドットコム(現:株式会社セールスフォース・ジャパン)の西日本パートナー会から「Agile Integration Partner of the Year」(注3)を受賞
  • 2022年1月M&A株式会社インタームーブの全株式を取得し子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所マザーズからグロース市場へ移行
  • 2022年6月日本初の「Tableau Premier サービスパートナー」にランクイン
  • 2022年11月株式会社セールスフォース・ジャパン)の西日本パートナー会から「Agile Integration Partner of the Year」(注3)を受賞
  • 2022年12月株式会社アップオンデマンドのデジタルトランスフォーメーション事業を吸収分割により承継
  • 2023年2月Dataikuとコンサルティングパートナー契約を締結
  • 2023年8月M&Aコンティニュー株式会社の全株式を取得し子会社化
  • 2023年12月クアルトリクス合同会社とパートナー契約を締結し、「Qualtrics CustomerXM™」の取り扱いを開始
  • 2023年12月コンティニュー株式会社のデジタルトランスフォーメーション事業を吸収分割により承継
  • 2024年9月一般社団法人ERP Cloud 360 コンソーシアムにパートナー会員(プレミアムパートナー)として参画
  • 2025年3月Dotdigitalの公式パートナー契約を締結
  • 2025年4月Gainsight株式会社と戦略パートナーシップを締結
  • 2025年8月M&ACoznet合同会社の持分を取得し子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    クラウドインテグレーション事業の拡大

    成長市場であるクラウドインテグレーション等において積極的に事業拡大を図るため、エンジニアの採用・教育を継続的に行う。

  2. 02

    既存プラットフォームの安定運営と新事業機会の模索

    主要サービス「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」等を継続運営し安定的に収益を生み出すとともに、新たな事業機会を模索する。

  3. 03

    新技術への適時対応と優秀な人材確保

    AI等の技術革新やニーズ変化に対応するため、新技術・新サービスの開発を継続的に行い、優秀な人材の確保に取り組む。

  4. 04

    海外展開への対応

    経済活動のグローバル化に対応するため、ベトナムの子会社を活用し、海外における事業体制の強化等を検討する。

  5. 05

    内部管理体制の強化

    企業規模拡大に応じた内部管理体制を構築するため、コーポレート・ガバナンスの重視、リスクマネジメント強化、内部統制の改善・強化を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で212人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は488万円で、4期前と比べて+18.7%平均年齢は36.6歳、平均勤続年数は5.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年12月41131.52.2289
2022年12月42730.63.1335
2023年12月41031.83.8321
2024年12月44434.24.925778
2025年12月48836.65.821247

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
大阪オフィス — 大阪府大阪市2百万円
全社共通
本社 — 東京都渋谷区2百万円
全社共通
本社 — 東京都渋谷区1百万円
全社共通
主な関係会社
  • 国内
    株式会社Orchestra Holdings (注)2
    東京都渋谷区
    議決権71.5%
  • 国内
    株式会社G clef
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 海外
    SHARING INNOVATIONS VIETNAM CO.,LTD.
    ベトナム ホーチミン市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インタームーブ
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    Coznet合同会社
    東京都渋谷区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は45億円営業利益1億円前期と比べると減収減益で、売上が-13.5%、利益が-50.0%。

売上高
-13.5%
45億円
営業利益
-50.0%
1億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
2.2%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高45億円45億円
営業利益1億円1億円
純利益0億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は19億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−17.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1300.00
2023年2Q1200.00
2023年3Q1218.30
2023年4Q140
2024年1Q1317.70
2024年2Q1300.01
2024年4Q2613.80
2025年2Q2300.00
2025年4Q2214.50
2026年2Q1915.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2017年12月期からの9期で、売上は1億円から45億円へ45.0倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年12月100
株式会社エス・エス・アヴェニューの全株式を取得し子会社化
2018年12月711
株式会社ファンステージ及び株式会社クラフトリッジの全株式を取得し子会社化 クラウドインテグレーションサービスの提供開始
2019年12月2721
本社を渋谷区恵比寿四丁目20番3号(恵比寿ガーデンプレイスタワー)に移転 Mulodo Vietnam Co.,Ltd.(現:SHARING INNOVATIONS VIETNAM CO.,LTD.)の全持分を取得し子会社化 株式会社セールスフォース・ドットコム(現:株式会社セールスフォース・ジャパン)が主催する「Salesforce Partner Summit 2020」において、「Trailhead of the Year (Partner)」(注1)を受賞
2020年12月3832
東京証券取引所マザーズに上場
2021年12月4542
株式会社インタームーブの全株式を取得し子会社化
2022年12月5221
コンティニュー株式会社の全株式を取得し子会社化
2023年12月5110
2024年12月52223.81
Coznet合同会社の持分を取得し子会社化
2025年12月45112.20

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高45億円のうち、営業利益として残るのは1億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.0%36億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.8%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.2pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比11.6pt
1.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2025年12月期は営業CFが1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は12億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2018年12月2−32−11
2019年12月2−33−13
2020年12月10015
2021年12月302310
2022年12月1−1−208
2023年12月1−22−18
2024年12月300311
2025年12月100112

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2025年12月期の総資産は23億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は69.0%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年12月11079.9
2018年12月64266.8
2019年12月149560.9
2020年12月1610666.1
2021年12月2115671.2
2022年12月2014669.6
2023年12月2314962.4
2024年12月2516964.6
2025年12月2316769.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
8億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中238位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中568位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-13.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.6%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥541で、1年前と比べて-32.2%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥541+0.7%1ヶ月+9.1%1年-32.2%時価総額21億円
過去52週の値幅
安値¥476高値¥820

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)29.8倍
PER (会社予想)50.7倍
PBR1.24倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に520円と前日比+5.05%で上昇しましたが、1ヶ月では+1.56%と小幅な動きです。年初来では-35.8%と下落基調が続いており、52週高値820円からは大きく乖離しています。25日移動平均線501.8円を上回り、下値は堅いですが、出来高は非常に少なく、薄商いの中での値動きです。75日線518.41円付近が抵抗線として意識されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ1,102人。区分でいちばん多いのは事業法人72.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が72.2%を占め、残る27.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人70.870.972.272.172.0
個人・その他16.221.019.819.919.4
証券会社5.96.26.66.67.8
自己株式1.41.31.31.3
外国法人2.01.71.11.00.6
金融機関5.00.10.20.20.1
外国人個人0.00.00.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社Orchestra Holdings70.52
02株式会社 SBI証券5.59
03芝井 敬司2.08
04上田八木短資株式会社1.27
05鈴木 昭久0.92
06青山 泰長0.79
07塩原 敏也0.71
08中嶋 康彦0.55
09野村證券株式会社0.53
10松井証券株式会社0.53

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-25
    株式会社Orchestra Holdings
    新規の大量保有報告
    70.52%
    -1.58pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは1.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2017年12月70,967110,49120.7
2018年12月3012325.0
2019年12月2323611.8
2020年12月4828518.5
2021年12月6539519.236.9
2022年12月263786.640.1
2023年12月93872.482.7
2024年12月374239.019.4
2025年12月64301.597.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額60百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
信田人代表取締役 社長50
栁径太代表取締役 会長5918,000
西田祐取締役CFO42
上村紀夫取締役49
水谷健彦取締役531,000
富田直樹常勤監査役39
田中貴一監査役46
伊東亜矢子監査役49
堤貴寛代表取締役 社長48

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3414114
社外取締役519194

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,279字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社4社により構成されており、システムソリューション、クラウドインテグレーション、アプリの企画・開発・運営を主たる事業としております。 当社グループの事業内容は次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)デジタルトランスフォーメーション事業(当社、子会社 株式会社インタームーブ、Coznet合同会社、SHARING INNOVATIONS VIETNAM CO.,LTD.) デジタルトランスフォーメーション事業においては、システム開発・アプリ開発を行うシステムソリューション、クラウド(注1)サービスの導入支援を行うクラウドインテグレーション等を行っております。 デジタルトランスフォーメーション事業の事業領域においては、技術革新が絶え間なく行われており、近年AI(人工知能)の活用等により、テクノロジーの進化が進んでおります。それら新技術に適時に対応していくために、新サービスの開発やサービスラインナップの充実を図ることで、世の中の技術革新に対応したサービスを提供しております。 特に当社では、システムソリューションとSalesforceを中心としたクラウドインテグレーションの両方を手掛けていることから、クライアントのニーズに合わせて、通常のシステム開発にSalesforce製品の導入を組み合わせた柔軟な開発を行えることが強みとなります。 デジタルトランスフォーメーション事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。 ①システムソリューション 当社が創業当初から行っているシステムソリューションでは、製造、金融、流通、ウェブサービス、人材などの幅広い業種・業態の企業をクライアントとして、主にjavaやRubyなどオープン系の技術を用いた社内情報管理システムやリスク管理システム、様々な用途のネイティブアプリ等の設計・開発・導入・維持管理業務を実施しております。 システム開発は一般的に要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テストという流れで行われ、要件定義から詳細設計までの上流工程と、実装及びテストの下流工程に分けられます。 上流工程のうち、要件定義では解決すべき問題や開発すべき機能を一覧にして、明確化していきます。次のフェーズである基本設計では、ユーザーから見た画面の仕様を決定し、詳細設計の段階でシステム内部の動作の仕様を決めていきます。上流工程では、このようにシステムの仕様を確定させていき、更にその仕様に基づいてサーバサイド、フロントエンド、データベース、インフラなど各技術要素に何を用いるかを確定させることで、下流工程での開発にかかる期間と必要な人員を明確化させていきます。 下流工程の実装フェーズでは、上流工程で確定させた仕様に基づいて、必要な技術者を集め、チームを編成します。チームで作業スケジュールの詳細を決定し、上流工程で定めた仕様に基づいて実装作業を行っていきます。テストフェーズでは、完成したシステムに対して事前に決定した仕様通りの動作を行うかのテストを実施し、問題がないかを検証します。 当社が関わる開発プロジェクトでは、全ての工程を当社の従業員等で進める場合と、他社が主導するプロジェクトの一部をサポートする場合があります。 前者の場合、契約形態は主に請負契約となり、開発するアプリ・システムの要件定義から実装、完成物のテストに至るまでの全ての工程、又は一部の工程について当社の開発チーム主導で業務を実施していきます。当社からの請求は、アプリ・システムの全体又は一部を納品し、クライアントの検収が完了した時点で行っております。 他社が主導するプロジェクトの一部をサポートする場合には、契約形態は主に準委任契約となります。プロジェクトを主導する会社又はクライアントより、プロジェクト内容や業務内容を確認し、当社の従業員または外部協力企業から必要なスキルを備えた適切な人員を選定しております。選定された人員はクライアント先に常駐し、開発プロジェクトに参画します。当社からの請求は、クライアントに提供した開発工数に応じて行われます。 当社では、これまでのプロジェクトの実施・参画経験をもとに、開発業務に必要なスキルや需要のある技術を分析し、分析結果をもとにプログラミング言語や開発フレームワークなどの教育カリキュラムを作成し、当社従業員の育成を行っております。 ②クラウドインテグレーション 当社の注力分野であるクラウドインテグレーションでは、salesforce.com社(注2)が提供しているクラウドベースのCRM(顧客管理)・SFA(営業支援)ツール「Sales Cloud」、マーケティングオートメーションツール「Marketing Cloud Account Engagement」、マルチチャネルでのOne to Oneマーケティングを実現する「Marketing Cloud」、人工知能(AI)ツール「Salesforce Einstein」、また、salesforce.com社の子会社であるTABLEAU SOFTWARE, LLCが提供するビジネス・インテリジェンス(BI)ツール「Tableau」等を中心としたクラウドサービス導入支援を行っております。 クラウドベースの顧客管理システムである「Sales Cloud」の導入支援では、クライアントからのヒアリング内容を基に要件定義を行い、その要件定義に従って設計・テストを実施、クライアントが自ら運用できるようにトレーニングを実施しております。なお、「Sales Cloud」に標準機能以外の機能を追加するためにはsalesforce.com社が独自に開発したプログラミング言語(Apex)を用いて追加開発する必要があります。そのため、当社では、追加開発を行うことのできる技術者を育成し、クライアントニーズに適した設計開発を行える体制を構築することに注力しております。 また、マーケティングオートメーションツールである「Marketing Cloud Account Engagement」の導入支援では、クライアントが「Marketing Cloud Account Engagement」を用いて営業活動における費用対効果の最大化が実現できるよう、当社にて、クライアントの顧客が認知から購入に至るまでのカスタマージャーニー(注3)を設計し、ビジネスの可視化・理解を行った上で、クライアントのビジネスに適した開発を実施しております。「Marketing Cloud Account Engagement」の導入支援では、競争優位性を獲得するために、優先的に「Marketing Cloud Account Engagement」に関する技術の取得を推進しております。 人工知能(AI)ツール「Salesforce Einstein」やビジネス・インテリジェンス(BI)ツール「Tableau」については、社内教育等により当ツールを扱える従業員を増やすことで導入支援体制の強化を図っております。また、「Tableau」については、2020年7月にTABLEAU SOFTWARE, LLCとパートナー契約を締結し、2022年6月にはPremierパートナーに認定されております。 (2)プラットフォーム事業(当社、子会社 株式会社G clef) 占いを主要カテゴリーとしたネイティブアプリの企画・開発・運営を中心に行っており、Apple Inc.の運営する「App Store」及びGoogle Inc.の運営する「Google play」等の配信プラットフォーム及びアプリ以外のブラウザを通じて、スマートフォンユーザーに提供しております。 主要サービスである「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」は、占い師とユーザー間のリアルタイムコミュニケーションによる占い鑑定を可能にしたオンラインチャット占いアプリであります。文字数に応じて鑑定料が課金されるため、鑑定時間を気にせずユーザーのペースで相談できることも特徴であります。継続的なユーザビリティの向上と当社における運用ノウハウの蓄積により、長期間の安定的な収益獲得が可能なサービスと位置づけております。また、ウラーラでは、占いコンテンツ販売、電話占い鑑定も実施しており、ユーザーのニーズに応じてサービスラインナップを拡充しております。ウラーラの2026年1月末における在籍占い師数は1,424名、2025年12月期の平均月間利用者数は7,300名を超えており、鑑定数は2019年12月期が21万件、2020年12月期が22万件、2021年12月期が20.5万件、2022年12月期が20.3万件、2023年12月期が21.1万件、2024年12月期が22.8万件、2025年12月期が21万件となり、2014年7月のサービス開始時からの鑑定実績は2026年1月に220万件を超えました。 また、当社グループでは、アプリの企画・開発・運営の全てを内製化した自社開発を行っており、ユーザーのニーズに応じた機能を適時に取り入れたサービスを提供することが可能であります。 (注1)クラウド:クラウド・コンピューティングの略で、ネットワークをベースとしたコンピュータ資源の利用形態。企業はハードウエアやソフトウエアの資産を自前で持たず、インターネット上に存在するものを必要に応じて利用するものです。 (注2)salesforce.com社:米国サンフランシスコを本社とするCRM(顧客管理)ソフトウエアで世界最大企業。クラウドベースのSalesforce製品は、日本郵政グループやトヨタ自動車などの国内大手の企業のみならず、中堅・中小企業まであらゆる業種・規模のSFA(営業支援)、CRM(顧客管理)、カスタマーサポートに利用されております。 (注3)カスタマージャーニー:商品・サービスを購入または利用する人物像を設定し、その人物が商品やサービスを知り、最終的に購買するまでの「行動」、「思考」、「感情」などの動きを可視化したものです。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,314字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「テクノロジーと人の力を通じて、イノベーションを起こし続ける」ことをミッションとし、加速する技術トレンドを的確に捉え、クラウドインテグレーション、データ分析、AI等に関連するエンジニアの教育・育成、サービスの開発を積極的に行い、システムソリューション及びクラウドインテグレーション等の世の中の技術革新に対応したサービスを提供することを通じて、企業価値の最大化を図ります。 (2)経営戦略等 デジタルトランスフォーメーション事業においては、クラウドインテグレーション等の成長市場で積極的に事業拡大を図るため、引き続きエンジニアの採用・教育を行ってまいります。 プラットフォーム事業においては、主要サービスである「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」等を今後も継続して運営していくことで、安定的に収益を生み出しながら、新たな事業機会を模索してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが重視している経営指標は、当社が事業の拡大及び収益性の向上を特に表す指標と考えている売上高、売上総利益、営業利益、営業利益成長率であります。中期的な事業拡大と収益率向上により企業価値の向上と株主価値の向上を図ってまいります。 (4)経営環境 技術進展が進むIT分野では、少子高齢化が進む中、今後IT人材の不足がますます深刻化し、2030年には45万人程度までIT人材の不足規模が拡大するとの推計結果が出ております。(出所:経済産業省委託事業「IT人材需給に関する調査」) また、デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドが進展する中、生産性の向上や業務の効率化を目的にクラウドファースト戦略を実行する企業は引き続き増加傾向となっております。また企業が従来型ITからクラウドへ移行するクラウドマイグレーションは、対象システム領域の多様化が顕著となっており、WEBシステムや情報系システムから基幹系システムへと対象システム領域が拡大しております。2024年の国内クラウド市場は、前年比29.2%増の9兆7,084億円(売上額ベース)となりました。また、2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は14.6%で推移し、2029年の市場規模は2024年比約2.0倍の19兆1,965億円になると予測されております。(出所:IDCJapan株式会社「国内クラウド市場予測、2024年~2029年」) (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 1.新技術への対応 当社グループが属するIT業界では技術革新が絶え間なく行われており、近年はAI(人工知能)の活用等により、テクノロジーの進化が進んでおり、併せてユーザーニーズも変化しております。同時に既存ベンダ、他業種からの新規参入、M&A等IT業界全体として、競争が活発化しております。 このような事業環境のもとで、当社グループが継続的に事業を拡大していくためには、新技術に適時に対応していくことが必要であると認識しており、新技術及び新サービスの開発を継続的に行うとともに、優秀な人材の確保に取り組んでおります。 2.海外展開への対応 経済活動のグローバル化に伴い、当社グループにおいても、海外市場への対応が必要であると認識しております。 かかる課題に対して、当社グループでは市場調査を検討しており、デジタルトランスフォーメーション事業においては、当社グループでは、現在ベトナム社会主義共和国にシステム開発を行う子会社を1社有しており、海外における事業体制の強化等を検討しております。 3.人材確保と人材育成 当社グループの企業規模の拡大及び成長のためには、営業力や技術力の強化、生産性の向上による高付加価値なサービスを提供し、継続的に高い顧客満足度を得る必要があると考えております。そのためには、社員全員が経営理念や経営方針を深く理解し、個人を尊重し、強いチームワークを発揮していき、働きがいのある組織風土を醸成していく必要があります。当社グループでは、社員への教育として従業員研修や人事評価制度の整備及び強化を進めるとともに、従業員サーベイや従業員向け説明会等を行い社内コミュニケーションの活性化を図っております。また、採用活動を積極的に推進しております。 4.内部管理体制の強化 当社グループは、今後より一層の企業規模の拡大及び成長を見込んでおります。そのため、企業規模拡大に応じた内部管理体制の構築を図るために、コーポレート・ガバナンスを重視し、リスクマネジメントの強化、並びに金融商品取引法における内部統制報告制度の適用等も踏まえた内部統制の継続的な改善及び強化を推進してまいります。また、昨今、システム障害、自然災害等による不測の事態による事業の停止や人権への配慮等、企業を取り巻くリスクも多様化しております。そのため、ISMS国際規格「ISO/IEC27001:2023」の認証の維持・更新、コンプライアンス研修やコンプライアンスアンケートを通じ、当社の事業に関連する法規制や社会的要請等の環境変化にも対応しつつ、企業としてより一層強靭化をするために、内部管理体制の整備及び改善に努めてまいります。
事業等のリスク8,755字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下の通り記載しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)技術革新への対応 リスクの内容    当社グループはインターネット関連技術に基づいて事業を展開しておりますが、新技術の開発やそれらを利用した新サービスの導入が相次いで行われており、インターネットビジネスの業界環境は変化が激しくなっております。そのため、当社グループは、新技術及び新サービスの開発を継続的に行うとともに優秀な人材の確保に取り組んでおりますが、環境変化への対応が遅れた場合には、当社グループの競争力が低下する可能性があります。また、新技術及び新サービスの開発に対応するために多大な支出が必要となった場合には、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性    中(前年は小) 影響度   中 対応策    当社グループでは、当該リスクへの対応策として、引き続き、優秀な人材の育成と確保を図りながら、新技術への対応を進めて参ります。 (2)デジタルトランスフォーメーション事業に係る人材確保 リスクの内容    デジタルトランスフォーメーション事業は、技術的専門性を有した技術者により支えられており、優秀な人材の確保と育成、また定着率が最も重要な課題となります。人材の確保については、少子高齢化による労働人口の減少、理系離れ等による専門教育を受けた新規学卒者の減少により、中長期的には人材の確保が困難になることが予想され、採用に影響を及ぼす懸念があります。採用において計画通り必要とする人材を確保できない場合や離職により技術者が大幅に減少した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   大 影響度   中 対応策    当社グループでは、当該リスクへの対応策として、積極的に優秀な人材の採用を進め、採用した人材及び既存の社員に対し、社内各種制度及び教育制度の充実等の施策を実施しております。また、離職防止のために、従業員サーベイを活用して、従業員の状況・コンディション等を見える化し、必要に応じてケアを実施しております。 (3)デジタルトランスフォーメーション事業に係る同業他社との競争 リスクの内容    デジタルトランスフォーメーション事業における、ツール系アプリ開発、その他各種Webシステム開発については、市場に多数の事業者が存在しますが、将来、社会情勢の変化などにより関連諸法令の変化に伴って業界再編が予想されます。このような環境下において、景気後退、同業他社間における価格競争の結果として取引単価が低迷した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   小 影響度   中 対応策    景気の後退の影響を軽減するために、既存のソリューションの強化に加えて、ITコンサルティング、データ、マーケティングテクノロジー事業の体制強化等に取り組み、DX事業において新規領域への展開を進めてまいります。 (4)デジタルトランスフォーメーション事業に係る法的規制への対応 リスクの内容    デジタルトランスフォーメーション事業においては、以下の法的規制を受けております。 ①労働者派遣法 ②製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(以下「取適法」という。)   ①について  デジタルトランスフォーメーション事業においては、労働者派遣法に基づいた運営を行っております。当社グループは関係法令を遵守して運営しておりますが、労働者派遣法に定める派遣事業主としての欠格事由に該当もしくは当局による是正指導に従わない等、法令に違反する事項が発生した場合には、事業の停止や派遣事業者の許可の取り消しをされる可能性があり、その場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  また、将来これらの法令ならびにその他の関係法令が、労働市場を取り巻く社会情勢の変化などに伴って、改正もしくは解釈の変更などがあった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②について  当社グループが委託先に対して業務の一部を外注する場合は、取適法の適用を受け、4条明示の交付、7条記録の作成等、中小受託事業者に対する代金の支払遅延の防止が求められます。取適法に違反した場合、公正取引委員会による勧告・指導に加え、罰金刑が科される虞があります。  各種法的規制についての違反が生じた場合、刑事罰を含めた罰則の適用、損害賠償請求等の金銭補償や企業イメージの悪化等により、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   大 影響度   小 対応策    当社グループでは、上記の各種法的規制に抵触しないように、コーポレート本部にて、コンプライアンス規程を制定し、当社グループの役職員が順守すべき法的規制の周知徹底を図り、内部通報制度の導入等によって速やかに法令違反行為等の情報を収集する体制を構築しております。 (5)デジタルトランスフォーメーション事業に係るシステム開発プロジェクトの採算悪化 リスクの内容    当社グループでは、顧客企業の各種情報システムの受託開発業務を行っております。プロジェクトごとに要員管理・進捗管理・予算管理を行っておりますが、当初想定できなかった事象等の発生による追加コストの発生、当社の過失による納期遅延又はシステムの不具合による損害賠償が発生した場合等には、当初見込みからプロジェクトの採算が悪化するほか、当社の社会的信用が低下し、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性    中(前年は大) 影響度   中 対応策    取引に際して、顧客企業と十分なすり合わせを行い取引内容に関する認識をあわせるとともに受注ルールの適正化、案件管理の徹底等を図っております。 (6)デジタルトランスフォーメーション事業に係る委託先管理の対応 リスクの内容    当社グループが受注する業務の一部では、人的資源の制約から外部協力企業に対し、再委託をすることがあります。仮に委託先のプロジェクト管理が適切に行われない場合には、コストの増加や納期遅延あるいは品質の低下等を招く可能性があり、不測の事態によりそのような問題の早期発見や対処を適切に行うことができない場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   中 対応策    一部受託の案件においては、再委託する場合があり、委託先の選定に当たって、プロジェクト遂行能力等を勘案し選定しております。また、委託先におけるプロジェクト管理が適切に行われないことに対して、当社グループでは、役職者によるレビューにより早期の問題の顕在化及び対処を行って品質の低下等を低減に努めております。 (7)デジタルトランスフォーメーション事業に係るのれんの減損 リスクの内容    当社グループは、企業買収に伴い発生した相当額ののれんを連結貸借対照表に計上し、原則としてのれんの発現する期間にわたって償却しておりますが、事業環境の変化等により期待する成果が得られない場合は、当該のれんについて減損損失を計上することになり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   小 影響度   中 対応策    M&Aの実行にあたっては、デューデリジェンスを行い、事前にリスクの洗い出しを行うとともに、事業シナジーの有無を慎重に検討しております。M&Aの実行後については、事業環境の変化等の兆候を早期に把握することに努めております。 (8)デジタルトランスフォーメーション事業に係るSalesforceへの依存 リスクの内容    当社グループが今後注力していくクラウドインテグレーションサービスの大部分は、Salesforceに特化したインテグレーションであるため、当社グループの成長はSalesforceの市場の拡大やsalesforce.com社の経営戦略に大きく依存しております。また、当社は株式会社セールスフォース・ジャパンからクライアントの紹介を受けているため、当社と株式会社セールスフォース・ジャパンとの関係が悪化した場合やSalesforceの市場規模が縮小するような場合、あるいはsalesforce.com社の経営戦略に変更があるような場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   小 影響度   中 対応策    株式会社セールスフォース・ジャパンが力を入れているデータクラウド、AIについても、関連資格の取得を進め、先行事例となるような商談の受注活動に注力し、関係が悪化しないように努めております。 (9)プラットフォーム事業に係るユーザーの嗜好の変化 リスクの内容    当サービスにおいてはユーザーの嗜好の変化が激しく、ユーザーニーズの的確な把握やニーズに対応するコンテンツの導入が何らかの要因により困難となった場合には、ユーザーへの訴求力の低下等から当社グループの事業活動並びに業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   中 対応策    当社グループは、様々なアプリの企画・開発・運営を行っており、新規コンテンツの開発、既存サービスの機能拡充を図り、当社グループが提供するアプリのユーザー満足度を訴求していく方針であります。 (10)プラットフォーム事業に係る同業他社との競争 リスクの内容    プラットフォーム事業において提供する占いアプリに関しては、多くの企業が事業展開していることに加え、多種多様なアプリ提供の可能性があり、全体として参入障壁も低く、競合が激しい状況にあります。そのため、顧客獲得のための競争の激化等により収益性の低下等を招き、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性    中(前年は小) 影響度   中 対応策    当社グループでは、顧客の利用動向、嗜好に係るデータを収集・分析し、顧客の嗜好に合致したニーズの高いコンテンツを提供することによって競合他社との差別化に努めております。また、2023年よりSNSを活用した広告戦略を実施しており、引き続き強化を図り顧客獲得を進めてまいります。 (11)プラットフォーム事業に係る広告による集客効果 リスクの内容    プラットフォーム事業においては、広告の費用対効果を検証しながら、最適な広告方法及び出稿媒体等を選択し、新規顧客獲得に努めています。しかしながら、広告による新規顧客獲得数が当社グループの予想を下回る場合や、競合他社との広告枠の獲得競争激化等によるコスト増が生じた場合、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性    中(前年は小) 影響度   中 対応策    BIツールを導入し、2024年に高騰した広告費の分析を進め、より効率的な広告費の使用に努めております。 (12)プラットフォーム事業に係る法的規制の対応 リスクの内容    プラットフォーム事業においては、以下の法的規制を受けております。 ①消費者保護法、不当景品類及び不当表示防止法 ②個人情報保護法   ①について  プラットフォーム事業で行われる課金を伴う占いサービスについて「絶対当たる」等、優良表示が行われるような場合は、優良誤認や不実告知に該当し、同法違反に問われるリスクがあります。  消費者保護法に違反した場合、契約条項の無効、契約の取り消しが利用者から請求される虞があり、当社が利用者に対し、返金義務を負う可能性があります。また、不当景品類及び不当表示防止法に違反した場合には、行政からの指導、措置命令(不当表示により一般消費者に与えた誤認の排除、再発防止策の実施、今後同様の違反行為を行わない等)が課され、課徴金の納付が命じられる虞があります。   ②について  同法に違反した場合、懲役刑を含む刑事罰に加え、民事の損害賠償、信用低下、システムの改善・復旧コスト等、多大な損害が生じる可能性があります。  各種法的規制に抵触する事態が生じた場合、刑事罰を含めた罰則の適用、損害賠償請求等の金銭補償や企業イメージの悪化等により、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   大 影響度   小 対応策   内部監査等を通じ定期的に関係法令の順守状況を確認するとともに、必要に応じ利用規約等の見直しを図っております。また、当社グループでは、上記の各種法的規制に抵触しないように、コーポレート本部にて、コンプライアンス規程を制定し、当社グループの役職員が順守すべき法的規制の周知徹底を図り、内部通報制度の導入等によって速やかに法令違反行為等の情報を収集する体制を構築しております。 (13)経営管理体制に係る人材確保・定着及び育成 リスクの内容    当社グループは、競争力の向上及び今後の事業展開のため、優秀な人材の確保・定着及び育成が重要であると考えております。しかしながら、優秀な人材の確保・定着及び育成が計画通りに進まない場合や優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約要因になる可能性があり、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   大 影響度   中 対応策    当社グループでは、当該リスクへの対応策として、積極的に優秀な人材の採用を進め、採用した人材及び既存の社員に対し、社内各種制度及び教育制度の充実等の施策を実施しております。また、離職防止のために、従業員サーベイを活用して、従業員の状況・コンディション等を見える化し、必要に応じてケアを実施しております。 (14)個人情報等の情報管理の対応 リスクの内容    当社グループは、当社グループが運営するアプリ利用者の個人情報の取得や、顧客企業の製品開発やシステム開発業務への従事により、顧客企業の機密情報に接する場合があります。当社グループでは、「個人情報の保護に関する法律」に従い、個人情報の管理や、機密情報の取扱いに関する社内研修を行うなど啓発活動を行っておりますが、このような対策にも関わらず、個人情報や顧客企業の機密情報の漏洩や不正使用等の事態が生じた場合、損害賠償請求等の金銭補償や企業イメージの悪化等により、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   大 影響度   中 対応策    当社グループでは、個人情報等を含む情報漏えいリスクに対応するため、従業員と入社時に誓約書を取得しております。また、情報セキュリティマネジメントの国際規格であるISO/IEC 27001:2022/JIS Q 27001:2023の認証を取得しており、これに基づき情報管理体制の強化とともにリスクベースアプローチに基づくリスク評価を行い、適正な情報管理体制のより一層の強化を努めてまいります。 (15)システム障害の可能性 リスクの内容    当社グループは、主にインターネット通信を利用してサービスを提供しておりますが、人為的ミス、通信ネットワーク機器の故障、アクセス数の急激な増大、ソフトウエアの不具合、コンピュータウィルス、停電、自然災害、事故等により、システム障害が発生する可能性があります。  仮にシステム障害が発生し、サービス提供に障害が生じた場合、当社グループの事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   大 影響度   中 対応策    当社グループでは、定期的なバックアップや稼働状況の監視により事前防止又は回避に努めております。また、システム障害を想定したBCPに関する規程を策定しており、自然災害等に起因する有事の際においても事業継続できるよう備えております。 (16)訴訟の可能性 リスクの内容    当社グループは、本書提出日現在、損害賠償を請求されている事実や訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、知的財産権の侵害等の予期せぬトラブルが発生した場合、取引先等との関係に何らかの問題が生じた場合等には、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起されるリスクがあります。かかる損害賠償の金額、訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの社会的信用、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   小 影響度   中 対応策    当社グループは、法令違反となるような行為を防止するための内部管理体制を構築するとともに、取引先、従業員その他第三者との関係において、訴訟リスクを低減するよう努めております。 (17)親会社との関係 リスクの内容   親会社との関係で、影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 ①親会社が株主総会の決議事項に関する支配権又は重大な影響力を有することについて ②親会社グループにおける当社の位置付けについて ③取引関係について   ①について  当社の親会社である株式会社Orchestra Holdingsは、当社発行済株式総数の半数以上を保有しております。したがって、株式会社Orchestra Holdingsは、株主総会の特別決議を要する事項(例えば吸収合併、事業譲渡、定款変更等を含みますが、これらに限りません。)に関する重大な影響力を有するとともに、株主総会の普通決議を必要とする事項(例えば、取締役の選解任、剰余金の処分や配当等を含みますが、これらに限りません。)に関する決定権及び拒否権を有することになります。したがって、株主総会の承認を必要とする事項に関し、株式会社Orchestra Holdingsが影響を及ぼす可能性があります。  そのため、何らかの理由により株式会社Orchestra Holdingsとの関係が悪化した場合には、当社グループの事業展開、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。   ②について 当社は、親会社である株式会社Orchestra Holdingsを中心とする企業グループに属しております。親会社企業グループの事業は、報告セグメント上、「デジタルマーケティング事業、デジタルトランスフォーメーション事業、その他」に区分されており、その中でもデジタルマーケティング事業が主たる事業となっております。当社は、デジタルトランスフォーメーション事業の主導的な存在となっております。 しかしながら、将来において同社グループの事業戦略や当社の位置付け等に著しい変更が生じた場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。   ③について  当社と親会社グループとの間では顧客企業紹介などの業務委託等の取引を行っており、親会社グループとの取引については、一般株主との間に利益相反リスクが存在します。 発生可能性   小 影響度   中 対応策    当社役員には、上場取引所の定めに基づく独立役員として指定する独立社外取締役2名及び独立社外監査役2名が就任しており、取締役会における審議において、多様な意見が反映されており、株式会社Orchestra Holdingsが、当社発行済株式総数の半数以上を保有しているものの事業運営の独立性は確保されております。 また、当社グループは「関連当事者取引管理規程」に則り、取引開始前に取締役会にて関連当事者取引の合理性や取引条件の妥当性を検討し、取引を承認するなどのガバナンス体制を構築することによって、一般株主の利益に十分配慮した対応を実施しております。 (18)新株予約権の行使による株式価値の希薄化 リスクの内容    当社は、役員及び従業員に対して、ストック・オプションとして新株予約権を付与しております。また、今後においてもストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、これらの新株予約権が権利行使された場合、当社の株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。 発生可能性   中 影響度   中 対応策    当社グループは中期的な事業拡大と収益率向上により企業価値の向上と株主価値の向上を図ってまいります。また今後、ストック・オプション制度を活用する際には、上記リスクを踏まえ、検討してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)4,724字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べて121,940千円減少し、2,330,159千円となりました。主な要因は、現金及び預金が89,919千円増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が133,115千円、のれんが53,693千円減少したこと等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べて145,952千円減少し、720,442千円となりました。主な要因は、買掛金が72,386千円、未払法人税等が58,484千円減少したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べて24,012千円増加し、1,609,716千円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が23,971千円増加したこと等によるものであります。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度の売上高は4,458,053千円(前年同期比13.8%減)、営業利益100,369千円(同58.0%減)、経常利益93,112千円(同60.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益23,971千円(同82.5%減)となりました。 セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。 a.デジタルトランスフォーメーション事業 当事業においては、事業開始時からM&Aを推進し、同時にIT人材の採用を行うことで開発体制の拡充を進めてまいりました。IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、各種Webシステム開発、スマホアプリ開発、クラウドインテグレーション等の案件を受注しております。 以上の結果、売上高は4,088,439千円(同14.4%減)、セグメント利益(営業利益)は368,796千円(同25.3%減)となりました。 b.プラットフォーム事業 当事業においては、「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」を主力としたスマートフォン向けアプリの企画・開発・運営などに取り組んでおります。 以上の結果、売上高は396,432千円(同6.0%減)、セグメント利益(営業利益)は52,396千円(同13.4%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ89,931千円増加し、1,178,521千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は114,920千円(前年同期比152,644千円減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益88,475千円、売上債権の減少による増加145,401千円及びのれん償却額が108,827千円あった一方で、法人税等の支払額121,680千円及び仕入債務の減少79,579千円等があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は42,743千円(前年同期比38,330千円増)となりました。これは主に敷金及び保証金の回収による収入が12,327千円あった一方で、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出54,059千円等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は18,410千円(前年同期比16,670千円増)となりました。これは主に長期借入れによる収入が100,000千円あった一方、借入金の返済による支出81,590千円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) デジタルトランスフォーメーション事業   4,063,658   △13.7   130,879   1.6 (注)プラットフォーム事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略して おります。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自2025年1月1日 至2025年12月31日)   前年同期比(%) デジタルトランスフォーメーション事業(千円)   4,061,621   △14.4 プラットフォーム事業(千円)   396,432   △6.0 合計(千円)   4,458,053   △13.8 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これらの見積りとは異なる場合があります。 当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 ①財政状態 財政状態の詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ②経営成績 (売上高) 売上高の詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、3,567,834千円(前年同期比12.3%減)となりました。主な要因は、デジタルトランスフォーメーション事業における業務委託費の減少によるものであります。 以上の結果、売上総利益は890,219千円(前年同期比19.0%減)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、789,849千円(前年同期比8.2%減)となりました。これは主に人件費の減少によるものです。 以上の結果、営業利益は100,369千円(前年同期比58.0%減)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は9,336千円となりました。これは主に共済解約手当金4,760千円、業務受託料2,400千円等があったことによるものであります。また、営業外費用は、16,594千円となりました。これは支払手数料9,699千円、支払利息3,210千円、為替差損2,090千円等によるものであります。 以上の結果、経常利益は93,112千円(前年同期比60.4%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において法人税等を64,503千円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は23,971千円(前年同期比82.5%減)となりました。 ③キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 当社グループではクラウドインテグレーションを始めとした成長分野へ積極的に挑戦し、企業価値の継続的な向上を目指しております。 当社グループが、将来にわたる持続的な企業価値創造を実現していくためには、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の課題に対処していく必要があると認識しております。経営者は常に事業環境の変化に応じて経営資源を最適に配分し、様々な課題に適時適切に対処できるような組織体制を構築して参ります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、人件費、業務委託費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。当社グループは、財政状態等や資金使途を勘案しながら、必要な資金は自己資金、金融機関からの借入等で資金調達していくことを基本方針としております。なお、これらの資金調達方法の優先順位等は、資金需要の額や用途に合わせて柔軟に検討を行う予定であります。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中長期的な事業拡大と収益率向上による企業価値の向上と株主価値の向上を目指しており、重要な経営指標を売上総利益、営業利益、営業利益成長率としております。営業利益成長率は、クラウドインテグレーションが属する市場である国内クラウド市場の年間平均成長率14.6%と同程度の成長率を目標としております。 当連結会計年度における経営指標は、売上高4,458,053千円(前年同期比13.8%減)、売上総利益890,219千円(前年同期比19.0%減)、営業利益100,369千円(前年同期比58.0%減)、営業利益成長率は58.0%の減少であり、引き続き当該指標の向上に邁進していく所存であります。 ⑤ セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。

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出典

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