概要
AVILENは、2018年に創業したAIソリューション企業である。独自開発の技術コアモジュール「AVILEN AI」を核に、AIソフトウエアの開発・実装と、AI人材育成のためのビルドアッププログラムを一気通貫で提供する。2023年9月に東京証券取引所グロース市場に上場。2025年12月期の連結売上高は約17億円、営業利益3億円。連結子会社に株式会社LangCoreを持ち、従業員数は70名(単体)。
AIソフトウエアと人材育成の二軸事業
当社グループはAIソリューション事業の単一セグメントで、「AIソフトウエアユニット」と「ビルドアップユニット」の二つのサービスを提供する。AIソフトウエアユニットでは、コアモジュール「AVILEN AI」を活用したカスタマイズ型AIソフトウエアの開発・実装に加え、パッケージ型SaaSの提供も行う。ビルドアップユニットでは、企業のAI推進に向けた組織アセスメント、ロードマップ策定、部門横断的なAI人材育成プログラムを提供する。両ユニットの組み合わせにより、顧客企業のAI導入初期から本格実装までを支援し、クロスセルと顧客深耕を実現している。
9つのコアモジュールとDS-Hubによる技術基盤
技術の芯は、画像生成、自然言語処理、帳票認識、異常検知、時系列予測など9つの自社開発コアモジュール「AVILEN AI」にある。これらはマルチモーダルな組み合わせが可能で、特定業界に限定されない課題解決を支える。また、社外のデータサイエンティスト・エンジニア集団「AVILEN DS-Hub」を350名超組織し、開発業務や技術サポートを委託するとともに、正社員への採用ルートとしても機能。最新技術を研究する社内体制「AVILEN Research」によりコアモジュールの継続的なアップデートを行う。
資本業務提携による顧客基盤と継続率の構造
当社はジャフコグループからの株式譲渡を経て、三菱UFJ信託銀行、日本郵政キャピタル、インテック、アイネット、大塚商会などと資本業務提携を締結。これら提携先との連携により、製造、金融、不動産、情報通信など広範な業界の大手企業向けにAIソリューションを展開する。収益構造は主にフロー型だが、SaaS「ChatMee」などストック型も有し、2025年12月期の継続率は69.1%。一顧客当たり売上の長期化と拡大を目指す戦略をとっている。
連結子会社とエコサイクルによる成長モデル
2024年10月に生成AI領域に特化した株式会社LangCoreを子会社化し、グループ体制を強化した。同社はAIソフトウエアユニットの一部として、生成AI関連の受託開発とコンサルティングを提供する。「AVILEN DS-Hub」のエコサイクルも特徴で、学生メンバーが業務経験を積み、その後正社員として採用される流れが即戦力確保と採用コスト低減に貢献。2025年12月末時点でDS-Hubから累計28名を採用している。
業界の中での役割はAIソリューションベンダー(開発・実装・人材育成)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| AIソフトウエアユニット | 11億円 | 64.7% | — | — |
| ビルドアップユニット | 6億円 | 35.3% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01製造業主力
製造業の既存オペレーションを理解し、業務効率化や生産性向上を目的としたAIソフトウェアを提供。画像生成、帳票処理、設備点検の自動化など、技術コアモジュールを活用したカスタマイズ型ソフトウェアを開発する。大手製造企業との取引実績を持つ。
- AIソフトウェア(カスタマイズ型)
- 顧客の課題に応じて、画像認識、自然言語処理、時系列分析などの技術コアモジュールを組み合わせて開発するAIソフトウェア。製造現場での品質検査、需要予測、異常検知などに活用される。
02金融業主力
金融業向けに、不動産鑑定の自動化、コールセンターの応対品質評価、営業支援など、業務プロセスを変革するAIソフトウェアを提供。データ利活用によるリスク管理や顧客サービスの向上を支援する。大手金融機関との取引実績がある。
- AIソフトウェア(カスタマイズ型)
- 金融業務向けに開発されるAIソフトウェア。時系列分析による不動産鑑定、AIによるコールセンター応対品質評価など、業務効率化と高度化を実現する。
03不動産業準主力
不動産業向けに、物件価格の鑑定や市場予測を自動化するAIソフトウェアを提供。データ分析に基づく意思決定を支援し、業務の高度化と効率化に貢献する。
- 不動産鑑定ソフトウェア
- 時系列データを分析し、不動産価格を自動で鑑定するAIソフトウェア。市場動向を反映した高精度な評価を可能にする。
04情報通信業準主力
通信・IT企業向けに、生成AIを活用したソリューションやチャットボット、帳票処理の自動化など、業務効率化と新規事業創出を支援するAIソフトウェアを提供。パッケージ型SaaSも展開する。
- ChatMee
- 自社開発コアモジュール「Instructea」とChatGPTを組み合わせたSaaSプロダクト。企業の社内問い合わせ対応や業務支援に活用され、ストック型収益を生む。
- 帳ラク
- 高精度な帳票処理AIエージェント。手書き文字や非定型帳票をデジタル化し、業務の自動化を実現する。
05AI人材育成(法人・個人)準主力
法人・個人向けに、AI/DX人材の育成サービス(ビルドアップパッケージ)を提供。eラーニングベースの研修、アセスメント、ロードマップ策定などを通じ、AIを推進する組織と人材の開発を支援する。E資格講座の合格者数実績で高いブランド認知を持つ。
E資格講座の受講者数9期連続合格者数1位
- ビルドアップパッケージ
- AI/DX人材育成のためのパッケージ化されたサービス。eラーニング研修、アセスメント、ロードマップ策定などを提供する。
06電気機器・食料品等(その他)副次
電気機器や食料品など、幅広い業界の上場企業に対してAIソフトウェアを提供。各業界の課題に応じたカスタマイズ開発や、共通課題を解決するパッケージ型ソリューションを展開する。特定の業界に限定しないのが特徴。
特定業界に限定しないマルチモーダルなAI開発が可能
製品と技術
マルチモーダルなコアモジュール「AVILEN AI」
当社の技術基盤は9つの自社開発コアモジュール「AVILEN AI」である。画像やパッケージデザインを自動生成する画像生成モジュール、ChatGPTなどのLLMを扱う自然言語処理モジュール、手書き文字や非定型帳票・図面をデジタル化するOCRモジュール、インフラ建造物の異常を検知する損傷検知モジュール、時系列データを予測する分析モジュールなどが含まれる。これらのモジュールは単体でも、複数を組み合わせたマルチモーダルな形でも活用でき、特定業界に依存せず顧客の課題に応じたAIソフトウエアを効率的に開発することを可能にする。
SaaS型AIチャット「ChatMee」
2023年4月に販売を開始した「ChatMee」は、コアモジュール「Instructea」とChatGPTを組み合わせたSaaSプロダクトである。法人向けに提供され、社内のナレッジベースと連携した対話型AIアシスタントとして機能する。ストック型収益モデルで、2025年12月期においても継続的に利益貢献している。同プロダクトは、当社が生成AI分野で初めてパッケージ化に成功した事例であり、以降の生成AIソリューション展開の基盤となった。
業務特化型の生成AIソリューション群
2024年以降、各業界に共通する課題を解決する生成AIソリューションを連続リリースしている。代表的なものとして、コールセンターオペレーター向け応対品質評価システム(2024年7月)、営業活動の効率化・高度化を実現する生成AIソリューション(2024年9月)、高度な技術調査を自動化するソリューション(2024年11月)、高速・高精度なボイスボット(2024年12月)、高精度な帳票処理AIエージェント「帳ラク」(2025年4月)、見積書フォーマット自動変換システム(2025年9月)、自動応答AIオペレーター(2025年10月)などがある。これらは全て当社のコアモジュールをベースに開発されている。
E資格講座とビルドアップユニットの研修
ビルドアップユニットの中核は、一般社団法人日本ディープラーニング協会のE資格に対応した「全人類がわかるE資格講座」である。同講座は2021年から2025年まで9期連続で合格者数1位を達成。法人向けには、AI/DX組織開発のためのアセスメント、ロードマップ策定、部門横断的な人材育成プログラムを提供する。eラーニング形式の研修コンテンツを自社制作し、経営企画やエンジニア向けの内容も用意。個人向けにも販売しており、AI人材の需給ギャップ解消を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 電気機器・食料品等(その他)特定業界に限定しないマルチモーダルなAI開発が可能
- AI人材育成(法人・個人)E資格講座の受講者数9期連続合格者数1位
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
AIソリューションの急成長ベンチャー
当社はAI・音声認識技術を提供する小規模IT企業。売上高は10億円強ながら、営業利益率は17%と高収益。同業他社はVRain Solutionやソラコムなど、いずれも成長段階のベンチャーが多い。当社は音声AIに特化し、高付加価値サービスで差別化。市場そのものが急拡大しており、技術力と顧客基盤を強みに成長を加速。ただし競合も多く、技術革新のスピードが勝負。財務基盤はまだ弱く、資金調達と事業拡大のバランスが課題。
強み
- 営業利益率17%超と、ITベンチャーとして優れた収益率。
- 音声AIで独自技術を保有し、競合と差別化。
- AI市場は拡大基調で、追い風が期待される。
- 小規模組織で意思決定が迅速、変化に対応しやすい。
課題
- 多数のAIベンチャーや大手IT企業との競合。
- 常に最新技術への適応が必要で研究開発負荷大。
- 成長資金の確保が課題で、財務基盤は脆弱。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がAVILEN
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3839ODKソリューションズ | 53億円 | 37.9倍 |
| 2 | 4386SIGグループ | 53億円 | 10.6倍 |
| 3 | 5591AVILEN | 52億円 | 30.0倍 |
| 4 | 3965キャピタル・アセット・プランニング | 52億円 | 9.6倍 |
| 5 | 3936グローバルウェイ | 52億円 | 26.8倍 |
| 6 | 5133テリロジーホールディングス | 52億円 | 15.1倍 |
| 7 | 6888アクモス | 51億円 | 15.7倍 |
| 8 | 3625テックファームホールディングス | 51億円 | 9.7倍 |
| 9 | 4437gooddaysホールディングス | 51億円 | 8.3倍 |
| 10 | 4172Hiクラテス | 51億円 | 11.3倍 |
| 11 | 5026トリプルアイズ | 50億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
東京都台東区での創業とE資格講座の開始
2018年8月、東京都台東区に資本金300万円で創業。翌2019年6月、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施するE資格の対策講座「全人類がわかるE資格講座」の提供を開始した。同年7月には日本ディープラーニング協会の正式会員に加盟し、ディープラーニングをはじめとするAIの社会実装に取り組む。2020年1月には本社を東京都中央区銀座に移転。同年4月、自社メディア「AI Trend」を立ち上げ、AI関連ニュースの配信を開始した。
ジャフコグループ傘下入りと初の業務提携
2020年12月、ジャフコグループ株式会社が当社の発行済株式の85%を取得し、グループ傘下に入る。2021年1月には「Microsoft for Startups」に採択され、My Alarm株式会社と業務提携。共同開発した営業支援サービス「Lead Dynamics」にAVILEN AI「Autea」を搭載してリリースした。同年4月、三菱UFJ信託銀行および三菱UFJトラストシステムと業務提携し、データ分析ツール「AI Seed」を公表。同ツールは2022年2月に外販を開始している。
複数企業との資本業務提携の一斉締結
2022年3月、ジャフコグループからの株式譲渡を通じて、株式会社インテック、三菱UFJ信託銀行、日本郵政キャピタル、株式会社アイネットの4社と資本業務提携を締結。それぞれAIソリューション推進の全領域で連携する枠組みを構築した。同年6月には一般社団法人金融データ活用推進協会に特別会員として加盟。さらに2023年6月、大塚商会、ジャパンインベストメントアドバイザー、エアトリとの提携を発表し、パートナー網を拡大した。
「ChatMee」販売開始と東証グロース上場
2023年4月、コアモジュール「Instructea」とChatGPTを組み合わせたSaaSプロダクト「ChatMee」の販売を開始し、ストック型収益の柱とする。同年9月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場後も生成AI分野への投資を加速し、2024年7月から12月にかけて、コールセンター向け応対品質評価システム、帳票登録自動化ソリューション、営業活動効率化ソリューション、技術調査自動化ソリューション、ボイスボットソリューションを相次ぎリリースした。
LangCore子会社化と「帳ラク」の投入
2024年10月、生成AI領域に特化したエンジニア集団である株式会社LangCoreを子会社化し、連結決算の範囲に含める。2025年4月には高精度な帳票処理AIエージェント「帳ラク」を提供開始。同年9月以降も見積書フォーマット自動変換システムや自動応答AIオペレーターを投入し、生成AIソリューションのラインアップを拡充した。2025年12月期の連結売上高は17億円、営業利益は3億円に達し、創業以来の成長を続けている。
年表35件を開く
2010年代
- 2018年8月創業東京都台東区において資本金300万円で創業
- 2019年6月全人類がわかるE資格講座の提供を開始
- 2019年7月ディープラーニング(※3)をはじめとしたAIの社会実装に取り組むために日本ディープラーニング協会正式会員に加盟
2020年代
- 2020年1月本社を東京都中央区銀座に移転
- 2020年4月自社メディア「AI Trend」においてAI関連ニュースの配信開始
- 2020年12月ジャフコ グループ株式会社(以下ジャフコグループ)が当社の発行済株式のうち85%を取得
- 2021年1月「Microsoft for Startups」(※4)に採択
- 2021年1月My Alarm株式会社と業務提携し共同開発した、AVILEN AI「Autea」搭載の営業支援サービス「Lead Dynamics」をリリース
- 2021年4月三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJトラストシステム株式会社と業務提携し、共同開発した、AVILEN AI「Estimea」搭載のビジネスユーザー向けデータ分析ツール「AI Seed」を公表
- 2021年7月本社を東京都中央区日本橋馬喰町(現在地)に移転
- 2022年2月ビジネスユーザー向けデータ分析ツール「AI Seed」の外販を開始
- 2022年3月株式会社インテックとAIソリューション推進に関わるすべての領域で連携するための資本業務提携(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2022年3月三菱UFJ信託銀行株式会社とAIソリューション推進に関わるすべての領域で連携するための資本業務提携(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2022年3月日本郵政キャピタル株式会社と日本郵政グループのDX推進のために資本業務提携(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2022年3月株式会社アイネットとAIソリューション推進に関わるすべての領域で連携するための資本業務提携(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2022年6月金融分野における課題解決の実現に向けて貢献するために、一般社団法人金融データ活用推進協会に特別会員として加盟
- 2023年4月AVILEN AI「Instructea」とChatGPT(※5)を組み合わせたSaaS(※6)プロダクト「ChatMee」の販売を開始
- 2023年6月日本郵政キャピタル株式会社と更なる連携強化のために新たに資本業務提携(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2023年6月株式会社大塚商会とAIソリューション推進に関わるすべての領域で連携するための資本業務提携(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2023年6月株式会社ジャパンインベストメントアドバイザーとM&A含めた出資領域全般で連携するための戦略的パートナーシップ(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2023年6月株式会社エアトリと旅行業界におけるAI利活用を推進するための戦略的パートナーシップ(ジャフコグループからの株式譲渡)
- 2023年9月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年7月生成AIを活用したコールセンターオペレーター向け応対品質評価システムの提供開始
- 2024年8月帳票登録を自動化する生成AIソリューションの提供開始
- 2024年9月営業活動の効率化・高度化を実現する生成AIソリューションの提供開始
- 2024年10月M&A生成AI領域に特化したエンジニア集団の株式会社LangCoreを子会社化
- 2024年11月高度な技術調査を自動化する生成AIソリューションの提供開始
- 2024年12月高速・高度なボイスボットを活用した生成AIソリューションの提供開始
- 2025年4月高精度な帳票処理AIエージェント「帳ラク」の提供開始
- 2025年6月株式会社KieiとAIエージェントを中心とした開発領域で業務提携
- 2025年9月作業効率化とデータ活用を推進する見積書フォーマット自動変換システムの提供開始
- 2025年10月業務効率化と顧客体験向上を推進する自動応答AIオペレーターの提供開始
- 2025年10月株式会社FusicとAIインテグレーション分野で戦略的業務提携
- 2025年11月AI・データ活用人材の戦略的マネジメントを実現するAI・データ活用人材可視化ダッシュボードの提供開始
- 2025年12月株式会社ベルシステム24・伊藤忠商事株式会社とAIエージェント共創支援に関する業務提携
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高成長率2025年12月期まで34.7%
- 営業利益率2025年12月期まで16.4%
- 継続率2025年12月期まで69.1%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
大手顧客への集中とLTV拡大
大手企業を中心とした大口顧客にターゲットを絞り込み、真の顧客課題を掘り起こし、AIトランスフォーメーションの推進によりライフタイムバリューを拡大する。
- 02
AI開発力と事業理解で差別化
自社のAI開発力と各業界の深い理解を活かし、多様な業界向けにAIソリューションを提供し、横展開することで競合との差別化を図る。
- 03
M&Aによる非連続成長とAIエージェント拡充
AIロールアップ戦略を軸にM&Aを推進し、新規AIエージェントやケイパビリティを獲得・強化し、AIソフトウエア案件の拡販と普及を加速する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で70人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は750万円で、2期前と比べて+23.6%。平均年齢は31.8歳、平均勤続年数は2.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月 | 607 | 30.0 | 1.9 | 54 | — |
| 2024年12月 | 736 | 31.3 | 2.3 | 63 | 317 |
| 2025年12月 | 750 | 31.8 | 2.7 | 70 | 429 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達30万円AI基礎研修防衛省 · 2022-06-01
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は17億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+41.7%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 21億円 | 17億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
8期分
直近は2026年2Qで、売上は10億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+25.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2023年4Q | 2 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 3 | 1 | 33.3 | 0 |
| 2024年4Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2025年2Q | 8 | 2 | 25.0 | 1 |
| 2025年4Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2026年2Q | 10 | 2 | 20.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年7月期からの8期で、売上は1億円から17億円へ17.0倍に増えた。直近期の営業利益率は17.6%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年7月 | 2 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年12月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年12月 | 5 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年12月 | 7 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年12月 | 9 | — | 2 | — | 1 |
| 生成AI領域に特化したエンジニア集団の株式会社LangCoreを子会社化 | |||||
| 2024年12月 | 12 | 2 | 2 | 16.7 | 1 |
| 2025年12月 | 17 | 3 | 3 | 17.6 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高17億円のうち、営業利益として残るのは3億円で17.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の11.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金29.4%5億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.9%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.6%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年12月期は営業CFが2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は6億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 2022年12月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 2023年12月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
| 2024年12月 | 2 | −4 | 4 | −2 | 6 |
| 2025年12月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 6 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年12月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は52.6%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 0 | 0 | 0 | 50.3 |
| 2020年7月 | 1 | 1 | 0 | 61.8 |
| 2020年12月 | 2 | 1 | 1 | 28.3 |
| 2021年12月 | 4 | 1 | 3 | 33.4 |
| 2022年12月 | 4 | 2 | 2 | 48.6 |
| 2023年12月 | 6 | 4 | 2 | 66.3 |
| 2024年12月 | 12 | 6 | 7 | 44.8 |
| 2025年12月 | 14 | 7 | 7 | 52.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中37位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中412位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥845で、1年前と比べて-39.6%。過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 30.0倍 |
| PER (会社予想) | 23.4倍 |
| PBR | 6.73倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長途上のAIソリューション企業。強気派は、小売と製造分野でのAI需要拡大に乗り、高成長が続くと期待する。PER約29倍とやや高めだが、売上成長率(前年比33%)を評価。弱気派は、競合の参入で優位性が薄れ、顧客獲得コストが増大すると懸念する。また、利益率は高いが絶対額が小さく、業績予想の達成リスクも存在する。
- AI需要追い風
小売・製造業でAI活用が加速し、市場成長率は年15%超。
- 高成長と収益性
売上成長率33%で営業利益率16.7%と、収益性も良好。
- サブスク型収益
ストック収益の積み上がりにより、安定成長が可能。
- 競争激化と差別化困難
AI業界は新興企業・大手ITの参入が激しく、技術優位性は持続しにくい。
- 高バリュエーション
PER約29倍は成長率に割高感。時価総額49億円で流動性も低い。
- 業績達成リスク
2025年12月期の営業利益予想2億円に対し、達成には安定した案件獲得が必要。
- ARR(年間経常収益)
- サブスク型ビジネスの継続性と成長性を測る重要指標。
- 顧客数・解約率
- 新規獲得と既存顧客維持のバランスを確認するため。
- 売上高成長率
- 市場拡大に乗れているかを示す。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ3,715人。区分でいちばん多いのは事業法人で42.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.6%を占め、残る50.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|
| 事業法人 | 42.6 | 43.9 | 42.2 |
| 個人・その他 | 41.3 | 41.3 | 41.1 |
| 金融機関 | 10.0 | 9.6 | 7.5 |
| 証券会社 | 2.4 | 3.8 | 5.4 |
| 外国法人 | 3.7 | 1.3 | 3.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本郵政キャピタル株式会社 | 21.61 |
| 02 | 株式会社大塚商会 | 18.67 |
| 03 | 崔 一鳴 | 5.62 |
| 04 | 大川 遥平 | 4.27 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.26 |
| 06 | UNITED NATIONS FOR THE UNITED NATIONS JOINT STAFF PENSION FUND A UN ORGAN (常任代理人:香港上海銀行東京支店) | 2.37 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 2.17 |
| 08 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 2.15 |
| 09 | 吉田 拓真 | 1.77 |
| 10 | 高橋 光太郎 | 1.62 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-12アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告4.30%-1.82pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+8294%、1株純資産は5期で+483%。直近期のROEは27.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 0 | — | 125.4 | — |
| 2020年7月 | 2 | — | 145.5 | — |
| 2020年12月 | −1 | — | — | — |
| 2021年12月 | 10 | 20 | 63.2 | — |
| 2022年12月 | 13 | 34 | 48.8 | — |
| 2023年12月 | 19 | 68 | 37.2 | 133.8 |
| 2024年12月 | 19 | 90 | 21.0 | 47.6 |
| 2025年12月 | 29 | 119 | 27.3 | 46.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額57百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高橋光太郎 | 代表取締役 | 31 | 99,000 |
| 松倉怜 | 取締役CEO | 43 | — |
| 錦拓男 | 取締役CSO | 41 | — |
| 小野種紀 | 取締役 | 69 | — |
| 大源悠美子 | 監査役(常勤) | 41 | — |
| 山本飛翔 | 監査役 | 36 | — |
| 矢治博之 | 監査役 | 65 | — |
| 富高忠房 | 取締役 | 67 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 47 | 47 | 16 |
| 社外取締役 | 5 | 10 | 10 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,135字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,049字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,326字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,181字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第9期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第8期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第7期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
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