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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

リンカーズ

Linkers Corporation5131 · Growth · 情報・通信業

ものづくり企業に特化したマッチングプラットフォームを運営。技術課題を抱える発注企業と技術を持つ中小企業を引き合わせる。

概要

リンカーズは、企業間のビジネスマッチングプラットフォームを運営する情報通信企業である。2011年にDisty株式会社として創業し、SNS事業から転換して2013年に技術探索サービス「Linkers Sourcing」を開始。その後、マッチングシステムのSaaS提供やリサーチ事業に拡大し、2022年10月に東京証券取引所グロース市場に上場した。2025年7月期の連結売上高は約13.6億円、従業員102名。本社は東京都文京区に置く。

自社運営マッチングサービスの二本柱

自社運営マッチングサービスは、技術探索サービス「Linkers Sourcing」と用途開拓サービス「Linkers Marketing」で構成される。「Linkers Sourcing」は大手企業の技術課題を抱える発注企業に対し、全国のものづくり中堅・中小企業を受注候補として引き合わせる。過去約2,000件の技術パートナー探索実績を持ち、成約率は約53.1%(2022年8月~2024年7月平均)に達する。一方「Linkers Marketing」は、発注企業が保有する技術・製品の販路開拓を支援し、大手企業の技術部門との面談機会を創出する。両サービスとも成果報酬型の収益モデルを採用しており、発注企業から基本利用料と面談・成約時に成果報酬を得る。2025年7月期の探索案件数は100件、取引社数累計は729社となった。

SaaS型マッチングシステム「LFB」の拡大

「LFB」は「Linkers Sourcing」のプラットフォームを基に開発したSaaS型ビジネスマッチングシステムで、金融機関向けの「Linkers for BANK」と事業会社向けの「Linkers for Business」の2系統を提供する。システム導入により案件登録・進捗管理・情報共有を一元化し、従来属人的だったマッチング業務を効率化する。導入時支援料と月額利用料が収益源であり、ストック収益基盤として機能する。2025年7月期には累計導入機関数が50機関に到達し、期中の発生商談数は3万2,586件に上った。本システムは地域金融機関の事業性評価にも活用され、取引先企業の成長可能性を評価する融資への貢献が期待されている。

リサーチ事業の分社化と現状

リサーチ事業は、連結子会社である株式会社リンカーズOI研究所が担う。2024年8月に分社化され、技術調査サービス「Linkers Research」を中心に提供する。同サービスは企業の技術ニーズ・シーズを調査し、取り組むべき技術テーマを顕在化する。2025年7月期の調査件数は228件で、売上高は3億1,314万9千円、セグメント損失は5,081万9千円であった。生成AIの普及によるリサーチサービスのコモディティ化が影響し、受注が低迷した。現在は採算性を重視し、カスタマイズ調査へのシフトを進めている。また、2024年8月には技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map」も開始した。

収益構造と重要指標

当社グループの収益構造は、自社運営マッチングサービスにおける成果報酬型収益と、SaaS型システム「LFB」における月額課金型のストック収益に大別される。前者は案件ごとに基本利用料と成果報酬が発生し、後者は導入機関数の増加に伴い継続的な収益をもたらす。経営上の重要指標として、売上高・営業利益・経常利益の中長期的成長に加え、自社運営サービスの探索案件数、リサーチ事業の調査案件数、LFBの導入機関数を先行指標として用いている。2025年7月期の連結業績は売上高13億6,073万5千円、営業損失4億5,798万8千円と赤字に転落したが、ストック収益基盤は拡大基調にある。

業界の中での役割はものづくり領域に特化したビジネスマッチングサービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
14億円
営業利益
-5億円
営業利益率
-35.7%
純利益
-5億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
ビジネス マッチング事業10億円76.9%
リサーチ事業3億円23.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01製造業(ものづくり)主力

大手企業などの技術課題を、全国の中堅・中小企業の技術シーズとマッチングする技術探索サービス「Linkers Sourcing」を提供。AIマッチングや産業コーディネーターの推薦により、ニッチな案件も含めて成約率向上を実現。

ものづくり系マッチングサービスとして成約率約53.1%(2022年8月~2024年7月平均)

主な製品・サービス1
Linkers Sourcing
発注企業の技術課題に対し、受注候補企業を探索・紹介し、マッチングを成立させるサービス。基本利用料と成果報酬で収益化。

02技術・製品の用途開拓準主力

発注企業が保有する技術・製品の新たな用途や販路を開拓するため、その技術を必要とする企業との面談機会を創出する「Linkers Marketing」を提供。大手企業の技術部門との商談機会を提供する。

主な製品・サービス1
Linkers Marketing
保有技術や製品の新規用途開拓を支援し、潜在顧客との面談機会を創出するサービス。

03金融機関・事業会社準主力

金融機関や事業会社向けに、ビジネスマッチング業務を効率化するSaaS型システム「LFB(Linkers for BANK / Linkers for Business)」を提供。案件管理・進捗管理・情報共有を一元化し、成約率向上を支援する。

主な製品・サービス2
Linkers for BANK
金融機関向けのビジネスマッチングシステム。案件登録・進捗管理・情報共有を一元管理。
Linkers for Business
事業会社向けのビジネスマッチングシステム。企業内のマッチング活動を効率化。

04研究開発副次

技術調査サービス「Linkers Research」を提供。新規事業検討やR&Dテーマ設定のための技術ベンチマーク調査、パートナー探索などを専門リサーチャーが実施する。

主な製品・サービス1
Linkers Research
技術ニーズ・シーズ調査を専門リサーチャーが実施し、レポートを提供する。一般・マルチクライアント・カスタマイズの3タイプ。

05セミナー・イベント事業副次

「TechMesse Academy」として、企業の技術・サービスをプロモーションするためのセミナー等のイベント運営を支援する集客サービスを提供。

主な製品・サービス1
TechMesse Academy
技術テーマに興味を持つ技術者を集客し、企業のプロモーションイベントを支援する。

製品と技術

技術探索サービス「Linkers Sourcing」

「Linkers Sourcing」は、大手企業の技術課題を解決するための受注候補企業を探索するサービスである。当社が蓄積したビジネスマッチングデータを活用したAIマッチング、受注候補企業の自薦、産業コーディネーターによる推薦の3手段を組み合わせ、ニッチな案件も含め網羅的に候補を抽出する。産業コーディネーターは全国の地方自治体や金融機関、商工会議所などに所属し、ものづくりに知見を有する。2025年7月期の候補企業アカウント数は累計20,572社に達した。収益は発注企業からの基本利用料と面談・成約時の成果報酬で構成される。

用途開拓サービス「Linkers Marketing」

「Linkers Marketing」は、「Linkers Sourcing」のマッチングプラットフォームを利用し、発注企業の技術や製品の販路開拓を支援する。同サービスの特徴は、ものづくり分野の大手・中堅企業の技術部門との面談機会を創出する点にある。技術シーズ情報を継続的に配信する仕組みを持ち、情報配信先登録企業は600社以上(2025年7月末時点)に及ぶ。これらの企業の技術者を通じ、社内での技術情報共有が進み、商談化が期待される。収益は基本利用料と面談時の成果報酬(最大6社分)で発生する。

SaaS型マッチングシステム「LFB」

「LFB」は「Linkers for BANK」と「Linkers for Business」の総称で、ビジネスマッチングの案件登録・進捗管理・情報共有を一元化するSaaSシステムである。金融機関向けには「Linkers for BANK」、事業会社向けには「Linkers for Business」として提供。導入支援料と月額利用料によるストック収益モデルを採用し、2025年7月期の累計導入機関数は50機関に達した。同システムは、当社のマッチングプラットフォームと連携可能で、全国規模のデータベースを活用したマッチングが実現する。また、営業フロー構築やデータ分析などのコンサルティング支援も組み合わせたハイブリッド型サービスである。

リサーチサービス「Linkers Research」

「Linkers Research」は、企業が取り組むべき技術テーマや技術課題を顕在化するための調査サービスである。2024年8月に分社化された株式会社リンカーズOI研究所が提供する。同サービスは技術ニーズとシーズ両方の調査を手掛け、研究段階における探索を支援する。2025年7月期の調査件数は228件にとどまり、生成AIによるリサーチコモディティ化の影響を受けた。現在は採算性を重視し、カスタマイズ調査へのシフトを進めている。また、2024年8月には技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map」も新たに開始した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 製造業(ものづくり)ものづくり系マッチングサービスとして成約率約53.1%(2022年8月~2024年7月平均)

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

中小企業専門の販路開拓支援、赤字継続

リンカーズは、中小企業向けに新規販路開拓や営業代行・BPOサービスを提供する情報通信業の独立系企業です。同業他社には、VR専門の受託開発を行うVRAIN Solution(135A)、デジタルマーケティング支援のCocolive(137A)、ソフトウェア品質保証のL is B(145A)、IoTプラットフォームのソラコム(147A)、人材派遣・アウトソーシングのハッチ・ワーク(148A)などが上場しています。これらはいずれも売上高10億円前後の小型企業で、リンカーズはその中で特に地方の中小企業に特化した対面営業支援を強みとしています。しかし、2025年7月期の営業利益率は-35.7%と大幅な赤字であり、収益化が急務です。同業他社の中には黒字企業もあり、競争が激しい中で差別化とコスト削減が課題となっています。

強み

  • 大企業向けではなく、リソース不足の中小企業に専用の販路開拓支援を提供する独自ポジション。
  • デジタル化が進む中でも、対面営業のノウハウを強みとしており、顧客から一定の支持を得ている。
  • 地方都市に複数拠点を持ち、地域密着型の営業支援が可能で、地方企業からの需要を獲得。
  • 営業代行からBPOまで、顧客のニーズに応じてカスタマイズ可能なサービスラインアップを提供。

課題

  • 2025年7月期の営業利益率は-35.7%と大幅赤字。売上減少とコスト増が重なり、早期の黒字化が不可欠。
  • 2023年7月期16億円から2025年7月期14億円へと売上が減少。市場競争激化や需要減が背景。
  • 同業他社も個別領域に特化しており、明確な競合優位性を打ち出せていない。大手との競争も見込まれる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がリンカーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
14288アズジェント18億円10.6倍
25131リンカーズ17億円
33624アクセルマーク17億円
43672オルトプラス17億円
53908コラボス17億円16.1倍
64166かっこ17億円
7334Aビジュアル・プロセッシング・ジャパン17億円15.7倍
8198APostPrime17億円
94422VALUENEX17億円46.0倍
105616雨風太陽16億円
11298AGVA TECH16億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

SNS事業から技術探索サービスへの転換(2011~2013年)

2011年9月、東京都世田谷区にDisty株式会社として資本金400万円で設立された。当初は各産業で働く人を対象としたSNSサイト「Distty」を運営したが、2012年7月にサービス提供を終了。2012年4月に社名をDistty株式会社に変更し、本店を渋谷区に移転した。その後、ビジネスモデルの転換を図り、2013年4月に本店を宮城県仙台市青葉区へ移転し、東京には本社オフィスを開設。同年10月に技術探索サービス「eEXPOソーシング」(現「Linkers Sourcing」)の提供を開始し、現在の事業の礎を築いた。

社名変更と東京本社への集約(2015~2017年)

2015年4月、社名をリンカーズ株式会社に変更し、本社オフィスを東京都千代田区霞が関に移転した。この時期、技術探索サービスを中心としたビジネスマッチング事業に経営資源を集中させる方針を明確化した。2017年2月には本社オフィスを東京都中央区日本橋本町に移転し、同年6月にはグローバル技術リサーチサービス「Linkers Research」の提供を開始。自社運営型のマッチングに加え、調査サービスへ事業領域を拡大した。さらに2018年1月には金融機関向けマッチングシステム「Linkers for BANK」を投入し、SaaS型の新たな収益源を確保した。

サービスラインの拡充と認証取得(2018~2020年)

2018年3月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「JIS Q 27001」を取得し、同年12月にはプライバシーマーク「JIS Q 15001」を取得。セキュリティと個人情報保護の体制を整備した。2019年6月に用途開拓サービス「Linkers Marketing」、2020年6月に調達支援サービス「Linkers Trading」、2020年7月にサービスプロモーション支援「TechMesse Academy」を開始し、ものづくり企業の研究から開発、量産までの各プロセスをカバーするサービス群を整えた。2020年11月には本社オフィスを現在の東京都文京区後楽に移転した。

事業会社向けマッチングシステムと上場(2021~2022年)

2021年2月に本店を東京都文京区に移転し、同時に事業会社向けマッチングシステム「Linkers for Business」の提供を開始。同年10月には「Linkers Research」用アプリ「Linkers Research Clip」をリリースした。2022年10月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。これにより資金調達力と企業認知度を高め、さらなる事業拡大の基盤を築いた。上場後の2024年8月にはリサーチ事業を分社化し、株式会社リンカーズOI研究所を設立。同時に技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map」の提供を開始した。

年表24件を開く

2010年代

  • 2011年9月創業各産業で働く人を対象にしたSNSサイトの運営を目的として、東京都世田谷区にDisty株式会社を資本金4,000千円で設立(2012年7月にビジネスSNS「Distty」の提供を終了)
  • 2012年4月本店を東京都渋谷区に移転
  • 2012年4月商号変更社名をDistty株式会社に変更
  • 2012年6月一般社団法人東北経済連合会(東経連ビジネスセンター)と業務提携
  • 2013年4月本店を宮城県仙台市青葉区に移転し、本社オフィスを東京都千代田区霞が関に開設
  • 2013年10月技術探索サービス「eEXPOソーシング(イーエキスポソーシング)(現「Linkers Sourcing」(リンカーズソーシング))」の提供を開始
  • 2014年1月本社オフィスを東京都千代田区永田町に移転
  • 2015年4月商号変更社名をリンカーズ株式会社に変更
  • 2015年4月本社オフィスを東京都千代田区霞が関に移転
  • 2017年2月本社オフィスを東京都中央区日本橋本町に移転
  • 2017年6月グローバル技術リサーチサービス「Linkers Research(リンカーズリサーチ)」の提供を開始
  • 2018年1月金融機関向けマッチングシステム「Linkers for BANK(リンカーズフォーバンク)」の提供を開始
  • 2018年3月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)」を取得
  • 2018年12月個人情報保護マネジメントシステム(プライバシーマーク)の日本産業規格である「JIS Q 15001:2006」を取得
  • 2019年6月用途開拓サービス「Linkers Marketing(リンカーズマーケティング)」の提供を開始

2020年代

  • 2020年6月調達支援サービス「Linkers Trading(リンカーズトレーディング)」の提供を開始
  • 2020年7月サービスプロモーション支援サービス「TechMesse Academy(テックメッセアカデミー)」の提供を開始
  • 2020年11月本社オフィスを東京都文京区後楽に移転
  • 2021年2月本店を東京都文京区に移転
  • 2021年2月事業会社向けマッチングシステム「Linkers for Business(リンカーズフォービジネス)」の提供を開始
  • 2021年10月「Linkers Research」用アプリ「Linkers Research Clip(リンカーズリサーチクリップ)」の提供を開始
  • 2022年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2024年8月リサーチ事業を分社化し、株式会社リンカーズOI研究所を連結子会社として設立
  • 2024年8月技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map(リンカーズトレンドマップ)」の提供を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マッチングプラットフォームのSaaS化

    研究から量産まで一貫したビジネスマッチングサービスをSaaS型で提供。独自のデータ・企業ネットワーク・ノウハウとAIを組み合わせ、サブスクリプション型で顧客価値と収益を最大化する。

  2. 02

    金融機関向けサービス拡大と収益多様化

    「Linkers for BANK」の導入機関数拡大、オプション機能の拡充、マッチング機能の実装により収益機会を拡大。さらに地域金融機関以外の事業会社向け「Linkers for Business」でも広域連携を促進する。

  3. 03

    技術力とAI活用によるマッチング精度向上

    産業コーディネーターの確保、受注候補企業の獲得、AIを活用したマッチングシステムの機能向上により、精度の高いマッチングを提供する。

  4. 04

    収益基盤の拡充とサービスポートフォリオ拡大

    既存サービスへの新機能追加や提供エリア拡大に加え、マッチングプラットフォームを活用した周辺サービスを開発し、収益機会を増加させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で102人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は646万円で、3期前と比べて2.8%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は3.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2022年7月66537.92.679
2023年7月63538.63.180
2024年7月65538.93.189
2025年7月64638.93.5102

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都文京区201百万円
ビジネスマッチング事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社リンカーズOI研究所(注)3、4
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    「イノベーション・ジャパン2021~ビジネスマッチング~」におけるビジネスマッチング業務
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-07-05
  • 補助金
    [第十一回]事業再構築補助金_成長枠等(交付申請等)
    中小企業庁
    3,000万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は14億円営業利益-5億円前期と比べると減収で、売上が-6.7%。

売上高
-6.7%
14億円
営業利益
-5億円
純利益
-5億円
営業利益率
-35.7%
前期比 -29.0%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高13億円14億円
営業利益-7億円-5億円
純利益-7億円-5億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は5億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q6116.71
2023年4Q30
2024年1Q4−1−25.0−1
2024年2Q3−1−33.30
2024年3Q400.01
2024年4Q4−2
2025年2Q6−3−50.0−3
2025年4Q8−2−25.0−2
2026年2Q6−4−66.7−4
2026年3Q5−1−20.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2018年7月期からの8期で、売上は7億円から14億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-35.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2018年7月7−1−2
2019年7月6−3−3
2020年7月1223
2021年7月1432
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2022年7月1410
2023年7月1611
リサーチ事業を分社化し、株式会社リンカーズOI研究所を連結子会社として設立
2024年7月15−1−2
2025年7月14−5−4−35.7−5

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高14億円のうち、営業利益として残るのは-5億円-35.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-5億円、売上の-35.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金35.7%5億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金100.0%14億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-35.7%-5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
64.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比44.1pt
-35.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比42.4pt
-35.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-35.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-70.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2025年7月期は営業CFが−2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は9億円で、売上の7.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年7月0−17−19
2021年7月6−1−1514
2022年7月−1−10−212
2023年7月1−12014
2024年7月0−10−113
2025年7月−2−10−39

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2025年7月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は82.0%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年7月75276.6
2019年7月52350.1
2020年7月1612475.2
2021年7月1814479.0
2022年7月1715285.5
2023年7月2118388.5
2024年7月1817189.8
2025年7月1411282.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-1億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中70位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中589位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-35.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.7%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥124で、1年前と比べて-40.4%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥124+0.8%1ヶ月+9.7%1年-40.4%時価総額17億円
過去52週の値幅
安値¥110高値¥293

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR2.57倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月17日に125円と前日比5.04%上昇しましたが、1ヶ月では6.02%下落しています。25日線(119円)を僅かに上回り、75日線(126円)や200日線(148円)は下回ったままです。52週高値293円からは約57%低い水準で、52週安値110円に近い水準です。RSIは70.37と過熱感がありますが、これは短期的な反発によるもので、中期的には弱含みです。出来高は8月17日に7.3万株と増加し、買いが入っています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PBRが2.41倍と同業界平均の3.5倍を下回る一方、PERは算出不能で、直近の営業赤字が続く。ROEは6.2%と低水準で、配当利回りは0%と無配。業績は売上高が減少傾向にあり、2025年7月期は営業利益-5億円と赤字が拡大。PBRのみで見ると割安感があるが、収益性の低さと成長の欠如を考慮すると、バリュエーションは割高と判断。配当がない点も投資家にとってはマイナス。

指標この会社業種平均
PBR2.57倍2.96倍
ROE6.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

企業間マッチング市場の拡大が期待される一方、赤字が続き成長戦略の実効性が問われる。強気派は潜在市場の大きさと政府の後押しによる需要拡大を評価し、黒字転換への期待を持つ。弱気派は売上減少と赤字拡大を指摘し、ビジネスモデルの収益化に不信感を持つ。

プラスに働く材料7
  • 市場成長が期待

    オープンイノベーション市場は政府主導で拡大が見込まれる

  • 会費収入が安定

    既存顧客からのサブスク収入が積み上がる

  • 競合が少ない

    国内の独立系マッチング企業は限られる

  • 2023年7月期に純利益1億円の黒字実績不定影響

    2023年7月期の純利益1億円

  • 赤字5億円を時価総額16億円が織り込み継続影響

    時価総額16億円、営業赤字5億円

  • 外国株主比率4.75%と一定の海外需要継続影響

    外国株主比率4.75%

  • 株価116円の低位株で値動き期待継続影響

    株価116円、時価総額16億円

マイナスに働く材料7
  • 売上が減少

    売上高は16億円から14億円へ減少傾向

  • 赤字が拡大

    営業利益率は-35.71%まで悪化

  • 収益化の不確実

    成果報酬モデルは成約まで時間がかかる

  • 営業赤字5億円、営業利益率-35.71%決算発表後影響

    売上高14億円、営業赤字5億円

  • 売上高14億円と3期連続減収通年影響

    売上高14億円(前期15億円)

  • 配当利回り0%で株主還元がない継続影響

    配当利回り0%、純利益マイナス5億円

  • 株価1年で41.41%下落し需給悪化継続影響

    1年株価変化率-41.41%

次の決算で確かめる点
会員数と成約件数
マッチングの実効性が収益に直結するため
解約率
サブスク収入の継続性を測るため
売上総利益率
ビジネスモデルの収益性を確認するため

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ3,356人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.4%を占め、残る74.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他29.166.667.964.4
事業法人70.126.626.525.4
証券会社0.81.84.35.4
外国法人4.20.54.7
金融機関0.80.70.1
外国人個人0.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01前田 佳宏19.44
02合同会社SAKUNANA18.12
03SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合9.20
04加福 秀亙6.04
05京侑株式会社4.35
06楽天証券株式会社2.01
07MSCO CUSTOMER SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.44
08NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW (常任代理人 野村證券株式会社)1.19
09株式会社日経ビーピー1.07
10ソウルドアウト株式会社1.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-09-01
    SBIインベストメント株式会社
    新規の大量保有報告
    11.29%
    +0.38pt
  • 2026-06-01
    SBIインベストメント株式会社
    新規の大量保有報告
    9.14%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+100%、1株純資産は5期で+667%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%
2018年7月−15,730
2019年7月−25,570
2020年7月2639.6
2021年7月151113.8
2022年7月41203.4
2023年7月81356.2
2024年7月−15121
2025年7月−4081

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/7期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
前田佳宏代表取締役社長495,182,400
加福秀亙取締役48834,500
江頭宏一取締役 経営管理本部長5669,500
水田正道取締役67
長島聡取締役57
梅川栄吉常勤監査役74
保田隆明監査役51
江尻琴美監査役52

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)372667826
社外取締役523235

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容10,098字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び当社の連結子会社である株式会社リンカーズOI研究所の2社で構成されております。 当社グループでは、「マッチングで世界を変える」というミッションのもと、企業と企業の出会いのあり方を見直し、従来の産業構造では成し得なかった最適な出会いを提供することで、多くのイノベーションを生み出す産業のしくみを国内外に築き、産業全体の生産性を最大化するための連携のハブとなる企業を目指すために、ものづくり企業のあらゆる探索等の課題に対して、マッチングプラットフォームの運営を中心に課題解決のサービスを提供しております。 当社においては、中核事業であるビジネスマッチング事業として、開発段階におけるニーズ起点のマッチングを手掛ける技術探索サービス「Linkers Sourcing」、シーズ起点のマッチングを手掛ける用途開拓サービス「Linkers Marketing」を中心とした自社運営マッチングサービスと、金融機関向けのビジネスマッチングシステム「Linkers for BANK」、同じく事業会社向けのビジネスマッチングシステム「Linkers for Business」を運営するSaaS型マッチングサービスを提供することで、多様なマッチング機会を創出しております。 また、連結子会社である株式会社リンカーズOI研究所は、研究段階における技術ニーズ・シーズの調査を手掛け、その企業が取り組むべき技術テーマや技術課題の顕在化を行う「Linkers Research」をリサーチ事業として提供しております。 これら一連のサービス提供を通じて、ものづくり企業の研究から開発に至るまでの各プロセスにおける課題解決をワンストップで支援することで、ものづくり企業のイノベーションを促進する価値創出を行っております。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 ビジネスマッチング事業 (1) 自社運営マッチングサービス a.「Linkers Sourcing」 イ.サービスの内容 「Linkers Sourcing」は、大手企業を中心とした技術課題を抱えた発注企業と、ものづくりに特化した全国の中堅・中小企業等を引き合わせる技術探索サービス(注1)であります。新たなイノベーションや技術を産み出すことで他産業へも波及効果を持つ、日本のGDPの2割前後を占める製造業(注2)を中心としたものづくり企業の活性化を目的としております。 当社が提供するマッチングプラットフォームは、当社が蓄積してきたビジネスマッチングデータを活用したAI(注3)マッチング、受注候補企業の自薦、及び地元企業に密着・支援している産業コーディネーター(注4)からの推薦による、現場の暗黙知情報(注5)を含めた網羅的な受注候補企業の抽出と選定を実現し、ニッチな案件も含めてマッチングを可能(成約率約53.1%(注6) 2022年8月~2024年7月までの平均値)とした、ものづくり系マッチングサービスとなります。 また、「Linkers Sourcing」は、サービスを利用する発注企業との間でのみ、案件探索時に①基本利用料が、面談ないしは成約に至った場合に②成果報酬(面談)、③成果報酬(成約)がそれぞれ収益として発生いたします。 ロ.サービスの特徴 「Linkers Sourcing」の具体的な特徴としては、以下が挙げられます。 1. 各地域の企業や研究機関をよく知る産業コーディネーターの紹介による受注候補企業 全国の地方自治体、地域金融機関、中堅・中小企業支援機関、商工会議所、大学などに所属する産業コーディネーターが登録されております。これまでものづくりに知見を有する産業コーディネーターを介して、多数の有力な受注候補企業の獲得がなされており、受注候補企業が保有する独自技術やその特徴等を当社データベースとして活用することで、新商品、新規事業開発などにおける大手企業(発注企業)のニーズを満たすものづくりに特化した有力企業等(受注候補企業)を、網羅的に複数探索することが可能となります。 2. 多様なマッチング手段の提供 当社グループのマッチングプラットフォームには、過去に手掛けた「Linkers Sourcing」の探索によりアカウント登録された受注候補企業の法人情報と、過去のマッチング情報がデータベース化されております。現在も当社が案件探索を行う都度、案件の受注候補となる企業を探し、登録を促すなどしてデータベースの拡充を図っております。 これにより、当社から配信する探索案件情報に対して、自らエントリーする自薦制度以外にも、当社がこれまでの探索プロセスにてネットワーク化したものづくりの企業を中心とした法人データベースを活用し、AIマッチングにより抽出した受注候補企業や、当社の事務局自らが探索した受注候補企業にエントリーを促すことが可能になります。 「Linkers Sourcing」の探索を通じて当社に蓄積された知見を掛け合わせることで、複数の探索プロセスを提供することが可能となり、更にはマッチング機会の最大化を図ることが期待できます。 「Linkers Sourcing」における候補企業アカウント数の累計の推移は、以下のとおりであります。 (単位:社数) 区分   2024年7月期   2025年7月期 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 候補企業 アカウント数(※)   登録数   192   126   136   150   102   101   136   83 累計   19,738   19,864   20,000   20,150   20,252   20,353   20,489   20,572 ※ 「Linkers Sourcing」でのマッチング候補先の企業数を指します。 b.「Linkers Marketing」 イ.サービスの内容 「Linkers Marketing」は、当社独自の企業ネットワークを活用して、当社が提供するマッチングプラットフォームにて、発注企業が保有する技術・製品を必要とする会社との面談機会創出の支援を行う技術・製品の用途開拓サービスとなります。 また、「Linkers Marketing」は、サービスを利用する発注企業との間でのみ、案件探索時に①基本利用料が、面談に至った場合に②成果報酬(面談、最大6社分)がそれぞれ収益として発生いたします。 ロ.サービスの特徴 「Linkers Marketing」の具体的な特徴としては、以下が挙げられます。 1. 技術課題を抱えた大手企業との商談機会の創出 「Linkers Marketing」は、「Linkers Sourcing」と同一のマッチングプラットフォームにて提供するサービスとなります。当社は、「Linkers Sourcing」を通じて、これまでに約2,000案件(2025年7月末日現在)の技術パートナー探索を手掛けていることから、「Linkers Sourcing」のマッチングプロセスを通じて培ってきた企業ネットワークは、大手企業から中堅中小企業まで幅広い接点を有しております。 特にものづくりに特化したサービスという背景もあり、当社グループの企業ネットワークは各社の技術部門と接点を有しております。そのため、「Linkers Sourcing」とは対照的に、「Linkers Marketing」を利用する発注企業は、ものづくり分野の大手・中堅企業の技術部門との面談に繋がることが多く、新技術のマーケティングを実現することが可能となります。 2. 顧客との商談を創出 当社グループは、主に「Linkers Sourcing」のサービス利用があり、大手企業の新技術への関心が高い技術者に向けて、継続的に当社から技術シーズ情報配信の案内を行っております。 これにより、情報配信先への登録を促してそのネットワーク化を図ってきており、これまでにその登録企業は600社以上(2025年7月末日現在)に及んでおります。 これらの登録企業に向けて技術シーズ情報を配信することで、受信した技術者を通じて大手企業内での技術情報の共有がなされるケースが多いことから、商談機会の創出が期待できます。 「Linkers Sourcing」及び「Linkers Marketing」における探索案件数の推移は、以下のとおりであります。 (単位:件) 区分   2024年7月期   2025年7月期 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 探索件数 (※)   件数   63   46   43   31   22   26   31   21 年間合計   183   100 ※ 「Linkers Sourcing」及び「Linkers Marketing」での案件探索の合計となります。 また、「Linkers Sourcing」及び「Linkers Marketing」における取引社数の推移は、以下のとおりであります。 (単位:社数) 区分   2024年7月期   2025年7月期 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 取引社数 (※1)   登録数   26   11   14   6   9   6   9   4 累計(※2)   670   681   695   701   710   716   725   729 ※1 「Linkers Sourcing」及び「Linkers Marketing」での発注実績のある企業数を指します。 ※2 取引社数の累計数は、「Linkers Marketing」のマッチング候補先としての規模感を表す参考値として記載しております。 (2) SaaS型マッチングシステム 「LFB(Linkers for BANK/Linkers for Business)」 イ.サービスの内容 「LFB」は、「Linkers Sourcing」のマッチングプラットフォームをベースに開発したSaaS型ビジネスマッチングシステム(注7)となります。地域金融機関、及び事業会社が取り扱うビジネスマッチングの案件登録・進捗管理・情報共有を一元管理することで、ビジネスマッチングの効率化を図るとともに、案件情報の全体での共有とマッチングのノウハウ等のナレッジ共有を実現することによるマッチングの成約率向上に特化したサービスであります。金融機関向けには「Linkers for BANK」を、事業会社向けには「Linkers for Business」を提供しております。 また、「LFB」は、導入機関との間でシステムの導入時に①導入支援料が収益として発生するとともに、サービス利用開始から②月額利用料が契約期間に従って継続的に収益として発生いたします。 ロ.サービスの特徴 「LFB」の具体的な特徴としては、以下が挙げられます。 1. システムによる業務効率化とコンサルティング支援を組み合わせたハイブリッド型マッチングプラットフォーム 従来、地域金融機関等では行職員にて案件情報が属人的に管理されているなど、情報の非対称性が課題となっておりました。「LFB」を導入することで情報の一元管理が可能となり、より多くの行職員間での情報共有が適切になされます。 行職員間で過去のマッチング事例やノウハウが共有されることから、地域金融機関等の顧客が持つ、売りたい(又は買いたい)商材やサービスを、より多くマッチングする機会を創出することが期待できます。 また、案件や顧客情報を一元管理し、同意書や請求書の処理をオンライン化することで、管理工数の大幅な削減が可能となり、削減分の時間を営業活動に充てられるため、より多くの商談創出が可能になります。 さらに、営業フロー構築、データ分析、ビジネスマッチングセミナー、業種別ソリューション分析など、導入後も成果を出し続けるための多彩な支援メニューを実装していることから、営業担当者のスキル底上げや提案力向上を通じ、機関全体での成果最大化の実現が期待できます。 「LFB」導入機関にて創出された商談数(※1)の推移は、以下のとおりであります。 (単位:件) 2024年7月期   2025年7月期 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 発生商談数 (※2)   20,194   22,592   21,929   26,449   24,740   30,225   28,828   32,586 ※1 「Linkers for BANK」導入機関内で発生したビジネスマッチングの商談数であり、「Linkers for BANK」導入により創出されたマッチング案件の推移を示したものであります。 ※2 「Linkers for BANK」全導入機関の商談数 2. 様々なマッチング手段を用いて多くの商談を創出 「LFB」は、「Linkers Sourcing」及び「Linkers Marketing」を提供している当社のマッチングプラットフォームとシステム連携することが可能であり、全国規模のデータベースを活用したマッチングの実現及び販路開拓案件への対応が可能となります。 また、「Linkers for BANK」を導入している金融機関は、従来、財務データや担保・保証による定量評価での融資が中心でありましたが、本システム導入に伴いビジネスマッチングのノウハウを蓄積することで、取引先企業の事業内容や成長可能性などを適切に評価して行う融資、すなわち「事業性評価」を行うことが期待できます。 「LFB」の導入機関数累計の推移は、以下のとおりであります。 (単位:機関) 2024年7月期   2025年7月期 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 導入数(※)   △3   2   1   8   -   △1   2   2 導入累計(※)   36   38   39   47   47   46   48   50 ※ 「Linkers for BANK」及び「Linkers for Business」の導入数 3. 広域連携と成果創出の加速 「LFB」は、単一機関内のマッチングを超えて、他の「LFB」利用機関との広域連携により全国規模での案件共有・商談創出を可能にします。これにより、地域内で解決できない課題にも対応可能となり、取引先の販路を全国に拡大することが期待できます。 広域連携を開始した機関では、紹介依頼数や商談数、成約数が増加するなど、着実に成果が拡大しているとともに、利用機関同士による事例共有やユーザー会を通じた情報共有により、継続的な成長が可能となります。 (3) その他サービス a.「TechMesse Academy」 イ.サービスの内容 先端技術の動向や、オープンイノベーション(注8)に関心がある聴講者に向けて、企業が手掛ける知識やノウハウなどを「伝える」「学ぶ」をコンセプトに、企業が保有する技術やサービス、自治体並びに外郭団体等が支援している企業が保有する技術やサービスのプロモーション活動等を支援する集客型のイベント運営サービスとなります。 「TechMesse Academy」は、セミナー等のイベント支援の完了時に、イベント支援内容に応じて発注企業と契約を締結した契約額に基づいて収益が発生いたします。 ロ.サービスの特徴 「Linkers Sourcing」や「Linkers Marketing」の探索等でネットワーク化した、当社が保有するものづくりに知見や興味を有する技術者をデータベースとして活用し、技術やサービスに関するセミナー等のイベントの案内をすることで、広告出稿や展示会出展ではなかなかリーチできない企業のキーマンや、オープンイノベーション又は先端技術に関心のある技術者の集客が可能となります。 b.「Linkers Trend Map」 イ.サービスの内容 「Linkers Trend Map」は、数万件に及ぶ論文や特許情報をAIとリサーチャーの知見を活用して分析・可視化することで、研究開発や事業企画に役立つ技術インサイトを提供するサービスとなります。 EV・カーボンニュートラルなどのトレンド把握、競合ベンチマーク、加工技術の調査、新素材の用途探索など、幅広いテーマに対応し、目的に沿った検索式でデータ抽出を行って、独自のカテゴライズ手法で技術動向を明確化します。得られた分析結果は、戦略立案や製品開発の意思決定に活用することが期待できます。 「Linkers Trend Map」は、成果物の検収時に契約額に基づき収益が発生いたします。 ロ.サービスの特徴 「Linkers Trend Map」の最大の特徴は、「AIによる大規模分析」と「リサーチャーによるファクト精査・示唆出し」を組み合わせるハイブリッド型手法となります。 AIが見落としがちな関連性や技術トレンドを網羅的に検出し、リサーチャーが目的に即した観点で品質を担保、分析視点は用途・技術・素材など自由に設計でき、数万件に及ぶ文献に対応が可能です。 ステップごとの詳細分析やカスタム調査にも対応し、「Linkers Research」との連携により深掘りも可能となります。 リサーチ事業 リサーチサービス a.「Linkers Research」 イ.サービスの内容 「Linkers Research」は、企業が新規事業やマーケティングを行うにあたって直面する研究パートナーや技術パートナーの探索、新規事業検討、R&D(注9)のテーマ検討のための技術ベンチマーク調査、及び出資先や提携先検討のための有力企業発掘など、企業が抱える様々な課題、情報の取得困難性に対して、技術専門性のあるリサーチャーが調査結果をまとめたレポート等を提供するサービスとなります。 「Linkers Research」は、成果物の検収時にそれぞれの契約額に基づき収益が発生いたします。 ロ.サービスの特徴 「Linkers Research」は、企業の新規事業検討やR&Dのためのテーマ検討の技術ベンチマーク調査など、研究・技術パートナー探索に対するニーズやフォーカスに応じて、以下のようなサービスを提供しております。「Linkers Research」を通じて創出した新規事業のテーマに対して、当社が提供する「Linkers Sourcing」や「Linkers Marketing」を活用することで、更なる深耕が期待できます。 「Linkers Research」においては、各専門分野に精通したリサーチャーと契約を締結してネットワーク化することで、企業からの様々なテーマ設定に対して対応することが可能となります。 また、実際の調査受注時には、リサーチャーネットワークに属する外部のリサーチャーに、単品テーマやフォーカスを絞った企画等の情報収集を委託します。その成果物は、当社内のリサーチャーが専門家視点で重要な技術情報の目利きを行い、統一化された粒度で技術情報を整理する分業体制を構築することで、調査成果物の品質管理と納期等のプロジェクト管理の両立が可能となっております。 1. 一般リサーチ 企業が関心のある技術領域に関して、それぞれの調査テーマ・フェーズに適合した情報ソース、調査範囲、対象及び調査項目等の要件を定義して、調査を行っております。 2. マルチクライアントリサーチ 当社グループが独自の視点で選択した特定の時節テーマや先端技術等の調査テーマにおいて、複数の企業に参加を募り、その調査結果を参加企業に限定して提供しております。複数企業に参加いただくことで費用負担を軽減しつつ、多くの調査結果を得ることが可能となります。 3. カスタマイズリサーチ 顧客の課題に合わせて個社別にカスタマイズした調査アウトプットを提供しております。例えば、技術を活用した新規事業を立ち上げる際の市場動向調査、法規制動向調査、技術の競争力の考察など、幅広いテーマに対応しております。 「Linkers Research」における調査案件数の推移は、以下のとおりであります。 (単位:件) 区分   2024年7月期   2025年7月期 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期 調査件数 (※)   件数   59   80   117   42   44   63   83   38 年間合計   298   228 ※ 一般リサーチ、マルチクライアントリサーチ、及びカスタマイズリサーチにおける受注件数の合計となります。 b.「Linkers Research Clip」 イ.サービスの内容 「Linkers Research Clip」は、「Linkers Research」にて作成したレポート等を、簡単に社内共有できるサービスであり、調査横断のテキスト検索や、社内の技術情報への興味の可視化など、調査結果を活用することが可能なWebアプリとなります。 2025年7月期より、「Linkers Research Clip」は、「Linkers Research」の付随サービスと位置付け、マーケティングツールに用途を転じたことから、無償での提供に変更しております。 ロ.サービスの特徴 「Linkers Research Clip」は、これまでExcelやPDF等のファイルとして提供してきた「Linkers Research」のレポート等を閲覧するためのWebアプリとなります。アプリ内のデータベースに蓄積した技術情報を、複数の条件やフィルタで検索した検索結果をカード形式で表示することで、効率的に各技術情報を把握することが期待でき、また、調査結果の共有を行うことで、調査結果の活用や可視化、調査結果に対する個々人の興味情報のトレンド分析が可能となります。 (注)1.発注企業の技術課題を解決できる技術を保有する企業を探索して、マッチングを行うサービスを指しております。 2.令和5年12月25日 内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部『2022年度(令和4年度)国民経済計算年次推計』 3.Artificial Intelligenceの略で、人工的に作られた知能を持つコンピュータシステムやソフトウエアを指しております。 4.当社が提供する探索・マッチングサービスにおいて、受注候補企業等の推薦を行う情報提供者を指しております。 5.個人的な経験や勘などに基づく他人に説明することが難しい知識のことで、経験やノウハウを指しております。 6.発注企業と受注候補企業との間で個別契約等が締結されるなどの成果が発生し、発注企業によりマッチングプラットフォーム上でマッチング成立とされた率を指しております。 7.「Software as a Service」の略であり、クラウドサーバーにある当社が開発したビジネスマッチングシステムを、インターネットを経由して利用できるサービスを指しております。 8.2006年に米国研究者のヘンリー・チェスブロウ氏の著書『Open Innovation:The New Imperative for Creating And Profiting from Technology』にて提唱された概念を指しております。 9.Research and Developmentの略で、自社の事業領域に関する研究や新技術の開発力を高めるために必要な活動を行うことを指しております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題5,872字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「マッチングで世界を変える」というミッションを掲げ、従来の企業同士の出会いのあり方を見直し、最適な出会いを提供することにより、多くのイノベーションを生み出す「別次元の産業構造」を築いていくため、当社グループ独自のビジネスマッチングプラットフォームを提供することで国内産業の生産性の改善、更には国力の発展に寄与することを経営方針としております。 また、当社グループは、ものづくり産業におけるニーズ(発注企業)とシーズ(受注候補企業)を結びつけることを活動の中心としており、これまで「ものづくり」に強みを活かしたビジネスマッチングサービスとして、企業間のマッチングプロセスの課題解決のためのサービスを提供し、収益を得ることを事業の根幹としております。 今後は、経営方針・理念の実現に向けて、産業横断でより広範囲にマッチングプラットフォームをSaaS型として提供し、商流構築までサービスに取り込むことで、新しい企業間の組合せによる商流発生を促進し、生産性の高い新しい産業構造の創出に取り組んでまいります。具体的には下図の①から④の4つの戦略指標をバランス良く制御しながらマッチングプラットフォームの拡大を目指してまいります。 また、上記ミッションのもと、当社グループの役員及び従業員全員の共通価値観として「Linkers Quality」を定めて、以下7つの指針を基に日々の活動を行っております。 ① 三方良し ― 業界を変えるプラットフォーマーであり続けたい ― ② 悩んだらブレスト ― 組織として最高のアウトプットを更新し続ける ― ③ 強固な信頼インフラ ― 摩擦を恐れずにオープンで本質的な議論を ― ④ ボトルネックとキードライバー ― 費用対効果の最大化 ― ⑤ トライ&エラーの高速回転 ― スピード感をもって課題解決と組織学習を実現する ― ⑥ ユーザーファースト ― ユーザーの期待を超えるサービスを提供する ― ⑦ オーナーシップ ― リンカーズの事業成長、ひいては顧客への価値提供を最大化する ― (2)経営上の目標の達成状況を判断するための指標 当社グループは、持続的な事業拡大と企業価値の向上を図っていくために、売上高、営業利益及び経常利益の中長期的な成長を重要指標としております。また、当社グループの主力サービスである「Linkers Sourcing」及び「Linkers Marketing」における探索案件数、「Linkers Research」における調査案件数、及び「LFB」における導入機関数等については、各サービスの先行指標として今後のシステム投資や営業施策の決定における判断材料となるため、重要な指標として経営判断に利用しております。各サービスの指標の推移については、「第1 企業の概況 3 事業の内容」の各サービスの説明に記載しております。 (3)経営環境及び中長期的な経営戦略 当社グループが提供する「Linkers Sourcing」を中心としたビジネスマッチング事業は、企業の新規取引先探索を支援する事業であります。従来は、商社、銀行、コンサルティング会社及び展示会支援業者等が、自社のサービスの一部として実施してきたサービスでしたが、2000年代以降、EC(注1)をはじめとするWebサービスの発展に伴い、Webを介した企業間でのマッチングサービスが、それらを代替してきております。 特に、製造業においては消費者ニーズが多様化し、製品ライフサイクルが短縮化する中で、自社外の人材・技術を活用し迅速に新製品・サービスを市場投入する「オープンイノベーション」が企業経営戦略上の重要性を高めています。内閣府「統合イノベーション戦略2025」においては、イノベーション・エコシステム形成の推進など、産学官の協調を通じた成長分野の開拓や、スタートアップ育成・事業化支援にも直結し、企業間マッチング需要の拡大を政策面でも後押ししており(注2)、Webを介した企業間マッチングサービスの需要拡大を後押ししていると考えております。更に、IoT(注3)の普及に伴い製造業だけでなく、今後は、あらゆる業種においてインターネットを介した企業間連携の増加が見込まれるため、新規取引先探索サービスの需要は拡大していくと当社は想定しております。 わが国の製造業は、サプライチェーンの再構築、脱炭素・DX対応等の構造変化に直面しており、企業外部の知・技術・供給網の探索ニーズが継続的に拡大しております。経済産業省『2024年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)』では、価値創造の源泉が自社完結型から協業・共創を前提としたオープンな取組へと移行していること、並びにCX/DXによる全体最適と新規事業機会の拡大が中核論点として整理されており(注4)、こうした環境下において、研究・開発・量産に至る各段階で「最適な相手先と迅速につながる」ためのプラットフォーム需要が高まっております。 総務省「2024年(令和6年)科学技術研究調査結果の概要」によれば、我が国の科学技術等に関する研究活動における科学技術研究費の総額は、2023年度は22兆497億円に達しており、対GDP比3.70%と高水準で推移し、その73.1%を企業が占めております(注5)。企業の科学技術研究費を産業別にみると、「製造業」が13兆8,527億円と最も多く、中でも「輸送用機械器具製造業」の占める割合は32.0%(4兆4,361億円)、次いで「電機」の占める割合が23.2%(3兆2,150億円)となるなど、引き続き製造業における新たな技術の創出や、他社との差別化に向けた科学技術研究費の投資は継続しております。 製品ライフサイクルの短縮化、業界を超えた有業領域の拡大、新興国の技術的な追い上げなどの諸要因による産業構造や社会構造の変化などに対応するため、技術探索・用途開拓・量産調達までの外部連携が成果に直結する度合いは増しており、研究投資の回収を早める観点からも「探索・マッチングの精度と速度」を担保する仕組みの重要性は一段と高くなると想定できることから、今後もオープンイノベーションに対する投資がなされると推測しております。 当社グループは、技術的な目利きのできる産業コーディネーターや、当社が独自に開拓したものづくりの技術を保有する中堅・中小企業のネットワークを活用し、技術探索のプロセスを効率化した独自のマッチングプラットフォームを介して製造業を中心に国内の最適な技術やリソースを紹介することによって、主に製造業における技術課題を解消するマッチングサービスを提供しており、技術・商流双方での高精度マッチングを提供することで、広範な産業横断の潜在需要を取り込める立ち位置にあり、当社グループのビジネスマッチングサービスの需要は高まっていると判断しております。 このような経営環境のもと、当社グループは以下の施策を中心に事業展開を進めてまいります。 ① ビジネスマッチング業務をワンストップで支援する体制の構築と業務ノウハウの蓄積 生成AIを活用して論文・特許情報を元に技術の大規模分析を行うサービス「Linkers Trend Map」や、子会社が提供する「Linkers Research」は、研究段階における技術ニーズ・シーズの調査を手掛け、その企業が取り組むべき技術テーマや技術課題の顕在化を行い、当社が手掛ける「Linkers Sourcing」にて開発段階におけるニーズ起点のマッチングを手掛ける技術探索サービスを提供し、「Linkers Marketing」にてシーズ起点のマッチングを手掛ける用途開拓サービスを提供することで多様なマッチング機会を創出いたします。 これら一連のサービス提供を通じて、ものづくり企業の研究から開発、そして量産に至るまでの各プロセスにおける課題解決をワンストップで支援することで、ものづくり企業のイノベーションを促進する価値創出を行います。 さらに、当社グループが培ってきた「独自データ、企業ネットワーク、調査・マッチングノウハウ」とAIを組み合わせたSaaSを開発することで、これまでのスポットでの顧客支援からSaaSを活用した価値提供を行ってまいります。これにより、これまで捉えきれなかった顧客の調査・マッチングニーズをサブスク型で解決することにより、顧客価値の最大化と収益最大化を狙ってまいります。このSaaSの拡大によって多数のユーザーが調査・マッチングをSaaS上で行うことにより、当社グループに更なる独自情報の蓄積とネットワークの強化をもたらすものと考えています。 ② 金融機関向けSaaS型サービスの拡大並びに水平展開とマッチング収益の機会拡大 現在、地域金融機関を中心にサービスを提供している「Linkers for BANK」においては、導入機関数の拡大はもとより、オプション機能の拡大やサポート支援サービスの拡充、さらに、導入機関の取引先企業のニーズを吸い上げ、当社で探索したシーズとマッチングさせる機能を実装することで、ビジネスマッチングの機会を創出し収益化機会のより一層の拡大を目指します。 さらに、収益の多様化を目的にマッチングビジネスへの参入を企図している地域金融機関以外の事業会社向けに提供を行っている「Linkers for Business」においても、導入機関の拡大とともに、地域金融機関との情報共有や協業スキームの構築ができつつあることから、「LFB」の最大のメリットである他機関及び業種間の垣根を越えた広域連携の促進を進めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 収益基盤の拡充 当社グループの事業拡大のためには、サービスポートフォリオの拡充も課題の一つであると考えております。既存サービスにおいては、新たな機能の追加や利用企業層の開拓、提供エリアの拡大により収益機会の増加を図るとともに、構築したマッチングプラットフォームを活用した新たな周辺サービスを開発していくことが必要であると考えております。 ② 技術力の拡充 当社グループは、ウェブサイトによるサービス運営を中心に事業展開しており、そのシステム開発を自社で内製化しているため、常に外部環境におけるITの進化に注視しながら技術力の進歩に努めてまいります。 また、優秀なエンジニアの確保など技術部門の強化を推進し、持続可能な付加価値の高いサービスの実現を図ってまいります。 ③ 優秀な人材の確保 当社グループは、今後の事業拡大に伴い、当社グループのミッションに共感し高い意欲を持った優秀な人材を継続的に採用していく必要があると考えております。労働市場における知名度の向上を図り採用力の向上に努めるとともに、業務環境や福利厚生の改善により採用した人材の離職率の低減も図ってまいります。 ④ 内部管理体制の強化 当社グループが継続的な成長を続けるために、拡大する事業規模及び組織規模に合わせた組織的な管理体制を構築するとともに、経営の公正性や透明性を確保するために、当社グループ事業に精通した事業部門と、会計や法令に知見のあるコーポレート部門が協働して内部統制システムの整備・強化を図り、レピュテーションリスクの排除やコーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでまいります。 ⑤ 当社グループサービスの認知度向上 当社グループが今後も高い成長率を維持していくためには、提供するサービスのユーザビリティ、品質の向上等に加えて各サービスの認知度向上による新規顧客の拡大が不可欠であると考えております。当社グループでは、これまで新聞・テレビ・雑誌等のマスメディア広告等には注力しておらず、ものづくり系の展示会やセミナー活動等を通じて顧客開拓を行ってまいりました。しかしながら、各種サービスのさらなる拡大を図るにあたり、今後は費用対効果を十分に見極めながら広告宣伝活動、及び企業認知度向上のためのブランディングにも取り組んでまいります。 ⑥ マッチング精度の向上 当社グループのビジネスマッチング事業は、精度の高いマッチング技術の構築が必要不可欠となります。連携する産業コーディネーターの確保と、有力な技術を保有する受注候補企業のさらなる獲得を進めるとともに、これまで培ったマッチングノウハウをベースにAIを活用したマッチングシステムの機能向上等を図り、より精度の高いマッチングを提供できるよう努めてまいります。 ⑦ システムの安定性の確保 当社グループの主要事業においては、インターネット上にてサービスを提供しており、安定した事業運営を行うにあたっては、ウェブサイトに係るシステムのセキュリティ、開発・運営保守体制の構築が極めて重要であると認識しております。今後も、システムの安定性確保に取り組み、市場環境の変化に対応した運用体制整備を継続的に行ってまいります。 ⑧ 情報管理体制の強化 当社グループは、公開前の事業戦略や製品企画など多くの機密情報や個人情報等を保有しており、その重要性については十分に認識しております。それらの保護体制構築に向けて、社内規程の厳格な運用、定期的な社内教育の実施、情報セキュリティマネジメントシステムの構築・維持向上に努めることで、今後も引き続き情報管理体制の強化を図ってまいります。 (注)1.Electronic Commerceの略であり、電子商取引、インターネット上で商品やサービスの売買を行うことを指しております。 2.2025年6月6日閣議決定、内閣府 3.Internet of Thingsの略であり、あらゆる「モノ(物)」がインターネットに接続され、モノ同士が相互に通信することにより実現するサービスや仕組みのことを指しております。 4.令和6年5月31日 経済産業省、厚生労働省、文部科学省 5.令和6年12月13日、総務省
事業等のリスク6,757字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループのリスク管理体制につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項 ロ.リスク管理体制の整備の状況」に記載のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業環境に関するリスク ① 競合について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) ビジネスマッチング事業は、発注者の要望に応じることのできる多数の受注候補者を囲い込みできるか否かを除いては、参入障壁が比較的低いビジネスモデルであります。また、将来の成長が期待される市場であり、国内外の事業者がこの分野に参入してくる可能性があります。これまで、先行して事業を推進することで、連携する産業コーディネーターを通じてこれまで有力な受注候補企業を増加させてきたことや、マッチングプラットフォームの法人データベースの構築、及び運用に取り組んできたことが優位性につながっており、実際に競合する状況も限定的となってきております。 しかしながら、今後において十分な差別化や機能向上等が図られなかった場合や、新規参入により競争が激化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 自然災害について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 大規模な地震等の自然災害や事故など、当社グループによる予測が不可能かつ突発的事由によって、事業所等が壊滅的な損害を被る可能性があります。このような自然災害に備え、従業員安否確認手段の整備、オフィスでの備蓄食料・生活物資の確保、無停電電源装置の確保等に努めておりますが、想定を超える自然災害が発生する場合は、当社グループの事業活動が制限され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。当社グループが直接被災しない場合であっても、外注先等の被災により、間接的に損害を受ける場合もあります。また、災害等の発生によって、電力等の使用制限による社会インフラ能力の低下、個人消費意欲の低下といった副次的な影響により、発注者や受注者の事業活動の抑制につながる可能性があり、そのような場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 新たな感染症の拡大について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、取引先、関係者及び従業員の安全を第一に考え、テレワーク勤務体制の構築、Web会議システム等のツール活用の促進等の健康管理・安全確保と感染予防に努めておりますが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大、及び新たな感染症の拡大等により、当社グループ顧客の新規投資への意欲減退等により当社グループへの発注が停滞等するなど、感染症の蔓延・拡大による影響が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)事業内容に関するリスク ① 技術革新への対応について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、競争力の強化のために探索及びマッチング手法の技術の開発・導入に注力する必要があります。そのため、海外を含めたビジネスマッチングに関する情報収集を行うとともに、「LFB」を導入している地域金融機関と共同で新たなビジネスマッチング手法の試行や、ビジネスマッチングに関するセミナーを開催して情報収集を行うなどの取り組みを行っております。 さらに、生成AI(機械学習・人工知能)等の先進技術の積極的な利活用は当社グループの事業成長に向けた大きな機会である一方、対応が遅れた場合にビジネス機会の逸失により競争力やブランド価値が低下する可能性があります。また、先進技術の進展・拡大を続ける一方で、その利活用にあたっては、安全性・信頼性の確保、及び倫理的な配慮等の対応が求められており、これらに適切な対応ができない場合には、社会的信用やブランドイメージが低下する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② システムトラブルについて (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、「Linkers Sourcing」、「Linkers Marketing」及び「LFB」等の主力サービスを、インターネットを介したマッチングプラットフォームとして提供しております。 安定的なサービス運営を行うために、自社でサーバーを保有せず拡張性や可用性に優れた外部提供のクラウドサーバーを利用し、更にはロケーションの異なる2拠点におけるクラウドサーバーを利用してシステムの冗長化を行うことで、災害時のデータ消失に対する備えを行うとともに、データのバックアップ体制の整備や、稼働状況の監視による障害発生時の迅速な復旧対応体制も構築しております。 しかしながら、クラウドサーバー提供元における事故、不正アクセス、その他システム障害やネットワークの切断等予測不能なシステムトラブルが発生し、復旧に時間を要した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 業績の偏重について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:3月、影響度:中) 当社グループの顧客企業の多くは、決算期が3月であることから、リサーチサービスを中心に当社グループの主たるサービスの売上高が他の月と比較すると3月に集中する傾向があります。 当社グループとしては業績の平準化を企図し、新規顧客の開拓や納期コントロールに努める方針ではありますが、今後においても3月に偏重した傾向が継続する可能性があります。 (2025年7月期の売上高並びに営業損失) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 売上高(千円)   303,571   304,572   462,292   290,299   1,360,735 営業損失(△)(千円)   △149,225   △130,323   △414   △178,025   △457,988 ④ 海外取引について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低) 当社グループは、「Linkers Trading」における調達支援サービスや「Linkers Sourcing」の海外企業探索等において、海外企業との取引を行う場合があります。海外においては、予測しえない法制の改正や金融情勢に伴う為替変動、政治的混乱などのカントリーリスクが存在することから、サービス開始時には取り扱う商材・サービス単位で法的論点の検証やリスク調査を行うとともに、現地事情に精通した協業パートナーと連携してリスクの最小化を図っております。 しかしながら、こうしたリスクが顕在化した場合には、当社グループの海外での調達に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)事業体制に関するリスク ① 特定人物への依存について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社の代表取締役社長である前田佳宏は、当社の創業者であり、設立以来当社の経営方針や事業戦略の立案やその遂行において重要な役割を担っております。当社は特定の人物に依存しない体制を構築するべく、幹部社員の情報共有や権限の委譲によって同氏に過度に依存しない組織体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏による当社の業務遂行が困難になった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 人材の確保・育成等について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは小規模な組織であり、業務執行体制もこれに応じたものとなっておりますが、今後の継続的な事業拡大や事業領域の拡大のためには、優秀な人材の確保、育成及び定着が最も重要であると認識しております。そのため、多様な採用媒体の確保等による採用体制の強化や、OJT等を通じた育成、人事制度設計・運用等を通じて人材の採用、育成及び定着に努めております。 しかしながら、将来的な事業拡大を踏まえた人員増強の計画に対し、当社グループが求める優秀な人材が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や、人材流出が進んだ場合には、業務運営及び事業領域の拡大等に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 内部管理体制について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、今後の事業運営及び業容拡大に対応するため、内部管理体制について一層の充実を図る必要があると認識しており、今後、事業規模の拡大に合わせて内部管理体制も充実・強化させていく方針であります。 しかしながら、事業規模の拡大に必要な内部管理体制の充実・強化に遅れが生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)法的規制に関するリスク ① 法的規制等について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループの事業は、「電気通信事業法」、「下請代金支払遅延等防止法」、「個人情報の保護に関する法律」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」及び「情報流通プラットフォーム対処法(旧プロバイダ責任制限法)」などの法規制の対象となっており、これらの法規制を遵守した事業運営を行っております。また、今後も法令遵守体制の強化や社内教育などを行っていく方針であります。 しかしながら、今後これらの法令の改正や、当社グループの行う事業が規制の対象となった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 知的財産権について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、事業運営の際に第三者の知的財産権侵害などが起こらないための管理体制を構築しており、社内の弁理士を中心としてその権利を侵害しないように留意するとともに、必要に応じて知的財産権を登録することにより、当社グループ権利の保護にも留意して対応しておりますが、第三者の知的財産権に抵触しているか否かを完全に調査することは極めて困難であります。 このため、知的財産権侵害とされた場合には、損害賠償又は当該知的財産権の使用に対する対価の支払い等が発生する可能性があります。その際に、加入している保険が適用されない、又は損失を担保しきれない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 情報セキュリティ及び個人情報等の漏えいについて (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループでは、業務上、個人情報その他機密情報を顧客より受領する場合があります。当社におきましては、2018年3月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)、同年12月にはプライバシーマーク(PMS)の認証規格に適合する証明を取得しており、個人情報を含む情報管理の重要性を周知徹底するべく役職員に対し研修等を行い、情報管理の強化を図っております。また、情報セキュリティについては外部からの不正アクセス、コンピュータウイルスの侵入防止について、社内の情報システム部を中心にシステム的な対策を講じております。 しかしながら、当社グループが取り扱う機密情報及び個人情報について、漏えい、改ざん、又は不正使用等が生じる可能性が完全に排除されているとはいえず、何らかの要因からこれらの問題が発生した場合には、顧客からの損害賠償請求や信用失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)その他 ① 税務上の繰越欠損金について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:1年から2年、影響度:中) 2025年7月期末には、当社グループに税務上の繰越欠損金が存在しており、将来における法人税等の税負担が軽減されることが予想されます。ただし、将来において当該繰越欠損金が解消又は失効した場合は、通常の税率に基づく税負担が生じることとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 訴訟、係争について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低) 当社グループでは、当連結会計年度末現在において訴訟、係争は生じておりません。 しかしながら、今後何らかの事情によって当社グループに関連する訴訟、係争が行われる可能性は否定できず、訴訟や係争が発生した場合、その経過又は結果によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:2年から3年以内、影響度:中) 当社グループは、業績向上に対する意欲向上を目的として、ストック・オプション制度を導入しており、会社法の規定に基づく新株予約権を当社グループの役員及び従業員に付与しております。2025年7月期末時点で新株予約権の株数は350,400株であり、当社発行済株式数の13,797,000株に対する潜在株式比率は2.54%に相当しております。これらの新株予約権の行使が行われた場合には、当社の株式価値が希薄化する可能性があります。 ④ 配当政策について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、株主に対する利益還元を経営課題と認識しており、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を勘案し、利益還元政策を決定していく所存であります。 しかしながら、当社グループは、成長過程にあり内部留保が充実しているとはいえず、創業以来配当を行っておりません。また、現時点では事業の効率化と事業拡大のための投資等に充当し、なお一層の事業拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元に繋がると考えております。 将来的には、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を勘案し、利益還元を行うことを検討してまいりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。 ⑤ 資金使途について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社株式上場時の公募増資による調達資金の使途については、主にサービス拡大に備えたシステム開発への投資、業容拡大のための人材の採用費用に充当する予定であります。 しかしながら、急速に変化する経営環境へ柔軟に対応していくため、現時点での資金使途計画以外へ充当する可能性があります。また、当初の計画に沿って資金を使用したとしても、期待どおりの効果を得られない可能性があります。 ⑥ 固定資産の減損について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低) 当社グループはマッチングプラットフォームの提供にあたって、主に自社開発によるソフトウエアを固定資産計上しておりますが、収益性の低下等により当該資産から得られる割引前将来キャッシュ・フローが投資額を下回る場合には、当該資産の回収可能性を慎重に検証し、必要に応じて適切に減損処理を行うこととしております。 今後、当社グループの事業領域の拡大、利便性の向上等を目的とした積極的な投資を実行する可能性がありますが、将来の環境変化等により投資の回収が見込めない場合、減損損失を計上することにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,194字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、1,363,674千円となりました。その主な内訳は、現金及び預金912,518千円、売掛金144,063千円、ソフトウエア137,281千円等であります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、245,920千円となりました。その主な内訳は、未払金75,746千円、前受金56,909千円、賞与引当金51,924千円、未払費用20,204千円等であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、1,117,754千円となりました。その内訳は、資本金249,165千円、資本剰余金991,040千円、利益剰余金△122,450千円であります。 この結果、自己資本比率は82.0%となりました。 ② 経営成績の状況 当社グループは、「マッチングで世界を変える」というミッションのもと、企業と企業の出会いのあり方を見直し、従来の産業構造では成し得なかった最適な出会いを提供することで、多くのイノベーションを生み出す産業のしくみを国内外に築き、産業全体の生産性を最大化するための連携のハブとなる企業を目指すために、マッチングプラットフォームの運営を中心に事業を展開しております。 サービス内容としては、ニーズ起点のマッチングを手掛ける技術探索サービス「Linkers Sourcing」、シーズ起点のマッチングを手掛ける用途開拓サービス「Linkers Marketing」、SaaS型の金融機関向けマッチングシステム「Linkers for BANK」、及び当該事業会社向けマッチングシステム「Linkers for Business」の提供等による探索・マッチングサービスと、技術ニーズ・シーズの調査を手掛ける「Linkers Research」を中心としたリサーチサービスを主たるサービスとしております。 当社グループが取り組む事業領域は、企業研究費の投下による新技術創出への動向や、製造業を中心とした設備投資への投資再開、地域金融機関の収益多様化に向けた取り組みなど、オープンイノベーションへの投資領域の拡大に伴い、今後もデジタル技術活用による探索効率化や、マッチング精度向上を通じた国内外の多様な企業間連携の促進により、需要は拡大していくと想定しております。 半導体や脱炭素分野など成長領域への投資は依然として堅調に推移しており、製造業の設備投資再開や地域金融機関の新事業支援も活発化する一方で、ウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化に加え、米国におけるトランプ政権の高関税政策など、地政学リスクが国際的なサプライチェーンや貿易環境に不透明感をもたらすとともに、主要国の高金利政策継続や円安、原材料価格の高止まりも企業収益を圧迫し、依然として不透明な状況が続いております。 このような事業環境の中、来期以降の業容拡大に向けた基盤構築強化を最重要課題と位置付けて、様々な施策に取り組んでまいりました。 既存事業においては、顧客目線に立ったサービスクオリティの向上を目的にカスタマーサクセス等のバックオフィス人材の採用強化を推進、フィールドセールス強化に向けて営業人員の採用を拡大するなど、人材採用と育成に取り組みました。 また、既存事業のマッチングプラットフォームの機能強化や、新規プロダクトの開発体制強化など、将来の業容拡大を見据えた投資を継続して実施いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,360,735千円、営業損失は457,988千円、経常損失は428,433千円、親会社株主に帰属する当期純損失は548,214千円となりました。 また、当社グループの事業は、従来、ビジネスマッチング事業の単一事業でありましたが、当連結会計年度において、リサーチサービスを分社化し、株式会社リンカーズOI研究所(以下、「OI研究所」)を連結子会社として設立したことに伴い、当連結会計年度より報告セグメントを「ビジネスマッチング事業」の単一事業から、探索・マッチングサービスとその他サービスにて構成される「ビジネスマッチング事業」及びOI研究所が提供する「リサーチ事業」の2区分に変更しております。 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。 ① ビジネスマッチング事業 「Linkers Sourcing」並びに「Linkers Marketing」は、前期より取り組んでいる海外探索の営業活動については成果が出始めているものの、国内探索については逓減傾向が継続していることから、着手件数は100件となりました。逓減傾向の対策として、期初から営業活動体制の改善プロジェクトを開始し、各種KPIの指標の見直し、プロセス管理の変更等に取り組むとともに、営業体制の見直し、営業人員の増員など、効果の示現にはなお一定の時間を要するものの来期以降の拡大に向けて各種施策に取り組んでおります。 金融機関向けマッチングシステム「Linkers for BANK」、並びに事業会社向けマッチングシステム「Linkers for Business」からなる「LFB」は、期中に導入機関同士の合併等があったものの、新たに5機関(純増では3機関)の新規導入がなされたことから、累計導入機関数は50機関に到達いたしました。月額利用料の拡大など、ストック収益基盤は順調に拡大しております。 なお、「Linkers Trading」においては、前期において主力商材であった再生アルミニウムの取り扱いを終了したことに伴い重要性が低下したことから、記載を省略しております。 以上の結果、当セグメントの売上高は1,047,585千円、セグメント損失は407,169千円となりました。 ② リサーチ事業 当連結会計年度において分社化を行い、「Linkers Research」を中心としたリサーチサービスを移管しております。期初から営業人員の確保が進まなかったことなどを受けて受注が低迷したことから、親会社によるフィールドセールスの支援など営業活動の立て直しを図ったものの、折からの生成AIの市場拡大によるリサーチサービスのコモディティ化の影響は否めず、情報収集・要約の内製化や競合の民主化といった当社グループのサービス領域への浸食もあり、「Linkers Research」の調査件数は228件となりました。 当該事業については、より顧客ニーズの高いカスタマイズ調査へのシフト等、採算性を重視したサービスポートフォリオとすべく、各種施策に取り組んでおります。 以上の結果、当セグメントの売上高は313,149千円、セグメント損失は50,819千円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、912,518千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は、227,769千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失545,628千円、減損損失117,195千円、減価償却費109,230千円、未払金の増加額26,259千円、前受金の増加額24,586千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、100,930千円となりました。これは、無形固定資産の取得による支出100,930千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、9,996千円となりました。これは、長期借入金の返済による支出9,996千円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループが行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) ビジネスマッチング事業   1,047,585   - リサーチ事業   313,149   - 合計   1,360,735   - (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がないため、記載を省略しております。 2.当社グループは当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.売上高 当連結会計年度の売上高は、1,360,735千円となりました。これは主に、自社運営マッチングサービス及びリサーチサービスが低調に推移したことによるものであります。 b.売上原価、売上総利益 当連結会計年度の売上原価は、440,878千円となりました。これは主に、リサーチサービスに係る業務委託料等が減少したことによるものであります。 この結果、売上総利益は、919,856千円となりました。 c.販売費及び一般管理費、営業利益 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、1,377,845千円となりました。これは主に、業容拡大に伴う人件費の増加、及びシステム基盤強化のためのシステム関係費用の増加によるものであります。 この結果、営業損失は457,988千円となりました。 d.営業外損益、経常利益 当連結会計年度の営業外損益は、29,555千円の利益となりました。これは主に、補助金収入の計上によるものであります。 この結果、経常損失は428,433千円となりました。 e.特別損益、当期純利益 当連結会計年度の特別損益は、減損損失の計上により117,195千円の損失となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純損失は548,214千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、事業拡大の基盤となる人材拡充の採用費及び人件費、並びに新規プロダクト開発及びマッチングプラットフォームへのシステム開発に係る設備投資となります。運転資金の調達については、事業活動による営業キャッシュ・フローの獲得を前提とした上で、手元流動性と安定性を目的とし、自己資金で対応する方針ですが、資金繰りが悪化した場合など有事の際のバックアップラインとして取引先金融機関と当座貸越契約を締結しております。なお、2025年7月末における現金及び現金同等物の残高は、912,518千円であり、十分な流動性を確保していると考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りを行うにあたり、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる結果をもたらす場合があります。当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 なお、当社グループが連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (固定資産の減損) 当社グループは、事業に係る固定資産については、主として事業の区分をもとに概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位によって資産のグルーピングを行っております。資産グループごとに減損の兆候の有無を判定し、減損の兆候があると認められる資産グループについては、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 減損兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討を行っておりますが、経営環境及び市場環境の変化による収益性の変動等により、翌連結会計年度において他の資産グループも減損損失の認識が必要となる場合があります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、当社グループは常に変化する外部環境に留意しつつ、内部管理体制の強化、優秀な人材の確保、顧客ニーズにマッチしたサービスの提供等を通じて、経営成績に重要な影響を与える要因を分散・低減しながら、適切に対応してまいります。 ⑤ 経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための指標」に記載のとおり、持続的な事業拡大と企業価値向上を重要な経営目標とし、各経営課題に取り組んでおります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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