概要
リンカーズは、企業間のビジネスマッチングプラットフォームを運営する情報通信企業である。2011年にDisty株式会社として創業し、SNS事業から転換して2013年に技術探索サービス「Linkers Sourcing」を開始。その後、マッチングシステムのSaaS提供やリサーチ事業に拡大し、2022年10月に東京証券取引所グロース市場に上場した。2025年7月期の連結売上高は約13.6億円、従業員102名。本社は東京都文京区に置く。
自社運営マッチングサービスの二本柱
自社運営マッチングサービスは、技術探索サービス「Linkers Sourcing」と用途開拓サービス「Linkers Marketing」で構成される。「Linkers Sourcing」は大手企業の技術課題を抱える発注企業に対し、全国のものづくり中堅・中小企業を受注候補として引き合わせる。過去約2,000件の技術パートナー探索実績を持ち、成約率は約53.1%(2022年8月~2024年7月平均)に達する。一方「Linkers Marketing」は、発注企業が保有する技術・製品の販路開拓を支援し、大手企業の技術部門との面談機会を創出する。両サービスとも成果報酬型の収益モデルを採用しており、発注企業から基本利用料と面談・成約時に成果報酬を得る。2025年7月期の探索案件数は100件、取引社数累計は729社となった。
SaaS型マッチングシステム「LFB」の拡大
「LFB」は「Linkers Sourcing」のプラットフォームを基に開発したSaaS型ビジネスマッチングシステムで、金融機関向けの「Linkers for BANK」と事業会社向けの「Linkers for Business」の2系統を提供する。システム導入により案件登録・進捗管理・情報共有を一元化し、従来属人的だったマッチング業務を効率化する。導入時支援料と月額利用料が収益源であり、ストック収益基盤として機能する。2025年7月期には累計導入機関数が50機関に到達し、期中の発生商談数は3万2,586件に上った。本システムは地域金融機関の事業性評価にも活用され、取引先企業の成長可能性を評価する融資への貢献が期待されている。
リサーチ事業の分社化と現状
リサーチ事業は、連結子会社である株式会社リンカーズOI研究所が担う。2024年8月に分社化され、技術調査サービス「Linkers Research」を中心に提供する。同サービスは企業の技術ニーズ・シーズを調査し、取り組むべき技術テーマを顕在化する。2025年7月期の調査件数は228件で、売上高は3億1,314万9千円、セグメント損失は5,081万9千円であった。生成AIの普及によるリサーチサービスのコモディティ化が影響し、受注が低迷した。現在は採算性を重視し、カスタマイズ調査へのシフトを進めている。また、2024年8月には技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map」も開始した。
収益構造と重要指標
当社グループの収益構造は、自社運営マッチングサービスにおける成果報酬型収益と、SaaS型システム「LFB」における月額課金型のストック収益に大別される。前者は案件ごとに基本利用料と成果報酬が発生し、後者は導入機関数の増加に伴い継続的な収益をもたらす。経営上の重要指標として、売上高・営業利益・経常利益の中長期的成長に加え、自社運営サービスの探索案件数、リサーチ事業の調査案件数、LFBの導入機関数を先行指標として用いている。2025年7月期の連結業績は売上高13億6,073万5千円、営業損失4億5,798万8千円と赤字に転落したが、ストック収益基盤は拡大基調にある。
業界の中での役割はものづくり領域に特化したビジネスマッチングサービス企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ビジネス マッチング事業 | 10億円 | 76.9% | — | — |
| リサーチ事業 | 3億円 | 23.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01製造業(ものづくり)主力
大手企業などの技術課題を、全国の中堅・中小企業の技術シーズとマッチングする技術探索サービス「Linkers Sourcing」を提供。AIマッチングや産業コーディネーターの推薦により、ニッチな案件も含めて成約率向上を実現。
ものづくり系マッチングサービスとして成約率約53.1%(2022年8月~2024年7月平均)
- Linkers Sourcing
- 発注企業の技術課題に対し、受注候補企業を探索・紹介し、マッチングを成立させるサービス。基本利用料と成果報酬で収益化。
02技術・製品の用途開拓準主力
発注企業が保有する技術・製品の新たな用途や販路を開拓するため、その技術を必要とする企業との面談機会を創出する「Linkers Marketing」を提供。大手企業の技術部門との商談機会を提供する。
- Linkers Marketing
- 保有技術や製品の新規用途開拓を支援し、潜在顧客との面談機会を創出するサービス。
03金融機関・事業会社準主力
金融機関や事業会社向けに、ビジネスマッチング業務を効率化するSaaS型システム「LFB(Linkers for BANK / Linkers for Business)」を提供。案件管理・進捗管理・情報共有を一元化し、成約率向上を支援する。
- Linkers for BANK
- 金融機関向けのビジネスマッチングシステム。案件登録・進捗管理・情報共有を一元管理。
- Linkers for Business
- 事業会社向けのビジネスマッチングシステム。企業内のマッチング活動を効率化。
04研究開発副次
技術調査サービス「Linkers Research」を提供。新規事業検討やR&Dテーマ設定のための技術ベンチマーク調査、パートナー探索などを専門リサーチャーが実施する。
- Linkers Research
- 技術ニーズ・シーズ調査を専門リサーチャーが実施し、レポートを提供する。一般・マルチクライアント・カスタマイズの3タイプ。
05セミナー・イベント事業副次
「TechMesse Academy」として、企業の技術・サービスをプロモーションするためのセミナー等のイベント運営を支援する集客サービスを提供。
- TechMesse Academy
- 技術テーマに興味を持つ技術者を集客し、企業のプロモーションイベントを支援する。
製品と技術
技術探索サービス「Linkers Sourcing」
「Linkers Sourcing」は、大手企業の技術課題を解決するための受注候補企業を探索するサービスである。当社が蓄積したビジネスマッチングデータを活用したAIマッチング、受注候補企業の自薦、産業コーディネーターによる推薦の3手段を組み合わせ、ニッチな案件も含め網羅的に候補を抽出する。産業コーディネーターは全国の地方自治体や金融機関、商工会議所などに所属し、ものづくりに知見を有する。2025年7月期の候補企業アカウント数は累計20,572社に達した。収益は発注企業からの基本利用料と面談・成約時の成果報酬で構成される。
用途開拓サービス「Linkers Marketing」
「Linkers Marketing」は、「Linkers Sourcing」のマッチングプラットフォームを利用し、発注企業の技術や製品の販路開拓を支援する。同サービスの特徴は、ものづくり分野の大手・中堅企業の技術部門との面談機会を創出する点にある。技術シーズ情報を継続的に配信する仕組みを持ち、情報配信先登録企業は600社以上(2025年7月末時点)に及ぶ。これらの企業の技術者を通じ、社内での技術情報共有が進み、商談化が期待される。収益は基本利用料と面談時の成果報酬(最大6社分)で発生する。
SaaS型マッチングシステム「LFB」
「LFB」は「Linkers for BANK」と「Linkers for Business」の総称で、ビジネスマッチングの案件登録・進捗管理・情報共有を一元化するSaaSシステムである。金融機関向けには「Linkers for BANK」、事業会社向けには「Linkers for Business」として提供。導入支援料と月額利用料によるストック収益モデルを採用し、2025年7月期の累計導入機関数は50機関に達した。同システムは、当社のマッチングプラットフォームと連携可能で、全国規模のデータベースを活用したマッチングが実現する。また、営業フロー構築やデータ分析などのコンサルティング支援も組み合わせたハイブリッド型サービスである。
リサーチサービス「Linkers Research」
「Linkers Research」は、企業が取り組むべき技術テーマや技術課題を顕在化するための調査サービスである。2024年8月に分社化された株式会社リンカーズOI研究所が提供する。同サービスは技術ニーズとシーズ両方の調査を手掛け、研究段階における探索を支援する。2025年7月期の調査件数は228件にとどまり、生成AIによるリサーチコモディティ化の影響を受けた。現在は採算性を重視し、カスタマイズ調査へのシフトを進めている。また、2024年8月には技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map」も新たに開始した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 製造業(ものづくり)ものづくり系マッチングサービスとして成約率約53.1%(2022年8月~2024年7月平均)
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
中小企業専門の販路開拓支援、赤字継続
リンカーズは、中小企業向けに新規販路開拓や営業代行・BPOサービスを提供する情報通信業の独立系企業です。同業他社には、VR専門の受託開発を行うVRAIN Solution(135A)、デジタルマーケティング支援のCocolive(137A)、ソフトウェア品質保証のL is B(145A)、IoTプラットフォームのソラコム(147A)、人材派遣・アウトソーシングのハッチ・ワーク(148A)などが上場しています。これらはいずれも売上高10億円前後の小型企業で、リンカーズはその中で特に地方の中小企業に特化した対面営業支援を強みとしています。しかし、2025年7月期の営業利益率は-35.7%と大幅な赤字であり、収益化が急務です。同業他社の中には黒字企業もあり、競争が激しい中で差別化とコスト削減が課題となっています。
強み
- 大企業向けではなく、リソース不足の中小企業に専用の販路開拓支援を提供する独自ポジション。
- デジタル化が進む中でも、対面営業のノウハウを強みとしており、顧客から一定の支持を得ている。
- 地方都市に複数拠点を持ち、地域密着型の営業支援が可能で、地方企業からの需要を獲得。
- 営業代行からBPOまで、顧客のニーズに応じてカスタマイズ可能なサービスラインアップを提供。
課題
- 2025年7月期の営業利益率は-35.7%と大幅赤字。売上減少とコスト増が重なり、早期の黒字化が不可欠。
- 2023年7月期16億円から2025年7月期14億円へと売上が減少。市場競争激化や需要減が背景。
- 同業他社も個別領域に特化しており、明確な競合優位性を打ち出せていない。大手との競争も見込まれる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がリンカーズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4288アズジェント | 18億円 | 10.6倍 |
| 2 | 5131リンカーズ | 17億円 | — |
| 3 | 3624アクセルマーク | 17億円 | — |
| 4 | 3672オルトプラス | 17億円 | — |
| 5 | 3908コラボス | 17億円 | 16.1倍 |
| 6 | 4166かっこ | 17億円 | — |
| 7 | 334Aビジュアル・プロセッシング・ジャパン | 17億円 | 15.7倍 |
| 8 | 198APostPrime | 17億円 | — |
| 9 | 4422VALUENEX | 17億円 | 46.0倍 |
| 10 | 5616雨風太陽 | 16億円 | — |
| 11 | 298AGVA TECH | 16億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
SNS事業から技術探索サービスへの転換(2011~2013年)
2011年9月、東京都世田谷区にDisty株式会社として資本金400万円で設立された。当初は各産業で働く人を対象としたSNSサイト「Distty」を運営したが、2012年7月にサービス提供を終了。2012年4月に社名をDistty株式会社に変更し、本店を渋谷区に移転した。その後、ビジネスモデルの転換を図り、2013年4月に本店を宮城県仙台市青葉区へ移転し、東京には本社オフィスを開設。同年10月に技術探索サービス「eEXPOソーシング」(現「Linkers Sourcing」)の提供を開始し、現在の事業の礎を築いた。
社名変更と東京本社への集約(2015~2017年)
2015年4月、社名をリンカーズ株式会社に変更し、本社オフィスを東京都千代田区霞が関に移転した。この時期、技術探索サービスを中心としたビジネスマッチング事業に経営資源を集中させる方針を明確化した。2017年2月には本社オフィスを東京都中央区日本橋本町に移転し、同年6月にはグローバル技術リサーチサービス「Linkers Research」の提供を開始。自社運営型のマッチングに加え、調査サービスへ事業領域を拡大した。さらに2018年1月には金融機関向けマッチングシステム「Linkers for BANK」を投入し、SaaS型の新たな収益源を確保した。
サービスラインの拡充と認証取得(2018~2020年)
2018年3月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「JIS Q 27001」を取得し、同年12月にはプライバシーマーク「JIS Q 15001」を取得。セキュリティと個人情報保護の体制を整備した。2019年6月に用途開拓サービス「Linkers Marketing」、2020年6月に調達支援サービス「Linkers Trading」、2020年7月にサービスプロモーション支援「TechMesse Academy」を開始し、ものづくり企業の研究から開発、量産までの各プロセスをカバーするサービス群を整えた。2020年11月には本社オフィスを現在の東京都文京区後楽に移転した。
事業会社向けマッチングシステムと上場(2021~2022年)
2021年2月に本店を東京都文京区に移転し、同時に事業会社向けマッチングシステム「Linkers for Business」の提供を開始。同年10月には「Linkers Research」用アプリ「Linkers Research Clip」をリリースした。2022年10月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。これにより資金調達力と企業認知度を高め、さらなる事業拡大の基盤を築いた。上場後の2024年8月にはリサーチ事業を分社化し、株式会社リンカーズOI研究所を設立。同時に技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map」の提供を開始した。
年表24件を開く
2010年代
- 2011年9月創業各産業で働く人を対象にしたSNSサイトの運営を目的として、東京都世田谷区にDisty株式会社を資本金4,000千円で設立(2012年7月にビジネスSNS「Distty」の提供を終了)
- 2012年4月本店を東京都渋谷区に移転
- 2012年4月商号変更社名をDistty株式会社に変更
- 2012年6月一般社団法人東北経済連合会(東経連ビジネスセンター)と業務提携
- 2013年4月本店を宮城県仙台市青葉区に移転し、本社オフィスを東京都千代田区霞が関に開設
- 2013年10月技術探索サービス「eEXPOソーシング(イーエキスポソーシング)(現「Linkers Sourcing」(リンカーズソーシング))」の提供を開始
- 2014年1月本社オフィスを東京都千代田区永田町に移転
- 2015年4月商号変更社名をリンカーズ株式会社に変更
- 2015年4月本社オフィスを東京都千代田区霞が関に移転
- 2017年2月本社オフィスを東京都中央区日本橋本町に移転
- 2017年6月グローバル技術リサーチサービス「Linkers Research(リンカーズリサーチ)」の提供を開始
- 2018年1月金融機関向けマッチングシステム「Linkers for BANK(リンカーズフォーバンク)」の提供を開始
- 2018年3月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)」を取得
- 2018年12月個人情報保護マネジメントシステム(プライバシーマーク)の日本産業規格である「JIS Q 15001:2006」を取得
- 2019年6月用途開拓サービス「Linkers Marketing(リンカーズマーケティング)」の提供を開始
2020年代
- 2020年6月調達支援サービス「Linkers Trading(リンカーズトレーディング)」の提供を開始
- 2020年7月サービスプロモーション支援サービス「TechMesse Academy(テックメッセアカデミー)」の提供を開始
- 2020年11月本社オフィスを東京都文京区後楽に移転
- 2021年2月本店を東京都文京区に移転
- 2021年2月事業会社向けマッチングシステム「Linkers for Business(リンカーズフォービジネス)」の提供を開始
- 2021年10月「Linkers Research」用アプリ「Linkers Research Clip(リンカーズリサーチクリップ)」の提供を開始
- 2022年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年8月リサーチ事業を分社化し、株式会社リンカーズOI研究所を連結子会社として設立
- 2024年8月技術トレンド分析サービス「Linkers Trend Map(リンカーズトレンドマップ)」の提供を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
マッチングプラットフォームのSaaS化
研究から量産まで一貫したビジネスマッチングサービスをSaaS型で提供。独自のデータ・企業ネットワーク・ノウハウとAIを組み合わせ、サブスクリプション型で顧客価値と収益を最大化する。
- 02
金融機関向けサービス拡大と収益多様化
「Linkers for BANK」の導入機関数拡大、オプション機能の拡充、マッチング機能の実装により収益機会を拡大。さらに地域金融機関以外の事業会社向け「Linkers for Business」でも広域連携を促進する。
- 03
技術力とAI活用によるマッチング精度向上
産業コーディネーターの確保、受注候補企業の獲得、AIを活用したマッチングシステムの機能向上により、精度の高いマッチングを提供する。
- 04
収益基盤の拡充とサービスポートフォリオ拡大
既存サービスへの新機能追加や提供エリア拡大に加え、マッチングプラットフォームを活用した周辺サービスを開発し、収益機会を増加させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で102人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は646万円で、3期前と比べて−2.8%。平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は3.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年7月 | 665 | 37.9 | 2.6 | 79 |
| 2023年7月 | 635 | 38.6 | 3.1 | 80 |
| 2024年7月 | 655 | 38.9 | 3.1 | 89 |
| 2025年7月 | 646 | 38.9 | 3.5 | 102 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社リンカーズOI研究所(注)3、4東京都文京区 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達「イノベーション・ジャパン2021~ビジネスマッチング~」におけるビジネスマッチング業務国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-07-05
- 補助金3,000万円[第十一回]事業再構築補助金_成長枠等(交付申請等)中小企業庁
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は14億円、営業利益は-5億円。前期と比べると減収で、売上が-6.7%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 13億円 | 14億円 |
| 営業利益 | -7億円 | -5億円 |
| 純利益 | -7億円 | -5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は5億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+25.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2023年4Q | 3 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 4 | −1 | −25.0 | −1 |
| 2024年2Q | 3 | −1 | −33.3 | 0 |
| 2024年3Q | 4 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年4Q | 4 | — | — | −2 |
| 2025年2Q | 6 | −3 | −50.0 | −3 |
| 2025年4Q | 8 | −2 | −25.0 | −2 |
| 2026年2Q | 6 | −4 | −66.7 | −4 |
| 2026年3Q | 5 | −1 | −20.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年7月期からの8期で、売上は7億円から14億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-35.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年7月 | 7 | — | −1 | — | −2 |
| 2019年7月 | 6 | — | −3 | — | −3 |
| 2020年7月 | 12 | — | 2 | — | 3 |
| 2021年7月 | 14 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年7月 | 14 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年7月 | 16 | — | 1 | — | 1 |
| リサーチ事業を分社化し、株式会社リンカーズOI研究所を連結子会社として設立 | |||||
| 2024年7月 | 15 | — | −1 | — | −2 |
| 2025年7月 | 14 | −5 | −4 | −35.7 | −5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高14億円のうち、営業利益として残るのは-5億円で-35.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-5億円、売上の-35.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金35.7%5億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金100.0%14億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-35.7%-5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年7月期は営業CFが−2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は9億円で、売上の7.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 0 | −1 | 7 | −1 | 9 |
| 2021年7月 | 6 | −1 | −1 | 5 | 14 |
| 2022年7月 | −1 | −1 | 0 | −2 | 12 |
| 2023年7月 | 1 | −1 | 2 | 0 | 14 |
| 2024年7月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 13 |
| 2025年7月 | −2 | −1 | 0 | −3 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年7月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は82.0%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年7月 | 7 | 5 | 2 | 76.6 |
| 2019年7月 | 5 | 2 | 3 | 50.1 |
| 2020年7月 | 16 | 12 | 4 | 75.2 |
| 2021年7月 | 18 | 14 | 4 | 79.0 |
| 2022年7月 | 17 | 15 | 2 | 85.5 |
| 2023年7月 | 21 | 18 | 3 | 88.5 |
| 2024年7月 | 18 | 17 | 1 | 89.8 |
| 2025年7月 | 14 | 11 | 2 | 82.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中70位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中589位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥124で、1年前と比べて-40.4%。過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 2.57倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月17日に125円と前日比5.04%上昇しましたが、1ヶ月では6.02%下落しています。25日線(119円)を僅かに上回り、75日線(126円)や200日線(148円)は下回ったままです。52週高値293円からは約57%低い水準で、52週安値110円に近い水準です。RSIは70.37と過熱感がありますが、これは短期的な反発によるもので、中期的には弱含みです。出来高は8月17日に7.3万株と増加し、買いが入っています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)。
PBRが2.41倍と同業界平均の3.5倍を下回る一方、PERは算出不能で、直近の営業赤字が続く。ROEは6.2%と低水準で、配当利回りは0%と無配。業績は売上高が減少傾向にあり、2025年7月期は営業利益-5億円と赤字が拡大。PBRのみで見ると割安感があるが、収益性の低さと成長の欠如を考慮すると、バリュエーションは割高と判断。配当がない点も投資家にとってはマイナス。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 2.57倍 | 2.96倍 |
| ROE | 6.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
企業間マッチング市場の拡大が期待される一方、赤字が続き成長戦略の実効性が問われる。強気派は潜在市場の大きさと政府の後押しによる需要拡大を評価し、黒字転換への期待を持つ。弱気派は売上減少と赤字拡大を指摘し、ビジネスモデルの収益化に不信感を持つ。
- 市場成長が期待
オープンイノベーション市場は政府主導で拡大が見込まれる
- 会費収入が安定
既存顧客からのサブスク収入が積み上がる
- 競合が少ない
国内の独立系マッチング企業は限られる
- 2023年7月期に純利益1億円の黒字実績不定影響弱
2023年7月期の純利益1億円
- 赤字5億円を時価総額16億円が織り込み継続影響中
時価総額16億円、営業赤字5億円
- 外国株主比率4.75%と一定の海外需要継続影響弱
外国株主比率4.75%
- 株価116円の低位株で値動き期待継続影響弱
株価116円、時価総額16億円
- 売上が減少
売上高は16億円から14億円へ減少傾向
- 赤字が拡大
営業利益率は-35.71%まで悪化
- 収益化の不確実
成果報酬モデルは成約まで時間がかかる
- 営業赤字5億円、営業利益率-35.71%決算発表後影響強
売上高14億円、営業赤字5億円
- 売上高14億円と3期連続減収通年影響中
売上高14億円(前期15億円)
- 配当利回り0%で株主還元がない継続影響弱
配当利回り0%、純利益マイナス5億円
- 株価1年で41.41%下落し需給悪化継続影響弱
1年株価変化率-41.41%
- 会員数と成約件数
- マッチングの実効性が収益に直結するため
- 解約率
- サブスク収入の継続性を測るため
- 売上総利益率
- ビジネスモデルの収益性を確認するため
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ3,356人。区分でいちばん多いのは個人・その他で64.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.4%を占め、残る74.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 29.1 | 66.6 | 67.9 | 64.4 |
| 事業法人 | 70.1 | 26.6 | 26.5 | 25.4 |
| 証券会社 | 0.8 | 1.8 | 4.3 | 5.4 |
| 外国法人 | — | 4.2 | 0.5 | 4.7 |
| 金融機関 | — | 0.8 | 0.7 | 0.1 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 前田 佳宏 | 19.44 |
| 02 | 合同会社SAKUNANA | 18.12 |
| 03 | SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 9.20 |
| 04 | 加福 秀亙 | 6.04 |
| 05 | 京侑株式会社 | 4.35 |
| 06 | 楽天証券株式会社 | 2.01 |
| 07 | MSCO CUSTOMER SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.44 |
| 08 | NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW (常任代理人 野村證券株式会社) | 1.19 |
| 09 | 株式会社日経ビーピー | 1.07 |
| 10 | ソウルドアウト株式会社 | 1.04 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-09-01SBIインベストメント株式会社新規の大量保有報告11.29%+0.38pt
- 2026-06-01SBIインベストメント株式会社新規の大量保有報告9.14%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+100%、1株純資産は5期で+667%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2018年7月 | −15,730 | — | — |
| 2019年7月 | −25,570 | — | — |
| 2020年7月 | 26 | — | 39.6 |
| 2021年7月 | 15 | 11 | 13.8 |
| 2022年7月 | 4 | 120 | 3.4 |
| 2023年7月 | 8 | 135 | 6.2 |
| 2024年7月 | −15 | 121 | — |
| 2025年7月 | −40 | 81 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/7期の役員報酬は総額101百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 前田佳宏 | 代表取締役社長 | 49 | 5,182,400 |
| 加福秀亙 | 取締役 | 48 | 834,500 |
| 江頭宏一 | 取締役 経営管理本部長 | 56 | 69,500 |
| 水田正道 | 取締役 | 67 | — |
| 長島聡 | 取締役 | 57 | — |
| 梅川栄吉 | 常勤監査役 | 74 | — |
| 保田隆明 | 監査役 | 51 | — |
| 江尻琴美 | 監査役 | 52 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 72 | 6 | 6 | 78 | 26 |
| 社外取締役 | 5 | 23 | — | — | 23 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容10,098字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,872字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,757字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,194字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-23
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-28
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-13
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-27
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-13
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-28
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