概要
モバイルファクトリーは、2001年に東京都荒川区で創業したモバイルコンテンツ企業である。主力事業は位置情報連動型ゲーム『駅メモ!』の開発・運営であり、スマートフォン向けアプリの有料課金が収益の柱である。2025年12月期の連結売上高は約34億円、営業利益は約11億円で、従業員75名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
モバイルゲーム事業が売上の9割超を占める
当社グループはモバイルゲーム事業とコンテンツ事業、その他(Suishow事業)の3セグメントで構成される。2025年12月期のセグメント別売上高は、モバイルゲーム事業が31億7,339万円(全体の92.6%)、コンテンツ事業が2億5,394万円、その他は0円である。営業利益でもモバイルゲーム事業が9億3,922万円を稼ぎ出し、コンテンツ事業の1億8,845万円を大きく上回る。Suishow事業は62百万円のセグメント損失を計上している。
連結子会社2社を擁するグループ体制
連結子会社は株式会社ジーワンダッシュとSuishow株式会社の2社である。ジーワンダッシュは2015年7月に設立され、Suishowは2023年6月に完全子会社化した。Suishow事業では位置情報共有SNSやメタバースプラットフォームの運営を行っているが、主力サービスの「NauNau」は再開時期未定である。また、過去にはブロックチェーン事業に参入したが、2024年12月期までに撤退している。
売上高は緩やかな成長、利益は増加傾向
財務数値をみると、売上高は2012年12月期の12億円から2025年12月期の34億円へと約2.8倍に増加した。営業利益は非開示の期間もあるが、2023年12月期以降は10億円前後で推移している。2025年12月期の営業利益は11億2,146万円、純利益は4億8,845万円であった。自己資本比率は約77.5%と財務体質は健全である。キャッシュ・フローでは営業CFが8億6,449万円のプラスである一方、投資CFで16億2,250万円の支出(主に定期預金)があり、現金同等物は15億4,034万円となっている。
業界の中での役割はモバイルゲーム・モバイルコンテンツ事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2023/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| モバイル ゲーム事業 | 30億円 | 90.9% | 11億円 | 36.7% |
| コンテンツ 事業 | 3億円 | 9.1% | 2億円 | 66.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01モバイルゲーム(位置情報連動型)主力
位置情報を利用したゲームアプリを開発・運営し、アイテム課金やガチャなどで収益を得ています。主力の『駅メモ!』は10年以上運営され、地方自治体や鉄道事業者と協業したイベントも実施しています。
位置情報連動型ゲームという独自ジャンルで長期運営
- 駅奪取PLUS
- 位置情報連動型ゲームの先駆け。実際の鉄道駅を奪い合う競争要素とコレクション要素がある。
- 駅メモ!
- 駅を収集する楽しさを追求した主力タイトル。ライフログ要素やコレクション要素が特徴。
- 駅メモ! Our Rails(アワメモ!)
- Webブラウザ向け(スマートフォン専用)の位置情報連動ゲーム。
02コンテンツ(着メロ)準主力
スマートフォン向けに着信メロディを月額定額で配信するサービスを運営。自社運営とOEM提供の両形式があり、話題の曲を迅速に配信する体制を強みとしています。
- 最新曲★全曲取り放題
- J-POPや洋楽など幅広いジャンルの着信メロディを月額100円から300円で取り放題にするサービス。
- レコチョクメロディ
- OEM形式で提供される着信メロディ配信サービス。
- スタメロ-スタンプ&メロディとり放題
- スタンプ素材と着信音が取り放題のサービス。
03その他(SNS・メタバース)副次
位置情報共有SNSやメタバースプラットフォームの運営に関連する事業。現在は一時停止中のサービスもあり、将来の再開を検討中です。
製品と技術
位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」シリーズ
主力製品は「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」であり、2014年6月にリリース以来10年以上運営されている。ユーザーは実際の鉄道駅を訪れて位置情報を取得し、駅を収集・奪い合うゲームで、通勤・旅行などの移動を楽しみに変える。課金アイテムには位置情報無制限取得の「ライセンス」、キャラクター入手の「ガチャ」、周辺駅を効率的に収集する「レーダー」などがある。2020年8月にはWebブラウザ版「アワメモ!」もリリースした。2025年12月期のモバイルゲーム事業売上高31.7億円の大部分を本シリーズが占める。
着メロ定額サービス「最新曲★全曲取り放題」
コンテンツ事業の主力は、スマートフォン向け着信メロディの定額配信サービスである。月額100〜300円(税抜)でJ-POP、洋楽、アニメ、K-POPなどの楽曲が取り放題となる。2004年5月のサービス開始から長期にわたり運営され、社内で高音質音源を制作し、話題の楽曲を迅速に追加する体制を持つ。2025年12月期の売上高は2億5,394万円で、課金会員数は緩やかに減少している。自社運営モデルと他社へのOEMモデルの両方を展開する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- モバイルゲーム(位置情報連動型)位置情報連動型ゲームという独自ジャンルで長期運営
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
モバイル関連で高収益、規模小さく成長課題
情報・通信業に属し、モバイル向けアプリやコンテンツを提供。同業他社にはVRAIN SolutionやCocoliveなどがあり、競争が激しい。売上高は34億円前後で横ばい、営業利益率は33%前後と非常に高い。しかし、売上高の規模が小さく、成長性に課題がある。同業他社と比較して収益性は優れているが、市場でのプレゼンスは限定的。ニッチなモバイル市場で高い収益を維持しているが、新しい事業展開なしには成長が難しい。
強み
- 営業利益率33%超、収益性が業界内で突出
- 売上高34億円前後で安定、変動が少ない
- モバイル分野に特化、高い技術力を持つ
- 高マージンのビジネスモデル、効率的な運営
課題
- 売上高34億円と小さく、市場影響力が低い
- 売上が横ばい、新規事業の展開が必要
- モバイル市場は競合多く、シェア拡大が困難
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がモバイルファクトリー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3969エイトレッド | 105億円 | 14.7倍 |
| 2 | 4192スパイダープラス | 105億円 | 166.7倍 |
| 3 | 3799キーウェアソリューションズ | 104億円 | 11.9倍 |
| 4 | 3641パピレス | 103億円 | — |
| 5 | 3912モバイルファクトリー | 101億円 | 15.5倍 |
| 6 | 3963シンクロ・フード | 101億円 | 36.1倍 |
| 7 | 2315CAICA DIGITAL | 101億円 | — |
| 8 | 4376くふうカンパニーホールディングス | 100億円 | — |
| 9 | 4308Jストリーム | 100億円 | 18.3倍 |
| 10 | 4168ヤプリ | 98億円 | 8.7倍 |
| 11 | 9475昭文社ホールディングス | 96億円 | 7.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 30件
着メロASP事業で創業、2001年
2001年10月、有限会社モバイルファクトリーが東京都荒川区西日暮里に資本金350万円で設立された。翌2002年2月には着信メロディASPサービス「melop♪」をリリースし、同年10月には着信メロディカード「メロプレ」を発売。日本最大のノベルティ展示会「プレミアムインセンティブショー」で準大賞を受賞するなど、初期からコンテンツ事業で存在感を示した。2003年4月には株式会社へ組織変更している。
携帯電話向け公式サイト参入と本社移転の2004〜2008年
2004年5月、携帯電話向け公式サイトでの着メロ配信を開始し、コンテンツ事業を本格化させる。その後、本社を港区南青山、目黒区、品川区西五反田と移転しながら事業を拡大。2008年7月には占いサイトを立ち上げ、コンテンツの多角化を図った。この間、携帯電話市場の拡大に合わせて課金会員を増やし、安定的な収益基盤を築いた。
ソーシャルゲームと位置情報ゲームに参入した2009〜2014年
2009年12月、モバイルゲーム事業(ソーシャルアプリ)に参入。2011年3月には位置情報連動型ゲーム「駅奪取」をリリースし、12月には「駅奪取PLUS」を投入した。スマートフォン向け着メロサービス「最新曲★全曲取り放題」も開始。2014年6月には主力タイトルとなる「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」をリリースし、位置情報ゲームのコレクション要素を強化した。
マザーズ上場から東証一部昇格、2015〜2017年
2015年3月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同年7月には子会社ジーワンダッシュを設立した。2017年6月には東証市場第一部に市場変更し、企業規模の拡大を市場に示した。この間、売上高は2015年12月期の18億円から2017年12月期の24億円へと増加し、純利益も2億円から5億円へ伸びた。
ブロックチェーン参入と新ゲームリリース、2017〜2020年
2017年12月にブロックチェーン事業へ参入(後に撤退)。2018年7月には子会社ビットファクトリーを設立し、ブロックチェーン関連の開発体制を整えた。2020年8月にはWebブラウザ向け位置情報ゲーム「駅メモ! Our Rails(アワメモ!)」をリリースし、プラットフォームを拡大した。この期間、売上高は30億円台に乗せ、利益も増加基調を維持した。
プライム市場上場と子会社化、2022〜2023年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分再編に伴いプライム市場へ移行。同年9月には本社を品川区東五反田に移転した。2023年6月にはSuishow株式会社を完全子会社化し、メタバース事業をグループに取り込んだ。しかし、2023年10月にはスタンダード市場へ移行し、上場区分を変更している。
年表30件を開く
2000年代
- 2001年10月創業有限会社モバイルファクトリーを東京都荒川区西日暮里にて資本金350万円で設立
- 2002年2月着信メロディASPサービス「melop♪」をリリース(注1)
- 2002年10月着信メロディカード「メロプレ」をリリース(注1)日本最大のノベルティ関連の展示会“プレミアムインセンティブショー”に出展 ベタ付け商品コンテストで「メロプレ」が準大賞を受賞
- 2003年4月株式会社モバイルファクトリーに組織変更
- 2003年9月東京都港区南青山に本社移転
- 2004年5月コンテンツ事業に参入、「着メロ」携帯電話向け公式サイトをリリース
- 2004年11月東京都目黒区目黒に本社移転
- 2006年6月東京都品川区西五反田に本社移転
- 2008年7月「占い」携帯電話向け公式サイトをリリース
- 2009年12月モバイルゲーム事業(ソーシャルアプリ)に参入
2010年代
- 2011年3月位置情報連動型ゲーム参入、「駅奪取」をリリース
- 2011年10月キャリア公式サイトをスマートフォン展開、「最新曲★全曲取り放題」をリリース スマートノベル参入、「おかえりなさいご主人様!!」をリリース(注1)
- 2011年12月位置情報連動型ゲーム「駅奪取PLUS」をリリース
- 2012年3月東京都千代田区四番町に本社移転
- 2013年5月株式会社レコチョクとの協業サービス開始、「レコチョクメロディ」への楽曲提供開始
- 2013年10月東京都品川区東五反田に本社移転
- 2014年6月位置情報連動型ゲーム「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」をリリース
- 2015年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2015年7月東京都品川区に子会社、株式会社ジーワンダッシュ(現連結子会社)を設立
- 2017年6月東京証券取引所市場第一部に市場変更
- 2017年12月ブロックチェーン事業に参入(注2)
- 2018年7月東京都品川区に子会社、株式会社ビットファクトリー(現連結子会社)を設立
2020年代
- 2020年8月位置情報連動型ゲーム「駅メモ! Our Rails(アワメモ!)」をリリース
- 2021年4月東京都品川区西五反田(TOCビル)に本社移転
- 2021年11月福井県と連携協定を締結
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
- 2022年7月徳島県徳島市と包括連携協定を締結
- 2022年9月東京都品川区東五反田(WeWork TK 池田山)に本社移転
- 2023年6月M&ASuishow株式会社を完全子会社化
- 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
位置情報連動型ゲームの成長
「駅メモ!」を主力に、WEB広告投資の増加、他社コンテンツとのタイアップ・コラボ強化で新規ユーザーを獲得。地方自治体・鉄道事業者との協業で満足度と継続率を高め、リソースを集中する。
- 02
AI活用による生産性向上
AIツールの導入と適合性検証を進め、開発期間の短縮と費用対効果の最大化を図る。全社的にAI技術を活用し、経営資源の最適化とイノベーションへの柔軟な対応を目指す。
- 03
M&Aなどによる事業領域拡大
既存事業とシナジーがある周辺業務へ積極的に領域拡大を検討。自社採用や提携に加え、必要に応じて企業買収も視野に入れ、持続可能な成長を追求する。
- 04
人材確保と開発力強化
新卒中心から中途採用も戦略的に行い、即戦力人材を確保。専門職別の勉強会や社外研修で技術習得を支援し、リモートワーク制度や成果報奨で優秀な人材の定着を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で75人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は612万円で、9期前と比べて+12.9%。平均年齢は34.7歳、平均勤続年数は7.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 80 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 82 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 75 | — |
| 2019年12月 | 542 | 32.0 | 4.9 | 82 | — |
| 2020年12月 | 545 | 32.3 | 5.2 | 90 | — |
| 2021年12月 | 557 | 33.0 | 5.9 | 90 | — |
| 2022年12月 | 549 | 33.5 | 6.2 | 87 | — |
| 2023年12月 | 538 | 33.4 | 6.7 | 91 | — |
| 2024年12月 | 561 | 33.8 | 7.0 | 84 | 1,310 |
| 2025年12月 | 612 | 34.7 | 7.5 | 75 | 1,467 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は34億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 35億円 | 34億円 |
| 営業利益 | 12億円 | 11億円 |
| 純利益 | 8億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥51 | ¥51 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は17億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+20.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 7 | 2 | 28.6 | 1 |
| 2023年2Q | 9 | 3 | 33.3 | 2 |
| 2023年3Q | 8 | 2 | 25.0 | 1 |
| 2023年4Q | 10 | — | — | −4 |
| 2024年1Q | 7 | 2 | 28.6 | 1 |
| 2024年2Q | 9 | 3 | 33.3 | 2 |
| 2024年4Q | 17 | 6 | 35.3 | 4 |
| 2025年2Q | 17 | 5 | 29.4 | 4 |
| 2025年4Q | 17 | 6 | 35.3 | 1 |
| 2026年2Q | 17 | 6 | 35.3 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は12億円から34億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は32.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 12 | — | 1 | — | 0 |
| 2013年12月 | 16 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年12月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2015年12月 | 18 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年12月 | 21 | — | 6 | — | 4 |
| 2017年12月 | 24 | — | 7 | — | 5 |
| 東京都品川区に子会社、株式会社ビットファクトリー(現連結子会社)を設立 | |||||
| 2018年12月 | 30 | — | 8 | — | 6 |
| 2019年12月 | 32 | — | 11 | — | 8 |
| 2020年12月 | 29 | — | 9 | — | 6 |
| 2021年12月 | 29 | — | 9 | — | 5 |
| 2022年12月 | 31 | — | 9 | — | 6 |
| Suishow株式会社を完全子会社化 | |||||
| 2023年12月 | 34 | — | 9 | — | 0 |
| 2024年12月 | 33 | 11 | 11 | 33.3 | 7 |
| 2025年12月 | 34 | 11 | 11 | 32.4 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高34億円のうち、営業利益として残るのは11億円で32.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の14.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.1%16億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.6%6億円
- その他の費用持分法損益などの調整2.9%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益32.4%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが9億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は15億円で、売上の5.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 2 | −1 | — | 1 | 5 |
| 2013年12月 | 2 | −2 | — | 0 | 6 |
| 2014年12月 | 2 | −1 | — | 1 | 6 |
| 2015年12月 | 2 | −1 | 4 | 1 | 11 |
| 2016年12月 | 4 | −1 | 0 | 3 | 14 |
| 2017年12月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 18 |
| 2018年12月 | 9 | 0 | −6 | 9 | 21 |
| 2019年12月 | 9 | −1 | −5 | 8 | 25 |
| 2020年12月 | 5 | −2 | −5 | 3 | 23 |
| 2021年12月 | 7 | 0 | −3 | 7 | 27 |
| 2022年12月 | 6 | 0 | −4 | 6 | 28 |
| 2023年12月 | 8 | −6 | −2 | 2 | 28 |
| 2024年12月 | 7 | 0 | −3 | 7 | 31 |
| 2025年12月 | 9 | −16 | −8 | −7 | 15 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は77.5%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 10 | 7 | 3 | 75.0 |
| 2013年12月 | 11 | 8 | 3 | 74.4 |
| 2014年12月 | 12 | 9 | 3 | 76.4 |
| 2015年12月 | 18 | 15 | 3 | 81.7 |
| 2016年12月 | 22 | 18 | 4 | 82.3 |
| 2017年12月 | 26 | 22 | 4 | 86.9 |
| 2018年12月 | 27 | 22 | 5 | 84.1 |
| 2019年12月 | 31 | 25 | 6 | 80.5 |
| 2020年12月 | 30 | 27 | 3 | 87.3 |
| 2021年12月 | 33 | 29 | 4 | 86.9 |
| 2022年12月 | 35 | 30 | 5 | 86.3 |
| 2023年12月 | 39 | 30 | 9 | 77.6 |
| 2024年12月 | 42 | 34 | 8 | 80.7 |
| 2025年12月 | 40 | 31 | 9 | 77.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中35位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中443位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,134で、1年前と比べて+18.4%。過去52週の値幅のなかでは48%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.5倍 |
| PER (会社予想) | 9.0倍 |
| PBR | 2.95倍 |
| 配当利回り | 4.50% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1050円、25日線(1083.28円)を下回るも75日線(1099.40円)近辺。52週高値1298円からは乖離、安値950円からの戻り高値圏。出来高は直近で157,800株と急増、方向感が出始めた可能性。RSI45と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
予想PER 8.6倍は業界平均30.09倍を大きく下回り、実績PER 14.9倍でも大幅に割安。PBR 2.84倍は平均3.53倍を下回る。ROE 15.1%と高く、収益性が良好。配当利回り4.67%は平均3.38%を上回り、配当政策も充実。業績は安定しており、最高益水準を維持。株価は収益力や配当利回りに比べて過小評価されており、割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.5倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 9.0倍 | — |
| PBR | 2.95倍 | 2.96倍 |
| ROE | 15.1% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
安定した収益を維持しつつ、新作ゲームのヒットが次の成長を左右する。強気派は高いROEと配当利回りの魅力、既存タイトルの根強い人気を評価し、弱気派はゲーム市場の変化や新作の不確実性、過去の利益変動を懸念する。既存タイトルの利益貢献度と新規パイプラインの進捗が争点。
- 高い収益性
ROE15.1%と高く、営業利益率も30%超を維持
- 株主還元の充実
配当利回り4.67%と安定した配当を実施
- 安定した売上
売上は30億円超で推移し、急激な落ち込みはない
- 今期予想PER8.6倍の利益拡大期待決算発表後影響強
時価総額98億円を予想PER8.6倍で割ると純利益約11億円、直近5億円から倍増。
- 配当利回り4.67%の株主還元通年影響中
株価1093円に対する年間配当利回りは4.67%で、配当総額は約4.6億円と試算。
- 営業利益率33%の高収益構造通年影響中
2024/12期33.3%、2025/12期32.4%と高い利益率を維持し、収益基盤が安定。
- ROE15.1%の資本効率継続影響弱
自己資本利益率15.1%と高く、PBR2.84倍に反映されつつも株主価値向上への期待。
- ゲーム依存のリスク
人気タイトルの収益次第で業績が大きく変わる
- 利益の変動
2023/12期は利益がほぼゼロと、ブレが大きい
- 新作の不確実性
ヒットが出なければ、既存タイトルの減衰で減収の恐れ
- 売上高34億円で成長頭打ち通年影響中
直近3期の売上高は34億、33億、34億円と横ばいで、成長ストーリーが描きにくい。
- 純利益が7億円から5億円へ減益決算発表後影響中
2024/12期の純利益7億円に対し2025/12期は5億円と約29%減少した。
- 営業利益率が33.3%から32.4%へ低下決算発表後影響弱
2025/12期の営業利益率は32.4%と前年から0.9ポイント低下し、収益性の伸び悩み。
- 時価総額98億円で流動性が低い不定影響弱
小型株で売買代金が薄く、機関投資家の売買で株価が乱高下しやすい。
- 月間アクティブユーザー数
- ゲームの稼働状況と課金の源泉を把握するため
- ARPPU
- ユーザー単価の推移で収益性の変化を捉える
- 新作のリリース状況
- 将来成長の鍵を握るパイプラインを確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり51円で、前期から+18.9%。いまの株価に対する利回りは4.50%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 14 | — | 31.1 |
| 2017年12月 | 17 | 25.9 | 31.7 |
| 2023年12月 | 8 | −52.9 | — |
| 2024年12月 | 37 | 362.5 | 39.5 |
| 2025年12月 | 44 | 18.9 | 70.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥51
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ3,357人。区分でいちばん多いのは個人・その他で93.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.3%を占め、残る99.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 80.8 | 82.1 | 82.5 | 88.5 | 92.1 | 93.7 |
| 自己株式 | 3.5 | 7.2 | 11.5 | 11.7 | 15.5 | 20.0 |
| 外国法人 | 7.3 | 4.6 | 6.1 | 2.4 | 3.8 | 3.8 |
| 証券会社 | 4.0 | 6.3 | 6.7 | 3.8 | 2.3 | 2.1 |
| 事業法人 | 0.2 | 0.5 | 0.2 | 0.8 | 0.8 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
| 金融機関 | 7.7 | 6.4 | 4.4 | 4.5 | 1.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 宮嶌 裕二 | 39.77 |
| 02 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 2.12 |
| 03 | 村上 貴明 | 2.04 |
| 04 | 片岡 夏輝 | 1.94 |
| 05 | 末永 和人 | 1.79 |
| 06 | ヨシダ トモヒロ | 1.02 |
| 07 | 楽天証券株式会社 | 0.57 |
| 08 | 萩谷 誠 | 0.55 |
| 09 | INTERACTIVE BROKERS LLC(インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 0.53 |
| 10 | BNYM AS AGT/CLTS US PENSION FUND GLOBAL BUSINESS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.51 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1067%、1株純資産は14期で+145%。直近期のROEは15.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 6 | 177 | 3.3 | — | — |
| 2013年12月 | 8 | 97 | 9.0 | — | — |
| 2014年12月 | 15 | 111 | 14.0 | — | — |
| 2015年12月 | 20 | 156 | 15.6 | 23.0 | 24.8 |
| 2016年12月 | 44 | 195 | 24.9 | 32.8 | 31.1 |
| 2017年12月 | 54 | 235 | 25.2 | 24.4 | 31.7 |
| 2018年12月 | 63 | 245 | 26.2 | 16.6 | — |
| 2019年12月 | 87 | 286 | 32.4 | 15.6 | — |
| 2020年12月 | 68 | 311 | 22.5 | 14.0 | — |
| 2021年12月 | 65 | 347 | 19.5 | 13.4 | — |
| 2022年12月 | 70 | 385 | 18.9 | 12.8 | — |
| 2023年12月 | −0 | 381 | — | — | — |
| 2024年12月 | 92 | 451 | 21.8 | 10.4 | 39.5 |
| 2025年12月 | 68 | 432 | 15.1 | 16.3 | 70.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額23百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮嶌裕二 | 代表取締役 | 55 | 3,549,800 |
| 成沢理恵 | 取締役 | 50 | 14,600 |
| 山口周 | 取締役 | 56 | — |
| 塩澤義介 | 取締役(常勤監査等委員) | 74 | 3,100 |
| 伊藤英佑 | 取締役(監査等委員) | 48 | — |
| 行方一正 | 取締役(監査等委員) | 73 | 15,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 3 | 13 | 13 | 4 |
| 取締役(社内) | 2 | 6 | 6 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 4 | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,170字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,320字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,732字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,627字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第26期(2026/01/01-2026/06/30)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-13
- 半期報告書半期報告書-第25期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第24期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-25
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年12月期 第2四半期(中間期)決算説明資料2026-07-24
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