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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

くふうカンパニーホールディングス

4376 · Growth · 情報・通信業

「くふう」シリーズで生活情報メディアを運営し、住まい・結婚領域のライフイベント事業を展開する持株会社。

概要

くふうカンパニーホールディングス(旧商号:株式会社くふうカンパニーホールディングス)は、日常生活情報サービス「トクバイ」やオンライン家計簿「Zaim」などを運営する持株会社である。情報・通信業に分類され、2021年10月に株式会社ロコガイドと株式会社くふう中間持株会社の共同株式移転により設立された。2022年4月に東京証券取引所グロース市場に上場。本社は東京都港区三田に置き、連結従業員数は549人。グループは毎日の暮らし事業、ライフイベント事業、投資・インキュベーション事業の3セグメントで構成される。

3セグメントで構成されるグループ構造

当社グループは持株会社の下に16社の連結子会社を擁し、事業を3つのセグメントに区分している。毎日の暮らし事業は中核子会社である株式会社くふうカンパニー(旧くふうAIスタジオ)が担い、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」や家計簿アプリ「Zaim」などを提供する。ライフイベント事業は株式会社くふう住まいコンサルティング、株式会社くふう住まい、株式会社くふうウェディングなどが担当し、住まい関連のFC事業・相談事業と結婚関連事業を展開する。投資・インキュベーション事業は株式会社キッズスター(子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」運営)や株式会社Seven Signatures International(富裕層コンサルティング)、株式会社くふうキャピタル(投資事業)などで構成され、新規事業開発やM&Aを推進している。

売上高は141億円、営業利益5億円の2025年9月期

2025年9月期の連結売上高は141億円(前期比9.2%減)、営業利益は5億円(同17.3%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は23億円(前期は3億円の純利益)となった。売上高は3期連続で減少傾向にあり、2022年9月期の186億円から2025年9月期には141億円まで落ち込んでいる。営業利益は2024年9月期に6億円、2025年9月期に5億円と小幅ながら黒字を維持しているが、純損益は2025年9月期に大型の減損損失(24億円)を計上したことで赤字に転落した。セグメント別では、毎日の暮らし事業が売上高28億円(営業利益7億円)、ライフイベント事業が85億円(営業利益8億円)、投資・インキュベーション事業が29億円(営業利益4億円)となっている。

「トクバイ」と「Zaim」を中核とする毎日の暮らし事業

毎日の暮らし事業は、グループの中核事業であり、株式会社くふうカンパニーが運営する。主力サービスはチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」で、店舗のチラシをデジタルで閲覧できるほか、地域の買い物情報を提供する。同事業は2024年9月期までは株式会社ロコガイドが担当していたが、2025年1月に株式会社くふうAIスタジオ(旧Zaim運営会社)と統合され、新たにくふうカンパニーとなった。統合により組織再編効果が進み、コスト削減と収益力向上が図られている。売上高は減少傾向にあるものの、営業利益は前期比3.7%増の7億円と改善しており、安定的な収益基盤を築きつつある。

住まいと結婚を支えるライフイベント事業

ライフイベント事業は、住まい関連のFC事業と相談事業、およびウェディング事業から構成される。住まいFC事業では、リノベーションや規格住宅などの商材を多様化し、法改正に伴う納期長期化に対応しながら堅調な業績を維持している。住まい相談事業は全国に相談カウンターを出店し、エリア拡大が順調に進んでいる。ウェディング事業では、カジュアルウェディング領域に注力し、2025年9月期から開始したレンタルドレスショップ事業やロケーションフォト事業が収益基盤の強化に寄与した。同事業の売上高は85億円(前期比6.7%減)だが、営業利益は8億円(同3.4%増)と増益を達成しており、不採算事業の整理やコスト削減が奏功している。

キッズスター上場と投資・インキュベーション事業

投資・インキュベーション事業は、グループの成長を牽引する新規事業への投資と、既存子会社の育成を行う。同事業には2024年9月に東京証券取引所グロース市場に上場した株式会社キッズスターが含まれ、子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」を提供する。また、富裕層向けコンサルティングの株式会社Seven Signatures International、地域情報メディアの株式会社くふうしずおか、スポーツ型アミューズメントパーク「ニンジャ☆パーク」を運営する株式会社ゴールドエッグスなども傘下にある。2025年9月期の売上高は29億円(前期比20.5%減)だが、キッズスターやSeven Signatures Internationalが業績に寄与し、同事業全体の営業利益は4億円(同24.9%減)と減少したものの黒字を確保している。

業界の中での役割は生活情報メディア・ライフイベント事業の運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
141億円
営業利益
5億円
営業利益率
3.5%
純利益
-23億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
ライフ イベント 事業85億円60.3%8億円9.4%
投資・インキュベーション事業29億円20.6%4億円13.8%
毎日の 暮らし事業27億円19.1%7億円25.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者(毎日の暮らし)主力

株式会社くふうカンパニーが運営する生活情報メディア「くふう Live!」を通じて、節約・料理など暮らしに役立つ情報を提供。広告収入やEC等で収益化。

主な製品・サービス1
くふう Live!
主婦層に人気の生活情報サイト。レシピや節約術などを配信。

02住まい・結婚(ライフイベント)準主力

住まい領域では不動産売買・リフォーム事業、結婚領域ではウェディング情報・相談サービスを提供。くふう住まいコンサルティングやくふうウェディングなどで展開。

主な製品・サービス2
くふう住まい
住まいに関する情報提供と不動産関連サービス。
くふうウェディング
結婚式場選びや準備を支援するウェディング情報サービス。

03投資・インキュベーション副次

子会社を通じてベンチャー投資や新規事業開発を実施。キッズスター、Seven Signatures Internationalなどで構成。

製品と技術

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」

「トクバイ」は、地域の小売店舗のチラシをデジタルで閲覧できるプラットフォームである。ユーザーは自宅や外出先から近隣のスーパーやドラッグストアの特売情報を確認でき、買い物計画を立てるのに役立つ。事業者向けには有料掲載サービスを提供し、主要業態での有償化を推進している。2025年9月期には導入店舗数の伸び悩みがあったものの、コスト削減と有料掲載の拡大により、主力事業として安定した収益を生み出している。2025年1月のグループ再編後は、株式会社くふうカンパニーが運営しており、旅行メディア「RETRIP」など他のサービスとの連携も進められている。

オンライン家計簿「Zaim」とAI活用

「Zaim」は、個人の収支を自動で記録・分析するオンライン家計簿サービスである。銀行口座やクレジットカードと連携し、カテゴリ別の支出を可視化する。2019年に子会社化された後、2023年にはDa Vinci Studioと合併して株式会社くふうAIスタジオとなり、AI技術の活用を強化した。グループ内で蓄積されるユーザーの行動データをAIで解析し、個々のニーズに合わせた行動提案や、トクバイとの連携による買い物最適化などのサービス向上に取り組んでいる。2025年1月の統合により、トクバイと同じくふうカンパニーの傘下で運営され、データ活用基盤の整備が進められている。

子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」

「ごっこランド」は、株式会社キッズスターが提供する子ども向けの社会体験アプリである。アプリ内で様々な職業や社会の仕組みを模擬体験でき、楽しみながら学べるコンテンツとして人気を集めている。キッズスターは2021年1月にグループ入りし、2024年9月に東京証券取引所グロース市場に上場。投資・インキュベーション事業の中核子会社として成長している。同アプリは広告収入や課金モデルで収益を上げており、グループ内でのデータ活用やクロスセルの可能性も模索されている。

住まいFC事業「くふう住まいコンサルティング」

ライフイベント事業の柱である住まいFC事業は、株式会社くふう住まいコンサルティングが運営するフランチャイズチェーンである。リノベーションや規格住宅の販売を中心に、工務店や不動産会社と連携してサービスを提供する。法改正に伴う納期長期化の影響を受けながらも、商材の多様化とコスト削減により堅調な業績を維持している。また、2023年10月にはスポーツ型アミューズメントパーク「ニンジャ☆パーク」を運営する株式会社ゴールドエッグスを子会社化し、住まい以外の分野にも展開を広げている。

結婚領域「くふうウェディング」とカジュアル化

結婚領域では、株式会社くふうウェディングが婚礼関連サービスを提供する。従来の結婚式場紹介に加え、カジュアルウェディング領域に注力し、2025年9月期からレンタルドレスショップ事業やロケーションフォト事業を開始した。これらの新事業は収益基盤の強化に寄与しており、市場環境が厳しい中でも同事業全体の営業利益は増加している。グループ内の住まい事業との連携により、結婚から住まいまでのライフイベントを一貫して支援するワンストップサービスの実現を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

生活関連プラットフォーム、減収減益で苦戦

くふうカンパニーホールディングスは、生活関連のメディア・プラットフォーム事業を展開する情報・通信業。同業のソラコムやハッチ・ワークと比べ、売上高は減少傾向。2024年9月期の営業利益率3.87%と低く、2025年9月期も3.55%と低迷見込み。減収が続き、収益性改善が急務。競合との差別化が十分でない可能性がある。

強み

  • 生活情報・サービスに特化し、一定のユーザー層を獲得.
  • くふうブランドで認知度を確保、新規参入障壁を形成.
  • メディア、EC、FPなど複数サービスを展開し、収益源を分散.
  • 外部企業との提携によりサービス拡充を図る柔軟性.

課題

  • 売上高が205億→155億→141億と減少、成長戦略の見直し必要.
  • 営業利益率が4%未満と低く、コスト削減や収益性向上が課題.
  • 同業他社との差別化が不十分で、ユーザー獲得競争で劣位.

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がくふうカンパニーホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13799キーウェアソリューションズ104億円11.9倍
23641パピレス103億円
33963シンクロ・フード101億円36.1倍
43912モバイルファクトリー101億円15.5倍
52315CAICA DIGITAL101億円
64376くふうカンパニーホールディングス100億円
74308Jストリーム100億円18.3倍
84168ヤプリ98億円8.7倍
99475昭文社ホールディングス96億円7.9倍
105570ジェノバ94億円16.2倍
114356応用技術94億円12.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

2016年、チラシサービス「トクバイ」の設立から始まった

当社グループの起源は2016年7月、株式会社トクバイの設立にさかのぼる。トクバイは地域のチラシ・買い物情報をデジタルで提供するサービスで、後にグループの中核事業となる。同時期、2017年5月には株式会社オウチーノ(住まい情報サイト運営)が株式会社Seven Signatures Internationalを子会社化し、住まい領域への進出を図った。これらの動きは、後のグループ形成の基盤となった。2018年10月、株式会社オウチーノと株式会社みんなのウェディングによる共同株式移転により、旧株式会社くふうカンパニーが設立され、同日東京証券取引所マザーズ市場に上場。これにより、住まいと結婚の2事業が統合された。

2018~2019年、M&Aで事業領域を拡大

旧くふうカンパニーは上場後、積極的なM&Aで事業ポートフォリオを広げた。2018年11月には株式会社Da Vinci Studio(AI・DX関連)を設立し、株式会社アールキューブ(結婚関連)を子会社化。2019年1月にはオンライン家計簿サービス「Zaim」を運営する株式会社Zaimを子会社化し、毎日の暮らし事業の一角を担うサービスを獲得した。同年6月には株式会社フルスロットルズ(ウェディング関連)も子会社化した。これにより、グループは毎日の暮らし、ライフイベントの両領域で複数のサービスを抱える体制が整った。また、2019年8月には株式会社トクバイが株式会社ロコガイドへ商号変更し、チラシサービスの中核会社として独立した。

2020年、ロコガイド上場とグループ再編

2020年6月、チラシ・買い物情報サービスを運営する株式会社ロコガイドが東京証券取引所マザーズ市場に上場。これにより、旧くふうカンパニーグループ内で上場子会社が生まれることとなった。同年8月には投資事業を担う株式会社くふうキャピタルを設立し、9月にはKCC1号投資事業有限責任組合(現くふうAIファンド)を設立。同年10月には株式会社みんなのウェディングと株式会社アールキューブが合併し、存続会社が株式会社エニマリ(後にくふうウェディング)に商号変更された。2021年に入り、1月には株式会社キッズスター(子ども向けアプリ「ごっこランド」)を子会社化し、投資・インキュベーション事業の柱となる子会社を獲得した。

2021年10月、持株会社体制へ移行

2021年9月、旧くふうカンパニーは株式会社くふう中間持株会社へ商号変更し、持株会社としての機能を明確化した。そして2021年10月、株式会社ロコガイドと株式会社くふう中間持株会社による共同株式移転により、現在の株式会社くふうカンパニーホールディングス(当初商号)が設立され、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。これにより、持株会社の下にロコガイドと中間持株会社(およびその子会社)がぶら下がる形となった。2022年4月には市場区分の変更に伴い東京証券取引所グロース市場に移行。この頃からグループ内の組織再編が本格化する。

2022~2023年、住まい事業統合と子会社再編

2022年10月、グループ内の住まい関連子会社が再編された。株式会社オウチーノ、株式会社おうちのくふう、株式会社くふう中間持株会社が合併し、存続会社が株式会社くふう住まいに商号変更された。同時に、株式会社CultureStudioTokyo及び株式会社trippieceを子会社化。2022年12月に両社は合併し、株式会社RETRIP(旅行・おでかけメディア)が誕生した。2023年7月には株式会社Zaimと株式会社Da Vinci Studioが合併し、存続会社が株式会社くふうAIスタジオ(現くふうカンパニー)に商号変更。さらに2023年10月にはハイアス・アンド・カンパニー株式会社(現くふう住まいコンサルティング)が株式会社ゴールドエッグス(アミューズメント施設運営)を子会社化した。

2024~2025年、中核事業の統合と商号変更

2024年9月、子会社の株式会社キッズスターが東京証券取引所グロース市場に上場。2024年11月には株式会社くふうAIスタジオ(存続会社)と株式会社RETRIPが合併し、旅行メディア事業を統合。同年12月には持株会社の商号を株式会社くふうカンパニーホールディングスに変更した。2025年1月にはグループ最大の再編として、株式会社くふうAIスタジオと株式会社ロコガイドが合併し、存続会社が株式会社くふうカンパニーに商号変更。これにより、毎日の暮らし事業の中核である「トクバイ」と「Zaim」が同一会社のもとで運営される体制が整った。一連の再編は、サービス連携の強化とコスト削減を目的としている。

年表27件を開く

2010年代

  • 2016年7月㈱トクバイを設立
  • 2017年5月M&A㈱オウチーノが㈱Seven Signatures Internationalを子会社化
  • 2018年10月上場㈱オウチーノと㈱みんなのウェディングによる共同株式移転により、旧㈱くふうカンパニーを設立 ㈱くふうカンパニーが東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2018年11月旧㈱くふうカンパニーが㈱Da Vinci Studioを設立
  • 2018年11月M&A旧㈱くふうカンパニーが㈱アールキューブを子会社化
  • 2019年1月M&A旧㈱くふうカンパニーが㈱Zaimを子会社化
  • 2019年6月M&A旧㈱くふうカンパニーが㈱フルスロットルズを子会社化
  • 2019年8月商号変更㈱トクバイが㈱ロコガイドへ商号変更

2020年代

  • 2020年6月上場㈱ロコガイドが東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2020年8月旧㈱くふうカンパニーが㈱くふうキャピタルを設立
  • 2020年9月旧㈱くふうカンパニーがKCC1号投資事業有限責任組合(現くふうAIファンド投資事業有限責任組合)を設立
  • 2020年10月M&A㈱みんなのウェディングと㈱アールキューブが合併し、存続会社の㈱みんなのウェディングが ㈱エニマリ(現㈱くふうウェディング)に商号変更
  • 2021年1月M&A旧㈱くふうカンパニーが㈱キッズスターを子会社化
  • 2021年1月M&A㈱エニマリ(現㈱くふうウェディング)(存続会社)と㈱フルスロットルズが合併
  • 2021年4月M&A㈱ロコガイドが㈱しずおかオンライン(現㈱くふうしずおか)を子会社化
  • 2021年6月M&A旧㈱くふうカンパニーがハイアス・アンド・カンパニー㈱(現㈱くふう住まいコンサルティング)を 子会社化
  • 2021年9月商号変更旧㈱くふうカンパニーが㈱くふう中間持株会社へ商号変更
  • 2021年10月上場㈱ロコガイドと㈱くふう中間持株会社による共同株式移転により、当社を設立 東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2022年4月上場東京証券取引所市場区分の変更に伴い、東京証券取引所グロース市場に上場
  • 2022年10月M&A㈱オウチーノ、㈱おうちのくふう、㈱くふう中間持株会社が合併し, 存続会社の㈱くふう中間持株会社が㈱くふう住まいに商号変更
  • 2022年10月M&A㈱CultureStudioTokyo及び㈱trippiece(2022年12月、両社は㈱trippieceを存続会社とする合併を 行い、㈱RETRIPに商号変更)を子会社化
  • 2023年7月M&A㈱Zaimと㈱Da Vinci Studioが合併し、存続会社の㈱Zaimが㈱くふうAIスタジオ(現㈱くふうカンパニー)に商号変更
  • 2023年10月M&Aハイアス・アンド・カンパニー㈱(現㈱くふう住まいコンサルティング)が㈱ゴールドエッグスを 子会社化
  • 2024年9月上場㈱キッズスターが東京証券取引所グロース市場に上場
  • 2024年11月M&A㈱くふうAIスタジオ(現㈱くふうカンパニー)(存続会社)と㈱RETRIPが合併
  • 2024年12月商号変更商号を㈱くふうカンパニーホールディングスに変更
  • 2025年1月M&A㈱くふうAIスタジオと㈱ロコガイドが合併し、存続会社の㈱くふうAIスタジオが㈱くふうカンパニーに商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • EBITDAEBITDAを重要指標として位置付けている(具体的数値の記載なし)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループブランドの確立

    グループ各社のサービスブランドを統合し、認知度向上施策を通じてブランドを強化する。

  2. 02

    グループ内サービス連携の強化

    組織再編や共通ユーザーID導入により、ユーザーひとりひとりのニーズに沿ったワンストップサービスを実現する。

  3. 03

    データ活用基盤の整備

    AI技術を活用してグループ内データの解析・データソリューション開発を進め、サービス強化に繋げる。

  4. 04

    事業パートナー向けサービスの付加価値向上

    小売店舗や不動産会社など事業パートナーに対し、機能開発や営業強化により付加価値の高いサービスを提供する。

  5. 05

    経営者・起業家の採用と育成

    優秀な経営者・起業家人材の獲得・育成に注力し、新たな事業領域開拓と企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で549人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は659万円で、3期前と比べて+3.9%平均年齢は37.2歳、平均勤続年数は2.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年9月63438.20.9623
2023年9月70938.31.5688
2024年9月70437.42.0592101
2025年9月65937.22.354991

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都 渋谷区306百万円
投資・インキュベーション事業
本社 — 東京都 港区256百万円
毎日の暮らし 事業
本社 — 東京都 中央区223百万円
ライフイベント事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱くふうカンパニー(注)2、3、4、9
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱くふう住まい コンサルティング(注)2、5、9
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アールプラスDM (注)2、5、9
    茨城県守谷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱くふう住まい(注)2、9
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱くふうウェディング(注)2、9
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱キッズスター(注)2、6、7、8
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権33.8%
  • 国内
    ㈱Seven Signatures International (注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱くふうしずおか(注)2
    静岡県静岡市 葵区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゴールドエッグス(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱くふうキャピタル(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他6社(注)2
    - · 連結子会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は141億円営業利益5億円前期と比べると減収減益で、売上が-9.0%、利益が-16.7%。

売上高
-9.0%
141億円
営業利益
-16.7%
5億円
純利益
-866.7%
-23億円
営業利益率
3.5%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高170億円141億円
営業利益10億円5億円
純利益-23億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は41億円、営業利益は3億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−37.9%、営業利益は−70.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q4324.7−1
2023年3Q661015.25
2023年4Q47−1
2024年1Q33−1−3.0−2
2024年2Q36−1−2.8−2
2024年4Q8689.37
2025年2Q6922.9−2
2025年4Q7234.2−21
2026年2Q7445.44
2026年3Q4137.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 4期分

2022年9月期からの4期で、売上は186億円から141億円へ76%に減った。直近期の営業利益率は3.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場区分の変更に伴い、東京証券取引所グロース市場に上場
2022年9月186155
㈱Zaimと㈱Da Vinci Studioが合併し、存続会社の㈱Zaimが㈱くふうAIスタジオ(現㈱くふうカンパニー)に商号変更
2023年9月205175
㈱キッズスターが東京証券取引所グロース市場に上場
2024年9月155653.93
㈱くふうAIスタジオと㈱ロコガイドが合併し、存続会社の㈱くふうAIスタジオが㈱くふうカンパニーに商号変更
2025年9月141553.5−23

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高141億円のうち、営業利益として残るのは5億円3.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-23億円、売上の-16.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.7%63億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金51.1%72億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.7%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.5%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
55.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.8pt
3.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比23.0pt
-16.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比38.2pt
-25.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-13.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2025年9月期は営業CFが9億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は74億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年9月16−10−10672
2023年9月48−9−173994
2024年9月−2−5−12−775
2025年9月9−8−1174

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 4期分

2025年9月期の総資産は165億円。このうち返さなくてよい自己資本が96億円で、自己資本比率は48.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2022年9月2131179647.7
2023年9月2101169448.0
2024年9月1891226756.8
2025年9月165966848.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
74億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
68億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
59
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中432位あたり、逆に低いのはROE605社中587位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-25.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.5%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-9.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥167で、1年前と比べて-1.2%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥167+1.2%1ヶ月+6.4%1年-1.2%時価総額100億円
過去52週の値幅
安値¥148高値¥216

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR1.21倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に160円と、25日線157円、75日線158円を上回った。52週高値216円からは約26%下、52週安値148円からは約8%高い。1ヶ月で+1.3%、1年で-11.1%と上値が重いが、7月以降は150円台のレンジを形成し、8月に入ってからの出来高は増加傾向。RSIは58.3で中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 38/100)

PERが算出できないが、PBRは1.17倍で同業界平均の3.56倍を大幅に下回る。しかし、ROEは-25.1%と赤字経営で、直近の純利益も-23億円と悪化している。成長性や収益性が低い一方で、PBRが1倍を超えており、資産価値に対して株価が割高に映る。配当も無く、財務リスクが高いため、割高と判断する。

指標この会社業種平均
PBR1.21倍2.96倍
ROE-25.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

消費者の節約志向やEC市場の成長が追い風となる一方、競争激化や広告収入の減少が課題。強気派は生活必需品需要の安定性を評価し、弱気派は収益力の低下や赤字転落を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 生活必需品の安定需要

    景気変動に強い生活関連サービスで安定した収益が見込める

  • EC市場の成長

    オンラインショッピング需要の拡大で売上増が期待できる

  • 資産価値

    既存事業のブランドや顧客基盤に価値がある

  • 一過性の赤字要因排除で黒字復帰2026年9月期影響

    2025/9期は最終損失23億円だが営業利益5億円。特別損失の剥落で黒字転換の可能性。

  • PBR1.17倍と解散価値に近い継続影響

    PBR1.17倍は純資産をほぼ反映し、下値が限られる。

  • 営業黒字5億円を維持する収益構造通年影響

    営業利益は5億円と前期比減少も黒字を確保。固定費削減の効果が出ている。

  • 外国人持株比率0.91%の需給改善余地継続影響

    外国人持株比率0.91%と極めて低く、海外投資家の買いが入れば株価インパクト大。

マイナスに働く材料7
  • 収益力の低下

    営業利益率が低下傾向で、直近では赤字に転落した

  • 競争激化

    EC大手や低価格競争が激しく、シェア維持が難しい

  • 成長性の欠如

    売上高が減少傾向で、新規事業の育成が進んでいない

  • 売上高が2年間で31%減少2025年9月期影響

    売上高は205億円→141億円と約31%減少。事業縮小に歯止めがかからない。

  • ROE-25.1%と資本が毀損通年影響

    ROE-25.1%と大幅なマイナス。赤字の継続で純資産がさらに減少するリスク。

  • 無配当で株主還元が期待薄継続影響

    配当利回りはデータ無しの無配。株主への利益還元がなく、買い手が付きにくい。

  • 最終損失23億円でガバナンス懸念次回株主総会影響

    純損失23億円の説明が不十分なら、経営陣への信頼が低下し売りが強まる。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場シェアの動向を測る
営業利益率
収益性の改善度合いを確認する
会員数
サービス利用の規模と定着度を見る
広告売上高
メディア事業の収益動向を確認する

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ8,317人。区分でいちばん多いのは個人・その他91.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が4.7%を占め、残る95.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他86.888.390.691.7
事業法人0.70.83.03.7
証券会社2.22.40.72.6
金融機関2.92.61.41.0
外国法人7.55.94.30.8
外国人個人0.00.10.10.1
自己株式1.70.50.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01穐田 誉輝65.09
02閑歳 孝子2.39
03株式会社OCEAN1.24
04くふうカンパニーホールディングス 従業員持株会0.88
05楽天証券株式会社0.69
06東海東京証券株式会社0.63
07株式会社安成工務店0.62
08前田 卓俊0.58
09石渡 進介0.55
10CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH/UCITS - FULL TAX (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 4期分

1株利益は4期で−603%、1株純資産は4期で−25%。直近期のROEは-25.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2022年9月81784.462.2
2023年9月101745.436.7
2024年9月51793.053.4
2025年9月−39134−25.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/9期の役員報酬は総額177百万円。

氏名役職年齢保有株数
穐田誉輝取締役5738,978,520
菅間淳取締役55155,450
熊坂賢次取締役79
橋岡宏成取締役59
清水千弘取締役59
本間浩輔取締役58
草深由有子執行役 日常生活 サービス管掌527,400
新野将司執行役 法人営業管掌51132,000
吉川崇倫執行役 テクノロジー、情報 セキュリティ 管掌433,000

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
執行役615315326
社外取締役424246

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容724字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社16社及び持分法非適用関連会社1社で構成されており、主に毎日の暮らし事業、ライフイベント事業及び投資・インキュベーション事業を行っております。事業内容と各関係会社等の当該事業に係る位置づけ及び報告セグメントとの関連は以下のとおりであります。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (毎日の暮らし事業) 毎日の暮らし事業は連結子会社である株式会社くふうカンパニーで構成され、日常生活領域に関する事業を行っております。 (ライフイベント事業) ライフイベント事業は連結子会社である株式会社くふう住まいコンサルティング、株式会社アールプラスDM、株式会社くふう住まい、株式会社くふうウェディング、その他子会社3社で構成され、住まい領域及び結婚領域に関する事業を行っております。 (投資・インキュベーション事業) 投資・インキュベーション事業は株式会社キッズスター、株式会社Seven Signatures International、株式会社くふうしずおか、株式会社ゴールドエッグス、株式会社くふうキャピタル、その他子会社3社及び当社で構成され、投資・事業開発領域に関する事業を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)持分法非適用関連会社1社については上記系統図に記載しておりません。
経営方針・対処すべき課題2,426字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは“「くふう」で暮らしにひらめきを”を経営理念とし、「毎日の暮らし」及び「ライフイベント」において、生活者であるユーザーにとっての利便性や豊かさを最優先に考え、情報格差の解消や利便性の高いサービスづくりに取り組むとともに、ユーザーの主体的な意思決定や行動に繋がる価値提供を目指しております。 (2)経営戦略等 当社グループでは、毎日の暮らしから住まいや結婚といった人生の転機となるライフイベントまで、生活に関連した事業テーマを扱っており、生活者であるユーザーにとっての利便性や豊かさを最優先に考える「ユーザーファースト」を徹底したサービスづくりに注力しております。各領域においてAIの活用を推進しながら、「日々の小さな選択」から「ライフイベント時の大きな意思決定」まで、ユーザーの問題解決を支援するサービスづくりを推進しております。また、ユーザーニーズへの対応をより一層強化していくとともに、更なる事業規模拡大及び持続的成長により企業価値の向上を図るため、新規事業開発やM&A等も機動的に実施しております。 (3)経営環境 当社グループがサービスを展開する社会生活を取り巻く環境は、金利の上昇や原材料価格の高騰等に伴う物価上昇により実質賃金が低迷するなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループにおいては、社会変化や生活者の行動変容を踏まえた新たな課題に向き合うとともにAI技術をサービス開発に活用し、ユーザーの暮らしを豊かにするよりよいサービスを提供することを通じて、継続的な企業価値向上を実現していく必要があると考えております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、生活者であるユーザーに対して「毎日の暮らし」から「ライフイベント」までのあらゆるシーンを網羅的に支援していくとともに、「ユーザーファースト」を徹底し、個々のユーザーの生活圏や地域社会に最適化した情報やサービスを提供していくことを目指しております。そのためには、グループ各社がそれぞれの得意分野を活かし、グループシナジー効果を最大限に発揮していくことが重要な課題であると考え、以下の事項を重点項目として対処してまいります。 ① グループのブランドの確立 当社グループは、グループ各社において様々なサービスを展開しております。当社グループ全体が持続的に成長するためには、当社グループのサービスがより一層ユーザーの問題解決を支援するサービスとなり、またその認知度を向上させることにより、さらに多くのユーザーに利用していただくことが重要であると考えております。この課題に対応するため、当社グループ各社は引き続きユーザーニーズに対応したサービス開発を進めるとともに、それぞれのサービスブランドについて統合を推進し、ブランドの認知拡大に向けた各施策を通じて、グループ全体としてのブランド強化を図ってまいります。 ② グループ内におけるサービス連携の強化 当社グループは各事業領域においてメディア、ツール、専門・相談サービスといったサービスを展開しておりますが、ユーザーの利便性を高めるためには、グループ内サービスの連携をより一層高めていくことが重要であると考えております。この課題に対応するため、グループ内の組織再編を進めるとともに、グループ内サービスの共通ユーザーIDの導入を通じて、ユーザーひとりひとりのニーズに沿った行動提案や多様な問題解決ができるワンストップサービスの実現を目指してまいります。 ③ グループ全体のデータ活用基盤の整備 当社グループの各サービスでは、ユーザーの各種行動データが日々蓄積されております。この貴重なデータを活用し、グループサービスにおけるユーザーへの行動提案を強化することが、ユーザーの利便性強化に繋がると考えております。この課題に対応するため、AI技術を有効活用し、グループサービスにおいて蓄積されたデータの解析やデータソリューションの開発等、サービス強化に繋がるデータ活用基盤の整備を進めてまいります。 ④ 事業パートナー向けサービスの付加価値向上 当社グループの顧客である小売店舗、不動産会社、工務店、結婚式場といった事業者は、ともにユーザーに対して情報やサービスを提供する事業パートナーであると考えております。当社グループがユーザーに対してより良質な価値提供を行うためには、これらの事業パートナーに対して付加価値の高いサービスを提供していくことが必要不可欠であります。この課題に対応するため、サービスの機能開発等による付加価値の向上や事業パートナー拡大のための営業強化に取り組んでまいります。 ⑤ 経営者・起業家の積極的な採用及び育成 当社グループが保有する事業ポートフォリオは「毎日の暮らし」から「ライフイベント」まで生活者のあらゆるシーンへ拡大しております。生活者をさらに網羅的に支援する新たな事業領域を開拓するためには、優秀な人材の確保が重要であると考えております。この課題に対応するため、優秀な経営者、起業家人材の獲得と育成に取り組み、グループ経営力の強化に注力することで、当社グループの新たな価値提供と企業価値向上を目指してまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、グループ事業の再構築、新規事業への進出等を行い、継続的な企業価値の向上を目指した将来の成長基盤を築いております。中期では各事業領域における事業成長を重視し、EBITDAを重要指標として位置付けております。
事業等のリスク8,703字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上、リスク要因となり得る主な事項を以下に記載しております。 当社グループは、取締役会及び執行役会において、当社グループを取り巻くリスクや不確実性に関する議論を行い、当該リスク等に関する評価及び対応策の検討を行っております。以下の主要なリスクについては、その対応状況等を各担当執行役から取締役会及び執行役会へ報告・議論されることを通じて、当社グループのリスクヘの対応力の向上と健全で透明性の高い経営の実践に努めております。緊急度の高いリスク事象に対しては、発生時における情報共有の仕組みを構築し、当社グループ全体で速やかに情報を共有の上、対応し、再発防止策を立案・実施しております。また、以下の主要なリスクは経営上回避すべきネガティブなリスクを主に記載しておりますが、取締役会及び執行役会では、経営においての機会となるポジティブなリスクについても議論しております。マーケットの変化を見極めながら、事業成長に必要なリスクテイクを慎重かつ積極果敢に行うことを通じて、当社の持続的成長につなげていく方針であります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しているため、実際の結果とは異なる可能性があります。また、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクを全て網羅するものではありませんので、この点ご留意ください。 (1)経済環境及び事業環境全般に係るリスクについて ① ユーザーニーズ対応の遅延・不徹底について (発生可能性:大 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社グループが事業を展開するインターネット業界においては、ユーザーニーズの変化が非常に早く、その変化に機動的かつ柔軟に対応することが必要となります。しかしながら、ユーザーニーズの変化に対応できない場合、ユーザーへの訴求力の低下等によりユーザー数が減少し、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、ユーザーファーストを徹底し、ユーザー利便性を向上させる機能やコンテンツの拡充を進めるとともに、新規事業やサービスの開発に努めております。 ② サービス提供環境について (発生可能性:大 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社グループが提供するインターネットサービスにおいては、多くのユーザーが大手プラットフォーマーの提供する検索サイトやAI(人工知能)を活用したサービス、スマートデバイス(スマートフォンやタブレット端末等)上でのアプリケーション等を利用してサービスを受けていることから、法規制の変更等が大手プラットフォーマーの事業運営方針に与える影響を含め、彼らの事業戦略の変化、提携料率の変更、提携解消、風評被害の発生等が生じた場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、これら大手プラットフォーマーの動向を注視するとともに、当該動向に応じた機動的な対応が図れる体制の構築に努めております。 ③ 競合環境について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループの各事業領域においては、複数の競合相手が存在することから、競合他社との差別化による優位性が十分に確立できない場合、競争の激化によるユーザーの流出やコストの増加等により、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、市場動向を注視し、提供する情報やサービスの充実、ユーザー利便性の向上、信頼性・ブランド力の強化等を図ることで、ユーザー満足度がより一層高まるサービスの提供に努めております。 ④ 技術革新について (発生可能性:大 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループが事業を展開するインターネット業界においては、恒常的に技術変化が進行しており、日々新たなサービスが生み出されております。技術革新への対応が遅れ、当社グループが提供するサービスの競争力が低下した場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、優秀な人材の確保や教育による技術力の向上に積極的に取り組むとともに、提供するサービスに対して、IT技術の進展に伴う新たな機能の追加を行う等、ユーザビリティーの強化を継続して実施し、技術革新に迅速に対応できるよう努めております。 ⑤ システム障害やセキュリティ侵害について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社グループが提供するインターネットサービスへのアクセスの急増等による一時的な過負荷、電力供給の停止、当社グループのソフトウエアの不具合、ランサムウェア等によるサイバー攻撃、コンピュータウイルスへの感染や外部からの不正な手段によるコンピュータへの侵入、自然災害、事故、役職員等の人為的ミス等、当社グループの予測不可能な様々な要因によってコンピュータシステムがダウンした場合、当社グループの事業活動に支障を生じさせる可能性があります。また、コンピュータシステムにおける作動不能や欠陥に起因して、当社グループの信頼が低下し取引停止等に至る場合や、当社グループに対する損害賠償請求が発生する場合も想定され、このような場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、システムの冗長性及び信頼性の向上に関する取り組みや、サイバー攻撃への備えを含むシステムに応じた様々なセキュリティ対策の強化を継続的に行っております。 ⑥ 自然災害、事故及び感染症等について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社グループは、地震、台風及び津波等の自然災害、火災、停電、ランサムウェア等に起因する大規模なシステム障害等の不測の事故、新型インフルエンザや新型コロナウイルス等の感染症の発生、その他の不測の事態が発生し、事業設備が使用不能な状態、あるいは役職員が就業不能な状態になる等、正常な事業活動ができなくなった場合、又は、感染症の蔓延等に伴うユーザーの消費購買意欲の減退、ユーザーの自発的な行動抑制等、当社グループの想定以上の影響が生じた場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、BCP(事業継続計画)の策定や適切なデータバックアップの実施、リカバリプランの整備をはじめ、安否確認の実施手順や社内備蓄品等の整備、テレワーク環境の構築、必要とされる安全対策や事業継続・早期復旧のための体制構築に努めております。 (2)当社グループの事業運営に係る業界特有のリスクについて ① 住まい領域における事業について (発生可能性:小 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:小) 当社グループが行う住まい領域における事業においては、不動産物件の売買仲介、サブリースの他、一部、自己勘定による売買等を行っております。不動産市場は経済情勢、地価動向、金利動向、為替変動、住宅税制、自然災害や人為災害等の影響を受けやすい特性があることから、経済情勢や政策の内容等により不動産市況が悪化する場合、不動産販売価格の下落や、棚卸資産に評価損が発生する可能性及び販売計画に影響を及ぼす可能性があります。買取再販事業及び建築施工事業については、資材の供給遅延等により工期が長期化する場合があります。高額不動産物件取引については、一取引当たりの金額が大きく、取引発生の時期により業績が変動する場合があります。また、当社グループが扱う物件が契約の内容に適合しない場合、追完のための費用が発生することが考えられます。これらの事態が発生した場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、不動産市況を注視しながら事業活動を行い、市況に合わせた仕入を適切に行うことにより、販売計画に支障が出ないよう努めております。また、既存住宅売買瑕疵保険を積極的に活用することにより、リスク低減に取り組んでおります。 ② 結婚領域における事業について (発生可能性:小 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:小) 当社グループが行う結婚領域における事業のうち、結婚式プロデュース事業においては、ユーザーに対する結婚式開催までのプランニング全般を扱っております。天候要因や大規模な自然災害の発生、重篤な感染症の流行等により、当社グループが取り扱う結婚式を開催することが困難になった場合や、当社グループが取り扱う結婚式において、食中毒等の安全衛生上の事故が発生した場合は、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、ユーザーの安全を確保しつつも、各種災害による生活様式や行動様式の変化に対応したサービスの開発や挙式におけるガイドラインの作成等により、事故の防止に努めております。 ③ アミューズメント施設の運営について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社グループはアミューズメント施設「ニンジャ☆パーク」を運営しております。当社グループでは、法令を遵守し、お客様が安全かつ楽しく利用できることを第一として適切に運営を行っておりますが、施設の不具合や老朽化等によってお客様が怪我をされる等不測の事態が生じるおそれがあります。また、当該施設の利用にあたっては、利用規約に従い適切な利用をご案内しておりますが、スポーツアミューズメント施設としての特性上、不慮の事故等が生じるおそれがあります。万一お客様において大きな事故が発生した場合には、当社グループへの信頼の低下等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 このようなリスクの対応策として、遊具施設については定期的な点検を実施し、不具合を確認した場合には適時適切な修繕を行うルールを設定・運用しているとともに、安全が確認されるまで当該遊具施設の使用を禁止する等、お客様に対し安全かつ快適なユーザー体験を提供できる体制としております。また、各施設の安全性については適宜検討を行い、必要に応じて安全マットの敷設を行う等、追加の安全対策を実施しております。以上に加え、重大な事故を未然に防止すべく安全な運営及び事故対応に係るマニュアルを整備し、これを従業員に周知し徹底を図るとともに、お客様に対しては利用規約に沿った安全なご利用について適宜ご案内しております。なお、万一の事態に備えるため、施設入場者向けの傷害保険に加入しております。 ④ 投資事業について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:小) 当社グループが行う投資事業においては、収益獲得を図るべく有価証券等への投資を実施しております。投資先企業等の業績によっては期待した投資成果を上げることができず、また、価格変動の影響を受ける有価証券等においては時価等が下落し、減損、評価損、評価差額等の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、投資対象の有価証券等について取得原価を上回る価額で売却できる保証はなく、期待されたキャピタルゲインが実現しない可能性や投資資金を回収できない可能性があります。 このようなリスクの対応策として、投資先の選定にあたって、投資資金の回収可能性を含めたリスクを慎重に評価し適正な企業価値の評価に努めております。 ⑤ サイト運営の健全性、適切性について (発生可能性:小 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:小) 当社グループが提供するインターネットサービスにおいては、提供サービスの関連情報、独自編集による記事情報、ユーザーからの投稿情報等を掲載しておりますが、生成AIの普及に伴う記事の乱立や誤情報の混入、著作権や肖像権の侵害リスクに加え、事実と異なる情報や記事あるいは誤解を招く表現による情報や記事が掲載された場合、その他不適切な投稿等がなされた場合には、当社グループが提供するサービスあるいは当社グループ全体に対する社会的信用やブランドイメージが毀損され、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、情報収集及び情報掲載に関するマニュアルを整備し、当該マニュアルに沿った情報の正確性の確認や適切な運用を行うとともに、正確性を担保するための知識習得に努めております。また、サイトの利用規約等を整備し、投稿チェックによる不適切な投稿等を規制する監視体制を構築しているほか、第三者の知的財産権を侵害することのないように細心の注意を払った事業活動を行うことに加え、弁護士等の外部の専門家と円滑な連携が可能な体制を構築しております。 ⑥ 法規制等について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループが行う事業においては、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」におけるアクセス管理者の立場から不正アクセス行為に対する必要な防御の措置を取る必要があります。また、ユーザーの個人情報を取得・取り扱う場合等においては、「個人情報の保護に関する法律」及び関連するガイドライン等の適用を受けます。広告宣伝メールの送信に対して「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の適用を受けます。当社グループはシステム開発やコンテンツ制作の一部を外注する場合があり、「下請代金支払遅延等防止法」、「フリーランス・事業者間取引適正化等法」の対応が求められます。また、一般消費者に商品又は役務を提供する事業において「不当景品類及び不当表示防止法」の適用を受けます。店舗販売、訪問販売、電子商取引、その他各種の商取引においては「特定商取引に関する法律」、「電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律」、「消費者契約法」、「割賦販売法」の対応が求められます。ユーザーからの口コミ投稿ができるサービスでは、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」に基づく一定の対応が要求される他、婚礼衣装等の中古品の販売においては「古物営業法」の適用を受けます。不動産に関する事業においては、「宅地建物取引業法」、「不動産の表示に関する公正競争規約」の適用を受け、また、海外で提供するサービスについて現地法の規制が適用されます。家計簿サービスにおいては、電子決済等代行業者として関東財務局に登録し、「銀行法」に基づく役務の提供を行っております。求人情報事業については、職業安定法等の適用を受けます。当社グループが行う投資事業においては「金融商品取引法」の適用を受けます。 当社グループは法令遵守に努めており、当該法的規制等に抵触する事実はないものと認識しておりますが、今後これらの法令が改正された場合若しくは当社グループの行う事業を適用対象とする新たな法令が制定された場合、又は、当社グループの行う事業が行政処分等の対象となった場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、法令改正等の情勢を注視し、顧問弁護士との連携や社内教育体制の整備を行うことでリスクの低減に努めております。 (3)当社グループの組織運営体制その他のリスクについて ① グループ経営について (発生可能性:小 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループは、当社を純粋持株会社とし、当社グループが営む各事業についてはそれぞれを担う事業会社が裁量を持って自立運営することで、経営責任の明確化と事業運営上の機動性強化を推進しております。当社グループのガバナンス体制としては、当社執行役が中心となり各事業会社代表との議論を踏まえ、グループ全体としての経営判断を行っております。しかしながら、グループ全体での事業方針と各事業会社の方向性に齟齬が生まれた場合や、各事業会社の内部管理体制不備による法令違反等が発生した場合、又は各事業会社での自立運営の結果としてグループ内部で無駄な重複業務が生じた場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクへの対応策として、各事業会社への当社役職員の派遣、各事業会社からの定期的な情報収集や執行役会等での情報共有等を通じて、グループ全体と各事業会社の意思疎通の強化を図るとともに、グループ基本ルールに則った内部管理体制整備、内部統制機能の強化を推進しております。 ② 人材確保と育成について (発生可能性:大 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社グループは人材が最大の財産であると考え、安定的に成長していくためには、継続して高い意欲を持った優秀な人材の確保が必要であると考えております。特にユーザー向けサービスの構築及び運用面においては高度な技術スキルを有する人材が求められることから、それに見合う優秀な人材を適切に確保・育成する必要があります。しかしながら、必要な人材の確保・育成が計画通りに進まなかった場合や既存社員の生産性の低下を防止できない場合には、競争力の低下や業容拡大の制約要因が生じる可能性があり、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、今後の業容拡大に応じて、必要な人材の積極的な採用に取り組むとともに、社内教育や職場環境の充実及び社内コミュニケーションの強化を図ることによって、人材の確保・育成に努めております。 ③ 情報漏洩について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社グループは、事業活動を通じて個人情報及び機密情報を取得する場合があります。これらの情報を保護するため、個人情報管理の仕組みの整備・運用や、情報セキュリティシステムの構築等を行い、情報漏洩の防止に努めておりますが、コンピュータウイルスの感染、不正アクセスや盗難、人的ミス、AIエージェントの活用ミス、その他不測の事態により個人情報又は機密情報が消失、社外に漏洩した場合には、当社グループの社会的信頼の低下や損害賠償請求が発生するなど、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、ISMS認証の取得を通じた役職員への意識改革や教育を行い、情報管理体制の構築及び情報漏洩の防止に努めております。 ④ 訴訟について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループが事業活動を行う中で当社グループ役職員の法令違反等の有無に関わらず、取引先、協力会社、ユーザー等との間で予期せぬトラブルが発生し、訴訟に発展する可能性があります。これら訴訟の内容及び結果によっては、多大な訴訟対応費用の発生や企業イメージの悪化等により、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクの対応策として、役職員に対するコンプライアンス教育を徹底し、法令違反等の発生リスクの低減に努めるとともに、弁護士事務所と顧問契約を結び、適切に法的対応ができる体制を構築しております。また、諸契約の締結時には事前のリーガルチェックを徹底することで契約上のリスク排除に努めております。 ⑤ のれん等の減損について (発生可能性:中 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループは、成長戦略の一環としてM&A等を推進しており、これに伴い連結貸借対照表に相当額の「のれん」等を計上しております。事業環境の変化等の影響で、対象事業の収益性の悪化や事業方針の変更等により、当初計画からの乖離が生じた場合には、減損損失を計上する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクへの対応策として、M&A等の検討段階において詳細なデューデリジェンスを実施し、リスクの把握と投資対効果の検証を行っております。また、買収後においては、対象事業の進捗状況を定期的にモニタリングすることで、課題の早期発見、及び解決に努めております。 ⑥ 支配株主について (発生可能性:小 発生可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大) 当社の支配株主である穐田誉輝氏は、当連結会計年度末時点において当社発行済株式総数(自己株式を除く)の65.1%(38,978,520株)を所有しております。将来において、支配株主との関係に現時点では想定していない大きな変化が生じた場合には、当社グループの経営に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,547字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループは“「くふう」で暮らしにひらめきを”を経営理念とし、「毎日の暮らし」及び「ライフイベント」において、生活者であるユーザーにとっての利便性や豊かさを最優先に考え、情報格差の解消や利便性の高いサービスづくりに取り組むとともに、ユーザーの主体的な意思決定や行動に繋がる価値提供を目指しております。 当連結会計年度において、当社グループがサービスを展開する社会生活を取り巻く環境は、金利の上昇や原材料価格の高止まり、円安の長期化等に伴う物価上昇が実質賃金を圧迫するなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような経営環境のもと、グループサービスの付加価値向上や事業運営の効率化を目指し、生活者のニーズの変化への対応、急速に発展するAI技術を活用したサービス開発の強化、グループ内組織再編等に取り組んでまいりました。 当連結会計年度の経営成績については、売上高は14,110百万円(前期比9.2%減)、営業利益は522百万円(前期比17.3%減)、経常利益は501百万円(前期比0.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は2,347百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益308百万円)となりました。 なお、サービス連携の強化、業務の効率化並びに組織の活性化に向けた組織再編を進め、毎日の暮らし事業を構成する株式会社ロコガイドと株式会社くふうAIスタジオを2025年1月1日付で統合いたしました。グループにおける中核事業である毎日の暮らし事業を営む統合会社の商号を「株式会社くふうカンパニー」とし、2024年12月31日付で当社の商号を「株式会社くふうカンパニーホールディングス」に変更しております。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、経営管理区分の見直しを実施しており、以下の前期比較については、変更後の区分に組み替えた数値で比較分析しております。 <毎日の暮らし事業> 当事業は主に、株式会社くふうカンパニーによるチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」やオンライン家計簿サービス「Zaim」等の事業で構成されております。 当連結会計年度において、主力のトクバイ事業は、事業統廃合やコスト削減により、安定的に利益創出できる構造を確立しました。また、トクバイ導入店舗の開拓においては、有料掲載店舗数が伸び悩んだものの、主要業態での有償化推進や新規業態の開拓に注力いたしました。また、旅行・おでかけメディア「RETRIP」を運営する株式会社RETRIPやチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営する株式会社ロコガイドを株式会社くふうAIスタジオ(現株式会社くふうカンパニー)へ統合した結果、組織再編によるコスト削減が進みました。 以上の結果、当連結会計年度における毎日の暮らし事業の売上高は2,763百万円(前期比8.8%減)、営業利益は740百万円(前期比3.7%増)となりました。 <ライフイベント事業> 当事業は主に、株式会社くふう住まいコンサルティング、株式会社くふう住まい、株式会社くふうウェディング各社の主要事業である住まいFC事業、住まい相談事業、ウェディング事業で構成されております。 当連結会計年度において、住まいFC事業は、法改正に伴い納期が長期化するものの、リノベーションや規格住宅等の商材の多様化を推進し、業績は堅調に推移いたしました。また、全社的なコスト削減や不採算事業の整理等により収益力が向上いたしました。住まい相談事業は、相談カウンターの出店強化に伴い費用発生が先行した一方、エリア拡大は順調に進みました。ウェディング事業は、厳しい市場環境が続く中、事業構成を見直し、カジュアルウェディング領域に注力し、当連結会計年度より開始したレンタルドレスショップ事業やロケーションフォト事業が収益基盤の強化に寄与いたしました。 以上の結果、当連結会計年度におけるライフイベント事業の売上高は8,533百万円(前期比6.7%減)、営業利益は786百万円(前期比3.4%増)となりました。 <投資・インキュベーション事業> 当事業は主に、子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」を提供する株式会社キッズスター、富裕層向けコンサルティングサービスを提供する株式会社Seven Signatures International、地域情報メディア・サービスを提供する株式会社くふうしずおかやスポーツ型のアミューズメントパーク施設「ニンジャ☆パーク」を運営する株式会社ゴールドエッグスなどのその他事業子会社、当社及び株式会社くふうキャピタルによる投資事業で構成されております。 当連結会計年度において、当社グループの企業価値を高める出資及びM&A等の検討を継続して進めました。前年度との比較において、投資事業の収益貢献が縮小したものの、株式会社キッズスター及び株式会社Seven Signatures Internationalが業績に寄与するとともに、その他の事業子会社の業績も改善しました。 以上の結果、当連結会計年度における投資・インキュベーション事業の売上高は2,915百万円(前期比20.5%減)、営業利益は422百万円(前期比24.9%減)となりました。 財政状態については以下のとおりであります。 当連結会計年度末における総資産は16,485百万円となり、前連結会計年度末と比較し2,389百万円減少しました。これは主にのれんが2,719百万円減少したことによるものであります。 負債は6,849百万円となり、前連結会計年度末と比較し144百万円増加しました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が313百万円、その他流動負債が356百万円増加した一方、長期借入金が572百万円減少したことによるものであります。 純資産は9,635百万円となり、前連結会計年度末と比較し2,533百万円減少しました。これは主に利益剰余金が2,347百万円減少したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7,404百万円となり、前連結会計年度末と比較し71百万円減少しました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果、増加した資金は908百万円(前期は196百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失が2,059百万円、営業投資有価証券の増加が592百万円あった一方、減損損失が2,444百万円、のれん償却額が680百万円、減価償却費が496百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果、減少した資金は839百万円(前期は498百万円の減少)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が570百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果、減少した資金は145百万円(前期は1,192百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が380百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が639百万円あったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前期比(%) 毎日の暮らし事業(百万円)   2,763   91.2 ライフイベント事業(百万円)   8,533   93.3 投資・インキュベーション事業(百万円)   2,915   79.5 報告セグメント計(百万円)   14,212   89.7 調整額(百万円)   △102   - 合計(百万円)   14,110   90.8 (注)1.調整額はセグメント間取引消去等であります。 2.投資・インキュベーション事業について、主に前連結会計度に計上した営業投資有価証券の売却収入が減少したことにより、販売実績が減少しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要のうち主なものは、ソフトウエア開発や事業運営のための人件費等の運転資金、当社グループの企業価値を高める出資及びM&A等の投資資金であります。これらの資金需要につきましては、自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。資金の流動性については、事業規模に応じた適正な手元資金の水準を維持するとともに金融上のリスクに対応するため取引銀行と当座貸越契約等を締結することにより手元流動性を確保しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、資産・負債及び収益・費用に影響を与える見積りを必要とする箇所があります。これらの見積りにつきましては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内でかつ合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なる可能性があることにご留意ください。 当社グループが行っております会計上の見積りのうち特に重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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