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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

GreenBee

GreenBee, Inc.3913 · Standard · 情報・通信業

DX・GX・テクノロジーライセンスの3事業を柱に、サブスク型クラウドサービスから組込みソフトウェアまで手がける技術持株会社。

概要

GreenBee株式会社(旧sMedio)は、2007年にソフトウェア開発会社として創業し、2015年に東証マザーズ(現グロース)に上場した。従業員41名、売上高約9.6億円(2025年12月期)。現在はDXサービス、GXサービス、テクノロジーライセンスの3事業を展開し、クラウドバックアップや組込みブラウザーなどを手掛ける。

DX・GX・テクノロジーライセンスの3本柱

当社グループは「DXサービス事業」「GXサービス事業」「テクノロジーライセンス事業」の3領域で事業を展開する。DX事業ではクラウドデータバックアップ「GreenBee Cloud Backup」やモバイルアプリ脆弱性診断「RiskFinder」を提供。GX事業ではEMSクラウドによるエネルギー管理と蓄電池・太陽光・EV充電器のカスタムパッケージを手掛ける。テクノロジーライセンス事業では組込みブラウザー「tourbillon」、4K/8K再生ソフト、AIメイクアップアプリなどをライセンス供与する。

収益の約6割を占める上位4社への依存

売上高の約6割を上位4社が占める。収益形態は3種類あり、メーカー向けロイヤリティ収入(出荷数連動)、エンドユーザー向けサブスクリプション収入、受託開発収入、保守サポート収入に分かれる。テクノロジーライセンス事業はロイヤリティと開発収入が中心で、DX・GX事業はサブスクリプションや保守収入の比率が高まっている。

中国と日本に配置した開発体制

グループは当社、子会社のGreenBee Technology (Shanghai) Inc.、タオソフトウエア株式会社の3社で構成される。上海拠点はテクノロジーライセンス製品の開発とクラウドバックアップの開発を担当。タオソフトウエアは脆弱性診断サービスと受託開発を手掛ける。過去には台湾や米国にも拠点を持ったが、2024年までに閉鎖または売却している。

売上高は約10億円、手元流動性は10億円超

2025年12月期の連結業績は売上高961百万円(前年比19.3%増)、営業利益165百万円(同224%増)、純利益203百万円(同219%増)。現金及び預金は1,276百万円で、流動負債186百万円を差し引いても1,089百万円の手元流動性を確保する。総資産1,676百万円、純資産1,390百万円。長期借入金79百万円を含む負債286百万円。

業界の中での役割はコンシューマー向けサービスから産業用エネルギー管理まで、幅広い分野にソフトウェアとシステムを供給するプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
10億円
営業利益
2億円
営業利益率
20.0%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01通信事業者・コンシューマー向けサービス事業者主力

スマートフォンユーザー向けにクラウドバックアップサービスをサブスクリプション型で提供。また、モバイルアプリの脆弱性診断サービスを大手携帯電話会社やゲーム会社に提供し、セキュリティ対策を支援。ストック収入と開発収入が収益の柱。

主要顧客大手携帯電話会社、大手ゲーム会社

主な製品・サービス2
GreenBee Cloud Backup
iOS/Android対応の容量無制限クラウドバックアップサービス。複数端末対応、本格的なバックアップビューアを備え、初心者にも使いやすいシンプルな操作性が特徴。
RiskFinder
Androidアプリをアップロードするだけで脆弱性診断とリスク評価レポートを作成するWebサービス。大手携帯電話会社やゲーム会社での導入実績がある。

02再生可能エネルギー導入企業準主力

EMSクラウドシステムで工場や施設のエネルギーの使用状況をAI・ICTで管理・最適化。蓄電池や太陽光発電モジュール、EV充電器などを組み合わせたカスタムパッケージをワンストップで提供し、脱炭素化に貢献。開発収入と保守サービス収入を得る。

主な製品・サービス2
EMSクラウドサービス
AIやICTを用いてエネルギーの使用状況を把握・管理し、最適化するシステム。再エネの導入を支援する。
蓄電池システムカスタムパッケージ
蓄電池、スマートデータロガー、太陽光発電モジュール、EV充電器を組み合わせたカスタムパッケージ。EMSと合わせて提供される。

03デジタル家電メーカー、パソコンメーカー準主力

組込みブラウザー、デバイス連携アプリ、AIメイクアップアプリ、4K/8K再生ソフトウェアなどの自社テクノロジーIPをライセンス。デジタルテレビやPCメーカー向けにロイヤリティ収入を得る。子会社が開発・販売を担う。

主要顧客大手電機メーカー、大手PCメーカー

主な製品・サービス5
tourbillon
デジタルテレビ向け組込みブラウザーモジュール。軽量で高品質なユーザーインターフェースを実現する。
GreenBee Data Transfer
スマートフォンとパソコン間で写真や動画、ドキュメントを簡単に転送できるアプリケーション。
GreenBee Screen Mirroring
Wi-Fi接続のみでスマホ・タブレット・TVをPCの外部モニターとして利用可能にするアプリケーション。
GreenBee Beauty Camera
AIを利用したメイクアップアプリ。ビデオ会議アプリなどで使用できる。
VAlution/TrueBD
4K/8Kプレミアコンテンツ再生ソフトウェア。デジタル家電向けにはVAlutionBD、PC向けにはTrueBDとして大手メーカーに採用されている。

製品と技術

容量無制限のクラウドバックアップ「GreenBee Cloud Backup」

iOSおよびAndroidスマートフォン向けのサブスクリプション型クラウドバックアップサービス。容量無制限のストレージ、複数端末対応、バックアップビューアを備える。2025年12月末時点の有償契約者数は約368,000人で、月間リカーリング収益は前年比433%に拡大した。シンプルな操作性が特徴で、通信キャリアや家電量販店チャネルで販売される。

Androidアプリの脆弱性を診断する「RiskFinder」

Androidモバイルアプリをアップロードするだけで脆弱性を診断し、リスク評価レポートを自動生成するWebサービス。大手携帯電話会社や大手ゲーム会社での導入実績を持つ。タオソフトウエアが開発・販売を担当する。ストック収入ではなく、診断ごとの課金またはサブスクリプションで収益を得る。

デジタル家電に搭載される組込みブラウザー「tourbillon」

デジタルテレビや組込み機器向けの軽量ブラウザーモジュール。高品質なユーザーインターフェースを実現する。また、4K/8Kプレミアコンテンツ再生ソフト「Valution」や「TrueBD」は、大手電機メーカーのHDD・ブルーレイ再生機器や大手PCメーカーのパソコンに採用されている。ロイヤリティ収入が主体で、出荷数に応じた収益となる。

GX分野のEMSクラウドと蓄電池システム

エネルギーマネージメントクラウドシステム(EMS)は、AIとICTを用いて工場や施設のエネルギー使用を最適化する。これに合わせて蓄電池、スマートデータロガー、太陽光発電モジュール、EV充電器をカスタムパッケージで提供。2024年には株式会社ウエストエネルギーソリューションから系統用蓄電所を取得し、電力卸売市場向けの事業に参入した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

SaaS特化の小規模、高成長狙う

クラウド型顧客管理(CRM)等のSaaS事業を展開する小規模企業。売上高は8~10億円と同業のVRain SolutionやCocoliveと同水準。営業利益率は12.5%→20%と急改善し、高収益体質へ移行中。ただし絶対額が小さく、競合のソラコムなどに比べるとプレゼンスは低い。ニッチな機能特化で差別化を図る。

強み

  • 20%の営業利益率は業界内で優位、効率的な運営。
  • SaaS市場は拡大傾向、需要取り込み余地大。
  • 固定費が低く、売上変動に柔軟に対応可能。
  • CRMの特定機能に絞り、大手と差別化。

課題

  • 10億円未満の売上では経営基盤が脆弱。
  • 大手SaaS企業との競争で生き残りに課題。
  • 限られた知名度で新規顧客開拓に苦戦。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がGreenBee

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

2007年創業、台湾と上海に開発拠点を設立

2007年3月、ソフトウェア開発・販売を目的に東京都港区南麻布でビデェイス株式会社を設立(資本金500千円)。同年5月に台湾に開発子会社VideAce Technology Co.、2008年3月に上海にVideAce Technology Inc.(現GreenBee Technology (Shanghai) Inc.)を設立。2009年には台湾のRolltech Technology社の株式95%を取得したが、2010年までに台湾関連会社は全て売却した。

商号をsMedioに変更し米国展開へ

2010年8月、商号を株式会社sMedioに変更。2011年7月、上海子会社が成都に支店開設(2014年閉鎖)。同年10月、米国カリフォルニア州に完全子会社sMedio America Inc.を設立。2012年2月、米国においてSyncable事業を取得し、スマートデバイス事業を拡大した。2013年には台湾台北市に支店を開設し保守サービスを開始したが、2018年に閉鎖。

上場とM&Aによる事業拡大

2015年3月、東京証券取引所マザーズに上場。同年6月、株式会社情報スペースを子会社化(2021年清算)。8月、株式会社ブイログを設立(2017年吸収合併)。2016年7月、タオソフトウエア株式会社とその子会社リスクファインダー株式会社を子会社化。2017年5月、株式会社ミックステクノロジーズを子会社化(2018年吸収合併)。これによりDX・セキュリティ分野を強化した。

GX事業への参入と商号変更

2022年7月、Kiwi Technology, Inc.と資本業務提携。同年12月、資本金を10百万円に無償減資。2024年4月、商号をGreenBee株式会社に変更し、「テクノロジーで持続可能な未来を築く会社」を標榜。同年7月、株式会社ウエストホールディングスと資本業務提携し、系統用蓄電池事業に参入。米国子会社を閉鎖し、上海子会社をGreenBee Technologyに改称した。

年表33件を開く

2000年代

  • 2007年3月創業ソフトウェア開発、販売を目的としてビデェイス株式会社を東京都港区南麻布に設立(資本金500千円)
  • 2007年5月台湾に開発拠点となる子会社 VideAce Technology Co.を設立
  • 2007年11月本社を東京都港区新橋へ移転
  • 2008年3月M&A上海に完全子会社の開発拠点VideAce Technology Inc. (現社名 GreenBee Technology (Shanghai) Inc.)を設立
  • 2009年1月M&A台湾のRolltech Technology Co. Ltdの株式の約95%を取得し子会社化
  • 2009年7月子会社の台湾VideAce Technology co.の全株式を売却
  • 2009年9月商号変更ロールテック株式会社に商号変更

2010年代

  • 2010年4月本社を東京都中央区日本橋本町へ移転
  • 2010年7月台湾子会社のRolltech Technology Co. Ltdの全株式を売却
  • 2010年8月商号変更株式会社sMedioに商号変更
  • 2011年7月sMedio Technology (Shanghai) Inc.が中国成都に支店開設
  • 2011年10月M&A米国カリフォルニア州に完全子会社sMedio America Inc.を設立
  • 2012年2月米国においてSyncable事業を取得
  • 2013年3月台湾台北市に支店を開設、スマートデバイス事業の一部保守メンテナンスサービスを開始
  • 2014年2月sMedio Technology (Shanghai) Inc. 成都支店を閉鎖
  • 2015年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2015年6月M&A株式会社情報スペースを子会社化
  • 2015年6月本社を東京都港区三田へ移転
  • 2015年8月創業株式会社ブイログを設立
  • 2016年7月M&Aタオソフトウエア株式会社及びその子会社リスクファインダー株式会社を子会社化
  • 2017年4月本社を東京都中央区新川へ移転
  • 2017年5月M&A株式会社ミックステクノロジーズを子会社化
  • 2017年7月M&A株式会社ブイログを吸収合併
  • 2018年1月M&A株式会社ミックステクノロジーズを吸収合併
  • 2018年2月台湾支店閉鎖

2020年代

  • 2021年11月株式会社情報スペース清算
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場へ移行
  • 2022年7月Kiwi Technology, Inc.社と資本業務提携及びキーウィテクノロジー株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施
  • 2022年12月資本金を10百万円に無償減資
  • 2024年4月商号変更GreenBee株式会社に商号変更
  • 2024年5月sMedio America Inc.を閉鎖
  • 2024年5月商号変更sMedio Technology (Shanghai) Inc.をGreenBee Technology (Shanghai) Inc.に商号変更
  • 2024年7月株式会社ウエストホールディングスとの資本業務提携及び第三者割当を実施

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    収益モデルのサービス課金への移行

    従来のロイヤリティ収入から、DXサービス事業とGXサービス事業においてサービス利用料を課金するモデルへ移行する。

  2. 02

    製品・サービス構成の充実

    顧客ニーズを捉えた製品・サービスを市場投入し、成長基盤を強化する。

  3. 03

    開発管理体制の構築

    GXサービス事業参入にあたり、社内開発者と外部協力者を統合した管理体制を構築し品質を担保する。

  4. 04

    知的財産管理体制の強化

    独自技術を特許・商標として登録管理し競争優位性を確保するとともに、他社の知的財産を侵害しない体制を整える。

  5. 05

    優秀な人材の確保と内部管理体制強化

    AI・クラウド分野の優秀な技術者を確保し、コーポレートガバナンスや情報開示体制を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で41人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は789万円で、9期前と比べて1.4%平均年齢は47.6歳、平均勤続年数は6.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月64
2017年12月60
2018年12月56
2019年12月80044.53.255
2020年12月76043.03.657
2021年12月71044.64.653
2022年12月73947.05.451
2023年12月75247.26.049
2024年12月80845.25.543233
2025年12月78947.66.641488

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 1 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都中央区6百万円
ソフトウェア事業
本社事業所 — Shanghai, PRC0百万円
ソフトウェア事業
主な関係会社
  • 海外
    GreenBee Technology (Shanghai) Inc. (注)1
    上海市黄浦区(中国) · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    タオソフトウエア㈱(注)1,3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は10億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+25.0%、利益が+100.0%。

売上高
+25.0%
10億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
+100.0%
2億円
営業利益率
20.0%
前期比 +7.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高13億円10億円
営業利益2億円2億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は6億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+50.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q200.00
2023年2Q200.00
2023年3Q200.0−2
2023年4Q20
2024年1Q200.00
2024年2Q200.00
2024年4Q4125.01
2025年2Q4125.01
2025年4Q6116.71
2026年2Q6116.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は6億円から10億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は20.0%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月6−1−1
台湾台北市に支店を開設、スマートデバイス事業の一部保守メンテナンスサービスを開始
2013年12月810
2014年12月1032
株式会社ブイログを設立
2015年12月1211
タオソフトウエア株式会社及びその子会社リスクファインダー株式会社を子会社化
2016年12月1300
株式会社ミックステクノロジーズを子会社化
2017年12月11−1−1
株式会社ミックステクノロジーズを吸収合併
2018年12月10−1−1
2019年12月9−1−1
2020年12月900
2021年12月700
2022年12月8−2−2
2023年12月80−2
GreenBee株式会社に商号変更
2024年12月81112.51
2025年12月102220.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高10億円のうち、営業利益として残るのは2億円20.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の20.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.0%4億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.0%4億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.0%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.6pt
20.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+13.4pt
20.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.8pt
15.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
35.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は13億円で、売上の15.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−2−10−33
2013年12月3037
2014年12月201210
2015年12月−1−25−313
2016年12月−3−14−414
2017年12月3−1−3212
2018年12月00−1011
2019年12月−30−1−36
2020年12月20028
2021年12月−200−26
2022年12月10219
2023年12月−10−18
2024年12月10019
2025年12月301313

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は17億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は82.9%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月75277.2
2013年12月96360.7
2014年12月139468.9
2015年12月1715287.5
2016年12月2217576.3
2017年12月1813573.3
2018年12月1512381.1
2019年12月1211189.6
2020年12月1311288.1
2021年12月1311290.7
2022年12月1412287.6
2023年12月1211189.4
2024年12月1312191.3
2025年12月1714382.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中64位あたり、逆に低いのはROE605社中237位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
25.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,095で、1年前と比べて+6.6%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥1,095-5.4%1ヶ月+8.4%1年+6.6%時価総額26億円
過去52週の値幅
安値¥850高値¥1,548

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.1倍
PER (会社予想)14.0倍
PBR1.84倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/31に+5.02%と上昇し、25日線(958.92)を+6.9%上回る。1ヶ月で+11.2%と回復基調。52週高値(1548)からは-33.8%と水準は低いが、52週安値(850)からは+20.6%の位置。出来高は7/15に67,400株と急増し、その後も高水準で推移。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高がここ数年横ばいで、2024年にようやく営業黒字化した成長初期の企業。PBRは1.87倍とやや割高感がある一方、PERは11倍と一見割安に見える。強気派は低PERと2025年に向けた増収・増益計画を評価するが、弱気派は売上成長の鈍さや収益の安定性への疑問から妥当な評価とみる。

プラスに働く材料3
  • 低PERと増益計画

    2025年予想PERは約10倍と同業比で割安。売上高10億円、営業利益2億円を計画。

  • 黒字転換の達成

    2024年に営業利益率12.5%と黒字化。損益分岐点を超えた可能性。

  • 業容拡大の余地

    時価総額23億円と小さく、ニッチ市場での成長余地は大きい。

マイナスに働く材料3
  • 売上高の停滞リスク

    2022~2024年まで売上8億円で横ばい。成長が計画通り進む不確実性。

  • 競争力が不明瞭

    強固な競争優位が確認できず、大手IT企業との競合で価格圧力に弱い。

  • 流動性リスク

    時価総額が小さく株価変動が大きい。機関投資家の関心は低い可能性。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
横ばいからの脱却が最重要。過去3年8億円から10億円への進捗を確認。
営業利益率
黒字化後の利益率維持が投資家の信頼につながる。12.5%を下回らないか。

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ1,297人。区分でいちばん多いのは個人・その他38.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.5%を占め、残る81.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他55.361.052.451.547.638.4
外国人個人29.028.825.125.025.024.5
事業法人0.50.513.517.518.917.3
証券会社10.27.97.94.66.615.0
外国法人4.81.41.11.31.63.6
金融機関0.20.30.10.00.21.2
自己株式5.45.24.13.90.71.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01SEN-CHOU LO(常任代理人 SMBC日興証券株式会社)22.60
02キーウィテクノロジー株式会社13.03
03株式会社SBI証券9.28
04楽天証券株式会社共有口3.51
05株式会社ウエストホールディングス2.98
06岩本 定則2.56
07増田 滋1.84
08虞 立群1.79
09大谷 雄一郎1.79
10谷口 岳1.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+170%、1株純資産は14期で+36%。直近期のROEは15.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年12月−125440
2013年12月424959.1
2014年12月15956927.8
2015年12月468116.636.4
2016年12月−2824−0.3
2017年12月−71680−9.6
2018年12月−58617−8.9
2019年12月−44572−7.5
2020年12月55760.9188.3
2021年12月15860.11176.8
2022年12月−89542−15.7
2023年12月−73472−14.3
2024年12月285115.719.7
2025年12月8759815.814.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額74百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岩本定則代表取締役社長5560,000
宇佐美將生取締役536,500
落合洋司取締役62
李欣欣取締役61
江藤祐一郎監査役(常勤)62
本郷喜千監査役533,000
杉本佳彦監査役61
渋澤祥行取締役56

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2332556432
社外監査役3883
社外取締役2221

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,918字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社(GreenBee Technology (Shanghai) Inc.、タオソフトウエア㈱)の計3社より構成されております。 (1) 当社グループの事業内容について 当社グループの事業領域の概要は、下表のようになっております。 事業領域   DXサービス事業   GXサービス事業   テクノロジーライセンス事業 事業内容   継続性と収益性の高いサブスク特化型事業   脱炭素化に貢献するサービスをワンストップで提供する事業   競争力の高い自社テクノロジーIPをライセンスする事業 顧客   通信事業者・コンシューマー向けサービス事業者等   再生可能エネルギーを導入する企業等   デジタル家電メーカー、パソコンメーカー等 主要製品・サービス等   • クラウドデータバックアップサービス - GreenBee Cloud Backup • モバイルアプリ脆弱性診断サービス - RiskFinder   • 系統用蓄電池事業 - 自社蓄電所の運営 • EMS(エネルギーマネージメントシステム) • 蓄電池システムのカスタムパッケージ - スマートデータロガー - 蓄電池 - 太陽光発電モジュール - EV充電器    • 組込みブラウザー - tourbillon • デバイス連携アプリケーション - GreenBee Data Transfer - GreenBee Screen Mirroring • AIメイクアップアプリ - GreenBee Beauty Camera • 4K/8Kプレミアコンテンツ再生 - Valution - TrueBD/TrueDVD (2) 関係会社の事業内容及び位置付けについて ① GreenBee Technology (Shanghai)Inc. テクノロジーライセンス事業にかかわる製品を開発している拠点であります。また、開発技術の多様化を進めており、DXサービス事業のうちクラウドデータバックアップサービスの開発も行っております。 ② タオソフトウエア㈱ テクノロジーライセンス事業のうち主に受託開発にかかわる開発および販売、DXサービス事業のうちモバイルアプリ脆弱性診断サービスの開発および販売を行っております。 [事業系統図](2025年12月31日現在) (3) 具体的な製品又はサービスの特徴 (DXサービス事業) ① クラウドデータバックアップサービス(GreenBee Cloud Backup) iOS™、Androidスマートフォンに対応したサブスクリプション型のクラウドバックアップサービスです。容量無制限のストレージ、複数端末対応、本格的なバックアップビューアなど、コンシューマー向けクラウドバックアップサービスに求められる機能を持ちながら、初心者にもわかりやすいシンプルな操作を実現しています。 ② モバイルアプリ脆弱性診断サービス(RiskFinder) Android™モバイルアプリをアップロードするだけで、脆弱性の診断、リスク評価の結果レポート作成までを可能とするWebサービスになります。 同製品は、Android™モバイルアプリの脆弱性を診断することで、顧客のセキュリティ対策に貢献し、大手携帯電話会社や大手ゲーム会社での導入実績を有しています。 (GXサービス事業) ① EMSクラウドサービス EMSとは、エネルギーマネージメントクラウドシステムを意味し、AIや情報通信技術(ICT)を用いて工場や施設のエネルギー使用状況を把握、管理し最適化する再エネを行うシステムになります。 ② 蓄電池システムのカスタムパッケージ EMSクラウドサービスの提供に合わせて必要となる蓄電池、スマートデータロガー、太陽光発電モジュール、EV充電器等を提供しています。 (テクノロジーライセンス事業) ① 組込みブラウザー(tourbillon) デジタルテレビに情報を表示するためのブラウザーモジュールを提供し、組込み機器で軽量、高品質なユーザーインターフェースを実現しています。 ② デバイス連携アプリケーション(GreenBee Data Transfer、GreenBee Screen Mirroring) GreenBee Data Transferは、簡単に「写真や動画、ドキュメント」をスマートフォンとパソコン間で転送することを可能にするアプリケーションになります。 GreenBee Screen Mirroringは、Wi-Fi接続のみで、スマホ・タブレット・TVをPCの外部モニターとして利用可能にするアプリケーションになります。 ③ AIメイクアップアプリ(GreenBee Beauty Camera) AIを利用し一般的なビデオ会議アプリで使用できるメイクアップアプリになります。 ④ 4K/8Kプレミアコンテンツ再生(VAlution, TrueBD他) デジタル家電、パソコン等で広く採用されております。 デジタル家電向けでは組込ソフトウェアとして「VAlutionBD」として大手電機メーカーのHDD・ブルーレイ再生機器等に採用されております。また、パソコン向けでは「TrueBD」として大手PCメーカーのパソコンに採用されております。 (4) 収益形態について 当社グループの各事業領域における収益形態は下記のように分類されます。 収益形態 事業領域   ① ストック収入   ② 開発収入   ③ 保守サービス・サポート収入 DXサービス事業   ✓   ✓ GXサービス事業       ✓   ✓ テクノロジーライセンス事業   ✓   ✓   ✓ ① ストック収入 当社ソフトウェアには、2つのストック収入の形態があります。 1つめは、メーカー向けのロイヤリティ収入になり、当社ソフトウェアを情報家電製品、携帯端末等に提供し、出荷数に応じてライセンス収益を得ており、四半期または月次の出荷報告書に基づいて収益を認識しております。 2つめは、エンドユーザー向けのサブスクリプション収入になり、当社サービスを携帯電話キャリアショップ、通信キャリア等に提供し、月額または年額の定額課金にて収益を認識しております。 ② 開発収入 メーカー等からの発注により情報家電、携帯端末等向けに顧客仕様に合わせたソフトウェア製品開発において当社固有技術を使用し請け負う受託開発、および顧客の仕様に合わせて当社製品をカスタマイズする開発から得る収益になります。受注から顧客仕様のプログラム仕様設計、動作確認、評価を実施し、顧客の検収まで通常3ヶ月から9ヶ月かかります。 ③ 保守サービス・サポート収入 顧客の要請により、製品納品後、定期的なメンテナンスを要する場合の保守サービスです。通常、当該サービスは、一定期間の役務提供の対価として収受する方式であります。また、顧客のために、関連するクラウドサーバーを管理する運用サポートもこのカテゴリーに入ります。
経営方針・対処すべき課題1,849字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出時点において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営方針 当社は、「テクノロジーで社会を豊かにする会社」から「テクノロジーで持続可能な未来を築く会社」に変革していくため、2024年4月1日より商号を「株式会社sMedio」から「GreenBee株式会社」へ変更し、再生可能エネルギー関連製品をワンストップで提供する「GXサービス事業」、AIとシステムで情報活用可能なサービスを提供する「DXサービス事業」、競争力の高い自社テクノロジー製品をライセンスする「テクノロジーライセンス事業」を事業領域として事業展開しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、中長期的な事業拡大と企業価値向上のため、営業利益を重要な指標としております。また、顧客別、製品別の売上および出荷台数を重要な構成要素として重要な指標としております。 (3) 経営環境 当社は、自社保有技術を活用したテクノロジーソフトウェア・サービス開発を強みとし、ライセンス提供することを主な事業としてきました。しかしながら、当社の主戦場としているパソコン・デジタル家電領域では、消費者ニーズの変化や製品のコモディティ化が進んでいる状況にあり当社製品を搭載する顧客製品の出荷数が伸び悩んでいる現状があります。 一方で、社会全体は大きな変革期にはいり、AI、IoT、ビッグデータなどを活用した既存システムからの脱却や新たなビジネスモデルの創出(DX:デジタルトランスフォーメーション)、気候変動や環境破壊の抑制を目指す再生可能エネルギーの導入(GX:グリーントランスフォーメーション)が急速に進んでいます。 このような事業環境の中で、当社が対処すべき課題は次のようにまとめられます。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 収益モデルの移行 当社グループは、ハードウェア製品に搭載するソフトウェアを開発してきた経緯からPC等の電子機器の出荷数に応じて受け取るロイヤリティ収入を主な収益源としてきました。しかしながら、「DXサービス事業」と、「GXサービス事業」においては、サービスに対して料金を課金する収益モデルへの移行を進める必要があります。 ② 製品構成の充実 サービスに対して料金を得るために必要な製品群の開発が必要となります。顧客ニーズを的確に捉えた製品・サービスを適宜、市場投入していくことで、会社の永続的な成長基盤を強固にしていく必要があります。 ③ 開発管理体制 当社グループは、自社開発の製品・サービスの販売を主として行ってきておりますが、「GXサービス事業」領域に参入するにあたり、社内開発者、外部協力者を合わせた開発管理体制を構築し、品質担保していく必要があります。 ④ 知的財産管理体制 当社グループは、製品開発で生まれる独自の差別化できる知的財産を特許や登録商標の形で効率的に登録管理し、市場競争における優位性を一層確保する必要があります。 また、ソフトウェア業界においては、他社の知的財産を、主に有償で利用して、製品を完成させることが一般的となっていますが、他社の知的財産を侵害しないようにする必要があります。 ⑤ 個人情報保護 当社グループの事業領域において、個人情報を取り扱う機会をゼロにすることは現実的ではありません。 主要国・地域において、インターネット上も含めて、個人情報保護規制は強化される流れにあり、当社グループは、より一層、個人情報の管理体制を強化する必要があります。 ⑥ 優秀な人材の確保 ソフトウェア業界では、ソフトウェア開発・技術者が慢性的に不足しており、特にAI、クラウド分野での優秀なソフトウェア開発・技術者の確保は難しい状況にあります。当社グループが、より競争力のあるソフトウェアを継続的に開発していくためには、国内外で優秀なソフトウェア開発・技術者および製品企画者を確保していく必要があります。 ⑦ 内部管理体制の強化 コーポレートガバナンス・コード、スチュワードシップ・コード、フェアディスクロージャールールといった資本市場の健全な発展に資すると考えられる施策が導入される中、それらが意図する投資家及び資本市場との建設的な対話を実現するため、適切な情報を、適時、公平に開示することができるよう内部管理体制を強化していく必要があります。
事業等のリスク4,173字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社の株式に関する投資判断は、本項および本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に判断した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出時点において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のある全てのリスクを網羅したものではありません。 以下のリスクが顕在化した場合の影響度は、当該リスクが顕在化した際の内容・規模により異なるため、見積もりは困難であると考えております。 (1) 新規事業・新技術及び新製品の開発に関するリスクについて 祖業であるマルチメディア関連技術に関しては、技術が成熟しており、大きな成長性は見込めませんが、デジタル家電の買い替え需要に下支えされながら、漸減していくと見込んでいます。 DXサービス事業は、新規有償ユーザーを獲得するにあたり、マーケティング費用や販売パートナーへのインセンティブの支払いなどの獲得コストが増加することにより、短期的な利益を圧迫する恐れがあります。 GXサービス事業は、営業・サポート体制の構築、開発投資が必要となります。 当社グループが属するソフトウェア業界は、技術革新のスピードが速く、また、陳腐化も早いため、①想定以上の技術進歩、②製品が市場ニーズに適応しない、③新製品・サービス開発の遅れや投入時期の遅れ等により、当社グループが保有する技術や製品が陳腐化し競争力を失い、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 新規事業・サービスの将来性・採算性を慎重に検討し、継続的な技術開発に取り組んでおります。 (2) 資産の評価減・減損等について 当社グループは、棚卸資産、有形固定資産(建物附属設備、工具器具備品等)、無形固定資産(ソフトウェア等)を保有しており、今後も事業進捗に応じて新規に取得してまいります。 当該資産に関して、収益性の低下や時価の著しい下落といった事象が生じた場合には、会計基準に基づき、評価減・減損の可否を判断しますが、特に、販売数量の見込みが、実際の販売数量を大きく下回ることになり、原材料(当連結会計期間末時点の簿価で28百万円)の評価減・減損の必要が生じた場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 環境変化による収益性の低下を回避できるよう、過剰投資の防止に努めてまいります。 (3) 品質管理について 当社グループが製品化しているソフトウェア製品は、プロジェクト毎に開発から納品までのプロジェクト管理を行っており、十分な品質管理を行っていると考えます。しかしながら、関連する製品および技術の複雑化、開発から納品までの短納期化、使用される環境の多様化、複雑化等、様々な理由で品質問題を起こし、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 品質管理を徹底するよう努めてまいります。 (4) 知的財産権について 当社グループが関係する業界は、国内外の大手企業やベンチャー企業等が様々な領域において特許等の知的所有権を保有している可能性があります。当社では関連技術における知的所有権やライセンスに関する情報収集に努め、また、自社における特許等の知的所有権確保を進めていきますが、他社の知的財産権の侵害等に関してすべてを網羅する事は現実的に不可能であり、他社からのライセンス料請求や損害賠償等の請求を受ける場合もありえるので、それらが当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 知的財産に関する情報収集に努めております。 (5) 個人情報等の漏洩について 当社グループは、保有する個人情報および個人識別情報の取扱いにつきまして、十分な注意を払っておりますが、不測の事態等での外部漏洩および結果として日本や欧州等における個人情報保護法令に違反したことなどに起因する信用失墜や損害賠償金、制裁金の支払等が発生した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 個人情報保護方針を定め、個人情報保護の仕組みを構築し、全従業員に個人情報保護の重要性の認識と取組みを徹底させることにより、個人情報保護に努めております。 (6) 人材確保/小規模組織について 当社グループは、50名程度で事業を行っており、その人数は小規模になります。現在、ソフトウェア産業では、特に、ソフトウェア開発・技術者の不足が課題となっており、その影響は、直接・間接を問わず、当社グループにも及ぶものと考えております。開発拠点の複数化、優秀な人材確保のための開発拠点の選定を継続して行っていく考えではありますが、開発拠点における優秀な人材の流出や採用難が製品・サービスの納品、品質または競争力維持に影響を及ぼす可能性は否定できません。 また、当社グループは、今後の事業の拡大に伴い、優秀な人材を確保することおよび社内において育成することが必要不可欠と考えております。これらの人材確保・育成・定着がうまくいかない場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 人材確保・定着のための労働環境の整備に努めてまいります。 (7) 収益構造について ① 販売先の業績や経営方針の変更等について 当社グループは特定の国内外大手企業にソフトウェア製品を販売しております。2025年12月期の実績では上位4社で売上の66.3%を占めております。顧客との関係は良好でありますが、主要販売先である顧客の業績不振、経営方針の変更、自然災害や事故を含む事業活動の停止や減速化、取巻く市場環境の変化等により将来の売上見込が大きく変動する可能性があります。 (リスクへの対応策) 主要販売先以外への売上を増やすよう、新製品や既存製品の採用に継続して取り組んでおります。 ② 当社グループのロイヤリティ単価の変動 当社グループのロイヤリティ単価は各顧客との間で協議し、期間、数量、仕様等に基づいて決定されライセンス契約として締結されます。当社グループの属するソフトウェア業界では、顧客が販売する製品単価の下落、競合他社との競合による価格競争の激化、市場拡大と数量増加による価格改定等により想定の範囲以上にロイヤリティ単価が下落することがありえます。当社グループでは継続的な製品の付加価値向上により想定外のロイヤリティ単価の下落による業績への重大な影響がないよう企業努力を行っておりますが、前述したような理由により想定外のロイヤリティ単価の変動が当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 継続的な製品の付加価値向上に努めてまいります。 ③ 第三者へ支払うライセンス費用の変動 ブルーレイディスク再生プレイヤーをはじめとする当社グループが属する開発、製品分野では製品の開発、納入の為に第三者が権利を有する知的所有権に対してライセンス料を支払う必要があります。第三者とのライセンス利用許諾契約では通常1~5年の期間でライセンス価格等の条件を定め当該契約に基づき当社の売上からこれらのライセンス料を複数社に対して支払っております。当社グループでは、ライセンスホルダーの都合等の事由による、これらの契約の取消、更新の停止、重大な契約内容の変更要請等により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) ライセンスホルダーとの良好な関係維持に努めてまいります。 (8) 業務提携、M&A等について 当社グループは、業務・資本提携、合弁事業、M&A等を事業拡大の有効な手段として活用する方針であります。 当社グループと対象企業の事業運営ノウハウ等を融合することによって、より大きなシナジーを生み出すことを目指しております。しかしながら、当初見込んだ効果が発揮されない場合やこれらの提携が解消された場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、M&A等は、対象企業の財務内容、契約関係等について詳細な事前審査を行い、十分にリスクを検討した上で決定しておりますが、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等事前の調査で把握できなかった問題が生じた場合、事業の展開等が計画通りに進まない場合、のれんの減損処理を行う必要が生じた場合等には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 業務提携、M&Aによるシナジー効果とリスクを慎重に検討しております。 (9) 外国為替の変動について 当社グループは、恒常的に外貨建取引をしている結果、為替相場の影響を受けることになります。保有外貨預金の圧縮、為替予約の活用を始め、その影響を軽減することに努めますが、為替変動が当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクへの対応策) 保有外貨預金の圧縮や為替予約の活用に努めてまいります。 (10) 配当政策に関して 当社は、株主に対する利益還元を重要課題と位置付けていると同時に、経営体質の強化および将来の事業規模の拡大に備えて財務体質を強化することを重要課題として位置づけております。今後の事業への投資および研究開発のため、内部留保の充実を図り、将来の成長戦略と業績を勘案しつつ、配当の実施時期を定めたいと考えております。現在の当社の財務状況を勘案し、財務健全性を維持する観点をより重視し、配当実施の可能性およびその時期に関しましては未定であります。
経営成績の分析 (MD&A)6,072字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 業 績 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大が見られる一方で、地政学的リスクの高まりや米国の政策動向による影響、原材料価格やエネルギーコストの高騰、円安に伴う物価上昇などにより、依然として先行きが不透明な状況が続いております。当社に関連する分野ではAI、IoT、ビッグデータなどを活用して既存システムからの脱却や、新たなビジネスモデルの創出(DX:デジタルトランスフォーメーション)、気候変動や環境破壊の抑制を目指す再生可能エネルギーの導入(GX:グリーントランスフォーメーション)が急速に進んでおり、当社にとって非常に良好な状況が続いております。 このような状況下において、当社は、「テクノロジーで持続可能な未来を築く会社」というコーポレートミッションの下、「DXサービス事業」、「GXサービス事業」、「テクノロジーライセンス事業」を重要領域として事業を展開しております。 当社グループの事業領域の概要は、「第1 企業の概況 3 事業の内容 (1) 当社グループの事業内容について」をご参照ください。 「DXサービス事業」領域においては、主力サービスである「GreenBee Cloud Backup」の2025年12月末時点の有償サブスクリプション契約者数が約368,000人に到達し、月間リカーリング収益は2024年12月との比較で433%に拡大しました。新規契約獲得効率の向上や継続率の安定的な推移に加え、取引面での効率化が進み、収益性が向上しています。 「GXサービス事業」領域においては、当社の資本業務提携先「株式会社ウエストホールディングス」の子会社である株式会社ウエストエネルギーソリューションから系統用蓄電所を取得し、系統用蓄電池事業に参入することを発表しました。 「テクノロジーライセンス事業」領域においては、当社の4K/8Kプレミアコンテンツ再生プレイヤー搭載製品の出荷数が漸減傾向にある一方で、Windows 10のサポート終了に伴うPC買い替え需要を背景に当社製品を搭載したPC出荷数が期初予想を上回ったことに加え、AI PC関連の需要が旺盛で開発案件が好調に推移しました。 また、繰延税金資産の回収可能性を見直し、繰延税金資産を追加計上しております。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高961百万円(前年同期比19.3%増)、営業利益165百万円(前年同期比224.0%増)、経常利益168百万円(前年同期比177.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益203百万円(前年同期比219.4%増)となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 売上高   806   961   155 営業利益   50   165   114 経常利益   60   168   107 親会社株主に帰属する当期純利益   63   203   140 (2) 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末の純資産は、1,390百万円であり、前連結会計年度末と比べ199百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加203百万円、資本剰余金の減少10百万円によります。 当社グループは、現預金を1,276百万円保有しており、流動負債186百万円を差し引いても、1,089百万円相当の手元流動性があります。 また、当社グループの売上高は、ここ数年、販売先上位4社合計で6割程度を占めておりますが、いずれも販売代金回収に問題はなく、手元流動性には大きな懸念はないと考えております。 当社グループの投資は、主として人材に対するものとなり、先日発表した系統用蓄電所への投資を除き、有形固定資産の取得に多額の支出をする予定はありません。一方、企業価値向上に資すると考えるM&Aなどへの投資は必要に応じ適宜実施してまいります。また、その際に必要となる資金には、保有する現預金や自己株式等を活用し、機動的に対応することを基本としますが、手元資金と借入金のバランスを考慮して、金融機関からの借入や新株発行の実施も検討いたします。 (単位:百万円) 前連結会計年度末    当連結会計年度末    増減    増減率(%) 総資産   1,304   1,676   372   28.5 負債   113   286   172   151.7 純資産   1,191   1,390   199   16.7 ① 流動資産 当連結会計年度末の流動資産は、1,557百万円であり、前連結会計年度末と比べ328百万円増加しました。これは主に、現預金が344百万円増加した一方で、原材料及び貯蔵品が35百万円減少したことによります。 ② 固定資産 当連結会計年度末の固定資産は、119百万円であり、前連結会計年度末と比べ44百万円増加しました。これは主に、繰延税金資産が46百万円増加したことによります。 ③ 流動負債 当連結会計年度末の流動負債は、186百万円であり、前連結会計年度末と比べ84百万円増加しました。これは主に、その他の流動負債の増加57百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加20百万円によります。 ④ 固定負債 当連結会計年度末の固定負債は、99百万円であり、前連結会計年度末と比べ88百万円増加しました。これは主に、長期借入金が79百万円増加したことによります。 ⑤ 純資産 当連結会計年度末の純資産は、1,390百万円であり、前連結会計年度末と比べ199百万円増加しました。これは主に、利益剰余金の増加203百万円、為替換算調整勘定の増加6百万円、資本剰余金の減少10百万円によります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動によるキャッシュ・フローが262百万円のプラス(収入超過)、投資活動によるキャッシュ・フローの5百万円のマイナス(支出超過)、財務活動によるキャッシュ・フローの83百万円のプラス(収入超過)によって、前連結会計年度末に比べ344百万円増加し、当連結会計年度末には1,276百万円となりました。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フローは、262百万円のプラス(収入超過)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益167百万円の計上、未払金の増加39百万円、棚卸資産の減少39百万円、売上債権の増加25百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動によるキャッシュ・フローは、5百万円のマイナス(支出超過)となりました。これは主に、無形固定資産の取得3百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動によるキャッシュ・フローは、83百万円のプラス(収入超過)となりました。これは主に、長期借入れによる収入100百万円、自己株式の取得による支出16百万円によるものであります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当連結会計年度の受託開発に係る生産実績は、次のとおりであります。 事業の種類   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ソフトウェア事業   (千円)   66,746   △34.1 (注) 1.金額は、仕入価格で表示しております。 2.受託開発案件が減少したことにより、生産実績に著しい変動がありました。 (2) 受注状況 当連結会計年度の受託開発に係る受注状況は、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ソフトウェア事業       141,249   3.0   10,446   △47.1 (注) 1.金額は、販売価格で表示しております。 2.受託開発案件が減少したことにより、受注残高に著しい変動がありました。 (3) 販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業領域別に示すと、次のとおりであります。 事業領域   販売高(千円)   前年同期比(%) DXサービス事業   347,868   122.38 GXサービス事業   21,057   9.59 テクノロジーライセンス事業   593,016   △6.00 計   961,943   19.27 (注) 1.当連結会計年度において、DXサービス事業の販売実績に著しい変動がありました。その内容等については、「第2 事業の状況4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相  手  先   前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社ストアフロント   72,206   9.0   205,311   21.3 富士通クライアントコンピューティング株式会社   98,549   12.2   155,477   16.2 株式会社NTTドコモ   150,400   18.6   153,781   16.0 Microsoft Corp.   169,847   21.1   125,154   13.0 シャープ株式会社   98,341   12.2   64,998   6.8 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 当連結会計年度の経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定の設定を行っております。当該見積りにつきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる各種の要因に関して仮定設定、情報収集を行い、見積金額を算出しておりますが、実際の結果は見積り自体に不確実性があるために、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 財政状態の分析 財政状態の分析につきましては、「(経営成績等の状況の概要) (2)資産、負債及び純資産の状況」をご参照下さい。 (3) 経営成績の分析 経営成績の分析につきましては、「(経営成績等の状況の概要) (1)業績」をご参照下さい。 (4) 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループは、主にマルチメディアとワイヤレスコネクティビティの要素技術を駆使した分野でスマートデバイス向けのソフトウェア製品を提供することにより、事業規模を拡大させてまいりました。当該市場は買い替え需要が下支えするものの漸減していくと見込んでいるため、新たな事業領域に、付加価値の高い製品・サービスをタイムリーに投入する必要があります。 また、経済のデジタル化が進み、モノからコトへと経済価値の源泉が移りつつあると言われておりますので、当社グループも、従来の受託開発収入、ライセンス収入また保守サポート収入以外に、サブスクリプションモデルやサービスモデルの収入を伸ばしていく必要性があると考えております。 当社グループでは、これらの市場環境の変化に迅速に対応し技術的な優位性を維持しつつ、かつ市場ニーズに適応した付加価値の高い競争力のある製品を投入することおよび変化した市場ニーズに応じた収益モデルの構築が重要であることを認識し、事業運営を行っておりますが、これらの市場の変化、事業環境の変化に当社グループが迅速かつ柔軟に対応できなければ、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。 その他の経営成績に重要な影響をあたえるリスクに関しては、「3 事業等のリスク」をご参照下さい。 (5) キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析につきましては、「(経営成績等の状況の概要) (3) キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 (6) 経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しにつきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 (7)経営者の問題意識と今後の方針 当連結会計年度は、親会社株主に帰属する当期純利益203百万円を計上しました。前連結会計年度から大幅増益となりました。翌連結会計年度(2026年12月期)の親会社株主に帰属する当期純利益は182百万円を見込んでおり、数年来の赤字体質から脱却しております。 当社グループが重要な指標と考えている営業損益は、当連結会計年度では165百万円の利益を計上しました。予期していない事態やリスクが顕在化した場合に、その影響を吸収するには、営業利益の水準を上げる必要があると考えております。翌連結会計年度(2026年12月期)の営業利益は、208百万円を予想しております。 上位四社の顧客に対する売上高の売上高全体に占める割合が依然高いため、全体の売上増加を目指しつつ、上位四社の顧客に対する依存度は低下させる必要があると考えております。 新製品・新サービスを通じて、新規顧客の開拓を推進することに加え、上位四社以外の顧客への既存製品の横展開で販売の底上げを図り、売上高の集中度合を減らすと同時に営業利益水準の向上を目指してまいります。 今後も、現在の保有技術、事業環境および入手可能な各種情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めてまいります。 詳しくは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

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出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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