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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

リビン・テクノロジーズ

Living Technologies Inc.4445 · Growth · 情報・通信業

不動産特化のポータルサイト『リビンマッチ』を軸に、売買・管理・リノベーションのマッチングを提供。

概要

リビン・テクノロジーズは、不動産・住宅領域に特化したDXプラットフォーム事業を展開する企業である。中核サービスは複数の不動産会社を一括比較できる『リビンマッチ』で、売却・買取・賃貸管理など10の比較サービスを提供する。反響課金型の収益モデルを持ち、月間平均クライアント数は2,223社(2025年9月期)。2019年に東証マザーズ(現グロース)に上場し、2025年9月期の営業収益は36億円、従業員87名。

マッチングプラットフォームとDXクラウドの二軸

当社の事業は「マッチングプラットフォーム」と「DXクラウド」の二つで構成される。マッチングプラットフォームは、不動産所有者であるエンドユーザーと住宅関連企業をWeb上で結びつける。エンドユーザーは無料で複数社に一括問い合わせでき、クライアント企業は反響課金または定額課金で見込客を獲得する。DXクラウドは、クライアントの業務効率化を支援するSaaS群で、Eラーニング、コールセンターBPO、AI査定、SMS配信、SFAなどをクラウド提供する。同社はこれらを「DXプラットフォーム事業」として単一セグメントで運営する。

反響課金を軸とした収益モデル

マッチングプラットフォームの収益源は、主に反響課金型の利用料である。クライアント企業はエンドユーザーからの問い合わせ獲得数など成果に応じて支払い、月額固定費用はゼロで利用を開始できる。これにより、中小の不動産会社でも低リスクで集客が可能となる。一部サービスでは定額課金や成果課金も採用し、クライアントのニーズに応じた柔軟な料金体系を提供する。2025年9月期の営業収益36億円の大半はこの課金モデルによる。

全国2,200社超のクライアント基盤

クライアント数は拡大を続け、2024年9月期の月間平均2,122社から2025年9月期には2,223社となった。拠点は東京都中央区に本社と第2オフィス、大阪市、福岡市にそれぞれオフィスを構える。エンドユーザーからの年間問い合わせは24万件を超え、不動産・住宅業界において安定的な需要を獲得している。クライアントの業種は不動産売買仲介、賃貸管理、リノベーション、注文住宅、外壁塗装など多岐にわたる。

住生活領域をカバーする10の比較サービス

マッチングプラットフォーム『リビンマッチ』は、不動産売却、土地活用、賃貸管理、不動産買取、任意売却、リノベーション、注文住宅、リースバック、外壁塗装、住宅展示場(VR内覧)の10サービスを提供する。各サービスはエンドユーザーのニーズに応じて設計され、例えば不動産売却では最大6社に一括査定依頼が可能。2020年以降、外壁塗装の『ぬりマッチ』やバーチャル住宅展示場『メタ住宅展示場』など新領域にも展開している。

業界の中での役割は住宅領域のマッチングプラットフォーム事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
36億円
営業利益
5億円
営業利益率
13.9%
純利益
3億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01不動産売却主力

不動産を売却したいエンドユーザーに対し、複数の不動産会社へ一括で査定依頼できるサービスを提供。反響課金または定額課金で収益を得る。

主な製品・サービス1
不動産売却
最大6社への一括査定依頼サービス。エンドユーザーは無料で利用でき、クライアント企業は見込客を獲得できる。

02土地活用準主力

遊休地の有効活用を検討するエンドユーザーに対し、賃貸住宅や駐車場などのプランについて複数の事業者へ資料請求できるサービスを提供。

主な製品・サービス1
土地活用
複数の集合住宅メーカーなどに一括資料請求できるサービス。反響課金モデル。

03賃貸管理準主力

賃貸物件の所有者に対し、賃貸管理会社への一括資料請求・家賃査定依頼を提供。管理業務の委託先探しを支援する。

主な製品・サービス1
賃貸管理
賃貸管理会社への資料請求や家賃査定を一括で行えるサービス。

04リノベーション準主力

中古住宅のリノベーションを検討するエンドユーザー向けに、複数の事業者への一括資料請求を提供。

主な製品・サービス1
リノベーション
リノベーション業者への一括資料請求サービス。

05注文住宅準主力

注文住宅の建築を検討するエンドユーザー向けに、ハウスメーカーや工務店の建築プランを一括資料請求できるサービスを提供。

主な製品・サービス1
注文住宅
ハウスメーカーや工務店などの建築プランを一括資料請求できるサービス。

06不動産買取副次

不動産会社への直接買取を希望するエンドユーザー向けに、一括問い合わせサービスを提供。

主な製品・サービス1
不動産買取
不動産会社に直接買取を依頼できる一括問い合わせサービス。

07任意売却副次

住宅ローンの返済が困難などで任意売却を検討するエンドユーザー向けに、無料相談・査定を提供。

主な製品・サービス1
任意売却
任意売却を検討するエンドユーザー向けに、無料相談・査定を一括依頼できるサービス。

08リースバック副次

自宅を売却しつつ住み続けるリースバックを検討するエンドユーザー向けに、複数社の比較サービスを提供。

主な製品・サービス1
リースバック
複数のリースバック提供会社に一括問い合わせできる比較サービス。

09外壁塗装副次

外壁塗装の施工会社と検討者をマッチングするサービス。施工会社は見積依頼を効率的に獲得できる。

主な製品・サービス1
外壁塗装
外壁塗装の施工会社に見積依頼を一括送信できるサービス。成果連動型の料金体系。

10住宅展示場副次

実在のモデルハウスをVRで内覧できるサービス。時間や場所の制限なく住宅会社を比較検討できる。

主な製品・サービス1
住宅展示場
VRモデルハウスを提供し、住宅会社への問い合わせを可能にするサービス。

製品と技術

リビンマッチ:不動産取引を一括比較する総合プラットフォーム

『リビンマッチ』は同社の中核サービスで、不動産売却、土地活用、賃貸管理、不動産買取、任意売却、リノベーション、注文住宅、リースバックの8領域で一括比較を提供する。エンドユーザーは無料で最大6社に査定依頼や資料請求が可能。クライアント企業は反響課金で見込客を獲得し、月額固定費はゼロ。年間24万件以上の問い合わせを処理し、月間平均クライアント数は2,223社。住宅領域バーティカルメディアとして業界に定着している。

ぬりマッチとメタ住宅展示場:第2の主力事業候補

『ぬりマッチ』は外壁塗装施工会社の比較サイトで、2020年11月に運営開始。エンドユーザーが複数社から無料で見積もりを取得でき、施工会社は成果課金または反響課金で集客する。『メタ住宅展示場』は4K高画質で撮影したモデルハウスをVR内覧できるサービスで、時間や場所の制約なく住宅比較を可能にする。両サービスとも『リビンマッチ』で培ったノウハウを活用し、新たな収益の柱として育成中である。

DXクラウド:クライアントの業務効率化を支えるSaaS群

DXクラウドは不動産会社の業務を支援するクラウドサービス群である。『BAIZO KANRI(管理戸数ふえるくん)』は不動産管理会社向け業務支援SaaSで、2020年に事業譲受した。このほか、 Eラーニング(研修)、コールセンターBPO(委託)、AI査定(自動価格算定)、SMS配信(顧客通知)、SFA(営業支援)などを提供。マッチング後の成約率向上を目的とし、クライアント企業の満足度向上に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

不動産ITに特化し高利益率、売上高は横ばい圏

同社は情報・通信業に属し、不動産テック分野に特化したサービスを提供する。売上高は2023/9期から2025/9期まで34億円→36億円→36億円とほぼ横ばいで推移し、成熟した市場での安定的な事業運営を示す。営業利益率は2024/9期の5.56%から2025/9期に13.89%へ急改善し、コスト管理や高付加価値サービスの提供が奏功した。ライバルであるソラコムやハッチ・ワークなどの成長企業と比べ、同社は売上高の成長は限定的だが、収益性の高さでは優位に立つ。特定ニッチ市場での確固たる地位を活かし、更なるサービス拡充や顧客基盤強化が今後の成長カギとなる。

強み

  • 2025/9期の営業利益率は13.89%で、同業他社を上回る収益性を誇る。
  • 不動産テックという特化分野で専門性を活かし、競争優位を構築。
  • 売上高は36億円前後で安定し、大きな変動のない堅実な事業基盤。
  • 利益率の大幅改善は経費削減や業務効率化によるところが大きい。

課題

  • 直近2期で売上高が横ばいで、成長エンジンが不足している。
  • 不動産テックのニッチ市場は拡大余地が限られ、成長の天井が見える。
  • ソラコムなどの新興情報サービス企業が市場参入し、競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がリビン・テクノロジーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
13645メディカルネット27億円17.0倍
24445リビン・テクノロジーズ26億円17.0倍
33913GreenBee26億円9.1倍
45035HOUSEI26億円
53996サインポスト26億円34.6倍
63686ディー・エル・イー26億円
75618ナイル25億円
8149Aシンカ25億円
94069BlueMeme25億円20.2倍
10519Aベーシック25億円8.6倍
11340Aジグザグ25億円11.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

広告代理店として創業し不動産領域へ転換した2004〜2006年

2004年1月、東京都中央区新川に株式会社シースタイルとして資本金1,000万円で設立。翌月からインターネット広告代理店事業を開始した。2005年12月の第三者割当増資で資本金3,100万円に拡充。2006年12月、不動産売却一括査定サービスを開始し、不動産プラットフォーム事業に本格参入。この転換が後の『リビンマッチ』の基礎となった。

比較サービスを拡充し拠点を広げた2007〜2013年

2007年に任意売却比較、2011年に土地活用会社比較、2012年に賃貸管理会社比較、2013年に不動産買取一括査定と、相次いでサービスを追加。拠点も拡大し、2013年3月に大阪オフィス、同年6月に福岡オフィスを開設。本社も東京都中央区内で複数回移転し、事業拡大に伴う人員増に対応した。2013年12月には現在の本社所在地(日本橋堀留町)に移転した。

リビンマッチへの統合と商号変更(2014〜2018年)

2014年1月、各種査定サービスを統合したサイト『リビンマッチ』の運営を開始。これにより全サービスが一つのプラットフォームに集約された。2015年にリノベーション会社比較、2017年に人材紹介と注文住宅比較を追加。2018年6月には商号をリビン・テクノロジーズ株式会社に変更し、同年11月にサイト名も『リビンマッチ』に統一。不動産テック企業としてのブランドを確立した。

東証マザーズ上場とグロース市場移行(2019〜2020年)

2019年6月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。上場後も積極的な事業拡大を続け、2020年11月にはリースバック比較サイト『リースバック比較PRO』、外壁塗装比較サイト『ぬりマッチ』、バーチャル住宅展示場『メタ住宅展示場』の運営を開始した。同時に市場区分変更に伴いマザーズからグロース市場に移行。本社第2オフィスも開設した。

M&Aと吸収合併で事業基盤を強化(2020〜2025年)

2020年11月、コスモテクノロジー社から業務支援SaaS『BAIZO KANRI(現管理戸数ふえるくん)』を事業譲受。また株式会社仲介王の発行済全株式を取得し連結子会社化。外壁塗装DX事業を分社化するためリビンDX株式会社を設立し、2025年7月に吸収合併した。名古屋証券取引所メイン市場にも上場し、資金調達と知名度向上を図った。

営業利益5億円に到達した2025年9月期

2025年9月期の連結業績は、営業収益36億円(前期比0.6%増)、営業利益5億円(同143.2%増)を達成。広告効率改善により収益性が大きく向上した。総資産は33億円、純資産17億円。従業員数は87名。同社は引き続き『リビンマッチ』の成長加速と第2の主力事業候補(ぬりマッチ、メタ住宅展示場)の拡大に注力する方針である。

年表24件を開く

2000年代

  • 2004年1月創業東京都中央区新川において、資本金1,000万円で株式会社シースタイルを設立
  • 2004年2月インターネット広告代理店事業開始
  • 2005年6月本社移転(東京都中央区日本橋馬喰町)
  • 2005年12月第三者割当増資実施(資本金3,100万円)
  • 2006年12月不動産売却一括査定で不動産プラットフォーム事業に進出
  • 2007年12月本社移転(東京都中央区日本橋箱崎町)
  • 2009年12月任意売却比較サービス開始

2010年代

  • 2011年10月土地活用会社比較サービス開始
  • 2012年1月本社移転(東京都中央区日本橋箱崎町)
  • 2012年9月賃貸管理会社比較サービス開始
  • 2013年2月不動産買取一括査定サービス開始
  • 2013年3月大阪オフィスを開設(大阪府大阪市北区南扇町)
  • 2013年6月福岡オフィスを開設(福岡県福岡市博多区博多駅東)
  • 2013年12月本社移転(東京都中央区日本橋堀留町)
  • 2014年1月M&A各種査定サービスを統合したサイト(現『リビンマッチ』)の運営開始
  • 2015年9月リノベーション会社比較サービス開始
  • 2016年11月本社移転(東京都中央区日本橋堀留町)
  • 2016年11月査定書作成の取引サポートシステム提供開始
  • 2017年10月不動産に特化した人材紹介サービス開始
  • 2017年11月注文住宅会社比較サービス開始
  • 2018年6月商号変更商号をリビン・テクノロジーズ株式会社に変更
  • 2018年11月商号変更サイト名を『リビンマッチ』に変更
  • 2019年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2020年代

  • 2020年11月上場リースバックの比較サイト『リースバック比較PRO』の運営開始 大阪オフィス移転(大阪府大阪市中央区久太郎町)外壁塗装の比較サイト『ぬりマッチ』の運営開始 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 バーチャル住宅展示場『メタ住宅展示場』の運営開始 本社第2オフィスを開設(東京都中央区日本橋人形町)コスモテクノロジー株式会社が運営していた不動産管理会社向け業務支援SaaS『BAIZO KANRI(現管理戸数ふえるくん)』を事業譲受 外壁塗装DX事業(ぬりマッチ)の分社化を目的にリビンDX株式会社を設立 株式会社仲介王の発行済み全株式(自己株式を除く。)を取得(現 連結子会社)外壁塗装DX事業(ぬりマッチ)を吸収分割によりリビンDX株式会社へ承継 福岡オフィス移転(福岡県福岡市博多区綱場町)大阪オフィス移転(大阪府大阪市北区西天満)当社がリビンDX株式会社を吸収合併 名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存マッチングプラットフォームの強化

    住宅領域メディア『リビンマッチ』のコンテンツ・サービスメニュー拡充により利便性を高め、オーガニック集客を強化して広告費用対効果と利益率を向上する。加えて営業人員の生産性向上とソリューション営業力強化で新規クライアント数を増やす。

  2. 02

    第2の主力サービスの創出

    『外壁塗装DX(ぬりマッチ)』『建築DX(メタ住宅展示場)』の事業規模を急拡大する。『リビンマッチ』で培ったノウハウを活用し、同事業の推進を迅速化して収益拡大を図る。

  3. 03

    新規サービス開発と先端技術導入

    AIなどの先端技術を研究・商品化し、不動産テック領域を含む新サービスを開発。エンドユーザーとクライアント双方から支持されるサービスを提供し、企業理念の実現と企業価値向上を目指す。

  4. 04

    内部管理体制と人材・組織強化

    業務改善とリスクマネジメントによる内部管理体制強化、コンプライアンス重視の経営体制を整備。中途・新卒採用と教育体制の整備により優秀な人材を確保し、組織のパフォーマンス最大化を図る。

  5. 05

    システム安定性の確保

    安定稼働のために人員拡充やサーバー増設などの設備投資を継続的に行い、システムの安定性を確保する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で87人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は617万円で、6期前と比べて+24.9%平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は3.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年9月49433.72.549
2020年9月44031.32.170
2021年9月51930.62.177
2022年9月49831.32.586
2023年9月50432.73.083
2024年9月55232.83.0102196
2025年9月61734.03.787575

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都中央区24百万円
株式会社仲介王 — 群馬県高崎市11百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社仲介王
    群馬県高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は36億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+150.0%。

売上高
+0.0%
36億円
営業利益
+150.0%
5億円
純利益
+200.0%
3億円
営業利益率
13.9%
前期比 +8.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高41億円36億円
営業利益3億円5億円
純利益1億円3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

8期分

直近は2026年3Qで、売上は28億円、営業利益は0億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2019年4Q191
2020年4Q240
2021年4Q320
2022年4Q300
2023年4Q341
2024年4Q3612.80
2025年4Q3625.62
2026年3Q2800.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2015年9月期からの11期で、売上は7億円から36億円へ5.1倍に増えた。直近期の営業利益率は13.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2015年9月700
2016年9月1310
2017年9月1610
商号をリビン・テクノロジーズ株式会社に変更
2018年9月1832
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2019年9月1932
リースバックの比較サイト『リースバック比較PRO』の運営開始 大阪オフィス移転(大阪府大阪市中央区久太郎町)外壁塗装の比較サイト『ぬりマッチ』の運営開始 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 バーチャル住宅展示場『メタ住宅展示場』の運営開始 本社第2オフィスを開設(東京都中央区日本橋人形町)コスモテクノロジー株式会社が運営していた不動産管理会社向け業務支援SaaS『BAIZO KANRI(現管理戸数ふえるくん)』を事業譲受 外壁塗装DX事業(ぬりマッチ)の分社化を目的にリビンDX株式会社を設立 株式会社仲介王の発行済み全株式(自己株式を除く。)を取得(現 連結子会社)外壁塗装DX事業(ぬりマッチ)を吸収分割によりリビンDX株式会社へ承継 福岡オフィス移転(福岡県福岡市博多区綱場町)大阪オフィス移転(大阪府大阪市北区西天満)当社がリビンDX株式会社を吸収合併 名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場
2020年9月2400
2021年9月3211
2022年9月3042
2023年9月3453
2024年9月36225.61
2025年9月365513.93

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高36億円のうち、営業利益として残るのは5億円13.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の8.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金86.1%31億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.9%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+5.5pt
13.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
8.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.3pt
19.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
25.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2025年9月期は営業CFが5億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は19億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年9月00003
2018年9月30036
2019年9月10219
2020年9月−104−112
2021年9月10−2111
2022年9月30−2313
2023年9月3−3−1011
2024年9月1−512−419
2025年9月51−5619

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2025年9月期の総資産は33億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は51.6%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年9月30317.1
2016年9月61514.6
2017年9月71619.3
2018年9月103730.9
2019年9月138562.1
2020年9月1981143.3
2021年9月189948.5
2022年9月2011956.4
2023年9月2115667.6
2024年9月34151945.6
2025年9月33171651.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
19億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
15億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
16億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率28 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中165位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
13.9%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,902で、1年前と比べて-4.7%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥1,902+0.1%1ヶ月+2.5%1年-4.7%時価総額26億円
過去52週の値幅
安値¥1,435高値¥2,025

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.0倍
PER (会社予想)36.0倍
PBR3.10倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1860円で、25日移動平均線(1703円)を約9%上回り、52週高値2025円に接近。直近1ヶ月で約10%上昇と堅調で、RSIは89.73と極端な買われすぎ。出来高は8月3日に2300株、8月4日に3900株と増加したが、8月6日には800株まで減少。52週安値1435円からは約30%上昇。上昇トレンドは強いが、過熱感が顕著で調整リスクがある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが16.64倍と業界平均30.34倍を下回り、PBRは3.03倍で同平均3.5倍をやや下回る。ROEは19.3%と高く収益性は良好だが、配当利回りは開示されていない。2025/9期は純利益が減益となったが、2026/9期は増益見込みで営業利益率も改善傾向。業界平均との比較では割安感があるが、情報・通信業の成長性を考慮すると妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.0倍47.9倍
PER (予想)36.0倍
PBR3.10倍2.96倍
ROE19.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この銘柄の論点は、リノベーション事業の収益性改善が持続するかどうかにある。強気派は、営業利益率が13.89%(2025/9期)まで急改善したことを評価し、仕入れ力や施工管理の効率化が進めば、さらなる収益拡大が見込めると主張する。一方、弱気派は、売上高がほぼ横ばい(34億→36億)であり、利益率の改善が一時的な要因(物件ミックスや原価低減)に依存している可能性を指摘。また、市場規模が限定的で、同業他社との競争激化による利益率の低下リスクを強調する。さらに、株価はPER16.6倍と割安感がある一方、PBR3.0倍と薄商いの割に評価が高く、成長鈍化を懸念する声もある。

プラスに働く材料7
  • 営業利益率が急改善

    2025/9期の営業利益率が13.89%と前年から大幅に上昇し、収益性向上が顕著。

  • PBR3倍超は成長期待

    時価総額25億円と小粒ながら、株価純資産倍率が3.03倍で市場の成長期待を反映。

  • 安定した売上推移

    2022/9期から30億→36億円と着実に増収し、事業の継続性が確認できる。

  • 営業利益率13.89%への改善と増益率150%達成通年影響

    2025/9期営業利益5億円、前期2億円から+3億円。営業利益率は5.56%から13.89%へ改善

  • ROE19.3%を背景に株主還元策の検討余地次回株主総会影響

    ROE19.3%、PBR3.03倍に対し配当利回りは未開示。増配や自社株買いの余地がある

  • 株価1年で13.07%上昇し上昇トレンド継続継続影響

    株価は1年間で13.07%上昇。営業利益率改善を評価する流れが続く

  • 最終損益が3億円まで回復し黒字安定決算発表後影響

    2025/9期純利益3億円、前期1億円から+2億円。最終赤字リスクの後退で評価が向上

マイナスに働く材料7
  • 売上成長が頭打ち

    2025/9期と2026/9期の売上高が36億円で横ばいであり、拡大シナリオに疑問符。

  • 競争激化のリスク

    中古リノベ市場は新規参入が多く、仕入れ競争で採算が悪化する可能性がある。

  • 利益の質に不安

    2024/9期の営業利益率5.56%から急上昇しており、一時的な要因への依存が懸念。

  • 売上高36億円と横ばいで成長が頭打ち通年影響

    2025/9期売上高36億円は前期と同額。増収がなく営業利益の上限が低い

  • 営業利益5億円の小規模で業績が振れやすい継続影響

    営業利益5億円・時価総額25億円。数億円の変動が株価に大きく響く

  • PBR3.03倍は高水準で業績未達なら調整決算発表後影響

    PBR3.03倍はROE19.3%を織り込む。営業減益やROE低下で評価修正の恐れ

  • 外国人持株0.3%の低流動で下落時に売りが膨張不定影響

    外国人持株比率0.3%と極めて低い。悪材料で売りが集中すると下げが加速

次の決算で確かめる点
売上高成長率
売上高が横ばいであり、成長が続くかが最大の焦点。
営業利益率
急改善した利益率が維持・さらに向上するかを確認。
中古物件仕入れ数
仕入れが拡大しなければ販売物件が枯渇し、将来の収益に影響。
在庫回転日数
リノベ物件の滞留は資金効率を悪化させるため、回転率の動向を見る。

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,171人。区分でいちばん多いのは個人・その他67.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.6%を占め、残る68.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他60.764.158.858.054.867.8
事業法人30.930.733.030.130.231.6
自己株式3.4
証券会社6.74.36.37.48.20.4
外国法人0.90.81.04.46.80.3
外国人個人0.00.10.00.00.00.0
金融機関0.70.00.90.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01川合 大無40.76
02川合商会株式会社29.77
03柴田 健一2.57
04KWS株式会社1.17
05片山 喬太0.79
06渡邉 涼一0.74
07今 秀信0.64
08山田 雄太0.30
09貞松 成0.26
10小櫻 耕一0.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+114%、1株純資産は11期で−90%。直近期のROEは19.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2015年9月−1,66713,874
2016年9月14,69628,57069.2
2017年9月3410538.4
2018年9月14224880.6
2019年9月13460030.836.6
2020年9月46030.71127.9
2021年9月6666910.436.6
2022年9月17584423.214.9
2023年9月2251,06923.510.7
2024年9月851,1547.421.0
2025年9月2361,32219.315.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/9期の役員報酬は総額96百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
川合大無代表取締役社長51947,000
小林翔太郎取締役 管理部 部長38
國藤直樹取締役 不動産メディア事業ユニット 事業ユニット長521,000
井田英明取締役(監査等委員)55
長富一勲取締役(監査等委員)48
大下徹朗取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3838328
社外取締役313134

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,382字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社1社で構成されており、「情報をもっと簡単、便利、快適に」をコンセプトに、情報活用の利便性を追求し、すべての人により快適なユーザーエクスペリエンス(UX)を提供すると同時に、住生活関連ビジネスのパフォーマンス向上を支えるため、マッチングプラットフォームとDXクラウドを両軸としたDXプラットフォーム事業を展開しております。 DXプラットフォーム事業では、当社が運営する住宅領域バーティカルメディア(注)『リビンマッチ』を軸に、「売りたい」「管理してほしい」「建てたい」「土地を活用したい」といった不動産に関するエンドユーザーのさまざまなニーズと、当社のクライアントである不動産会社(以下、「クライアント企業」という。)の集客に関するニーズの双方を満たすサービスを提供しております。 なお、当社グループはDXプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (注)「バーティカルメディア」とは、ある専門領域・専門分野に特化したメディアという意味であり、『リビンマッチ』は、不動産取引における会社比較という専門領域に特化したサービスをインターネット上で提供しております。 [DXプラットフォーム事業] DXプラットフォーム事業は、『リビンマッチ』を中心とするエンドユーザーとクライアントをWeb上でマッチングする「マッチングプラットフォーム」と、クライアントの業務効率化を推進する「DXクラウド」で構成されています。 (マッチングプラットフォーム) マッチングプラットフォームは、住宅リユース領域を中心に不動産所有者であるエンドユーザーとクライアントである住宅関連企業のマッチングを行っております。 マッチングプラットフォームでは、反響課金(注1)型または定額課金(注2)型の利用料体系を採用しております。反響課金型の利用料体系では、クライアント企業はエンドユーザーからの問い合わせの獲得数等の一定の成果に応じて利用料を支払うため、月額固定費用ゼロでエンドユーザーからの問い合わせを獲得することが可能となっております。 エンドユーザーは、『リビンマッチ』や『ぬりマッチ』等の各サービスを利用することで、無料で複数のクライアント企業に一括で問い合わせを行うことが可能となっております。一方、クライアント企業は、エンドユーザーからの問い合わせの獲得を通じて、エンドユーザーを見込客として営業活動を行うことが可能となります。マッチングプラットフォームを通じて、エンドユーザーから年間24万件を超えるお問い合わせをいただいております。 マッチングプラットフォームでは、現在、主に以下のサービスを提供しておりますが、『リビンマッチ』のバーティカルメディアとしての価値を向上させるとともに、エンドユーザー及びクライアント企業のご期待に添えるよう、今後も、サービスの拡充を続ける方針であります。 (注1) 反響課金とは、エンドユーザーからの問い合わせの獲得数等の一定の成果に応じて、当社がクライアント企業より利用料を頂く課金制度をいいます。 (注2) 定額課金とは、エンドユーザーからの問い合わせの獲得数に上限を設定し、毎月一定の金額を利用料として頂く課金制度をいいます。 (DXクラウド) DXクラウドでは、住宅関連企業の業務効率化を推進するWebサービス(SaaS)等をクラウドで提供しております。 具体的には、Eラーニング(クラウド)、コールセンター(BPO)、AI査定(クラウド)、SMS配信(クラウド)、SFA(クラウド)等を提供することで、マッチング後の取引の成約率を高め、エンドユーザー・クライアント企業双方の満足度向上を図ることができると考えております。なお、DXサービスの利用料は、原則として、月額利用料となっております。 [マッチングプラットフォームサービス一覧] サービス   内容   利用料体系 ①   不動産売却   不動産を売却したいエンドユーザーが、最大6社のクライアント企業に一括で査定依頼することができるサービスです。 エンドユーザーは、複数の不動産会社を比較することで、不動産をより高く売却できる買い手を探してくれる不動産会社を、手軽に見つけることが可能となっております。   反響課金 または 定額課金 ②   土地活用   遊休地を有効活用したいエンドユーザーが、賃貸アパート建築・賃貸マンション建築・高齢者向け賃貸住宅建築・駐車場経営・戸建賃貸・資産活用の相談といった土地活用の各種プランについて、集合住宅メーカーなど複数のクライアント企業に一括で資料請求することができるサービスです。   反響課金 ③   賃貸管理   転居予定の自宅や投資用不動産を保有しているエンドユーザーが、賃貸管理業務(入居者の募集や家賃の集金、建物の清掃や入居者フォローなど)を行ってくれる賃貸管理会社など複数のクライアント企業に一括で資料請求や家賃査定を依頼することができるサービスです。   反響課金 または 定額課金 ④   不動産買取   不動産を売却したいエンドユーザーが、不動産会社に買い手を探してもらうのではなく、不動産会社に直接、買取ってほしい場合に、複数のクライアント企業に一括で問い合わせを行うことができるサービスです。 クライアント企業がエンドユーザーの保有する不動産の直接的な買い手となるため、上記①不動産売却と比較して、売却までの期間を短くできるメリットがあります。   反響課金 ⑤   任意売却   任意売却とは、不動産所有者本人の意思により、不動産に対して抵当権を設定している債権者(銀行やカードローン会社を代表とした金融機関)や利害関係者に抵当権や差押登記などを解除してもらい、債務者である売主(不動産の所有者)と買主との間において売買契約を締結することをいいます。 このような任意売却を考えているエンドユーザーが、複数のクライアント企業に無料相談及び査定を依頼することができるサービスです。   反響課金 ⑥   リノベーション   これから中古住宅を購入してリノベーションしたい、リノベーション済の住宅を探したい、住んでいる家や賃貸住宅をリノベーションしたいといった検討をしているエンドユーザーが、複数のクライアント企業に一括で資料請求することができるサービスです。   反響課金 ⑦   注文住宅   注文住宅を建てたい、ハウスメーカー・工務店・設計事務所を探している等の要望を持っているエンドユーザーが、複数の建築プラン(カタログ)を一括で資料請求できるサービスです。   反響課金 ⑧   リースバック   複数のリースバック提供会社を比較できるサービスです。無料で複数のリースバック提供会社に一括で問い合わせができるため、サービスの違いを簡単に比較することができます。   反響課金 ⑨   外壁塗装   複数の外壁塗装の施工会社を比較できるサービスです。外壁塗装の検討者は、無料で複数の施工会社から見積価格を比較できます。一方、外壁塗装の施工会社は、外壁塗装検討者からの工事見積もり依頼(見込客)を成果に連動した料金体系で効率的に獲得することができます。   反響課金 または 成果課金 ⑩   住宅展示場   実在するモデルハウスや施工物件を4K高画質で撮影し作成した、VRモデルハウスをVR内覧できるサービスです。住宅建築の検討者は、時間や場所の制限なく、住宅会社を比較検討することができます。気に入ったVRモデルハウスを出展している住宅会社へ問い合わせすることができます。   反響課金 または 定額課金 [月間平均クライアント数の推移] 該当期   月間平均クライアント数 2018年9月末   1,357 2019年9月末   1,381 2020年9月末   1,561 2021年9月末   1,808 2022年9月末   2,087 2023年9月末   2,286 2024年9月末   2,122 2025年9月末   2,223 [事業系統図] 事業系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,606字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「情報をもっと簡単、便利、快適に」をコンセプトに、情報活用の利便性を追求し、すべての人により快適なユーザーエクスペリエンス(UX)を提供すると同時に、住生活関連ビジネスのパフォーマンス向上を支えるため事業を展開しております。 上記を実現するために、新規サービスの開発、優秀な人材の確保及び育成、内部管理体制の強化に継続的に注力し、強固な事業基盤を確立することが重要であるとの考えに立脚し、ビジネスを展開しております。 (2)経営戦略等 当社グループが今後更なる成長と発展を遂げるためには、「(4)事業上及び財務上の対処すべき課題」に記載の課題に対応していくことが経営上重要であると認識しております。 『リビンマッチ』を中心とするマッチングプラットフォームにおいては、エンドユーザー及びクライアント企業の利便性を向上させ、DXクラウドにおいては、クライアント企業向けのDXサービスの拡充に継続的に取り組むことで、エンドユーザー・クライアント企業双方にとって必要不可欠なプラットフォームとなることを目指す方針であります。 また、優秀な人材の採用・教育等を通じた営業力強化により、さらなるクライアント企業の獲得を推進し、クライアント企業のネットワークを活用して不動産取引に関連する周辺の新事業領域へ積極的に展開していく方針であります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な利益成長を目指して、継続的な事業拡大の観点から、各サービスにおける成長性や効率性の向上に取り組んでおり、「営業収益」及び「営業利益」を重要な経営指標として位置づけております。 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題 ① 既存サービスにおける継続的な成長 当社グループは、「DXプラットフォーム事業」として、住宅領域バーティカルメディア『リビンマッチ』を軸に不動産・住宅業界に特化したプラットフォームを提供しております。 当社グループが今後も継続的に成長していくためには、エンドユーザー及びクライアント企業のニーズを把握し、『リビンマッチ』の魅力、認知度を向上させることで、オーガニック(注)経由の集客を強化し、広告の費用対効果と利益率を向上させることが重要であると認識しております。 この課題に対応するため、当社グループではこれまでWEBマーケティングの内製化によりノウハウを蓄積してまいりました。また、今後の持続的な成長のためには、営業人員の生産性の向上、ソリューション営業力の強化等により新規クライアント数を増加させることが重要と認識しております。今後も『リビンマッチ』のコンテンツ及びサービスメニューの拡充による利便性向上等、エンドユーザー及びクライアント企業から選ばれるサービスを提供してまいります。 また、2021年にサービスを開始した『外壁塗装DX事業(ぬりマッチ)』、2022年にサービスを開始した『建築DX事業(メタ住宅展示場)』に関しましても、事業規模の拡大が急務であります。『リビンマッチ』に並ぶ第2の主力サービスを創出するべく、いずれも事業推進の迅速化を図っており、引き続き『リビンマッチ』で蓄積したノウハウを最大限活用し、収益拡大に寄与するよう努めてまいります。 (注)オーガニックとは、検索結果ページに表示されるもののうち、検索連動型広告などの広告表示を除いた、いわゆる通常の検索結果や自社コンテンツからのサイト流入をいいます。 ② 新規サービスの開発 現在、当社グループは不動産・住宅業界に特化してDXプラットフォームサービスを提供しておりますが、当社グループのサービス提供領域以外においても、不動産テック(注)によるサービスは続々と実用化され、不動産業界全体に大きな変革をもたらしていくものと考えられます。 また、昨今の目まぐるしい技術革新により、様々な先端技術が開発され、ビジネスに活用されております。当社グループにおいても、AIなどの先端技術を研究、商品化を実現してまいります。 当社グループでは、「インターネットサービスを利用して、人々の生活に密着した手放せないサービスを提供し、世の中に必要不可欠な企業になる」という企業理念を実現し、企業価値及び株主価値の向上を目指すために、今後もエンドユーザー及びクライアント企業から支持される新規サービスを開発してまいります。 (注)不動産テックとは、テクノロジーの力によって、不動産の売買、賃貸、投資の新しい仕組みを生み出し、従来の商慣習を変えようという取り組みをいいます。 ③ 内部管理体制の強化 当社グループは成長段階にあり、業務運営の効率化やリスクマネジメントのための内部管理体制の強化が重要な課題であると認識しております。このため、業務改善を推進して効率化を図るとともに、事業等のリスクを適切に把握・対処し、コンプライアンスを重視した経営管理体制に重点をおくことで、経営の公平性や透明性を確保し、内部管理体制の強化に取り組んでまいります。 ④ 優秀な人材の確保と組織体制の強化 当社グループは、今後の更なる事業拡大のためには、優秀な人材の確保及び当社グループの成長に応じた組織体制の強化が重要な課題であると認識しております。 人材の確保においては、中途採用及び新卒採用を実施しており、当社グループの求める資質を兼ね備えつつ、企業風土にあった人材を登用する方針であります。 また、個々の従業員・チームが最大限のパフォーマンスを発揮できるように、教育体制の整備を進め、人材の定着と能力の底上げを行っていくことで、組織体制の強化に取り組んでまいります。 ⑤ システムの安定性の確保 当社グループの運営するDXプラットフォーム事業は、インターネット上でサービスを提供しているため、システムの安定稼働の確保は必要不可欠であります。このため、人員の拡充や、サーバーの増設等の設備投資を継続的に行うことで、システムの安定性の確保に努めてまいります。
事業等のリスク4,879字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅したものではありません。 (1)不動産・住宅業界市場の動向について 当社グループは、「DXプラットフォーム事業」として不動産・住宅業界に特化したインターネットサービスを提供しております。このため、景気の後退、大幅な金利の上昇、住宅税制の変化、その他予期せぬ要因の影響により、各種不動産取引が低迷し、不動産・住宅業界における広告出稿が大幅に減少した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)技術革新について 当社グループが運営するサービスは、インターネット関連技術を基盤としております。インターネット業界における技術革新のスピードは著しく、当社グループでは、これらの変化等に迅速に対応できるよう、最新技術への迅速な対応や情報の蓄積・分析に注力しておりますが、今後の技術革新や顧客ニーズの変化に伴い、最新技術への対応が困難となった場合、当社グループの提供するサービスが陳腐化し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)競合について 当社グループではITを活用した住宅領域バーティカルメディア『リビンマッチ』を運用しております。当該サービス分野は当社グループだけでなく他社も事業を展開しておりますが、新サービス開発、ブランディング等により、他社との差別化を図っております。 また、当該事業分野は多額の広告宣伝費を投下する必要があることから、一定の参入障壁はあるものと考えております。 しかしながら、競合他社との競争激化による収益力の低下や、広告宣伝費の増加等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)広告宣伝費について 当社グループが運営する住宅領域バーティカルメディア『リビンマッチ』に係わる広告宣伝費が連結営業収益に占める割合は非常に高く、当社グループの事業において、広告宣伝費は集客数・営業収益増加のための重要な投資であると認識しております。広告宣伝費の支出に関しては、広告効果を測定し、最適な広告宣伝活動を実施するように努めておりますが、各種広告媒体における広告掲載基準の変更、検索エンジンの表示結果、広告手法などにより、広告宣伝費が大きく変動する可能性があります。 当社グループでは、集客数・営業収益と広告宣伝費の費用対効果を分析することで、最適な広告宣伝活動を行っておりますが、何らかの理由により、広告宣伝費の費用対効果が悪化した場合には、集客数・営業収益の減少や、広告宣伝費の追加的な支出により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報保護について 当社グループは、当社グループサイトのエンドユーザーに関する大量の個人情報を取り扱っております。当該情報の漏洩を回避するため、「プライバシーマーク」登録証の取得・更新、社内規程、業務マニュアル等のルールの整備、社員教育の徹底等により、個人情報を保護する体制の維持に努めておりますが、万一、個人情報の流出が発生した場合、社会的信用の失墜や当該事象に起因する多額の経費発生等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)法的規制について 当社グループのインターネットサービスにおいては各種法的規制を受けており、具体的には、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、「電気通信事業法」等といった法的規制の対象となっております。 当社グループでは、当該規制に対して、遵守体制の整備・強化、社員教育、顧問弁護士との定期的な情報交換等の対応を行っておりますが、今後、新たな法令等の制定や、既存法令等の解釈変更等がなされた場合には、その内容によっては当社グループの事業が制約を受けたり、新たな対応が必要になったりする可能性があり、そのような場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)公序良俗に違反する広告及びサイトに対する対応について 当社グループが運営するサービスは、数多くの広告媒体及びアドネットワークを含む広告代理店(以下「広告媒体等」という。)へ広告の掲載を委託しており、広告の内容や広告のリンク先については広告媒体等の裁量に任せる部分が多く、公序良俗に反する広告が掲載されてしまう可能性があります。当社グループといたしましては、広告媒体等との取引開始時における審査の実施や社内にて広告掲載基準を設定するなど、広告及びリンク先のサイトの内容についての管理を実施しております。また、当社グループの社員が既に掲載されている広告及び広告のリンク先サイトを定期的に巡回し、広告掲載基準の遵守状況を監視しております。広告掲載基準に違反する行為が発見された場合には、警告や契約解除などの措置をとっております。 しかしながら、広告媒体等が公序良俗に反する広告や商品・サービスの提供を当社グループの意図に反して継続することにより、当社グループの提供するサービスや当社グループのアカウントがGoogle LLCやLINEヤフー株式会社等の運営する大手広告媒体より削除された場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)知的財産権の管理について 当社グループは、運営するインターネットサービスに関する知的財産権の獲得に努めております。また、第三者の知的財産権の侵害を防ぐ体制としては、当社グループの管理部門及び顧問弁護士等による事前調査を行っております。 当連結会計年度末現在において、当社グループでは第三者の知的財産権を侵害していないものと認識しておりますが、当社グループの事業分野における知的財産権の現状を完全に把握することは困難であり、万一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、損害賠償請求や差止請求等を受ける可能性があります。また、当社グループが保有する知的財産権について、第三者により侵害される可能性があるほか、当社グループが保有する知的財産の権利化が困難な場合もあります。こうした場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)システム障害について 当社グループの事業はインターネット環境において行われており、サービスの安定運用のために適切なセキュリティ対策を実施しております。しかしながら、アクセス数の突発的な増加、人的ミス、コンピュータウィルス、第三者によるサーバーやシステムへのサイバー攻撃、自然災害等の様々な要因により、当社グループの想定範囲を超えるシステム障害等が発生した場合には、当社グループの事業活動に支障が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)新規事業への取り組みについて 当社グループでは、事業展開の対象領域としている不動産・住宅業界において、事業規模の拡大と収益源の多様化を目的として、新規サービスの提供や新規事業開発を検討しております。 これにより、人材採用、広告宣伝費、システム投資等の新たな費用が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、新規サービスの提供や、新規事業開発が計画通りに進まない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)経営管理体制について ① 内部管理体制の整備について 当社グループは、企業価値を継続的かつ安定的に高めていくためには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能するとともに、適切な内部管理体制の整備が必要不可欠であると認識しております。業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保のための内部統制システムの適切な整備・運用、更に法令・定款・社内規程等の遵守を徹底しておりますが、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の整備が追いつかない場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 小規模組織における管理体制について 当社グループは小規模な組織であり、当連結会計年度末現在の内部管理体制もこの規模に応じたものとなっております。当社グループでは今後の事業拡大に対応すべく人員増強等によりさらなる組織力の充実を図ってまいりますが、事業の拡大に応じた組織整備や内部管理体制の拡充が順調に進まなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 人材の採用、育成及び定着について 当社グループでは、優秀な人材の確保、育成及び定着は、今後の継続的な成長を実現させるための重要課題であると認識しております。このため、積極的な採用活動を通じ、優秀な人材を確保するとともに、社内研修や人事制度の改善、福利厚生の拡充等により、人材の育成や定着率の向上を図っておりますが、当社グループが求める人材を計画通りに確保できなかった場合、採用・育成した人材が当社グループの事業に寄与しなかった場合、優秀な人材が社外に流出した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 特定人物への依存について 当社の代表取締役社長である川合大無氏は当社の創業者であり、創業以来代表者を務めております。同氏は、DXプラットフォーム事業に関連する豊富な経験と知識を有しており、当社グループの経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしております。 当社グループでは取締役会や定例の経営会議において、役員及び幹部社員との情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を行うことが困難となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ コンプライアンス体制について 当社グループでは、今後企業価値を高めていくためにはコンプライアンス体制が有効に機能することが重要であると考えております。そのため、コンプライアンスに関する社内規程を策定し、全役員及び全従業員を対象として社内研修を実施し、周知徹底を図っております。併せて、コンプライアンス体制の強化に取り組んでおります。 しかしながら、今後、万一役職員の不正や不法行為が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループは、当社グループの取締役及び従業員等に対するインセンティブを目的として、新株予約権(ストック・オプション)を付与しております。今後、これらの新株予約権が権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。本書提出日の前月末現在におけるこれらの新株予約権による潜在株式数は1,740株であり、発行済株式総数1,343,744株の0.1%に相当しております。
経営成績の分析 (MD&A)3,552字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績 当社グループは、『情報をもっと簡単、便利、快適に』をコンセプトに、情報活用の利便性を追求し、すべての人により快適なユーザーエクスペリエンス(UX)を提供すると同時に、住生活関連ビジネスのパフォーマンス向上を支えるための事業を展開しております。 2025年9月期における当社グループを取り巻く情報サービス産業は、深刻な人手不足が継続する中、デジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIの本格的な社会実装が加速しています。生成AIは試験段階から実用段階へと移行し、業務効率化や新規事業創出において具体的な成果が表れ始めています。こうした環境下、企業は競争力強化に向けた投資を積極化させており、特にDXの推進と生成AIの実装が新たなビジネスモデルの創出を促進しています。 このような状況の下、当社グループは、2025年9月期において、「第1の主力事業『リビンマッチ』の成長加速」、「第2の主力事業候補の拡大」、「第3の主力事業となり得る新マッチングサービスの市場投入」を重点施策に掲げ、企業価値の向上に取り組んでまいりました。 2025年9月期の実績として、第1の主力事業である『リビンマッチ』においては、広告効率が改善し、営業利益の増加に寄与いたしました。第2の主力事業候補として位置付けている外壁塗装DX事業『ぬりマッチ』については、当社の100%連結子会社であるリビンDX株式会社が運営しておりましたが、2025年7月1日付で吸収合併し、経営効率の向上及び財務の統合を図りました。また、同じく第2の主力事業候補である建築DX事業『メタ住宅展示場』に対しては、人員の増強とともに、デジタルマーケティング強化のための積極的な投資を行いました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、営業収益3,592,752千円(前連結会計年度比0.6%増)、営業利益503,602千円(同143.2%増)、経常利益473,615千円(同126.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益314,575千円(同175.8%増)となりました。 なお、当社グループは、DXプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ①生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 ②受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 事業の名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) DXプラットフォーム事業   3,592,752   100.6 合計   3,592,752   100.6 (注)1.当社グループの事業区分は「DXプラットフォーム事業」の単一セグメントであります。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため、記載を省略しております。 (2)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は3,329,491千円となり、前連結会計年度と比較し71,142千円減少いたしました。主な要因は、現金及び預金が42,761千円、有価証券が120,000千円増加した一方で、投資有価証券が235,735千円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は1,612,711千円となり、前連結会計年度と比較し237,994千円減少いたしました。主な要因は、長期借入金が281,448千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は1,716,779千円となり、前連結会計年度と比較し166,852千円増加いたしました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上314,575千円をした一方で、自己株式が147,831千円増加したことによるものであります。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、1,910,712千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は452,261千円(前年度は103,327千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益472,412千円の計上、その他流動資産の増加額30,013千円、株主優待関連費用28,712千円の計上があった一方で、法人税等の支払額100,756千円があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果獲得した資金は80,399千円(前年度は509,744千円の使用)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入170,000千円があった一方で、投資有価証券の取得による支出59,455千円、差入保証金の差入による支出13,096千円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は492,949千円(前年度は1,169,298千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出331,438千円、自己株式の取得による支出147,831千円があったことによるものです。 (4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を合理的に勘案し判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの事業に重要な影響を与える要因の詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③ 経営者の問題意識と今後の方針について 当社グループが今後も持続的な成長を続けていくためには、経営者は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載された課題等に対応していくことが重要であると認識しております。これらの課題等に対応するため、外部環境・内部環境の変化に応じて適時に関連する情報の入手・分析を行い、現在及び将来の事業環境を確認し、継続的な改善策を実施していく方針であります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは、事業の持続的な成長のため、営業活動によるキャッシュ・フローを源泉とした自己資金を中心に新規事業に対して積極的な投資を行っております。当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローの資金供給力と現金及び現金同等物の期末残高は、ともに当面の既存事業を運営するうえでの資金需要を賄うのに十分な水準でありますが、今後の事業拡大を見据えた投資等を実行するために、資金の流動性の確保に留意しつつ、必要な資金調達は実施していく方針であります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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