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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

monoAI technology

5240 · Growth · 情報・通信業

XR技術を核に、メタバースサービスからAIエージェントまで手掛ける技術開発企業。

概要

monoAI technologyは、オンラインゲーム開発で培った通信技術とAI技術を基盤に、メタバースサービス、XRイベントサービス、XR周辺サービスを展開するXR事業企業である。中核は仮想空間共有プラットフォーム「XR CLOUD」で、OEM提供やイベント運営を行う。2022年12月に東証グロース市場に上場。2025年12月期の売上高は約9.8億円、従業員数126名。

三つのサービスで構成されるXR事業

当社グループはXR事業の単一セグメントで、サービスはメタバースサービス、XRイベントサービス、XR周辺サービスに区分される。メタバースサービスは「XR CLOUD」をOEM提供し、顧客ごとの仮想空間構築やオンラインゲーム開発を行う。XRイベントサービスは標準機能を活用したイベント開催支援、XR周辺サービスはAR・MR・VR全般のソリューション開発や子会社のロボット制御アプリケーション開発を含む。

売上高9.8億円の収益構造

2025年12月期の売上高は9億8,088万円で、内訳はメタバースサービス5億5,870万円(構成比57.0%)、XRイベントサービス1億5,093万円(15.4%)、XR周辺サービス2億7,124万円(27.7%)である。主要顧客は大日本印刷(2億円、20.1%)、パルス(1.5億円、15.2%)、オッドナンバー(1.1億円、11.7%)、ソニーグループ(0.6億円、6.4%)であり、上位4社で53.4%を占める。

子会社ロボアプリケーションズを加えたグループ体制

当社グループは当社と連結子会社ロボアプリケーションズの2社で構成される。ロボアプリケーションズは多彩なセンサーとAI・ロボティクス技術を搭載したロボットの制御アプリケーションを開発する。過去にはAVOCADOやモノビットエンジンを吸収合併し、モリカトロンを傘下に持つなど再編を経て、現在はX R事業に集中する体制となっている。

業界の中での役割はXR市場において、仮想空間プラットフォームやイベント運営、AIを組み合わせたソリューションを提供する開発企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
10億円
営業利益
-4億円
営業利益率
-40.0%
純利益
-3億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01メタバースサービス主力

仮想空間内のライブ・展示会等の需要に対し、顧客ごとのシステム開発・オンラインゲーム開発、イベント運営・集客代行を行う。独自プラットフォーム「XR CLOUD」をOEM提供し、顧客オリジナルの仮想空間構築を支援。教育・行政分野での採用実績がある。

1エリア内同時接続1,000人は重要な優位性

主要顧客DNP(大日本印刷)、東京都

主な製品・サービス1
XR CLOUD
数万人規模の同時接続が可能な仮想空間共有技術プラットフォーム。1エリアあたり1,000人同時接続が可能で、インストール不要のクラウドレンダリング技術を特徴とする。

02XRイベントサービス準主力

あらかじめ構築した仮想空間をベースに、採用説明会、社内会議、展示会など様々なイベントをパッケージ化して提供。低コスト・短期納期を実現し、ライセンス料とイベント制作・運営受託による収益を得る。

主要顧客本田技研工業、大日本印刷、イオンリテール

主な製品・サービス1
XR CLOUD標準イベント機能
仮想空間で必要な空間、アバター、画面共有などの標準機能。これを利用し、顧客は手軽にイベントを開催できる。

03XR周辺サービス副次

XRソリューション開発、XRコンサルティング、AIエージェント基盤「monoAI Agent」を核としたビジネス向けAIエージェント「SuperCat」の提供、および子会社によるロボット制御アプリケーション開発などを行う。

主な製品・サービス2
monoAI Agent
独自開発のAIエージェント基盤。企業のデータ資産や基幹システムと連携し、複雑な業務工程を自律的に遂行する。
SuperCat
monoAI Agentを核としたビジネス向けAIエージェント。企業のデータ資産を活用した自律的な業務遂行を支援。

製品と技術

最大1000人同時接続を実現するXR CLOUD

「XR CLOUD」は、だれでもどこからでも大勢で同時接続できる仮想空間共有プラットフォームである。空間全体で数万人、1エリア内で1,000人規模の同時接続が可能。GPUサーバデータセンターを自社構築し、クラウドレンダリング技術によりアプリのインストール不要でハイクオリティな体験を提供する。OEM提供が可能で、顧客ごとのカスタマイズにも柔軟に対応する。

業務自律化を支援するAIエージェント「monoAI Agent」

「monoAI Agent」はXR空間でのコミュニケーション高度化・自律化を目的とした独自AI基盤である。企業のデータ資産や基幹システムと連携し、接客や案内、在庫管理などの実務を自律的に遂行する。2026年2月にビジネス向けAIエージェント「SuperCat」として実用化され、産業AX(AIとXRの融合)の中核技術として位置づけられている。

子会社が手がけるロボット制御アプリケーション

子会社のロボアプリケーションズは、多彩なセンサーとAI・ロボティクス技術を搭載したロボットの制御アプリケーションを開発する。感情豊かな表情を持ち、人との対話により知識を学ぶロボットなど、高度なインタラクションを実現する製品を提供している。これらの技術は当社のXR周辺サービスの一部として展開されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • メタバースサービス1エリア内同時接続1,000人は重要な優位性

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

AI関連の小型株、赤字拡大中

情報・通信業界でAI技術を活用したソリューションを提供。売上高は2023年12月期12億→2024年12月期14億と増加したが、2025年12月期は10億と減少見込み。営業利益率▲40%と大幅な赤字拡大が予想される。同業のVRaiN Solutionやソラコムも小型だが、monoAIは特に売上規模が小さく、収益化の目途が立っていない。AI市場は成長市場だが、競合も多く、差別化が急務。

強み

  • AI分野に集中、独自の技術開発力で差別化を図る。
  • AI市場は拡大基調、長期的な需要取り込みに期待。
  • 組織が小さく、意思決定が速い、新製品投入が容易。
  • パートナー企業との協業実績、安定した受注の可能性。

課題

  • 2025年12月期営業利益率▲40%と大幅悪化、資金消耗が急。
  • 2025年は売上10億と減収見込み、新規案件獲得が停滞。
  • VRaiN Solutionなど同業もAI技術、明確な優位性が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がmonoAI technology

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
13929ソーシャルワイヤー28億円12.6倍
25587インバウンドプラットフォーム28億円10.2倍
35240monoAI technology27億円
42351ASJ27億円29.7倍
54167ココペリ27億円
63931バリューゴルフ27億円
75580プロディライト27億円40.3倍
84335IPSホールディングス27億円
99421エヌジェイホールディングス27億円
103645メディカルネット27億円17.0倍
113913GreenBee26億円9.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

オンラインゲームミドルウェアで創業した2013年

2013年1月、東京都新宿区に株式会社モノビット(現monoAI technology)を設立し、オンラインゲーム受託開発事業とミドルウェア事業を開始した。同年7月にはオンラインゲーム開発ミドルウェア「モノビットエンジン」をリリース。資本金9,000千円でスタートし、ゲーム向け通信技術を蓄積した。

XR事業への転換と持株会社化の2016-2018年

2016年3月、VR/AR開発に特化したXR事業を開始。2017年6月に高知県でゲーム受託制作子会社AVOCADOを設立、同年9月に本店を兵庫県神戸市へ移転。2018年7月にモノビットエンジン株式会社を設立し、同年10月にはゲームAI開発のモリカトロンを株式交換で子会社化。持株会社体制に移行し、商号をモノビット・モリカトロンホールディングスに変更した。

再編とXR CLOUDリリースの2019-2020年

2019年11月、商号をmonoAI technologyに変更。2020年1月、株式会社モノビットを吸収合併するとともにモリカトロンのソフトウエア品質保証事業を譲受し、持株会社体制を廃止した。同年7月、仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」を開発・リリース。これによりXR事業の中核製品が確立した。

上場と大日本印刷との提携の2021-2024年

2021年2月、AVOCADOを吸収合併し、品質保証事業を分社化してAIQVE ONEを設立(後に持分法適用関連会社化)。2022年12月、東京証券取引所グロース市場に上場。2023年9月にロボアプリケーションズを子会社化、2024年5月に大日本印刷と資本業務提携契約を締結。同年10月に東京本社と神戸本社の二本社制へ移行した。

AIエージェント注力と子会社整理の2025年

2025年6月、モリカトロン株式会社の全株式を譲渡。同年12月期の売上高は9.8億円、営業損失3.9億円。2026年2月、独自AIエージェント基盤「monoAI Agent」を核としたビジネス向けAIエージェント「SuperCat」の提供を開始し、AIとXRの融合による業務自律化を推進している。

年表23件を開く

2010年代

  • 2013年1月創業東京都新宿区新宿において、オンラインコミュニケーションの良さを広めるため、株式会社モノビット(現 monoAI technology株式会社)を設立し、オンラインゲーム受託開発事業及びミドルウェア事業を開始(資本金9,000千円)
  • 2013年7月オンラインゲーム開発ミドルウェア「モノビットエンジン」を開発、リリース
  • 2016年3月VR/AR開発に特化したXR事業を開始
  • 2017年6月高知県高知市帯屋町において、ゲーム受託制作を行う株式会社AVOCADOを設立(100%子会社)
  • 2017年9月兵庫県神戸市中央区に本店を移転
  • 2018年7月兵庫県神戸市中央区において、オンラインゲーム開発ミドルウェア「モノビットエンジン」の開発、販売を行うモノビットエンジン株式会社を設立(100%子会社)
  • 2018年10月M&AゲームAI開発を行うモリカトロン株式会社を株式交換により100%子会社化 持株会社体制に移行し、モノビット・モリカトロンホールディングス株式会社に商号変更するとともに、事業会社としてオンラインゲーム受託開発事業及びミドルウェア事業を行う株式会社モノビットを設立(100%子会社)
  • 2018年12月モリカトロン株式会社において、AIを活用したソフトウエア品質保証事業を開始
  • 2019年11月商号変更monoAI technology株式会社に商号変更

2020年代

  • 2020年1月M&A株式会社モノビットを吸収合併するとともに、モリカトロン株式会社のソフトウエア品質保証事業を譲受し、持株会社体制を廃止
  • 2020年7月仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」を開発、リリース
  • 2021年2月M&A株式会社AVOCADOを吸収合併
  • 2021年2月ソフトウエア品質保証事業を会社分割により分社し、東京都新宿区新宿において、100%子会社としてmonoAI QA technology株式会社を設立
  • 2021年2月商号変更monoAI QA technology株式会社が株式会社ベリサーブに第三者割当増資を実施。当社の持株比率は33.3%となり持分法適用関連会社となる monoAI QA technology株式会社がAIQVE ONE株式会社へ商号変更
  • 2022年9月本社を兵庫県神戸市中央区内で移転
  • 2022年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2023年4月AIQVE ONE株式会社株式を売却
  • 2023年9月M&Aロボアプリケーションズ株式会社(現・連結子会社)を子会社化
  • 2024年4月M&Aモノビットエンジン株式会社を吸収合併
  • 2024年5月大日本印刷株式会社と資本業務提携契約を締結
  • 2024年6月東京都渋谷区に東京支社を移転
  • 2024年10月東京支社を東京本社とし、神戸本社と東京本社の二本社制へ移行
  • 2025年6月モリカトロン株式会社の全株式を譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 四半期黒字化(2026年12月期第4四半期)2026年12月期第4四半期まで四半期黒字化
  • 通期黒字化(2027年12月期)2027年12月期まで通期黒字化

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    「XR CLOUD」のパッケージ化推進・機能拡充

    プラットフォーム「XR CLOUD」の基本機能やアバターなどのプリセットを追加開発し、顧客ごとの個別対応で培った機能を汎用化・パッケージ化。特定業界に特化したメタバース(例:3Dメタバース「DNP居場所づくりプラットフォーム」や「メタバース役所」)を開発し、サービス拡充を図る。

  2. 02

    提供するサービスの拡充

    「XR CLOUD」にこだわらず、AR・MR・VRのXR全般で顧客課題を解決するソリューションを提供。2026年2月より独自AI基盤「monoAI Agent」を核としたビジネス向けAIエージェント「SuperCat」を提供開始。ARとAIに注力し、「リアルビジネスで活用できるメタバース」および「AIによる業務自律化」を実現。

  3. 03

    アライアンス&マーケティング

    組織的な営業・マーケティング体制を刷新し、全プロダクト・サービスを横断的に扱う体制へ移行。SNSや動画を活用した能動的マーケティングを強化。オウンドメディア「メタバース相談室」を運営。戦略的パートナーシップを通じた多角的な販路拡大を推進。

  4. 04

    R&D(研究開発)

    次なる成長の核となる「XR×AI」基盤の開発に注力。独自開発の「monoAI Agent」はクライアントPCで動作するマルチエージェントシステムで、データ連携により自律的に実務を完遂する。2026年12月期はARやAIの活用による「リアルビジネスで活用できるメタバース」および産業AXの実現に向けた研究開発を推進。

  5. 05

    収益基盤の強化

    コスト構造の見直しを断行。制作体制の内製化を徹底し業務委託費を圧縮。不採算事業の整理や採用費の抑制により販管費総額を抑制。早期の黒字化を目指し、筋肉質な利益体制を構築。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で126人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は480万円で、3期前と比べて+11.3%平均年齢は34.6歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年12月43230.23.5124
2023年12月42633.13.6145
2024年12月51634.14.5144−208
2025年12月48034.65.0126−317

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    ロボアプリケーションズ株式会社
    兵庫県神戸市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は10億円営業利益-4億円前期と比べると減収で、売上が-28.6%。

売上高
-28.6%
10億円
営業利益
-4億円
純利益
-3億円
営業利益率
-40.0%
前期比 -18.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高9億円10億円
営業利益-3億円-4億円
純利益-3億円-3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は3億円、営業利益は−3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q300.00
2023年2Q2−1−50.0−1
2023年3Q400.00
2023年4Q3−1
2024年1Q400.00
2024年2Q4−1−25.0−3
2024年4Q6−2−33.3−3
2025年2Q6−1−16.70
2025年4Q4−3−75.0−3
2026年2Q3−3−100.0−3

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2018年12月期からの8期で、売上は8億円から10億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は-40.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ゲームAI開発を行うモリカトロン株式会社を株式交換により100%子会社化 持株会社体制に移行し、モノビット・モリカトロンホールディングス株式会社に商号変更するとともに、事業会社としてオンラインゲーム受託開発事業及びミドルウェア事業を行う株式会社モノビットを設立(100%子会社)
2018年12月800
monoAI technology株式会社に商号変更
2019年12月200
株式会社モノビットを吸収合併するとともに、モリカトロン株式会社のソフトウエア品質保証事業を譲受し、持株会社体制を廃止
2020年12月11−5−6
株式会社AVOCADOを吸収合併
2021年12月13−2−2
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2022年12月1511
ロボアプリケーションズ株式会社(現・連結子会社)を子会社化
2023年12月12−2−2
モノビットエンジン株式会社を吸収合併
2024年12月14−3−3−21.4−6
2025年12月10−4−4−40.0−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高10億円のうち、営業利益として残るのは-4億円-40.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-30.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.0%7億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金70.0%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-40.0%-4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比48.4pt
-40.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比36.6pt
-30.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-21.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-140.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2025年12月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は12億円で、売上の14.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年12月−201−21
2021年12月−108−18
2022年12月−2−18−314
2023年12月−2−30−59
2024年12月−5−19−613
2025年12月−100−112

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2025年12月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が12億円で、自己資本比率は86.5%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年12月51412.8
2019年12月83538.5
2020年12月4−59
2021年12月103731.7
2022年12月1713472.8
2023年12月1511477.0
2024年12月1916383.2
2025年12月1412286.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中31位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中593位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-40.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
86.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-28.6%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥219で、1年前と比べて-22.3%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥219-0.9%1ヶ月+11.7%1年-22.3%時価総額27億円
過去52週の値幅
安値¥113高値¥380

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR2.49倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月21日に218円まで下落し、前日比-10.66%と大幅安。1ヶ月では+33.74%上昇するも、52週高値380円からは-42.6%の水準。出来高は8月21日に524万株と高水準で、売りが優勢。25日線205.88円を約6%上回るが、RSIは51.09と中立圏。週足では8月20日に244円まで上昇した後、反落。75日線160.43円を上回っており、中期的な上昇トレンドは維持。短期的な過熱感の調整と見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは計算不能で、利益が出ていない。PBRは2.33倍と業界平均の3.53倍を下回るが、ROE9.1%と低い。直近の業績は赤字で、売上も減少傾向。配当は無配。業界平均に対してPERは算出できず、収益性や成長性の観点から割高と判断せざるを得ない。現状の評価は割高。

指標この会社業種平均
PBR2.49倍2.96倍
ROE9.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、業績悪化からのターンアラウンド可能性。強気派は、AI技術への期待から将来の成長可能性を評価するが、弱気派は、売上高の減少と赤字拡大を重視し、競争の激しいAI市場での生き残りを懸念する。直近の営業損失はマイナス40%と深刻で、資金繰りや事業計画の実現性が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • AI需要の追い風

    AI市場は拡大しており、技術力に期待が持てる。

  • 低PBR

    PBR2.3倍と割安感があり、改善余地がある。

  • 資産価値

    簿価に比べて株価が低く、潜在的な価値がある。

  • 最終赤字が前年度比3億円縮小2025/12期影響

    当期純損益は6億円の赤字から3億円の赤字へ改善し、赤字幅が半減した

  • 売上高10億円を維持し事業基盤は継続2025/12期影響

    売上高は14億円から10億円へ減収したが、10億円の規模を確保している

  • PBR2.33倍と純資産超過の評価を維持2025/12期影響

    PBRは2.33倍で、時価総額25億円が純資産を上回る状態が続く

  • 外国人保有比率4.2%からの上昇余地継続影響

    外国人保有は4.2%と低水準で、株主構成の多様化による需給改善余地がある

マイナスに働く材料7
  • 赤字拡大

    営業利益率-40%と損失が急速に拡大している。

  • 売上減少

    売上高は減少傾向で、成長が見込めない。

  • 競争激化

    AI分野は競争が激しく、差別化が困難。

  • 売上高が前年比28.6%の大幅減収2025/12期影響

    売上高は14億円から10億円へ約3割減となり、収益基盤が縮小している

  • 営業赤字が4億円に拡大2025/12期影響

    営業損益は3億円の赤字から4億円の赤字へ悪化した

  • 最終赤字が3期連続で継続通年影響

    2023/12期から2025/12期まで全て最終赤字となっている

  • 株価が1年で36.5%下落継続影響

    株価は205円で、1年間で36.53%下落し、投資家心理が悪化している

次の決算で確かめる点
売上高
収益悪化のトレンドが継続するかを確認。
営業利益率
赤字縮小の兆しがあるかを監視。
キャッシュ残高
赤字継続時の運転資金の余力を評価。

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,606人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.8%を占め、残る72.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他58.564.862.461.8
事業法人27.923.828.127.6
証券会社5.66.15.06.2
外国法人7.25.14.14.0
金融機関0.70.00.00.2
外国人個人0.00.00.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01本城 嘉太郎17.98
02大日本印刷株式会社14.64
03株式会社ロータス10.03
04中嶋 謙互2.77
05セン コン2.72
06株式会社SBI証券2.56
07成澤 理恵2.53
08DBS BANK LTD. 700104 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.41
09楽天証券株式会社1.57
10株式会社イグニス1.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-21
    本城 嘉太郎
    新規の大量保有報告
    16.43%
  • 2026-05-22
    本城 嘉太郎
    新規の大量保有報告
    16.43%
  • 2026-05-22
    本城 嘉太郎
    新規の大量保有報告
    16.43%
    -1.55pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で−101%、1株純資産は7期で−100%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%
2018年12月3,32724,06112.8
2019年12月−831,079
2020年12月−94
2021年12月−2537
2022年12月81279.1
2023年12月−20111
2024年12月−52127
2025年12月−27100

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額55百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
本城嘉太郎代表取締役会長483,435,600
山下真輝代表取締役社長45
谷間真取締役5477,500
植田修平取締役55
辰己光平取締役59
谷川健一常勤監査役69
高橋正樹監査役52
川口洋司監査役72
筒井俊光取締役51
松岡壮取締役531,000
安田京人取締役46
中嶋謙互取締役52340,000
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
丸山一郎監査役63

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2373719
社外取締役618183

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,397字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社1社(ロボアプリケーションズ株式会社)から構成されております。 当社グループは、XR(注1)事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。なお、当社グループのサービスは、メタバース(注2)サービス、XRイベントサービス、XR周辺サービスに区分されます。 メタバースは、人々を住んでいる場所の制約から解き放つテクノロジーであり、19世紀に産業革命を起こした鉄道や、20世紀に情報革命を起こしたインターネットに続いて、21世紀に新しい革命を起こすインフラとして期待されています。 また、当社は「先進技術で、社会の未来を創造する」ことをミッションとし、オンラインゲーム開発で培った通信技術とAI技術をコアとするXR技術をあらゆる産業に展開しております。企業価値の最大化を図るべく、誰でも簡単に仮想空間でイベントを行うことができる「XR CLOUD」等の新しいプロダクトを開発していきます。 <XR事業に関して> オンラインゲームなどのメタバースは、フィクションの仮想空間においてプレイヤーが様々な体験をするために開発されたものです。また、オンラインゲームではリアルタイム同時接続の技術が重要ですが、この技術はノンフィクション(現実)においてもバーチャルイベントやバーチャル展示会などの様々な用途に利用されております。 株式会社矢野経済研究所が公表している「メタバースの国内市場動向調査(2024年)」によると、XRデバイスの普及に加えて、AI技術によるコンテンツ開発の効率化・高度化がさらに進み、2028年度には市場規模が1兆8,700億円に達すると予測されております。 そのなかでも当社グループでは、オンラインゲーム開発で培ってきた技術を、ゲーム業界だけでなく幅広い業界における様々なシーンで利用可能とするために、仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」を開発しております。また、2026年度より、XR技術に自社開発のAI技術を高度に融合させ、企業の業務自律化を支援する「産業AX」の確立を推進しております。XR周辺に位置するAI技術・通信技術とを総合してXR事業とみなしております。 <仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」について> 「XR CLOUD」は、だれでも、どこからでも、大勢で同時接続できる仮想空間共有技術プラットフォームです。当社グループではXR市場において、コア技術である通信技術及びAI技術をゲーム業界だけでなく幅広い業界で利用可能とするために、誰でも簡単に仮想空間でイベントを行うことができることを目指し、仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」を開発しております。 オンラインゲーム開発で培ってきた技術と経験を背景とした「XR CLOUD」は、以下の特長を有しております。 1.安定した数万人規模の同時接続かつ、仮想空間を構成する1エリアごとにも1,000人規模の同時接続が可能 リアルタイム同時接続数は、仮想空間でのコミュニケーションに不可欠な技術要素ですが、全体と個別の2つの観点で分けて考えることができます。1つは「空間内全体での同時接続数」、もう1つは「1エリア内での同時接続数」です。当社の技術では、仮想空間内全体において数万人の同時接続が可能であり、かつ、当該空間を構成する1エリア内でも1,000人規模の同時接続が可能です。1エリア内での同時接続数は多ければ多いほど現実でのコミュニケーションに近しいものとなっていきます。この点は当社グループが持つ重要な優位性となっております。 2.OEM提供による高い拡張性 当社グループは、長年にわたるオンラインゲーム開発などのシステム開発ノウハウの蓄積、自社で確保している開発リソースを背景に、「XR CLOUD」を開発いたしました。このような開発技術を活用し、顧客ごとに異なる個別の細かなニーズに合わせた柔軟なカスタマイズ対応を可能とする体制を構築できております。 3.インストール不要でハイクオリティ 当社グループはクラウドゲーミング用にGPUサーバデータセンターを自社で構築しております。本データセンターを活用することにより、アプリのインストールが不要であるにも関わらず、低スペック端末でもハイクオリティなメタバースイベントを実現することが可能です。 また、仮想空間においては、ユーザー側の使用するブラウザによって、画面遷移や音声等の品質にバラツキが発生します。当社グループはこれまでの開発技術や知見を活かし、独自のクラウドレンダリング技術(注3)を有しております。従来のブラウザでレンダリングを行うWebGL技術(注4)では接続数が増えるとクライアント処理が極端に重くなるという課題をクリアした、1,000人が同時接続しても重くならない先端技術です。 <独自AI基盤「monoAI Agent(モノエーアイ エージェント)」について> 当社グループでは、XR空間におけるコミュニケーションの高度化および自律化を目的として、独自のAIエージェント基盤「monoAI Agent」を開発しております。 本基盤は、従来の対話型AIの枠組みを超え、企業のデータ資産や基幹システムと直接連携することで、複雑な業務工程を自律的に遂行する実務特化型の知能基盤です。仮想空間内における接客や案内のほか、在庫管理等の実務代行機能を備えたAIエージェントを、顧客のニーズに合わせて迅速に構築することが可能です。 これにより、XRによる「空間のデジタル化」とAIによる「業務自律化」を高度に融合させた「産業AX」を実現するための中核技術として位置付けております。 <当社グループのサービスについて> 当社グループのサービスは、(1)メタバースサービス、(2)XRイベントサービス、(3)XR周辺サービスに区分されます。 (1)メタバースサービス メタバースサービスは、仮想空間内で行われるライブ・展示会等の需要に対し、顧客ごとのシステム開発及びオンラインゲーム開発、顧客の要望によってはライブ・展示会等のイベント運営、集客代行、運営支援を行うものです。また、「XR CLOUD」をOEMで提供し、顧客のプラットフォームとして、顧客ごとのオリジナルの仮想空間の構築及びオンラインゲーム開発等を行うものを分類しております。OEMで提供することで、メタバースをゼロから開発することなく、迅速かつ安価に独自メタバースを構築できます。 開発実績としては、仮想空間コミュニケーションゲーム「INSPIX WORLD」や、バーチャル音楽ライブ「JM梅田ミュージックフェス」、オリジナル会場における展示会「デジタル甲子園」、ビルOS連携「ビルコミ®×メタバース」等を手掛けております。また、XR CLOUDを起用したDNPの小中学校の不登校や日本語指導を支援するサービス「DNP居場所づくりプラットフォーム」が東京都「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム(VLP)」に採択されている等、教育・行政分野での社会実装が進んでおります。これらサービスにおいて、当社は主にシステム開発の成果物の対価として売上を計上しておりますが、顧客の要望によっては川上から川下まで一気通貫で支援するソリューション提供をしております。これらにより顧客企業内に専門人材が不在でも、メタバースイベント等を運営できるような支援をする体制を有しております。 主たる収益であるカスタマイズ開発による初期収益に加え、プラットフォーム利用におけるライセンス料及び運営費等による安定した中長期収益モデルとなっております。 (2)XRイベントサービス XRイベントサービスは、仮想空間内で行われるイベント等の需要に対して、当社のプラットフォーム「XR CLOUD」を活用し、あらかじめ構築した仮想空間をベースに、誰でも簡単に仮想空間上でイベント等を開催できるサービスを分類しております。 開発実績としては、採用説明会や社内懇親会、社内会議、展示会、ショッピングモール、VTuberファンイベント等を手掛け、さまざまな種類のイベントをパッケージ化し、低コスト、短期納期化を実現しております。 当社は「XR CLOUD」にあらかじめ構築されている標準機能※を提供することで、顧客が実現したいイベントを、ゼロから作る場合と比較して、短納期かつより廉価で実現可能なものとしております。また、「XR CLOUD」のプラットフォーム内においても、標準機能の応用として、顧客ごとに細やかな対応も可能です。それにより顧客1社1社にあったサービスを提供しております。具体的には、自社スタッフの顔を表現したアバターを用いるケースや、自社会議室を模した社内イベントを催すケースのほか、画面共有機能、カメラ映像のワイプ表示、PDFアップロード、質問者へのマイク付与など、ビジネス機能を充実させることもできます。また、同一エリアに1,000人同時接続可能な自社プラットフォームで、大規模なイベントも開催が可能です。このように「XR CLOUD」では、画一的なプラットフォームでは対応が難しいケースにも柔軟に対応しております。 ライセンス料、イベント制作・運営委託による収益がメインであり、イベントのパッケージ化によって、高い収益が見込めるモデルとなっております。 ※仮想空間でイベント実施するのにあたり必要な「空間、アバター、画面共有、カメラ機能、名刺交換」等の機能 開催されるイベントの属性は大きく以下2つのケースに分類できます。 1.最終消費者である一般個人が参加するイベント開催に利用するケース 顧客企業が要望する背景として、物理的に1か所に参加者を集める開催方法と比較してコスト安が望めること(設営費、運営人件費等)や、参加者増加が望めること(全世界から参加可能、施設の収容可能数に縛られない、移動が不要等)、技術革新により高いクオリティーでのメタバース体験が可能なこと(場所に囚われず、没入感のある体験ができる等)等が挙げられます。 例.バーチャルショッピングモール(そらのうえショッピングモール/ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社)、学生向けバーチャル授業(資産運用キャンパス/株式会社野村総合研究所・株式会社ブイキューブ)、マンション内見メタバース(グッドデザインタウン・三井でみつけてパーク/三井不動産株式会社) 2.顧客企業の社内イベント開催に利用するケース 顧客企業が要望する背景として、物理的に1か所に参加者を集める開催方法と比較してコスト安が望めること(賃料やイベント会場費等)や、メタバースならではの高付加価値(擬態化されたアバターを用いることでのコミュニケーション活性化等)があることが挙げられます。 例.社内展示会(本田技研工業株式会社)、社内懇親会(大日本印刷株式会社)、社内研修会(イオンリテール株式会社) また、これらの新規顧客獲得の数・質を高めることを目的に、オウンドメディア「メタバース相談室」を運営しております。これにより、メタバース開発需要のある当社ターゲット企業へ効率的にリーチできる体制を構築しております。 (3)XR周辺サービス XR周辺サービスは、「XR CLOUD」での実績をベースにAR・MR・VRのXR全般で企業の課題解決を支援するXRソリューション開発事業、様々なメタバースプラットフォームを駆使し顧客企業のニーズに沿ったプランを提供するXRコンサルティング事業などの他、子会社で行っている事業を分類しております。また、2026年2月より、独自開発のAIエージェント基盤「monoAI Agent」を核としたビジネス向けAIエージェント「SuperCat」の提供を開始し、企業の膨大なデータ資産を活用した自律的な業務遂行を支援しております。 当社子会社であるロボアプリケーションズ株式会社では、多彩なセンサーとAI・ロボティクス技術を搭載したロボット、感情豊かな表情を持ち、人との対話により知識を学ぶロボット等の制御アプリケーションの開発を行っております。 (注)1.XR VR、AR、MRなどの総称。VR:Virtual Reality=仮想現実は、仮想世界に入り込むことができ、AR:Augmented Reality=拡張現実は、現実と仮想世界を重ねることができ、MR:Mixed Reality=複合現実は、現実に仮想空間を融合させることができる。 2.メタバース インターネット上に作られた仮想空間のことを指す。メタバースの利用者は3DCG空間で自分の姿をアバターの姿に変え、他のユーザーと交流したりコンテンツを楽しんだり、商品売買などの経済活動を行うことができる。 3.クラウドレンダリング PCやスマートフォンなどのローカル端末で行われるイメージ処理を、全てクラウド上のサーバで行う手法。 4.WebGL技術 ブラウザで3DCGを高速に描画する技術仕様の一つ。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,619字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「先進技術で、社会の未来を創造する」ことをミッションとし、通信技術とAI技術をコアとして、ゲーム産業で培った先進技術をあらゆる産業に展開し、サービス開発することを通じて、企業価値の最大化を図ります。 当社グループのXR技術は特定の産業に依存せず、既存の事業・サービスに限らず、まだXR技術の活用が始まっていない新たな産業分野においても適用可能であると考えております。現在は、XR技術とAIを組み合わせ、企業の業務自律化を支援する「産業AX」の確立を推進しており、今後もXR技術の優位性を最大限に活用し、既存事業・サービスで培った知見を取り入れ、国内外へ展開してまいります。 (2)経営戦略 当社グループでは5つの成長戦略を掲げ、中長期的な経営計画を実現していきます。 成長戦略1:「XR CLOUD」のパッケージ化推進・機能拡充 顧客の多様なニーズに対応するため、当社プラットフォームである「XR CLOUD」の基本機能やアバター、会場などのプリセットを追加開発し、顧客ごとに個別対応を進めていきます。個別対応で培った機能を汎用化し、パッケージ化することで、多様なイベントに対応出来るようになり、顧客基盤の拡大を目指します。 また、特定業界に特化した、専門メタバースを開発し、業界固有のニーズに深くフィットするサービスを展開していきます。直近では、不登校や日本語の指導が必要な児童・生徒を支援する3Dメタバース「DNP居場所づくりプラットフォーム」や、生活者が自治体の各種サービスをメタバース上で利用できる「メタバース役所」などのパッケージを提供開始いたしました。今後も、様々な業界に特化した固有のメタバースを開発し、サービスを拡充してまいります。 成長戦略2:提供するサービスの拡充 当社は、「XR CLOUD」を前提にしたメタバースサービスだけにこだわらず、AIと組み合わせた産業用メタバースを含むAR・MR・VRのXR全般で顧客の課題を解決するソリューションを提供し、また、2026年2月より独自AI基盤「monoAI Agent」を核としたビジネス向けAIエージェント「SuperCat」の提供も開始いたしました。 今後はとくに、ARとAIに力を入れ、「リアルビジネスで活用できるメタバース」および「AIによる業務自律化」を実現し、あらゆる業種・業態のDX推進をサポートしてまいります。 成長戦略3:アライアンス&マーケティング 新規顧客のリード獲得においては、拡大する市場ニーズを確実に取り込むため、組織的な営業・マーケティング体制の刷新を断行いたしました。従来はそれぞれの事業部ごとに営業活動を行っておりましたが、現在は各部門が全プロダクト・サービスを横断的に扱う体制へと移行し、組織横断的な連携によって取引規模の最大化に努めております。あわせて、SNSや動画等のデジタル媒体を活用した能動的なマーケティングアプローチを強化するとともに、メタバース開発需要のある当社ターゲット企業へ効率的にリーチできる体制を構築するため、オウンドメディア「メタバース相談室」を運営しております。 また、2024年12月期には、日本を代表するメタバースサービスを展開する4社が連携した、日本最大級のメタバースアライアンス「オープンメタバースネットワーク」の発足や、大日本印刷株式会社と資本業務提携契約の締結をしました。今後は、これらの戦略的なパートナーシップを通じた多角的な販路拡大を推進することで、各社と知見やリソースを共有し、顧客により高い価値を提供するとともに、トップラインの回復と安定的な案件受注の確立に努めてまいります。 成長戦略4:R&D 当社では、国内外のクライアント企業の様々なニーズに対し最適なソリューションを提供するため、研究開発を進めております。 2025年12月期は、次なる成長の核となる「XR×AI」基盤の開発に注力しました。特筆すべきは、独自開発の「monoAI Agent」の構築です。クライアントPCで動作する独自のマルチエージェントシステムを実装し、データ連携によって自律的に実務を完遂する「知能」を実現しました。 2026年12月期は、ARやAIの活用により、「リアルビジネスで活用できるメタバース」および産業AXを実現するための研究開発を進める方針です。当社は技術の最前線での革新を続け、顧客に対してより高い価値を提供することを目指しています。 成長戦略5:収益基盤の強化 2025年12月期は、将来の投資余力を生み出すため、コスト構造の見直しを断行しました。特に制作体制の内製化を徹底したことで、業務委託費を大幅に圧縮し、自社リソースを軸とした高効率な体制への転換を果たしました。販管費についても、不採算事業の整理や採用費の抑制により、成長投資を続けながらも総額を抑制しております。 今後も、コスト管理とプロセスの改善に努め、早期の黒字化を実現するために筋肉質な利益体制を構築してまいります。 (3)経営環境 当社グループを取り巻くメタバース環境は、一過性のブームを超え、AI技術との融合によって企業の生産性を抜本的に向上させる「産業実装フェーズ」へと移行しております。当社グループは、この市場の質的な変化を捉え、メタバースを内包するより広義な「国内DX」市場を新たなターゲットとして再定義いたしました。 このような状況を受け、当社グループは、メタバース・プラットフォーム「XR CLOUD」のさらなる進化に加え、独自AI技術による差別化を図り、多様なニーズに応えていく必要があると考えております。また、持続的な成長を支える組織体制の強化やコーポレート・ガバナンスの向上、さらには既存事業の黒字化を実現することで安定した収益基盤を確立することも重要な課題として認識しております。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な成長を図るため、成長性、収益性及び効率性を重視した経営が必要と認識しております。このため、当社グループでは、売上高、営業利益及び売上高営業利益率を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 開発体制の強化及び優秀な人材の確保 XR技術の開発は当社の競争力の源泉の一つであり、継続的な強化が不可欠です。今後も、国籍を問わず優れた能力を持つエンジニアの採用と育成に注力するとともに、AIによる開発工程の効率化を推進し、高付加価値なサービスを迅速に提供できる体制を維持・強化してまいります。また、エンジニアが働きやすい環境を整備することで、長期的なコミットメントを引き出すための投資を続け、次世代技術の社会実装を支える強固な組織基盤を構築してまいります。 ② 既存事業の黒字化と新規事業の創出 当社のビジネスモデルは特定の産業に依存せず、独自性が高いものです。2025年12月期に実施した構造改革の成果を早期に収益化し、2026年12月期第4四半期での四半期黒字化、および2027年12月期での通期黒字化を必達目標として取り組んでまいります。安定した収益基盤を築くことで、さらなる成長の土台を強化するとともにXR技術の優位性を最大限に活用し、新たな産業分野への進出も図ります。必要に応じて他社との協業も視野に入れ、新規事業の展開を進めてまいります。 一例を挙げると、企業の生産性を抜本的に向上させる「産業AX」の確立に向け、独自開発のAIエージェント基盤「monoAI Agent」を核とした実用的なソリューションの外部販売を2026年12月期より開始いたしました。これは、単なる対話型のAIにとどまらず、企業の基幹システムと連携することで、仮想空間内での接客や案内、さらには在庫管理・発注等の実務代行を自律的に遂行するものです。このように、サービスを提供する過程で、当該サービスの周辺業務を含むより広範な事業単位へと価値提供を拡張することが可能と判断した場合には、当社のみならず他社との協業含め、新規事業として展開していきます。 ③ 内部管理体制の強化 一層の事業拡大を見込み成長段階にある当社は、事業の拡大・成長に応じた内部管理体制の強化が重要な課題であると認識しております。経営の公正性と透明性を確保するために、コーポレート・ガバナンスを強化し、適切な内部統制システムの構築に努めてまいります。
事業等のリスク7,792字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を以下に記載しております。 また、必ずしもそのようなリスクに該当しない事項であっても、投資者の判断において有用であると考える事項については、積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、本項の記載内容は当社株式への投資に関する全てのリスクを網羅しているものではございません。 当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避並びに発生した場合の迅速な対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項以外の記載内容も併せて慎重に検討した上で行われる必要があると考えられます。 本項記載の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 <主要な事業等のリスク一覧> ※当社見解に基づく/当社作成 リスク   No   リスクマップNo   内容 (1)事業環境に関する事項   (1)1.   ①   顧客のソフトウエア投資の動向について (1)2.   ②   競合他社による影響について (1)3.   ③   技術革新による影響について (1)4.   ④   自然災害及び感染症等について (2)組織体制に関する事項   (2)1.   ⑤   人材の確保及び育成について (2)2.   ⑥   内部管理体制について (2)3.   ⑦   代表取締役 本城嘉太郎への依存について (3)当社の事業内容及びサービスに関する事項   (3)1.   ⑧   情報管理体制について (3)2.   ⑨   システムのトラブルについて (3)3.   ⑩   重大な不具合について (3)4.   ⑪   システム開発開始時期の遅延について (4)法的規制に関する事項   (4)1.   ⑫   法的規制等について (4)2.   ⑬   訴訟に関するリスクについて (4)3.   ⑭   知的財産に関するリスクについて (4)4.   ⑮   レピュテーションリスクについて (5)その他の事項   (5)1.   ⑯   特定顧客への依存度の高さ (5)2.   ⑰   新株予約権の行使による株式価値の希薄化について (5)3.   ⑱   繰越欠損金について (5)4.   ⑲   配当政策について (5)5.   ⑳   調達資金の使途について (5)6.   ㉑   資金調達について <主要な事業等のリスクマップ> ※当社見解に基づく/当社作成 影響度   大   ⑧   ①②⑤⑯ 中   ⑥⑦⑮㉑   ③   ⑪ 小   ④⑫⑬⑭⑰⑳   ⑨⑩⑲   ⑱ 低   中   高 発生可能性 (1) 事業環境に関する事項 1.顧客のソフトウエア投資の動向について 当社グループは、当社グループが提供するサービスを特定業界に縛られることなく幅広い業界へ提供しております。メタバース開発のニーズは高まっており、継続的に投資ニーズは存在し、また、今後顧客開拓も期待できるものと考えております。上述の想定のもと、当社グループとしても営業体制の強化を行うこと等によって顧客拡大に努めております。しかしながら、国内外の景気動向の悪化等により、当該顧客のソフトウエア投資が大幅に抑制された場合や、今後、顧客ニーズの変化等により、XRやメタバースへの需要が変化した場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 2.競合他社による影響について 当社グループの属するXR市場におけるサービス開発のスピードは速く、多くの企業が事業を展開しており、市場の競争環境は厳しさを増しております。当社グループとしては、顧客ニーズ等を把握しつつ、仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」の開発を進めておりますが、今後、競合他社がより魅力的・画期的な特徴を持つ新規サービスを開発した場合や、価格競争等がさらに激化した場合には、当社グループ事業にも影響が生じ、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 3.技術革新による影響について 当社グループの属するXR業界は、新技術の開発及びそれに基づく新しいサービスの導入が頻繁に行われており、顧客ニーズも常に変化している変動が激しい業界となっております。そのため、当社グループとしても常に新しい技術、新しい発想でのサービス開発が求められ、情報収集、顧客ニーズ等の分析、新技術及び新サービスへの対応を行うことで技術革新に対応できる体制をとっております。しかしながら、技術革新等により予期せぬ業界の急激な変化が発生し、顧客ニーズの変化等が行われ、当社グループの対応が遅れた場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 4.自然災害及び感染症等について 当社グループでは自然災害及び感染症等の発生可能性を認識した上で、事業を継続するために必要な安全対策を事前に講じておりますが、地震及び台風等の自然災害、事故、火災、テロ等の発生、また、治療方法が確立されていない感染症が流行した場合等において、事業遂行が不能となる可能性があります。当社グループではリモートワークの推進やクラウドサービスの活用を行っており、事業の推進に与える影響は限定的であると考えておりますが、企業側の当社グループサービス導入に際する意思決定に時間を要する等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (2) 組織体制に関する事項 1.人材の確保及び育成について 当社グループが継続して事業を発展していくためには、優秀な人材の獲得及び育成を継続することが重要であると認識しております。少子高齢化や労働人口の減少が急速に進んでおり、特にエンジニア人材のニーズの高まりにより人材マーケットが枯渇していることなどから、外部への人材の流動化が進み、優秀な人材の確保だけではなく、既存の人材の育成と維持のための環境は厳しい状況にあります。そのため、外部の人材紹介会社や採用媒体等の活用、内部の社員紹介等の採用チャネルの多角化、スキル習得及び資格補助を目的としたキャリアアップの支援制度等により、人材の確保及び育成に努めております。しかしながら、人材の確保及び育成が計画通りに進まなかった場合は、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 2.内部管理体制について 当社グループは、企業価値の拡大を図るうえでコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しております。業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保のための内部統制システムを適切に運用し、法令遵守を徹底するために充分な体制を構築していると考えておりますが、未だ成長途中にあり、今後の事業運営及び事業拡大に対応するために、内部管理体制について一層の充実を図る必要があると認識しております。しかしながら、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかない状況が生じた場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 3.代表取締役 本城嘉太郎への依存について 当社は、創業社長である本城嘉太郎が代表取締役社長に復帰する新経営体制(2026年3月就任予定)への移行を決定しております。同氏は、ゲーム業界で得た豊富な経験と知識を活かし、当社の代表として「産業AX」を軸とした新成長フェーズへの移行を強力に推進する方針であります。その知見や環境変化への対応ノウハウ等は経営幹部層に移植されてきており、運営実態に合わせた権限の見直し等、職務権限の最適化にも取り組んでおりますが、何らかの理由により当社において業務を継続することが困難となった場合、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 当社の事業内容及びサービスに関する事項 1.情報管理体制について 当社グループでは、業務に関連して個人情報を取り扱っております。当社グループといたしましては、プライバシーポリシー及び個人情報保護方針を制定し、またプライバシーマークの認証を取得・運用しております。さらに、情報セキュリティに関する国際規格(ISO27001)およびクラウドサービスに特化した情報セキュリティ管理策(ISO27017)の認証を取得・運用し、これら国際標準に基づいた厳格な情報管理体制を構築しております。役員及び従業員に対して情報セキュリティに関する教育研修を実施する等、委託先を含めた情報管理体制の強化に努めておりますが、万が一にも、当社グループより情報の漏洩が発生した場合は、顧客からの損害賠償請求や当社グループの信用失墜等により、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 2.システムのトラブルについて 当社グループの事業は、通信ネットワークやサーバ、コンピュータシステム等に依存しているため、システム等のトラブルが発生する可能性があります。当社グループとしては、事業の安定的な運用のために災害対策、システム強化、セキュリティ対策等を講じ、トラブル等が発生しないように厳格な運用に努めております。しかしながら、地震や火災等の発生、人的ミス、外部からの不正アクセス、通信事業者に起因するサービスの長期にわたる中断や停止等のシステムトラブルが発生した場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 3.重大な不具合について 当社グループが提供するメタバースサービス、XRイベントサービス及びXR周辺サービスは、開発段階から納品に至るまで厳しい品質チェックを行っております。しかしながら、顧客への納品後に重大な不具合が生じた際などに、改修等の追加コストが発生した場合や損害賠償請求がなされた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 4.システム開発の遅延について 当社グループが、システム開発を請け負う場合、大幅な仕様変更や予期せぬトラブルの発生、その他顧客側の意思決定の遅延等に伴う納入時期の変更や検収遅延により、売上の計上時期が当初の予定から翌四半期あるいは翌連結会計年度にずれる場合があります。 そのため、開発の遅延が発生した場合には、各四半期あるいは連結会計年度における当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制に関する事項 1.法的規制等について 当社グループの属するXR市場は黎明期であり、法令の改正により法的規制等が及ぶ可能性や今後新たな法令等が制定される可能性があります。当社グループとしては、顧問弁護士等との連携体制を構築し、適宜法令等の把握に努めております。現在当社グループに影響を与えうる法令等に関しては、遵守を徹底しておりますが、今後の法律改正又は規制の動向によっては、当社グループの事業活動に支障をきたすとともに、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが提供するサービスを規制する主な法令として、「電気通信事業法」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、及び「個人情報保護法」等がありますが、これらの法的規制の遵守を徹底したサービス運営を行うため、顧問弁護士等とも連携のうえ、最新の法規則に関する情報の取得や社内のコンプライアンス研修等を通じて、法令遵守体制の強化に努めております。 2.訴訟に関するリスクについて 当社グループは当連結会計年度末現在において、重大な訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら事業活動を行うなかで、サービスの不備、個人情報の漏洩等により訴訟を受けた場合、当社グループの社会的信用が毀損され、事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループでは、コンプライアンスの徹底と社会的信用の向上を図ることを目的に、コンプライアンス規程や個人情報保護管理規程を整備し研修等を行うことで、役員及び従業員への周知を徹底し、法令違反などの発生リスクの低減に努めております。 3.知的財産に関するリスクについて 当社グループは、他社製品と差別化できる技術とノウハウを蓄積してまいりましたが、当社グループ独自の技術とノウハウの一部は、特定の地域では法的な制約のために知的財産としての十分な保護が受けられない場合があります。そのため、第三者が当社グループの知的財産を使って類似製品等を製造、販売するのを効果的に防止できない可能性があります。また、他社が類似、もしくはより優れた技術を開発した場合、当社グループの知的財産の価値が低下する可能性があります。また、他社の知的財産権を侵害することのないよう、他社知的財産権の調査等を行っておりますが、当社グループのサービスまたは技術について、他社の知的財産権を侵害しているとされ、使用料支払い等が発生した場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは従来、従業員の発明に対して職務発明補償を行い、今後も法令等に基づいた職務発明補償を実施いたしますが、補償・報奨評価に対して発明者から訴訟を提起される可能性があります。 4.レピュテーションリスクについて 当社グループでは、公序良俗違反や著作権侵害につながるような顧客との取引は未然に防ぐように社内教育を徹底しております。しかしながら、当社グループが開発した製品において、顧客の対応が不十分であった場合など、何らかのレピュテーション上の問題が発生した場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) その他の事項 1.特定顧客への依存度の高さ 当社グループの売上高は、特定顧客への依存度が高くなっており、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ④ 生産、受注及び販売の実績 c 販売実績」に記載のとおり、当連結会計年度において販売高上位4社の売上高が53.39%を占めております。 当社グループとしては、重要な取引先との関係を維持しつつ、新規取引先の獲得等で依存度を下げる取組みを行っておりますが、特定顧客におけるIT投資行動の変化や経営環境の変化、制度変更等によって、当社グループの経営成績や営業活動に影響を与える可能性があります。 2.新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループは、取締役や従業員をはじめとした会社の成長に貢献する方々に対して、ストック・オプションとして新株予約権を付与しております。また、今後においても優秀な人材確保やその維持のためにストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、これらの新株予約権が権利行使された場合等には、当社株式が新たに発行または交付されることにより、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。 3.繰越欠損金について 当社グループには当連結会計年度において税務上の繰越欠損金が存在するため、法人税等が軽減されております。しかしながら、繰越欠損金の繰越期間の満了で繰越欠損金が消滅した場合、法人税等の税金負担が増加するため、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 4.配当政策について 当社は設立以来、配当を実施しておりません。当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、事業成長と戦略的投資のバランスを見極めながら、業績に応じた配当を継続的に実施していくことを基本方針としております。しかしながら、当社グループの業績が計画どおりに進展しない場合には、配当を実施できない可能性があります。 5.調達資金の使途について 当社は、大日本印刷株式会社(DNP)との資本業務提携に伴い、第三者割当増資により新たな資金を調達いたしました。当該調達資金の使途については、主に人件費、採用費及び研究開発費に充当する計画でありますが、当社グループが属するXR業界は事業環境の変化が激しく、その変化に柔軟に対応するため、計画以外の使途に充当する可能性もあります。その場合は速やかに資金使途の変更について開示を行う予定であります。また、当社の計画に沿って調達資金を使用した場合でも、想定した投資効果が得られない可能性があります。このような場合、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 6.資金調達について 当社は、2020年12月期は債務超過であり、2021年12月期に資金調達により債務超過を解消しており、資金面において不安定な状況が続いておりました。現在は、金融機関からの借入とDNPとの資本業務提携による第三者割当増資により事業活動に必要な資金を調達しております。現在の金融機関からの借入に財務制限条項などの特約はございませんが、今後、金利水準の上昇や金融機関の当社に対する信用の低下等により調達コストが上昇した場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 重要事象等について 当社グループは、当連結会計年度において、3期連続で営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。また、3期連続で営業キャッシュ・フローのマイナスも計上しております。 当該事象により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております。 当該状況を解消するため当社グループは、創業社長の本城嘉太郎が代表取締役社長に復帰する新経営体制への移行(2026年3月就任予定)を決定し、収益獲得の拡大および早期の営業黒字化に向けた構造転換を強力に推進しております。具体的には、2025年12月期に実施した不採算事業の整理や内製化の徹底、販管費の抑制といったコスト構造改革により、収益基盤の整備に一定の目途が立ちました。2026年12月期においては、これを基盤として、独自開発のAIエージェント基盤「monoAI Agent」を核とした「産業AXソリューション」の外部販売を第1四半期より開始しており、高付加価値なサービスの提供を通じた売上総利益率の向上とトップラインの回復に注力してまいります。あわせて、組織的な営業・マーケティング体制の刷新を断行し、案件の大型化を推進することで、安定的な収益構造の確立を目指してまいります。 なお、資金繰りについては、現金及び預金残高は1,188,903千円と十分であることに加え、取引金融機関とは良好な関係を維持しており、今後1年間の資金繰りに懸念はないと判断しております。 以上のことから、継続企業の前提に関して重要な不確実性は認められないと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,519字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の総資産は1,415,335千円(前連結会計年度末比459,869千円減)となりました。 流動資産は1,347,678千円(前連結会計年度末比451,430千円減)となりました。主な減少要因は、「現金及び預金」が113,044千円減少したこと、「売掛金」が275,435千円減少したことによるものであります。 固定資産は67,656千円(前連結会計年度末比8,438千円減)となりました。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は191,136千円(前連結会計年度末比123,732千円減)となりました。 流動負債は154,235千円(前連結会計年度末比109,676千円減)となりました。主な減少要因は、「買掛金」が49,362千円減少したこと、「1年内返済予定の長期借入金」が37,319千円減少したことによるものであります。 固定負債は36,900千円(前連結会計年度末比14,055千円減)となりました。主な減少要因としては「長期借入金」が9,600千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,224,199千円(前連結会計年度末比336,136千円減)となりました。主な減少要因は、親会社株主に帰属する当期純損失を336,159千円計上したことによるものであります。なお、資本金及び資本準備金の額の減少並びにその他資本剰余金の処分を行った影響により、資本金1,007,835千円並びに資本準備金1,701,106千円を減少し、その他資本剰余金へ振替え、その他資本剰余金1,857,133千円を繰越利益剰余金へ振替えております。 企業の安定性を示す自己資本比率は、当連結会計年度末は86.5%であります。また、支払い能力を示す流動比率は、当連結会計年度末は873.8%となっております。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、インバウンド増加と国内需要の回復による社会経済活動の正常化が進み、緩やかに回復してまいりました。一方で、緊迫した世界情勢に加え、物価の高騰を背景とした生活防衛意識の高まりなど、依然として厳しい状況が続いております。 このような経済環境の中、当社グループは「先進技術で社会の未来を創造する。」を企業理念に掲げ、オンラインゲーム開発で培った大規模通信技術とAI技術をコアとして、あらゆる産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するXR事業を展開しています。メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」をOEM提供し、クライアント独自のメタバースを構築するメタバースサービス、「XR CLOUD」上で社内イベントや展示会、各種カンファレンス等のクライアントの要望に沿った多様なイベントを企画・制作・運営するXRイベントサービス、「XR CLOUD」に限らずXR全体の幅広いニーズに応えるXR周辺サービスを提供してまいりました。 この結果、当期の当社グループの経営成績は、売上高980,881千円(前連結会計年度末比31.4%減)、営業損失390,792千円(前連結会計年度は営業損失281,826千円)、経常損失382,467千円(前連結会計年度は経常損失286,613千円)、親会社株主に帰属する当期純損失336,159千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失585,573千円)となりました。 なお、当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における「現金及び現金同等物の期末残高」は、1,158,903千円となり、前連結会計年度末に比べて113,044千円減少いたしました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、109,952千円の支出(前年同期は478,907千円の支出)となりました。 これは税金等調整前当期純損失331,987千円、関係会社株式売却益83,474千円を計上したこと、及び、売上債権の減少320,828千円を主な理由とするものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入46,032千円等があり、43,892千円の収入(前年同期は72,176千円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入金の返済による支出46,919千円により、46,984千円の支出(前年同期は911,139千円の収入)となりました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社グループはXR事業の単一セグメントであるため、サービス別に記載しております。 サービスの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) メタバースサービス(千円)   558,701   72.0 XRイベントサービス(千円)   150,937   85.7 XR周辺サービス(千円)   271,242   56.9 合計(千円)   980,881   68.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 大日本印刷株式会社   189,867   13.28   197,411   20.13 パルス株式会社   336,299   23.53   149,124   15.20 株式会社オッドナンバー   182,178   12.75   114,240   11.65 ソニーグループ株式会社   174,675   12.22   62,850   6.41 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、980,881千円(前年同期比31.4%減)となりました。 売上高の分析・検討内容につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は、643,455千円(前年同期比33.5%減)となりました。 主な要因は、売上高減少に連動する当期製品製造原価の減少によります。この結果、売上総利益は337,426千円(前年同期比26.8%減)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、728,219千円(前年同期比2.0%減)となりました。 この結果、営業損失は390,792千円(前連結会計年度は営業損失281,826千円)となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益) 当連結会計年度において、営業外収益は9,575千円、営業外費用は1,250千円となりました。 主な要因は、受取家賃6,703千円を計上したことによるものです。この結果、経常損失は、382,467千円(前連結会計年度は経常損失286,613千円)となりました。 (特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において、関係会社株式売却益による特別利益が83,474千円、減損損失による特別損失が32,994千円発生しました。法人税、住民税及び事業税を4,172千円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は336,159千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失585,573千円)となりました。 なお、財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に、キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要として主なものは、事業の拡大に伴う人件費、プロダクトの開発費、顧客獲得や認知度向上のための広告宣伝費等であります。財政状態等や資金使途を勘案しながら、必要な資金は自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。なお、これらの資金調達方法の優先順位等は、資金需要の額や用途に合わせて柔軟に検討を行う予定であります。 ④経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗について 当社グループは安定的な成長を表す指標として、売上高、営業利益及び売上高営業利益率を経営上の目標の達成状況を判断するための重要な指標として位置付けております。 売上高は期初段階での計画に対し、68.3%の達成率となりました。営業利益は期初段階での計画比210百万円減となりました。営業利益率は、営業利益マイナスのため記載を割愛いたします。

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出典

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