概要
エヌジェイホールディングスは、1991年に京都で土地活用コンサルティング会社として創業後、1995年に携帯電話販売代理店に転じた持株会社である。2014年にモバイル事業子会社を売却し、2015年以降はゲーム開発を主力に育成。現在はゲーム事業(売上高65億円)とモバイル事業(同25億円)の2セグメントを有し、連結売上高91億円(2025年6月期)、従業員866人。
ゲーム事業とモバイル事業の二本柱
ゲーム事業は連結子会社5社(ゲームスタジオ、トライエース、ウィットワン、ウィットワン沖縄、テックフラッグ)で構成され、コンシューマーゲームやスマートフォンアプリの企画・開発・運営を手がける。モバイル事業はネプロクリエイトがauショップなどのキャリアショップと、複数キャリアを扱うPiPoPark(ピポパーク)を運営する。2025年6月期のセグメント売上高はゲーム事業65億円(全体の72%)、モバイル事業25億円(同27%)で、ゲーム事業が収益の柱となっている。
収益の推移と構造変化
連結売上高は2013年3月期の179億円をピークに減少傾向にある。2014年のモバイル事業子会社売却により規模が縮小し、その後ゲーム事業が中核となったが、ゲーム事業も2025年6月期は前年比13.7%減の65億円と伸び悩む。一方、モバイル事業は新規出店効果で21.7%増の25億円と回復した。営業利益は51百万円(前期比50.2%減)と低水準で、中期経営計画では2027年6月期に営業利益4億円を目標とする。
グループ構成と上場状況
当社グループは持株会社エヌジェイホールディングスと6つの連結子会社で構成される。ゲーム子会社は東京、沖縄などに開発拠点を持ち、モバイル子会社ネプロクリエイトは東京都港区に所在。従業員数は連結で866人。株式は2010年10月にジャスダックに上場し、証券取引所統合を経て現在は東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場している。
業界の中での役割はゲームパブリッシャー・デベロッパーであり、通信キャリア向け端末販売チャネルを担うリテイラー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01ゲーム主力
ゲームの企画・開発・運営を、連結子会社のゲームスタジオ、トライエース、ウィットワン、ウィットワン沖縄、テックフラッグが行う。コンシューマーゲームやモバイルゲームなど多様なプラットフォーム向けにコンテンツを提供している。
- ゲームソフトウェア
- 家庭用ゲーム機やスマートフォン向けのゲームソフト。企画、開発、運営を一貫して行う。
02モバイル販売準主力
連結子会社ネプロクリエイトが、特定の移動体通信事業者の端末・サービスを取り扱うキャリアショップと、複数通信事業者の端末を扱うPiPoParkを運営する。携帯電話端末の販売や契約手続きの代行、各種サービス変更手続きを提供している。
- キャリアショップ
- 特定の移動体通信事業者の正規販売店。携帯電話端末の販売、契約受付、サポートを行う。
- PiPoPark
- 複数の通信事業者の端末やサービスを取り扱う販売店。ユーザーが自由に比較・選択できる。
03その他その他
クレジット決済事業など、ゲーム・モバイル事業以外の事業を展開している。
製品と技術
ゲームの企画・開発・運営受託
ゲーム事業は5つの子会社がそれぞれの強みを生かす。トライエースはコンシューマー向けRPG開発で知られ、ゲームスタジオはモバイルゲームや運営受託を手がける。ウィットワン及びウィットワン沖縄は開発支援や翻訳業務、テックフラッグは品質向上の自動化支援を提供する。2025年6月期のゲームセグメント売上高は65億円、セグメント利益は236百万円。自社開発・発売タイトルも一部手がける。
モバイル販売店舗の運営
モバイル事業は連結子会社ネプロクリエイトがauショップなどのキャリアショップと、複数キャリアを扱うPiPoPark(ピポパーク)を運営する。キャリアショップでは特定通信事業者の端末販売や契約手続きを代行し、PiPoParkでは顧客が複数の事業者から選択できる。2025年6月期のモバイルセグメント売上高は25億円、セグメント利益は102百万円と、新規出店や既存店の伸長により増収増益を達成した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
独立系IoTソリューション、小規模ながら安定
同社は情報・通信業に属し、IoTソリューションを主力とする独立系企業である。直近の売上高は約97億円と、同業他社であるソラコム(コード147A)やVRain Solution(コード135A)と比較しても規模は小さいが、特定業界に特化したサービスを提供している。営業利益率は1.0%程度と低く、収益性改善が課題。国内市場を中心に事業展開しており、海外比率は低い。同業他社がクラウドやAIに注力する中、同社は既存顧客との関係を強みに安定した収益基盤を築いている。
強み
- 大手に属さない独立系企業として、柔軟な意思決定と顧客ニーズに応じたカスタマイズが可能。
- 小規模ながら顧客との長期的な関係を構築し、安定したリピート受注を確保している。
- 特定領域のIoTソリューションに特化し、専門性の高いサービスを提供できる。
- 低コスト体質を維持し、価格競争力のあるサービスを提供している。
課題
- 営業利益率が1%程度と低く、コスト管理や高付加価値化による改善が必要。
- 直近3期で売上高が減少傾向にあり、新規顧客開拓が急務。
- 同業他社のクラウド・AIサービスに対し、IoT特化だけでは差別化が困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がエヌジェイホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9421エヌジェイホールディングス | 27億円 | — |
| 2 | 4167ココペリ | 27億円 | — |
| 3 | 3931バリューゴルフ | 27億円 | — |
| 4 | 5240monoAI technology | 27億円 | — |
| 5 | 5580プロディライト | 27億円 | 40.3倍 |
| 6 | 4335IPSホールディングス | 27億円 | — |
| 7 | 3645メディカルネット | 27億円 | 17.0倍 |
| 8 | 3913GreenBee | 26億円 | 9.1倍 |
| 9 | 5035HOUSEI | 26億円 | — |
| 10 | 3996サインポスト | 26億円 | 34.6倍 |
| 11 | 3686ディー・エル・イー | 26億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 32件
土地活用コンサルから携帯電話代理店へ
1991年12月、京都市中京区に資本金2000万円で新都市科学研究所を設立。当初は土地活用の総合コンサルティングを目的としたが、1995年11月にディーディーアイ関西ポケット電話(現ソフトバンク)と一次代理店契約を結び、移動体通信事業に着手した。1996年4月にはNTTドコモ、同年8月には関西セルラー電話(現KDDI)とも契約し、携帯電話販売代理店として本格的に活動を開始した。
ドコモショップ展開と全国進出
1996年5月、京都市上京区にドコモショップ1号店(河原町丸太町店)を設置。1997年3月に商号をネプロジャパンに変更した。1998年7月には東京都世田谷区三軒茶屋に進出し関東地区へ展開。2000年7月には群馬県伊勢崎市に郊外型併売店ダ・カーポ伊勢崎店を開き複数キャリア販売を開始、同年8月に愛知県名古屋市にも拠点を設け東海地区に進出した。
株式上場と事業拡大の2006年から2010年
2006年4月、ジャスダック証券取引所に上場。2007年3月に人材派遣子会社ネプロサービスを設立した。2010年3月には携帯電話併売店部門を会社分割しキャリアフリーを設立、同年4月に光通信グループから23店舗の事業を譲り受けた。2010年5月には子会社プロソフトトレーニングジャパンを吸収合併するなど、積極的な事業拡大を進めた時期である。
持株会社移行とモバイル事業売却
2014年4月、移動体通信事業を4つの新設会社(ネプロモバイル関東、同東海、同関西、ネプロクリエイト)に新設分割し、持株会社体制へ移行した。しかし同年12月、関東・東海・関西の3社の全株式をラネットへ売却。この決定によりモバイル事業の規模は大幅に縮小し、残ったネプロクリエイトのみが現在のモバイル事業を担うこととなった。
ゲーム事業への本格参入と商号変更
2015年3月、ゲーム開発会社トライエースの株式68.9%を取得し連結子会社化。同年9月には人材派遣会社トーテック(現デルタエンジニアリング)を子会社化した。2015年12月、商号を現在のエヌジェイホールディングスに変更し、本店を東京都中央区から港区へ移転。2016年1月にはゲーム開発会社シェードも子会社化し、ゲーム事業のグループを拡充した。
ゲーム中心の経営と収益の低迷
2016年6月、トーテックを存続会社としてシーズプロモーションを吸収合併。その後、ゲーム事業が売上の大半を占めるようになったが、売上高は2013年3月期の179億円から減少を続け、2025年6月期は91億円まで落ち込んだ。営業利益は1億円前後で推移し、2025年6月期は51百万円。中期経営計画では2027年6月期に営業利益4億円の達成を目指している。
年表32件を開く
1990年代
- 1991年12月創業土地活用に関する総合コンサルティングを事業目的として京都市中京区に(株)新都市科学研究所を資本金20,000千円で設立
- 1995年11月ディーディーアイ関西ポケット電話(株)(現ソフトバンク(株))と一次代理店契約を締結し、移動体通信事業に着手
- 1996年4月エヌ・ティ・ティ関西移動通信網(株)(現(株)NTTドコモ)と一次代理店契約を締結し、移動体通信事業への本格的な展開を開始
- 1996年5月京都市上京区にドコモショップ1号店となるドコモショップ河原町丸太町店を設置
- 1996年8月関西セルラー電話(株)(現KDDI(株))と一次代理店契約を締結
- 1997年2月エヌ・ティ・ティ移動通信網(株)(現(株)NTTドコモ)と一次代理店契約を締結
- 1997年3月商号変更商号を(株)ネプロジャパンに変更
- 1998年7月東京都世田谷区三軒茶屋にドコモショップ三軒茶屋店を設置し関東地区に進出
- 1999年2月日本移動通信(株)(現KDDI(株))と一次代理店契約を締結
- 1999年6月(株)東京デジタルホン(現ソフトバンク(株))と一次代理店契約を締結
2000年代
- 2000年1月(株)ツーカーセルラー東京(現KDDI(株))と一次代理店契約を締結
- 2000年3月本店所在地を東京都中央区に移転
- 2000年6月エヌ・ティ・ティ東海移動通信網(株)(現(株)NTTドコモ)と一次代理店契約を締結
- 2000年7月群馬県伊勢崎市に郊外型併売店1号店となるダ・カーポ伊勢崎店を設置し、ダ・カーポの営業展開を開始
- 2000年8月愛知県名古屋市にドコモモール名東八前店を設置し、東海地区に進出
- 2000年10月ジェイフォン関西(株)(現ソフトバンク(株))及びジェイフォン東日本(株)(現ソフトバンクモバイル(株))と一次代理店契約を締結
- 2006年4月上場当社株式をジャスダック証券取引所に上場
- 2007年3月創業人材派遣を事業目的とする(株)ネプロサービスを設立
2010年代
- 2010年3月創業移動体通信事業併売店部門を会社分割し、(株)キャリアフリーを設立
- 2010年4月連結子会社である(株)キャリアフリーが光通信グループより携帯電話併売店23店舗の事業を譲受け
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
- 2010年5月M&A当社が連結子会社であるプロソフトトレーニングジャパン(株)を吸収合併
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
- 2011年9月M&A(株)ゲームスタジオ(旧(株)モバイル&ゲームスタジオ)を完全子会社化
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の証券市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
- 2014年4月移動体通信事業を新設会社4社((株)ネプロモバイル関東、(株)ネプロモバイル東海、(株)ネプロモバイル関西、(株)ネプロクリエイト)に新設分割し、持株会社体制へ移行
- 2014年12月(株)ネプロモバイル関東、(株)ネプロモバイル東海、(株)ネプロモバイル関西の全株式を(株)ラネットへ売却
- 2015年3月M&Aゲーム開発会社の(株)トライエースの株式を68.9%取得し、連結子会社化
- 2015年9月M&A人材派遣会社の(株)トーテック(現(株)デルタエンジニアリング)の株式を67.0%取得し、連結子会社化
- 2015年12月当社の商号を(株)エヌジェイホールディングスへ変更し、本店の所在地を東京都中央区から東京都港区へ変更
- 2016年1月M&Aゲーム開発会社の(株)シェードの株式を51.3%取得し連結子会社化
- 2016年6月M&A(株)トーテック(現(株)デルタエンジニアリング)を存続会社として、(株)シーズプロモーションと吸収合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益2027年6月期まで400百万円
- ゲーム事業セグメント利益2027年6月期まで600百万円
- モバイル事業セグメント利益2027年6月期まで100百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
ゲーム事業の開発・海外展開強化
海外市場を見据えたゲーム開発とマルチプラットフォーム展開ノウハウを蓄積。企画提案型営業を強化し、コア人材育成とAI活用による品質向上を進める。
- 02
モバイル事業の店舗運営拡大と差別化
AIスマートフォンの魅力訴求やイベント開催で顧客接点を強化。地域密着型の自主企画で来店誘致し、店舗運営ノウハウを活かした周辺分野への展開を探る。
- 03
人的資本経営の推進
ゲーム事業では会計上の利益だけでなく、無形資産としての人的資本価値を最大化するマネジメント体制を構築。モバイル事業では採用・教育投資で顧客満足度向上を図る。
- 04
新規事業への挑戦とリスク管理
高い成長性が見込める新規事業や収益モデルを探索。小規模かつ迅速な仮説検証とグループ全体のリスク管理体制のもとで意思決定を行う。
- 05
人材の育成・獲得と制度整備
コア人材の育成・保持に注力。業務改革と生産性向上でコスト改善しつつ、メリハリのある給与・人事制度を検討し、早期戦力化を支援する仕組みを構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 9期分
グループ全体で866人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は758万円で、8期前と比べて+31.0%。平均年齢は46.4歳、平均勤続年数は8.9年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 431 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 491 | — |
| 2019年3月 | 579 | 44.3 | 6.9 | 659 | — |
| 2020年6月 | 584 | 41.9 | 7.2 | 801 | — |
| 2021年6月 | 620 | 42.6 | 7.5 | 875 | — |
| 2022年6月 | 624 | 44.3 | 8.5 | 884 | — |
| 2023年6月 | 623 | 42.9 | 8.0 | 922 | — |
| 2024年6月 | 688 | 44.9 | 8.0 | 887 | 11 |
| 2025年6月 | 758 | 46.4 | 8.9 | 866 | 12 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内その他1社― · 連結子会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は99億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+8.8%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 93億円 | 99億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 2億円 |
| 純利益 | 2億円 | -1億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は49億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+4.3%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 27 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 24 | — | — | −3 |
| 2024年1Q | 28 | 1 | 3.6 | 1 |
| 2024年2Q | 24 | 1 | 4.2 | 3 |
| 2024年3Q | 24 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 21 | −1 | −4.8 | −1 |
| 2025年2Q | 44 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 47 | 1 | 2.1 | 0 |
| 2026年2Q | 50 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 49 | 2 | 4.1 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は179億円から99億円へ55%に減った。直近期の営業利益率は2.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の証券市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 | |||||
| 2013年3月 | 179 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年3月 | 171 | — | −1 | — | −5 |
| ゲーム開発会社の(株)トライエースの株式を68.9%取得し、連結子会社化 | |||||
| 2015年3月 | 125 | — | −1 | — | 31 |
| ゲーム開発会社の(株)シェードの株式を51.3%取得し連結子会社化 | |||||
| 2016年3月 | 91 | — | −5 | — | −6 |
| 2017年3月 | 94 | — | −4 | — | −6 |
| 2018年3月 | 113 | — | 7 | — | 5 |
| 2019年3月 | 111 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年6月 | 145 | — | 2 | — | 0 |
| 2021年6月 | 120 | — | 2 | — | −1 |
| 2022年6月 | 107 | — | −9 | — | −12 |
| 2023年6月 | 101 | — | −3 | — | −5 |
| 2024年6月 | 97 | 1 | 1 | 1.0 | 3 |
| 2025年6月 | 91 | 1 | 0 | 1.1 | 0 |
| 2026年6月 | 99 | 2 | 2 | 2.0 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高99億円のうち、営業利益として残るのは2億円で2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金98.0%97億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2025年6月期は営業CFが−5億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「消耗型」にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線。期末の手元現金は9億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4 | 2 | −7 | 6 | 4 |
| 2014年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 4 |
| 2015年3月 | 3 | 49 | −18 | 52 | 37 |
| 2016年3月 | −13 | −5 | −2 | −18 | 18 |
| 2017年3月 | −2 | −1 | −4 | −3 | 11 |
| 2018年3月 | 7 | −2 | 5 | 5 | 21 |
| 2019年3月 | 2 | −13 | 10 | −11 | 20 |
| 2020年6月 | 6 | −2 | −8 | 4 | 16 |
| 2021年6月 | 2 | −1 | −5 | 1 | 13 |
| 2022年6月 | −7 | 2 | 3 | −5 | 11 |
| 2023年6月 | 3 | −3 | 0 | 0 | 11 |
| 2024年6月 | 7 | 4 | −5 | 11 | 17 |
| 2025年6月 | −5 | −2 | −2 | −7 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2025年6月期の総資産は37億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は43.0%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 63 | 15 | 48 | 17.4 |
| 2014年3月 | 61 | 8 | 53 | 8.8 |
| 2015年3月 | 78 | 41 | 37 | 48.1 |
| 2016年3月 | 64 | 34 | 30 | 48.7 |
| 2017年3月 | 53 | 27 | 26 | 46.2 |
| 2018年3月 | 62 | 32 | 30 | 49.7 |
| 2019年3月 | 74 | 33 | 41 | 43.5 |
| 2020年6月 | 63 | 33 | 30 | 51.1 |
| 2021年6月 | 58 | 32 | 26 | 53.2 |
| 2022年6月 | 46 | 19 | 27 | 38.8 |
| 2023年6月 | 42 | 14 | 28 | 31.1 |
| 2024年6月 | 39 | 17 | 23 | 40.1 |
| 2025年6月 | 37 | 17 | 20 | 43.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中311位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中488位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥513で、1年前と比べて-13.5%。過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 16.0倍 |
| PBR | 1.82倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-13.6%と急落し、年間-17.3%。7月17日終値496円は25日線(532円)を-6.8%下回り、52週安値495円に接近。週足は下降トレンド継続で、出来高は6月26日2.8万株から7月17日0.4万株と減少。下値模索の展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PER 43.5倍は業界平均29.7倍を大きく上回り、割高。PBRは1.64倍で業界平均3.44倍を下回るが、ROEが2%と極めて低いため資産価値に対する評価も割安とは言えない。配当利回りは3.99%と高いものの、業績は減収傾向で利益率も低く、割高感が強い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 16.0倍 | — |
| PBR | 1.82倍 | 2.96倍 |
| ROE | 2.0% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上は100億円前後で横ばいだが、2024年6月期に営業黒字転換。しかし2025年6月期は減収・減益見通しで、利益率は依然低位。強気派は、通信インフラの老朽化更新需要や5G関連工事の増加が収益を押し上げると見る。弱気派は、売上減少傾向が続き、競争激化で採算が悪化するリスクを指摘する。市場評価はPER43倍と割高で、成長期待か割高警戒かの判断が分かれる。
- 通信インフラ需要底堅い
老朽化更新・5G拡大で工事需要は中期的に安定。
- 黒字化で収益体質改善
2024期営業利益1.0%と黒字転換、今後の拡大余地。
- 配当利回り4%超
2024期配当4%超でインカムゲイン狙いの需要。
- 営業黒字維持による収益基盤安定2025年通期影響中
2024/6期営業利益1億円、2025/6期も1億円確保
- 配当利回り4%の高水準維持次期決算影響弱
株価496円で配当利回り約4%、安定した株主還元
- 純利益黒字化による信用回復2025年通期影響中
2024/6期純利益3億円、赤字から脱却
- 低時価総額ゆえのM&A対象期待不定影響弱
時価総額27億円、事業シナジー買収の可能性
- 売上減少トレンド
3期連続減収、2025期も減収予想。
- 利益率低位
営業利益率1%台、コスト上昇で圧迫リスク。
- PER43倍と割高
成長鈍化企業に43倍のバリュエーションは過大。
- 売上高3期連続減少トレンド2025年通期影響強
売上高101→97→91億円と減少続く
- 営業利益率1%超の低収益体質継続影響中
営業利益率1.1%、業界平均を大幅に下回る
- 純利益の不安定な変動通年影響中
過去3期純利益-5→3→0億円、予測困難
- 浮動株少なく流動性リスク継続影響弱
外国持株比率0.31%、売買高少ない
- 売上高
- 減収基調が継続するか確認。
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を測る重要な指標。
- 通信工事受注高
- 将来の売上を占う先行指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から−50.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 5 | — | — |
| 2018年3月 | 10 | 100.0 | — |
| 2019年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2020年6月 | 10 | 0.0 | — |
| 2021年6月 | 10 | 0.0 | — |
| 2022年6月 | 5 | −50.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ3,240人。区分でいちばん多いのは個人・その他で69.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.9%を占め、残る70.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.5 | 61.6 | 63.0 | 68.7 | 68.8 | 69.6 |
| 事業法人 | 33.6 | 31.6 | 33.8 | 30.3 | 29.9 | 29.9 |
| 自己株式 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 |
| 外国法人 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.5 | 0.2 | 0.3 |
| 証券会社 | 4.7 | 6.6 | 3.0 | 0.5 | 0.8 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
| 金融機関 | — | — | — | 0.1 | 0.2 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | (有)リーコム | 29.76 |
| 02 | 滝西 竜子 | 18.85 |
| 03 | 中村 英生 | 15.11 |
| 04 | 小野 昭 | 2.84 |
| 05 | 宮本 浩次 | 1.87 |
| 06 | 中川 尚子 | 1.65 |
| 07 | 小谷 寛 | 1.19 |
| 08 | エヌジェイホールディングス役員持株会 | 0.87 |
| 09 | 五島 賢次 | 0.83 |
| 10 | 五反田 義治 | 0.83 |
| 11 | 則本 真樹 | 0.83 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−214%、1株純資産は13期で−27%。直近期のROEは2.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 20 | 419 | 5.0 | 27.7 | 26.3 |
| 2014年3月 | −92 | 103 | −59.1 | — | — |
| 2015年3月 | 603 | 709 | 146.0 | 1.2 | 0.8 |
| 2016年3月 | −112 | 586 | −17.4 | — | — |
| 2017年3月 | −120 | 463 | −22.8 | — | — |
| 2018年3月 | 98 | 582 | 18.8 | 18.3 | — |
| 2019年3月 | 35 | 604 | 5.9 | 36.8 | — |
| 2020年6月 | 5 | 607 | 0.8 | 182.8 | — |
| 2021年6月 | −17 | 580 | −2.9 | — | — |
| 2022年6月 | −233 | 340 | −50.6 | — | — |
| 2023年6月 | −89 | 247 | −30.2 | — | — |
| 2024年6月 | 52 | 299 | 19.0 | 11.4 | — |
| 2025年6月 | 6 | 305 | 2.0 | 109.6 | — |
| 2026年6月 | −23 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/6期の役員報酬は総額55百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 福田尚弘 | 代表取締役社長 | 57 | 16,605 |
| 五反田義治 | 取締役 | 52 | 44,400 |
| 中野喜一郎 | 取締役 | 85 | 11,131 |
| 宮田彰彦 | 取締役 | 61 | — |
| 滝西敦子 | 取締役 | 47 | — |
| 金重政志 | 監査役(常勤) | 66 | — |
| 田端博之 | 監査役 | 58 | 12,825 |
| 村本道夫 | 監査役 | 72 | — |
| 杉山芳樹 | 取締役 | 61 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 32 | 32 | 11 |
| 社外取締役 | 4 | 16 | 16 | 4 |
| 監査役 | 1 | 7 | 7 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容704字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,686字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,740字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,729字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第35期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-24
- 半期報告書半期報告書-第34期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-25
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-26
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-27
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