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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オープンドア

Open Door Inc.3926 · Standard · 情報・通信業

旅行メタサーチサイト「トラベルコ」を運営。1,500以上の予約サイトの旅行商品を横断検索できる国内有数の旅行比較プラットフォーム。

概要

株式会社オープンドアは、旅行比較サイト「トラベルコ」を運営する情報通信企業である。1997年4月設立、2015年12月に東証マザーズに上場し、後にプライム市場を経て2026年3月にスタンダード市場へ移行した。主力の「トラベルコ」は1,500以上の予約サイトの旅行商品を横断検索できるメタサーチサイトである。2025年3月期の連結売上高は24億5,371万円、従業員数は191名。旅行需要の回復はあるものの競争激化で営業損益は赤字が続いており、2026年3月期予想も営業利益は0億円の見通しである。

旅行比較サイト「トラベルコ」の事業モデル

当社グループの中核事業は、旅行比較サイト「トラベルコ」の運営である。「トラベルコ」は、国内外のパッケージツアー、ホテル、格安航空券、オプショナルツアー、新幹線+ホテル、海外旅行保険など、多様な旅行商品を1,500以上の予約サイトから横断検索できるメタサーチサイトである。ユーザーは無料で利用でき、気に入った商品を掲載元の旅行会社サイトで予約する仕組み。当社はその予約実績やクリック実績に応じて手数料を得る。2026年3月末時点で提携サイト数は1,500以上に達し、国内大手旅行会社から国内外のOTA、ホテル、航空会社まで幅広くカバーする。システム開発を継続し、AI検索機能やクルーズなど新メニューの導入も進めている。

収益の3本柱:従量課金・固定課金・広告

「トラベルコ」の収入は3つの形態から成る。第1は従量課金収入(成果報酬型)であり、ユーザーが掲載元の旅行会社で実際に予約・購入した際、その実績に応じて手数料が発生する。予約実績のほか、メール送信やクリック実績も課金対象となる。第2は固定課金収入(月額固定型)で、システム利用料として旅行会社から月額料金を受け取る。登録可能なコース数に応じた金額設定である。第3は広告収入で、サイト上の広告スペース(PC・スマートフォン向け)を旅行関連企業に販売する。メールマガジンへの広告掲載も行う。2025年3月期の売上高24億5,371万円は、これら3本の収入で構成されている。

連結子会社が担う直販チャネル

当社グループは、完全子会社ホテルスキップ株式会社を通じて直販型の旅行予約サービスも展開している。ホテルスキップは個人顧客向けホテル予約サイト「ホテリア」と航空券予約サイト「トラベリア」を運営するほか、法人顧客への旅行商品販売も手掛ける。これらは「トラベルコ」のような比較サイトとは異なり、自社で予約を完結させるビジネスモデルである。子会社の業績は連結売上高に含まれるが、セグメントは「旅行関連事業」に一本化されており、個別の開示は行われていない。グループ全体として、比較と直販の両チャネルを併せ持つことが強みとされている。

業界の中での役割は旅行業界向け集客プラットフォーム提供者。旅行会社の商品をユーザーに紹介し、成果報酬を得る。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
25億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01旅行業界主力

旅行会社・OTA・ホテル・航空会社など1,500以上の予約サイトが販売するパッケージツアー、ホテル、格安航空券を一括検索できるメタサーチサイト「トラベルコ」を運営。ユーザーが旅行商品を比較・選択できる場を提供し、予約・照会につなげる。収益は、成果報酬型の従量課金、月額固定のシステム利用料、広告掲載料の三本柱。

主要顧客JTB、楽天トラベル、じゃらん、ANA、JAL

主な製品・サービス1
トラベルコ
国内外の旅行商品を横断検索・比較できるオンライン旅行メタサーチサイト。

02ホテル・航空券予約準主力

子会社ホテルスキップが運営するホテル予約サイト「ホテリア」や航空券予約サイト「トラベリア」を通じて、個人顧客向けの予約サービスや法人顧客向けの旅行商品販売を提供。

主な製品・サービス2
ホテリア
個人向けホテル予約サイト。
トラベリア
個人向け航空券予約サイト。

製品と技術

横断検索エンジン「トラベルコ」

「トラベルコ」は、国内大手旅行会社、国内外OTA、ホテル、航空会社など1,500以上の予約サイトが販売する旅行商品を一括検索・比較できるメタサーチサイトである。扱うジャンルは、海外・国内パッケージツアー、海外・国内ホテル、海外・国内航空券、国内ダイナミックパッケージ、海外オプショナルツアー、国内新幹線+ホテル、海外旅行保険、海外Wi-Fiレンタルと8分野にわたる。PCとスマートフォンの両方に対応し、ユーザーは希望条件に合った商品を見つけて直接予約サイトへ遷移する。掲載される情報はリアルタイムで更新され、価格比較の精度を高めている。「トラベルコまとめ」ではプロのクチコミをランキング形式で提供し、情報の網羅性を追求している。

子会社が運営する「ホテリア」と「トラベリア」

連結子会社ホテルスキップ株式会社は、直販型の旅行予約サイトを運営する。「ホテリア」は国内・海外のホテル予約サイトであり、ユーザーが宿泊施設を検索・比較し、そのまま予約まで完了できる。「トラベリア」は航空券予約サイトで、国内外のフライトを検索・予約できる。これらは「トラベルコ」の比較モデルとは異なり、自社で予約を完結させるため、手数料収入に加えて販売差益も得られる。また、法人向け旅行商品の販売も行っており、グループ全体の収益基盤を多様化している。両サイトとも個人客を主なターゲットとし、利便性と価格競争力を強みとする。

多言語サイト「Travelko」による海外展開

「Travelko」は、2014年10月に「HotelSaurus」として開設され、2016年6月に現在の名称に変更された海外向け多言語旅行比較サイトである。日本国外のユーザーを対象に、ホテル・航空券の比較サービスを提供する。当初はホテル比較のみだったが、2015年4月に航空券比較、同年5月に現地クチコミサービスを追加した。「Travelko」はインバウンド需要の取り込みを目的としており、訪日外客向けの宿泊・航空券情報を多言語で発信する。日本国内の旅行商品だけでなく、海外間の旅行にも対応し、グローバルなユーザー獲得を目指している。同サイトの運営費用は主に国内の「トラベルコ」からの収益で賄われている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

旅行予約で差別化、赤字脱却途上

旅行予約サイト運営が主力。同業のVRain SolutionやCocoliveと比較し、特定の業種向けではなく個人向け旅行需要を取り込む。直近2期は営業赤字だが、2026/3期に黒字転換見込み。成長局面にあるが、収益基盤は脆弱。

強み

  • 個人向け旅行予約サービスに特化し、OTA市場で一定のブランドを確立。
  • アプリ需要や訪日客増加を背景に取扱件数が伸長。
  • システム自動化により変動費を抑制、売上拡大時の利益率改善が期待。
  • 宿泊施設との直接契約拡大で手数料率向上の可能性。

課題

  • 営業赤字継続中、2026/3期黒字計画だが実現リスクあり。
  • 大手OTAとの競争激化、価格競争に陥りやすい構造。
  • 為替・旅行需要変動の影響を受けやすく安定収益に課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がオープンドア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19658ビジネスブレイン太田昭和127億円11.9倍
23683サイバーリンクス127億円7.9倍
34389プロパティデータバンク125億円17.4倍
4332Aミーク124億円14.1倍
53979うるる122億円16.5倍
63926オープンドア121億円
7500ATOブックス121億円9.3倍
83918PCIホールディングス121億円10.5倍
94284ソルクシーズ121億円10.0倍
104439東名120億円10.4倍
113675クロス・マーケティンググループ120億円14.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

「トラベルコちゃん」として創業した1997年

1997年4月、東京都港区三田に株式会社オープンドアを設立。創業から間もない同年8月には旅行比較サイト「トラベルコちゃん」を開設し、インターネット上で旅行商品の価格比較サービスを提供し始めた。2001年3月には本社を港区赤坂に移転。2004年12月には「トラベルコちゃん」に国内宿泊比較サービスを追加し、当初の航空券・ツアー比較に加えて宿泊分野へ拡大した。2005年には携帯コンテンツ「ゲーム大集合」なども運営したが、現在は旅行関連事業に特化している。設立当初から旅行比較の領域で先駆けとして事業を構築した。

比較機能を拡充した2010年代前半

2010年1月に海外宿泊比較サービスを開始し、海外旅行への対応を強化。2011年10月には大阪営業所を新設し、関西市場への足がかりを得た。2013年から2014年にかけて、国内航空券比較、海外オプショナルツアー比較、国内・海外ダイナミックパッケージ比較と、次々に新たな比較ジャンルを追加した。2014年3月にはホテルスキップ株式会社を子会社化し、直販型のホテル予約サービスをグループに取り込んだ。同年10月には海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」(後に「Travelko」に改名)を開設し、グローバル展開の第一歩を踏み出した。

東証上場とブランド統一

2015年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。翌2016年6月には海外向けサイト「HotelSaurus」の名称を「Travelko」に変更し、ブランドを整理した。同年12月には東証市場第一部へ市場変更し、知名度向上を図った。2017年1月、国内の旅行比較サイト「トラベルコちゃん」を「トラベルコ」に改名し、国内外のブランドを統一。同年7月には本社を現在の東京都港区赤坂二丁目に移転した。上場後は比較サービスに加えて、2017年6月に海外Wi-Fiレンタル比較、同年10月に現地クチコミランキング「トラベルコまとめ」を開始し、コンテンツの多様化を進めた。

コロナ禍を経て新需要に対応

2020年からの新型コロナウイルス感染拡大により、旅行需要は急減。2021年3月期の売上高は11億円と前期の49億円から7割超減少し、純損失7億円を計上した。その後、旅行需要の回復とともに業績は徐々に持ち直し、2023年3月期には売上高21億円、純利益0億円と黒字転換した。2022年4月にはプライム市場へ移行したが、2023年8月には海外旅行保険比較サービスを追加し、新たな収益源を開拓。しかし競争激化により2025年3月期は営業赤字に転落し、2026年3月にはスタンダード市場へ市場変更を余儀なくされた。特別損失の計上もあり、2026年3月期は純損失11億円の見通しである。

年表33件を開く

1990年代

  • 1997年4月創業東京都港区三田に当社設立
  • 1997年8月旅行比較サイト「トラベルコちゃん」をオープン

2000年代

  • 2000年6月トラベルコちゃん「国内ツアー比較サービス」をオープン
  • 2001年3月東京都港区赤坂に本社移転
  • 2002年7月携帯コンテンツ「RPG大集合」をオープン
  • 2003年5月社団法人 日本経済団体連合会会員となる
  • 2003年7月東京都港区赤坂内で本社移転
  • 2004年12月トラベルコちゃん「国内宿泊比較サービス」をオープン
  • 2005年6月携帯コンテンツ「ゲーム大集合」をオープン
  • 2006年11月プライバシーマーク取得

2010年代

  • 2010年1月トラベルコちゃん「海外宿泊比較サービス」をオープン
  • 2011年10月大阪府大阪市北区曽根崎新地に大阪営業所新設
  • 2011年11月東京都港区赤坂内で本社移転
  • 2013年1月トラベルコちゃん「国内航空券比較サービス」をオープン
  • 2013年4月トラベルコちゃん「海外オプショナルツアー比較サービス」をオープン
  • 2013年6月トラベルコちゃん「国内ダイナミックパッケージ比較サービス」をオープン
  • 2014年1月トラベルコちゃん「海外ダイナミックパッケージ比較サービス」をオープン
  • 2014年3月M&Aホテルスキップ株式会社の株式を取得し子会社化
  • 2014年4月次世代育成支援対策推進法に基づく、基準適合一般事業主認定(くるみんマーク)取得
  • 2014年10月海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」をオープン
  • 2015年4月HotelSaurus「航空券比較サービス」をオープン
  • 2015年5月HotelSaurus「現地クチコミサービス」をオープン
  • 2015年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2016年6月商号変更海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」の名称を「Travelko」に変更
  • 2016年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2017年1月商号変更旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の名称を「トラベルコ」に変更
  • 2017年6月トラベルコ「海外Wi-Fiレンタル比較サービス」をオープン
  • 2017年7月東京都港区赤坂内で本社移転(現住所)
  • 2017年10月プロのクチコミをトラベルコがランキング「トラベルコまとめ」をオープン
  • 2019年4月トラベルコ「国内新幹線+ホテル比較サービス」をオープン

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2023年8月トラベルコ「海外旅行保険比較サービス」をオープン
  • 2026年3月東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    技術革新への対応

    生成AIをはじめとする新技術やビジネスモデルに継続的に対応し、最適な商品・サービスの提供を目指す。

  2. 02

    既存事業の展開強化

    旅行比較サイト「トラベルコ」のサービス機能強化や新メニュー開発への投資を継続し、コンテンツ量の拡大と質の向上を図る。

  3. 03

    ブランド知名度の向上

    広告宣伝・広報活動により各サービスの知名度とブランド価値を高め、優秀な人材確保や提携関係構築につなげる。

  4. 04

    海外向け事業の強化拡大

    旅行比較サイトの多言語展開を推進し、訪日外客に加え海外間旅行のユーザーを取り込む。

  5. 05

    新サービス・新規事業の展開

    クルーズ等の新メニュー導入、AI検索機能の実装、企業向けAIサービス、旅行会社向けシステム拡大、伝統工芸品EC事業等を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で191人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は489万円で、9期前と比べて7.6%平均年齢は37.4歳、平均勤続年数は6.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月143
2018年3月158
2019年3月52935.74.9166
2020年3月52835.74.8179
2021年3月50036.05.2195
2022年3月50236.86.0183
2023年3月49236.76.0191
2024年3月48537.46.7186
2025年3月48537.46.6192−52
2026年3月48937.46.61910

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.5%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    ホテルスキップ株式会社(注)1、2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は25億円営業利益0億円前期と比べると増収で、売上が+4.2%。

売上高
+4.2%
25億円
営業利益
0億円
純利益
-11億円
営業利益率
0.0%
前期比 +4.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q61
2024年1Q700.00
2024年2Q7114.31
2024年3Q500.0−1
2024年4Q7−2
2025年2Q1300.00
2025年4Q11−1−9.1−1
2026年2Q12−1−8.3−1
2026年4Q1317.7−10
2027年1Q600.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は17億円から25億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1722
ホテルスキップ株式会社の株式を取得し子会社化
2014年3月1831
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2015年3月2034
海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」の名称を「Travelko」に変更
2016年3月2585
旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の名称を「トラベルコ」に変更
2017年3月30106
2018年3月40128
2019年3月501711
2020年3月49159
2021年3月11−7−7
2022年3月12−5−5
2023年3月2100
2024年3月26−2−2
2025年3月24−1−1−4.2−1
2026年3月25000.0−11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高25億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-11億円、売上の-44.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.0%10億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金64.0%16億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.4pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比50.6pt
-44.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比42.2pt
-29.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-26.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−1億円期末の手元現金は21億円で、売上の10.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月−1−1−27
2015年3月360916
2016年3月604625
2017年3月6−20430
2018年3月7−10636
2019年3月11001147
2020年3月10001057
2021年3月−12−16−2829
2022年3月100130
2023年3月00030
2024年3月−300−326
2025年3月0−40−422
2026年3月0−1−121

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は41億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は85.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1713473.8
2014年3月1614285.8
2015年3月2318579.4
2016年3月3327682.4
2017年3月4133882.6
2018年3月5041983.1
2019年3月63521182.4
2020年3月6761690.8
2021年3月6762592.7
2022年3月5451394.6
2023年3月6457788.3
2024年3月5751690.0
2025年3月4843590.1
2026年3月4135685.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
21億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
24億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中38位あたり、逆に低いのはROE605社中588位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-29.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
85.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥388で、1年前と比べて-20.2%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥388-4.7%1ヶ月-2.5%1年-20.2%時価総額121億円
過去52週の値幅
安値¥225高値¥491

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR3.55倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で2.5%上昇し、8月18日に420円まで上昇したが、翌日に410円へ反落した。75日線(322円)や200日線(327円)を大きく上回っており、中期トレンドは維持されている。ただし52週高値496円にはなお86円隔たりがあり、上値は重い。出来高は直近で29600株と低調で、需給はやや停滞気味。RSIは56.46と中立圏にあり、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PBRは3.75倍で同業界平均の3.55倍をやや上回り、ROEは-29.1%と赤字で収益性は低いです。配当利回りは0%で、株主への還元はありません。直近の売上高は横ばいで、2026/3期には純損失11億円と赤字が拡大しています。割高だが、今後の収益改善への期待がPBRに反映されている可能性があり、事業構造改革の進展が焦点です。

指標この会社業種平均
PBR3.55倍2.96倍
ROE-29.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、訪日観光回復と高額消費動向、および収益性の改善。強気派は、訪日客の増加と高級宿泊需要の高まりで売上拡大が見込めるとする。特に富裕層向けに強みがあり、競合に対し独自のポジションを築いている。一方、弱気派は、直近の赤字幅拡大を懸念。純損益が大幅な赤字で、売上も停滞気味。投資フェーズが長く、利益化が遅れている。また、大手予約サイトとの競争も厳しい。

プラスに働く材料7
  • 富裕層需要

    訪日高級宿泊ニーズは増加傾向にあり、強みを発揮。

  • ブランド力

    リラックスブランドは高級宿泊で確立された。

  • ストック型収益

    会員サービスやリピート利用で安定収益の可能性。

  • 特別損失剥落で純損益が前期比11億円改善し黒字転換決算発表後影響

    営業損益0億円と最終損益11億円の差が特別損失。剥落で黒字化し、時価総額128億円の約9%の増益要因

  • 固定費削減で営業利益率が前期0%から5%へ改善通年影響

    売上高25億円で営業利益率5%なら営業利益1.25億円、前期0億円から1.25億円改善

  • 売上高が前期25億円から20%増の30億円へ回復2027年〜2028年影響

    前期25億円、前々期24億円と増加基調。20%増収で30億円なら営業利益率次第で1.5億円の利益余地

  • 株価が1年で15.6%下落し売られ過ぎで反発余地不定影響

    時価総額128億円、PBR3.75倍と割高でも需給が薄く、買い戻しで急伸の可能性

マイナスに働く材料7
  • 赤字継続

    営業損失・純損失が続き、自己資本を毀損。

  • 競争激化

    楽天トラベル等との競争で差別化が難しい。

  • 収益性低い

    売上高は24億円で利益率はマイナス。

  • 追加の減損損失で純損失が前期の11億円を上回る決算発表後影響

    前期は特別損失11億円を計上。自己資本はPBR3.75倍から約34億円と推計され、追加減損で資本の3割超が消失

  • 売上高が再び24億円前後へ減少し営業赤字転落通年影響

    前期25億円から減収すれば固定費負担が重く、24億円なら前期の24億円で営業赤字1億円だった

  • 営業利益率が0%を下回り赤字が定着継続影響

    前期の売上高25億円で営業損益0億円。利益率が5%悪化すれば1.25億円の損失

  • 無配当で個人投資家の売りが広がり需給悪化不定影響

    配当利回り0%。株主還元がないため、業績不振時に売りが加速しやすい

次の決算で確かめる点
取扱高
売上の先行指標であり、需要動向を反映。
施設数
供給サイドの拡大度合いを示す。
会員数・リピート率
顧客基盤の強さを測る。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,798人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.7%を占め、残る78.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他63.966.368.681.577.075.7
事業法人10.810.911.011.515.818.3
金融機関10.311.09.74.14.83.4
証券会社1.31.81.50.80.91.3
外国人個人0.40.50.50.70.80.8
自己株式0.80.80.80.80.80.8
外国法人13.29.58.71.40.70.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01関根 大介51.15
02株式会社くふうカンパニーホールディングス6.95
03株式会社ザ・パス・インベストメント5.57
04株式会社CHINTAI5.11
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.91
06佐藤 茂2.21
07李 炳燦0.80
08野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行)0.42
09DAICHI WAKABAYASHI (常任代理人 みずほ証券株式会社)0.42
10佐々木 肇0.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-13
    株式会社くふうカンパニーホールディングス
    新規の大量保有報告
    9.35%
    +1.02pt
  • 2026-07-13
    株式会社くふうカンパニーホールディングス
    新規の大量保有報告
    8.33%
    +1.00pt
  • 2026-04-22
    株式会社くふうカンパニーホールディングス
    新規の大量保有報告
    7.33%
    +1.11pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−192%、1株純資産は14期で−12%。直近期のROEは-29.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月4012719.7
2014年3月54711.2
2015年3月136025.1
2016年3月188823.949.6
2017年3月2110820.949.6
2018年3月2413420.294.3
2019年3月3516823.594.7
2020年3月3019716.324.7
2021年3月−21200−10.6
2022年3月−18164−9.7
2023年3月−1182−0.8
2024年3月−5164−3.2
2025年3月−4140−2.6
2026年3月−36112−29.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額107百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
関根大介代表取締役社長5815,991,000
鈴木秀明取締役 管理本部長4312,000
阿部岳志取締役 工芸本部長 兼 経営企画室長5038,000
清水淳子取締役60
井植敏彰取締役60
髙田剛取締役54
林房雄常勤監査役50100
松田道春監査役65
宮本康平監査役41

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)48318421
社外取締役514143
監査役1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,597字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社オープンドア)及び連結子会社1社(ホテルスキップ株式会社)によって構成されており、旅行比較サイト「トラベルコ」の運営、旅行商品の販売等による「旅行関連事業」を主たる業務としております。なお、当社グループの報告セグメントは「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。 (1) 旅行比較サイト「トラベルコ」 当社は、旅行関連事業において、旅行比較サイトである「トラベルコ」を運営しております。「トラベルコ」は、国内大手旅行会社、国内外のOTA(※1)、国内外ホテル及び国内外航空会社を含む1,500以上の予約サイト(2026年3月末現在)が販売する海外及び国内のパッケージツアー、ホテル、格安航空券等の各種旅行商品をオンラインで一括して検索・比較することができる旅行メタサーチサイト(※2)であります。ユーザーは、インターネット(PC、スマートフォン等)を通じて「トラベルコ」を利用することによって、いつでも無料で旅行会社等の提供する旅行商品を検索・比較し、希望の条件に合った旅行商品を見つけて予約や照会を行うことができます。 また、「トラベルコ」の横断検索機能では、パッケージツアー、ホテル、格安航空券等の各旅行商品のジャンル毎の横断検索が可能となっております。併せて、海外在住のガイド等のプロによる現地クチコミ情報や厳選した現地クチコミ情報をまとめたトラベルコまとめを掲載し、旅行に関してユーザーが求める情報を全て網羅できるよう努めております。 ※1 OTAとはOnline Travel Agentの略で、インターネット上だけで取引を行う旅行会社のことを指します。 ※2 メタサーチとは、複数の検索エンジンに対して一括して検索処理を行うための横断検索システムを指します。 各収入の概要は以下のとおりです。 ① 従量課金収入(成果報酬型) 「トラベルコ」への旅行商品掲載に係る契約を当社と締結した旅行会社は、自社の旅行商品を「トラベルコ」に掲載します。ユーザーは、「トラベルコ」を通じて当該旅行商品情報を入手し、当該旅行会社より旅行商品を購入します。「従量課金収入」は、その際生じた予約実績、メール送信実績、クリック実績等に基づき、当社が当該旅行会社より手数料を収受するという、いわば成果報酬型の料金体系であります。 ② 固定課金収入(月額固定型) 「固定課金収入」は、「トラベルコ」への旅行商品掲載に関して、「従量課金収入」のような成果報酬型の料金体系ではなく、当社のシステム利用に伴う固定金額を旅行会社から収受するものです。具体的には、旅行商品の登録可能コース数に応じた月額システム利用料があげられます。 ③ 広告収入 「広告収入」は、「トラベルコ」上の広告スペースを提供することによって、広告を掲載する得意先(原則として旅行関連企業となります。)より掲載料を収受するものです。広告スペースは、PC向けとスマートフォン向けで分けられており、それぞれ異なる広告スペースを提供しております。また、PC・スマートフォン向け広告スペース内でも、掲載スペースの表示場所・表示ページによって掲載料金は異なります。なお、「トラベルコ」上でメールマガジン会員登録をされているユーザーを対象にした当社が発行するメールマガジンへも広告の掲載を募っております。 (2) ホテル予約サイト「ホテリア」、航空券予約サイト「トラベリア」 当社の連結子会社であるホテルスキップ株式会社は、個人顧客向けホテル予約サイト「ホテリア」や航空券予約サイト「トラベリア」の運営、法人顧客への旅行商品の販売等を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,077字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「新たな挑戦を恐れず、たゆまぬ革新性をもって、社会の豊かさ、喜び、未来に貢献し続ける」ことを企業理念とし、「変化する市場ニーズに迅速に対応し、最速のスピードと最高のクオリティをもって顧客満足No.1を達成する」というミッションのもと、旅行比較サイト「トラベルコ」の運営を軸にした旅行関連事業を展開しております。 (2) 経営環境 レジャー旅行業界は、旅行費用の高止まりや円安等のマクロ要因による影響から、依然として不透明な状況が続いております。 海外レジャー旅行市場に関しては、円安や燃油価格の影響を受けながらも、添乗員付きパッケージツアーが需要を牽引し、堅調に推移しました。また、国内レジャー旅行市場に関しては、インバウンド需要に起因する旅行商品の高騰が影響し、前年を下回って推移しました。 (3) 経営戦略等 旅行比較サイト「トラベルコ」では、海外・国内ツアー、海外・国内航空券、海外・国内ホテル、オプショナルツアー等幅広い旅行関連商品を掲載しております。また、当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境につきましては、(2)経営環境に記載のとおりであります。 当社グループは、このような状況下においても持続的な成長を遂げられるよう、既存事業の競争力をさらに高めるだけに留まらず、新規事業分野への取り組みを加速させることにより、ターゲット市場を拡大し、さらなる収益機会拡大・収益力強化を図ってまいります。 (4) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、企業価値の増大を図っていくために、経営指標として、売上高、営業利益を重視しております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 技術革新への対応 当社グループは、競争の激しいインターネット市場において持続的な成長を実現するために、新たな技術やビジネスモデルへの継続的な対応が重要な課題であると認識しております。特に、生成AIをはじめとする技術革新が加速する中で、関連市場も急速に拡大しております。このような環境のもと、当社グループが事業を継続的に拡大していくためには、新技術に適時に対応することが不可欠です。今後も先端技術の探求と普及に努め、最適な商品やサービスの提供を目指してまいります。 ② 既存事業の展開 当社グループが運営するサイト「トラベルコ」は、海外旅行及び国内旅行に関連する様々なコンテンツを提供しております。サービス機能の強化や新メニューの開発等への投資を継続することで、常にコンテンツ量の拡大及び質の向上を図り、新たなユーザーの獲得を目指してまいります。 ③ ブランドの知名度向上 当社グループが提供する各サービスの利用拡大と継続的な企業価値の向上を実現していくためには、サービスの知名度やブランド価値の向上が不可欠であると考えております。また、当社グループの事業を支える優秀な人材の確保や、他社との良好な提携関係の構築に向けても、費用対効果を見極めながら、広告宣伝活動及び広報活動に取り組んでまいります。 ④ インバウンド対応を含めた海外向け事業の強化拡大 インバウンド需要をはじめとする世界的な旅行需要は順調に推移しております。当社グループでは、このような状況に対応するため、当社グループが提供する旅行比較サイトの多言語展開を推進し、日本国外のユーザーに対して充実した旅行情報サービスを提供することによって、訪日外客のみならず、海外から海外への旅行を企図するユーザーの取り込みを図ってまいります。 ⑤ 新サービス及び新規事業の展開 当社グループは、多様化するユーザーニーズや事業環境の変化に対応し、持続的な成長を図るため、常に新たなサービスの開発や新規事業の展開に取り組んでおります。具体的には、旅行比較サイト「トラベルコ」におけるクルーズ等の新メニュー導入やAI検索機能の実装、AI技術を活用した企業向けサービスの提供、旅行会社向けのオンライン予約システム及び業務渡航システムの導入拡大、並びに「KOGEI JAPAN」における伝統的工芸品のECマーケットプレイス事業の開始等を推進してまいります。これらの取り組みを通じて、ターゲット市場の拡大と収益基盤の強化に努めてまいります。 ⑥ 人材の確保及び育成 当社グループは、AIをはじめとする技術革新と市場の拡大が同時進行しているインターネット市場においては従業員の数及び質が競争力を左右する大きな要因であり、優秀な人材の採用及び継続的な育成が重要な課題であると認識しております。引き続きAI人材を含む優秀な人材の採用及び教育に注力するとともに、働き甲斐のある職場環境の構築に努めてまいります。
事業等のリスク6,473字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及び投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。なお、以下の事項のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境に関するリスク ① インターネット業界について 当社グループは、インターネット関連サービスを展開しており、インターネットの利用環境が快適であり、かつ、利用者の裾野が広がることが、当社グループのさらなる成長の基本条件と考えております。 これまで、インターネット利用者は着実に増加しており、通信速度、モバイル化など利用環境も向上しております。しかしながら、インターネットの利用やインターネット上の商取引に関する新たな法的規制の導入やその他予期せぬ要因等により、今後のインターネットサイトの運営が困難になった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② インターネット広告市場について インターネット広告市場は高い成長を続けており、テレビ、新聞、ラジオなどを超えた広告媒体となっております。しかしながら、広告市場は景気動向や広告主の業績に左右される性格を有することから、急激な景気変動が生じた場合、その影響を受けることとなります。 特に、当社グループは、旅行比較サイト「トラベルコ」により、旅行に特化したサービスを提供していますが、旅行関連市場の悪化、旅行会社の広告戦略の見直し等により、旅行関連広告市場が縮小する可能性があります。これらの場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 業界における技術革新について 当社グループが事業展開するインターネット関連の市場では、技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が速く、それに基づく新機能の導入が相次いで行われております。当社グループは、これらの変化に対応するため、プログラムやシステムの更新を進めるとともに、システム部門を中心に人材育成、システムの更新等必要な対策を講じてまいりました。しかしながら、想定外の技術革新があった場合、多額のシステム関連投資が必要になる可能性があります。また、技術革新に適切な対応ができない場合、当社サービスの競争力が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 競合について 当社グループの旅行比較サイト「トラベルコ」をはじめとした旅行関連事業には、類似して事業を展開する競合会社が複数存在します。「トラベルコ」は、取り扱う旅行関連情報の量はもちろんのこと、様々な特集ページや現地情報といったコンテンツを充実させるなどの対策により、ユーザーの評価は高いものと認識しております。 今後もサイトの競争力を高めていく方針ですが、大手企業の参入や同業他社によるサイトの規模拡大等でユーザーの獲得競争が激化した場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 自然災害等について 地震、台風、津波等の自然災害、火災、停電、未知の感染症の拡大、テロ、国際紛争等が発生した場合、当社グループの事業運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの主要な事業拠点である日本の首都圏において大規模な自然災害等が発生した場合には、サービスの提供等が一時的に停止する可能性もあり、当社グループの信頼性やブランドイメージを毀損するだけでなく、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 更に、これらの場合、ユーザーの旅行意欲の低下や風評による影響により、当社グループの旅行関連事業の業績に影響を与えることが考えられます。 当社グループにおいては、自然災害等が発生した場合に備え、事業継続計画の策定等有事の際の対応策の検討と準備を推進しておりますが、各種災害等の発生による影響を完全に防止できる保証はなく、各種災害等による物的、人的損害が甚大である場合には、事業の継続が困難となる可能性があります。 ⑥ 投資有価証券の減損について 当社では、投資有価証券を保有しております。取締役会にて投資先の財務状況等の把握に努めておりますが、市場環境の急激な悪化や競争環境の激化による投資先の財務状況等の悪化などにより、投資価値が毀損し、かつ回復の可能性がないと判断した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関するリスク ① 特定サービスへの依存について 当社グループは、旅行比較サイト「トラベルコ」を運営しており、国内及び海外旅行に関係する多くの情報を比較検討できる機能等を提供しております。そして、当社グループの事業は、「トラベルコ」を基盤としたものとなっております。このため、新たな規制の導入等、予期せぬ事情により同サイトの利便性が相対的に低下し、同業他社に対する競争力を喪失して同サイトの利用者数が減少した場合や同サイトの運営が不可能になった場合、また、世界的な物価高や旅行費用の高止まり、急激な金融市場の変動による旅行需要の減退などが起こった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 個人情報の取扱いについて 当社グループは、「個人情報の保護に関する法律」に定義される個人情報取扱事業者にあたり、事業展開の中で、利用者から氏名、住所、年齢、メールアドレス等の個人を特定できる情報を取得することがあります。これらの情報管理を徹底するために、当社では2006年11月に「プライバシーマーク」を取得し、当社グループでは、社内情報のアクセス権の制限、社内教育等の体制を整備し、個人情報の保護に努めております。 しかしながら、不正アクセスによるシステムへの侵入、人為的なミス等により個人情報が流出する可能性は皆無とはいえず、これらの事象が発生した場合は、対応のためのコスト負担、信用の低下等により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法的規制について 当社グループは、インターネット上にて旅行に関する情報を提供しておりますが、当該サービスの提供にあたり、「個人情報の保護に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」、「旅行業法」等及びこれらの関連諸法令の適用を受けております。 また、当社グループはシステム開発やコンテンツ制作の一部を外注する場合があり、この場合、「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」への対応が求められます。 当社グループは、上記法令遵守のために積極的に対応してきましたが、新たな法令の制定又は改定により規制が強化され、当社グループの事業が制約を受ける場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ サイトの信頼性について 旅行比較サイト「トラベルコ」への旅行関連商品の掲載にあたっては、ユーザーが安心して旅行申込み等ができるよう、旅行会社等の旅行業登録その他許認可の有無、反社会的勢力該当性の有無、信用度等について審査し、また掲載後であっても旅行業登録の更新の有無、信用情報等の入手に努め、問題がある場合には契約解除、掲載停止等の対応を行っております。 また、掲載商品についても、ユーザーが旅行代金や内容を比較しやすいよう、旅行業法その他適用法令等に則った様々な掲載ルールを設定し、違反を発見した場合には表示内容の修正、掲載の一時停止等の対応を行っております。 しかしながら、掲載旅行会社の倒産、旅行業登録喪失後の旅行関連商品の掲載、不適切な旅行関連商品等の掲載等に対して、当社グループが十分に対応できず、又は対応が遅れた場合、サイトに対する信頼性、ユーザーの支持低下等が生じる可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 新サービス及び新規事業について 当社グループは、工芸品関連事業をはじめ、今後も引き続き、積極的に新サービス及び新規事業に取り組んでまいりますが、これによりシステムへの先行投資及び人件費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、当初の予測とは異なる状況が発生し、これらの展開が計画どおりに進まない場合、投資を回収できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 事業の運営体制に関するリスク ① 代表者への依存について 当社代表取締役社長関根大介は、創業者であり、インターネット関連事業に対する豊富な経験と知見を有しており、事業戦略を主導するなど当社グループの経営及び事業運営において、極めて重要な役割を果たしております。 当社グループでは、取締役会等で情報共有を進めるとともに、権限委譲により、同氏へ過度に依存しない体制を構築してまいりました。また、社内の人材育成が成果をあげつつあること、また、外部からの人材登用などの方策により、経営層の厚みが増しております。しかしながら、何らかの要因で同氏が当社グループの経営に関与できなくなる事態が生じた場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 有能な人材の確保・育成について 当社グループでは、今後の業容拡大のために能力の高い優秀な人材の確保及びその育成が急務となっております。当社グループは採用を積極的に行うことにより、優秀な人材の確保に努めるとともに、社内研修制度の充実を図り、管理者の育成に注力してまいります。しかしながら、人材の確保及び育成が不十分である場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 内部管理体制について 当社グループは、グループ企業価値を最大化すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を図る多様な施策を実施しております。また、業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、内部管理体制の構築が追い付かないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ グループ経営について 当社は、連結子会社であるホテルスキップ株式会社と協働し相乗効果を発揮した経営を目指しており、密接な事業連携が必要なため、同社の役員には当社役員や従業員が一部兼務をしております。連結子会社の損益状況は、当社グループの連結財務諸表に結合され、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、連結子会社に対する投資価値は、連結子会社の事業状況によって変動する可能性があり、連結子会社の損益状況が芳しくなくその損失の額が大きい場合等投資価値が減少する場合には、投資効果を実現することができず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) システム等に関するリスク ① 事業拡大に伴う設備投資について 当社グループでは、サービスの安定稼働及び事業成長に備え、継続的にシステムインフラ等への設備投資を計画しておりますが、当社グループの計画を上回る急激な事業成長等があった場合、設備投資の時期、内容及び規模について変更せざるを得なくなる可能性があります。このような事態が生じた場合には、設備投資、減価償却費の負担増加等が想定され、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② システム障害について 当社グループの営む事業は、インターネット環境を利用したサービス提供が中心であり、許容量を超えるアクセスの急増、自然災害等による電力供給の停止、外部からの不正な手段によるコンピューターへの侵入、ソフトウエアの不具合等のリスクにさらされています。耐震構造を備えたデータセンターの活用、電源の二重化、ファイアウォールの導入等の対策を講じておりますが、予測を超える事態が生じ、サービスの提供が困難となった場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 基幹システムによる手数料計算について 当社グループでは、基幹システムを活用して、メール送信実績、クリック実績等を把握し、当該データに所定の手数料率を乗じることで手数料を自動計算して一部の売上高を計上しております。これらの売上高の精度に関しては、関連する基幹システムが適切に整備・運用されていることが前提であり、仮に適切な整備・運用が維持できない場合には、売上高の過大・過少計上やシステム改修のための費用負担等により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) その他 ① 配当政策について 当社グループは、株主に対する利益還元を経営上の重要施策であると認識しております。一方で、高い成長を持続することにより株主に報いることも重要な経営課題であり、事業展開のための内部留保も進めていく必要があると考えております。 当社グループは、これまで、成長につながる内部留保を優先し、配当を行っておらず、内部留保の充実を進める方針であります。将来的には、各期の業績、財務体質を勘案しつつ利益還元を検討していく方針でありますが、現時点においては、配当の可能性及びその時期については未定であります。 ② 訴訟等について 当社グループでは、コンプライアンス規程及びリスク管理規程を制定し、これらの遵守を役職員に徹底するとともに、第三者の知的財産権その他の権利又は利益を侵害しないよう常に留意して対応しております。 また、旅行比較サイト「トラベルコ」においては、サイトへの旅行商品等の掲載は旅行会社等の責任で行うものであり、また旅行会社等とユーザーとの契約はユーザーの責任で行うものであることを旅行会社等及びユーザーの双方に周知徹底する一方、旅行会社等の旅行業登録その他許認可の有無、信用度等の審査、掲載商品の内容のルール化及び掲載後の旅行業登録の更新の有無、信用情報等の入手、並びに問題発見後の速やかな対応により、サイトのユーザーに不測の損害が発生しないよう最大限の注意を払っております。 しかしながら、「トラベルコ」を含む当社グループ運営サイトのユーザーがサイトの利用に起因又は関連して損害を被ったとして、又は今後の当社グループの事業展開の中で、第三者の知的財産権その他の権利又は利益を侵害したとして、損害賠償請求等の訴訟その他の法的手続が行われない保証はなく、その内容、結果及び損害賠償額によっては、当社グループの事業展開に支障が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ M&Aについて 当社グループは、旅行に関連する企業やインターネット市場で今後有望と思われる企業に対するM&Aを、既存事業の補完・強化、事業規模拡大のための有力なツールの一つと位置付けております。M&Aの実施に際しては、対象企業の財務、税務、法務、事業等について、専門家の協力を得てデューデリジェンスを行い、リスクの低減に努めておりますが、デューデリジェンスでは確認できない問題点や市場環境の変化により期待した効果が得られない場合は、減損処理を迫られるなどにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,688字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、物価上昇、アメリカの政策動向、金融資本市場の変動などの影響があるものの、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあり、緩やかに回復しています。 海外レジャー旅行市場に関しては、円安や燃油価格の影響を受けながらも、添乗員付きパッケージツアーが需要 を牽引し、堅調に推移しました。また、国内レジャー旅行市場に関しては、インバウンド需要に起因する旅行商品 の高騰が影響し、前年を下回って推移しました。 このような状況のもと、当社の旅行関連事業におきましては、システム開発を推進し、既存市場での競争力強化 を図るとともに、新たな市場領域の拡大にも努めてまいりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ736,957千円減少し、4,065,046千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ129,771千円増加し、587,298千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ866,728千円減少し、3,477,748千円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高2,453,720千円(前期比2.0%増)、営業損失45,179千円(前期は102,059千円の営業損失)、経常損失34,159千円(前期は101,377千円の経常損失)、特別損失として投資有価証券評価損957,532千円、減損損失72,883千円を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純損失1,131,339千円(前期は120,685千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 なお、当社グループの報告セグメントは「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末より70,883千円減少し、2,136,941千円(前年同期比3.2%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果減少した資金は11,807千円(前連結会計年度は4,685千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失1,064,042千円の減少要因と、投資有価証券評価損957,532千円及 び減損損失72,883千円などの増加要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果減少した資金は59,076千円(前連結会計年度は413,883千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出41,105千円の減少要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果変動した資金はありません(前連結会計年度は21千円の支出)。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループの報告セグメントは「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。 a.生産実績 当社グループは、生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。 b.受注実績 当社グループは、概ね受注から役務提供までの期間が短いため、受注実績に関する記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 旅行関連事業   2,422,303   101.8 その他の事業   31,416   119.4 合計   2,453,720   102.0 (注)1.当社グループの報告セグメントは「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しい ため、セグメント別の記載を省略しております。 2.最近2連結会計年度において、主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) LINEヤフー株式会社   262,815   10.9   294,205   12.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 (ⅰ)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末における総資産は、4,065,046千円(前連結会計年度末は4,802,004千円)となり、736,957千円減少しました。 流動資産は、2,748,861千円(前連結会計年度末は2,760,741千円)となり、11,879千円減少しました。これは主に、現金及び預金が70,883千円減少した一方で、売掛金及び契約資産が54,258千円増加したことによるものであります。 固定資産は、1,316,185千円(前連結会計年度末は2,041,262千円)となり、725,077千円減少しました。これは主に、投資有価証券が695,149千円減少したことによるものであります。 (負債合計) 当連結会計年度末における負債は、587,298千円(前連結会計年度末は457,526千円)となり、129,771千円増加しました。 流動負債は、544,698千円(前連結会計年度末は414,926千円)となり、129,771千円増加しました。これは主に、その他流動負債が122,867千円増加したことによるものであります。 固定負債は、42,600千円となり、前連結会計年度末からの変動はありませんでした。 (純資産合計) 当連結会計年度末における純資産は、3,477,748千円(前連結会計年度末は4,344,477千円)となり、866,728千円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失1,131,339千円を計上した一方で、その他有価証券評価差額金が262,383千円増加したことによるものであります。 (ⅱ)経営成績 (売上高) 売上高は、2,453,720千円(前連結会計年度比2.0%増)となりました。日本人レジャー旅行全体においてWEB販売比率の低い添乗員付きプラン市場が好調な一方で、WEB販売比率の高いフリープラン市場は低調に推移したものの、前期と比較して増収で着地しました。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は、909,632千円(前連結会計年度比6.1%減)となりました。主な要因は、開発投資の内製化を加速させたことに伴い、外注費が減少したことによるものであります。 この結果、売上総利益は1,544,087千円(前連結会計年度比7.5%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業損失) 販売費及び一般管理費は、1,589,267千円(前連結会計年度比3.3%増)となりました。主な要因は、広告宣伝費の増加によるものであります。 この結果、営業損失は45,179千円(前期は102,059千円の営業損失)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常損失) 営業外収益は、11,020千円(前連結会計年度比426.2%増)となりました。主な要因は、受取手数料の増加によるものであります。 営業外費用は、発生なし(前期は1,411千円)となりました。 この結果、経常損失は34,159千円(前期は101,377千円の経常損失)となりました。 (特別利益、特別損失、親会社株主に帰属する当期純損失) 特別利益は、532千円(前期は266千円)となりました。 特別損失は、1,030,415千円(前期は発生なし)となりました。これは、投資有価証券評価損及び減損損失によるものであります。 法人税等は、67,296千円(前連結会計年度比243.8%増)となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純損失は1,131,339千円(前期は120,685千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 (ⅲ)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績に重要な影響を与える要因 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、事業運営体制、システム等様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。 c.目標とする経営指標 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、当社グループでは、売上高及び営業利益を重要な指標としております。当連結会計年度における売上高2,453,720千円(前連結会計年度比2.0%増)であり、営業損失は45,179千円となりました。 引き続きこれらの指標の改善に取り組んでまいります。 d.資本の財源及び資金の流動性 (ⅰ)資金需要 当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及び固定資産への投資資金であります。運転資金のうち主なものは、システムの開発・運用に係る労務費及び外注費等の原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。営業費用のうち主なものは、広告宣伝費及び人件費であります。 (ⅱ)財務政策 当社グループの運転資金及び設備投資資金などの資金需要につきましては、自己資金で賄っております。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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出典

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