概要
株式会社オープンドアは、旅行比較サイト「トラベルコ」を運営する情報通信企業である。1997年4月設立、2015年12月に東証マザーズに上場し、後にプライム市場を経て2026年3月にスタンダード市場へ移行した。主力の「トラベルコ」は1,500以上の予約サイトの旅行商品を横断検索できるメタサーチサイトである。2025年3月期の連結売上高は24億5,371万円、従業員数は191名。旅行需要の回復はあるものの競争激化で営業損益は赤字が続いており、2026年3月期予想も営業利益は0億円の見通しである。
旅行比較サイト「トラベルコ」の事業モデル
当社グループの中核事業は、旅行比較サイト「トラベルコ」の運営である。「トラベルコ」は、国内外のパッケージツアー、ホテル、格安航空券、オプショナルツアー、新幹線+ホテル、海外旅行保険など、多様な旅行商品を1,500以上の予約サイトから横断検索できるメタサーチサイトである。ユーザーは無料で利用でき、気に入った商品を掲載元の旅行会社サイトで予約する仕組み。当社はその予約実績やクリック実績に応じて手数料を得る。2026年3月末時点で提携サイト数は1,500以上に達し、国内大手旅行会社から国内外のOTA、ホテル、航空会社まで幅広くカバーする。システム開発を継続し、AI検索機能やクルーズなど新メニューの導入も進めている。
収益の3本柱:従量課金・固定課金・広告
「トラベルコ」の収入は3つの形態から成る。第1は従量課金収入(成果報酬型)であり、ユーザーが掲載元の旅行会社で実際に予約・購入した際、その実績に応じて手数料が発生する。予約実績のほか、メール送信やクリック実績も課金対象となる。第2は固定課金収入(月額固定型)で、システム利用料として旅行会社から月額料金を受け取る。登録可能なコース数に応じた金額設定である。第3は広告収入で、サイト上の広告スペース(PC・スマートフォン向け)を旅行関連企業に販売する。メールマガジンへの広告掲載も行う。2025年3月期の売上高24億5,371万円は、これら3本の収入で構成されている。
連結子会社が担う直販チャネル
当社グループは、完全子会社ホテルスキップ株式会社を通じて直販型の旅行予約サービスも展開している。ホテルスキップは個人顧客向けホテル予約サイト「ホテリア」と航空券予約サイト「トラベリア」を運営するほか、法人顧客への旅行商品販売も手掛ける。これらは「トラベルコ」のような比較サイトとは異なり、自社で予約を完結させるビジネスモデルである。子会社の業績は連結売上高に含まれるが、セグメントは「旅行関連事業」に一本化されており、個別の開示は行われていない。グループ全体として、比較と直販の両チャネルを併せ持つことが強みとされている。
業界の中での役割は旅行業界向け集客プラットフォーム提供者。旅行会社の商品をユーザーに紹介し、成果報酬を得る。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01旅行業界主力
旅行会社・OTA・ホテル・航空会社など1,500以上の予約サイトが販売するパッケージツアー、ホテル、格安航空券を一括検索できるメタサーチサイト「トラベルコ」を運営。ユーザーが旅行商品を比較・選択できる場を提供し、予約・照会につなげる。収益は、成果報酬型の従量課金、月額固定のシステム利用料、広告掲載料の三本柱。
主要顧客JTB、楽天トラベル、じゃらん、ANA、JAL
- トラベルコ
- 国内外の旅行商品を横断検索・比較できるオンライン旅行メタサーチサイト。
02ホテル・航空券予約準主力
子会社ホテルスキップが運営するホテル予約サイト「ホテリア」や航空券予約サイト「トラベリア」を通じて、個人顧客向けの予約サービスや法人顧客向けの旅行商品販売を提供。
- ホテリア
- 個人向けホテル予約サイト。
- トラベリア
- 個人向け航空券予約サイト。
製品と技術
横断検索エンジン「トラベルコ」
「トラベルコ」は、国内大手旅行会社、国内外OTA、ホテル、航空会社など1,500以上の予約サイトが販売する旅行商品を一括検索・比較できるメタサーチサイトである。扱うジャンルは、海外・国内パッケージツアー、海外・国内ホテル、海外・国内航空券、国内ダイナミックパッケージ、海外オプショナルツアー、国内新幹線+ホテル、海外旅行保険、海外Wi-Fiレンタルと8分野にわたる。PCとスマートフォンの両方に対応し、ユーザーは希望条件に合った商品を見つけて直接予約サイトへ遷移する。掲載される情報はリアルタイムで更新され、価格比較の精度を高めている。「トラベルコまとめ」ではプロのクチコミをランキング形式で提供し、情報の網羅性を追求している。
子会社が運営する「ホテリア」と「トラベリア」
連結子会社ホテルスキップ株式会社は、直販型の旅行予約サイトを運営する。「ホテリア」は国内・海外のホテル予約サイトであり、ユーザーが宿泊施設を検索・比較し、そのまま予約まで完了できる。「トラベリア」は航空券予約サイトで、国内外のフライトを検索・予約できる。これらは「トラベルコ」の比較モデルとは異なり、自社で予約を完結させるため、手数料収入に加えて販売差益も得られる。また、法人向け旅行商品の販売も行っており、グループ全体の収益基盤を多様化している。両サイトとも個人客を主なターゲットとし、利便性と価格競争力を強みとする。
多言語サイト「Travelko」による海外展開
「Travelko」は、2014年10月に「HotelSaurus」として開設され、2016年6月に現在の名称に変更された海外向け多言語旅行比較サイトである。日本国外のユーザーを対象に、ホテル・航空券の比較サービスを提供する。当初はホテル比較のみだったが、2015年4月に航空券比較、同年5月に現地クチコミサービスを追加した。「Travelko」はインバウンド需要の取り込みを目的としており、訪日外客向けの宿泊・航空券情報を多言語で発信する。日本国内の旅行商品だけでなく、海外間の旅行にも対応し、グローバルなユーザー獲得を目指している。同サイトの運営費用は主に国内の「トラベルコ」からの収益で賄われている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
旅行予約で差別化、赤字脱却途上
旅行予約サイト運営が主力。同業のVRain SolutionやCocoliveと比較し、特定の業種向けではなく個人向け旅行需要を取り込む。直近2期は営業赤字だが、2026/3期に黒字転換見込み。成長局面にあるが、収益基盤は脆弱。
強み
- 個人向け旅行予約サービスに特化し、OTA市場で一定のブランドを確立。
- アプリ需要や訪日客増加を背景に取扱件数が伸長。
- システム自動化により変動費を抑制、売上拡大時の利益率改善が期待。
- 宿泊施設との直接契約拡大で手数料率向上の可能性。
課題
- 営業赤字継続中、2026/3期黒字計画だが実現リスクあり。
- 大手OTAとの競争激化、価格競争に陥りやすい構造。
- 為替・旅行需要変動の影響を受けやすく安定収益に課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がオープンドア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9658ビジネスブレイン太田昭和 | 127億円 | 11.9倍 |
| 2 | 3683サイバーリンクス | 127億円 | 7.9倍 |
| 3 | 4389プロパティデータバンク | 125億円 | 17.4倍 |
| 4 | 332Aミーク | 124億円 | 14.1倍 |
| 5 | 3979うるる | 122億円 | 16.5倍 |
| 6 | 3926オープンドア | 121億円 | — |
| 7 | 500ATOブックス | 121億円 | 9.3倍 |
| 8 | 3918PCIホールディングス | 121億円 | 10.5倍 |
| 9 | 4284ソルクシーズ | 121億円 | 10.0倍 |
| 10 | 4439東名 | 120億円 | 10.4倍 |
| 11 | 3675クロス・マーケティンググループ | 120億円 | 14.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
「トラベルコちゃん」として創業した1997年
1997年4月、東京都港区三田に株式会社オープンドアを設立。創業から間もない同年8月には旅行比較サイト「トラベルコちゃん」を開設し、インターネット上で旅行商品の価格比較サービスを提供し始めた。2001年3月には本社を港区赤坂に移転。2004年12月には「トラベルコちゃん」に国内宿泊比較サービスを追加し、当初の航空券・ツアー比較に加えて宿泊分野へ拡大した。2005年には携帯コンテンツ「ゲーム大集合」なども運営したが、現在は旅行関連事業に特化している。設立当初から旅行比較の領域で先駆けとして事業を構築した。
比較機能を拡充した2010年代前半
2010年1月に海外宿泊比較サービスを開始し、海外旅行への対応を強化。2011年10月には大阪営業所を新設し、関西市場への足がかりを得た。2013年から2014年にかけて、国内航空券比較、海外オプショナルツアー比較、国内・海外ダイナミックパッケージ比較と、次々に新たな比較ジャンルを追加した。2014年3月にはホテルスキップ株式会社を子会社化し、直販型のホテル予約サービスをグループに取り込んだ。同年10月には海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」(後に「Travelko」に改名)を開設し、グローバル展開の第一歩を踏み出した。
東証上場とブランド統一
2015年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。翌2016年6月には海外向けサイト「HotelSaurus」の名称を「Travelko」に変更し、ブランドを整理した。同年12月には東証市場第一部へ市場変更し、知名度向上を図った。2017年1月、国内の旅行比較サイト「トラベルコちゃん」を「トラベルコ」に改名し、国内外のブランドを統一。同年7月には本社を現在の東京都港区赤坂二丁目に移転した。上場後は比較サービスに加えて、2017年6月に海外Wi-Fiレンタル比較、同年10月に現地クチコミランキング「トラベルコまとめ」を開始し、コンテンツの多様化を進めた。
コロナ禍を経て新需要に対応
2020年からの新型コロナウイルス感染拡大により、旅行需要は急減。2021年3月期の売上高は11億円と前期の49億円から7割超減少し、純損失7億円を計上した。その後、旅行需要の回復とともに業績は徐々に持ち直し、2023年3月期には売上高21億円、純利益0億円と黒字転換した。2022年4月にはプライム市場へ移行したが、2023年8月には海外旅行保険比較サービスを追加し、新たな収益源を開拓。しかし競争激化により2025年3月期は営業赤字に転落し、2026年3月にはスタンダード市場へ市場変更を余儀なくされた。特別損失の計上もあり、2026年3月期は純損失11億円の見通しである。
年表33件を開く
1990年代
- 1997年4月創業東京都港区三田に当社設立
- 1997年8月旅行比較サイト「トラベルコちゃん」をオープン
2000年代
- 2000年6月トラベルコちゃん「国内ツアー比較サービス」をオープン
- 2001年3月東京都港区赤坂に本社移転
- 2002年7月携帯コンテンツ「RPG大集合」をオープン
- 2003年5月社団法人 日本経済団体連合会会員となる
- 2003年7月東京都港区赤坂内で本社移転
- 2004年12月トラベルコちゃん「国内宿泊比較サービス」をオープン
- 2005年6月携帯コンテンツ「ゲーム大集合」をオープン
- 2006年11月プライバシーマーク取得
2010年代
- 2010年1月トラベルコちゃん「海外宿泊比較サービス」をオープン
- 2011年10月大阪府大阪市北区曽根崎新地に大阪営業所新設
- 2011年11月東京都港区赤坂内で本社移転
- 2013年1月トラベルコちゃん「国内航空券比較サービス」をオープン
- 2013年4月トラベルコちゃん「海外オプショナルツアー比較サービス」をオープン
- 2013年6月トラベルコちゃん「国内ダイナミックパッケージ比較サービス」をオープン
- 2014年1月トラベルコちゃん「海外ダイナミックパッケージ比較サービス」をオープン
- 2014年3月M&Aホテルスキップ株式会社の株式を取得し子会社化
- 2014年4月次世代育成支援対策推進法に基づく、基準適合一般事業主認定(くるみんマーク)取得
- 2014年10月海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」をオープン
- 2015年4月HotelSaurus「航空券比較サービス」をオープン
- 2015年5月HotelSaurus「現地クチコミサービス」をオープン
- 2015年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2016年6月商号変更海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」の名称を「Travelko」に変更
- 2016年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
- 2017年1月商号変更旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の名称を「トラベルコ」に変更
- 2017年6月トラベルコ「海外Wi-Fiレンタル比較サービス」をオープン
- 2017年7月東京都港区赤坂内で本社移転(現住所)
- 2017年10月プロのクチコミをトラベルコがランキング「トラベルコまとめ」をオープン
- 2019年4月トラベルコ「国内新幹線+ホテル比較サービス」をオープン
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
- 2023年8月トラベルコ「海外旅行保険比較サービス」をオープン
- 2026年3月東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
技術革新への対応
生成AIをはじめとする新技術やビジネスモデルに継続的に対応し、最適な商品・サービスの提供を目指す。
- 02
既存事業の展開強化
旅行比較サイト「トラベルコ」のサービス機能強化や新メニュー開発への投資を継続し、コンテンツ量の拡大と質の向上を図る。
- 03
ブランド知名度の向上
広告宣伝・広報活動により各サービスの知名度とブランド価値を高め、優秀な人材確保や提携関係構築につなげる。
- 04
海外向け事業の強化拡大
旅行比較サイトの多言語展開を推進し、訪日外客に加え海外間旅行のユーザーを取り込む。
- 05
新サービス・新規事業の展開
クルーズ等の新メニュー導入、AI検索機能の実装、企業向けAIサービス、旅行会社向けシステム拡大、伝統工芸品EC事業等を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で191人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は489万円で、9期前と比べて−7.6%。平均年齢は37.4歳、平均勤続年数は6.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 143 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 158 | — |
| 2019年3月 | 529 | 35.7 | 4.9 | 166 | — |
| 2020年3月 | 528 | 35.7 | 4.8 | 179 | — |
| 2021年3月 | 500 | 36.0 | 5.2 | 195 | — |
| 2022年3月 | 502 | 36.8 | 6.0 | 183 | — |
| 2023年3月 | 492 | 36.7 | 6.0 | 191 | — |
| 2024年3月 | 485 | 37.4 | 6.7 | 186 | — |
| 2025年3月 | 485 | 37.4 | 6.6 | 192 | −52 |
| 2026年3月 | 489 | 37.4 | 6.6 | 191 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内ホテルスキップ株式会社(注)1、2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は25億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収で、売上が+4.2%。
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 6 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2024年3Q | 5 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年4Q | 7 | — | — | −2 |
| 2025年2Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 11 | −1 | −9.1 | −1 |
| 2026年2Q | 12 | −1 | −8.3 | −1 |
| 2026年4Q | 13 | 1 | 7.7 | −10 |
| 2027年1Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は17億円から25億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 17 | — | 2 | — | 2 |
| ホテルスキップ株式会社の株式を取得し子会社化 | |||||
| 2014年3月 | 18 | — | 3 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2015年3月 | 20 | — | 3 | — | 4 |
| 海外向け多言語旅行比較サイト「HotelSaurus」の名称を「Travelko」に変更 | |||||
| 2016年3月 | 25 | — | 8 | — | 5 |
| 旅行比較サイト「トラベルコちゃん」の名称を「トラベルコ」に変更 | |||||
| 2017年3月 | 30 | — | 10 | — | 6 |
| 2018年3月 | 40 | — | 12 | — | 8 |
| 2019年3月 | 50 | — | 17 | — | 11 |
| 2020年3月 | 49 | — | 15 | — | 9 |
| 2021年3月 | 11 | — | −7 | — | −7 |
| 2022年3月 | 12 | — | −5 | — | −5 |
| 2023年3月 | 21 | — | 0 | — | 0 |
| 2024年3月 | 26 | — | −2 | — | −2 |
| 2025年3月 | 24 | −1 | −1 | −4.2 | −1 |
| 2026年3月 | 25 | 0 | 0 | 0.0 | −11 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高25億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-11億円、売上の-44.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.0%10億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金64.0%16億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。期末の手元現金は21億円で、売上の10.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年3月 | −1 | −1 | — | −2 | 7 |
| 2015年3月 | 3 | 6 | 0 | 9 | 16 |
| 2016年3月 | 6 | 0 | 4 | 6 | 25 |
| 2017年3月 | 6 | −2 | 0 | 4 | 30 |
| 2018年3月 | 7 | −1 | 0 | 6 | 36 |
| 2019年3月 | 11 | 0 | 0 | 11 | 47 |
| 2020年3月 | 10 | 0 | 0 | 10 | 57 |
| 2021年3月 | −12 | −16 | — | −28 | 29 |
| 2022年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 30 |
| 2023年3月 | 0 | 0 | — | 0 | 30 |
| 2024年3月 | −3 | 0 | 0 | −3 | 26 |
| 2025年3月 | 0 | −4 | 0 | −4 | 22 |
| 2026年3月 | 0 | −1 | — | −1 | 21 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は41億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は85.1%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 17 | 13 | 4 | 73.8 |
| 2014年3月 | 16 | 14 | 2 | 85.8 |
| 2015年3月 | 23 | 18 | 5 | 79.4 |
| 2016年3月 | 33 | 27 | 6 | 82.4 |
| 2017年3月 | 41 | 33 | 8 | 82.6 |
| 2018年3月 | 50 | 41 | 9 | 83.1 |
| 2019年3月 | 63 | 52 | 11 | 82.4 |
| 2020年3月 | 67 | 61 | 6 | 90.8 |
| 2021年3月 | 67 | 62 | 5 | 92.7 |
| 2022年3月 | 54 | 51 | 3 | 94.6 |
| 2023年3月 | 64 | 57 | 7 | 88.3 |
| 2024年3月 | 57 | 51 | 6 | 90.0 |
| 2025年3月 | 48 | 43 | 5 | 90.1 |
| 2026年3月 | 41 | 35 | 6 | 85.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中38位あたり、逆に低いのはROEで605社中588位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥388で、1年前と比べて-20.2%。過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 3.55倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1カ月で2.5%上昇し、8月18日に420円まで上昇したが、翌日に410円へ反落した。75日線(322円)や200日線(327円)を大きく上回っており、中期トレンドは維持されている。ただし52週高値496円にはなお86円隔たりがあり、上値は重い。出来高は直近で29600株と低調で、需給はやや停滞気味。RSIは56.46と中立圏にあり、方向感は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PBRは3.75倍で同業界平均の3.55倍をやや上回り、ROEは-29.1%と赤字で収益性は低いです。配当利回りは0%で、株主への還元はありません。直近の売上高は横ばいで、2026/3期には純損失11億円と赤字が拡大しています。割高だが、今後の収益改善への期待がPBRに反映されている可能性があり、事業構造改革の進展が焦点です。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 3.55倍 | 2.96倍 |
| ROE | -29.1% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、訪日観光回復と高額消費動向、および収益性の改善。強気派は、訪日客の増加と高級宿泊需要の高まりで売上拡大が見込めるとする。特に富裕層向けに強みがあり、競合に対し独自のポジションを築いている。一方、弱気派は、直近の赤字幅拡大を懸念。純損益が大幅な赤字で、売上も停滞気味。投資フェーズが長く、利益化が遅れている。また、大手予約サイトとの競争も厳しい。
- 富裕層需要
訪日高級宿泊ニーズは増加傾向にあり、強みを発揮。
- ブランド力
リラックスブランドは高級宿泊で確立された。
- ストック型収益
会員サービスやリピート利用で安定収益の可能性。
- 特別損失剥落で純損益が前期比11億円改善し黒字転換決算発表後影響強
営業損益0億円と最終損益11億円の差が特別損失。剥落で黒字化し、時価総額128億円の約9%の増益要因
- 固定費削減で営業利益率が前期0%から5%へ改善通年影響中
売上高25億円で営業利益率5%なら営業利益1.25億円、前期0億円から1.25億円改善
- 売上高が前期25億円から20%増の30億円へ回復2027年〜2028年影響中
前期25億円、前々期24億円と増加基調。20%増収で30億円なら営業利益率次第で1.5億円の利益余地
- 株価が1年で15.6%下落し売られ過ぎで反発余地不定影響弱
時価総額128億円、PBR3.75倍と割高でも需給が薄く、買い戻しで急伸の可能性
- 赤字継続
営業損失・純損失が続き、自己資本を毀損。
- 競争激化
楽天トラベル等との競争で差別化が難しい。
- 収益性低い
売上高は24億円で利益率はマイナス。
- 追加の減損損失で純損失が前期の11億円を上回る決算発表後影響強
前期は特別損失11億円を計上。自己資本はPBR3.75倍から約34億円と推計され、追加減損で資本の3割超が消失
- 売上高が再び24億円前後へ減少し営業赤字転落通年影響中
前期25億円から減収すれば固定費負担が重く、24億円なら前期の24億円で営業赤字1億円だった
- 営業利益率が0%を下回り赤字が定着継続影響中
前期の売上高25億円で営業損益0億円。利益率が5%悪化すれば1.25億円の損失
- 無配当で個人投資家の売りが広がり需給悪化不定影響弱
配当利回り0%。株主還元がないため、業績不振時に売りが加速しやすい
- 取扱高
- 売上の先行指標であり、需要動向を反映。
- 施設数
- 供給サイドの拡大度合いを示す。
- 会員数・リピート率
- 顧客基盤の強さを測る。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ9,798人。区分でいちばん多いのは個人・その他で75.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.7%を占め、残る78.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 63.9 | 66.3 | 68.6 | 81.5 | 77.0 | 75.7 |
| 事業法人 | 10.8 | 10.9 | 11.0 | 11.5 | 15.8 | 18.3 |
| 金融機関 | 10.3 | 11.0 | 9.7 | 4.1 | 4.8 | 3.4 |
| 証券会社 | 1.3 | 1.8 | 1.5 | 0.8 | 0.9 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.5 | 0.5 | 0.7 | 0.8 | 0.8 |
| 自己株式 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 0.8 |
| 外国法人 | 13.2 | 9.5 | 8.7 | 1.4 | 0.7 | 0.4 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 関根 大介 | 51.15 |
| 02 | 株式会社くふうカンパニーホールディングス | 6.95 |
| 03 | 株式会社ザ・パス・インベストメント | 5.57 |
| 04 | 株式会社CHINTAI | 5.11 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 2.91 |
| 06 | 佐藤 茂 | 2.21 |
| 07 | 李 炳燦 | 0.80 |
| 08 | 野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 0.42 |
| 09 | DAICHI WAKABAYASHI (常任代理人 みずほ証券株式会社) | 0.42 |
| 10 | 佐々木 肇 | 0.25 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-13株式会社くふうカンパニーホールディングス新規の大量保有報告9.35%+1.02pt
- 2026-07-13株式会社くふうカンパニーホールディングス新規の大量保有報告8.33%+1.00pt
- 2026-04-22株式会社くふうカンパニーホールディングス新規の大量保有報告7.33%+1.11pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−192%、1株純資産は14期で−12%。直近期のROEは-29.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 40 | 127 | 19.7 | — |
| 2014年3月 | 5 | 47 | 11.2 | — |
| 2015年3月 | 13 | 60 | 25.1 | — |
| 2016年3月 | 18 | 88 | 23.9 | 49.6 |
| 2017年3月 | 21 | 108 | 20.9 | 49.6 |
| 2018年3月 | 24 | 134 | 20.2 | 94.3 |
| 2019年3月 | 35 | 168 | 23.5 | 94.7 |
| 2020年3月 | 30 | 197 | 16.3 | 24.7 |
| 2021年3月 | −21 | 200 | −10.6 | — |
| 2022年3月 | −18 | 164 | −9.7 | — |
| 2023年3月 | −1 | 182 | −0.8 | — |
| 2024年3月 | −5 | 164 | −3.2 | — |
| 2025年3月 | −4 | 140 | −2.6 | — |
| 2026年3月 | −36 | 112 | −29.1 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額107百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 関根大介 | 代表取締役社長 | 58 | 15,991,000 |
| 鈴木秀明 | 取締役 管理本部長 | 43 | 12,000 |
| 阿部岳志 | 取締役 工芸本部長 兼 経営企画室長 | 50 | 38,000 |
| 清水淳子 | 取締役 | 60 | — |
| 井植敏彰 | 取締役 | 60 | — |
| 髙田剛 | 取締役 | 54 | — |
| 林房雄 | 常勤監査役 | 50 | 100 |
| 松田道春 | 監査役 | 65 | — |
| 宮本康平 | 監査役 | 41 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 83 | 1 | 84 | 21 |
| 社外取締役 | 5 | 14 | — | 14 | 3 |
| 監査役 | 1 | 9 | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,597字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,077字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,473字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,688字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-03
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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