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日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.76-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

ソルクシーズ

SOLXYZ Co.,Ltd.4284 · Standard · 情報・通信業

金融・情報通信業界向けSI/受託開発を中核に、コンサルティング、教育・クラウド等のソリューションまで幅広く手掛ける独立系ITサービス企業。

概要

ソルクシーズは1981年に埼玉県大宮市で創業した情報サービス企業である。ソフトウェア開発、コンサルティング、ソリューションの3事業を柱とし、金融・製造・教育・官公庁など幅広い業界にシステムを提供する。2025年12月期の連結売上高は174億円、従業員数は866名。2023年10月に東京証券取引所スタンダード市場に上場している。グループは13の子会社で構成され、特定業務に特化した分業体制を敷いている。

3事業と13子会社の分業体制

ソルクシーズグループは、当社と13の子会社で構成される。セグメントはソフトウェア開発、コンサルティング、ソリューションの3つに分かれ、各子会社が特定業務に特化している。ソフトウェア開発事業では当社と4子会社が金融・通信向けのSIや受託開発を行う。コンサルティング事業は3子会社がIT戦略立案や組込制御のコンサルを提供。ソリューション事業は6子会社が教育用パッケージ、クラウドサービス、eスポーツなど多岐にわたるソリューションを展開する。この分業体制により、各分野の専門性を高めている。

金融向けが中核のソフトウェア開発事業

ソフトウェア開発事業は、売上高の約7割を占める最大セグメントである。2025年12月期の外部売上高は127億5000万円。主な顧客は銀行、証券、官公庁で、富士通との取引を契機に成長してきた。子会社の株式会社エフ・エフ・ソルは銀行向けソリューションに強みを持ち、OpenAPI基盤の導入支援も手がける。株式会社コアネクストは投資顧問業向けシステム開発と高速開発ツール「GeneXus」の販売・導入支援を行う。株式会社エフは市場系システム開発に特化している。

上流工程と組込制御を専門とするコンサルティング事業

コンサルティング事業は、2025年12月期に15億6900万円の売上を計上した。株式会社インフィニットコンサルティングがIT戦略立案やプロジェクト管理支援を体系化し提供。株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティングはクレジット業務のシステム企画に特化する。株式会社エクスモーションは自動車や医療機器の制御ソフトウェア開発現場へのコンサルティングで知られ、生成AIを活用した要件定義支援サービス「CoBrain」も展開。2023年には株式会社buboを子会社化し、テスト・品質管理の専門性を加えた。

教育・クラウド・計測に跨るソリューション事業

ソリューション事業の売上高は2025年12月期に30億3800万円。子会社の株式会社ノイマンは全国の自動車教習所向けに教習ソフト「MUSASI」や「N-PLUS」、オンライン学習「N-LINE」、基幹システムなどを提供し、高いシェアを持つ。企業向けオンラインストレージ「Fleekdrive」はサービス改善と料金改定で増収。株式会社イー・アイ・ソルは計測・制御分野に強く、リアルタイム音源可視化装置や熱画像解析ソフトを手がけ、航空宇宙・防衛分野への展開を強化している。

2025年12月期の財務と人的投資の状況

2025年12月期の連結売上高は174億円(前期比8.2%増)、営業利益は14億円(同51.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億3900万円(同49.3%増)と増収増益を達成した。総資産は124億4700万円、自己資本比率は52.8%。一方で、IT人材の獲得競争に直面しており、2023年度より2年連続のベースアップや新卒採用増員など人的投資を積極化している。長期安定的な成長のために、人材確保とビジネスパートナーの拡大を重要な課題と位置付けている。

業界の中での役割はITサービス企業(システムインテグレーター/コンサルティングファーム)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
174億円
営業利益
14億円
営業利益率
8.0%
純利益
8億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
ソフトウェア 開発事業128億円73.6%7億円5.5%
ソリューション 事業30億円17.2%1億円3.3%
コンサルティング 事業16億円9.2%2億円12.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金融業界(銀行・証券・投資顧問など)主力

銀行向けには株式会社エフ・エフ・ソルがオープン系パッケージソフトやOpenAPI基盤の導入支援を提供。証券バイサイドには株式会社コアネクストが投資顧問業向け業務システムの開発・保守を、株式会社エフが市場系システムの要件定義から保守までを専門に展開する。

主要顧客銀行、投資顧問業

主な製品・サービス2
OpenAPI基盤
銀行の基幹システムと外部のFintech企業をクラウド上で連携し、認証機能の利用や情報連携を実現するための基盤システム。導入支援サービスも提供。
GeneXus
高速開発ツール。ソリューション販売の一環として販売・導入支援を行い、同ツールを使った開発も手掛ける。

02情報・通信業界準主力

当社が中心となり、情報・通信業界向けにSI/受託開発、アウトソーシング、機器販売等を提供。子会社の株式会社アスウェアはクラウド関連ニーズに対応し、ICTインフラの企画・構築・保守を専門に担当する。

主な製品・サービス1
ICTインフラ構築・保守サービス
クラウド関連ニーズの増加に対応し、ICTインフラの企画・構築・保守を専門に提供する。

03全業界(コンサルティング)準主力

株式会社インフィニットコンサルティングがIT戦略立案・企画支援、ITトランスフォーメーション支援など上流工程のコンサルティングを体系化して提供。株式会社buboはソフトウェアテスト・品質管理業務を専門に提供。

主な製品・サービス2
IT戦略立案・企画支援
システム開発の上流工程におけるコンサルティングサービスで、IT戦略立案・企画支援、ITトランスフォーメーション支援、プロジェクトマネージメント支援、IT部門育成・強化支援など。
テスト・品質管理サービス
ソフトウェア・システムのテスト業務と品質管理業務を専門とし、高度なテスト計画、設計、効率的なテスト実施と品質管理業務を遂行する。

04教育業界(自動車教習所)準主力

株式会社ノイマンが、全国の自動車教習所向けに教習ソフト「MUSASI」や「N-PLUS」、オンライン学習ソフト「N-LINE」、予約配車などの基幹業務システム、CRMシステム「N-CAS」等を提供。就活生向けeラーニングサービスやウェブマーケティング支援も展開。

自動車教習所向け教習ソフトで国内トップクラスのシェア

主要顧客全国の自動車教習所

主な製品・サービス4
MUSASI
自動車教習所向け教習ソフト。学科教習や技能教習を支援する。
N-PLUS
自動車教習所向け教習ソフト。MUSASIの後継版とされる。
N-LINE
オンラインで学科学習が受講できる自動車教習所向け教習ソフト。
N-CAS
自動車教習所向けCRMシステム。顧客管理や予約管理等を支援する。

05クレジット業界副次

株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティング(清算手続き中)が、クレジット業務全般に関するシステムの企画支援、システム構築に関する提案活動等のコンサルティングサービスを提供していた。

06自動車・医療機器業界副次

株式会社エクスモーションが、自動車メーカーや医療機器メーカー等の製品に組み込まれる制御ソフトウェアの開発現場に、ソフトウェアエンジニアリングを活用した実践的なコンサルティングを提供。自動運転技術の分野にも携わる。

自動車・医療機器向け制御ソフトウェア開発コンサルティングに特化

主要顧客自動車メーカー、医療機器メーカー

07クラウドサービス(全業界)副次

株式会社Fleekdriveが、企業向けセキュアなオンラインストレージサービス「Fleekdrive」や統合帳票出力サービス「Fleekform」などSaaSの販売、マーケティング、サポートを提供。

主な製品・サービス2
Fleekdrive
企業の情報資産を社内外問わず有効活用できるセキュアなオンラインストレージサービス。
Fleekform
クラウド環境に最適な、あらゆる業務の帳票出力を簡単にクラウド化できる統合帳票出力サービス。

08半導体・計測機器・製造業その他

株式会社イー・アイ・ソルが、半導体メーカー、通信制御システム技術ベンダー、計測機器メーカー等に向けた組込・制御・計測関連ソフトの開発、販売、サービスを提供。航空宇宙・防衛分野や製造業向けIoTソリューションも強化。

計測データの見える化で独自技術

主要顧客半導体メーカー、計測機器メーカー

主な製品・サービス3
リアルタイム音源可視化/音源探査装置
独自開発の音源可視化装置。音の発生源をリアルタイムに可視化・探査する。
リアルタイム熱画像解析ソフトウェア
熱画像をリアルタイムに解析するソフトウェア。
状態監視/予知保全システム
IoTを用いた製造業の生産設備向けソリューション。設備の状態を監視し、故障を予知する。

09eスポーツ業界その他

株式会社eekが、eスポーツ人材と企業・専門学校をマッチングするサイト運営、アスリート向けエージェントサービス、自治体へのコンサルティング等を提供。

製品と技術

銀行向けOpenAPI基盤と債券システム

子会社の株式会社エフ・エフ・ソルは銀行向けソリューションを専門とし、クラウドニーズの高まりに応えて「OpenAPI基盤」の導入支援を提供している。これは銀行の基幹システムと外部FinTech企業をクラウド上で連携し、認証機能や情報連携を実現するもの。また、株式会社エフは市場系システム開発に特化し、フロント・ミドルシステムの要件定義から保守まで一貫して手がける。これらのシステムは金融機関の業務効率化に貢献している。

自動車教習所向け統合ソリューション「MUSASI」

株式会社ノイマンは、全国の自動車教習所向けに教習ソフト「MUSASI」や「N-PLUS」を提供する。これらは学科教習や技能教習のシミュレーションを支援。また、オンライン学科学習システム「N-LINE」や予約・配車の基幹システム、CRM「N-CAS」など、教習所運営をトータルにサポートする。さらに、このノウハウを活かし、就活生向けeラーニング「KOJIRO SPI」も展開している。

企業向けオンラインストレージ「Fleekdrive」

株式会社Fleekdriveは、セキュアな企業向けオンラインストレージサービス「Fleekdrive」を提供する。社内外の情報資産を安全に共有・管理でき、特徴は操作性の高さとセキュリティ。また、クラウド環境での帳票出力を簡単にする「Fleekform」もラインアップ。2025年度はサービス改善と料金改定により収益性が改善し、売上増大に貢献した。販売パートナー拡充やOEM提供も進めている。

計測・制御分野のリアルタイム可視化装置

株式会社イー・アイ・ソルは、組込・制御・計測分野に特化し、独自開発のリアルタイム音源可視化/音源探査装置やリアルタイム熱画像解析ソフトウェアを提供する。これらのソリューションは「計測データの見える化」を実現し、製造業の生産設備向け「状態監視/予知保全システム」にも応用される。近年は航空宇宙・防衛分野での需要が高まり、National Instrumentsから「Outstanding Contribution Award」を2年連続受賞している。

高速開発ツール「GeneXus」の導入支援

株式会社コアネクストは、投資顧問業向けシステム開発と並行して、高速開発ツール「GeneXus」の販売・導入支援を行っている。GeneXusはローコード開発を可能にし、システム開発の生産性向上に寄与する。同社はこのツールを用いた開発業務も手がけ、金融業界以外の顧客にも展開している。また、設計支援や保守も含めたトータルサービスを提供する。

eスポーツ領域の人材マッチング・エージェント

株式会社eekは、eスポーツ業界に特化したソリューションを提供する子会社である。主なサービスは、eスポーツ人材と企業・専門学校をマッチングするサイトの運営、eスポーツアスリート向けエージェント、自治体向けコンサルティングなど。2022年7月に設立され、まだ規模は小さいが、成長市場における早期のポジショニングを目的としている。これにより、グループ全体の事業ポートフォリオを多様化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 自動車・医療機器業界自動車・医療機器向け制御ソフトウェア開発コンサルティングに特化
  • 教育業界(自動車教習所)自動車教習所向け教習ソフトで国内トップクラスのシェア
  • 半導体・計測機器・製造業計測データの見える化で独自技術

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

中堅独立系SIer、堅調な収益基盤

同社は独立系のシステムインテグレーターで、売上高160億円超と業界内では中堅規模。競合のVRain Solutionやソラコムはそれぞれ特化型サービスを展開するが、同社は金融・公共分野を中心に幅広い顧客基盤を持つ。営業利益率は5-8%と安定しており、FY25/12計画では8.05%と改善傾向。同業のL is Bやハッチ・ワークが赤字や低収益であるのに対し、堅実な収益力を示す。強みは長年の実績と既存顧客からのリピート受注だが、IT人材不足によるコスト増や大手SIerとの競合が課題。

強み

  • 営業利益率5%超を継続し、業界平均と比較しても安定的な利益を計上。
  • 金融・公共・製造と多業種にわたり、特定業界への依存度が低い。
  • FY23/12の159億円からFY25/12には174億円へと着実に増収。
  • 既存顧客との強固な関係により、安定した案件獲得が可能。

課題

  • エンジニア不足が深刻化し、採用コスト上昇や案件遅延リスクが高まる。
  • 大手SIerの低価格攻勢やクラウドシフトで、競争が年々激化。
  • 売上成長率が年5%程度と低く、収益拡大には新規分野開拓が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がソルクシーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19658ビジネスブレイン太田昭和127億円11.9倍
23683サイバーリンクス126億円7.8倍
34055ティアンドエスグループ126億円22.8倍
44479マクアケ126億円19.6倍
54284ソルクシーズ124億円10.2倍
6332Aミーク124億円14.1倍
74389プロパティデータバンク124億円17.2倍
83979うるる123億円16.6倍
93918PCIホールディングス122億円10.6倍
103926オープンドア122億円
11500ATOブックス121億円9.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

受託ソフト開発会社として1981年に創業

1981年2月、埼玉県大宮市において株式会社エポックシステムが設立された。目的は受託ソフトウェア開発事業である。翌1982年2月には東京都港区新橋に本社を移転。1984年12月には富士通株式会社とのソフトウェア開発業務について基本契約を締結し、取引を開始した。これが後の成長の基盤となる。同年、本社を港区芝大門に移転している。

システムインテグレータ登録とOA機器販売の開始

1986年4月、富士通とOA機器販売契約を締結し、情報機器販売事業に進出。1988年8月には通商産業省(現経済産業省)の「システムインテグレータ登録企業」となり、以後継続して登録されている。1997年3月には同省の「システムインテグレータ認定企業」にも認定された。1980年代後半から90年代にかけて、SIerとしての地位を確立した。

1998年の合併と商号変更による事業拡大

1998年1月、株式会社トータルシステムコンサルタントと合併し、商号を株式会社エポック・ティーエスシーに変更した。同年11月には株式会社エイ・エス・ジイテクノの株式を取得して100%子会社化し、翌1999年2月に吸収合併。2001年4月には商号を現在の株式会社ソルクシーズに変更した。これらの再編により、事業規模と技術領域を拡大した。

2001年の店頭登録と上場市場の変遷

2001年7月、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録された。2004年12月にはその登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2015年12月、東京証券取引所市場第二部に上場し、2016年6月には市場第一部に指定替えとなった。

SBIグループ入りと子会社設立の加速

2006年4月、SBIホールディングス株式会社の関連会社となった。同年12月には株式会社シー・エル・ソル(後の株式会社teco)を設立。2007年5月に株式会社インフィニットコンサルティング、同年11月に株式会社ノイマンを子会社化。2009年には株式会社エクスモーションや株式会社コアネクストを設立し、グループ網を拡大した。この時期に現在の事業基盤が形成された。

新型コロナ禍を経てクラウドとAI投資を強化

2019年2月、本社を東京都港区芝浦に移転。同時に株式会社Fleekdriveを設立し、クラウドストレージ事業に参入。2021年2月には株式会社インターディメンションズの全株式を譲渡し、事業選択を進めた。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。2023年3月、子会社エクスモーションが日の出ソフト(現株式会社bubo)を買収し、テスト・品質管理の専門性を獲得した。

2023年のスタンダード市場変更と事業再編

2023年10月、東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ市場変更した。2024年7月には株式会社エフを子会社化し、市場系システム開発力を強化。2025年8月には、子会社の株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティングの解散・特別清算を決議し、事業の選択と集中を進めている。また、2025年12月期には過去最高の売上高174億円を達成した。

ベトナム進出とeスポーツ新領域への挑戦

2015年10月、子会社ノイマンと共にアセアン・ドライビングスクール・ネットワーク合同会社を設立し、ベトナムの自動車教習所事業に投資。2024年2月にはNEUMANN VIETNAM CO.,LTD.を設立し、ベトナム国内へのソフトウェア販売を本格化。2022年7月には株式会社eekを設立し、eスポーツ業界に特化した人材マッチングやエージェントサービスを開始。新たな成長領域として育成を図っている。

年表41件を開く

1980年代

  • 1981年2月創業受託ソフトウェア開発事業を目的に埼玉県大宮市にて株式会社エポックシステム設立
  • 1982年2月東京都港区新橋に本社を移転
  • 1984年12月東京都港区芝大門に本社を移転
  • 1984年12月富士通株式会社とのソフトウェア開発業務について基本契約を締結し、取引を開始する
  • 1986年4月富士通株式会社とOA機器販売契約を締結し情報機器販売事業を開始する
  • 1988年8月通商産業省(現経済産業省)「システムインテグレータ登録企業」となる 以後、連続して登録企業となり、現在に至る

1990年代

  • 1991年2月創業福岡県福岡市博多区に福岡支社(現福岡営業所)を設立
  • 1995年3月東京都品川区北品川に本社移転
  • 1997年3月通商産業省(現経済産業省)「システムインテグレータ認定企業」となる
  • 1998年1月M&A株式会社トータルシステムコンサルタントと合併、商号を株式会社エポック・ティーエスシーとする
  • 1998年2月東京都品川区南品川に本社移転
  • 1998年11月M&A株式会社エイ・エス・ジイテクノの株式取得 100%子会社とする
  • 1999年2月M&A株式会社エイ・エス・ジイテクノを吸収合併

2000年代

  • 2001年4月商号変更商号を株式会社ソルクシーズに変更
  • 2001年7月日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録
  • 2002年11月「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度」の認証を取得
  • 2003年3月株式会社エフ・エフ・ソル(現連結子会社)を設立 100%子会社(現97.0%子会社)とする
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年12月株式会社イ-・アイ・ソル(現連結子会社)を設立 100%子会社(現98.0%子会社)とする
  • 2006年4月SBIホールディングス株式会社の関連会社となる
  • 2006年12月株式会社シ-・エル・ソル(株式会社teco)を設立 100%子会社とする
  • 2007年3月東京都港区芝に本社移転
  • 2007年5月株式会社インフィニットコンサルティング(現連結子会社)を設立 100%子会社とする
  • 2007年11月M&A株式会社ノイマン(現連結子会社)の株式取得 100%子会社(現98.1%子会社)とする
  • 2008年3月M&A株式会社インターコーポレーション(現 株式会社インターディメンションズ)の株式取得 100%子会社とする
  • 2009年8月M&A株式会社ディメンションズの株式取得 100%子会社とする
  • 2009年9月株式会社エクスモーション(現連結子会社)を設立 100%子会社(現53.1%子会社)とする
  • 2009年12月株式会社コアネクスト(現連結子会社)を設立 100%子会社とする

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
  • 2010年11月株式会社アスウェア(現連結子会社)を設立 100%子会社とする
  • 2010年12月M&A株式会社インターコーポレーションを存続会社として、株式会社インターコーポレーションと株式会社ディメンションズを合併。社名を株式会社インターディメンションズとする
  • 2015年10月当社と当社の連結子会社である株式会社ノイマンがアセアン・ドライビングスクール・ネットワーク合同会社(現連結子会社)を設立 75.7%子会社(現74.2%子会社)とする
  • 2015年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2016年6月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2018年7月上場株式会社エクスモーション(現連結子会社)が東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2019年2月M&A東京都港区芝浦に本社移転 株式会社Fleekdrive(現連結子会社)を設立 100%子会社とする 株式会社ノイマン(現連結子会社)が株式会社tecoを吸収合併 株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティング(現連結子会社)の株式取得 76.9%子会社(現90.9%子会社)とする

2020年代

  • 2021年2月株式会社インターディメンションズの全株式譲渡
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年7月株式会社eek(現連結子会社)を設立 90.9%子会社(現98.0%)とする
  • 2023年3月株式会社エクスモーション(現連結子会社)が日の出ソフト株式会社(株式会社bubo)(現連結子会社)を100%子会社とする
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場に市場変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で866人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は609万円で、9期前と比べて+1.9%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は14.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月683
2017年12月710
2018年12月720
2019年12月59842.514.4741
2020年12月59142.515.0755
2021年12月61442.314.8777
2022年12月58842.115.0786
2023年12月60442.515.4791
2024年12月60441.814.9852106
2025年12月60941.414.7866162

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)82.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社(東京都港区) — 注1,001百万円
ソフトウェア開発事業
独身寮 — 東京都足立区他375百万円
研修所用地 — 山梨県北杜市40百万円
福岡営業所(福岡市博多区) — 注1百万円
ソフトウェア開発事業
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    【電子可】ファイアウォール装置用ライセンス(バンドル版1年)
    警察庁 · 2023-01-26
    40万円
  • 調達
    【電子可】ファイアウォール装置用ライセンス(バンドル版1年)
    警察庁 · 2023-12-22
    40万円
  • 調達
    【電子可】ファイアウォール装置
    警察庁 · 2018-02-28
    37万円
  • 調達
    【電子可】ファイヤーウォール装置用ライセンス(バンドル版1年)
    警察庁 · 2022-01-19
    25万円
  • 調達
    【電子可】ファイヤーウォール装置用ライセンス(バンドル版1年)
    警察庁 · 2020-01-10
    21万円
  • 調達
    【電子可】ファイヤーウォール装置用ライセンス(バンドル版1年)
    警察庁 · 2021-01-26
    21万円
  • 調達
    【電子可】ウイルス対策ソフトライセンス
    警察庁 · 2023-10-30
    15万円
  • 調達
    【電子可】ライセンス(McAfee Enterprise MVISION Protect Standard(MV1ECE-AA-AG))
    警察庁 · 2022-10-14
    11万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は174億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.8%、利益が+55.6%。

売上高
+8.8%
174億円
営業利益
+55.6%
14億円
純利益
+33.3%
8億円
営業利益率
8.0%
前期比 +2.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高180億円174億円
営業利益16億円14億円
純利益10億円8億円
1株あたり配当¥14¥14

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は92億円、営業利益は8億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.0%、営業利益は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3837.93
2023年2Q3937.72
2023年3Q4237.11
2023年4Q402
2024年1Q3825.31
2024年2Q4025.01
2024年4Q8256.14
2025年2Q8678.14
2025年4Q8878.04
2026年2Q9288.75

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は86億円から174億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月8632
2013年12月9753
2014年12月10574
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2015年12月11363
東京証券取引所市場第一部に株式を上場
2016年12月13364
2017年12月14074
株式会社エクスモーション(現連結子会社)が東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2018年12月13211
東京都港区芝浦に本社移転 株式会社Fleekdrive(現連結子会社)を設立 100%子会社とする 株式会社ノイマン(現連結子会社)が株式会社tecoを吸収合併 株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティング(現連結子会社)の株式取得 76.9%子会社(現90.9%子会社)とする
2019年12月135106
2020年12月132106
2021年12月1391111
株式会社eek(現連結子会社)を設立 90.9%子会社(現98.0%)とする
2022年12月140116
2023年12月159128
2024年12月1609105.66
2025年12月17414148.08

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高174億円のうち、営業利益として残るのは14億円8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.3%131億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%29億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.3pt
8.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.0pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
11.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが19億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は52億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月5−42120
2013年12月2−1−1120
2014年12月5−50021
2015年12月7−88−127
2016年12月4−4−2026
2017年12月00−1024
2018年12月82141048
2019年12月15−6−7950
2020年12月0−2−1−247
2021年12月6−2−3448
2022年12月12−5−8747
2023年12月14−5−7949
2024年12月5−5−1047
2025年12月19−4−101552

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は124億円。このうち返さなくてよい自己資本が75億円で、自己資本比率は52.8%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月64234135.2
2013年12月73284538.4
2014年12月78304838.9
2015年12月90405044.0
2016年12月94425243.9
2017年12月100495147.6
2018年12月121655648.9
2019年12月119655448.7
2020年12月114684653.5
2021年12月113753860.1
2022年12月115783761.2
2023年12月119823762.3
2024年12月123853862.4
2025年12月124755052.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
52億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
50億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
50億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中229位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中408位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.8%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.6%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥462で、1年前と比べて+2.9%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥462+2.2%1ヶ月+7.2%1年+2.9%時価総額124億円
過去52週の値幅
安値¥397高値¥554

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)9.3倍
PBR1.37倍
配当利回り3.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で0.23%下落し、442円。25日線(435.4円)と75日線(431.13円)を上回るが、200日線(455.27円)は下回る。52週高値554円からは20%下落、安値397円からは11%上昇。8月上旬は430円前後で推移したが、20日に444円と上昇。RSIは54.55で中立。出来高は平均2万株前後で、8月20日に4.9万株と増加。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER9.76倍、PBR1.31倍はいずれも同業界平均(PER48.57倍、PBR2.92倍)を大きく下回っており、割安です。配当利回り3.17%は平均2.64%を上回り、ROE11.8%も良好。配当性向67.5%と高く、株主還元に積極的。直近の売上高は増加傾向で、営業利益率も改善。割安である上に配当も魅力的で、今後の業績拡大が期待できる一方、景気敏感な面もあるため、注意が必要です。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍47.6倍
PER (予想)9.3倍
PBR1.37倍2.98倍
ROE11.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年12月期は売上高が前期比約9%増の174億円、営業利益率が8.05%と改善が見込まれる。強気派は、公共・金融向けの需要が底堅く、働き方改革やDX投資の追い風で成長が続くとみる。一方、弱気派は、受託開発がメインで人材依存度が高く、利益率が低水準にとどまる点や、システム開発案件の単価競争の激化を懸念する。さらに、2024年12月期の営業利益率5.63%から回復したとはいえ、依然として業界平均以下であり、収益構造の転換ができるかが焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 需要の安定性

    公共・金融向けシステムは景気変動の影響を受けにくく、保守運用のストック収益が下支えする。

  • 利益率の改善傾向

    2025年12月期の営業利益率は8.05%と前期の5.63%から上昇し、収益性が向上している。

  • DX投資の追い風

    企業のデジタル化需要が継続し、システム開発の受注が拡大する可能性がある。

  • 2025/12期は営業益14億円と大幅増益決算発表後影響

    営業利益は前期比5億円増の14億円、増益率55.6%と拡大

  • 予想PER8.9倍と割安感通年影響

    予想PER8.9倍は実績9.76倍を下回り、増益予想を織り込んでなお割安

  • 配当利回り3.17%と高い株主還元継続影響

    配当利回り3.17%と相対的に高く、株主還元姿勢が下支え

  • 売上高174億円と2年連続の増収通年影響

    売上高は前期比14億円増の174億円、増収トレンドが継続

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は一桁台前半で、競争激化により大きな改善は見込みにくい。

  • 人材依存の高さ

    システム開発は人材が主な原資で、単価上昇が難しく、コスト増が利益を圧迫する。

  • 成長の限界

    売上高は2023年から2025年にかけて160億円から174億円と緩やかな成長で、大幅拡大が見込めない。

  • 純利益8億円は2年前と同水準決算発表後影響

    2025/12期の純利益は8億円と2023/12期と同額、成長が停滞

  • 株価は1年で4.8%下落と需給軟調継続影響

    業績改善にもかかわらず株価は前年比4.8%安、需給要因

  • 外国法人持株比率3.38%と買い手不足継続影響

    外国法人持株比率3.38%と低く、機関投資家の参入が限定的

  • 営業益14億円に対し純利益8億円と税負担重決算発表後影響

    営業利益14億円に対し純利益8億円、税等負担で最終利益率が低い

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善が投資論点の中心であり、利益率の推移が重要。
受注残高
今後の売上高を占う指標で、受注の積み上がりを確認する。
従業員一人当たり売上高
人材依存度が高いため、生産性の変化を把握する。
保守・運用売上比率
ストック収益の割合が安定性の指標となる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり14で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは3.03%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥14
1株あたり
配当利回り
3.03%
いまの株価に対して
配当性向
67.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月496.2
2017年12月40.040.0
2018年12月887.580.1
2019年12月86.744.3
2020年12月5−37.537.9
2021年12月12140.039.7
2022年12月120.077.2
2023年12月120.047.1
2024年12月120.0128.8
2025年12月1416.767.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥14

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ11,034人。区分でいちばん多いのは個人・その他77.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.0%を占め、残る82.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他53.451.354.453.761.477.3
自己株式9.68.88.88.88.824.8
事業法人32.732.833.031.632.316.1
外国法人1.10.91.14.42.03.3
金融機関9.912.39.77.53.41.9
証券会社2.92.81.82.70.91.3
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ビット・エイ9.84
02長尾 章4.17
03株式会社ヤクルト本社3.95
04ソルクシーズ従業員持株会1.63
05高橋 新1.58
06松下 彰利1.05
07INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.99
08岩崎 泰次0.87
09センコン物流株式会社0.75
10萱沼 利彦0.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+121%、1株純資産は14期で+55%。直近期のROEは11.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月172118.420.472.0
2013年12月2526010.718.139.1
2014年12月3928114.313.273.7
2015年12月273288.620.164.4
2016年12月303439.017.996.2
2017年12月171939.341.140.0
2018年12月62382.851.180.1
2019年12月232429.720.644.3
2020年12月2525410.019.737.9
2021年12月4427916.510.439.7
2022年12月232888.215.477.2
2023年12月3130610.413.047.1
2024年12月233157.514.0128.8
2025年12月3832811.812.667.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/12期の役員報酬は総額242百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
長尾章取締役会長711,119,000
秋山博紀取締役社長(代表取締役)6260,000
萱沼利彦取締役副社長 営業本部長67157,000
長尾義昭取締役副社長 SI事業本部長67156,000
渡辺博之取締役6340,000
江口健也取締役 プロダクトサービス事業本部長 兼営業本部副本部長 兼クラウドサービス事業部長 兼FinTech 事業部長5827,000
市川恒和取締役 経営企画室長 兼事業戦略室長5727,000
甲斐素子取締役 管理本部長 兼総務部長 兼経理部長5411,000
青木満取締役6916,000
山崎英二取締役708,000
石田穂積取締役(監査等委員)7629,000
中田喜與美取締役(監査等委員)7134,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
関谷靖夫取締役(監査等委員)661,000
飯塚順子取締役(監査等委員)431,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)821121126
社外取締役522224
取締役(社内)1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,281字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社のほか、特定業務に特化した子会社13社及び持分法非適用関連会社1社で構成されており、ソフトウェア開発事業、コンサルティング事業およびソリューション事業を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次の通りであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)ソフトウェア開発事業 金融業界や情報・通信業界などに向けたSI/受託開発業務、それに付随・関連したアウトソーシング業務、それらに付随する機器販売業務などを主な事業内容としており、当社のほか、子会社4社が行っております。 当社は主な業務内容の全般を行っておりますが、子会社各社は特定業務に特化しており、その内容は、以下の通りです。 ① 株式会社エフ・エフ・ソルは、銀行向けのソリューション事業を得意分野とし、ソフトウェア受託開発、オープン系パッケージソフトの開発、販売その他サービスなどを行う、銀行系に特化した子会社です。また、最近ではクラウドニーズの高まりを背景に、銀行の基幹システムと外部のFintech企業をクラウド上で連携し、認証機能の利用や情報連携を実現させる「OpenAPI基盤」の導入支援を行っております。 ② 株式会社コアネクストは、投資顧問業向けなど、証券バイサイドの業務システムの開発・保守等を行っております。また、ソリューション販売の一環として、高速開発ツール「GeneXus」の販売、導入支援を行っており、更に「GeneXus」を使った開発も行っております。 ③ 株式会社アスウェアは、クラウド関連ニーズの増加などに対応し、ICTインフラの企画・構築・保守等に特化した業務を行っております。 ④ 株式会社エフは、金融系システム開発の中でも、主に市場系システム開発に専門特化し、フロントシステム・ミドルシステムの要件定義~設計~開発~保守までを主軸に事業を展開しております。 (2)コンサルティング事業 全業界・業務を対象としたIT全般統制やシステム企画、プロジェクト支援等のコンサルティング、クレジット業界に特化したコンサルティング、自動車や医療機器等を対象としたエッジコンピューティング系コンサルティング等を主な事業内容としており、子会社3社が行っております。 ① 株式会社インフィニットコンサルティングは、システム開発の上流工程(企画立案)におけるコンサルティングサービスを体系化し、IT戦略立案・企画支援、ITトランスフォーメーション支援、プロジェクトマネージメント支援、IT部門育成・強化支援などのサービスを提供しております。 ② 株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティングは、クレジット業務全般に関するシステムの 企画支援、システム構築に関する提案活動等のコンサルティングサービスを提供しております。 ③ 株式会社エクスモーションは、ソフトウェアエンジニアリングのコンサルティングファームで、自動車メーカーや医療機器メーカー等の製品に組み込まれる制御ソフトウェアの開発現場に、ソフトウェアエンジニアリングを活用した実践的なコンサルティングを提供しています。更に自動運転技術の分野にも携わっております。昨今は生成AIを活用した要件定義プロセスのエンジニア支援サービスなどソリューション開発にも注力しております。 ④ 株式会社buboは、ソフトウェア・システムのテスト業務と品質管理業務を専門とし、高度なテスト計画、設計、効率的なテスト実施と品質管理業務を遂行し、高品質なソフトウェア・システムの実現に貢献しております。 (3)ソリューション事業 教育向けパッケージソフトの開発・販売、全業界・業務を対象としたクラウドサービスの開発・販売、製造業等を対象としたエッジコンピューティング系ソリューションサービスおよびeスポーツ業界に特化したソリューションサービスを通してお客様の課題を解決するサービスを主な事業内容としており、子会社6社が行っております。 ① 株式会社ノイマンは、全国の自動車教習所に対し、教習ソフトである「MUSASI」や「N-PLUS」、オンラインで学科学習が受講出来る教習ソフト「N-LINE」、予約配車などの基幹業務をサポートする自動車教習所システム、CRMシステムである「N-CAS」などの各種ソリューションを提供しております。また、国内で培ったソフトウェアサービスの知見を活用し、今後大きく発展する可能性の高いベトナムに海外進出を行い、事業展開の準備を行っております。また、自動車教習所向け教習ソフトのノウハウを活かし、就活生を対象としたeラーニングサービス「KOJIRO SPI」も提供しております。更に、ウェブマーケティングに関する各種コンサルティングを体系化し、ウェブマーケティング戦略支援、リスティング広告運用管理支援、ウェブサイト改善支援、ウェブマーケティング分析支援などのサービス提供、各種ウェブサイトの開発・運用保守等の一連のサービスをワンストップで提供しております。 ② アセアン・ドライビングスクール・ネットワーク合同会社は、株式会社ノイマンの子会社であり、ベトナムにおいて自動車教習所事業を行っているVNJ Joint Stock Companyへの投資を通して、ノイマンの各種ソリューションをベトナムに展開するための支援を行います。なお、VNJ Joint Stock Companyは当社の持分法非適用関連会社です。 ③ NEUMANN VIETNAM CO.,LTD.は株式会社ノイマンの子会社であり、ベトナム国内の自動車教習所をターゲットとしたソフトウェアの開発および販売を主な目的として、2024年2月に新たに設立しました。今後は同社を起点として、ベトナム国内へのソフトウェアの拡販を積極的に進めてまいります。 ④ 株式会社Fleekdriveは、企業の情報資産を社内外問わず有効活用することができる企業向けのセキュアなオンラインストレージサービス「Fleekdrive」及びクラウド環境に最適な、あらゆる業務の帳票出力を簡単にクラウド化することが出来る統合帳票出力サービス「Fleekform」などの企業向けSaaSの販売、マーケティング、サポートを行っております。 ⑤ 株式会社イー・アイ・ソルは、組込・制御・計測関連分野におけるソリューション業務に特化した子会社です。半導体メーカー、通信制御システム技術ベンダー、計測機器メーカー等に向けた組込・制御・計測関連ソフトの開発、販売、その他サービス業務を行っております。特に近年、航空宇宙・防衛分野における計測ニーズの高まりを受け、同分野での事業展開を強化しております。また、「計測データの見える化」をキーワードに、独自に開発したリアルタイム音源可視化/音源探査装置やリアルタイム熱画像解析ソフトウェア等のソリューションや、IoTを用いた製造業の生産設備向けソリューション「状態監視/予知保全」システムなどは、製造業界から高い評価を受けております。 ⑥ 株式会社eekは、eスポーツ業界に特化したソリューションを提供する子会社です。eスポーツ人材とeスポーツ人材を必要とする企業・専門学校をマッチングするサイトの運営、eスポーツアスリート向けのエージェントサービス、自治体などへのコンサルティング活動を推進する事で、いち早く当該領域でのポジショニングを築きあげてまいります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次の通りであります。 2025年12月31日現在 (注) 2025年8月21日開催の取締役会において、株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティングを解散し、特別清算の申し立てを行うことを決議しております。なお、同社は現在清算手続き中であります。
経営方針・対処すべき課題4,714字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営理念、経営の基本方針、行動指針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社は1981年に設立以来、経営理念である「愛と夢のある企業」の考え方に基づき、“お客様の夢を実現するソリューションカンパニー”を目指してまいりました。私共の事業は決して目立つことのない裏方ではありますが、夢が溢れる社会を実現するための下支えとして必要不可欠であると重責を自負しております。 当社は原点である経営理念を軸に、サステナビリティ経営に取り入れることにより、社会への対応力を高めております。今後は益々、当社グループが注力する「FinTech」、「Cloud」、「IoT」、「CASE」、「AI」などの技術を駆使したデジタルトランスフォーメーション(DX)ビジネスを推進し、事業を通じて持続可能な社会の実現に寄与したいと考えています。 ソルクシーズグループはサステナビリティ経営を推進し、半世紀、100年後、1000年後も末永く愛される「愛と夢のある企業」を目指してまいります。 (1)会社の経営方針 激変する業務環境、根底から変わりつつある業務構造に合わせ、私たち自身の意識、スキル、業務プロセスを変えてまいります。若いメンバーからなる組織のまとまりを活かし、スピードを大事にしながら、大胆な発想の下、変化に果敢に挑戦し続けます。また、こうした姿勢があってはじめて同じような状況におかれているお客様の変革を支えることができるものと確信しております。 (2)経営環境 ① 当社グループを取り巻く事業環境と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 a.人材及びビジネスパートナーの確保 わが国では、DX推進の重要性が浸透し、IT企業だけでなくユーザー企業までも優秀なIT人材の囲い込みを進め、IT人材獲得競争の時代に入っております。その結果、新卒、中途を問わず、優秀なIT人材の確保が一段と厳しさを増しています。当社は「IT技術者の楽園を作ろう」という技術者達の想いのもと設立された経緯から、スキルを磨くための教育・研修制度の充実や働きやすい環境の整備等に努めています。IT人材確保に向けては、2023年度より2年連続のベースアップを実施するなど給与水準の見直しを進め、新卒採用を大幅増員し育成するなど人的投資を積極的に行ってまいりました。長期安定的な業績拡大のためには、引き続き魅力的な職場環境作りに努めるとともに、IT人材マーケットや物価の動向等も踏まえた弾力的な給与水準の見直しが必要であると認識しております。また、開発リソース確保の方法として、品質の高いビジネスパートナーの維持・拡大も重要であり、ノウハウ・スキルに応じた弾力的な条件提示等により、ビジネスパートナーの契約人員数は増加傾向です。人材が最も重要な資産であるという認識のもと、継続的な人的投資を当社の重要施策の一つと位置付け、今後も積極的に推進してまいります。 b.クラウドサービスのニーズの高まり 単独のクラウドサービスの利用だけではなく、API連携させた幅広い利用形態など、企業のIT戦略やクラウドの利用方法が多様化しています。更にIoTやAIとクラウドサービスの連携も進み、今迄以上にクラウドサービスが各種サービスの基盤となり、質の高いクラウドサービスを提供することが課題となっています。これらの市場ニーズに対応すべく、連結子会社株式会社Fleekdriveが提供するオンラインストレージサービス「Fleekdrive」、クラウド帳票サービス「Fleekform」を核に、販売パートナーの拡充、OEM提供先の拡大などの連携を推進し、生成AIを用いた機能拡充も検討していきます。また引き続き、海外市場の開拓・拡大を図ります。 c.IoTの活用 IoT活用によるビッグデータの分析・解析にAI活用のサービスが始まり、ウェアラブルデバイスや様々なクラウド技術を組み合わせたヘルステックや保守・点検業務の新領域も進化しており、あらゆる分野に活用されています。こうしたIoTと各種デバイス等を活用したソリューションの提供が課題となっています。今後は、グループが持っているセンシング技術を利用したサービスを組み合わせ、新たなソリューションを創出していきます。また、見守りサービス「いまイルモ」の拡販に向けた活動の強化、「状態監視/予知保全システム」などのセンシングサービスによる、航空宇宙・防衛領域への拡大を推進します。 d.CASEの進化 特定の条件下でシステムが全て操作し、人の対応は必要ない「自動運転レベル4」が2023年4月1日の道路交通法改正で解禁されました。これに伴い、CASEに必要不可欠となる5G・6Gに代表される次世代通信や半導体の高機能化ニーズは継続すると想定されています。また、次世代コックピットやスマートミラーなどの既存機能のスマート化や、車載センサーがクラウドに接続されるコネクテッドカーの市場投入など、自動車を取り巻く環境が大きく変化する中、ソフトウェアを基軸にモビリティの内外をつなぎ、機能を更新し続け新たな価値と体験を提供するSDV化により、自動運転及び電動化の開発を加速することが課題となっています。これまで連結子会社株式会社エクスモーションを中心に自動車業界へのソフトウェア設計支援体制の拡大を推進しておりますが、自動車業界以外の製造業からのソフトウェア設計の需要も増加傾向にあります。加えて、日本政府が推進するハードウェアからソフトウェアへのリスキリング施策に対応し、当社グループとしても人材育成事業を積極的に展開してまいります。 e.FinTechの実用化 新NISA制度の開始により、ブロックチェーンやスマートコントラクトなどの分散型台帳技術(Distributed Ledgers Technology)を核にしたサービスが、益々活発化するものと思われます。加えて組み込み型金融領域への投資需要により非金融事業者との連携が活発化することで、新ビジネス創出の機会が増えつつあります。当社グループでは、FinTech関連の開発案件の獲得を目的とした技術協力を中心に、ブロックチェーンやクリプトカレンシーの他、国内のQRコード決済事業者向けFinTechサービス、アンチマネーロンダリングを意識した海外向け顧客管理業務等の開発案件などへの参画を推進しています。 f.AI利用の本格化 ChatGPTの登場をはじめ「生成AI」は日進月歩で進化を遂げております。生成AIの適用範囲は製造現場における業務支援や製品開発支援に止まらず、金融・公共・通信・放送分野などにも利活用が広まると予測され、生成AIを組み込んだソリューションの提供が課題となり、加えてAIを分析・活用できる人材の確保も課題です。ソフトウェア開発上流工程のコンサルティングにおけるノウハウに生成AIを組み合わせた生成AI支援サービス「CoBrain」を正式リリースし、販路を拡大していきます。今後、金融領域の顧客ニーズの増加予測を受け、生成AIプラットフォーム開発や生成AI社内コンテスト開催などにより社員の技術力向上を積極的に推進します。 ② 注力分野 上記環境認識を踏まえ、当グループでは、以下の5分野を注力分野としてとらえ、デジタルトランスフォーメーションの推進に向けて一層の強化を行います。(下図の「注力する分野」) (3)経営戦略 当社グループは、次年度を初年度とする中期計画(2026年12月期~2028年12月期)を定め、基本方針として1)経営基盤の強化、2)本業であるSIビジネスの競争力強化、3)ストック型ビジネスの強化・拡大、4)海外マーケットの開拓をテーマとして掲げております。具体的な内容は以下の通りです。 1)経営基盤の強化 既存事業を再評価し、経営資源の成長分野への傾斜的集中と不採算部門の再構築を進めます。成長分野については、十分なフィージビリティスタディーとグループ内シナジー効果の確認の下、積極的な進出・強化を図ってまいります。 2)本業であるSIビジネスの競争力強化 業種・業務別の専門特化戦略を継続推進し、非価格競争力を強化いたします。また、オフショアやニアショア開発を積極的に利用し、価格競争力の強化と、お客様との低コストメリットの共有化を推進します。 3)ストック型ビジネスの強化・拡大 クラウドサービス「Fleekdrive」や、IoTによる見守りサービス「いまイルモ」、IoTソリューションである「状態監視/予知保全」などについては、引き続き強化・推進し、事業基盤の強化と収益安定化に向けて注力していきます。SIビジネスと並ぶ収益の柱として成長を加速させ、営業利益額比率で50:50にすることを目指します。また、クラウド・AI・IoTの活用など、ICT市場における技術の変化に対応し、グループの持つソリューションの更なる拡大について、継続的に推進いたします。 4)海外マーケットの開拓 海外マーケットに対し、グループ内外の優れた製品・サービスを積極的かつスピーディーに紹介・展開し、新たなストック型ビジネスとして拡大します。その足がかりとして株式会社ノイマンにおけるベトナムの自動車教習所向けのソリューション展開については、現地に自動車教習所を合弁で設立し、日本の高水準な交通教育メソッドをベトナムに提供しております。また、連結子会社NEUMANN VIETNAM CO.,LTD.を設立し、現地でのソリューション販売体制の構築を進めております。 上記中期計画を推進する事業戦略を構築し、以下の通り各事業セグメントの強化に取り組んでおります。 a.ソフトウェア開発事業 顧客のSIベンダーへの期待はコスト面のみならず、スピード、専門性、ビジネスへの利用上の価値などを重視した総合的なサービスに変わりつつあります。当社ではITサービス業者としての専門性を活かし、ITシステムの保守・運用までをも含めたトータルサービスを提供し、顧客のニーズに対し、柔軟な体制で対応してまいります。クラウドを使う事を前提としたシステム開発案件が増加傾向であり、この様なトレンドに柔軟に対応するべく、既に体制を構築しておりますが、直近では金融領域において生成AIの顧客ニーズが高まりつつあり、更なる体制強化を図ってまいります。 b.コンサルティング事業 ソフトウェア開発事業を推進するにあたり、上流工程における設計支援、システム構築の企画・提案等、高付加価値業務の重要性が今後益々高まっております。業務系システムのコンサルティングを得意とする株式会社インフィニットコンサルティングの営業活動から派生するシステム開発需要をシームレスに繋げる事で、優良案件の開拓を推進してまいります。 c.ソリューション事業 お客様のビジネス上の現実的な課題を解決したいとするソリューションニーズは一層強まっております。当社グループではソフトウェア開発事業と並行し、売上・収益が要員数に依存しない安定収益業務として、ソリューション事業を拡大させる方針です。またオンリーワンとなるソリューションを創出していく技術力を保有していることから、当社の成長ドライバーとして今後も注力してまいります。
事業等のリスク3,043字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクとしては以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、その影響をコントロール可能な範囲にとどめるよう、2006年度に設置した当社リスク管理委員会を中心に、適切なリスク対応に努めております。なお、この中には将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)受注、システム開発上のプロジェクトリスク システムの受託開発業務においては、受注時に想定した以上に工数が嵩む場合や、検収遅れ、成果物に瑕疵があることによる追加原価が発生する場合があり、予定原価との差異が発生することにより、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、検収後においても、当社の責任に帰する重大なシステム障害が発生した場合には、当社グループの信用が損なわれ、その後の事業展開、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対して、技術的問題や期間・工数の問題等を事前に検証する商談検討会を受注前に開催し、プロジェクト開始後にはPA会(プロジェクト審査会)を適宜・適切に開催して、問題が顕在化する前の事前対処に努めております。 (2)一部顧客への依存 当社グループの売上高は、メーカー系ベンダー等で45%強程度が占められております。これら顧客は、外部環境等を考慮して営業政策を決定しており、これらの環境が大きく変動した場合、その営業政策を変更する場合があります。営業政策の変更により、当社グループの受注が大幅に減少した場合や受注条件が大幅に悪化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対して、特定顧客に過度に依存しないようリスクの分散に努めております。 (3)外部環境の変化 当社グループの受注は、顧客企業の予算削減、顧客の業種特有の環境変化、情報サービス業界における価格競争の激化及び新技術や新サービスの激しい変化などの外部環境要因により影響を受けております。従って、これらの要因が大きく変化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対して、特定の業種に過度に集中しないように、リスク分散や各事業に関わる技術の動向分析並びに研究開発等、新しいソリューションの開発に努めております。 (4)要員及び外注先の確保 中長期的に新卒者人口は減少傾向にあるため、業界一般の傾向として優秀な人材の確保が困難になる場合があり、当社グループにおいても必要なシステムエンジニア等の要員が十分確保出来ず、当社グループの業務に支障をきたす場合があります。また、システムの受託開発業務においては、協力会社の活用も不可欠であります。ICT投資が活況となり、システム開発案件の需要が増大した場合には、協力会社の確保が困難となり、開発リソース確保のための発注単価が上昇することで、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対して、新卒及び中途採用活動への注力、従業員への待遇向上による他社への流出防止、専門組織を社内に設置し協力会社の確保に努める等、リスクの軽減に努めております。 (5)情報漏洩リスク 当社グループが属する情報サービス業界においては、業務特性上、顧客情報を取り扱うことがあります。情報漏洩事故等が発生した場合、当社グループの信用が損なわれ、その後の事業展開、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、最悪の事態に備え、情報漏洩賠償責任保険に加入しておりますが、リスクを完全に回避できる保証はありません。 当該リスクに対して、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、情報セキュリティ基本方針を定め、ソルクシーズグループ全社で遵守、徹底を図る等により情報漏洩のリスクの軽減に努めております。 (6)海外事業リスク 当社グループは、ベトナムで現地法人による間接的な事業活動等を行っておりますが、今後は更に積極的に海外各国のマーケットを睨んだ事業活動を行ってまいります。海外進出には、①予期できない法律または規制の変更、②事業活動に不利な政治または経済要因の発生、③未整備な社会インフラによる影響、④税制等の変更、⑤戦争、テロ、伝染病、その他の要因による社会的混乱などのリスクが内在しております。 当該リスクに対して、法律事務所等と契約を締結し、適時適切な対応が採れる体制を整え事前にリスクの軽減に努めております。 (7)投資有価証券の減損リスク 当社グループでは、業務上の関係構築、余資運用等を目的に取引先等の投資有価証券を保有しております。投資有価証券の評価は発行会社の財政状態や経営成績等の個別の事情または株式市場や外国為替等の動向に依存しております。 当該リスクに対して、投資先の経営状態を把握できる様に資料の収集を行い、適宜分析のうえ早期対応が取れる体制を整え、事前にリスクの軽減に努めております。しかしながら、完全に回避できるものではなく、当社グループが保有する投資有価証券について、今後時価の下落や実質価額の低下により減損処理を行うこととなった場合、投資有価証券評価損等の計上により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)M&A・業務提携 当社グループは事業基盤の強化・拡充のためにM&Aや業務提携は非常に重要であると認識しており、積極的に対応していく方針です。それらを実施する場合には、対象企業の財務内容等についてデューディリジェンスを行うことにより、事前にリスクの軽減に努めておりますが、その後の市場環境の変化や不測の事態により、当初予定していた効果を得ることができず、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対して、事後においても定期的に定量面・定性面をウォッチし、変化の予兆を掴み早期対処をすることでリスクの軽減に努めております。 (9)特有の法的規制・取引慣行 当社グループの属する情報サービス業界においては、請負契約による受発注が多くを占め、元請け、下請けといった請負関係の多重構造や顧客先常駐による業務形態が一般的であります。その為、これらの対応が不十分であるとして、監督官庁から是正指導を受けた場合には、当社グループの信用が失墜し、業績に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対して、当社グループでは請負業務の適正化のためガイドラインを制定し、社員に対してその遵守の徹底を図るとともに、外注先、顧客に対しても協力を要請し、事前にリスクの軽減に努めております。 (10)大規模災害や重大な感染症等に関するリスク 地震等の大規模な自然災害の発生やテロにより社会インフラや当社グループの事業所等が壊滅的な損害を被った場合、ならびに新型コロナウイルス感染症のような大規模な感染症等の発生によって、従業員等の感染や、感染拡大防止のために行動が制限される等の場合には、システムやサービスの提供が困難になり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対して、不測の事態の発生に備え、災害対策マニュアルの構築及び災害対策本部の整備、危機対策訓練の実施の他、当社グループ社員のリモートワーク推進及びインフラ環境整備等の施策を講じております。
経営成績の分析 (MD&A)7,291字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 1)経営成績の状況 当連結会計年度の日本経済は、米国の関税政策に伴う外部環境の不確実性が続いたものの、個人消費や設備投資が底堅く推移し、全体としては緩やかな持ち直しの動きがみられました。一方、輸出は米国経済の減速や関税の影響を受けて伸び悩み、製造業の一部では収益環境が悪化しました。こうした中、国内では金融政策の正常化に向けた動きが進み、企業の投資姿勢は総じて堅調に推移しました。 国内のIT投資環境については、金融業や製造業をはじめとする幅広い分野で、生成AIを活用した業務効率化・高度化に向けたデジタル投資が拡大しました。また、政府による防衛力強化方針を背景に、防衛関連システムへの投資需要も増加傾向が続いています。 このような環境下、当社グループは慢性的な人材不足が続く中、開発体制の維持・強化と生産性向上を図るとともに、長期・優良案件の確保と着実な遂行に努めました。また、将来の成長を見据え、以下の長期的戦略施策を推進いたしました。 ① 航空・宇宙・防衛領域への取り組み強化 連結子会社株式会社イー・アイ・ソル(以下、イー・アイ・ソル社)において、成長著しい航空宇宙・防衛分野を戦略分野として取り組みを強化し、2025年度には、世界有数の計測・制御機器ベンダーであるNational Instruments Corporationより、Asia / Pacific(APAC)地域部門での「Outstanding Contribution Award」を2年連続で受賞しました。 ② 生成AI技術を活用したエンジニア支援サービスの機能強化 連結子会社株式会社エクスモーション(以下、エクスモーション社)において、同社の高い開発支援ノウハウと生成AIを活用した最上流工程(要求定義プロセス)の支援サービス「CoBrain」を提供しており、自動車メーカー等の顧客から高い評価を得ております。2025年度にはその機能を更に強化すべく、2月に「Word アドイン」機能、11月に要件定義書の自動生成機能「Studio」の提供を開始致しました。 ③ クラウドサービスへの取り組み強化 連結子会社株式会社Fleekdrive(以下、Fleekdrive社)において展開している企業向けオンラインストレージサービスにつき、顧客ニーズへのきめ細かい対応によるサービス性の向上と料金改定等による収益性の改善に努め、大きな成果を上げました。 ④ 成長戦略としてのM&Aの推進 2024年7月に連結子会社化した株式会社エフ(以下、エフ社)は、得意とする市場系フロント・ミドルシステムの開発を中心に、想定通り連結業績に貢献しております。今後も引き続き開発力・技術力・営業力強化を目的に、M&A・業務提携を積極的に推進してまいります。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は、前年度比8.2%増の17,359百万円となりました。セグメント別の外部顧客への売上高の状況は、次の通りです。 ・ソフトウェア開発事業 証券業向け、官公庁向け等が大きく増収となり、エフ社の売上貢献等もあって、同8.2%増の12,750百万円となりました。 ・コンサルティング事業 エクスモーション社において、自動車業界における堅調なCASE需要等を背景にコンサル売上が増加した外、「CoBrain」等のサブスク型サービス売上も順調に増加し、同8.8%増の1,569百万円となりました。 ・ソリューション事業 計測・制御系開発を行うイー・アイ・ソル社において、防災関連や鉄道関連等に加え、航空・宇宙・防衛関連の売上が伸び、前期からの期ずれ計上もあって、大幅な増収となりました。 自動車教習所業界向けにソリューション提供を行う連結子会社株式会社ノイマンにおいて、同業界での高いシェアとDX需要を背景に新サービス等が順調に伸び、増収となりました。 企業向けにオンラインストレージサービスを展開しているFleekdrive社において、サービス性の向上、料金の改定等の取り組みが奏功し、着実に売上増大を継続しました。 これらにより、ソリューション事業の売上は同8.1%増の3,038百万円となりました。 損益面につきましては、各セグメントの増収効果に加え、Fleekdrive社の収益性改善、エフ社の収益貢献等もあり、売上総利益は同15.1%増の4,268百万円となりました。販売費及び一般管理費は、人件費、賃借料等の増加により、同3.0%増の2,871百万円となり、営業利益は同51.7%増の1,397百万円、経常利益は同47.0%増の1,413百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同49.3%増の839百万円となりました。 2)財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は8,453百万円となり、前連結会計年度末に比べ321百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が増加したことによるものであります。固定資産は3,993百万円となり、前連結会計年度末に比べ145百万円減少いたしました。これは主に、期中の開発完了と償却開始によりソフトウェアが減少したほか、償却に伴いのれんが減少したことによるものであります。 この結果、総資産は12,447百万円となり、前連結会計年度末に比べ176百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は3,717百万円となり、前連結会計年度末に比べ682百万円増加いたしました。これは主に、金融機関からの資金調達により短期借入金が増加したほか、未払法人税等が増加したことによるものであります。固定負債は1,264百万円となり、前連結会計年度末に比べ535百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は4,981百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,217百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は7,465百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,041百万円減少いたしました。これは主に、自己株式取得により自己株式が増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は52.8%(前連結会計年度末は62.4%)となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ482百万円増加し、当連結会計年度末残高は5,207百万円となりました。主な要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は1,880百万円(前連結会計年度は500百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益および未払消費税等の増加額によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は436百万円(前連結会計年度は493百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出および無形固定資産の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は961百万円(前連結会計年度は149百万円の支出)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出によるものであります。 4)生産、受注及び販売の実績 1.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度  (自 2025年1月1日   至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ソフトウェア開発事業(千円)   9,923,015   106.3 ソリューション事業(千円)   1,555,528   103.7 コンサルティング事業(千円)   934,167   106.2 合計(千円)   12,412,711   106.0 (注)金額は、製造原価によっており、セグメント間の取引については相殺処理しております。 2.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度  (自 2025年1月1日   至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ソフトウェア開発事業(千円)   135,032   115.2 ソリューション事業(千円)   439,700   87.3 合計(千円)   574,733   92.6 (注)金額は、実際仕入額によっており、セグメント間の取引については相殺処理しております。 3.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) ソフトウェア開発事業   13,268,646   108.9   2,540,765   125.6 ソリューション事業   2,809,614   94.7   717,106   75.8 コンサルティング事業   1,567,572   102.3   352,381   99.4 合計   17,645,833   105.8   3,610,253   108.6 (注)セグメント間の取引については相殺処理しております。 4.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ソフトウェア開発事業(千円)   12,750,989   108.2 ソリューション事業(千円)   3,038,558   108.1 コンサルティング事業(千円)   1,569,703   108.8 合計(千円)   17,359,251   108.2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 富士通株式会社   -   -   1,769,777   10.2 (注)前連結会計年度の富士通株式会社に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績の分析 当社グループでは当連結会計年度を初年度とする中期計画(2026年12月期~2028年12月期)においては、基本方針として1)経営基盤の強化、2)本業であるSIビジネスの競争力強化、3)ストック型ビジネスの強化・拡大、4)海外マーケットの開拓をテーマとして推進しております。 当連結会計年度における主な取組み状況は以下のとおりです。 1)経営基盤の強化 既存事業の再評価を通じて、限られた開発リソースの中で企業価値向上を遂げるため、より利益率の高い開発プロジェクトへの要員シフトを実施するとともに、ビジネスパートナーの新規開拓およびプライム案件の確保に注力しました。 次年度以降についても、経営資源の成長分野への傾斜的集中と不採算部門の再構築を進めてまいります。特に成長分野については、十分なフィージビリティスタディとグループ内シナジー効果を確認した上で、M&Aを含めた積極的な事業展開を図ります。具体的には、従来型のSI会社のM&Aに加え、開発エンジニア育成を組み合わせたSI会社の買収も視野に入れ、不足している開発リソースの早期拡充を目指してまいります。 2)本業であるSIビジネスの競争力強化 主業務であるSIビジネスにおける喫緊の課題は人材確保であるとの認識に立脚し、この課題に対する取り組みとして、未経験者の採用を行っております。 価格競争力の強化については、オフショア・ニアショア開発の積極的活用により価格競争力を高め、そのコストメリットをお客様と共有する取り組みを推進しております。同時に、非価格競争力の強化として、専門特化戦略を継続的に展開しております。特にグループ会社においては、製造業向けモデル化支援、機能安全化支援などのコンサルティングサービスの高い技術力を活かした先進的なソリューションや、計測系技術を活かしたIoTソリューション等、他社との差別化を推進しております。また、IoTソリューションにおいては、アナリティクスのトップ企業とパートナーシップを結んでおり、適用分野の広がりとともに新たな顧客を獲得しました。 3)ストック型ビジネスの強化・拡大 クラウドサービス「Fleekdrive」や、IoTによる見守りサービス「いまイルモ」、IoTソリューションの「状態監視/予知保全」、自動車教習所向け各ソリューションなど、安定的な収益を狙いとするストック型ビジネスとして強化・推進しており、事業基盤の強化と収益安定化に向けて引き続き注力しております。中でも、自動車教習所向けの「N-LINE」と「N-PLUS」のクロスセルが好調であり、引き続き自動車教習所のDX化を推進してまいります。 4)海外マーケットの開拓 海外マーケットに対し、グループ内外の優れた製品・サービスを積極的かつスピーディーに紹介・展開し、新たなストック型ビジネスとして拡大します。その足がかりとして株式会社ノイマンにおけるベトナムの自動車教習所向けのソリューション展開については、現地に自動車教習所を合弁で設立し、日本の高水準な交通教育メソッドをベトナムに提供しております。また、連結子会社NEUMANN VIETNAM CO.,LTD.を設立し、現地でのソリューション販売体制の構築を進めております。 ② 当連結会計年度末の財政状態の分析 当連結会計年度末における財政状態は、自己資本比率が52.8%となり、前連結会計年度末の62.4%から9.6ポイント減少いたしました。これは主に、自己株式の取得により自己株式が増加したことによるものであります。 (資産) 流動資産は、現金および預金が増加し、一方、契約資産及び棚卸資産が減少いたしました。固定資産は、のれんの計画的な償却及びソフトウェアの償却により減少しております。 上記により、資産合計は、前連結会計年度末と比べて176百万円増加いたしました。 (負債) 流動負債は、金融機関からの短期借入金および1年内返済予定の長期借入金が増加いたしました。固定負債は、金融機関からの長期借入が増加しました。これらの借入は、主に自己株式の取得資金に充当しております。 上記により、負債合計は、前連結会計年度末と比べて1,217百万円増加いたしました。 (純資産) 純資産は、自己株式の取得により自己株式が増加したことにより、前連結会計年度末と比べて1,041百万円減少いたしました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性の分析 当社グループは、資金の調達方針として、コスト面を考慮しつつも、安定資金を確保することを優先し調達することを基本方針としております。 運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入による調達を基本としておりますが、一定の運転資金については長期借入により調達しております。 設備投資資金につきましては、金融機関からの長期借入による調達を基本としております。ただし、余資が膨らんだ状況においては、財務の健全性向上のため、自己資金を新事業への投資資金として活用することも検討されます。 当連結会計年度においては、十分な資金の手元流動性を確保したうえで、主にストック型ビジネス拡充のための設備投資や子会社株式の取得などの投資活動に資金を使用しました。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国における一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 また、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 また、連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績やその時々の状況を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があることから、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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