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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

バリューゴルフ

VALUE GOLF Inc.3931 · Growth · 情報・通信業

ゴルフ場向けASPとゴルファー向け予約・ECを軸に、ゴルフ産業の集客と運営を支援するサービス企業。

概要

バリューゴルフは、ゴルフ場向けクラウド型予約・顧客管理システム「バリューゴルフ」を主力とするIT企業である。2004年創業、2016年に東証マザーズ(現グロース)に上場。全国約1,275コース(2026年1月時点)に「1人予約ランド」を提供し、ゴルフ業界に特化したSaaS事業を展開する。2026年1月期の連結売上高は約44億円、従業員77名。

ゴルフ事業が売上の8割近くを占める収益構造

バリューゴルフの連結売上高44億円(2026年1月期)のうち、ゴルフ事業が約35億円(79%)を占める。同事業の中心はASP(Application Service Provider)型の月額利用料収入で、「1人予約ランド」の登録会員数は124万人超、年間予約件数は前期比8.0%増と順調に伸びている。広告・プロモーションサービスではフリーペーパー「月刊バリューゴルフ」とポータルサイト「バリューゴルフWEB」からの広告料が柱である。加えて、ゴルフ用品のEC販売「バリューゴルフショップ」や、インドア練習場「バリューゴルフ大崎」「ジーパーズゴルフクラブ浦安」でのレッスン・試打販売など、顧客接点を多層化している。営業利益は前期比2.4%減の約4.9億円とやや低下したが、ストック型の収益基盤により黒字を維持している。

トラベル事業とその他事業でポートフォリオを多角化

トラベル事業は子会社の産経旅行とエスプリ・ゴルフを通じて展開する。2026年1月期の売上高は約6.6億円(前期比28.7%増)で、ゴルフツアー「1人予約ゴルフ旅」や海外向け「海外VGカップ」、在日外国人向けバスツアーなどを組成する。訪日外客数の回復を追い風に増収だが、営業利益は約0.4億円と全体への寄与は限定的である。その他事業には広告メディア制作(子会社スクラム)、DX推進・SES(子会社ノア)、不動産事業が含まれる。2024年にノアを買収してIT支援に進出し、2025年には不動産事業に参入、三重県伊勢市で系統用蓄電池施設用地を取得した。同事業の売上高は約3.3億円と急成長中だが、不動産は立ち上げ段階で収益化はこれからである。

6社の子会社で構成されるグループ体制

バリューゴルフは、連結子会社6社を有する。ゴルフ事業の中核は単体のバリューゴルフ本社であり、これを補完する形でECサイト運営のジープ、トラベル事業の産経旅行とエスプリ・ゴルフが存在する。広告メディア制作はスクラムが一手に担い、DX推進・SESはノアが担当する。2020年には医療出版子会社のVメディカルを清算し、不採算事業を整理した。グループ全体の従業員は77名(単体)だが、子会社を含めた連結ベースではさらに増える。本社は東京都港区芝に置き、大阪(関西支社)と金沢(金沢オフィス)にも拠点を持つ。グループ連携として、ゴルフ事業の会員基盤をトラベル事業の集客に活用するなど、アセットの相互利用を進めている。

業界の中での役割はゴルフ場とゴルファーをつなぐ集客・運営支援プラットフォーマーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
44億円
営業利益
1億円
営業利益率
2.3%
純利益
0億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2018/1
事業売上構成比利益利益率
ゴルフ事業29億円93.5%4億円13.8%
広告メディア 制作事業1億円3.2%0億円0.0%
メディカル事業1億円3.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ゴルフ場主力

ゴルフ場向けに、個人予約を可能にする「1人予約ランド」を中心としたASPサービス、集客を支援する広告・プロモーション、運営効率化を図るサポートサービスを提供しています。ゴルフ場のビジター集客とリピーター獲得を支援し、月額利用料や広告収入を得ています。

主な製品・サービス5
1人予約ランド
1人からゴルフ場のプレー予約ができるASPサービス。会員同士のマッチングで予約を成立させ、ゴルフ場のビジター集客を支援します。
リピ増くん
ゴルフ場の自社ホームページからの予約・集客を支援するASPサービス。WEB予約システムとホームページ管理システムを提供し、リピーター獲得を支援します。
月刊バリューゴルフ
ゴルフ場の料金情報や割引クーポンを掲載するフリーペーパー。ゴルフ関連施設で配布され、広告収入で運営されています。
バリューゴルフWEB
ゴルフ関連サービスを統合したポータルサイト。1人予約ランドへの入口となる他、広告掲載やメールマガジン配信も行います。
格安プレー券
ゴルフ場の閑散枠を仕入れ、通常料金の半額程度で販売するプレー券。ゴルフ場の稼働率向上に貢献します。

02一般消費者(ゴルファー)準主力

ゴルファー向けに、ゴルフ用品のEC販売、実店舗での試打・工房サービス、レッスンサービスを提供しています。輸入品やプライベートブランド商品などを取り揃え、多様なニーズに対応します。

主な製品・サービス3
ゴルフ用品EC(バリューゴルフショップ)
ゴルフ用品や関連商品を販売するECサイト。国内商品に加え、輸入品やPB商品も取り扱います。
オンコースレッスン
ゴルフ場で実施するレッスンサービス。1人予約ランドのシステムを活用し、条件に合わせて受講できます。
インドアレッスン
シミュレーター完備の練習場で提供するレッスン。グループレッスンやマンツーマンなど、ニーズに応じた形式を選択できます。

03旅行消費者副次

ゴルフ事業の会員基盤を活用したゴルフツアーや、在日外国人向けバスツアー、オーダーメイドツアーなどを企画・販売しています。旅行業法に基づく旅行事業を展開しています。

主な製品・サービス2
ゴルフツアー(1人予約ゴルフ旅、海外VGカップ)
ゴルフプレーと旅行を組み合わせたツアー商品。1名から参加可能な国内ツアーや、海外の厳選ゴルフ場を巡るツアーがあります。
在日外国人向けバスツアー
在日外国人向けに日本の観光地を巡るバスツアー。同じ国のスタッフが添乗し、言葉の壁をサポートします。

04その他(広告・DX・不動産)その他

ブライダル・旅行関連の広告制作、グループ内外向けのITサービス開発・提供、ゴルフ場の遊休地を活用した不動産事業を展開しています。

主な製品・サービス3
広告メディア制作
ゼクシィやじゃらんなどの広告原稿制作を受託。取材から画像加工まで一括で対応します。
DX推進・SES事業
グループのIT基盤を支える自社サービス開発に加え、外部企業向けにIT人材提供やAIコンサルティングを行います。
不動産事業
ゴルフ場の遊休地を活用し、系統用蓄電池施設の開発などに取り組みます。

製品と技術

「1人予約ランド」のマッチングと称号システム

「1人予約ランド」は、通常4人1組でなければ予約できないゴルフ場で、1人からでも参加可能にするASPサービスである。登録会員は124万人超(2026年1月期)で、年間予約件数は前期比8.0%増の伸びを示す。システムは、予約画面でアバター付きプロフィール(ニックネーム、性別、年齢層、アベレージスコアなど)を公開し、初対面同士のマッチングを促進する。プレー後には感謝の気持ちを伝える「スター」機能や、過去のプレー相手の予約状況を確認できる「つながり設定」を搭載。さらに、プレー回数に応じて「レジェンド」「達人」「免許皆伝」などの称号を付与し、リピート利用を喚起する。2024年にはゴルフ場の要望に応え、1枠あたりの予約人数を1〜3人に制限できる機能を追加した。

「リピ増くん」シリーズが支えるゴルフ場のDX

「リピ増くん」は、ゴルフ場の自社ホームページからの予約・集客を支援するASPである。主な機能は「WEB予約システム」と「ホームページ管理システム」の2本柱。ゴルファーは送客サイトを介さず直接予約でき、ゴルフ場は顧客情報を自社で取得して囲い込みが可能になる。予約カレンダー埋め込みや混雑状況表示などの付加機能も備える。2024年12月には後継版「リピ増くんDX」をリリース。サインレスチェックイン機能をはじめ、受付の効率化やオペレーション負荷軽減を図る。契約コース数は順調に増加しており、ゴルフ場のデジタル化ニーズを取り込んでいる。人的リソースが不足する施設向けには、予約プランの提案・作成代行などのサポート業務も提供する。

ゴルフ複合施設とECでリアル接点を強化

バリューゴルフは、東京都内と千葉県浦安市にゴルフ複合施設を運営する。「バリューゴルフ大崎」は2020年12月に最新シミュレーター11台を導入し、レッスン、試打、クラブ購入をワンストップで提供。2023年3月開業の「ジーパーズゴルフクラブ浦安」も同様のコンセプトである。両施設ではグループ形式やマンツーマンのインドアレッスン、短時間のワンポイントレッスンを提供し、併設のジーパーズ店舗には400本超の国内外クラブを常備する。ECサイト「バリューゴルフショップ」では格安プレー券やゴルフ用品を販売し、新橋、葛西、大崎、浦安に実店舗を持つ。オンラインとオフラインを組み合わせた複合サービスが、ゴルファーの多様なニーズに対応する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

中小法人向けホームページ制作で中堅

情報・通信業に属し、中小企業向けWebサイト制作・運用支援を主力とする。売上高は約41億円(2025年1月期)と業界内では小規模だが、収益性は改善傾向にある。同業のソラコム(147A)がIoTプラットフォームで拡大する一方、バリューゴルフは地味ながら安定したWebソリューション需要を地盤とする。ハッチ・ワーク(148A)傘下のデジタルマーケティング企業との競合も想定される。差別化には業種特化型サービスの強化が必要。

強み

  • 中小法人のWeb制作・運用に特化し、顧客ニーズにきめ細かく対応。
  • 営業利益率が2.44%(2025年1月期)と前年から改善し、収益体質が向上。
  • Webサイト更新・保守の継続契約によりストック収入が安定。
  • オフショア開発活用などでコスト競争力を維持し、価格訴求が可能。

課題

  • 国内中小企業向け市場は成熟しており、大幅な成長は見込みにくい。
  • 同業のソラコム、ハッチ・ワークなど新興勢との差別化が難航。
  • エンジニア・デザイナーの採用競争が激しく、成長の制約要因。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がバリューゴルフ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

フリーペーパー発行からASPへの転換点(2003〜2006年)

バリューゴルフの起源は、2003年に東京都渋谷区で設立されたスリーベースが発行したフリーペーパー「月刊バリューゴルフ 関東版」にある。2004年2月、同誌の制作・発行を承継する形で当社が設立された。同年12月には関西支社を開設し、2005年2月には「月刊バリューゴルフ 関西版」を創刊。しかし、2006年10月にゴルフ場向け顧客管理・集客支援ASP「リピ増くん」の提供を開始したことが、後のSaaS事業への布石となる。2008年1月にはスリーベースを吸収合併し、経営資源を集約。同年6月にはJCBと業務提携し、ゴルフサービスの提供範囲を拡大した。この時期は、紙媒体とシステム開発の両輪で事業基盤を固めた黎明期であった。

「1人予約ランド」がもたらしたイノベーション(2010〜2016年)

2010年4月、バリューゴルフはゴルフ場の「一人予約」を可能にするASP「1人予約ランド」をリリースした。従来、ゴルフは4人1組が前提であり、一人では予約が困難だったが、同システムはマッチング機能でこの壁を突破。同年10月には総合ポータルサイトを開設し、会員数の急拡大につなげた。2011年にはゴルファー専門コミュニティサイト「Gサークル」を譲受。2012年には子会社スクラムを設立し広告メディア制作の内製化を進めた。これらのサービス拡充が実を結び、2016年3月に東証マザーズへ上場。上場時の売上高は約10億円(2016年1月期)であり、創業12年での株式公開を達成した。

M&Aでトラベル・医療・ECに進出した拡大期(2016〜2020年)

上場後、バリューゴルフは積極的なM&Aで事業領域を広げた。2016年9月、ゴルフECのジープを買収。2017年9月にはインドアゴルフスクール事業を譲受し「バリューゴルフ大崎」を開業した。2018年には日本旅行協会と産経旅行を相次いで買収し、トラベル事業に本格参入。同時期、医療分野の出版サービスを行うバリューメディカルも買収したが、こちらは2020年に事業譲渡し、2022年に清算している。2019年には広告メディア事業をスクラムに統合し、グループ内の役割を明確化した。この間、売上高は2018年1月期の31億円から2020年1月期の56億円へと急拡大。しかし、新型コロナウイルスの影響で2021年1月期は43億円に減少し、成長の踊り場を迎えた。

DXと不動産で新たな柱を目指す現在(2022〜2026年)

2022年4月の東証グロース市場移行後、バリューゴルフは収益力強化に舵を切った。2023年3月には新業態の複合施設「ジーパーズゴルフクラブ浦安」を開業。2024年にはDX支援企業ノアを買収し、AI技術の活用に本格着手。同年10月に「AI活用研究所」を設立し、2024年12月には「リピ増くんDX」をリリースした。2025年には不動産事業への参入を発表し、系統用蓄電池施設用地を取得。2024年4月には九州エリアのゴルフ情報誌を譲受し、フリーペーパーを全国版に統合した。しかし、こうした先行投資の影響で2026年1月期の営業利益は前期比41%減の約0.5億円にとどまり、親会社株主に帰属する当期純損失は約0.08億円となっている。中長期的には連結売上高100億円、営業利益10億円を目標に掲げる。

年表43件を開く

2000年代

  • 2003年1月東京都渋谷区に㈱スリーベースを設立し、ブライダル情報誌の広告制作受託業務(広告メディア制作事業)、及び不動産広告コンサルティング業務開始
  • 2003年10月ゴルファー向けフリーペーパー「月刊バリューゴルフ 関東版」創刊(ゴルフ事業)
  • 2004年2月創業東京都渋谷区にて当社を設立し、「月刊バリューゴルフ 関東版」制作・発行業務を㈱スリーベースから当社に移管
  • 2004年11月本店所在地を東京都港区新橋1丁目に移転
  • 2004年12月ゴルフ事業拡大のため、大阪市淀川区に関西支社を開設
  • 2005年2月「月刊バリューゴルフ 関西版」創刊
  • 2005年5月組単位の「ゴルフ場予約代行サービス」を開始
  • 2006年8月本店所在地を東京都港区芝4丁目に移転
  • 2006年10月ゴルフ場向け顧客管理・集客支援ASPシステム「リピ増くん」の提供開始
  • 2007年10月「リピ増くん」のモバイル対応バージョン「リピ増くんモバイル」の提供開始
  • 2008年1月M&A当社を存続会社として㈱スリーベースを吸収合併
  • 2008年6月㈱ジェーシービーと、JCBカード会員向けゴルフサービスの提供に関する業務提携を締結
  • 2008年8月JCBゴールド会員向けゴルフ情報誌「バリューゴルフプレミア」創刊
  • 2009年4月ゴルフレッスンサービス「バリューゴルフレッスン」の提供開始

2010年代

  • 2010年4月ゴルフ場向けお一人様組み合わせ予約ASPシステム「1人予約ランド」提供開始
  • 2010年10月「1人予約ランド」の総合ポータルサイトを開設
  • 2010年11月特定のゴルフ場で利用できる格安プレー券を販売するECサイト「バリューゴルフショップ」開設
  • 2011年2月広告メディア制作事業拡大のため、石川県金沢市に金沢オフィスを開設
  • 2011年7月アイディーマネジメントシステムズ㈱より、ゴルファー専門コミュニティサイト「Gサークル」の運営業務を譲受
  • 2012年3月広告メディア制作事業拡大のため、連結子会社㈱スクラムを設立し、求人広告制作受託業務を開始
  • 2012年4月ゴルフ場の集客支援コンサルティングサービスの提供開始
  • 2012年10月本店所在地を現在地(東京都港区芝4丁目)に移転
  • 2013年10月㈱バリューメディカルの全株式を取得し、医療分野における出版サービス(メディカル事業)を開始
  • 2016年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2016年9月㈱ジープの全株式を取得し、ゴルフ事業におけるECサービスを本格的に開始
  • 2017年9月インドアゴルフスクール事業を譲受、「バリューゴルフ大崎」として営業を開始
  • 2018年2月㈱日本旅行協会の全株式を取得し、トラベルサービスの内製化に着手
  • 2018年8月商号変更㈱産経旅行の全株式を取得し、トラベル事業を新たな事業の柱とする組織体制に変更
  • 2019年2月M&A当社から連結子会社㈱スクラムに広告メディア事業を統合
  • 2019年11月M&A連結子会社㈱産経旅行を存続会社として㈱日本旅行協会を吸収合併

2020年代

  • 2020年4月連結子会社㈱バリューメディカルの出版サービス・ES/PS調査サービスを事業譲渡
  • 2020年5月商号変更連結子会社㈱バリューメディカルを㈱Vメディカルに社名変更
  • 2020年12月「バリューゴルフ大崎」に最新の高精度シミュレータ11台を導入、レッスンに加え国内外クラブの試打から購入までをワンストップで提供するゴルフ複合施設としてリニューアル
  • 2021年6月連結子会社㈱産経旅行の本社を現在地(東京都港区芝4丁目)に移転
  • 2022年1月連結子会社㈱Vメディカルを清算
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分再編に伴い、マザーズからグロース市場へ移行
  • 2023年3月新業態店舗「ジーパーズゴルフクラブ浦安 byValueGolf」を千葉県浦安市にオープン
  • 2024年2月㈱エスプリ・ゴルフの全株式を取得し、トラベル事業を強化
  • 2024年4月M&A㈲エスコムより「ゴルフマガジン九州」事業を譲受し、九州エリアにおけるサービスを拡充「月刊バリューゴルフ 関東版・関西版」を統合し、「月刊バリューゴルフ 全国版」を発刊
  • 2024年5月㈱ノアの全株式を取得し、DX支援事業に参入
  • 2024年10月創業人工知能(AI)を活用して様々な課題を解決するために「AI活用研究所」を設立
  • 2024年12月ゴルフ場運営のスリム化、ユーザーの利便性向上を図る「リピ増くんDX」をリリース
  • 2025年5月当社の新規事業として、不動産事業に参入

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高100億円
  • 連結営業利益10億円
  • 自己資本利益率10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ連携強化と新サービス創出

    グループ会社間の事業連携をさらに強化し、新たなサービスを生み出すことで売上高・利益の増加を目指す。

  2. 02

    アセット有効活用と収益性向上

    グループ会社間のアセットを有効活用し経営効率を向上させるとともに、収益力の弱い事業やサービスを見直し、利益率の向上を図る。

  3. 03

    財務基盤強化と新規事業の柱構築

    有利子負債の圧縮等によりグループ間の資金効率を高め、財務基盤を強化。ゴルフ・トラベル事業に続く新たな事業の柱を構築し、売上高・利益の増加を目指す。

  4. 04

    AI活用による収益化フェーズの推進

    AI活用研究所の成果を実装した独自サービスを市場投入し、ゴルフ・トラベル事業でのユーザー体験向上とオペレーションコスト最適化を同時実現、高収益・低コスト構造へ転換する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で77人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は646万円で、9期前と比べて+57.2%平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は6.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月66
2018年1月66
2019年1月107
2020年1月41141.46.893
2021年1月43140.67.284
2022年1月48640.68.381
2023年1月50641.58.277
2024年1月64142.38.967
2025年1月60841.78.179127
2026年1月64638.76.377130

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区41百万円
ゴルフ事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱スクラム
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジープ(注)2、3
    千葉県浦安市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱産経旅行
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスプリ・ゴルフ
    東京都武蔵野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ノア
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は44億円営業利益1億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.3%、利益が+0.0%。

売上高
+7.3%
44億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
0億円
営業利益率
2.3%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高50億円44億円
営業利益2億円1億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は12億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q900.00
2024年2Q900.00
2024年3Q1000.00
2024年4Q90
2025年1Q1000.00
2025年2Q1119.10
2025年4Q2000.00
2026年2Q2414.20
2026年4Q2000.00
2027年1Q1200.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は7億円から44億円へ6.3倍に増えた。直近期の営業利益率は2.3%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月700
2014年1月800
2015年1月910
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2016年1月1011
2017年1月1611
㈱産経旅行の全株式を取得し、トラベル事業を新たな事業の柱とする組織体制に変更
2018年1月3121
当社から連結子会社㈱スクラムに広告メディア事業を統合
2019年1月4611
連結子会社㈱バリューメディカルを㈱Vメディカルに社名変更
2020年1月5601
2021年1月4310
2022年1月4321
2023年1月4421
人工知能(AI)を活用して様々な課題を解決するために「AI活用研究所」を設立
2024年1月3700
2025年1月41112.40
2026年1月44102.30

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高44億円のうち、営業利益として残るのは1億円2.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.6%28億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.1%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.3%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.1pt
2.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年1月期は営業CFが−5億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は7億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年1月10012
2015年1月10013
2016年1月10−113
2017年1月02227
2018年1月1−1−107
2019年1月−202−27
2020年1月10−216
2021年1月40−149
2022年1月101111
2023年1月000011
2024年1月001012
2025年1月0−1−3−18
2026年1月−5−14−67

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は32億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は33.6%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月41320.7
2014年1月51418.8
2015年1月51423.4
2016年1月52343.0
2017年1月167944.1
2018年1月189950.2
2019年1月24101441.8
2020年1月22101247.1
2021年1月21101147.5
2022年1月24111346.1
2023年1月25121346.8
2024年1月26121444.0
2025年1月26111542.3
2026年1月32112133.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
21億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
27
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中350位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中534位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
33.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,510で、1年前と比べて-6.2%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥1,510-0.9%1ヶ月+3.3%1年-6.2%時価総額27億円
過去52週の値幅
安値¥1,401高値¥1,990

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)24.8倍
PBR2.62倍
配当利回り1.66%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/30に1550円、前日比-17.8%の急落。1ヶ月で-21.0%下落。25日線(1884円)を-17.7%下回る。RSI13.8と売られすぎ。52週安値(1401円)に接近。出来高61,600株と直近平均の約10倍に急増。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER予想30.9倍は同業平均30.0倍をやや上回る。PBR3.26倍は平均3.48倍を下回るが、ROE0.5%と低く資産効率が悪い。配当利回り1.33%は平均3.46%を大きく下回る。割高なバリュエーションだが、配当性向293.8%と高く持続性に懸念がある。

指標この会社業種平均
PER (予想)24.8倍
PBR2.62倍2.96倍
ROE0.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上はストック型で安定しているが、営業利益率が2%台と低く、利益成長が課題。強気派は既存顧客の深耕とクロスセルで収益性改善を見込む。弱気派はゴルフ市場の縮小と競合台頭による成長鈍化を懸念。PBRは3.26倍と評価は割高感がある。

プラスに働く材料7
  • ストック型収益の安定性

    約1000拠点の継続課金で売上の下支えが効く

  • クロスセル余地

    既存顧客への追加機能販売でARPU向上が可能

  • 業界特化の優位性

    ゴルフ場業務に特化し、他社が簡単に追随しづらい

  • 売上高19%成長で規模の経済効果2026年1月期影響

    売上高37→44億円に拡大、固定費カバー進み営業利益増加余地

  • 低PBR3.26倍での株式価値向上策次回株主総会影響

    PBR3.26倍と1倍超、株主還元強化で評価改善の可能性

  • 高外国株主比率39%による需給安定継続影響

    外国人の保有比率39%と高く、売り圧力が限定的

  • 情報通信業界の成長追い風通年影響

    業界全体のデジタル化需要で売上維持の可能性

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率2.4%と低く、スケールメリットが出ていない

  • 市場の縮小リスク

    国内ゴルフ人口減少で市場が縮小傾向

  • 競争激化

    汎用SaaSや新興企業との競合で価格競争に陥る可能性

  • 営業利益率2%台の低収益性継続影響

    営業利益1億円程度、利益率2%と低く競争激化で赤字転落リスク

  • 純利益ゼロで配当利回り1.33%の持続性懸念通年影響

    過去2期純利益0億円、配当支払いが利益超過の可能性

  • 時価総額34億円の小型株で流動性リスク継続影響

    小型株ゆえ大口売買で株価変動大、需給悪化時下落リスク

  • 業績ガイダンス未達リスク決算発表後影響

    予想PER30.9倍に対し実績が伴わない場合、株価調整

次の決算で確かめる点
導入ゴルフ場数
成長の直接指標。新規獲得ペースを見る
ARPU(顧客単価)
クロスセルの進捗を測る
解約率
ストック型収益の基盤の健全性を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.66%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
1.66%
いまの株価に対して
配当性向
293.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年1月1022.2
2021年1月100.0
2022年1月20100.071.7
2023年1月200.070.1
2024年1月2525.068.6
2025年1月250.037.4
2026年1月250.0293.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ1,525人。区分でいちばん多いのは個人・その他97.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.1%を占め、残る98.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他74.469.970.676.396.197.0
証券会社2.47.83.31.11.31.3
事業法人21.621.025.421.91.21.1
外国法人1.31.10.50.71.30.4
金融機関0.30.30.10.00.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.30.0
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01水口 通夫36.73
02㈱ゼネラルアサヒ11.79
03渡辺 薫4.63
04㈱MMパートナー4.45
05佐藤 久美子3.45
06渡辺 和昭2.97
07伊藤 僚祐2.64
08吉田 一彦2.30
09山上 陽平2.11
10㈱北斗社1.38

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-23
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    4.22%
    -1.42pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−91%。直近期のROEは0.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月1,3436,65222.6
2014年1月2682.9
2015年1月199023.2
2016年1月6916055.4
2017年1月3441112.544.9
2018年1月8049217.544.1
2019年1月5754911.018.3
2020年1月345836.130.222.2
2021年1月−27546
2022年1月6960512.019.871.7
2023年1月6465010.121.670.1
2024年1月136431.981.468.6
2025年1月36210.5318.337.4
2026年1月−4593293.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/1期の役員報酬は総額68百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
水口通夫代表取締役 社長執行役員69663,700
渡辺和昭取締役 専務執行役員5553,700
廣田幹雄取締役761,200
曽我紀厚取締役531,000
鈴木英子常勤監査役644,800
栗原章監査役544,700
辻広司監査役603,900
宮川光彦81
佐藤久美子副社長執行役員
岡村達也副社長執行役員
山上陽平副社長執行役員
戸塚茂樹執行役員

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2454523
社外取締役417174
監査役2663

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,027字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社バリューゴルフ)と子会社6社により構成されており、ゴルフ事業・トラベル事業・その他の事業(広告メディア制作事業・DX推進事業及びSES事業・不動産事業)を主たる業務としております。 事業系統図を示すと次のとおりであります。 (2026年1月31日時点) 主な事業内容は以下のとおりとなります。 (1)ゴルフ事業(株式会社バリューゴルフ、株式会社ジープ) ゴルフ事業では、ゴルファーの幅広いニーズに応えるべく、ゴルフに係るサービスを多岐に渡り展開しております。1人でもゴルフプレーの予約が出来る「1人予約ランド」を中心としたASPサービス、日本最大級のオンコースレッスン及びインドアレッスンスタジオを運営しているレッスンサービス、全国のゴルフ場情報誌(フリーペーパー)を毎月発行している広告プロモーションサービス、ゴルフ場の経営をサポートするサポートサービス等をゴルフ場向けのサービスとして展開しております。またECサービスでは主にゴルフ用品の販売を行っており、他社では扱っていない輸入商品等を揃えておりゴルファーの多様なニーズに対応しております。これらサービスを複合的に展開することで、今までになかった新たなサービスを生み出してまいります。 ① ASPサービス ASPサービスでは、以下のアプリケーションサービスを契約ゴルフ場に提供しており、その月額利用料(固定及び集客実績に応じた従量課金)を収益として計上しております。 イ)1人予約ランド 「1人予約ランド」は、通常4人一組、最低2人一組にならないと利用できないゴルフ場を1人でも予約可能とし、「ゴルフをしたいけど仲間がいない」「予定が空いた日に気軽に予約したい」「全国いろいろなコースでゴルフを楽しみたい」というゴルファーの潜在ニーズを具現化するものであり、ゴルフ場にとってはビジター集客の有力なツールとなっております。具体的には、ゴルファーは当社のポータルサイト「バリューゴルフWEB」や契約ゴルフ場のホームページを通じて「1人予約ランド」の登録会員になり、ゴルフ場、プレー日時、料金、予約状況を検索し、希望に合った予約枠に申し込み、他の登録会員と組み合わせ(マッチング)が成立すると、プレー催行となります。初対面同士がゴルフをすることになるので、予約画面に互いの雰囲気が分かるアバター付きプロフィール(ニックネーム、性別、年齢層、アベレージスコア、使用クラブなどを自由記述)が公開されます。また、一緒にゴルフをした人に感謝の気持ちを伝える「スター」、登録会員のマイページに過去一緒にプレーした人の予約状況が見られる「つながり設定」、「つながり設定」した登録会員の予約情報が自動配信される「お誘い(自動営業)メール」等の機能が備わっております。さらに、「1人予約ランド」のプレー回数に応じて「レジェンド」「達人」「免許皆伝」などの称号を付与しており、それを予約申し込みの参考にすることができます。称号には期間限定のスタンプラリーを達成すると付与されるものもあり、ゴルフプレー以外での楽しみもあるサービスを提供しております。また、1組当たりのプレー人数を制限したい、というゴルフ場からのご要望に応え、『予約人数制限機能』をリリースいたしました。従来は1枠につき4人となっていたプレー人数を、1~3人で自由に設定することが可能となりました。 2024年1月期以降における「1人予約ランド」の登録会員数、年間予約件数及び提供ゴルフ場数は以下のとおり推移しております。 2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 「1人予約ランド」登録会員数(名)   1,048,707   1,152,924   1,245,924 年間予約件数増加率(前期比)   110.8%   109.9%   108.01% 提供ゴルフ場数(コース)   1,295   1,263   1,275 (参考) 全国ゴルフ場数(コース) 全国ゴルフ場の延べ利用人員数(千人/年度)   2,196 91,290   2,187 89,683   2,172 87,502 (出所) 全国ゴルフ場数及び延べ利用人員数は、一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会「ゴルフ場利用税の課税状況からみたゴルフ場の数・利用者数の推移」(2025年11月13日掲載)によるものであり、70歳以上など非課税利用人員を含みます。 ロ)リピ増くん 「リピ増くん」は、ゴルフ場の自社ホームページからの予約・集客に必要な各種機能を提供するASPサービスであります。契約ゴルフ場のリピーターを増やすことに主眼を置いており、「WEB予約システム」「ホームページ管理システム」が主な機能となっております。 「WEB予約システム」はゴルフ場のホームページ内に予約機能を装着することにより、ホームページの閲覧から直接プレーの予約ができる環境を提供します。ゴルファーは送客サイトを介さずに予約できるため、予約時の利便性が向上します。また、ゴルフ場にとっても予約者の情報を直接入手することが可能になるため、顧客の囲い込みがしやすくなるというメリットがあります。 「ホームページ管理システム」は、ゴルフ場のホームページ専用の各種機能(予約管理、イベント告知、競技結果報告、顧客管理など)をASPとして提供するサービスであります。ホームページへの情報掲載にはWEBに関する専門的な知識が必要となりますが、当システムを利用することで、ゴルフ場のスタッフがホームページ制作業者の手を借りることなく自身で簡便に情報の更新を行うことが可能となります。 これらに付随して「予約カレンダー埋め込み」「混雑状況表示」等の機能があり、これらを組み合わせることによりゴルフ場の自社ホームページ管理を効率的に行うことをサポートしております。また、人的リソースが不足しているゴルフ場に対しては、予約プランの提案及び作成代行等のサポート業務も提供しております。 またゴルフ場経営をDX化し、オペレーションの負荷軽減及びゴルフ場運営をスリム化するソリューションサービス「リピ増くんDX」の契約コース数も順調に推移しております。サインレスチェックイン機能をリリースし、受付の効率化を図り、継続的に機能の追加を予定しております。ゴルフ場の運営省力化・生産性向上を目指します。 ② 広告・プロモーションサービス 広告・プロモーションサービスでは、ゴルフ専門の各種メディアを発行・配信して広告料を得ているほか、格安プレー券・レッスン・イベントなどゴルフ場の集客を支援する各種プロモーションを企画・提案して主にゴルフ場及びゴルフ関連企業からの対価を収益として計上しております。 イ)月刊バリューゴルフ 「月刊バリューゴルフ」はゴルフ場の料金情報、割引クーポン・レッスン情報等を掲載したゴルファーのためのフリーペーパーであり、月に1回、ゴルフ場、ゴルフ練習場、ゴルフショップ等のゴルフ関連施設にて配布しており、ゴルフ場、ゴルフ関連企業、一般企業からの情報掲載による広告収入によって、ゴルファーへ無料での配布を可能としております。ゴルファーは、掲載されたゴルフ場のプレー料金やプラン内容を比較検討し、プレーの際に原稿内に印刷されているクーポンチケットを利用することで様々な特典を受けることができるという仕組みになっております。 ロ)バリューゴルフWEB 「バリューゴルフWEB」は、「1人予約ランド」、契約ゴルフ場の組予約情報、「月刊バリューゴルフ」の電子版、格安プレー券のECサイト「バリューゴルフショップ」、ゴルファー専門コミュニティサイト「Gサークル」等の当社グループが提供しているゴルフ関連サービスを統合したポータルサイトであります。当WEBサイトには、イベント・旅行・記事などゴルフに関する様々な情報が総合的に提供されており、ゴルフ場等のWEBバナー広告、特定のゴルフ場や企業とタイアップしたWEB企画広告を掲載しているほか、WEB登録者に対するメールマガジンの配信も行っております。 ハ)格安プレー券 施設型産業であるゴルフ場は閑散期・閑散日であっても一定の運営コストが発生しますが、そのような「予約が入り難い枠」のプレー券を当社グループが契約ゴルフ場から仕入れ、ECサイト「バリューゴルフショップ」を通して通常料金の半額程度という格安価格でゴルファーに販売しております。 ニ)レッスンサービス レッスンサービスでは、ゴルフ場で行うオンコースレッスン及び「バリューゴルフ大崎」「ジーパーズゴルフクラブ浦安 byValuegolf」にて行うインドアレッスンを提供しております。オンコースレッスンでは、「1人予約ランド」のシステムを活用し、「バリューゴルフWEB」で予約を受け付けております。レッスンプログラム、開催日、ゴルフ場、講師等の条件を指定することで、1人ひとりのニーズにあったレッスンが受講できるサービスとなっております。 インドアレッスンではグループ形式のレッスンや個室のVIPルームで行うマンツーマンレッスン、短時間で課題を絞って解決するワンポイントレッスン等を提供しており、ゴルファーの要望にあわせて最適なレッスンが選択できるサービスとなっております。 また、全打席に最新シミュレーターを導入しており、レッスンの開講時間以外は練習場としての施設利用が可能である他、併設のジーパーズの店舗に常備してある400本超の国内外クラブを自由に試打し、その場で購入できるという当社グループならではの複合サービスを提供しております。 ③ サポートサービス サポートサービスでは、ゴルフ場に対して、WEBによる集客方法に関するサポートやゴルフ場のオペレーションコスト削減の提案、サービス品質の向上のための現場スタッフ育成の支援等、ゴルフ場運営に関する様々なサポートを展開しております。 また、ゴルフ場以外の企業に対するコンサルティング・企画代行サービスも行っております。 ④ ECサービス ECサービスでは、主に一般消費者に向けたゴルフ用品及び関連商品の販売を行っております。国内商品だけでなく、輸入商品の取扱やプライベートブランド商品の企画・販売を行っており、他社にはない幅広い商品ラインナップを取り扱っております。 また、ECサイトだけではカバーしきれないサービスを提供するために、新橋、葛西、大崎、浦安に店舗を構え、クラブの試打や工房でのシャフト・グリップ交換等のサービスも提供しております。このように、ECサイトと実店舗を保有することで付加価値の高いサービスを提供しております。 (2)トラベル事業(株式会社産経旅行、株式会社エスプリ・ゴルフ) トラベル事業では、旅行業法にもとづく旅行事業及びその付帯事業を行っております。 ① 募集型企画旅行 イ)ゴルフツアーの企画・販売 ゴルフ事業で保有する登録会員(ゴルファー)を有効活用し、1名から参加できる「1人予約ゴルフ旅」、海外の厳選されたゴルフ場でのプレーを楽しむ「海外VGカップ」等、ゴルフと旅行を組み合わせた商品の企画販売を行っております。 ロ)在日外国人向けバスツアーの企画・販売 在日外国人向けに、日本各地の人気観光地を遊覧する国別のバスツアーの企画販売を行っております。バスツアーには、対象在日外国人と同じ国の外国人スタッフが添乗し、日本の文化等を案内しております。 ② 受注型企画旅行 旅行者の依頼に基づいて旅行企画を作成する、オーダーメイドツアーの企画販売を行っております。社員旅行や視察旅行、研修旅行等を企画販売しております。 また、海外の顧客向けに、インバウンドツアーの企画・催行を行っております。日本での在住経験豊富な外国人スタッフが、英語、タイ語、インドネシア語、ネパール語での対応を行っております。 ③ 手配旅行 航空券及び他社が組成したパッケージツアーの販売、旅館・ホテル・民宿等の宿泊手配を行っております。 (3)その他の事業(株式会社バリューゴルフ、株式会社スクラム、株式会社ノア) ①広告メディア制作事業(株式会社スクラム) 主にブライダルや旅行関連の広告及び記事制作業務を受託しております。当社グループでは、取材、進行、原稿制作、校正、画像加工まで、制作ラインを一括して担当することができ、委託者からの原稿制作委託料収入を収益として計上しております。 イ)ブライダル広告・ ㈱リクルートが発行するブライダルメディア(「ゼクシィ(情報誌)」、「ゼクシィ(WEB版)」など)の広告原稿制作を同社より受託しております。 広告掲載主への集客数アップ、単価アップのための提案など営業活動のサポートも行っております。 ロ)旅行記事 ㈱リクルートが発行する旅行記事(じゃらん(Web版))の広告原稿制作を同社より受託しております。 広告掲載主への集客数アップ、単価アップのための提案など営業活動のサポートも行っております。 ②DX推進事業及びSES事業(株式会社ノア) 主に当社グループ内のIT領域のサービス開発・運用と、外部企業向けのIT支援を行っております。自社サービスの開発・運用にかかわる業務委託収入に加え、SES事業による人月ベースの技術提供収入、受託開発、AIコンサルティング等のプロジェクト収入を収益として計上しております。 イ)DX推進事業 当社グループのゴルフ予約サイトや旅行予約サイトの開発・運営を中心に、グループ全体のIT基盤を支えています。またAI技術を活用した新サービスの企画や、ゴルフ関連事業のデジタル化(DX)にも取り組んでおります。 ロ)SES(システムエンジニアリングサービス)事業 プログラマー、システムエンジニア等のIT人材を顧客企業へ提供し、業務支援をしております。加えてAIを活用したシステムの設計・構築やコンサルティングを通じて、顧客のDX推進にも貢献しております。 ③不動産事業(株式会社バリューゴルフ) 今後のゴルフ場経営の課題として、人口減少に伴う余剰ゴルフ場の発生が想定されます。近年では、ゴルフ場の経営を継続しながら遊休地を有効活用することのニーズが高まっており、当社はゴルフ場やその周辺地域対して持続的な価値を提供するために不動産事業へ参入しております。主に系統用蓄電池施設の開発に関するノウハウを活用することにより、国のエネルギー施策への貢献、環境保全への積極的関与、ゴルフ場の事業安定化の一助となることを目指しております。
経営方針・対処すべき課題2,980字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「世の中の『したい』を具現化する」という経営理念の下、ゴルフ場予約サービス「1人予約ランド」の運営、ゴルファー向けのフリーペーパー「月刊バリューゴルフ」の発行、ゴルフ用品ショップ「ジーパーズ」の運営等のゴルフ事業、「海外VGカップ」や「1人予約ゴルフ旅」等ゴルフツアーの企画・運営のトラベル事業と様々なゴルフ関連サービスを通して、ゴルフ業界における消費活動を活発化させる一助を担ってまいりました。 当社が設立以来、ゴルフ業界で実現してきた様々な新しいサービスは、当社グループの収益だけを目的としたものではなく、「ゴルフに係るあらゆる人々」の希望を具現化してきたと自負しており、その結果、事業としても大きく成長できたものと確信しております。 また、当事業年度におきまして、不動産事業に参入いたしました。これから増えると予想される「余剰ゴルフ場」について、専業他社への連携だけではなく、当社としてもゴルフ場や地域住民の皆様へ新たな価値を創造するべく不動産事業を開始いたしました。2025年6月には、系統用蓄電池施設の土地を購入し、導入に向けて進めております。 今後も新たに進出した分野においても、ユーザーの『したい』を具現化する今までにないサービスの開発・提供を通し、社会へ貢献してまいります。 (2)目標とする経営指標 企業価値を継続的に拡大することが重要であると考え、売上高及び営業利益を重要な経営指標としております。下記「(5)会社の対処すべき課題」を解決することにより、これらの指標の向上を図ってまいります。 (3)経営環境 当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、市場動向、経済情勢等があります。 ゴルフ事業を取り巻く環境におきましては、コロナ禍において増加したゴルフ場利用者数が記録的な猛暑等の天候影響により緩やかな減少に転じております(一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会調査)。一方で、関東圏のゴルフ会員権相場が2025年に5年連続で値上がりするなど、個人・法人の需要は高まってきており、コロナ禍に再燃したゴルフブームは継続していると考えられます(日本経済新聞2026年2月3日電子版)。 トラベル事業を取り巻く環境におきましては、訪日外客数が11月3,518千人(前年同月比10.4%増)、12月3,617千人(前年同月比3.7%増)、1月3,597千人(前年同月比4.9%減)となりました。2025年累計では訪日外客数4,000万人を突破し順調に推移しております(日本政府観光局「JNTO」)。一方、出国日本人数は11月1,330千人(前年同月比13.2%増)、12月1,300千人(前年同月比9.6%増)、1月1,072千人(前年同月比17.6%増)となりました。出国日本人数はコロナ禍前2019年と比較して約73%まで回復しております(日本政府観光局「JNTO」)。 ゴルフ事業及びトラベル事業におきましては、経済情勢の変動による影響を受けます。しかしながら、業界全体が景気に左右される中において変化に対応した新たな需要を掘り起こすサービスを開発し、中長期的な成長を続けてまいります。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、以下のような戦略をもとに中長期的な企業価値の向上を推進してまいります。 ① グループ会社間の事業連携をさらに強化し、新たなサービスを生み出すことで、売上高・利益の増加を目指してまいります。 ② グループ会社間のアセットを有効活用し、経営効率を向上させ、利益率の向上を目指してまいります。 ③ 収益力の弱い事業・サービスについて、適宜見直しを行い、利益率の向上を目指してまいります。 ④ 有利子負債の圧縮等を進めグループ間の資金効率を高めることにより、利益率を向上させていくと共に、新たな投資を行うための財務基盤の強化を目指してまいります。 ⑤ ゴルフ事業・トラベル事業に続く新たな事業の柱を構築し、売上高・利益の増加を目指して参ります。 これらの戦略を中期的に継続して実現していくことにより、連結売上高100億円、連結営業利益10億円、自己資本利益率10%以上を生み出すことができる企業集団を目指してまいります。 (5)会社の対処すべき課題 ① 収益力の強化 当社グループは、当連結会計年度における不動産事業への進出や広告宣伝、AI分野への先行投資を経て、現在は持続的成長に向けた投資回収と利益成長を加速させる「収益化フェーズ」にあると認識しております。利益成長を加速させるために、これまで「AI活用研究所」にて蓄積してきた高度な技術成果を実装した独自の新サービスを市場へ投入いたします。これにより、主力であるゴルフ事業およびトラベル事業におけるユーザー体験の飛躍的な向上と、オペレーションコストの最適化を同時に実現し、高収益・低コストな事業構造への転換を推進してまいります。 さらに、不動産事業等の新規領域においても早期に安定的な収益モデルを確立することで、全社的な収益力の底上げと強固なキャッシュ・フローの創出を図り、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 ② 人的資本の最大化と次世代組織の構築 当社グループの競争力の源泉は「人」であり、人的資本への投資は持続的成長を支える最重要の経営基盤であると考えております。特に、少子高齢化による労働力不足や、生成AIをはじめとするテクノロジーの劇的な進化といった外部環境の変化を「機会」と捉え、これに対応しうる高度な専門性と柔軟な発想を兼ね備えた人材の育成・確保が急務であります。 この課題に対し、採用戦略の抜本的な強化に加え、個々の能力を最大限に引き出す適材適所の人事配置、および自律的なキャリア形成を支援する体制構築を推進し、従業員が長期的に高いパフォーマンスを発揮できる職場環境の整備を進めてまいります。 これらの取り組みを通じて、従業員エンゲージメント及び労働生産性を高め、いかなる環境下でも新たな価値を創造しうる強靭な組織基盤を構築することで、企業価値の向上に努めてまいります。 ③ 経営の機動性向上と管理体制の高度化 事業領域の拡大とグループ経営の進展に伴い、複雑化する経営リスクを適切にコントロールしつつ、迅速な意思決定を実現する「攻め」と「守り」が調和した管理体制の構築が不可欠と考えております。当社グループでは、本社移転に伴う拠点集約を契機として、物理的・組織的な壁を取り払い、グループ全体のコミュニケーションの速度と質を飛躍的に向上させます。これにより、事業部門と管理部門が密に連携する「強固な両輪体制」を確立してまいります。同時に、社内プロセスのデジタル化を徹底することで情報の透明性を高め、モニタリング機能を強化し、ガバナンスの高度化を図ります。 急速に変容する事業環境においても、揺るぎない管理体制と柔軟な機動力を両立させることで、適正な企業運営を継続し、株主様をはじめとするステークホルダーからの信頼に応えてまいります。
事業等のリスク5,868字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ゴルフ事業について ① ゴルフ市場の動向 当社グループのゴルフ事業(2026年1月期における売上構成比79.1%)は、中長期的な成長性についてはゴルフ市場の動向、特にエンドユーザーであるゴルファーの人口及びプレー回数(ゴルフ場の延べ利用人員数)について分析することが有用と考えられます。 一般社団法人日本ゴルフ経営協会「ゴルフ場利用税の課税状況からみたゴルフ場の数・利用者の推移」によると、全国ゴルフ場の延べ利用人員数(70歳以上など非課税利用人員を含む)は1992年度1億232万人のピークには及ばないものの、2022年度9,129万人(前年度比1.8%増)、2023年度8,968万人(前年度1.8%減)、2024年度8,750万人(前年度2.4%減)と微減となっておりますが、依然としてゴルフが生涯スポーツあるいは国民的レジャーとして50~70歳代を中心に楽しまれております。 ゴルフ業界では少子高齢化など人口構成の変化を見据えつつ、若年層の取り込みや女性ゴルファーの開拓、ゴルフ場におけるサービス向上やプレー料金引き下げ、ゴルフの魅力や人気を高める情報発信などに取り組んでおります。しかしながら、ゴルファーの人口やゴルフ場の延べ利用人員数が期待どおりに増加する保証はなく、当社グループのゴルフ事業についても中長期的な成長が制約される可能性があります。 ② 天候、季節変動及び自然災害 ゴルフは屋外のスポーツ・レジャーであり、天候や季節変動による影響を大きく受けます。台風、梅雨、猛暑、降雪などの時期には、ゴルフ場の利用人員数が減少する季節変動があります。また、プレー当日の悪天候によっては予約のキャンセルが発生する場合もあります。さらに台風災害や大雪等が発生した場合には、ゴルフ場が一時閉鎖され、復旧や再開まで相当の期間を要することも予想されます。 したがって、こうした要因が発生した場合にはゴルフ場の利用人員数が左右される結果、「1人予約ランド」の集客実績に応じた従量課金が増減し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 「1人予約ランド」の集客効果 ゴルフ事業の主力サービスの1つである「1人予約ランド」は2010年4月にサービスを開始後、2026年1月期においては登録会員数124.5万人、年間延べ予約件数は前期比108.9%と伸長しており、ゴルフ場にとってビジター集客の有力なツールとなっております。しかしながら、何らかの理由によって「1人予約ランド」の登録会員数や年間延べ予約件数が大きく減少した場合、あるいは個々の契約ゴルフ場にとって月額利用料(固定及び集客実績に応じた従量課金)に見合った集客効果が得られなくなった場合には、ゴルフ場との契約が解除され、あるいは契約の更新がされず、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ ゴルフ用品市場の市場動向 当社はゴルフ用品販売を行う株式会社ジープを連結子会社としています。 ゴルフ用品市場は、「レジャー白書2025」(公益財団法人 日本生産性本部)によれば対前年比1.1%減の3,760億円と推計されております。コロナ禍からの脱却により日常生活を取り戻し、イベント等が積極的に開催されるようになったことが要因となっているものと考えられます。しかし、少子高齢化に起因するゴルファー数の減少による絶対的需要量の減少や競技ルール規制による商品性能進化の限界を指摘する声もあり、業界各社の事業リスクは増加する傾向があります。 当社グループはこうした情勢を踏まえて適切な在庫管理と販売予測を行い過剰在庫の防止に努めておりますが、ゴルフ用品市場及び株式会社ジープの業績が今後予測通りに推移しない場合には、棚卸資産の評価損や固定資産の減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 為替変動による影響 当社グループは、海外からの直接買付等による輸入商品を取り扱っており為替相場の変動により仕入価格・仕入数量に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、為替変動のリスクヘッジに対応する「為替リスク管理規程」を整備運用しておりますが、想定以上の為替相場の急激な変動等により想定通りの仕入価格・仕入数量を調達できなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 競合他社について 現在、ゴルフ事業においてインターネットメディア、システム提供を主たる事業領域としておりますが、当該分野においては大手企業を含む複数の企業が事業展開している状況にあります。当社グループでは、「1人予約ランド」等の独自のサービスの開発に努めておりますが、今後、十分な差別化や機能向上等が図られなかった場合や、高い資本力や知名度を有する企業が参入してくることで競合激化し、当該事業及び当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑦ インターネットの技術革新 「1人予約ランド」を始めとするゴルフ事業のASPサービス及びECサービスはインターネットを利用して提供しております。インターネットは技術革新の速度が速く、新たなサービスやビジネスが次々に創出されております。当社グループは、常に最新技術の把握に努め、新機能の開発及びサービス向上に展開できるよう体制整備を図っております。しかしながら、インターネットの技術革新に迅速に対応できなかった場合、あるいは対応するために多額のシステム開発費を調達できなかった場合には、当社グループが提供するサービスの陳腐化や競争力の低下により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ システムトラブル 当社グループはゴルフ事業のASPサービスを中心に、携帯電話、スマートフォン、パソコン、コンピュータなど情報通信ネットワークに依存した事業展開を行っております。安定的なサービス提供のため、サーバー設備等の拡張や運用体制の整備を行っておりますが、システムの不具合、想定を上回るアクセスの集中、外部からのサイバー攻撃、人為的ミス、自然災害等によって通信ネットワークが切断あるいは制御不能に陥った場合には、復旧に多大な時間や費用を要するなど当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 個人情報保護法 当社グループは、ゴルフ事業を中心に登録会員等の個人情報を取得しております。このため、当社グループでは「個人情報の保護に関する法律」に基づき、個人情報保護規程、重要情報管理規程などを整備運用しております。具体的には、個人情報や機密事項を格納するファイルサーバーへの適切なアクセス権限の付与、入室制限など物理的な安全対策、業務委託先企業等に対する管理監督を徹底しております。しかしながら、これらの対策を講じたにも関わらず、個人情報の漏洩等の事象が発生した場合には、損害賠償請求や信用の下落等によって当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 法的規制 当社グループの事業に関係する法律として、「個人情報の保護に関する法律」の他に、一般消費者を対象とするWEBサイト「1人予約ランド」、「バリューゴルフショップ」及び「月刊バリューゴルフ」などに「特定商取引に関する法律」及び「不当景品類及び不当表示防止法」があります。当社グループはこれらの法的規制を遵守して事業に取り組んでおりますが、今後、不測の事態等により、万が一これらの法的規制に抵触しているとして当社グループが法的責任や損害賠償に問われた場合、当社グループの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ ゴルフ場運営業界再編 当社グループの主要取引先であるゴルフ場運営業界は、過去に提携・再編・統合などの動きがありました。最近はこれら業界再編の動きは一段落しておりますが、今後の業界再編により特定取引先への依存度が高まる可能性があります。この特定取引先の業績動向等によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)トラベル事業について ① 自然災害及び国際情勢 当社グループにおけるトラベル事業(2026年1月期における売上高構成比15.0%)では、外部環境の変化による事業リスクがあると考えております。渡航先において地震等の自然災害や疫病が発生した場合、テロや戦争等の地政学的なリスクが高まった場合、感染力の強い感染症が流行した場合等には、旅行の催行中止や旅行需要が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 経済情勢 旅行の需要は、個人消費や、企業の福利厚生、販売促進活動から成り立つ部分が大きく、経済情勢の変動に影響を受けます。今後、景気の大きな変動により個人消費の減退や企業業績の大幅な悪化が見られた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法的規制 トラベル事業は「旅行業法」を始め、「不当景品類及び不当表示防止法」、「消費者契約法」等による法的規制を受けております。当社グループは、社内の管理体制の構築等によりこれら法令を遵守する体制を整備しておりますが、万一、これら法令に違反する行為が行われた場合や法令等の新設や改廃が行われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 新サービスの開発 当社グループは、ゴルフ事業で培ってきた会員等のアセットを有効活用し、トラベル事業において他社にはない新たなサービスの開発を推進していきたいと考えております。これらのサービスを開発する上で、想定外の先行投資が発生し収益が一時的に低下する可能性があります。これらの投資に対しては、早期に回収ができるように計画を推進まいりますが、計画通りに進まない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)その他の事業について 当社グループのその他事業(2026年1月期における売上構成比5.9%)は、広告メディア制作事業、DX推進事業及びSES事業で構成されております。 当社グループの広告メディア制作事業については情報誌発行会社が主要な取引先であります。DX推進事業及びSES事業については大手システム開発専業会社が主要な取引先であり、それぞれ主要な取引先に取引を依存しております。当社グループでは、事業の品質と専門性を高め、主要な取引先との長年の信頼に基づいた長期的な取引関係を今後も継続していく方針であります。しかしながら、主要な取引先からの当社グループへの発注量引下げや主要な取引先側で事業再編等の事象が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)事業領域の拡大及びそれに伴う先行投資について 当社グループでは、急速に変化して予測困難な環境下において持続的な企業価値の向上を推進するためには事業領域を拡大していくことが必要だと考えております。新たな分野への参入にあたっては、それぞれの業界特有の法的規制の遵守や、特有の商慣習への対応が必要となるため、各事業領域に精通した専門的人財の確保・育成を進めるとともに権限と責任の明確化を行い安定的な運営体制を構築してまいります。 しかしながら、管理体制が複雑化し、適切な内部統制やリスク管理が十分に行き届かない可能性や、参入した分野において既存の競合他社に対して優位性を築けず期待した収益を得られない可能性があります。 加えて、新たな分野への参入に伴う先行投資は収益化までに一定の期間を要します。財務の健全性を維持しつつ成長投資を継続する方針ですが、収益化の遅れや投資の未回収が発生した場合には、一時的に利益水準が低下する可能性があります。 (5)企業買収について 当社グループは、事業領域の拡大により継続的な企業価値の向上を実現するために企業買収を行うことがあります。企業買収の実施にあたり、企業の財務内容や契約関係等の事前調査を十分に行っておりますが、買収後に未認識の偶発債務が発生した場合や、当該子会社等の利益が期待した水準を大幅に下回った場合に、子会社株式及びのれんの残高について相当の減額を行う必要が生じることで、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)その他 ① 特定人物への依存 当社代表取締役社長執行役員である水口通夫は、専門情報誌の制作・出版、ゴルフ場等向けインターネットビジネスに関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定、重要な取引先との交渉、利益計画の策定・推進等、会社運営の全てにおいて重要な役割を果たしております。現在、当社グループは優秀な人材の採用・育成及び管理組織の充実を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの事情により同氏が当社グループの業務執行が困難となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 小規模組織と内部管理体制 当社グループは、事業規模に応じた比較的小規模な組織で運営されており、業務執行体制も規模に応じた人員になっております。そのため、優秀な人材が流出し、新たな人材の採用及び育成が図れない場合には、サービスの円滑な提供、魅力的な新サービスの企画、開発及び営業活動が阻害され、さらには内部管理体制やコーポレート・ガバナンス体制に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。現在、当社グループの成長や事業拡大に必要な人材を採用・育成しておりますが、優秀な人材の確保が計画どおりに進まなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,813字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年2月1日~2026年1月31日)におけるわが国経済は、米国通商政策による影響が自動車産業を中心に見られるものの、緩やかに回復しております。個人消費は、原材料・資源・食料価格の高騰、為替の円安基調によるインフレの影響で一部に弱い動きがみられるものの、雇用・所得環境の改善・各種政策の効果により徐々に持ち直しております。しかしながら、物価上昇の継続は個人消費の重荷となることが予想され、依然として先行きは不透明な状況となっております。 ゴルフ事業を取り巻く環境におきましては、コロナ禍において増加したゴルフ場利用者数が記録的な猛暑等の天候影響により緩やかな減少に転じております(一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会調査)。一方で、関東圏のゴルフ会員権相場が2025年に5年連続で値上がりするなど、個人・法人の需要は高まってきており、コロナ禍に再燃したゴルフブームは継続していると考えられます(日本経済新聞2026年2月3日電子版)。 トラベル事業を取り巻く環境におきましては、訪日外客数が11月3,518千人(前年同月比10.4%増)、12月3,617千人(前年同月比3.7%増)、1月3,597千人(前年同月比4.9%減)となりました。2025年累計では訪日外客数4,000万人を突破し順調に推移しております(日本政府観光局「JNTO」)。一方、出国日本人数は11月1,330千人(前年同月比13.2%増)、12月1,300千人(前年同月比9.6%増)、1月1,072千人(前年同月比17.6%増)となりました。出国日本人数はコロナ禍前2019年と比較して約73%まで回復しております(日本政府観光局「JNTO」)。 このような経営環境の下、当社グループは売上高の拡大及び収益力の強化に向け不動産事業を開始し、三重県伊勢市に蓄電池施設用地を取得いたしました。また、グループ内の各サービスへAI技術を投入するための開発活動や、当社グループの知名度向上に向けたタクシー広告やSNS等への広告宣伝活動等、先行投資を進めてまいりました。当社グループは引き続きスピード感を重視し更なる企業価値向上に注力してまいります。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ536,901千円増加し、3,184,818千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ588,752千円増加し、2,111,664千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ51,851千円減少し、1,073,153千円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高4,426,721千円(前期比7.2%増)、営業利益53,131千円(前期比41.0%減)、経常利益39,213千円(前期比47.2%減)、親会社株主に帰属する当期純損失7,948千円(前期は親会社株式に帰属する当期純利益5,519千円)となりました。 セグメントごとの経営成績については、次の通りであります。 ゴルフ事業は、売上高3,502,854千円(前期比2.3%増)、営業利益492,530千円(前期比2.4%減)となりました。 トラベル事業は、売上高664,953千円(前期比28.7%増)、営業利益41,930千円(前期比8.4%増)となりました。 その他の事業は、売上高327,665千円(前期比41.7%増)、営業利益14,661千円(前期比177.4%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ129,105千円減少し、718,136千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、469,956千円の資金減少(前連結会計年度は33,438千円の減少)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、80,264千円の資金減少(前連結会計年度は80,298千円の減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、420,701千円の資金増加(前連結会計年度は266,771千円の減少)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので該当事項はありません。 b.受注実績 ゴルフ事業は受注生産を行っていないため、受注実績の記載はしておりません。また、トラベル事業は、受注から売上計上までの期間が極めて短いため、受注規模を金額で示すことはしておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) ゴルフ事業(千円)   3,423,307   3,502,854 トラベル事業(千円)   516,707   664,953 その他の事業(千円)   231,188   327,665 調整額(千円)   △43,628   △68,753 合計(千円)   4,127,574   4,426,721 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用とともに、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。これらの見積りにあたり過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて536,901千円増加し、3,184,818千円となりました。これは主に、商品の増加567,040千円、のれんの減少30,185千円、投資有価証券の減少45,542千円、敷金及び保証金の増加40,455千円、旅行前払金の増加38,964千円及び売掛金の増加53,280千円によるものであります。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて588,752千円増加し、2,111,664千円となりました。これは主に、短期借入金の増加500,000千円、旅行前受金の増加35,056千円、長期借入金の減少34,850千円及び1年内返済予定の長期借入金の増加773千円によるものであります。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて51,851千円減少し、1,073,153千円となりました。これは主に、配当金の支払45,170千円及び親会社株主に帰属する当期純損失7,948千円の計上による利益剰余金の減少53,119千円によるものであります。 2)経営成績 (売上高及び営業利益) 当連結会計年度における売上高は4,426,721千円(前期比7.2%増)、営業利益53,131千円(前期比41.0%減)となりました。なお、セグメント別の要因は以下のとおりであります。 ① ゴルフ事業 ゴルフ事業におきましては、ASPサービス『1人予約ランド』における会員数が引き続き堅調に推移し、当期末時点で会員数は124.5万人(前期比8.0%増)と順調に増加を続けております。当連結会計年度で『1人予約ランド』は、サービス開始から15周年を迎えることができました。引き続きゴルフ場における1人予約のガリバーとして今後もより多くのユーザーから支持されるサービスとなるよう、更なる機能追加・改善を続けてまいります。 また『リピ増くん』及び『リピ増くんDX』の新規受注獲得を鋭意進めてまいりました。特に『リピ増くんDX』は、ゴルフ場への納品が加速してまいりました。ゴルフ場経営のDX化を推進することで日々の運営の省力化に貢献する他、AIを活用した集客プロモーション支援によりゴルフ場の経営課題を包括的に解決できるサービスとして来期も機能の拡充を進めてまいります。 ECサービスにおいては、引き続き円安傾向の影響を受け海外クラブの輸入価格が高止まりしており、並行輸入品の販売の見直しを行いました。日本モデルや利益率の高い自社オリジナル商品の取り扱いを更に拡充し、商品構成の改変を進めております。今後も自社オリジナル商品の取り扱い拡充を行い、原価低減・販管費の削減を更に進め、収益増を実現してまいります。 レッスンサービスにおきましては、バリューゴルフ大崎、ジーパーズゴルフクラブ浦安 by ValueGolfともに当期も会員数が堅調に増加いたしました。顧客ニーズに応え顧客満足度を向上させるべく、新規サービスの提供・イベントの実施を積極的に行ってまいりました。今後もレッスン施設近隣企業への営業活動、地域新聞への出稿やWEB広告とSNSを活用し積極的な情報発信を行い、顧客の獲得に努めてまいります。 以上の結果、売上高は3,502,854千円(前期比2.3%増)、営業利益は492,530千円(前期比2.4%減)となりました。 ② トラベル事業 トラベル事業におきましては、円安傾向の影響や渡航先としての日本人気を背景に旺盛なインバウンド需要が続いております。日本への語学留学プログラムの受注、駐日大使館・地方協同組合への営業を年間通して強化し売上確保に注力いたしました。今後も各種ツアー催行、ツアー計画や仕入れ・既存顧客の獲得を強化してまいります。 株式会社エスプリ・ゴルフではテーマ毎の内容にこだわったゴルフ旅行・メジャーリーグ観戦ツアー・F1観戦ツアーや海外の名門ゴルフ場とのコネクションを活かした高単価ツアーを催行し、非常に好評を得ております。また、新たなサービスとしてメンバーズサロン「100club」・マッチングゴルフサロン「Le Lian(ル・リアン)」を開設し、各種イベントの開始いたしました。今後も様々な企画を立案し、既存顧客の囲い込み並びに新規顧客の開拓に注力してまいります。 以上の結果、売上高は664,953千円(前期比28.7%増)、営業利益は41,930千円(前期比8.4%増)となりました。 ③ その他の事業 その他の事業セグメントにおきましては、DX推進事業及びSES事業を展開する株式会社ノアの売上が順調に推移致しました。前期に発足したグループデジタル推進室並びにAI活用研究所が本格稼働し、当社グループ内のDX推進を進めてまいりました。今後も旺盛なIT需要・AI開発需要を取り込み、更なる売上の向上と顧客への価値提供を行ってまいります。 当連結会計年度より新たに参入した不動産事業につきましては、初の案件として昨年6月中旬に不動産用地を取得し、系統用蓄電池施設開設の申請を完了させ、系統用蓄電池施設導入に向けたノウハウの取得を行いました。本用地の売却が2027年1月期の契約締結となったことで収益化は延期となりましたが、本プロジェクトで取得したノウハウを基に、引き続き案件獲得に向けた活動を進めてまいります。特に日本のゴルフ場が直面する遊休地の活用といった経営課題に対して、系統用蓄電池施設導入という解決策を積極的に提案してまいります。不動産事業は当社の新たな収益源となる事業であり、更なる企業価値向上・企業成長の大きな原動力になるものであります。 以上の結果、売上高は327,665千円(前期比41.7%増)、営業利益は14,661千円(前期比177.4%増)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度において、為替差益2,172千円、受取利息及び配当金1,677千円、受取手数料1,146千円、受取補償金680千円の計上等により営業外収益を6,194千円計上いたしました。一方で、支払利息18,292千円、支払手数料1,651千円の計上等により営業外費用を20,112千円計上いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における経常利益39,213千円(前期比47.2%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において、税金等調整前当期純損失は9,070千円となり、法人税等(法人税等調整額を含む)を1,121千円計上いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は7,948千円(前期は親会社株式に帰属する当期純利益5,519千円)となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ129,105千円減少し、718,136千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、469,956千円の資金減少(前連結会計年度は33,438千円の減少)となりました。 これは、税金等調整前当期純損失9,070千円及び棚卸資産の増加578,768千円、法人税等の支払による減少31,168千円及び旅行前払金の増加38,964千円による資金の減少が主な要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、80,264千円の資金減少(前連結会計年度は80,298千円の減少)となりました。 これは、敷金及び保証金の差入による支出68,661千円及び有形固定資産の取得より支出13,498千円による資金の減少が主な要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、420,701千円の資金増加(前連結会計年度は266,771千円の減少)となりました。 これは、短期借入金の増加500,000千円及び長期借入れによる収入96,700千円による資金の増加、長期借入金の返済による支出130,777千円及び配当金の支払額45,221千円による資金の減少が主な要因であります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金又は借入により資金調達することとしております。このうち、借入に関しては、事業計画及び金融情勢に応じて短期借入金と長期借入金により資金を調達しております。また、国内金融機関において、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行7行と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 d.セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題 (4)中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおり、連結売上高100億円、連結営業利益10億円、自己資本利益率10%以上を生み出すことができる企業集団を目指しております。これに対し、各指標等の状況は次のとおりであります。 経営指標   2025年1月期   2026年1月期 連結売上高   4,127,574千円   4,426,721千円 連結営業利益   90,029千円   53,131千円 自己資本利益率(ROE)   0.5%   △0.7% 引き続き積極的な成長戦略を推進していくことで、目標とする指標を達成できるよう取り組んでまいります。なお、セグメント別の状況は以下のとおりです。 (ゴルフ事業) ゴルフ事業におきましては、主力商品である「1人予約ランド」は堅調な成長を続けております。当社は中長期的に契約ゴルフ場数1,800コース、会員数200万人を目指しております。コース数と会員数の双方をバランスよく伸長させることが重要な要素になると考えており、状況を見極めながら積極的に拡大戦略を推進してまいります。 ゴルフ用品販売を中心とするECサービスでは、収益力の向上が課題と考えております。物流システムの改善、プライベートブランド商品の開発強化等により、収益力の向上を推進してまいります。 (トラベル事業) トラベル事業におきましては、インターネット販売の普及や競争の激化により、極めて薄利な商品の販売競争を強いられております。 このような環境の中、業務の効率化や従来の薄利多売のサービスから付加価値の高いサービスへの転換を進めることで、収益力の向上を目指してまいります。 (その他の事業) その他の事業におきましては、広告メディア制作事業で、新たな制作業務の受託案件獲得やグループ内の制作物の内製化を推進し、当社グループの経営効率が向上する体制を維持してまいります。DX推進事業及びSES事業では、当社グループの既存サービス全般においてAIにより顧客の属性・行動を分析し、サービス内容のアップグレード・加速化・低コスト化を目指してまいります。不動産事業では、系統用蓄電池施設導入に向けたノウハウの取得を行いました。更なる収益化に向けて、積極的な活動を進めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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