概要
ココペリは中小企業向けBtoB SaaSを提供する情報通信企業である。2007年にバックオフィスITサポートで創業し、2018年に主力の経営支援プラットフォーム「Big Advance」をリリース。2020年12月に東証マザーズに上場し、現在はグロース市場に所属する。2026年3月期の売上高は18億円、従業員数118名。地域金融機関76社と連携し、約5万4千社の中小企業にサービスを届けている。
「Big Advance」を軸とした単一事業セグメント
ココペリはビジネスプラットフォーム事業の単一セグメントで構成される。主力は地域金融機関と連携した中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」である。2026年3月末時点で導入金融機関数は76社、会員企業数は53,895社、42都道府県に展開する。基本機能はビジネスマッチング、金融機関連絡チャット、全国の補助金・助成金検索、ホームページ自動作成(12,942件)、福利厚生サイト「FUKURI」(1万店舗以上のクーポン)、安否確認、社内チャットなど13機能を月額3,000円(税抜)で提供する。AIエージェントの実装も進めており、テクノロジーと金融機関のFace to Faceの融合が特徴である。
金融機関との協業が生む収益構造の変動
収益はサブスクリプション型で、金融機関からの初期導入費用と月額固定の運用保守費、および金融機関が会員企業から受け取る月額利用料に対するレベニューシェアで構成される。この構造により金融機関数と会員企業数の増加が収益拡大に直結する。しかし、2026年3月期の売上高は18億円(前年比12.4%減)で、営業損失4.1億円、純損失4.1億円と赤字に転落した。要因は補助金コンサルティング売上の減少、海外新サービス「BIG ADVANCE GLOBAL」への先行投資、ココペリ経営サポートののれん償却や一部ソフトウエアの減損損失である。
子会社・関連会社で構成されるグループ体制
当社グループは親会社のココペリ、連結子会社2社(ココペリ経営サポート、キー・ポイント)、持分法適用関連会社1社(タイのSIAM KOKOPELLI)で構成される。ココペリ経営サポートは2022年11月に株式取得で子会社化、キー・ポイントは2023年11月に子会社化した。SIAM KOKOPELLIは2025年12月にタイで合弁設立され、東南アジア市場への足がかりとしている。グループ全体で中小企業支援と海外展開を推進し、2026年3月期の従業員数は118名である。
業界の中での役割は中小企業向け経営支援SaaSプラットフォーム提供会社。地域金融機関の取引先企業に対する経営支援・DX推進を支援。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2021/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| Big Advance | 9億円 | 90.0% | — | — |
| ITサポート | 1億円 | 10.0% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01地域金融機関(銀行・信用金庫等)主力
主力サービス「Big Advance」を全国の地域金融機関にSaaS形式で提供している。金融機関は取引先中小企業へサービスを紹介し、当社は導入初期費用と月額運用費に加え、金融機関からの利用料の一部をレベニューシェアで得る。金融機関の枠を超えた広域マッチングを実現し、取引先企業の成長支援と金融機関の収益向上に寄与する。
- Big Advance
- 地域金融機関向けに提供される中小企業向け経営支援プラットフォーム。ビジネスマッチング、金融機関連絡チャット、補助金・助成金情報、HP自動作成、福利厚生、安否確認等の機能を持つ。月額3,000円で提供。
- BMポータル
- 金融機関向けビジネスマッチング管理サービス。
02中小企業(製造・小売等)主力
金融機関を通じて、「Big Advance」の会員企業として経営支援サービスを提供。有料会員企業数は2026年3月末時点で53,895社、42都道府県に導入。ビジネスマッチング、HP作成、福利厚生などの機能を手頃な価格で提供し、中小企業のDXと成長を支援している。
- Big Advance
- 中小企業向けの経営支援プラットフォーム。ビジネスマッチング、金融機関連絡チャット、補助金・助成金情報検索、HP自動作成、福利厚生サービス、安否確認、ビジネスチャット等を備える。
03金融機関(DX支援)準主力
金融機関のDX推進を支援するため、専門性AI FAQサービス「SAF」やファイル送受信・共有サービス「WebFile」を提供。業務効率化を支援し、金融機関の変革を後押しする。
- SAF
- 専門性AI FAQサービス。業務規定や手引書をAIに学習させ、FAQに自動回答するチャットボットを提供。金融機関の業務効率化を支援。
- WebFile
- セキュリティを確保したファイル送受信・共有サービス。金融機関のセキュアな情報共有を実現。
04中小企業(補助金活用、海外展開)副次
中小企業向けに補助金活用コンサルティングサービスを提供。また、中堅・中小企業の海外展開を支援する「BIG ADVANCE GLOBAL」を提供し、海外ビジネスマッチングをサポートする。
- BIG ADVANCE GLOBAL
- 海外ビジネスマッチングプラットフォーム。中堅・中小企業の海外展開を支援。
製品と技術
中小企業の経営を支える「Big Advance」の機能群
「Big Advance」は地域金融機関を通じて中小企業に提供されるSaaS型プラットフォームである。基本機能は月額3,000円で、ビジネスマッチング、金融機関連絡チャット、全国の補助金・助成金検索、ホームページ自動作成(12,942件の作成実績)、福利厚生サイト「FUKURI」(1万店舗以上のクーポン)、安否確認、社内チャットなど13機能を備える。2026年2月には「AIエージェント構想」を発表し、生成AIによる経営支援の高度化を推進。会員企業間のマッチングは金融機関がコーディネートする「Face to Face」とテクノロジーの融合が特徴で、地域や金融機関の枠を超えた広域ネットワークを実現する。
金融機関のDXを支援する「SAF」「BMポータル」「WebFile」
ココペリは金融機関向けに3つのDXソリューションを提供する。「SAF(サフ)」は業務規定や手引書をAIに学習させたFAQチャットボットで、専門的な質問に自動回答する。「BMポータル」はビジネスマッチングの管理を効率化するサービス。「WebFile」はファイル送受信・共有ツールである。これらのサービス群は金融機関の業務生産性向上を目的とし、2026年3月期には新規導入が順調とされる。一方、過去にリリースした「ちゃんと請求書」や「法人ポータル」は導入が進まず、減損損失を計上した。
言語の壁を越える海外ビジネスマッチング「BIG ADVANCE GLOBAL」
2025年6月にリリースされた「BIG ADVANCE GLOBAL」は、中堅・中小企業の海外展開を支援するプラットフォームである。AI自動翻訳機能を備えたチャットやビデオ会議を実装し、言語の壁を越えたマッチングを可能にする。経済産業省のグローバルサウス補助金の採択を受け、補助対象期間に合わせて多額の初期投資を前倒しで実行。タイの関連会社SIAM KOKOPELLIとも連携し、東南アジア市場への浸透を図る。2026年3月期の赤字要因の一つとなったが、中長期的な成長の柱と位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
クラウド名刺管理で国内首位
ココペリは、名刺管理サービス「Eight」を主力とするクラウド型SaaS企業であり、国内のデジタル名刺管理市場で最大手の一角を占める。同市場では、CocoliveやLisBなども参入するが、Eightは圧倒的なユーザー基盤とブランド認知度を有する。しかし、売上高約20億円と規模は小さく、営業利益率が10%から▲22%へ急落するなど収益変動が大きい。直近では減収・赤字転落しており、成長戦略の見直しが必要。
強み
- Eightの累計ダウンロード数は業界トップクラスで、ユーザー基盤が強固。
- Eightはビジネスパーソンの間で広く知られ、新規顧客獲得が容易。
- 月額課金モデルにより、継続的な収益基盤を確保している。
- CRMやSFAとの連携強化で付加価値を高め、顧客離脱を防止。
課題
- 2026年3月期の営業利益率が▲22%と急落し、早期の改善が必要。
- CocoliveやLisBなど後発SaaSが機能強化しており、シェア侵食リスク。
- 国内名刺管理市場は成熟しつつあり、新たな収益源の開拓が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がココペリ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4487スペースマーケット | 28億円 | 14.8倍 |
| 2 | 220AFaber Company | 28億円 | 11.1倍 |
| 3 | 3929ソーシャルワイヤー | 28億円 | 12.6倍 |
| 4 | 5587インバウンドプラットフォーム | 28億円 | 10.2倍 |
| 5 | 4167ココペリ | 27億円 | — |
| 6 | 2351ASJ | 27億円 | 29.7倍 |
| 7 | 3931バリューゴルフ | 27億円 | — |
| 8 | 5240monoAI technology | 27億円 | — |
| 9 | 5580プロディライト | 27億円 | 40.3倍 |
| 10 | 4335IPSホールディングス | 27億円 | — |
| 11 | 9421エヌジェイホールディングス | 27億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
バックオフィスITサポートから始まった創業期(2007年〜2014年)
2007年6月、東京都練馬区に資本金600万円で株式会社ココペリを設立。中小企業向けにバックオフィス業務のアウトソーシングを受けるITサポートサービスを提供開始した。2008年9月に本社を渋谷区、2010年7月に港区へ移転。2011年12月には社名を株式会社ココペリインキュベートに変更。2014年8月に本社を千代田区麹町に移すなど、事業拡大の基盤を整えた。
専門家相談プラットフォームとAI開発への転換(2015年〜2017年)
2015年6月、中小企業向け専門家相談プラットフォーム「SHARES」をリリース。翌2016年6月にはAIを活用した企業評価アルゴリズム「FAI」を開発し、テクノロジー軸へのシフトを加速した。2017年10月に社名を再びココペリに戻し、本社を千代田区二番町に移転。この時期に蓄積したAI技術が後の主力サービスに活かされることになる。
「Big Advance」のリリースと金融機関連携の強化(2018年〜2019年)
2018年4月、中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」をリリース。これが現在の主力サービスとなる。2019年2月には日本ユニシスと業務提携し、「FAI」による資金ニーズ予測等を実装した「CoreBAE」をリリース。同年8月には金融庁の「金融仲介機能の発揮に向けたプログレスレポート」で事例として紹介され、地域金融機関との連携が公的に認知されるようになった。
マザーズ上場からグロース市場移行と子会社化の拡大(2020年〜2023年)
2020年12月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。2022年2月に本社を現在の千代田区紀尾井町に移転し、同年4月の市場再編でグロース市場へ移行した。2022年11月にココペリ経営サポートを、2023年11月にキー・ポイントをそれぞれ子会社化し、グループ体制を強化。上場後も継続して事業基盤の拡充を図った。
海外展開と新サービス群への先行投資(2025年〜)
2025年に入り、専門性AI FAQサービス「SAF」、金融機関向けビジネスマッチング管理サービス「BMポータル」、海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL」を相次いでリリース。同年12月にはタイに合弁会社SIAM KOKOPELLIを設立し、東南アジアへ初進出した。しかし、海外サービスへの先行投資や補助金コンサルティングの低迷が響き、2026年3月期は営業赤字に転落。一方、「Big Advance AIエージェント構想」を掲げ、生成AI活用によるサービス高度化を進めている。
年表19件を開く
2000年代
- 2007年6月創業東京都練馬区に株式会社ココペリ(資本金600万円)を設立。中小企業向けにバックオフィス業務のアウトソーシングを受けるITサポートサービスを提供開始
- 2008年9月本社を東京都渋谷区に移転
2010年代
- 2010年7月本社を東京都港区に移転
- 2011年12月商号変更株式会社ココペリインキュベートに社名変更
- 2014年8月本社を東京都千代田区麹町に移転
- 2015年6月中小企業向け専門家相談プラットフォーム「SHARES(シェアーズ)」をリリース
- 2016年6月AIを活用した企業評価アルゴリズム「FAI(ファイ)」を開発
- 2017年10月商号変更株式会社ココペリに社名変更。本社を東京都千代田区二番町に移転
- 2018年4月中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance(ビッグアドバンス)」をリリース
- 2019年2月日本ユニシス株式会社と業務提携契約を締結し、「FAI」による中小企業の資金ニーズ予測等を実装したサービス「CoreBAE(コアベイ)」をリリース
2020年代
- 2020年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
- 2022年2月本社を東京都千代田区紀尾井町に移転
- 2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、市場区分をグロース市場へ移行
- 2022年11月M&A株式会社市岡経営支援事務所(現株式会社ココペリ経営サポート)の株式を取得し、子会社化
- 2023年11月M&Aキー・ポイント株式会社の株式を取得し、子会社化
- 2025年1月専門性AI FAQサービス「SAF(サフ)」をリリース
- 2025年5月金融機関向けビジネスマッチング管理サービス「BMポータル」をリリース
- 2025年6月海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL(ビッグアドバンスグローバル)」をリリース
- 2025年12月タイ王国に、合弁によりSIAM KOKOPELLI Co., Ltd.を設立し、持分法適用関連会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
既存事業のAIエージェント化
中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」に複数のAI技術を組み合わせた自律型システムを実装し、伴走型の業務支援やUI/UX最適化を進める。隔週バージョンアップで顧客満足度向上と会員獲得を図る。
- 02
グローバル展開の推進
海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL」を日本とタイで開始し、サブスクリプションに加えマッチング成功報酬などトランザクション型収益への転換でARPA拡大を目指す。
- 03
金融機関向けDX支援の強化
金融機関の伴走型支援転換とDXを支援するため、ビジネスマッチング管理サービス「BMポータル」やAI FAQ「SAF」、ファイル共有「WebFile」等の提供・拡販を強化し、補助金活用コンサルも拡充する。
- 04
M&Aによる非連続な成長
既存・新規事業の有機的成長に加え、「地域密着ネットワーク」領域の企業を中心に積極的なM&Aを推進し、持続可能な地域経済循環モデルを創出する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で118人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は615万円で、5期前と比べて+7.0%。平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は3.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 575 | 36.3 | 1.8 | 46 | — |
| 2022年3月 | 621 | 36.1 | 1.6 | 64 | — |
| 2023年3月 | 605 | 36.7 | 2.0 | 88 | — |
| 2024年3月 | 616 | 35.9 | 2.0 | 109 | — |
| 2025年3月 | 598 | 35.9 | 2.5 | 118 | 169 |
| 2026年3月 | 615 | 36.7 | 3.1 | 118 | −339 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は18億円、営業利益は-4億円。前期と比べると減収減益で、売上が-10.0%、利益が-300.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 20億円 | 18億円 |
| 営業利益 | 1億円 | -4億円 |
| 純利益 | 1億円 | -4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は5億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 5 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 5 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 11 | 1 | 9.1 | 0 |
| 2025年4Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2026年2Q | 9 | −1 | −11.1 | −1 |
| 2026年4Q | 9 | −3 | −33.3 | −3 |
| 2027年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2017年3月期からの10期で、売上は1億円から18億円へ18.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-22.2%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ココペリに社名変更。本社を東京都千代田区二番町に移転 | |||||
| 2017年3月 | 1 | — | −1 | — | −1 |
| 2018年3月 | 1 | — | −1 | — | −1 |
| 2019年3月 | 2 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2020年3月 | 4 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年3月 | 10 | — | 2 | — | 3 |
| 株式会社市岡経営支援事務所(現株式会社ココペリ経営サポート)の株式を取得し、子会社化 | |||||
| 2022年3月 | 16 | — | 4 | — | 3 |
| キー・ポイント株式会社の株式を取得し、子会社化 | |||||
| 2023年3月 | 18 | — | 1 | — | 0 |
| 2024年3月 | 18 | — | 0 | — | 0 |
| タイ王国に、合弁によりSIAM KOKOPELLI Co., Ltd.を設立し、持分法適用関連会社化 | |||||
| 2025年3月 | 20 | 2 | 2 | 10.0 | 1 |
| 2026年3月 | 18 | −4 | −2 | −22.2 | −4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高18億円のうち、営業利益として残るのは-4億円で-22.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-22.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.6%10億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.7%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-22.2%-4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は10億円で、売上の6.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 1 |
| 2020年3月 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
| 2021年3月 | 3 | 0 | 10 | 3 | 15 |
| 2022年3月 | 4 | −2 | 0 | 2 | 17 |
| 2023年3月 | 0 | −2 | 0 | −2 | 15 |
| 2024年3月 | 1 | −2 | −1 | −1 | 13 |
| 2025年3月 | 4 | −3 | 0 | 1 | 14 |
| 2026年3月 | 0 | −3 | −1 | −3 | 10 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2026年3月期の総資産は19億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は77.6%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 1 | 1 | 0 | 65.4 |
| 2018年3月 | 2 | 2 | 0 | 83.5 |
| 2019年3月 | 2 | 1 | 1 | 71.9 |
| 2020年3月 | 4 | 2 | 2 | 69.4 |
| 2021年3月 | 17 | 16 | 1 | 88.8 |
| 2022年3月 | 21 | 19 | 2 | 86.4 |
| 2023年3月 | 22 | 18 | 4 | 81.2 |
| 2024年3月 | 22 | 18 | 4 | 77.9 |
| 2025年3月 | 24 | 19 | 5 | 76.6 |
| 2026年3月 | 19 | 15 | 4 | 77.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中114位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中581位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥340で、1年前と比べて-7.1%。過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 51.8倍 |
| PBR | 1.71倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月13日に329円まで上昇し、その後は320円前後で推移。8月20日は318円で、前日比3.2%高となり、1ヶ月で3.2%上昇、1年では9.1%下落です。25日移動平均線(305.16円)を4.2%上回り、75日線(294.4円)に対しても8.0%上方に位置します。52週高値442円からは28.1%低い水準ですが、52週安値258円からは23.3%高い水準です。RSIは65.22とやや強気圏で、過熱感はありません。出来高は8月13日に9.49万株と急増しましたが、その後は3万株前後に落ち着いています。底堅い動きが続いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)。
予想PERは48.4倍と業界平均の30.57倍を約1.6倍上回っており、相対的に高い。一方、PBRは1.6倍で業界平均の2.94倍を下回っているが、ROEは6.8%と低水準であり、効率性は高いとは言えない。また、直近の業績は赤字転落しており、収益性の悪化が懸念される。無配当であり、株主還元の面でも見劣りする。総合的に見て、バリュエーションはやや割高と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 51.8倍 | — |
| PBR | 1.71倍 | 2.96倍 |
| ROE | 6.8% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
直近の業績悪化を受けて、今後の立て直しが焦点。強気派は、2025年3月期までの売上増加と営業黒字転換を評価し、再成長の可能性に注目する。一方、弱気派は、2026年3月期に赤字転落が予想され、戦略の有効性に疑問を呈する。受注環境やプロジェクト採算性の改善が急務であり、経営陣の実行力が問われる。
- 売上高の増加
2025年3月期の売上高は20億円と成長が見られた
- 営業黒字化の実績
2025年3月期は営業利益率10%を達成した
- 業界特化の可能性
特定業界向けのシステムに強みを持つ可能性がある
- 営業利益率10%の黒字実績がある決算発表後影響中
売上高20億円・営業利益2億円、営業利益率10%を達成した実績が信用材料
- 予想PER48.4倍は黒字化を想定決算発表後影響中
赤字の中でも来期EPS6.6円が想定され、業績回復への期待が織り込まれ始めている
- 時価総額25億円で成長余地継続影響弱
時価総額25億円・PBR1.6倍、大型案件が実現すれば時価総額拡大の余地が大きい
- 売上高18億円と需要の急減なし2026年Q1影響弱
売上高20→18億円と2億円減に留まり、経営基盤は維持されている
- 赤字転落のリスク
2026年3月期は営業損失22%と大幅赤字予想
- プロジェクト採算の悪化
コスト管理が不十分で、利益率が急激に低下
- 競争の激化
システム開発市場は競争が激しく、受注単価の低下リスク
- 営業損益-4億円に赤字転落2026年Q1影響強
営業利益率-22.22%、前年2億円の黒字から6億円悪化し赤字による資金減少が重荷
- 売上高20→18億円と減収2026年Q1影響中
前年比2億円減収、減収と投資負担が重なり赤字幅が拡大した
- 無配で株主還元がない継続影響弱
配当利回り0%、無配が続く限り株主への資金還元はなく投資魅力が低下
- 外資1.3%で流動性が低い継続影響弱
外国法人持ち株比率1.3%・時価総額25億円、売買が乏しく大口売りが出ると株価が乱高下しやすい
- 受注残高
- 将来の売上高を占う重要な指標
- 営業利益率
- プロジェクトの採算性を測るため
- 売上高の推移
- 事業の規模拡大が続くか確認するため
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,744人。区分でいちばん多いのは個人・その他で84.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.6%を占め、残る89.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 66.1 | 71.3 | 76.1 | 82.0 | 82.4 | 84.2 |
| 事業法人 | 15.2 | 13.8 | 12.9 | 10.1 | 10.2 | 9.6 |
| 証券会社 | 7.7 | 3.3 | 5.7 | 3.2 | 4.1 | 4.0 |
| 自己株式 | — | — | 1.3 | 4.5 | 4.2 | 3.8 |
| 外国法人 | 6.5 | 6.6 | 2.5 | 3.8 | 2.6 | 1.2 |
| 金融機関 | 4.5 | 5.1 | 2.7 | 0.8 | 0.5 | 1.0 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 近藤 繁 | 30.56 |
| 02 | 森垣 昭 | 4.94 |
| 03 | 近藤 淳 | 3.54 |
| 04 | 松尾 幸一郎 | 3.38 |
| 05 | 近藤 正武 | 3.15 |
| 06 | TIS株式会社 | 2.38 |
| 07 | 有限会社松システム | 2.21 |
| 08 | 株式会社RKL | 1.53 |
| 09 | 楽天証券株式会社 | 1.30 |
| 10 | 株式会社金子事務所 | 1.30 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で+94%、1株純資産は6期で−4%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | −889 | — | — | — |
| 2018年3月 | −1,045 | — | — | — |
| 2019年3月 | −23 | — | — | — |
| 2020年3月 | −5 | — | — | — |
| 2021年3月 | 41 | 200 | 16.4 | 131.1 |
| 2022年3月 | 36 | 236 | 16.5 | 38.8 |
| 2023年3月 | 3 | 229 | 1.2 | 238.9 |
| 2024年3月 | 4 | 229 | 1.9 | 92.5 |
| 2025年3月 | 17 | 246 | 6.8 | 21.4 |
| 2026年3月 | −55 | 192 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額64百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 近藤繁 | 代表取締役CEO | 48 | 2,419,565 |
| 兼子真人 | 取締役 | 43 | 26,474 |
| 馬庭興平 | 取締役 | 46 | 12,782 |
| 松尾幸一郎 | 取締役 | 53 | 442,700 |
| 松本直人 | 取締役 | 46 | — |
| 曽根正昭 | 常勤監査役 | 71 | 2,100 |
| 廣瀬文慎 | 監査役 | 49 | 2,100 |
| 波田野馨子 | 監査役 | 51 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 39 | 7 | 46 | 15 |
| 社外監査役 | 3 | 11 | — | 11 | 4 |
| 社外取締役 | 2 | 7 | — | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,257字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,768字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,311字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,426字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
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