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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

インバウンドプラットフォーム

Inbound Platform Corp.5587 · Growth · 情報・通信業

訪日外国人向けにWi-Fiレンタルから生活サポート、キャンピングカーまでをワンストップ提供

概要

インバウンドプラットフォームは、訪日外国人を主な顧客とし、モバイルネットワーク(Wi-Fiレンタル・eSIM)、ライフメディアテック(交通チケット手配・生活サポート取次)、キャンピングカーレンタルの3事業を展開する企業である。2023年8月に東証グロース市場に上場し、2025年9月期の連結売上高は約30億円、従業員数は63名である。

三つの事業セグメントと収益構造

当社グループはモバイルネットワーク事業、ライフメディアテック事業、キャンピングカー事業の3セグメントで構成され、訪日・在留外国人向けのサービスを提供する。2025年9月期の連結売上高は3,006,963千円、営業利益は296,720千円である。セグメント別の売上高は、モバイルネットワークが1,643,545千円(構成比約55%)、ライフメディアテックが1,236,154千円(約41%)、キャンピングカーが122,725千円(約4%)である。営業利益ではライフメディアテックが192,947千円と約65%を占め、最も収益性が高い。各事業は固定費(通信費、減価償却費、車両関連費)の割合が高いため、稼働率や取次件数の向上が利益拡大に直結する構造である。

訪日需要の急増を追い風にした成長

当社グループの事業は、訪日外国人旅行者の増加というマクロトレンドに支えられている。2025年には大阪・関西万博の開催もあり、訪日外国人数は過去最高を更新した。創業時の2015年9月期の売上高は約7億円(単体ベース)だったが、2025年9月期には連結で30億円と約4倍に拡大した。営業利益も2025年9月期に2億9千万円超と黒字を継続しており、景気変動に強い事業構造への転換を進めている。キャッシュ・フローも営業活動で6億円超の資金を生み出し、投資活動に充てている。

グループ体制と海外展開の基盤

当社グループは、連結子会社としてINBOUND PLATFORM ASIA PACIFIC PTE. LTD.(シンガポール、2025年3月設立)とSLBS JAPAN株式会社(2025年7月設立)の2社を持つ。また、2025年7月には韓国のKorea Travel Tech Co., Ltd.と資本提携し関連会社化(持分法非適用)した。本社は東京都港区新橋に所在し、従業員数は63名である。少人数ながら多言語対応のマーケティングやカスタマーサポートを強みとし、グループ全体で訪日・在留外国人向けサービスのプラットフォームを構築している。

業界の中での役割は訪日外国人向けの通信・生活インフラサービスを提供するプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
30億円
営業利益
3億円
営業利益率
10.0%
純利益
2億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/9
事業売上構成比利益利益率
その他(注)111億円50.0%1億円9.1%
Wi-Fi事業7億円31.8%0億円0.0%
ライフメディアテック事業4億円18.2%1億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01訪日外国人旅行者主力

Wi-Fi端末のレンタル、SIMカード・eSIMの販売、モバイルアクセサリー販売を行っています。欧米圏の訪日客向けに強みを持ち、多言語対応のウェブサイトとサポートを提供しています。

欧米圏の訪日外国人向けWi-Fiレンタルに特化

主な製品・サービス2
Wi-Fiレンタル
訪日外国人向けに、国内で利用可能なWi-Fi端末をレンタル。空港やホテルへの配送も可能。
SIMカード・eSIM
訪日外国人向けに、データ通信用のSIMカードやeSIMを販売・取次ぎ。

02訪日・在留外国人準主力

医療、不動産、交通など、日本の生活サービスへの取次ぎを多言語で提供。Webサイトやコールセンターで、言語の壁による不便を解消しています。

主な製品・サービス5
Japan Bullet Train
新幹線チケットのオンライン予約・購入サービス。訪日外国人がスムーズに利用できる。
Japan Bus Tickets
高速バスのチケットをオンラインで予約・購入できるサービス。
Airport Taxi
空港送迎タクシーの予約取次サービス。安心して移動できるようサポート。
Living Japan
外国人向け不動産情報サイト。賃貸物件の検索や契約をサポート。
Clinic Nearme
外国人向けに医療機関の情報提供や予約取次を行うサービス。

03キャンピングカー利用者副次

キャンピングカーのレンタルを訪日外国人と日本人向けに提供。また、海外でのレンタル取次や中古車販売も行っています。

製品と技術

訪日外国人向けWi-Fiレンタル「Japan Wireless」とeSIM

モバイルネットワーク事業の主力は、訪日旅行客向けWi-Fi端末レンタルサービス「Japan Wireless」である。英語圏を中心とした欧米の訪日客向けに、高機能なWi-Fi端末を安価かつ安定的に調達し、空港カウンターやホテルへの配送、多言語(英語・スペイン語・フランス語・中国語・韓国語・ベトナム語等)でのカスタマーサポートを提供する。2025年9月期には仕入先の見直しにより、より機能性の高い最新端末への切り替えを進めた。また、eSIM・SIMカードの販売・取次も行い、国内法人や日本人旅行客向けのサイト「グロモバ」も運営する。稼働端末台数(eSIM含む)が重要な業績指標である。

新幹線・高速バス・空港送迎のモビリティテックサービス

ライフメディアテック事業の中核は、外国人向け交通チケット手配サービスである。新幹線チケット手配「Japan Bullet Train」、高速バス「Japan Bus Tickets」、空港送迎「Airport Taxi」を運営し、いずれも多言語対応のWebサイトと電話サポートを提供する。2025年9月期はこのモビリティテックサービスが同事業の成長を牽引し、売上高12億円超の大半を占めた。日本政府が課題とするオーバーツーリズム対策の一環として、外国人が安心して公共交通機関を利用できる環境づくりに貢献している。収益は提携企業からの広告料や取次手数料である。

在留外国人向け生活サポートと情報メディア

ライフメディアテック事業のもう一つの柱は、在留外国人向けの生活サポートサービスである。不動産情報・賃貸仲介「Living Japan」、多言語医療機関取次「Clinic Nearme」、情報発信メディア「Japan Web Magazine」を展開する。これらのサービスは、言語の壁による情報の非対称性を解消し、外国人ユーザーと日本のサービス事業者を結びつけることを目的とする。2025年9月期には、保険や教育などの新たな取次領域への拡大も視野に入れており、クロスセルによる取次件数の増加が収益向上に直結する構造である。

キャンピングカーレンタルと中古車販売の運営

キャンピングカー事業では、2025年9月時点で34台のキャンピングカーを保有し、訪日外国人と日本人顧客にレンタルする。国内レンタルに加え、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでの日本人顧客向け取次も行う。2025年9月期には中古車販売を開始し、保有台数の適正化と車両の新陳代謝を図っている。売上高は122,725千円とグループ全体の約4%だが、固定費(償却費・保険料・保管費用)が高いため、総レンタル日数の向上が収益最大化のカギとなる。モータープールサービス(駐車場貸出)も併せて提供している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 訪日外国人旅行者欧米圏の訪日外国人向けWi-Fiレンタルに特化

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

訪日旅行向けDXで成長、売上高は拡大基調

同社は訪日外国人向けのデジタルプラットフォームを提供し、情報・通信業界に属する。直近の売上高は2023年9月期の21億円から2025年9月期は30億円まで拡大し、営業利益率も10%に達する見込みで、成長局面にある。同業のVRAIN SolutionやCocoliveと比較すると、インバウンド需要の回復を背景に実績を積んでおり、国内市場に特化した立ち位置が特徴だ。ただ、売上規模はまだ小さく、競合との差別化が今後の鍵となる。訪日客数の変動に業績が左右されやすい構造で、安定した成長には国内外の需要を取り込む戦略が必要である。

強み

  • 訪日外国人向けサービスに集中し、市場拡大に伴う需要増を追い風に成長を続ける。
  • 2023年から2025年にかけて売上高が約1.4倍に増加し、拡大路線が明確だ。
  • 2025年9月期に営業利益率10%を計画し、収益力の向上が期待される。
  • プラットフォーム提供により、効率的なサービス展開と顧客ニーズへの即応が可能。

課題

  • 売上高30億円と同業他社に比べ規模が小さく、競争力強化が急務だ。
  • 訪日客数や消費動向に業績が左右されやすく、外部環境の影響が大きい。
  • 競合他社とのサービス差別化が明確でなく、独自性の確立が課題となる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がインバウンドプラットフォーム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
14421ディ・アイ・システム29億円10.7倍
25587インバウンドプラットフォーム28億円10.2倍
34197アスマーク28億円24.8倍
44487スペースマーケット28億円14.8倍
5220AFaber Company28億円11.1倍
63929ソーシャルワイヤー28億円12.6倍
72351ASJ27億円29.7倍
84167ココペリ27億円
93931バリューゴルフ27億円
105240monoAI technology27億円
115580プロディライト27億円40.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

キャンピングカーレンタルの取次からスタートした創業期

2015年10月、株式会社エルモンテRVジャパンとして設立され、海外キャンピングカーレンタルの取次事業を開始した。2016年7月には株式会社エボラブルアジア(現・エアトリ)の完全子会社となり、2017年6月からは日本国内でもキャンピングカーレンタル事業を開始。2016年10月に本店を東京都港区愛宕に移転し、エアトリグループの一員として事業基盤を固めた。当初はアウトバウンド主体だったが、徐々にインバウンド需要も取り込むようになった。

吸収合併によるWi-Fiレンタルとメディア事業への参入

2018年4月、同じエアトリ子会社の株式会社Airtrip Exchangeを吸収合併し外貨両替事業を取得。さらに2018年8月には株式会社Destination Japanを吸収合併し、訪日旅行客向けWi-Fiレンタル事業とWebメディア事業を開始した。これに伴い商号を株式会社インバウンドプラットフォームに変更し、現在の3事業の基礎が形成された。この合併により、キャンピングカー事業に加えてモバイルネットワーク事業とライフメディアテック事業の前身が加わった。

グローバルモバイル取得による事業統合とブランド確立

2020年4月、株式会社グローバルモバイルの全株式を取得し子会社化。同社は日本人顧客向けWi-Fiレンタル事業を営んでおり、これにより訪日外国人向けに加え日本人向けのモバイルネットワーク事業も展開可能となった。同年6月にはグローバルモバイルを吸収合併し、一体運営を開始。これにより訪日客向けブランド「Japan Wireless」と国内向け「グロモバ」の二軸体制が確立した。2019年9月には本店を現在の新橋に移転している。

ライフメディアテック事業部新設と事業領域の再整理

2021年6月、蓄積したEコマースノウハウと自社保有メディア、コンシェルジュサービスという3つの強みを生かすため、ライフメディアテック事業部を新設した。これにより、従来のWi-Fiレンタルやキャンピングカーに加え、医療・不動産・交通チケットなど生活全般の取次サービスを本格展開する方針を打ち出した。2021年9月期の売上高は9億円と前年から約5割増加し、事業再編の効果が表れ始めた。

東証グロース市場への上場と成長加速

2023年8月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場により調達した資金は、モバイルネットワーク事業の端末購入やシステム開発、ライフメディアテック事業の新サービス開発に充てられた。上場後も訪日需要の拡大を背景に売上高は急成長し、2023年9月期には21億円、2024年9月期には23億円、2025年9月期には30億円に達した。従業員数も上場前の約50名から63名に増加している。

アジア太平洋展開と韓国企業との資本提携

2025年3月、連結子会社INBOUND PLATFORM ASIA PACIFIC PTE. LTD.をシンガポールに設立し、アジア太平洋地域での事業展開を開始した。同年7月には韓国のKorea Travel Tech Co., Ltd.と資本提携し関連会社化(持分法非適用)。さらに同月、SLBS JAPAN株式会社を設立し連結子会社とした。これらの動きは、訪日外国人市場の成長に加え、日本からのアウトバウンドや在留外国人向けサービスの拡大を視野に入れたもので、グループ全体の事業基盤を強化している。

年表14件を開く

2010年代

  • 2015年10月創業株式会社エルモンテRVジャパン(現:株式会社インバウンドプラットフォーム、以下省略する。)を設立 海外キャンピングカーレンタルの取次ぎ事業(現:キャンピングカー事業)を開始
  • 2016年7月株式会社エルモンテRVジャパンの株式の100%を株式会社エボラブルアジア(現:株式会社エアトリ、以下省略する。)が取得
  • 2016年10月本店所在地を東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目23番6-301号から、東京都港区愛宕二丁目5番1号に移転
  • 2017年6月日本国内におけるキャンピングカーレンタル事業(現:キャンピングカー事業)を開始
  • 2018年4月M&A外貨両替事業を営む株式会社エアトリの100%子会社であった 株式会社Airtrip Exchangeを吸収合併
  • 2018年8月M&A訪日旅行客向けのWi-Fiレンタル事業を営む株式会社エアトリの100%子会社であった 株式会社Destination Japanを吸収合併し、当社として 訪日旅行客向けのWi-Fiレンタル事業(現:モバイルネットワーク事業)及びWebメディア事業(現:ライフメディアテック事業)を開始 商号を「株式会社インバウンドプラットフォーム」に変更
  • 2019年9月本店所在地を東京都港区愛宕二丁目5番1号から、現在の東京都港区新橋六丁目14番5号に移転

2020年代

  • 2020年4月M&A株式会社グローバルモバイルの株式を100%取得し子会社化。日本人顧客向けWi-Fiレンタル事業(現:モバイルネットワーク事業)を本格化
  • 2020年6月M&A子会社であった株式会社グローバルモバイルを吸収合併
  • 2021年6月事業領域の再整理を行い、蓄積される事業ノウハウによる外国人向けEコマースサイト立上げの仕組化、自社保有のWebメディアによる顧客の獲得、自社コンシェルジュによる高い顧客ロイヤリティの実現という3つの強みを生かしてより広い意味での外国人向けのサービス展開を図ることを目的とし、ライフメディアテック事業部を新設
  • 2023年8月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2025年3月INBOUND PLATFORM ASIA PACIFIC PTE. LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2025年7月Korea Travel Tech Co., Ltd.と資本提携し関連会社(持分法非適用)化
  • 2025年7月SLBS JAPAN株式会社(現連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マーケティング強化と利便性向上

    モバイルネットワーク事業とキャンピングカー事業では、マーケティングを強化し、より利便性の高いシステムを開発してリピーター率を向上させる。

  2. 02

    取次サービス領域の拡大

    ライフメディアテック事業では、マーケティング強化やシステム開発に加え、取次サービス領域を拡大する。

  3. 03

    クロスセルの拡充

    モバイルネットワーク事業において、マーケティングコスト増加リスクに対応するため、クロスセルを拡充する。

  4. 04

    新規事業の開発

    ライフメディアテック事業で、新幹線・バスチケット手配に次ぐ新規事業の開発に取り組む。

  5. 05

    人材確保とシステム強化

    優秀な人材の確保・育成を図るとともに、お客様に選ばれるWebサイトを構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で63人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は542万円で、2期前と比べて+5.3%平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は3.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2023年9月51535.22.361
2024年9月52635.22.661
2025年9月54237.73.063

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
船橋営業所 — 千葉県船橋市277百万円
キャンピングカー事業
本社 — 東京都 港区251百万円
全社(共通)
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第一回]令和2年度事業再構築補助金(交付申請等)
    中小企業庁
    6,000万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は30億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+30.4%、利益が+50.0%。

売上高
+30.4%
30億円
営業利益
+50.0%
3億円
純利益
+100.0%
2億円
営業利益率
10.0%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高35億円30億円
営業利益4億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

7期分

直近は2026年3Qで、売上は10億円、営業利益は0億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q6116.71
2024年2Q500.0−1
2024年4Q121
2025年2Q1417.11
2025年4Q16212.51
2026年2Q20315.02
2026年3Q1000.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2019年9月期からの7期で、売上は7億円から30億円へ4.3倍に増えた。直近期の営業利益率は10.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年9月711
株式会社グローバルモバイルの株式を100%取得し子会社化。日本人顧客向けWi-Fiレンタル事業(現:モバイルネットワーク事業)を本格化
2020年9月60−4
2021年9月911
2022年9月1111
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年9月2143
2024年9月2321
INBOUND PLATFORM ASIA PACIFIC PTE. LTD.(現連結子会社)を設立
2025年9月303310.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高30億円のうち、営業利益として残るのは3億円10.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.3%7億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.7%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.0%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
76.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
10.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.3pt
14.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年9月期は営業CFが6億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は9億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年9月30036
2022年9月1−1−105
2023年9月6−34312
2024年9月2−80−66
2025年9月6−4129

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年9月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は52.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年9月75269.3
2020年9月71616.6
2021年9月93628.7
2022年9月94539.7
2023年9月1810857.6
2024年9月2012861.5
2025年9月27141352.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
13億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中73位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中415位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
30.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥800で、1年前と比べて-37.0%過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。

¥800-1.2%1ヶ月-16.3%1年-37.0%時価総額28億円
過去52週の値幅
安値¥618高値¥1,340

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)11.7倍
PBR1.73倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に前日比-11.36%の858円と急落し、上昇基調が一服しました。1ヶ月では+0.47%とほぼ横ばいで、25日移動平均線(896.28円)を約4%下回ります。8月14日には968円まで上昇しましたが、その後反落しています。RSIは41.77と中立圏で、出来高は263,800株と急増しました。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは11.4倍と業界平均30.53倍を大きく下回り、割安感が強い。PBRは1.94倍で業界平均3.59倍を下回る。ROEは14.3%と高く、収益性が良好。無配当だが、成長段階の企業であり、今後の配当開始が期待できる。売上高は増加傾向で、2025/9期は営業利益率10%と改善。同業界平均と比べてバリュエーションは割安で、成長性も考慮すると魅力的。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍47.9倍
PER (予想)11.7倍
PBR1.73倍2.96倍
ROE14.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高成長が期待されるインバウンド関連事業だが、情報開示が乏しく投資判断が難しい。強気派は、売上高の増加と営業利益率10%の達成を評価し、今後のインバウンド回復でさらなる成長を見込む。また、時価総額が小さく成長余地が大きいとみる。一方、弱気派は、情報不足から事業リスクを評価できず、利益率が低いことや株価が下落していることを懸念する。また、競合との差別化や持続的成長の裏付けがないと指摘する。決算では、事業内容の開示と売上・利益の安定性が注目される。

プラスに働く材料7
  • 業績拡大

    売上高が3期でほぼ3倍に成長、営業利益率10%

  • 成長市場

    インバウンド需要は中長期的に拡大見込み

  • 小規模高成長

    時価総額31億円と小さく、成長余地が大きい

  • 売上高30億円と前期比30%増決算発表後影響

    2025/9期売上高30億円、前期比30.4%増と拡大基調

  • 営業利益率10%を達成し黒字化決算発表後影響

    2025/9期は営業利益3億円、営業利益率10%と収益化に成功

  • PER11.26倍と小型株の割安感継続影響

    予想PERは非開示だが実績PER11.26倍と低水準

  • ROE14.3%と高水準の資本効率通年影響

    ROE14.3%、時価総額31億円と小規模ながら高い資本生産性

マイナスに働く材料7
  • 情報開示不足

    事業モデルや競合優位性が不明瞭で評価不能

  • 利益率低い

    売上30億円に対して純利益2億円と規模の利益が薄い

  • 株価低迷

    年間で株価が8%下落し、市場の期待が低い

  • 純利益が1~3億円と不安定決算発表後影響

    直近3期の純利益は3億円→1億円→2億円と変動が大きい

  • 無配で株主還元が見込めない次回株主総会影響

    配当利回りは開示なし・0%、成長投資優先で還元は後回し

  • 時価総額31億円と流動性が低い継続影響

    時価総額31億円、外国人保有1.87%と売買代金が薄い

  • 株価が1年で8.4%下落し資金離れ継続影響

    株価は1年で8.4%下落、PER11.26倍でも買い手不在

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業の拡大ペースと需要動向を測る
営業利益率
収益性の改善・悪化を確認する
事業別詳細
セグメント情報が乏しいため、開示があれば分析可能

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,306人。区分でいちばん多いのは事業法人65.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が65.9%を占め、残る34.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年9月%2024年9月%2025年9月%
事業法人67.065.765.9
個人・その他18.824.918.5
証券会社4.98.213.7
外国法人8.11.01.8
外国人個人0.10.10.1
金融機関1.00.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エアトリ65.14
02株式会社SBI証券8.56
03楽天証券株式会社2.62
04クールジャパン投資事業有限責任組合2.52
05菅原 洋1.37
06山口 憲一0.95
07広田証券株式会社0.91
08王伸0.81
09野村證券株式会社0.64
10J.P.MORGAN SE0.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−100%、1株純資産は7期で−100%。直近期のROEは14.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2019年9月27,623120,52625.9
2020年9月−96,59731,497
2021年9月318649.2
2022年9月3111730.6
2023年9月8031035.726.0
2024年9月3734911.318.9
2025年9月5941214.318.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/9期の役員報酬は総額51百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
王伸代表取締役社長3928,000
弓場肇取締役CFO48
武原等取締役67
古我知史取締役6794,200
菅原洋取締役5647,400
宇尾野彰大取締役40
三刀屋淳常勤監査役60
生田目克監査役71
三神拓也監査役45

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3353512
社外取締役716162

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,378字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社(INBOUND PLATFORM ASIA PACIFIC PTE. LTD.、SLBS JAPAN㈱)の3社で構成されており、モバイルネットワーク事業、ライフメディアテック事業、キャンピングカー事業の3つの事業を展開しております。当社グループは、訪日・在留外国人数や国内における外国人の消費額が中長期的に見て大きく伸びていくマクロトレンドの中で、「また来たい、日本」をビジョンに掲げ、提供サービスを通じて外国人の日本滞在における不便を解消し、日本に来られる外国人、居住されている外国人の満足度及び来日リピート率の向上に貢献することを目指し、様々なサービス展開を行っております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、以下のとおりであります。関係会社については、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」をご覧ください。 (1) モバイルネットワーク事業 当事業は、Wi-Fi端末のレンタルサービス、SIMカード・eSIMの販売・取次サービス、及びモバイルアクセサリーの販売を行っております。主に、訪日旅行客向けのWebサイト「Japan Wireless」、国内法人や海外旅行客向けのWebサイト「グロモバ」を運営しています。 仕入面の特徴は、高機能なWi-Fi端末仕入れにおける調達力です。当社は、サービス開始時より、英語圏をメインとした欧米圏の訪日外国人向け日本国内用Wi-Fi端末のレンタルに注力しており、安価かつ安定的な調達が可能となっております。2025年9月期は、継続的に原価低減施策として仕入先の見直しを行い、より機能性の高い最新の端末を仕入れて提供しております。 オペレーション面の特徴は、効率性と、英語・スペイン語・フランス語・中国語・韓国語及びベトナム語等の多言語でのカスタマーサポート体制です。長年のノウハウの蓄積により、少人数で大量のWi-Fi端末をスピーディーに充電・梱包のうえ顧客の自宅、滞在先ホテル、空港カウンター等に発送する体制が整っております。また、ライフメディアテック事業とコールセンターが連携することにより、効率的に多言語でのカスタマーサポート体制を築いております。 販売面の特徴は、外国人向けのデジタルマーケティングノウハウと、高い顧客満足度に起因するブランド力です。当社はWebサイトのUI/UX改善(注1)に強みを持ち、かつ多国籍なwebマーケターを有しております。各国の人々の文化、商習慣、画面デザインの選好等も踏まえながら対象国に応じて、事前デポジット不要との訴求を入れていたり、各国の通貨表示及び各国の物価や競合情勢を踏まえたプライシング戦略等を行っております。各国に合わせたローカライゼーションやUI/UXの改善を行ってきたことにより、様々な国のお客様にとって使いやすいUI/UXを実現しております。 (注1)UI(ユーザーインターフェース)、UX(ユーザーエクスペリエンス)をより顧客が使いやすい表示にしたり、よりスムーズに購入体験ができるようにするために、Webサイトのデザイン改修や機能改修を行うこと。 (2) ライフメディアテック事業 当事業は、訪日外国人及び在留外国人向けに、日本の各種サービスへの取次事業を行っております。 日本での滞在や生活をする上で必要不可欠な医療や不動産等のサービスは、問合せ先や各種手続きが煩雑で、日本語を母国語としない外国人にとって、問題解決や目的達成までに時間と手間がかかります。当社は、多言語対応のWebサイト及びカスタマーサポートを展開し、生活サポートサービスを提供しています。 また、生活サポートを行う「ライフテックサービス」に加え、2024年9月期より、「モビリティテックサービス」の展開を開始しました。今般訪日外国人数が急増するなか、主要観光都市への観光客の集中に伴う交通渋滞や公共交通の混雑等、オーバーツーリズムが顕在化していることを背景に、外国人が安心して交通機関を利用できる環境づくりを目指し、2025年9月期もモビリティテックサービスの拡充・強化に注力をしています。 主なサービスは、モビリティテックサービスでは新幹線チケットの手配サービス(Japan Bullet Train)、高速バスチケットの手配サービス(Japan Bus Tickets)、空港送迎サービスの取次(Airport Taxi)、ライフテックサービスでは、不動産情報・賃貸仲介サービス(Living Japan)、情報発信Webメディア(Japan Web Magazine)、医療機関の取次(Clinic Nearme)で、いずれもWebサイトを運営し、提携企業より広告料(掲載型・成果報酬型)や取次手数料を収受しています。ライフメディアテック事業の特徴は、取次を行う商材に拠らず、当社が提供する価値が「言語の壁による“情報の非対称性”と“サービス利用へのハードル”の解消」であるため、外部環境の変化に応じて、適切なサービスにリソースを配分できる点にあります。 (3) キャンピングカー事業 当事業は、日本国内で計34台のキャンピングカーを保有し(2025年9月時点)、訪日外国人・日本人顧客向けにレンタルを行っております。また、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでのキャンピングカーレンタルの日本人顧客向け取次を行っております。2025年9月期は、キャンピングカーの中古車販売を開始し、キャンピングカーレンタルの需要に対する保有台数の適性化と、既存車両を新車に入れ替えることによる効果的な資産管理を実施しております。
経営方針・対処すべき課題1,896字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「また来たい、日本」をビジョンに掲げております。当社グループは、訪日旅行客をはじめ、日本に居住されている外国人の日本滞在における不便を解消し、より快適に日本で滞在できるよう、徹底してお客様の視点に立ったサービスプラットフォームを作り上げることで、再び日本に来たいと思える人を世界中に増やしていくことを目指しております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、継続的な事業発展のため、顧客が利用する取扱高を把握して適正な売上高を確保し、適正かつ効率的な経費の下に利益を確保していくことが重要であると考え、「取扱高」「売上高」「営業利益」を重要な経営指標と捉え、その向上を図る経営に努めてまいります。 より詳細な指標としては、モバイルネットワーク事業においては、Wi-Fi端末レンタルサービスの稼働端末台数とeSIM及びSIM提供サービスの稼働数を合わせた「モバイルネットワーク稼働数」を重要なKPIとして認識しております。Wi-Fi端末レンタルサービスとeSIM及びSIM提供サービスは通信費、減価償却費等の固定費の割合が高いため、稼働数の向上が、売上高と利益の向上に直結するためです。ライフメディアテック事業では、「取次件数」を重要なKPIとして認識しております。当社グループの企業として実現させたい価値は、外国人が感じている不便や不安を解決することであり、取次件数は最も当該価値を示す指標となっております。また、1件あたりの取次手数料は 対象サービスにより変動するものの、各サービス間でのクロスセルを実施することが可能なため、取次件数の増加は売上高と利益の増加に直結するものです。キャンピングカー事業においては、特に「総レンタル日数」を重要なKPIとして認識しております。キャンピングカー事業の主な費用は車両に関連する償却費、保険料、車庫の家賃等の固定費であるため、総レンタル日数の向上が売上高と利益の向上に直結するためです。 (3)経営環境及び中長期的な経営戦略 当社グループの属する業界は、2025年4月より開始されたグローバルイベントである「2025年日本国際博覧会」開催等の影響もあり、4月にはこれまでの訪日外国人数を更新する390万人の訪日外国人数を記録するなど、インバウンド市場が活性化しております。このようなマクロトレンドの中、当社グループが創業時より培った訪日外国人及び在留外国人を中心とした顧客接点を活用し、外国人が日本で感じる様々な不便さの解決及び新たに生まれるニーズに対応し、事業を拡大してまいります。 具体的には、モバイルネットワーク事業及びキャンピングカー事業においては、マーケティングの強化と、より利便性の高いシステムの開発、リピーター率の向上に注力し、ライフメディアテック事業では、これらに加え、取次サービス領域の拡大にそれぞれ注力してまいります。 (4)対処すべき課題 上記の状況を踏まえ、当社グループは、以下の課題について重点的に取り組んでまいります。 ① モバイルネットワーク事業 サービストレンドの変化や競合参入等による、マーケティング環境の変化に伴うコスト増加リスクを課題と捉え、クロスセルを拡充してまいります。 ② ライフメディアテック事業 新幹線・バスチケット手配サービスに次ぐ新規事業の開発にも邁進してまいります。 ③ キャンピングカー事業 国内レンタルについては、収益の継続成長を目指し、マーケティング活動に注力してまいります。 ④ 全社に関わる事項その他 ア)優秀な人材の確保 当社グループは、比較的少ない従業員で業務を推進しております。その核となる従業員は、高い専門性とプロフェッショナル精神が求められます。これらの能力を兼ね備えた人材の確保は、業務内容の拡大に伴って急務となっており、今後も人材の確保・育成を図ってまいります。 イ)システム技術・インフラの強化 当社グループの事業は、Webサイトによる商品の販売を行っております。購入者はインターネットを利用して様々なサイトを検索・閲覧しております。当社グループではお客様に選ばれるサービスの提供と、そのサービスの魅力を伝えることを目的に、Webサイトの構築に取り組んでまいります。
事業等のリスク3,612字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)インバウンド市場の動向について(顕在化可能性:中、時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループが展開する事業が属するインバウンド市場は、近年の傾向としましては、訪日旅行客の増加により安定的に収益を確保しやすい環境が継続していると考えております。しかしながら、自然災害等の天変地異、新型コロナウイルス等の感染症の流行、国際紛争等の不測の事態により、訪日旅行客が減少し市場が縮小した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。一方で、新型コロナウイルス感染(COVID-19)症等の拡大に伴い、事業対象を日本在留外国人並びに国内企業に拡大することによって、仮にリスクが顕在化した場合においても、当社グループ業績への影響を限定的なものに抑えられるよう努めております。引き続き、日本在留外国人並びに国内企業を事業対象とするサービスの拡充に努めます。 (2)仕入条件の影響について(顕在化可能性:中、時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループのWi-Fi端末レンタルサービスでは、通信キャリア等から通信サービス及びWi-Fi端末を仕入れておりますが、従前と同様の仕入条件で更新できるという保証はありません。さらに、各通信キャリア等の事業方針の変更により、当社グループが従前より不利な仕入条件への変更を余儀なくされる可能性もあります。通信キャリア等からの仕入条件が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これに対応するため、既存の取引先とは、契約の基本的事項を厳守し、定期的な情報交換をすることで、緊密な関係構築に努めております。加えて、特定の仕入先への依存度が高くならないよう、仕入先の拡充に努めます。 (3)競合他社の影響について(顕在化可能性:中、時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループが事業を展開する市場では、各分野において、競合企業が存在しております。当社グループでは、引き続き、顧客のニーズに応える商品・サービスの提供及び販売価格等において差別化を図り、競争力を維持してまいりますが、異業種からの新規参入者等を含め競合他社との競争激化による収益力の低下や、広告宣伝費の増加等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 一方で、以下のとおり、一定程度の参入障壁が存在し、新規参入による当社グループ業績への影響は限定的であると考えております。 ① モバイルネットワーク事業 法人向けのWi-Fi端末レンタル事業者は多数存在しますが、訪日外国人をお客様として想定して多言語でWebサイトとカスタマーサポート体制を構築し、ブランドが認知されている事業者は多くありません。各言語でのWebサイト構築やカスタマーサポート体制の整備、ブランドの認知確立には一定の費用と工数が見込まれるため、一定程度の参入障壁が存在すると考えております。 ② ライフメディアテック事業 ライフメディアテック事業では、オウンドメディアで集客を行い、外国人向けのEコマースノウハウを活かした販促を行い、かつ自社の多言語コンシェルジュによるカスタマーサポートを実施することで、取次手数料を収受するビジネスモデルです。そのため、単なるインターネット広告業ではなく、集客から販売、アフターフォローまで一貫して行える点で、他の外国人向けのWebメディアや、外国人向けのEコマースサイト、外国人向けのコールセンターとは異なり、稀有なポジションを有していると考えられます。参入には、外国人向けオウンドメディアの構築、Eコマースノウハウの積上げ、多言語コンシェルジュの運用を行う必要があり、参入障壁は高いものと考えております。 ③ キャンピングカー事業 日本人向けのキャンピングカーレンタルのみで参入する事業者は多数存在しますが、訪日外国人をお客様として想定して多言語でWebサイトとカスタマーサポート体制を構築し、ブランドが認知されている事業者は多くありません。各言語でのWebサイト構築やカスタマーサポート体制の整備、ブランドの認知確立には一定の費用と工数が見込まれるため、一定程度の参入障壁が存在すると考えております。 (4)許認可等について(顕在化可能性:低、時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループは、主要事業であるモバイルネットワーク事業の運営に関し、電気通信事業法に基づき届出をしております。また、ライフメディアテック事業に関して宅地建物取引業の免許と第二種旅行業の登録、キャンピングカー事業に関して自家用自動車有償貸渡業の許可と第二種旅行業の登録、全社としてプライバシーマークの付与及び古物商の営業許可を受けております。今後、関連法規の改正などによっては、各種許認可等の保持が前提となる一部のサービスを継続できなくなる可能性があります。 これに対応するため、各事業部、管理本部において関連法規の改廃等の情報収集を行うとともに、関連法規を遵守すべく顧問弁護士の指導のもと作成したマニュアル、ガイドラインを用いて、法令遵守を徹底した事業運営を行い、関連法規の改廃等に伴う許認可の取得・更新等に適時対応して参ります。 なお、主だった許認可とその取消事由は以下のようになっております。 <許認可> 取得・登録者名   取得年月・許認可等の名称及び所管官庁等   許認可等の内容及び有効期限   法令違反の要件及び主な許認可取消事由 株式会社インバウンドプラットフォーム   2021年6月18日プライバシーマーク一般財団法人日本情報経済社会推進協会   第10862828(03)号日本産業規格「JISQ15001個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」に適合し、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備していることの認証2027年6月17日まで(2年間)以後2年ごとに更新   プライバシーマーク制度における欠格事項及び判断基準に欠格事由が定められている 2018年11月6日古物商東京都公安委員会   第303311806638号古物営業法に規定される古物を、業として売買又は交換することに対する許可有効期限なし   偽りその他不正の手段により許可を受けた場合、古物営業法第4条に規定される欠格事由に該当する場合等に、許可取消処分が行われることがある 2017年2月26日自家用自動車有償貸渡業(許可)国土交通省 関東運輸局   レンタカー事業者有効期限なし   許可書記載の条件や道路運送法、貨物自動車運送事業法、道路運送車両法に違反した場合は許可取消となることがある 2024年1月4日東京都知事登録旅行業第2-7989号国土交通省 観光庁   第二種旅行業2030年5月13日まで   旅行業法第19条(登録の取消し等)観光庁長官は、旅行業者等が次の各号のいずれかに該当するときは、六月以内の期間を定めて業務の全部若しくは一部の停止を命じ、又は登録を取り消すことができる。1 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。2 第六条(登録の拒否)に掲げる者に該当することとなったとき、又は登録当時同項各号のいずれかに掲げる者に該当していたことが判明したとき。3 不正の手段により旅行業の登録、第六条(登録の拒否)の有効期間の更新の登録又は変更登録を受けたとき。 2021年6月11日宅地建物取引業免許国土交通省 東京都知事   東京都知事(2)第106443号2021年6月12日から2026年6月11日まで(5年ごとに更新)   法人の役員又は政令で定める使用人が免許欠格事由に該当することとなったとき、免許を受けてから1年以内に事業を開始せず、又は引き続いて1年以上事業を休止したとき等に、免許取消処分が行われることがある <届出> 取得・登録者名   取得年月・許認可等の名称及び所管官庁等   許認可等の内容及び有効期限   法令違反の要件及び主な許認可取消事由 株式会社インバウンドプラットフォーム    2017年10月23日電気通信事業者(届出)総務省   届出番号A-29-16030電気通信事業者(電気通信回線設備を設置せずに営む場合)有効期限なし   主な法令違反の要件1 検閲の禁止2 通信の秘密の保護3 利用の公平4 重要通信の確保5 業務の停止等の報告
経営成績の分析 (MD&A)5,723字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、訪日外国人数が過去の最大訪日人数を超える水準に達し、宿泊・飲食サービス業等を中心にインバウンド市場が活性化しております。一方、継続的な為替の変動及び物価の高止まり、並びに高まる地政学的リスク等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況において、当社グループのライフメディアテック事業はモビリティテック事業に注力し積極的なマーケティング活動を推進した結果、好調に推移しました。また、当社グループの強みである外国人顧客基盤や外国人向けサービスのノウハウを活かし新規サービスの開発を進め、訪日外国人及び在留外国人の生活シーンの利便性向上や更なる収益機会の拡大に努めてまいりました。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高3,006,963千円、営業利益296,720千円、経常利益290,906千円、当期純利益202,149千円となりました。 当社グループの事業セグメントは大きく分けて3つあります。主に欧米を中心とした訪日旅行客と日本人顧客にWi-Fi端末のレンタル、及びSIMカード・eSIMの提供サービスを行うモバイルネットワーク事業、日本に滞在される外国人に生活サポートや日本のさまざまなサービスの取次ぎを行うライフメディアテック事業、そして、訪日旅行客と日本人顧客に対してキャンピングカーのレンタルを行うキャンピングカー事業の3事業を主に展開しています。 セグメント別の経営業績を示すと、次のとおりです。 モバイルネットワーク事業 当事業では、Wi-Fi端末レンタルサービス、SIMカード・eSIMの販売・取次サービス、及びモバイルアクセサリーの販売を行っています。主に、訪日旅行客向けのWebサイト「Japan Wireless」、国内法人や海外旅行客向けのWebサイト「グロモバ」を運営しています。 当連結会計年度は、訪日外国人及び出国日本人数の累計人数が好調に推移しました。一方で、マーケット環境の競争激化により広告宣伝費や販売手数料が増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は1,643,545千円、セグメント利益は97,642千円となりました。 ライフメディアテック事業 日本在留外国人及び訪日外国人が日本で生活・旅行する上で必要なサービスは、問い合わせ先や各種手続きがバラバラで、日本語が難しい外国人にとって時間と手間がかかります。当事業では、訪日・在留外国人向けに取次サービスを中心に行っています。主に、多言語で新幹線チケットの手配サービスを行う「Japan Bullet Train」、多言語で空港送迎を中心としたハイヤー会社への予約取次を行う「Airport Taxi」、在留外国人への海外渡航関連情報の提供、医療・検査等の手続サポート等業務を行う「Clinic Nearme」等を展開しています。 当連結会計年度は、新幹線チケット手配サービスが好調に推移しました。一方で、新サービス開発に係る人件費及び広告宣伝費が増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は1,236,154千円、セグメント利益は192,947千円となりました。 キャンピングカー事業 キャンピングカー事業では、アウトバウンド取次(海外でキャンピングカーを借りる方への予約手配サービス)と国内レンタカー(日本国内でキャンピングカーを自社保有し訪日旅行者及び日本人顧客への貸出サービス)、及びモータープールサービス(日本でキャンピングカーを保有されている方への駐車場貸出サービス)を展開しております。 当連結会計年度は、訪日外国人数増加及び保有台数増加の影響もあり、総レンタル日数は好調に推移しました。 その結果、当連結会計年度における売上高は122,725千円、セグメント利益は6,130千円となりました。 b 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、2,705,797千円となりました。 流動資産は、1,379,102千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が920,874千円でした。 固定資産は、1,326,694千円となりました。主な内訳は、レンタル資産が286,916千円、ソフトウエアが265,698千円、投資有価証券が47,958千円、差入保証金が489,428千円でした。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、1,281,907千円となりました。 流動負債は、1,066,459千円となりました。主な内訳は、契約負債が96,282千円、買掛金が574,091千円、未払金が145,253千円、未払法人税等が74,586千円でした。固定負債は、215,448千円となりました。主な内訳は、長期借入金が205,178千円でした。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、1,423,890千円でした。これは投資有価証券の評価差額金が12,311千円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い剰余金が202,771千円増加したことによります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の当連結会計年度末残高は920,874千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は616,024千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益285,926千円、減価償却費136,721千円、買掛金の増加額307,702、売掛金の増加額154,535千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は360,321千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出113,274千円や、無形固定資産の取得による支出188,365千円、差入保証金の差入による支出433,300千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は55,308千円となりました。これは、長期借入金の借入による収入100,000千円、長期借入金の返済による支出49,558千円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループの行う事業は提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b 受注実績 当社グループの行う事業は提供するサービスの性質上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) モバイルネットワーク事業   1,643,545   ― ライフメディアテック事業   1,236,154   ― キャンピングカー事業   122,725   ― その他   4,538   ― 合計   3,006,963   ― (注)当社グループは当連結会計年度から連結財務諸表を作成しておりますので、前期比(%)は記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載したとおりです。 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、3,006,963千円でした。これは、主に訪日外国人及び出国日本人数の累計人数が好調に推移したことに伴い、ライフメディアテック事業及びキャンピングカー事業における各サービスの需要が増加したことによるものであります。特にライフメディアテック事業の新幹線チケット手配サービスは多くの訪日外国人顧客にご利用いただき、好調に推移いたしました。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は、742,335千円でした。これは主に、Wi-Fi端末及びキャンピングカー購入に伴う減価償却費が増加したことによるものであります。 その結果、当連結会計年度の売上総利益は2,264,628千円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、1,967,908千円となりました。これは主に、広告宣伝費、販売手数料及び支払手数料が増加したことによるものであります。 その結果、当連結会計年度の営業利益は296,720千円となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、5,993千円となりました。主な内訳は、受取補償金3,925千円であります。 営業外費用は、11,806千円となりました。主な内訳は、支払利息8,446千円であります。 その結果、当連結会計年度の経常利益は290,906千円となりました。 (特別利益、特別損失、税金等調整前当期純利益) 特別利益は、当連結会計年度は278千円となりました。これは主に、キャンピングカーの売却によるものです。 特別損失は、当連結会計年度は5,258千円となりました。これは主に、減損損失4,596千円によるものであります。 その結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は285,926千円となりました。 (法人税等、当期純利益) 税効果会計適用後の法人税等は、83,777千円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加に伴う法人税、住民税及び事業税の増加によるものとなります。その結果、当期純利益は202,149千円となりました。 なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載したとおりです。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、Wi-Fi端末レンタルサービスの通信仕入やデバイスの購入費、キャンピングカーの購入費、販売費及び一般管理費等の営業費用に加え、新規事業の開発コストによるものであります。これらの資金需要につきましては、自己資金により賄うことを基本方針としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表を作成するにあたって採用する重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ④ 目標とする客観的な指標等の推移 当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、適正な売上高を確保し、適正かつ効率的な経費の下に利益を確保していくことを実現するために、モバイルネットワーク事業においてはWi-Fi端末レンタルサービスの稼働端末台数とeSIM及びSIMの稼働数を合わせた「モバイルネットワーク稼働数」、ライフメディアテック事業においては「取次件数」、キャンピングカー事業においては「総レンタル日数」を重要指標としております。 モバイルネットワーク事業におけるモバイルネットワーク稼働数は、eSIM利用者数の増加等の環境変化により、当連結会計年度は201千台となりました。 ライフメディアテック事業における取次件数は、新幹線チケット手配サービスが好調に推移したことにより、当連結会計年度は438,781件となりました。 キャンピングカー事業における総レンタル日数は、訪日需要と海外需要における増加により、当連結会計年度は4,148日となりました。

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出典

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