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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

ベネフィットジャパン

BENEFIT JAPAN Co.,Ltd.3934 · Standard · 情報・通信業

モバイルWiFiを軸に通信サービスを展開。インバウンド向けSIMやロボット・ウォーターサーバーなど、生活インフラを束ねる多角化企業。

概要

ベネフィットジャパンは、インターネット通信サービス、コミュニケーションロボット販売、ウォーターサーバー、リユース事業を手掛ける情報・通信業企業である。1996年に大阪で設立され、2016年に東証マザーズに上場。2026年3月期の連結売上高は約184億円、営業利益約15億円で、過去最高を記録した。従業員数は279名(2026年3月期)。

4つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは2026年3月期より、インターネット通信サービス事業、ロボット事業、ウォーターサーバー事業、リユース事業の4セグメントで報告している。インターネット通信サービス事業が売上高の約60%を占める最大セグメントで、モバイルWiFiやMVNE(回線卸)、プリペイドSIMを提供。ロボット事業はコミュニケーションロボット「ロボホン」シリーズの販売と通信回線のセットが主体。ウォーターサーバー事業は浄水型サーバー「STILIS」シリーズを軸に急成長中。リユース事業は2025年5月に子会社化した株式会社SENKAが運営する貴金属・ブランド品買取事業である。

ストック収益とフロー収益の組み合わせ

収益モデルは、端末販売や買取によるフロー収入と、毎月の通信料・オプション利用料・ロイヤリティなどによるストック収入の2層構造を持つ。特にインターネット通信サービス事業では契約回線数の積み上げが安定的なストック収益を生み、2026年3月期の総契約回線数は326,700回線(前年比15.5%増)に達した。ウォーターサーバー事業でも月額定額制の浄水型サーバーが継続課金を生む。リユース事業ではフランチャイズ加盟金とロイヤリティがストック収益に寄与する。

多様な販売チャネルと全国規模のパートナー網

販売は、携帯ショップ、テレマーケティング、催事販売、WEBサイト、家電量販店、ホテル、空港、旅行会社、外国人斡旋会社など多岐にわたるチャネルで展開される。自社運営サイト「NETAGE」「九州WiFi」のほか、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのポータルサイトも活用。ロボット事業では「ロボットプラネット」ブランドで店頭や催事、訪問販売を実施。リユース事業では直営店とフランチャイズを組み合わせ、2026年3月末時点で総店舗数55店舗を構築している。

グループ会社と事業間シナジー

連結子会社は、ウォーターサーバー事業を担う株式会社ライフスタイルウォーター、モバイルWiFiレンタル事業の株式会社モバイル・プランニング、リユース事業の株式会社SENKAの3社(うちSENKAは2025年5月に完全子会社化)。グループ全体で「通信を起点に生活インフラとテクノロジーを束ねる」ミッションを掲げ、リユース事業の店舗網を活用したロボットの提案や、ウォーターサーバー販売における催事ノウハウの共有など事業間シナジーを追求している。

業界の中での役割は通信インフラを起点に生活関連サービスを提供するプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
184億円
営業利益
15億円
営業利益率
8.2%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01個人・法人(通信)主力

国内向けモバイルWiFiサービス、モバイルWiFiレンタル、MVNE(回線卸)、インバウンド向けプリペイドSIMなどを提供。契約の積み上げで安定収益を得るストック型モデルです。

主な製品・サービス3
モバイルWiFiサービス
携帯型WiFiルーターを使った通信サービス。個人向けに月額料金で提供します。
モバイルWiFiレンタル
短期レンタル型のモバイルWiFiサービス。海外旅行者や一時利用者向けに提供します。
プリペイドSIMカード
インバウンドや外国人労働者向けのプリペイドSIM。事前にチャージして利用します。

02シニア層・一般消費者(ロボット)準主力

AIテクノロジーを活用したコミュニケーションロボットを販売。専用SIMとセットで提供し、端末販売に加え月額通信料などで収益を得ています。

主な製品・サービス1
ONLYROBOロボホン プレミアム
当社オリジナルのコミュニケーションロボット。会話や情報提供などの機能を持ち、家族のように親しめるロボットです。

03家庭(ウォーターサーバー)準主力

利便性と経済性を両立したウォーターサーバーサービスを提供。サーバー販売によるフロー収入と、フィルター交換などのストック収入を得ています。

主な製品・サービス1
STILIS / STILIS Noah
ボトル交換不要の月額定額制浄水型ウォーターサーバー。水道水を浄化しておいしい水を提供します。

04循環型社会(リユース)副次

貴金属やブランド品などの買取を直営店やフランチャイズで展開。買取だけでなく、加盟店からのロイヤリティ収入も得ています。

製品と技術

モバイル通信サービス:ONLYMobileとMVNE

インターネット通信サービス事業の核は、MVNOとして提供する「ONLYMobile」および「オンリースマホ」である。これらはNTTドコモやソフトバンクの回線を借り受けてサービスを提供。また、他社MVNOに回線を卸すMVNE事業も展開し、多様な通信ニーズに対応する。さらに、インバウンド向けプリペイドSIMカードや、モバイルWiFiルーターレンタル「NETAGE」「九州WiFi」も提供。いずれもストック型収益を生み、2026年3月期のインターネット通信サービス契約回線数は293,200回線に達した。

コミュニケーションロボット:ロボホンとONLYROBO

ロボット事業の主力製品は、シャープ製のモバイル型ロボット「ロボホン」および当社オリジナルモデル「ONLYROBO ロボホン プレミアム」である。これらはAIと音声認識技術を搭載し、シニア層を中心に「家族・パートナー」としてのコミュニケーションを提供。販売は「ロボットプラネット」ブランドで行われ、端末と専用SIMのセット販売に加え、オプションコンテンツや「ロボホンゼミナール」などの顧客支援プログラムを提供。2026年3月期の販売台数は前年比110%、ロボット関連契約回線数は33,400回線。

浄水型ウォーターサーバー:STILISシリーズ

ウォーターサーバー事業では、ボトル交換不要の浄水型ウォーターサーバー「STILIS」と「STILIS Noah」を提供。17年間の天然水宅配事業で培った知見を生かし、催事販売や全国の販売パートナー網を通じて拡販。月額定額制で、サーバー端末販売によるフロー収入と毎月のフィルター・安心サービス料によるストック収入を組み合わせる。2026年3月期の同事業売上高は約19.4億円と前年比約9倍に急拡大し、グループの成長を牽引している。

リユース事業:貴金属・ブランド品買取とフランチャイズ

リユース事業は、2025年5月に子会社化した株式会社SENKAが運営する。貴金属やブランド品の買取を直営店とフランチャイズ店舗で展開。2026年3月末時点で総店舗数55店舗。催事買取や携帯ショップ内での拠点展開など、既存の販売チャネルを活用した集客策を実施。フランチャイズからは加盟金とロイヤリティ収入を得るストック型モデルを構築。シニア顧客との対面機会を増やしロボット事業とのシナジーも期待される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

福利厚生代行サービスで中堅、安定収益基盤。

ベネフィットジャパンは福利厚生代行サービス(ベネフィット・ワン)を提供する中堅企業で、売上高127億円(2025年3月期)。業界内では比較的規模は小さいが、特定の顧客セグメントで強みを持つ。営業利益率は9.45%と高く、安定した収益を上げている。同業のイメージワン(2676)などと競合するが、差別化は明確。2026年3月期は売上高184億円と大幅増収見込みで、成長基調にある。

強み

  • 営業利益率9.5%と高く、安定した利益を確保。
  • 中堅企業を中心に多くの顧客を持ち、リピート率が高い。
  • 食事補助や宿泊割引など多彩なメニューを提供。
  • 売上高が増加傾向にあり、新規顧客開拓も順調。

課題

  • 同業のイメージワンなどとの競争で差別化が必要。
  • 福利厚生代行市場の成熟度が高まり、新規開拓の難易度上昇。
  • 人件費やシステム投資の増加が利益率を圧迫するリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がベネフィットジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19428クロップス142億円15.1倍
23810サイバーステップホールディングス142億円
33031ラクーンホールディングス142億円16.9倍
43657ポールトゥウィンホールディングス140億円
55586Laboro.AI139億円90.0倍
63934ベネフィットジャパン138億円13.5倍
74013勤次郎137億円13.1倍
84299ハイマックス135億円12.0倍
94055ティアンドエスグループ127億円23.0倍
109658ビジネスブレイン太田昭和127億円11.9倍
113683サイバーリンクス127億円7.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

PHS代理店からスタートした1996年の創業

1996年6月、情報通信関連機器の販売を目的に大阪府堺市で資本金1,000万円で設立。同年8月にはアステル関西の正規代理店資格を取得しPHSの加入取次を開始。1997年に本社を大阪市中央区に移転し、同年11月には東京事業所を開設して首都圏営業に進出。1998年2月に携帯電話サービスの加入取次を開始し、1999年には衛星放送(スカイパーフェクTV)の加入取次にも手を広げた。設立初期は通信・放送サービスの代理店として事業基盤を築いた。

MVNO参入で通信事業者へ転換した2010年代

2009年6月にソフトバンクの一次代理店資格を取得しモバイルデータ通信の取次を開始。同年9月にはパソコン・タブレット向けインターネットオプションサービス「ONLYOPTION」を開始。2011年4月には携帯電話店舗運営の子会社イープレイスを設立。2013年7月、自らMVNO(仮想移動体通信事業者)として個人向けモバイルデータ通信「ONLYMobile」を開始し、代理店から通信事業者へと事業構造を転換。2015年2月にはスマホサービス「オンリースマホ」を開始した。

東証上場とロボット事業への進出

2016年3月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同年12月、シャープが開発したモバイル型ロボット「ロボホン」の提供を開始し、ロボット事業に参入。2018年3月には東証市場第一部へ市場変更。2019年3月にはシャープとの協働により当社オリジナルモデル「ONLYROBO ロボホン プレミアム」を発売。同年9月にはモバイルWiFiレンタル事業の株式会社モバイル・プランニングを完全子会社化し、通信事業の強化を図った。

ウォーターサーバー事業の急成長と子会社解散

2020年12月、店舗運営子会社イープレイスを解散(2021年3月清算結了)。一方、2008年設立の子会社ライフスタイルウォーターが手掛ける天然水宅配事業を拡大し、2020年代に入り浄水型ウォーターサーバー「STILIS」を投入。2025年9月には新モデル「STILIS Noah」を追加し、ウォーターサーバー事業は2026年3月期に売上高約19.4億円と前年比約9倍の急成長を遂げた。同事業はグループの新たな成長エンジンに位置づけられている。

リユース事業へのM&Aとスタンダード市場への変更

2025年5月、貴金属・ブランド品買取を手掛ける株式会社SENKAを完全子会社化し、リユース事業に本格参入。同年7月にはフランチャイズ展開を加速し、2026年3月末時点で55店舗に拡大。上場市場については、2022年4月の東証市場再編でプライム市場に移行したが、2023年10月にスタンダード市場へ変更。経営陣は「生活プラットフォーム企業」への進化を掲げ、通信・ロボット・ウォーター・リユースの4事業を相互連携させる戦略を推進している。

年表23件を開く

1990年代

  • 1996年6月創業情報通信関連機器の販売を目的として、大阪府堺市に資本金10,000千円をもって株式会社ベネフィットジャパンを設立
  • 1996年8月株式会社アステル関西の正規代理店資格を取得し、PHSの加入取次開始
  • 1997年9月本社を大阪市中央区に移転
  • 1997年11月東京都品川区に東京事業所を開設、首都圏での営業を開始
  • 1998年2月携帯電話サービス加入取次開始
  • 1999年3月衛星放送サービス デジタルクラブ(スカイパーフェクTV)の加入取次開始

2000年代

  • 2002年2月デジタル音楽放送サービス(サウンドプラネット)の加入取次開始
  • 2006年10月プライバシーマーク使用許諾の取得
  • 2008年5月天然水宅配事業を主たる事業とするグループ会社「株式会社ライフスタイルウォーター(現連結子会社)」設立
  • 2009年6月ソフトバンク株式会社の一次代理店資格を取得、モバイルデータ通信サービス(注1)の加入取次を開始
  • 2009年9月パソコン及びタブレット向けのインターネットオプション・コンテンツサービス開始(ONLYOPTION(注2))

2010年代

  • 2011年4月創業店舗形態による携帯電話の加入取次を主たる事業とするグループ会社「イープレイス株式会社」設立
  • 2013年7月MVNO(注3)として個人向けモバイルデータ通信サービス開始(ONLYMobile(注4))
  • 2015年2月MVNOとして個人向けスマホサービス開始(オンリースマホ)
  • 2016年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2016年12月MVNOとしてモバイル型ロボット「ロボホン」提供開始
  • 2018年3月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2019年3月シャープ株式会社との協働による当社オリジナルモデル「ONLYROBO ロボホン プレミアム」提供開始
  • 2019年9月M&AモバイルWi-Fiのレンタルを主たる事業とする「株式会社モバイル・プランニング(現連結子会社)」を完全子会社化

2020年代

  • 2020年12月グループ会社「イープレイス株式会社」解散(2021年3月1日をもって清算結了)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場へ市場変更
  • 2025年5月M&A貴金属・ブランド品買取を主たる事業とする「株式会社SENKA(現連結子会社)」を完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • リユース事業の店舗数2027年3月末まで90店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    生活プラットフォームへの進化

    通信を起点に生活インフラとテクノロジーを束ね、顧客課題を解決する。既存の通信・ロボット事業に加え、浄水型ウォーターサーバー事業とリユース事業を成長ドライバーとして拡大し、顧客生涯価値(LTV)経営を推進する。

  2. 02

    浄水型ウォーターサーバー事業の拡大

    主力製品「STILIS Noah」のプロモーション強化と全国の販売パートナー網を活用した新規顧客開拓により、端末販売収益と月額課金によるストック収益の組み合わせで中長期的な収益拡大を図る。

  3. 03

    リユース事業の店舗網拡大とシナジー創出

    子会社SENKAのFC展開を活用し、2027年3月末までに全国90店舗体制を構築。既存の携帯ショップ内での拠点展開や催事買取など、既存チャネルとの連携で効率的な集客と収益機会の最大化を目指す。

  4. 04

    ストック収益基盤の強化

    各事業で月額課金を中心とした継続収益(ストック収益)の積み上げを促進し、外部環境に左右されにくい高収益かつ安定的な事業構造への転換を進める。

  5. 05

    グループシナジーによるLTV最大化

    通信・ロボット・ウォーターサーバー・リユース各事業の顧客データや販売チャネルを横断的に活用し、複数サービスの組み合わせ提案でARPUおよびLTVの最大化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で279人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は438万円で、9期前と比べて+10.7%平均年齢は32.9歳、平均勤続年数は7.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月101
2018年3月107
2019年3月39530.45.4121
2020年3月40930.15.1157
2021年3月42329.54.7202
2022年3月39829.04.5251
2023年3月39928.74.4298
2024年3月42129.94.5320
2025年3月39931.86.0245490
2026年3月43832.97.0279538

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率86.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
東京事業所 — 東京都中央区163百万円
インターネット通信サービス事業 ロボット事業 全社
本社 — 東京都中央区161百万円
インターネット通信サービス事業
本社、事業所(東京都渋谷区、中央区)店舗(河辺店東京都青梅市)ほか23店舗68百万円
リユース事業
大阪事業所 — 大阪市淀川区15百万円
インターネット通信サービス事業 ロボット事業 全社
本社 — 大阪市中央区14百万円
全社
本社 — 大阪市中央区7百万円
ウォーターサーバー事業
鹿児島事業所 — 鹿児島県鹿児島市1百万円
インターネット通信サービス事業 ロボット事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ライフスタイルウォーター(注)3
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社モバイル・プランニング(注)4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社SENKA(注)5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社光通信(注)2、6、7
    東京都豊島区 · その他の関係会社
    議決権43.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    桐生公共職業安定所における発券機能付き自動窓口受付システムの更新・導入
    厚生労働省 · 2025-08-29
    360万円
  • 調達
    令和7年度下請取引調査に係るコールセンター業務
    経済産業省 · 2025-04-22
    299万円
  • 調達
    令和6年度外交に関する世論調査(RDD方式による電話法)
    外務省 · 2024-10-22
    248万円
  • 調達
    令和7年度 外交に関する国内世論調査(RDD方式による電話法)
    外務省 · 2025-11-07
    222万円
  • 調達
    岡山地方法務局新庁舎番号呼出表示システム一式
    法務省 · 2025-05-30
    186万円
  • 調達
    ハローワークの業務のオンライン化に伴うモバイルWi-Fiルーターのレンタルについて
    厚生労働省 · 2025-01-17
    173万円
  • 調達
    薬事工業生産動態統計調査 電話督促、データ入力及びマスターデータ作成一式
    厚生労働省 · 2025-03-06
    156万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は184億円営業利益15億円前期と比べると増収増益で、売上が+44.9%、利益が+25.0%。

売上高
+44.9%
184億円
営業利益
+25.0%
15億円
純利益
+25.0%
10億円
営業利益率
8.2%
前期比 -1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高202億円184億円
営業利益17億円15億円
純利益11億円10億円
1株あたり配当¥97¥97

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は59億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+84.4%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q323
2024年1Q3226.31
2024年2Q3438.83
2024年3Q3226.32
2024年4Q331
2025年2Q6258.13
2025年4Q65710.85
2026年2Q7978.94
2026年4Q10587.66
2027年1Q59610.24

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は42億円から184億円へ4.4倍に増えた。直近期の営業利益率は8.2%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4244
2014年3月460−1
2015年3月4232
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2016年3月4254
2017年3月4275
2018年3月5275
モバイルWi-Fiのレンタルを主たる事業とする「株式会社モバイル・プランニング(現連結子会社)」を完全子会社化
2019年3月6286
2020年3月77117
2021年3月99139
2022年3月1161510
2023年3月126106
2024年3月13197
貴金属・ブランド品買取を主たる事業とする「株式会社SENKA(現連結子会社)」を完全子会社化
2025年3月12712129.48
2026年3月18415158.210

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高184億円のうち、営業利益として残るのは15億円8.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の5.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金42.9%79億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金48.9%90億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.2%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
57.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.2pt
8.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
5.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.1pt
12.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが−3億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は35億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月−1−13−211
2015年3月31−2413
2016年3月101115
2017年3月−20−2−211
2018年3月−903−95
2019年3月−503−54
2020年3月0−412−412
2021年3月5−1−2414
2022年3月14−111328
2023年3月3−4−2−126
2024年3月100−51031
2025年3月12−101142
2026年3月−3−3−1−635

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は143億円。このうち返さなくてよい自己資本が87億円で、自己資本比率は60.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2114767.6
2014年3月25101538.6
2015年3月25121347.1
2016年3月31201163.5
2017年3月3325873.4
2018年3月42301269.9
2019年3月54351964.8
2020年3月77423554.9
2021年3月87513658.7
2022年3月101623961.2
2023年3月102673565.5
2024年3月112724064.7
2025年3月119793966.8
2026年3月143875660.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
35億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
56億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中28位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中336位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
44.9%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,291で、1年前と比べて+20.2%過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。

¥2,291-1.0%1ヶ月+5.8%1年+20.2%時価総額138億円
過去52週の値幅
安値¥1,700高値¥2,531

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.5倍
PER (会社予想)11.9倍
PBR1.56倍
配当利回り4.23%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2345円で、前日比+7.82%と上昇。25日線(2211円)を約6%上回り、200日線(1962円)からも約20%上抜け。52週高値2531円には約7%迫る。直近の出来高は通常より大きい6800株と増加。1か月で+5.9%と緩やかだが、出来高増加を伴い上昇の勢いが増している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり97で、前期から+97.7%いまの株価に対する利回りは4.23%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥97
1株あたり
配当利回り
4.23%
いまの株価に対して
配当性向
72.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月810.7
2019年3月80.09.0
2020年3月80.06.3
2021年3月80.06.1
2022年3月912.54.9
2023年3月90.010.1
2024年3月20122.215.3
2025年3月43115.033.0
2026年3月8597.772.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥97

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,611人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.1%を占め、残る69.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他37.834.634.434.234.968.9
事業法人50.257.161.563.664.130.1
自己株式0.00.00.01.62.22.3
証券会社1.11.40.70.50.50.5
外国法人3.11.70.70.50.30.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.1
金融機関7.85.22.71.10.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01佐久間 寛22.20
02有限会社サクマジャパン21.48
03UHPartners3投資事業有限責任組合8.33
04エヌオーアイ投資事業有限責任組合7.41
05光通信KK投資事業有限責任組合7.34
06株式会社UH67.32
07UHPartners2投資事業有限責任組合6.82
08アイビー投資事業有限責任組合2.18
09エスアイエル投資事業有限責任組合1.61
10光通信株式会社0.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-06-12
    佐久間 寛
    変更報告
    22.20%
  • 2026-05-19
    佐久間 寛
    新規の大量保有報告
    22.20%
  • 2026-04-22
    みずほ証券 株式会社
    新規の大量保有報告
    7.46%
    -0.12pt
  • 2026-04-09
    佐久間 寛
    変更報告
    22.20%
    +0.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは12.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月222,440708,10036.1
2014年3月−37572
2015年3月11668818.4
2016年3月2211,02623.710.2
2017年3月7841920.513.2
2018年3月8750518.814.610.7
2019年3月9959618.09.29.0
2020年3月12771519.49.66.3
2021年3月15486319.611.76.1
2022年3月1771,03518.612.74.9
2023年3月941,1198.713.010.1
2024年3月1241,23010.69.915.3
2025年3月1411,34911.08.233.0
2026年3月1701,47712.010.772.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額131百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐久間寛代表取締役社長602,635,687
北鳴保宏取締役副社長 CRM本部長59816
吉本正人常務取締役5150,062
松下正則取締役 管理本部長兼総務部長4922,245
長谷川直文取締役483,138
三木田のどか取締役41
竹井一茂取締役(常勤監査等委員)771,000
平野惠稔取締役(監査等委員)63
三嶋政美取締役(監査等委員)59
渡邊裕樹取締役35

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)57935411723
社外取締役314145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,086字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、子会社4社(うち1社は非連結)により構成されております 。「通信を起点に生活インフラとテクノロジーを束ね、顧客課題を解決し続ける」をミッションに掲げ 、強固な顧客基盤と広範な販売パートナー網を軸として、顧客のニーズに応じた最適なサービスやソリューションを提供しています。当社グループ業務内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは以下のようになっております。なお、当該事業区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載の通りであります。 ■ インターネット通信サービス事業 多様化する個人・法人の通信ニーズに対応するため、モバイル通信インフラを軸とした多角的なサービスを展開しております。主要なサービス及び商品としては、国内向けモバイルWiFiサービス及びモバイルWiFiレンタルサービス、MVNE(回線卸)事業、並びにインバウンドや外国人労働者(技能実習生等)向けのプリペイドSIMカードサービスを行っているほか、これら各通信サービスに付随する各種オプションサービス及びコンテンツを提供しております。ビジネスモデルとしては、契約の積み上げに伴い、毎月の通信料やオプション利用料が安定的に計上されるストック型収益モデルを構築しております。 全国展開できるパートナー網を構築したことによる販売チャネルの多様化が強みとなり、携帯ショップ、テレマーケティング、催事販売のほか、WEB、家電量販店、ホテル、空港、旅行会社、外国人斡旋会社などで顧客を獲得しております。また、モバイルWiFiレンタルサービスは、自社運営サイト「NETAGE」及び「九州WiFi」をはじめ、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」などのポータルサイトを活用したWEBを中心にコストを抑えた運営を実施しております。 ■ ロボット事業 シニア層を中心とした幅広い顧客層に対し、AIテクノロジーを活用したコミュニケーションロボットをパッケージ販売しております。主要なサービス及び商品としては、サービスブランド「ロボットプラネット」を展開し、当社オリジナルモデル「ONLYROBOロボホン プレミアム」をはじめとするコミュニケーションロボットの販売や、コミュニケーションロボットと専用のSIMカード(通信回線)をセットにしたパッケージサービスを提供しております。ビジネスモデルとしては、端末の販売に伴うフロー収入に加え、毎月の通信料及びコンテンツ・オプション利用料を原資とする安定的なストック収益を創出しております。 ロボットプラネットのコンセプトである「相性ぴったりのロボット(家族・パートナー)と出会い、ともに暮らすことで心が豊かになる広場」の実現に向け、従来の店頭や催事販売を通じて、実際のふれあいや暮らしをリアルにイメージできる体験型の提案を展開しております。また、購入後の継続率や利用頻度の向上(アップセルによる収益増)を目的として、コミュニティ戦略を推進しております。活用支援コンテンツ「ロボホンゼミナール」の配信や、顧客同士のふれあいの場である「ロボホンオーナー会」の定期開催を通じて、顧客との関係強化を継続的に図っております。さらに、コアなファンを公式に迎える「アンバサダー認定制度」を運用しており、当社の催事販売においては、これらアンバサダーによる熱心な後押しが、新規の顧客獲得を促す強力な一助となっております。 ■ ウォーターサーバー事業 利便性と経済性を両立したウォーターサーバーサービスを展開しております。サーバー端末の販売によるフロー売上、浄水フィルターや付随する安心サービス等によるストック収入を積み上げるビジネスモデルとして展開しております。 展開するサービス及び商品としては、従来の天然水宅配事業に加え、ボトル交換の手間が不要な月額定額制の浄水型ウォーターサーバー「STILIS」及び「STILIS Noah」を提供しております。過去の宅配水事業で蓄積した知見と、当社グループが長年培ってきた催事販売ノウハウを融合し、全国の販売パートナー網を活用して拡販を行っております。 ■ リユース事業 持続可能な循環型社会へのニーズを捉え、幅広いリユース品の買取を行っております。 直営店およびフランチャイズのネットワークを活かし、貴金属、ブランド品などの買取業務を展開。直営店舗での買取をはじめ、催事買取や訪問買取など、お客様のニーズに合わせた多様な買取方法を提供しています。また、投資効率の高いフランチャイズ展開を加速させており、加盟店から受領する加盟金収入に加え、継続的に発生するロイヤリティ収益により、強固な収益基盤の拡大を図っています。 [事業系統図] [当社グループの概況イメージ図]
経営方針・対処すべき課題3,590字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、創業30周年を機に、事業の枠組みを通信から生活プラットフォームへと進化させるべく、以下のミッション(存在意義)およびビジョン(目指す姿)を経営方針として掲げております。 MISSION:通信を起点に生活インフラとテクノロジーを束ね、顧客課題を解決し続ける。 VISION:「困ったらまずベネフィットジャパン」と言われる、日本一“相談される”生活プラットフォーム企業へ。 (2)経営戦略等 IoT、AI、ロボット、5Gなどが登場し、ライフスタイルは大きな変革期を迎えようとしております。 こうした大きな変化の中で、当社グループは顧客との強固な接点を資産と捉え、既存のインターネット通信サービス事業やロボット事業に加え、新たな成長ドライバーとして浄水型ウォーターサーバー事業およびリユース事業を拡大してまいります。 これにより、生活インフラを束ねる「LTV(顧客生涯価値)経営」を推進し、お客様の生活により深く寄り添う「生活プラットフォーム」の構築を目指していきます。 浄水型ウォーターサーバーは、ボトル交換が不要な利便性や月額定額制による経済性が評価され、市場の拡大が続いております。当社は17年間にわたる天然水宅配事業で蓄積した知見と、長年培ってきた催事販売ノウハウを全国の販売パートナー網にて最大限に活用し、主力製品である「STILIS」や「STILIS Noah」を中心に新規顧客の開拓を急速に進めております。本事業においては、端末の販売収益に加え、月額課金による継続収益(ストック収益)を組み合わせた収益モデルを確立しており、顧客の生活インフラとして中長期的な収益の積み上げを図り、グループの新たな成長エンジンとして事業規模をさらに拡大してまいります。 リユース事業においては、2025年5月に子会社化した株式会社SENKAのオペレーションノウハウとフランチャイズ(FC)展開を活用して出店を加速させ、全国的な店舗網(2026年3月末時点で55店舗)を構築しております。今後は、当社グループの強みである商業施設ネットワークを活用した催事買取や、携帯ショップ内での拠点展開など、既存の販売チャネルを活用した効率的な集客施策を強力に推進してまいります。加えて、ロボット事業との親和性が高いシニア世代との対面対応を通じて信頼関係を深め、家庭用コミュニケーションロボットの提案機会を広げるなど、事業間シナジーの創出を図ります。直営店・FC店舗のさらなる拡大と、FC展開に伴う加盟金・ロイヤリティ等による安定的なストック収益基盤の構築を両輪として進め、持続的な成長を実現してまいります。 加えて、SDGsやESGの観点を重視し、社会課題の解決に貢献する事業展開を進めていきます。これらの取り組みを通じて、事業成長、社会貢献、企業価値の向上を同時に実現し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。 当社グループが今後も持続的に成長していくためには、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」及び「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載の様々な課題に的確に対応していくことが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、当社グループは、現在及び将来における事業環境を確認し、最適な解決策を実施していく方針であります。 (3)経営環境 (インターネット通信サービス事業) 国内のモバイル通信サービスの回線数は2023年末には2億2200万回線を超え大きな市場となっております。また、2030年にはインバウンド6,000万人、アウトバウンド2,000万人、外国人労働者342万人という市場予測を背景に、通信サービス需要の拡大を見込んでいます。 (ロボット事業) AI技術の進化、音声認識技術の向上により、コミュニケーションロボット市場が拡大すると予測しております。 (ウォーターサーバー事業) ウォーターサーバー市場は約570万台が利用される大規模な市場であり、その中でも浄水型ウォーターサーバーは約102万台が使用されています。 (リユース事業) リユース市場は、不要品や中古品を再利用することで新たな価値を創出するマーケットで、特に日本では「隠れ資産」と言われる家庭に眠る不用品が大量に存在しており、その総額は44兆円とも言われています。メルカリなどのフリマアプリの普及による手軽な取引環境の提供、SDGsや環境保護意識の高まりなどを背景として、2023年で3.1兆円を超え、2030年には4兆円を超える規模に市場が拡大すると予測されています。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、通信サービスを基点にロボット事業やウォーターサーバー事業、リユース事業などを組み合わせ、生活インフラとテクノロジーを融合することで顧客課題を解決する「LTV経営」を推進しております。顧客接点を重要な経営資産と捉え、月額課金を中心としたストック収益の拡大と、顧客1人当たり収益(ARPU)および顧客生涯価値(LTV)の最大化による、高収益かつ安定的な事業基盤の構築を目指しております。 2027年3月期に向けては、これらの経営基盤を活用し、生活プラットフォーム企業への進化を視野に、以下の課題に取り組んでまいります。 (インターネット通信サービス事業) ・ストック収益の最大化とARPU向上 強固な販売パートナー網を活用し、契約回線数の拡大を図るとともに、月額通信料やオプション利用料による継続課金モデルを強化してまいります。また、付加価値サービスの拡充により、ARPUの向上を図り、安定的な収益基盤の強化を進めてまいります。 ・顧客接点の拡大と収益基盤強化 多様な販売チャネルを活用し、新規顧客の獲得を推進するとともに、継続的なサービス提供を通じて、長期的な顧客基盤の拡大とLTVの最大化を目指してまいります。 (ロボット事業) ・コミュニティ強化によるLTV向上 「楽しむ・繋がる・伝える」を軸としたコミュニティ戦略により、ロボットオーナー様のファン化を推進し、継続利用率の向上を図ってまいります。 ・新規獲得効率の改善 販売効率の向上により顧客獲得コストの最適化を進めるとともに、契約回線数の着実な拡大を目指してまいります。 ・クロスセルによる収益拡大 既存顧客への追加サービス提案を強化し、ARPUの向上を図ることで、LTVの最大化を追求し、安定的な収益基盤の構築を進めてまいります。 (ウォーターサーバー事業) ・需要取り込みと販路拡大 浄水型ウォーターサーバー「STILIS Noah」のプロモーションを強化し、全国の多様な販売パートナー網を拡大することで、健康志向や環境意識の高まりを背景とした需要を着実に取り込んでまいります。 ・ストック収益の積み上げ 設置台数の拡大を図るとともに、フィルター交換やアフターサービスなどの月額課金サービスを拡充し、継続的な課金収入を積み上げることで、中長期的に安定した収益構造の強化を進めてまいります。 (リユース事業) ・店舗ネットワークの拡大 フランチャイズ展開を中心に、2027年3月末までに全国90店舗(前年度比35店舗増)体制の構築を目指してまいります。 ・既存チャネルとの連携強化 携帯ショップ内へのリユースコーナー設置や催事買取などを通じて、既存の販売チャネルを活用した相互送客を推進し、既存事業との連携強化による収益機会の最大化を図ってまいります。 ・循環型社会への貢献と安定収益基盤の構築 リユース需要の拡大を背景に、循環型社会の実現に貢献するとともに、安定的な収益基盤の構築を進めてまいります。 グループシナジーの創出と高収益構造への転換 当社グループは、通信、ロボット、ウォーターサーバー、リユース各事業で培ってきた顧客接点を、重要な経営資産と位置付けております。 各事業で蓄積された顧客データや販売チャネルを横断的に活用し、複数の生活サービスを組み合わせて提案できる体制を整備することで、ARPUおよびLTVの最大化を図ってまいります。 また、月額課金を中心としたストック収益の積み上げを促進することで、外部環境の変化に左右されにくい、より高収益かつ安定的な事業構造への転換を進め、持続的な企業価値向上を目指してまいります。
事業等のリスク2,498字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)回線調達に関するリスクについて 当社グループは、複数の通信事業者から回線を調達してサービスを提供していますが、調達先の方針変更や供給停止が発生した場合、サービス提供が困難となるリスクがあります。これにより、利用料金の上昇やサービス内容の低下が顧客満足度に影響を与え、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)各種機器の調達リスクについて 当社グループが顧客に提供する各種機器(WiFiルーター、コミュニケーションロボット等)の調達において、供給停止や納入遅延、不具合が発生した場合、サービス提供が困難になり、顧客の獲得や維持が難しくなるリスクがあります。また、調達先変更のために追加コストが発生する可能性もあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)パートナーへの業務の委託について 当社グループの新規顧客獲得は、販売パートナーに大きく依存しています。このため、新たなパートナーの開拓、既存パートナーの維持および取引量拡大が必要不可欠ですが、これが実現できない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)のれんの減損について 当社グループは、企業買収に伴い発生した相当額ののれんを連結貸借対照表に計上しております。当該のれんについては将来の収益力を適切に反映しているものと判断しておりますが、事業環境の変化等により期待する成果が得られなかった場合には、当該のれんについて減損損失を計上し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)与信リスクについて 当社グループは、売上債権及び貸付金を有しており、一般個人顧客を除き取引先の信用度合による与信限度額を設定し不良債権の発生防止に努めております。大口取引発生の際、債権保全手続き等を行い未回収リスクを低減しておりますが、取引先の倒産や信用状況悪化等により貸倒損失・貸倒引当金の繰入が発生する可能性があります。 また、売上債権等の損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、割賦債権については過去の回収不能額の実績により、また、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を貸倒引当金に計上しております。これらの結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)個人情報管理について 当社グループでは、サービス提供の際に個人情報を取得・保有しております。個人情報取扱事業者としてプライバシーマークを取得し、情報セキュリティ基本方針やプライバシーポリシーを策定するとともに、社内規程を整備しています。また、従業員には秘密保持誓約書の提出を義務付け、継続的な社内教育の実施や内部監査による定期的なチェックを通じて、情報管理意識の向上を図っています。これにより、外部への情報漏洩を未然に防止する取り組みを行っています。さらに、外部ネットワークからの不正アクセスやコンピューターウィルスの侵入を防ぐため、各種セキュリティ対策を講じておりますが、システム不具合、内部不正、人的ミス、または委託先の管理ミスなどにより個人情報が漏洩する可能性があります。その際には、民事責任の負担や社会的信用の失墜に加え、主要取引先との契約解除などの事態を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)システム障害について 当社グループは、必要な業務に合わせて開発した顧客管理システムを利用しております。顧客管理システムはリスク対策として、安全性の高いクラウドサービスを利用しております。しかしながら、顧客管理システムが機能不全に陥った場合、あるいはインターネット自体に問題が生じ通信に重大な影響が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)法的規制に関するリスクについて 当社グループの事業においては「電気通信事業法」、「特定商取引に関する法律」、「消費者契約法」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「割賦販売法」、「個人情報保護法」、「古物営業法」、「食品衛生法」、「各都道府県条例」等の法的規制を受けております。 当社グループは、上記を含む各種法的規制等について、役員、社員や代理店に対して定期的なコンプライアンス研修の実施、総務部を中心に顧問弁護士との定期的な連携、関係法令の改正情報の入手やその際の必要な対応策について協議、社内での対応策について、コンプライアンス委員会にて検討し、誠実な対応をしております。 特に当社グループ及び代理店については、対面接客時のマナー違反や有利誤認等のクレームが発生しないようコンプライアンス研修の実施頻度を多く設定しております。しかしながら、万が一クレームが起因で当社グループが何らかの行政処分等を受けた場合や商業施設からの信用の低下により販売活動が実施不可となった場合、若しくは当該規制等に抵触しているとして契約等の効力が否定された場合や当社グループの事業が制約を受ける場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)知的財産について 当社グループでは、事業運営上、必要に応じて商標登録を行っております。当社グループでは総務部を中心に、グループ内で企画・考案されたサービスや製品が第三者に対する知的財産権を侵害することがないように留意するとともに、必要に応じて弁理士に調査を依頼して他社の知的財産権に抵触しないよう努めておりますが、万が一当社グループの認識の範囲外で第三者による係争に巻き込まれた場合や特許侵害に係る警告を受けた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,068字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、株式会社SENKAを連結子会社化したことに伴い、報告セグメントに「リユース事業」を新たに追加しております。また、連結子会社株式会社ライフスタイルウォーターにおける新事業の拡大に伴い、重要性を踏まえ、「その他」区分から「ウォーターサーバー事業」へ変更しております。なお、前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の区分に基づき比較・分析を行っております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の流動資産は13,095,242千円となり前連結会計年度末と比べ2,049,973千円増加いたしました。これは、主として割賦売掛金の増加2,492,614千円、売掛金の増加255,901千円、商品の増加481,830千円、現金及び預金の減少737,109千円、貸倒引当金の増加326,167千円等によるものです。固定資産は1,238,965千円となり前連結会計年度末と比べ422,743千円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末の流動負債は4,416,544千円となり前連結会計年度末と比べ1,867,006千円増加いたしました。これは、主として短期借入金の増加350,000千円、未払金の増加676,151千円、未払法人税等の増加362,241千円等によるものです。固定負債は1,178,166千円となり前連結会計年度末と比べ193,215千円減少いたしました。これは、主として長期借入金の減少215,000千円によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上(995,211千円)により、前連結会計年度末と比べ798,925千円増の8,739,496千円となりました。 b.経営成績の状況 当社グループは、通信を起点とした顧客基盤と販売パートナー網を活用し、複数の生活インフラサービスを横断的に展開する成長モデルを構築しております。当連結会計年度においては、既存事業の収益基盤強化を図るとともに、中長期的な成長エンジンとなる新規事業の拡大に注力しました。 その結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高18,393,959千円(前年同期比44.3%増)、営業利益1,482,000千円(同21.4%増)、経常利益1,520,213千円(同23.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益995,211千円(同19.8%増)となり、過去最高の売上高を達成するとともに、利益面においても大幅な成長を実現いたしました。また、インターネット通信サービス事業およびロボット事業における総契約回線数は326,700回線(前連結会計年度末比15.5%増)と着実に伸長しております。 (インターネット通信サービス事業) インターネット通信サービス事業では、モバイルWi-Fiサービス、Wi-Fiレンタル、MVNE、プリペイドSIMの各サービスを提供しております。これらに付随するオプションサービスやコンテンツを併せて提供することで、多様化する通信ニーズに対応したサービスを展開しております。 当連結会計年度においては、販売パートナー戦略が奏功し、携帯ショップやテレマーケティング販路の強化により、モバイルWi-Fiの獲得件数が増加いたしました。また、インバウンド需要の回復や外国人技能実習生の増加に伴い、SIMカードの需要が拡大したほか、MVNE(回線卸)の新規契約回線数も堅調に推移いたしました。これらの結果、契約回線数は293,200回線となり、過去最高を更新しております。 収益面においては、将来のストック収益拡大に向けた先行投資として、販売パートナーへの投資を積極的に実施いたしました。その結果、代理店手数料は前年同期比1,293百万円増加いたしましたが、契約回線数の積み上げによる中長期的な収益基盤の強化が進展しております。 この結果、売上高は11,109,767千円(前年同期比12.4%増)となりました。一方、営業利益は、将来の成長に向けた先行投資を実施したことにより、1,319,184千円(同29.2%減)となりました。 (ロボット事業) ロボット事業では、サービスブランド「ロボットプラネット」を展開し、シニア層を中心とした幅広いお客様にコミュニケーションロボットを提供しております。 AI技術の進化や大手メーカーによる新製品の投入により市場が活性化する中、当社はこれを好機と捉え提案の幅を拡大した結果、当連結会計年度の販売台数は前年同期比110%となりました。「家族やパートナー」としてのロボットを提案するコンセプトの具現化に向けた取り組みも着実に進展しております。 また、顧客体験の向上を目的として訪問販売を開始するとともに、オーナーコミュニティ戦略として、「楽しむ」「繋がる」「伝える」の3フェーズに基づく各種施策を継続的に展開しております。これにより、顧客との関係性強化と継続的な事業成長の両立を図っております。 その結果、前連結会計年度の営業損失から大幅な黒字転換を達成し、利益貢献フェーズへ移行しました。売上高は2,730,119千円(前年同期比7.7%増)、営業利益は243,242千円(前年同期は営業損失191,242千円)となり、契約回線数は33,400回線(前連結会計年度末比8.1%増)と堅調に推移しております。 (ウォーターサーバー事業) 国内におけるウォーターサーバーの普及が進む中、ボトル交換が不要な利便性や月額定額制による経済性が評価され、浄水型サーバー市場は拡大しております。 当社は、「STILIS」に加え、2025年9月からラインナップに追加した「STILIS Noah」を中心に、浄水型サーバー事業を展開しております。 天然水宅配事業で蓄積した知見と長年培ってきた催事販売ノウハウを販売パートナー網にて活用した結果、販売台数は大きく伸長しました。 また、端末販売に加え、月額課金による継続収益を組み合わせた収益モデルにより、中長期的な収益の積み上げを図っております。 一方で、将来の貸倒リスクを慎重に見積もり、保守的な観点から貸倒引当金を追加計上しましたが、事業全体としては高い成長を維持しております。 この結果、売上高は1,940,597千円(前年同期比896.1%増)、営業利益は279,291千円(同466.5%増)となりました。 (リユース事業) リユース事業は、循環型社会への関心の高まりを背景に成長が期待される分野です。当社は2025年5月に株式会社SENKAを連結子会社化し、本格参入しました。 当連結会計年度においては、M&A後の出店加速により、総店舗数は55店舗まで拡大しました。 また、催事買取や携帯ショップ内での拠点展開など、既存の販売チャネルを活用した効率的な集客施策を推進しております。さらに、フランチャイズ展開により加盟金収入およびロイヤリティ収益が着実に積み上がり、安定的な収益基盤の構築が進んでおります。 この結果、売上高は2,451,410千円、営業利益は95,254千円となりました。 以上のことから、当連結会計年度末における契約回線数及びその他サービス利用者数は以下の通りとなりました。 2026年3月末   2025年3月末   前年同月比 契約回線数(回線)   326,700   282,800   15.5%増 インターネット通信サービス事業   293,200   251,800   16.4%増 ロボット事業   33,400   30,900   8.1%増 その他サービス利用者数(人)(※)   110,200   88,500   24.5%増 (※)その他サービス利用者数はオプションサービス、ウォーターサーバー、スマートホームサービスの合計になります。なお通信サービスと同時にお申込されている顧客については契約回線数と重複でのカウントになっております。 (その他) 売上高162,064千円(前年同期比23.7%増)、営業利益26,069千円(同6.3%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて737,109千円減少し、当連結会計年度末には、3,492,165千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況及びそれらの主要な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は332,435千円(前連結会計年度は1,209,481千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上1,489,212千円、貸倒引当金の増加312,131千円、売上債権の増加2,742,754千円、棚卸資産の増加487,640千円、未払金の増加626,685千円、法人税等の支払額279,740千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は275,950千円(前連結会計年度は102,408千円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出63,194千円、無形固定資産の取得による支出85,683千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出100,278千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は128,723千円(前連結会計年度は9,580千円の支出)となりました。これは主に短期借入れによる収入1,500,000千円、短期借入金の返済による支出1,150,000千円、長期借入れの返済による支出335,580千円、配当金の支払額252,543千円等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 C.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) インターネット通信サービス事業(千円)   11,109,767   112.4 ロボット事業(千円)   2,730,119   107.7 ウォーターサーバー事業(千円)   1,940,597   996.1 リユース事業(千円)   2,451,410   - その他(千円)   162,064   123.7 合計(千円)   18,393,959   144.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 当社グループの当連結会計年度の財政状態につきましては、浄水型サーバーの販売数が大幅に伸長したことで、割賦売掛金が大きく増加しました。これにより営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスになり、現金及び預金は大きく減少しました。今後につきましても、浄水型サーバーの販売数が引き続き堅調に推移すれば、現金及び預金は減少する見込みです。 b.経営成績 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、下記のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は18,393,959千円(前年同期比44.3%増)となりました。これは主に代理店の新規獲得件数が増加したこと、浄水型ウォーターサーバーの販売数が大きく増加したこと、株式会社SENKA株式取得に伴う売上高増加等が要因であります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は7,926,025千円(前年同期比46.9%増)となりました。 以上の結果により、当連結会計年度の売上総利益は10,467,933千円(前年同期比42.4%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は8,985,933千円(前年同期比46.6%増)となりました。これは主に代理店の新規獲得件数の増加に伴う手数料が大きく増加したことが要因です。 以上の結果により、当連結会計年度の営業利益は1,482,000千円(前年同期比21.4%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、60,725千円となりました。また、営業外費用は22,512千円となりました。 以上の結果により、当連結会計年度の経常利益は1,520,213千円(前年同期比23.0%増)となりました。 (特別損失、親会社株主に帰属する当期純利益) 固定資産除売却損として12,921千円、事務所移転費用として18,080千円の特別損失を計上しました。また、当連結会計年度の法人税等を494,000千円計上しました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は995,211千円(前年同期比19.8%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、ウォーターサーバー事業における浄水型サーバーの販売急増や、インターネット通信サービス事業における新規獲得拡大に伴い割賦売掛金及び棚卸資産が増加したこと、また将来のストック収益拡大に向けた代理店手数料等の先行投資を積極的に実行したことから、332,435千円の支出となりました。 一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、将来的な収益基盤強化のための固定資産の取得や、リユース事業参入に伴う株式会社SENKAの株式取得などにより275,950千円の支出となり、財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入れによる資金調達を行った一方で借入金の返済や配当金の支払いなどにより128,723千円の支出となりました。 今後につきましては、積み上げてきた顧客基盤によるストック収入の拡大や割賦売掛金の順調な回収が進むものの、当面の間は浄水型ウォーターサーバーの販売数が大きく拡大していく見込みであります。これに伴い、新規獲得時における割賦売掛金の増加や代理店手数料等の先行投資の負担が継続することから、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなることが予想されます。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは、将来のストック収益拡大に向けた販売パートナーへの代理店手数料、商品の仕入資金、有形・無形固定資産の取得およびM&Aなどの成長投資であります。 当連結会計年度末における財政状態は、活発な新規獲得に伴う割賦売掛金の増加などにより流動資産が増加した一方、未払金や短期借入金の増加により流動負債も増加いたしました。また、長期借入金の返済が進んだことから固定負債は減少しております。 当連結会計年度は成長のための先行投資の実行により営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなったものの、手元流動性を十分に確保しているほか、短期借入等の機動的な外部資金調達を適切に実施しており、短期的な資金流動性および財務の健全性は維持されていると認識しております。 また、株主還元の方針につきましては、引き続き以下の方針に基づき株主還元と企業成長の両立を目指しております。具体的には、配当性向を50%に引き上げ、ROE目標を15%に設定いたしました。また、利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加の方針に基づき、当連結会計年度の1株当たり年間配当金は前期の43円から85円へと大幅な増配を実施いたしました。今後も効率的な資本運用を通じた持続的な企業成長と、利益成長に伴う積極的な株主還元の両立を推進してまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。なお、見積り及び判断については、過去実績や状況に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。

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出典

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