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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ハイマックス

HIMACS,Ltd.4299 · Standard · 情報・通信業

基幹システムの企画から開発、保守までのライフサイクル全体を支える独立系ソフトウェアサービス企業。

概要

株式会社ハイマックスは、1976年創業の横浜市に本社を置く情報サービス企業であり、コンピュータソフトウエアのシステム開発と保守を一貫して提供する。2026年3月期の連結売上高は約182億円、従業員数は967名で、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。生命保険業界を中心とした金融分野に強みを持ち、長期継続取引が売上の約8割を占める。

単一セグメントで展開するバリュー・ソリューションサービス

当社グループは、当社と子会社の株式会社エスビーエスにより構成され、コンピュータソフトウエアのシステム・ライフサイクル全般にわたる高付加価値ソリューションを提供する。事業は単一セグメントであり、システムの企画・設計・開発フェーズで提供する「システム・ソリューションサービス」と、稼働後のメンテナンスフェーズで提供する「システム・メンテナンスサービス」の2本柱で構成される。2026年3月期のサービス分野別売上高は、ソリューションサービスが66億円(前期比3.3%減)、メンテナンスサービスが116億円(同3.3%増)となっている。メンテナンスサービスの比率が62%を占め、安定収益の基盤となっている。

保険業界に特化した業務ノウハウの蓄積

当社の業種別売上構成では、保険業界が30.7%と最も大きな割合を占め、特に生命保険会社の基幹システムのほぼ全領域で開発実績を持つ。銀行(14.7%)、クレジット(14.5%)、証券(5.5%)を含む金融分野全体で65.4%を占める。非金融分野では公共(7.1%)、流通(5.3%)などがある。長期取引の継続により、20年以上にわたって取引がある顧客グループ向けの売上高が約8割に達しており、安定的な収益基盤を形成している。また、メンテナンスサービスを通じて蓄積した業務知識を基に、次期システムの提案営業を行うことで上流工程からの受注につなげている。

野村総合研究所への依存とエンドユーザー取引の拡大

最大の取引先は株式会社野村総合研究所であり、2026年3月期の販売実績の35.8%(約65億円)を占める。この依存度は前期の36.9%からやや低下しているが、依然として高い。一方、当社はエンドユーザー取引比率の向上を目標に掲げ、2026年3月期には33.8%と前期の29.6%から上昇させた。中期経営計画では最終年度に36%を目指している。また、DX案件の売上高比率は24.8%まで拡大しており、デジタル技術を核とした新たな受注領域の開拓を進めている。

子会社エスビーエスとコアソフトによるグループ体制

当社グループは、連結子会社として株式会社エスビーエス(1997年設立)と、2026年4月に完全子会社化した株式会社コアソフトの2社を有する。エスビーエスはシステム・ソリューションサービスおよびメンテナンスサービスの一部を受託し、グループ内での開発リソースの補完を担っている。コアソフトの買収は、事業規模の拡大と開発人員の増強を目的としており、中期経営計画『Re:Growth2028』におけるM&A戦略の一環である。これにより、2027年3月期の連結売上高目標200億円の達成を目指す。

業界の中での役割は基幹システムのライフサイクル全般を支援する独立系ソフトウェアサービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
182億円
営業利益
16億円
営業利益率
8.8%
純利益
11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
システム・メンテナンスサービス116億円63.7%
システム・ソリューションサービス66億円36.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01基幹システム主力

主に大企業の基幹システムを対象に、企画・設計・開発から運用保守まで一貫したサービスを提供。長期的な保守契約を通じて安定収益を得るとともに、次のシステム更新につなげる提案営業を行っている。

主な製品・サービス2
システム・ソリューションサービス
システム化計画の企画支援から設計・開発・テスト・導入までを提供。メインフレーム系からインターネット基盤技術まで幅広く対応。
システム・メンテナンスサービス
稼働後のシステムの保守・運用を提供。長期安定的な受注と業務ノウハウの蓄積を実現。

製品と技術

システム・ソリューションサービス:上流工程から開発まで一貫対応

当社のシステム・ソリューションサービスは、システム化計画の企画段階からのコンサルティングに始まり、設計、開発、テスト、導入までを一貫して提供する。対象はメインフレーム系からインターネット基盤関連技術まで多岐にわたる。特に生命保険業界では、基幹システムのほぼ全領域で開発実績を持ち、長期にわたる業務知識を活用した高品質なシステム構築が強みである。2026年3月期の同事業の売上高は66億円で、受注高は64億円、受注残高は11億円となっている。前期比で受注が減少しているが、これは一部の公共・流通案件の収束によるものである。

システム・メンテナンスサービス:長期安定収益と次期案件創出

システムの稼働後を支えるメンテナンスサービスは、当社の収益の柱であり、2026年3月期の売上高は116億円と全体の62%を占める。このサービスは長期安定的な受注を確保するだけでなく、顧客の業務ノウハウを蓄積する場ともなっている。メンテナンスを通じて得た知識を基に、次期システムへの提案営業を積極的に行うことで、企画といった上流工程からの継続受注につなげている。受注高は120億円、受注残高は27億円と増加傾向にあり、銀行やITサービス系エンドユーザーからの取引拡大が寄与している。

AI活用とDX案件への取り組み

当社は中期経営計画において、デジタル技術を核としたDX案件の積極受注を掲げている。2026年3月期のDX案件売上高比率は24.8%に達し、前期の24.3%から微増した。具体的には、AIを活用したソフトウエア開発プロセスの導入を開始し、設計から実装、ドキュメント作成までの工程をAIで効率化する取り組みを進めている。これにより、開発生産性の向上と技術者不足への対応を図っている。今後も既存システムのモダナイゼーションや、行政サービスのデジタル化など、DX関連需要を取り込む方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ソフトウェア開発で中堅、SIerとして安定

同社はハイマックスとして、ソフトウェア開発やシステムインテグレーション(SI)を手掛ける独立系IT企業である。売上高は約180億円で、情報・通信業界においては中堅規模に位置し、同業他社にはソラコムやハッチ・ワークなどが挙げられる。特定業界向けのシステム開発に強みを持ち、特に製造業や金融機関向けの基幹系システムで実績がある。営業利益率は9%台と安定しており、顧客との長期取引に支えられている。しかし、市場競争が激しく、技術進歩や人材確保が課題。2026年3月期の売上高は横ばい予想で、成長鈍化が見られる。大手SIerとの差別化として、ニッチ分野への特化や先端技術の取り込みが今後の焦点。

強み

  • 製造業や金融向けのシステム開発で専門性を発揮し、顧客からの信頼が厚い。
  • 営業利益率は9%前後と高めで、継続的な収益を確保している。
  • 取引先との密接な関係により、リピート受注が安定的に得られる。
  • 先端技術への対応力があり、複雑なシステム開発を手掛ける技術力を持つ。

課題

  • 売上高の伸びが停滞しており、市場拡大に乗り切れていない。
  • IT業界の人材不足が深刻で、優秀なエンジニアの確保が課題。
  • 同業他社や大手SIerとの競争が激しく、価格競争に陥るリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がハイマックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13031ラクーンホールディングス142億円16.9倍
23657ポールトゥウィンホールディングス140億円
35586Laboro.AI139億円90.0倍
43934ベネフィットジャパン138億円13.5倍
54013勤次郎137億円13.1倍
64299ハイマックス135億円12.0倍
74055ティアンドエスグループ127億円23.0倍
89658ビジネスブレイン太田昭和127億円11.9倍
93683サイバーリンクス127億円7.9倍
104389プロパティデータバンク125億円17.4倍
11332Aミーク124億円14.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

創業から合併を経てハイマックスに至る1976-1991年

当社の起源は1976年5月、横浜市戸塚区に設立された株式会社ハイマックシステムズである。その後、1982年までに本社を横浜市中区に複数回移転しながら事業を拡大。1988年4月には、事業領域拡大と受注強化を目的として株式会社ハイマックス(旧社)を設立した。1991年10月、この旧ハイマックスを合併し、商号を株式会社ハイマックス(現社)に変更した。この合併により、システム開発会社としての基盤が固まり、現在の事業の礎が築かれた。

システムインテグレータ認定と品質認証の取得(1990年代)

1990年2月、通商産業省(現・経済産業省)の「システムインテグレータ登録企業」として認定を受け、公共性の高いシステム開発への参入が可能となった。1997年には、汎用系の人材確保を目的に子会社エスビーエスを設立。同年には東京事業所も開設し、首都圏での営業基盤を強化した。2000年6月にプライバシーマーク(JIS Q15001)を取得し、2001年にはISO9001、同年12月にはISO14001、2006年にはISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を相次いで取得し、品質管理体制を構築した。

店頭登録から東証二部上場へ(2001-2004年)

2001年9月、日本証券協会に株式を店頭登録し、資本市場での資金調達の道を開いた。それに先立ち、2000年には横浜市中区に関内事業所を開設。2004年3月には東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、東証一部への昇格を視野に入れた成長戦略を開始した。この時期、同社はシステムインテグレータとしての実績を積み上げ、保険業界向けの業務知識を蓄積していった。

みなとみらいへの拠点集約と東証一部指定(2007-2015年)

2007年10月、横浜市西区みなとみらいのクイーンズタワーC棟に事業所を開設。その後、2009年5月に横浜事業所を本社などに集約し、2010年8月には東京事業所を集約、2012年9月には関内事業所をみなとみらい事業所に統合するなど、拠点の効率化を進めた。2015年3月には東京証券取引所市場第一部に指定され、企業規模と信用力の向上を示した。みなとみらい事業所は2016年3月と2017年7月に拡張され、開発体制を強化した。

働き方改革関連認証と本社移転(2016-2020年)

2016年9月には次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」マークを取得し、子育て支援の取り組みを外部に示した。2018年12月には「かながわサポートケア企業」認証を取得。2020年12月には本社事務所をこれまでのみなとみらい事業所と同じクイーンズタワーC棟に移転し、全機能を同拠点に集約した。2022年4月には「かながわ治療と仕事の両立推進企業」認証を取得するなど、従業員の働きやすい環境づくりを進めた。

スタンダード市場移行とM&Aによる成長戦略(2023年以降)

2023年10月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行。2025年3月には横浜健康経営認証2025「クラスAA」を取得した。2026年4月には株式会社コアソフトを完全子会社化し、事業規模拡大と人員増強を図った。同時期に策定した中期経営計画『Re:Growth2028』では、2029年3月期に連結売上高223億円を目標として掲げている。2026年3月期の売上高は182億円、営業利益16億円と計画を下回ったが、M&AやDX案件強化で再成長を目指す。

年表31件を開く

1970年代

  • 1976年5月創業横浜市戸塚区矢部町29番地にて株式会社ハイマックシステムズを設立
  • 1979年3月本社事務所を横浜市中区山下町50番地の2 横浜昭和ビルに移転

1980年代

  • 1981年3月本社事務所を横浜市中区尾上町六丁目81番地 日本生命横浜尾上町ビルに移転
  • 1982年3月本社事務所を横浜市中区本町二丁目22番地 日本生命横浜本町ビルに移転
  • 1988年4月創業事業領域の拡大及び受注を強化するため、(旧)株式会社ハイマックスを設立

1990年代

  • 1990年2月通商産業省の「システムインテグレータ登録企業」として認定を受ける
  • 1991年10月M&A株式会社ハイマックスを合併し、同時に商号を株式会社ハイマックスに変更
  • 1997年2月汎用系の人材確保のため、子会社 株式会社エスビーエスを設立
  • 1997年4月横浜市中区山下町89番地1 シイベルヘグナービルに横浜事業所を開設
  • 1997年11月東京都渋谷区桜丘町8番9号 メイセイビルに東京事業所を開設

2000年代

  • 2000年6月プライバシーマーク(JISQ15001)の認証を取得
  • 2001年1月ISO9001の認証を取得
  • 2001年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2001年12月ISO14001の認証を取得
  • 2002年4月横浜市中区日本大通5番2号 アーバンネット横浜ビルに関内事業所を開設
  • 2004年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2006年2月ISMSの認証を取得
  • 2007年10月横浜市西区みなとみらい二丁目3番5号 クイーンズタワーC棟にみなとみらい事業所を開設
  • 2009年5月横浜事業所を、本社及びその他事業所に集約

2010年代

  • 2010年8月東京事業所を、その他事業所に集約
  • 2012年9月M&A関内事業所を、みなとみらい事業所に統合
  • 2015年3月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2016年3月みなとみらい事業所を拡張
  • 2016年9月次世代認定マーク「くるみん」を取得
  • 2017年7月みなとみらい事業所を拡張
  • 2018年12月「かながわサポートケア企業」の認証を取得

2020年代

  • 2020年12月本社事務所を横浜市西区みなとみらい二丁目3番5号 クイーンズタワーC棟に移転
  • 2022年4月「かながわ治療と仕事の両立推進企業」の認証を取得
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場に移行
  • 2025年3月横浜健康経営認証2025「クラスAA」の認証を取得
  • 2026年4月M&A株式会社コアソフトを完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年3月期まで223億円
  • エンドユーザー売上高比率2029年3月期まで36%
  • 連結営業利益率2029年3月期まで7%
  • EBITDA2029年3月期まで18億円
  • ROE2029年3月期まで9%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    主力受託開発事業の拡大

    従来の受託開発を基盤に、顧客との長期取引を活かしながら、上流工程からの継続受注を拡大し、事業規模の成長を図る。

  2. 02

    DX案件の積極受注

    デジタル技術を核としたDX案件を積極的に獲得し、高付加価値な案件構成へのシフトを進める。

  3. 03

    AI活用による競争力強化

    AI駆動開発への転換を図り、生産性向上と価値創出を両立。AIを使いこなすエンジニアの育成・増強にも投資する。

  4. 04

    人的資本への投資と人材基盤強化

    新卒・キャリア採用による計画的な人材確保と社員エンゲージメント向上に取り組み、事業戦略を支える人材基盤を構築する。

  5. 05

    M&Aによる事業拡大

    成長戦略の一環としてM&Aを活用し、事業領域と事業規模の拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で967人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は606万円で、9期前と比べて1.4%平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は12.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月749
2018年3月790
2019年3月61437.511.1820
2020年3月61037.811.4843
2021年3月61138.011.7869
2022年3月61838.112.0890
2023年3月59038.213.0891
2024年3月58037.512.7930
2025年3月58937.712.8944191
2026年3月60637.712.8967165

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率77.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 横浜市西区123百万円
バリュー・ソリューションサービス
本社 — 横浜市中区1百万円
バリュー・ソリューションサービス
主な関係会社
  • 国内
    株式会社エスビーエス
    横浜市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は182億円営業利益16億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.6%、利益が-11.1%。

売上高
+0.6%
182億円
営業利益
-11.1%
16億円
純利益
-15.4%
11億円
営業利益率
8.8%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高200億円182億円
営業利益12億円16億円
純利益8億円11億円
1株あたり配当¥51¥51

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は51億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.6%、営業利益は−33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q434
2024年1Q4337.02
2024年2Q4449.13
2024年3Q43511.63
2024年4Q444
2025年2Q8889.16
2025年4Q931010.87
2026年2Q8977.95
2026年4Q9399.76
2027年1Q5123.91

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は91億円から182億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9163
2014年3月9374
2015年3月10287
2016年3月11085
2017年3月125107
2018年3月135107
2019年3月148107
2020年3月153107
2021年3月154149
2022年3月1671712
2023年3月1731813
2024年3月1741712
2025年3月18118189.913
株式会社コアソフトを完全子会社化
2026年3月18216168.811

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高182億円のうち、営業利益として残るのは16億円8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.8%147億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.0%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
8.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
10.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
23.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は77億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−1−2−1−326
2014年3月60−1631
2015年3月5−2−1333
2016年3月4−2−2233
2017年3月23−2536
2018年3月7−1−2640
2019年3月120−21249
2020年3月40−2451
2021年3月110−41157
2022年3月9−1−3862
2023年3月160−51673
2024年3月140−61481
2025年3月80−5883
2026年3月14−1−201377

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は135億円。このうち返さなくてよい自己資本が109億円で、自己資本比率は80.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月72502269.4
2014年3月79532667.4
2015年3月80582272.5
2016年3月83622174.0
2017年3月88672175.6
2018年3月94712375.1
2019年3月102762674.5
2020年3月103812278.4
2021年3月112862676.8
2022年3月123952877.6
2023年3月1291032680.1
2024年3月1361092780.5
2025年3月1441182681.6
2026年3月1351092680.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
88億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
101億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
26億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中83位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中465位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.8%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.6%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,223で、1年前と比べて+5.2%過去52週の値幅のなかでは42%の位置にある。

¥1,223-1.0%1ヶ月+3.2%1年+5.2%時価総額135億円
過去52週の値幅
安値¥1,111高値¥1,378

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)16.4倍
PBR1.18倍
配当利回り4.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月19日の1132円から上昇傾向にあり、7月29日には1245円まで上昇しましたが、7月31日には1207円まで反落しました。1ヶ月では+2.1%と堅調で、25日線(1200.6円)をわずかに上回り、75日線(1172円)を上回っています。52週高値(1378円)には届かず、52週安値(1111円)からは約8.6%高い位置です。出来高は7月30日に12,500株とやや増加しましたが、全体としては低調で、株価の上昇は出来高を伴っていません。RSIは56.8で中立圏にあり、方向感は定まっていません。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER 11.88倍は業界平均30.01倍を大幅に下回り、PBR 1.15倍も同平均3.45倍未満で割安感が強い。ROE 10.1%は健全で、収益性に対して株価が低い。配当利回り3.81%は業界平均3.51%を上回り、株主還元も良好。しかし売上高は横ばいで、営業利益率も9.94%から8.79%へ低下傾向。割安ではあるが、業績の伸び悩みが懸念される。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.0倍47.9倍
PER (予想)16.4倍
PBR1.18倍2.96倍
ROE10.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

製造業向けITサービスの需要は堅調で、2025年3月期は増収増益を達成した。2026年3月期も売上高はほぼ横ばい、営業利益率は低下を見込む。強気派は、製造業のデジタル化投資の継続や、既存顧客からの安定した保守需要を評価する。一方、弱気派は、売上成長の鈍化や利益率の低下、競争激化による受注単価の低下懸念を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 製造業のIT投資は堅調

    2025年3月期の売上高は前期比4%増の181億円と成長。

  • 保守運用で安定収益

    既存システムの運用保守は安定的な収益源として寄与。

  • 低PERで割安感

    PERは約11.9倍と情報サービス業界平均を下回る。

  • 配当利回り3.81%と高水準継続影響

    配当利回り3.81%、株主への還元が手厚い

  • PER11.9倍・PBR1.15倍と割安現在影響

    PER11.88倍、PBR1.15倍、ROE10.1%と比較し割安感

  • ROE10.1%と安定した収益性通年影響

    ROE10.1%、資本効率が高く安定した収益基盤

  • 売上高182億円で底堅い需要2026年3月期影響

    売上高は前期比+1%の182億円、急減のリスクが小さい

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化の懸念

    2026年3月期の売上高はほぼ横ばいの見通し。

  • 営業利益率の低下

    2026年3月期の営業利益率は8.79%と前期比で悪化予想。

  • IT人材不足・人件費高騰

    開発要員の確保難や賃上げが利益を圧迫する可能性。

  • 営業利益16億円と減益2026年3月期影響

    営業利益は18億→16億円(-11%)、利益率も9.94%→8.79%に低下

  • 純利益11億円と減益転換2026年3月期影響

    純利益は13億→11億円(-15%)、収益の悪化が鮮明

  • 売上高+1%と成長鈍化2026年3月期影響

    売上高伸び率は+1%にとどまり、市場成長の取り込みに苦戦

  • 外国人保有3.75%と低く需給が薄い継続影響

    外国株主比率3.75%と低位、上値を追う買い手が不足

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上高の先行指標となるため。
既存顧客からの売上比率
保守・運用の安定性とリピート受注の状況を測るため。
営業利益率
競争環境下での収益性の維持を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり51で、前期から+2.2%いまの株価に対する利回りは4.17%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥51
1株あたり
配当利回り
4.17%
いまの株価に対して
配当性向
44.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1730.0
2018年3月1912.535.1
2019年3月2111.135.3
2020年3月210.036.9
2021年3月2310.027.5
2022年3月4074.539.7
2023年3月437.540.3
2024年3月441.244.7
2025年3月453.441.8
2026年3月462.244.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥51

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,714人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.9%を占め、残る69.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他56.456.656.357.158.264.8
金融機関18.818.117.216.216.616.9
事業法人19.820.621.120.720.414.1
自己株式6.96.56.36.86.65.2
外国法人4.44.24.14.93.93.7
証券会社0.60.51.31.10.90.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ハイマックス社員持株会8.98
02前田 眞也7.78
03株式会社前田計画研究所6.81
04株式会社野村総合研究所5.18
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.38
06山本 昌平4.36
07日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.84
08富国生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.05
09明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.35
10株式会社三菱UFJ銀行1.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-19
    株式会社前田計画研究所
    変更報告
    7.34%
    +1.30pt
  • 2026-08-18
    前田眞也(相続人代表 前田和子)
    新規の大量保有報告
    7.05%
    -0.41pt
  • 2026-08-18
    株式会社前田計画研究所
    新規の大量保有報告
    7.34%
    +1.30pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+43%、1株純資産は14期で+2%。直近期のROEは10.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月711,0227.19.837.1
2014年3月841,0898.09.531.3
2015年3月1351,19411.99.923.0
2016年3月1101,2629.010.833.9
2017年3月7068310.710.630.0
2018年3月687289.612.535.1
2019年3月747829.812.735.3
2020年3月718308.813.336.9
2021年3月9574511.213.127.5
2022年3月10581913.412.339.7
2023年3月11188613.112.640.3
2024年3月10294611.114.044.7
2025年3月1121,01611.411.441.8
2026年3月1021,04610.111.644.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額215百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中島太代表取締役社長6060,000
豊田勝利取締役6238,000
高田賢司取締役5318,000
西本進取締役626,000
生田勝美取締役6119,000
重木昭信取締役75
稲木みゆき取締役66
黒田一美取締役66
大河原通之常勤監査役7045,000
野村秀雄監査役724,000
佐藤嘉高監査役69
篠宮雅明監査役58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)610046202016628
社外取締役633336
監査役1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容935字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 (1)事業の内容 当社グループは、当社及び子会社1社(株式会社エスビーエス)により構成されており、コンピュータ・ソフトウエアのシステム・ライフサイクルの各領域にわたり高付加価値ソリューションを提供する単一のバリュー・ソリューションサービス事業を営んでおります。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。 当社グループの提供するバリュー・ソリューションサービス事業の内容は次のとおりであります。 当社グループがターゲットとしている基幹システムは、システム化計画の企画から始まり、設計・開発フェーズに移り、稼働後のメンテナンスへと進展いたします。そして、メンテナンスを継続している過程で次期システムの企画が立ち上がるというシステム・ライフサイクルになっております。 当該ライフサイクルのシステムの企画/設計・開発フェーズでは「システム・ソリューションサービス」を、メンテナンスフェーズでは「システム・メンテナンスサービス」を提供しております。また、次期システムの企画フェーズでは、これまで蓄積した高度な専門業務知識と技術ノウハウをベースにお客様への提案営業を実施しております。 ① システム・ソリューションサービス システム化計画の企画に対するコンサルティングから設計・開発・テスト・導入に関してメインフレーム系からインターネット基盤関連技術まで一貫したサービスを提供いたします。 ② システム・メンテナンスサービス 稼働後のシステムに対し信頼性が高いメンテナンスサービスを提供いたします。 メンテナンスサービスは長期安定的な受注の確保と業務ノウハウの蓄積を図ることができます。更にメンテナンスサービスを通して、次期システムへの提案営業を積極的に行うことにより、企画といった上流工程からの継続受注へと繋がります。 (2)当社グループの事業系統図 当社及び子会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 当社はバリュー・ソリューションサービスの提供にあたり、株式会社エスビーエスにシステム・ソリューションサービス及びシステム・メンテナンスサービスのそれぞれ一部を委託しております。 (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題3,855字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社企業グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、創業の理念である「公明正大」と「自主独立」を踏まえ、法と正しい企業倫理に基づき事業運営に取り組んでまいりました。 情報サービスにおける高付加価値ソリューションの提供により、ベスト・パートナーとして顧客の競争力を高め、以って情報化社会の発展に貢献することを経営の基本方針としております。 (2) 経営戦略等 当社グループは、コンピュータ・ソフトウエアのシステム・ライフサイクルの各領域にわたりシステム・ソリューションサービスとシステム・メンテナンスサービスを提供しております。システム・メンテナンスサービスは長期安定的な受注の確保と顧客の業務ノウハウの蓄積を図ることができ、次期システムへの提案営業を積極的に行うことにより、上流工程からの継続受注へと繋げております。このような取り組みにより、20年以上継続取引している顧客グループ向け売上高は概ね8割程度となっております。また、業種別販売実績では、保険業界向け売上高が30.7%と最も多くの割合を占めております。特に、生命保険業界特有の業務ノウハウを長年蓄積し、生命保険会社の基幹システムのほぼ全領域でシステム開発の実績があります。 当社グループは、2024年3月期を初年度とした3ヶ年の中期経営計画 『NEXT C4』を策定し、安定的かつ着実な成長を目指し、次の経営戦略に取り組んでまいりました。 ① 主力の受託開発事業(コアビジネス)の拡大 ② デジタル技術を核としたDX案件の積極的受注 ③ 人的資本への投資を継続 ④ 開発人員の増強 ⑤ 更なる事業拡大に寄与する業務・資本提携やM&Aの遂行 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 上記の中期経営計画『NEXT C4』の最終年度である2026年3月期の業績は、連結売上高20,000百万円、連結営業利益1,820百万円と予想しておりました。しかしながら、当初見込んでいた受注案件の一部において、顧客の投資方針の変更等を背景に、案件の中断や開発スケジュール及びスコープの変更が発生したことから、当期の売上計画の進捗が遅延いたしました。これに対し、当社は機動的な受注ターゲットの見直しや新規案件の開拓・獲得に向け、全社的な営業活動に注力してまいりましたが、受注の落ち込みを補うには至りませんでした。また、利益面につきましては、前述の売上高の状況に加え、企業買収に伴う一時的費用が発生しました。2026年3月期の各指標数値の実績は、下表のとおりです。 (単位:百万円) 2024年3月期 (実績)   2025年3月期 (実績)   2026年3月期 (実績)   2026年3月期 (予想) 連結売上高   17,357   18,066   18,216   20,000 連結営業利益   1,719   1,807   1,562   1,820 非金融分野比率   33.5%   33.0%   34.6%   30%維持 エンドユーザー取引比率   30.0%   29.6%   33.8   30%維持 DX案件売上高比率   20.3%   24.3%   24.8   25%へ拡大 ROE   11.1%   11.4%   10.1%   毎年12%水準の確保 当社グループは、2027年3月期から2029年3月期の3ヶ年を期間とした中期経営計画『Re:Growth2028』を策定いたしました。 当計画のモニタリング指標は、次のとおりです。 2026年3月期 (実績)   2027年3月期 (予想)   ~   2029年3月期 連結売上高   182億円   200億円     223億円 エンドユーザー売上高比率   34%   34%   36% 連結営業利益率   9%   6%   7% EBITDA※   16億円   14億円   18億円 ROE   10%   7%   9% ※ のれん償却・減価償却前の営業利益 (4) 経営環境 情報サービス産業の見通しにつきましては、日本銀行が公表した全国企業短期経済観測調査の2026年3月調査によりますと、ソフトウエア投資額の2026年度計画が全産業全規模合計で+3.4%となり、堅調な状況が継続しております。一方で、慢性的な技術者不足を背景とした人材獲得競争の激化等により、コストが上昇し、利益への影響が拡大しています。 (5) 事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループを取り巻く事業環境は、DX需要の拡大やAIの進展に加え、コスト構造や案件の短期化・高度化などにより大きな転換点を迎えております。 前中期経営計画『NEXT C4』では、上流工程から下流工程までを一気通貫して対応できる事業運営と主要顧客との取引を基盤として、一定の事業規模および収益性を確保してまいりました。一方で、より高付加価値な上流・高度領域への展開による構造転換が課題であるとの認識に至っております。 当社グループは、長期ビジョンとして「顧客と共に何を創るかを定義し、価値を創出し続ける価値共創企業」への転換を掲げております。 この実現に向け、中期経営計画『Re:Growth2028』は将来の収益成長に向けた投資フェーズと位置付け、「安定的な収益基盤の拡大」と「新たな成長領域への挑戦と創出」の両輪で、経営基盤整備と事業構造の転換を図り、再び成長軌道に乗る起点といたします。このため、当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりであります。 ① 受注基盤強化と事業構造転換による事業規模の拡大 当社グループは、高付加価値案件の継続的な獲得を通じて、受注基盤の強化と事業規模の拡大を図ることを重要な課題としております。 従来の人月モデルを中心とした受託開発に加え、業務理解力とシステム構築力を基盤に、上流工程や高度領域における付加価値提供によって収益を創出する事業構造への転換を進めるとともに、エンドユーザーとの直接取引比率の向上に努めてまいります。 また、AIを活用した提案力及び受注力の強化に加え、AIを含む技術・ノウハウを組み合わせたソリューションビジネスの拡大を通じて、収益構造の多様化を図ってまいります。 これにより、案件の内容・単価・継続性の観点から、質の高い受注構造への転換を目指してまいります。 併せて、成長戦略の一環としてM&Aを活用し、更なる事業領域と事業規模の拡大を図ってまいります。 ② AI活用による競争力強化と価値創出の高度化 AIの急速な進展により、単なる作業の自動化や省力化にとどまらず、システム構築において、業務全体を理解し、価値を設計・統合する能力の重要性が一層高まっております。 当社グループはこれまで、「ユーザー×SIer」「サービス×システム」「業務×IT」を「つなぐ力」で、課題を解決し価値を提供してまいりました。 AI時代においては、こうした「つなぐ力」と「一気通貫力」といった当社の強みをベースに、AI駆動開発※への転換を図ってまいります。これにより、生産性向上と価値創出を両立させた成果を顧客へ提供することを通じて、競争力を高め、選ばれるSIerであり続けることを目指してまいります。 また、そのためにAIを使いこなせるエンジニアの育成・増強に向けた計画的投資に取り組んでまいります。 ③ 人材戦略による成長基盤の確立 当社グループの持続的な成長を実現するためには、事業戦略及びAI活用を支え、これらを確実に実行できる人材基盤の強化が不可欠であると認識しております。 新卒採用及びキャリア採用を通じた計画的な人材確保に加え、社員エンゲージメントの向上を重要な経営課題と位置付け、社員満足度調査等を通じて把握した課題を踏まえながら、人事制度や働き方に関する施策を随時見直してまいります。併せて、事業戦略及び事業構造の転換に対応した人材ポートフォリオの高度化を図るとともに、多様な人材が公平に活躍できる職場環境の整備を進め、持続的な成長を下支えする人材基盤の構築を目指してまいります。 ④ グループガバナンスと経営基盤の強化 当社グループは、事業領域の拡大やM&Aの実施によりグループ構成が変化する中で、戦略を確実に実行し、持続的な成長につなげていくためには、グループ全体を見据えたガバナンス及び経営基盤の一層の強化が重要な課題であると認識しております。 このため、当社グループは、グループ各社における役割と責任を明確化しつつ、権限委譲と統制のバランスを適切に保ちながら、意思決定の迅速化と経営の実効性向上を図ってまいります。 併せて、事業戦略や投資判断の実行状況を継続的にモニタリングし、必要に応じて戦略の修正や是正を行う仕組みの高度化に取り組んでまいります。 また、M&Aを通じてグループに加わった企業との連携を深め、プロジェクト管理、品質管理、リスク管理、情報セキュリティなどのグループ全体の事業運営の安定性と効率性の向上を図ってまいります。 ※ AI駆動開発:設計・実装・テスト等の開発工程の一部または複数の工程にまたがってAIを活用する開発手法
事業等のリスク2,864字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業活動その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると想定 される主な事項を記載いたします。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 また、以下の項目は予測されない事態が発生した場合に業績に与える影響が高いと判断したものであり、当社グループに係る全てのリスクを列挙したものではありません。 (1) システム開発におけるプロジェクト管理について 近年、開発期間の短期化及び機能の複雑化など顧客からの要請は、高度化しており、顧客との契約完遂を図るためには、当初想定した以上の開発工数の増加及び機能改善などにより、当初見積ったコストを上回り採算が悪化することがあります。また、納入及び売上の確定後における瑕疵補修などによって追加費用が発生し、最終的に不採算となり、当社グループの利益に負の影響を及ぼす可能性があります。なお、これまでに経験のない新業務または新技術を用いたシステム開発においては、当該リスクが顕在化する可能性が高まります。 当社グループは、システム開発において、受注前に業務面及び技術面並びに体制面などの各種のリスクを踏まえた受注判定会議による受注の可否判断を行った上で、見積審査会の承認(決裁規則に基づき高額等の場合は、取締役会決議)を経るなど、事前のリスク管理の強化・徹底を図っております。また、受注後、特に難易度の高い案件を重点プロジェクトと選定し、その推進状況を毎月の経営執行会議等で報告し、対応策の指示及びその進捗管理を行うことにより、損失の危険の回避または最小化に努めております。なお、各プロジェクトの品質及び進捗状況等を月次で管理し、必要に応じて改善計画を立て顧客との契約完遂に努めておりますが、改善に要するものを含めコストを再度見積った結果、受注額を上回り損失見込みとなった場合、将来の損失に備えるため、各会計年度末における受注契約に係る損失見込額を受注損失引当金として計上しております。 (2) 人材の確保と育成について 当社グループの事業拡大及び事業構造の転換を推進するためには、一定水準以上のスキルを有する技術者の確保及び育成が不可欠であります。特に、案件が高度化・短期化する中、プロジェクト・リーダー(PL)の確保・育成が継続的な課題であることに加えて、AIを活用する開発手法への転換を進める中、AIを使いこなせるエンジニアの育成・増強に向けた計画的投資が必要であると認識しております。これらの人材の確保・育成が計画どおりに進まない場合には、当社グループの売上高や収益性に負の影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点においても慢性的な技術者不足を背景とした人材獲得競争の激化等により、コストが上昇し、収益への影響が発生しております。 当社グループは、中期経営計画に基づき、優秀な新卒社員及び即戦力となるキャリア技術者の採用を行うとともに、PL育成の強化やAI活用にむけた、教育カリキュラムの拡充や各種資格取得支援を通じて、AIを含む新技術に対応できる人材の育成に努めてまいります。 (3) 特定の顧客への依存度が高いことについて 当社グループの売上高上位3社が総売上高に占める割合は、2026年3月期で51.3%と高くなっております。 従って、これらの顧客の営業方針、業績及び財政状態によっては、当社グループの売上高及び利益に負の影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点では当該リスクが顕在化する可能性及び時期並びに具体的に業績に与える影響は、認識しておりません。 当社グループは、中期経営計画及び年度予算に基づき、取引拡大を目指す顧客を明確にし、戦略的な営業活動に努めております。 (4) コンプライアンスの遵守について 当社グループまたは当社グループ関係者によるコンプライアンス違反等が発生した場合、当社グループの社会的信用失墜や売上高及び利益に負の影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点では当該リスクが顕在化する可能性及び時期並びに具体的に業績に与える影響は、認識しておりません。 当社グループは、担当執行役員を委員長としたコンプライアンス委員会の下でコンプライアンス体制の構築及び推進を図り、労働関係を含む各種法令遵守の調査・指導及び教育・啓蒙を行い、コンプライアンス違反の未然防止に努めております。 (5) 機密情報の管理について 当社グループは、システム開発の過程において企業情報及び個人情報などの機密情報を取り扱う場合があります。何らかの過失・悪意などにより機密情報が外部に漏洩した場合、社会的信用失墜や売上高及び利益に負の影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点では当該リスクが顕在化する可能性及び時期並びに具体的に業績に与える影響は、認識しておりません。 当社グループは、個人情報保護については、プライバシーマークを取得するとともに、全役職員に対して、情報セキュリティ教育及び試験を定期的に実施し知識の向上と意識づけの強化を図っております。併せて委託先と機密情報漏洩に関する「秘密保持契約」を締結するとともに、当社従業員及び委託先要員から「秘密保持同意書」を入手しております。更に当社開発施設はもとより、可搬式情報機器へのセキュリティ対策などを実施しております。 (6) M&Aについて 当社グループは、中長期的な事業成長の加速及び事業領域の拡大を目的として、戦略的なM&Aを実施しております。しかしながら、M&Aを実施しても、必ずしも当初想定していた成果が得られる保証はありません。加えて、M&A実施時において、のれんが発生する場合は資産計上し、その後、当初想定していた将来計画を著しく下回ることとなった場合は、減損処理を行う必要が生じるなど、当社グループの利益に負の影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、M&A検討段階において、法務・会計等の外部の専門家を含むデューデリジェンスを十分に実施するとともに、実施後においても、経営管理体制の強化、PMI(統合プロセス)の着実な推進及び定期的なモニタリングを行うことで、当該リスクの低減に努めてまいります。 (7) 災害等の発生について 地震等の自然災害や新型インフルエンザ等の感染症が発生したことに伴い、開発の人員体制や開発機器などのシステム開発環境を確保できない時は、顧客と契約した納期が遅延し、当社グループの売上高及び利益に負の影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、緊急かつ重大な損失の危険が発生した場合は、「危機管理規則」に基づき、社長を本部長とする対策本部を設置し、必要な対応を図ることとしております。また、大規模災害発生時を想定した社内情報システムのクラウド化及びバックアップ二重化体制や、全役職員を対象に「安否情報確認訓練」を実施するなど備えております。
経営成績の分析 (MD&A)5,080字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が進み、デジタル化や省力化等の設備投資を中心に持ち直すなど、景気は緩やかに回復いたしました。一方で、物価上昇による消費マインドへの影響や金融資本市場の変動、海外経済の先行き不透明感の高まり等、不確実性が高い状況が継続しております。特に今後の中東情勢の影響は注視する必要があります。 情報サービス産業におきましては、デジタルトランスフォーメーション(DX)や、既存システムのモダナイゼーション※ 、行政サービスのデジタル化といったIT投資需要が堅調に推移しております。 このような経営環境の下、当社グループは中期経営計画『NEXT C4』の基本戦略である、コアビジネスの拡大及びDX案件の積極的受注に向けて、新規エンドユーザー取引の開拓や既存顧客の新規プロジェクトの立ち上げに注力いたしました。また、AIを活用したソフトウエア開発プロセスを導入し、設計から実装、ドキュメント作成までの工程をAIで効率化する取り組みを開始しました。 その結果、連結売上高は18,216百万円(対前期比0.8%増)となりました。一方、利益面につきましては、収益性の向上を図り売価の改善等に取り組みましたが、給与水準の引き上げや積極的な採用活動、ビジネスパートナーの単価改定等、人材投資を継続的に実施したこと及び企業買収に伴う一時的な費用が増加したこと等により、営業利益は1,562百万円(同13.5%減)、経常利益は1,583百万円(同13.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,141百万円(同11.7%減)となりました。 当連結会計年度のサービス分野別売上高は、次のとおりであります。 システムの企画/設計・開発フェーズで提供するシステム・ソリューションサービスは、その他業種向け(専門商社系エンドユーザー)が拡大した一方で、公共向け及び流通向けの一部案件が収束した結果、6,610百万円(対前期比3.3%減)となりました。また、システムの稼働後に提供するシステム・メンテナンスサービスは、保険向けの一部案件が収束した一方、銀行向け及びその他業種向け(食品メーカー及びITサービス系エンドユーザー)の取引が拡大した結果、11,606百万円(同3.3%増)となりました。 当連結会計年度の業種別売上高は、(2)生産、受注及び販売の実績 ③ 販売実績に記載のとおりであります。 (※)モダナイゼーション:既存のソフトウエアやハードウェアを、最新のシステムや設計に置き換えること ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、7,668百万円と前連結会計年度末(8,319百万円)より651百万円の資金の減少となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、1,389百万円の資金の増加(前連結会計年度は766百万円の増加)となりました。これは、税金等調整前当期純利益1,583百万円などによる資金増加に対し、法人税等の支払額563百万円などによる資金減少があった結果であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、59百万円の資金の減少(前連結会計年度は32百万円の減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,981百万円の資金の減少(前連結会計年度は510百万円の減少)となりました。これは、自己株式の取得による支出1,447百万円、配当金の支払額534百万円による資金減少があった結果であります。 (2)生産、受注及び販売の実績 当社グループの事業は、バリュー・ソリューションサービス事業単一でありますが、サービス分野別の生産、受注及び販売の実績を示すと、次のとおりであります。 ① 生産実績 (単位:百万円) サービス分野別   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前年増減率(%) システム・ソリューションサービス   6,626   △2.8 システム・メンテナンスサービス   11,613   3.3 合計   18,239   1.0 ② 受注実績 (単位:百万円) サービス分野別   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高   対前年増減率(%)   受注残高   対前年増減率(%) システム・ソリューションサービス   6,454   △6.3   1,093   △12.5 システム・メンテナンスサービス   12,081   5.5   2,719   21.2 合計   18,535   1.1   3,812   9.1 (注) 受注高は「顧客契約管理規則」に基づき個別契約の締結時に計上しております。 ③ 販売実績 (単位:百万円) サービス分野別   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前年増減率(%) システム・ソリューションサービス   6,610   △3.3 システム・メンテナンスサービス   11,606   3.3 合計   18,216   0.8 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 (単位:百万円) 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額   割合(%)   金額   割合(%) 株式会社野村総合研究所   6,667   36.9   6,525   35.8 また、業種別販売実績は次のとおりであります。 (単位:百万円) 業種別   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前年 増減率 (%) 金額   構成比(%)   金額   構成比(%) 金融   銀行   2,689   14.9   2,680   14.7   △0.3 証券   890   4.9   1,005   5.5   12.9 保険   5,831   32.3   5,582   30.7   △4.3 クレジット   2,689   14.9   2,646   14.5   △1.6 金融小計   12,098   67.0   11,913   65.4   △1.5 非金融   公共   1,488   8.2   1,288   7.1   △13.5 流通   1,111   6.2   974   5.3   △12.4 その他   3,368   18.6   4,041   22.2   20.0 非金融小計   5,968   33.0   6,303   34.6   5.6 合計   18,066   100.0   18,216   100.0   0.8 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は13,522百万円となり、前連結会計年度末(14,430百万円)と比較して908百万円減少しました。主な要因は、無形固定資産が46百万円増加した一方、現金及び預金が651百万円、売掛金が222百万円減少したことであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は2,617百万円となり、前連結会計年度末(2,648百万円)と比較して31百万円減少しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は10,904百万円となり、前連結会計年度末(11,782百万円)と比較して877百万円減少しました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益1,141百万円を計上した一方、自己株式の取得による支出1,447百万円、剰余金の配当534百万円の支払により利益剰余金が562百万円減少したことであります。 b.当連結会計年度の経営成績の分析 (売上高) 当社グループの当連結会計年度の売上高は18,216百万円となり、前連結会計年度(18,066百万円)と比べ150百万円増加(前期比0.8%増)となりました。 現在の中期経営計画『NEXT C4』に基づき、新規エンドユーザー取引の開拓に注力しました。 当連結会計年度におけるエンドユーザー取引比率は、航空系及び専門商社系並びに食品メーカーなどの複数の新規エンドユーザー取引が拡大したことから33.8%と前連結会計年度に比べ4.2ポイント向上いたしました。 (営業利益) 営業利益は、1,562百万円となり、前連結会計年度(1,807百万円)と比べ245百万円減少(前期比13.5%減)となりました。これは売価改善などにより234百万円利益を押し上げた一方、ビジネスパートナーの単価改定及び人件費のUPなどにより346百万円費用が増加したことに加え、人材投資及び企業買収に伴う一時的な費用により販売費及び一般管理費が133百万円増加したことによるものであります。 (営業外損益) 営業外収益は25百万円となり前連結会計年度(15百万円)と比べ10百万円増加(前期比66.4%増)となりました。営業外費用は5百万円となり、前連結会計年度(0百万円)と比べ4百万円増加(同918.6%増)となりました。 (経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益) 経常利益は1,583百万円となり、前連結会計年度(1,821百万円)と比べ239百万円減少(前期比13.1%減)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は1,141百万円となり、前連結会計年度(1,293百万円)と比べ152百万円減少(同11.7%減)となりました。 主な指標の推移は、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については無借金経営を継続しており、運転資金を内部資金により充当しております。当社グループは多額な設備投資を必要としない業種であり、現時点では借入をする必要がない状態であります。一方、今後の事業拡大のためビジネスパートナーの安定的な確保に向けて一定の資金を確保する必要があると考えております。また、当社を取り巻く環境といたしましては、業界全体として深刻な技術者不足となっており、新卒及び即戦力となるキャリア技術者を積極的に採用していくとともに、更なる事業拡大に寄与する業務・資本提携やM&Aの遂行を通じて、当社グループの持続的な成長を図りたい考えであります。以上を踏まえ、適正な運転資金及び成長投資の資金を確保し、安定的な経営を維持してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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